2013年2月6日水曜日

東電会見 2013.2.6(水) 17時30分 ~ 作業環境の改善に向けたアンケート内容報告。1F3号機建屋上部 鉄骨トラスがれき撤去結果。群馬県 連絡体制等に関する覚書。ほか。&【軽質LNG年間1,000万トン導入に向けた戦略 佐野常務会見 15時~】

東電会見 2013.2.6(水) 17時30分 ~

冒頭、同日2月6日 ソロモン諸島発生地震、津波警報に関する対応説明。気象庁 福島地方 津波0.5m 午後5時30分到着予測。1Fは15時49分に避難指示、会見時点で海側作業避難完了を確認。会見中に津波到達報告なし。

連絡体制覚書締結の準備を進めていた群馬県と締結した旨の報告。内容は他の府県と結んでいるものと基本的には同じで内容についての口頭説明はなし。

3号機建屋上部の大物瓦礫(鉄骨トラス)撤去完了した旨の報告。2箇所をクレーンで掴んで持ち上げたら一方が予期せず分断。小さい側の鉄骨を先に降ろす計画にないイレギュラー。落下無く完了したので問題ない認識。鉄骨表面線量は60mSv/h

作業従事者3回目のアンケートを実施する旨の報告。これまで取り組んだ現場作業環境の改善に対する評価や改善に対する意見を求めるアンケート。結果は4月末、5月頭を目処に集計、結果は公表するとのこと。

月例の豪勢な写真付き2F復旧進捗説明。2F2号機が冷温停止状態 復旧進捗100%ひゃっほい報告。他、宿題回答2件。2号機トーラス室穴開け図面のリビジョン、アレバ復旧被ばく等。ほか。

【質疑】
  1. TBS(3号機鉄骨トラス除去*・作業環境改善アンケ*)→
  2. 木野(作業環境改善アンケ*・2F復旧*-▼タービン建屋現状)→
  3. 読売(3号機鉄骨トラス除去*・群馬県連絡覚書*)→
  4. NHK(3号機鉄骨トラス除去*)→
  5. 村上(3号機鉄骨トラス除去*・群馬県連絡覚書*・水処理週報*-タンク規格と最小接地面積)→
  6. 共同(3号機鉄骨トラス除去*)→
  7. ニコ(作業環境改善アンケ*・吉田所長聴取検察差し押さえ)→
  8. 木野(アレバ復旧作業被ばく・2号機トーラス室穴あけ-責任主体-被ばく状況)

○福島第一プラント

○指示・報告

○その他

○福島第二プラント

○報道

○2月5日プレス



■軽質LNG年間1,000万トン導入に向けた戦略 会見 15時~ (同日 事前アナウンス無し)


○軽質LNG年間1,000万トン導入に向けた戦略説明 会見(佐野敏弘常務執行役 )

録画 【2/6・15:00開始】東​京電力『軽質LNG年間1,0​00万トン導入に向けた戦略』​に関する記者会見



■ソロモン諸島沖地震に伴う対応

○東電石橋:
★本日ははじめに本日10時頃に発生したソロモン諸島沖地震に伴う対応について話して、その後、福島第一のプラント状況について説明する。

○尾野:
それではよろしこ。本日だが、午前中、10時12分頃、南太平表のソロモン諸島沖で、M8.0の地震が発生したことで案内の通りかと思う。

午後2時41分に気象庁から津波注意報ということで、福島地区では0.5mの津波が午後5時30分ごろに到達するであろうと言うような注意報が出ている。発電所の方だが、

そうした注意報が出ていることを踏まえ、護岸工事等、海に近い作業だな。こちらで作業を行なっている作業灯については、作業の中止、退避、ということで指示をしている。

福島第一原子力発電所に対しては、3時49分に退避指示をしており、現時点においては海側エリアにて作業している人間はいない状況であることを確認している。

尚、津波到来の状況、実績はまだ確認されていないので、改めて火薫陶された案内したいと思っている状況である。本件については、先ずは以上である。


■福島第一の状況

それからぁ。いつも通り、福島第一の状況について説明したい。http://j.mp/XV2dI6

[原子炉および格納容器の状況]
1~3号機注水安定して推移。

[圧力容器下部温度]
示したとおりで特記事項ない。

[格納容器圧力と水素ガス濃度]
特記はない。

[使用済み燃料プール]
冷却状態については、循環冷却システム運転中ということである。★下に3号機ポツとあるが、使用済燃料プールの上部鉄骨トラスの除去に伴い一時的に冷却系を停止していたことがあるが、16時01分の段階で運転を再開している。

[タービン建屋地下溜り水の処理状況 ]
2号機タービン建屋から3号機タービン建屋に移送実施中。3号機タービン建屋から高温焼却炉建屋に移送実施中という状況。

[水処理設備および貯蔵設備の状況]
サリー運転中。

[その他]
いくつかあるが、下から4つめのポツ。本日、鉄骨とラスの撤去作業を行なっているということだが、この状況については、後ほど別の資料で説明したいと思う。

それから下から3詰め。ソロモン諸島沖の地震については今ほど申し上げたとおり。下から2つ目。★共用プール、メタクラの停止作業に伴い、現在、停止中ということだが、特段、管理上の問題は生じていない。

一番下。1~4号機の取水路前面エリアの北側のシルトフェンス。こちらについてメンテナンスの関係があり、開閉を行う、ということで作業の案内だ。

それから、★★★福島第一の港湾内の魚介類の移動を制限する措置、ということで、港口付近に刺し網を設置することを前から案内していたかと思うが、

その刺し網の設置について準備が整ってきたので、ええぇ、網の設置を実施したいと考えている。ご存知のように、今日、このような天候なので、気象条件を見て作業を行う予定。


■3号機原子炉建屋上部瓦礫撤去工事 鉄骨トラスがれきの撤去

手元に「★★★ 福島第一原子力発電所3号機原子炉建屋上部瓦礫撤去工事 鉄骨トラスがれきの撤去について PDF http://j.mp/11JOLyy 写真 http://j.mp/XV363m 」ということで、PP資料がいってるとおもう。

こちらだが、月曜日に案内したが、3号機の下代建屋上部にある鉄骨とラス。ま、大きなものだが、こちらをとるということで作業を進めていた。で、本日、午前中から作業を行い、鉄骨瓦礫について、上半分を見て頂きたいが、

