(31分)
●【政府・経産省】 汚染水処理対策委員会 (第11回)12月10日 ★★
- 議事次第(131KB)
- 名簿(119KB)
- 【資料1‐1】東京電力(株)福島第一原発における予防的・重層的な汚染水処理対策(概要案)(2.53MB)
- 【資料1‐2】東京電力(株)福島第一原子力発電所における予防的・重層的な汚染水処理対策(案)(77.7MB)
- 【資料1‐3】福島第1原子力発電所を対象とした地下水流動解析(2.66MB)
- 【資料1‐4‐1】IAEA Team Completes Review of Japan’s Plans to Decommission Fukushima Daiichi(82.0KB)
- 【資料1‐4‐2】PRELIMINARY SUMMARY REPORT(130KB)
- 【資料1‐4‐3】IAEA調査団、福島第一原子力発電所の廃炉計画についてのレビューを終了(IAEA プレスリリース仮訳)(172KB)
- 【資料2】トリチウム水タスクフォースの設置について(案) (261KB)
●【規制庁・規制委員会】海洋モニタリングに関する検討会 第3回 12月9日 ★★
- 議事次第【PDF:29KB】
- 資料1東京電力へのモニタリングに関するヒアリング概要【PDF:412KB】
- 資料2東京電力株式会社福島第一原子力発電所周辺の海水の放射能濃度分布【PDF:4.7MB】
- 資料3海洋モニタリングに関する検討会のミッション及びスケジュール【PDF:35KB】
- 資料4海生生物の測定方法について【PDF:1.7MB】
- 資料5国際原子力機関(IAEA)との海洋モニタリングにおける協力について【PDF:148KB】
- 参考資料原子力規制委員会による福島第一原子力発電所周辺の海水モニタリングの強化について【PDF:299KB】
○報道関係各位一斉メール 12/9(月)~12/10(火)
- 12月9日
- 汚染水・タンク対策本部会見 開催案内 12月11日 午後5時~ ★
○福島第一プラント 12/9(月)~12/10(火)
○指示・報告 12/9(月)~12/10(火)
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○漏えいトラブル事故関連 監視モニタリング・分析結果 12/9(月)~12/10(火)
○H4エリア タンク高濃度汚染水300トン漏えいに関するサンプリング結果
- 12月9日
- H4エリア周辺(PDF 106KB) E-1 全β 17,000 ↓ H-3 430,000 ↓
- 南放水口・排水路(PDF 121KB)
- 12月10日
- H4エリア周辺(PDF 105KB) E-1 全β 15,000 ↓ H-3 450,000 ↑
- 南放水口・排水路(PDF 121KB)
○No.1エリア周辺 地下水汚染海洋漏えい・トレンチ・建屋調査 関連
○地下貯水層漏えい関連
○環境モニタリング・サンプリング 12/9(月)~12/10(火)
- 12月9日
- 1号機~6号機周辺 サブドレンピット水位計測結果(2013年11月1日~11月30日) ★★
- 集中廃棄物処理施設周辺 サブドレンピット水位計測結果(2013年11月1日~11月30日) ★★
- 福島第一港湾内、放水口付近、護岸の詳細分析結果(PDF 202KB) ★★
- 12月10日
- 福島第一港湾内、放水口付近、護岸の詳細分析結果(PDF 257KB) ~ 護岸地下水観測孔 No.1-16 で 全β 150万Bq/L
○その他 12/9(月)~12/10(火)
○福島第二 12/9(月)~12/10(火)
- --
○福島復興本社 12/9(月)~12/10(火)
- --
○柏崎刈羽 12/9(月)~12/10(火)
- --
00:00:00
■福島第一の状況
○東電石橋:
12月9日の定例会見を始める。本日の会見者は原子力立地本部長であらせられる尾野さまである。よろしこ。
○尾野:
よろしこ。福島第一の状況 http://j.mp/1ck9zNf
[原子炉および格納容器の状況]注水は安定して継続。3号機について下に注記。アスタコソラ(瓦礫撤去ロボ)による瓦礫撤去を行なう関係で、注水ラインについては、CS系と注水系の二つがあるが、給水系近くでの作業となるため、
CS系に載せ替えているという事で比重が変わっている。[圧力容器下部温度][格納容器圧力と水素ガス濃度]何れについても示したとおりで特記はない。[使用済み燃料プール]1~4号機まで循環冷却システム運転中。
[タービン建屋地下溜り水の処理状況 ]1号、2号、3号、それぞれから示したとおり、移送を実施してるところだ。[水処理設備および貯蔵設備の状況]サリー運転中。[その他]いくつかあるが、既に案内している内容なので割愛する。
■環境モニタリング・サンプリング
2個目の資料。護岸エリア付近の水位、ガラス材料工事の進捗状況のグラフ。そして測定結果党の取り纏めをいつもの通り付けているので参考にしてくれればありがたいかと思う。
海側の測定結果等々については、途中、データが出る度に速報という形でメールでも知らせているが、全体として特に知らせている内容と変わっているところはない。私からは以上だ。
○東電石橋:
それでは質問を受ける。(3分 )
■質疑
http://live.nicovideo.jp/watch/lv161266682#00:03:35
●共同おおた:【要約】
・4号機使用済み燃料プールからの移送関係について。HPで66体と数字が出ているが、今の状況はキャスク一つ分がまた新たに移って、その過程で特にトラブルがなかったということでよいか?
