2013年8月9日金曜日

東電会見 2013.8.9(金)17時30分 ~ No.1エリア地下水くみ上げ開始・地下水流下イメージ(経産省・エネ庁 提出-社内文書)・健康診断未実施 作業員に対する改善、調査、行政指導(厚労省)・地下水観測孔の地下水位トレンド報告(8月8日)・4号機原子炉ウェル、圧力容器、使用済燃料プール内部調査結果・水処理設備 放射能濃度測定結果・汚染水対策委員会 第4回開催報告・ほか

東電会見 2013.8.9(金)17時30分 ~ No.1エリア地下水くみ上げ開始・地下水流下イメージ(経産省・エネ庁 提出-社内文書)・健康診断未実施 作業員に対する改善、調査、行政指導(厚労省)・地下水観測孔の地下水位トレンド報告(8月8日)・4号機原子炉ウェル、圧力容器、使用済燃料プール内部調査結果・水処理設備 放射能濃度測定結果・汚染水対策委員会 第4回開催報告・ほか

2時間16分


通常の3倍ですよ。

報道関係各位一斉メール 8/9(金)~ 8/11(日)

2013年8月8日(第4回)汚染水処理対策委員会

○福島第一プラント 8/9(金)~ 8/11(日)

○指示・報告 8/9(金)~ 8/11(日)

環境モニタリング 海側観測孔 地下水 高濃度汚染関連 8/9(金)~ 8/11(日)

環境モニタリング・サンプリング 8/9(金)~ 8/11(日)

○その他 8/9(金)~ 8/11(日)
  • --



■福島第一の状況




○一杉:
8月9日(金) の定例会見を始める。よろしこ。原子力立地本部長代理の尾野さまより説明する。

○尾野:
よろしこ。福島第一の状況 http://j.mp/135g6x5[原子炉および格納容器の状況]1~3号機まで原子炉への注水は安定して継続。

[圧力容器下部温度]
示したとおりで特記事項ない。

[格納容器圧力と水素ガス濃度]
ご覧の通りだ。

[使用済み燃料プール]
1~4号機まで循環冷却システム運転中。

[タービン建屋地下溜り水の処理状況 ]
2号機タービン建屋から3号機タービン建屋に移送中。3号機タービン建屋から高温焼却炉建屋へ移送実施中。

[水処理設備および貯蔵設備の状況]
サリー運転中。

[その他]
上から6こめ。下から3つ目。2号機格納容器内の滞留水のサンプリング。あるいはCRDのガイドを使い内部調査を行なう関係だが、一番下の行。

★8月12日以降に作業の検討踏まえて作業の未実施部分。これはCRD点検のためのガイドスロープを使っての調査だが、こちらの再開をしたいと思っている。★それからその下。1号機の資料済み燃料プール内の瓦礫撤去だな。

こちらの関係で養生等の検討を行なうための作業を行うことを考えていたが、スキマーサージタンク内部からの調査を考えていたが、内部の線量が高いということで、調査については改めて再検討することにした。

★それから下の方だが、タービン建屋東側の地下水の調査状況についての関連作業だが、調査孔0-1、(地下水観測孔0-1)これは1号タービン建屋の東側、取水口の角部だな。この近くの結果が出てきている。その他進めている。

★それからぁ、関連してだが、No.1-8、と言う場所。これはガラスでの遮水壁を作った直近の陸側だが、ボーリングを進めていたが、若干堅い層にあたり手間取っていたが、順調に再開しているので、

今週末あたりに水位測定が出来るのではないかと考えている。水位測定が出来たらお知らせしたい。当該場所はこれまでの経過等々から考えると、ガラス壁よりも高い所に水位がある事も可能性として考えられると思っているが、

測定の結果踏まえて判断していきたい。何れにしてもガラス遮水壁を作ってきたことの結果として効果を発揮してきていることの裏返しだが、翌様子を見ていきたいと思っている。

# 無尽蔵に流れる川の水の流れを、ちょっと遮る壁を作って、得られる効果の裏返しといわれてもな。そんなに実績を強調したいですか、そうですか。##

★★★それからだな。関連してだが、ボーリング調査の関係で作業している方、計画線量が0.8mSvで作業していた方だが、作業の関係で穴を掘って中に入っていたという事で、

★★★計画線量が 0.8mSvのところが0.89mSvの線量があったという事がわかっている。場所としては以前、漏洩があった電線菅トレンチの直近のNo.1-7の作業なので、ええぇぇ、ま、そうした場所での作業だった。

★★★その様なことがあったので知らせておく。尚、β線の雰囲気を確認したが、そちらについては特に出ていなかったので、γ線のみという事でいいかと思っているが、バッチ等も付けているので、そちらについて腹貯めて確認したい。


■タービン建屋東側における地下水および海水中の放射性物質濃度の状況 ★★★


それから、いつも週末に配っている資料だが… 「タービン建屋東側における地下水および海水中の放射性物質濃度の状況等について http://j.mp/13oaj0f (画像)http://j.mp/19gbIhr 」

ということで、この1週間のデータの取り纏めを配っている。下半分にPPで書いているが、No.1エリア、こちらから集水ピットを付けて水を抜いていくという事で、この作業を進めるという事。

★★★その作業が始まったら、ウェルポイントと言っているが、中から土中に修す異様のノズルを入れて水を吸い上げる装置だが、こちらの設置も進めていくという事で、集水ピットからの水の汲み上げが本日スタートしたと言うことだ。

こちらについては能力的にウェルポイントが勝るという事だが、早急に実施していくことで本日から動き始めているということだ。付近の様子の写真、集水ピットの状況やノッチタンク。これらについての様子を写真で付けさせてもらった。

後ろに今週のデータを人おり付けたという事と、それらのデータのデジタル血を付けさせてもらったので参考にするがよい。


■福島第一港湾内、放水口付近、護岸の詳細分析結果 護岸地下水 ★★★


それから本日に関係する測定値、データ等、いつも通り付けさせてもらっている。「福島第一港湾内、放水口付近、護岸の詳細分析結果 護岸地下水 http://j.mp/135e14b 」こちらを参考にするがよい。


■地下水観測孔の地下水位について★★★★


それから地下水のトレンドデータを付けている。これは8月8日付けになっているので、昨日の夕方に配ったものだが、「福島第一原子力発電所 地下水観測孔の地下水位について http://j.mp/19PAbcR 」

上半分を見て頂きたいが、No.1エリアのNo.1ボーリングのトレンドデータを至近のところまで示している。こちらを見るとガラス遮水壁が作られてから以降、上昇を示しているという事だが、

遮水壁を作っていないNo.3エリアの方も全体として上がっているということで、雨水などの影響も併せて受けている事が見て取れる。ただし分かり易く見ていくと、

No.3 地下水観測孔の水位とNo.1地下水観測孔の水位の関係を見ていくと、その大小関係が徐々に詰まっていき、逆転していく状況が見て取れるので、この部分については、ガラスの効果であると見ている。

# ガラス壁の効果と言うより、ガラス壁の弊害でしょ… 地下水位を上げることがガラス壁の目的だと言わんばかりの物言いですな。( ゚д゚)ポカーン ##

なお、至近の所では、8月3日以降の辺りだが、やや頭打ちになってることが見て取れる。こちらについては以上だ。


■4号機における原子炉ウェルおよび圧力容器、使用済燃料プールの内部調査の結果


PP資料だが「福島第一原子力発電所4号機における原子炉ウェルおよび圧力容器、使用済燃料プールの内部調査の結果について http://j.mp/19gb3ws (画像) http://j.mp/19gbAhO」という資料を配っている。

下の方、ちょっと写真があるがその間、ポンチ絵が書いてあるが、ちょっと思い出して頂きたいが、原子炉ウェル内、及び原子炉内の状況調査で言うと原子炉内に落ちている瓦礫の状況だとか、

ウェルと言っているのは点線でマルが書いてあるが、こちらの場所の近辺を見るということで準備を進めている。こちら、関連する具材等がおいてあった場所等々だが、先ず、2ページ目下半分。

その左上。これはウェルの写真だが、シュラウド取り替え工事の関連の機材など、これ、ジェットポンプなんだが、こういったようなものがあることがわかる。で、デッキプレートの上に若干見にくいが、

これはおそらく天井の部材の一部が落ちていることが分かる。それから下の写真だが、原子炉圧力容器底部に瓦礫がある。あるいはシュラウド取り替え工事のための切断機などが見えるというところである。

めくって裏面。こちらプール内の調査を行うということで、プールの中の調査は2つの観点で見ている。キャスクピット内、ええぇ、の、仮置き品だな。こちらの取り出しがスムーズにできる状況にあるか確認すること。

それから将来瓦礫を集めた場合に瓦礫を保管する場合の保管場所を確認することが目的だ。状況から言うと、キャスクピット内でジグを使って通過の具合いを確認したら、一部、通過しにくい場所があることがわかったので、

これについては今後、クレーンでラックを少しずらす修正を検討して行きたいと思う。それから瓦礫の収集箱を置こうっと持った場所近辺を確認したが、こちらについては特に支障は無さそうだということを見ている。

動画も取っているがこちらはまだ準備できていないので、週明けに案内できると思っている。


■水処理設備の放射能濃度測定結果


これは定例の資料だが、水処理設備の放射能濃度の測定結果をつけているので、参考としておくのだ。「水処理設備の放射能濃度測定結果 http://j.mp/135g8op」


■地下水流下のイメージ(経産省・エネ庁 提出の非公開 社内文書)★★★★


★★★★それから1枚ものの白黒の資料が付いていると思う。「地下水流下のイメージ http://j.mp/19gbff4」こちらだが、先般、この場で質問のあったエネ庁から日量300トンという話があったが、

それに関わる東電さまよりご説明させて頂いた資料はどのようなものでしょうか、というご質問があったかと思う。その資料を配らせてもらった。ええぇぇぇ、これ、実際はカラーのものだが、エネ庁様にお持ちしたのは白黒だったということで、

# なんか質問のニュアンスが… なんでエネ庁と東電会見で発表する東電見解に隔たりがあるのか、その根源(社内文書)をこの会見でも示せ、ということでしょうが… なんすかそれ。社内文書なのに配っていいんですか。##

★★★ええぇぇぇ、たまたまだが、それをそのまま焼いてきた。(コピーしてきた)ええぇぇぇ、これ、どのような書類かというと、これ、下が山側で、上が海側ということで、山側から海側に地下水の流れがどの程度の規模であるか、

★★★概算値を示したものである。①と書いてあるが、山側から地下水の移動量は、大体日量で1,000トンぐらいと見ている。②だが、建屋への流入量が大体、日量で400トンと見ている。

★★★そうしたことで建屋より、海側の方に流れているというのは、ま、600トン程度と見ているという事だ。で、この600トンだが、1号、2号、3号、4号と印が書いてるが、

★★★この前面に来ている部分は、この600トンの内の400トン程度と説明している。ここから先になると、各号機、4プラントあるが、まぁ、1プラントあたり、ええぇぇ、100程度という事かと思う。

