2013年12月4日水曜日

東電会見 2013.12.4(水)17時30分 ~ 1~4号機建屋周辺 地下水詳細分析結果(サブドレン)・1F 20km圏内海域 魚介類調査報告(H25年7月~9月採取分)・ほか

東電会見 2013.12.4(水)17時30分 ~ 1~4号機建屋周辺 地下水詳細分析結果(サブドレン)・1F 20km圏内海域 魚介類調査報告(H25年7月~9月採取分)・ほか



35分


報道関係各位一斉メール 12/4(水)~12/5(木)
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○福島第一プラント 12/4(水)~12/5(木)

○指示・報告 12/4(水)~12/5(木)

漏えいトラブル事故関連 監視モニタリング・分析結果 12/4(水)~12/5(木)

H4エリア タンク高濃度汚染水300トン漏えいに関するサンプリング結果

No.1エリア周辺 地下水汚染海洋漏えい・トレンチ・建屋調査 関連

地下貯水層漏えい関連

環境モニタリング・サンプリング 12/4(水)~12/5(木)

○その他 12/4(水)~12/5(木)

福島第二 12/4(水)~12/5(木)
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福島復興本社 12/4(水)~12/5(木)
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柏崎刈羽 12/4(水)~12/5(木)



http://live.nicovideo.jp/watch/lv160899871#00:03:05

福島第一の状況




○東電小林C:
本日の原子力定例会見を始める。

よろしこ。福島第一の状況 http://j.mp/1g5NnNC [原子炉および格納容器の状況][圧力容器下部温度][格納容器圧力と水素ガス濃度]特記はない。

[使用済み燃料プール]1~4号機まで循環冷却システム運転中。[タービン建屋地下溜り水の処理状況 ]2号、3号機タービン建屋から移送している。[水処理設備および貯蔵設備の状況]サリー運転中。裏面、特記があるが特に大きな事はないので割愛する。

# 定例報告ですら特記事項があっても割愛… ##





http://live.nicovideo.jp/watch/lv160899871#00:04:05

1F 高濃度の放射性物質を含むたまり水の貯蔵及び処理の状況


今週、水曜日なんで「1F高濃度の放射性物質を含むたまり水の貯蔵及び処理の状況について(第128 報) http://j.mp/IrEEqX <添付資料> http://j.mp/IrEFuV 」がある。

いつも通り添付1を見るのだ。http://j.mp/1g5RBVD

1号機 13,700m3[±0] 2号機 21,100m3[ー100] 3号機 22,300m3[ー500] 4号機 16,900m3[-400] 1~4号機貯蔵量合計 74,000m3。

# (先週)1号機 13,700m3[+100] 2号機 21,200m3[ー200] 3号機 22,800m3[±0] 4号機 17,300m3[-500] 1~4号機貯蔵量合計 75,000m3 ##

移送先であるプロセス主建屋に移送されて貯蔵されている量、貯蔵施設側(プロセス主建屋 14,880[+220]+高温焼却炉建屋 3,570[+250])合計 18,450m3。先週の処理量 5,900m3。

# (先週)貯蔵施設側(プロセス主建屋 14,660[+60]+高温焼却炉建屋 3,320[ー190])合計 17,980m3。先週の処理量 6,300m3 ##

稼働率 キュリオン0% ★サリー 70.2%。廃スラッジ +0  使用済みベッセル ★★+12本(672本)

なお、★★★使用済みベッセルのカウントだが、海側エリアでのトレンチからの浄化も始めたので、そちらで発生しているベッセルもカウントに入れている。

# (先週)稼働率 キュリオン0% ★サリー 75.0%。廃スラッジ +0  使用済みベッセル ★★+16本(660本)##

濃縮塩水受けタンク量 324,248[★+1,972]、淡水受けタンク 28,950m3[ー53]濃縮廃液貯蔵槽 9,209m3[+0] ALPS処理水貯槽 31,763m3 [+680]

