2013年12月11日水曜日

東電会見 2013.12.11(水)17時 ~ 汚染水対策本部会見 1F 緊急安全対策進捗状況(敷地内除染計画・4号機燃料取り出し作業員被ばく実績と新たな線量低減対策・暫定事務棟と大型休憩所の設置計画・フランジ型タンク水位計運用状況)/ 東電会見 定例報告は省略

東電会見 2013.12.11(水)17時 ~  汚染水対策本部会見 1F 緊急安全対策進捗状況(敷地内除染計画・4号機燃料取り出し作業員被ばく実績と新たな線量低減対策・暫定事務棟と大型休憩所の設置計画・フランジ型タンク水位計運用状況)/ 東電会見 定例報告は省略



1時間13分

汚染水対策現地調整会議 第4回 12月12日(木)

【政府・経産省】 汚染水処理対策委員会 (第11回)12月10日 ★★

報道関係各位一斉メール 12/11(水)~12/12(木)

○福島第一プラント 12/11(水)~12/12(木)

○指示・報告 12/11(水)~12/12(木)

漏えいトラブル事故関連 監視モニタリング・分析結果 12/11(水)~12/12(木)

H4エリア タンク高濃度汚染水300トン漏えいに関するサンプリング結果

No.1エリア周辺 地下水汚染海洋漏えい・トレンチ・建屋調査 関連

地下貯水層漏えい関連

環境モニタリング・サンプリング 12/11(水)~12/12(木)

○その他 12/11(水)~12/12(木)
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福島第二 12/11(水)~12/12(木)
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福島復興本社 12/11(水)~12/12(木)
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柏崎刈羽 12/11(水)~12/12(木)



http://live.nicovideo.jp/watch/lv162022637#00:03:30

■副社長 相澤さま 冒頭の挨拶




○東電司会:
これより汚染水タンク対策会見を始めさせてもらう。本日は、先ず副社長の相澤さまよりご挨拶を頂きまして、福島第一原発の所長であらせられる小野さまより、緊急安全対策の実施状況について説明させて頂く。

なお、定例のサンプリング等の報告資料も手元にあるが、本日の説明は割愛させてもらう。手元の資料を後ほど見とくのだ。それでは資料の説明に先立ち、本部長であらせられる相澤さまより、ご挨拶をさせていただきます。

○相澤副社長:
ええぇ、汚染水タンク対策本部の副本部長の相澤である。本日は急な知らせだったかも知れない。集まって頂きありがとうございます。11月8日 http://j.mp/1hV2b0K に緊急安全対策について示させてもらった。

# 別に急じゃなかったけど。幹部の会見はいつも急な知らせになる広報対応は、やっぱり幹部は認識してるんでつね。冒頭の挨拶、心無い謝罪すらなくなった。自民党が強気なので東電も強気。世間は増税でも湯水の様に原発事故処理に国費投入。独裁者 安部は断固、東電民間存続救済を主張!##

それからひと月が過ぎたんで、もう、これはあの、定例的に実施状況を皆さんに伝えないといけないと考えておりまして、そのために! 今日は集まって頂いた、そんな風に考えておる。

詳細は、この後、小野所長から説明するが、大きく3点ぐらい報告することがある。1点は除染だな。コレについては構内全域を今までよりはるかに低い線量にして、そして作業員の皆さんの被爆線量できるだけ低減するのが、

この緊急安全対策の大きな柱の一つであった。で、その作業を今進めている所である。この構内全域を除染していくと。一言で言ってもかなりエリアによって状況が違う。しかし、どの場合でも瓦礫を撤去する。

そして除染をする。多くの場合は表土を剥ぐ事になると思う。で、砂利を敷いてその上にフェイシングする。コレが基本でありますて、それを全ての領域に対してやっていこうという事で考えている。

この件は単にダストを低減するのではなくて、空間線量を下げると。そして作業員の被ばく線量を下げるコレをっていしていきたいと考えている。中々一朝一夕にできないことではあるが、

早ければ年度内に部分的にでも一桁のμSv/hというエリアができれば、いいなっ!!と言うつもりで頑張っているところである。それが1点目。で、それにまた関連して2点目。★これは私からの説明だけだが、

昨日、汚染水処理対策委員会が開かれますて、これまでの検討結果を整理した。で、どんな内容が、主な内容かというと、先ず一つはリスクを洗い出したという事ですな。

そして、もう一つは★★★地下水の流動として、というのを今まで以上に広域な範囲にわたってやり、その結果、特にリスクを管理する、という意味から、凍土壁の次の矢!地下水バイパス、あるいはサブドレン、と言った物について、

今、凍土壁という事を今計画しているが、この次の矢!2の矢、3の矢、という事になるが、でっ!にっ、対しては、フェイシングというのが、地下水の低減対策としても大きな効果があるという事で、答えを出している。

そういった意味で、フェイシングは線量を下げる、という事だけではなくて、地下水の流入を防ぐという色々な意味で大きな効果があるということで、積極的に、更に前向きに実施していきたいと考えてる。

★それから3点目だが、線量を下げる意味で、おかげさんで使用済み燃料の取り出しが順調にいっている。その状況については、また少し小野から説明する事になると思うが、この1年掛かって取り出す使用済み燃料は、

持続的、継続的な作業になるんで、ここでもやはり!作業員、あるいは操作員の被ばく線量の低減も一つの大きな課題である。その取り組みについても今日説明させて頂きたい。

最後に就労環境、作業環境という意味のもう一つの柱である大型休憩棟、あるいは暫定事務所といった施設への現状、状況のお知らせをしたい!と思う。以上が今日の主な説明であるが、

ま、あのぉぉ、これから、燃料棒、使用済み燃料も取り出し始めた、いわゆる、ロードマップの第二期に入ったわけだ。で、これからの大きな仕事は、大きく二つあると思っておりますて、

一つは、今まで、時間的な制約や、作業環境が厳しい理由から、中々応急対策の領域から抜け出せなかった設備形成、あるいは運営といった物を恒久的な、持続可能な物にしていくというのが大きな一つだと思う。

で、この線量対策もこの一つである。もう一つ大きな物は、これから非常に!色々!難しい技術が必要なってくる。技術開発が必要になってくる。この技術開発と現場のニーズを如何に上手くマッチングさせていくか。

これが大きな二つ目の課題、仕事であると思っている。この2点について、今後、お国と!一体となって!ええぇ、また世界中の英知を集め!我々、現場を預かる者として最大限の努力をして参りたいと考えているところである。私からは以上である。

