2013年6月3日月曜日

東電会見 2013.6.3(月)17時30分 ~ 1~3号機原子炉内温度計信頼性評価(月例報告 故障、参考降格なし)・保安院現地保安検査官指示 BG影響 地下水分析2Fで再分析(BG影響なし値を魚連に説明やりなおし)・規制委員会 事故分析に係る検討会に対する東電対応・ほか

東電会見 2013.6.3(月)17時30分 ~ 1~3号機原子炉内温度計信頼性評価(月例報告 故障、参考降格なし)・保安院現地保安検査官指示 BG影響 地下水分析2Fで再分析(BG影響なし値を魚連に説明やりなおし)・規制委員会 事故分析に係る検討会に対する東電対応・ほか

1時間11分




○地下貯水層 高濃度汚染水漏えい関連 6/3(月) ★★★

報道関係各位一斉メール 6/3(月)

○福島第一プラント 6/3 ~ 6/4

○指示・報告 6/3(月)

○その他 6/3(月)何れも会見で報告なし

○その他 6/4(火)環境モニタリング・サンプリング




■福島第一の状況 http://j.mp/16D3gr3

○一杉:
6月3日定例の会見を始める。

○尾野:
福島第一の状況 http://j.mp/16D3gr3

[原子炉および格納容器の状況]
原子炉注水については注水必要量の見直しを季節に応じて行なっている。

[圧力容器下部温度]
示したとおりで特記事項ない。

[格納容器圧力と水素ガス濃度]
ご覧のとおり。

[使用済み燃料プール]
1~4号機まで循環冷却システム運転中。

[タービン建屋地下溜り水の処理状況 ]
2号機タービン建屋から3号機タービン建屋に9時35分まで行った。3号機タービン建屋から高温焼却炉建屋へ移送実施中。


■地下貯水層 高濃度汚染水漏えい関連

地下貯水槽の水位の移送状況グラフは「地下貯水槽 水位グラフ(6/3 16:00現在)http://j.mp/16D2hY0」手元に示しているとおりだ。移送状況に就いてということで、現在、No.3,No.6地下貯水槽から行なっているが、

No.3については、ほぼゼロまで来ているが、現在、斬水の移送を実施中。地下貯水槽の分析関係だ。「地下貯水槽・貯水槽観測孔分析結果(採取日:6月2日)http://j.mp/1aTHOe4」こちらのデータをつけているので参考にしとくんだ。


■1~3号機における原子炉内温度計および原子炉格納容器内温度計の信頼性評価★★★

それから手元に月報。「福島第一原子力発電所1~3号機における原子炉内温度計および原子炉格納容器内温度計の信頼性評価について(平成25年6月提出) http://j.mp/16D25rN」1~3号機の温度計信頼性評価を示している。

めくって本文の2ページ下の段。http://j.mp/10TCJho こちらに1号機~3号機まで、今回評価対象になっている温度計について、★★★参考、故障にランクダウンしたものは今月分についてはない。中身的に特記事項はない。以上だ。


■福島第一原子力発電所におけるガンマ線放出核種分析の評価について ★★★

それから ★★★「福島第一原子力発電所におけるガンマ線放出核種分析の評価について http://j.mp/16D39fh」という資料があると思う。概要をちょっと読ませてもらうが、当社は事故後、

福島第一原子力発電所における原子炉内滞留水や、サブドレン、海水、ダスト等の放射能濃度の測定を行なっているが、γ線放出核種については、ゲルマニウム半導体検出器を用いて測定を行なっている。で、福島第一構内の建屋内の除染や、

放射能の減衰により、周辺の放射能濃度は低下しているものの、以前、福島第一は他と比べて線量が高い状況だ。従って精密な測定、低い検出限界レベルでの放射能濃度が必要な資料については、福島第二、柏崎刈羽で測定をしていると言うことで、

福島第一においては比較的レベルの高い資料の測定をおなってきたのが、まッ、これまでの状況だ。で、2点目だが、★今回、将来的な地下水バイパスの業務プロセスを考慮し、一時貯留タンクについてガンマ線放出核種、Cs-134、Cs-137の放射線測定を福島第一で実施している。

こうした実施した中で、地下水バイパスに係る放射性濃度の測定に関して、★保安院の保安検査官に説明を行なっている。その中でゲルマニウム半導体検出器を使って測定する場合、

1FのようにBGが高いところで測定するならば、資料そのものの自己遮蔽が無視できないことがあるので、注意した方がいいよ、という話を頂いておる。これ、どういうことかというと裏面を見るんだ。