なお、ALPSについては、現在、B系が運転中。ま、先日、滲みがあった物については、現在、修理を行なっているところである。修理が終了次第、復帰予定で考えている。

# (先週)濃縮塩水受けタンク量 322,276[★+2,461]、淡水受けタンク29,481m3[ー67]濃縮廃液貯蔵槽 9,209m3[+0] 処理水貯槽 31,083m3 [+881]##

(説明なし)廃液供給タンク 706m3[ー57]SPT(B)1,277m3[+659]

# (先週)廃液供給タンク 763m3[ー24]SPT(B)618m3[-205]##

★★★めくって添付3だ。当面の見通し。1段目、2段目、2号機、及び3号機の他瓶建屋の推移だが、OP3,000mm絡まりでコントロール出来る見通しだ。一番下の段。濃縮塩水タンクと貯蔵量の関係は当面十分!ミートしている状況。こちらについては以上だ。



http://live.nicovideo.jp/watch/lv160899871#00:05:50

■福島第一原子力発電所20km圏内海域における魚介類調査報告


次の資料だ。「福島第一原子力発電所20km圏内海域における魚介類調査報告(H25年7月~9月採取分)(訂正版) http://j.mp/1g5Nskv」魚介類調査関係の至近3ヶ月分の取り纏めをしている。

毎月、、というより四半期毎に行なっているが、魚種毎のセシウム濃度等々、分布の把握などしている。めくって2ページ上を見るのだ。7月から9月、それから4月から6月の比較で示しているが、セシウム濃度で、表の下の段。

測定 延べ回数 252回に対して、100Bq/kg という基準値だな。食品流通の基準だが、そちらを超えた物が26という事で、大体、9割が基準値以下と言うことである。4月から6月は320に対して63だから、状況として改善方向かとおもう。

下の段はその内訳を少し細かく書いたもんである。めくって次。4ページだ。セシウム濃度の全体の傾向について評価しているが、20km圏内の魚介の調査結果は、全体として福島県が行なっている調査の幅に入っているという事である。

また、減少傾向は継続していると言う事で、参考として下の方にヒラメとアイナメの結果を示しているが、右肩下がりという状況でバラツキの中で動いているという事である。一番最後のページ。6ページだ。

★★★セシウム以外の核種で適時 計っている物、ということで、銀、及びストロンチウムの評価をしているが、こちらについては、4月~6月期のものと大きな違いは亡いが、何れにせよ値としては小さいということだった。

次に同じような20km圏内の資料があるが、「魚介類の核種分析結果<福島第一原子力発電所20km圏内海域>  http://j.mp/IrEBLL」こちらの方、ええぇ、銀、ストロンチウムのデータという事なので参考にしとくのだ。



http://live.nicovideo.jp/watch/lv160899871#00:08:15

■環境モニタリング・サンプリング


それからその後ろだが、護岸エリアの地下水のデータ、及び、あのぉぉ、改良の進捗状況を示している。それからその後ろにぃぃ、海側のサンプリング結果、それから、ええぇぇぇ、放水路、だな。H4エリア関係のデータなど付けているので参考にしとくのだ。



福島第一原子力発電所1~4号機建屋周辺(サブドレン)地下水の詳細分析結果★★★


それで、中に1点。ええぇ、こんな資料が入ってるのではないかと思う。「福島第一原子力発電所1~4号機建屋周辺地下水の詳細分析結果 http://j.mp/1iy1LAl」こちらの方だが、

先般案内したが、サブドレン、タービン建屋周辺のサブドレンで、改めて水質の確認を進めていくという事で話したと思うが、そん中でデータが出てきた物を示している。N3、N4, N6 というところだ。

1号、2号、タービン建屋の山側になるが、データ的に顕著な物はないという事だった。



http://live.nicovideo.jp/watch/lv160899871#00:09:20

■宿題回答


▲(フリー木野)先般質問があった4号の燃料取り出し関係。今現在、1チーム6名で動いている。被爆的に1500体取り出していく事において、どれだけ将来的に人員見通しが立つか質問があった。現状6名1チームを作っている。

で、この6人のチームが、1セットっというんすかね。業務の1セットという事になっている。では、その6人のチームの内、飛行機で言えば、パイロットのような仕事をしている方が、燃料取扱機の、操作、操縦しているかたが2名いることになるので、