2箇所をクレーンで掴んで持ち上げ、下ろす予定だった。で、★★★2箇所を掴んで持ち上げ始めた所、一体であった鉄骨の一部が、ま、ええ、取れまして。二つに分断する格好になり、小さな側と大きな側で、それぞれ二つ吊り下げられる、というような形になっている。

で、こうしたことがあったので、先ず、小さな側をそのまま降ろして、それでぇ、ぶら下がってる大きな側の方に、一回下ろしてきたつかみ具でつかませ、2箇所で掴んだ形で取り下ろしを行う作業を行った。

ま、そうしたお陰で、予定より作業としては時間はかかったが、結果として下に絵があるが、右下の絵だな。鉄骨瓦礫を予定通り撤去することできたということである。

一応、大きなモノについて、今回とることができたので、今後の作業というものが、より的確に進められる状況になってきた、ということである。


■高濃度の放射性物質を含むたまり水の貯蔵及び処理状況

それからぁ、本日だが、水処理週報 第85報を手元に用意している。いつもの様にめくって添付資料1 http://j.mp/VDf6Hnだが、

左下の貯蔵状況だが、「★★福島第一原子力発電所における高濃度の放射性物質を含むたまり水の貯蔵及び処理の状況について(第85報) http://j.mp/11JTW1t 添付資料 http://j.mp/VDf6Hn

建屋滞留水状況 1号機 13,900m3[+100] 2号機 23,500m3[+200] 3号機 22,600m3[-300] 4号機 17,500m3[±0] 合計で1~4号機貯蔵量 77,500m3。概ね変化ない状態。

プロセス主建屋に移送されて貯蔵されている量だが、貯蔵施設側(プロセス主建屋16,530[+70]+高温焼却炉建屋4,060[-200])合計 20,590m3。先週の処理量 6150m3。◆ALPS稼働率にして73.2%である。

# ALPS稼働率って… サリーでしょう。どんだけ動かしたいねん。

廃スラッジ使用済みベッセル+0本(変化なし)ROを通して処理の終わった量だが、濃縮塩水受けタンク量 227,461m3[+3154]、淡水受けタンク20,613m3[-367]濃縮廃液貯蔵槽 5498m3[-6]

# (先週)1号機 14,000 2号機 22,800 3号機 22,900 4号機 17,500 合計値 約77,700m3 貯蔵施設プロセス主建屋16,460+高温焼却炉建屋4,260 計 20,720m3 処理量 約 5920m3。

★で、この表、今回から一部、変更箇所があり、今説明した貯蔵量の箱のところの一番下のカラム。処理水貯槽※3が書いてある。で、こちらだが、先ずの入れない処理水の貯蔵が可能なタンクの現在量ということで示している。

# (先週)キュリオン21%、サリー49.5%。使用済みベッセル+4本。濃縮受けタンク224,307m3[+2521]、淡水受けタンク 20,980m3[-1187] 濃縮廃液貯槽 5,504m3[±11]


こちらは28,700m3ということで示している。28,700m3ある、ということである。それからぁ、添付資料3。一番上、2号機タービン建屋水位の管理状況だが、OP3000mmを中心にコントロールできる見通しだ。

3号機についても同様に、OP3000mmにコントロールできる見通し。それから濃縮塩水受けタンクの、あ、失礼。濃縮塩水の貯蔵量とタンクの関係だが、

一番に下に示したとおりであり、タンクの両対して水の量はカバーできるということである。ちなみにタンクとして2月1日から地下貯水槽をもう一台使う状況で使用している。


■作業環境の改善に向けたアンケート協力のお願い

★★★それからぁ、手元にぃ、案内ということが、作業改善に向けたアンケート協力のお願いについてと。いうことで資料を出している。「★★★作業環境の改善に向けたアンケートへの協力のお願いについて http://j.mp/XV2hYx」

ということで、資料を出している。こちらの方は現場作業員に対し、現場のアメニティーというんすかね。作業の周辺環境として様々改善策を講じているわけだが、

こうしたことに対して効果があったもの、あるいはさらにこういう所、ということで、アンケートをお願いしている内容だ。

めくって中を見れば、おおよそ、どのようなところというのがわかると思うが、現場作業の周辺状況だな。

というところの中での改善抽出に役立てたいということで、本日から配布を始めており、回答頂き、★4月末か5月頭位を目処に襲爵したいと思っているところである。


■福島第二 復旧計画の進捗状況

それからぁ、資料として月例のものだが★「福島第二原子力発電所 復旧計画の進捗状況について(月報:平成25 年1 月)http://j.mp/Xn7U1D 写真 http://j.mp/Xn90u8

# ダメージ受けた2Fを廃炉にする気はさらさらない。再稼働に向けて着々準備。冷温停止を維持するための復旧である。決して再稼働に向けた復旧作業ではない!というのが東電建前。再稼働に向けて必ず通る道。後は定見再稼働。事故翌年には再稼働するぞエイエイオー訓示しといて国民バカにしすぎ。


ということで、1月分の進捗状況の資料を示している。大きく変わっているところは、めくって頂いて4枚目。2号機。ええ、福島第二の2号機の進捗星取表を見て頂きたい。

こちらの方を見る通り、ええぇ、設備の対応については冷温停止の安定に必要な設備についての設備対応はひと通り終了したということで、進捗割合としては100%に到達したという案内である。

表の1番右端。社内自主検査、というカラムに日取りが入ってない所があるが、こちらについては今月半ばぐらいを目途に、ほぼほぼ埋まっていくようなスケジュールになっている。2号機の、あ、失礼。福島第二のポイントについては以上である。最後になるが、


■群馬県との連絡体制等に関する覚書の締結

★★★「群馬県との連絡体制等に関する覚書の締結について http://j.mp/Xn990I」ということでプレスリリースを付けている。こちらについては、先般、http://j.mp/UVwAkv 新潟地区に関して各市町村との間で、

ええ、通報連絡に関する協定を結んだことを案内したことを記憶かと思うが、その際に申し上げたが、群馬県とは、連絡体制との覚書の締結は準備を進めているところである、ということで、オンゴーイングであると言っていたかと思う。

そちらについて、本日、締結がなされたので、その案内ということである。ええ、内容的には他の府県と結んでいるものと基本的には同じである。


■宿題回答

★それからあ、質問頂いていたことに関係して回答が用意できているものについて回答させて頂きたいと思う。

http://j.mp/WtPPmP http://j.mp/WtOPiB http://j.mp/WtPQHp
先般、2号機のトーラス室の点検のために床に穴を開けたということで、穴あけ検討に使用した図書が何時の時点リビジョン版であるか、ということの質問があったかと思う。

