2014年2月26日水曜日

東電会見 2014.2.26(水)17時30分 ~ H6エリア タンク漏洩事故 調査状況・3.11東電社員の黙祷シーン、カメラ撮り案内・ALPS A系 インバーター故障警報発生(循環運転状態 - 無処理状態)・ガソリン 作業員タイベックに引火(怪我なし報告)・1号機原子炉格納容器ガス管理システムの気体のサンプリング結果・建屋開口部における空気中放射性物質の核種分析結・ほか

原子力規制委員会 第44回 2014.2.26(水)10時30分 ~ 議題6:東京電力福島第一原子力発電所におけるH6タンクエリアのRO濃縮水貯留タンク上部からRO濃縮水の堰外への漏えいについて・柏崎刈羽 燃料集合体ウォータ・ロッドの曲がりについて




東電会見 2014.2.26(水)17時30分 ~ H6エリア タンク漏洩事故 調査状況・3.11東電社員の黙祷シーン、カメラ撮り案内・ALPS A系 インバーター故障警報発生(循環運転状態 - 無処理状態)・ガソリン 作業員タイベックに引火(怪我なし報告)・1号機原子炉格納容器ガス管理システムの気体のサンプリング結果・建屋開口部における空気中放射性物質の核種分析結・ほか



44分


報道関係各位一斉メール 2/26(水)

○福島第一プラント 2/26(水)

○指示・報告 2/26(水)

漏えいトラブル事故関連 監視モニタリング・分析結果 2/26(水)

H4エリア タンク高濃度汚染水300トン漏えいに関するサンプリング結果

No.1エリア周辺 地下水汚染海洋漏えい・トレンチ・建屋調査 関連
  • --
  • --

地下貯水層漏えい関連

環境モニタリング・サンプリング 2/26(水)

○その他 2/26(水)

福島第二 2/26(水)
  • --
  • --

福島復興本社 2/26(水)
  • --
  • --

柏崎刈羽 2/26(水)
  • --
  • --




00:54:00

第44回 原子力規制委員会

議題6:東京電力福島第一原子力発電所におけるH6タンクエリアのRO濃縮水貯留タンク上部からRO濃縮水の堰外への漏えいについて ★★★★




○更田委員:
本件については24日の汚染水WGで東電から報告を受けて議論したが、現時点でまだまだ分らない所が沢山ある。何が起因になったか、どうして拡大が防げなかったのか、分からない事が沢山あり、

随分多くの指摘を東電に対して投げ勝ている状況だ。おそらくは、来週開催される汚染水WGにおいて、東電から全てに大してかどうか分からないが、改めて報告を受けて、ここで議論していく事になると思う。

一昨日の汚染水対策WGとの発言と重複するところがあるが、何が起因となったかについて、これはバルブ操作に係るものだが、この弁の操作が、故意であるにしろ、過失であるにしろ、故障であるしろ、起因にかかわらず、

★★★★むしろ、起きてしまった後の対処に非常に多くの問題が含まれていて、先ず、とにかく誤操作のようなことは、あれだけの作業を進めていれば起きる物と考えておくべきで、

問題はその後操作が起きたときにすれを速やかに検知して対処できるか、なんだが、今回は、先ず、H6タンクの方では警報が鳴っていたにも関わらず、割と速やかに!水位計の故障だと決めつけてしまい、監視を強化しなかった。

家で火災報知器が鳴って見に行ったら火事ではなかった。火が出ていなかったと言っても、やはり心配になってそこを頻繁に見に行くだろうと思うが、今回は警報が出たときに、これは誤報だと思い込むのがものすごく早くて、

その後、監視を強化しているわけではない。それからこれはポンプで水を送っているわけだが、★★★★本来の移送先の水位をちゃんと測っているわけだが、このオリーブ色の線で見ている。

で、送っている先の水位が当然上がっていく筈だが、問題となっている地点から、本来の移送先の水位が上がっていかない。これをもし見ていれば、そこに行ってないのであれば、何処か他に行っていると考えざるを得ないわけで。

# しかも警報が鳴ってるのに、普通、確認するだろ、という常識的な確認すらしてなかった東電。小学生以下じゃないだろうか、というお馬鹿な管理レベル。本当に想像を絶する次元の話し。この会社が、隠蔽、反省もない事をリアルタイムで証明しながら柏崎刈羽再稼働ですよ。正気の沙汰じゃない。##

★★★★ただ、これは東電の説明に寄れば、ずっと監視版をにらみつけているわけでもないので、という説明だったが、離れているところで警報が鳴っていて、なんか変だぞ?という中で、

