2014年2月7日金曜日

東電会見 2014.2.7(金)17時30分 ~ ベータ分析における「数え落とし」影響の認識暴露(H23.3.11~ H25.10 高濃度 全β 線量評価がお釈迦濃厚…orz)・国費-税金プロジェクト「原子炉建屋内 遠隔除染技術の開発」低所除染装置の実機検証(吸引、ブラスト装置 映像紹介)・特定原子力施設に係る実施計画の変更認可申請(廃炉カンパニーに係る)・1F 高台炉注水ポンプ近傍における水の漏えい・1F登録センター火災報知器発報(火災でない判断)・ほか

東電会見 2014.2.7(金)17時30分 ~ ベータ分析における「数え落とし」影響の認識暴露(H23.3.11~ H25.10 高濃度 全β 線量評価がお釈迦濃厚…orz)・国費-税金プロジェクト「原子炉建屋内 遠隔除染技術の開発」低所除染装置の実機検証(吸引、ブラスト装置 映像紹介)・特定原子力施設に係る実施計画の変更認可申請(廃炉カンパニーに係る)・1F 高台炉注水ポンプ近傍における水の漏えい・1F登録センター火災報知器発報(火災でない判断)・ほか



1時間3分


報道関係各位一斉メール 2/7(金)~2/9(日)

○福島第一プラント 2/7(金)~2/9(日)

○指示・報告 2/7(金)~2/9(日)
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漏えいトラブル事故関連 監視モニタリング・分析結果 2/7(金)~2/9(日)

H4エリア タンク高濃度汚染水300トン漏えいに関するサンプリング結果

No.1エリア周辺 地下水汚染海洋漏えい・トレンチ・建屋調査 関連
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地下貯水層漏えい関連

環境モニタリング・サンプリング 2/7(金)~2/9(日)

○その他 2/7(金)~2/9(日)
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福島第二 2/7(金)~2/9(日)

福島復興本社 2/7(金)~2/9(日)
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柏崎刈羽 2/7(金)~2/9(日)



福島第一の状況




○東電かみじま:
夕方の定例会見を始める。よろしこ。本日の説明者は、原子力立地本部長であらせられる尾野さまである。

尾野:
よろしこっ!先ず、福島第一の状況 [原子炉および格納容器の状況]1~3号機まで注水は安定して継続。

[圧力容器下部温度][格納容器圧力と水素ガス濃度]示したとおりだ。下の方。★★★先般あった注水用のバッファタンクの近辺での圧力測定装置から漏れがありました、ということでしたの方に記載している。

当該タンクからの漏洩と言うことに関しては、約600リットルと総量が推定されているが、周辺に染みこんだ地面から回収を行っている事も含めて、場所、あるいは回収の状況等々から、海へ漏洩の可能性は、ないっ!!と考えている。

今回、凍結と言うことだったので、当該場所の対応については別途検討している。後ほど、少し詳しく説明する。

[使用済み燃料プール]1~4号機まで循環冷却システム運転中。[タービン建屋地下溜り水の処理状況 ]3号機タービン建屋から高温焼却炉建屋へ移送実施中。[水処理設備および貯蔵設備の状況]サリー運転中。

[その他]一番下のポツ。★★★昨日だが、1Fにある登録センターで火災報知器が発報したということで案内したが、結果から言えば、スチーム式の暖房装置の故障により発生した蒸気を拾って警報が発報した内容だった。

消防にも見てもらっており、火災ではない判断を頂いている。こちらは以上だ。



http://live.nicovideo.jp/watch/lv167270421#00:03:15

国費-税金プロジェクト「原子炉建屋内の遠隔除染技術の開発」低所除染装置の実機検証(吸引・ブラスト装置)★★★


先日、案内していた1号機1階で除染関係のロボットを入れており、http://j.mp/1eE58BL その後、コアサンプルも取ると言うことであるが、コアサンプルの取り出しは予定通り済んでいると言うことだ。

除染の様子のビデオが上がっているので参考に見るのだ。(上映ちう http://j.mp/1eE5AQv / http://j.mp/1eE5PuP

これはロボットの先の手だ。ここが除染を行なうブラストという方法で除染を行なうヘッドだ。このヘッドの中に砂粒のような小さな金属の粒を噴出し、同じ筒の中で回収する事を行なっている。

赤い枠で囲まれた中をなぞっていく形で除染していく試験をしている。なぞったところ、ええ、ちょうど汚れが取れている様子が視覚的にも分るのではないかと思う。

今回、こうやってブラストにより、この枠の中を除染し、その効果について、これから測定を行なう段取りを進めている。こちらは以上だ。



http://live.nicovideo.jp/watch/lv167270421#00:04:45

1F 高台炉注水ポンプ近傍における水の漏えいについて ★★★


それから手元に昨日の、「福島第一原子力発電所高台炉注水ポンプ近傍における水の漏えいについて http://j.mp/N8qKwB 」ということである。めくって裏面4ページ下の所を見るのがよいと思うが、

写真がある。時計のような物が見えると思う。圧力計(差圧系)と書いてある中程だ。真ん中にストレーナーという装置があるが、ストレーナーというのは、ゴミ取りだ。メッシュ状のゴミ取りだが、その前後の差圧を見て、

ストレーナーのつまり具合を見ていくための差圧系がついている。この差圧計の所をよく見ると底から漏洩があったわけだが、4ページ。当該の場所だが、ッ差圧系の取り付けの座の所が歪んでいることが分った。

凍結により、当該の場所に歪みが生じ、それが溶けた事により漏洩が生じたことが分っている。先程も言ったとおり、トータル600リットルだ。当該物の回収等については勤めていると言うことであ利、土壌回収なども行なった。

先程も言ったが、周辺状況から海への漏洩は無いと考えている。なお、当該の場所については、ヒーターを取り付けて同じようなことが怒らないように考えている。本日もパトロールしているが、類似の事例は見あたっていない。

引き続き寒い時期が続くので気をつけていきたいと思っている。こちらは以上だ。



http://live.nicovideo.jp/watch/lv167270421#00:06:45

ベータ分析における「数え落とし」の影響について★★★★


それから手元の資料の中で、「ベータ分析における「数え落とし」の影響について http://j.mp/1kjCMAB」というペーパーが入っているかと思う。あのう、これ、あのぉぉ、昨日発表したが、大変申し訳無いことであったが、

# HP にこの資料が出たのは本日。##

ええ、まっ、我々が測定しいた全βの測定において、カウント値が非常に大きい、つまり、★★★濃度が高い場合において、値に誤りが生じるケースがあることがわかって、そのことを話させてもらった。

あのぉぉ、我々の対応として不十分なところがあったということなので、詫びたいと思う。その上で!状況など、どういったことなのか、説明をしたいとおもう!

