2013年2月7日木曜日

平成25年2月7日(木)14時 ~ 元国会事故調 委員 田中三彦氏、協力調査員 伊東良徳氏 東京電力虚偽報告による国会事故調査委員会 調査妨害に関する記者会見

元国会事故調 委員 田中三彦氏、協力調査員 伊東良徳氏 東京電力虚偽報告による国会事故調査委員会 調査妨害に関する記者会見


http://live.nicovideo.jp/watch/lv125543374

○司会:
それでは今日、東京電力の虚偽説明による事故調査妨害に関する記者会見として、元国会事故調の委員である田中三彦さん。それから、元国会事故調の協力調査員である弁護士の伊東良徳さんにおこし頂いていますので、

先ずは今日、どういった主旨で記者会見を開いたか、という事を田中さんと伊東さんの方から申し上げます。20分ぐらい先ず説明させて頂いて、その後、記者さんとの質疑応答ということにさせて頂きます。宜しくお願いいたします。

では、田中さん、宜しくお願いします。




○田中三彦氏:
(元国会事故調 委員)宜しくお願いします。田中と言います。国会事故調の委員を務めておりました田中です。それでですね。既に新聞報道もあるので、ご承知かと思いますけど、詳しい内容と言いますか、私たちが考えている内容についての話しをですね。

今日、ここで、大体、私が15分ぐらい。伊東さんに5分ぐらい補足説明をさせて頂いて、その後、色々質問を頂ければと思います。それでですね。お配りしました資料に書いたとおりなんですけど、一応、絵を描いて説明しようかと思います。

あまり難しい話しではないんですが、一応、1号原子炉建屋の外観ということを皆さんに先ずお示ししたいと思います。これから出てくる映像、写真類は全て、東京電力がHPで公開している写真を使わせて頂いています。

そのことをちょっとはっきり申し上げておいて。で、1号機の原子炉の建屋外観はこういうふうに、今、これは爆発直後の原子炉の建屋です。1号機です。今、飛んでいるところが5階部分ですね。

が、飛んでしまっているという事です。現在は、このようにカバーが掛かった状態であるわけです。実はこの二つはですね。直後、このカバーが掛かった状態、これだけの違いでこういう問題が発生したという事です。

もうちょっと詳しく絵を。これはよくある絵です。これは一般に公開されている物で東電の物ではありませんが、私たちが事故調査として後で詳しく説明しますが、事故調として、事故の調査原因なんかで、

目を付けていた場所としては、ここが、これが5階のフロアになりますが、ここには描いていませんが、★この4階ですね。4階部分の所に目を付けていたという事です。そこを調査したいという事を思っておりました。

これはですね。外国の物なんですが、外国の福島1号機のそっくりな原発ですけど、それのイラストですが、ここにタンクが二つあります。ここが5階です。ここが吹き飛んでいますね。今。

これは吹き飛んだと意味ではなくて行為骨組みをしているというイラストですけど、ここが丸裸になっていますが、その下の4階に復水器があって、それが2台、2機ならんでおります。

この辺にですね。この辺をどうしても見たい物があったという事です。後で詳しく説明します。それを申し入れたという事です。で、それでですね。これからはですね。

既に東京電力が、東京電力の場合は、ここも注目していたようですが、一応したからずっと入って1階、2階、3階、4階、だけではないが、それを一昨年、2011年10月18日に東京電力が1号機の原子炉建屋の中に入って調査をしております。

そのビデオは一般に公開されております。これが10月18日です。それで、こうやってキャプチャーをしてきましたけど、ここに出ている数字が東京電力が公開している画像の0秒から始まって今、7秒後にこういう画面が出ている、

そういう意味です。で、これを見て頂くと分るように、これで何が分るかというと、ここに非常に明るい光が当っていますね。で、影の部分も出ているけども、これはとても懐中電灯で照らしている絵ではないことを先ずご理解下さい。

これもそうですね。こういう所は上の斜め左あたりから、影(光?)が差していて、こういう所に影を落としているという事で、これは4階に自然光が当っていることを意味しているように見えます。

一方、こういう写真を見ると自然光とは思えなくて、人工的なライトを当てて、それでその辺をこうやって調べている、と見ることが出来ます。これは爆発をした1号機の4階に光が差しているんですが、

