2014年6月2日月曜日

東電会見 2014.6.2(月)17時30分 ~ 第3回 福島県原子力発電所の廃炉に関する安全監視協議会(ストロンチウム90、全ベータ測定ミス防止対策)・1Fの状況(国費320億円 凍土遮水壁工事見切り着工・作業員左手首複数箇所骨折事故5/31発生・雨水4000トンノッチタンク漏えい・ほか)・1~3号機圧力容器、格納容器 温度計健全性評価-月例報告・ほか

東電会見 2014.6.2(月)17時30分 ~ 第3回 福島県原子力発電所の廃炉に関する安全監視協議会(ストロンチウム90、全ベータ測定ミス防止対策)・1Fの状況(国費320億円 凍土遮水壁工事見切り着工・作業員左手首複数箇所骨折事故5/31発生・雨水4000トンノッチタンク漏えい・ほか)・1~3号機圧力容器、格納容器 温度計健全性評価-月例報告・ほか



55分


平成26年度第3回 福島県原子力発電所の廃炉に関する安全監視協議会

報道関係各位一斉メール 6/2(月)~6/3(火)

○福島第一プラント 6/2(月)~6/3(火)

○指示・報告 6/2(月)~6/3(火)

漏えいトラブル事故関連 監視モニタリング・分析結果 6/2(月)~6/3(火)

未使用 焼却工作建屋地下 高濃度汚染水誤移送トラブル関連

H6エリア タンク高濃度汚染水100トン漏えいに関するサンプリング結果

H4エリア タンク高濃度汚染水300トン漏えいに関するサンプリング結果

地下貯水層漏えい関連

環境モニタリング・サンプリング 6/2(月)~6/3(火)

○その他 6/2(月)~6/3(火)
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福島第二 6/2(月)~6/3(火)
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福島復興本社 6/2(月)~6/3(火)
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柏崎刈羽 6/2(月)~6/3(火)
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http://live.nicovideo.jp/watch/lv180825289#00:00:55

福島第一の状況




○一杉:
定例会見を始める。では小林より発電所の状況について報告する。

○東電小林:
よろしこ。福島第一の状況 http://j.mp/1wSUXSw[原子炉および格納容器の状況][圧力容器下部温度][格納容器圧力と水素ガス濃度]特に大きな変動なく順調に冷却を進めている。

[使用済み燃料プール]冷却運転を継続、安定した状態で運転中。[タービン建屋地下溜り水の処理状況 ]1号機から1号機廃棄物処理建屋への移送を31日9時40分から同日の18時40分まで実施。その他は継続して移送を実施中。

[水処理設備および貯蔵設備の状況]キュリオン運転中。サリーについては運転を停止している。多核種除去設備ALPSについてはホット試験を継続しているところだ。

[その他]上から3つ目のポツ。★本日、凍土遮水壁の工事を開始している。今日の午後だが開始している。時間については、まだ始まってそれほど立っていないところもあり、まだ確定した時間は決まっていない。

次の項目。★★本日の10時19分から13時42分について、地下水バイパスのグループ2について排水処理を実施。海洋に排水した量だが、記載の通り833トンという状況だ。こちらについては以上だ。

それから、口頭で何点かお知らせがある。★★★先ず、4000トンの雨水を溜めるノッチタンクだが、こちらのタンクからタンクエリアの堰内に漏洩が発生している事が、本日の3時頃確認されている。

状況としてはノッチタンクを止めているボルト面から1秒間に1滴程度、これが2箇所あることをパトロール中に確認している。こちらについては関係各所に本日の16時3分に連絡を入れているところだ。

それから、★★★5月31日に発生していた怪我だ。こちらについて簡単に紹介する。5月31日夕刻20時30分頃、構内C排水路の付け替え工事作業を実施していたところ、下請け作業員が梯子を下りてる際にバランスを崩し、

# この工事も先日、日程が遅れていると報告があったばかり。##

危険を感じたと言うことで、地面から1.5メートルぐらいの高さから飛び降りて、骨折している。この際に左手をついており、左手首の骨折をしていると言うことで、ERにて医師の受診をしたところ、