先ず、発端だが、ストロンチウム90の分析において、全βの放射能と比較すると、全βよりストロンチウムが低いのが本来なんだが、これが逆転している物がありました、ということで、これは海の測定だが、

よくよく調べてみたと言うことで、その中でストロンチウムの分析に使っている装置に使っている乗数だな。これが、あのぉぉぉ、★装置を導入した折からずれていたことが分かり、その対応を取ったという事だ。

その対応が取られたので、その後のストロンチウムの数字確定を公表させてもらったという事だ。それが、まっ、昨日、13件公表させてもらったストロンチウム値ということになる。

こちらはそれでそれでいいんだが、この13件、改めて眺めてみると、過去、同じ場所、同じ物に対して、我々が出していた全βと比較して、ええぇぇ、値が著しく異なっているものが2件ほどあって、これが何故か、ということである。

# 何故か! ではなく、それが何時か!ということが重要である! ##

これはぁ、「数え落とし効果」と我々は考えているが、もともとだな。こうした非常に高い線量のサンプルを測定する場合に、放射線計測器が、数え落としを起こす事は 知られていることでありまして、

# 知られていることである… 既に、わけわからん… ##

測定において、そういった場合にはサンプルを薄めて測定し、測定した結果を割り戻すことが通常の対応だ。その様な対応を取るわけだが、昨年の10月頃から、測定員が非常に増えてくると言うことであり、

標準化を明確にするということで、手順書の中でカウント数が大きい場合は希釈して測定を行う事を明確にした。逆に言うと、★★★それ以前については、個々の技量に任せていたことになるので、ま、そうした中で値が違っていた、ということだった。

では、その「数え落とし効果」というのは一体どういう物なのかについて、質問を多々、頂いていたので、簡単に紹介させてもらう。下の方。マンガが書いてある。

# え?1ページに絵がないけど… ##

正確な絵は、上半分、下の1ページと書いてある上半分の方が正確な説明なんだが、正確な説明に入る前に、イメージを持って頂きたいとおもい、イメージ図という物を描いた。

センサーに球が飛んでくるが、これが、まっ、β線だと思うのだ。で、センサーにβ線があたる度に、センサーにβ線があたる度に1カウント、2カウントとあたったβ線をカウントするのがセンサーの仕組みだ。

左の絵のように、間隔を置いてあたってくると、これを一つ、二つ、三つ、と順に数えることになるわけだが、沢山の物がどんどん飛んでくる状態で、例えば右の絵のように3つ、二つのものが、

ほぼほぼ同時にセンサーにあたった場合に、センサーはこれを一つとカウントすることがある。これは、例えば、なんというんすかね。神社のドラにボールをぶつけることを考えれば、一つをぶつければ音がゴンと鳴るが、

# なんか、、もう、蓋を開けてみれば、小学生でも理解出来るような、しょうもない原理的な問題なんですけど… orz ##

順番に3回投げれば、3回ゴンゴンゴンとなるわけだが、3人が同時に投げて同時にあたれば、1回、ゴンと鳴る。そうした形で跳んでくるβ線の密度が非常に高いときには、タイミングにより数え落す事があると言うことだ。

これをイメージした上で、もう少し正確に上の図で説明してもらいたいと思う。センサーだが、放射線のセンサーはβ線が入ってきたことにより、センサーの中で、電化が生じて、その電化を測定する事によってカウントしているということだ。

# 説明してもらいたいと思う。(・∀・) ダレニ? ##

この1回の処理を行なうのに極めて短い時間だが、mm/secオーダーの時間が掛かると言うことである。ですから、その時間が終って、次の測定準が出来多所で入ってきた物を新たに1と勘定することになる。

# 入ってくる光の量を絞れば発生しない CCDのスミアみたいな? 露出がオーバーするような形で撮影していたようなイメージ? というか、そんなレベルの認識で、これまで1Fの汚染状況を計測してきたのか… ガ━━(;゚Д゚)━━ン!! 得意気に説明してるけど… アリエネ ##

この一つの放射線がセンサーの中に入って、一連の処理が終るタイムというのが、まっ、必要な訳で、それにより、その間は2個目が入ってきても勘定しない、不感時間というふうに言っている。

ですからその不感時間の間に、新たに入ってきた物が数え落されると言うことで、したの方に描かいてあるのは、どういう絵かというと、左から言うと、最初に一つ入ってきましたということで、青い矢印がカウントされている。

ここからごく短い時間で不感時間が始まって、不感時間の愛段飛び込んできた物はカウントされないことになる。で、不感時間が終ってから新たに入ってきた2個目の矢印はカウントされると。

ところが、そこからまた不感時間が始まるので、次の矢印はカウントされないと。このような事があるので、数え落としが怒ると言うことだ。見ればすぐに分ると思うが、たまにしか矢印がやってこないと数え落としは起こらないわけだが、

矢印が高密度でやってくると数え落としが怒るような仕組みである。このような事から、上に戻るが、一番下の四角から2個目の四角だ。

# あの、それ、もう原理的に測定不能じゃん。なんか、得意げに意気揚々と話してるけど。##

数え落としは、濃度が高い物で発生していく!ということなんで!いわゆる!海水サンプルであるとかっ!汚染度の少ない水だな。こうした環境資料のサンプリングでは問題にならない!ことである。

# 東電がこの会見で声を大にして主張したいのがこれ。作業員がこれまでどれだけ高濃度のRO処理水を浴びていたかなんて、どうでもよい。こういう会社。環境影響評価についても言及しない。こういう会社。聞かれると分っていても、聞かれるまで答えない。##

ただ、1Fの場合においては、極めて濃度が高い物も取り扱ってるので、そうした物の場合は、こうしたことが生じることがあると言うことである。本来、そうした場合には、

カウント数が、センサーにとってのカウント数が小さくなるように、例えば、10倍とか、100倍とかに希釈して、カウント数をそのものを減らした状態で測定して、

# 露出オーバーしないように絞れと。カメラ(装置)を扱う上で当たり前の事なんですが。そういう認識すら持ってなかったという理解で良いのかな?これ。##

後で、本当は、その100倍あるんだよぉ。と言う形で、計算で出すのが本来のやり方ではあるが、そういう事である。従って、カウント数が大きい、濃度が高いところのサンプルで、ええぇぇぇぇぇぇ、測定において、ええぇぇぇ、

★★★★取扱い、じょぉ、、、誤差を含んでしまったものがどこにどれだけあるか見る必要がある。ご存知の通り、大量のデータをこれまで取っているので、今、至急 それを調べているところだが、少し、お時間を頂いて、確認させて頂きたいと思っている。えぇぇぇ、迷惑を掛けた。

