2014年2月3日月曜日

東電会見 2014.2.3(月)17時30分 ~ 地下水バイパス排水基準-案 策定(今後は規制庁の評価と漁連の説得)・1~3号機原子炉内、原子炉格納容器内温度計 信頼性評価(1ヶ月前からステイタス変化なし)・ほか

東電会見 2014.2.3(月)17時30分 ~ 地下水バイパス排水基準-案 策定(今後は規制庁の評価と漁連の説得)・1~3号機原子炉内、原子炉格納容器内温度計 信頼性評価(1ヶ月前からステイタス変化なし)・ほか



49分)- ニコ生と東電中継は冒頭の一部が音声なし。IWJ が唯一 安定して中継。


報道関係各位一斉メール 2/1(土)~2/3(月)
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○福島第一プラント 2/1(土)~2/3(月)

○指示・報告 2/1(土)~2/3(月)

漏えいトラブル事故関連 監視モニタリング・分析結果 2/1(土)~2/3(月)

H4エリア タンク高濃度汚染水300トン漏えいに関するサンプリング結果

No.1エリア周辺 地下水汚染海洋漏えい・トレンチ・建屋調査 関連
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地下貯水層漏えい関連

環境モニタリング・サンプリング 2/1(土)~2/3(月)

○その他 2/1(土)~2/3(月)

福島第二 2/1(土)~2/3(月)
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福島復興本社 2/1(土)~2/3(月)
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柏崎刈羽 2/1(土)~2/3(月)

原子力改革推進委員会 2/1(土)~2/3(月)



http://live.nicovideo.jp/watch/lv167270353#00:03:45

福島第一の状況




○東電今泉:
福島第一の状況 http://j.mp/1ejRIfz[原子炉および格納容器の状況]1~3号機まで安定して冷却、注水。欄外に、★明日より3号機についてCS系の注入量をトータルで1m3/h低減させる予定がある。

まず最初の操作として、CS系の注水量を3.5から3.0m3/hまで減らす。1週間ぐらいその状況を見て、更に3.0から2.5m3/hまで注水量を変更するスケジュールで、3号機の注水量を減らしていくことになる。

[圧力容器下部温度][格納容器圧力と水素ガス濃度]~ [使用済み燃料プール]1~4号機まで循環冷却システム運転中。[タービン建屋地下溜り水の処理状況 ]2号機タービン建屋から3号機タービン建屋に移送を実施していたが、

本日 9時27分に移送を終了。[水処理設備および貯蔵設備の状況]サリー運転中。ALPSはホット試験中という状況。[その他]特にない。



http://live.nicovideo.jp/watch/lv167270353#00:05:50

1~3号機における原子炉内温度計および原子炉格納容器内温度計の信頼性評価


引き続きプレス関係だが、これは定例のプレスになるが、「1~3号機における原子炉内温度計および原子炉格納容器内温度計の信頼性評価について(平成26年2月提出) http://j.mp/1ejRKEg」という資料だ。

1~3号機の圧力容器、格納容器に温度計を設置しているが、こちらの健全性の状況、これを纏めた物だが、前回と比べてこの温度計の状態が変わったものは、今月特にない。後で見ておくのだ。



http://live.nicovideo.jp/watch/lv167270353#00:06:40

地下水バイパスの排水基準について ★★★★


もう一つ参考資料を付けている。「地下水バイパスの排水基準について http://j.mp/1lwhIs7 」という資料だ。これは本日、午後から、経産省の副大臣さまが、全漁連の会長に、この排水基準について説明させてもらっている。

まっ、実際に国!!並びに当社、で、ええぇ、検討していた結果が鳥纏まったということで本日、午後、説明をしている、う、かと思う。その後、我々より、寄生庁にこの排水基準についての説明、こちらも合わせて(ついでに)行っている。

# 何につけても最初は経産省。寄生庁。経産省の天下り先。東電。##

その内容について簡単に説明させてもらう。先ず、参考資料1ページに全体像が書かれてる。先ず、★排水許容限度★。これが基準の一番頭になるわけだが、基本的には法令に基づく許容濃度限度。

