2013年8月5日月曜日

東電会見 2013.8.5(月)17時30分 ~ 1F港湾内・外海域のモニタリング強化策 発表・3号機原子炉建屋5階 湯気の再発生・共用プール建屋3階エリア火災報知器警報発生・2号機格納容器再調査(続報)・ほか

東電会見 2013.8.5(月)17時30分 ~ 1F港湾内・外海域のモニタリング強化策 発表・3号機原子炉建屋5階 湯気の再発生・共用プール建屋3階エリア火災報知器警報発生・2号機格納容器再調査(続報)・ほか

1時間51分




報道関係各位一斉メール 8/5(月)~ 8/6(火)

○福島第一プラント 8/5(月)~ 8/6(火)

3号機原子炉建屋5階中央部近傍(機器貯蔵プール側)湯気【動画】

○第5回 福島県原子力発電所の廃炉に関する安全監視協議会 8/6(火)

○指示・報告 8/5(月)~ 8/6(火)
  • ---

環境モニタリング 海側観測孔 地下水 高濃度汚染関連 8/5(月)~ 8/6(火)

環境モニタリング・サンプリング 8/5(月)~ 8/6(火)

○その他 8/5(月)~ 8/6(火)



■(共用プール建屋)3階エリアにおける火災報知器の警報発生について




○東電小林C:
定例会見を始める。

○東電今泉:
福島第一状況の説明の前に連絡したい。本日、午後4時13分頃、福島第一原子力発電所の共用プール建屋3階エリアで火災報知器の警報が発生。そのため、午後4時22分に消防署に連絡。

その後、ウェブカメラで現場の天井付近に煙り等の以上がないことを確認。午後4時48分に当社社員が実際に現場に赴き、煙など以上がないことを確認し、当社としては火災報知器の誤作動、という事で本字小を判断している。

ちなみにプラントへの影響は無く、共用プールの冷却も継続中。モニタリングポストの値にも有意な異常はなかった。その旨、本日17時6分に一斉メール http://j.mp/1c25bbk をさせてもらっている。


■福島第一の状況


それでは福島第一の状況について説明する。http://j.mp/1c27US3

[原子炉および格納容器の状況]
下のポチに書いてあるが、8月分の原子炉冷却に必要な注水量について、1号機は2.8m3/h、2号機 3.9m3/h、3号機 3.8m3/h と定め、運用を開始している。1~3号機の注水状況はご覧の通り、先程の注水必要量以上の流量で安定して注水している。

[圧力容器下部温度][格納容器圧力と水素ガス濃度]
記載の通り。

[使用済み燃料プール]
1~4号機とも循環冷却システム運転中。

[タービン建屋地下溜り水の処理状況 ]
2号機タービン建屋から3号機タービン建屋へ本日10時6分から移送実施。3号機タービン建屋から集中ラド施設の方に8月2日10時28分から移送を実施中。現在も移送を続けているところ。

[水処理設備および貯蔵設備の状況]
サリー運転中。


◎3号機の原子炉建屋5階 湯気 再発生について★★★

[その他]
下から3つ目のポチの上。8月5日とかいてある。本日だが、7時30分頃に3号機の原子炉建屋5階で湯気が発生している事をカメラにて確認している。その後、12時05分には湯気が確認されなかった状況を確認している。


◎2号機格納容器再調査の状況★★

それと下から二つ目のポツ8月2日の覧だ。こちらは2号機の格納容器内部の再調査を実施していることは以前説明した。格納容器の中にカメラ並びに溜まっている水をサンプリング容器を挿入していたが、途中にあるグレーチング、

編み目の床みたいなところだが、こちらを通過したが、どうもサンプリング装置が上手く水を取れるような状況になっていないと言うことで、一旦ここで作業を中断し、もう一度この手順、あるいは装置を確認した上で、再トライする判断をしている。

それがこの8月2日の項目で、8月5日以降、原子炉格納容器滞留水の採取を実施した後、再調査を行なう予定というところが、その様な状況であったという事だ。格納容器内の滞留水の採取だが、

本日予定したものが、今言ったとおり出来なかったので、8月7日に再度確認した上で行ないたい。もう一つ、8月2日に予定していたPCV内の再調査の中で、制御棒駆動機構の交換レールの調査を行なっていたが、