# お国と一体。自民党 安部内閣と一体となり、技術開発は国からお金、国家プロジェクト発言にノリノリの東電、経産官僚。民間存続の必要性を訳のわからない理由で強調する安部。原発事故のツケは全て国民に。その上、増税。守られる自民党の既得権。日本人、脳みそ退化… ##







http://live.nicovideo.jp/watch/lv162022637#00:10:30

福島第一原子力発電所の緊急安全対策進捗状況


○東電司会:
引き続き、福島第一原発所長の小野さまよりご説明さて頂く。

○東電小野:
手元に資料が用意されていると思う。「福島第一原子力発電所の緊急安全対策進捗状況 http://j.mp/1go71EL」


◎1.敷地内の除染計画


○東電小野:
これに従って説明させて頂く。今、副社長 相澤さまより話しがございましたが、現在、福島第一原発の方、色んな緊急の安全対策を進めている。今日はその中から、いくつから紹介したいと思う。

一つ目だが、敷地内の除染計画というのがある。実は、まだ、福島第一のかなりの所、染量がかなり高くなっとりまして、色々除染を進めてたり、線量を下げたり、後は塵が舞わない、放射性物質が舞わないように色々工夫をして、

一部、マスクを軽いマスクに変えたりしているが、その辺を今後、エリアをある程度区切って、計画的に進めて行こうという事を考えている。

エリアの先ず区切り方だが、2ページ目にあるが、今は取り敢えず5つの大きなエリアに分けている。それで、1エリアがこの図で言うと海の所、黒い線で区切っているが、ここはまさに原子炉建屋やタービン建屋のあるエリア。

それから海側の色んな、まだ瓦礫が残っているが、そちらのエリアになる。ここは高線量瓦礫がまだ残っている。

その意味でプラントからの直接栓や、フォールアウト汚染の影響も非常に高いと言うことで、ここのところが、先ず一つ将来的には除染に関して言うと大きなポイントを占めるのではないかとおもっている。

それから、図の中ではⅡー1とⅡー2 に分かれているが、このⅡのエリアはフォールアウトの汚染影響が高いエリアと我々は考えている。このエリアはどういうところからと言うと、Ⅱー1で言えば、ここのところは殆ど海抜35mの所になるが、

地下水バイパスがあったり、跡地か貯水層が点在しているところになるし、Ⅱー2のところは、今もタンクを作り始めているが、こんごもまた、色々伐採したりしてタンクを増設していくエリアになる。

こういう所がⅡのエリアだ。それからⅢのエリア。こちらはまさにフランジ型のタンクが一杯並んでいるエリアになるが、こちらはやはり、RO処理水の漏えいで、β線が高いエリアになるかと思っている。

ま、フォールアウトの影響、それからRO施設もあり、ある意味高線量施設があるということで、その影響があるエリアになる。それからⅣのエリアだが、Ⅳも1と2に分かれているが、こちらは、フォールアウトの汚染の影響があるが、

これまで色んな作業をしてきて、汚染レベルが比較的低いエリアと分類ができるエリアとオモッテイルエリアだ。

Ⅳ-1 は車の洗浄を行ったり、今、あまりないが、サーベーをやったり、それから昔の企業が入っていた企業棟がまだあるところだ。それから、Ⅳ-2のエリアは、既にここのところは既に全面マスクの必要のないエリアになっているが、

ALPSがあったり、後キャスクの仮保管施設があったり、それから我々が今いる免震重要塔があったりするエリアになる。

それから、もう一つ北側になるが、Ⅴのエリアがある。ここはフォールアウト汚染の影響が残るエリアだが、こちらは瓦礫置き場があり、その保管瓦礫の影響があるエリアになる。

で、まだ、このⅤのエリアは、かなりの部分、林というか、かなりの部分、林というか、木の部分が残っているエリアであり、ま、将来的には色んな設備を増設するのに、このエリアの木の伐採などを行って行く事になるのではないかと思っている。

今、分類はこの5つに分けて、今後対策を進めていこうと考えており、次のページ。3ページ目に除染計画が簡単に書いてあるが、

例えば、Ⅰのエリア。これ、現在で100μSv/hという平均線量率というのがあるが、ここは将来的に瓦礫を撤去したり、高線量の配管棟の遮蔽を強化したりする一方で、やっぱり地面の所から色々出てくるので、

そこら辺は表土を除去してアスファルトなんかでフェイシングをしていくことを考えるエリアになるかと思っている。

それからⅡからⅤのエリアだが、こちらのエリアはここに書いてあるとおり、線量率、まだ高い所が結構高い所があり、結構ばらけているが、大体こういう所は、最終的に表土を除去して、

アスファルトを敷設してやる、★フェイシングをしてやることで、大体Ⅲ分のⅠとか、それぐらいまで線量が落とせると考えており、それに加え、例えば、Ⅱー1 のエリアであれば、建屋から直接栓が2号、3号からの直接栓が結構来るので、

それを遮蔽することを考えている。それからⅢのエリアだが、個ちらっフランジ型のタンクがいっぱいあるエリアだが、実は、ここ、あの、タンクのあることで、数が非常に多いので、このタンク自体からある程度の放射線が出ていることもある。

ですから、ここは何れフェイシングをするにしても、最終的にはROの水。今ある汚染水を処理して、アルプスの処理水の処理、ということで、やっぱりそういう線量率の低減が図れるのではないかと考えているエリアになる。

それからⅣのエリアは、基本的に表土除去、除染をして、更にアスファルトを敷設してフェイシングということで、かなりの所が、低くなると考えているが、更には路面清掃や土の集塵といったような事をやって、

更に下げる工夫をしたいと思っているエリアである。それからⅤのエリアは、まだまだ今後の開発要素があるところであり、これは、当面は瓦礫類の保管形態の見直しも行なうが、

表土除去をしてアスファルトを敷設するといったフェイシング作業は、今後の設備開発状況、ま、今、人がいるエリアではあまりないので、こういう設備の開発状況を踏まえながら、こういうフェイシングなんかも考えて行く事になるのかな、と思っている。

現在、特に表土除去、それからフェイシングに関しては、積極的に進めて行こうと考えているが、ここのところは今、具体的にいつできるかについては、なるべく早くやりたいという事はあるが、今一生懸命調査、検討をしている最中である。

それから、参考の絵を幾つか付けている。4ページにあるのは、1~4号機の海側の我々海抜4mの所で、4m盤と呼んでいるが、ここの周辺の写真をいくつか置いてあるが、

例えば①の写真 http://j.mp/1e5zfEg を見ると、こちら、資機材の仮置きエリアは大体、確保出来ている状態があるが、その他のエリアは ② http://j.mp/1e5zu1X の写真を見るとわかるとおり、