移送先の水位を見てなかったといのが、ある意味、極めて稚拙なミスト思っている。どうしてこう言うことが起きたのか、ということが問題だとおもう。

# 東電会見で指摘されても、東電は自らの正当性を主張するかのような反論しかしない。今となったから言える事だとか。バカとしか言いようがない。寄生庁の検討会の場では、同じ事を言われたら平謝り。国民を舐めてるとしか思えない。血税返せよ。##

★★★★それとこれに関連して、私が非常に重視しているのは、今回の漏洩と直接関係するわけではないが、参考6、7でも良いが系統図が描かれていて、かつて、この鋼製タンクから漏洩が起きて、大きな問題になった際に、

全てのタンクに水位系を付けて!漏洩が起きたら速やかに検知出来る様に!という指示をして、それを受けて東電は全てのタンクに水位計を付けました。ところが、受け入れタンクと呼んでいるが、

# 指示されたことをしたらそれで終り。安全になった。言われた事しかできないし、設置したら東電の中では全てが完結。柏崎刈羽のフィルターベントも同じ。お金の力って怖いね。##

H6エリアでいえば、今回の漏洩が起きたのも、この受け入れタンクだが、一番最初のタンクに関しては、それまでついていた水位計があるので、そしてそれの設定も変えることなく、

要するに水位が下がっていっても警報が鳴るシステムになっていなかった。二つ目以降のタンクには新たな指示があったので、水位計を付けて水位が下がる信号が出ると警報が鳴るようになっていたが、

受け入れタンクに関しては、非常に高い水位になった場合、非常に低い水位になった場合のみ、警報が出るようになっていて、水位が下がっていく状態を検出して警報が出る形にはなっていなかった。

# 東電会見では設置スピードを優先させ受け入れタンクを後回しにしたと言ってたけど、ケチったとしか思えない。水位計は全て設置した発表から随分時間が経過しているけど、その言い訳を裏付ける、実際の水位計設置の作業記録を出して欲しい物ですな。##

これは要するに随分前に言われたことをちゃんとしていないと言うことで、これ、非常に!重要視しないといけないと思っている。水位計を全てに付けろと。水位計は全てについていますと。

ついているかも知れないが、受け入れタンクに関しては、漏洩を検出するような警報設定になっていなかった。で、作業を進めていたところだという説明だったが、

これに関して、こういったトラブルが起きたときに、これに付随して他の問題が詳らかになるところに問題の深刻さがあると思っている。以上だ。

○田中委員長:
他に意見あるか?はい。大島委員。


01:08:05

○大島委員:
事故原因は色々調べないといけないことのようで、更田委員から今指摘があったとおり、速やかに現地調査をして報告を得たい。気になるのは、こういう事故が今までも起きている訳だが、相当お粗末なハンドリングになっている。

それはそれで重要な問題だが、★★★★今、1F全体が非常に脆弱な状況にある。これが単なる操作ミスを超えて、何らかの悪意があるなら、これは重要なセキュリティ上の問題も出てくる訳だよね。

# テロやりたい放題の東電の作業員管理状況は、3.11直後からずっと言われてきたこと。未だに改善されず、このような指摘が出ている。東電が最も触れて欲しくない、多重下請け丸投げ構造。この不透明な労働力が、日本の原子力事業を支えてきた現実。責任丸投げウマウマ原発ビジネス。##

★★★★協力会社がやって、それも第何次、何次と、相当な数の下請けが参加して、人ぶりが相当難しいとか、色々な事も言われているわけだが、そういうところは、もし、悪意のある人がいれば、目を付けて、トラブルを起こす事になりかねない。

セキュリティ上の問題も出てくるので、それも含めて原因究明はきちっとやって、こう言うことが2度と起きないように、しっかり委員会としてみていく必要があるとおもう。

○田中委員長:
他にあるか?


01:10:03

○島崎委員:
検討委員会に出てないので詳細は分からないんだが、今言われたとおり、確かに事故の詳細が不明な点があり、ただ、バルブを変えたというか、動かした時点は時刻的には絞られるので、そのうち何らかの答えが出ると思われるが、

# INESレベル3事故、300トン漏洩の時に、タンクに水位計がついていない事を信じられないと呆れてた島崎委員の後所見。国民から見れば、その根本事実を規制委に報告を上げていない寄生庁もどうよ、という… ##

私の知りたいのは、警報が鳴った場合にどういう手順書があり、それに従ってどのように処置をされているのか。警報が毎日なっているようではどうしようもないし、警報の頻度がどうなのか分かれば教えて欲しい。


01:10:58

○更田委員:
受け入れタンクに関して言うと、詳細な数値は記憶してないが、水位高と高高、high と high high があり、今、タンクの運用が非常に切羽詰まっていることもあり、もともと、★★★水位高を超えるところで運用している。