左手に骨折があると言うことで、その日の夜、22時40分頃だが、業務社にて、福島労災病院へ搬送されている。その後、診察しており、診察結果としては、

★左橈骨遠位端骨折、★左第1中足骨基部骨折、★左手豆状骨、★左三角骨骨折、という形で、、ちょっといろいろな骨折がついているが、手首をかなり何カ所か骨折している、そのような状況と報告を頂いた。

当該の方は50代男性になる。こちらについては以上である。

★それからだな。海側遮水壁工事が進んできた関係で、遮水壁周辺のサンプリングポイントに変更が出てきている。その中で本日より、資料で言うと海側の護岸資料を見るのだ。http://j.mp/1wSV6FB

そちらの資料だが、2枚目の裏になる。こちらに港湾の概略図が入っているが、1号のNo.1とNo.2のちょうど真ん中の遮水壁の開渠側に新たなポイントを設けて、ここのサンプリングを本日から実施している。

結果については明日以降、出てくるので、そちらを反映した形でデータを整理する。こちらはサンプリングを始めた情報提供になる。補足は以上になる。



http://live.nicovideo.jp/watch/lv180825289#00:07:00

1~3号機における原子炉内温度計および原子炉格納容器内温度計の信頼性評価 ★★★


手元の資料、毎月1度出している「1~3号機における原子炉内温度計および原子炉格納容器内温度計の信頼性評価について(平成26年6月提出) http://j.mp/1u8xqe0」である。

こちらについて、紹介するところがある。24ページ http://j.mp/1u8xY3t を見るのだ。こちらの2号機PCV周辺温度計(上部)①という図になる。こちらの中で一番下に示している線を見ると、

-20℃から-70℃ぐらいまで落ちて、また上がっていく挙動を示している。この温度計は以前から挙動が少しおかしいと言うことでマイナスを示していたんだが、今回、大きく落ち込むというところがあったので、

4ページのフローに基づいて分析、評価をしている。どの温度計になるかは、7ページのNo.11になる。TE-2-3-69B2 というデータになる。こちらが同じような挙動を示していると。

で、今回この4ページのフローに基づいて、評価すると、絶縁抵抗値二等については問題ない値になっている。これは7ページの11番のところを見ていくと、問題がないところはマルがついている状況になる。

で、この中で二次評価と言うことで、二次評価に値して、二次評価側に行くんだが、結果的に色んな特性から判断すると、このフロー上では、故障、使えない判断には至らず、参考に使用、ということになる。

若干、若干というか、数字の信頼性はあまりはないと当社もヒャン団しているが、ただ、この判断フローから実施すると、参考用と言う事になるので、引き続き参考用という形で運用していくことを考えている。

今後も、この底部については、状況を確認しながら必要に応じて分析していくことになるが、当面は参考用になる。こちらは以上である。



http://live.nicovideo.jp/watch/lv180825289#00:09:30

平成26年度第3回 福島県原子力発電所の廃炉に関する安全監視協議会 ★★★


次にだな。「平成26年度第3回 福島県原子力発電所の廃炉に関する安全監視協議会」で配っている資料の抜粋資料ということで、http://j.mp/1u8xvy5

★★★「ストロンチウム90および全ベータの測定誤りについて http://j.mp/1u8zFxN」という資料を配っている。こちらの資料はだな。以前、計器の校正に関して、当社の校正がずれていたことがあったので、

それに対して第三者も含めた今後、どのような活動をしていくか、といことで実施状況を纏めたものである。先ず、1ページ目、スライド2ページを見るのだ。Sr-90 の分析において用いる計測器の効率作業、今話したようなものだが、

前回、線量測定を4回にわたって行った結果、急送値よりも低い値が出ていると言う事になったが、当該計器の特性だろう、という判断で効率を採用している。この効率を採用すると、評価結果としては課題評価が出る結果が出る状況だ。

その後に、全βの放射能分析の際に数え落としが発生しないように薄めて分析する事をしているが、この分析をする際の薄め方に関しては、実際の測定をする人の技量に任せられていたこともあり、

低く、あまり薄めていない場合は、過小評価になる。この様なところが出てきている。これらの再発を防止することから色々な角度から分析をしていくと言うことで、今回は所内の分析装置のクロスチェックをしている。