★★★ま、No.1エリアからの汲み上げ量として、我々も、ま、100と言っているので、ええぇぇ、1号、2号、3号の相当分という事で、おおよそ300という事汲み上げる必要があるというような勘定になる、と言うようなことである。こちらについては以上だ。


■汚染水対策委員会 第4回 ★★★★


それから、手元に昨日行なわれた汚染水対策委員会 第4回の資料のパッケージを配布した。これらの中身だが、ま、この場でもこれまで説明したようなことを整理して委員会に出したものである。

ま、めくると見覚えある書類が多いと思うが、当社から出したものと言うことで言うと、資料3、めくって6ページだな。「タービン建屋東側の地下水汚染の現状 http://j.mp/19PBEzH」とうこところで、ええぇぇ、あたりからである。

ずっとめくるとこの場で説明した資料等々が入っているという事であり、大体6ページから15ページまでは毎週説明しているようなデータの取り纏めだ。それから16ページからが、トレンチの調査等についてという事で、

# 尾野氏が言っているのはスライド番号でもPDFページ数でもなく、会見配布用の通し番号と思われ… 最悪… ##

これらも説明している内容だ。タービン建屋東側の追加調査云々という事で、どのポイント、どのように調査しているか、というような内容等だ。

それから25ページ以降は、対策系の説明をしているという事だが、すこし整理して書いているが、話している事は、この場で話したことと同じ内容なので割愛する。

# 一体、どのファイルのどのページを説明しているのかさっぱりわからない… orz ##

34ページを見ると上の方、★★★先程白黒で見せた書類、カラーで書いてあるが、ま、この内容が、記述されている。

ずっとめくって抜本対策を進めていくことにおいて、サブドレンの重要性、という事もあるかと思う。それから、ええぇぇぇ、ずっと後ろにいくとぉ、ええぇぇぇ、

# サブドレン、説明それだけか… ##

46ページ以降だが、物の動きのバランスなど50ページ等々に示しているが、ま、このような書類を説明させて頂いたところである。


■健康診断未実施 作業員に対する改善、調査、行政指導(厚労省)★★★★


それからあ、ええ、本日だが、ええ、厚労省の方からぁ、ええぇぇぇ、指導されている。でえぇ、指導の内容は何かと言うと、ええぇぇぇ、緊急時作業に従事して、長期健康管理を行なっている方で、

# 基本、経産省はさまで、厚労省は呼び捨ての方向で。行政指導、HPに資料なし ##

こちらの方で受診をしている方はいいんだが、受診してない方が、えぇぇぇ… 見受けられる、ということなので、該当者に対して健康診断が確実に行なわれるようにという事で、受診を推奨すること。

それから結果を厚労省に連絡すること、という事でご指導頂いたところだ。状況等を取り纏めて厚労省に報告したいと考えている。


■宿題回答


それから宿題で回答出来るところについて回答したい。▲先ず、汚染水の対策ワーキングにおいて、汚染の分布状況の調査という事で、地面の線量を計っていくことについて、意見が合ったという事だが、それへの対応状況は如何に、という事である。

地中の汚染状況について、地表から線量率を測定して調査する方法という事になるので、ま、表面の状態、コンクリートで覆われているか、否か、ということがある。そうしたことでどういった場所で、

ええぇぇ、どういうふうに適切に測定出来るかという事の確認調査を行なう必要があるので、そうした予備的な調査を行なって整理しているところだ。その際にコリメーターを使って、

よそからの線量をカウントしないようにしているか、確認があったが、コリメーターを使用しているという事だった。

▲やはりこれも汚染水対策ワーキングだが、深い井戸、地表近くの双方から測定する事についてはどうか、という事だが、その様な対応が、どうできるか、あるいは、一方でコアの線量分布も計っているので、そういった事も含めた上で、

どういうふうに対応するのが適切か、専門家の意見を伺っているところだ。

▲それからリアクタービルの入域という事で、質問を頂いたが、こちらについては先程質問を頂いたとおり、スキマーサージタンクの部屋に入って調査を行う事を考えていたが、結果的に線量が高くて入れない、という事だったので実施していない。

▲それから、集水ピットと、えぇぇぇぇ、地下観測孔No.1、1-1、1-2のそれぞれの距離という事について確認して欲しいということで確認した。観測孔No.1 と集水ピットの距離は約14メートル。No.1-1とは、約18メートル。

No.1-2とは、16メートルということで、繰り返すと、No.1から14メートル。No.1-1 から18メートル、No.1-2 からは 16メートルということだった。え、私からは以上だ。

○一杉:
それでは質問を受ける。(27分)



■質疑


0:26:40
●NHK岡本:【要約】

・今日の地下水くみ上げに関して。1日汲み上げる量は1日288トンか?

(尾野:能力的にそうだということと、当該ピットにどれだけ地下水が集まるかによるので量を確定できるものではない。集水ピットから集める方法は水がしみ出してくる物を汲み上げる方法に対し、平行して準備を進めているウェルポイント、こちらは真空で地下水を吸い出す能動的な設備。こちらが稼働することで能力が増強してくると考えている。)

・2号機側のトレンチに戻す事になっているが、1日土の程度の高濃度汚染水が増えてくるとか量は試算、評価しているか?

(尾野:具体的な数量評価にならないが、立坑Cに持って行く事を考えている。結果的にタービン建屋地下の量にカウントされてくる。目の子で1日100トンレベルと考えている。現実に動き出したところで実績を見て判断する)

・地下水は汚染度高くないと思うが、タービン建屋の水に混ぜることで高濃度汚染水が増える事についてはどう考えているのか?

(尾野:どうするのが最もいいかは幾つかあると思うが、当該エリアから水を抜き出すのは近々の課題。抜いた水を送るラインを敷設するには、距離が長ければ長いほど作業二時間が掛かる。結果、仕事が始まることが遅くなる。この辺の兼ね合いを考えると今現在最も早急にスタートできるところとして、こうした対応をしている。)

# とにかく下調べよりもスピードを優先したという事な。2年半、下調べするチャンスは一切なかったということだな。本当にこんなのばっかり… orz ##

・地下水流出イメージという紙について。山川からの地下水量1日1000トン。海にがなれている600トン、建屋流入量400トン、これは横の長さの800mから割合で計算している?

(尾野:ハイソウデス。横800メートル相当で600トンが海に来てるね、ということで、プラントあるエリア等々で見ていくと、これが先般の放出量予測などで言った400トンという数字になる。そのうち各号機野護岸の長さ相当で見ていく事になるので、大体1プラント100トンという目の子だ。)

わかりました。はいっ。ありがとうございます。

# 根拠は比率の問題? 解析というより算数?大元1,000の根拠は何?  ##



0:30:50
●NHKたていわ:{初}【要約】

・★★★山からの1000トンの算出根拠は?

(尾野:今現在行なっている粗々の流動解析であり、そうした評価の結果として示している。)

・専門家の試算という理解でいいか?

(尾野:★★★専門家と言うより私どもの社内で試算した物だ。)

# 流動解析は専門家ではなく東電の言い値。それを幅の比率で割ったと。( ゚Д゚)ハァ? ##



0:31:40
●共同こくぶん:【要約】

・1,2号機間の取水口排水計画について。組み上げた水を立坑Cへ移送すると結果的にタービン建屋にいくということだったが、最終的には地上タンクに移送されることになる?

(尾野:そうだ。セシウム除去装置を通り、塩分除去して、タンクへ貯蔵される。)

・現在、タンクの増設計画をする元になっている汚染水増加速度は1日あたり400トン想定で良いか?

(尾野:今現在、滞留水増加量は建屋内に流入してくる地下水量で規定されている。日量400トン程度で、毎日400トンと言うよりは、通年渡欧して日量400トン程度と評価している。)

・今回、ウェルポイントが出来たら1日100トンペースで吸い出すと。更に今回No.1以外に No.2,No.3 もできてくると更に大きな量を吸い出すことになるが、最終的日常タンクに移る汚染水の量は今までの400トンより増えるということでいいか?

# そらそうなるわな。##

(尾野:単純に考えたらそうなると考えていいと思う。ただ、実際の汲み上げ量がどう増えるかを考えるとNo.1エリアでウェルポイントを作って、大体100ぐらい汲み上げる事ができるだろう。No.2、No.3エリアは作業としてはまだ、No.1程の状況になってない。これが順次出来てくる格好になる。この家庭において、No.1エリアは3箇所の中で最も汚染の高い場所だ。ここは海側への流出を抑えていくという事で、No.1エリアを囲むように上流側のガラス壁もやっていく。このエリアに雨水が浸透してくる程度を緩和するため、フェイシングという表面にアスファルトを張って、水が地下に染みこまないようにする措置も併せて検討している。こうしたことをしていくと結果としてNo.1エリアに入ってくる分が減ってくるから、そうすると必要汲み上げ量も減ってくる関係になると思っている。これがどの程度かは、まぁ、様々あると思うが、そうしたことを含めていくと、順次物が増えていくので、単純の300トンが増えるという考えではないと思っている。)

・その点について、エネ庁から100トンから20トンに減るのではないかという見積もりが出ている。何れにしても汲み上げ量が100から20に減ると言っても、現状より増えると思うが、現在、ある、地上タンクの増設経過を組み直さないといけないのか、目の前にタンク容量に対して切迫する状況になってきているのか、その点はどうか?

(尾野:全てがハッピー! という状況ではない。現状、地下貯水槽の問題で、地下貯水槽を使わないことにして、その分が地上タンク側に移る状況にある。併せてその対応もあり、タンク増設については★相当頑張って増設している状況にある。本来であれば敷地境界に近いのでタンクを設置すると考えていなかった場所にタンクを設置することで、H6エリアを使用した。結果として敷地境界が上がる試算が出ているのはご存知のとおりだ。そういうことではあるが、そうしたことによりタンク増設に力を入れている。今今の状況で言えば、★★★当面の間に関しては、直ちにショートすることはないと考えている。超危機的に考えて行かないことは論は待たないと思う。)

わかりました。

# 何をどう具体的に頑張っているかは、何度、質問されても答えない東電広報。曖昧な言葉で結論を先送り、その時が来れば突如問題が発生したような素振りで対応する。いつまでもそんなやり方で国民を欺けると思っている経産省政府と東電。##

・地上タンクの基本的な考え方だが、ALPSが本格稼働した場合、現在地上タンクのある水をALPSで処理して、それでトリチウムは残るが、基本的に告示濃度以下になれば、可能であれば海に放出したい考えなのか?

