2013年12月13日金曜日

東電会見 2013.12.13(金)17時30分 ~ 福島原発事故における未確認・未解明事項の調査、検討結果~第1回進捗報告~(報告、説明なし)・高温焼却炉建屋設備、1号タービン建屋における止水対策実施 案内・1F構内 排水路マップ公表・J1、G3タンクエリア増設に伴う敷地境界線量再評価(最大7.8m→8.04Sv/y)・護岸エリアNo.1-16地下水 全β過去最高18万Bq/L・ほか 重要案件てんこ盛り

東電会見 2013.12.13(金)17時30分 ~ 福島原発事故における未確認・未解明事項の調査、検討結果~第1回進捗報告~(報告、説明なし)・高温焼却炉建屋設備、1号タービン建屋における止水対策実施 案内・1F構内 排水路マップ公表・J1、G3タンクエリア増設に伴う敷地境界線量再評価(最大7.8m→8.04Sv/y)・護岸エリアNo.1-16地下水 全β過去最高18万Bq/L・ほか 重要案件てんこ盛り



40分

汚染水対策現地調整会議 第4回 12月12日(木)

報道関係各位一斉メール 12/13(金)~12/15(日)
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○福島第一プラント 12/13(金)~12/15(日)
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○指示・報告 12/13(金)~12/15(日)
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漏えいトラブル事故関連 監視モニタリング・分析結果 12/13(金)~12/15(日)

H4エリア タンク高濃度汚染水300トン漏えいに関するサンプリング結果

No.1エリア周辺 地下水汚染海洋漏えい・トレンチ・建屋調査 関連

地下貯水層漏えい関連

環境モニタリング・サンプリング 12/13(金)~12/15(日)

○その他 12/13(金)~12/15(日)
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福島第二 12/13(金)~12/15(日)
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福島復興本社 12/13(金)~12/15(日)
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柏崎刈羽 12/13(金)~12/15(日)



http://live.nicovideo.jp/watch/lv161266957#00:00:00

■福島第一の状況




○東電石橋:
原子力定例会見を始めさせてもらう。本日の説明者は原子力一致本部長であらせられる尾野さまである。よろしこ。

よろしこ。福島第一の状況 http://j.mp/1hQwMy7

[原子炉および格納容器の状況]注水は安定している。[圧力容器下部温度][格納容器圧力と水素ガス濃度]ご覧の通りである。[使用済み燃料プール]循環冷却システム運転中。安定して冷却がすすんでいる。

[タービン建屋地下溜り水の処理状況 ]3号タービン建屋からプロセス主建屋に移送実施中という事である。[水処理設備および貯蔵設備の状況]キュリオン運転中。

尚、下の方にあるポツ。こちらに工事の予定が書いてあるが、12月16日から電源関係の作業があり、一時的にキュリオンも停止する予定になっている。本件については以上だ。



http://live.nicovideo.jp/watch/lv161266957#00:01:40

■高温焼却炉建屋設備、1号タービン建屋における止水対策の実施について ★★★


2点目。PPの資料で高温焼却炉建屋設備、それから1号タービン建屋における止水対策の実施について、という資料が入っている。ええぇ、これ、いささか旧聞になるが、下の段、2ページで見るのだ。

# この資料がHPに見あたらない… 質問もなし。 ##

建屋周りの、ええぇぇ、トレンチ類。こちらの方の調査をして流入箇所を調べることをしており、四角で囲んである1号のコントロールケーブルダクト。こちらからカメラを落してみたところ、

タービン建てやの中に水が流れ込んでいる場所を確認したという事。それから、同じく四角で囲んである B と C の場所だが、高温焼却炉建屋の場所でも、同じようにダクトから水が流れ込んでいる場所を確認したというようなこと。

これはあの、以前、調査結果について説明させてもらった。9月4日に調査結果を示している。で、★★★その後、当該箇所の止水方法について検討して結果を踏まえて止水を行なう案内である。

めくって3ページ目。高温焼却炉建屋の方だが、当該トレンチ、ま、ダクトともいうが、こちらの方だが、こちらの中に止水材を注入して、止水を行なうという事で、3ページに止水の手順を示しているが、