こちらを8月2日から8月8日に実施日時を変更して実施することにしている。これが8月2日の2号機格納容器再調査の状況だ。一応、本日の福島第一の状況は以上だ。


■宿題回答


先日、質問を頂いていた点があるので、回答出来るところをしたい。

▲★★★8月2日の会見の時に観測孔No.1、No.2、No.3 のボーリングコアがあるのか、と言う質問。あるならば線量率測定は実施するのかという質問があった。

こちらは、一応、No.1、No.2、No.3の観測孔ボーリングコア、これは何れも、こちらの方にある。あっ、我々が持っている。で、この後、一応、放射線量率の測定は実施する予定という事である。

# ボーリングコアの存在、扱いがどうなっているかを質問されていたのに答えなかった東電。必要になることは当初から認識していたのか。実際は下請けに掘らせているけど、サンプルはしっかり東電側にあるということな。##

▲もう一点。▲観測孔No.1-8と1-9を何時掘る予定かと質問があった。これは金曜日にこの後の対応について規制庁に説明した資料 http://j.mp/12LbM5V の中に、

観測孔の追加ボーリングを、こういったところをやるという説明をしたときに頂いた質問である。一応、No.1-8はガラスを注入したすぐ手前のところ。こちらの観測孔については、今週中にはNo.1-8を彫り上げたいと思っている。

で、No.1-9 について。これはガラス注入した壁の海側の場所だが、これは、このNo.1-8に引き続き、こちらの地下水観測孔を掘る予定である。


■4号機原子炉建屋健全性確認 (作業案内)


情報提供が前後したが、4号機の原子炉建屋の健全性確認を、これは四半期に一度、定例的に行なっている。今回も第6回目になるが、8月6日 明日から8月28日までの予定で、この健全性の確認を行なう予定だ。

実際に点検内容としては過去の5回の点検と同じように、水位測定、外壁面の測定、あるいはコンクリート強度の確認。目視点検、こういった4項目を実施する予定であり、

★★ただし、4号機については、原子炉建屋カバーを作ったので、南側の面の点検が出来ない状況であり、これは第5回もそうだったが、今回の測定は西側の外壁面のみになる。

一応、この調査にあたっては、東京工業大学の竹口名誉教授に立ち会ってもらう予定である。前後したが、作業関係として説明させてもらった。短いが、私からの説明は以上だ。

○東電小林C:
事務方から連絡だ。8月2日(金)に公表した福島第一2号機格納容器内部の事前調査の動画だが、容量が大きく、一部不具合が出ている。準備が整い次第、改めてHPに差し替えて公表するので承知しておくのだ。

○東電今泉:
▲もう一点。先日、福島第一3号機の最上部から湯気が出ていると説明した際に、その際の動画を公開してくれないかという質問をもらった。で、今すぐというわけにはいかないが、今、公開について準備しているので、

でき次第、HPで公開したいと思っている。準備が整い次第なので、なるべく早く、これを行って行きたいと思っている。

○東電小林C:
それでは質問を受ける。(17分)



http://live.nicovideo.jp/watch/lv147476865#0:27:30

■福島第一原子力発電所港湾内・外海域のモニタリング強化について ★★★★


○東電小林C:
質疑の途中だが、配る物がある。「福島第一原子力発電所港湾内・外海域のモニタリング強化について http://j.mp/1c2jX1M」配ったら 東電今泉さまより説明させて頂く。

○東電今泉:
先週、金曜日 http://j.mp/15nQBHg に私どもの今後の対策等も含めた説明をしたが、先ず出来るところからすぐに着手しようという事で、モニタリング強化について検討した結果が取り纏められたので、

それを説明させてもらいたい。1ページ目だが、港湾外への放射性物質の拡散について、監視強化をするため、港湾内外の近傍で、試料採取点を追加する。先ずは採取点の追加という事である。

一つは港湾内については、港湾内の南側、あるいは北側の測定点を追加したいと思う。2ページに福島第一の港湾内、後、港湾のちょっと外にポイントを示している。これを見ながらとおもっている。

先ず、今言った港湾内の南側、北側というのは、この2ページ下の防波堤の中の赤い四角、ポチ、こちらだが、従来は港口、それに延長する形で、緑色の点のところを測定していたが、今回、新たに赤い四角囲いのところを