(尾野:★★★これはですねえ!まさにそういった、事については、今後、検討されていくテーマと思っておりましてえぇ、ええぇぇ、まっ、汚染水対策委員会ですか? 検討会? これもぉ、ええぇ、4回めを持ったが、初回から考えられていたこと、地下水の対策をすることと、組み上げて処理した汚染水についてどのような対応ができるか、専門の知見のある先生を踏まえ、検討するということであったと思うので、ま、そうしたところで検討してもらうことだと思っている。)

# 地下水汲み上げで捨てるに捨てられず東電終わった、と思ってたので、田中委員長が、エネルギーと環境 清水記者の質疑だったか、聞かれもしないのに、捨てるしか無いだろと会見で言い出したのが印象的。規制委員会は長期にわたり処理水をどう管理していくかに主眼を置いていた筈なのに。##

# 東電は経産省、政府とグルで、国費投入東電救済お膳立て、漏えい認める発表のタイミングを伺っていたとしか思えない。##

わかりました。ありがとうございます。



0:38:40
●テレ朝村田:【おこし】

・今日の集水ピットからの汲み上げ紹介があったが、もう少し今日の状況を教えて欲しい。2時10分から汲み上げ開始したのは、集水ピット二つある箇所の南の1箇所。そこにポンプをいれれてどのように今運転しているのか教えて欲しい。

(尾野:はい、ちょっとまつのだ。… 先ず仰るとおり、集水ピットの南側を使用開始した。でえぇ、このピットにポンプをいれて、そのポンプで汲み上げた水はノッチタンクに入り、それが水タンクと書いてあるところに集まってくる格好になっている。で、今日の資料 2ページ目。ウェルポイントの概念図がある。ウェルポイントの場合は、吸引ポンプでウェルポイントから水を組み上げていくが、この部分が集水ピットから組み上げてくるようなイメージと思うのだ。ノッチタンクに汲み上げ、水層、水タンクの方に入ってから、立坑Cに移送していく運転が開始された、ということだ。)

つまり、ポンプを入れたが、なかなか水が染みだして来ず、中々地下水が汲み上げられていないのか、あるいは、集水ピットに結構水が染み出してきて順調に汲み出されているのか、の辺りがわかれば?

(尾野:▼先ほど運転開始したばかりだが、確認して分かる範囲で回答する。)

・能動的に働くのがウェルポイントということで、今日の集水ピットと、その次に出来るであろう、集水ピット北、この2つだけでは海への流出、つまり水位を安定するために必要な1日100トンの汲み出しは出来ないといっていいか?

(尾野:能動的にと言ったのは、ウェルポイントは吸引器によって強制的に水を吸い出すので動力を持って水を集める。これはかなりパワーがあると思っている。今、本日、稼働を開始したピットは、穴を掘ったところに水が集まってくるところを汲み上げるので、地中を水が動きながら穴の中に入ってくるものを組み上げる、ある意味、自然流下式なのでそうした違いがある。なので、能力等々はスタートしてから状況を見ていく事になるが、★★★現状、15時40分時点で、スタートして1時間そこそこ、その時点での汲み上げ量は3m3/h程度であることがわかったので。1日にするとどうか、単純に24倍していいかわからないが、それぐらいの力で動いているようである。何れにしても取水ピット、他の北がのピットだな。こちらも鋭意進めたい。)

・立坑Cに入れた水が、いずれは除去装置に掛けられ、地上のタンクに出ると。その後、地上タンク容量が一杯ではないか、という質問があり、今はタンク増設に力入れているので心配はない、という説明だった。間違っていたら申し訳ない。原子力規制委員会の特定原子力施設監視・検討会だったと思うが、11月ぐらいに、このタンクの貯蔵容量と、実際の入れなければならない汚染水の量が拮抗してくる指摘があったが、孫呉、東電はタンクの増設など計画を前倒ししているのか?

(尾野:ええ、現在ですねぇ!あの、タンクの増設については、できるだけ前倒し出来ないかを含めて検討している。荒い話しだが、水曜日に話したと思うが、大体5万数千リットル{5万9000m3}のタンク量が現在ある。で、これ日量400トン入っていく場合と、それに対して100トン増えている場合、それを食いつぶす時間は自ずと変わってくるし、汲み上げ量が多くなればその分辛くなる、という事は勿論あるわけだが、

# わかってるよ。そんなことは。だからその見通しを数字で示せよという話。都合お悪い情報は、適当に曖昧な言葉でごまかして、自分たちの口から決して言わない。この期に及んでも規制庁のWGでも同じ。更田委員もハッキリ言えと呆れ顔。そういう姿勢が自らを貶めている自覚すら無い… ##

一方、その後のタンク増設は順次進んでいくので。ま、そちらとのオッカケッコという事になると思っている。でえぇ、まっ、そうしたことから、現状、このオペレーション始めてぇ、直ちにぃ、タンクがショートして、短期的な問題はない!とは思っているが、先生指摘の通り、遅かれ、早かれということではあるが、ええぇぇ、タンクの、ええぇぇぇ、っと、それから水の量の関係は変わってくるから。だからそこを考える必要があるでしょう、ということだ。で、そうしたことから、地下水バイパス、上流側からバイパスしていく。★★★それからサブドレンの話も大部議論が出たようだが、そうしたところから地下水そのものが汚染される前に処置されていくことが重要な課題ということで検討されていくという話しがあったが、まさにそうしたことにより、発生量そのものを減らしていくことが非常に重要な課題だと思っている。)

# 出来た場合、出来なかった場合、想定されるシナリオを複数示して状況を説明する気はさらさらないらしい。##

・★★★今、紹介のあった昨日の茂木大臣が、直接発言された基準値以下の地下水の海洋放出について検討すべき、という指示内容だが、これについては東電についてはどこの水を指しているのか、勿論地下水バイパスで汲み上げた水という言及もあったし、サブドレンピットからの汲み上げという具体的二つの言及があった。これ以外にも汚染水だった物を、放射性物質を除去して、タンクに貯蔵されている水で、基準値以下の物を指していると受け止めたか?

(尾野:これは茂木経産大臣さまのご発言を、私どもが忖度するのはどうかと思うので、それについての回答は差し控えさせて頂く。今ほど言ったとおり、私どもとしては地下水バイパスは汚染水を減らす、今、直面しているリスクを低減するために大変大事な事だと思っているので、しっかり説明して進めて行きたいというのが先ず考えだ。やはりこうした状況の中でえぇ、ええぇぇぇ、遮水壁を作っていく、ガラス遮水壁を作っていくことで言うと、★★★この場でも質問が多々出ているが、サブドレンが非常に大事だという事になってくるので、そういった事に対して対応を取っていくことについて、私どももしっかりやらんといけないと思っている。~コゴエ~)

# サブドレン質問が多々出ているが、その都度無視してきているが。誰から出てると思ってるのだよ。##

・このうちサブドレンにピットからの水だが、昨日、経産省から示された図では、サブドレンの内、施設の西側、つまり陸側からの汲みあげを指示、図示してある。ただ、東電の今日の資料を見ると、サブドレンには東側、つまり、地下水の流れからすると、山側から建屋を通って、海側に出たところにあるサブドレンの汲み上げも、同じサブドレンからの汲み上げ粋と位置付けられるとすると、サブドレンピットから汲み上げた水は、汚染水なのか?それとも汚染される前の水なのか?

# この点、東電は何か隠しているような気がしてならないんですが… ##

(尾野:そうだな。こちらの方については、今後、よく調べてかないといけないと思うが、★★★先ずは、政府側だな、経産省側で作られている資料の意図について私が説明するのは適切ではない。サブドレンをどうしていくかという事は、重要な課題であるという指摘、認識は全く一緒だと思っている。まさに、そうしたことが検討のテーマ、過大として重要という認識の元に、汚染水対策委員会の中で審議されると理解しているので、その審議の中で、私どもに対しての質問や資料要求があるのではないかと思っている。)

ありがとうございます。



0:50:10
●ファクタ宮嶋:【おこし】

・先程の尾野さんの説明で、山から海に流れる1000トン/日、これは何時から東電で?建てたときからわかってた話しと思うが。1000という数字が浸透流解析とかではなくて、元々この建屋を建てたときから、この1000トンぐらいのものが、しかも 800m じゃなくて、建屋の周辺を通して1000トンが流れているというのが正確な表現じゃないのかしら?800mの所から1000トン流れているということなのか?その1000トンの中身をもう少し説明指定欲しいが。

# じゃないのかしら? 数字を言うのはいいけど根拠が一々… この会見では示さず、エネ庁に示したという社内資料。会見の発表と諸悪の根源 経産省エネ庁が示した認識の違いに紛糾した前回の質疑。いっそ社内資料だから見せられないと言ってカオス会見になれば良かったのに。##

(尾野:はい。えぇぇぇ、この資料の成り立ちから考えると、先ず、この800mのエリアについて整理した試算という事だ。どこをどう流れているかという事を精密に議論するのは、なかなか難しいところはあるが、例えば、プラントが正常に運転していた時のサブドレン汲み上げ量が、日量850m3レベルであること。ま、そうしたこと事からするとそれだけ汲み上げて空っぽにならないという事は、それに増す量が付近を流れていたのであろうという事になるわけだが、逆に、サブドレン委を吸い上げることにより、その付近の水位が低くなると。水は低きに流れるので、周りから吸い寄せてくる効果もあり、実は、その水の動きや量を評価していくのは、なかなか簡単にいかないという物かと思っている。この試算では、元々として、海側の鋼管の遮水壁を作って言ったとすると、どのくら遮水壁を作っているエリアの中に、水が入ってくるかという事を計算するという、おおよそ目安を付ける目的で計算した、★★★当時の物であるので、今のような状態の中で、どのように考えるかという事に関して見ていくと、もう少し現状の状況にあった評価なども検討していかないといけないかなと思っている。なので、回答にはなっていないが、これはそういう物だという事と、それから仰るとおり、今の状況や新たな測定結果などを踏まえた上での評価などについては、別途、検討していかなければ、という考えだ。)

・今おっしゃったように結局、汲み上げれば吸い寄せが最大の問題になると思うが、吸い寄せ対策は多分ないと思うが、例えば、今日配ってもらった経産省の資料の50ページに来年上期、それから平成27年度の下期が出ているよね。それには山側遮水とのバランスは出ていない。いわゆる汲み上げれば600トン/日で吸い寄せてしまうという事は書いてあるが、全体としてこの二つだとわからない。この山側に水ガラスか、凍土かわからないが、造るわけですよね。それと半年後ぐらいずつに、どういう事になっているのか、それは何らかの形で完全遮水というか、それが難しいんだと思うが、そういう表はないのか?それが見たい。私は。

(尾野:なるほど。ま、そういう事からいうと、ある意味、まさに凍土壁で囲んでしまう発想がそれに近い発想だと思っている。ま、あのぉ、現状で言うとこうした整理をしているところだが、あの、一つだけ、あの、誤解無いように言っておくと、今、この場で山側、海側という言葉を使っているわけだが、No.1エリアの海側というと護岸のところを造っている遮水壁、土中の遮水ガラス壁だし、No.1エリアの山側と言っているのは、そのNo.1エリアの上流側だから、タービン建屋より海側で、No.1エリアを囲むように ロ の字型に囲むように造るという意味で、海側に対して山側という言い方をしている。なので、ようは、ええぇ、発電所全体を区間的に見たときに、1号機から4号機の全体の山側に何か造るという意味で、山側という言葉は使っていない。ま、そういう意味で刃ちょっと分りにくいが、従って今の質問は、多分、質問は上流全体を覆ったらどうかという質問かと思うが、これはまさに凍土壁のようなタイプの議論になると思う。これはまさに今後、よくセイリシテ イクト オモッテイル…)