ですから、一つのアラームについては、ある意味、アラーム出っぱなしの状態で、すり切れまで入れている状態。で、今回、水位高高が出たということで、1回、協力会社の人が見に行ってはいるんだが、

受け入れタンクに関して言うと、二つ目以降のタンク警報と違って、水位が下がって行く変化を捉えて警報が鳴る形になっていなかった。そのこと自体問題なんだが、いわゆる漏洩が起きた時の対処は、そもそも受け入れタンクに対してはなっていなかったし、

更に受け入れタンクを含めて他のタンクもそうだが、本来、水位が上がってきたときに警報が鳴る最初のレベルは、もう超えるレベルですり切れで運用している。

本来であれば、タンクの数がもっとあれば、90~95%運用が本来なんだが、すり切れ運用をしているので、ちょっとでも予定外の物が入ってきたら、今回のように上から溢れる形になっている。

手順書等々に関しては、汚染水WGを今後も継続するし、1F室の方で、適宜ヒアリング等を行ない、手順書の審査も。

更には、★★★★協力会社と東京電力との関係と言ったところに非常に根の深い構造があるやもしれない。ですからそういった組織的要因についても検討していく必要があるだろうと思っている。

# 東電会見でいくら問われても答えないテーマ。##


01:13:07

○田中委員長:
私からも一言いうが、一昨日、WGを私もYoutubeで見ていたが、やはり、あまりにも稚拙だというが、勿論その通りだが、そこに根本的な組織文化や考え方、作業の環境とか、

そういう今、島崎委員から指摘があったような、対応マニュアルみたいなことも多分出来てなかったように思うので、そういった事を含めて、やはり、相当根が深いことだと思う。

# よく許可したな。柏崎刈羽審査入り。政府に足並み揃える必要ないでしょ。##

姉川常務が、そういう事を最後に言ってたが、言葉だけで終らせないように、是非、WGのほうでも、きちっと詰めて頂くようにお願いする。まだ、この問題は引き続き続くとおもうが、

# 今回から社長は謝罪会見をしない事に。3.11以前より増して、柏崎刈羽フル稼働で荒稼ぎ、経営立て直し、損失を取り戻すことしか頭にない。社内分社化して、1Fは手元に置いたまま、経営社は1F放棄してとんずら。傾斜の安全関与しったことかと国会事故調に挑戦状。大事故は確定。##

あの、もう一点、あの、、言っておきたいのは、大島委員辛子的があったが、★★★★あまり悪意を前提とした調査は、私はあまり好ましくないと思う!ミスというのは、起こりうるわけだから。

しかも2000人、3000人の協力企業の人が毎日は言っているところで、そういった不信感が蔓延する職場になれば、とても安全なんか守れるはずはない訳だから、その点は十分注意深くするように、

東電に対してもトップの方に★★★★厳しく!!伝いえて頂きたいと思う! ~ 野次 ~ この議題はこれでおわる。

# かなり視点がずれてる…  それは、警察は入れるな!と言うことですか?一昨日の会見で、ちょっと言及してたよね。警察というキーワードが飛び出したことに対する念押しですか。会見で質問がでそうですな。##
.



01:15:10

議題7:燃料集合体ウォータ・ロッドの曲がりについて ★★★★


01:27:00

○更田委員:
このウォータロッドの曲りについては数回にわたって委員会に報告がされていると思うが、BWRにとっては一つの調書と入れるのかも知れないが、燃料の設計が、炉型によって厳しく制限されるPWRと違って、

BWRは古い炉であっても、新しいタイプの燃料が投入できるのが炉の特徴で、チャンネルボックスの害寸法さえ変えなければ、中の設計はいかようにも変えられて、どんどん新しい燃料が入っていくわけだが、

それだけに、新しい新設計の燃料を機械的な意味での異なる設計が成されていた燃料に対し、こういった取扱い等々に関しては、変化がある訳なので、注意深さが必要な訳だが、

★★★★結果だけ見てみると、東京電力だけでこれが起こっているところをざっくり言えば、東電のQMS、品質管理に問題があったのは間違いのないところで、もっと遡れば、姿勢に、これは福島原子力発電所事故以前の問題ではあるが、

★★★★姿勢に問題ありと言わざるを得ないと思う。これは、今後も根本原因分析と一体見に関しては、保安検査等等を通じて、きちんとした監視を続けて欲しいと思う。


01:28:36

○田中委員長:
他にないか?私からも同じような事になるが、9ページ一番上にあるように、やはり安全最優先の社内風土の醸成や、コンプライアンスが行き渡っている職場環境を作るなど、

★★★★基本的にこの問題一つ取っても、東京電力だけが!こう言うことをやっていると。で、結局その後も、これは平成10年だから、1998年、1999年、それより前だと思うが、その後も 2000年に入ってからも不祥事が明らかになっている。

