2012年12月18日火曜日

東電会見 2012.12.18(火)17:30 ~ ダストフィルタ装着マスクエリアの拡大。港湾内 カゴ漁による魚採取明日から。東芝製4足歩行ロボットトラブルによる2号機ベント管配管周辺調査中断。ほか。

東電会見 2012.12.18(火)17:30 ~ ダストフィルタ装着マスクエリアの拡大。港湾内 カゴ漁による魚採取明日から。東芝製4足歩行ロボットトラブルによる2号機ベント管配管周辺調査中断。ほか。

東芝4足歩行ロボ階段でバランス崩して中断していた2号機ベント管調査を再開。キャットウォウークまでいってアームのばして子機を出そうとしたら変なところで止まって中断。明日より再び、東芝4足歩行ロボの原因調査。w

38000Bq/kg高濃度アイナメ調査に関連して明日より港湾内で魚介の継続採取を開始する旨の報告。餌をいれた網を沈めて採取、国の水産関係機関に提出するとのこと。港湾内の魚を減らして海洋に出ていく事を避ける意図もあるとのこと。カゴ漁は今週から南側の堤防近辺と物揚場近辺の護岸の辺りの箇所を中心に15個仕掛けるとの事。

ヨウ素ND,半減期を根拠にヨウ素内部被曝も防止出来るチャコールフィルタ使用エリアを縮小。1~3号機原子炉建屋内の一部フロアを除きダストフィルタの全面、半面マスク運用を明日から。呼吸がし易く作業が楽になる説明。ほか。

【質疑】
  1. ニコ(チャコールマスク運用変更*)→
  2. 木野(滞留水貯蔵タンク)→
  3. NHK(滞留水貯蔵タンク・チャコールマスク運用変更*)→
  4. 読売(2号機ベント管調査*・港湾内アイナメ調査*)→
  5. 木野(12/7発生 三陸沖M7.3・津波退避基準変更時期・3.11PPゲート)

○福島第一

○その他



■福島第一の状況

○東電石橋:
原子力定例会見をはじめる。よろしこ。

○尾野:
福島第一の状況 http://j.mp/Zf1ngH

[原子炉および格納容器の状況]
1~3号何れも安定して注水。

[圧力容器下部温度]
示したとおりで特記事項ない。

[格納容器圧力と水素ガス濃度]
こちらも特記はない。

[使用済み燃料プール]
1,2,4号は循環冷却システム運転中。3号機については本日11時時点で冷却システム停止中だったが、現在は運転を再開している。

# 停止期間と温度上昇結果はどうだったかぐらいは口頭で説明してよ…

[タービン建屋地下溜り水の処理状況 ]
3号機タービン建屋から高温焼却炉建屋に移送実施中。6号機タービン建屋から屋外仮設タンクへ15時までいそう実施中。

[水処理設備および貯蔵設備の状況]
サリー運転中だ。


■作業報告

★作業関係。本日、ロボットを用いた1F2号機のトーラス室点検を予定していたが、ロボットのアームの不調で本日は中止。明日以降、(ロボットのトラブル原因)調査を行うので作業予定も入らないということだ。

# 明日から開始するといった翌日にもう中止。4足歩行ロボット役立たず。

それから明日以降だが、★★福島第一の港湾内においてセシウムの高い魚が検出されたアイナメの調査に関してだ。(http://j.mp/Zf3YHA)明日以降、天候の状況にも夜が、カゴを用いたカゴ漁で、港湾内の魚の捕獲を行うことを計画している。

今後、順次箇所数を増やしながら港湾内の魚の確保、捕獲ですな。捕獲について実施していく予定である。尚、捕獲した魚についてはサンプルとして水産関係の試験場、公的な機関だが、こちらに提供することと、それから一部については当社としても測定を行うことを考えている。


■ダストフィルタ装着マスクエリアの拡大

それから★「放射線防護装備の適正化にかかる運用変更について(ダストフィルタ装着マスクエリアの拡大)http://j.mp/Zf1FEk」

ダストフィルタの装着マスクエリアの拡大というような資料が配布されているかと思う。マスクというとチャコールフィルタの付いたマスクとダストフィルタのついたマスクと大きく二つの種類がある。

チャコールフィルタの付いたマスクというのは、放射性ヨウ素の除去能力と微粒子のダストを除去するという二つの性能を持っているが、ダストフィルタというのはダストを除去することに特化したフィルタを備えたものである。

で、概要のところで書いてあるが、今般、ダストフィルタを装着するマスクで作業できるエリアを拡大し、作業負荷軽減と作業性の向上を図ることである。運用については明日以降実施していく予定。

運用エリアがどうなるかはマップが描いているが、http://j.mp/Zf1FEk 赤い格子縞の書いてあるタービン建屋、サービス建屋等の建屋、こちらはダストフィルタを用いた全面マスクを使用するエリア。

印がついていないところについては、ダストフィルタの反面マスクの使用可能エリアとしている。1~3号の原子炉建屋の方は、ここは中の状況が十分把握しきれてないし、元々非常に線量が高い状況のところでもあるので、

ここについては変更はしない。資料2と書いてあるところにチャコールフィルタとダストフィルタの違いを写真で示しているが、外観としてはフィルターの形状が違っているということ。性能的にどういうことかというと、

チャコールフィルタの方はヨウ素を吸着するという事とダストを取るということだが、ダストフィルタについてはヨウ素の吸着能力はないが、ダストの吸着能力に関しては同じである。で、チャコールフィルタの吸うときに吸気抵抗だな。

こちらはダストフィルタに比べると1.5倍ぐらい大きい。また、重い、ということもあり、装着したことがある方はご存知かと思うが、チャコールフィルタを装着しての作業は非常に呼吸的に苦しい状況がある。

負荷がかかるということで、ダストフィルタによって負荷を軽減することができる。で、チャコールフィルタに変えてダストフィルタを使うことに支障がないのかということがポイントになるが、マップが書いてあるその後ろにグラフが裏表書いてある。