# それはしってるって… ##

6名の内2名が、ま、ある意味、非常に特殊技能を有していることになる。現状、こうした特殊技能確保状況とういうことで見ていくと、4号のオペフロ作業の為に、現在、4号の訓練をしている方で、数十人規模でいるという事になる。

でえぇ、さらにいぃ! ええぇぇぇぇ、燃料交換機の操縦、という事に関して、経験がある者と、いうことで、いいますとおぉ、当社、もともと、17プラントのぉ、ええぇぇぇ、原子炉の運転をしていたのでえぇ、その燃料交換の作業のために、

更にいぃ! 大勢の方がぁ、こうした仕事に就いていた!ということになるんでえぇ、ええぇぇ、まっ、そうした方々の中からぁ、ま、今現在、数十人規模で、4号用の訓練をしているという事である。

従いましてえぇ!ええぇ、まっ、あのぉぉぉ、1500体、という事から言いますとおぉ、ええぇぇ、ま、22体ずつ取り出していく、およそ70回の回数になろうかと思うが、まっ、それを見越した上でも、

ええぇぇ、十分なっ! 専門技能者を確保出来る、と考えているところである。ええぇ、以上である。私からは以上。

○東電小林C:
それでは質問を受ける。先ず、本日公表した内容からお願いする。(12分)

# 全く説明になっていない。その根拠を数字で示せよ。十分な! 数十人って… 東電は決して部外者が計算できる数字を全て出そうとしない。出す事はない。事故後変わらぬ、誰もが知ってる東電の姿勢。この会社が民間で、これまで同様の体裁で存続している限り、事故は必ず繰り返される。##

# 罪悪感もなく、被害者にだまし討ちで賠償諦めさせることの平気でできる神経の会社だから、いよいよになったら、政府に泣きつき、新たな法律作って民間人が被ばく労働に従事することを義務化させよ、などと経営者が言い出しても決して驚かない。##

# トラブル発生時の被ばく線量が増える可能性について規制委員会からも指摘。保安検査で聞き取り、記録確認をして、適切なタイミングで報告ということだったけど… 規制委、規制庁にも十分なデータ、試算を示してないんじゃないのか。東電は。何で今頃こんな話しが… 先にしとけよ規制庁。##












■質疑


http://live.nicovideo.jp/watch/lv160899871#00:12:25

●東京新聞 加藤:【おこし】


・今説明頂いたクレーンの数十人規模だが、コレ、ぶっちゃけた話し、規制委員会で48人と出ていたが数字は言えないのか?

(尾野: えっとぉ… そうだな。あのぉぉ、今、それぐらいの数字かと思っているが、ええぇぇぇ、まっ、現状、既に訓練を始めている人間としては、あの、そんぐらいの人数がいる。で、必要に応じて更に増やす事も可能な状況なので、今のような言い方をしている。)

# 余計なお世話。いちいち質問に対して用意した答えがそれですか。何につけても状況がわかんない、伝わってこないんだよ。1Fの状況を真摯に伝える気があるとは思えないんだよっ。小出し小出しにして。事故後反省なく全く変わらない広報の姿勢。また事故を繰り返しますと主張しているも同じ。##

・地下水サンプリングで2号機のNo.1-16で全βが130万と出ているが、これは何でこのような数字が出ていると考えているか?

(尾野:そのことについては、先般来説明させてもらっていると思うが。ま、今現在急に上がっている事ではない。ま、最近、高い値が出て続けている事の現状と、とらまえておる。~ コゴエ ~ で、当該の場所、山側には、ええぇぇ、かつて、漏えい、等が、あった可能性があるトレンチなどがあるんでえぇ、そうしたところの影響などが及んでいる、というようなことではないか、と想像している… )

# それも問われての説明だろ。高い値が出ていることの評価について一度でも自分の口から説明した事があったか?一度たりともないでしょ。新観測孔でNDだった!という緊急メールは入れて、高い濃度が更新されたことは黙ってる。会見でも無視。国費投入でやりたい放題。危険な会社は解体!!##

そのトレンチはまだ中に水があるのか?

