明日28日(木)17時30分から中長期ロードマップ会見。お忘れなく。
(40分)
○報道関係各位一斉メール 11/27(水)
- 11月27日
- 4号機プール燃料取り出し作業の進捗状況 11/27(続報4)
- 1Fろ過水タンク付近での消防車からの油漏れ
- 1Fろ過水タンク付近での消防車からの油漏れ(続報)
- 4号機プール燃料取り出し作業の進捗状況 11/27(続報5)
~ 使用済み22本キャスク装填完了
○福島第一プラント 11/27(水)
- 11月27日
- 4号機燃料取り出し作業(水中カメラ:使用済燃料の取り出し映像) ★★
- 2号機原子炉建屋1階における除染作業の実施について(PDF 570KB)(画像)★★
- 福島第一原子力発電所の状況(記者会見資料)(PDF 123KB)
- 「事故時のプラント挙動に関わる追加データの公開について」を掲載 ★★★
・事故時に運転員が採取したプラントデータ一覧
・福島第一1号機記録計チャートリスト
・①プロセス計算機(添付-3)
・②過渡現象記録装置(10ミリ秒周期データはすでに全て公表)
・③共用プール・廃棄物処理設備計算機(添付-4)
- IAEA御一行さま 福島第一原子力発電所をご視察 ★(会見冒頭説明なし)
○指示・報告 11/27(水)
○漏えいトラブル事故関連 監視モニタリング・分析結果 11/27(水)
○H4エリア タンク高濃度汚染水300トン漏えいに関するサンプリング結果
- 11月27日
- 南放水口・排水路(PDF 129KB)
○No.1エリア周辺 地下水汚染海洋漏えい・トレンチ・建屋調査 関連
○地下貯水層漏えい関連
○環境モニタリング・サンプリング 11/27(水)
- 11月27日
- 1F建屋開口部における空気中放射性物質の核種分析結果(1) (2)
- 3号機原子炉格納容器ガス管理システムの気体のサンプリング結果
- 1F原子炉建屋上部における空気中放射性物質の核種分析結果 3号機・4号機
- 1F敷地内外における降下物中の放射性物質の核種分析結果
- 福島第一港湾内、放水口付近、護岸の詳細分析結果(PDF 278KB)
- 建屋周辺サーベイマップ【11月26日現在】
○その他 11/27(水)
- 11月27日
- ---
○福島第二 11/27(水)
- --
○福島復興本社 11/27(水)
- --
○柏崎刈羽 11/27(水)
- --
00:00:00
■福島第一の状況
○一杉:
11月27日水曜日の会見を始める。
○尾野:
よろしこ。福島第一の状況 http://j.mp/1aU8H54 [原子炉および格納容器の状況]1~3号機注水は安定して継続。
[圧力容器下部温度][格納容器圧力と水素ガス濃度]示したとおりで特記ない。[使用済み燃料プール]1~4号機まで循環冷却システム運転中。下のポツ。★4号機については明日以降、点検のため、一時的に停止する予定。
[タービン建屋地下溜り水の処理状況 ]2号機タービン建屋から3号機タービン建屋に。3号機タービン建屋から高温焼却炉建屋へ移送を行なった。[水処理設備および貯蔵設備の状況]サリー運転中。
[その他]めくって縷々書いてあるが、本日で言うと、4号使用済み燃料プールからの現時点の取り出し状況について話す。17時現在の値だが、20体の燃料の移送キャスク内への移送が完了している。
その後の作業も継続しているので、その状況については確定したところでメール等で案内する予定だ。
http://live.nicovideo.jp/watch/lv160160897#00:02:20
■4号機燃料取り出し作業(水中カメラ:使用済燃料の取り出し映像)
それから燃料に関して、取扱いの動画を用意させてもらったので見て頂きたい。「4号機燃料取り出し作業(水中カメラ・使用済燃料の取り出し) http://j.mp/1cNs7qM / http://j.mp/1bUTlKf」
何、このカコイイ絵は… (゚A゚;)ゴクリ |