追加測定したいと思っている。それと港湾外の近傍だ。こちらは港湾口の東側。それと北防波堤北側、南防波堤南側、ということで、先ずこちらの防波堤の外側にある緑色の四角形の部分。

先ず、左側から敷地北側沖合、0.5km地点というのが、これが北防波堤北側、と言う点である。次に右側。福島第一敷地沖合1km地点。これが港湾口東側、と言うポイントだ。

それで残りが南防波堤南側というポイントだ。測定項目としてはγ、全β、トリチウム。これを週1回の頻度で測定するという事にしている。追加箇所としては、kそういうところである。

2番目のマルについては、沿岸地域における海域モニタについての強化である。こちらは試料採取点、3ページ目に海の広い範囲図の図面があるが、こちらで先ず、試料採取点の追加ポイントとしては、請戸港の南側と書いてある。

後ろの図面では T-6と書いてあるポイントだ。それと、測定項目についても追加しており、これは福島第二の北放水口付近で、全β、トリチウムを測定項目として追加する。これが後ろの図面に示す T-3 、こちらのポイントだ。

こちらは測定項目を追加していくことになる。それと測定頻度の方も増加して行きたいと思っており、福島沖合3kmより以遠の4ポイントについて、全β、トリチウムを月に一度の測定から月2階に即手を増やすことを考えている。

ちょうどこの3km以遠の4点というのが、後ろ3ページにある T-01、ええぇぇ、ちょっと見えないが、その下に2点ある。この3ポイント、プラス、もう少し右側にあるこのポイント。だな。番号で言うと、

# T-01? T-D1じゃないの?##

T-D1、これが請戸川沖合3km。T-D5 が 福島第一敷地沖合3km。丁度真ん中ぐらいだな。で、こちらがT-D9ですか? これが福島第二 敷地沖合3kmのところ。それとT-5。これが福島沖合15kmのところ。

この4ポイントについて、月1回から、月2回に測定頻度を増やすことを考えている。この結果、港湾外の測定頻度は、全β、トリチウムについて、現状、月32回から、月72回の測定頻度の増加ということになる。

我々はこのように評価を考えているが、今後、専門家の意見等も聞いて、必要であれば、こういったモニタリング強化についても、引き続き検討して行きたいと思っているが、先ずはこういった所から測定を強化して行きたいと思っている。

この資料についての説明は以上である。

○東電小林C:
では、質問を。



■質疑


0:16:45
●ニコニコ七尾:【概要】

・3号機建屋上部の映像公開の時期

・3号機建屋上部、再び蒸気が発生した原因

・▼3号機建屋上部湯気、規制庁に報告してどのような意見があったか

(東電今泉:報告の結果、規制庁に理解頂いている)

・▼共用プールの火災報知器 誤作動の原因、可能性について

(東電今泉:煙が全く出ていない根拠で誤作動判断した)


http://live.nicovideo.jp/watch/lv147476865#
0:21:40
●フリー木野:【概要】

・▼事故直後からの写真で公開されていない数千枚の写真の整理と現状。いつ公開するのか。保安院時代から全て出すよう指示出されているのに、どういうことなのか?

(東電小林C:マイクナシ ~ キキトレズ ~ 今すぐどうこうという状況ではない。私が知らないので確認して回答する)

タービン建屋の内部写真、現状、整備、補修等して変わってしまっているようだ。数ヶ月前から整理しているようだが現状はどうなっているか

(東電小林C:現状を確認して答える)

・▼建屋の状況含め1Fで監視用に使用しているWEBカメラの数は?


(東電小林C:確認する)

・Webカメラ配信等、映像の公開は今までもしていない。する予定ないはなしだったが湯気が発生、情報公開問題になる中、改めて聞く。公開する考えは?

(東電小林C:公開する予定ないと今までも回答している。考えていない。)

・▼情報の透明性についてどう考えるか?

(東電小林C:ウェブカメラ公開しない)

公開しない理由は?

(東電今泉:意見を頂いたので、いくつカメラあるか含めて、公開対する考え方も含めて、一回引き取らせてもらい説明したい。)

・▼4号機の建屋健全性調査する話し。1号機と3号機はやってない。どう考えているか?