(尾野:もうぬいて処置をしているが、当然ながら、処置をするまでの間に、ええぇぇぇ、地面の側に出ている分は可能性としてあると思っている。)

この130万の所ではトリチウムはまだ分析中だが、その前のデータを見ると、トリチウムの結果が出ているが、トリチウムやセシウムの組成と見比べてトレントの水が来ていると見て矛盾はないのか?

(尾野:そうですなっ。あのぉ、現実の問題として、このエリアにおいて高い濃度を持つソース、源だな。として考えられるのが、トレンチが一番、あの、大元の発生源として考えられると思っているので、何らかのそうしたことの残渣、残滓が見られてるんだろうと表いる。現状、途中段階にあるウェルポイントの一番北側からの吸い上げも少し始めており、状況、少し推移を見ようとしているところである。)

# 東電に任せたら未来永劫、様子を見続けていこう、見守っていこう!になってしまう。コレまでそうしてきた結果が2年以上も海洋漏えいに対する対策を遅らせた。実質的には政府、経産相と共謀して収束スケジュールありきの無視。とても機能しているとは思えない規制庁。保安院と何も変わらず。##

私がよく分らないが、トレンチの水で、セシウムがこれだけ少ないという事と、トリチウムが他と比べて突出してないというのが良く理解出来ないが、どういう事が考えれるのか?

(尾野:そうだな。細かいところまでまだ具体的に言える状況ではないが、セシウムが少ない事自身は他の場所でも同じだ。セシウムは地中での移動性が弱いので、そういった事でセシウムが出ている場所は、何らか漏えいが起こった直近の場所だけで、ええぇ、検知される状況何で、まっ、そうした事は十分あろうかと思う。)

あの、セシウムだけならそれでわかるが、トリチウムが他と同じような物だよね。トリチウムは流れてくると思うが。

(尾野:ま、全体の動きの中でどう見えているかと言うことかと思うので、いってることはそうかと思うが、個々具体的にいぃ、分析しきるほど、と言うだけの情報データは今ないから。もう少しよく見ていくという事かと思っている。)

・もう一つ質問があるが、今日のから外れるが後にした方が良いか?

(尾野:後ほどにしろ。)

・海のサンプリングについて。こんな数字が陸の方で出ているので、海の方を見てみたが、No.1と2の間のシルトフェンスの内側、コレがちょっと上昇傾向かなという印象があるが、その点はどう感じているか?

(尾野:あのぉぉ、海の側のデータは、現在ですなぁ。海側の遮水壁の工事が相当程度進んでしまっているので、海側で取っているデータが、かなりクローズされた中での動きになっている。ですからあぁ、全体のボリュームが少ない中での動きなので、値異な事で変動が出やすい状況だから、短期的に見てどうか、というのは難しいと思っている。)

いや、数字の上下があるのはわかるが、この半年ぐらいのセシウムの数値を拾ってトレンドラインを引いてみたが、やはり上がっているが。

(尾野:この半年を全体見ていくと、現状、海側の遮水壁の内側になっている領域は、やや、フラットからやや上がり気味に見えるのは確かかと思っている。ただ、先程も言ったとおり、元々、長期的に見ていったときに、全体が開渠になっていたところが閉じられてきているわけだな。閉じられてきているわけだから、状況が変わってなければ濃度が上がっていくことは、あり得るべしっ!! と思っている。で、一方だな。そうした意味から状況が、条件があまり変わらない測定点は、東波除堤の北側の測定点になる。こちらがああぁ、取水口の開渠。ええぇ、過去から長期間採っているが、底とほぼ同じ条件で採っている場所であり、そこは、あのぉぉ、海側の遮水壁の外側の場所になる。ここでみていくとおぉ、あまり変動がなく、長期機に一定の値をしている、とうことだからぁ、まっ、全体として状況が急変している、あるいは変わっていることではないと思っている。一方、ガラスで処理したり、枝トレンチの水を抜くことを進めているからあぁ、結果が改善してくれば、そうした数字が関わってくることも期待したいが、現状、そこまでの動きも出てないので、全体の変化速度がどれほどのものか、引き続きよく見ていく必要がある。)