# さ、最悪だ… 頭がくらくらしてきた… orz  謝罪の言葉がこれだけ… 反省の欠片もない… 事の重大性を理解しているのか、すらも怪しい… ##

     

http://live.nicovideo.jp/watch/lv167270421#00:15:05

■環境モニタリング・サンプリング


それからあ!後ろ、いつもの通りだが、「タービン建屋東側における地下水および海水中の放射性物質濃度の状況等について http://j.mp/MwXm1V 」ということで、日々示しているデータを週毎に整理しているが。

それを付けさせてもらった。先程も言ったが、こうしたデータの中にも、何らか、あのぉぉ、含まれている可能性があるから、精査していく必要はあるわけだが、

# せめて、定期的に公表しているデータ、資料の中で、どの資料に影響が及ぶ可能性があるかは、すぐに出せるでしょ。それをこの会見で示すのが筋でしょ?会見で指摘はなかったけど、それは準備できるはずでしょ?東電が公開せず持ってるデータを調べるまで待てと言うのか。イイカゲンニシロよ。##

つい先程も言ったとおり、★★★★昨年10月からマニュアルで手順を明確にしたので、そうしたばらつきはなくなって一定の処置が執られている。つまり数え落としがない処置がとられている。

★★★★まぁ、つまり、あのぉぉ、数え落としがないような測定をしている、とは、考えているが、ええぇぇぇぇ、何れにせよちゃんとして行きたいと言うことである。

なおだな。ええぇぇぇ、モニタリング関係で言うと、地下の下部透水層だな。こちらは深井戸を掘ってサンプリングを取って、下の方からそっと汲み上げるとカウントが出ない事まで報告したと思うが、

★★★じゃあ、それにより地下透水層の方に、汚染がなにがしかあるのか、ないのか、見極めるところについては、もう少し専門家の意見を聞きたいといっていたところだ。

★★★これ、先生の方に伺い始めている所なんだが、現状データだけで、決定的なことを言うのは難しかろう、ということで、もう少しデータの採取を継続するということと、

それから、最初におかしな値が出た井戸なども含め、井戸自身に何か問題がないか確認する方法がないか、という事を宿題など頂いているので、そうした事を今検討しているところだ。

併せて、そうした処置なども行なった上で、我々の見解を整理したい。宜しくお願いする。それから、後ろにいつものデータがついているが、特に改めてのことはない。



http://live.nicovideo.jp/watch/lv167270421#00:17:05

福島第一原子力発電所特定原子力施設に係る実施計画の変更認可申請 ★★★


一番最後の資料。「「福島第一原子力発電所特定原子力施設に係る実施計画」の変更認可申請について  http://j.mp/N8r6Do 」という資料がついている。こりゃ何かと言うと、

めくって、PP資料がついている。「廃炉カンパニー(仮称)設立に伴う福島第一原子力発電所特定原子力施設に係る実施計画の変更認可申請について http://j.mp/LDXTOV」

廃炉カンパニーを設立するということで、それに伴う変更手続き、ということである。廃炉カンパニー設立については、昨年12月20日 http://j.mp/1eITW9i にこういう主旨でやるということを言っているが、

# 国直轄の廃炉会社は立ち上げず、お得意の席替えで目くらまし。1Fが人手に渡れば、これまで隠してきた物がどうなるか分ったものじゃないと断固拒否する東電に、東電の主張を最優先する政府、経産省。これだけ税金がつぎ込まれても国民に口を出す権利はない。##

それを実際に立ち上げるにあたっては、事務手続きではあるが、実施計画に盛り込む必要があると言うことで、そちらに記述して申請させてもらったと言うことである。ええぇ、私からは以上である。


○東電かみじま:
それでは質問を受ける。(18分)





■質疑


http://live.nicovideo.jp/watch/lv167270421#00:18:20

●東京新聞かたやま:

【おこし】

・β分析の数え落とし、ストロンチウムとの関係で聞きたいが、一つは10月以降はデータとして確定した物として考えているということなのか?

尾野:10月にいいぃぃ、ようはぁ、それまでものすごく、ラボがぁ、ご存知のように繁忙を極めている状況があったのでえぇ、★★★各電力や専門機関から支援を受けて、要因が増えてきたことになる。ですのでえぇ、そうした人たちが同じ手順、同じやり方で仕事をする必要があるから、手順書の方を、まっ、更に整理したという事がある。でえぇ、★★★★その際にいぃぃぃ!数え落としの処置については、書き込んでおりますのでえぇ、同じやり方で、つまり、そっから、そこについては統一されたやり方で行なわれている、と考えているので、そこから後に関しては、基本として問題はないと思っている。)

# 2013年10月以前はアウト… あ、頭がくらくらする… orz つまり、その際には「数え落とし」があることは認識していながら、オリンピックにタイミングをあわせて暴露か。ラッキーなことに、猪瀬辞任、都知事選と来たもんだ  ##

・その…、濃度がどれぐらい以上になると数え落としが起きるのか、大体の目安があったら教えて欲しい。

尾野:そうだな。その辺りは実は、よく調べて最終的に決めていく必要はあると思ってるんだが、おおざっぱな話しで言うと、★★★数十万Bq/Lぐらいを超えてくると数え落としが出てくると思っている。

マニュアルでは数十万Bq/Lを超えた物については薄めなさいとなっているのか?

尾野:そうだな。まっ、ちょっと、実際にはセンサーを使って出てくる数字を直接見ているので、カウントで見ていて、ベクレルではなくカウントで見ているだけだが、カウント数が大きくなってきて、そして数え落としが顕著になってくる値が出ているような物であれば、薄めて計る手段にしている。)

昨日の 500万Bq/Lという数字が出たときに、ストロンチウムの値が間違っているのではないか、と公表を控えていたのが、結果として今度、全βに数え落としがあるのかも知れないという形になった事を考えると、大きな数字に関しては、全βはこれまで計るのが難しいということ言われていたことを考えると、両方、例えば、数字を出した上でデータが変わる可能性があるという公表の仕方もあったと思うが、何故、ストロンチウムを控えた状態に、結果から見て言っているわけだが、に、なったのか、という事教えてくれ。