# この事故ずっと続いてきた数え落とし問題、中村委員の見解が聞きたい。##

これは、各分析機器が設置されているところの、分析機器をそれぞれ使って、同じ者を分析すると。その時のばらつき加減を見て、計器自身がしっかりと使える者かどうかと。

それから実際測定される方がしっかり技量が持っているかが確認出来る。それからもう一つ、★★★第三者機関とのクロスチェックと言うことで実施している。これは後ほど後ろの方で説明するが、先ず3ページを見るのだ。

考え方としては、同一試料をそれぞれの機器で分析し、そのばらつきを±3σの中に入るかどうか、ということで実施している。対象となる計器を4ページに整理している。

それぞれγ、全α、全β、トリチウム、ストロンチウム90という形で、測定出来る機会に対して実施している。その実施結果を5ページから順次付けているが、真ん中に線を引いている緑のライン。

これがそれぞれの機器で取った平均値になる。この平均値に対して、±3σということで、上に蒼い線、下に赤い線が引いてある。このバンドの中に入っていれば、統計的に特に問題なく測定出来るだろうと判断しており、

それぞれの機器を使った分析結果は全てそこに収まっていると言うことで、どこの装置を使ってもしっかりと測定が出来ると言うことを確認している。★こちらについては大体、年に1回を目標として、定期的に実施していく予定だ。

めくって13ページだ。★★こちらは第三者機関とのクロスチェックになるが、実施内容としては日本分析センター、それから科研と言うことで、2箇所に分けて、それから当社の測定するもの、という形で評価していく。

評価のやり方だが、先ず地下水バイパスの試料をサンプリングして、それを分析して、第三者機関、それから当社ということで分析している。これは既に結果は出しているが、14ページにその結果を示している。

★★低濃度については、当社と日本分析センターのデータを使って比較している。こちらについてもほぼ同等の値が出ており、実施方法、精度に関しては問題ないのではないかと考えている。

今後の予定だが、クロスチェックと言うことで、一つ目が標準試料を用いたクロスチェック、これは日本分析センターと実施するんだが、実施内容としては、低線量、低濃度のもので実施する。

やり方としては、日本分析センターが既知のデータサンプルを当社に送ってきて、当社をそれをブラインドで分析すると。で、その結果を知らせて付き合わせる方法になる。

★★もう一つは高濃度の試料になるが、こちらについては科研と実施する。こちらは科研と実施し、試料を分けて、その試料を両者で分析する。その分析結果を付き合わせて、結果を比較する事を、

今後、上期中に実施することで現在計画している。このような事を定期的に実施して、計測器の信頼性、それから計測、測定方法の信頼性を確認していくという事で、本日紹介させてもらっている。こちらは以上である。



http://live.nicovideo.jp/watch/lv180825289#00:15:15

■環境モニタリング・サンプリング


あと、サンプリング関係の資料、手元にあると思うが、こちらの試料は特に大きな変動は確認されていないようだ。内容を確認するのだ。資料は以上である。私からは以上である。



○一杉:
それでは質問を受ける。(16分)






■質疑



http://live.nicovideo.jp/watch/lv180825289#00:15:40

●共同前田:【要約】


・地下水バイパス今日、放水した件。当初予定が確か890トンだったが、実際の放出量が833トンになったのは何故か?

東電小林:今回はタンクを3つ繋いだ状態で排水した。今まではタンク1基で排水しており、水位がローレベルに達すると自動的にポンプが停止するようになっているが、今まで一つで正確だったが、3つのタンクのうち、一つでもローベルになるとポンプが止ってしまう。そのため当初の890が833トンになった。その様なことが分かったので、3つタンクを繋いで排水する場合は、精度を上げる方法を検討していく必要があると考えている。)

3つ繋いだ最後のタンクが早く低くなる気がするが、3つ目が水位低下レベルで止った?

東電小林:どこのタンクのローレベルで止ったかは確認出来ていない。理論的に考えれば、吸い出し口になると思うが、どのタンクがローレベル信号を出したかは確認出来ていない。)

・凍土遮水壁、本日の作業内容を。

東電小林:本日は、1本目の削孔感を立ち上げて、それを使って削孔を開始。穴を始めた状況。)

削孔管というと管か?

東電小林:一番外側のボーリングするための管と、実際の冷凍管を保護する両方の役目を持った管になる。ボーリングしたその管はそのまま地中に残置される。そこを閉止し、その中に冷凍管をまた差し込んでいく。)

その管を入れる作業を今日も?