これは自然の穴ではなくて爆発によって床が飛んでですね。こう言うような有様になって穴が空いて、底から自然光が漏れていると見えます。これもそうです。こういう一連の写真を公開しております。これは西ですね。

こっちが西の方向だという事です。これはですね。大物搬入口と言ってですね。縦横5メートルぐらいの四角い穴が各階の床に開いています。各階の床に。機材で大きな物を運び入れたいときは、

ここの穴を通して1階で物を入れて、そして5階にあるクレーンを使って上まで上げていく、これを大物搬入口と言ってますけど、大物搬入口から光が差しているところだと思われます。それで、これが事実、だけです。

★問題はですね。http://j.mp/11rOiSb これを何時撮ったか、ということですけど、これは一昨年10月18日であるということです。で、東京電力が私たちに対して虚偽をした部分はどこなのか、ということです。

それはですね。国会事故調はですね。ワーキンググループ1と3、最後には4というのもできましたけど、大半はWG1、WG2、WG3で活動しておりました。私はWG1で物理的な原因、社会的ではなくて、物理的な事故原因ですか。

そういう物を調査しようというものの共同議長を務めておりました。だいたい14、15人のグループで相違物を事故調査していたわけで。それで非常に気になったので、あそこの場所、4階が気になったので、

気になる理由は後でご説明しますが、★3月5日、または、というか、アンドかもしれないが、3月5日、6日、ぐらいかけて1号機の原子炉建屋の4階を中心に見たい、と言う申し入れを予めしておりました。

そうしたらこれに対して、東京電力は2012年2月28日ですけど、東電自信が2011年10月18日に行ったさっきお見せした現場調査ですね。動画を公開されております。を示しながら、約1時間岩渡次のように説明しているという事です。

で、その説明をしてですね。調査を本当に実行するのかどうか。★その日のうちに判断する本当にやる気なのかどうか、という事の判断を迫ったという事です。迫ったというと恐ろしい感じはするけど、

それほどの強い迫り方とか、脅しとか、という事ではないけど、結果的には脅しに聞こえなくもない、これも問題ですね。で、ここのですね。★虚偽の部分というのは、ここで、ミカン色、橙色になっている部分が虚偽の部分です。

私たちに対して説明した虚偽です。★★先ず、この時は、というのは2011年11月18日ですが、その時は原子炉建屋の天井にカバーが掛かっていなかったから、さっきのように明るい映像が撮れていると。

だけど、今は、今というのは翌年の2月28日の事ですけど、★今は建屋にカバーが掛かっているので、真っ暗であると。だから現場は非常に怖いんだよという事で、そういう話しを致しました。

で、どんなことを言うかというと、真っ暗であるから、21メートルの下、1階まで大物搬入口が飽きっぱなしだから、そこからファァーっと足元踏み外して落っことしてしまう(転落する)可能性があると。

それからですね。非常に暗いので空間の失認というんですか。そういうような心理的な物がありますよね。パニックを起こすかも知れないということですね。

で、東京電力としては作業をされるかたの放射線被ばく量というのを管理していくわけでしょうから、その点では、★★こういう無用な作業に関わった被ばくを増やしたくない。

ですから東京電力は一切協力しない!と。同行しない。ただし、建物の入り口までは案内しますと。そっから先は事故調の人が勝手に入っていってやって下さいと。いうことを、こういう事は言っています。

これは可能性としてはあるから、これは虚偽ではないと思いますが、所が、現場はこの時、実はカバーが入っていたということです。カバーが入っていて、この状態の中で調査が行われているんですね。

この状態でやったから光が入ってたんだ、という事を私たちに虚偽の説明をしたわけです。こうなると真っ暗だよと。これは暗くてとても大変だから、私たちは非常に危ないですよ。

私たちというか、皆さん危ないですよ、ということを縷々説明されました。次はですね。私も一二度、あるいは他の方も聞いてましたけど、本当に照明)が入ってないんだろうか。

今、そういう物を、カバーを掛けるわけですから、その時に照明ぐらい付けるんじゃないか、と普通は思えるので、そのことを尋ねています。そうするとキッパリと無いと。

電源が入って喪失した状態であるから、電気が付かない、照明はないと。ところがですね。私が調べたのではなくて、取材の、朝日新聞の記事なんですが、一つ、59000ルーメンの照明が10器使用出来る状態で、もうその時はあったと。

