2012年12月12日水曜日

東電会見 2012.12.12(水)17:30 ~ 柏崎刈羽原子力発電所5号機の燃料集合体ウォータ・ロッド曲がり燃料棒同士の接触。3号機タービン建屋内の漏えい(続報)。1F 2号機ベント管下部周辺調査結果。水処理週報ほか。

東電会見 2012.12.12(水)17:30 ~

2号機ベント管破損調査、東芝4足歩行ロボットが階段で動作不能に。セッティング作業員の最大被ばく線量1.36mSv。回収に入った2名の被ばく線量は0.5mSvと0.39mSv。説明二転三転これに落ち着く。明日は原因調査で作業中止。

前日発生の3号機タービン建屋内の漏えい続報。漏えい箇所を確認。耐圧ホースの接続部がすっぽり抜けており抜けた原因は不明で調査は継続中。漏えい箇所の写真提供のみで松の廊下に溢れた水の写真提供はなし。

柏崎刈羽燃料集合体ウォータロッド曲がり続報。曲がりの確認された18体の燃料集合体のファイバスコープによる調査の結果、2体が曲がりにより燃料同士が接触していたことが判明。同日、法令報告で規制委員会に報告。

今後、燃料棒同士が接触していた事の影響評価を行うとのこと。毎度の大した問題でない説明に終始。ちなみにINES評価レベル1。明日より2号機ブローアウトパネル閉止に向けた架台設置工事に着手。他、水処理週報。

【質疑】
  1. ニコ(3号機建屋漏えい-続*)→
  2. 新潟日報(柏崎刈羽5ウォータロッド*)→
  3. 読売(柏崎刈羽5ウォータロッド*・2号機4足ロボ ベント管調査*)→
  4. 読売(柏崎刈羽5ウォータロッド*・2号機4足ロボ ベント管調査*)→
  5. 共同(2号機4足ロボ ベント管調査*)→
  6. 木野(2号機4足ロボ ベント管調査*・自主避難者対象期限・作業員アンケート)→
  7. 新潟日報(柏崎刈羽5ウォータロッド*)→
  8. 東京(柏崎刈羽5ウォータロッド*)→
  9. 木野(貯槽タンク計画)→
  10. ニコ(収束1年会見)→
  11. テレ朝(核燃料保管容量と残り保管スペース)→
  12. 共同(2号機4足ロボ ベント管調査*)→
  13. 朝日(水処理ループ距離・2号機4足ロボ ベント管調査*)→
  14. 木野(貯槽タンク計画)

○プラント

○報告・指示

○参考

○その他



■福島第一の状況

○東電石橋:
原子力定例会見をはじめる。

○東電福田:
福島第一の状況 http://j.mp/UhJhmq 本日は福田から説明させていただく。

[原子炉および格納容器の状況]
 1~3号機炉注は淡水注入中で流量は記載の通り。特に変化はない。

[圧力容器下部温度]
記載の通り。24~35度近辺ということだ。[格納容器圧力と水素ガス濃度]記載の通りで大きな変化ない。1号機についても水素濃度はかなり下がってきている状況。

[使用済み燃料プール]
11時時点のデータ。1~4号機まで循環冷却システムすべて運転中。これは11時時点であり後ほど3号機については下で補足する。使用済燃料プールの温度は記載のとおりであり、10~20℃ちょっとのところになっている。

3号機のプール冷却システムについては昨日の作業予定で案内しているが、本日、14時2分、バルブの追設と逆止弁点検を行うことの作業のためにプール冷却を停止している。これについては12月18日まで停止予定になっている。

ここについては記載の通り11℃から冷却中のプールの上昇率、約0.61℃/h と評価しているので、★★★停止中の上昇温度は24℃と想定している。十分余裕がある数字だと思っている。

[タービン建屋地下溜り水の処理状況 ]
2号機から3号機のタービン建屋の移送については昨日、12月11日 18時20分まで移送をしており、後ほど説明するが、3号機タービン建屋の水漏れの関係で一時移送を停止して、

19時42分、移送を再開して現在移送を実施中。3号機から集中廃棄物処理建屋への移送については、移送を継続している。補足のところ。昨日11時8分に3号機タービン建屋の1回西側通路で水漏れがあったということは案内のとおりだ。

昨日の後の話だが、18時20分に漏えい箇所の確認の為、溜り水の移送を一度停止している。その結果、通路のある耐圧試験のための準備で使用していた耐圧ホースからの漏洩、継手が外れていることを確認している。

そして19時42分に溜り水移送については再開をしている。漏えい量については再評価したところ、15m3という指定をしているところ。後ほど、漏えい状況については説明をする。

[水処理設備および貯蔵設備の状況]
サリー運転中。淡水化装置については水バランスを見て断続的に運転していることで変わってない。福島第一の状況については以上だ。


■3号機タービン建屋内の漏えい発生状況について(続報)

手元に1枚この様な写真付きの資料がある。「★★★福島第一原子力発電所3号機タービン建屋内の漏えい発生状況について(続報) PDF http://j.mp/Ze5icm 画像 http://j.mp/Ze5mJ2

これが(昨日発生の)3号機タービン建屋内の漏えい発生状況である。これは左側が北側ということで、まさにタービン建屋の全体を書いているが、下の方が西側になるということで、西側1階の松の廊下と読んでいる通路のところに水たまりがあったということだ。

先日の調査の結果、1号機の耐圧検査のためのろ過水を移送していたが、そのラインを赤い線で書いてある。右側のタービン建屋の大物搬入口入り口のところにある3号機の消火栓というところから耐圧ホースをつないで2号機迄引っ張っていたホースについて、

2号機側のところで漏えい箇所を発見している。その時の写真がその真中に書いてある写真(http://j.mp/U6qH1f)であり、写真撮影方法が書いてあるが、

こちら側からみた時に耐圧ホースの外れ部ということで、このような形で、まさにホースが外れいていたとということである。

ここで矢印で示してあるのが、ろ過水を移送していたホース。それ以外のホースは以前使っていたものだが、今は使ってない耐圧ホースということである。

これが最新の漏えいの発生状況だ。★このホースの外れた原因等については、まだ調査中であり、今後の対応を検討していきたいと考えている。本件については以上だ。


■高濃度の放射性物質を含むたまり水の貯蔵及び処理の状況(週報)

★「福島第一原子力発電所における高濃度の放射性物質を含むたまり水の貯蔵及び処理の状況について(第77報) http://j.mp/UhJrKy 」これについては添付資料1の全体の水の状況について説明する。12月11日現在だが、

建屋滞留状況 1号機 14,000m3 2号機 22,900m3 3号機 22,500m3 4号機 17,100m3 合計で1~4号機貯蔵量 76,500m3。前回の報告比では全体的にタービン建屋内の水はOP3000を少し前後で低いレベル。

貯蔵施設側(プロセス主建屋13,470[-1850]+高温焼却炉建屋4,790[+310])合計 18,260m3 である。水位はOP3500辺りで維持されている。

先週の処理量 5,910m3。累積 約521,850m3 となっている。稼働率キュリオン 33.5%(想定30)サリー36.9%(想定35)使用済みベッセル★+6本 増加。

# (先週)1号機 13,900 2号機 22,400 3号機 22,500 4号機 17,400 合計値 約76,200m3 貯蔵施設プロセス主建屋15,320+高温焼却炉建屋4,480 計 19,800m3 処理量 約 5,500m3。キュリオン0%、サリー65.5%

濃縮塩水受けタンク量 207,001m3[+1951]、淡水受けタンク24,150m3[-525]濃縮廃液貯蔵槽 5,498m3[変化なし]★添付資料2に示した来週の想定。タービン建屋は±で特に大きな変化はない状況を想定。

# (先週)使用済みベッセル2本増加。濃縮受けタンク205,050m3、淡水受けタンク 24,675m3、濃縮廃液貯槽 5,498m3

プロセス主建屋、高温焼却炉建屋の方もプラスマイナスあるが大きな変化ないことを想定している。濃縮塩水と淡水受けタンクについては処理が進んで+1,596m3ぐらいの増加を見込んで次週の想定をしているところ。水処理週報は以上。