このグラフ(http://j.mp/Zf1FEk)が何かというと、マップで描いてある測定点のヨウ素、セシウムの濃度の経時的な変化を示している。

この場合、ヨウ素に着目して頂きたいが、ヨウ素に関するマスクの着用基準が上の方に、グリーンの横バーが引いてあるが、ここが着用基準になる濃度である、それに対してグリーンの丸で示しているのが、

ヨウ素の濃度ということだが、平成23年度の6月までについては何点かグリーンの点がうつっているというところがあるが、

★★★平成23年7月の測定をほぼ最後に、それ以降はヨウ素はNDということである、御存知の通り、ヨウ素は半減期が8日程度と短い放射性物質なので、発災から1年半も経っているので現状でもヨウ素は全くNDの状況が続いているということである。

それから建屋の中についてはその後ろの表に示しているが、至近のデータで示しているが、平成24年6月、7月、8月の測定データを見せているが、ヨウ素の測定については何れもNDということである。

この様な状況であるし、ヨウ素の性質的に十分減衰しているということであるので、敢えてチャコールフィルタを使用し続ける必要はなかろうということでダストフィルタの方に変えることにする。そのような運用を明日以降はじめるということである。

私からは以上だ。(9分)



■質疑

○ニコニコ七尾:
ダストフィルタの全面マスクと反面マスクだが、それぞれ2種類ですよね。使用するのは2種類になるのか?全全面マスクで2種類、反面マスクで2種類、層いう理解でいいか?

○尾野:
えっと、そうだな。前面で、ここ代表的なものを書いているが、性能能力は同じだが、ここには2種類示している。

○ニコニコ七尾:
メーカーは違うが性能は同じ?

○尾野:
はい。同じ。

○ニコニコ七尾:
これは今、代表的なものと仰ったが、そうするとまだこの他にも数種類あるということか?

○尾野:
今現在どうかというところがあるが、初期の時点でマスク等については色々は社から色々支援を受けていることがあるので、ものとしてはいくつかタイプがある。

フィルターの性能は規定で決まっているので能力的には変わらないが、マスクの形状で見た時には、これ以外にはある可能性はある。

○ニコニコ七尾:
後日で結構だがメーカと何種類ぐらいあるか教えて欲しいが。

○尾野:
ちょっと確認できるかどうかあれだが、必要なものとしてはこの2種類ということで理解頂ければと思う。

○ニコニコ七尾:
要するに数が多いということか?

○尾野:
数が多いということと、発災直後にいろいろなところから支援としてマスクを貸していただいているから、送っていただいているから、そういう物はマスク形状はメーカーや種類的にはいくつかあるので、そういう物を今から数えて何種類と出すのは難しいのではないかということだ。

○ニコニコ七尾:
それはわかった。今現在でも支援という形は、

○尾野:
いや。今は違う。支援されたもので継続使用されているものがあれば、それは種類として増えるので。

○ニコニコ七尾:
ああ、なるほどなるほど。

○尾野:
ただ、それをカウントするのはちょっと難しいということだ。

○ニコニコ七尾:
それは、はい。けっこうです。今は支援ではなく購入でやっているということだな。

○尾野:
はい。

○フリー木野:
汚染水のタンクの関係で伺いたいが、以前、いくつか質問をしていたが、チョット私の勘違いの部分もあったので、改めて伺う。

一つが濃縮塩水のタンクの増設計画だが、10月頭の御社の週報だと、http://j.mp/TUHE1q ★★★12月には貯槽予定の容量が24万トンとなっていたが、

現状は21万ちょっとだと思うが、計画からすると当時の予定からすると多分、1ヶ月から2ヶ月の遅れになっていると思うが、この原因と今後の予定はどうなっているのかお願いする。

○尾野:
えっと、おっしゃっているのは先週の週報の話ということでいいか?

○フリー木野:
先週の週報と言うよりは、10月の頭に御社の頭に出した週報のシミュレーションだと、増設計画を見ていくと12月に24万トンぐらいの数字になっている。

2ヶ月前の話だが。で、現状は濃縮塩水がまだ21万トンちょっとだが(第77報 http://t.co/QJ7hOnj0 )この差はどういうことなのか教えて頂きたい。

# 10月 (第67報)http://t.co/Qsn1M19T(第68報)http://t.co/ErDgh3lk(第69報) http://t.co/cZsUgkrj(第70報)http://t.co/FNJDxRTX(第71報) http://t.co/r26h368T

○尾野:
質問の意図は1ヶ月、

○フリー木野:
2ヶ月前の予定と現状が違うのは何故ですかということだ。

○尾野:
タンクの増設計画の予定と実勢の違いということか?

○フリー木野:
そうです。

○尾野:
タンクの増設計画で水処理週報で示している値というのは、私ども、タンク総量としては、濃縮塩水受けのためのためであったり、あるいはALPS処理水のためであったり、

必要なタンクの総量を作っていく事になるが、作っているタンクは、入れる水を問わず入れられる状態で作ってるので、

タンクの総量として増設は常時している状況にある。で、水処理週報で示しているタンク容量は、我々が持っているタンクのうち、ここで示している濃縮塩水タンクの受けとして用いるものですな。

そちらにアサインされているタンクの量を書いているので、運用予定ということになる。ですから実際の水の増え方等に応じて、タンクの運用について見なおすことは行なっているが、製造計画地震地震が遅れているとか、ずれている問事と直接的なリンクはない。

○フリー木野:
そうすると11月の終わりぐらいだと思うが、要するに週報を毎月シミュレーションを見ていくと、元々あった増設計画がなくなったりしている。

これはどういう理由で亡くなったのかというのと、もう一点が先程も言ったように、元々10月の時点で24万トンだった計画が、現状の実績で21万トンしか無いのが、どういう理由でこれが減ったのか?今運用という話があったが、何の運用が変わってこういうことになっているのか?