# 今泉氏が二言目に知らない知らないアルバイト司会をフォロー。##



0:27:30
●東電今泉:

「湾内・外海域のモニタリング強化について」



0:35:15
●ロイター浜田:【概要】

・規制庁から地下水くみ上げ急げ指示があったが何時になるのか

(東電今泉:準備中。今週末ぐらいから汲上げ実施するため検討)

8月後半説明を前倒しすると?

(東電今泉:出来るところは早くということで準備)

・1日100トン汲上げ、保管場所の検討、目処は?

(東電今泉:具体的にどう確保するか言える段階になく検討しているところ。纏まった所で説明させてもらいたい。)

汲上げ前倒しする一方で、保管場所目処が付いてない答え、走りながら考えていくのか?

(東電今泉:汲上げ期間は長くなるのでしっかり見通し建てて考えないと。今あるタンクを利用しながら保管する事になるとおもう。)



0:38:15
●東電今泉:【概要】

・▲3号機湯気 東電評価に対する規制庁からのコメントについて。線量低減を行なった上で評価の妥当性を検証するようにという指示を受けている。

・▲福島第一 1、2,3の健全性について。線量が高いので線量状況見ながら建屋健全性の点検の必要性を判断したい。



0:40:10
●ファクタ宮嶋:【要約】

・規制庁の特定施設のWGに行ってる3人の部長を統括をしているのは立地本部長の相澤でいいか?

(東電今泉:そうだ)

・2年前の秋に山を含めた完全遮水壁は数千億円掛かるので出来ない相澤会見。海側遮水壁を作るとしたのが 2年前の秋なのに、それすらできておらず、今場当たり的な事をしている。発災当時2年で作る話が既に2年半。東電として全体の完全遮水をするかどうか決まっているのか?それにかかる費用、それは政府に決めてもらってやるつもりだろうが、少なくとも相澤は海側だけ遮水壁を判断した当事者だ。是非記者会見をしてもらい、今のままでいいのか聞きたい。

・3号機の上だけで空間線量は μSv/h ではなくSv/h級だ。更田委員もいってたが、様々な事、スカイシャインみたいな事も考えられると言っているので、除染してどうだではなく、1号機より線量高いわけだから遮蔽するかどうか。遮蔽も大変で出来ないと思うが、それをほっとくのかという事もある。東電として場当たり的な事は今やっているのでいいけど、2~3年掛けて本気で遮水するのか?3号機も早い段階でデブリ取り出しと言ってるが、出来る事と出来ない事を含めて責任ある役員が説明して欲しい。2年前に海側遮水壁を前田建設にやらせる、世界的にも汚染水が海に漏れないように責任を持っていやると言ったのは相澤。それが2年経過して出来ない事を含めて、その責任を問おうとは思わないが、もう一度完全遮水をするのか、出来ない物は遮蔽するのか、東電の考え方を聞きたい。場当たり的に何センチの水が銅だという事はこれからも出てくるが、東電としての方向感を知りたい。完全遮水をするのか、出来ない物はもう一回遮蔽するのか。何の前にも進まないと思うが。相澤の記者会見してくれないか。

(東電小林C:ご意見として承る)

(東電今泉:大きな視点の質問だと私は理解。海側遮水壁は工事を鋭意進めているところ。5月に行なわれた汚染水対策検討会でも山側に凍結土を造り、山側からの地下水が入らないように、難しい問題あると思うが、トライしていくことを考えているところ。我々が考えている大きなところについても説明しないといけない所と思うが、海側遮水壁と陸側凍土については実施する方向で検討しているところ。3号機の上部は高線量率エリアで瓦礫を撤去するだけでなく、あそこに無人の重機を降ろし、セシウム等はコンクリ表面に付着しているからその部分を削るとか、作業氏は推薦量低減策を鋭意進めていかないといけないと思っている。3号機の問題にてつてもデブリ取り出せるよう、作業を鋭意続けていきたいという状況だ。)