下半分にゲルマニウム半導体検出器における放射能測定のイメージ、ということを漫画で書いてある。一番左側。通常の測定と書いてあるが、先ず、ゲルマニウム半導体検出器に測定というのは、資料を置いて半導体検出器でカウントした数と、

資料が置いていない状態でカウントした数の引き算が正味の量になるので、その正味の量を求めることで測定を行なっている。で、通常の状態でも環境中にはある程度のBGとしてのγ線があるから、

それをカウントしないように検出器の周りに、鉛というの遮蔽材のカバーが付いている。青く示しているのは遮蔽体だ。周辺からのγ線は、ま、ほぼほぼ、この遮蔽の部分で停止することになる。

この状態で中に試料を置くと資料からのγ線を検出器がカウントする状況だ。で、一番右端にBGが高い福島第一のような場合のことを、ちょっと漫画で描いた。

まず一番右側の上の段だが、同じように検出器があるが、周辺のγ線のレベルが高い。ダスト等もあるので、検出器の内側の空気などに何らかの僅かな雑則があるということで、飛び交っている放射線のγ線の量が多いことになる。

従って遮蔽はするが、外から来た分が、ある程度、ゲルマニウム半導体検出器にカウントされたり、あるいは、中に含まれるわずかながらのダストから出てくるγ線が検出器でカウントされたりすることがあり、バックグラウンドが高くなってくる。で、実際、福島第一においては、バックグラウンドがやや高い状態である。で、

ここに検出器の上にサンプルを置いて測定すると、どういうことになりますか、というと、ええぇ、右の下の段。黄色のサンプルを置いているわけだが、サンプルを置いている時点で、

サンプル内から発生している青い矢印で示しているγ線の量もゲルマニウム半導体検出器でカウントするし、それから、中に入って来た、外から入ってきた、

あるいは中で発生している資料以外のγ線もそのうちの幾つかはゲルマニウム半導体検出器に届いてカウントされることになる。中で飛び交っている赤い矢印のものも、ええぇぇ、資料によってやや遮蔽されるので、

その分少なくなった状態で検出器にカウントされるようなイメージになる。従ってこういう常居ぐあ起こっているわけだが、真ん中を見ていただきたいが、ええぇぇ、真ん中の上の段だな。ええぇぇぇ、こちらは青い、これはあの、サンプルではなく、

純粋な水をサンプルと同じ計上に作ったものを検出器の上においた状態というふうに考えるのだ。このようにすると、外からγ線は、ある程度、この水によって遮蔽されて、そのうちの一部が検出器に届いている状態にある。で、この状態が、その下の段。

資料の測定と書いてある、先ほど説明したものと同じだが、の、状態と比べると、本来、サンプルの中に全く放射性物質が入っていない場合は、真ん中の段の上のような状態。

それから、測定されている時は下の状態ということになるので、BGとしては真ん中の段と上の段の引き算で見ると正味の量がわかることになる。

真ん中の段の上の右端の段の上を比べると、サンプルと同じ計上の水が置いてあるか、置いてないか。これによって検出器に届いている矢印の数が、理屈上若干変わるので、その分計測に関係するでしょう。そんな、考えている。

# 日本語でおねがいします…

従ってバックグラウンドが高い状態で、水サンプルのように比較的堆積が大きなサンプルを測定する場合にサンプル地震による事故遮蔽効果をある程度考慮した方がいいだろうというのが指摘である。これが持って2ポツ目の内容だ。

3ポツ目。測定に使用する2リットルのマリネリ試料。これはマルネリ容器と言っているが、これは水に含まれる測定を行う場合に、ええぇぇぇ、その2リットル程入る水をいれるよう気を使って測定している。

従って、この2Lのマリネリ容器を用いた試料で、BGに対して自己遮蔽の効果がぁ、それではぁ、先ほどのポンチ絵で描いたような評価、再度、どれほどあるものかどうか、確認を行なってみた。

でぇ、福島第一で使っているすべての半導体検出器に、試料がない状態でBGを確認する。すなわち先程の裏面の右の上の状態だ。それから裏面の真ん中の、上の状態、この2つの比較をしている。

それからあ、福島第二で使用している半導体検出器に対しても同じ事をしている。福島第二についてはBGが福島第一に比べるとだいぶ低い状態だ。

それからあ、柏崎については、そもそもBGが非常に少ないので、BGの差が出ることはないので、これはそもそも関係がないということだ。

でぇぇ、このような確認をした所、福島第二についてはぁ、差異が出ないことがわかったがぁ、福島第一の、ええぇ、測定に関しては、ええぇぇ、ゲルマニウム半導体検出器でマリネリ容器を用いて測定した場合にぃ、マリネリ容器のBGの遮蔽効果がわずかだが観察されることがわかったということである。