これは前年の10月28日からこれが使える状態になった。ですから私たちはそれより5ヶ月ぐらい後の話だから、もう十分、使わせてもらえる状態で照明はあるんだと。それからカバーは光を通さないですかと。

建屋にカバーが掛かったらしょうがないとしても、それはある程度光を通すのではないかというと、★「通しません。真っ暗です。」と、これも2,3度尋ねています。

で、所が実際はこれも朝日新聞の記事に書かれているように、★透過率が16%もあったという事です。普通の作業が出来るという事です。そういうことで、事実はこうだったんだけど、こっちの説明を私たちは1時間にわたって、

非常に、ま、説明を受けたわけですね。★最終的に今日中に判断してくれと。本当に行くのかどうか。今日返事を貰いたいということを迫られました。私は、これは、後で説明するような理由から、

ここに事故調査をやらないと絶対駄目だと思っていたので、非常に落胆しました。やれると思っていたのに。しばらくそこで考えて、ただ、やっぱり同行してもらえないという事になると、

暗い中でそんなことが可能かどうか、判断しないといけない訳です。それは私自身だけではなくて、一緒に入って頂ける何人の方の問題も私の責任になってくるし、そういう事も考えて、私の独断ですけど、しばらく考えてから、

非常に残念だけど、真っ暗という事を強調してます。もう一回最後に言っています。真っ暗なんですねと。で、照明はないという事ならば、もうしょうがないと。無念、残念だけど、

じゃあ、諦めるということをそこで東京電力に伝えました。ということです。なんで、こんな事を拘っていたか、という事ですけど、これは現場調査にあたった作業員の話を聞いた上で説明してくれてるんですよ。

これ。虚偽説明にはそれなりの意図があったように感じるんですね。行かせたくないという。ここまでの嘘をついて、私たちを行かせたくない事があったんじゃないかという事を今は非常に強く思っています。

で、東京電力が知っていること、知らないことも含めてですけど、私たちが入る事により、何か変な物を引きずり出してくることになると困る、という事もあって、そういう事を恐れて事故調査妨害を敢えてしたのではないかと思っています。今。

1号機の原子炉建屋4階の調査の必要性は何だったのか、という事を説明します。先ずですね。地震発生直後に4階で突然、出水があります。どれぐらいの量だったか、温かい水だったのか、蒸気だったのか、冷たい水だったのか、

そう言った事は一切分っていません。ただ、4階で地震が来たときに、仮設の電源版の足場を組んでいる、そういう作業者の方がいらっしゃって、その方が、水だ!という、現場の一番偉い方の責任者の声を、その方は水の状態を見ています。

その声を聞いて一目散にみんな逃げるという事がありました。この事実派ですね。私が事故調査に入る、事故調の委員になる、、はっきり覚えていませんが、電話で受けたんですが、入る前に個人的に私の方に作業者の方から情報提供がありました。

で、だったので、それを事故調査に入って直ぐその方にお会いしてですね。それでどこでどれぐらいのことが起きていたか、と言う話を聞きました。で、その後、現場で一番偉い方ですね。その方にも国会事故調の方にお呼びして話を伺っていると。

それで、これは事実としてあるという事です。出水ということがですね。で、★東京電力はこの時点では恐らく気付いていません。なぜならば、このお二方をヒアリングするまでですね、東京電力というのは、東京電力に、その最初の方は逃げた時に、

その日に言ってるんだけど、殆ど相手にされなかったと。それは津波じゃないの、とか何とか言われた、そういう話しなんですけど、そのことで相手にされなかったんですけど、あまり、それ以上深くはあれなんだけど。ま、そういう問題があります。

あとですね。ですから出水はあったんです。その出水があったの、私は全然別に4階というものが非常用復水器(http://j.mp/11rOiSb)がありますが、この出水現場で非常用復水器と非常に近いんですね。

場所は確定できないんですけど、かなり近い所にありそうだ、という事でいろいろ図面を見ながら、その出水位置とIC関係の配管関係の所を調べましたけど、特定出来ないんです。ということで、これは関係が、ここは間違えないで頂きたいんですが、

私はICが地震で破損して、底から出水したんだ、という事を力説したいのではなくて、この関係が分らないから。ICというのは、その可能性が、地震の時に非常におかしい運転をしています。地震から津波にかけてですね。

その問題も含めて、このICがやられていないかどうか、関心があったので、これを見たいという事で、協力調査委員の方とワーキンググループ1で、みんなでここに是非入ろう、ということで、それで東電に申し入れたという事です。