瓦礫が散乱している感じだ。①の絵は海側から奥の方は1号機の原子炉建屋の頭の所が見えている。②は4号の海側の南側から北側を見たような写真になっているが、こんな形でまだまだ瓦礫が散乱している状況だ。

現在、これ、遮水壁の敷設に応じて、部分的な瓦礫を撤去したり、フェイシングをしたりという作業を進めている状況だ。それから5ページ目。こちらは海抜10m、我々は10m盤とか読んでいるが、そちらの状況だ。

ここも色々進入路とか、必要資機材の仮置きエリア、① http://j.mp/1e5zQpn 写真を見るとわかるが、こちらの確保はできているが、その他のエリアには色々、水の移送配管とか、

電源ケーブル類の敷設が多いというのがあるが、瓦礫も、例えば②の写真 http://j.mp/1e5A0gz を見ると、真ん中、ちょっと見づらいが、車がひっくり返っているような状況があるが、

これは2号タービン建屋の前だと思うが、瓦礫が散乱しているような状態になる。ここら辺は、中々者が入り組んでおり、配管とも入っているところもあり、中々すぐにだな。汚染を除去するのは難しいと考えている。

現在、ちょっと色々、ここら辺については、廃車両、用は津波でひっくり返ってしまった車の撤去作業を進めている。

③http://j.mp/1e5Avr0 と④http://j.mp/1e5ACTs の写真、これ、実は1号機のタービン建屋の前の写真だが、③が撤去前、④が撤去後の写真になるが、

③をみると車があったり色んな瓦礫が積み上がっている状態だが、これは今、撤去が進んでおり、④のように、非常に綺麗になっている状況だ。

ま、こんな感じで、色々作業員が被爆しないように色々注意しながら、瓦礫等の撤去、車両の撤去を行なう予定にしており、その後また、計画的にフェイシング作業を進めていくとになるかと思っている。これが、敷地内の全体の除染計画という事になる。



http://live.nicovideo.jp/watch/lv162022637#00:20:50

◎2.4号機原子炉建屋オペフロ線量低減対策の方針


それから今度は2の資料になる。こちらはちょっとポイントを絞って。現在、4号の方で原子炉建屋から供与プールに燃料の搬出作業が進んでいるが、こちらも当然、作業員はある程度、線量を受ける事になるので、

なるべく被爆低減を使用と今計画を立てている。ちょっと先に8ページを見るのだ。現在の(被ばく)実績になる。4号のコレまで11月18日から12月6日までのデータだが、コレを見るとわかるとおり、

作業は大きく二つに分かれるが、一つは赤い棒グラフで書かれている「燃料取り出し、それからキャスクの装填作業」というところ。それともう一つの作業は、「キャスクを構内で色々移送する作業」この二つに分かれる。

でえぇ!この赤い方を見るとわかるとおりだが、★★★燃料取り出し、キャスク想定作業で大体1日、個人平均は0.1mSv/日 と言う状況であり、この11月18日~12月6日までの累積の平均を取ってみると、

大体0.26mSvという値が出ている。★★★それから逆にキャスクを移送する作業の方が若干高めになりそうな、あ、高めになるという事がありましてえぇ、コレが建屋の外に出ることもあり、3号とかそちらから受ける事もあり、

若干高めになるが、こちらの方は、★★★キャスク移送作業の1日辺りの個人平均は、大体1日mSv/日 だが、平均は大体0.43mSv/h ということで、この2週間で、あ、3週間か。3週間で記録されている。

# 4号機建屋作業者から3号機建屋の線量低減要望が半年も前にあったのに、対策が今になるのかという問いに、十分対策はしているが更なる追加だ、とか言ってたけど。スタート時点で最大限努力して下げられる環境になく改善の余地があった。現場の声が計画に反映される仕組みはあるんだろか。##

それで9ページ目にちょっと纏めているが、コレまでの実績だ。大体1日辺りの平均は、燃料取り出し、キャスクの装填作業、及び構内移送作業で、大体0.1mSv/h ぐらいで済んでいると。

ただ、これは1年間という非常に長期間の作業なので、やっぱり環境線量を下げていく事を考えており、環境の線量率を大体2分の1から3分の1にする事を目標に被ばく低減を図っていきたいと考えている。

なお、尚書きの所に書いてあるが、先程言ったこの20日間の個人の累積線量、ま、それぞれ ★0.26mSv と★ 0.43mSv だが、これ、比較をしたのが、これ、両方とも平均すると、

トータルで4号の燃料環境の作業は、0.36mSv ぐらいになるが、この同じ20日間の福島第一発電所の全体の作業員の平均線量が大体0.74mSv ぐらいだ。だからそれの半分ぐらいで一応は済んでいる状況である。

ま、この1Fの全体の作業員の平均線量も敷地内の除染をどんどん進めることで、これから下げていく事が出来ると考えている。

# こちらは作業者の交代要員に余裕がない。同じ視点で、それとの比較で半分、大したことないという誤解を意図した、如何にも東電らしい説明でつね。##

で、具体的にまた戻るが、そん線量低減方針だが、6ページに戻る。これだな。遮蔽材を設置するのが一番効果があるだろうと考えており、ま、線量を受ける一番大きな原因が、やっぱ、3号機からの直接線という事になる。

ですから3号機側にこの遮蔽材を設置しようと考えている。で、燃料取り作業に従事する作業員の実績、最大線量率というのが、大体70μSv/hという値があるので、これを2分の1から3分の1ぐらいに下げる事で考えている。

具体的な遮蔽材の設置箇所については、カバーの中の3号機側に、ま、新たに足場を組んでそちらに設置する。それから燃料を取り扱うトロリーだな。こちらの手すり部に遮蔽材を取り付けるといった事を考えている。

次の7ページはそれのイメージ図になる。ま、こんな形で作業を工夫して作業者の被ばく線量を下げたいと考えている。



http://live.nicovideo.jp/watch/lv162022637#00:25:20

◎3.暫定事務棟の設置 / 4.大型休憩所の設置 


それから10ページだ。作業する我々、それから作業員の生活環境というか、住環境、作業環境、こちらを改善しようと今一生懸命進めているが、今だな。暫定の事務棟を造ろうと計画している。

それからも一つは作業員用に大型の休憩所を作ろうという事で、設計、一部工事なんかを始めている状況だが、場所としてはだな。正門の近くに入退域管理棟があるが、このすぐ横に作業員用の大型休憩所を作ろうと。