ま、比較的長いダクトという事であるが、先ずダクトの継ぎ目、埋まっているダクトの継ぎ目になるような場所に地盤改良材を入れて、継ぎ目からの流入を抑えるのが第一ステップである。

で、その上でダクト内に止水材を注入していって止めていく、と言うプロセスで行なって行く。で、工程表が5ページにあるが、年明け1月頃からステップ1がスタートできるという事で、準備が進んでいるところだ。

それから、1号のタービン建屋の方の止水だが、こちらの方は1号の建屋カバーの基礎の下になるということで、ちょっと遠くなるが、リアクタービルの、6ページだな。RBと書いてあるリアクタービルのやや下の所に、

丸印で工事箇所と書いてあるが、こちらからアクセスすることで考えている。タービン建屋については、タービン建屋の中から見た際に、このダクトの出口から、ま、滝のようにタービン建屋の中に流れ込んでいる形だが、

逆を言うと、このダクトは水面よりかなり高い所にあることになるので、今示した施工箇所というところに、立坑を掘って、そしてダクトを露出させて、底から堰を作って水の流入を防ぐという事で、7ページにその概念を示している。

ステップ1ということで、ダクトの上の土を剥いで、剥いだところから、ええぇ、中に仮の堰を作って水を抜き、本堰を造るというようなプロセスである。こうしたことで進めていくという事で、

12月中旬から作業するという事で、ま、来春から進められればと思っている所である。本件は以上である。



http://live.nicovideo.jp/watch/lv161266957#00:05:20

福島第一原子力発電所構内排水路の状況について ★★★


その次の資料だが「福島第一原子力発電所構内排水路の状況について http://j.mp/1hQwEyB」という資料である。A排水路、B排水路、C排水路といった名前、聞き及んでいるかと思うが、

ま、これがどのようなところを取っているのか、というのが2ページに示している。2ページにA排水路の集水エリア、その中に入っている水色の線が、排水路と呼ばれている物である。

それからB排水路の集水エリアというのが、薄黄色というか、薄茶色で示しているが、こちらの中に水色で入っているのがB排水路。やや薄紫で示しているのが、C排水路のエリア、という事だ。

# これ、説明聞いていてよく分らなかったんだけど、PDFの図には色がない??自分の環境の問題なのかな?茶色い線も表示されてない。質問を聞いても翌わらなったけど、エリアが塗りつぶされてるのかな。動画確認しないと。##

で、俗にK排水路と言っている集水エリアはグリーンで示したところだ。この中に通っている物がK排水路という事である。▲(おしどり)ま、A, B, C, K という順番になっており、なぜ、K にとぶのか、ということだが、

色々過去の経緯などを調べていくと、K排水路というのは元々構内排水路と呼んでいたそうである。その頭文字で K ということのようである。それぞれの場所の染量を計った結果と言うのが、めくって3ページ、4ページ。

B排水路、C排水路の状況という事で示している。B, C排水路については、毎日データを示しているので、改めてという所はあるが、4ページに今般の調査のために、

表の中で新規と書いてあるところは今前取っていなかった部分を確認しているが、これらの排水路については、特に高い所は見あたらない状況ではあるが、③のふれあい交差点付近でやや高い。

逆にその上流の方は、案外とない、といことなんで、この付近の状況によって生じている物と考えており、周辺の清掃等を行なっていく必要があるかと思っている。

A排水路の方の状況だが、A排水路については、やや複雑な排水路の配置になっている。これを単純に模式化して書いたのが6ページの下である。

そして、各場所で染量を計った結果が示されているが、四角の中に測定結果を示しているが、①と② のところが、測定値としてやや高めに出ていたという事である。

従ってこの上流の方をよく見ていく必要があるという事である。①、②に対応する地図上の場所というのが、5ページで見るのだ。

そして更に上の方だが、免震塔浄化槽から来るところの測定結果は小さかったことがわかっているので、それ以外の場所からくるところに、何らかの可能性があるだろうと。現状、水が流れていない状況なので、