★床ドレンラインの図面については、1970年1月のリビジョン版だ。★RCWの配管については1986年7月のリビジョン版ということだった。


http://j.mp/WtRtok
それから、以前のアレバの工事の作業に関しての被ばく状況に関しての質問で頂いている。アレバ工事というのは、アレばの修理工事で特に残っていたのが液位計の交換作業だ。

液位計は全部で4台あり、全部で4台の交換作業を行なっている。1日に1台ずつ4台の交換を行なっている。1台目の交換、修理作業は12月14日に実施している。

作業時間としては15時~18時の3時間。作業員は24名と当社社員2名の合計26名で作業している。

最大線量は4.35mSv。平均 2.33mSv。2台目の液位計の交換は12月15日に実施している。やはり作業時間は15時から18時。

作業にあたったものは協力企業作業員が19名。当社2名。併せて21名。最大線量3.96mSv、平均1.57mSv 3台目の点検については、12月17日に実施。作業時間は15時から18時。協力企業20名。当社1名の21名。

最大被ばく線量は2.53mSv。平均1.18mSvという勘定になる。4台目だが、12月18日に実施している。

作業時間は15時から18時。作業にあたったものは協力企業の作業員が26名。当社1名。計27名である。最大線量は5.5mSv、平均で1.93mSvということだった。頂いた質問の回答は以上である。

私からは以上である。

アレバ復旧作業 絶対に紙で出さない。ネットに記録に残さない隠蔽体質。
12月14日 15~18時 東電2名 下請け24名 最大4.35mSv 平均2.33mSv
12月15日 15~18時 東電2名 下請け19名 最大3.96mSv 平均1.57mSv
12月17日 15~18時 東電1名 下請け20名 最大2.53mSv 平均1.18mSv
12月18日 15~18時 東電1名 下請け27名 最大5.5mSv 平均1.93mSv

○東電石橋:
それで質問受ける。(19分)

# 当然、口頭のみ。今回はホワイトボードにも書かず。ブースカはもっと不雑な表を延々と読み上げてますた。質問にあった同じ作業員が繰り返し作業に関わったかについては無回答。



■質疑

○TBS中道:
3号機のがれき撤去の件だが、瓦礫が分断したとある。プールには落ちてない?

○尾野:★★★
2箇所でぶら下がる形で今回取り扱った。予定では2箇所で掴んでそのまま下ろすことを考えていたが、掴みあげたところで、ええ、ま、分断した。

# さらりと言ってるけど、今回も予想出来なかった自体が起きた。掴んだところで分断したから良かったけど、移動中にそうでない箇所が脱落した可能性も。規制委員会はちゃんと評価するんだろうか。


こういう形でぶら下がっている。ということで小さな過渡を先におろして、ま、大きなものはそのまましばらく保持していた状態で、小さいものを下ろしたものが、

後から迎えに来て、それで降ろしたと。言うような作業になる。ま、元々の作業とは違う扱いに、途中で処置する必要があったが、ま、そのような形だった。

○TBS中道:
わかりました。当該のものは落ちてはいないということですよね。それに伴い、ちっちゃいものが落ちたとか、いうことも無さそうか?

○尾野:
様子としてはあまり、あの、非常に細かいものはあろうかと思うが、大きなものが落ちている様子はない。

○TBS中道:
わかりました。後、ちょっと聴き逃してしまったが、作業環境改善に無得たアンケートの取りまとめ時期をもう一度教えてほしい。

# 動画公開するよね。勿論。


○尾野:
4月後半、ま、連休前後ぐらいに取りまとめたいと思っている。

○TBS中道:
ありがとうございます。

○フリー木野:
作業環境のアンケートだが、http://j.mp/XV2hYx 就労情協に関しては全壊やったから、今回はないという記載があるが、実際には前回足りない部分がかなりあったわけで、その辺は半年後までやらなくて良い判断はどういう理由と根拠でそうなったのか?

○尾野:
はい。前回のアンケートと今回のアンケートは、そもそも狙いや趣旨が異なっている。でぇ、前回のアンケートについて、足らないところがあったかというと、

# 前回の2回目の就労に関するアンケート http://j.mp/Qof86j 結果 http://j.mp/RAOMB1 ちなみに1回目のアンケートはAPD不正使用に関わるもの。http://j.mp/O3ksfm 対応 http://j.mp/UnNTrw


私どもとしてはそうは思ってない。アンケートとして完結した回答(http://j.mp/RAOMB1)を一回頂いているということである。

したがってそのアンケートの結果を踏まえ、現状、対応をとったり、あるいはさらに企業に伺うような活動をしているので、ま、そうしたことを踏まえて次の動きを考えていくということである。

一方、このアンケートは現場作業の利便性であったり、あるいはアメニティーといったような所も一つ、ああいう環境だから重要なことなので、

様々な改善をしているわけだが、そうしたことの改善の効果や、あるいはさらに、手を当てていくべき場所を見ていくわけなので、ま、そういった意味でのアンケートという意味だから趣旨が違うということである。

○フリー木野:★★★
前回のものが足りないところがないと今説明があったが、実際には聞き方が良くないので、例えば減が指示がどこから出ていたか、という回答に対して偽装請負の可能性が指摘されつつ、

★★★御社では安全の確認も含まれているからわからないということだったが、その辺ははっきりさせるとか、そういったことは考えていないということか?

○尾野:
先ず、このアンケートと先ほどのアンケートは、趣旨が違うということは理解頂きたいと思う。

で、その上で、前回のアンケートを一回やった訳だが、アンケートが終わった後、更にアンケートという形で対応する、ということではなくて、一回その結果を集約した上で、ええぇ、現状、対応をとっているわけで、それを踏まえて、それ以降のことは考えていくということである。

○フリー木野:
現状の対応はどういった進捗状況なのか?そろそろ元請け含めて監査的なことという説明はあったが、そういうことは?

○尾野:
現在、関係の元請け各社に伺っているところであるが、ま、★★★何れにしても今年度いっぱい掛けて各社の話を聞いていくことをしたいと思っている。

○フリー木野:
今年度いっぱい掛けて各社の話を聞くというのは、数や対象となる企業はどれぐらいになるか?