で、東電が行ったもう一つは、ICに関する諸設備の目視確認というのがあります。東京電力は10月18日にやったICの調査結果を発表していて、目視検査の結果、ICの地震による破損がなかった、そういう事を断言しています。

これがですね。殆ど火に水をかけるようにICに対する一般的な疑い、と言うのを見事に計しているところがあってですね。その一言でICは大丈夫だったんだ、と殆どの方が思われた。プロの方も。

# 東電の報告は、頭らか疑って掛かるぐらいがちょうどいい。

だけど、現場に行ってないのでそれは出来ないとずっと思っていてですね。これはどれぐらいきちんとやっているか、目視確認ですね。今お見せしますけど、この間の天井版が落ちてる、あれも目視確認でやっている、

# 23年 10月22日公開の1号機4階映像 http://j.mp/1202iNK この映像は良く覚えてる。ブースカが目視確認の結果、配管等の破損なかったと報告。あの映像で分るのかに対して作業員の目視の結果、なかった事を強調。18日と言ってたけど撮影日は20日に、

目視確認で分る時点は、相当ひどい状態だが大体似たような事です。で、これですね。例えばこんな物が、録画を止めてみていくと、こういう物が見えます。これは水素爆発で、保温がくるんであって、必ず配管には保温がされてます。

それをケーシングで巻いています。これが外れていますね。これ、一瞬見ると配管が切れているようにも見えなくもないですよね。こういう所を念入りに見ているわけではない。念入りに見ると被ばくするので、

被ばく量もそんなに低くはないですから、さっさと行かないといけないけど、懐中電灯でパッと照らしていくだけです。これが典型的な物ですね。これが目視確認ということです。こんな風なものも危なそうな物も見えなくもない。

ですけど、こういうところは瞬間でスッと照らして通っていっちゃう。これがICの、蒸気が水になっていって出てくるところに管ですけど、これを、こんなのは、どけてみないとどうなっているか分らないし、

配管を包んでいる状態でこう言うのを見ていくだけですね。これが目視確認という事です。検査技術的には何の意味もない物です。だけど、こういう事をやって、やりました。それで目視確認の結果、何もなかった、

と言う話しで話しは殆ど消えていく、そういうことです。一つの、これも老巧の中に出てくる陋巷の中に出てくる音、音声ですね。を拾ってみた物です。これ以上いけないですね、とか、いけないとか、じゃあ、この辺でもういけませんねとか、

配管も大丈夫そうだね。配管は大丈夫ですねと、2人の方がこうやって話してますけど、ここに溜まっている水は何だろう、なんか水があるみたいですよね、それから、目で分かんないですね、うん、分かんないですね、とか、

この辺の配管大丈夫ですかね?保温材が剥がれてうちいってますけど、配管はそんなふうでもなさそうですね。配管大丈夫だそうですね。配管はなんか、無効が話題上部ですね。この程度を、これはですね。

# 配管無事だけど巻き付けてある保温材が避ける。スパーサイヤ人の服みたいだな。w 鋼鉄製の配管は無事。ポッキー折らずに周囲のチョコレートだけ触らずに折ってみよう。

空間的な特殊性とかですね。という事も含めて考えると、これ自体が、この検査結果は、非常に問題があるけれども、じゃあ、これ以上のことが出来るのか、という事がですね。ある程度ターゲットを決めていかないと駄目かな、と言う気もするので、

非常に技術的には難しいことではあるけれども、質的にはこういう物が検査をした、これが目し検査だ、ということです。私たちはこういう事は含めてビデオを見て、もっと言い検査をやりたいと思っていましたから、

被ばく線量とか、そういう事も教えて貰いながらいろいろやろう、と言う計画を立てていたところです。で、これで問題は二つあるんですけど。今後についてですが、こういうふうに、国会による東京電力の虚偽説明という、これをですね。

★★これは国会事故調に対する、やっぱり愚弄しているんだろうと思いますね。これは許されないことだと私は思います。ですから、後はこれをきちんと国会事故調ですから、国会で事実をきちんと確認して頂くことが一つあるんだろうと思います。