分析はできていないが、こちらのほうの清掃を行う事で検討を進めていく。次のページ。K排水路を見るのだ。同じような状況だが、7ページにK排水路の、マップ。下にその繋がり方を示している。

これをみると、8ページの所の ③、⑤のところがやや高めということであり、③が高いと言うことだから、その上流側、2号の裏面U字講というところに繋がるライン、ということだが、

このラインは、★★えぇぇ、35m盤と10m盤の間を繋ぐの裏面の所の真下に通っている物なので、法面等の上にあるフォールアウト等が集まり易い場所、と言う状況かと思う。

ま、そうしたところの清掃を進めて行く方向で検討を進めると言う方向で、検討を進めるという事である。その他、物揚場付近にある排水路等も計ったが、そちらはあまり顕著な物はなかったというのがこの内容である。



http://live.nicovideo.jp/watch/lv161266957#00:09:35

福島第一原子力発電所敷地境界線量評価の変更について ★★★


それから「福島第一原子力発電所敷地境界線量評価の変更について http://j.mp/1hQwNlF」という資料について説明したいと思う。これ、ちょっといきなりでは分かり難いので、めくって3ページが宜しかろう。

3ページに現在の評価と書いてあるが、敷地境界における線量評価という事をしており、発電所の中にある物によって、プラスされる線量がどれぐらいになるかという評価を示しているところである。

その中で、今現在、最も高い場所というのは、3ページで言うと右上の四角。訳 7.8mSv/y が最大値という事になるわけだが、ええぇぇ、今般だな。まっ、付近に更にJ3。あ、失礼。

# 事故を起こした発電所の敷地境界の実測2倍以上の年間線量を住民帰還の線引きにして、ほら。安全だ。帰ってこいよ。と言うんだから…  ##

J1、それからG3というタンクエリアが追設されることを踏まえ、評価を行なったという事である。評価を行なうにあたって、6ページを見て頂きたいが、敷地境界に沿って丸い点が打ってあるが、

評価ポイントを敷地境界に沿って、メッシュを非常に細かくして、その細かくした状態で評価して最大点にあたる、と言う方法を採った。ま、その際に細かくしたことだから、

敷地の高低なども考慮を入れて評価を行なったという事である。で、その評価結果だが、上の5ページである。

★★★最大ポイントというのが、8.04mSv/y ということになった、というのが、結果である。ま、評価をより精密にしたという事と、それとタンクからの影響を評価したという内容である。これは以上である。



http://live.nicovideo.jp/watch/lv161266957#00:11:30

■1Fタービン建屋地下階 溜まり水の核種分析結果


それから次の資料だ。「福島第一 タービン建屋地下階 溜まり水の核種分析結果 http://j.mp/1hQuS0o」タービン建屋地下の核種分析結果、日常のデータをつけさえてもらっている。



タービン建屋東側における地下水および海水中の放射性物質濃度の状況等について ★★★


それから次の資料である。「タービン建屋東側における地下水および海水中の放射性物質濃度の状況等について http://j.mp/1fpl4XT」こちらについて1週間分の取り纏めを付けさせてもらっているので、参考にするのだ。



■環境モニタリング・サンプリング


それからその後ろだが、ま、日々示している分析結果を付けているので、参考にするのだ。1点リマークだ。

★★★「福島第一港湾内、放水口付近、護岸の詳細分析結果 http://j.mp/1dbdcqm」12月13日 一番最新のデータで見てみると、めくって2/4ページである。No.1-16のデータが出ているが、

こちら、全βで180万Bq/Lという値が出ているので、前回出ている値より大きな値も確認されている状況だ。まっ、No.1エリアだから、こちらについては、エリアからの給水なども行なわれている状況である。用意した資料は以上である。



http://live.nicovideo.jp/watch/lv161266957#00:13:10

1F 1号機原子炉建屋機器ハッチ周りの建屋躯体調査結果 映像公開


○東電石橋:
質問を受ける前に1点だけ連絡をさせてもらう。1号機の原子炉建屋機器ハッチ周りの建屋駆体調査、12月4日と5日に実施して、6日、先週金曜日の会見で説明したものだが、