# 常連記者にその説明… ##

いや、あの、先程もここに書いてある、要するに吸い寄せちゃうわけですよね。地下の構造は今のことではわからない。w どこからながれて来て、どのように流れていくかも。結局完全遮水かどうか知らないが、吸い寄せないというか、サイト内の地価の推移が気にならないようにするためには、結局、完全遮水しないと、抜けば結局それだけ周りから来るという、どこかを塞げば、何処かからくる、そういう議論だと思う。私が聞きたいのは、★★★発災直後に完全遮水をする案があったわけで、それをあえてやらずに来たことはしょうがないが、東電として、この頭でいるのか、国の力を借りようが、なんだろうが、完全に地下ダムを作ってしまうのかどうか、という、そこのところを経営的に決めてもらわないと、どこまで言っても抜いても抜いても周りからくる。それはその建物を作った時から東電の方は一番良くわかっている話の筈なんだ。土木的には。だから、ぜひ、その辺の考え方をね。結局この表をいくら見せてもらっても、また水が回りから集まってくるね、ということぐらいのことしかわからなくて、多分全く回答になってないと私は思うが。これはどう考えているのか?吸い寄せということについての今後の対策は。

(尾野:ハイ。えぇぇ、先ず大きく2つ切り口があると思っており、タービン建屋の中に地下水が入ってきて、それによって増加する汚染水をどうするかという切り口の問題。それから今、地下水が汚染されているとわかってきているNo.1エリアのような場所、ここに地下水が入っていって新たな汚染水増加にならないようにしていく、毛色の違う2つの切り口があると思っている。で、元々プラントが動いていた時、本来の動きを指定た時に、建屋内に水が入ってこないということに関しては、サブドレンによってコントロールができていたということなので、それはどのような最終形態になるかは、バリーションがあるかと思うが、こうした機能が回復してくることにより、能力的には回復しうるであろうと思っている。ただ、それをしていく仮定において、凍土壁という環ガエが実言して来ると、それは非常に大きな条件を良くする、全体条件が変わってくる効果があると思っている。で、同じような話として、No.1エリアのような海側地下水に新しい水を入れて行かないということに関していうと、今、山側、山側といったが、要は、エリアの乗ルウ側を囲っていくこととか、フェイシングする事により、流入量を減らして生きながら、その状態で水を抜いていくということで、レベル管理をしていく形が基本かと思っている。それからリスクポテンシャルを減らすために、トレンチ内の高濃度汚染水を処置していく。それを実現するために、タービン建屋とトレンチの縁を切っていくということなので、これは、ま、ここで2つに分けたものが繋がってしまうわけだが、タービン建屋とトレンチの場合は。ま、そうなんだが、それぞれ関連があるんだが、どちらから手をつけていくかは難しいんだが、ということもよく考えながら結果的に両方対応をしていくことが必要だと思っている。)

よくわかりました。いわゆる東京電力は、発災前の建屋周辺の水管理、サブドレンでやったわけですね。日量800トンですか。850ですか。それと同じ機能を回復できると。で、その水、さっき汚れているんじゃないかという話があったが、組み上げたものをまた循環させるというか、そういう方針なんだな?私はやっぱりここまで来れば、やはり、さっきから言葉の定義が難しいが、基本的に組み上げることよりも、遮蔽すると、遮水する発送に立っているのかと思ったがまだ循環して、そこから組み上げて、発災前のスタイルで1Fを安定させていける考えなんだな?この議論は発災直後にあった議論で、2年半経ってこうなって、尚且つ、サブドレンが回復して水が入らないシステムが回復できると。今の高線量の中でそれができると。それをほんとうにできるならそれでいいが、それ、大変だと思うよ。そこは東電として経営的に2年前からあった議論だから白黒つけてもらったほうがいいと思うがね。

(尾野:はい。ありがとうございます。まさにそういうことかと思うが、今ほど私が言ったのは、サブドレンで全てをコントロールしましょうということで、我々が決めてかかっていることでは決して無いが、それは非常に大きな機能を持っているということだ。それから国のほうで検討されておられる、汚染水対策委員会の中で検討し、これ、成功すれば非常に大きな効果があるわけだが、凍土壁により、1~4号機全体を込んでしまおうという、これは非常に大きな発想なんだが、こういったようなことが実現できて来ることになると、こういったことが実現できて来ることになると、今渡しが言ったような前提条件が完全に変わってくる。

# 延々流れ込む地下水をALPSで浄化、トリチウムを海洋投棄し続ける選択をした政府、経産省、東電。山側遮水壁をやめた時から異論があったのに、優先したのは一民間企業の東電存続。誰も責任取らない。結局、数兆円規模の莫大な国費が投入。消費税は議論して、東電救済はスルーする政府。##

そちらは今、おっしゃっているような完全遮水に近い発想になってくる。これはいずれがどうのと言うつもりはないが、まぁ、私どもとしては、いかなる方法でもいいということでは、あれだが、

# いかなる方法でもいい。国がカネを出すのであればな。##

とにかく!汚染水を減らさないといけない、汚染を出さないようにしなければいけない、ということなので、そちらに繋がることを全力を上げていくし、これは国指導をいただきながら ススメテ イクコトカトオモッテイル。)

# それを2年半前になぜ議論できなかったのか、本質は非常にシンプルな話。なんでこんなことになっているのか。国費をつぎ込むのであれば、検証委員会を立ち上げ国民に対して説明する責任が政権にある。前政権が対策して来なかったと批判する茂木大臣さんよ。##



1:03:05
●LCM吉本おしどり:【おこし】

http://j.mp/19PAbcR 地下水観測孔の地下水位トレンドグラフについて。冒頭で尾野さんは8月3日から地下水観測孔No.1がやや頭打ちと言っていたが、これはどのような評価をしたのか?3日から漏洩がある、もしくは南北方向に地下水が逃げた評価か?

(尾野:先ずこのグラフを淡々と見ていくと、先ず赤い実線を濃い実線を見ると、右肩上がりで上がっていた物が、3日あたりで頭打ちでやや下がり、馬、その後、また持ち直している、こういう動き方に入っているという事だ。これらの様子を見ていくと、下の降雨との関係で見ていくと、ま、何らか関係がありそうだということと、ガラスを打っていないNo.1以外のNo.3と比較で見ると、このあたりの動きは No.3の動きとほぼ並行に見えているという事がある。こうしたことから見ていくと、この動き自身がNo.1だけが特異的に動いている状況ではなく。他の場所と、ほぼ協調して動いていると見て取れる動きが始まっているという事だ。東電としての評価で言うと、今しばらく様子を見ていく必要があると思っているが、ま、こうしたところからすると、どうも、No.1エリアのNo.1ボーリング孔の地下水の、要はガラス遮蔽したことの上昇は、バランス点に入ってきた、あるいはそれに近づいているというように、見て取れる、という事だ。従って、今後、そこをよく見ていくということだが、そのことは、じゃあ何を意味するのか、というと、これはそこに流入してくる量が水位が上がったことにより、導水勾配が実質的に下がるから減ってきているという事であったり、多分、その一部は最後の方に、脇の方に流れていくという事だろうし。それから当然議論はあるが、ガラス壁を越えて護岸側に一部廻っている可能性もあるだろうということで、そのあたりをしっかり見ていく事かと思っている。)

わかりました。No.1-4とバランスしているので、サイドに流れる、もし区ガラス壁を越える。このあたりが、No.1エリアの大体、

(尾野:バランス点になっているんじゃないかと。)

MAXであるという事だな?

(尾野:確定的な事をいうには、もう少し観測したいと思うが、その様な様子が見て取り始めたと理解頂きたい。)

3日からという事で。わかりました。▼これは8月9日の山から1000トンながれているが、この山から地下水が慣れているのは、不当水性の上だけか?それとも不透水層の下も含めてか?

(尾野:▼解析の条件は確認させてもらうが、ま、主体的に道得るところとしては不透水層の上かと思うが。)

わかりました。タービン建屋などの触れる可能性がある透水層より上の地下水、という事だな?

(尾野:恐らくそういう意味と思う。)

先程の水溶性が欠いてある50ページの資料だが、地下水バイパスの資料を様々見たが、この地下水の水溶性の量が出たのは今回初めてではないかと思うが。1日600トン、周辺の地下水を吸い寄せるという数字で出たのはこの資料が初めてではないかと思うが。

(尾野:これが初めてかどうか即答しかねる。わかりません。)

▼わかりました。で、地下水バイパスで1日で900から1000トン汲み上げるために、周辺地下水を600トン吸い上げるというのは、今回初めて出たのではないかと思うが、地下水バイパスで放出する分は、過半数が周辺の物を吸い寄せてしまうということで、これは平成27年度下期の大体の概要を見ると、サブドレインを稼働したとしても、周辺の地下水の水寄席は600トンという事で、サブドレンを稼働しようがしまいが、これは関係ないという事なのか?地下水バイ派鵜呑みの吸い寄せという事か?

(尾野:… えっと、吸い寄せ量のことを言っているのか?)

そうです。この上下の。

(尾野:これ、上下を見ていくとサブドレン地下水バイパスで、下の方は併せて1450トン。上の方は大体1000トン、という事だから、ちょっと効率が違うという事ではないか。)

効率が違うが、サブドレンがあっても吸い寄せ量が変わらないという質問なんだが。

(尾野:▼これ、あのぉ、地下水バイパスの量が少し減らしてバランスを取っているので、多分そういう事ではないかと思うが、この数字の内訳については承知していないので、必要ならば確認する。)

・地下水バイパスしても過半数が付近から吸い寄せてしまうという事で、この数字が初めて出たのではないかと思うが、これ、必要な措置かどうかの議論はされたのか?

(尾野:必要な措置かどうか、ということでいうと、1000吸って600やってきますね、という事で、1000吸ったら1000聞いてくれたらうれしいねっ、これは当然のことだが、それは自然のことなので、完全に100%の効率という事にならないと思う。ただですな。これ、元々地下水バイパスは、建屋内に入る地下水の量を減らしましょうというところから入っているから、これは何もしなかった時には400トン/日だったので、25%効くと言っても、日量100トン、これ、継続的に効くことを考えると、1日100トンの量で長期間という事であれば馬鹿にならない量、という事であると思う。)

なるほど。600トン無駄になっても1日100トン引ければいい、という考え方だな?