水棺するなり、空間線量的にも遮蔽。チェルノブイリもそうなっている。難しい事は難しいと言えばいい。数Svを除染すると言われても、削り取るんだった周りに空間線量が上がる作業になったり、専門的な事は良くわからない。基本的に数Sv/hの場所であれば普通は遮蔽すると考えるのが常識だと思うが。層じゃない見解があるかも知れないが、その数巡年後にデブリを取り出す議論があるわけで、ww 次元の違う話と思う。デブリ取り出しは20年後。すると20年間どうするかは別の話。なかなかむずかしいと思うし、規制庁もそう思っているとおもう。どちらにせよ、こういう場当たり的ではなく、東電として出来ることと出来ない事、お金の問題もある。そういうのは経営的に説明して欲しい。

(東電今泉:ご意見として承る)

# どこが質問の切れ目か全然わからない… orz おそらく8割が説教… ##

【概要】
・規制庁のWGに東電から参加している3人の部長を統括するのは相澤か?

・山側完全遮水壁を作る気があるのか、ないのか。

・海側遮水壁だけで良いとした張本人である、規制庁のWGに参加している3人の部長を統括する 相澤 の記者会見を開け。

・3号機建屋上部線量高い燃料デブリ取り出しの話し、更田委員のスカイシャイン等の指摘もある。遮蔽壁するか否か。

・場当たり的な対応ではなく東電として出来ること、出来ない事を経営側が説明して欲しい。



0:48:10
●NHK沓掛:【概要】

・集水枡からの地下水の移送を今週末から始めるということでいいか?

(東電今泉:集水枡になるかまだ検討中。井戸を掘る形になると思う。)

集水枡の設置場所に井戸を掘るのか?

(東電今泉:同じ場所か確認しないとわからないが、形態として横に長い集水枡を掘っていくより、先ずは井戸を掘って抜き取り時期を早めることを優先したい)

・▼地下水上昇はある時点でバランス、上昇止る見方を示したが、現時点で上昇は続いているか?

(東電今泉:新しいデータを持っていないが、地下水位は高い状況で維持していると認識。)



0:50:10
●共同ながお:【要約】

・汲上げた水の保管、先週の会見で、尾野氏は一旦建屋に戻すといってたけど。

(東電今泉:すまん。失念してた。検討していく中で、実際に地下水を汲上げ、立坑の中に水を入れ、2号機から出ている海水配管トレンチに抜き取った水を入れて、タービン建屋の浄化をしながら、水の量のコントロールしていくことも考えている。これからどのような方法で、タイミングは検討している段階であり、纏まれば皆さんに説明したい。海水トレンチはタービン建屋と連結しているので、そういった所に入れることで、そこの汚染水のところに水を入れて、その中で浄化することも考えている)

・海水配管トレンチの2号機タービン建屋だと接続部から立坑Bで埋めていると思うが、今、立坑Bとタービン建屋の間に穴を掘る形になるのか?

(東電今泉:閉塞していない立坑を利用出来ないか、検討の一つとして考えているところ)



0:52:30
●朝日ただ:【概要】

・▼先程の地下水位上昇の話し。データは今ないのか?会見中に毎回配るデータではないの?

(連続データは自動計測した物が貯まっている場所に取りに行かないといけない状況があるので、その都度になる)

・▼地下水くみ上げるということで、地下水以外で現在1日タンクに保存、送り込まれている量は?

・▼今できてるタンク全体の数は900基?今回のことでどれぐらい必要数が増えるか?先週も質問したが見通しは?

・▼地下水バイパスはいつからやるのか、何時までにやるのか?デッドラインがあるのかないのか。

(バイパスの期待度と何時までにやらないといけないか、確認する)

・▼今回の汚染水対策で作業員がふえているのかどうか。

(1日3000人で変わってないと思う)

東電社員の割合は?

(1割ぐらいと思う)

作業員が増えているように思えるが、確認して欲しい。

・▼汚染水対策工事で増える被ばく量と人員確保の見通しについて。



1:01:10
●朝日木村:【概要】

・2日にトリチウム流出試算示したが、他の核種の試算は何時頃示すか?もう準備を始めているか?

(東電今泉:ストロンチウムのソースをどこに考え、想定する事は難しい。専門家の意見を聞きながら試算を進めて行かないといけないとおもっている。長々やる気はないが、今の段階で何時までには言えない状況。郵貯にやるつもりはないが、出来たところで説明したい。)

今はどの段階に?関心高い。漁師さんにとっても。今どの段階のレベル?専門家に投げて意見を聞こうとしているのか、聞く前の段階か?