これに基づいて排水許容限度というものを設定している。ご覧の通り、セシウム関係は1Bq/L 。全βは10Bq/L、トリチウムで3,000という数値である。

この限度をしっかり守っていくということで、★運用目標★というのを設定している。この数字がその下に書かれている数字である。で、セシウム関係は同じく1Bq/L。全βについては5Bq/L 。

トリチウムについては1,500Bq/Lという数値の設定をしている。★★★今後、地下水バイパス、いわゆる汲み上げた水を放水(海洋投棄)するにあたり、この運用目標を守って我々は運用したいっ!と。

ま、我々というか、国も!!含めて検討した結果としてこう言う基準を設定させてもらっていいることになる。運用目標の下に書いてあるが、★★★運用目標を超えた場合は、この地下水バイパスの移送を一旦停止して、

# 「国(政府・経産省)にお伺いを立てて設定させてもらっているのであって、東電だけで、これでいきたいんだ!と言ってるんじゃないんだからネっ!」といいたい。##

運用目標未満。運用目標としては全βで5Bq/L と書いてあるが、更にその下の低い値で1Bq/L を設定し、その未満を確実に担保していくということで、こういう低い値を設定しているが、

ま、こういう風になるように対策して再開したいっ!と考えている。それと定例のモニタリング関係でも貯留タンク、揚水井、それぞれここに書いてあるような頻度で、定例モニタリングを実施していることになる。http://j.mp/1bAaPMr

この地下水バイパスの排水基準に関しては、皆さんも承知の通り、漁協関係者の方々より、色んな意見を頂戴しいている。そういった、特にいわゆるストロンチウム90という核種に対しての懸念を強く頂いており、

# 漁連の懸念をいくら勘案しようが、捨てることを大前提に、今の本当かどうかも分らない東電が分析している汚染状況を考慮して東電がルールを決める。そして規制委が評価する。##

# 海水サンプリングに立ち合い、東電の分析は問題ないとアピールし、将来、海に捨てることになるであろう汚染地下水の分析状況についてはチェックしないうさんくさいIAEA。規制庁も現場で何をやってるかよく分らない。海を汚して漁連だけの問題にするな。これは国民議論が必要な問題。##

まっ、そういった皆さんの心配に確実に答える!ということで一つは 1Bq/L という、ええぇぇぇぇぇぇぇぇ、まっ!ああぁぁぁぁぁぁ 目安!と言う物を設定した、ということ。

# 致命的な箇所に蓄積されやすい毒性の強いストロンチウム。トリチウムでは説明する特性をストロンチウムに対しては説明しない。漁連だけの問題にすることで国民の目から遠ざけ非公開で説得を続け、資料には都合の良いことしか書かない。一体、漁連は東電に何を吹き込まれてるのやら。##

それと併せて定例的に、定期的なモニタリングにより、その揚水井の状況、あるいは貯留タンクの状況を我々として、★★★しっかりフォローしていくと。まっ、そんなような考え方が底流にあると言うことである。

# 当事者が一体、誰の何をフォローするというのかね。##

で、1枚めくって2ページ以降、こちらは規制庁側の方に我々のこの内容を説明した物だ。繰り返しになるので、ええぇぇぇ… まっ!説明は割愛するが、

★★★ポイントだけ、ちょっと伝えると、先ず、排水許容限度については、先程も言ったとおり、法令の告示濃度を我々として!しっかり守っていくという、そういった事から設定した物でありましてえぇ、

このセシウムからトリチウムまでのこの数値をそれぞれ告示濃度との比較において記載してみると、大体、この参考と書いてあるところにあるが、0.86という数字になる。

この告示濃度は、これだけの濃度の水、★★★2リットルぐらいをずっと飲み続けたときに、最終的に被ばく線量として★★★1mSv/y になるという基準であり、これに対して、わぁ、、