それからちょっと離れて、歩いて5分ぐらいの所になると思うが、西門の近くに暫定事務棟を造る計画で今作業を進めている。具体的に色んな計画の内容。11ページに書いてあるが、暫定事務棟に関しては建物規模は大体延床で1万4000m2ぐらい。

で、収容人数は今、福島第一の人数は大体1,000人ぐらいいるが、この1,000人をなるべく一箇所に収用できるように、この1,000人を収用目標にしている。で、建物内の線量は非管理区域の圧外が出来るように極力下げる事を考えている。

ま、建物自体は一応、あの、絵と、2階建て、という事になる。それから作業員用の大型休憩所だが、こちらの延床面積は大体6400m2になる。★地上9階建てだ。それで、収容人数は大体1,200人だ。

で、既存の休憩所を含めると、これで2,000人ぐらいの作業員が休憩できる環境が整うことになる。で、この大型休憩所については、暫定事務棟と同じように非管理区域という扱いを主体、ということで、やっぱりここもきちんと遮蔽をしていくことになる。

# タンク漏えいに始まり、ミスによる事故が続き、と言うか現場の実態が明るみになり、柏崎刈羽審査はまかりならん、ということで動き出す。尻を叩かれ動き出す。##

# 事故前には考えられなかった高い柏崎刈羽稼働率で一気に巻き返すための投資と経営者の英断。廃炉は国家プロジェクトである!自民党政府の後ろ盾あってのこと。事故は繰り返される。独裁国家No.2 石破の娘は東電社員。経産官僚親族が多く務める血税で救われるべき崇高な民間会社東電。##

# 国民の声を無視して秘密保護法案強行採決、直後に反省会見。なのにまた国民的議論無視して原発重要電源に位置づけ原発事故加害者の自民党。民間でなければ賠償できないとデタラメ主張を一方的に国会中継で垂れ流す安部。NHK政府関与深め、報道も処罰の対象発言、直後に撤回。もぉ無茶苦茶…##

一応、右側に1階から9階まで絵がざっくり描いてあるが、休憩スペースをなるべく多く取って、更には食事も出来る様にしたいと。後は、事務作業も一部行えるような形にしたいと考えている。

それから、★★★今、WBCなんかを使うのは、えっと、このJビレッジか福島第二ということになるんだが、この休憩所の中に作ることによって、そこらへん、非常にタイムリーになんかあればWBCで色んな受検が出来る事を今考えて、そういう設備も入れる事を考えている。



http://live.nicovideo.jp/watch/lv162022637#00:28:05

◎5.フランジ型タンクへの水位計設置 


それから今日話す最後になるが、フランジ型タンクへ、今、水位系を付けて、水位が常時監視できるようにしようという事をやっている。

# 水位計が無かった事自体が有り得ない… フランジ型タンクの脆弱性を認識しながら、全く監視にもなっていなかったタンク見回り体制。これもINESレベル3のタンク漏えい事故をおこしてからの改善。現場の保安検査官がいくら指導しても改善されず規制が機能してないことも明るみになった2013。##

じつは、もう、既にフランジ型タンクには水位計が全て297基分付いており、12月9日以降、順次監視、運用を開始している状況である。あのぉ、えっとぉ、ここにある◎の所、これがフランジ型タンクがあるエリアだが、

このところに297基全てに水位系を付け終っている。この水位計自体は超音波というか、レーザー方式だな。それで水位を測るというもので、これで常時、まぁ、現場、それから免震重要塔の集中監視室で水位が監視できる形になっている。

で、えっと、実はまだ、本格運用には至っていない。★★★警報の設置をどうしようか、というのが実はちょっと悩みの種でありましてぇw、この水位計は非常に敏感でありまして、実は、タンクというのは非常に大きいので、

気温が上がると若干タンクが膨らむ。簡単に言うと、水位が5mmと言ったオーダーで下がるんだが、その辺も全部探知してしまうという事で、用は水が漏れているのか、それともタンクの変形により下がっているのか、

というところが、中々その辺のデータをどう処理しようというのが、今のところできていない。で、現在、既に運用を開始しているが、その辺のデータ撮りをしているところであり、今後、そのデータを活用して、

警報設定値などを決めて、最終的な本格運用に入りたいと考えている。緊急の安全対策については、私の方からの説明は以上になる。


○東電司会:
はい。それではだな。引き続き、皆さんから質問を受けたい。で、今回もだな。東京の記者にもだな。モニタを通じて会見に参加してもらっている。

そこで、先ずだな、こちらの福島会場の質問を受けてから、しかる後に、東京の記者の質問も受ける形で進めたい。

会見者は複数いるので、誰に対する質問か言ってもらえればと思う。(左から 今泉・小野・相澤・石崎) それでは質問を受ける。





■質疑


http://live.nicovideo.jp/watch/lv162022637#00:31:10

●NHK沓掛:【要約】福島


・4号機燃料取り出しの個人線量実績について。燃料取り出しとキャスクの洗浄作業、それぞれ何人の作業員の平均から値を取ったのか?

(東電小野:日によって変動。トロリー操作者2名、燃料つかめたか水中カメラで確認する作業者2名。東電社員1名が管理員の基本5名プラス放管1名の計6名が交代で。これを大体2時間後退で作業継続するやり方をとっている。★★キャスク取扱い作業は燃料取扱作業とは全く違う会社にやってもらっている。最大20~30人ぐらいの作業員が係わる事になるとおもう。)

・キャスク取扱い作業者のほうが被ばく線量が大きいのはキャスクに直接近づいての作業となるからか?

(東電小野:それよりも建屋の外にでると3号からの線量が結構あるので、そちらの線量が結構大きいと思っている。実際にキャスクの場所は線量が低く抑えられている。むしろ、外に出て4号機から共用プールに運ぶタイミングでの線量が多いと思っている。)

わかった。

・除染計画について。エリア1については瓦礫撤去をしても現状下げる事は出来ないという事なのか?

(東電小野:瓦礫を撤去することで、わたしはそこそこ下げられるところがあると思っている。瓦礫自体が結構線量高いのを持っている。いきなり瓦礫撤去に無策に行くと、作業員が被爆するので、瓦礫がどれぐらいの線量を持っているか事前に調査して撤去することが必要になると思っている)

・副社長 相澤さまにお聞きする。この除染計画は先程、今年度内に一桁μSv/h のところがでてくればいいと言ってたが、エリアは何時何時までにこの目標を達成するとか、全体的に何年後までに達成するか見通しあるか?