○尾野:
今正確に覚えていないが、元請け、主要元請けをカバーすることで対応を考えてる。

○フリー木野:
全社か?

○尾野:
はい。元請けだ。

○フリー木野:
元請け全社だけで、御社以外の元請け以外、三次受けまでを指定企業というか、名前を把握されていると思うが、基本的には元請けだけということか?

○尾野:★★★
元請けだけである。

○フリー木野:
▼今の進捗状況はどれぐらいの数が入っているかとか、わからない?

○尾野:
今現在は、私は把握していないが、順次進めているところで、予定としては年度内目途ということである。

○フリー木野:
その進捗状況を確認頂けないか?

○尾野:
▼確認できたら回答する。

○フリー木野:
お願いします。それから2Fの復旧状況の件で一つ確認だが、これは原子炉建屋の方の設備を基本的にこういう形でまとめていると思うが、タービン建屋の設備に関しては、今どういう状況か?

○尾野:
今、タービン建屋の設備については、冷温停止の維持については関係ないので、こういった管理はしていない。

○フリー木野:
復旧作業等はされているのか?

○尾野:
いや、特にしていない。

○フリー木野:
あの、確認だが、全く手を付けないで、そのまま津波の時の状況のまま置いてあることになるのか?

○尾野:
えっと福島第二に関しては、10m盤に津波が来てないから、タービン建屋は波を受けていない。

○フリー木野:
その後、メンテナンス、保守管理は全く手を付けてないということか?

○尾野:
えっと、通常行うべき管理は行なっているが、ここで復旧管理の進捗というところは、冷温停止維持に関わる、

つまり今の状態で発電所の安全確保に関わる進捗を示しているから、そういった趣旨のものは覗いている。

○フリー木野:
いや、この資料はそのとおりだが、私が聞いているのは、タービン建屋の中の状況、メンテンナンス、保守管理状況は、地震の時のままなのか、それとも復旧できる形で保守管理されているのかどちらなのか?

○尾野:
細かいところまで確認してないが、

○フリー木野:
確認頂けるか?把握されていないのであれば確認頂けるか?

○尾野:
基本的な考え方として復旧作業等はおこなっていない。それから、現状そのままの状態でよろしくないようなところは、勿論手をつけているが、特にタービン建屋側について、取りまとめて処置をしていることはありませんというとだ。

○フリー木野:
いや、確認頂けるか?そのまま津波の時、地震のあと、何もしていないのか、通常の発電所と同じように保守管理をしてメンテナンスをして、何らかの管理下にあるのか、

○尾野:
勿論管理下にあるが。通常の発電所と同じような管理はしていない。

○フリー木野:
要するに使えるような状態で管理されている、そういうことでよろしいか?

○尾野:
現状維持をしているということだ。

○フリー木野:
現状維持というのは、使えるような状態で現状維持ですよね?

○尾野:
使えるというのはどういうことか?

○フリー木野:
発電に使えるように、

○尾野:
いや使えません。使える状態では管理していない。

○フリー木野:
あの、そしたらどう言う状態で管理されているのか、

○尾野:
現状維持をしているだけだ。

○フリー木野:
その現状維持の意味がわからないので。

○尾野:
例えば使えるように維持管理ということであれば、タービンの開放点検であったり、個別の点検項目というのがあるから、そういうことを個々に決められた項目をしっかりやっていく必要があるが、そうした意味での行動、活動はしていない。

○フリー木野:
それは地震後2年間、全く手を付けてないということか?

○尾野:
運転するということの意味の点検はしていない。

○フリー木野:
▼地震後2年間手を付けていないのか、それともその間に何らかの形で手をつけているのか、メンテナンスをされているのかどちらか?

▼要するに何も使う予定がないのであれば、特に地震の後、タービンのブレード含めて中心の発電部分っは手を付ける必要がないと思うが。その辺は手を付けているのかどうか?

○尾野:
わかりました。じゃあ確認する。

○フリー木野:
お願い出来ますか。すいません。

○読売前村:
3号機の鉄骨の件だが、特に引き上げに際しての線量変化は無いということでいいんでしたっけ?

○尾野:
引き上げ地震は遠隔でやってるので、特段、変わっているところはないと思っている。

○読売前村:
今回の引上げに関して特に大きな影響を周囲に及ぼすとか、なにかモニタリングの値が変わるとか、そういったことは全くなく、途中で別れたにしても取り敢えず問題なく出来たという認識でいいか?

○尾野:
大きく見たらそう考えて結構。一回分断したので、その場で一回立ち止まり、水位の変動がないかだとか、モニタリングポストはどうであるとか、そういった、ええ、周辺目配りなどしているが、特に影響は出ていない。

○読売前村:
後、月曜日の会見の時に出ていたら恐縮だが、この瓦礫の大きさとしては、長さと重さ、鉄製でいいのか?その辺りはどうか?

○尾野:
えっとぉ、瓦礫の大きさだが、長い辺で見て大体20m、で、重さとしては13トンである。

○読売前村:
鉄製?

○尾野:
そうだな、屋根トラスは鉄製、鉄骨と思ってくれ。

○読売前村:
覚書の件だが、前回、新潟県内の幾つかの時父と結んだ時と基本的に同じ説明があったと思うが、今回は設備の変更とか、施設内で一部変更を加えることについての報告とかは、盛り込まれていないということでいいか?

○尾野:
結構だ。ちょっと言葉足らずだったかもしれないが、前回、新潟県の各自治体と結んだ折に、周辺の他県とも通報連絡の覚書等を結ぶ準備をしているよという話をしていて、

その中で長野県であったり、栃木県とはもう済んでいることは申し上げたが、その他ということで群馬県都は作業中だということで話しており、その分が結ばれたということだが、他の県と基本的に内容に差はないということだ。

○読売前村:
そうすると前回の新潟県内のいくつかの自治体と結んだ時と同様の意味での事前に立入検査というか、そういうのを盛り込んだと言うよりは、

○尾野:
事故とか、異常事態が起きた場合の連絡をしますよという、それを確認連絡しておくという事に関わるものである。

○読売前村:
わかりました。ありがとうございます。

○尾野:
▲http://j.mp/11WiRu4 それから先程ちょっと質問があったが、アンケートだが元請け26社だ。それから、1月30日までの状態で、うち9社終了ということである。

○NHK横川:
3号機の瓦礫の件で。前回の3号機で瓦礫を落としているが、そこで再発防止策で色々と対応を検討していたと思うが、今回の一連の流れの中で、その反省、教訓がどう生かされてるのか?