ええぇぇ、1ミリと0.86を比べると、だいたい10%の裕度を持っていると理解する事が出来るかとおもう! 更に運用目標だが、数値は先程も言ったとおりだが、

これを同じように告示濃度との比較をすると、大体、0.22ということで、80%の裕度と書いてあるが、ま、かなり低い値に設定している状況が見て頂けるのではないかっ!とおもう。

ええぇぇえぇ、一応、本日、私どもとして規制庁にこう言った内容の説明をさせてもらい、この案に対して、規制庁から受け取ってくれた。そういう状況である。

# 規制庁が了承したのではなく、受け取っただけ。今後の評価はこれから。当初、更田委員は今後どうやってリスクを下げた水を安全に保管して行くか、という認識、印象を自分的には持っていたけど、田中委員長に関しては捨てる必要ある発言を率先してしてきた印象がある。##

最後にデータ類がついているが、後で見ておくのだ。簡単だが、私からは以上だ。


○東電かみじま:
それでは今説明した内容について質問を受ける。~ 5秒経過 ~ よろしければこれで、、、、じゃ、一番右の前から二列目。どうぞ。

(14分)




■質疑


http://live.nicovideo.jp/watch/lv167270353#00:14:10

●時事中村:【おこし】


・★★★地下水バイパスの排水基準について。地下水バイパスの排水許容限度とタンクの堰内雨水の排水基準が、両方裕度としては同じだが、セシウムの基準を見比べると全然違うのは何故なのか?

(東電今泉:実際に今回の濃度限度を検討するに辺り、仰るように雨水の排出基準の考え方に則って設定したというのは、今、中村さんの言ったとおりだ。中身をどのように設定していくかと言うことで、一応、3ページは{説明を}はぶかさせてもらったが、セシウムについては、えぇぇぇぇ… あのぉぉぉぉ… 周辺の下線と同程度のレベルとして、先ず、設定をしていこうと考えた。それと、おぉぉ、ストロンチウムに関しては、これ、低濃度の分析を行なうのは皆さんにも前々から話しているとおりなので、全β測定を行なって行こう、と言う考えで全βの設定をしている。トリチウムについては、残りの10%の裕度のある値と、仕上がり、最終的には。ま、、そういった中での数値の設定と言う事になる。確かに指摘の通り、個別の数値自体はちょっと違うが、今言ったような考え方で、★★★雨水の基準を参考に決めた物、ということである。)

すみません。ちょっと、自分の記憶が定かでないが、タンクの堰内の雨水の排水基準を決める際には、そもそもトリチウムに関して基準が必要だと指摘が規制庁から出ていて、それに対して東電の方で、トリチウム事態の影響は殆ど無いんだという説明があったと記憶している。それで、タンクの堰内の雨水の排水基準というのは、トリチウムを除いて作られたと理解しているが、地下水バイパスの基準を見ると、トリチウムだけでこの3万Bqという数値を設定すると、かなりの部分を占めるように見えるが、これはどのよう理解したらいいのか?

(東電今泉:あの、先ずだな。それぞれの核種の人体に与える影響を考えたときに、このセシウム、あるいは全β。これは告示濃度を見るとそこは如実に分ると思うが、そういった影響を考えたときに、それに対して十分それを下回る値を設定する事になるとおもう。トリチウムに関しては、タンク、雨水の排水基準のところでは、この具体的な基準として入れてないが、環境中に、海に放出すると言うことで、トリチウムについても、一定のこの限度を設けようと言うことでそれを入れたという事だ。ただし、運用にあたっては、やはり、この3万から、トリチウムについては大幅に低い値と設定し、ここのところは1,500という数字にしている。)

ちょっと自分が良く理解出来てないので質問させて頂いたが、ちょっとまだいまいちよく分らないのが、この告示濃度に対する基準値の裕度と言うことで、告示濃度に対する割合の和を出している意味は何なのか?