(相澤副社長:今、まさにそれを検討。瓦礫を撤去し、更にその後、まだ高線量の瓦礫がどこにどうなっているか調べないと先が見通せないので。ダストを少なくするだけではなく、空間線量そのものを下げていく事が大事なんで早くやっていきたい。何年後かと言われると3年も4年も掛かっていたらお話しにならんのでそれよりやはく。前倒しできるような施行方法を考えていく。来年度には一桁μSv/hの場所が何カ所か仕上がることを一つの目標にやっていきたい。)

(東電司会:それでは他の質問は? …シーン… 如何か? …シーン… では、一旦東京海上に移したい。)

(東電小林B:それでは東京側で質問を受ける。)



http://live.nicovideo.jp/watch/lv162022637#00:37:20

●LCM吉本おしどり:【おこし】東京


小野所長に回答をお願いする。4号の間の遮蔽カバーについて。8月に免震重要塔の連続門田リングポストの警報が鳴ったときから、3号による被ばく線量が高いので、4号機野作業チームから間に遮蔽カバーを付けて欲しい要望が上がっていたと思うが、被爆手源と言いながら、方針が立つのに4ヶ月も要した理由は何なのか?

(東電小野:実は色んな遮蔽はやっているのが本当のところ。更に下げようというのが、ある意味、追加設置すると理解頂ければと思う。先にも言ったが現状の被ばく線量は、全体から見ると私は低く抑えられていると思っているが、更に下げられる余地があるのであれば、1年も続く作業なので、やっぱさげた方が良いだろうと考えている。)

わかりました。

・暫定事務棟の設置について聞きたい。旧事務本館の図書室の資料は、1階の配管図など。これは暫定事務棟の方に移されるのか?

(東電小野:旧事務本館の資料類という事か?)

はい。半年ほど前から1F敷地内の配管図や、排水溝の図面など質問しているが、事務本館に図書室にあり、そこに中々入る事が出来ないので、手に入らないという回答だったが。

(東電小野:じつはだな。資料自体が非常に汚れてしまっており、暫定事務棟に持ってくる事は多分できないと思う。色々考えるには場合によっては、電子データ、写真みたいにして取ってくるなどの工夫をしないといけないと思っており、我々にとっては有意義な資料があるので、そういう形で今後考えていきたいと考えているが。)

ありがとうございます。

・アイリットの資料で、ここの地下水等の把握として、構内一般排水路流向、流量調査報告書として、昭和58年のものが上がっているが、これは公開頂けないのか?この排水路がどこにどう走っているのか、今まで公開されていないので。後出しで B、C排水路、A排水路、で、最近になってK廃す炉が出てきたが。

(東電小野:★★★排水路のあれは、確認するが、そこら辺はある程度情報を出せるかと思う。)

わかりました。

・預かってきた質問だが、2号機減路建屋からだとK排水路にしか行かないのか?物揚場は椅子路のルートもあり得るのかどうかなど。排水路の図面があればすぐにわかるんだが。最近出た規制庁の面談資料の中での排水路の図面なんだが。

(東電小野:▼ちょっと確認させて欲しい。)

・暗渠化されているC排水路の放射性物質の濃度が、K排水路の出口は港湾内だが、C排水路35m盤の出口の濃度より高いが、これはどういった理由でK排水路の出口が高いのか教えて頂きたいが。

(東電小野:K排水路が走っているところはすぐ近くに原子炉建屋があり、フォールアウトの各種が相当落ちていると思う。その意味で多分、C排水路より高い事はあり得る戸考えるが。)

なるほど。K排水路自体は暗渠化されているが、そこに側溝が繋がってきてフォールアウトが広がるという事か?

(ええ、当然、雨が降ったりして色々は言ってくるので、そのところは高くなる可能性はあると思う)

ありがとうございます。

・A、B、C、K と今まで排水路が出てきたが、間のD~Lの排水路は存在するのか?

(東電小野:すいません。我々もだなw なんでそこでいきなりKにとぶのか、我レ自体もまだ把握出来ないところがある。 )

わかりました。

# 海に漏えいする最も監視すべきルートに対する東電の認識がこれ。まぁ。これまで海洋漏えいを認識しながら放置、動かぬ証拠が出てきても隠すような会社だから当たり前か。事故収束宣言、スケジュールありきの中長期、政府、経産省も黙認、ある意味共謀。##

(東電小野:ABCというのはわかるが、ふつうだったらDに行く筈なんだが、これ、多分、昔からの経緯があると思うが、その辺、実は、資料が汚れちゃってて調べられないこともあり、調べ切れてないのが実情だ。)

わかりました。

(東電小林B:預かっている質問は1問程度でお願いして良いか?)

あの、排水路がどこに繋がっているだけで、後は全部私の質問です。

# その資料が読めないほど汚れていることは確認した上での発言なんだろうな。勿論。どの程度汚れてるのか。##

・相澤副社長に聞く。現在、原子力情報公開コーナーで公開されている情報にリスト番号が付けられているが、A4、A5、A6のうち、A5のみが今非公開になっている。工事計画変更認可申請書だが、なぜ、英語が非公開になっているのか教えて欲しい。

(相澤副社長:申し訳無い。今すぐに答えを持ち合わせていない。▼別途答えさせて頂きたい。)

お手数掛ける。お願いする。

(東電小林B:おしどりさん、いいですか?良いですか?それでは続いて質問。)



http://live.nicovideo.jp/watch/lv162022637#00:43:20

●共同前田:【要約・ほぼおこし】東京


小野所長に聞く。除染と舗装の件。来春には部分的には一桁目指したいということで、割と早急に進めている話と思うので、具体的にどこのエリアから始めるなどの手順についてもう少し具体的に教えて欲しい。

(東電小野:今、順序を色々検討している最中。今、多分、一番最初に手を付けるとしたら2ー1のエリアになると思っている。地下水バイパスの井戸が掘られているエリアを、今、色々、これから伐採を進めているところがあり、多分ここが一番早いと思っている。)

現状していることでは、瓦礫撤去や調査ということだけか?

(東電小野:そうだな。瓦礫撤去は1のエリアが中心だが、こちらの瓦礫撤去は既に着手したという事だ。例えば車の撤去もある程度、進め始めている状況だ。)

・全面舗装ということだが、建物などがあってイメージしづらい。エリア毎に建物をよけながら作業を進めていくイメージか?