尾野:まっ、そういう事から言うと、先ずは申し訳ありませんww というのが、ええぇぇ、最初の答えかとおもう。

# 申し訳ありません ww ( ゚д゚)ポカーン ##

ええぇえx、まっ、あのぉぉぉ、理由を色々言えば、様々なところがある訳なんだが、測定値というのは非常に大事なもんだし、正しい値を迅速に出していくことも大事だしいぃ、それからぁ、こうしたモニタリングをしているというのは、その状況を把握した上で、そのことを知らせていくことに意味があるわけだから、その測定の中でえぇ、測定自身に 悩み!がある、ということであれば、そのことも含めて検討している事を言っていくことが、まっ、出来ていれば、余計な心配を掛けることもなかったのではないかと言うことで、まっ、その点については!反省している。★★★ただ、言い訳がましいが、元々あったストロンチウムと全βの議論として検討を始めた現象論と、それから今回話した現象論は全く違う現象論なんで、その意味では、その中で、あの、結果的に共連れ的{芋づる式 ところてん式}に確認できた!ということであるが、ええぇぇぇぇ、★★★★いわゆる、数え落とし効果、というのは、放射線計測に置いては良く知られた現象であるので、本来は標準的な手順の中でも、滞りなくそれが行なわれるようにしておくと言うことが、我々としても必要な事であったわけだから、まっ、そうした事を含めて、まっ、★★★★我々の測定等について、外部の期間等の支援を受けるとかあぁ、そうした事も含めてより良い!物にしていくことはしていかないといけないとは思っている。

# いやいやいやいや、とどのつまり、放射線測定で当たり前の事すら出来てなかったという事でしょ?! 利害関係にない第三者に敷地内の資料を提出して評価の妥当性を証明しろとずっと言われてきたことなのに。なにをいまさら。この隠蔽企業っ!問題は 昨年10月2日に数え落とし効果を認識していながら、なぜそれを今になって検証、報告したのか。この隠蔽企業!! ##

すいません。私の理解が追いついていないんだが、ストロンチウムの方の、全βが難しいのが知られているといっていたが、ストロンチウムのデータの公表を控えたというのはどういう?

尾野:ストロンチウムの話しはその前の議論で、ストロンチウムの測定に誤りがある可能性があるという事があったのでえぇ、そのことを含めて精査をしていた結果ぁ、ええぇぇ、Sr-90の測定をしているのが、5,6号のラボと、環境管理棟のラボの二つのラボがあったわけだが、そのうちの片方で測定に使っている計器の中の、調整パラメータに誤りがある事が分った、ということだ。それは先般案内した内容ダ)

ありがとうございました。

# 前回の会見報告、Sr-90の値が全βの値がを上回っている報告とは、また別の話し。こっちも気になる。全β ND → 再測定 170万Bq/L http://j.mp/1nq9hgz 理由について会見では、意味不明の報告。##

      

http://live.nicovideo.jp/watch/lv167270421#00:24:20

●共同おおた:【おこし】


・今の数え落としの関連で。ストロンチウム以外でも、これは起こりうる現象なのか?

尾野:はい。これはだな。タイプに寄ってあるが、センサーの中に電子であったり、β線、γ線、何でも言い訳だが、放射線が入って、そのことにより生じる電離した電荷だな。それを、その電荷の変化を捉えて、一つ、二つとカウントする物だと、共通して現象論としては同じように起こり得る物である。ただぁ、例えば、測定器に掛けるためのサンプルの作り方という物がありましてえぇ、そのサンプルを作っていく過程で、結構濃度が高い物であっても、カウント数が大きくならないような物であれば、あのぉぉ、影響は出にくい、ということになるが、この場合、β、全βの測定は、ダイレクトに影響が出てしまうと言うことだ。ただ、他の測定の方についてもそうした事がないかは、すこし横目を聞かせて確認しようと思っている。)

・例えば、この海側の観測意外にも原子炉建屋に溜まっている水とか、注水で出てきている水も、数値が見直される可能性があると言うことか?

尾野:★★★確認したいと思っている。例えば、原子炉建屋、タービン建屋から吸い上げている水は、これは結構濃度が高い水だから、その濃度の高い水を計るときに、ちゃんと希釈をして計れば、希釈をして計って割り戻せばいいわけだが、その作業が抜けていたりすると、数え落としの効果が出てしまうので、まっ、そうした事も可能性としてあるから、確認したいと思う。)

# 測定方法からしてデタラメだったと… orz  聞けば聞くほど、規制庁やIAEAは何を見て東電の分析方法が妥当だという判断をしてきたのか… ##

・★★★その… 今後の汚染水処理とか、想定していたよりももっと濃度が高かった事になると、予定していた処理が出来るのかとか、タンク容量が間に合うかにも影響しかねないと思うが、それは如何か?

尾野:★★★えっと、タンクの容量に関しては、あんまり影響がないかとおもう。これは水の量と濃さが直接は関係ないので。処理という事で言えば、ALPSの処理がポイントになってくるわけだが、ALPSの処理能力の方は、処理し終った水の方が十分小さくなっていることを計って確認をしているので、こちらは、雨水物を計る分には影響が出ないことだから、それは問題ないとは思っている。)

・その、予定より、例えばベッセルの劣化がものすごく早くなってしまうということは、今までの試験の中では出てきてないと言うことか?

尾野:そうだ。直接のベッセルの劣化であるとか、そういう事と関係ある物ではない。これは純然たる、そのぉぉ、測定をして、値決めをするという、そのプロセスの中の問題である。



http://live.nicovideo.jp/watch/lv167270421#00:27:35

●テレ朝村田:【おこし】


先程来のSr-90のことで二つ。それと14日に開かれる予定になっている規制委員会での監視評価検討会で予想される議論について一つ聞く。

・昨日、紹介頂いた地下水観測孔No.1-2で 500万Bq/L のSr-90が正しい値だったというものを含めて、13件新たに発表したという事だが、この No.1-2 は 7月5日の500万Bq/Lだが、この前後の測定値は、今後出てくるのか?これを尋ねるのは、つまり、この500万Bq/Lの値がその後、どのように減っていったのか、傾向が何か分って、護岸側の汚染水の濃度変化に、また新たな評価が得られるのかどうか尋ねたい。

・二つ目は、では、以前、分析中として公表しなかったときの、今から思えば誤った方法での値はいくらだったのか、何らかの機械で公開されるのか?そのズレがどれぐらいかと言うことと、

誤っていたなら誤っていたで、また時系列で傾向が読み取れることがあったのではないかと思うわけだ。これだけ日にちが経って、最高の値が出たという事になると、その事実をどう捉えて良いのか、こちら、書く側としては大変戸惑う。ひとつには、★また★隠していたのではないかという気持ちが、ふつふつとわき上がりながら、冷静に原稿を書くことが必要になってくるが、何ヶ月か前に原子力規制委員会の島崎委員が言われたように、間違った値出もすぐ出すと言うことを心がければ、それが信頼に繋がると言う事を言っていた。そのことをもう一度、おくみ頂き、意見を頂ければと思う。

# オリンピックひゃっほーい!つい先日も更田委員に間違ったデータを公表しない姿勢を厳しく批判されて、平謝りの東電経営者。会見での対応と全く違う。会見と同じように、お言葉ですが、ご存知のように規制庁が堰の閉運用指示のおかげで分析が大変だったんで。と言えばいいのに。##