(東電今泉:あの、えっとぉぉぉ、私も上手く説明できず申し訳無かったが、それぞれの核種、単独で、例えばだな。セシウム134だと60Bq/Lというのが告示のうどんある。これを1年間、2リットルずつ飲んでいくと、最終的には年間1mSv、ということになる。ただし、えっとぉぉぉ、他の核種も地下水中には混じっているので、それぞれを、おぉぉ、なんというか、個別に、60、90、30とやると、年間もっと被ばく線量が多くなるんで、この1mSvと言う枠の中で分配していることになる。)

すると、その0.86というのは、この水を毎日飲み続ければ、1年間に0.86ミリシーベルト被ばくする値だという理解で宜しいか?

(東電今泉:あっ、それで結構だ。)

取り敢えずありがとうございます。

(東電今泉:はい。)



http://live.nicovideo.jp/watch/lv167270353#00:19:25

●テレ朝村田:【要約・回答はおこし】


・地下水バイパス排出基準について。全漁連会長との説明は、エネ庁の新川室長が一緒に行ったのか?

・今日の規制庁への報告で規制庁は何といってるのか?

・今後の段取りについて。国に対しては、何かクリアしなければならないことがあるのか。あるとすれば何か。

・トリチウム、先程来、濃度について説明があったが、総量については平常時には1Fで東電が定めていて、今の特定施設実施計画の中には入ってなかった、記憶が曖昧だが、総量については3万Bqという許容限度を設けたことについてどのように考えているのか。

(東電今泉:★★★経産省 副大臣さまより全漁連会長に説明したときに陪席されたのはどのお方か、については、そこは私どももわからない。規制庁の反応だが、こちらから説明させてもらい、規制庁は受け取ったという事で、その際にコメントは特に受けてない。規制庁内での審議、検討が行なわれる物と理解。今後の話しだが、今回、副大臣さまより全漁連会長に説明し、我々から規制庁に説明した事になるが、今後はこの基準を理解してもらうための漁連関係者への説明を丁寧に行なって行くのが必要と考えている。国への対応は、本日規制庁に説明したばかり。寄生庁で中身の精査が行なわれるものと考えている。規制庁側から我々の指摘や指示に対して答えていくことになるとおもう。何れにせよ関係者に丁寧な説明を続けていく。具体的な事はまだ何も決まっていない。トリチウムの総量については、総量はどうするのか、と言う質問か?仰るように運転中のプラントとしては、実際にトリチウムの年間の総放出量を管理目標値みたいな形で決めて、それを満足するように我々として運用していくというものだ。その基本になる物は、設置許可申請書で、我々が平常時、設備を作った上で、それを運営していく中で、★★★どういった放射性物質が外に放出されるか、と言う★前提★で、最終的にはトリチウムの総放出量を決めて、そん中で管理していく、そんな枠組みの中で、我々として運用していたことになる。

# つまり、事業者の言い値でしょうが。安全を考慮して科学的にこの値、という事じゃないでしょうが。生態系に与える影響とか、何も考えてないでしょうが。綺麗さっぱりルールを見直す必要がある。なんで原発動かすのに国民を敷いて、自分たちは利益ばかりを享受してるのさ。##

で、今回、★★★あのぉぉ、今の福島第一の状況では、ええぇぇ、そういった実際に、ええぇぇぇ、総量管理という概念をおぉぉぉ、ええぇ、わく、枠組みとして、して、つくるぅぅ、そういった評価というのが、なかなかまた出ていないということであるんで、そういった意味でえぇ、この基準、限度、並びに運用目標としては、身体への影響、特に年間1mSvという、ま、そういった一つの目標の中で、それを達成するためのぉぉぉ、えぇぇ、濃度限度、のぉ、濃度目標という、の、濃度をぉぉぉぉ、定めてえぇぇぇ、ええぇ、それを運用していくという考え方、ちょっと、そういった意味ではぁ、ああぁぁぁ、運転、を、していたときの、えっとぉぉぉぉぉぉ、おぉぉ、運用管理との、、お、違いが、そこに出てきてしまっているが、そういう考え方でえぇぇぇ、濃度のほうの、設定をしている、ということになる。よろしいか?)