これが4点目だ。このようなことというのは、ま、バックグラウンド値の取り扱いということに影響してくるということだが、結局のところ、 検出限界ギリギリの所でのカウントに影響を与えてくるということであり、下の段の一番上。

これらの結果を踏まえ、★★★福島第一において、低い放射線濃度のγ線各種の分析を行なっている試料に影響があるんでぇ、

そうしたものをリストアップしてみると、福島第一の地下水バイパスの一時貯留水タンクというものが、非常に低いレベルの測定を要求されているということなので、これのみが該当したという事である。

従って地下水バイパスに係る測定について個別に影響を確認してみた。その結果が次の2つである。その結果、福島第二、柏崎刈羽で測定しているもの、こちらについては、事故遮蔽の効果がないことは確認済みなので、影響はない。

★★★ただぁ福島第一で測定を行った一時貯留タンク、グループA-1と呼んでいるが、これについての測定については、自己遮蔽の影響がありえるので、自己遮蔽の影響のない福島第二側で測定を改めて行った、ということだ。その結果ぁ、

★★★Cs-137の許容目安値である1Bq/L以下は満たせていることを改めて確認したというのものだ。一番下に地下水バイパスの貯留タンクの測定結果を示しているが、従前の測定はBGの取り扱い性に不確定性が多いので、

福島第二側で測定を行ったというのが黄色で示したところだ。ま、このような結果が得られた問事だ。で、これによっていくつかのことがわかったわけだが、先ず、そもそも注意ポイントで言うと、

裏面3。 原因と今後の対応というところで示しているが、最初のぽつ。まっ、0.01Bq/Lオーダーの低い放射能濃度の試料を測定することにおいて、BGが高いところで測定する条件で案が得た時に、

マリネリ容器を用いた他測定における試料のバックグラウンドに対する遮蔽効果について確認をしておくことが必要だったが、これまで、福島第一では濃度の高い資料の測定を中心に行なっていたので、

★★★そのことの認識が欠けていたというところが指摘されたと思う。2点目として、そうした配慮をしましょうということに思い至ってなかった、ということで、あの、測定する側に周知されてなかったということがある。

今後の対応ということで4点ほど挙げさせてもらった。1点目。★★★特に濃度が低いサンプルを福島第一で計るということ。

# 今後、地下水など海洋時に使用する水は全て1Fで分析いたします。外に出さない準備が整いますた。

これはマリネラ容器という、ある程度堆積があるものを図る場合に影響があるわけだが、この場合は使用する測定器がバックグラウンド測定において、自己遮蔽を無視出来るかどうかの確認を予め行なっておく必要があるということ。

それからその確認をしてある検出器を使用することが必要かとおもっている。2点目として、そもそもバックグラウンドが高い状態で図っている床ろに難しさの要因がある。平成25年度6月末の完成予定の入退域施設の近傍に新たに設置する分析施設。

こちらでは、そもそもバックグラウンドが低い状態が実現できることになってくるので、ええぇ、地下水バイパスの揚水井とか、そもそも低い濃度の確認を行うというものに関しては、そちらをしっかり使っていくことかと思う。

横に2つほど書いてあるが、手順書等等について明記しているということかと思う。ええ、ちょっと測定テクニックの話でわかりにくい話があったかもしれないが、このようなことである。


■「東京電力福島第一原子力発電所における事故分析に係る検討会」の要請に対する東電の対応について★★★

それからぁ、これは案内だが、ええぇ、5月1日に原子力規制委員会の中でぇ、東京電力福島第一における事故分析に係る検討会(http://j.mp/12LZk2N)というのが発足したわけである。

でぇ、この検討会では、 検証や分析に必要な書類については、独自収集したり、当社に要望したりなどして、自らが検討し、調査を行なっていくような性質のものである。同検討会からの依頼に基づき、この検討の素材となるような要望のあった資料について、さきごろ提出させて頂いた。

同検討会においては、当社においても非常に重要な(東電が警戒すべき)検討会だと考えているのでぇ、ええぇぇ、提出させてもらった資料についてはHPにアップしたいと考えている。

ええぇぇ、以上だ。

○一杉:
それでは質問を頂戴したい。(24分)



■質疑

0:23:35
● 共同ながお: 【要約】

γ線分析の件。今後の地下水バイパスを見据えて測定体制を身近な1Fで出来るか確認をする最中、こういう問題が浮上した?