■1F 2号機ベント管下部周辺調査結果

続いてUSBチップで手元に配っているが、昨日実施した2号機ベント管下部の周辺調査について動画を簡単に示すが、その前にちょっとお知らせ。

本日の作業だが、昨日に引き続き1本か2本のベント管の作業をする予定という話をしていたが、★★★本日作業を開始しようとしたところ、4足歩行ロボット多態性を崩して動作が不可になったということで、本日の調査を中止にすることとしている。

いわゆる三角コーナーからトーラス室に入る階段のところでバランスを崩したということで、明日については調査を実施しないで不具合事象の原因究明を実施して、

その対策をとった上で、調査を再開したいということで、今、ベント管の調査の方は中断している状況だ。それでは昨日の調査の映像になるが、ここではダイジェスト版を、あの、ゆっくりなので早回しで流したいと思う。

(上映会)子機の方がサブチャンの上に上がってトーラスの上を歩いて、もうすすんでいるところで映像が出ている。前方に配管が見えているが、

サブチャンの表面塗装が剥げている部分があるが、光の関係で白く光っている。前に進んでいくと前方にグレーチングなんかが見ているが、その下の部分に進んでいっている。やや下のほうが見えるようになると、ここで黒くなっているところ。

壁が見えているが、壁にちょっと跡があって、その下の黒いところが水面が今ある位置、ということだ。ちょっと飛んだが。これがベント管のところになり、コンクリート壁との隙間部分が左側に見ていると。

ちょっとまた飛んだが、、ここは壁のところ。ベント管の隣の壁の部分になる。こっからベント管の方を見ていくと、こんな形でまさにコンクリートのところ、真ん中がベント管になっているが、昨日写真を示していると思うが、

★★★ここのベント管の周りのコンクリート管のスリーブのところから、ま、やや水が漏れた後はあるが、現時点では特に漏えいはしていないという状況だ。

で、これが更に下の部分で、ここの下のところでサンドクッションのところからのドレンラインがあるということで、そこから水が漏れているか確認したところ、漏れていなかったと。

で、これがベント管と、ここがちょうどベローズというベント管と繋ぎ目のところで、フレキシビリティを持たせるためのベローズがあるところだ。

ここについても昨日のベント管については、特に漏えいはしていなかったという状況だ。これは既に子機が親機に向かって戻っているところで、引っ張って戻っているところだ。

戻っている関係上、ケーブル等が見えているが向こうから明かりがついてるのが親機がいるところで、親機からの光が見えているという形である。キャットウォークの上に親機が4本足のものがいるということである。

ここに引っ張って戻していくところである。ダイジェスト版としては以上である。以上であるが… ア ソッカ イッコ ハイ スイマセン  


■宿題回答

http://j.mp/VBVzpk(読売前村記者宛)
えっと、昨日、只今の2号機ベント管下部調査について4足歩行ロボットの親機と小型装甲車の子機を結ぶ有線ケーブルの長さがどれぐらいのものだったのか、という質問があったが、確認したところ、約12m。その12メートルで親機と子機が繋がっているということだ。取り敢えず現時点で説明は以上だ。

○東電石橋:
それでは質問を受ける。



■質疑

○ニコニコ七尾:
3号機タービン建屋の耐圧ホースの外れ部だが、これ、写真(http://j.mp/U6qH1f)で見るトラップでくるまれているように見えるが。これは何のためのもの?

○東電福田:
これについては耐圧ホースの接続部の、ま、保護として漏洩した時に分かるように、ということだったが、今回、多分激しく外れて漏えいが大きかったので効果がなかったということ。

○ニコニコ七尾:
周りの写真にもラップのようなものが見えるが、繋ぎ目はこういったので保護しているということ?

○東電福田:
そうだな。かなり昔、こういうところで漏れたケースがあるので、それで接続部についてはこう言うと名のようラナップを付けて生老えいであればすぐに分かるようにという形でしているものだ。

○ニコニコ七尾:
写真で見る黄色い部分はフックか何か?

○東電福田:
これが接続部ではめる、接続金具に当たるところだ。

○ニコニコ七尾:
これが、何らかの形で、外れた原因は?

○東電福田:
これはまだ調査中であり、そういう意味では外れている状態であることはわかっているが、何故外れたかについては現在調査中。

○ニコニコ七尾:
これは外れている部分を矢印なら二つをつなぎあわせて、取り敢えず元に戻した、そういう状況なのか?

○東電福田:
★★これままだ外れたままの状況になっている。作業をどうするかということであるが、今、1号機でろ過水を使って、いわゆるポリエチレン管、PE管の耐圧のための水を送りたかったんだが、1号機側から送るラインが構成できそうだということで、そちらで検討を進めているところで、3号機側は調査を続けている。

○ニコニコ七尾:
わかりました。


■柏崎刈羽原子力発電所5号機の燃料集合体ウォータ・ロッドの曲がりについて

○東電石橋:
では、ここで柏崎刈羽原子力発電所5号機の燃料集合体 ウォータ・ロッドの間借りについて、チョット説明をさせて頂きたいと思う。今、試料を配っている。

本件、本日の午前中にプレス発表した案件だが、たった今、訂正のプレスが終わったので、この時点で説明させて頂きたい。

○東電福田:
よろしいか?「★★★柏崎刈羽原子力発電所5号機の燃料集合体ウォータ・ロッドの曲がりについて(続報) http://j.mp/YYRzHx 」手元に配ったが、これは柏崎刈羽原子力発電所5号機の件だ。

燃料集合体のウォータ・ロッド部に曲がりがあったことは既に伝えている件だが、これの続報である。これについては1ページ目で経緯を示しているが、5号機において他社であった上部の点検作業、

水平展開の点検作業を実施していた際に、点検中の使用済燃料の2体でウォータ・ロッドという燃料棒の真ん中のところに水が流れる管があるが、これに曲がりがあることを発見したということで継続して調査をしているところである。

で、これまでに65体の外観点検をして、18体のウォータ・ロッドの曲がりを確認しているということで、★★前回から点検大数は増えているが、曲がりが確認された大数については増えていないということである。

で、今回、ウォータ・ロッドの曲がりが確認された18体のうち、曲がりが大きな代表的な2体についてファイバースコープで点検を実施している。その結果がまとまっているのでお知らせする。

ファイバースコープで点検をした結果、幾つかのことがわかっている。概略で言うと、ひかくてき強度が低いウォーターロッド株の細径のところの注水口付近が変形しているということ。

# 前回、曲がって接触していた、というのはプレナム部ですた。http://j.mp/VBX2w6

ただ、一部の注水口は穴が狭まっているが、全体としては臍繰していないと。それからウオータ・ロッドが曲がったことにより、隣接する燃料棒同士が、接触、及び接近しているということである。

これについて、チョット添付別紙がついていると思うので、ここで状況を説明したいと思う。よろしいか。

はじめに、とか、調査状況については先ほど申したとおりであり、★★今回、特に新しい話は、ファイバースコープでの点検結果だ。2体を選んでいるが、それは左下に書いてあるが、

1体は下部の細径の部分が、鋭角上に曲がってるもの。ま、曲がりが大きなもの。もう一体が上部の細径のところが大きく湾曲して、★★★隣の燃料棒に接触をしているもの。(http://j.mp/Ze6Sec)である。

これはファイバースコープを上から入れて、確認したところが右側の写真の様になっている。その写真の一番左が外から見た時に、こんな形で鋭角に曲がっている部分ということで、その隣りのポンチ絵だが、これがウォータ・ロッドの下部の細径部。

この形で3弾に穴が開いており、格段に4つ穴が当ていると。これが水が通る注水用の穴である。で、それぞれをファイバースコープで見た写真がその右側になる。

で、本来、まっすぐになっていれば、まん丸の穴が開いている所だが、下のほうは少し、猫の目みたいに細くなっていたりとか、真ん中の所も少し縦長になっていたりということで、あの、ま、ここの通水口の変形を確認した、ということである。

ただ、変形しており穴が狭まってはいるが、全体として閉塞までは至っていないという状況である。それからその下の中段辺りにあるのが、上部の細警部の変形が大きいものと言うところである。