○尾野:
タンク自身の増設は継続的んしており、それで会ったタンクが無くなっているのは、予定していたタンクが無くなっているのは何故ですか、ということだが、それについては実際の水の増え方を見た上で、濃縮塩水の受けタンクとして使用すると用途を確定するタイミングを、要は実情に応じて決定しているから、ということになる。

○フリー木野:
そうすると予定していたよりも濃縮塩水の出方が少ないということなのか?

○尾野:
それは地下水の出方というものは天候等の事情にもよるし、処理状況によっても変わってくるので、それに応じて最適化を計っているということである。

○フリー木野:
もう一点。では、元々多核種除去装置を最初の計画では9月に動かす話だったと思うが、現状12月で3ヶ月ずれているわけだが、この辺は計画にどのように影響しているのか?

要するに濃縮塩水に関して言えば減らしていくはずだったので、にも関わらず減らしていくものがなくなったのであれば、継続的にタンクが増えるのがわかるが、それでもあまり増えて無くなっているというのは、このへんはどういう相関関係になっているのか?

○尾野:
先ずタンクという事で言えば、おっしゃるとおり、今年9月ぐらいからALPSが稼働する期待だったので、そういう事であれば濃縮塩水が処理されてきれいな水になっていくということだから、汚染された水の蓄積量は減ってきて、

綺麗な水の蓄積量に変わっていくようなことだった。ただ、現状、現時点において、まだALPSのホット試験が始まっていな状況なので、

この3ヶ月間の間に発生した汚染水は、その分、汚染水が文字通り増えている状況だ。増えたぶんについてはタンクに貯蔵しているということで、対応している状況にある。

○フリー木野:
確認だが、今どういった種類のタンクを?濃縮塩水タンクとRO膜の方で出てくるタンクと廃液の淡水タンクと種類が違っていたと思うが。

○尾野:
タンクというのは形状であるとか、作りなど何種類かあるし、校正のタンクもあれば、プラスチック、樹脂製のタンクもあるし、

あるいは地下に貯めるタイプのタンクもあるということで、タンクということでいうと作れるだけ作るということで順次作っているので、幾つかのタイプのタンクはある。ただ、いずれのタンクもALPSで処理したきれいな水は勿論だが、

# きれいな水かどうかは、ホット試験の結果を見てからな。

処理前の濃縮塩水も保管できるような造りになっているので、度の水を入れるかということに対して製薬はない。従ってALPSが遅れている分だけ、濃縮廃液が増えるから。それは用意していたタンクに充当していくことになると思う。

○フリー木野:
ALPSで処理した水を入れる先は地下の貯留槽だと思ったが、タンクではなくて。これはどうか?

○尾野:
貯留槽も含めて今、タンクと申し上げたところだ、

○フリー木野:
ただ貯留槽をみると他にあるタンクとは違い、シールの面とか、大分素材が違うものだと思うが、あれはもともとそういう濃縮塩水というを含めても、あの程度で大丈夫なものなのか?

○尾野:
元々入れることが出来る設計で作られている。

○フリー木野:
コンクリートのシール材等で、取り敢えず大丈夫ということか?

○尾野:
はいそうです。

○フリー木野:
わかりました。じゃあもう一点。そうはいっても貯留槽の入れる先が変わると大量に今持っている配管を全部つなぎ合わせないといけないと思うが。その辺は今、どういう計画になっているのか?

○尾野:
先ず、元々のことから言えば、ALPSを使用して濃縮廃液を綺麗な水にしていくということで対応していくことを当然期待しているわけだし、

早く減らして行かないといけないと思っているわけだが、現状、ALPSの試運転が出来ない状態が続いているので、その間に発生している水、汚染水を貯めることはいずれにしても必要だから、そのための措置としてタンク量と汚染水側に切り替えていくことをしている。

汚染水の側に切り替えていくことをすると、汚染水を入れる方に配管の切り替えはしないといけないから、層いう作業は必要に応じて発生することになる。

○フリー木野:
そうすると今、地下の元々のALPSの処理水を入れる予定だった、地下の貯留槽に濃縮塩水を入れる計画はあるのか?

○尾野:
具体的にもうそのような計画は進んでいる。

○フリー木野:
それは今あるこの24万トンの例えばどれぐらいとか、今後、いくつぐらいそこを使っていくかということは?

○尾野:
それはALPSのホット試験が始まるタイミングに依存することになる。

○フリー木野:
その辺の経過雨を示していただけないか?今、多分週報でいつも出ているというのは、元々、濃縮塩水を入れているものだと青い外に出ている、ああいったタンクか、

一時期丸型にも入れてましたっけ。そこから地下の貯留槽に入れるというのであれば、それぞれどれぐらいの量を使っていてどういう計画になっているのかというのを。

○尾野:
先ず、先ほど来申し上げているが、タンクの製造に関して言えば、★★★今年度中に32万トン分のタンクを造り、来年度に8万トンのタンクを追加するとうことで40万トン。

それ以降、30万トン分の見通しを得ているので、合計70万トンまでの見通しを得ていることになる。このタンクの増設、総量で言うと当面、大飯ところで大目に見て大体、日に400トンだろうか。

多い日、少ない日も勿論あるが、地下水が建屋に入ってくることにより増えている汚染水の対流量を当面カバーをするのに必要なタンクという意味では、確保されている。

ただ、木野さんがおっしゃるとおり、ALPSの浄化という運転がスタートが現状遅れているので、遅れている分は、本来、綺麗なものに置き換わるものが、汚い水として貯蔵され続けるということになるので、

我々としては、できるだけ早くALPSの試験が実施できるように所管官庁等に必要な説明をしていくことに務めているところだ。

○フリー木野:
いや、おっしゃることはわかるが、私の質問はそれによって元々入れるタンクであったところから切り替わる、いわゆる貯留槽の方をどの程度濃縮塩水の貯留に使うのか、という事、要するにタンクの用途別、いろんな計画というのを示していただけないかということなんだが。

○尾野:
それは今申し上げた通り、ALPSのようは本格運転だな。今、汚染した水のALPSにより処理ということをスタートするための必要な手続きや宿題の回答等をしているところだが、

それの結果として、ALPSの使用が認めラエルタイミングに依存するので、それ話は私どもから言えばわからないということになる。

○フリー木野:
そうするといまの時点でどういう計画になっているのか?計画がないということなのか?要するにあるぷすにいぞんするのはわかるが 

○尾野:
はいはい。

○フリー木野:
スタート時期がいつ頃で、その場合はこういう計画でずれるとこういうふうに変わる、そういったものはないのかね?