(概ねそうだが、 今回は発端としては規正庁の保安検査官からBGの高い所で測定する際に小さな測定をするときの注意点を確認して欲しいとの指摘踏まえ、小さい物を計るのは厳しい事もあるので、BG測定自己遮蔽を考慮する必要ある。近々、新しい測定施設ができるので、 これからはそちらをつかって行こうと考えている。)

これまでも水の測定は2Fうあ柏崎刈羽で行った分析結果を公表?

(地下水バイパスに関係する測定は今示したのが全て。今回、2Fで計り直すことでカバーしている。福島第一においては殆どが、 たかだか数Bq/L の不確定が発生するが、オーダー的に高い測定を中心にして計っている。もっともオーダーが低い物はひまわり撒水活動。こうしたものは告示レベルと比較して考えている。告示レベルは90Bq/L や60Bq/L ということなので、オーダー的に1,2オーダー高い所の話になる。直接このレベルの影響受けるのは ちかばい の測定というような、殆ど無いような物を計っていく測定に限られてくることが分ってきた。)


0:27:05
● フリー木野: 【要約】

1Fの5号機、6号機の近況について。建屋内状況、人が入れるので色々作業していると思うが、この2年間でどこを修繕して、どう変えているか詳しく説明してくれないか?

(▼そうだな。 状況等を確認しておきたいと思う。)

写真含めて。以前伺った1~4号機タービン建屋とも関連するが、事故当時と比べ何か変わっている、進捗状況は?

(▼今と元にない。状況整理して確認して対応する。)

地下貯水層の水圧計、詳しいこと分ったか?

(▼自己校正タイプかどうかだな。確認する → ▲先程の水位計は自己校正タイプではないという事だ)


0:28:40
● 東洋経済岡田: 【要約】

★★★福島県須賀川市で農業に従事していた方がキャベツの出荷制限に関する問題で自殺した件で、今回、ADRによる和解、当然と遺族の和解が決着したと聞いている。 東電は遺族に対して東電は遺族に何らかの謝罪を行ったのか?行う用意はあるのか?理由も含めてお願いする

(一杉:個別の当事者間のやり取りの回答は差し控えさせて頂く)

(▲先程の水位計は自己校正タイプではないという事だ)

本県に限らず原発事故に関連し、避難の際に色んな形で亡くなったり自殺している方がおられるがが、東電の考えとしてはこのような賠償の責任、ある、なし、はどのような基準を元に判断しているのか教えて欲しい。

(一杉:個別の詳細の答えは差し控える。多くの人に迷惑心配掛けている事については詫びさせてもらうが。個別のやり取りは差し控える。)

個別としての全体的な考え方は持っていると思うが。

(一杉:指針も示されているので、あとは個別に話を聞いた上で真摯に対応していくと考えている)

不勉強だが、こういう自殺とか指針は示されているのか?

(一杉:▼現在、詳細は手元にないので確認する。)

原発事故から2年以上が経つ中、空き巣の被害や、色んな形で原発周辺の区域の自宅、いろんな所が被害にあっているが、賠償、 保証の対象になるのか?どのような考えか?

( 一杉:空き巣は警察関係の物と考えている。我々も話を聞いた上で対応していく形になる。)

場合によっては賠償、保証もあり得るという理解で良いか?

(一杉:基本的には、そうとうな因果関係がないとな。個別に確認する形。)


0:32:55
● 読売前村: 【要約】

γ線の放出核種分析について。要はゲルマニウム半導体検出器で今後は検出するという事だが、これまで公表している数値で大きく変わる数値はない?

(概ねその様な理解で結構。 ゲルマニウム測定器はγ線測定に最もよく使われる測定器だ。今後も使っていく物だ。ただ、今回のようなタイプで影響を受ける程度は、数Bq/L ぐらいの話し。このような所に測定域が掛かっている物は殆ど無い。★★★ほぼ、 天然水相当のような物を計っている ちかばい 関係ぐらいが関わってくる。これまで ちかばい BGが低い所で計っていたので元より影響を受けていない事も今回確認している。1Fで計った分は1FのBGが影響を受けているので、 2F側で計ったというのを変えた。1F関係で測定しているもので測定値が低い物は、撒水に浸かっている水の確認や、港湾内の水のサンプリングで殆ど出ていないところ。こちらは告示濃度で比較している。90Bq/L オーダーとの比較議論なので、ほぼ関係が無い。)

わかった。するとPP2枚目の2の地下水バイパスの分析結果の表。第二で今回計り直したという事だと思うが、(1)がセシウム134がNDで下のセシウム137は福島第一で計るとNDだったが、第二で諮ったら0. 31になりましたという理解で良いか?