# 起こるべくして起きた福島原発事故。事故の根本原因をなおざりに、電源用意したから安全。フィルターベント付けたら大丈夫。防潮堤作ったし、自然の驚異に打ち勝てる。事業者は反省の欠片すらなく再稼働に邁進する。無関心でいられる日本人が一番怖い。##

★★★★そのことと1F事故の今回の事故をダイレクトに結びつけたくないんだが、やはり、東電が持っている基本的な企業文化というか、安全に対する企業体質に、★★★★かなり問題がある事を表していると思う。

そういった安全文化、企業体質は、★★★★規制上の要件ではないので、あれこれ指導するわけにはいかないが、やはり、そのことについては、きちっとトラブルの根本分析を通して、東電を指導していくように、是非、監視、知恵を強めるようお願いしたい。

他にないか? ~野次~ 他にないか? それでは本件はこれで終る。他に議題がなければ終りたい。終わりにします。

# 事故の根本原因が規制要件にない。その認識はある。取り消しなさい。柏崎刈羽審査。事故を起しても血税で救われることを確信した東電は、あなた方が生きている間に、必ずまた大事故を起す。世の中の批判を受けながら残りの短い人生を終えたいのか。考え直しなさい。##
.





http://live.nicovideo.jp/watch/lv169668540#00:01:10

福島第一の状況



○東電石橋:
時間になったので本日の定例会見を始めさせてもらう。本日の会見者は原子力立地本部長であらせられる尾野さまである。よろしこ。

○尾野:
それではよろしこである。

福島第一の状況 [原子炉および格納容器の状況]1~3号機まで必要量を安定して注水できている。[圧力容器下部温度][格納容器圧力と水素ガス濃度]ご覧の通りである。

[使用済み燃料プール]1~4号機まで循環冷却システム運転中。である。下の方に幾つか書いてあるが、昨日来、6号機のプール冷却は一時停止して復旧。4号機は電源関係のトラブルにより、一時的に停止。午後に復旧と言う出来事があった。

[タービン建屋地下溜り水の処理状況 ]2号、3号機タービン建屋からそれぞれ移送を実施中。[水処理設備および貯蔵設備の状況]サリー運転中。下に一番上のポツだ。★本日、12時21分、ALPS A系のホット試験中、

インバーターの故障警報と言うことで、ブースターポンプが一代停止している。それに伴ってA系が循環待機状態に移行している。B系、C系により、処理は継続している状況だ。

それから二つ目のポツだ。★★★先日だが、構内の車にガソリンを給油する給油所だが、そちらで作業していた際に発火がありまして、えぇぇ、タイベックをええぇぇえ、一部、ええぇ、溶かす、と言うような状況があった。

幸い、本人に怪我などはなかった、こちらについては以上である。




http://live.nicovideo.jp/watch/lv169668540#00:03:45

高濃度の放射性物質を含むたまり水の貯蔵及び処理の状況について


水曜日なんで。「福島第一原子力発電所における高濃度の放射性物質を含むたまり水の貯蔵及び処理の状況について(第139報)http://j.mp/1mAxMGt <添付資料> http://j.mp/1mAyOlR」

資料をめくって添付資料1 http://j.mp/NwN0zB 左下の方。各施設の貯蔵量。

1号機 13,700m3[+0] 2号機 21,900m3[★+900] 3号機 21,000m3[-400] 4号機 16,100m3[-400] 1~4号機貯蔵量合計 72,400m3

# (先週)1号機 13,700m3[+200] 2号機 21,000m3[★-1,400] 3号機 21,500m3[★+1,400] 4号機 16,100m3[+900] 1~4号機貯蔵量合計 72,300m3 ##

移送先であるプロセス主建屋に移送されて貯蔵されている量、貯蔵施設側(プロセス主建屋 15,310[-320]+高温焼却炉建屋 2,920[-180])合計 18,230m3。先週の処理量 5,590m3。

# (先週)貯蔵施設側(プロセス主建屋 15,630[+100]+高温焼却炉建屋 3,100[+150])合計 18,730m3。先週の処理量 5,650m3 ##

稼働率 キュリオン0% サリー 66.5%。廃スラッジ +0  使用済みベッセル +6本(796本)

# (先週)稼働率 キュリオン0% サリー 68.8%。廃スラッジ +0  使用済みベッセル +15本(788本)##

濃縮塩水受けタンク量 340,026m3[+674]淡水受けタンク 26,208m3[-1,300]濃縮廃液貯蔵槽 9,201m3[+0] ALPS処理水貯槽 55,989m3 [★+4,292]