# バランスシート的なものを示してほしいんだよね。入ってくる量、出ていく量。セシウム処理、多核種処理、処理水の種類、貯蔵タンクに占める割合、視覚的に表せそうなもんだけど。いつも重要なことは口頭で済まそうとする。汚染水問題は話題にしたくない。

○尾野:
私どもは一日も早くALPSの使用を認めていただけるよう、寄生庁から頂いている宿題に対して答えを用意して答えていくことをやって行かないといけないから、それを早急にやっていくし、

今までもそうしてきたということだ。結果として現在、ALPSがまだ運転に至っていないが、どの段階でALPSの運転を認めていただけるかということは私どもが決めることではないので。それを計画で示せと言われてもわからないというのが答えだ。

# ALPSの日量の処理能力わかってるし。ここまでに出来なければバランスはこう変わる、という試算は随時出せるし。計画は試算に基づくものだから。その試算は国民にもわかりやすく示せと。そういうことだし。

○フリー木野:
計画たてる御社なのでわからないということはないと思うが。

○尾野:
我々としては可及的速やかに了解いただけるように全力を上げているところだ。

○フリー木野:
確認だが、今、計画はないとういことでいいのか?

○尾野:
計画はない。

○フリー木野:
計画がなくて、そうすると、今驚いてしまったんで整理する。

○尾野:
ちょっと誤解しているかもしれないが、発電所の中に滞留する水は綺麗な水であろうが綺麗な水であろうと、大体、平均という言い方が正しいか、正しくないかもしれないが、1日400トンずつ、泣いても笑っても増え続けていくということがある。

# 「綺麗な水であろうが綺麗な水であろうと」どっちもきれいな水w 発電所内には綺麗な水しか無いみたい。

ですから、これは計画する、市内関わらず1日400トン増えていく水を何らかの形でため続けなければ成らない状況に今発電所にある。

# 山側のは水壁工事に莫大なコストかかるから、山側の水をバイパスして高濃度汚染水に流れ込む日量400トンを減らす計画、コスト重視の計画に切り替えた東電、政府。

ですので、これが綺麗であるとか、汚いものであるかということ、あ、浄化したものであるかということは、別として、それを貯めるための設備というものを作り続けなくてはいけない状況には、以前からあったし、今もあるということでえ、

それを確保するためのタンクの準備はすでにしているし、計画中のものもあるが、増えていく量をカバーできる量を確保するということで、総計70万トンまでの見通しは立てているということだ。ですから、計画という意味ではそういう事だ。

それからぁ、この70万とまで順次溜まっていく水、今で言うと20数万トンの量ということかもしれないが、これが汚い水としてたまるか、綺麗な水としてたまるかと言うのは、ALPSが何時動き出すか、ということによって変わるということだ。理解いただけたか。

○フリー木野:
分かるようなわからないような、なんだが、そうすると、先程、今年度中に32万トンということは、残り10万トンを1月、2月、3月の3ヶ月でやる、そういう事か?

○尾野:
総数は完成している。だから先ほど申し上げた通り、

○フリー木野:
数値に入ってないということか?

○尾野:
だから先ほど申し上げた通り、今示している水処理週報の中で示しているのは、濃縮廃液タンクとして使用すると用途を確定した分を示しているわけであり、実際のタンクとして発電所内に出来上がっているタンクはそれより多いということだ。

○フリー木野:
わかりました。そうすると繋ぎかえると運用が始まる、そういうことだな。

○尾野:
そうです。

○フリー木野:
つなぎ変えれば運用が始まるというのは、総量としていくらあるのか?

○尾野:
つなぎ変えれば全て使うことはできるから、出来上がっているものは全部使える。

○フリー木野:
今出来上がっているものはどれぐらいあるのか?

○尾野:
現状で言えば、今年度32万トンのうちの殆ど、8割、9割出来ていると思う。2万8000トンか2万9000トンぐらいだったと思うが、数字は正確に覚えていないが。

○フリー木野:
ではそれを後ほどで結構なので教えていただけるか?

○尾野:
確か先般の中長期計画(http://j.mp/RAP8HF / http://j.mp/U6763k / http://j.mp/U67tLp)の中に数字が示してあったと思うので、見ればとともう。

○フリー木野:
中長期に出ている計画と週報に出ている数字は意味が違うということか?

○尾野:
週報に入れている数字というのは、

○フリー木野:
運用を始めているのはわかるが、

○尾野:
濃縮塩水受けタンクとしての運用を開始しているものと、それから運用予定を示しているものだから、発電所の中にあるタンク容量を示しているものではない。

○フリー木野:
発電所の中にあるタンクの総量は中長期計画に示してある?

○尾野:
示している。

○フリー木野:
あれは予定しか出ていなかったんじゃなかったっけ?

○尾野:
実績と予定が出ている。

○フリー木野:
わかりました。

○NHK横川:
今、タンクの話で継続して聞きたい。先ず、ALPSが遅れている理由は例の装置の入れる倉庫の、いれる、あの、タンクの強度試験がまだOK出てないから、というのが大きな理由でよかったか?

○尾野:
現時点ではそうだ。

# HICの落下、強度試験。

○NHK横川:
それがメインの理由ということでいいか?