(東電今泉:同士さんを薦めるというやり方について専門家にアドバイスもらいながら進めているところ。ストロンチウムの挙動をどう作っていかないといけないか、難しい面があるようであり、そういう物をどう試算に取り組んでいくか聞きながら評価方法を検討しているところ)

・ストロンチウム挙動、難しいというのは、どういうところが試算を出すことを困難にさせているのか?

(東電今泉:トリチウムは水と挙動が同じなので、地下水の動きに載せて放出量出す事は可能だが、ストロンチウムが地中をどのように移行するのか、海底にあるストロンチウムが海底からどれぐらいの割合で出てくるか、ストロンチウムの挙動をモデルに組み込んでいくか難しいと思っている。なるべく早く評価していきたい)

ひと月ふた月ででないよな。

(東電今泉:早く示したい。)

汚染水がどんどん出ている状況なのに、

# いつだす、いつだす、はよだしたい、はよだしたい、の繰り返しと。ストロンチウム挙動について。##

・▼以前要求してたデータの公表はどうなったか。検討すると言われているが今どの段階にあるのか?

(東電今泉:過渡現象記録装置の件、東電が持っているデータのリスト公開はまだ。)

・▼元東電社員の木村さん公開質問状について



1:12:20
●テレ朝村田:【要約】

・▼先週金曜日に規制委員会で開かれたWGで出た要請について。このWG目的は汚染範囲を特定することが一つの目的。東電が現在行なっている観測孔を掘り漏洩カ所特定する方法とは別に、10cmメッシュを切って表面線量を計る方法を明日にでもやってほしいと。この委員会WGは2日だから3日には始めて欲しい意見があったが、もうしているのか、何時頃やるのか?

(東電今泉:メッシュ表面線量は具体的にまだ聞いてないが確認する。)

この質問の意図は、8月末の地下水くみ上げが今週末にも始めると先程説明があったからだ。

・▼このWGで要請されたのは、観測孔で汲み挙げた地下水の放射性物質の測定は、1mと12mで汲上げた水が全部平均値に。それがどうにかならないか。つまり地表近くの放射性物質と12メートル深いところの放射性物質のさが求められないかという提案があったが、これは応じられる物か?

(東電今泉:確認する)

・▼止水壁は2列目 残り53本残っている止水壁の広報は7月8日この会見出配られたパンフレットにあったライト工業のマルチライザー広報でいいか?

(東電今泉:結構。)

これはまだ続けているのか?

(東電今泉:まだ現場でやっている)

・規制委員会のWGではもう1列目が終っているので、2列目を完成させる予定が8月10日までの予定なのか、それとも水を汲上げるのが先か、選択を迫れていた筈だ。その際に水を汲上げる時期を決める要因は何かと言う質問に対し、東電は重機の取り合いだと。それはこのマルチライザー工法に使う重機と、今度新たに溝を掘ってく水を汲上げる重機を取り合っているのだということだから、今、まだマルチライザー工法で薬液注入をしているとすると、今週中に水を汲上げることは重機を使った方法では無理ということか?

(東電今泉:重機の取り合いをどう行った意味で言った確認してみないとわからないが、… 取り合いというのは、マルチ工法のガラスのアノ機械を使った穴を開けると言うことではないと思っている。重機を現場で、何というか、作業現場、設置場所なんか取り合いが、取れないことだと思う。今、私の手元では特に予定変更は利いてないので、そこは上手く調整取れていると思っているが確認する。)

# 自分も見たけど、確かに重機の取り合いだと言ってた。場所の取り合いだとは言ってない。##



1:18:35
●東電今泉:【要約】

・▲朝日たださんに質問のあったタンクに溜まっていく量は、天候によって変わるが、週に2500~3000m3。タンクの余裕が処理水タンクで6万m3ぐらい余裕があると手元資料での確認だが、▼もう一度よく確認する。

(朝日ただ:1週間で2500m3か?)

1週間だ。

(朝日ただ:1ヶ月で2500~3000トンぐらいの間?)

そう聞いている。

(1ヶ月だと1万トンぐらいになる?)

そうだな。

(朝日ただ:今ある6万トンというのは何の数字?)