具体的にどこで経験というか、対策も含めて反映されているといえるのか、あれば教えてほしい。

○尾野:
はい。そういう意味から言うと、今回の状況で言うと、万が一落とした場合の対応措置、構えというのは、全開を踏まえて、ええ、

# 今回も予測しない事が起きてますがな。たまたま落下しなかっただけで、経験、対策含めても、こういう自体が起こりえる。今回のことはそれを示しているとは考えない。


しっかりと体系立てていると言うところがあるが、作業そのものということで言うと、事前に作業計画をしっかり立てて、今回、分断ということがあったが、ええ、ま、この大きさのものをつかむ上では、実はクレーン一つで十分吊り上げられる重さだが、

2箇所で把持することで、全体の動きやバランスを良くしようということを考えていた。結果的に分断ということになったが、ええ、ま、2箇所把持ということをやっていたので、落下には至らなかったということであるので、まっ、あの、状態を見た上で、

# いや、そこを予見できなかったことが何よりも重要だと思うんですが。外れるであろうところを予測して掴んでいた訳じゃないでしょ??


慎重に検討して対応していたということが、途中で不測の状況があった訳だが、ええ、それに対応できることになっているということで、ま、そういところが生きてたんじゃないかなぁというふうに思っている。

# 途中で不足のことが起きる事故収束作業と日本人はもっと認識して福島第一に注目すべき。東電が説明するように本当に前回の経験の成果で今回は事故に至らなかったとは思えない。


○NHK横川:
たらればで恐縮だが、例えば前回の瓦礫を(4号機使用済燃料プールに)落とす経験がなかった場合、今おっしゃったようにクレーン一つで持ち上げられる重さだったことを考えると、一つでやっていてもおかしくなかったケースなのか?

○尾野:
えっと、ま、そこは、タラレバなんでww なんとも、あのう、言い様がない、というところがあるんだが、ええ、まぁ、あのう、大きなものだから二つで掴んでいた、と言うことはあるかも!しれないが、元々これ、一つでつまめる大きさなので。

ま、今回、2箇所で掴んでいたというようなことは、あの、結果論ではあるが、こういった事態にも、あまり大きな、致命的な影響に至らなかったということで、良かったんではないかと思う。あの、もっと細かく言うと、

# なんかもう、たまたまの掴んでいた所が小さく外れてくれた事を、まるで実績かのように誇張、過大報告する東電という認識でおK。


やはり事前検討や、あの、釣り方そのものも含めてだが、事前準備の中で、全開の経験を踏まえてよく考えるであるとか、それから落ちた鉄骨をとるために色々訓練したので。

その、把持の操作そのものも相当な習熟ということにもつながっているので。ま、あの、いろいろな意味で、ええ、経験は生きていると思っている。

# 見せてよそれ。その訓練の様子を。いつも落ちました。やっちゃいました。うまくいきました。結果だけ。なにしてるのかさっぱり伝わってこない。



○NHK横川:
参考までに今後、まだまだ瓦礫が残っていると思うが、今の流れで聞くと、例えばこのように長いものであって、重さ的には一つでも吊り上げられたとしても、バランスとかとって、2箇所、3箇所で掴みながらやっていく、という形になるのか?

○尾野:
それは一つ一つの撤去するものに応じてケース・バイ・ケースと思う。カットして小さくして上げたほうがいいものもあれば、大きなまま上げたほうがいいものもあれば、それは状態に応じて、一つ一つ決めている。

○NHK横川:
わかりました。ありがとうございます。

○尾野:
▲http://j.mp/11WjCDc えっとおぉ、スイマセン。タービン関係側の作業ということで言うと、先ほど、ちょっと質問があったが、先ず、プラントを運転するという意味での通常タービンで行うような、

点検項目や必要項目をやるという観点でやっているわけではないが、設備の腐食や劣化防止、ということから、要は状態維持をする観点から、水抜き乾燥状態、乾燥保管すること。それから発電機の中に窒素を封入すること。

それから、タービン本体は受領のある長ものなので、定期的に反転させて自重による歪みを防ぐ、こういったような状態維持のための作業を行なっているということである。

○フリー村上:
いくつか確認したい。先ず3号機の瓦礫の件だが、http://j.mp/11JOLyy この上の方の図にあるが、燃料交換機、これは一部水没した形になっているのか?

○尾野:
はいそうです。

○フリー村上:
後、鉄骨トラス瓦礫の撤去後のというのは、オペブロから掴んで下に降ろした状態の写真ということだよね?

○尾野:
そうだ。この撤去後はこの下に降りた状態だ。

○フリー村上:
この瓦礫自体の線量はどれうがライカ特定しているか?

○尾野:
これはまだしていない。

○フリー村上:
これからということか?

○尾野:
えっと、そうだな。今後ということになろうかと思う。

○フリー村上:
後、群馬県都の協定に関することだが、いわゆる立地県以外の、要は柏崎刈羽を一番意識したことかと思うが、この間の新潟のように立地県以外の場合は、

県単位のこういった連絡体制ということになるのか?要は県単位の中でも、要は距離的に柏崎刈羽に近い自治体とはまた別個になんらかの連絡体制をとるとか、そういった予定は特にない?

○尾野:
現在、県単位でやらせて頂いているということである。

○フリー村上:
▼後、水処理のところだが、濃縮塩水受けタンクの今の容量に関連してだが、濃縮塩水受けタンクは、確か容量1000トンのものも含めて、何種類かありますよね。タンクの。

○尾野:
それを現在、それぞれのタンクの規格ごとに何基設置されているか、多分調べないとわからないと思うが、その数字とそれぞれのタンクの最小接地面積を知りたい。

ちょっと、期待と合うような整理がされているかどうかわからないが確認させてもらっていいか?

○フリー村上:
よろしくお願いする。

○共同かわむら:
3号機の瓦礫、確認なんだが、今回、取り上げた鉄骨は元々水没していて、水面から出てから折れたのか?折れた理由について何か推測されているものはあるか?

○尾野:
先ず、資料の上半分を見るんだ。http://j.mp/11JOLyy 赤い印が付いているのが、今回扱おうとしているものだが、

これは真中部分が水に浸かってプールをまたぐような形でオペブロの上にあり、中央部分がプールの中に半分見ずに使っているような形でまたいでいる、というようなものである。

で、当該のものを掴んで上げた際に、★★★ある程度持ち上げ始めたところで外れており、その結果、小さなものは空中に浮いている状態でぶら下がっており、

大きな側は反対の端が水の中に使っている状態でぶら下がっているような形状だった。ええ、それから、質問は以上2点でしたっけ?