★★尚、映像の中で出てくるチャンネルボックスの実物を用意したので、参考までに回覧するので見るのだ。~上映ちう http://j.mp/1bUS9q9 ~ こちらは見たとおり、使用済み燃料プールである。中に燃料が貯蔵されている。
ラックの中に燃料体1500体あまりが収納されている状況だ。燃料取扱装置を使って燃料を掴みに行く。今、マストを下げていって燃料を下げて行っているところだ。… 燃料を引き上げてきたら、今度はキャスクの方に移動していくことになる。…
こちだな。燃料が引き上げられてきているところだ。今、キャスクを置いてあるピット側に移動して、ピットの中で、キャスクに燃料を装填する。
キャスクを上から見ているところである。こちらがキャスクである。その中にマストを降ろしていって燃料を装填する。こういった作業を繰り返すわけである。…
http://j.mp/1cNs7qM ラックから燃料をに出すところを見て頂きたい。こりゃ、作業用の水中カメラで撮った映像だ。
こちらがマストの先端部。今、この燃料掴みに行く。マストがおりてきて、燃料の先端のハンドル部。こちらを掴みに行く。先般、見てもらったのは新燃料であったので、炉内で使った時のクラッド等が付いていなかったから、
金属色が見えていたと思うが、炉内で使用した燃料なので、表面に水垢、クラッドと言うが、こう言うのが付いた状態なので、色的には若干、金属光沢が見えない状況化と思う。今、掴み具がハンドルに被さるように入っていく。
ハンドルが被さったらここで腕が掴んでロックをする。この辺りをちょっと注目してみるのだ。… ちょっと個のが目では分かり難いかも知れないが、電子データも配っているので、パソコンで見るともう少し鮮明に見えるのではないかと思う。
今、ロックがかかった。… 今度はマストがチジミながら集合体を掴み上げていく。ご存知の通り、集合体は燃料棒が束ねられた物だが、今、まわしているチャンネルボックスが全体を覆う形になっている。
今、チャンネルボックスの外観を見ている形になる。こうしてじわじわ引き上げる。… こちらはチャンネルボックスの側面とか、こうしたところに水垢類、クラッド、あるいは、極薄い酸化膜が付いているので。
よく見ていくと小さな瓦礫がこちらの隙間に落ちて傷を付けている様子も見て頂けると思う。ちょっと分りやすいところが出てきたら説明したい。例えばこういう所だな。…
恐らく、極微少なコンクリート片が、クラッドを剥いだところだけ色合いが違って見えているという事だと思う。
# 傷じゃないのね。水垢がこすれてはげた、ということね… ##
それではちょっと長いので、少し早送りするのだ。少し飛ばしてもらっていいか。その辺で結構だ。ま、あの、4mほど本体の長さがあるので、ゆっくり上げていくとかなり時間が掛かるという事だ。…
もう大部抜けきってきた。今出てきているところが燃料の最下端の部分になっている。最下端部は燃料の出力が殆どでない場所なので、クラッドなどの付き方などが違って、色合いがやや変わっている。ここな燃料の最下端になる。
どうもありがとうございます。以上のような状況であり、燃料取り出しは現状のところ、順調に進んでいるということである。
http://live.nicovideo.jp/watch/lv160160897#00:10:45
■高濃度の放射性物質を含むたまり水の貯蔵及び処理の状況について
「福島第一原子力発電所における高濃度の放射性物質を含むたまり水の貯蔵及び処理の状況について(第127報) http://j.mp/1cNyk5T <添付資料> http://j.mp/1cNynyA」
いつも通り添付1を見るのだ。http://j.mp/1bUUZeW
1号機 13,700m3[+100] 2号機 21,200m3[ー200] 3号機 22,800m3[±0] 4号機 17,300m3[-500] 1~4号機貯蔵量合計 75,000m3。