# (先週)濃縮塩水受けタンク量 339,352[-623]淡水受けタンク 27,508m3[+223]濃縮廃液貯蔵槽 9,201m3[-4] ALPS処理水貯槽51,697m3 [★+3,933]##

(説明なし)廃液供給タンク 768[+41]SPT(B)1,952m3[+494]

# (先週)廃液供給タンク 727[-72]SPT(B)1,458m3[+258]##

めくって裏面、添付3である。当面の見通しだ。上段二つがタービン建屋2号、3号後加温水位見通しだ。OP3,000mm絡まりでコントロール出来る見通し。一番下。濃縮塩水のタンク容量と貯蔵量の関係だ。

タンク容量の赤線に対して、貯蔵量、灰色の線だが、ミートしている見通しである。こちらについては以上だ。



http://live.nicovideo.jp/watch/lv169668540#00:05:30

■H6エリア タンク漏洩事故 調査状況 ★★★


それからH6タンクエリアだが、ま、バルブの関係で溢水があった関係で調査を進めているところである。本日は資料はないが、今日の時点の調査状況を言うと、106名予定していたヒアリングは、こちらは一巡した。

その上で、再ヒアリングを含め、更に詳細に聞き取りを行なう必要があると言うことで、数10名規模で改めて再ヒアリングを行ないたいと考えている本日から再ヒアリングを開始している。

一通り終了するまでには数日間かかるのではないかと思っている。ま、こうした詳細なヒアリングにあたっては、先般から言っているが、当社の品質監査部門が行なっているが、

★★★調査、聞き取りの専門家に適時相談し、それらの知見、意見なども踏まえながら実施していく事にしている。何れにしても予断を持たずに調査を進めていきたいと考えている。

# 警察OB 天下りにご相談ですか。##
.


http://live.nicovideo.jp/watch/lv169668540#00:06:50

■環境モニタリング・サンプリング


それからデータ関係、定期的に出している物が幾つかついている。先ず、手元に配っているのが、「1号機原子炉格納容器ガス管理システムの気体のサンプリング結果 http://j.mp/1fraAKj 」ということで、

ガス管理システムの気体サンプリング結果等々を付けているが、こちらは参考にするのだ。また「建屋開口部における空気中放射性物質の核種分析結果 http://j.mp/1fraylF」等々を付けている。

こちらも特記はない。参考にするのだ。以下、いつもの通り、護岸付近、側溝、井戸、棟の分析結果を付けている。こちらも参考にしとくのだ。以上だ。



http://live.nicovideo.jp/watch/lv169668540#00:07:40

3月11日に関する取材案内(社員の黙祷シーン カメラ撮りの案内) ★★★


○東電石橋:
それでは質疑を受ける前に、来月11日の取材について、案内させて頂く。「3月11日に関する取材のご案内 NEW! http://j.mp/1fraAKl 」資料を配ってるが、来月11日に東日本大震災の発生から3年を迎える。

当日、地震発生時刻の午後2時46分に社員が黙祷を捧げる。福島第一の免震重要塔から、当社の役員さまが!社員に対して訓辞を行なう。その様子を皆さんに取材してもらう事を考えている。

取材の場所は3箇所ある。福島第一原発の免震重要塔とJビレッジと、それからこの本店の3階の大会議室になる。2時46分に社員が黙祷を行なう。これは3箇所とも社員が集まり黙祷を行なう。

それから福島第一のメイン心中陽東から、社長であらせられる廣瀬さま、それからフクシマ復興本社代表であらせられる石崎さまより、社員に対して訓辞をする。Jビレッジと本店では、その様子をモニターで視聴してもらう形になる。

それから終ったら、jビレッジに移動して、社長の廣瀬さまのぶら下がり取材を受けたいと考えている。注意頂きたいのは、免震重要塔での取材は、必ず事前申し込みが必要だ。

ちょっと飛び入りの、発電所構内に入り、事前手続きが必要なので、飛び入り参加が出来ないので、注意頂きたい。参加を希望するかたは、3月4日の午後3時まで所定の用紙で申し込んで頂きたい。

詳細は、配っている案内を見るのだ。それでは質問を受ける。

(10分)




■質疑


http://live.nicovideo.jp/watch/lv169668540#00:09:55

●東電清水:【要約】


・H6エリアタンク漏洩事故 聞き取り106人、2順目、数十人規模で聞く?他に聞くと言ってなかったか?

尾野:それもするし、必要があれば2順目も行なう事もあると言っていた。今回は、広げるより対象を絞って詳細に話を聞くことを優先したい。)

先ずは広げずに1度聞いた方の再ヒアリングを優先すると?

尾野:いえす)

・4号機プール冷却停止の関係。工事でケーブルを傷つけた。なんでケーブルを傷ずつ桁か原因分かったか?

尾野:してはならないミスの一つ。なぜそうなったかは、調べているところだ。調査が纏まってから案内したい。)

結局まだ分からないと?