# 尾野氏は、それ、映像を見た上で話してるんだろうな。


○共同かわむら:
それとあの、

○尾野:
あ、外れた理由でしたっけ。外れた理由は今の段階では分からないが、ま、あの、鉄骨とラスだから複数の鉄骨が組み合わる形で構造体として組んであるので、その繋ぎ目が外れているのではなかろうか思っている。

○共同かわむら:
先ほど、今回、鉄骨を取り除けたことにより、今後の作業がやりやすくなるとか、おっしゃっていたかと思うが、水中にあったもので大きいものはこれが最後、ということか?

○尾野:
いいえ。そんなことはない。水中に落ちているものはまだまだ、あの、あるわけだし、それから燃料交換機など、水没しているものがあるので。ま、これを、あの、撤去していくことが、あの、将来的に必要なわけなんだが、

月曜日にちょっと説明したが、作業の段取りで考えると、オペブロの海側、東側になるが、★★東側に残っているコンクリートの柱がまだ何本かたって残っている。これの除去をしないとその他の作業がやりにくい状況があるので、

★★この除去を行いたいということだ。で、その除去を行うに辺り、コンクリートを壊しながら準備していくので、ええ、その破片等がプールの中に落ちているのを防ぐために、一回プールの上にカバーを掛ける。

★★その状態でコンクリートの残っている柱を除去して、それで、オペブロの残りの箇所等の除去をしていった上で、また、プール側に戻ってくるような、大まか、そんな段取りになる。

○共同かわむら:
簡単なことで恐縮だが、今回取り除いた鉄骨というのは、オペブロとか他の場所においてあるということか?

○尾野:
いや、あの、地面にまで取り下ろしてある。

▲http://j.mp/VIy0C6
で、先ほどの鉄骨の線量だが、以下確認が来たので案内するが、当該鉄骨の表面線量は60mSv/hということだった。

○ニコニコ七尾:
アンケートの件で何点かある。http://j.mp/XV2hYx 先ず、ご意見欄というのが設けられていてこれは非常によいと思う。ただ、問1に関しては、これなくてただな。最後のページに大きくあるが。

ま、問一の部分も改善、ま、これは、えっと? 15項目?改善したものだけを上げているが、ま、流れ的には改善してほしい内容を書く欄を設けたのは、流れ的には良かったんじゃないかと思うが、えっと、質問はだな。

F1だが、えっと、選択肢の1と5が20代以下と、40代以上になっているが、これはなんか意味はあるのか?例えば他は、20代、あ、ごめんなさい。30代、40代、50代となっていて、1と5に関しては20代以下というのと、60代以上というのがあるが。

○尾野:
特に、あの… 

○ニコニコ七尾:
例えば10代とか、70代、80代、がいなかったら、まあいいんだが、それだったら、から、とか、以上とか、以下とか、する必要ないと思うが。これ、実際いるんだよね?10代とか。70代の方は。

○尾野:
これは、あの、ま、大きく見て、こういうふうに分けているということだと思うが。あの、要は30代の人、40代の人、50代の人、60代からっ!と書いてあるのは、60代の人も70代の人も、

○ニコニコ七尾:
あの、確認だが、10代とか70代は、いらっしゃることはいらっしゃるんだよね?

○尾野:
ほとんどいないかと思っているね。

○ニコニコ七尾:
ほとんどいないというのはちょっと。

○尾野:
前回、確認したところ、ま、あの、70代の方とか、いたから、あの、そういう意味では年代というのはあろうかと思うが。

○ニコニコ七尾:
あとですな。これ、すごい真面目な話なんだが、問8の2だが、これ、結構だな。選択肢の中でメニューが少なくてボリュームが少ない、

暖かくない、栄養バランスがよくない、値段が高い、などがあり、これ、当然、切実な問題として、味がいいとか、悪いとか、これ、個人的には違うが、

これ、味がいいとか悪いというのは、結構切実な問題だと思うが。これ、設けたほうが良かったんじゃないかなと思うんだけどね。

○尾野:
あのww 

○ニコニコ七尾:
いや、これ、切実な問題だと思いますけど。

○尾野:
えっと、味がいい、悪い、というのはひとつの意見かと思うが。ま、そういったことがあれば、意見の方に書いて頂ければと思う。

○ニコニコ七尾:
あとですな。最後に結果だが、これは我々に公開してくれるか?提供してくれるということでよろしいか?

○尾野:
えっと、作業関係の改善に向けたアンケートをする目的は、状態を踏まえて、整理していくということだから、

○尾野:
整理していく結果については、また案内させていただく。

○ニコニコ七尾:
あ、そうですか。ちょっと要望ということで、2点、申し上げたい。先ず、個別の数字はやはりほしい。回答結果の件数とか。例えば選択肢ごとの件数は欲しいということと、

後、問11で一番歳のごページで http://j.mp/XV2hYx 大きくA4まるごとフリーアンサー欄があり、これ、出来れば全部は無理だとしても、作業員の方のナマの声をしる意味では、原票を見たいというのがある。

それと、この問11のフリーアンサーの傾向を、カテゴリ別に整理して頂き、それぞれの件数というか、要するに作業員の方の行こうという意味で知りたいというのがあるので、検討をお願いしたい。

○尾野:
参考にさせて頂きたいと思う。

○ニコニコ七尾:
あっ、後別件でもう一点。はなしが飛ぶが、警察当局がですね。福島第一原発事故の刑事責任の有無を操作しているわけだが、先日、新聞等で発表があり、政府事故調が、当時、吉田所長の聴取など、差し押さえたことについて伺いたい。

# 福島原発:吉田元所長の聴取書 検察、差し押さえ http://j.mp/VE7pk0 「吉田元所長への聴取を打診…東電関係者らによると食道がんや脳出血があったと公表されている元所長の体調は政府事故調に聴取された時よりも悪化し実施はほぼ不可能」


当時、政府事故調による吉田所長らによる聴取というのは、今回の検察当局の捜査目的と異なって、事故の原因究明を目的としたもので、責任追求についてはしない前提でそういう約束で行われたはずなんですね。

これ、実は重要なことで、黙秘権を告げられること無く聴取されたということがあるが、今回、ものが黙秘権を行使することもなく、検察に差し押さえられた件について、この点はどう受止められているか?