○尾野:
はい。

○NHK横川:
今、聞き間違いであれば確認したい。ALPSが使えないためにタンクの使い道を替えているものがる中で、地下に掘って作ってるタンクも濃縮塩水を入れるように切り替えている話があったが、それはそういう認識でよかったか?

○尾野:
それは切り替えはもう、、

○NHK横川:
している?

○尾野:
している。しているというか、もう、して行かないと入れる先がないということだ。

○NHK横川:
あそこの地下の使い道はある意味浄化されてない水を入れても大丈夫だという仕様上はなっているということで?

○尾野:
元々そのようになっている。ただ、最初の機体としてはALPSの処理水を入れるつもりでいたが、造りとしてはいずれの水も入れられる造りいなっており、

ALPSの運用が遅れているから、汚染水の方を保管する用途に使用するということで一部アサインしている。順次アサインしている格好になる。

○NHK横川:★★★
一度水を入れてしまった後は、汚くなってしまったタンクというのは浄化槽にはもう使えなくなるのか?それともなんというか、ALPSが使えるようになって綺麗になることに応じて蒸留した綺麗な水を置き換える用に使用の変更も可能なものか?

# 昔、丸型タンクを清掃して使うような事言ってた希ガス。掃除といってもその後の水の処理ってどうすんのかとおもた。

○尾野:
先ずは、まあ、一回汚している状態であったら、そこでALPSで綺麗にした水を入れてもまた汚す結果になるから、そうすると十分きれいにするためにまたもう一回浄化しないといけないとか、そういう二度手間が発生する可能性がある。

勿論、除染することにより綺麗にする事で使用可能にしていく方策はないわけではないが、別途綺麗なタンクがあれば、そちらを使ったほうが作業的に合理的だというのは当然のことなので。勿論処理したものは一義的には綺麗なタンクに入れていくことになると思う。

○NHK横川:
わかりました。そうすると今後の建設計画の中で、その部分の、つまり、ある意味一度汚くすると、そこはある意味、上流、綺麗にして、水のタンクにはできるだけ使いたくないし、使わないということになると思うんだが、そこの数の調整は計画上は考慮した上で今後進んでいく認識でよかったか?

# なんて??

○尾野:
えっと、基本的にまぁ、そういう事になるわけだが、あの… まっ
、ある意味ここは苦しいところではあるが、ALPSの運用開始というのが、ええ、そう遠からず行われることになれば、運用の自由度の幅が広くなるし、

遅れていけば遅れた分だけ運用の自由度の幅が狭くなってくるということなので、幅が狭くなること自身がいきなり対応できなくなることではないが、

何分、いろいろ難しい仕事をしているところだから、運用の自由度が広い事に越したことはない、というのはそういうことだ。

○NHK横川:
ありがとうございます。マスクの関係でちょっと確認させてくれ。今回、いわゆる軽くて使いやすいマスクに運用する面を増やすということだが、例えば基本的に空間線量がもう落ちているから、

# ちがうよ。ヨウ素だよ。ガス状の放射性物質だよ。

という理由だと思うが、作業によっては土木工事等である意味掘ったり色々して空間を巻き上げるというか、少し汚くさせるようなとこがあると思うが、その工事の内容によっては使うマスクを従来からチャコールに替えたり、そういったことはするのか?

# 流石に空間は巻き上がらない。

○尾野:
えっとだな。まさにその工事の内容によっては反面マスクを使用する場所でも全面マスクを使用しましょうということはある。ただだな。

例えば掘って何か巻き上げるということがあった場合にはダストが巻き上がることになるわけだが、ヨウ素は半減期8日間でどんどん減っていくわけだな。

ですので、要は地面の中にあるヨウ素も水の中にあるヨウ素も、何処にあるヨウ素も、ヨウ素自身は一定の半減期でどんどん減っていってもう一年半も経っているので、

半減期の回数で言ったら50回も60階分の半減期だから、1/2E+50 とか 2/2E+60 ぐらい、ようは物理的に無くなっている。

なので、そういう事から言うと土木作業等で掘り起こす作業であった場合には、反面マスクから全面マスクにする必要はあるが、ダストのマスクということで十分であるということで考えている。

# フィルターについて聞かれたんじゃないの?

○NHK横川:
わかりました…えっと、じゃ、ま、前面変更あってもチャコール出すとか、というところは特に関係無くこの運用で今後やっていく、ということか?了解した。ありがとうございます。

○読売前村:
ロボット調査の件だが、中にいれたところで不調が出たというよりは、その前か?

○尾野:★★★
今日は中にいれてアームを動かそうとしたところで、アームが正常に動かなかったことがあったので、中止している。で、明日以降、機械の調査、確認を行うので、明日の作業は中止ということになる。

# 調査対象がロボットなんだか、ベント配管なのか、もう何が何だかワケワカメの状況に… 頼もしい東芝の4足歩行ロボット。脚は飾りでエライ人にはわからないという格言。

○読売前村:
中にいれたのはどの辺ぐらいまで言ったのか?

○尾野:★★★
そうだな。キャットウォークまで上がってアームを動かすところだから、狙っているベント管まで歩いて行って、そこで子機を下ろすためにアームを動かそうとしたところでアームが正常に動かなかったということである。

○読売前村:
するとその壊れたものが自力で遠隔操作で戻ってきた感じか?

# 冒頭で説明しろよ… ( ゚д゚)ポカーン 毎度の状況確認のやり取り…

○尾野:★★★
えっとお、遠隔操作で戻ってきており、キャットウォークから階段を降りる直前のところまで戻している。ただ、アームが本来の位置と違うところにあるので、その状態で階段を降りられるかどうかは検討中。

○読売前村:
伸びたまま登らないということではなくて、伸ばそうとしたら伸びなかったという?

○尾野:★★★
アームを動かすわけだが、これが変なところで止まっちゃったということだ。

○読売前村:
伸ばしたまま回転させよとしたら変なところで止まっちゃった、そういう事か?