尾野:ハイ。何故そうなったか確認した上で次の手を打ちたい。)

・6号の冷却はもういい?水漏れ直った?

尾野:6号の冷却は支障のない状態に戻っている。)

・ALPSが停止した理由は?

尾野:確認中。停止ではなく、待機運転に入ったと理解頂きたい。)



http://live.nicovideo.jp/watch/lv169668540#00:13:05

●NHK黒瀬:【要約】


・ヒアリング106人一巡終って、際ヒアリングした方が良いという事だが、広げるより対象を絞った方が良いというのは、可能性が出てきている?

尾野:★★★現段階では差し控えたい。)

目処は?今週中に分かったりするか?

尾野:スケジュールを立てる物ではない。一定規模の人間の話を聞いていく。スケジュールでいつか言うのは適当ではない。)

・ALPS、インバーター警報は、ブースターポンプの回転数、出力を制御するインバーターの警報装置?

尾野:そう理解していい。)

故障したかどうか分からない?

尾野:これから調べる。Aが待機状態の運転状態に入っており、B と C は予定通り動いている。)

・H6のことで、汚染水対策WG、受け入れタンク、そこだけが水位計が従来型で、大量を漏洩しないと感知しないままだった指摘。受け入れタンクは、構内だけで、5,60あるという話しだったが、早急に変えていく計画は?

尾野:機能もいった。出来るだけ早く入れ替えていく。~繰り返しの経緯説明なので省略~ 現状ついている物を置き換えるか、現状でより早く水位低下を検知した方が良いか、至急検討して対応する。元々の計画は置き換えるつもりでいた。)

それはいつぐらいまでやる計画だった?

尾野:ついてないフランジ型タンクに付けるのが第一優先。ついている物の入れ替えるのが第二優先。若干後ろの方になった。BとCのALPSが動いていると行ったが、Cは待機中だった。)



http://live.nicovideo.jp/watch/lv169668540#00:17:45

●東電石橋:【おこし】


★★★★少し補足させてもらう。H6エリアタンクの件だが、調査状況、再発防止対策については、28日 金曜日に現地から会見をさせてもらい、説明をさせてもらおうと、今、考えている。副社長であらせられる相澤さま、復興本社代表であらせられる石崎さま、1F所長であらせられる小野さまによりまして、Jビレッジから会見を行なおうと今準備している。その時にだな。弁の調査状況や、再発防止の対策についても、その時点で取り纏まった物を説明させて頂きたいと思っている。まだ詳細が煮詰まっていないので、時間など決まればメールで案内したい。他に質問あるか?



http://live.nicovideo.jp/watch/lv169668540#00:18:50

●共同宮崎:【要約】


・再ヒアリング、聞き取り専門家に適宜相談してと専門家とは具体的に?

尾野:聞き取りを進めているところであり、どういう形でするかはこの場での回答は控えたい。予断無く話しを聞いていく必要がある。話を聞く中でも原子力以外の品質監査部門や、しかも専門家アドバイスを聞いておこなう。より的確に調査する事を目標としている。)

・先日から出ているように警察も含まれると想像するが、含まれると考えて良いか?

尾野:現時点で 特に我々として自らしっかり調査していく段階と思っている。一切予断をもたず、決めつけはしていない。)

・1回目のヒアリングはいつもと変わった事なかったとか聞いていたと思うが、2回目ではどういう事を聞こうと?

尾野:現場状況、当日状況、ここに違いもあるし、この場で内容に立ち入った事を話すのは、調査に影響する可能性があるから差し控えたい。)

★★★当日のその時間帯について更に詳しく付け合わす、話しを照合する?

尾野:ま、教えて頂く。)

・ALPSは処理しているのが B?

尾野:そうだ。失礼した。)

Aの待機運転とあるが、これは復帰が近い?

尾野:原因の結果次第。軽微なもなら、待機中だから復帰できるし、修理がいる者であればそれをおこなう。)



http://live.nicovideo.jp/watch/lv169668540#00:22:25

●NHK黒瀬:【要約】


今日の処理週報139報 添付資料1のところ。処理水貯槽の処理量が前回報告時で4292m3とかいてある。これはALPSで1週間に処理した解釈でよいか?

尾野:そう思って良い。)

1日あたり600トン?

尾野:それぐらいになるな。)

これは3系統動かして?

尾野:先程私は間違えた。Cは停止中だから2系統だ。)

設計上は500だよね。1日。

尾野:はい。)

ということは、途中までCが動いていてこれか。

尾野:そうだな。)

知りたいのは設計上の250m3がどれぐらいフルに出来ているのか?設計上の処理量と実際の処理量がどれぐらい離れているのか知りたい。前回は750分の560と出ていたと思うが、それは今も変わらず?