(東電小野:多分そうなる。基本的には地面がでているところ。木があったり芝が会ったりするが、それらは多分、全部綺麗にして、底に砕石をして表土を取る事になるが、表土を取る事である程度除染ができるので、表土を取った形で砕石をしてアスファルトを敷く形だ。通常の土の道をアスファルト化するイメージでいればいいと思う。)

わかった。

・エリア2ー1が最初になるんではないかという事だが、その後、何かわかっている順序は?エリア5は一番最後、まだ検討段階と言うことだと思うが。

(東電小野:2ー1とだな。多分、3、実はこの、えっと、フェイシングと簡単に一言で言っているが、コレって効果が3つほど期待出来る。一つは、★一番我々が気にしている線量を下げる効果が一つ。もう一つは全面マスク。どうしてして全面マスクをしないといけないかというと、地面からダストとか舞って、その中に放射性物質が入っていると、内部取り込みをして内部被爆をする恐れがあるので全面マスクとかするんだが、このフェイシングによってダストが跳ばなくなるので、★その意味でマスクを軽くすることができる。例えば、普通のサージカルマスクみたいな物で、作業ができる環境が都との恋うことになるので、コレがあると作業がし易いのが二つ目の効果。3つ目の効果は、★★★実は今問題になっている汚染水の大元は地下水なんだが、この地下水って、結構、皆さん誤解されているところがあるかも知れないが、阿武隈山渓に降った雨が、地下水となって1Fのこの場に出ているという事ではなくて、どうも1Fの敷地に降った雨がそのまま建屋の方に入り込んでいるのがかなりの部分だという事がちょっと分っている。ですから、1Fの敷地をこういう形である程度こういう形でフェイシングしてしまい、地下に水が入らない形が取れれば、当然、水は今日降った雨が明日出てくるわけではないが、何年後かにはかなり、この1F建屋内にはいってくる地下水が減らせるだろうと思っている。この3つの要素があるので、そう考えると 2ー2みたいなところは3つ目の効果を考えるとあまり建屋に影響がないので、これは場合によっては後ろにしたいと思うし、すいった意味で2ー1や3、4ー1だな。ここら辺が多分、ここら辺に降った雨が地下水になって建屋側に流れていくことを考えると、ここら辺が一番はじめになるのではないかと思う。4ー2は ALPSがあったり、キャスクの保管設備があったりするが、ここはこれから新しいALPSを増設したり、サブドレンの水を綺麗にする設備を作ろうとしているので、色々な設備がここにどんどんできてくることになるので、その設備を作っていく段階で、どんどん土の地面は舗装化されることになるから、それに平行した形で、除染計画を進めていく事になると思うし、5は先程言ったとおりで、度言う使い方をするかが、明確に決まってないが、現時点は森林状態なので、このところをいきなり木を切ってやるかは、それは一番最後に鳴るではないか。今後の色んな利用計画を見ながら除染を進めていく事になると思っている。)

わかった。放射線量の高い1は最後、後まわしってことだよな?

(東電小野:やっぱ1番は一番難しい箇所と思っている。さっきも言ったとおり、瓦礫をなるべく撤去してどれぐらいまで下がるか見極めて行かないといけない。んで、瓦礫を撤去して初めて下の地面が出てくる状況だから、この辺は先ず瓦礫を撤去してどれぐらい下がる噛みたいと思っている。)

・表土除去の作業を始めるのは年内にもという見立てでよいか?

(東電小野:できれば年内。どこからするかは検討中なので、場合によっては年が明けてからになると思う。)

・相澤副社長に聞く。この舗装に関してだが、4日に原子力規制委員会で田中委員長は、舗装ぐらいでは放射線は減らないので、先ず除染する必要があると定例会合で言っているが、この件に絡んで、この方針についてあらためて意見を聞きたい。

(相澤副社長:今、説明した中にも入っていたつもりだったんだが、★★★我々はフェイシングをすると言ってしまうので、少し誤解を招いた、こりゃ反省点なんだが、フェイシングをするということは、必ず土の表土を取らないとフェイシングはできないんですよ。土の上の表土を取ると。すなわちフェイシング=先ずは土の上の表土を取って除染をするという事なんすね。ですからこれは常に一体でありまして、フェイシングする前に除染をするような、われわれ、常に、それを実行していくと言うことで考えて鋳るので、あのぉ、もう少し丁寧に説明すれば良かったかなと思っている。

# 田中委員長は朝に見たテレビ、新聞報道がきっかけで、ちょっと言わせてくれや、と切り出していたと思ったけど。薄いコンクリ敷いたぐらいでは線量防げない、総合的なリスク低減とか言ってた。なるほど。相澤副社長の説明で理解。##

それから先程、1のエリアは後回しなのか、と言う質問だったが、決して後回しという事ではなくて、1は他よりなかなか強敵で時間が掛かるんすね。だから、1もできるだけ早く、ま、これは除染してアスファルト舗装するだけでは、中々一桁というわけにはいかない。結局は更なる線量低減策というところまで入っていかないといけない。特に高線量は遺憾等の遮蔽効果、こういう事をやっていかないといけない訳で、そういう事も出来るだけ前倒しして、特にこれからは建屋周りと海側というのは、色々と作業が輻輳してくるし、作業員の方もこのエリアでの作業が増えるから、そのためにもだな。建物の周り、あるいは海側の除染、更にはフェイシング、あるいは遮蔽といた事を積極的にやる。ただ、時間が一番掛かるので、後回しということではなく、結果として後ろになる可能性はあると思うが、その様に理解頂きたいと思う。)

ありがとうございました。



http://live.nicovideo.jp/watch/lv162022637#00:52:50

●ファクタ宮嶋:【要約】東京


・小野所長に聞く。ま、相澤副社長でもいいんだが。★★★フェイシングを考えたら大量の表土を含めて相当量になると思うが、構内で人が作業をしている事を考えてら、構内で移動してるんだから、除染ではなくて、これは構内の線量の移線だ。そういう事を考えると移した先をどうするかという事だな。これから大量に出てくるし。ということは5のところに、その前に中間貯蔵のような大きな物を使っておかないと1の部分をどこに持っていくのか、ということがよくわからない。コレが1点。もって行き先だな。

・それから、相澤副社長には政府のあれで、出られてて、議論として伺いたいが、4つの手法があり、流入水が減るのは凍土と今のフェイシングですな。それからサブドレンと地下水バイパスの方は これは外に出せない限りは水が溜まって言っちゃうんですよね。すると今回、フェイシングという事が出てきた事で、この4つの手法の中で、フェイシングを早くするのが難しいとさっきおっしゃったような、建屋の少し上側の所を最優先する、この4つの優先順位は東電として変わったのではないかと思うが、その辺の考え方について伺いたい。これは相澤副社長さんでもどちらでも結構だ。