処理水託送容量に対する余裕だ。

(朝日ただ:今、総容量はいくらなのか?6万トンしかないと、1ヶ月ずつ増えていくと6ヶ月で一杯という事か?タンクを増設しているから大丈夫なのか?)

タンクを増設しているので容量は増えていく中で、現時点で6万トンぐらいの余裕があるということ。

(朝日ただ:今、タンクは900基ある?)

900から1000ぐらいだと思う。

(朝日ただ:900から1000ぐらいタンクが出来ているところで、余裕があるところが6万トン?)

▼確認する。

(朝日ただ:何もしなくても汚染水関係なくタンクを増設しないと6ヶ月ぐらいで一杯になるぐらいの余裕しかないのか?今の話しだとそうなるが。その理解でいいか?)

▼確認する。



1:22:20
●ニコニコ七尾:【概要】

・▼3号機建屋湯気の件。瓦礫撤去して云々。規制庁のコメントに対応するのにどれぐらいの期間を要すか見通しを

・港湾外の海域モニタリング地点を新たに追加したのは緑色の四角でいいか?

(東電今泉:港湾外は緑色の四角が新たに追加した)

・▼この追加ポイントの距離はどれぐらい離れているか?

・▼表面をすくい上げてモニタリングするのか、深さは?

・▼専門家の意見を聞く話だったが具体的に誰のことを言っているか?

(東電今泉:海域モニタリングについては、WGを作るような話もあり、こういった計画を示しながら意見を頂くのも一つ。)



1:26:40
●東電今泉:【要約】

・▲先程の質問、1Fの作業員は協力企業は3000人。社員は昼間で約200名。夜間は80名で対応。



1:27:35
●フリー木野:【概要】

・▼地下水位が上がるとどれぐらい汲上げる必要があるのか試算について

・▼タンク設置のための地盤調査の進捗はどうなっているか?タンク確実に設置可能な見通しについて

・▼サブドレン浄化、着手しない理由

・▼サブドレンの現在の工事予定は

(東電今泉:サブドレンからの汲上げについては重要と思っており検討していかないといけないと思っている。大事な事だと思ってる)

・▼サブドレン検討は1年半前に行なって計画を立てていたと思うが、サブドレンが遅れている中で工事自体がなくなっている。なぜやらなくて言い判断になったかわからないので確認を

・▼サブドレン水位、先週示した中で7月に入り水位が上がっている評価出来たか?雨の影響か、遮水壁の影響なのか?

(東電今泉:説明できるほど纏まっていない。そこの挙動は大切と思っている。)

降雨の影響であれば、昨年、一昨年の数字と比較すればわかると思うが、違いがあるのかないのか?

・モニタリング強化、港湾内の赤い点二つ。なぜここだったのか理由は?

(東電今泉:港口に近いところでもう一点増やしたいと思って設定した。もう一つの物揚場左側については、5,6号機の影響を見る意味で追加した)

明確にこの辺ということあるのか?どこから何メートルとか。

(東電今泉:サンプリングポイントなので、正確にこの場所と示されないと思うが決まった点はあると思う)

・地下水が港湾内のどこから出ているか調査する予定あるか?

(東電今泉:港湾内の湧き出し口の調査する予定はない。港湾内での放射性物質の影響度合いを測定するのが主になっている。港湾内で湧水孔がどこにあるか調査する計画は持っていない。)

・▼過渡現象記録装置について。先月の原子力改革プランで、未解明調査する項目があるが、過渡現象記録装置についてはどのような調査を現在しているのか?データの公開により未確認未解明になる考えないか?

(東電今泉:過渡現象装置との絡みがどのように関わってくるか、私は知らないので確認する。)

過渡現象記録装置ある事は東電今泉さんはしってるよな?

(東電今泉:知っている)

地震などが起きた場合、過渡現象記録装置をどのように取り扱うか手順は知っているか?

(東電今泉:詳細には言えない。)

いや、しっていたかどうか。言えないというのは?

(東電今泉:どうやってやるかは知らない。位置づけは知っている。)

であれば装置の役割はご存知だと思うが。データがどこにあるか含めて確認している話しがあった。先月の7月27日に公表されたデータの範囲は明確に日付を出している。ということは、どこまで取れているか確認した上で出しているはずだ。なのにどこにあるか確認しているというのはどういう事か?

(東電今泉:よく分らずそういう事言った。申し訳無い)

扱っている部所は?