尾野:そこまで細かく整理してないが、設計容量の250m3は基本的に達成可能と思っている。運転している際にメディア取り替え、イオン交換樹脂の取り替え作業が途中途中にあるので、その分を引くと実質の稼働時間が減っていくので、トータルで見たら平均稼働率が下がる。作業効率や段取り、その手の数などで変動を受けていく。現状で言うと、そうした周辺の運転操作、あるいは取り替え操作を行なうチームも含めて増強や訓練を行ないつつ進めているところ。機会単体みたいな感じでは考えない方が良いと思う。)

# 普通それ外して稼働率を計算するよね。物理的に運転不可能な数字を設計上の稼働率ということでアピールする姿勢って、どんだけ過大評価の印象操作なのさ。##




http://live.nicovideo.jp/watch/lv169668540#00:25:05

●毎日とりい:【要約】


・ALPS。警報は誰か現場で何か機器を操作している時に鳴ったのか?作業ミスの可能性は?

尾野:現在調査中。特に何か作業との因果関係まで現状は明らかにしていない。)



http://live.nicovideo.jp/watch/lv169668540#00:25:50

●読売うえむら:【要約】


・ALPSのことで。インバーター故障で警報。一般的にどこでこれを感知できるのか?

尾野:ALPSのコントロールルームがあるのでそこでわかる。



http://live.nicovideo.jp/watch/lv169668540#00:26:25

●共同田中:【要約】


・H6の100トン漏れの話し。規制委の汚染水WGで東電姉川常務が、意識の問題、根本的に直さないといけない指摘に対し、まだまだ心構えを早急に対処していくと言っていた。再発防止策が28日に発表されると言うことだったが、心構えや考え方を変える方策としてどういう事を考えているか教えて欲しい。

尾野:現段階で先出しするのは適切ではない。反省すべき点があると思ってる。H6側での水位が高まっているアナンの対処の中で出来ることがあったのではないか。受け入れ側の水位に注意を払うべき点があったのではないか。そうした厳しい意見を頂いているが、個別具体的にしっかりやっていく。その何は組織内でのルールメイキングの必要がある訳から、そうした事をやっていくことが必要だトイウコトを既に述べている。その方向で更に説明させてもらう。)

# 既に認識がおかしい?組織的原因というのは、尾野氏の中では組織がルールメイキングをしていなかったからと言う認識なのか。マニュアルでルールを明確化することは、同時に組織問題に通じる対策だと思っているのか… ##



http://live.nicovideo.jp/watch/lv169668540#00:28:35

●フリー南:【要約】


・発電所状況資料、5番のその他。1号機原子炉建屋3,4階ビデオ撮影の件、詳しく説明を。

尾野:先般案内したが、建屋の強度評価を行なう上で、3階、4階のシェール壁、プール壁の撮影を置くなうために現場には行っており、本日それを行なっている。映像の評価など行なっていきたい。)

撮影された映像は公開する?

尾野:個人が特定されない配慮をした上で、公開したいと考えている。)



http://live.nicovideo.jp/watch/lv169668540#00:29:55

●IWJミノシマ:【要約】


・昨日の資料、4号機のプール停止の件。地中1mのフレックス管切断とあるが、指示ミスや、配管のある場所が分からなかったのではないか?

尾野:そうなった要因を調べて次の改善につなげるため、まさにそのことを調べている。)

震災後、大量に配線など緊急にやっていると思うが、緊急でやっている事で現状が分からなくなっているのではないかと心配になっているので、頑張ってよく調査して頂きたいとおもう。

・★★★昨日、地下水バイパスについて漁連に説明しているが、今日、言及がなかったので了承は得られなかったと思うが、どんな感じだったのか?反応はどうだったのか?

尾野:個別の中身でこの場で話すのは適当かどうか分からんが、我々の管理基準を説明させてもらった。その上で更に説明する箇所がまだ残っているので。現時点において特に動きはない。)

全ての了承が得られて、地下水バイパス運用できるようになった時点で、どういう意見があったから纏めて教えて欲しい。要望だ。

尾野:これは、出来たあかつきには、という要望か?)

今の感じでは個別に教えていただけない感じなんで。以上だ。



http://live.nicovideo.jp/watch/lv169668540#00:32:55

●テレ朝村田:【要約】


・全βの数え落としの件で。今回のH6タンクの100トン漏れてきた濃度が、2億4000万Bq/Lの濃度だった。昨年8月に300トン漏洩は、8000万Bq/Lと発表があった。これが数え落とし、164件の数え落としの100番目に入っていた。考慮すると一桁上がるとすれば、8億Bq/L になると思うが、2億4000万Bq/Lとどちらが近い?