(尾野:そのとおりである。)
今後の見通しで何か話せることあるか?
(尾野:特に無いが、おかげさんで順調に進んでいる。始まったばかりなので慎重に作業を進めていきたい。)
(東電石橋:他にあるか?… よろしいか?)
http://live.nicovideo.jp/watch/lv161266682#00:04:30
●時事神田:【おこし】
・今日の規制庁の海洋モニタリング検討会で、http://j.mp/1ckqvTX 連続モニタリング装置の設置についての検討状況があったと思うが、現在の検討状況とか、どういう事を考えているか、もう一度説明、手元に資料はお持ちか?
(尾野:手元に資料はないが、大まかなところで言うと、本日、委員会の場でも答えた通りかと思っている。港湾入り口、港の外側、堤防の外側の南、北川付近に連続モニタを設置する方向で検討している。ただ、設置するための事前の土木工事なども必要になってくるので、右から左に簡単につくという物ではないので、少し時間を頂いて付けていくことになる。また、海の工事なので、工事が実施できる期間も、1年の中で限られてくる部分もあるので、そうした中で優先度を決めて作業をしていくことで話しているかと思う。)
・★★★IAEA調査団の文章では、色々、非常に安価な装置もあるので、沢山のポイントを調べられるのではないかという説明もあったと思うが、例えば港湾内の連続測定の必要性について、今、東電はどのように考えているのか?
(尾野:現在我々が考えているところとして、申し上げたのは以上3点というところが、費用的な物という事以上に、ま、どのような設備を、海岸に近い場所に設置するという事なので、それに関係して、波浪等に対する配慮や考慮も必要になってくるので、そうした事を含めて検討かと思っている。)
ただ、波浪とかの条件で言うと、港湾内よりも港湾外の方が厳しくなるわけだよね。例えば、港湾内はあまり、波浪のことは考えないで済むので、港湾内には、例えば、より安価な装置を入れるとか、そういった連続モニタリング装置を、全て同じ装置を入れるという事ではなく、ポイントを増やす方向で内外を調べる考えは今のところ無いのか?
(尾野:はい。いまのところ、特に聞いてないが、そうした考えも一つかと思う。)
# コレまでの東電の姿勢は、現場の状況が明らかになることは避けたいという姿勢だったけど、技術開発国費投入がこれまでの東電の姿勢にどのような影響が与えてるんでしょうな。##
・今日はモニタリング装置の位置に関しては、中に入れるのではないかという声もあったようで、規制委員会の検討会の中では、まだ最終的な結論は見えなかったと思うが、今のところ、東電として設置時期は何時頃と目処にしているのか?
(尾野:先ず、★港口付近で年明けの春頃だな。何とか最初に一台を付けたいと思っている。それ以降は土木工事とセットになって受ける部分があるので、もう少し具体的な工程を見極める必要が別途あるかと思っている。)
# 中村委員も高価な物だと再三言ってたけど、いくらぐらいするんだろ。気象研の青山委員からも技術的な妥当性について言及。##
その具体的工程のスケジュール感はどれぐらい?
(尾野:比較的時間が掛かるのではないかと思っている。)
今年度中というスパンではない?