(東電小野:一つの目の表土を剥ぎ取った後の土だが、今、その辺は構内★含めて、どこに持っていくかは、★今、検討中だ。何とか、★★★それは当然ながら1Fの敷地の中で収めたいとは考えている。検討中という事になる。)

# 1F構内含めて、、1F構内から出すことをメインで考えてるのか。 ##

(相澤副社長:確かにフェイシングというのは確かに仰るとおりだ。対処療法じゃない凍土壁に変わる第2の矢!である!ということで、これは非常に期待されるところである。あの、先程はちょっと線量低減を中心に底に焦点を当てて申し上げたが、地下水をはいってこなくする意味では非常に期待されるところである。よって我々も除染、あるいは、線量低減という効果も非常に大きな上に、地下水が入ってこない効果も大きいので、かなり重要な物だと考えている。優先順位が変わったかという質問があったが、これはともかく出来る事を、2の矢、3の矢、も同時に進めるという事で順番を変えるという事ではなく、できる物をできるだけ早くやっていく、そんなスタンスでやっていきたいと思う。ただ、仰るとおり、本当に!そういった意味では対処療法ではない、次の一手が出てきた、非常に重要だと考えている。)

# 何で同時に進める事をこれまでしてこなかったのか… もっと早くわかっていたはずなのに。情報を表に出さず、第三者の評価を挟まずやってきた結果が今の状況でしょうが。海洋漏えい認識しながら明るみになる対応を避けてきた東電。現場大変、手が足りないというのは全く理由にならない。##



http://live.nicovideo.jp/watch/lv162022637#00:55:55

●フリー木野:【おこし】東京


(東電小林B:はい!それでは次は木野さん。念のためだが、時間が限られているので、こちらから説明、配布させてもらった資料に沿った形での質問を頂ければと思っている。宜しくお願いする!)

# こちらが要求した以外の質問はお断りだと念押しする東電小林B。事実上、情報を聞き出す機会が減った… 東電会見、国民説明姿勢が更に後退。秘密保護法強行した自民党にならって、国(自民党)が前に出て汚染拡大を口実に東電救済!東電も習って強気な姿勢。自民党利権政治こそ諸悪の根源。##

汚染水の関係の質問もダメなのか?

(東電小林B:あのぉ、こちらから先ず配った資料で質問を頂ければ。)

それ以外の物はダメなのか?

(東電小林B:あの!全くダメという事ではないが、1問、2問だったら。)

じゃあ、一つだけいいか?

(東電小林B:よかろう。)

・★★★小野所長か相澤副社長にお願いしたい。先日、トラブルのあったRO除染装置の事故の報告書 http://j.mp/1gJgPXr が出たと思うが、この中に当該の作業に関して、工事の工程を3段階に分けて、要するにPE管の交換作業に関して、閉止、撤去、敷設の三段階にわけて、一段目と三段目をB社、二段目をA社と一連の作業の中で委託する先を2社に完全に分けているが、これが事故の原因にもなっているが、通常の一連の作業ではあまり分割して契約することはないと思うが、どういった理由があったのか、わかれば教えて頂きたい。

(東電小野:確認するが、私の記憶だと、ROの設備を実際に設計してもらった会社と、そうでない、弊社の関連会社みたいなところをきちっと使ってやったということだと私は記憶している。その意味で2社がそこに当然出てくるんだが、こう言うのは珍しいというのではなく、今までもプラントメーカーに作ってもらった設備を、最終的には弊社の関連会社が保守をしていくことは今までやってきたので、多分、同じような形態を取っていたんだと私は思っているが。)

そうはいっても、この2社の間の連携が上手くなかったことが今回の事故の原因と報告書に書かれている。通常、分割する場合はコストダウンを狙うことが多いと思うが、分割する事のメリットはどこにあるのか?コレまでも多いという事なんだが。

(東電小野:一つは作業してもらう実際の作業員が違ってくるので、ROみたいなところは、確か線量が高い、ということもあったので、そういった意味では、2社に分割することにより、色んな作業者が集められるといった事を狙ったんではないかと思っている。)

すると今後もこういった形の契約は続いていくと考えた方が良いのか?

(東電小野:そのところはあり得る戸思うし、ただ、当然ながら、今回、連携がうまく行かなかったところは大きな反省材料だと思うので、その辺は十分考えての契約の形態になると思う。)

(東電小林B:はいっ!! それでは他の質問は如何か?よろしいか?宜しければ、えっと、あの、また向こう側でも待っている人がいると思うので宜しいか?それでは福島にマイクを戻したい。)

(東電司会:それでは再びこちらの会場に戻したい。新た溜めて質問を伺う。如何か。)



http://live.nicovideo.jp/watch/lv162022637#00:59:55

●TV福島ふるかわ:【ほぼおこし】福島


・先程の質問の答えの中の質問だ。汚染水の大半は地下水が大半という話しがあった。で、その地下水の大半が1Fの敷地内に降ってる雨が多いのだと。阿武隈山渓で降った雨が1Fに流れて来るより、そっちが多い事がわかってきた話。もう少し詳しく聞きたい。

(東電小野:絵があればいいが、私も土木や出ないので専門ではないが、簡単に言えば粘土質の地面があり、その上に透水層みたいな水が通る層があれば、粘土質には水が入らず、透水層に沿って水が下に流れていくことになる。で、実は透水層ではなく粘土質の層は建屋の、敷地の所から建屋の底に向かってあるんだが、用は阿武隈の水は粘土質の下に入るので、要は多くは出て来ない。だが、その上の所の透水層は粘土質に沿って、簡単に言うと、山側から海側に向かって傾いているので、どんどんその水が流れて来ることになる。じゃあ、透水層はどこから、と言うと、それは大体、敷地とか、あたりから、透水層が始まっているという事何で、枝があると非常に説明しやすいが、口頭でわかってくれたか?そんなイメージだ。)

この間、視察させてもらったときに頂いた資料で、東西で切った場合にこんな地層になっている断面があったので、それをイメージしていたのでわかった。そうすると地下水バイパスに関係してくるが、地下水バイパスは、要は阿武隈山渓から流れて来る水が、敷地内に入ってくる可能性があるので、それを用はバイパスして海に放出してしまう物が、元々、大元だよな。今の話しからすると、全くいらないとは言わないが、地下水バイパスあたりの必要性からすると欠けてくるのかなと思ったが如何か?