○尾野:
はい。

○読売前村:
わかりました。前回、前回、調査をした時が、ナンイチダッタカナ… 12日だったと思うが、その時に大体21日頃までに8本の調査をおえたいという話をしていたと思うが、現段階でまだ1本のみということでは、それはどうなのか?調査状況としてはかなり伸びそうな感じなのか?

○尾野:
そうだな。それは伸びる可能性はある。

○読売前村:
何時ぐらいまでか?

○尾野:
ちょっと出してみて機械の調子などを見てみないとわからないので、次の再開が何時になるかということは現時点ではっきり言える段階ではない。

○読売前村:
わかりました。それから魚類のカゴ漁の件だが、今までは港湾内としてはどういう調査をしてたんだっけ?

○尾野:
1F港湾内としては、土壌、水の調査ももちろんしていたが、アイナメの関係ということで言うと、やはりカゴ漁でアイナメを取って確認をしようということだが、

アイナメ直接はとれていないが、ええ、代わりの捕れた魚を見てみると、やはり構内だから、濃度が高いものもあるということで、ええ、濃度の高い魚を捕獲する、

# http://j.mp/UypGPC → 実は2匹平均の値で1匹は38,000Bq/kg → で採取された1km×1km付近で餌や海底土、アイナメ採取したものの原因特定できず、じゃあ高濃度汚染水垂れ流した港湾内でアイナメ採取して比較してみるか、という状況。よく魚食えるね

○尾野:
要は★★★構内の魚を捕獲して減らすことも必要だろうということで、カゴを今回たくさん入れて、魚の捕獲を行うことを考えている。

○読売前村:
明日からはじめる?

○尾野:
そうだな。一回こっきりではなく、箇所を増やしたり回数、機関を長くする、来年にいたってもしばらく継続して見ることになると思うが、ま、そういう事をしていくことになると思う。

○読売前村:
頻度としてはどれぐらいなのか?

○尾野:
頻度自身は今、正確に決めてないが、まっ、やった状況をなどを踏まえた上で、これ、ちょっと漁業関係者などの意見なども聞いてみないと、我々だけで、工学屋が決めてもあまり、あの、得手不得手があるので。まっ、漁協などのアドバイスを受けながら頻度や場所などについては調整していきたいと持っている。

○読売前村:
細かいことだが、カゴ漁とはどうやってやるものなのか?

○尾野:
カゴ漁というのは、(ポンチ絵タイム)絵がへたで恐縮だが、赤いフレームみたいなものがあるが、そこに網を張ったかごを作っておく。

このかごの網の一部に、穴が開いており、この穴から魚が中には入れるようになっている。で、入った魚は外に出ようとすると網の形からでられないというような格好をしたものである。で、中に餌を入れて魚をおびき寄せて、

中にはいったものがでられないことにより捕まってしまうようなタイプの猟法だそうだ。カゴ自身はいくつかタイプがあるみたいだが、基本、こういうスタイルだ。

○読売前村:
何箇所ぐらいでやるのか?

○尾野:★★★
えっとお、明日以降、今週実施するばっしょというのは、大体カゴを10個ぐらい鎮める予定でいる。南側の堤防近辺と物揚場近辺の護岸の辺りの箇所を中心に15個ぐらいカゴを沈める事を考えている。

○読売前村:
それあくまで今週だけで15箇所ぐらいで今後、また増やすかもしれない?

○尾野:
来月になればまた増やしていく、様子を見ながら増やして行ったり、場所を適正化したりというようなことがあろうかと思うが。

あの、何処に入れるとポイントでよく捕れるとか、というのがちょっとなんともわからないので。このへんは結果などをフィードバックして漁協なんかの知恵を借りながら具体的に進めていくことになると思う。

○読売前村:
わかりました。ありがとうございます。

○フリー木野:
先日、伺っていたが、12月5日に発表された自主避難者への賠償(http://j.mp/VvvRsE)だが、8月末までを期限としている理由はわかったか?

○東電石橋:
おっしゃっているのは自主的避難の精神的損害の追加賠償の件という事で良いか?おっしゃるとおり12月5日に公表したものについては、一定一律額の賠償については8月末までとさせて頂いている。

まぁ、避難時区域における避難指示の解除とか、自主的避難の現状を踏まえ、8月末までとしている。ただし、9月以降もやむを得ない事情などにより自主的避難を継続している場合は、個別の次^の宇治て取扱いを判断させて頂く予定だ。

○フリー木野:
あの、新聞報道(http://t.co/jzOmUDBH)で再延長はしないというのは、これはそうすると事実関係でいうと確かということで良いか?

○東電石橋:
そうだ。

○フリー木野:
後は個別の状況に応じると。

○東電石橋:
はい。

○フリー木野:
個別の対応に応じるというのは、御社として専用窓口を作るのか、改めてADRを通してやる必要があるのか、その辺はどういうことになるのか?

○東電石橋:
いえ、改めてということではなくこれまでの窓口と同じ所で相談を受ける予定だ。

○フリー木野:
相談内容としては自主的避難者の精神的損害の追加賠償に関してということでされる時の基準とかは今後、どういう形になってくるのか?

○東電石橋:
その9月以降も応じる場合についてかぁ?

○フリー木野:★★★
やむを得ない事情というのは、どういうふうに規定されているのか?