(尾野:今年度というと次の3月ということだな?それはちょっと難しいのではないかと思う。)
来年度とか?
(尾野:そういうオーダーになってくる。)
http://live.nicovideo.jp/watch/lv161266682#00:08:35
●フリー木野:【おこし】
・別件だが、今、作業員の人が1F に入る前に、入り口にある建物があるが、あそこで色々着替え等をしていると思うが、用意しているロッカーの数とか、その場所を使う人間が、最大何人ぐらいを想定しているという数字はあるか?
(尾野:ちょっと今、具体的には数字は持っていない。大体3000人、強、規模ぐらいで使っているのではないかと思うが確認する。▼)
要するに最大3000人ぐらいを想定している感じか?
(尾野:おおよそそれぐらいと聞いているが、具体的にどれぐらいの用意があるかという事がポイントだと思うので、それは別途確認させて頂きたいと思う。)
現在、福島第一は何人は行っているか?
(尾野:大体だな。比によって違うが4000人ぐらいが入っていることもあるのではないかと思っている。)
そうすると入り口の場所を1000人規模で越えてしまうと思うが、状況というのは、スムーズに着替えと化できてると考えているか?
(尾野:現状、様々な要望があるようだが、先ずは状況を確認したいとおもう。)
様々な要望というのは、例えばどういうものが?
(尾野:現状、空きロッカーを見つけるのが厳しい、という事は全体的に作業者の人数が増えてくれば起こってくることなので、そうした事も状況を見極めながら対処していく必要あると思っている。)
今後、4000人/日 という状況は続くと考えられるか?
(尾野:こりゃ何とも言いようがないが、方向としてはあるのではないかと思うが、何れにしても、今ここで私も個別なデータを持っていないので、ロッカーの数という事からの質問なので、確認の上で回答するのがよいかと思う。)
・4000人というのは、これまで1日3000人の説明があったと思うが、増えている人数の分は、どの作業分野で、どれぐらいか、具体的にあるか?
(尾野:何れにしても、今手元に情報が無い状況で答える事は、正確性を欠くので、どのような回答ができるかを踏まえた上で答えさせてもらう。)
★★★確認する際に、いつぐらいから4000人ぐらいになっていて、その作業内容、それから今後の見通しがどのような物なのか、それも合わせてお願いできるか?
(尾野:▼確認の上回答したい。ありがとうございます。)
・3号機だが、これから作業するに辺り、遮蔽材を中に付けていくと思うが、遮蔽材のトータル重量がどれぐらいになるかという試算はあるか?
(尾野:▼ちょっと今、3号の工事について、私が今正確に把握してないから、今後の作業という事で、どういう形になるかについては確認させてもらいたい。現状、我々が考えているのは、先ず、3号機のオペフロ、こちらの方の除染を行って行くと言うこと。そして、3号機のプールの中から瓦礫を撤去していくという事。コレを行なったうえで、建屋を造っていくという事なので、今、質問になっている3号機の中の遮蔽材云々は少し確認させてくれ。)
確認だが、オペフロの除染とその後、プールからの瓦礫撤去があると思うが、除染はアレだが、瓦礫撤去の際は除染だけでやるのか、それとも除染をした上で遮蔽材を設置して実施するのか、その辺は?
(尾野:そこは状況次第かと思う。)
今の予定の見通しはまだ決まってないと?
(尾野:除染した上での結果を見てオペフロに遮蔽材を置く必要があるかどうか、見極めてから行なうので、結果次第かと思う。)
わかりました。取り敢えず。
http://live.nicovideo.jp/watch/lv161266682#00:13:50
●テレ朝松井:【おこし】
・以前出ていたと思うが、それが確認出来てないので恐縮だが、2,3号機側のウェルポイントだが、これはいくつ穴を空けて、どれぐらいの?1の方と同じような規模と考えて宜しいか?
(尾野:▼場所と規模がちょっと違っているが、具体的に幾つかはちょっと家訓下後で、ぶら下がりで答えられると思う。)
というのは、No.2に比較して、ウェルポイントの方が異常に数字が高い。コレについての見解は?ウェルポイントはかなり横に広がっている訳なので、このことを含めて新たな観測孔を掘る計画は今あるのか?