# (先週)1号機 13,600m3[-300] 2号機 21,400m3[★+400] 3号機 22,800m3[-500] 4号機 17,800m3[-300] 1~4号機貯蔵量合計 75,600m3 ##
移送先であるプロセス主建屋に移送されて貯蔵されている量、貯蔵施設側(プロセス主建屋 14,660[+60]+高温焼却炉建屋 3,320[ー190])合計 17,980m3。先週の処理量 6,300m3。
# (先週)貯蔵施設側(プロセス主建屋 14,600[+60]+高温焼却炉建屋 3,510[0])合計 18,110m3。先週の処理量 6,100m3 ##
稼働率 キュリオン0% ★サリー 75.0%。廃スラッジ +0 使用済みベッセル ★★+16本(660本)
なお、★★★使用済みベッセルのカウントだが、海側エリアでのトレンチからの浄化も始めたので、そちらで発生しているベッセルもカウントに入れている。
# (先週)稼働率 キュリオン0% ★サリー 72.6%。廃スラッジ +0 使用済みベッセル ★★+12本(644本)##
(説明なし):濃縮塩水受けタンク量 322,276[★+2,461]、淡水受けタンク29,481m3[ー67]濃縮廃液貯蔵槽 9,209m3[+0] 処理水貯槽 31,083m3 [+881]
# (先週)濃縮塩水受けタンク量 319,815[★+1,917]、淡水受けタンク29,548m3[+79]濃縮廃液貯蔵槽 9,209m3[+0] 処理水貯槽 30,202m3 [★+1,305]##
(説明なし)廃液供給タンク 763m3[ー24]SPT(B)618m3[-205]
# (先週)廃液供給タンク 787m3[+86]SPT(B)823m3[-571]##
★★★めくって添付3だ。向こう3ヶ月ほどの見通しだ。上段二つ、2号機、3号機のタービン建屋の水位コントロールだが、OP3,000mm 程度でコントロール出来る見通しだ。
一番下の段。濃縮塩水タンクと貯蔵量の関係はミーとしているという事である。こちらについては以上だ。
http://live.nicovideo.jp/watch/lv160160897#00:12:45
■2号機原子炉建屋1階における除染作業の実施について ★★
それから資料を配っているが、「2号機原子炉建屋1階における除染作業の実施について http://j.mp/1cNyMBi (画像) http://j.mp/1cNyQkg」
明日以降の予定の中で、2号機の原子炉建屋の1階で、除染作業を行いたいと考えている。 原子炉格納容器内の内部調査と今後、2号旗の建屋内の調査を実施していく関係で、1階フロアの線量低減を行なって行きたいという事で、
明日、28日から床除染を行なうという事だ。床除染に使用する除染装置、ラクーンといっているが、遠隔でお掃除が出来る様な装置を使って掃除をする。下の方にその設備の【概要】を示している。
ま、写真にあるが、走行ユニットの所にジェット洗浄のユニットを付けて、床面の除染を行なう。あるいは、ぶらしヘッドを付けて行なうという事で、ヘッドを変える事が出来るんだが、ま、こうした物で床面の清掃を行なうという事だ。
# 開発はアトックスという会社。##
どの範囲を行なうか、が後ろのページ。2号機1階の床面で考えている。スケジュール的には、11月明日以降スタートして1月頭ぐらいまで、ということで今のところ考えている。こちらは以上である。
http://live.nicovideo.jp/watch/lv160160897#00:14:10
■環境モニタリング・サンプリング
それから定例のデータで「3号機原子炉格納容器ガス管理システムの気体のサンプリング結果 http://j.mp/1cNxVAz」
あるいは「3号機原子炉建屋上部における空気中放射性物質の核種分析結果 http://j.mp/1cNxRRj」等、
つけているが、こりゃ参考に見ておくのだ。「護岸エリアの状況について http://j.mp/1aU8HSE」ということで、改良工事の進捗状況、及び水位データだな。こちらも付けている。