・3つめは、来週の金曜日に特定原子力施設・監視評価検討会 http://j.mp/1bvghk7 が開かれると言うことは、敷地境界の線量低減計画、来年3月までに1年間の追加放射線量を2mSv/y にすると。再来年の3月までに1mSv/y の計画を来週出す予定になっているのかどうか、その点を教えて欲しい。

尾野:3点ほど質問を頂いた。最初に質問頂いた500万Bq/Lの前後の値について、今後、評価した値を公表する予定があるかと言うことだが、先程も言っているとおり、Sr-90の値については、精査を行なった上で、確定したところで示していくことで準備を進めているし、その様にしてきた内の13件が今回だと言うことである。デスので、それは進めて行きたいとは思ってはいるが、案内の通り、今の状況の中で、良く確認する、、、と言うプロセスが今動いているので、そうした事も含めて提示させて頂くと言うことなんで、ちょっと作業量が増えてしまったことはある。それから2点目だが、ストロンチウムの値、これ、間違った値と言うことで公表していなかったが、そこはもっと以前に公表していた方が良かったのではないか、という事は先程も同じ主旨の質問を頂いたが、そのことについては、仰るとおりの部分であり、ま、我々としても、違う対応も有りえたのではないか、ということで、反省しているところである。

# 何が、違う対応も在り得たのではないかだよ。採取しているデータは評価が終る前にだせ、東電の評価した都合のいいデータだけ出すなと散々言われてきたでしょうが。その度にゴイケントシテウケタマワル、で聞く耳すら持たなかった癖に。何が、有り得たのではないかっ!だよ。イイカゲンニシロ!##

で、その上で、えっとおぉぉ、若干誤解があったようだが、ストロンチウムの値が間違っているかも知れないと言う事で精査に入っていたが、この500万Bq/Lというのは、結果的に調査した結果、ええぇぇ、問題の無かった環境管理棟側で計ったデータだったから、以前の値がそのまま使って良い、という事が分った値であります! それから3点目の質問だ。来週の委員会における、我々の発表内容ということだが、こちらについては、頂いた宿題については鋭意、答えていけるように対応を取っているところであるが、具体的に来週、何が出せるのか、と言うところについては、その当日まで良く進めて説明できる部分を話したい、という事になろうかと思うので、今の段階では、ちょっと言えないという事である。)

ありがとうございます。



http://live.nicovideo.jp/watch/lv167270421#00:33:15

●赤旗日曜版みうら:【おこし】


・今の関連して1点。では、タンクから漏洩した物の全βも間違っていた可能性があると言うことか?

尾野:はい。タンクの中に入っているRO水は比較的濃度が高いグループだから、そうした可能性も否定できないと思っており、しっかりと精査をする必要があると思っているから、確認対象になっている。)

一応、再調査して汚染状況を公表し直すと言うことなのか?

尾野:あのぉぉぉ、再調査の結果、数値等変更が生じたものは、こういう結果でありましたと言うことで、あのぉぉぉぉ、当然、そうさせてもらう必要があるので、必要な措置を執りたいと思っている。)

結構大変な作業になると思うが、大体どれぐらいの帰還を考えているのか?

尾野:これはだなぁ。なるべく早くやりたいとは思っているが、ご存知の通り、大量の測定を日々している。正確な数字でなくて申し訳無いが、キングファイルで数百冊 エヘエヘ ww ということのようで、それを今、現地でめくって確認するという状況になってるんで。w ちょっといま、何日というのは、も、もう少し見通しが立ってからww 答えたいとは思うが、急ぎたいと思っている。)

わかりました。

# ご存知の通りって… しらんわ。HPで東電が整理して公開している以外は。それ全部公開しろよ。というか、昨年の10月2日の時点で、既に分ってたんだから、既にこの3ヶ月の間で、何とかオリンピックに間に合わせようと作業は進めてきてたんでしょ? ##

・もう一つ。ちょっと別件というか、こちらの高台注水ポンプ近傍における漏洩だが、600リットルと評価しているが、600リットルと評価している根拠とは?

尾野:ちょっと待つのだ。… そうだな。▼確認させてくれ。)

・このストレーナーと同じようなシステムは、このラインには他にもあるのか?

尾野:こういった圧力計であったり、は、一般的に使われている物だから、同じようなことがないか、と言うところは他も確認して居るが、他の所では問題は生じてなかった、ということである。)

一応、凍結と言うことだったら、それぞれ同じようにあるかなぁ、とおもうが、ま、ヒーター取り付けで、この当外部にはヒーターを取り付けているが、念のため、他の所にもヒーターを取り付けていくと言うことなのか?

尾野:当該の場所、他が無くて当該場所がなっていたという事も含めて、もう少しよく調べてみようと思う。そうしたなかで、他の場所にも展開すべき内容があれば、それはそれで行なって行くことで考えているが、先ずは当該場所については、ヒーターを付けると思っている。それからぁ、ええぇ、600トンだが、)

リットルです。

尾野:あ、失礼。600リットルだな。大間違いです!失礼した。w 600リットルだが、ええぇ、水処理設備のトレンドデータを取っており、そちらの方から、作動させた状況などを踏まえて、1時間あたり、これぐらいの漏洩があった。従って作業を始めて止める時間がこれだけだったからと言うことで出しているようである。)

ちなみに前回のパトロールでは分らなかった事になるのかなぁと感じるが、前回のパトロールの記録はしているのか?

尾野:この設備はちょうど点検しており、止っていた物を動かしたタイミングだったので、前回の時点では当該設備は動いてなかった状況である。それから、つい先日辺り、非常に冷え込んだこともあるので、その辺り出生じたことではないかと思う。)

今後、注水ラインは短くしていくと思うが、その際にヒーターとか、もう少し、しっかりした設備にしていく計画は、いまんとこどうなってるのか?