# 句点がない… ( ゚д゚)ポカーン わかりやす。 事故後、一貫して、薄めてOKという考えが通用しない総放出量について、度重なる記者からの指摘をガン無視、問題先送り姿勢を貫いてきた東電。ついに海洋投棄に向けて本格的に動き出す。後ろ盾となるのは、あの加害者・経産省。##

(東電かみじま:ちょっと燃料集合体に関しては後ほどで宜しいか?)

わかりました。

(東電かみじま:同じ案件について質問のある方。)



http://live.nicovideo.jp/watch/lv167270353#00:25:35

●共同前田:【要約】


・運用目標と排水許容限度の違いについて教えてほしい。基本的には運用目標で、運用目標を上回っていないものを排出するということだとおもうが、上回っていた場合は、更に全βの値が厳しくなる、5分の1になるのか?

(東電今泉:すいません。えっと?)

運用目標だと5Bq/L になっている。

(東電今泉:運用目標は5Bq/L ですな。)

そこを仮に上回ったら場合、今度は1Bq/L が基準に?

(東電今泉:今、我々として地下水バイパスの排水管理は運用目標を基準に管理していくのが基本的な考え方。質問のあった点は、運用目標の下に書いてある文言の解釈はどういう事かということだとおもう。運用を下回った場合は、この地下水バイパス水の移送を一旦止める。実際に上回ったので中の放射能濃度を下げないといけないので、その対策を実施していく。で、再開に辺り、じゃあ、どういう目安を作るか、目安をするかに対して、一応、全βに対して1Bq/L 、ここを一つの目安として、そこまでこの中の水を下げていって、それを確認していくことになる。あくまで、仰るとおり!運用目標は5Bq/L 以下!そこを排水にあたっては基準にしていくとうことだ。これはあくまでも、上がった時にどこまで対策を取るか、ということを実際に 全β 1Bq/L という数字を設定している。これは漁協から β線各種、こちらに対して、これを放出売ることを慎重に考えて欲しいという懸念がある。そういった重いに我々としてこう言う基準で我々の考えを示した。そういうポジションになる。)

上回った場合の対策は浄化設備を使う理解?

(東電今泉:結構だ。)

・測定は貯留タンクに溜めている物を、基本的には週1回と書いてあるが、

(東電今泉:貯留タンクについては、先ずは、放出する前に、このタンクの中のサンプリングをして測定をする。その結果と運用目標を比較して、これ以下なら放出するのが先ず一つ。それと併せ、定例的にもその傾向を放出するときだけに計って出すということではなく、そのプロセスとして、しっかり、我々として傾向管理をしていきたいと考えており、そのために10日に1回の割合で、先ず貯留タンクについては全βを測定する。で、ND値、1Bq/L より小、問い書いてるが、その時に1Bq/L という目安を頭に入れながら測定し、その下に書いてあるとおり、全βが1Bq/L になった場合には、やはり、配送を一旦停止して、先程と同じように対策はさせてもらいたい。ということである。なので、運用を超えても、定例的な分析の中で 1Bq/L を超えた場合も、何らかの対策はしていく、ことになる。揚水井のほうは、これは今も測定しているが、No.7 と 12は、ちょっと高い値が出ていたので、監視強化の意味で、このND値を下げて、それとの比較をしていこう、と言うことで、No.7 と 12 以外の揚水井より、低い値を設定している。トリチウムについては週に1回計る、そういう定例モニタリングをして、継続的にその傾向を監視していきたい。放出の時だけでなく、その途中プロセスもそういう監視をしていく、とうことである。)

・この許容限度とは何のための数値か?