# 漏えいが続いている現状も、影響ない、大丈夫しか言わない。そのための理由についてはしっかり暗記している東電尾野氏。地下水バイパス 地下水海洋投棄に理解を深めていくことに傾注するとはこういうこと。##

いってることもわかるが、一方でトレンドとしてあがったといったが、途中でどかんと一回上がって、それが下がっている事を見ると、必ずしも中で留められて、外と往き来してないというわけでもないのかなと思うが。

(尾野:一回大きく上がった物は、その当時説明していたと思うが、かつて、漏えいがあったところの直近の場所のガラス打ちをした、ちょうどそのタイミングだったので、そのタイミングで条件ががやや変わった、、瞬間、があったのだろうとみている。その辺りを、取水工事が通り過ぎた後は安定しているので、ちょっと個別の事情の問題だと思っている。)

あの、一回上がった物が工事が進めたら高止まりする物ではないのか?

(尾野:継続的にいぃぃ、どんどんでている状況の物という事であれば、出ている物に応じたバランス点を示していくし、単発的な物であれば、その影響は、スパイク的に終ってしまうので。当該の件はその様な物だと思っている。)

ありがとうございます。

(東電小林C:はい。他は如何か?よろしいか?では本日の会見はコレにて終了させてもらう。あ、ごめんなさい。どうぞ。)

# 冒頭に報告、配付した資料以外の質問は一切お断りでつか。そうですか。##



http://live.nicovideo.jp/watch/lv160899871#00:20:15

●ファクタ宮嶋:【おこし】


・あの、今日の会見の内容ではない話を聞きたかったんだが。

(東電小林C:あ、あ、ごめんなさい。じゃあ、そちらの質問を。)

いいんだよな?それは。

(東電小林C:はい。はい。大丈夫である。)

・★★★昨日の汚染水対策チームの資料がすごく面白い。

(尾野:12月3日 汚染水処理対策委員会 第10回 http://j.mp/AlbqNY)

フェイシングが非常に利くんだ!という話しがあって。今まで東電の話しだと阿武隈山渓の水がとうとうと流れている話しがあったが、昨日の結論を見れば中流左岸層を流れる地下水は主として敷地内の雨水より浸透して、それが殆どであると。で、その下の5層についても、それはかなりの分を占めていて、いわゆる建屋の底部だよな。その下の所、そこの地下水は流れているが、その上の部分は、建屋に入っているのは殆ど雨水だという結論になっちゃっているが、これというのは、いわゆるコレまで東電の認識と偉い違うのではないかと思うが。発災以来のころの。八歳の時は勿論そういう議論じゃなかった。この事実関係はいつ?相澤さんが参加しているわけで、東電としては、この見方をこれからの汚染水対策の一つの考え方にしていくことになるのか伺いたい。

(尾野:先ず、直接的内質問の答えとしてはイエスである。それで、発災当初、しばらく比較的長い間、そうだったが、今、阿武隈山渓から来ている分、ま、発電所の西側エリアからの標準的な地下水の流れが主要因であろうと考えている。ただ、コレもまた事実である。ただ、その後、詳細な調査、それから解析など、より広いエリアの解析なども進めてくる中で、全体として、様は西側の遠くからやってくる分だけではなくて、敷地内に降った雨が地層の中に入ってくる物の影響も、正確に把握していく必要があるだろうという事が議論として出てきた。これ、ちょっと何時頃から化は何とも言いかねるが、ええぇ、汚染水対策委員会の中で、そういう議論をしていく中で、そういう議論が、まあ、十分出てきて、どんどん出てきている。そこで大規模なモデルをしっかりと立てて評価して、その結果を我々としても見ていくのが、先日出ている物の解析のベースと考えている。そうしたところから見ていくと、仰るとおり、敷地内に降った雨が地下水の供給源という事で、主要な供給源になっている事が、より、はっきりと分ってきた。逆に、モデルが出てきたから、どの辺りをフェイシングをするとどれぐらい利くか、ということが評価出来るような状況が生まれてきたという事かと思っている。)