尾野:我々の方も、一昨年、凍結トラブルには大変悩まされ、殆どの屋外は如何に保温剤を撒いていくと言うことで、対応を取ってきた次第だ。ま、その結果、昨年は、こうした凍結トラブルは、昨年は非常に寒い年だったがあまりなかったが、全くなかったというわけではないが、今年もあまりなく、無事ここまで来ていた、ということだが、つい、先般の寒波で一部 表われてきたと言うことである。従って、こうしたところと言うのは、ま、現場設備のことだから、良く目配りしながら対応していく必要があるわけだが、当然ながら、設備を更新していく際には、保温材の活用については、意を尽くしてきたいと思う。)

ありがとうございました。



http://live.nicovideo.jp/watch/lv167270421#00:38:50

●フリー上出:【おこし】


・数え落としの影響評価について。しばらく会見にこれてないのでピンぼけになってるかも知れないので、それも含めて聞きたい。

・★★★昨年10月2日以降は、数え落とし効果が発生しないような測定で、ぞれいぜんはあると言うことで、これはどのような測定に当てはまるのか、色んな物、全てではないと思うが、その辺、ちょっと分りやすく説明してくれるか?それでどこまで、この再評価が可能なのか、もうちょっと詳しく。

# それそれ。少なくとも東電がご丁寧に整形してHP公開している資料については、一定のカテゴライズがされてるんだから、どこのデータに影響が及ぶ恐れがある、ということは説明して当たり前なのに、なんでそれが示されないのよ!あり得ないよ。##

尾野:★★★対象となる測定は、全βの測定だと思っている。ただ、他のタイプの測定でも、原理的には有り得るので、領域として、そういう事を注意すべき領域に入っているかどうか、確認の上、念を押したいとは思っている。それから機関としては、{平成23年3月に}事故が起こって以降、やり方を変える{平成25年}10月までの期間になるので、その感が対象になる。それから、その間は全βの核種が対象になると言うことだが、全βの測定でも、数え落としが生じる原理から言って、濃度の低いサンプルの測定では起こりませんのでえぇ!

# 数十万Bq/L以下で発生という事らしいので、滞留水、RO処理水、護岸地下水、タンクや注水ラインから頻繁に漏洩させた水等が対象。特に事故後、注水ラインから頻繁に漏洩させた水や、排水路から海に漏えいさせ、数cc大したことない評価も全部デタラメの可能性… orz 腸が煮えくり返る思い…

高い値が出ているところを中心に、こうした誤りが入り込む可能性があると思っている。対象を整理してみると、全βの測定で、10月以前、事故以降の測定。対象としては濃度が高い物だな。ええぇぇ、というのが、対象になってくるということである。ただ、他の所にも、横目を効かしていくことを考えている。)

# それをこっちで調べろと言いたいのか。( ゚д゚)ポカーン ##

事故が発生してから、全ての期間が対象になるというのは、結構大きな問題だと思うんだが、、その辺の数え落としというのは、我々もよく分らないが、ドップラー効果に似ているなと、私の知識の中では、測定の仕方が、と思っていたが、大変、実際にそういう測定データにかかる問題と言うのは、大変、大きな問題だと思うが、その辺の意味をどう捉えているのか?

# 自分的にはカメラのほうがしっくり来る。完全に露出オーバーでセンサー{CCD}が捉えられないものを露出を無視してずっと撮影をしてきた。ろくすっぽ一眼レフカメラをマニュアルで使えない人間が、プロのカメラマンを気取ってた、という事なんじゃないの?そうであれば信じられないよ!##

尾野:あのぉ、先程も言ったが、データは大変大事な物なんで、しっかりと正しい値を出していくことは当然、大事なだとは思っている。そうした事で勿論気をつけているわけだが、まぁ、様々な状況の中で、こういう誤りがあったことは、タイヘン 反省シテイル。ですので、えぇぇぇぇ、まっ、よく調べた上で、なんとかぁ、ええぇぇぇ、しからばあぁぁ、今の状態からどう評価していくか、進めて行く必要があるわけだが、現在、ようは、★★★測定のために取ったサンプルが残っている物は、測定のし直しが出来る事になる。ただ、サンプルが残っている物は、今の時点から比較的近い所になるので、遠くの所までは射程が伸びないと思っている。では、遠くの所はどうしていくか、ということであると、カウント数が非常に大きくなってくると、数え落としの効果は、ある程度、数学的に表現出来るものだから、何とか補正をしていくというような方向になるのではないかと思う。まっ、何れにせよ、測定を専門としている方からは、しかりを頂く内容なんで、タイヘンハンセイシテイル。)

# # 既に被写体も無くなって、完全に露出オーバーして真っ白けの写真から、なにをどうやったら写真が復元できるのか、値が補正できるのか、まったく想像ができないんですが…## 

# 規制庁、規制委員会は、この問題、いったいどう落とし前を付けるつもりなんだろうか… 事故直後の大事な情報が全て損なわれる可能性が… orz あり得ない事が起きた… あり得ない事を隠してた… orz オリンピックにタイミングを併せて公表… ヤッパリ… orz  ##

・今すぐにどれかは思い浮かばないが、既に公表されている数字に変更があり、これが結構大きな意味を持ったりすることがあるのではないかと思うが、その辺はどのように?

尾野:はい。全ベータの値はある意味、相対的な大小関係ということで話していたので、ええぇぇぇぇぇ、まっ、そのこと自体が、★★★極端に意味合いが変わっていくようなことはあまりないのではないかっ!と思っている。ただ、そうはいっても、相対的な動きを見ていくことであれば、測定方法が同じ原則で一定で採られていて、相対的な変動という所が、まっ、あのぉぉぉぉぉ、論評に値するっ!!という事になってくるわけだから、測定の仕方の安定性の所に、改めて振り返って確認すべき所が出ていることは、タイヘン大きな問題だと思っている。)

# 海の放出量の評価とかも全部やり直しなの? いったい、この会社は、国際社会にどう落とし前付けるつもりなのか。だから、東電の存在こそ、最大のリスクだっていったでしょ!ふざけんなっ!! ヽ(`Д´)ノプンプン ##

・これはどれぐらいの期間で測定し直せるのか、どのような形で公表するのかというあたりは?

尾野:先程も質問があったとおりであり、見るべきデータの数、かなり膨大な量になるので、これはできるだけ早くやりたいと思っているが、えぇ、今の段階でいつまでというのは難しいと言うことだ。ただ、何れにせよ、しっかりと見た上で、ええぇぇぇ、データの相互の誤りがないか確認し、しっかり訂正すべき物は公表させてもらいたいと思っている。)

# いったい、どうやってセンサーが取りこぼした数を、試料もナシに正確にカウントし直せるのか、全く想像できないんですが… これで、今の汚染との相間関係も全て科学的データの根拠の裏付けも取れなくなった… なんてことをしてくれたんだ… orz ##

対象数がどれぐらいになるかということも?

尾野:そうだな。ちょっと、まぁ、中々難しいんだが。ようはご存知のように、毎日大量の測定データを出してるんでえぇ、あのぉぉぉ、これをずっと遡って、何測定やったか、測定ログを数えれば出ない事はないが、そういう作業を今やれる状況ではないので、今、いくつという規模感を言う事は今は言う事が出来ない。)

# だから、しらんがな。HPで東電が加工済みで公開しているもの以外は。##

わかりました。



http://live.nicovideo.jp/watch/lv167270421#00:45:30

●ファクタ宮嶋:【おこし】


・あの、尾野さん。この参考資料の16ページ二図があるよな。これ、書いてないけど、No.1-2とNo.1-10の観測栓というのは、この水ガラスの作業をしていた距離、数メートル、どれぐらい離れてましたかね?No.1-2と1-10だ。いわゆる右側に水ガラスを打ってきたよね。数メートルしか離れてないんじゃないんすか?