また、あのぉぉぉ、排水路の、ええぇ、測定結果「南放水口・排水路 http://j.mp/1cnY74H」あるいはHエリア周辺の井戸の結果「H4エリア周辺 http://j.mp/1cnY6he」4m盤だな。
護岸付近のデータ「福島第一港湾内、放水口付近、護岸の詳細分析結果 http://j.mp/1jEEbNz」等々、いつも通り付けているので、こちらも見ておくのだ。
http://live.nicovideo.jp/watch/lv160160897#00:14:55
■1F 20km圏内海域における魚介類の測定結果 (福島県漁連組合長会議説明資料)
尚、最後のほうに福島第一の20km圏内における魚介類の測定結果ということで「(福島県漁連組合長会議説明資料)福島第一原子力発電所 20km圏内海域における魚介類の測定結果 http://j.mp/1jEC8c7」
11月26日に漁連組合長会議に説明した資料を付けてた。ま、いつも通りで傾向は変わっていない状況だ。参考として見とくのだ。で、後ろのほうに、汚染水を減らす対策の概要という事で、この場で説明しているような物を、
ええ、まっ、若干分かり易く整理して付けさせてもらっているので、こりゃまた参考にするのだ。私からは以上である。
# 地下水バイパス汚染の危機、手前の汲み上げ対策始めた事に一切の言及がない。都合の悪いことは決して説明しない。何が分かり易くダヨ… ##
http://live.nicovideo.jp/watch/lv160160897#00:15:35
■事故時のプラント挙動に関わる追加データの公開 ★★★
○一杉:
1点追加だ。HP掲載資料の案内、連絡だ。事故時のだな。プラントの挙動に関する、ま、保有しているデータをリスト化する作業をしていたが、そのリスト化が完了したということで、本日、HPに掲載している。
「事故時のプラント挙動に関わる追加データの公開 http://j.mp/1cNyxWJ」
で、あのぉぉぉ… なおですなぁ。あのぉぉ、これまで公表している過渡現象記録装置のデータというのがあるんだが、あのぉぉ、今回の調査の過程で、よりメッシュの細かいデータというのがですなぁ。
一応、一部ので、プラントであることが確認されているのでえぇ、、一応、それも準備が整い次第、公表する予定である。なお、リストのHPの掲載箇所だが、あの、弊社のHPに、、ですなぁ。
# 25日の事故原因で更なるデータはないか保安院山形氏が東電に念押ししていたけど… http://j.mp/IodsJT 報告聴取になるのかの更田委員の問いに何条を使うか任せてくれと山形氏。事故を起して隠蔽やりたい放題の犯罪企業。始末は国民負担で東電救済政府。##
# 事故調査を妨害するわ、とても東電が事故調に真摯に対応したとは思えない… http://j.mp/Io9PDU http://j.mp/13xtpAJ 国民の批判もなく、なぜ未だに一民間企業として存続しているのか理解に苦しむ… ##
ええぇ、東北地方太平洋沖地震発生当時の福島第一原発プラントデータ集(http://j.mp/jOmBf7)、というのが、まっ、ありましてえ。そちらに一応リストを掲載しているんだが、
ま、福島第一、第二の状況ページ(http://j.mp/fJk3iv)、と言うのがありまして、そちらの新着情報にも載せてるんで、そちらから、こちらのリストにも見て頂ける形になっているので、案内させてもらう。以上だ。
それでは質問を受ける。(17分)
■質疑
http://live.nicovideo.jp/watch/lv160160897#00:17:30
●テレ朝村田:【要約】
・先程の動画。パソコンで借りたUSBでみると、最後に抜き終ったおしりの部分で水がお湯の時に見られるゆらゆらが見られた。これは熱を持っているための現象か?
・新潟県柏崎刈羽の件で。明日、規制委員会で適合性審査の2回目が開かれる。1回目で指摘されたフィルター付きベントを地元両階の元運用する申請書の内容の一文は公表されていない。圧力逃がし装置についての記述だが。差し支えなければ、どのような文言になっているのか、一連の一文で紹介してくれないか?