東電小林:そうだな。その入れる作業を開始した状況だ。)

すると最初に穴を掘って掘削?

東電小林:ボーリングしながら同時に掘削しながら管を埋めていく。)

今日1日で1本だけか?

東電小林:実績の状況はまだ確認出来てないが、削孔で掘り上がるのに2日の予定。1本が10mの削孔管なので、それを溶接で繋ぎながら、2本目、3本目、その様な作業が2日欠けて実施される。)

3本を2日掛けて入れると?

東電小林:1本が1本が30mあり、工事は1本あたり10m、それを3つ繋げて埋め込む形になる。繋げる際に溶接する。)

一つの穴に3本入れる?

東電小林:そうだ。3本が繋がったものが1本。場所により3本かはあるとおもうが、大体30mぐらいと考えてもらえればいい。)

今日から2日ぐらい掛けてその3つを入れる作業を?

東電小林:そうだな。1本目に対してはその様な作業になると思う。)

ざっくりとした今後の工事が終る予定を。

東電小林:全部で1550本の削孔管をいれていくが、工事は平成27年 3月に全ての工事が終り、その後の試運転まで含めてになる。先週金曜日に配った資料にあるので参考にするのだ。)

凍結を始めるのがその後?

東電小林:そうだな。実際は、試運転含めて平成26年度末まで実施。平成26年度3月終わりぐらいから連続凍結作業に入る。)

既に実証試験していると思うが、今年3月に始めて、5月まで実証試験した理解で良いか?

東電小林:実証試験は、現在も継続した形になっている。終わりについては確認する。▼)

この工事は、施工主は鹿島、工事主体は、政府と東電ということでいいか?

東電小林:実際の作業をしてるのは鹿島建設。調整業務、場所の提供は当社がしている。政府としては、資源エネ庁さまと徴させてもらいながら実施する。作業責任、施工部分は鹿島になるとおもうが、設備運用、管理は東電になるが、勿論、政府!!と一緒に進めさせてもらう。)



http://live.nicovideo.jp/watch/lv180825289#00:23:25

●日テレもり:【要約】{初}

・ノッチタンクの水漏れについて。汚染水タンクの水に混ざる心配ないのか?

東電小林:4000トンのノッチタンクは堰内の雨水を一旦、運ぶためのタンク。その際に、排水している基準値を超えるものになるので、他のものより高い物が入っている。どのような物が入っているかはまだ分析中で数字は出ていない状況だ。いったのは、汚染水タンクと混ざらないと言うことか??その意味では設置されている場所とノッチ用の堰ができているので、他のものと混ざることはない。)

関内に留まっていると?

東電小林:そうだ。)

漏れている量は?

東電小林:ノッチタンクエリアの堰内で、1秒に1滴ほど。それほど大きな量ではないとおもう。)

前にパトロールした時間と発見時のパトロールにどれだけの時間があいているの?

東電小林:今日の3時頃に確認が取れており、▼その前のパトロール時間は確認するが、1日何度か廻っているので、漏洩から数日経っているようなレベルではない。)



http://live.nicovideo.jp/watch/lv180825289#00:25:50

●読売のより:【要約】{初}

・遮水壁の今後の工程について。3月中に全て工事を終えて試運転の話し。最終的な完成は何時頃か?

東電小林:凍結して何時頃能力を発揮するかは、運転開始してからどれぐらいで凍結するか、明確なことは分からない。数ヶ月掛けて凍結していくとおもう。)

平成27年度に入ったはじめのイメージか?

東電小林:そういうことになる。)

今日からボーリング作業を始めた、4ブロックから始めたといっていたが、これは予定通りか?

東電小林:予定通り開始している。)



http://live.nicovideo.jp/watch/lv180825289#00:27:40

●IWJミノシマ:【要約】


・凍土壁実証試験について。終了時期だけではなく、実証実験、終了時期だけではなく、実験の結果レポートは何処かで公表するのか?

東電小林:どこまで試験をやるか決まった日付はないようだ。課題が無くなったところで終わりになるのではないか。どんな結果だったかはその都度紹介しているが、最終的にどのように報告するかは現時点では、まだ言えない状況。)

・2号機の海水配管トレンチ工事、進捗状況は?