(東電今泉:先程も言ったがイメージとして、堰からの排水、雨水の排水基準と同じように考えて結構だ。告示濃度との比較の中で、この地下水バイパスの核種を排水するに辺り、年間1mSv以下がになるように決めたのが、この限度になる。で、そのさらにっ!その限度をきちっと守るために、今の、これまで取ったサンプリングデータも踏まえて、きちっと管理するために設定する物が運用目標になる。ただ、実質的にはこの運用目標を守っていくことになるが、これを直ちに超えたからと言って年間1mSv をすぐに超過する、そういうものではないと理解してもらえたら有り難いトオモウ…)

# 運用目標を超えたとしても、毎日2リットル飲んで年間1mSv の被ばく量を超えるわけではないので安心するのだ。人間さまには直接的な害はないのであーる。人間さまにはなっ! ##

すると運用目標値はあくまで目標値であり、実際に超えてもこの許容限度内であれば、輩出することもあり得る、考えられる値だという理解で良いか?

(東電今泉:仮にこの値を超えて外に出たとしても、この限度以下ならば、1mSv/y 以下の評価のうちに入るという、理解、になる。)

・実質的な排水基準としてはどちらの値のほうがより実態にそっているのか?

(東電今泉:その意味では、我々としてこの地下水バイパスを排水する基準として考えていったものは、運用目標だ。運用するために設定しているものとしては、この運用目標が実質的な我々が守るべき目標となる。で、げん、限度が上にあるが、ようは、このなんというか、一旦超えて、じゃあ全然ダメかということではなく、この限度以下ならば、先程も言った告示濃度基準は十分満足できる。その範囲の中で管理していきたい、ということになる。)

・排水する目処ということで、今、理解を求めているところだということだったが、理解げられ次第、排水する準備を進めている、ということでよろしいか?

(東電今泉:はい!はい! 今、先ずはこれをまとめたばかりなんで、この内容について理解してもらうよう全力でセツメイシテイキタイトオモッテイル…)

(東電かみじま:はいっ。ありがとうざいます。では後ろから2番め。)



http://live.nicovideo.jp/watch/lv167270353#00:36:45

●NHK花田:【ほぼおこし】


・それぞれセシウム、全β、トリチウムと基準があり、基準を超えたときの監視モニタリングの部分でいえば、全β1Bq/L が示されていたと思うが、セシウム、トリチウムも基準を超えたら運用を止める。その時、全βに関しては1Bq/L を基準にし、他のセシウムとトリチウムはここに示されている基準をまた確認すると言う理解でいいか?

(東電今泉:結構である。)

わかった。

・告示濃度の総和の理解がちょっとよくわからない。基本的に、個別、単体で見れば、それぞれの基準を超えてはダメだと。且つ、総和で見ると1を上回ってはダメということなのか?

(東電今泉:はい。あの、えっと、実際に、えっと、この60Bq/L、90Bq/L、30Bq/L、単独核種として、今言ったような2リットルどうのこうの、というところで、摂取すると、年間1mSv という結果が出てくる。それとの比較をして、足し併せているので、考え方は、基本的にそれと変わらないと思っている。個別で、例えば、セシウム、1mSv/y に対して、セシウム134を1Bq/L と設定したときの線量に対する寄与率がどれぐらいか、というのが、30分の、ええぇ、60分の1と表させてもらっている。で、えっとおおぉぉぉ、まっ!!その次は、同じく、セシウム137、ああぁ、これの、おおぉぉぉ、おっ!1Bq/L と設定したときの、その線量に対する寄与率がどれぐらいかという、まっ、それを足し併せたものなんで、年間、まっ、そういった意味で、これをずうぅぅぅっと、とり続けた場合に1mSv になる、ということは、ある意味、これを足したもの、、というふにかんがえ、、って! いいんじゃないか、、トオモッテイル…)

# 全体は2リットル毎日飲んで1mSv/y 被ばくに収まるようにしましょう。でもじっさいに、捨てるのはそれを下回る運用目標値を核種毎に定めているから、安心だねっ!人間に影響は無いよねっ!ということを印象づけたいんでしょ。結局、これからどんだけ放射性宇物質を海に垂れ流すのか。##

# 原発の運転に、除去できないという理由で、事業者の言い値、それが制限値と言えるのかという規定を設けて、科学的な根拠、基準があるかの如く海に捨ててきた現実。ろくな環境影響、生態系影響評価もナシに。殆どの国民が知らない現実。クリーンな原発イメージをすり込まれてきた現実。##

★★★すると、これはそれぞれの核種があるが、要ははじめのところの告示濃度限度に基づく排水許容限度という書きぶりがよくわからないという意味なんだが、これはそれぞれ単体で比べると告示濃度より低いというのはわかるが、総和としてとらえた時に告示濃度に基づく排水基準というのは、10%ほど低いというのはわかるが、告示濃度に比べて、それぞれの核種が低いというイコールのものになりえるのか?