# 毎日の東電会見で国民を愚弄しまくってる東電広報。国政調査権を持つ国会事故調でさえ。すごい会社ですな。

もう一つはですね。国会の手動で、国会事故調がやろうとしていたことが出来なかったわけですから、これをもう一回、早期に再調査をしたいという事です。再調査というのは、入念にやる必要があるけれども、そのビデオなんかをいながら、

きちんとした物をやって、それで何らかの結論。その上でIC配管がやれてないならやられていないで結構です。別に。そういう確認ですね。やれそうではない所は出来ないから推測になりますけど、ここは可能性を持っている空間です。

ですから問題になっていた場所ですから、底に全く立ち入られない事ではなくて、ある程度可能性を持っている場所ですから、これ流行るべきだと思っております。私たちは被ばくをある程度覚悟いたしました。

で、それなりの裏付けを持って被ばくはある程度我慢しようという事で、それではなくて、問題は暗いこと。暗い固めに高い所から落ちるとかですね。パニックになるとか、迷子になる、暗くて迷子になって高線量域に紛れ込んでしまう可能性があるとか、

そういう暗さに基づく問題に関して、これはいけないとは判断したという事です。★ところが、その暗さが実はそうではなかった。照明まで付いていたという事で、非常にくやしい思いをしました。ま、以上です。

○伊東良徳氏:
(元国会事故調 協力調査員)田中さんから大体話されましたので、私の方からはちょっと背景説明として、その当時の説明をした人と、それから説明の場について、背景説明をしたいと思っております。

特に東京電力の方は朝日新聞の取材に対して、担当者の誤認であるとかですね。あるいは何らかの意図を持って虚偽の報告をしたのではないなどのことを言っているようなので、★私たちはそんなことは有り得ないと思っているので、

その関係のことについて説明したいと思っております。先ず、この説明をした★玉井さんという方ですけど、この方は企画部部長という位置付け。企画部 部長というのはものすごく偉くて、

企画部長はそんなに偉くない見たいな話しらしいんですけど、それはさておいて、それはさておいてですね。この方が国会事故調との関係でどういう役割であったかというと、国会事故調と東電が、いろんな資料の要求をしたり、

# 東電会見ワラワラ出てくる企画部長。裏で糸引いてるのが企画部部長で偉い人。玉井氏は企画部部長。役職も世間の常識通用しない。

どこどこを見せろとか、運転院にヒアリングさせろとか、そういうやつは全部、国会事故調の事務局と、企画部が打ち合わせをして進めて行ったわけです。で、国会事故調との関係で、そういった協議の窓口は、全て企画部で、

企画部部長であった玉井さんという方でありまして、一介のぺーぺーが来ている話しではないんですね。且つ、国会事故調が始まってから、ずっとあらゆる場、特に東京電力に対するヒアリングをやれば、

# ペーペー ワラワラ の東電会見 なめられたもんですな。

必ず、その玉井さんがやってきて、そのヒアリングの司会をやったり、それこそ説明者が、個別の技術的な説明者がいなければ、玉井さん自身が説明するという事でですね。常に玉井さんが国会事故調との対応では、責任者であり、

我々に会う場面では責任者であり、そういう事をずっと続けてきた人の訳ですね。で、そういう方が、この場がどういう場であったかというと、3月6日、確定だったかまでははっきりしないが、3月の5,6日に福島原発に現地調査に行くという事が、

確定だったか、どうだったかは底までは覚えていないが、それを前提として2月28日の1週間前の段階で、私が確かその時聞いたのは、事故調の事務局から我々は、さっき田中さんが言ったように

1号機の原子炉建屋4階をどうしても見たいという事で申し入れをしている。東京電力は出来れば5号機をお見せしたいという事を言っておる、ということで、そこで事務局の方も、一応協議をしているんだけども、

ということの、まだそこが決まらない段階で、東電が2月28日7時から説明にくると言うので、現地調査に行く予定の調査員は、そこに参加して欲しいという事を言われて行ったわけです。

だから、その場はまさに予定されていた福島第一原発の現地調査について、どこを見るかという事の交渉というか、協議中の中で東電がそれで説明をしたいと言ってきた場の訳ですね。

今言ったように、そういう場に東京電力の窓口の責任者が説明に来られるときに、翌事実確認もしないで、思い込みだとか、個人の誤認が、なんというかな。説明する事実を当然、ええ、東京電力の、底を具体的によく知っている方に確認してくるはず。

さっきも言ったように、その日、玉井さんは毎回ヒアリングの場では、技術担当がいないときも、本人自身が説明するから、必ず担当者に事実は確認してきてる筈なんです。事実は。