尾野:難しい質問だ。www 3ヶ月経てばサンプルは捨ててるんだが、ああいう場所なので捨てるものが残っているが、整理されている形で残っているのでなく、その中から目的の物を見つけるのは大変そうだと思っている。出来る限り、見つけられて測れる物は計っていくのは一つの方向。それを探すことで、作業負荷、被ばくがあるので、合理的に進めるため、一方では補正の考え方もあると先生に話して、よく検討させて欲しいと昨日いった。ざっくり1オーダーぐらいと言ったが、具体的に緻密な計算をしてと言う段階にない。結論から言って、今答える術はない。)

オーダーは億だから同じ程度の濃度という言い方は?

尾野:ビンテージが違うので一律には言えない。)

わかった。



http://live.nicovideo.jp/watch/lv169668540#00:36:20

●東電清水:【要約】


・水処理のシミュレーション結果。タンク容量が殆ど平行で増えてないように見える。この説明を。

尾野:良いところに気がついたな。処理水の量がフラットになっているのは、処理水量は1日400トン地下水が入って、処理水して溜めていくと、1日400トンの処理水が溜まっていくのが、従前の状況だ。ALPSが最近しっかり動いて来て、1日発生する400トンをカバーできるぐらいの動きをしてくると、処理水としては400トン増えていくが、ALPS処理水側に廻ってくるので、RO濃縮水としてはは増えなくなる事を、この線はそのことを見越して書いているので、増加傾向がフラットになっているということだ。)

要するにこのグラフはRO濃縮水なので、ALPS処理水が入ってないと。ROは1日600トンか?

尾野:現状から言えば、今日は一つA系が待機に入っているので、1系統分ぐらいになるので、この予測線は上限、揺らぎがある。それは週毎に修正している。)

ALPSのタンク容量と貯蔵量のシミュレーショングラフは出さないのか?

尾野:現状は、週毎には出してないが、各水の種類毎に、どのタンクにどれぐらい入っているかは、月締めで整理して題している。)

今のところ、ALPSが順調に動いているので、RO処理水自体も増えず、タンクも増やさず、ALPSの処理水にまわしていると。

尾野:はい。)

わかりました。



http://live.nicovideo.jp/watch/lv169668540#00:38:55

●IWJミノシマ:【要約】


・全βの数え落としの件で。先日、数え落としが懸念される164試料の一覧を公表してくれたが、この全βを測定したLBCという測定値は計数率で出てくるのか?

尾野:カウンターなので、何カウントと出てくる。計数率はその測定器で、例えば1万秒を計りました、その時にカウントはこれだけでしたと。カウントを1万で割ると計数率になる。)

その計数率から、全βの濃度をベクレル数に直すのはどのようにやるのか?

尾野:標準的な試料を使って、値付けを決めておく。だから何カウントがあれば、これは何ベクレルだ、と言う関係計数があり、それを掛けるとBq/Lになる関係だ。)

わかりました。

・公表された資料の一番最後に係数率の補正史記が載っている。この数式を使って、この数え落としが懸念される試料の係数率を、単純に補正史記で補正した係数率の値を出したら、恐らくそれが正しいと判断して良いか?

尾野:基本的にはそういうことだが、その式の前提になっている、今回の実測データでチェックしているが、そうした物の値の読み方、評価の仕方だな。それから補正としてのマージンの取り方などを、専門家の意見を聞きながら補正のやり方を決める必要があると思っている。先ずはデータを取りました、と言うことで付けた資料だ。)

単純にこの補正式で出して、実際これぐらいの値だったが、本当はこれぐらいだった、と出すのは、誤差が大きいと?

尾野:ケースによって誤差が出る場合もある。そうした事を含めて使い方を専門的な人の意見も踏まえて、結果的でそれで良いという事ならそれで良いし。ただ、一時記事と言う意味では、補正式で補正することになるが、その適用の仕方については、その前段階として、良く確認したいというプロセスが残っている。)

わかりました。



http://live.nicovideo.jp/watch/lv169668540#00:42:20

●東電石橋:【おこし】


最後に案内だ。★★★明日27日、中長期ロードマップの進捗会見を実施する。詳細は別途案内するが、明日は18時からの開始になる。★★★28日金曜日は H6エリアタンクの関係で現地からの会見での報告を予定している。調査状況、再発防止をその時点で取り纏まった物を説明したいと考えている。それは会見を終了させてもらう。すいません。3月11日の取材の件で補足だが、取材場所が3箇所あると言ったが、福島第一の免震重要棟は、代表カメラでの取材になる。資料に書いてあるとおりだが注意頂きたい。





~ 終了 18時14分(44分)

東電サイトを検索

政府・東電 統合会見議事録から検索

規制庁・経産省・文科省から検索