東電小林:凍結管の設置作業を実施し、凍結作業を開始していたと思う。トレンチについては、何時紹介したか忘れたが、実証している状況について紹介していたと思う。各トレンチの穴開け、状況等を纏めた資料があるので、参考にするのだ。今手元にその資料がないので。)

これはまだ終了してないと?

東電小林:継続して実証しているところだ。)

・全β、ストロンチウム計測誤りについて。PP5ページのグラフ、X軸が測定した場所だと思うが、ゲルマニウム半導体スペクトルメーターでγ線をマルネリ容器で測定、環境等が①~③まである。4ページの表をいると環境管理棟の対象装置図3台のことだとおもう。科学棟①~⑩まである。化学分析棟10台とある。5,6号機が5ページだと①~⑤まであるが、4ページだと5,6号機ラボは対象装置だと3台。これはなにか。

東電小林:もうしわけない。非常に分かり難い記載になっている。今言われたことを整理すると、5ページの図を見るのだ。X軸にそれぞれの測定場所の計器の名前が入っている。左4ページ。γ核種の分析をゲルマニウム半導体のスペクトルメーターだが、こちらを見たときに仰ったように3台の記載になるが、個々を見て、図を見ると、5,6号機については①~⑤の数字を振っている。同じように6ページでは、今度は3と4という形になる。7ページにも③と④という形になる。③と④という計器は全てのサンプルを測定する事が出来る。5ページの①②⑤の装置は500mlのマリネリ容器専用の者になる関係で非常に分かり難いが、500mlマリネリ用が3台という記載になっており、2リットルと?容器がそれぞれ2台の記載になっており、この2台は全てを測定出来るという事で3+2で5台。非常に分かり難い書き方で申し訳無い。)

わかった。この方法で東電の持っていることなる場所の測定器の測定値が同じと言うことは保障されると思うが、最初の試料の希釈の仕方、サンプリングの作り方、それが正しいですよ、これでOKだ、という保障はこれで出来るのか?

東電小林:先ず第1にこの様な問題に至った中で、試料が沢山増えてきて測定をする中で、分析員の人数が増えてきた。その中でばらつきを考えないといけないと言うことでマニュアル整備を実施している。基本はマニュアルに則ってサンプリングして分析する事を実施している。今回のこの確認試験のやり方としては、4ページの表の下に小さく記載している。分析業務に3年以上の従事経験をゆうする者が実施することにより、一つの計器だけだとそれはわからないが、色んな計器を使って比較しても問題ない事が確認出来れば、その手順も含めてしっかり実施されているのではないかと判断出来ると思う。)

なるほど!それで且つ社外の第三者機関と比較して、同じなのでこれで大丈夫、完全だと言うことだな。

東電小林:第三者の比較の意味で言うと、今回は定例的に年1回で実施するということに関しては、低濃度、高濃度の分析を社外に出して比較する事になるので、比較に対して、こちらの計器を使った比較になる。全部ではないが、そのやり方自体、計器が正しいことは確認出来ると思う。)

わかりました。ありがとうございます。



http://live.nicovideo.jp/watch/lv180825289#00:35:40

●毎日斉藤:【要約】


・糖度遮水壁作業、今日行われた作業について、この後、発表するのは何時か、発表するのか、写真提供はあるか?提供は何時頃になるか。

東電小林:工事状況は夕方に作業が始まったようで、会見始まるまでに情報が届いていない。準備でき次第連絡したい。現場作業について写真を撮っているので、HPに掲載したい。今の段階では間に合っていない状況だ。)

この作業は明日以降、毎日続くのか?

東電小林:その予定。)

寄生委員会から進行を妨げないレベル作業は、凍結管建て込みまでか、それとも倉員は遺憾の接続の部分までか?

東電小林:今話題になっている部分は、地下に埋設され値得る者の貫通作業。その中に汚染水が入っている場合は、お扇子を漏らさない。漏れてしまった場合、どんな作業をするか、そういうところの確認をしっかりしていかないといけない。貫通部を持つような管の敷設は、現在実施しない予定だ。今、実施しているのはその心配のない4ブロックから始めて、最終的に海側に回って行く予定で実施する予定。そのところが主の部分。内容としては貫通を伴わない作業は実施できると考えている。)

貫通を伴わないところにトゥ血管を入れる作業をしていくと?