(尾野:そうですな。1日100トン効くのは非常に大きな効果だ。逆に皆さん、1日100トン余分に汲み上げると心配なるという全くもっともなことだが、逆に言うと1日100トン余裕が増えるという事だ。)

1日100トンの猶予のために600トンが無駄になるという事を確認したかったので。わかりました。ありがとうございます。

・先日から質問しているが、この集水ピットの後、立坑Cに移送するが、この立坑Cの測定データ、一昨日も質問したが、7月31日採取分の立坑Cのデータが海水の塩分濃度が、{深さ}1mと7m付近と13m付近で、10倍以上違うという事で、立坑Cの漏洩が疑われるのではないか、そのあたりの評価はどうかと、以前から質問していたが。その汚染水の移送先の漏洩の評価だ。

(尾野:はい。先ずだな。立坑Cで上部と下部で塩素濃度が異なっているのは事実だ。その上で立坑Cの状況を見ていくと、細長く建てに組み上がってる格好という事になっているので、ま、上部は雨水等が入ってきて、塩素濃度で薄められる可能性もあると思っている。厳密な意味で、行為した塩分濃度の分布が出来る事を解明できるところまでいってる訳ではないが、状況等々踏まえて考えると現時点で当該箇所を用いて移送を行なっていくこと自身は、ええぇぇ、まっ、あのぉぉ、大きな支障はないというか、どういえばいいのか、ここに、入れる事により状況を悪化させるわけではないので、作業としては妥当な物と思っている。)

立坑Cの底部はタービン建屋と繋がっていると思うが、立坑Cの上部に小さいと思うが、トレンチが付いていたと思うが、そのトレンチの漏洩の可能性だ。

(尾野:そちらについてはトレンチの調査を順次進めていくので、ここでは本館トレンチとか、枝トレンチとか、そんな言葉を使っているが、)

その{深さ}1m、7mの塩分濃度が低い可能性が雨水だけではなく、そのあたりから漏洩があった上に、何かが後で水が追加された可能性があるのではないかという質問なんだが。

(尾野:これは可能性の議論で言うと、あらゆる可能性が言えるわけだが、その可能性をファクトにしていくためには調査が必要なので、答えとしては調査の結果をもって答えていく以外にないと思っている。)

では、1mと7m付近と13mで塩分濃度が10倍以上違うというのは、取り敢えず今のところわからない、もしくは雨水などではないか、という評価か?

(尾野:ま、そういった可能性は一つとして考えられる。)

一つとして?

(尾野:はい。)

他は?

(尾野:様々いろいろあるかも知れないが、今現在の状況等々で言うと、当該の立坑Cの水位と、それからタービン建屋の水位は同じ値、という事でバランスしてるので、ここから入れていくと、結果としてタービン建て矢方に繋がっていく問うことなので、むやみやたらと長い配管を引き回していくのは、時間だけでなく、漏洩リスクも別の意味で生じてくるので、決して万全の策という事ではない部分もあるのかも知れないが、現状取り得る者の中で、ええぇぇぇ、早期に出来て、比較的安全な方法という事で選択出来ると思っている。)

わかりました。で、このNo.1付近の地下の様子がわからないと、尾野さん自身は今日、何度も言っているが、このあたりの以前から聞いているスクリーン操作室、配管管路など、このあたりの地盤の中の建造物やトレンチなどの図面はまだ公表してもらえないのか?ヒアリングで出来ている部分、作業員の方々から。

(尾野:ま、ヒアリングで聞いているところと言うのが、どういう事なのか、ということもあるが、)

とにかく、何かしら図面はお持ちでないのか?

(尾野:ええぇ、まずだな。)

このあたりの地下の構造のものだ。

(尾野:ええぇぇぇ、このあたりの地下の状況という事で申し上げていくと、あのぉぉぉ、確かにぃぃ、電線菅トレンチや、細かい電線の這わせるための、ええぇぇぇぇ、まっ、… なんてんすかね… ま、電線菅トレンチというのがあるということだが、ま、今、あのぉぉぉぉ、直接質問を頂いている所については、申し訳無いが確認しているところなので、ま、ちょっと時間が掛かっていて申し訳無いところだが、今しばらくお待ち頂きたい。)

そろそろ2ヶ月になるので宜しくお願いする。

・以前、地下貯水層の漏洩の時に、電中研がその付近の三次元解析で地下水の流速や流量など粗々の観測をしていたが、今、No.1エリアの三次元解析を発注する予定はないのか?

(尾野:以前のことについては仰るとおり、このエリアの三次元解析をしていなかったというのは仰るとおりだ。それから現在だが、No.1エリアの地下の流動解析、そういったような物は、えぇぇ進めていく必要があると思っておりましてぇ、えぇぇぇ、★★★ま、専門家に解析の依頼もしているところだ。で、あのぉ、、まっ、そうした物が纏まれば、ええぇぇ、案内できると思っているが、結果が出た地点でという事でご承知置き頂きたい。)

わかりました。今発注しているという事ですね。

(尾野:はい)

・以前から聞いているが、この付近で作業している方々の、足指のリングバッジなどはしているのか?全βの高い地下水での作業なので。

(尾野:先ずだな。地下水に触れる可能性がある作業をしている方のリングバッジはしていると言うことはしていると言うことで聞いている。)

わかりました。一昨日も質問したが、足指のリングバッジだ。手の指ではなく。

(尾野:それが足か手か、という事については確認していないが、実際の作業で言うと、足と言うことで言うと、靴の中にはいているし、ま、実際、ボーリングを行なった場合など、引き上げてきたコアなど、機材が上がってきたときに中の水に触れているわけだから、水に触れるようなところに関わるところで必要な場所で付けているかと思う。)

# 水に触れるようなところに関わるところで必要な場所で付けている。= 水に触れる可能性のある場所では付けている。##

わかりました。私も確認したが、かなり地盤がゆるんだところの作業になっているので、地下水の線量も比較的高そうなので、足指のリングバッジを付けてるかどうかの確認を一昨日お願いしたので、その足指!の輪舞バッジの確認をお願いする。

・で、あと一昨日、もう一つ質問しているその回収をしたい。ふくいちライブカメラでタービン建屋換気系排気塔付近で、夜間、鉄塔の元で赤い光が見えるのはなぜかという質問を預かってきている。その回答を頂けないか?

(一杉:それは広報から回答させて頂くが、夜、赤い光がライブカメラに映っているのは何かと言う質問だったかと思う。で、確認して、3号機の瓦礫の夜間運搬作業を実施していたようだ。こちらの作業車両のランプの映り込みであると考えている。現在、瓦礫の運搬作業は夜間行われており、一応、当日もそういった作業をしている事が確認出来て、大体位置関係がそれに該当するという事で、誰かの運搬作業の作業車両のランプという事だ。)

# 広報は冒頭に質問回答しないのか。尾野氏が宿題報告しているときに。聞かれるまで答えないのか。##

わかりました。ありがとうございます。その夜間の運搬作業はほぼ毎日行われているのか?何かしら理由があり夜間に行なわれているのか?通常夜間に行なっているのか?

(一杉:頻度や夜間に行なっている理由は手元にないが、夏場は夜間の作業があるし、量に応じてやっているものと理解している。)

わかりました。ありがとうございます。



1:21:05
●フリー木野:【おこし】

・先程、茂木大臣の放出する発言に対して、何を指すのか御社で言うことではないという話しがあったが、具体的に経産省と詰めをしてないのか?指示に対してそれだと何も出来ない事になってしまうが。

(尾野:あのぉぉ、私どもの理解しているところは、茂木経産大臣さまのお話しというのは、汚染水対策検討会に対しての検討指示であったであろうと理解している。ですのでぇ、まっ、そうした事への対応というのは、委員会の方で行なわれるであろうと承知している。)

あの、そうすると現時点では特に御社の方で自ら動く事はないという事か?

(尾野:あのぉ、私どもとして何か、どうこう、という事で言うと、当然現場の状況を何とかしないといけないから、そちらを何とかしていくこともあるしいぃ、当然、サブドレンという話しもでているから、こちらの復旧を考えたときに、やるべき事はしっかりやっていく事は必要かと思っているしぃ、マ ま また、そのようにしていくということかと思う…)

それからそのサブドレインだが、7月に入って水位が上がっていたと思うが、これはその後、何か評価したか?

(尾野:その話については先般、話していたかもしれないが、)

水曜日出ていなかったので答えていただいていたのか?

(尾野:改めて申し上げると、付近のサブドレンの水位ということで見ていくと、薄いとの関連が見て取れる。それからガス壁を作っているエリア以外のところでも同じような挙動をしているところがあるので、今現在、タービン建屋、2号機近辺だな。サブドレンの水位が上がっている状況というのは、支配的な要素としては天候によるものと思っているが、あのぉ、いずれにせよ、細かい目で見ていった時にどうなのか、というところはあるが、支配的な要素は天候であろう、という考えで、更に良く見ていくということである。)

確認だが、そうするとこの観測孔の水位が上がったことに関しては、ガラスの遮水効果であって、サブドレンについては天候の影響であるという、その辺の切り分けはどのように考えたらいいのか?

(尾野:なんてんすかね。厳密な影響の程度で見ていこうと、ようはガラス壁をごがんのところに作って水位が上がってくれば、その上流の方も関連して何らかの影響を受ける、受けないということであれば、それはメカニズム的にはそういう影響を受けるであろうことは、イエスかと思う。ただ、それが実際に観測しうるような大きさで現れるかということで言うと、距離が遠くなれば、その影響は当然小さくなってきて、他の自然現象の影響のほうがシャイ的になってくるということかと思う。で、そうしたことで見ていくと、直近のNo.1のボーリング孔{地下水観測孔}においても、上がる傾向があるわけだが、雨水等の影響の動きも見えている状況だから、他の自然現象の影響も併せて受けている様子が見える。更に遠距離になっているサブドレンで見ていくと、雨水等の影響とオモ合われる変動は見て取れるが、その動き方というのが、2号機近辺もそうだが、他の場所、少し離れたタービンの場所で見ても、ほとんど同じような動きをしているから、そうしたものが、ガラスの遮水壁をつくった影響とは無関係の状況で怒っているものであろうというふうに見て取れるということだ。ですからあぁ、あのぉ、1、0で全くあるか、ないか、ということについてww 0だというつもりは毛頭ないが、実際の程度として現れているものを見ると、他の影響と。通常ある天候の影響というようなものがよりいっそうハッキリ見えていて、ガラスの影響が見て取れるということである。)

わかりました。

・▼濃縮塩水を貯めているタンクの増設計画だが、増やすに当たり地盤調査をしていると思うが、今確定的にいくつまで作れることになっているのか?

(尾野:そうだな。今現在どうだということを精密なデータを覚えていないが、先ず、現状ですでに40万トンぐらいの見通しを今年度立てていたとお思う。それから70万トンに向けて具体的な準備をしていて、ま、そこまでの見通しはしている状況だ。その上で先般、6月頃だったと思うが、汚染水対策検討会の議論の中で、80万トンという話があったので、そちらに向けての検討も進めているということだ。ですから少し角度の高いところで言うと、70万トンかと思う。)

いや、あの、70万トンは計画だけであり、実際に70万トンのタンクを作るには、作れるかどうか、地盤調査して評価しないといけない。実際には決まってないよね。そこまで作れるかどうかは。なので、具体的に地盤を評価して、今確定的にいくつを何時までに、そういう数字はあるか?