あの、それでね。海に向かって日量1000トンか?その400トンぐらいが建屋周辺とか、そういう話しだったよな。すると雨が降っていないときは、地下水としては、建屋の下の部分の地下水が海に流れているわけだから、それもほぼ汚染されてない理解になるのか?いわゆる、1000トン流れて、建屋周辺の地下水が流れているとずっと言っているところもね。果たして本当に毎日、雨も降ってない日も1000トン流れ点のかなぁと。とりわけ、建屋下の部分にはどの程度、しかし400トンが入るわけだよね。それは一体どういう話しになってんのか、わたしゃよくわからんのだよね。

(尾野:はい。仰るとおり。雨の降り方等により供給源の違いが出てくるから、厳密に言えば変わってくると思っている。ただ、あのぉぉ、狭い発電所のエリアと言っても相当程度の広さがあるから、全体の保水力という事で言うと、相当大きな保水力を持っている事になるんで、短期間の雨の降った、降らない、という事自身が、極端に大きな影響を与えるかというと、必ずしもそうではないと気宇事である。ただ、日量400トン入ってくるという値だが、私どもはいつも400トンと言っているが、確かに雨が多い時期と雨が少ない時期で言うと、値としてはバランス点が変わってくると感じており、全体として年間平均してみると1日辺り400トンというところなかで前後しているという事で、平均的に見ていった時に400と考えている。ですからあぁ、ええぇぇ、発電所の中の平均的な状況を表していると言う数字で言うと、日量400トンの流入。それから、1000トンというのは、今、800と言う数字を使っているが、800トンの周辺の地下水流道というような、えええぇぇ、ことで、これは、あのぉ、雨が多いとき、少ないとき、というよりも、今の発電所の平均的な状況、というようなぁ、数値とおもっている。)

あの、それで東電の一番の汚染水対策の基本って、山側のサブドレインすか?それの復旧が来年の今ぐらいの。コレが最大と思っていたが、フェイシングという事を考えたら、線量が高いとか、そんな難しくやって、一生懸命やって、よこれたらまたタンクが増えるだけなんですよね。だとすれば、さっさとフェイシング掛けちゃった方が、多分合理的な、そのフェイシングの仕方とか、効き方というのは中々時間学科留都は書いてあるが、逆に言うと、サブドレンよりもやっ派早くフェイシングしちゃう、と言う話にならざる、なっていくと思うが、そこはどうなのかしら。今までのメニューになかったよね。基本的には。

# どうなのかしら。そうなのかしら。で、どこのエリアという話しではなく、フェイシングしたら除染できない、先に除染だろと言う話が田中委員長からあったばかり… ##

(尾野:はい。今の指摘は非常に大事な指摘だと思っているが、私たちの考え方としては、多重、重層的な対策を取っていくことが必要だと思っているし、★やはり短期間に効果が表われる物をしっかり進めていく事も重要なことなんで、ま、そうした事から地下水バイパス、山側のサブドレン等々、進めるべき施策をしっかり理解を得て進めていけるように、ということについては、引き続き努力を傾注したいと思っている。で、一方として、地下水そのものを減らしていくことのフェイシング効果は、科学的議論として、言って言い程度の議論が進んでるんで、そういった事についても、じゃあ、具体的に取り入れるとしたらどうかということは十分検討すべき内容と思っている。)

敷地内をフェイシングするというのは、いわゆるアスファルトで固めちゃうようなイメージ?みんなフォールアウトしてるのはしょうがないが、そういうなんか、木なんか民切り倒して、全部、こう、あの、あれしちゃうことは工学的に難しい事なのか?その議論はまだ始まってないのか?

(尾野:工学的な難しさ問うことではそうではないと思っているが、現実の問題として、どこにそうした事をすると、具体的に効果があるのか、あるいは狭いと言ってもアレを全部、フェイシングする様なことは現実問題として、それ自身非常に長期間が掛かるし、現実にそれだけのことがすぐできるか、ということではないので、そうした事を考えるとぉ、どうした施策が効果的なのか、それからそうした施策を進めていくのであるならばあぁぁ、じゃあ、サブドレンは手を抜いて良いのかっ、といったら決してそういうことにならないので、平行して進めつつ、やはり、ちょっと効果が出るまで時間が出るだろうという議論だったので、どうするのが良いかは考えた上で対処していくのがよいと思っている。)

# 経産省に作業者被爆の観点はゼロ。規制委員会を確認してない模様。##

(東電小林C:失礼した。では、本日の公表以外のものも含めて質問あるか?どうぞ。)



http://live.nicovideo.jp/watch/lv160899871#00:28:55

●フリー村上:【要約】


・4号機使用済み燃料プール、冒頭に説明のあった6人6チーム体制。具体的なローテションはどれぐらいの日程でくんでいるのか?