○東電石橋:
もうそれは個別の事情を聞いての判断になるので。現時点で確固たる基準があるわけではない。

○フリー木野:
そうすると基本的には非常にハードルが高くなってしまうと思うが、あと、基準が見えないとなると全てを却下しても基準が我々に公開されていないとどういうあれで対応されてるのかわからない、透明性に欠けるのではないかと思うが、

○東電石橋:
それはもうこれまでと同様に一人ひとりの事情をよく聞いて取り扱いを判断させて頂きたいと考えている。

○フリー木野:
うぅぅわかりました。あとだな。別件だが先日、地震があった時に(http://j.mp/VymzGc)幾つか質問が出ていて、

例えばPP(核物質防護)ゲートの開閉に関しては現場管理者の方が判断するという回答があったと思うが、これはそういう事で良いか? http://j.mp/12xR59r

○尾野:
… 

えっと、すいません。ちょっと確認をしたんだが、失念したのでまた改めて回答させてくれ。

○フリー木野:
その時に津波に関しての警報が出た時に所内放送で避難を呼びかけたという話があったが、時間はわからないという事だったが、その辺はやっぱりわからないのか?(http://j.mp/12xRnNp)

○尾野:
えっとお、当日、確認結果の時間を知らせたか、と、思う。

○ニコニコ七尾:
~ キキトレズ ~

○フリー木野:
当日は時間がわからないという話だったと思ったが。

○尾野:
えっと、20分と答えなかったっけ??

# それは2F。会見終了間際に確認取れたと回答してるのは、他ならぬ尾野氏 → http://j.mp/12xRMPS

○フリー木野:
え?いや、詳しい時間がわからないと、

○ニコニコ七尾:
アナウンス時間がわからないと… ~ キキトレズ ~

○尾野:
そうですな。最初に質問を頂いて、それで揺れが収まってから、そう時間が経ってなかったと思う、という2Fの方の話だよね。ちょっと待ってくれ… えっと、当日答えてたんじゃないかと思うが。答えてなかったっけ?

# 1Fは http://j.mp/12xS3lY 退避呼びかけが17時27分で地震発生から9分も要しており、2Fの20分より津波退避の呼びかけに時間を要してる… そこが問題。

○ニコニコ七尾:
えっとですね。私の方でアナウンスをした時間が残ってないのがF2、

# してまつた。会見の途中で追加情報がポツポツ入っていた。というか、あれだけ世間が注目した津波避難、月曜日に総括出すか、期待しないで注目してたけど、http://j.mp/12xTKQo 結局、総括、報告出さなかった東電。( ゚д゚)ポカーン 点検結果だけ… いったっけ?とか、アリエネ… 次も絶対大事故やらかすわ。この人ら。というか、なんで東電の代わりに七尾さんが回答してんのサ… orz

○尾野:
それは伺った。で、その後、私はメモをもらって、あの、20分頃だというふうに、ええ、、答えたように、思っているんだが… そうでしたよね?

○フリー木野:
いやっ、その、そうでしたけっけ、

○尾野:
ウヘッウヘッウヘッウヘッw  

# 尾野氏の説明が「頃」ではっきりしないので会見終了直前に尾野氏が20分で確認取れたと答えてる。もぉなんだこりゃ、時系列整理しろよ… 3.11の教訓生かすどころか、今回の津波避難、対応分析すらしてないのか… 東電に原発なんてとんでもない話だよ… 尾野氏も笑うなって…

○フリー木野:
そうでしたっけ、

○尾野:
ウヘッウヘッウ 

○フリー木野:
え、それは、正確に記録として20分として残っていたということ?

○尾野:
えっとぉ、当日、最初に答えた時に、ええ、記録として、今、私は把握してないよと答えて、確か、七尾さんから今おっしゃったような質問を頂いて、その後、しばらくたってから私の方にメモが入って、チョット記憶が曖昧だが、20分頃と答えたと思っているが、、

○ニコニコ七尾:
で、「頃」だったので、ゴロという表現だったので、それは連絡が頃、というのと20分というのは違うじゃないですか。

~ キキトレズ ~

○尾野:
今、渡しが「頃」と言ったのは、、じゃあ、確認してみましょうか。

○ニコニコ七尾:
そうですね。

○フリー木野:
お願いします。それとですね。放送は、今回は所内放送だったのか?構内放送?

# 会見終了間際に紙が入って尾野氏が20分で確認取れたと言っとりますので、こちらが最終。そりゃ木野さんも見落とすよ。時系列整理してこうでした、こういう問題点がありました、とか、自主的に報告するぐらいの事案だと思うけどねッ。本気で信頼回復する気ないでしょ?

○尾野:
構内放送ですけど。

○フリー木野:
以前、ページングという話があったが、ページングと校内放送とか種類が幾つかあると思うが。現場は。変わったのか?

○尾野:
え、同じもんだと思うが。

○フリー木野:
ページングを使われたのか?ページングの一斉放送だったのか?

○尾野:
ええ。

○フリー木野:
構内放送ではなくて。

○尾野:
いや、それは構内放送と申し上げたつもりだ。

○フリー木野:
現場で放送の方法は幾つか種類があると思うが、詳しくあれですかね。ページングというのは、要するに場所を決めて、ここと、ここと、ここ、という、そういう事もできますし、

○尾野:
そういう事もできますし、あの、一斉放送もできるから、ページングの一斉放送は通常使う手段だが。

# そういう事もできますしぃ、がハモってる ww 普通、同時に話されると聞き取りにくいんだけど。

○フリー木野:
はぁ、じゃあ、ページングの一斉放送だったとうこと、デスカ?でよろしいか?

○尾野:
ええ、そうだと思う。

○フリー木野:
わかりました。その津波の警報を出すときの基準というのは、どう言った場合に出すという事になっているのか?

○尾野:
今回だと津波の注意報が出ているので、それで出している。

○フリー木野:
あの、津波の高さにかかわりなく、それで出しているということでよろしいか?

○尾野:
えっと、津波の高さということではなくて注意報が出たということで出している。注意報、あるいは警報も当然そうだが。

○フリー木野:
今回は建屋の中に関しては、避難の対象になっていたのか?

○尾野:
建屋の中か?建屋の中も含めて、あの、避難の指示が出ているが。

○フリー木野:
以前、松本山の話だと建屋の中は避難の支持が出ないという回答も頂いていて、

○尾野:
あれは以前の話のことを行っていなかったか?要は3.11時点で建屋の中はどうだったんですかという話で、建屋の中に対して避難指示は出てませんでしたよ、ということだ。

○フリー木野:
ん?そうすると今は?