この調査の時にとったビデオカメラの映像を昨日、当社のHPで公開している。「福島第一原子力発電所1号機原子炉建屋機器ハッチ周りの建屋躯体調査結果について http://j.mp/1bl7OSa」

掲載したのは昨日だが、6日の会見での説明ということで、12月6日のページで公開しているので、報告させてもらう。それでは質問を受けたい。先ず説明した内容の質問からお願いしたい。(14分)

# 本日説明した分から質問をお願いする。と、いいながら、誰も手が上がらないと、これにて終了するという東電広報 小林C氏。燃料取り出しに入り、次のフェーズに移った事を強調する東電。秘密保護法案強行採決にならって強気の東電。会見撤退臭がプンプン。1周間に一度と言い出しかねない。##




■質疑


http://live.nicovideo.jp/watch/lv161266957#00:14:15

●LCM吉本おしどり:【おこし】


・K排水路、物揚場排水路について。この定例記者会見で本日始めてK排水路の資料が出てきたが、規制庁の資料には11月7日には上がっている。規制庁への資料と、この定例会の公表がなぜ1ヶ月も違うのか?

(尾野:まっ、調査などさせてもらいながら、今回取り纏まったので出させてもらったという事だ。)

規制庁には纏める前に出して、この定例記者会見では情報を出さないのか?

(尾野:規制庁との関係であれば、我々も現場等においてもそうだが、日常的に連携よくさせてもらっている。この場においてもできるだけタイムリーに情報を出し提起対とは思っているが、ま、本件についてはこうした形で取り纏めて本日報告させてもらった。)

★★★A排水路に関して私が初めて質問したのは10月だが、不味き政庁に回答を出し、それから1ヶ月後に定例記者会見で情報を公開する、と言う理解で良いか?

(尾野:★★★ハイケッコウデス)

この定例記者会見で情報の公開を制限しながら、出す資料以外の質問を受け付けないというのは、原発事故の情報公開の点から、自ら情報公開をしていく東電の御社の体制として非常に異議があるので、原発事故に関する質問を全て受けて下さることと、そして、規制庁が公開している情報はこの定例記者会見でも公表してくれることも要望する。

(尾野:ゴイケントシテウケタマワル)

わかりました。

# 嘘つきは東電のはじまり。本店会見での説明を省略したり、都合の悪い質問で回答に長引きそうなときは、会見が終ってからにしてくれと自らぶら下がりを要求したり。最近、特に目立つ東電。情報公開姿勢は完全に後退。自民党が秘密保護法案を強行採決してから特に。##

# おしどりさんが指摘している規制庁の資料は事業者面談に。こちらも凄く分かり難いところに。更新状況もトップページにないし… 他が分かり易いだけに、事業者面談ページのわかりにくさが際立つ規制庁。何か意図しての事なのか。 ##

・では、このK排水路について以前から質問しているが、このK排水路の名前の由来はまだ分らないという事か?

(尾野:既に説明した。)

理由がわからないという事だよね。

(尾野:あ、いなかったんだな。最初に説明させてもらった。)

じゃあ、聞直します。

・2号機原子炉建屋からだと、K排水路にしか行かないのか、物揚場排水路へのルートがあるのか、と言う質問に関しては如何か?確認して頂くという事だったが。

(尾野:すいません。質問をもう一度お願いする。)

# (TдT) ##

・2号機原子炉建屋からの付近の即行への排水ルートは物揚場排水路なのか、K排水路なのか、ということだ。この図面には物揚場排水路は描かれていないが、港湾内に流れる1号機の山側から港湾内に流れるルートだ。

(尾野:えっとだな。物揚場排水路は描かれている。物揚場排水路は若干分かり難いが、9ページの所に描いてある。http://j.mp/1hQwEyB 多分、2ページの方が分かりがよいか。2ページで見ると1号機のタービン建屋の脇から出ている青いラインが物揚場排水路である。)

ルートは存じているが、名称として資料に書かれていないという意味だ。

(尾野:9ページの所には示したつもりだが、わかりました。以上だ。)

あ、9ページの。なるほど。物揚場排水路出口付近だな。

(尾野:はい。)

わかりました。

・2号機原子炉建屋付近の側溝の排水ルートは何処か?