尾野:えっと、No.1-2 は 水ガラスを打っているところの数メートルだ。)

そうだよな。No.1-10は?

尾野:ちょっとまってください。)

多分数メートルだったと思うが。

尾野:そうだな。No.1-10は護岸近くの方だったな。たしか。そうだったと思う。)

あの、それでね、あの、これ7月の数字が出てくるけど、水ガラスを打ち出したのは10月ぐらいの訳だよね。わたし、この現場の人の話しを聞いたけど、非常に苦労されていた。★★★★私はそこが問題だと思ってね。数え落としとかなんかじゃなくて、それ、水ガラスを打ったら、そこから水が出てきて長靴にかかってくると言うことで、鉄板を強いたそうですね。矢倉君でやっていると聞きましたよ。わたし、ここが送れていると言うこともしょうがないと思ったが、作業自体がそういう作業をしてた人がいるわけだから、こういう数字は、数え落とし、とか言う問題じゃなくて、数字は隠してたとか思いませんよ。だけど、やっぱり、そこがね。反省して欲しいんだよね。そこでやっていたわけだから。別に人がいないところだったら高くても良いけど、建屋の中ではなくて、底の数メートルの所で井戸を掘ってたわけですよ。それをもっとまじめにね。500万とか言う数字じゃなくて。逆に言うと、高い事はカウントレベルで分っていた筈なんだよね。だから鉄板引いたんだよね。その問題はちゃんと東電として考えて欲しいねぇ。回答はいらないです。

尾野:はい。ありがとうございますぅ。全くその通りかと思いますぅ。ちょうどこの場所は、かなり線量が高い場所と言うことで、作業に苦労した場所である。まあ、まだしていると言うことである。ですので、元々の地面があったところの上に、まぁ、1m教だろうか、砕石を積んで、遮蔽効果を持たせた上で、鉄板を敷いたり、櫓を組んで、鉛板の上から、ええぇ、人が作業して、ボーリングするとか、そうした事をしながら、作業をしていかないといけないという場所で、仕事をしてもらったと。しかも、今もしてもらっているところである。まっ、我々も、こうした測定のことではあるが、ええぇぇ、しっかりやっていかないといけないのは仰るとおりである。アリガトウゴザイマス。)

# おもいますよ。隠してた。##

# 作業員の被ばく評価も、β線について報告の必要ない主張をしてきて、ようやく国は来月から東電にβ線被ばく評価状況を取り纏めるよう指示。これまでRO水をかぶった作業員については配慮も示さず、地下水バイパス海洋放出したいので、低い値に問題ない事を強調。最低会見… ##

# 配管を過ってRO水をかぶった下請け作業員。一体どういう指示があってそんな事になったのか、さっぱりわからない。報告書も規制庁は厳正に対処すると言いながら、あれどうなったんだろ。作業員の被ばく評価への影響はどうなるのか… ##

     

http://live.nicovideo.jp/watch/lv167270421#00:48:45

●IWJミノシマ:【おこし】


・今日の高台炉注ポンプの水の漏洩資料だが、対策の一番最後に差圧系鋼管とあるが、これは漏洩した当該の差圧系を交換すると?

尾野:そうだ。ボンネットの、座、フランジの所が歪んでしまっているから、それを交換しないとそもそも使えないので、当該品は交換する。)

時系列のコメントに書いてあるが、特に影響がないと色々書いてあるが、この差圧系が交換するまでは使えないが、プラント状況に今のところ影響ないと?

尾野:はい。ストレーナーというのはゴミ取りなんだが、ストレーナーにゴミが段々詰まってきて、ストレーナーの掃除をしないといけないころになると、全ゴンに差圧が経ってくる。これは徐々にたってくることにより分るんだが、ま、そうした事の傾向監視をしていくことが目的だから、短期間、取り替え等のために、その差圧系が見れないこと自信は、重要な支障にはならない。ただ、それが長期間続くのは良くないので、直ちに交換している。)

・β分析の数え落としについて一つ確認させて欲しい。結局、数え落としがあったと言うことは、真の値というか、正しい値に比べて、測定した結果が低く出てしまったという理解でよいか?

尾野:そういうことだ。)

わかりました。ありがとうございます。



http://live.nicovideo.jp/watch/lv167270421#00:50:25

●テレ朝松井:【おこし】


・数え落としについて1点確認したい。そもそも測定方法が違う訳だが、全βとSr-90が、逆転していた全てこれはおかしいと考えて宜しいのか?そうではないという認識も確かあったと思うが。

尾野:先ず基本として、全βの内数にストロンチウムがあるが、両方とも正確に測れていれば、大小関係はストロンチウムよりも全βが大きくなるのが普通である。で、ご存知の通り、放射線計測というのは、カウント数等々により、統計誤差を持つから、その測定の条件等によって、統計誤差の範囲の中で、逆転しうることはあるが、長い目で見ていった時に、大小関係は、本来固定してきて良いはずだと言うことだ。それからぁ、全βの測定は比較的、簡易に行える状況になっているから、ストロンチウムに特化したようなチューニングでのカウントになるように調整しているわけではないので、つまり、同じβ線でもエネルギーが高いβ線、低いβ線等々により、カウントされるときに効率は変わってくるから、様々なβ線元の分を全部計っています、というようなものは厳密に言うと、ま、ある意味、アバウトとな部分を含んでいると言うことだ。基本として、そういう制約がある中で、平均的にみれば、大小関係は固定しているとおもっている。)

アバウトで、10倍とか、100倍違う時が明らかにおかしいが、例えば、1.5倍とか、そういう物であれば、測定方法とは記述が全く違うので、それはそういう事もありうるという事でよいか?

尾野:はい。)

わかりました。

・もう一つ。5,6号機のラボは、今、確か全面マスクをしなくて良いエリアの筈だが、現状で、測定をしている方はやっぱりしているのか?要はそういう過酷なことが続いているからこそ、あるいは何交代で、何人の方でしているのかわかるか?来週でもけっこうだが。

尾野:▼ちょっと確認した回答したい。あのぉぉ、マスクをせず、全面マスクでなくても言いよという場所では、マスクをしなくて良いという事は認めているが、本人の希望によって、全面マスクすることは認めているので、実態としてどうか、ということは幾つかあろうかと思うが、人数であるとか、規模であるとか、後退の状況の質問かと思うので、こりゃちょっと確認させてくれ。)

わかりました。お願いする。今日でないことは、また後にした方が良いのか?

尾野:えっと、どうすか?)