そういう方がくるのに、たまたま、この問は勘違いしていたと。じゃ、この時はよく確認しないで勘違いだったとしたら、国会事故調に対して当然は全部極めて無責任に何も確認しないで言ってるという話になってしまうわけで、

# プラントの物理的調査に広報部が窓口担当になる所で既にトチ狂ってますがな。毎日の東電会見と同じようなメンツがやってるんだよね。技術畑が窓口に窓口やらせない。広報というフィルターを通す。国会事故調に対しても同じ対応していたのか。

我々はそんなことは有り得ないと思っている。★しかも、その説明の場で玉井さんが一番最初にいった事は、今日の説明の趣旨としていったことがですね。皆さん、国会事故調さんの方が、1号機の原子炉建屋に入りたいと言っているという事ですけど、

それが如何に大変かという事を今日は説明に参りました、という事がまず最初の説明です。しかも、その説明の中の冒頭がですね。さっき言ったビデオが写り始めた上で、このビデオでは4階に明かりが差しているように見えますけど、

この時は建屋カバーはなかったけれども、現在は建屋カバーがあるので、昼間でも真っ暗だ、という事を了解頂きたい、というのが、★★会合一番の話しなんですね。つまり、彼が、その日、一番言いたかったことはそれな訳ですよ。

で、それを準備してやってきているのに、それをですね。ww よく確認しないで個人的に誤認してたなんておおよそ有り得ない。まさに、彼はその時は、われわれが1号機4階に入る事を、何とか断念させようと思って説明をしに来たわけだし、

その一番の材料が真っ暗。建屋カバーが出来たから真っ暗という話しだったわけですね。それについて東京電力は今言ってるらしい。私が直接聞いた訳じゃありませんけども、朝日新聞の記事によると、そういってるらしいですね。

# 東電ツイッターでもワケワカメな弁解を紹介するHPを紹介してる。こういう事にはツイッター使うのか。東電広報、いつものことだけど。普段の会見と同じ事を国会事故調に対してやってたのか。調査権のある国会事故調に対しても。全然驚けない。救いようがない。

個人の誤認であるとかですね。あるいは何らかの意図があって虚偽の説明をした訳ではない、とかありえない。まさにそういう意図を持って我々を断念させるために説明している中の話しなので、

東電のコメントが、(http://j.mp/11rLHaX)そういう状況から考えても有り得ないと私たちは思っています。という事も補足しておきます。

○田中三彦氏:
もう一つ、補足させて下さい。これが秘密の暴露、というのはやっちゃいけない訳です。私たちはね。で、そういう事に当らないように注意はしていますし、で、秘密ではないんですね。

国会事故調報告書の229ページに、いま言いましたような暗さの説明、それを持って私たちは断念しましたという事をきちんと書いております。それがですね。実は嘘だったという事になるわけです。

# 津波写真公開も。未だに隠蔽やりたい放題の東電。東電は隠蔽に対して随分良くなりましたよ、みたいな事を、笑いながら東電の肩をポンポン叩いて事故収束宣言していた細野54。もう、ワロスの世界。

報告書に書いた記述が間違っていたということです。だから、相違間違いの記述を私たちに書かせていると言うことで、これは非常に問題で有ると思っております。

○司会:
ありがとうございました。それでは質疑応答に移りたいと思いますが、挙手の上で、所属とお名前を最初に言って、それから質問。質問は幾つかあると思いますが、取り敢えず1問ずつお願いしたいと思います。

# 無理な要求突きつけるとところなんか、本店会見のテレビ会議映像等、手口が一緒だな。別に驚かないけど。加害者主導を終らせないと何時までも続くよどこまでも。3兆円投入 政府介入ゼロ企業。有り得ない… 勿論、経産省中心でムラで金廻す点には政府は積極関与するよん。



■質疑

東電、寄生庁、常連記者が多数出席。続きはIWJ有料チャンネル、ニコニコ動画で。必見
  1. フジTV加藤:
  2. ニコニコ七尾:
  3. 産経天野:
  4. 共同いけがみ:
  5. フリー木野:
  6. 東京新聞清水:
  7. NHK横川:
  8. 毎日岡田:
  9. 日テレ小林:
  10. 読売船越:
  11. ニコニコ七尾:

○報道スクラップ

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