(尾野:質問は、1のウェルポイントの、)
違います。2のウェルポイントだ。の、数値が、すぐ側である No.2 の観測孔のこれまでの数値に比べると、非常に高い数値が今出ているようだが、そうすると、どこから来たことに当然なるわけで、それ用の観測孔をまた掘る予定はあるのか、と言う質問だ。個別の観測孔を新たに掘っていくかどうかについては、今、必ずしも決めてないが、現実にウェルポイントという汲み上げ能力のあるところで高い値が出ているから、当該の場所のウェルポイントの稼働等を行なって、状況を見ていく方向で考えている。)
今の話しだと、例えばウェルポイントが仮に20個あったとしたら、1番から20番まで番号が仮にあるとして、その番号ごとに例えば濃度を計る、そういうことだな?
(尾野:いや、そういう意味ではなくて、今一番北側で出ているので、いろんな所で引き出すと拡散させてしまう可能性があるから、一番、今、濃度が出ているところから引くことを考えている。)
量自体も、ということなのか?
(尾野:はい。そういうことだ。)
そうすると、改めてここの数値が高い原因はどのような見解か?
(尾野:それ以前、No.2エリアの、、えぇぇ、ま、トレンチに近い側だな。で、高い値が一部見えていた時期があったが、底の値が下がっていて、そこよりやや、下流側にあるウェルポイントの辺りで値が見えているという事なので、中で移動が起こっている可能性が一つ考えられると思っている。ただ、厳密な意味での流動解析が終っている状況ではないから、一つの可能性としては考えられる、と言うような範囲である。)
わかりました。結構だ。
(東電石橋:他に質問は?… では木野さん。最後でよろしこ。)
http://live.nicovideo.jp/watch/lv161266682#00:16:45
●フリー木野:【おこし】
・4号機の燃料取り出しに掛かる作業員の計画について。先週、最後まで掛かるのは10人という話しがあったようだが、具体的に何人ぐらいと考えているのか?
(尾野:ちょっと質問の意味がよく分らなかったが。)
今、燃料取り出しを6人6班でやっていると思うが、これは今後、トータルで出して、外に運び出して、共用プールに運び込むのを1回と数えると70回ぐらいになると思うが、燃料プールから燃料取り出し作業に掛かる6人6班体制が、その70回をやったときにどれぐらいの被爆量になって、あるいはその間に具体的に作業員が何人ぐらい必要で、上限に行ってしまうから、このぐらいの所で交換する事になると、トータルの作業員の数がかなりの数になると思うが、その辺の人数の見通しを教えて下さいという問いに対して、数10人で訓練をしているから間に合うと言う話しがあったようだが、数十人とは何人ぐらいか?
(尾野:あ、そういうことか。その時に話していたのは、既に48名で訓練に入っているという、その時点だな。がある。それからその折りに言ったが、必要があれば、更に大勢の方に訓練して頂く、大元の供給源はあるということをいった。具体的に言うと、6人の班だが、その中で機長、副機長にあたるような機械の運転操作をするのが二人だ。コレが特殊技能者になるので、と言いつつも、燃料の取り出し作業の経験がある物は、我々非常に大勢、ええぇぇぇ、ま、いると。いらっしゃるという訳である。その中で、4号のための訓練をしている物が、現在、48名いるという事で、内12名で6班組んでいるという事だから、状況としては無理なく交代できる状況にあると思っている。)
6人の内2人が特殊技能者というのは、これは燃料取扱装置と、その後のクレーンの2人という事か?
(尾野:燃料取扱装置の運転が2人。)
残りの4人は特殊技能者ではないという事は、一般の作業員から募っていることになるのか?
(尾野:残りの4人については、通常の発電所で作業している者の中から、4号機の当該の作業のために作業の習熟をしてもらえれば、十分できる内容である。)
その内容が48名という事か?先程の48名というのは?
(尾野:機長、副機長にあたる者だ。)
そうすると残りの4人の方々がどれぐらいの人数はまだ出てないと?
(尾野:必要に応じていくらでも養成できるから、そちらは問題ない、実測にならないとおもっている。ただ、現状から言うと、被ばく線量、計画線量に対して十分低いところで進んでいるので、被爆が律速になって作業者が足りなくなる状況ではないと考えている。)
計画線量と被ばく線量は、実際の被ばく線量はどれぐらいになっている?
(尾野:半分ぐらいだったと思う。)
計画は?