○尾野:
現在は出している。

○フリー木野:
え?それは何時から変えたのか?

○尾野:
地震後の対応、タイミングはあれだが。あの、今般の津波被害以降、今回そのような対応をしている。

○フリー木野:
あの確認だが、3月11日以前は建屋の中には津波の警報というのは、津波の注意報なり刑法なりが出た時には、避難対象になってなかったということでいいか?

○尾野:
えっと、3.11以前の状態等事で考えると、建屋の中に津波が来ると言うことは全く考えていなかったので、当然、10メートルにある建屋の中で、津波に対する警戒、というようなことではなかった。

○フリー木野:
ああぁ、なるほど、わかりました。いや、最初に昨年8月に松本さんに説明頂いたときは、建屋の中が避難対象になっているとか、なってないとか、という話はなくてですね。

▼ただ単に警報、一斉ページングを亡くなった二人が聞いたかどうかわからないという話しが一回あって、今年になってから春ぐらいだと思うが、対象になっているのかという確認をしたら、答えていただけなかったので、今、改めて確認したんだが、

▼そうすると3月11日以降、マニュアルを変更したのはいつ頃だったのか?津波に関しての退避区域が、建屋の中が対象になったということだと思うが、これはいつ頃だったのか?

○尾野:
これはちょっと確認させて頂いたほうがいいかと思うが、何れにしても昨年3月11日以前で、強固なコンクリート製の建屋であるタービン建屋の中であったり、

原子炉建屋の中、しかも海抜10メートル以上の場所に建っている条件なので、底まで津波が来るとは、誰しも考えていないし、従

ってその中に対して津波ということで避難という概念は、そもそも存在していなかったということだ。で、当然のことながら現時点において、原子炉建屋の中もタービン建屋の中も含めて、

10メートル盤も含めて津波というものに対して警戒をしなければならないということの考えや発想というのは全書院に染み付いているので、当然、避難をするということになる。

○フリー木野:
わかりました。じゃあ、その堆肥区域がいつ変更になったのか確認頂ければと思う。それと先程のPP(核物質防護)ゲート件、お願いする。

○尾野:
PPゲートの方は、当該の避難が必要という判断があれば、ゲートの管理者だな。ええ、が、の、指示、つまり、軽微の班長、あるいは核物質防護の班長の管理者の指示により、開放はされるということなので、PP上のゲートについては警備側の話ということで対処される。

○フリー木野:
ちょっと確認だが、今回は開けたのか?

○尾野:
今回については、現実問題として時間的に中にいる人がほとんどいなかったということなので、退避に支障はなかったと聞いている。

○フリー木野:
3月11日の時は何処を開けたかという記録はあるか?

○尾野:
3月11日の時か?3月11の時はPPゲート開けてるけど。

○フリー木野:
昨年の3月11日?

○尾野:
はい。

○フリー木野:
どこのPPゲートを開けられたか?

○尾野:
PPゲートはどこと、

○フリー木野:
4号機のところと1,2側と二箇所あると思うが。

○尾野:
両方開けているが。

○フリー木野:
猟法開けたのか?

○尾野:
はい。

○フリー木野:
ああぁ、

○尾野:
猟法通しているが。

○フリー木野:
わかりました。いや、あのう、作業員の方の話を聞くと4号機側のPPが開いていなくて、全員、基本的には1,2号機側に歩いて行ったという話が、国会事故調の方にも書いてあったような気がするが、これ、確認いただけるか?

○尾野:
ごめんなさい。4号機側と仰ってるのはどういう意味か?1~4はPPゲートは一つで1号機に前にあるやつ。

○フリー木野:
あ、ごめんなさい。そしたら4号機側というか、集中ラドの奥のほうから山側に上がる所、

○尾野:
ヒソヒソ 

○フリー木野:
そっちにはPPゲート無いのか?

○尾野:
うーん、えっとぉ、ゲートとしてそのエリアに複数のゲートがあるのは確かだが、常時出入りに使用していて、人がいて、開放砂魚が出来るというのは、1号側のゲートだから、そちらを開けてだたちに出ている。

○フリー木野:
ああぁ、

○尾野:
ですから、通常使わないゲートに行く人がいるということはないかと思うが。

○フリー木野:
ああぁ、わかりました。そうすると先ほどおっしゃられていたゲート管理者の判断で津波の時に開ける判断をするというのは、1号機側のPPゲートだけ、ということか、ね?

○尾野:
あの、緊急の状態で開けるから、人がいるところですぐさま開けることになるから、

○フリー木野:
通常な1号だけ、要するに何処から逃げるというのは大事だと思うが、通常はPPゲート1号の所にしか人がいないということは、津波なり地震なりの警報があったときは、そこしか開けられないということか?

○尾野:
そうですな。

○フリー木野:
ああ、わかりました。他の所は開ける計画なり、マニュアルみたいなのはない?

○尾野:
えっと、現状、福島第一に関して言えば、PP(核物質防護)というものが、そこの地点では、ゲート地震は無くなっているから、開けない開けないはできませんから。

○フリー木野:
あそっか、今は、

○尾野:
津波でそもそも無くなっているから、開ける明けないという議論は成り立たないと思うが。

○フリー木野:
3月11日以前というのも1号機側の所だけが開けることになっていた、要するに、

○尾野:
だから通常運用するゲートは開けているということだ。

○フリー木野:
ということですね。

○尾野:
ええ。

○フリー木野:
だから当日もそこしか空いてなかったと。

○尾野:
当然、通常運用するゲートは開けて、皆さんちゃんと逃げていると。

○フリー木野:
ということですね。わかりました。ありがとうございます。

○東電石橋:
他の方質問はいいか? トクニ ホソクハ ナイデスナ? ハイ それでは本日の会見はこれで終了。



~ 終了 18時25分(1分フライング開始の56分)

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