(相澤副社長:私から答えさせてもらう。先程もちょっと言ったとおり、昨日、汚染水対策委員会というので、昨日、報告書が纏まった。その中にも明確に書いてあるが、先程も小野が言ったとおりだ。まっ、なんとなく阿武隈山渓の水だろう、と思っていた水が、実は!{敷地内に振った}雨水だった!ということなんすね。それを我々、あの、あの、車内でも地価の状況をシミュレーションして、解析をしてたんだが、その結果を、更に!汚染水対策委員会、でっ、より広い領域にわたって、色んな専門家の方を交えて、その支援をいただきながら!その解析をした結果、やはり!間違いない、そうだった、と、いうことである。

# 何となく阿武隈山渓の水だろうと思っていた… 苦しめている地下水の出本を、何となくそう思っていた… ( ゚д゚)ポカーン 東電が行った科学的な分析、評価結果があたった試しは殆ど無いけど… 外部専門家を交える事をせずに、自分たちで処理してしまおうとしてきた結果が今。##

# やはり!間違いない! つまり、自分たちの解析は、やはり!間違いであった! と。 orz ##

それで、地下水バイパスについては、そういったわけで、阿武隈山系の水ではないが、構内に振った雨水が、地下水になっている、その、地下水!地下水を!汲み出して、少しでもレベルを下げて、建物の中に入ってくる量を減らそう!こういうことである。で、さっき、対処療法だといったが、実は、対処両方に対して、根本療法と言いましょうか、凍土壁とか、フェイシングというのは対処療法ではない!ものだ!ということになるが、こういった根本療法というのは、必ずうまく逝くかどうか、というのはやってみないとわからないが、対処療法というのは逆に、直接的にも効果が、すぐ発生してくる、という意味では、決して必要ないものではなくて、時間的に必要な時間も少なくて済む。そういった意味で、これも絶対なくてはならない情報である、ということである。そういった意味で、地下水バイパスも非常に重要だし、その後、サブドレンも考えているが、これも直接的に効果が期待できるものであって、非常に有効であるということだ。)

ありがとうございました。

# テレ朝松井記者から再三指摘があった。専門家が阿武隈山系の水じゃないんじゃないのかと指摘していると。##



http://live.nicovideo.jp/watch/lv162022637#01:05:45

●共同カネシ:【おこし】福島


小野所長か、相澤副社長どちらかにお願いする。地下水バイパスが対処療法で、その後にフェイシングで地下水に入る雨水そのものの量を減らせればと言う話しがあったが、そうすると平行してやっていくと言うよりは、最終的には地下水バイパスのそのものの稼働が減っていくことになるのか?

・仮に層であるのであれば、今、漁協社の方達と地下水バイパスが出来るかどうか、今、色々、交渉していると思うが、時期を区切った形での交渉になるのか。コレを今後、漁協者に提示したりするのか?

(東電小野:今、副社長 相澤さまが仰られたが、基本的に地下水バイパスは、効果が早く表われると考えている。フェイシングをしても、水が移動する時間は結構掛かるので、やっぱり数年。場合によっては10年とか言うオーダーが掛かって水の量が減っていくことになるのかなと思っているので、地下水バイパスは短期で効果が期待出来る対策だと思う。なので、今の段階で、水が何年になったら亡くなるとか、どれぐらい減るとか、想定は色々できるが、それを前提に地下水バイパスを限定して、ということは多分、私としては今の段階で言えないと思っている。ただ、今後やっぱり色々試してみて、その辺のデータが集まってくれば、ある程度の段階での予想は出来てくると思うが、今の段階ではその辺まで言えないと思う。)



http://live.nicovideo.jp/watch/lv162022637#01:07:50

●福島民放いとう:【要約】福島


相澤副社長か、小野所長に聞きたかったんだが。除染計画の実施に辺り、必要になる人員の数、その確保の目処は立っているか?

(東電小野:必要な人員がどれぐらいかは、まだ見積もれていない。ただ、人数的には極端に特殊技能のいる話しではないと思っているんで人数は確保出来ると思っている。何千人、何百人とか、まだ見積もりはできてない。)

・4号機オペフロ線量低減対策は、何時頃に着手して何時頃できる?

(東電小野:できればすぐにでも着手して、実は、遮蔽板を付ける作業なので、物さえ入ればそんなに時間を掛けないで出来ると思っている。できれば今年度中には何とか終らせたいとは思っているが、その辺は材料の確保次第と思っている。)

(東電司会:他には質問如何か?それで今の方で質問は終わりにさせてもらう。どうぞ。)



http://live.nicovideo.jp/watch/lv162022637#01:09:30

●NHK沓掛:【おこし】福島


・2回目で申し訳ございません。石崎さまにお伺い致します。5,6号機の廃炉の関係だが、地元自治体に説明する事になっていると思うが、その辺のスケジュールは現在どのような形になっているのか?

(東電石崎:5,6号機について、今、社内でも色々検討しているが、地元から、やはり、事前協議をしっかりして欲しいと。ま、具体的には双葉町からその様なお話しを頂いている。今週金曜日に双葉町にお邪魔し、ま、呼ばれておりだな。全員協議会に私が呼ばれてるんで。そこで協議をすることになる。そして併せ手、同時に立地町である大熊町の全員協議会にも、これは同じ日にやるので、新妻常務を予定しているが、立地町に協議に伺うこと、までは決まっている。)

その協議だが、内容としては東電さまの方から、どのような話しをされるんでしょうか?つまり、5,6号機を廃炉にする説明をされるのか、それともそうではないのか?

(東電石崎:それはまだ特に決まっていない。地元、特に双葉町からは、我々は呼ばれた形になってるんで。全員協議会の中で色々、質問が出ると思う。そういったやり取りを先ずは始める段階で、具体的にそこで何を決めるとか、そういう予定は今持っていない。先ずは地元との協議を今週金曜日から始める段階である。)

確認だが、廃炉にする説明を市に行くのではなく、地元の意見を聞く、ということか?

(東電石崎:われわれ共は、双葉町から呼ばれたんで。先ずは伺ってどういう質問があるかと。その中でどう答えるか、質問の内容によるが、今のところ、予定を持っていくわけではない。とにかく先ずは伺って、話を先ずは聞きながら、質問に答えることからスタートかと思っている。)

わかりました。決まっているのはこの二つの自治体という事でよいか?

(東電石崎:はい。今現在決まっているのは、その両町の全員協議会に我々共が参加するということである。)

ありがとうございます。

(東電司会:それでは本日の会見を終了させてもらう。)


# トリチウム水タスクフォース 質問なし (´・ω・`) ##



~ 終了 18時13分(1時間13分)

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