(尾野:K排水路でよいかと思う。)

わかりました。

・アイリットの資料で、この1F敷地内の図面として、昭和58年3月の構内一般排水路、流向、流量調査報告書というのが上がってきているが、これはどういった性質のもので、公表して頂けるのか?

(尾野:当該資料について確認したが、その当時の設計の資料、と言う状況だった。で、その後だが、排水路の方向については変更などが行なわれているので、現状を表しているものではないという状況と聞いている。社内資料であり特に公開は考えていない。)

あの、以前から敷地内の排水路について質問してるが、旧事務本館の図書室にアクセス出来ないという事で、古い者しかないという回答を頂いていたが、その古い資料というのが、この昭和58年の報告書と言う事で良いか?

(尾野:正確に銅であるか、という事はあるが、古い資料という意味では仰るとおりだ。)

このアイリットの資料の中で、産総研が昭和58年の報告書を使って、1F敷地内の地下水排水路の調査の低減をされているが、これは現在もアイリットの中で使用されている資料という事で、一般には公開出来ないという事か?

(尾野:はい。ソレデケッコウだ。)

古い物ではありながら、利用されているということだな?

(尾野:アイリットがどのように使っているのか、私も厳密には承知していないが。)

金曜日に東電の広報の方に示した。

(尾野:いえいえ、中でどのように意味づけして使われるのかは、これからのことだと思うが。古い資料であるという事だ。)

今回は一般公開しないという事だな?

(尾野:ハイ。)

わかりました。

・H4タンクエリアのL字型のウェルポイントについて聞く。このサンプリング資料の感想はウェルポイントが5箇所あったが、5箇所全部、一括のサンプリングという事で?

(尾野:その様に答えていたかと思う。)

思うという事で、確認頂く事になっていた。

(尾野:そのように理解するのだ。)

わかりました。これ、12月10日10時10分から、もう一度、汲上げが始まっているが、先月末から1週間、試験的に汲上げた後、やはり、これは12月10日から、タンクエリアのウェルポイントの汲上げが必要だという計画になったのか?

(尾野:はい。あのぉ、H4エリア付近、それからNo.2の北付近だな。こちらについては余裕を見ながら試験的に給水を行なっていって状況を確認していくことで進めている。)

これは期間とか、汲上げをやめる目安などはあるのか?

(尾野:状況を見ながら判断していきたいと思う。)

特に現時点で決まってないという事だな?

(尾野:リジットにこうであるという形にはしていない。)

その1週間の試験的な汲上げから、これはやはり有効だという判断に至ったのか?

(尾野:現状だが、例えばH4エリアに関しては、汲上げを行なっていると当該の所の値が下がってくる傾向にあるが、このことが何を示すのか、という事については、もう少し考える必要がある。)

わかりました。このウェルポイントに関しては評価が出ていなかったので。当該というのは、この目的として、地下水バイパスの海側の観測孔だったと思うが、この時点で有効な効果が出たという評価でよいか?

(尾野:地下水バイパスの、ということか?)

はい。H4エリアの汚染水のくみ上げ、このウェルポイントの試験的な利用として地下水バイパス、タンクエリアの汚染水が地下水バイパスの揚水井に影響するという事を防がないといけない、うんぬんかんぬんというのが規制庁の資料の方には上がっていたので。

(尾野:あの、現時点において、直近の E-3 ,E-4, E-5、この辺り置いても具体的な影響が現れてないから、底から更に下流の領域にあるところという事に関しては、今、それによって、どうこうなっていると言う物ではないと思っている。)

わかりました。E-3、E-4で評価が出たため、1週間の繰り上げで先行して、これからも、

(尾野:いえ、今申し上げたのはE-3、E-4、E-5で評価を下という事ではなく、E-3, E-4, E-5 において、まだE-1エリアの高い事の影響が現れてないから、そうした事を踏まえて見ていくと、ま、現時点において、当然のことながら、更に下流にあるサブドレン側の所の影響がどうした、こうした、ということが今のウェルポイントの汲上げによって何か変動しているものを、ええぇ、確認するとか、しないとか、と言う話しではない、という事を申し上げた。)

わかりました。1週間の汲上げではわからなかったという理解だな?