(尾野:▼そういう質問であれば確認する必要があるので、確認の上回答させて貰いたい。)

あの、その一方で、先ほど尾野さんはタンクの増設計画は至近では問題ないという話があり、11月に問題というのは、11月までに32万トンの計画があって、それはいっぱいにならないという話だと思うが、実際に32万トンで余裕が有る話は、現状の1日400トンをキープした話であって、これ、海側から300組み上げて回すと、最大ざっくりで700トンになるわけで、余裕の程度が100日分の余裕だったのが、50日、60日ぐらいになってしまうと思うが。その辺の見通しは具体的にどのように考えているのか?なぜそれで余裕があるといえるのかよくわからないが。

(尾野:えっとぉ、余裕があるという言葉は非常に定性的な言葉で分かり難いということかもしれないが、今さきほど言ったのは、汲み上げ領がNo.1エリアから100増える、他からも増えてくることになってきた時に、最大700といっているが、それが最大700になるかというと、必ずしもそうではないということは、本日の会見の中でも言ったとおりだ。ただ、量が増えるということは、それはその通りなので、じゃあ、あのぉ、No.1エリア等々の山側のガラス処理ができる、フェイシング処理ができる、そういった処置をしていく課程の中で、それらの準備が整わないうちに現状持っているタンクの空き容量が食いつぶされてしまう状況でしょうか、というと、決してそのような状況でないですよ、ということを言ったものだ。)

ですので、なぜ、食いつぶさない状況なのか、もう少し具体的に分かるか?

(尾野:そういうことから言うと、手元に正確な数字を持っていないが、水曜日の時点で、5万数千トンという裕度があって、それを日量400というのが、仮に500とか、もう少し大きいとなっていった場合として、じゃあ、それらが食いつぶされるのが、ひと月のオーダーか、ふた月というオーダーか、というと、ま、そういう事ではないだろうという事だ。その上で期間が経っていけば、改めての増設もやっていくから、それは最終的にオッカケッコになるので、精密に確認していくことであれば、少しよく見ていかないといけないが、現状において当面の間、と言う意味においてショートする状況でないと思っている。)

▼・タンクの増設計画だが、今の予定だと9月末から11月まで増やさないことになっているが、この辺の計画は何時頃どのように変わっていくのか? それから現状で、なぜ、この1ヶ月ちょっとの期間、増設しない計画になっているのか?この辺はどう考えたらいいのか?

(尾野:今見ているのは?)

一昨日の週報だ。

(尾野:▼あ、わかりました。ちょっと確認した上で回答したいと思う。)

お願いする。

・それから聞き漏らしたかも知れないが、ウェルポイントからの汲み上げだが、汲み上げる水の能動はどれぐらいと想定しているのか?放射性物質の濃度は。この辺は汚染されてますよね。

(尾野:えっとおぉ、先ず平均的にNo.1エリアだな。トリチウムレベルで、数10万Bq/L というオーダーかと思う。それから、全βで見ていくと、数千ぐらいとおもう。ただ、かつて漏洩があった場所では、もう少し高い濃度が出ているが、ま、広いエリアで出ているところでいうと、ま、それぐらいのレベルという認識だ。)

・ここで言っているろ過処理槽というのは、どういう方法でろ過するものなのか?

(尾野:… ええぇ、)

ウェルポイントの概念図のところにろ過処理槽と書いてあるが、何かろ過するのか?

(尾野:これはどちらかというと、そこで放射性物質を取りましょうという意図の物ではなく、汲み上げた水の中にある濁り分、そういった物を沈殿させたりろ過したりして、最終的にタービン建屋の中に泥を持ち込まないレベルの物という事である。)

わかりました。なるほど。

・▼★★★先程示して頂いた地下水流のイメージの図だが、先程の話しだと海側の遮水壁を検討しているときにこれを作成したと聞こえたが、そうすると2年ぐらい前にこの紙があったという事か?

(尾野:槽だな。ちょっと具体的にどうかというところはあれだが、あの、その様なことかと思う。)

これまでなぜこれが公表されなかったのか?

(尾野:ま、あの、今そういう質問を頂いてもなかなか答えようがないが、ま、いま、あのぉ、こうした形で示させてもらったという事だ。)

いや、以前、尾野さんは遮水壁だけをやった場合の評価はしていないのではないか、と言う話しも説明していたと思うが。あまり東電の中でもこれは情報は共有されていなかったのか?

(尾野:▼えっとおぉぉ、先ず頂いていた質問と言うことで言うと、ええぇぇ、ま、遮水壁を作った場合のぉ、ええぇ、建屋内の流入量を直接的に評価しているのか、という事だったんでは、無かったかと思う。すいません。もう少し精密に確認して答えさせて頂きたいとおもう。)

わかりました。何れにせよ、流入量がどう変化するかをベースに、こういう地下水で、こういう流れがあるかどうか、それがベースにあると思うので、出来れ場、次回からは2年後とは言わず、もう少し早く公表して頂ければと思うが。お願いする。


1:36:15
●日テレ小林:【おこし】

・今日の汲み上げ量は開始からちょっとで3トンと言ったが、タンクに貯まった量で量っているのか?

(尾野:タンクの量で量ったのか流量計みたいな物で計ったのかは今正確にわかりませんが、ピット側で見ているので水位でこの程度で見ているのではないかと予想致します。)

ここのタンクに貯まったものはすぐ立坑Cに入っていくのか?

(尾野:構造から申し上げますとタンクの中に貯まってくるとまず最初のタンク、2ページ上を見て頂きたいが、ウェルポイントの概念図と描いている図面だが、このウェルポイントは吸引システムで汲んでくるが、ピットから汲んでくるのは複数のポンプで汲んできて、その2段目にあるろ過処理装置ノッチタンクというところに汲んできます。ここに汲んでくると矢印が書いてあるが、部屋が3つぐらいに分かれており、水面が段々段と階段状に下がっているが、これはしっに水を入れると、水面が段々上がってきて溢れながら隣の部屋に入っていきます。それでまた水面が上がっていって、溢れながら隣の部屋に入っていく。そうするとそこにポンプがあり、隣のもう少し大きなタンクに移していく格好になっております。こうすることにより、要は沈殿しやすい物を取っていく造りになっております。最初のノッチタンクの体積がどれぐらいかわからないが、最初に汲んだ物がいきなり立坑Cに行くのではなくて、この部分のタンクがある程度満たされると、そこから後に入ってきた分は押し出し式に立坑の中に入っていくことになります。)

最終的にはノッチタンクも満杯になり、順次水タンクに行って、

(尾野:はい。それが順次、立坑Cに行く格好にります。)

今日も立坑Cに水は入っているかどうかはわからない?

(尾野:ああ、そうですね。そうでございます。35、ようは水タンクが、あそうでございますね。35トン、あ、そういうことか。すみません。立坑Cに送った量が3{m3/h}となっているので、なにがしかもうCに行っていると思います。)

水タンクが35トンの容量?

(尾野:はい)

すると3トンぐらいではCにいかない?

(尾野:ちょっとお待ち下さい。日テレさま。… すみません。ちょっと細かくは確認した上で、現地に確認しないとわからないかも知れませんので、改めて後ほど、★お電話★等で回答させて頂きたいと思います。)

吸い上げというのはずっと続け下いる訳か?24時間体制で?

(尾野:基本、そうでございます。)

水がある限り上がって来ると?

(尾野:はい、そうでございます。ピットの中の水を吸い尽くしてしまうと貯まってくるまで据えないが、基本吸い続けていると)

なるほど。わかりました。

・今日のポンプ、吸い上げた物を立坑に移送するラインは上空から見るとブルーのホースみたいな物が長く敷いてあったと思うが、このブルーノホース、配管というのは、素材は何か?ポリ化された配管みたいなものなのか?

・後立坑までの総延長、長さがどれぐらいかわかるか?あと、注水試験を行なったのかどうか、これまでにこのブルーノホースは何らかの形で敷地内で使っている物なのか?

(尾野:先ず、わかる範囲で回答させて頂きたいと思います。ブルーノホースのように見えている物は、耐圧ホースという物でありまして、これまでも発電所の中で使用されたことはあるものでございます。これは短期間に施工することができる、こうした汚染水を移送できるホースという事でございますので、今回、それを使用しているという事です。それではこういった物を発電所の中で使用したことがあるかと言いますと、初期の頃の循環冷却システムの給水ラインは、こちらはやはり同じタイプのホースを使用してございます。ただ、その折りにですね。ホースとホースのつなぎ目の部分ですね。こうしたところが緩んだりして、漏洩が生じるという事を経験してございますので、今回の施工の際には、ジョイント部分はフランジ締めで取り付ける形で、過去の経験を反映して施工してございます。そうしたことでございますので、使用経験のある物という事でございます。で、長さ等につきましては、具体的に手元資料にございませんが、目の子で申し上げますと、大体100メートル程度の範囲と思います。)

立坑Cまで100メートル?

(尾野:そうでございますね。立坑の角、反対側はBでございますが、BとCの間が大体100メートル弱ぐらいでございますので、ノッチタンクから引っぱってくるところも多少距離としてカウントする必要がございますので、ざっくり100メートルそこそこぐらいであろうと思います。正確な数字がご入り用でございましたら、確認の上ご回答いたします。)

はい。お願いします。

・後、使用実績があり、過去の循環冷却の時のホースとして使っていたものを、ジョイント部分を強化した物を使っていると。

(尾野:はい。そうでございます。)

このホースを敷いた下に堰のようなもの、万が一の漏洩防止の堰のような物は作ってない?

(尾野:ちょっと確認をさせて頂けますでしょうか?個別の施工のところで留意していることはあろうかと思いますが、確認の上、回答させて頂きたく存じます。)

うむ。

# この後の読売の質疑中、中断して日テレさまに回答する尾野氏。毎度日テレのVIP待遇。一度や二度じゃないよ。毎回。滅多に顔出さない日テレが質疑で要求したときの東電対応に注目するといいよ。東電会見の見所の一つ。##



1:44:05
●共同前田:【おこし】

・★★★厚労省の指導の件で伺いたい。今回の指導内容は、緊急作業員に対する物という事で、対象の初年度の12月までに働いていた方に対する検診の件、ということで良いか?

(尾野:そうだな。検診の対象になっている方の、ま、厚労省が検診制度を作っているから、ええぇ、それで具体的に検診した方の実数の連絡して下さい、とかであったり、あるいは、まだ検診されていない方がいるなら促しをして下さい、検診促して下さい、といったまぁ、そういった趣旨の事だ。)

東電が独自にしている甲状腺の透過線量の100mSv超の人に対するものとか、そういった物は含まれていないんですね?