(そうだ。1Fのバックグラウンドの影に隠れていた。BGの低い2Fで見ると見えてきたという事だ)

0.31が見えて影響は何かあるのか?

(元々1Bq/L 以下であることを確認していこうというのがターゲットなので、それはない。)

規制委員会の事故分析検討会に資料提出するというのは、具体的に何を出す?予定は?

(我々からの予定はない。規制委員会から求められているのを出していく。 規制委員会は様々な事故調の調査で見解が異なるところ、更に見ていくべき所を独自に新たに確認、見解を纏めていくことをしている。沢山のテーマが上がっているが、 今回は特に4号機における水素爆発における発生に関する水素の進入経路に関わる状況を調べているようだ。そこに関わるような、私ども、SGTSラインから逆流してきたと説明、報告しているが、そこに関係する資料であったり、建屋内の配置やマップ。 これまで出してきた資料の再提出。あるいはそれらの資料を作る際に撮影した写真等の前後の写真を提供してくれ、という事なので提供している)

4号機SGTS逆流のデータ的なものは出している?

(これまで報告で出している。更に必要な要望があれば準じ対応していく。)

東電の社内事故調で出している範囲の物で出している理解か?

(その範囲内が適切かどうかわからんが、求めに応じて我々が用意できる物は、積極的に、積極的に、協力させてもらう)

今まで全く出していない物で新たに今回出した物はない?

(そうだなぁ、今後求められるものと感心のあるところからしてどうなるか私にも分らない。今回、出したのは従前、我々が説明している範囲と基本的に変わっていない。 ただ写真の類は同じ物を撮影しても様々な角度があるので、枚数はあるが、特に性質や物として新しいかといえば、そうではないとおもう。)


0:40:15
● 赤旗かんだ: 【要約】

1Fのγ核種分析評価に関して。今までの1F測定はBGの影響受ける事が分ったという話しだが、今までは1F構内のどの辺りで計っていたか?

(今まで影響を受けていたというのは言葉として正しくない。 もともと1Fの中はBGも高いが計っている物はるかに高い物を計っている。高い物を張っている物は事実上影響は受けていない。ただ、BGが高い所で綺麗な物を計ろうとするとBGの信号が邪魔をするので分かり難くなってくる。処理の仕方により、 影響を受けますねっ、てのが今説明した内容だ。)

今までと違い、地下水バイパスの場合は微量分析になるのでBGの影響あるよと指摘されたということだよな。

(はい)

それまではどこで計っている事についてそういわれたのか?

(1Fの発電所内で計っているのは複数場所がある。ゲルマニウム半導体のNo.3と読んでいた物について指摘を受けている。)

それは構内のどこにあるのか?

(▼確認する)

構内だと高いと指摘されたので、 入退域管理施設の近傍に分析施設を造るということだが、ここはBG影響ない事は確認されているのか?

(これは新たに造った施設なので中が綺麗な状況。施設など新たに導入している物もある。なのでBGはたかくない。1Fは事故当初、空間線量が高かったり、ダストが高かったり、極めて線量が高い物の足手をすることを繰り返していたので、測定室のBGが上がってしまっている。その状況だと精密測定に剥かないのでこれまで精密測定をしてこなかった。時間の経過と共にBGは徐々に下がってくるし、除染作業もしているので、一時に比べるとBGは下がって来ているが、それでも第二は柏崎の測定環境に比べ、BGが高い状況にある。)

ということは、この入退域管理施設の近傍の分析施設は1Fのこと?

(そうだ)

そこに雑草とかの影響を受けていないような施設を造るので、微量分析が出来る様になる理解すればいいか?

(はい。2Fであれば微量分析も十分出来るしぃ。)

2Fに一々持って行かなくても言いように作るという事だな?

(そういうこと。)

# そのうち分析は全て東電1Fクローズでやると言い出しそうですな。情報管理体制強化の一環でつか。


0:44:50
● 東洋経済岡田: 【要約】

今のγ線核種分析評価について。第二の方で計った場合に0.22、0.39という値が検出されているが、原因はどういうところに?

(福島第一でNDは、BGが高い中で計っているので、 BGの取扱いの差の影響を受けていたのだろう。そこに隠れていた物が2Fで計ると水面上に見えてくることかと思う。)

この貯留タンクの水の中に微量だがセシウムが含まれていると言うことか?

(このサンプルからはそうだ)

この水は地下水をタンクに入れている物から出てきたと?