(東電今泉:あのぉぉぉ、えっとぉぉぉぉぉぉ、そういう意味では、あのぉぉぉぉぉぉぉぉ、要するに、えぇぇぇぇぇ、こっ、こういったそれぞれの核種があぁぁ、ええぇぇぇえ、ある割合で、ええぇぇぇぇ、まっ!この1とか10とか、30,000という割合で入っていた時、、にいぃぃ、それとの告示濃度との比較、ということにな、あ、まぁ、あぁ、ああぁ、比較と、濃度の比較、ということになりますんで!そういった意味では、あのぉぉぉぉぉぉぉ、今、指摘した点については、ああぁぁぁぁぁぁぁ、特に問題な、あ、あの、問題ないという言い方は、変だが、あの、あの、し、自然な、考え方ではナイカトオモウ…)

ワカリヤシタ。

# 最終的な良し悪しの評価は、全ての核種を足しあわせた全体の線量評価で。運用はそれぞれの核種が常に限度一杯になるわけないので常に低くなるのは当たり前。あくまで濃度の問題である!薄めたら捨てられるのである!海洋投棄する放射性物質の総量については語りたくないのである!##

   

http://live.nicovideo.jp/watch/lv167270353#00:40:45

●IWJミノシマ:【要約】


・地下水バイパスのことで。許容限度とか、排水目標の条件を6項目上げているが、6項目を全て同時に満たすことが条件か?

(東電今泉:そうだ。)

・排水基準一覧表の中で、定例モニタリング貯留タンクの所の条件書きで、全βが 1Bq/L 以上の場合は一旦停止し、1Bq/L 未満になるように対策して再開、とあるが、この対策は、運用目標にあるタンク等を浄化するという意味か?

(東電今泉:その理解で理解、で良いカトオモウ… あの、対策というのは、ま、一つは浄化になる、カトオモウ…)

他にいろいろ考えているのか?

(東電今泉:ええ、まっ、濃度を下げていくとであれば、浄化をしていくことになるトオモウ…)

・★★★地下水バイパスを造った後に、漁連などにどんどん、何回も説明していたが、サンプリング分析して多少出たというので、上手く合意が得られず伸びていたとおもうが、それがしばらく、特に会見でも言及がなかったが、急に、今日、このように説明された発表が出てきている。これだけ時間が相手球に出てきたのは何故なのか、ちょっと疑問に思うが、どういう事があったのか?

# 会見中は東電HPで資料のアップ状況をチェックしてるけど、HPでは漁連資料とかアップされてるのに会見で報告がないことが何度かあった。→ http://j.mp/1k3SKyy 昨年6月から、基本、月末には説明会をやってる東電。##

(東電今泉:あのっ、えっとおぉぉ、まっ!一言で言えば、検討していた事になるが、仰るように、それまで何回も色んな漁協組合、漁連に説明を繰り返し、様々な意見を頂いている。まっ、あのぉぉ、そういった意見を整理するのと、これをどういう形で、目標なり限度を作ること2時間を要してしまった。そういった状況化と認識している。)

# 認識している。今泉氏が。##

まだ、了承は得られていない状況なのか?