(尾野:元より影響が出てない状況で評価しているから。従って、H4付近のウェルポイントの汲上げ状況の評価は、E-1であったり、E-9であったり、E-10であったり、この辺りの様子を見ながら考える。これは直近のものを見て考えるという事だと思っている。)

わかりました。不勉強で。端的にH4エリアのウェルポイントの1週間の組あげの評価をお願いする。

(尾野:汲上げを行なっているときは周辺の値は下がっているが、やめるとまた上がって来るということだが、汲上げた時点において、ま、どのような、ええぇぇ、状況に影響を与えているかはもう少し評価をしたいと思っている所である。)

わかりました。後に回した方が良いか?

(尾野:じゃあ、後でお願いする。)

(東電石橋:他の質問は如何か?)

# 会見で全く報告が無いこの話題。このL字型に掘ったウェルポイントからの吸い上げによる影響緩和策。地下水バイパスに関しては話題を避けているようにしか見えない東電広報。##



http://live.nicovideo.jp/watch/lv161266957#00:24:30

●IWJミノシマ:【おこし】


・構内排水路の状況について。A排水路がちょっと分かり辛い。資料5ページの図で言うと、1番から図でいうと下の方向。方角で西の方向に2本並行して走っているが2本並行して走っている?

(尾野:そうだ)

そのちょっとしたから上流から下の4番の図で言うと右側、方角で言うと南側に下に走っている排水路があるように見えるが。

(尾野:クランク上に見える物か?)

その下にピンクと緑のエリアの境界付近に走っているのがあるが、これはなに?

(尾野:⑤の辺りか?)

K排水路の集水エリアとA排水路の集水エリアの境界付近に、

(尾野:えっと、5ページのところで、上の図で言うと⑤と改訂あるところのすぐ下側に書いてある青い線、の事を言っているのか?)

すぐ下にクランクがあって④がある。その④の図で言うと右側に上下に走っている青い排水路があるが、これはなに?

(尾野:あ、これはK排水路になる。K排水路側だ。)

ちょっと分りづらい。

(尾野:失礼した。これは緑の側に入っている。)

・敷地境界線量の評価の変更についてだが、今度新しく評価される最大8.04mSv/y なんだが、G3エリアとJ1エリアのタンクを追加させなかった以前の評価で最大値とされていた場所と同じ場所なのか?

(尾野:以前の評価は最大で、7.8mSv/y と出ていた場所と同じ場所だ。)

今度の新しい評価は、この評価地点より高く示したという事で、以前の7.8mSv/y の時は評価地点はもっと少なかった?

(尾野:そうだ。4点ほどの評価点で、エリア単位で一番厳しそうな所を評価点にしている。)

今度、評価点を100箇所増やした場合というのは、いきなりG3エリアとJ1エリアのタンクを含めた形の評価?

(尾野:そうだ。)

これがなかった場合どうなるか、というのは?

(尾野:これがなかった場合の評価は、厳密にはしていないが、10ページに例えば、No.7の 8.4mSv/y というのの中で、ROの濃縮水であったり、括弧16とあいてあるところとか、G3と書いてあるとか、一時保管エリアとか、書いてあるが、あ、ごめんなさい。No.7エリアでの、上の方から、J1からの寄与、G3からの寄与、その他、RO濃縮水タンク14個からの寄与、ということで、それぞれ、おおざっぱに示しているが、こういう所を見ていくと、G1、それからG3の寄与は大きいと見て取れる。わかるか?10ページだ。赤い枠で囲んだところだ。10ページの赤い枠で囲んであるところのNo.7の所で、どこからの寄与がこのぐらい、と言う内訳を示した表だ。)

それはわかるんだが、いいです。後で聞く。ありがとうございます。

(東電石橋:後で詳しく説明したい。他、如何か?)




http://live.nicovideo.jp/watch/lv161266957#00:29:40

●東京新聞かたやま:【おこし】


★★★・今日、5,6号機の廃炉について地元で、今日、説明していると聞いているが、これはもう廃炉が決まったという事なのか?それとも何時頃、どのような手続きを経て決めるのか?