# 閉塞すると燃料棒が冷やせず、燃料が溶け落ちるリスクを抱えたまま2年近く運転していた事実… ((((;゚Д゚))))ガクガクブルブル

xxxxxxx これの集合体の概要を上から見たところで言うと、その、ウォータ・ロッドと赤で書いてあるものが、細径部分が上の方に動いているということで、その周囲にある燃料集合体の燃料棒だが、

A、B、C、と、まあ、こんな形で並んでいるということだ。これでウォータ・ロッドが曲がった関係でその次の写真のところで観察した結果が、Bのところのウォータ・ロッドが触っているような形になっているということで、

そのウォータ・ロッドによってBの燃料棒が押されているということだ。更にその隣にあるCとの関係をファイバ・スコープで見た絵が一番右の写真で上からずっと見ているが、見ていただきたいのは隙間の黒いところだ。

上から見ていくと狭くなって接触してまた離れているということで、そこの真ん中にあるようなポンチ絵があるが、BとCが、Bが押されて曲がってCに接触をしているような形になっている。

で、ここの部分については、燃料上部の細軽部分であり、実際には個々の部分はプレナム部といい、燃料の入っていないガスダメの部分になっている。尚、燃料棒のAとCについては曲がってはいないということが確認されたということである。

# 何で曲がっている箇所より、その曲がっている隣接箇所が曲がっていない事に力点置くような報告するのかね。

で、ま、点検状況としてそのファイバースコープによる点検はわかったので、今回、コレを状況として報告している。

で、1ページ目に戻って頂き、尚、本件については、★★★ウォータ・ロッドの曲によって燃料棒の接触が確認されたということがあり、原子力規制庁より、実用炉規則19条17項の3号に外とする事象、という判断をされており、

ま、これはようは、報告義務のあるものだということで、判断をされている。ということで、本日、こういうプレスという形で報告をしたところである。

当社としては、コレまでの点検結果も含めて、引き続きウォータ・ロッドの曲がりについて原因究明を進め、これらの結果について取りまとめて規制委員会に報告していく予定にしている。本件については以上だ。

○東電石橋:
一点補足をさせて頂く。今配った資料だが、本日午前中11時過ぎにプレスした際にお知らせしていた公表分、ええ、あるいはHPに掲載した公表分について2箇所訂正があった。皆様に今配った資料は既に訂正したものを配っている。

具体的に言うと、裏面の3番。炉規則の説明のところ。本文3行目。10日以内の原子力規制委員会に報告しなければならない、とあるが、ここをが、経済産業大臣にに報告しなければならないとなっていた。

また、その次の次の行。技術基準を定める省令の後に、昭和40年通商産業省令第六十二号というのが括弧書きで入っていた。お詫びして訂正する。先程、訂正のプレス発表をして皆様には訂正したもので、今説明をさせて頂いた。

それでは引き続き質問を受けたい。(29分)



■質疑

○新潟日報 前田:
今のウォータ・ロッドの件について何点か伺いたい。先ず、燃料棒が接触したということで、実用炉規則に該当するということだが、今の米印3の技術基準にて危惧していないと認められた時、または安全確保するため、必要な機能を有しないと認められた時、

○新潟日報 前田:
とあるが、どちらに該当したということか?

○東電福田:
これについては、国の法令に基づく報告義務のあるものの、あの、内規っていう炉があり、これについて安全上重要な設備の冷却形状の維持をしていると言うことに対して、

# 内規の炉??

形状が維持していなくて、隣の燃料棒撮っ接触しているという状況になっているので、今、詳細については安全上、どういう影響があるかというのは評価しているが、その確認が今後されるということで、安全確保上にまだ確認できていないことから報告ということになった次第だ。

○新潟日報 前田:
この発表分の書き方を見ると、規制委員に言われたから出したようにも見受けられるが、自主的に報告したのか、報告しろと言われて出したのか?

○東電福田:
あの、ここについては従来の保安院の時代で内規があり、こういうケースでは必ずしもこの時点で報告する決まりにはなっておりませんで、安全評価をしているので、その評価が終わって問題があれば報告するというチョイスるもあったが、

一応、接触が見つかったということで、まえびろにやるべきであろうということで、ここは規制庁と相談させて頂いて報告すると決めたものである。

# 法令報告に該当する事象が確認できたから、法律に基づいて報告したのかと思ったけど違うの…

○新潟日報 前田:
今も安全評価をしているということだが、東電の推定だとこの燃料をこの状態のまま使っていると思うが。燃料棒同士が接触した燃料を原子炉の中で使うと、最悪の場合、どんなリスクがあると考えているか?

○東電福田:
あの、ちょっといい忘れたが、今回、これ、調査しているのは使用済燃料プールに取り出した燃料棒だ。で、今後予定のない燃料だ。既に炉内で使ってきているわけだが、燃料の損傷とか、そういう事象は残っていない。ということで、

# それは結果論! だからいいという問題じゃないでしょうがっ!!どいつもこいつも。どういう社員教育してるの。東電は。

事象として問題があるようなものは残っていないものである。で、そういう意味では先程も申したが、接触した箇所が燃料ペレットの入ってない上部のプレナムなので、恐らく、影響としてはそんなに大きく出ないと考えるが、

厳しい評価をした時に燃料の被覆管に損傷が起こるかどうか、というようなことを評価上は確認したいと考えている。

○新潟日報 前田:
それは原子炉の中で使った時にどういうことが起こりうるかというのを評価していると?

# 結果的に事故に発展しなかったんだから、評価しても被覆管破損に至らない評価を出すに決まってるでしょうが。毎度毎度、それを持って何事もなかったように問題を片付けるのはいい加減やめていただきたい!!

○東電福田:
そうでございます。

○新潟日報 前田:
今日、規制委員会の委員長に伺ったところ、やはり、最悪の場合、燃料の損傷ということもありうるということだったが、それは東電も同じ認識でよろしいか?

○東電福田:
そこの評価を今しているということだ。

○新潟日報 前田:
最後にするが、この一連のこのことについて、やはり品質保証体制について、だいぶ規制委員会から厳しく言われているが、そのことについて改めてどう受け止めているか?

○東電福田:
規制庁長管から弊社の社長さまが呼ばれまして、しっかり、あの、ええ、経営層としても確認するように指示を受けているので、あの、現場から発生したことはちゃんと報告して、

しっかり、ええ、より安全側に前広に確認するということで、経営も含めて覚悟を決めてやっているところだ。

○新潟日報 前田:
ありがとうございます。

○読売前村:
2点ある。柏先刈羽5号機のウォータ・ロッドの話で、曲がっていたというのは隣の房偽食していたのは、どれぐらい曲がりがあると隣と接触するのか?

○東電福田:
えっと、正確な数字がアレだが、ようは、燃料棒の隙間のスペースぐらいの所なので、まさに数ミリの範囲だと思う。

○読売前村:
わかりました。基本的に曲がりが大きくて、今回、ファイバースコープで確認をしたというのは、初めての事になるんだよね?

○東電福田:
はい。曲がりが見つかった後のファイバースコープの確認は今回はじめて。

○読売前村:
11月6日(http://j.mp/TUi50E)にも、これまで合計で18本だったか調査をして変形が見つかっている発表があったかと思うが、

それにプラスαして、今回新たに2本見つかったということが新しい話で、且つ、ファイバースコープを入れて中を見ましたということも新しい話ということか?

○東電福田:
その説明はスイマセン。若干説明が不足していたかもしれないが、元々見つかっているのは18体みつかっていた。今回、外観の検査をさらに追加しているが、新たな曲がりは発見されていない。

で、その18体見つかっていた中で、曲がりの特に大きい2体について今回、ファイバーを入れてみたと。代表のものとしてファイバーを入れて中の状況を確認してみたということだ。追加のものではない。

○読売前村:
このファイバーというのは、今、曲がっている奴はプールの中にあるんでしたっけ?

○東電福田:
プールの中にある。

○読売前村:
プールの中でファイバーを入れてみてみたところ、近くにあった別の燃料棒に曲がって接触していたことがわかったと。

○東電福田:
そうでござる。

○読売前村:
2号機の4本脚ロボットの調査の件だが、

○読売前村:
元々一回の北東側にある三角コーナーからロボットを入れて、そのままま、多分降りていくんだと思うが、階段を降りていってから遠隔操作するんでしたっけ?