(そうだ)

ということは地下水にセシウムが含まれていると言う理解でいいか?

(こちらは1Bq/L 如何が放出管理基準との比較が目的で測定しているので、そのレベルの話しだ。)

1Bq/L が放出管理基準?

(そうだ。外部に放出する場合には以下であることを確認する。許容目安値と呼んでいるものだ。)

通常だと地下水に放射性物質が含まれていないと理解して良いか?

(全くどうかという事はあるが、現状の状況から極めて少ないと思っている)

福島第一以外で地下水を計ると、通常、0.2とか、0.39Bq/L というのは出るものなのか?

(そうだな。福島以外の所でどうかは、何とも言いようがないが、現状、福島第一近辺で言うと、ええ、まっ、あり得るべしっ!と言うレベルかと思う。河川等々においてもこの程度の物はあろうという極めて微量な中での話しだ。)

これは原発事故で出たものが何らかの理由で地下水に入り込んで0.39や0.22Bq/L 、そういう値になったと理解出来るのか?

(恐らくそうだと思うが、断定は留保する)

今まで地下水にどれだけセシウムが含まれているか含まれていないか、東電説明の私の印象では、地下水まであまり達していない、という説明の印象を受けていたが、その認識は?

(非常に少ない量の話しをしているので、入っているとか、入っていないとか、オン、オフ議論には馴染まない。今回、測定したサンプルで見てみると、このような値が検出されるということ。それから許容目安値で1Bq/L以下で運用することはこれまでも説明していることで、その内数にあるということだ。)

微量に含まれることの原因究明の必要性に対する考えは?

(我々としても今現在、説明してるところなので引き続き丁寧に説明していく必要あると思っている)

その辺が、今までの説明だと、僅かであれ、地下水に含まれていると読み取れるが。だとすると、原発事故から出たセシウムが、土の中を伝って地下水の中に染みこんだと言っていいのか、そうでないのか。原因究明は必要ではないかと思うが、どうか?

(現時点でどうこう言うのは難しいと思うが。何れにしても量の少ない話し。この経路で、こうだと、現地で明確に特定出来るかというと、必ずしもそうではないと言うこともあるのではないかと思っている。いずれにしても地下水を汲上げて確認して、 その後、対応していく事について、現在、関係する方々に説明しているところだ。こうした値の意味合いとか、それが当所から考えている1Bq/L に対して十分低いと丁寧に説明するために用意したい。)

よくわからない。丁寧に説明するためには、少なくともどうしてこのような数字が検出されたか、原因を説明するのが筋ではないのか?原因がどこにあるか東電がきちんと調べると説明するのが筋かと思うが、調べる予定はないという事で宜しいか? 原因究明の作業、努力する考えがあるかないかということだ。

(私どもは常に丁寧に説明するために必要な確認をしていきたいと思っている。何れにしても、今回このような値が出ていることについては確認していきたいと思っている。)

値が出た原因について確認するのか?何を確認するのか?

(原因ということばが良いかどうか分らないが、なぜ、こういう値が出ているのか、その値について着目する必要があるのか、ないいのかと言うことかと思うが。確認の上、対応していくのが通常の流れだ。)

要するに今までの値は、 このような非常に微量なものを計る事はそんなに多くなかったと思うが、逆に言えば、今日初めて信頼できるデータを示されたという事で良いな?

(これまで2Fで計ってきた値は、それはそれで同じ状況で計った物ということだ。 そこそこの程度の測定はBG低い2Fで行えば出来るし、そうしたことはしているし、示している)

2Fで今までも地下水バイパスの貯留タンクの水は計ってきていると?

(そうだな。貯留タンクの水だったり、揚水井の水であったり計っている。)

これもこういう数字が出ているのか?

(今、数字こそ示しているが、何れにしても低いレベルの中での話しだ。なんと言えばいいかあれだが、あの… 大きな数字が出ているような事ではない。なかなか直ぐにこれだという話しではないと思っているが、まっ、 何れにしても我々としてもよく考えながら対応していく。繰り返しになるがそういう事だ。)

今までの数字はちゃんとオープンにされているのか?

(もちろんだ)

マスコミ向けにもオープンにしていて、底でも数字が出ていると?

(そうだ。 今までの測定結果を示した上で、A-1という数字が1Fではかったもので、BGの影響を受けてしまっているから、今回測定し直して今回示している。そこが入れ替わるということだ。)

# 事故後、中立機関に1Fプラント内の試料を提供しない姿勢は変わらない。これからも。当事者が採取分析した値。信用出来るかっ


0:55:30
● フリー木野: 【要約】

今のBG関係だが、値の少ない物をこれまで計ったのは地下水バイパスだけと説明あったがそうなのか?