(尾野:これは厚労省が要は、国の制度としてやっていることに関わるご指導なので、事業者が自主的にやっているところの、ご指導、ということで、多分、アノ、多分問うことはないが、ない。)

# ご指導を頂きました = 行政指導された ##

今取り纏めている段階だと仰っていたが、現状でわかっている範囲で、各種ガン検診の100mSv超えの人が、対象者が何人いて、そのうち受けた人数が何人かという事がわかれば教えてほしい。

(尾野:こちらは厚労省の方が発表されていたと思うが、… 厚労省の発表している資料の中で、どれぐらいの対象者がいて何人であったかと。これ、我々も順次、これまで厚労省に報告しているから、そうしたことをベースに書かれているので、そちらの発表資料の中で整理されているかと思う。)

わかりました。ありがとうございます。



1:46:55
●読売船越:【おこし】

・汲み上げは今もまだ続いている認識でいいか?

(尾野:そうだな。作業としては汲み上げ継続になっている。続いていると認識している。)

すると24時間稼働している?

# 人の質疑は聞いてないのかよ… orz ##

(尾野:24時間稼働だ。ただ、何度も言っているとおり、ポンプの吸い上げ力と水がやってくることの早さで断続運転になっている可能性はあるが、それは現時点ではわからない)

稼働は続いている?

(尾野:はい。稼働は続いている。)

▼ピットのサイズをもう一回教えてもらっていいか。

(尾野:▼ちょっと確認して回答する)

なんか2.5メートル直径とか合ったと思うが、参考資料1ページの集水ピットは凄く小さく見える。整合性取れないと思うが。

(尾野:あ、そういう質問か? )

ええ。

(尾野:ピットとしては2.5×2.5×深さ2.5m という事でいいと思うが、写真で見ると穴のままで置いておくと崩れるので、荒い石を入れて、集水口を安定させているので、写真ではそういったように見える)

写真の集積ピット南と書いてある、黒い筒みたいな、これが?

(尾野:はい、それが水を真ん中で集めている部分。吸い上げのために砕石などが中に頃噛んでこないように筒を置いている。)

じゃあ、その下に2.5メートルのがあると。

(尾野:はい。▲それからぁ、先程ぉ、ご質問を頂きましたホースの長さ。120メートル。▲それから漏洩防止のための対策や、確認をしていますか、という事でございますが、漏洩確認を行なってございます。▲それから移送菅でございますが、監視のために監視カメラを付けているという事とと、それから漏洩が生じたら困る場所については、ホースを二重にしているという事で、太いホースの中に細いホースを通すという形で漏洩防止対策をしているという事でございました。)

# 質疑が終ってからやれよ。日テレ回答… 持ち帰りは基本なしの日テレ。あっても、お電話させて頂きます。人が違っても、お電話させて頂きますは過去に何度も聞いた。##

ちょっとまだ質問あるんだが、、

# 日テレ > 読売 ##

(尾野:あ、すいません。)

・1,2号機取水口の地盤改良だが、スケジュール的に教えて欲しい。陸側はまだ残っている?

(尾野:陸側は残っている。海側は完成と言うことだと思うが、陸側は魯の時に囲む作業はまだ。)

それは何時まで?

(尾野:▼10月ぐらいまで掛かったかと思うが、確認する)

それとフェイシングも何月までやるのか?

(尾野:▼わかった。改めて確認する)

要するにそれが終れば、今、最大100汲み上げるのを大幅に減らせる見通しだな?{日量100→20トン}

(尾野:そうだな。)

で、減らせる数字で先程も聞かれたと思うが、エネ庁が20という数字を出したが、東電もフェイシングと化すれば、20ぐらいまで減らせると?

(尾野:そうだな。今、100と見ているが、山側にガラスを打ってフェイシングなどをしていくと、当該エリアに入ってくる量は減ると考えていて、大体2割ぐらいになるのではないかという目の子で20だ。)

# 諸悪の根源エネ庁がこれだけになると試算を出して、東電もそれに従う構図。##

汲み上げるのは先程の1枚紙 http://j.mp/19gbff4 でも、300外に出ているわけで、汲み上げあ量としては最終的には300にのってくるのか?

# 建屋からの直接漏洩はないという大前提で、陸側にNo.1エリアを囲む耐用年数短いガラス壁を造ってアスファルトで蓋すれば、日量地下水くみ上げに必要な量は100トンではなく20トンであると。エネ庁さまが、この路線で行けと。##

(尾野:ですから! あのぉ…… なんてんすかね… ま、全体が出来上がってくると、仮に今20としたが、20、20、20であれば、そう汲み上げあ量は最終的に60という事になる。ただ、これはぁ、設備が完成していく途中過程においては100ぐらいと考えている。)

そうすると今、400汲み上げて、最終的に60だとしても、400と60で2割弱ぐらい。60であってもタンクの保管貯蔵計画は問題ない?

(尾野:そうだな。少なくなればなるほど裕度は増すから。ええぇぇぇ… 余裕が増える側とは思うが。何れにしても、あのぉぉぉぉ、元々タンクは余裕綽々という事ではなかったし、従って一生懸命造っているという事だから、だから考えなくて良いという事ではないとオモッテイル )

ただ、これにより計画が破綻してしまうほどの増量ではないと?

(尾野:そうだ。)

わかりました。

# 東電、政府、エネ長が主導している限り計画破綻は絶対にない。東電守るか、環境を守るか、規制緩めて海洋投棄、誰も責任が問われず、毎度のルール変更してのつじつま合わせは目に見えている。##



1:52:35
●東京新聞 志村:【おこし】

・▼スケジュールの確認をしたい。今回、集水ピットを作って、北側を作るかどうかを具体的に決めるのは何時頃になるのか?

(尾野:北側の集水ピットは作ることは決まっており、作業はしているところだ)

これ、設置可能であれば設置すると書いてあるが、今建設中ということが?

(尾野:▼あ、そういう意味だな。確認させてくれ。)

・あと、ウェルポイント、本設に切り替わるのは何時頃か?

(尾野:ウェルポイントは作業として順次始める予定でいるが、スケジュールは確認するが、構造としてウェルポイントは複数の集水ノズルを埋め込んでいくが、最初の集水ノズルが入ると集水ノズル単位で稼働させていくことができるので、始まると、全部できてさぁ、ということではなく、順次稼働していく格好になったかと思う。)

するといつから稼働開始で、フル稼働がいつを予定しているスケジュール感がわかると。

(尾野:わかった)

・北側集水ピットは、今回作った南側とサイズ的に変わらない?

(尾野:同じような構造だ。)

・ウェルポイントが稼働し始めたら、集水ピットには湧いてこなくなるだろうという想定なのか?

(尾野:そうだな。ウェルポイントで積極的に始めれば、集水ピットよりは効率的な設備だから、そちらに移行していくと見ている。)

・▼ウェルポイントから伸びている配管、材質はどのようなものか?

(尾野:今言っているのは、集水タンク以前の部分ということか?)

そうだ。

(尾野:▼確認させてくれ。吸い上げるためのものなので、若干特殊な構造をしているかもしれないが、今確認してないので、確認の上、回答させてくれ。)

・立坑Cに移送するラインのところは、しばらく材質はそのままか?

(尾野:立坑Cに移動していく部分については、特に変える必要ないと思っている。)

耐圧ホースですよね。

(尾野:そうだ。)

夏場は紫外線で劣化する可能性あると思うが、硬いのに順次変えていく、そういう計画はあるのか?

# 循環注水でさんざん水漏れ起こしたホースを使っていくのさ。恒久設備への検討は、漏洩事故を起こしてからな。基本、後手後手でな。##

(尾野:ま、あのぉぉぉ、非常に長期間使っていくことになっていくと、それはそれで検討はあると思うが、現状で考えていくと、先ず早急に仕事が開始できることが重要だ。今、現在取りうる信頼性を確保するための対策は取っているので。今現在としてはウェルポイントが稼働しても、ええぇぇぇ、当該のホースをつかっていくと。ま、二重化になっているので、内側に直接的に死骸セインの影響はないと思っている。)

・立坑Cにいれて、Cから2号機のタービン建屋にツーツーでつながっているという話だったが、逆にこれまで立坑Cかあ組み上げて、タービン建屋の推移が下がったね、という実験はされているか?

(尾野:具体的にしていない。立坑Cに水を移送する関係で、ろ過水を先ず入れてみる。きれいな水だな。きれいな水を入れて、水位等の変動が出るかどうか、確認してめいた。で、立坑Cから ろ過水を入れたわけだが、全く立坑Cの水位が変わらないということだ。タービン建屋の方は広いので、多少入れたからといって勿論分からないが、立坑Cで入れても変わらないと。それから立坑Cとタービン建屋の水位が一致しているということなので、こちらは関連性はあると思っている。)

# 実はツーツーじゃなくて、漏れているから変わらないということだったらやだな… ##

ちょっとそれ初耳だったが。いつ頃ドレぐらいの水を?

(尾野:それは今回だ。今回のためにだ。)

あ、え?? ということはいつ頃か?昨日とか?

(尾野:そういうオーダーだ)

今週?

(尾野:今回の一連の設置の作業の中で確認したということだ)

何トンぐらい入れたのか?

(尾野:2トン入れたと聞いている。)

2トン入れると立坑Cの水位は、例えば立坑Cが繋がっていないとすればぐっと上がるようなサイズで?

(尾野:そうだ)

で、全く上がらなかったと?

(尾野:そうだ)

計り方としては水位計か何かを入れて?

(尾野:そうだな。液面計などで測っていると思う。)

ありがとうございます。



1:57:40
●フリー上出:【おこし】

どなたか質問されたかもしれないが、基本的なことを2つ。この汚染水問題、現実にいくら低い濃度であっても海に流れていたということで、ゆくゆくは諸外国と問題になりかねない。今の段階で、国の責任でやることかもしれないが、諸外国に説明したり、諸外国から反応が来たり、今後、そのような予定があるかどうか。汚染がなぜ心配ないかということ含め、そういう予定ないのか、が1点。・私は8月2日の茂木経産大臣の記者会見で、この問題を質問したが、大臣は「少なくとも就任してから、★★★この地下水の流入問題、そして汚染水防止問題、そして海洋への流出を防ぐための遮水壁の問題については、相当議論を重ね、また、対応を加速するように促してきたと思っている。ただ、こうした問題が出て来ている事自体、遺憾だ」と。こういう事をお答えになったが、汚染水対策処理委員会は5月30日が3回めで、4回めが昨日。この委員会そのものの開き方だけでなく、実際にいろいろなことをやっていたと思う。実際にどのようなやり取りがメインで、寄生庁とは別にどのようなことをエネ長は指摘されたのか、ダブっていたらあれだが、よろしくお願いする。