○東電福田:
階段を先ず降りて、地下のところまで行って、そこからトーラス室に行くのに、上りの階段がちょっとある。その上りの操作をしていた時に足をかけて皿上に上がろうとしていた時に前足が浮いて後ろに倒れるような形になったと。いう、そんな状況だ。

○読売前村:
それは人が入って、まだ人が近くにいる段階か?

# 高専ロボコンじゃないんだから、、あ、いいのか。チンタラ開発して東芝に廃炉マネーが動けば。

○東電福田:★★★
遠隔でやっている段階だが、動作不能になったので、人が二人行って回収をしてきている。で、◆まだトーラス室に入る前で階段の所なので、そこに人が言って回収してきたという事である。

# ◆正しくはトーラス室の手前ではなく、入ってすぐのところ。

○読売前村:
多分、なにかジャイロセンサーみたいなものがついていて、元々倒れそうになったら停止させる機能がついていたと思うが。それは働かなかったということか?

○東電福田:
結果的には倒れているので、何らかの想定していない不具合があったのだと思うが、まっ、一歩ずつ、あの、ええ、足をかけていくが、状況としては一段上に前足を両足をかけていて、

次に後ろ足を前に上げようとした瞬間に後ろ倒しになってしまったということで、このあたりの制御のところでバランスを崩すような制御になった、その原因については現在調査中なので、詳細は今後の調査結果を待って頂ければと思う。

# 免震重要棟から遠隔操作によるロボット作業が必要な高線量の現場に、階段登れる事が売りの東芝4足歩行ロボットが階段で転倒したので作業員が取りに行く。先に作業員の被ばく線量を報告してしかりなのに主役はロボット。素晴らしい。それを気にも留めない読売も素晴らしい。

○読売前村:
倒れ始めたのはトーラス室に入れようとして遠隔操作に切り替えて何分後、という感じか?数分後とか。

○東電福田:
ええ、そうだな。まさに動作を開始したすぐ直後、数封後というような、まさに階段を登り始めるところからスタートで、登りはじめたらすぐというところ。

# その映像あるんでそな。見せてくれるんでそな。

○読売佐藤A:
ウォータ・ロッドの関係で確認させてくれ。先ほどの新潟日報の質問の続きだが、これ、プレナム領域だったので、結果として燃料被覆管に損傷はなかったということで、評価したいということだが、これ、評価するときは、

例えば来ればプレナム領域ではなくて、ペレットが入っている領域が接触していた場合も評価されるということなのか?

○東電福田:
その評価は今後、検討していくが、今回曲がっているのはウォータ・ロッドというのは、燃料領域は太くなっており、上下、両側で細くなっている。

その細径のところが曲がっているので、まあ、あの、どちらかと言えばプレナム領域のところで曲がっているという形になろうかと思う。

# 曲がった両端の細い径の場所が問題じゃなくて、曲がったことによって上下中央の燃料、ペレット部が接触する状況になっていた点が問題なんじゃ…

○読売佐藤A:
曲がって接触したプレナム領域の付近だったというのは、溜まったままではないかという気がするのだが。そういう物ではないのか?

○東電福田:
今想定しているのは、使用済みチャンネルボックスをもう一回再使用するときに、上から力を加えてしまったことで、それがウォータロッドにかかったというメカニズムを想定しているが、

その時に弱い所は細径の所が構造的に弱いことになるので、そういう意味で上部と下部の細径の部分が曲がっているというメカニズムを想定してる。

○読売佐藤A:
例えばだが、ペレットが入っている部分の領域が接触するような場合は、先程のアレで、被覆管の損傷みたいな事にはならないのか?

○東電福田:
そこは評価が必要だと思う。

○読売佐藤A:
だけどそこは評価するかどうかはまだ決まってないちゅうことになるのか。

○東電福田:
現在、そこを検討中だ。評価についても検討中であり、いずれ、寄生庁に報告するという事で考えている。

~ 15秒 ~

あっ、すいません、ちょっと先ほどの説明は、若干誤解を、2号機ベント管の調査の件だが、今回、あの、ええ、

動作不能になったのは三角コーナーからキャットウォークに登る階段を登りはじめたところで、ま、細かく言うとトーラス室にちょっと入ったところだと。

いうことになろうかと思う。そういう意味で、先程、原子炉建屋の中、というイメージがあったかと思うが、トーラス室にちょうど踏み込んだところぐらいになる。

○読売佐藤A:
人が言って回収したのは間違いないのか?トーラス室の中は線量が多分高いと思うが。

○東電福田:
はい。人が二人行って回収をしてきている。で、まだ入り口の所なので、そんなにめちゃくちゃ線量が高いわけではなくて、★★★実際の被曝量としては、多い方の方で◆1.36mSvということである。

# それを先に言おうよ…

○共同いけがみ:
ロボットの件だが、これは調査、さっき聞き漏らしたが、今日の調査は、調査前にひっくり返ったということですよね?

○東電福田:
はい。★調査を開始した直後で移動前なので、今日の調査はできていない。

○共同いけがみ:
原因は一応調べられるということか?

○東電福田:
はい。

○共同いけがみ:
明日も調査は行わない?大丈夫だったら調査するのか?

○東電福田:
今日の時点で明日はもうやらないと決めて調査にあてると決めている。その後のことはまだ決まっていない。

○共同いけがみ:
なるほど。明日は取り敢えず調査はしないということですな。

○東電福田:
はい。

○共同いけがみ:
これは元々中長期(http://j.mp/VA9vk4)のを見ると、終わりの時期がよくわからないが、何時ぐらいまでやる予定だったのか?順調に行けば。

○東電福田:
今回の調査は1日1本か2本というこで、バッテリとかの関係もあるので、状況に応じてだが、全部で8本ベント管があるので、そういうオーダーで出来る問ことで、作業としては計画している。

○共同いけがみ:
これは中長期(http://j.mp/VA9vk4)のを見ると15日まではしっかり線が引かれているが、その後は てんてんてんてん となっている。実際の終わりの時期はかっちり決まっていたわけではないということか?

○東電福田:
そういう意味では、これも新たなロボットを使ってやる作業なので、必ずしも計画通り行くというわけではないので、色々試行錯誤もあろうかと思う。ということで、テンテンテン、ということで伸びる所も、有り得るべし! ということで考えている。

○共同いけがみ:
★★★これは回収された二人は東電社員ということで良いか?

# 尾野氏も度々使う、有り得るべし! どうせ、目的に応じて開発され投入されたロボットじゃなく、考えもなしに無駄な機能にお金使ってるんじゃないの。

○東電福田:
あっ、ちがいます。これは協力企業だ。

○共同いけがみ:
これは東芝の社員ということか?

○東電福田:
そうだと思う。

○共同いけがみ:
えっと、、東芝の人が回収しに行って多い方の方で◆1.36mSvの被爆?

○東電福田:
はい。

○共同いけがみ:
これは実際、なんというか、壊れたりはしていたのか?ひっくり返った表紙に壊れた部分はあるのか?

○東電福田:
そこまでの情報は来ていない。体制が崩れて倒れかかったというところまでで、★★★コケてはいないので、そんなに大きな損傷はないと思うが、詳細な情報は来てない。

○共同いけがみ:
傾いて倒れずにそこで踏みとどまった状態で止まったということか?

○東電福田:
後ろの壁にもたれかかった、という感じだ。

○共同いけがみ:
回収というのは、二人で運び出したと?

○東電福田:
手で運び出したということ。

○共同いけがみ:
それは建屋の外までということか?

○東電福田:
そうだ。あ、すいません。★★★建屋外というよりはトーラス室の外の三角コーナーまで運び出した。

○共同いけがみ:
ロボット自体は今どこにあるのか?

○東電福田:
★★★今、三角コーナーに仮置き中。

○共同いけがみ:
あ、置いてるのか。もし再開する場合は、また免震棟から遠隔操作することになるのか?