(地下水バイパスは1Bq/L 以下であることの見極めがターゲットなのでこれが該当する。 今まではこのような精密測定は1Fでやってなかった。)

すると海水の関係も1Fでやってないのか?

(海水は1Fでやったり2Fでやったり。海水関係は1Fでやっているものもある)

海水レベルは1Bq/L ではないが、1とか1.4とか、ヨウ素に関しては1Bq/L 以下だが。この辺は1Fでやっていたのか?2Fでやっていたのか?NDという数字が随分多いと思うが。

(海水に関して言うと、環境基準の告示濃度に対して十分下がっているか啓示的に見ていく目的で測定しており、一部、 告示の鵜殿に近い所で出ている物について、案内の通り我々も様々な検討している。比べるべき告示濃度が 90Bq/L、60Bq/L であったりと1~2オーダー違うので、そうした物との判定、比較において影響になるレベルの物ではない。)

私が聞いているのは、現状で出している下限値の限界が、ヨウ素は1Bq/L 以下。セシウムも1とか1.4Bq/L とか低いが、その辺の影響があるのか無いのか?1オーダー高い所ではなく、オーダー的には同じ所で分析している。影響があるのか、 ないのか、1Fで計っているのか、2Fで計っているのか?どういう状況か?

(2Fと1Fで計っている物もあるが1Fで計っているものあるという事だ。こちらについては統計の精度の範囲の中でもバラツキなので、数学的に全く影響がないかというと、 そうではないが、その影響の程度は、バラツキの中に含めて考えて良いというのが一つ。それから比べるべき対象が告示濃度との比較なので、その関係から言うと、100Bq/L 弱、90Bq/L との比較になってくるので、判定、 比較を行う上で影響を受ける物ではないということだ)

あの、論旨がずれているような基がするが、聞きたいのは告示濃度との比較は層だと思うが、データとして検出限界を1Bq/L 前後で出して、それでNDと出すのは、影響ある。 数字を修正する必要ないのか、この辺の規正庁からの指示はでているのか?

# そうそう。経時変化を見るために、といいながらNDでどうやってみるのさ。データとして公表している意味合いと、実際に汚染はたいしたことないんだ、という的はずれな説明に終始する毎度の東電。全然話が噛み合ってないよ。

(規正庁には説明しているところなので何らかの指示があるかも知れないが、まだ聞いていない。現状、そうした数字の変更に関しても、いまんとこ、その様なことは考えていない。)

今、1F全体は管理区域に指定されているかと思うが、 管理区域内の資料を外で計る場合、相手側にも管理区域が無いと行けない、といったような条件があるのか?

(計る物によると思うが。)

濃度によると?

(そうですな。)

管理区域から持ち出す場合は容器の指定があると思うが、 持ちだした先に管理区域に相当する施設がないと測定できないとかあるか?

(今、正確に覚えていないが、濃度とか、表面線量とかで基準が決まっている。その基準に従った扱いになる。環境資料で元々小さい物は、通常のラボで測定する事も出来る)

★★★測定の第三者機関に依頼するかどうかの件で確認したい。グリーンピースや市民団体から第三者機関で検査できないか要望出ていると思うが、★★★先週金曜日に石崎代表が会見をした際に石崎さんがご存じなかった。こちらの会見でその話が出たのは週の頭。 2週間経過しても現地の代表が知らないということはどういうことなのか?重要性を感じていなかったのか、石崎復興本社代表に伝えなかったのか、それとも別の理由が何かあるのか?

(一杉:★★★▼詳細のやり取りは確認してみる。)

# 何でいち国民の自分の知っていることを復興本社の代表がしらんねん ( ゚д゚)ポカーン まったく取り合うきゼロ。いまだ隠蔽体質変わらない。復興本社と東京本社で全然ニュアンスが違うし。東電会見は世間から福島現状を遠ざけるための会見。隠蔽企業に信頼はミライエイゴウ訪れない。

詳細なやり取りは当社に対して要望があったことは聞いていないということを石崎代表がおっしゃっているが、それも広報では確認していないのか?石崎代表の発言を。

(一杉:あの…)

それは先週の話だが。

(一杉:▼ちょっと確認させてくれ)

要するに現時点でご存じないということだな?