(東電今泉:はい。本日、説明したばかりだ。この後、丁寧に説明して○×△※といけないと思っている。)

わかりました。ありがとうございます。



http://live.nicovideo.jp/watch/lv167270353#00:43:50

●テレ朝村田:【おこし】


・先週のエネ庁の廃炉汚染水対策チーム会合の中長期ロードマップ進捗状況の説明の中で、4号機のプール内にあった曲りのある燃料集合体の詳しい説明があったが、私、見落としていたが、これ、かなり長い時間の動画がHPにでている。

(東電今泉:あっ!!はいっ!えっと、その際に、私言いませんでしたっけ?そういった、あの、ものが、HPに掲載されていると。申し訳無い。言ってなかったらそりゃ大変申し訳無かった。)

# いってません。会見中にHPにアップされてたのにスルー。破損燃料動画http://j.mp/1k3VGeE 本日、クライン委員長から、今後とも隠している疑いが掛けられないよう留意しろとエール。東電会見に出てきて記者席に座ってみればいい。そんな台詞絶対出てこない。##

はい…。あの、長いものがあって、頂いた資料を基に拝見したが、所々チャンネルボックスが割れたりしているという表現でいいのか?ひびとかいてあったが、というのがあり、また、四角い枠そのものが凹んでいるところが、写真よりよく分って見えたが、資料では、ケースに入れるときに接触したようなことは書いてあるが、これは燃料プールの中に横置きになっていたときに上から何かがぶつかって割れたりしたようだが、そういう事は特に記述はなかったようだが、それは何故なのか?

(東電今泉:あのぉぉぉぉぉ、えっと、先ず、村田さんが見たひび、あるいは凹み、曲りということは、多分いろんな所にあると言うよりも、ある一つの画面の所に出てくると、そういった物が見られたのではないかと思う。これは実は、この燃料集合体は、昭和57年当時だな。燃料を少し吊り上げて、ええぇぇぇ、てたときに、ええぇ、ちょっと、その、えっと、ね、ね、燃料取扱装置を吊り上げたまま、少し動かしたんだな。で、ちょうど真ん中ぐらいにこの燃料を押さえておく金具があった物だから、そこに引っ掛かって、真ん中からちょっとまがった、という★事象★が、あの、そういったことがあった。で、えぇぇぇぇぇぇ、それは、あのぉぉぉ、えっとおぉぉぉぉ、既に国の方にも報告書は題しているしいぃぃ、私どもとして、ええぇぇえぇぇぇぇ、そういった、事故のぉぉぉぉ、事故というか、そういった不具合!が出てたときの、ぇぇぇぇぇぇ、報告書を、おぉぉぉぉぉ、のぉ!

# 「事象」と言ったらまた記者に怒られるし、「事故」といったら会社に怒られるし。w 大変でつね。危険は過小に、安全は過大に。それが骨の髄まで染みついた隠蔽体質の材料になっている認識すらない気の毒な人たち。##

# 東電は解体。別会社としてやりなおし。電気が止り、賠償が出来なくなる、復興が出来なくなると、東電の全てが消えて無くなるようなペテン主張を国会で、国民の前ではく安倍。国際社会の場で平気な顔してウソがつける人間だし。##

データベースの中にも、ええぇぇぇぇぇ、入っている、もんなんで。ま、そういった意味でも、外にも!そういった説明をしている!で、ちょうど、引っ掛かって曲がってしまったので、そこから燃料が5度ぐらい曲がった燃料がこれになる。で、へっこんだり、ヒビが出ている、というのは、ま、ま、曲げたので、一部はへっこんで、一部は出てくると。そういった形状になっていたということおぉぉ、えっとおぉぉ、昭和57年当時、やはり、ITVの精度があまり宜しくなかったので、このヒビまでは確認できてなかったんだが、あらためて今回、もう一回そこの燃料を詳細に見てみたところ、ちょうど曲がった部分にヒビがあったということが確認されている。ええぇぇぇ、そういう、うぅぅ、ものである。)

わかりました。ありがとうございます。



http://live.nicovideo.jp/watch/lv167270353#00:47:50

●東電かみじま:【おこし】


・福島第一の港湾内と放水口付近、護岸の採取分析、サンプリング結果だが、この後、コピーしておいておくので持って帰るのだ、特段、大きな変動はないと言うことなんで宜しくお願いする。本日の会見を終了する。





~ 終了 18時19分(49分)

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