(尾野:▼今、個別に具他的な値は覚えていないが、後で確認させてくれ。)
わかりました。
・それから先週公表のあったRO3膜除染装置の事故の関係だが、幾つか確認出来ればと思う。先ず、PHS の通話可能エリアだが、これはこれから周知していく話しだったが、ちゃんとどこで繋がる、どこで繋がらないという事を確実に知っているのは東電の社員だけだったと言う事で良いか?
(尾野:その様なことはないと思う。)
すると、先日の事故の際はどうして知らなかったのか?
(尾野:今の質問は、東電社員に知らない者がいたという可能性がないのか、と言う質問であればそのようなことではない。)
いや、東電社員だけがご存知だったのか、と言う質問だ。
(尾野:ちょっと質問の意図がよく分らんが。何れにせよ、報告書に書いてあるとおりだ。当日、その方はPHSをもっていて、PHSでは繋がらない状況だったということだ。)
# 「今後、原子力規制委員会としては、報告を受けた内容を厳格に確認する予定」 → http://j.mp/1bqBqdB ##
いや、社員の方だけが知っていたんですかという質問だが。
(尾野:その中の登場人物で、ということか?)
いえ。全体。あそこの中に入っている状況としてだ。報告書 http://j.mp/1gJgPXr の中に通話可能エリアは社員向けに周知は行なっていたが、協力企業には周知が十分ではなかったという一文があるので、どういう状況なんですか、という事なんだが。
(尾野:十分ではなかった反省点があるから、周知をしっかり行なって頂いたという事だ。そのことは以前に、協力企業の社員で知っている人が皆無であったということを、必ずしも意味しないと思っている。)
# これまでの事業者責任が及ばない丸投げの多重下請け労働のシステムで事故収束をやっているから、トラブル、事故が絶えない。##
十分ではなかったとはどういう意味か?
(尾野:これは結果として今回のようなことが生じたことの裏返しという事の反省である。)
…。ちょっとよく分らないが。十分でなかったというのは、要するに説明がなかったという事ですよね。なので、どの範囲にどのような説明をしていて、なぜ、今回は知らなかったのかという、それが知りたいんだが。それはわからないのか?
(尾野:はい。~キッパリ~ 私どもとしては、今回の出来事から翻って考えると、PHSの利用可能のエリア外であることについて、十分、現場の方、今回登場されている方が承知していたか、というと、そういう状況でなかったという事を把握していたので、従ってそうした事を周知する、改めて確認する事をさせてもらったという事なので、その様に理解頂きたい。)
# 問題の本質をずらすことしか頭にない東電。規制庁がどういう判断を示すのか見ものですな。まさか経産省・保安院みたいな事はあるまいな。##
今、3000人というか、4000人の方が入っていて、そのPHSの事を知っているのは、どれぐらいの範囲の人に限られるのか?要するに水平展開という意味で、過去の事故だけではなく、現在どういう事か状況を確認しないといけないと思うが、今の話しだと、それがされていないという事で良いか?
(尾野:各企業を通じて、こうしたエリアについて、PHSが繋がらない場所があるから、この場合について、携帯電話等を使うという事は明らかにさせてもらったし、★そのことは作業を行う場合の中各者が承知してくれれば結構だと思っている。)
中核者というのは、ですからどの範囲になるのか?
(尾野:中核者というのは、工事担当者であったり、班長、ま、こういう事になるが、そうしたところにしっかりと周知してくれるよう、改めてお願いしたわけである。)
# 再発防止対策は、下請けに周知徹底。改めてお願いさせてもらった。いつもこれ。文字にしていていつも思うことだけど、子会社下請けの主語はハッキリ言う癖に、東電が主語になるときは必ず言わない。相も変わらず汚い広報。##
PHSではなくて携帯をつかうというのは考えられないのか?
(尾野:それは勿論あり得る。)
★★携帯電話を配布するとか、そういったことは?
(尾野:改めての形態の配布までは考えていないが、何れにせよ、状況場所等に応じた手段により、確実に連絡をしてもらえるようにという事で、あのぉ、そこに協力を氏会っていくと言うことかと思う。)
・★★★それから身体汚染があったことに関して、汚染水を拭き取らずに脱衣をした記載もあったが、これ、協力企業の人たちは、何次下請けで、どういう放射線教育を受けていたか、と言う内容については、東電では確認されるのか?