# 「茂木経産大臣:この地下水の流入問題、そして汚染水防止問題、そして海洋への流出を防ぐための遮水壁の問題については、相当議論を重ね、また、対応を加速するように促してきたと思っている。」 ( ゚Д゚)ハァ? ##

(尾野:大変重要な質問だと思う。外国との関係で言うと、私どもは国を代表して政府に成り代わって話すことは、当然ありえないことであるが、あのぉぉぉ、こうした重要な発表、プレスリリースは我々も海外メディアに見れる形でHPを通じてアナウンスしている。また、記者会見、こういった場にも海外メディアの方も必要に応じてくてくれることであるし、個別の発表ごとに問い合わせて頂ければ、ままあることだが、問い合わせをいただくことがある。ま、そうした折に状況については説明することで話をさせてもらっている。もう一つは、構外への影響、状況認識だが、港湾内の流出に関しては、先般来、案内の通りとうことだが、構外への影響、港の外への影響で言うと、やはりしっかりモニタリングを強化して、状況を把握していくことが重要かと思うので、★★★私どもとしてもモニタリング強化をしてきたし、先般、さらに強化したというところである。国も海洋側の専門家を集めた評価検討を行う動きがあるので、こうしたところに我々の状況を報告した上で指導を仰いでいくことかと思っている。

# あくまで情報を集めてるのは我々東電であり、提供するのも我々だ。##

★★★ただ、現在取られているデータから見ていくと、港湾外での放射性物質の濃度は著変は見られていない!ということであるので、状況としては影響は構内に留まっている!と見ている。ええぇぇ、それからぁ、もう一つの汚染水対策の政府側の動きと。またそこでの我々のやり取りと言うことだと思うが、仰るとおり、汚染水対策検討は5月以降、積極的に開かれており、短期間ではあるが、4回目ということになっている。それ以外にも発電所の廃炉を進めることで、ロードマップの状況を見ていくという事で、廃炉推進対策会議というのもが、これは大臣さまが出られる会議がもたれる。その下部においては事務会合がもたれるという事で、事務会合の状況については、月に一度、進捗状況をこの場でも紹介させて頂いている。まっ、そうしたことからすると、政府側、そちらの規制庁とエネ庁、ということになるんだが、ええぇ、まっ、特にロードマップを進めていく事の車の一軸という事では、エネ庁がそれにあたるし、それを、ま、ある意味、規制的な目で見ていくという事で規制庁が入る形でこういった事が進められている状況である。)

# 汚染水対策委員会が積極的に開催されている。ロードマップ中長期廃炉対策、見て見ぬふりしてきといてこのざま。すばらしい。国費投入のお膳立て。国費投入する前に、検証委員会を設けて責任の所在を明確にすべき。国民に説明責任すら果たさないで国費投入は許されない。##



2:03:10
●東電一杉:【おこし】

質疑の途中だが1点資料を配付させてもらう。地下水観測孔 No.0-1 のトリチウムの値が出たので、また一斉メールでいれるが、紙でもこれからお配りする。



2:03:35
●ニコニコ七尾:【おこし】

・▼今、尾野さんは丁寧に説明されていたが、港湾内外の海域モニタリングだが、この間、もうひとかた{東電今泉氏}の説明だと、海面の表面をモニタリングしているだけだということだが、これは事実なのか?

(尾野:▼ちょっと私も整理できてないので確認の上、回答する。)

いや、要は海底はサンプリングしていないんだよね。その理由は?

(尾野:先ず海底の状況というと海底土のサンプリングはこれまでも海底のサンプルリング計画の中に入っている。で、海側のサンプリング計画は水をとるものであってリ、海底土を取るものであったり、いくつかパターンがあるが、ま、そうした計画を、あのぉぉぉ、定めて、それに則って、これ、我々だけでなくて、サンプリングしていく、これ、国と住み分けをしながらサンプリングをしているから、そうしたなかでサンプリングをしているから、そうしたなかで実行しているということである… )

# 終始小声… ##

あの、全く意味がわからない。昨日の汚染水処理対策委員会の資料を頂いた中で12ページだが、港湾内外、モニタリング強化について、という、強化という意味だが、これではポイント数を増やしただけで、広がりを強化したということで、縦の方の強化、つまり、海の底だが、これは結局、東電の提案だから、これは東電だけ責められないと思うが、この対策委員会ではこういった調査の評価というものに対して何も意見は出ていないということでよろしいか?現段階で。これに関して。

# 基本、東電から提案出させて、太鼓判押すのがえらい経産省のお仕事。何かあれば事業者だけの責任で、自分たちは何の責任も追わない。それを象徴する今頃海洋漏えい認める問題。国民関心高いので国費投入お膳立て。##

(尾野:現段階でデスカ?)

はい。

# 汚染水対策委員会 第4回 PDF資料のいずれかか… http://j.mp/AlbqNY ##

(尾野:現段階でぇ、ええぇぇ、先ず、今手元にある、ご覧になっているのは、汚染水対策委員会 4回の資料の下に12ページと書いてあるところの上か?)

そうだ。

(尾野:これについてはこれで進めているということだ。それから当然、もう少しモニタリグ強化しようという話がありましてぇ、今週の何処かの会見だったか、海側の追加ポイントの発表をさせてもらっている。)

それはわかっている。私が言っているのは、海底はどうしてやらないんだろうと。

(尾野:あ、その質問だな。そういう意味から言うと!おっしゃる通り、今の時点においてはこれでえぇ、認められております。)

あっ、認められるんですねぇ ww

# 東電の言う認められているというのは経産省。耳を揃えてだせと規制委員会に言われて、まだ出して評価は受けていない。第1回の10日後に開かれる第2回特定原子力施設監視・評価検討会 汚染水対策検討WGは8月12日13時30分から。http://j.mp/14jXNyb ##

(尾野:で、何度も言ったが、要は今回の問題を受けて規制庁の中で検討会が動きだしているが、その中で海側の専門のぉ、委員を集めてやる検討会というのは、これから立ち上がるという状況だから、そうしたところの中で、我々に対する指導もあるかとは思っている。)

# この海側のWGは中村委員が主査を務める。身の部分に限定したセシウム134/137のみのモニタリングに疑問を持っており、骨に蓄積するストロンチウムの評価、生態系への影響についても、ようやく調査が、と言った感じ。尾野氏の言う、これで良いと東電を評価しているのは糞政府と経産省。##

それは何時頃からか?

(尾野:それはちょっと!我々の側からわからないっす。)

# わからないっす… ##

でも、これ東電として、先ほど、上出さんの質問に大変立派な答えだったと思うが、海外という視点も考えた場合、東電自ら海底について調査する考えは現段階でないということだな。

# 「自分で自分の首を絞めるようなことをなんでしないといけないんだよ。もう事故は終わって環境には一切影響ないんだから、さっさと漁業再開してくれよ、自民党政府、経産省もそのつもりで我々に対策一任してご評価いただいているんだよ、理解しろよ。」 差し当りこんなとこ。##

(尾野:これは、あのぉ、現状でいうと、先ず水の動きで見ていくということで、今あるようなモニタリングを我々としては考えさせてもらっているということだ。でぇ、当然のことながら、あのぉ、国において持たれる検討会の中で、さらに指導をいただける所があれば、当然それに対応していくことはあると思う。)

なるほどぉ。整理すると、経産省で汚染水処理対策委員会がやっているが、東電と国の間では特に海底を調査すべきという意見は出ていないと。ただし、今後、着せ委員会との話し合いの中で、調査がどうなるかは今後の動き次第と。そういう整理でいいか?

(尾野:はい。けっこうである。)

わかりました。



2:08:30
●NHKたていわ:【おこし】

・▼先ほどの木野さんの質問で確認したい。あとでもいいが、2年前という地下水流水イメージだが、これは2年前の何時作成されたのか知りたい。その際に作成されたもの、おおまかなものが、今日配られたものと見ていいいのかということと、それと、木野さんの質問というか、意見見たいな感じであれだが、2年間かかったというのが、情報共有の問題だったのか、という点。3点教えて頂きたい。

(尾野:まずこの評価地震いつだったかということについての質問と、なぜ、本日なのか、ということと、もう一つは?)

~ マイクナシ キキトレズ ~

(尾野:はい。ですかと。)

~ マイクナシ キキトレズ シミュレーションまでしていたのか?~

(尾野:▼わかった。確認の上、回答させて頂きたい。)



2:09:55
●東電尾野:【おこし】

▲それから、質問を頂いていた中で、ウェルポイントのスケジュールだ。ウェルポイントのスケジュールについては、8月15日頃には最初の汲み上げが出来るのではないかとと。それから8月18日頃には予定しているウェルポイントの最後の花道が始められるのではないか、ということを現状の予定としてる。ただ、工事なので、進捗の前後はあると思う。▲それから、先程、ホースの長さ120メートルといったが、すいません。これは直線で120メートルだが、曲がっている部分を入れると140メートルということである。



2:11:10
●共同こくぶん:【おこし】

今頂いた地下水観測孔No.0-1のトリチウム濃度が2万3000Bq/L。この値についてどのように見たらいいのか? http://j.mp/1cme8w9

(尾野:ちょっとお待ちするのだ。ww 私の手元にまだ届いてなかった。ww ちょっとまってくれ ww 見るからww)

ドウゾ ドウゾ

(尾野:… 今来ているので2万3000ということである。こちらについては、先ず、測定のコンタミ等のエラーがないか確認するために再測定を行う。それから再サンプリングも行なって、数値の確定をしたいと思っている。で、状況としては2万3000というのは、そうだな。他のところに比べれば、、という事はあるが、値的に優位なものであると思う。)

# そんな、値が有意なものである事は見たら分かるって… で、否定するためのコンタミ再調査か… orz ##

値としては有意なもの?

(尾野:はい。ということですんで、確認する。)

この位置的には、かなり北の場所だと思うが、かなり何かの汚染があるとすれば、これはトレンチの影響がる場所なのか?

(尾野:えっとぉ、当該の場所というのは、ええぇ、トレンチ周りで言うと、1ご浮きのトレンチが回ってくるところなんだが、1語うきのトレンチ自体の汚染が低いので、そういった所からすると、このことだけをもってどうこういうのは難しいかと思う。確認していく必要があると思う。)

わかった。今回2万3000という値だったが、告示濃度に比べれば、半分以下であることはわかるが、そもそも今回の地下水観測孔、昨年12月に作った段階で、No.1の水を採取したときは2万9000だったと思うが、あの値は、東寺としてどのような評価だったのか?

(尾野:当時としてはだな。ようは発災時の、ええぇ、フォールアウトの影響が残っているレベルではないかと、言うふうに考えていたという状況だ。)

特に汚染水の影響でという判断には、当時は至らなかったと。それが値としては告示濃度を半分ぐらいで、微妙なぐらいであると?

(尾野:そうですな。)

わかりました。



2:14:20
●ニコニコ七尾:【おこし】

・広報の方にお願いしたい。来週お盆の会見予定について教えてほしい。

(一杉:★★★特段、お盆だからなにか中断することな無く。予定通り継続して同じ曜日で行う予定だ。)



2:14:50
●東電一杉:【おこし】

以上で終了するが、1点資料の誤字があった。福島第一の状況 資料2枚目のいちばん左下の日時、平成25年8月8日14時10分 と表記が一番下にあるが、これは8月9日だ。お詫びの上訂正させていただく。正しい資料を外においてあるので、よければ持って行くが良い。

以上で本日の会見を終了する。




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