○東電福田:
底は調査の状況によるので、運び出して調査をするのか、すぐに原因が分かって作業が始まるかによるが、取り敢えず今、仮置き中ということだ。

○共同いけがみ:
仮置きにしたのは、多分重いというのもあると思うが、

○東電福田:
そうだな。★そこでバッテリチャージもできるので、

# 明日、原因調査のため調査作業はしないのに、建屋内に仮置きしているのか。

○東電福田:
バッテリチャージできる定位置で仮置き中ということだ。

○共同いけがみ:
わかりました。

○フリー木野:
▼今のロボットの件だが、二人で運びに行って一人が◆1.36mSvで、もう一人の被ばく線量は?

○東電福田:
多い方の方の情報だけだ。

○フリー木野:
あ、もう一人は?情報入ってない?

○東電福田:
入っていない。はい。

# 何で二人なのに、高い方の一人だけしか本店に伝えないんだろ… ( ゚д゚)ポカーン

○フリー木野:
確認して下さい。何故、多い方の人とだけ。もう一人も多いかどうかわからないわけですよね。少ない人が0ではないわけだから、それはちゃんと確認して下さい。お願いします。

○東電福田:
▼わかりました。

○フリー木野:★★★
▼それから別件だが、12月5日に御社で自主避難者の対象期限と金額を発表されてますよね。(http://j.mp/VvvRsE)発表されているが、それでその中で、期限を8月末で切る、としていて、

多分、日経の報道(http://j.mp/VAc99m)だったと思うが、再延長はしない方針とあった。この事実関係を教えてほしい。

○東電石橋:
再延長するかどうかということか?

○フリー木野:
再延長はしない方針と書いてあったので、これが正しいかどうか。

○東電石橋:
▼わかりました。ちょっと確認させてくれ。

○フリー木野:
あとですね。▼8月末で切った理由はどこにあるのか?

○東電石橋:
それも併せて確認する。

○フリー木野:
お願いする。先日伺っていた作業員のアンケート結果だが、何次下請けか、具体的に数を書いた人の数はわかったか?

○東電福田:
ちょっと確認させてくれ。

○フリー木野:
わかりました。さっきのロボットに戻って確認だが、★★三角コーナーに仮置きという話をされたが、故障の原因がわからなくて、その場に仮置きだと、修理のしようがないと思うが。これは外に持ちだして確認したりしないという事か?

○東電福田:
ちょっとどういう調査をするかも含めて、現在検討中なので、まずは仮置きをした状態ということだ。

○フリー木野:
聞き漏らしたが、止まったのは何時頃でしたっけ?

○東電福田:
作業う開始直後なので、朝だ。

○フリー木野:
夕方になってもまだよくわからないと。仮置きしたのが多分、朝だとすると10時か11時ぐらいですよね。多分。そうすると6時間たってもまだ情報が入ってないということか?今後の方針に関して。

○東電福田:
はい。調査中。明日、1日(原因)調査をするということで聞いている。

○フリー木野:
わかりました。

○新潟日報 前田:
▼接触のあったK5D34(http://j.mp/Ze6Sec)の燃料集合体の使用履歴だが、チャンネルボックスを付けたのが平成6年だと思うが、その後、いつから何時まで炉内にあったのか?

○東電福田:
チョット ソコハ ワカンナイナ…

○東電福田:
▼~ 25秒 ~

すいません。チョット確認させてくれ。今すぐ…

○新潟日報 前田:
あとで連絡いただけるということでいいか?

○東電福田:
はい。

○新潟日報 前田:★★★
発表の経緯とかを伺っても、この燃料棒の接触が東電は大した事のないように受け取られているように感じるが、この燃料棒の接触というのをどのように受け止めているのか聞かせて欲しい。

# 鉄骨瓦礫を3号機プールに落下させても大したことではない説明に終始。事故後から未だに変わらない一貫した姿勢。電力は大丈夫しか言わない。これまでどおり、事業者の意に沿った結論を出さないことに激怒する原電だって。w 保安院気分が抜けない事業者。 

燃料棒が接触した燃料集合体を柏崎刈羽原発の5号機の炉内で使っていたとおもわれることについて、どのように受け止めているのか?お聞かせ欲しい。

○東電福田:
そういう意味では、ええ、燃料が変形して燃料棒と接触していることについて、あの、知らずに使っていたということなので。あの、そういう意味では実際には結果論にはなるが、品質管理上よくなかったなと。いうことかと思う。

# 知らずにってよく言うね。破損の可能性を認識してながら運転止めて取り出して点検すらせずに使い続けた事が重大な問題でしょうが。反省の言葉も無いのかよ。こんな企業に恐ろしくて原発なんて任せられるか。これまで以上に隠す、過小報告は目に見えてる。次の大事故確約する東電。

○新潟日報 前田:
★★★この燃料がどうだったかわからないが、平成10年にチャンネルボックスの取り付け方に問題があるとわかった後も、東電は使い続けていた燃料があると思うが。その使い続けていた事自体についてもどのように感じているのか?

○東電福田:
あのう、その時点では、チャンネルボックス、再使用したところに対して、スペーサーが外れる事象がありまして、それについては、当時、全部、チェックをして、ええ、問題、あの、ないもの、を、再使用するという形でやっており、

# 外れたって破損でしょ。上から強い力を掛けてスペーサーの一部を破損させた問題を認識しながら、燃料取出し点検を行わず、上から目視点検だけで済ませるあり得なさ。言い訳にもなってない。規制委員会はこの経緯も調査するといってたけど… 

そこの地点では、そう言う面でやるべきことはやったと考えているが、そこの、作業のやり方、の影響がウォータ・ロッドの曲がりを、に、ええ、繋がるという、ちょっと認識がなかったというのは、もう少し、ええ、よく検討しておけばよかったと、ということかと思う。

○新潟日報 前田:
ありがとうございます。

○東京新聞清水:
このロッドの曲がりの件だが、このK5D34以外でもこういった燃料の変形、接触の可能性は考えれるのか?

○東電福田:
先程18体ということで言っているが、今回、調べたのは一番変形が大きくて、そもそもの接触の可能性があるものを選んでいる。そういう意味ではその他の部分については可能性は小さいと思っている。

○東京新聞清水:
他の16体はファイバースコープでは調べないということですか?

○東電福田:
あの、現状はまだ計画はない。

○東京新聞清水:
このK5D34だが、これは今後、燃料棒が曲がった状態で炉で実際に使われていたと考えたほうがいいわけか?

○東電福田:
はい。そういう意味ではメカニズムとしては実際に新しい燃料にチャンネルボックス、使っていたチャンネルボックスを組み込んで、もう一回使用しているので。ええ、その使用したその後、炉の中で実際に使った燃料だ。

○東京新聞清水:
要するに曲がった状態で使った可能性が高いと。

○東電福田:
そうですな。可能性が高いと…

○東京新聞清水:
▼でも、いつ使っていたかは、今はわかんない?

○東電福田:
そういう意味では先ほどおっしゃったように、平成6年ということであれば、その後、通常、4サイクルぐらいなのでその期間使って、その後はずっと使用済燃料プールにあったということかと思う。

○東京新聞清水:
わかりました。

○東電福田:
ヨン サイクル シヨウ… ン? ソウスネ すいません。先ほどの質問で平成6年の10月に取り付けて、その後、4サイクル運転している。

○東京新聞清水:
何年から何年?

○東電福田:
チョット今、運転サイクルで第五サイクルから第八サイクルと書いてるので、第八サイクルの終わりが何年かというのは、ちょっと、今、すぐわからないので、それは別途。

○東京新聞清水:
はい。

○フリー木野:
汚染水のタンクの件で確認だが。あ、その前に一点。★★★構内にある汚染水の放射能量は把握されているか?全放射能量というのは。

○東電福田:
そういう足し算は、して、いない。

○フリー木野:
わかりました。貯蔵タンクの中にどれぐらいの放射能量があるかというのも足し算されていない?

○東電福田:
はい。★★★そういう計算はしていない。

○フリー木野:
計算すれば出るものか?

○東電福田:
精度の問題があるかと思う。サンプルで濃度を計っているので。それと容量を単純に欠けるということであれば出てくるが。すべてを正確に計っているわけではないので。超・概算、という形かと思う。

# つまり 毎月の建屋放出量評価や総放出量評価は、超・超・超・概算ってことね。

○フリー木野:
わかりました。後、今日のだとちょっと分からないが、2週間前の週報と先週の週報(http://j.mp/TUHE1q)を比べると、濃縮塩水受けタンクの設置計画が12月20日ぐらいに数千トン増やすことになっていたのが無くなっている。

それがなくなったことにより、現状のまま増えていくと、グラフを見ると随分余裕が有るように見えるが、その前の計画に比べると、大分余裕が無い状態だと思うが、何故、設置計画を変えたのか教えていただけるか?