(尾野:最初の1点だが、今、手元に細かい絵柄がないが、当該燃料は使用済み燃料だから、冷却が3年程度行なわれているが発熱はある。ので、そう言う影響があることは、あり得るべしっ! 今見れてるのがどうかは物を見ないで話しているが、あってもおかしくない。よく見ると、動かしている関係で砂粒のような瓦礫がm抜ききった辺りで、若干溢れ出る様子も見れているのではないか。パソコンで見ればよく見れるので見るのだ。▼2点目はデータを持っていないので言えないが、どういう扱いができるか確認した上で対応。)
http://live.nicovideo.jp/watch/lv160160897#00:20:05
●TBS野沢:【要約】
・3年程度の冷却でどれぐらいの冷却に?
(尾野:冷却が進むことで発熱量自信が減ってくる。今見多頭飼い燃料は、至近の定期検査で取り出したもので冷却期間は3年ぐらいの者。プール内で最も発熱が大きいのは仮定のドライヤー1本分ぐらいの発熱量。細い長い燃料棒全体で1kw満たない発熱量だから、水中の温度はあまり高くないと思って良い。)
http://live.nicovideo.jp/watch/lv160160897#00:21:50
●共同こくぶん:【要約】
・2号機の原子炉建屋1階の除染作業の件。場所によって違うと思うが、概ね現在の線量はどれぐらいあるものか?
(尾野:▼データを持ってないので確認して後ほど連絡。)
・今回使う機会は、今まで他の場所で使った経験は?
(尾野:これ自身はないが、ん?本番では初めて。モックアップ的な事はしている。)
・今回の計画、目標線量は?
(尾野:目標は定まっていない。この方式でやったときに前後でどれぐらい線量が下がったかを見て、今後の検討に資する。)
http://live.nicovideo.jp/watch/lv160160897#00:23:30
●赤旗かんだ:【要約】
・11月8日の廣瀬社長会見で、地下貯水層に入っている水について、今後どうする計画か質問したら、相澤が浄化して次のステップに進むと回答。翌日、東電今泉さんはモバイル装置で浄化する話しをしていた。全βが問題になっていたと思うが、モバイル式が浄化できるのはセシウムと聞いている。その浄化の後、水をどこに貯蔵するか?
(尾野:その話しは既に福島県の地元監視評価会で使用している資料にも方向性を示して書いている。モバイル式も様々な種類があり、当該4000トンタンク、地下貯水層に雨水を移している訳だが、極低いレベルだが、全βがある。今考えている浄化装置はそういうβ各種も取り除こうと考えている者だ。具体的に蓮とロインチウム計の除去。そういった能力を持った者を使う。)
セシウムだけではなくβ線を取り除ける者を使う?
(尾野:そうだ。)
取り除いた後は?
(尾野:発電所のひまわり撒水など含めて撒水、排水する。)
それは構内で?
(尾野:はい。)
# 大丈夫か… ##
・昨日の朝、B系統電源設備で警報。小動物が入り込んだ痕跡があると。電源設備は3月の停電以降、隙間を防ぐ対策。それをしていたが穴が開いたと聞いている。一つ教えて欲しいのは、穴を塞いだ者はどのような素材を?穴が開いたのはなぜ?どのように推定しているか。
(尾野:穴を埋める素材はコーキング剤。樹脂製の年度のような物。穴を塞ぐとそこで硬化する。今回の場所は配線を塞いでいるところで、1cmぐらいの小さな隙間があった。極小さな小動物がそこから入ったと思っている。小動物と確認したのは、糞や尿の後が見られたので。小さい穴の部分も含めてもう一度点検しようと思っている。)
3月に停電があり、その後、内側を塗ったという事だが、それで半年ちょっとで穴が開いているというのは強度としてどうなのか?劣化として穴が開くのか、小動物がかじれば穴が開く物なのか?
(尾野:見たところ完全に詰まっていたところが劣化して穴が開いたのではなく、穴を埋めたが、小さな隙間が残っていたという見立て。)
だとすると、隙間を埋めたが、既に隙間があり、そこから動物がかじった?