○東電石橋:
その、差し押さえられたことについてか?

○ニコニコ七尾:
要するに当時の聴取は原因究明で基本的には公表しないとかですね。責任追及はしない、という事で行われた聴取が、今回は刑事責任の目的で差し押さえられた件について。東電としての見解をお願いしたいが。

○東電石橋:
特に見解w というのはないが。

○ニコニコ七尾:
あの、これはまあ、その背景には、一方で吉田元所長が体調がやっぱり悪くて、検察当局で改めて事情聴取が難しかったためと言われているが、これは事実なのか?

○東電石橋:
はい。事実だ。吉田は今も療養中で入院中だ。そういった事情聴取とか、まぁ、応じられる状況、では、ない。

○ニコニコ七尾:★★★
最後に1点だけ。▼この検察当局と吉田所長と間に東電が立ったのか、

それとも検察当局と吉田元所長の家族と直接、そういった交渉というか、連絡をされたのか?間に東電が入っているのかどうか、それだけ確認させてくれ。

○東電石橋:
ちょっと私は、そこまで、えっとぉぉ、あの、確認していないが。▼答えられるかどうかも含めて確認させて頂く。

○ニコニコ七尾:
お願いする。

○フリー木野:
▼アレバの件、確認ありがとうございます。追加で分かればと思うが、その前に、こういう数が多い者は出来れば毎度のことだが、紙で頂けないのか。これは要望です。

それから、1台目、2台目、3台目、4台目にかかった協力企業の方だが、▼初日期から4代目まで全部関わっていた人は、この打ち何人ぐらいいるか?

○尾野:
えっと、これ、どの人がどう、ラップしているかは、今、ちょっと手元にないが。それは確認しないとわからない。

○フリー木野:
その確認はお願いできるか?多分、誰でもできる作業ではないので、ある程度特定されると思うが。

○尾野:
ま、液位計の交換作業は、そういう意味では特殊な作業ではないから、特に特殊技能車が必要な作業でないことはご理解いただきたい。

○フリー木野:
管理者とかいるわけですよね。

○尾野:
えぇ管理者等は勿論、日によって入っているが、それと特殊技能ということは、ちょ、この作業、誰でもできるできないという話とは直接は関係ないと思っている。質問としてはラップ関係がどうなってますかという質問ですな?

○フリー木野:
はい?

○尾野:
ようは1日目から4日目まで通している方がいるのですか、という質問ですな。

○フリー木野:
▼そうです。後、これは作業管理は東芝ですかね。

○尾野:
これは作業は別の会社であったと思う。

○フリー木野:
どちらか?

○尾野:
元請けか?

○フリー木野:
はい。

○尾野:
▼元請けは、ちょっと待つんだ、、これは確認させてくれ。

○フリー木野:
わかりました。▼元請けの下にどれぐらいの協力企業が入っているかも併せて確認頂ければと思う。それから2号機の穴あけ設計図書だが、これは1970年のものと1986年のもの、これ以降の新しいものというのはなかったのか?これが最新か?

○尾野:
当該配管の確認ということでは、そのリビジョンのものを使用したということである。

○フリー木野:
この図面が最新のものかどうかということは確認されているか?

○尾野:
この図面は現場の状態と会っているものだ。

○フリー木野:
そうすると、今回は開けたら下に配管があったわけだが、http://j.mp/WI8GrG この下に配管が出てきたしまった理由というのは、施工ミスになるのか?

○尾野:
えっとぉ、今回穴を開けたところで下に配管がありますね、ということで、ええぇ、ございましたが。これは今回穴を開ける段階において、

ええ、ま、一階側から機会を入れてアプローチをするわけだが、その際に予定していた場所の範囲に穴あけ器を設置しようとしたところ、

★★★他の機材との関係でそこに直接置くのは難しいということで若干ずらしたところで穴を開ている事情がある。

○フリー木野:
あの、そうすると予定していた所ではなく、予定していたところでずれた所に穴を開けたということか?

○尾野:
いやいや、ややずれた所。

○フリー木野:
ややずれた所に。ややずれた所に空けてしまうとこういう状況(http://j.mp/WI8GrG)になることは分かりそうなことなんだが。

○尾野:
まっ、そういう意味からいって、

○フリー木野:
要するに施工ミスですよね。それ。

○尾野:
そういう意味から言うと、適切と言うよりも、現場の状況のな可で、そういう形になった、ということかと思っている。

○フリー木野:
いや、御社の認識はどういうことなのか?単純にどこに穴を開けても良くて、現場対応で出来るのであれば別だが、向こう側が見えない場所を施工する場合に、どこでもいいということはあり得ないので、その辺、どのよう認識しているのか?

○尾野:
元々、今回は遺憾が見えいるわけだが、今回、配管が見えているわけだが、その配管自身が作業の支障になるというようなことは、必ずしも無いと思っている。ただしぃ、ええぇぇ、今回で言うと、グレーチングもありましたな。

# 配管が 微妙にかかってるけど、と説明した尾野氏。これが(http://j.mp/WI8GrG)

○尾野:
で、グレーチングについては、やはりアレも障害ということになってくるので、ええ、ま、そういう意味から言うと、あのう、当初、予定していた場所に開けていた場合は、グレーチングが邪魔になったということで、ええ、状態としては、あのう、変わってなかったと思っている。

# どのみちダメなんじゃん… むしろずらしてよかったと。なんの話してるんだろ… 問題の本質がわかってない希ガス

○フリー木野:
あの、よくわからないが。その、今回のあそこに配管が出てきてしまったのは、問題なかったという認識なのか?

○尾野:
配管があそこに出てきた事自身は、結果として問題です、と思っている。ただ、どこでも開けられる状況ではもとより無いわけで、トーラス室にアクセス出来る場所、

それから1回で作業する上で線量の関係で可能な場所で絞っていくと、現実問題として選べる場所は非常に少ないという事であり、少ない中で、要は、あの、

ここならば、と言う場所を選びながら作業をしているという事で、元々の作業の難しさ、混乱さがある中での現象という事だから、今対応については検討しているところだ。

○フリー木野:
今、分らないのは事前に設計図を見tえ、ここならば、と言う場所で行った先で、その場所には開けられなくて、現場あわせで場所をずらした、その判断がなぜ現場で、という事になってしまったことが分らない。施工はどちらだったのか。今回の穴開け作業は。

# 「行き当たりばったりで事故収束作業してる感」を振りまく東電広報。実際に現場作業している元請け先が見えない東電本社会見。ステキな会社。

○尾野:
今回の穴を開ける作業元で言うと、これは、プラントメーカーだ。

○フリー木野:
日立プラント?日立GEニュークリアエナジ、どちらか?