(東電石橋:本日は1F5,6号機の今後の取扱いについて、大熊町、双葉町に説明させてもらった。今後、県にも説明して、理解を頂いた上で、社内の意志決定を経て判断していくことになる。)

年内という話が何度か出ていると思うが。何時頃というのは?

(東電石橋:年内、年内。はい。はい。)

・後、18日にこれ、役員会で言われているんだが、そこまでの段階で、もしくは、底の18日に決定する、決まるかどうかはあれだが、方向なのか、その辺は?

(東電石橋:はい。18日に取締役会を開催することは決まっているが、現時点ではまだ議題なども未定なので、そこはまだわからない。)

・★★★今日、報道が何社かであったが、3号機の冷却が早い段階で低下をして、更に消防車による注水も、配管の途中で抜け道から漏れていて、冷却が十分に行なわれていなかった、という検証を御社で纏めたという事があったが、それを今日発表する予定があるのか、ということと、内容を伺いたい。

(東電石橋:えっと、それは、本日、夕方、もう既に公表させてもらっている。http://j.mp/1gulkrt)

HPの中で、ということか?

(東電石橋:クラブでも説明させてもらっているし。HPでも掲載させてもらっている。)

はい。



http://live.nicovideo.jp/watch/lv161266957#00:31:45

●LCM吉本おしどり:【おこし】


・K排水路について聞きたい。規制庁の資料を拡大してみると、1,2号機の後ろの10m盤の所からと、護岸エリアの4m盤の所からの排水溝が、このK排水路に流れ込んでいるが、10m盤と4m盤から流れ込んでいると言うことで、このK排水路の底面のOPはどれぐらいなのか?

(尾野:それぞれの場所によって違うと思うが。具体的に承知していない。)

これは把握していないという事か?この現場の方々に伺うと、このエリアの側溝は、線量低減のため、鉄板を上に敷かれているので、どこにあるのか分らないという事で、このK排水路や、1,2号機、それぞれの周りの小さい側溝は現在も活用されているのか?生きているのか?図面に上がっている分だ。

(尾野:図面に上がっている物は、4m盤だとか、今、白く書いてある辺り、この辺りはあまり水があまり入っていないというか、流れがない状況である。K排水路の方は、今わかる限り書いているが、仰るような意味で、底面の高さがいくつなのか、ということだが、これは流れを作るために当然高さも違うし、それから排水路をまわしている場所によって、当然高さは違っているので一概に幾つか、ということはできないと思っている。)

この合流ポイントのOPも現段階で調べて回答して頂けるようなら頂きたいが。

(尾野:▼確認させてもらうが、今時点で私は掌握していない。)

わかりました。このK排水路の排水溝は、港湾外でありながら、規制庁に出ている測定の値を見ると、かなり濃度が高いようで、このK排水路の排水溝は、どれぐらいのOPで流れ込んでいるのか?

(尾野:ちょと、質問の主旨と意図がよく分らんが。)

K排水路の排水溝のOPはどれぐらいか?

(尾野:いえ、あの、質問の意図がよくわからない。出口と言ったり、排水路といったり。)

すいません。K排水口というのは口の方の排水口だ。すいません。

(尾野:出口、ということか?)

はい。この港湾外に出ているK排水路の出口だ。

(尾野:出口の辺りの高さがどれぐらいか、と言う質問か?)

海にどれぐらいの高さで流れ込んでいるか知りたい。

(尾野:▼確認させてもらえればと思う。)

わかりました。

・で、このNo.1護岸エリアの地下水観測孔No.1の挙動がおかしい点について、以前から質問しているが、この示してもらった排水口の他に、ここに繋がるような、もっと細かい排水溝、側溝等は存在するのか?