(尾野:かじったというより、そこを通ってきたのがちかい。最初からそれぐらいの隙間が残留していたと考える。)
穴があってそこから入ってきたと?
(尾野:そうだ。)
http://live.nicovideo.jp/watch/lv160160897#00:31:10
●ファクタ宮嶋:【要約】
・水ガラス、陸側のやつ。1,2号期間の右側は、線量高い?スピード感が左側に比べると穴の打ち込みと比べて難航しているようにみえるが。まだ難工事が続いている?
(尾野:仰るとおり、右側、以前漏えいがあった近辺は、他のガラス工事に比べて進捗状況が遅い。線量が高く、考慮して作業を進める必要があり、他の場所より身長に手間を掛けているので遅い。着実に作業は進めていきたい。)
ここ以外にも難しいところある?ここを乗り切れれば順々に進む?
(尾野:ここが特に大変だという事だが、この絵で言うと、山側の所でカギ型に打っているが、元々は完全に口型に打とうと思っていたが、ここの場所は作業するに辺り、瓦礫撤去をしないと作業ができない部分があるので、底をよけてカギ型に打っている。こちらは大外をやっていこうとすると、瓦礫撤去作業なども並行して進める必要がある難しさがある。山側を完全に閉じる作業に着手する前に、そもそも汚染の元が、ここで口の字に囲むと、完全に囲まれる内側に入るのか、それとももうちょっと上の方にあるのか、見極めが居ると思っているので、そうした見極めをしていくことも含めると、口の字の上流側を防ぐのは、見極めをした上で作業に入る必要があるとおもっている。そんなところかと思う。)
・あと、除染に使うおもしろい格好したやつ。これ、らくーん、というのは紹介してた?初めての紹介?
(尾野:初めてだとおもう。)
どこでつくったか、私は非常に関心がある。水を拭かないといけないと思うが、表面を削り取る機械?
(尾野:水流を吹き付けて、表面の汚染を撮った後、水を同時に回収する、そうしたヘッドになっている。このヘッド自身は表面に付いている物を流し落すイメージで、車のジェット洗浄機のような物。6号機建屋でモックアップ試験で見せた物は、コンクリを削り取る能力のある物だから、そういうパワーの違いはある。技術的な開発要素が比較的少なく、既存の技術を応用。製作会社はアトックスという会社。)
http://live.nicovideo.jp/watch/lv160160897#00:36:15
●共同田中:【要約】
・使用済み、22体取り終わった後は引き続き使用済み燃料を?また新燃料に戻ることはあるか?
・IAEAが本日現地視察していると思うが、何を視察して意見交換の内容など ~ TMT~
(尾野:取り出しの基本的な考え方はラックの上の乗っている小さな瓦礫を水中掃除機によって掃除する必要があり、掃除が終ったところから順次していく。プール内で使用済みと新燃料がラックに混在しているし、先ずは掃除が完了したところから。作業目的は4号機のリスクを減らすことが仕事のターゲットなので、使用済み燃料を優先して作業を進めていく形になる。)
(一杉:IAEAの視察場所は4号機の原子炉建屋のオペフロと、使用済み燃料プールの冷却設備、共用プールやキャスクの保管設備、その他1~4号機の護岸エリア、凍土壁の実証試験箇所、アルプスを視察したと聞いている。具体的な意見交換についての内容は確認出来てない。)
(尾野:17時41分 22体の使用済み燃料をキャスクに移動し終えた。今後の作業は、共用プールに入ったところで、また改めて連絡する。)
http://live.nicovideo.jp/watch/lv160160897#00:39:25
●東電一杉:【おこし】
最後に1点。次回の会見の案内だ。いつも月末に案内している中長期ロードマップの進捗状況の会見を明日、11月28日(木)17時30分からこの場所で毎月しているが、今月は明日させてもらいたいのでヨロシコ。以上で本日の会見を終了する。
~ 終了 18時10分(40分)