○尾野:
2号機のベンダーだから、これは東芝という事になる。

○フリー木野:
東芝の本体か?

○尾野:
本体だ。

○フリー木野:
作業管理も東芝か?

○尾野:
全体としての作業管理は東芝の中で行われる。

○フリー木野:
施工会社は東芝か?

○尾野:
個別の施工会社は作業に応じてそれぞれの会社が行っている。

○フリー木野:
わからないが。個別の施工会社は、それぞれ、東芝から、

○尾野:
した、下請けの企業が入っている。

○フリー木野:
下請け企業ですね。

○尾野:
はい。

○フリー木野:
東芝は今回の作業管理はしていたのか?そうすると違う場所に穴を開けてしまったのは、東芝の管理ミスというか、という事になると思うが。

○尾野:
これをミスと言っていくか、という事があるわけだが、元々トライアル的に色んな努力をしながらしている訳で、

○尾野:
もとより難しい中で作業しているわけである。従って、何でもスムーズに言った方がいいに決まっている訳だが、厳しい条件の中で作業として実施したという事があって、

それが、ま、仮に、あの、期待したとおりの状況でないということがあったときに、それが直ちに責任論ですか、という事には当らないのかなと思っている。

○フリー木野:
ごめんなさい。話は勿論分るが、予定通りに例えば事前に確認した場所に穴を開けてその事故状況が結果的に違っていたことは分るが。

事前確認した場所と違う所に穴を開けて、結果的に配管やグレーチングが一杯出てきてしまって、それは問題ないという事だとすると、今後も同じ事が起こるように思えるが。

○尾野:
先ず言い方が適切じゃなかったのかも知れないが、違う所と言ってるのはcmオーダーで違う所、同じ所ではない、ということだ

。穴あき機械を設置するときに1階にある別の物との機械の干渉があったから、10cmほどずらしたところに穴を開けていると聞いているが、その現場の判断そのこと自信が、とやかく言うようなものとは私どもは考えていない。

○フリー木野:
あの、あそこに見えていた配管は、恐らく直径10cmぐらいの物だと思うが、そういった物が大量に通っているところが、10cmずらせばああいうことになる事は分りそうなものだが。10cmずらしても問題ないと判断したのは東芝か?

○尾野:
ええ、どういう判断でそうかという事はあるが、今回の状況を取り上げて糾弾するという性質の物ではないと理解している。

# 東電には、下請けを糾弾すべきだ、と問われているように認識しているらしい。糾弾って、、

何れにしても、あの、今脳状況を踏まえた上で、こういったトライアルをどうやって実現させるか、あるいは、あのおぉ、、これはこれでなかなか難しいね、という事で別の方法を考えることは検討中だから、アノウ、何か一つ、ええ、トライをした度に、ええぇ、

ある意味、思った通りうまくいかなかったことを捕まえて、ええ、いくという様な状況の場所ではない問うことも理解頂きたい。

○フリー木野:
勿論それは分る。分るので、10cmずらしても問題ないと判断したのは、事前にそれが決まっていたわけではなくて、現場でそれを判断されたわけですよね。現場でそれを判断したのは東芝さんになるということですか。その確認だけなんだが。

○尾野:
それはわかりません。今はワカリマセン。

○フリー木野:
確認頂けるか?

○尾野:★★★
確認する必要もないと思う。

# 2号機トーラス室調査四足歩行ロボットから建屋内調査の新しい試みは尽く失敗している東電。東電が現場に関与してるのか今回の件でも明らか。丸投げ。情報統制、コントロールするため存在している東電。そういう会社。


○フリー木野:
あの、問題があった結果に関して、その原因がどこにあるのか、責任主体がどこにあるのか分らないまま放置するというのが私には理解出来ないので、確認をお願いできるか?

○尾野:
ま、意見として伺いたいと思う。

○フリー木野:
▼意見ではなく是非お願いする。それから、アレバの方は回答頂いたが、2号機の穴を開けた際の作業の被ばく状況、人数、作業時間、これも確認出来るか?

○尾野:★★
… 2号機だが、作業員としては30名。線量は最大1.87mSvだ。

○フリー木野:
▼30人の平均被ばく量は?

○尾野:
これは今手元にない。

○フリー木野:
確認お願いする。作業時間はどれぐらいだったっけ?

○尾野:
作業時間は大体8時間だ。

○フリー木野:
8時間というのは、

○尾野:
朝7時頃から16時頃、ですか、、

○フリー木野:
8時間の作業に掛かった作業員の数が30人という事でいいか?

○尾野:
そうですな。

○フリー木野:
時間がかなり長いように思えるが、これ中にいた時間もかなり長くなったという事なのか?2号機の中に1人が入っている時間。

○尾野:
1人が入る時間は、それぞれ人数を掛けてコントロールしていると。いうふうに、考えている。

○フリー木野:
1人が入る時間はどれぐらいだったのか確認頂けるか?これは作業計画があると思うが。

○尾野:
▼平均ということもあったので、別途確認させてくれ。

# 下請けがやってるからな。そうやってるんじゃないかと。


○フリー木野:
宜しくお願いする。

○東電石橋:
質問は以上でいいか?最後に資料の訂正をさせて頂く。本日配った3号機の鉄骨トラス瓦礫撤去作業 PP資料だが、一部表現が正確でないところがあったので訂正させて頂く。

資料の1ページ目の時系列13時01分の部分の記載で、「直後に監視用水中カメラで燃料ラック、及びプールライナーへの影響がないことを確認済み」と言う部分があるが、監視用水中カメラで、の後に、当該瓦礫による、と言う文言を追加させて頂く。

「水中カメラで当該瓦礫による燃料ラック、及びプールライナーへの影響がないことを確認済み」という訂正をさせて頂く。

入り口に訂正した資料を準備しているので、必要な方は差し替えるようにお願いする。また、HPの法も準備ができ次第、掲載させて頂く。以上で本日の会見を終了する。



~ 終了 18時37分(1時間7分)

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