(東電今泉:原子力部門で確認していると思う)

広報部で出す出さないの判断は広報部のどこが?

(東電今泉:広報部で公表する必要がある、という事になれば、部門と調整して。)

部門と挑戦する以前に広報として出す、出さないを検討している段階なのか?

(東電今泉:今の状況について説明できないので確認させてくれ。)

明快にどのような状況になっているか説明頂けると安心出来るが。広報の中で検討しているのであれば、一つ聞けば直ぐにわかる事だ。是非、次回ぐらいに回答はお願いできるか?

(東電今泉:私が十分抑えておらず混乱した説明になっているが、広報で検討すると言ったが、そこも含めて確認させてくれ。)



1:41:15
●朝日木村:【概要】

・▼どういった検討で広報が出す出さないを判断しているか

・海域モニタリング、潮の流れについて

(東電今泉:細かい潮の流れは説明できないが、沖合には親潮がながれていて湾岸は複雑な流れとおもうが、説明できる物を持っていない。)

・海域モニタリング 港湾外追加3ポイントを決めた根拠は?

(東電今泉:この3ポイントは港湾口に近い所で1点。放水口が両脇にあるのでその沖合で1点ずつ。拡散状況を見る考え方で1点ずつポイントを設定したという事)

・8月2日会見のトリチウム試算。その際に資産内容を地元漁協に説明しているか聞いたら、近隣の漁協含めて説明していると説明があった。地元プレスに投げ込みとかしているか聞いたら、してないとその時は回答していたが、重要な説明を地元、漁協説明に行くときに地元プレスには連絡しないのか?

(東電今泉:私の記憶だが、同日に皆さんに説明した内容でプレスの方にも説明したと思う。)



1:45:05
●東電今泉:【要約】

・▲質問のあった測定点の距離。敷地沖合1km地点と両脇の北側、南側のポイントの間は約640m。3ポイントがどれぐらい離れているかの質問は両脇で640メートル。

(ニコニコ七尾: ~ マイクナシ キキトレズ ~ )

水の採取の方は確認中。規制庁からの指示である温度や線量等の計測をすることについては、瓦礫撤去作業が8月中に終る目処があるのでその後になると思う。

(ニコニコ七尾:マイクで。{3号機建屋上部湯気の評価について}8月中には瓦礫を撤去し、規制庁のコメントに対応出来る詳細な調査が可能セル見通しであるという事か?)

寄生庁の方から温度や線量等の計測しろと指示をされているので、その瓦礫撤去が終った後、8月中に撤去が終ると考えているが、その後、温度と線量の計測をしていくことになる。

(ニコニコ七尾:逆に言えば8月中までに湯気の問題は原因がわからないという事か?)

繰り返しになるが前に説明したメカニズムで湯気が出ていると思っている。そこは規制庁にも説明している。その時にこういった指示をもらっているので、その時の指示に従っていくという事だ。

(ニコニコ七尾:汚染水の問題と湯気の問題は非常に心配しており以前も何度も聞いているが、東電は現在の仮設で説明が付くという事で、そんなに心配する必要はないという認識でいいか?不安なのでそこは現段階で不安を解消したいと。ニュアンスを聞いている)

一番心配しないといけないのはデブリ。死体に落ちた物が再臨界しているんじゃないか、と言う点。

(ニコニコ七尾:はい!)

そこについては確認をずっとしているわけであり、そこは安定していると言うことだと思う。後、実際にメカニズム自身は今言ったとおりと私どもは今考えており、大したことはないという事ではないが、まっ、この湯気の発生については、私どもとしては一定の検討は終って、後は規制庁の指示で温度と染量を量っていく状況だと思う。

(ニコニコ七尾:規制庁も瓦礫や作業員大変だが、急げというニュアンスではない?順次計画に従い調査しろというニュアンスか?)

# アルバイト司会 東電小林C、機能しておらず。## 

指示は瓦礫が撤去された後、温度、線量等を計測しろ!と言う指示だった。

(ニコニコ七尾:わかった。)


(東電小林C:先程の質問、サンプリングの深さは確認中で、今日はちょっと難しそうなので次回の会見で。)

(ニコニコ七尾:わかった。)






~ 終了 00時00分(00分)

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