○東電福田:
それは、あの添付資料3のシミュレーションのところ?

○フリー木野:
はいそうです。

○東電福田:
一番下の。http://j.mp/TUIlYQ はい。これについては、あの、ええ、濃縮塩水を貯めるタンクについてここのシミュレーションにおいては、現在、ええ、地下貯水槽を構内幾つか作っておりますので、それをこの濃縮塩水の貯蔵用に使うと。いうことを想定してシミュレーションをしている。

○フリー木野:
すいません。ちょっとわからないが。濃縮塩水の貯蔵量を増やしていく予定で、これ、今、日にちごとに赤いタンク容量のところが、

# タンク増設計画について ~ 9/24 中長期対策会議運営会議(第10回会合) http://j.mp/TUIRWP

○フリー木野:
段々になっていますよね。http://j.mp/TUIlYQ

○東電福田:
はい。

○フリー木野:
これが2週間ぐらい前(http://j.mp/QNPdrF)のやつだと12月20日ぐらいのところで、今、コレを見ると殆どまっ平らだが、12月20日ぐらいのところで、2000、3000、もうちょっとかな。5000トンぐらいですかね。

増えるようになっていたのが先週の週報(http://j.mp/TUKt2E)で消えてしまって平になっちゃったんだが、これはどういう計画の変更でそうなったのか、教えていただけるか?

(ナッ!! )

○東電福田:
??はい。ん?? … ちょっとすいません。そこについては今把握しておりませんので。その何週間か前にそこについて確認させてほしい。

# ナッ!! という不気味な音声が木野さんの発言注意に… 福田氏の何だなんだとあたりを見回すリアクションが怖えぇぇえぇ 現場にいる人が音源がどこかわかってないようなリアクションがこえぇぇ ((((;゚Д゚))))

○フリー木野:
把握していないということはないと思うが。計画が変わっているので。把握されていないのか。

○東電福田:
すいません。私が今の時点で把握してないということでございます。

○フリー木野:★★★
すぐ確認いただけるか?要するにそこの数千トンが抜けたことで、多分、このグラフの書き方がちょっとおかしいんじゃないかと思うが。余力がこんなにないと思う。タンクの計画が減っているので。要するにほぼ、例えばタンクの今の設置計画を明日からで結構なので、

日報で出していただくことは出来ないか?今は一週間に一度だけ、3000トンとか増えているが、当然、設置計画、貯蔵量の計画、工程表を作って持っていると思うので、それを日報で出していただけないか?

○東電福田:
日報で出す必要があるかと思うが、

○フリー木野:
是非日報で出して下さい。

○東電福田:
計画についてはちゃんと確認して説明する。

○フリー木野:
是非日報で出して下さい。というのは、今週、これ、今2000トン増えているが、来週、また貯蔵量を濃縮塩水3000トン増やすようになっているが、先週、先々週だと、この貯蔵を増やす量がなかったので、ある意味4日間、この工事が止まると溢れるわけですよね。入れるところがなくて。

4日持たないかもわからない状況の中なので、是非、貯蔵計画は日報で出していただけないか?勿論、毎日毎日貯蔵量は増やしていると思うが、この数字だけ見ると、その工事が3日間止まるだけで溢れるというのを見ると、是非日報で出して頂きたいと思うが。それはお願いできないか?

○東電福田:
日報で出すかどうかは別にして、

○フリー木野:
日報で出す必要があるのでお願いしているんだが。要するに1週間持たないかもしれないので、日報で出して下さいとお願いしているので、是非検討下さい。

○東電福田:
現時点では、ここのシミュレーションのような形になっていて、

○フリー木野:
このシミュレーションっておかしいですよね。2週間前の数字より上の赤のグラフが随分上の方に行っちゃてるが。

○東電福田:
あの、そういう意味では、ここについては新たに設置していた地下貯水槽をここに使うということを考えているということだ。

○フリー木野:
地下貯水槽はこのタンクの容量には入ってないのか?

○東電福田:
はいってます。

○フリー木野:
はいってますよね。

○東電福田:
はい。

○フリー木野:
ですので、増えた、要するに20日に数千トン増える分が無くなっているのが、全体の余力を減らしていると思うので、それを是非お願いします。

○東電福田:
はい。

○フリー木野:
それともうひとつ、今、濃縮塩水ではなくて、処理したした後の、ようは以前、多核種除去装置を作って、本来であれば9月10月ぐらいから動くはずだったと思ったが、

この多核種除去装置で処理した後の水を入れるタンクというのを当然どこかに設置されて、これは多分、週報の中に入ってないと思うが、設置工事をされていると思うが、その工事の状況はどのようになっているか?

○東電福田:
そういう意味では若干説明が不足していたが、地下貯水槽とか、そういうタンクを増やしているのは、ALPSの処理水も入れる、ということも考えて増やしていた。で、その部分を今、この濃縮塩水の処理用に転用していく部分が一分あるということである。

○フリー木野:
あの、ALPSで処理する水と濃縮塩水というのは、正常がまるっきり違うと思うが、それhどういう風にされているのか?

# そいや、ザビエルさん最近見ねぇいな。

○東電福田:
あの、そこは、あの、ええ、貯めるタンクとしてはどちらでも貯められるということで、そこについてはトータル量がどちらになるか、ということなので、そういう事を考えている。

○フリー木野:
ちょっと良くわからないが、ALPSで処理した後というのは、ほとんど放射性物質を抜いた状態で、この濃縮塩水というのは、

多分、ストロンチウムが10E+5Bq/cm3レベルぐらいと思うが、それを同じタンクに入れられるというのは、ALPS用に濃縮塩水を入れるような大掛かりなものを山のように作った、そういう事なのか?

○東電福田:
はい。ええ、あの、地下貯水槽を順次作っておりました。

○フリー木野:
▼その地下貯水槽の仕様を教えていただけるか?

○東電福田:
▼はい…

○東電福田:
チョット確認をする。

○フリー木野:
お願いする。

○ニコニコ七尾:
福田さんは松本さんの時から時折会見をされているので、是非伺いたいが、冷温停止状態宣言から16日で1根んたとうとしているが、これに関して

○東電福田:
さんの認識についてお聞きしたいと思う。

○ニコニコ七尾:
トータルで見た場合、1年前の冷温停止状態宣言からどうなっているとお考え7日についてだが、安定という意味ではどうなのか?維持でこれまで来ているのか、かなり安定されて生きているのか、この認識について聞かせて欲しい。

○東電福田:
はい。ステップ2終了の時には冷温停止状態ということで、温度的には下がってきて、100℃未満ということで、あれだし、放出量も下がってきたということかと思う。

で、その後、この1年、それぞれの冷却設備とか、そういう物の信頼性を上げるということで多重化とか、より信頼性の高いポリエチレン管に変えるとか、

そういう意味で信頼性を上げてきているということで、且つ、案内の通り、崩壊熱が徐々に減ってきているので、そういう見でも温度が低く維持できているし、そういう事でより安定的な状態に今なっていると考えている。

# 同じ事を尾野氏に質問したらとんでもないツイート数になることまちがいなし。

○ニコニコ七尾:
ありがとうございます。そこで確認なんだが、1年前はあくまでも冷温停止状態という、状態、という宣言だったが、今の説明でいって、そうすると、今は冷温停止とはまだ言い切れないわけですね?