東電小林:先ずは掘削。そこに建込という凍結管を差し込んで最終的に設置する。それが一つの流れになる。5日ぐらいで一連の作業が実施される予定。)



http://live.nicovideo.jp/watch/lv180825289#00:38:20

●東電一杉:【要約】


関連して案内だ。今、凍土遮水壁設置工事開始について、という資料が今、手元に来ている。本日の写真も何枚か載っている資料だ。今から配布する。HPへの掲載は今、作業中。今しばらく待つのだ。手元に行き渡ったか? 引き続き質問を受ける。



http://live.nicovideo.jp/watch/lv180825289#00:39:35

●NHK沓掛:【要約】


・凍土遮水壁。午後4時43分、削孔開始と言うことだが、この時刻をもって凍土壁工事開始と言うことか?

東電小林:この削孔作業開始で工事開始と取って頂きたい。)

直近で、この周辺ブロックで作業を開始するところで、日付が決まっている場所はあるか?

東電小林:先週金曜日の資料を見るのだ。第4ブロック以外の作業は、来週から3ブロックから8ブロックを並行して実施する予定だ。4と3と8ブロックを平行していく。)

実際の凍結はまだ先だと思うが、地下水影響心配していると思うが、改めて今日着工、今後の作業はどんな姿勢で取り組んで行くかコメントを。

東電小林:汚染水低減で重要な工事だ。工事を安全に進められるように続けていきたい。)

# 久々のNHK東電会見。「320億円の国費を投じた凍土遮水壁工事が事故から3年を経てようやく始まりました!ただし課題もあります。寄生庁が全ての着工を容認していないのです。」みたいな報道。この3年、紆余曲折の据えに工事が始まったデタラメ経緯。ニュースでは何も分からない。##
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http://live.nicovideo.jp/watch/lv180825289#00:42:05

●LCM吉本おしどり:【要約】


・温度計信頼性評価について。7ページ。2号機RPV、PCVの信頼性評価について。2号機では臨界を監視している24個の温度計は1本しか残っていないということで、TE-2-3ー69R というRPV底部温度計を交換して、未臨界監視の精度を上げる工程なっていたはずだが、概略工程ではそろそろ終了するはずだが、進捗状況は?

東電小林:モックアップ作業が大体終って、作業を実施する予定だが、まだ工程については何時に終るかまでは出ていない。前回の引き抜きの中で問題点も確認されているので、そこ含めて現在検討。)

2月と3月に出ていた工程では3ヶ月程度に挿入完了と言うことだったが、まだ目処が立っていないと?

東電小林:そうだな。どういう事をするかまで今、進んでいて、実際の作業に今後は行っていくが、どれぐらいでどこまで行くか、目処はまだ出ていない状況だ。)

わかった。

・護岸サンプリングについて。南放水口排水路、H4エリアタンクにおけるサンプリング結果について。昨年も要望して変更してもらったとおもうが、南放水口付近で測定している地点は、T-2ではなく、T-2-1だよな。南側約330メートル地点であれば。T-2はもう少し高い値が出ている。この表記、南側330メートル地点であれば、T-2-1と表記して欲しい。

東電小林:▼そうだな。事実関係を確認したい。)

南側330メートル地点とT-2は全然別の地点だ。どちらで測定しているのか。もし、T-2-1 であれば、その旨の記載をお願いする。

・全β測定誤りについて。12ページのストロンチウム、β核種のクロスチェックのところで、±3σの差、縦軸が他の核種と比べて突出して広すぎると思うが。標準偏差が大きすぎると言うことは、データがかなりばらついている、ということなので、これはどう評価しているのか。ストロンチウム測定の上下が4万Bq/L も差が開いている。他の核種は10とか20Bq/L、トリチウムでも200Bq/L 程度だ。

東電小林:…)

4ページのクロスチェック対象機器の測定を見ても、
このSr-90の測定が最も試料量が多く、最も測定時間も長いにもかかわらず、データがばらつき過ぎているように見えるがどうか?

東電小林:そうだな。▼詳細は確認するが、実際に分析結果の中心を平均値で3σをとっている。)

すいません。正規分布の取り方は分かるが、この際の標準偏差、σの値がかなり大きな値になっているのではないか。この場合の平均値からの標準偏差が大きすぎると思うが。

東電小林:要するにばらつきが大きいと言ってるんだな?)