(尾野:あの、今回の話しと、それから、★★★今の構造の話は特に関係あるとは思ってないので、そうした、ええぇぇ、事を、改めて確認しようとは思っていない。)
・水があった際に、対策としては今後、拭き取りを周知する話しがあったが、これは放射線教育、要するに発電所では、従前から水があれば、それは危ない物だ、と言う認識は発電所に働く方は、ほぼ全員が認識している無いようだと思うが、コレを知らなかった理由がよく分らない。例えば、経験が浅くて知らなかったとか、放射線管理教育の関係で、底まで周知ができてなかったとか、何かそういう理由はないのか?
(尾野:こりゃ、ちょっと祖言ういう形の問題ではないと思っている。★★★元々水がないところで配管の切り離し作業をしていたが、配管を間違ったことにより中の水を出水したと言う状況なので、ええぇぇぇ、そして、その後の対応という事を、まっやってる中でえぇ、ええぇぇぇ、生じた問題、ということだから、改めてその方々が知識がなかったという理解ではない。)
# 元々汚染水がないところに汚染水が出た、という問題認識は皆無。無茶苦茶… ##
いや、水がないところで作業していて、水が出てきて濡れたわけだから、それを拭き取るというのは、以前から原発にいる方であれば常識だと思うが、コレを知らなかったことについては、特に問題視してないということか?それがもし、問題でないとすると、水に対する認識が、水が危険だという認識が基本的に共有されていないと見えるが。そういう認識で良いか?
# それは外注先の班長が周知徹底していなかったことに問題がある。今後は良く言って聞かせるので、そういうことで。##
(尾野:あのぉ、当時作業していた方々は、事前の装備として、ええぇぇぇ、★★★アノラックの指示にはなってなかったが、万一水が出た場合に考えてアノラックを着ていたと。ただ、本来そうした状況が必要でない状況でないという中で、ま、念のために着ていた、ということなんで。装着の仕方というのが、厳密の装着の仕方をしていなかったことがある。そういう事の中でえぇ、アノラックについた水等が、ええぇぇ… 防護してない部分から、ええぇぇぇぇぇ…、身体汚染に繋がったという事何で、水の危険性について承知していなかった集団が、作業していたとは理解していない。ただ、事前の検討の中で、当該の作業をする際に、どのような防護措置をとるべきか、どのような注意点をするべきか、ということについて、ま、もう少ししっかりと検討しておいた方が良かったのであると、我々としても反省して、ま、その様なことも反省の中に書き込んでいるところだ。★★★おっしゃているところは必ずしもあたっていないと我々は認識はしている。)
わかりました…
# アノラックが必要な指示になっていなかった事はおまけの反省。「厳密な装着をしていなかった事が問題だ。」いやちがう。厳密な指示があれば、厳密な着用をしていた筈なのに。無茶苦茶… 如何に問題を矮小化して軽く見せかける事に注力していることがよく分るでしょ。##
# RO3漏えい事象。タイトルからしておかしいから。論点ズラし。舐められたもんですな。##
・2011年の8月か9月だったと思うが、御社の方で財務改善アクションプランを作成し、元請け、あるいは協力企業に配布、説明していると思う。この中身の説明をお願いできないか?
(東電石橋:▼申し訳無いが、いまよくわからんので、調べて。確認して後日また回答したいと思う。)
お願いします。
http://live.nicovideo.jp/watch/lv161266682#00:29:35
●東電石橋:【おこし】
質問は以上でよいか? では作業予定を1点連絡する。多核種除去設備ALPSだが、制御系の改造工事を行なうので、B系を12月11日~13日まで。C系を明日10日~13日まで停止する予定だ。予め伝えておく。
それから次回の会見だが、明後日の会見だが、Jビレッジからタンク汚染水対策本部の会議の会見として実施する。http://j.mp/1ck9toK こちらの会場はいつもの通り、現地からのテレビ会議で映像を中継する形で質問を受ける形になる。★★★時間がいつもより30分はやまって17時開始になるので間違えないようにお願いする。それでは本日の会見はコレで終了する。
(尾野:31分)
# 終了時間も30分繰り上がり。尺は絶対。 http://j.mp/1ck9toK ##
~ 終了 18時1分(31分)