○東電福田:
言葉の定義の問題はちょっとあるが、

# 通常のプラントでない以上、言い切れるとか言い切れないとかいう問題じゃないかと。

○ニコニコ七尾:
いや、ただそれは、

○東電福田:
冷温停止というのは、正常な原子炉の状態で、その冷却材の温度を計っている状態で冷温停止としているので、そういう意味では、冷温停止状態というのは、事故を起こした炉に対して、ルールを決めてやっているものなので。冷温停止状態という意味では、同じ事故プラントの冷温停止を維持している状態だと考えている。

○ニコニコ七尾:
わかりました。それとですね。これ、福田さんがいない時に聞いたんだが、やはり、16日というのは総選挙で日曜日ということもあるが、

それより前でも結構なので、やはり高橋所長の会見なり、やはりメッセージを、これは被災地、福島の方々に対しても何らかのメッセージを出すことは必要と考えることはないのか?福田さんの考えてお聞きしたい。

# だって今年の3.11ですら社長逃げまわって現地に寄り添うとほざいて2Fから国民へビデオメッセージ。福島の地元住民にも謝罪に行かず、とうとう経営者は地元福島に頭下げること無くやめた。今はどこぞで天下り。民間だから天下りではない!反論。加害者おろか当事者意識もゼロ。アリエネ…

○東電福田:
は、はい、あの、そこはちょっと、あの、検討させて、もらいます。あの、ま、だ、だ、誰のメッセージがいいのか、ということは、よく、あれだが、、

○ニコニコ七尾:
そうですね。

○東電福田:
ご意見として、承っておきます。

○ニコニコ七尾:
是非宜しくお願いする。

# 押しに弱い印象の福田氏。でも、ご意見として承る。

○テレ朝ますや:
テレビ朝日のますやです。

○東電福田:
コショコショコショ あ、すいません。

○テレ朝ますや:
テレビ朝日のますやです。

○東電福田:
はいっ、

○テレ朝ますや:
先日の質問しているが、基本的なデータの確認で、東電の各原発の使用済み核燃料の保管容量と、今、現状、どれぐらい入っているか教えていただけるか?

○東電福田:
はい。各発電所ということでございますな。はい。ええ、これ、あの、定期的にまとめているものなので、10月末現在の数字になるが、福島第一でいうと、え?保管容量?保管の対数?

○テレ朝ますや:
保管容量がどれぐらい入る容量があって、今どれぐらい埋まっているかを本数とパーセンテージでお願いします。

○東電福田:★★
あ、そういうことだな。はい。ちょっとあの、一部解説しないといけないんだが、プールの容量があり、そのプールの貯蔵容量に対して実際に炉心にある部分にあるのがあるので、1炉心分はスペースを開けているので、管理要領として残った部分に対して、

使用済燃料がどれぐらいあるのかというのが我々の今の管理である。で、福島第一で行くとプールの貯蔵量が全体で1万5150体分ありまして、管理要領が差し引くと1万1794体分。実際に貯蔵されている使用済燃料が 1万1329体で、

貯蔵割合としては96%となっている。これはちょっと4号機が全部の燃料を出しているというので、若干多く見えているが、そんな状況だ。それから福島第二の方が1万940プール容量があり、保管容量にすると7884。

で、実際に貯蔵量が6476と言うことで82%の貯蔵量になってる。柏崎刈羽がトータルで2万2479に対して管理要領が1万6910。で、使用済燃料の貯蔵量が1万3772ということで、貯蔵割合81%。そんな状況だ。

○テレ朝ますや:
これ、一般的に家庭になってしまうと思うが、通常運転した場合は、どれぐらいの期間で満杯人るとお考えか?

○東電福田:
あの、そういう意味で今の状況で運転計画がはっきりしているわけではないので、何時までというのは、なかなかはっきり申し上げる状況にはないということが大前提ですし、

もう一つ、あの、弊社の場合、ご存知かと思うが、むつの方に中間貯蔵施設を今、建設中であり、ええ、来年10月に竣工予定である。

それを考えると、持ち出し、運び出すことが出来るということで、そういう意味では十分余裕がある状況かと考えている。

○テレ朝ますや:
ありがとうございます。

○東電福田:★★★
すいません。ロボットの件で若干、補足というか、訂正がある。先ほどの被ばく線量の件だが、先ほど申した最大被ばく線量の方については、これはトータルこの作業をやっていた方の最大被ばく線量で1.36mSvと申した。

これはセッティングとか、点検とか、いろんな作業をやっていた方のものである。で、ちょっと、私も誤解していたが、回収にあたった作業の方2名は、ちょっと行ってすぐ帰ってきたということで、★★★ええ、0.5mSvと0.39mSvということの情報が入った。ええ、申し訳なかった。

○共同いけがみ:(名乗らず)
★★★これw あのw え、ごめんなさい。1.36mSvの人というのは、別の人ということか?

○東電福田:
あ、そうです。ソウダヨネ? 

# ソウダヨネって… う、嘘をツイートさせられてしまったよ… デマ ヤロウ ニ… orz

○共同いけがみ:
この… 1.36の人はどこで何をやっていた人なのか?

○東電福田:
現場でロボットのセッティングだとか点検をしていた方だということだ。

○共同いけがみ:
今日ですか?ああ、ちがう、

○東電福田:
昨日す。

○共同いけがみ:
昨日ですか?

○東電福田:
あ、違う、今日ですね。

○共同いけがみ:
今日ですか?

○東電福田:
今日ですね。今日ですね。

○共同いけがみ:
これでもセッティングがよくわからない。元々充電するところまで運んだと仰ってましたよね。今日の段階で。

○東電福田:
はい。

○共同いけがみ:
その充電するポイントというのは原子炉建屋の地下階でいいんですよね?

○東電福田:
ええ、あの、サンカクコーナー ダヨネ? はい。地下階の三角コーナーの、はい。

○共同いけがみ:
ですよね。それでそのフロアに元々置いてあった訳ですよね?

○東電福田:
そうですね。はい。

○共同いけがみ:
それでそれがトーラス室にあるための階段を登って、途中でバランスを崩したということですよね?

○東電福田:
はい。

○共同いけがみ:
その後ろにもたれかかるようになっちゃって、その充電ポイントまで運ぶのにどれぐらい距離があるのか?このロボットは65kg ぐらい重さがあると思うので。

○共同いけがみ:
何メートルぐらい距離があるものか?

○東電福田:
これは距離的には殆ど10メールぐらいとか、

○共同いけがみ:
10数メートルということか?

○東電福田:
ええ、あの、そんなにもないかと思う。三角コーナーから入口に入ったところにあるので。

○共同いけがみ:
多分数分で終わる作業ですよね?

○東電福田:
そうですね。

○共同いけがみ:
で、その作業をされた方は二人で0.5と0.39mSvということですよね。

○東電福田:
はい。

○共同いけがみ:
それとは別に今日の段階でセッティングとかの作業があったということか?そう意味ではスタートするところまで持って行って、スタートできるようにセッティング調整をするという、その、まさに遠隔をする手前の準備作業かと思う。

遠隔操作する、なんでしょう、11日から作業が始まって、その前日にたしか運び込んでいるとお思うので。

○東電福田:
はい。

○共同いけがみ:
その時点でセッティングが終わっているわけではないということか?

○東電福田:
これは日々、そういうセッティングをして再度作業をスタートかと。

○共同いけがみ:
普段はどこにおいている?1日の作業が終わるとどこに運びこぶ?例えば昨日の作業でしたっけ。昨日の作業が終わったらどこまで運び出している?移動させているのか?

○東電福田:
えっと、原子炉建屋の中の充電スペースに置いている。

○共同いけがみ:
その充電スペースに置いて、今日の作業というのは、電源入れると勝手にそっから動き出して、トーラス室に行く、そう言う感じではないのか?

○東電福田:
そう言う感じではなくて、やっぱロボットを動かす前に、色々セッティング、調整をして、そこから遠隔でスタート、ということになるので、そこでどうしても作業が発生すると。

○共同いけがみ:
で、その作業をしてた方が、1.36mSvだったと言うことか?

○東電福田:
はい。

○共同いけがみ:
今日の段階で。

○東電福田:
はい。

# モックアップ以前にやっとくべきことあるんじゃないの?実戦投入しながら開発してんの? 高専ロボコン以下でつか東芝は。建屋内に充電スペースって、線量低いといえど、ロボットさま中心の作業って… その1.36mSvって不要な被爆じゃないのかよ… ナニコレ…

○共同いけがみ:
で、そのセッティングの作業とかは一人でやるのか?

○東電福田:
はい… ちょっとここは今、何人か分からないが、一人という事ではないと思う。

○共同いけがみ:
多分複数おられると思うが、その中の最大の被ばく線量だったということ?