そうだ。縦軸がBq/cm3 ででているが、Bq/L に換算すると±3σが、おそらく4万Bq/Lになる。その他の核種の10~20Bq/L とすると、最も測定に問題のあった、全β、ストロンチウムでのデータのばらつきが大き過ぎるのではないか?

東電小林:一概にそれぞれの核種で比較は出来ないと思うが。)

わかった。ストロンチウムの排水の告示濃度が一番低い30Bq/Lということを考えても、標準偏差が、±4万Bq/Lの標準偏差は広い印象を持つが。その点はどう評価しているのか?

東電小林:▼そのあたり、評価の確認はしたいが、実際に取れているデータから見た場合、桁が変わる、そういう状況ではないとおもう。測定の中で桁が変わる場合は信頼性の話が出てくるが、そこまでではないので、大体これぐらいの中に収まる、ま、考え方だが、即手下データの中で変さの中に収まっていることで信頼性は確保出来ていると思うが。)

あ、なるほど。10^5程度の中に入っていると言うことか。なるほど。あまりにも高いので、±3σが大きくなったと言うことだな。

東電小林:実際にデータが更に一桁変わっているとか、二桁変わっているとか、そういう事であると問題はあるかと思うが。その差の中はそんなに大きなものではない。)

わかった。またなにかしら回答が頂けたらと思う。

・古い件の質問。昨年8月に敷地内の連続ダストモニタで高高警報、10人の作業員の方に放射性物質が付着した件だ。最終的に東電は、3号機瓦礫撤去で際に舞い上がったダストのプルームによるものだと評価していたが、そのダストのプルームは、敷地外のどのあたりまで流れたと評価しているのか?

東電小林:手元にその資料がないので確認したい。▼おっしゃるとおり、3号機の瓦礫撤去の際に飛散した可能性があると話しがあったと思う。)

わかった。この件で、★★★今年、農水省から放射性物質の直接付着が見られている稲があったと言うことで、東電に直接問い合わせがあったようだが、その際に東電はどう回答したのか教えて欲しい。▼



http://live.nicovideo.jp/watch/lv180825289#00:50:45

●東電小林:【要約】


先程、おしどりさんから▲南側放水口の件だ。H4タンクエリアにおける水漏れに関するサンプリング結果についての表だが、こちらでT-2と記載しているが、排水した際にこのT-2付近に近い部分で排水しているので、その部分に近い所で、T-2という記載をしている状況だ。もう一つの資料の、1F港湾内放水口付近護岸の詳細分析結果の資料の中の、南放水口付近については、T-2-1のデータを入れていると言うことで、それぞれサンプリングしている目的が違っているのでこの様な形で記載している。

東電一杉:すみません。マイクを使って下さい。)



http://live.nicovideo.jp/watch/lv180825289#00:51:50

●LCM吉本おしどり:【要約】


・T-2となっている部分に注釈として、南側から約330メートル地点と注釈がついてるが、南側約330メートル地点がT-2-1だったと思うが。

東電小林:…)

T-2の傾向を測りたいことはよく分るが、測定地点自体はT-2-1だよね。南側約330メートル地点で測定しているなら。

東電小林:▼ちょっと確認するが、この330メートル付近は、以前測定をしていて、危険な場所なので測定をやめた箇所だったと思う。)

あ、T-2を測定していて、危険だったので T-2-1に新たに測定ポイントを南側にずらしたとということ?T-2-1の測定を続けていた?

東電小林:今回の排水移管しては寄り近い場所ということで、ここは波が立ったりすると危険な場所で、サンプリングし難いところだ。今回は排水口に出来るだけ近い所でサンプリング出来る場所ということで、T-2で波がないときに採取できた状況だ。)

南側330メートル地点はどういう意味か?

東電小林:南側放水口から出来るだけアクセス出来る近い場所と言うことで、南側330メートル地点の従来のT-2というポジションを使ってサンプリングしたということで注釈を入れていると考えている。)

これは南側330メートル地点で測定していると言うことだよな。

東電小林:はい。そこでサンプリングしていると言うことだ。)

わかった。

東電一杉:以上で本日の会見は終了させてもらう。)







~ 終了 18時25分(55分)

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