(東電かみじま:よかろう。)

じゃ、1点だけ。地下水バイパスのトリチウムの濃度に関して、目標値を1,500にするという発表があった。このことと、将来的にALPS水の処理が、まだどうなるか全く分らないが、この時のトリチウム濃度の話しと、今回出た1,500は全く別の物と考えているのか、あるいは福島第一から海に出るとリチウムとして、同格に扱う考えでいるのか、この辺りを確認させてくれ。

尾野:先ず、ALPS水の処理の結果として、どのように扱っていくかは、現在未定だから、その関係において、どうのと申し上げる段階にないと思っている。したがって、これは今、テーマとなっている事に関して、専門省庁の意見を踏まえ、整理あせてもらった物と言うことである。)

# 一つのメルクマールと考えているに違いない。これで放出実績を作ってしまえば、ALPS水の放出も決まったも同じだと思っているに違いない。薄い水の測定に問題ないということだけど、東電任せは信用ならんということがハッキリしたと言うことで透明性が確保されるべき。##

本来は、6万である物を3万という目標。しかし、今回は地下水バイパスで、もともとは全く0に近い物の筈なので、1,500にしたという、そこまでのロジックだけ、と言う考えでよいか?

尾野:はい。)

いじょうです。



http://live.nicovideo.jp/watch/lv167270421#00:54:55

●赤旗日曜版みうら:【おこし】


・水曜日の原子力規制委員会について。4号機オペフロの線量が高い指摘があった。DSピット内の炉心構造物が疑われているようだが、今、東電はどのように評価しているか?

尾野:4号機のオペフロ作業で言えば、確かに1Fのなかで様々な場所があるが、その中で非常に高い場所かと言えば、そう言う訳ではないが、定常的に人が長時間人が作業する場所であることから、アララで、出来るだけ可能な限り線量を下げていく工夫をすることは大事な事とは思っているので、その指摘については、真摯に受け止め、我々の工夫できることはしていきたい。これが1点。その上でだが、いろんな所からの線源がある訳だが、4号オペフロの線量の大きなウエイトを閉めているものは、3号機側から来る線量である。なので、3号機側の瓦礫撤去や除染を進めることや、あるいは3号機と4号機の間だな。そこの遮蔽などもある程度工夫してきていると言うことだが、空間的に広いところで入ってくるから、中々完全に全部防ぎきることは難しいが、そうした事を進めて行くと言うことである。でっ!今般、話題になった、4号機というのは、事故が起こる前に、炉内機器の取り替え作業ということで、取り出した炉内機器を切断するとか、ま、こう言うことをしてるんで、まっ、Co-60なども、水の中に含まれていることはあるわけでえぇ、そうしたものが水の側から、下から上に向かって出てくる物もあるだろう、という事に関しては、ありますということになるんで、ま、量のたかということはあるが、出来るだけ下げるには、鉛遮蔽とか、常時作業する場所の床面に鉛遮蔽をおくことは効果が期待出来るので、それも含めて検討する考えである。)

DSピットの上は確か蓋をしてるよね。鉄板か何かで。

尾野:▼そうだな。DSピット側は、仮の、、蓋のような物が、どうだったかな。確認する。)

炉内構造物は、事故当初、元々RPVヘッドなのかな。水から上に入りきれないので出していたと思うが、今でも出したままなのか?

尾野:今、議論されている炉内構造物というのは、シュラウドという部品で、シュラウドを交換する作業を4号機でしていたので、それを取り出して、それをきってDSピット側に奥と言うことをしているので、DSピット側は水を張っている状態だ。)

あれ、シュラウドだけだっけ?シュラウドと、上部格子版、

尾野:ドライヤーであったり、セパレーターであったりという物は、DSピット側に通常置かれるし、それは置いた状態で、ある。勿論、今回、特別な作業が行なわれていたから、その関係の機器なども置かれると。ですから、DSピット側は水が張っている状態になっている。)

水が張ってあるのは承知しているが、このように聞いたのは、東電が、事故当初出したポンチ絵では、水の上に出ていた記憶があるが、今でも、もしかして入り切らなくて、上に少し出るんじゃないのか?

尾野:ちょっとポンチ絵でどうかというのはよく分らないが、)

そういう話しをしていた記憶があるが。

尾野:あ、そうですか。そこは今、何とも分らないが。)

線源としてはあまりDSピットは考えてないのか?

尾野:そうだな。DSピットの上であまり作業はしないから。ですから作業はもっぱらプールの上でするので、そういう意味から言ったらプールから、炉心があって、その反対側になるので、あまりダイレクトではないと思う。)

# なんで規制庁が調べて公表したような詳細なデータが東電から示されないのか。##

要するに切った際に切り粉が、Co-60の話しだが、切り粉がプール内にどうしても残ると言うことか?

尾野:そういったような物が影響している可能性は、Co-60が多いと言うことに関しては、ありうるだろうと思っている。)

一応、まだ、可能性と言うことか?ふーん。

尾野:要はCo-60のことを指摘されているわけだが、通常の状態と異なり、Co-60が多い、ということとの可能性としては、炉内構造物を扱うから。つまり、炉内構造物を着ることで、そこでということもあるし、炉内構造物を扱うと言うことで、炉内奥贓物の表面についていたクラッドが剥がれるから、そういう事によってかき混ぜられている部分であるとか、もろもろあるんで、その可能性は、そうした普段やってない作業に求めら得るだろうと言うことだと思う。)

ぼくもこうやって確認しているのは、あくまでも作業員のね。東電の社員の皆さんの健康問題が出てくるから聞いているんだが、ちなみに、その浄化、素人で恐縮だが、浄化は中々出来ない物なのか?

尾野:まぁ、浄化は勿論しているわけだが、浄化をしていくことでも水に溶けている物、小さな物は残るから、完全の炉水が完全に綺麗な、放射性物質のない水になっているということではないので、勿論、更に条件が悪い中での浄化だから、全くなしという事にするのは、中々難しいとは思う。ただ、1人1人の作業員が、過剰な被ばくをしないようにすることは、我々も気をつけていることである。その意味で、作業員の日々の放射線管理棟等をしているが、これは必ず、法令の中で、しっかり行なって行くと考えている。それから先般、そういう事をしていくと、人が足りなくなるんじゃないのか、と言う心配があったが、現状の状況から考えていくと、線量がネックになって、燃料交換のオペレーターが不足することは全くない!と考えてよいぐらいのレベルだ。とおもっている。)

わかりました。ありがとうございます。

# その根拠となる数字を示せよ。見るに見かねて規制庁が調査。簡単にできる対策で大幅に改善出来る指示。東電、最初の対策以降、ほったらかしと思える規制庁の指摘。一体、双方の時系列はどうなってるんだろ。これだけ東電と規制委員会の認識が食い違ってるのに。##



(東電かみじま:その他、質問あるか? 以上で本日の会見を終了する。)






~ 終了 18時33分(1時間3分)

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