(一杉:確認させてもらう。)

そのへんがわからない。現地の代表の回答が御社で分からない理由がわからない。なぜ、そういう情報伝達になってるか、伝達経路含めて確認をお願いする。汚染水処理関係で、 尾野さんは集中ラドのところで上限が2万5600なのでまだ余裕が有る話がった。今の汚染水計画だと8月末まで集中ラドの水位を上げていく計画になっている。まだ3ヶ月先だが、その間、集中ラドの水位を増やしていく理由は? 地上タンクが厳しい話しがあったが、その前に地上タンクは全部出来ていると思うが。なぜ、8月まで集中ラドの水位を上げていくのか?

(あれはぁ、当面見通しを示すためのぉ、ええぇぇぇ、計画に則って示した資料だからぁ、 実際には現実の運用結果に即して修正されながらレビューアップされていく性質のものであるということを先ず言っておきたい。その上で前回、上がってきたところでも、保安規定の上限範囲を満たしているしいぃぃ、 その範囲も過去に経験しているものと差がないと説明した。値は正確に覚えていないが、伸びていった先の頂上部分で言ったつもりだ。運用自信は特に、えぇぇぇぇぇぇ、基準内の運用だと理解するんだ。)

当面の見通しはわかるが、なぜ、 その様な見通しになっているのか?

(これは当面の見通しに関しては、改めて説明するものも何だが、 地上タンクの状況は非常に厳しい状況は相変わらず続いているので、ええぇぇぇぇ、そちらが、ええぇぇぇぇえぇ、現実に、ええぇぇぇぇ、 クリアするところを見定めていく必要あるので、移送バランス等々から、ええぇぇぇぇぇえぇえ … い、 移送量コントロールとして少なめを選んでいる状況なのでぇ、それで示している。タンクは鋭意建設進めて貯蔵量は増えていく予定になっているが、 これもプランなので、早く進んで開始になるものもあれば、何らかの理由で計画より遅れる物もあるので、そう言った事、等々を考えると… プラン的はタンクへの移送を少なめにコントロールしていくことは、ええぇぇぇ、特に自然なことだと思う。)

# その都度、計画は変わるものだ。なにその、計画破綻してもいくらでも言い訳できる見通し説明は。この人、一体なにいってんの?? (・ω・ )ナニソレ

いや、自然であるならそのように説明いただけるとありがたいが、なぜ、今までと全く違う状況になっていることに対して説明が全くない。

# その上、漏洩事故以降、会見の冒頭に説明していた汚染水移送状況の説明が、日報の後回しになってるし… 動きがないから説明減ったと、こちらは認識してるのに、報告すべきことがあるじゃないか。ノッチタンクの用途、扱いについてもそうだよね。なめとんか… ( ゚д゚)ポカーン

今までと全く違う状況に対して説明がまったくない。その辺の理由がわかればと思ったが、現状だと8月末まではい総量を少なめにコントロールしないと地上タンクが追いつかない、そういうことか?

(全体バランスとしてそうするのが適切であろうということで、今、そのようなプランをしているが、現実にタンクが出来てくるとか、現実に運用が開始されるとか、そういうことであればぁ、ええぇぇぇ、それに応じた、あのぉぉぉぉぉ、調査は当然してく、 というようなもんである。だから順次見直しているものだと理解するんだ。)

# 地上タンクの明確な設置見通しも立っていない、立てられない状況にあるのか。こんな流動的な東電のあってないような計画を規制庁は許可しているのか??

順次見なおすのは当然だと思うが、見直す前の状況も説明頂きたい。よろしくお願いする。

(まっ、引き続き、説明の時には意を尽くしたいと思うが。)


1:08:20
● 共同ながお: 【要約】

γ線核種分析結果、2Fで計り直したという事だが、検査結果が出たのは何時か?

(本日だ)

サンプルは保存してあって、2Fで計り直したと。

(はい)

先週、いわきの漁協に対し地下水バイパスの説明したと思うがその段階でNDと説明していたと思うが、その後、この結果が出たので改めて説明し直すという事か?

(そうっすね。まっ、微量測定の難しさという事もあるので、そういうことも踏まえて。 今回の事を言えばBGの高い線量計で測定する事の配慮について、まっ、改善していくべきだろうと考えているわけだ。)

御社で厳しい目標課した上で放出することはわかるが、Cs-134とCs-137を足すと0.61Bq/L。1Bq/Lと比べると近接している。日常測定の揺らぎで1Bq/L 超えてしまう事あるんじゃないのか?

(1Bq/L というのはセシウム137の値だ。個別に見るんだ。まっ、値のことで言うと、個々、 放出毎にタンク単位でしっかり計った上でという業務プロセスで考えている。まっ、何れにせよしっかり説明。)








~ 終了 18時41分(1時間11分)

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