(尾野:現状、我々はその様に認識していない。で、何れにしても、何度か質問を頂いて回答しているが、No.1、それから、その後で作った物の動きがやや違う事については、現状、これ以上の解明というところは今のところ考えていないという事である。我々としては、No.1エリアについては、No.1-17を代替でセットしたという事だから、ま、しばらく様子を見て切り替えていく方向で考えている。)

わかりました。

・そのK排水路の底面のOPについて。このNo.1護岸エリアでケーブル管路、高濃度の汚染水が存在して通過した事は間違いないと言われている、★★★この山側のケーブル管路と、その所にこの排水溝が交差しているので、どういう位置関係で、K排水路と高濃度汚染水が入っているケーブルトレンチが、どのような上下関係で交差しているか知りたいが。

(尾野:あのぉ、K排水路の方はグリーンのエリアで集水して、そして集水した物は、5ページの図で言えば、右の方に言って、仰るとおり、海側に口が開いている事になっているので、護岸付近の動きとK排水路のところは特に関係が無いと思っている。)

# もういいよ。交差している箇所がどうなっているか、事実関係にだけ答えてよ… ##

すいません。K排水路に繋がる護岸エリアの側溝だ。護岸エリアのこの細い水色の側溝は、最終的にK排水路に繋がっているが、この排水路とトレンチケーブル管路は、交差しているので、どのような立体構造になっているのか、高さを知りたい。

(尾野:うぅん?)

高濃度の汚染水が海に繋がる排水路と交差している排水路と交差して、

(尾野:す、すいません!ちょっと、あの、質問が複雑でよく割らないので後で説明してくれ。)

わかりました。ケーブル管路、2011年4月のNo.77とか、No.78mSv/h とか、高い放射能が検出されていた付近のケーブル管路だ。

(尾野:ちょっと、言葉でもわからないので、あらためてお願いする。)

わかりました。

# わざとかな… 普通に考えたら、事故前から存在してる雨水を流す排水路が、わざわざ立体交差する理由がよくわからない。そこの構造がハッキリしないと高濃度汚染水が漏れたルートもわからなければ、東電の対応の妥当性も、話を聞いている側には判断出来ない。おこす身にもなれよ… ##

# 質問者の意図がハッキリしない限り、事実関係だけを迂闊に喋ってはいけない。という東電の隠蔽広報マニュアル。最近、東電広報側から、記者にぶら下がり(カメラの無いところでの説明)を要求する事が多いので、内容に注意しよ。##



http://live.nicovideo.jp/watch/lv161266957#00:38:00

●テレ朝松井:【おこし】


・HPに公開されている今の未確認未解明事項の第1回進捗報告 http://j.mp/1gulkrt について聞きたい。概要版の一番最後に出てきたが、3号機の燃料が圧力容器を破って、格納容器の外にも相当程度出ている図が今日初めて公開されたが、http://j.mp/1dbbKEz あらためて3号機について確認したいが、これは定量的な物を表した物ではないと説明も受けてはいる。ただし、今までは、圧力容器を3号機に関しては全く抜けていないと考えていたのか、例えば、1%なのか、数%だったものが、今度は半分程度とか、その辺の感じを教えて欲しい。

(東電石橋:すみません。この件については、詳しい者から回答させてもらうことでよいか?)

そうですか。

(東電石橋:これ、あの、安全改革のタスクフォースの方でやってきた進捗状況ということで公表させてもらっているが、そちらで直接やっている者から回答さて頂く事でよいか?)

わかりました。では結構だ。

(東電石橋:あのっ、あっ、あっ、後で、これ、ちょっと、これが終ったら、お願いする。他に質問は如何か? では本日の会見はこれで終了とさせてもらう。)

# 人前では困るので、ぶら下がりでお願いする。というか、この会見でこちらから報告した事以外の質問は困る。全部ぶら下がりでお願いするという事か。##





~ 終了 18時10分(40分)

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