○東電福田:
そうです。

○共同いけがみ:
当然ですけど、外部被ばく線量ということですね?

○東電福田:
外部です。

○共同いけがみ:
★★★東芝の人でいいんですかね?

○東電福田:
東芝関係者です。

○共同いけがみ:
東芝の関係者?東芝の本体ではないということか?

# 東芝は元請けさま。「特定の場所に荷物を回収に行くだけの誰にでも出来る簡単なお仕事です!」さっきは多分、東芝社員と思う、だったけど。なんかもう、雰囲気で返事してる…

○東電福田:
そこまではちょっと今確認できていない。

○共同いけがみ:
わかりました。

○朝日こん:
先程、冷温停止状態から1年ということに関連してだが、今年1年で循環注水冷却の循環ループを短くするような計画もあったと思うが、実際、3号機の復水貯蔵タンクから水を引いてきて、ということもあったと思うが、今、その計画はどうなっているのか教えていただけるか?

○東電福田:
はい。今、3号機の復水貯蔵タンクから原子炉へ注水するラインはもう出来ている。で、一部、高台の方が使えない時に利用しているが、先の運営会議の資料でも話が出ていると思うが、

今後、1号も2号も復水貯蔵タンクから注水が出来るようにする作業を今しようとしており、そうなると1~3号機の復水貯蔵タンクから注水が出来るようになるということで、

一応、計画としては今年度中にそういうラインを引くことで動いている。で、それが出来ると若干短くなる可能性がある。

○朝日こん:
いわゆる少ループ化、的なことになるということなんですね。実際に短くなるといのは今4km引き回しているといったが、復水貯蔵タンクを使うと具体的には何kmとか、何mぐらいになるのか?

○東電福田:
具体的な何kmというのは手元にないが、途中で淡水が出来たところからバイパスして、そちらの復水貯蔵タンクへ持っていくルートを作ることが可能になる。

○朝日こん:
スケール感で言うとどれぐらい?半分ぐらいになるとか、どれぐらいのイメージか?そのループの縮小は。

○東電福田:
えっと、、水処理のある設備の位置は変わらないので、半分ということろぐらいまでは行かないかと思う。

○朝日こん:
あ、わかりました。もっと抜本的に言うと、建屋での循環が最終目標というか、目指すところだと思うが、そこまでの検討はどれぐらいすすんでいるというか、状況的にはどういう状況なのか?やはり格納容器内の止水とか出来ないと進められない話とか、

○東電福田:
そうだな。そう意味では建屋官の止水とか、格納容器の止水とか、そういうところの漏えい箇所がわかって止水作業がある程度、目安が立つということで、どこまでループを小さくするかと連動しているので、そういう調査と研究計画をセットで考えていくものだと考えている。

○朝日こん:
今お子なテイル2号機のベント管付近の調査で、あり得る状況として、ベント管と圧力抑制室の繋ぎ目付近に、なにか大きなリークというか、水がすごく流れ出ているような滝のようにというのか分からないが、そういう状態というのは、あると考えられるのか?

○東電福田:
あの、まあ、要はおっしゃっているのは、多分に感覚的なので、あの、あれだが、実際に今、入れている水の量と出ていく量からすると、そんなに滝のようにという感じではないかと思う。

注水量とバランスをしているので。で、今、調査しているのは一度トーラスした時に流水の音が聞こえた、というような話もあるので、そういう意味ではそのぐらいの音のレベルかと思う。

○朝日こん:
滝のようにというのは、ちょっと感覚的だったが、今、大体、2号機にしても合計で7m3/h近く水を入れているわけだが、そうなると普通にそれ以上のリークはあるという事なんですね?全体的にいうと。

○東電福田:
基本的にはバランスしているので、同じ量がどこかから漏れているということで、多分、水位がどんどん上がっているとか、そういう事がはっきりわかっているわけではないが、バランスしているとしたら同じ量がどこかから漏れているということだ。

○朝日こん:
わかりました。ありがとうございます。

○フリー木野:
汚染水について。(http://j.mp/TUIlYQ)このシミュレーションの一番下のグラフで確認だが、この濃縮塩水タンク容量というのは、その前の添付資料1に付いている真ん中の一番上にあるこの濃縮塩水受けタンク容量か?

○東電福田:
うーんと、そうですな。

○フリー木野:
▼そうですよね。あの、11月頭までは、きちんとこの数字とグラフがあっているが、10月第二週(http://j.mp/TUHE1q)からタンクが増設もしてないのに勝手に数字が増えていって、

今の濃縮塩水受けタンクの貯蔵量が2万1,000トンだが、グラフを見ると2万3,000トンぐらいになっているが、これはどういうことなのか?

○東電福田:


○フリー木野:
11月第二週から、作業もしていないのに、どんどんグラフだけが勝手に増えて言っている感じなんだが。何故、ずれているのか?

○東電福田:
今、ちょっとそこは確認しないとわかりません。はい。

○フリー木野:
これ、要するに今、これ、どういうわけだかわからないが、実際のタンク容量よりもずいぶん多いところにグラフ、2万3,000になっているので、余裕あるように見えるが、今、2万1,000トンなので、この塩水受けタンクの貯蔵量の下の実際の容量のところギリギリぐらいですよね。▼このグラフで言うと。(http://j.mp/TUIlYQ)

○東電福田:
そうですな。先ほどの、、そうですな。

○フリー木野:
そうですよね。

○東電福田:
先ほどの表でも、そ、そうですね。

○フリー木野:
そうですよね。

○東電福田:
はい。

○フリー木野:★★★
▼ですので、このグラフの書き方だと、溢れてしまうことになってしまうが、どういう計画になっているのか?

○東電福田:
チョットここは確認させくれ。ここは今、分かりかねる。

○フリー木野:
できるだけ早くお願いできるか?▼要するに1日、2日でどうなるという非常に心配な状況があるが、どういうふうに把握している?

その状況は申し訳ないが、福田さんは把握されてなかったということですかね。広報の方ではタンク容量がギリギリになっているということは、全く把握されてなかったということなのか?

○東電福田:
あの、タンク容量が厳しくなっている問ことは、

○フリー木野:
ご存知でしたか?

○東電福田:
ええ。細かいところの数字が、ちょっと、★★★我々のところでチェックしていません。

○フリー木野:
▼厳しくなっているのはどの程度厳しくなっていると現場の方から情報が上がってきていたのか?

○東電福田:
あの… え、ま、まさに、あの、この数字で、ええ、貯蔵容量と実際貯蔵している量のギャップが少なくなっているので、そういう部分である。

○フリー木野:★★★
要するに毎日毎日、最低地下水だけで多い時で500トンぐらい入っていて、これ、多いと1週間で1,000~2,500トンぐらいの貯蔵量が増えてしまうので、

▼毎日毎日それぐらいの数を作り続けないといけない状況になっていると思うが。そういう厳しい状況は現場から上がってきてなかったのか?そういう説明は聞いた覚えがないが。

▼あの…、そういう意味ではタンク容量として厳しいことは、あの、ええ、当然、あの、こういう数字を見ても出ているので、それは上がってきている。

○フリー木野:
先ほどの冒頭の説明だと余裕があるような話だったように思うが。そうではないのか?

○東電福田:
▼いや、冒頭の説明、余裕ですか… 

○フリー木野:★★★
要するに状況がいつもと変わらないというのは、特に問題になる状況があるという説明でもなかったですし、そういうのはきちんと説明していただけないか?ですので、タンクの工程表を含めて日報ででませんかとお願いしているが。

○東電福田:
ちょっと、あの、ええ、そこは、承りましたので、確認させて頂きます。

○フリー木野:
是非お願いします。是非お願いします。是非お願いします。それからこのグラフ直してくださいね。

○東電石橋:
よろしいか?最後の明日の作業について1点だけ案内させていただく。以前、施設運営計画でお知らせしていた2号機のブローアウトパネル開口部閉止について(http://j.mp/Tbqfzm)

準備が整ったので明日からパネル架台の鉄骨建方を開始する予定となっている。以上で本日の会見を終了する。



~ 終了 18時57分(1時間27分)

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