(尾野:今6チーム組んでいるが、この6チームが交代していきながら一つのキャスクを仕立てていくイメージ。)

1日の作業は、

(尾野:いや、1日の作業も分割。)

大体どれぐらい分割?

(尾野:2日間で1キャスクを仕立てているが、それを6チームでやっている。だいたい1日目で半日分で仕事して、2日目で丸一日仕事して、ざっくりそれぐらいの実績からすると、1日目で2チーム、2日目で4チームぐらいの感じで動いている。コレはこれまでの2回の実績ベースなので、早くなったり、ケースによっては時間が掛かる事はあると思うが、大体それぐらいのイメージと思うのだ。)

# 2時間で交代。場合によっては1日2セット、計4時間の作業にあたることも。規制庁によれば、東電は法令限度を超えないよう 1年20mSv、5年で100mSv の法令を超えないようにやっていくとのこと。今まで法令限度一杯まで作業させられることはなかったのに。法令は絶対。##

# カジリが発生した場合は作業時間も伸びるし、その場合の被ばく線量評価がどうなっているのか確認する様指示が出ていた。東電は冒頭説明したように具体的な数字を出す事をいつも渋る。部外者に計算できる数字を示さないのは誰もが知っている東電の事故後変わらない姿勢。木野氏への回答がそれ。##

・事故前は使用済み燃料を取り出すときは、事故後は大物搬入口からいそうしていた?

(尾野:そうだ。)

・4号機建屋カバーのキャスクを降ろしていくところは、大物搬入口のようにシャッターが降りるシステムになっている?

(尾野:イエス)

・共用プール側について。今回の作業が始まる前のラックの空き状況は?

(尾野:▼細かな数字は覚えてない。後ほど確認の上回答する。)

逼迫していたイメージがあったが。

(尾野:元々共用プールに相当程度の燃料が入っていたので、共用プール側に隙間を空けるため、キャスクの仮保管庫を高台側に作り、そちらに乾式キャスクで元々入っていた燃料を移動する作業をして受け入れスペースを作っていく作業をしている。ある意味移行して進んでいる。受け入れ作業に必要な分だけ確保しながら進んでいる。)

現状で1500体分の空きがある?

(尾野:1500体分の秋は現状はない。ただ、作業を進めていく中で、仮保管個への乾式キャスク移動も平行して進んでいる。そちらの作業は楽なので、十分間に合う。)

高台の方へは継続中?

(尾野:引き続き継続していく必要なる作業だ。)

現状、乾式キャスクはどれぐらい用意しているか?

(尾野:監視キャスクの仮保管個は大きなプロジェクトなので、実施計画に数値データとして申請し寮に入っているのでそれをみるのだ。)



http://live.nicovideo.jp/watch/lv160899871#00:33:20

●読売前村:【要約】


・4号機の使用済み燃料移送。キャスクは二つ同時並行でつかってる?

(尾野:2台持っている。)

コレまでは1回で終る時間が7日から10日と説明していたが、その期間は短くなる?

(尾野:それぐらいで安定して運転していくためにはキャスクが二つあると宜しい、という事だ。実績を積みながら見ていく事になるが、二つ運用していく考えだ。)

当面は7日から10日は変わらないと?

(尾野:かわらない。)

# 規制庁の説明と全く違うんですが… http://j.mp/1g5Kr3G ##

・今日から1号機機器ハッチ周辺の調査しているとおもうが状況はどうなっているか?

(尾野:▼後ほど確認して回答する。)

(東電小林C:本日の会見は終了させてもらう。)




~ 終了 18時5分(35分)

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