(3時間1分)
○報道関係各位一斉メール 8/12(月)~ 8/13(火)
- 1F 免震重要棟前に設置されたダストモニタの警報発生について
- 1F 免震重要棟前に設置されたダストモニタの警報発生について(続報)
- 1F 免震重要棟前に設置されたダストモニタの警報発生について(続報2)
- 1F 免震重要棟前に設置されたダストモニタの警報発生について(続報3)
- 1F 免震重要棟前に設置されたダストモニタの警報発生について(訂正)
- 1F 発電所登録センター休憩所における体調不良者
○福島第一プラント 8/12(月)~ 8/13(火)
- 福島第一原子力発電所の状況(記者会見資料)(PDF 26.4KB)
- 2号機原子炉格納容器(PCV)内部再調査結果(PDF 134KB) (画像)★
- 1~3号機PCVガス管理設備(HEPAフィルタ入口側)の凝縮水のサンプリング結果(全α)について(PDF 26.6KB) ★
- 免震重要棟前に設置されたダストモニタの警報発生について(PDF 117KB) (画像)★★
- 8月13日
- 福島第一原子力発電所の状況(記者会見資料)(PDF 26.4KB) ★★
- 多核種除去設備バッチ処理タンクからの漏えいを踏まえた追加調査結果(続報)(PDF 96.1KB) (画像) ★
- 地下貯水槽の浮き上がりの状況について(PDF 188KB)★★
○指示・報告 8/12(月)~ 8/13(火)
○環境モニタリング 海側観測孔 地下水 高濃度汚染関連 8/12(月)~ 8/13(火)
- 海側地下水及び海水中放射性物質濃度上昇問題の現状と対策(PDF 5.47MB) ★★
- 当社における海域モニタリング計画(H25年度, 改訂01)(PDF 431KB) ★
- 福島第一原子力発電所地下水観測孔の地下水位について★★
- 福島第一港湾内、放水口付近、護岸の詳細分析結果(PDF 18.6KB)
- 8月13日
- 福島第一護岸「地下水観測孔No.1-2」試料のろ過処理による放射能濃度変化について(PDF 7.72KB)
- 福島第一港湾内、放水口付近、護岸の詳細分析結果(PDF 22.3KB)
○環境モニタリング・サンプリング 8/12(月)~ 8/13(火)
○その他 8/12(月)~ 8/13(火)
規制庁
○特定原子力施設監視・評価検討会汚染水対策検討WG 第2回 8/12(月)
<参考資料>
○関連
■福島第一の状況
○東電小林C:
(18分)遅れてすまん。本日の定例会見を始める。
○尾野:
よろしこ。福島第一の状況 http://j.mp/13dJcdF
[原子炉および格納容器の状況]
1~3号機注水安定。
[圧力容器下部温度]
示したとおりで特記事項ない。
[格納容器圧力と水素ガス濃度]
ご覧の通りだ。
[使用済み燃料プール]
1~4号機まで循環冷却システム運転中。
[タービン建屋地下溜り水の処理状況 ]
2号機タービン建屋から3号機タービン建屋に9時38分まで移送実施。3号機タービン建屋から高温焼却炉建屋へ移送実施中。
[水処理設備および貯蔵設備の状況]
サリー運転中。
[その他]
5番の上から5つ目。ちょっと沢山書いてあるが、
★需要面新島の前でダストモニタの数値で、放射濃度が高い事を示す警報が発生したという事で、その調査等を行なっている。プラントデータ等々については異常はないが、
同じ頃、バス待ちで待機していた方の内、10名が体質のモニタで身体汚染で引っ掛かっている。これらの方々は重要免震党内で作業して、帰宅のために外に出るため移動中だったので、特に作業で汚染していた可能性はないということだ。
# 全員 東電社員さまなので。なので。##
◎免震重要棟前に設置されたダストモニタの警報発生について ★★★
手元に資料を用意している。「福島第一原子力発電所免震重要棟前に設置されたダストモニタの警報発生について http://j.mp/17ItFOP」ポンチ絵を描いてるが、重要免震塔、この出口のところで今ほど言った事があったということだ。
で、ちょうどその時間帯、熱中症対策という事で、ミスト発生装置をその付近で使用していた。要は霧吹きだ。その関係の可能性もあるかなぁ、ということで、それの原水等々の確認を行なっている。
結果からして、水の汚染は確認出来てないので、引き続き状況等を確認の上、原因を調べていきたいと考えている。
# 水の汚染は確認出来てないって、まだ確認出来てない、と言う意味じゃなかったのね。資料がないからおやっと思っても確認も出来ない… ##
◎タービン建屋東側の地下水の汚染状況調査について ★★★
それから更に下の方だ。http://j.mp/13dJcdF タービン建屋東側の地下水の汚染状況調査についてだが、一番下のところ、No.0-1、これは1号機正面の測定結果などが出ているが、金曜日にちょっと話しがあったが、
トリチウムで23,000Bq/cm3 というのが出ていたが、その後の確認を行なったが、大体同程度の値が出ている状況だった。
◎ガラス遮水壁 陸側直近 地下水観測孔 No.1-8 の水位測定結果 ★★★
めくって次のページの一番上のポツだ。http://j.mp/17J3qbh 地下水観測孔 No.1-8の水位の測定結果が出た。OP2800mmという事だから、OP2200のガラス面の上端より高い所に直近の水位がある事がわかった。
こちらについては後ほど、もう少し詳しく説明したいと思う。
■2号機原子炉格納容器(PCV)内部再調査結果★★
それから、手元に「2号機原子炉格納容器(PCV)内部再調査結果http://j.mp/13dGvso (画像)http://j.mp/17J3Qyb」ということで、簡単資料を配っている。
これは先週来進めていたことだが、CRD鋼管レールの上にカメラを落とし、そのカメラを滑らせてペデスタルの直近まで事前調査を行う事が目的だった。ま、今回、無事に成功してペデスタル開口部直近部までカメラを進める事が出来た。
今回取ったデータを使い、本格的な調査のための準備を進めたいと考えている。こちらについては以上だ。動画も撮ったので紹介したいと思うが、準備があるので、来週案内したいと考えている。
■4号機 原子炉ウェルおよび圧力容器、使用済み燃料プール内部 調査結果 ★★
それから先般案内した「福島第一原子力発電所4号機における原子炉ウェルおよび圧力容器、使用済み燃料プールの内部調査の結果について http://j.mp/19gb3ws」という事で、写真では案内していたが、
動画も出てきたので紹介したい。(動画)http://j.mp/19gbAhO (上映ちう http://live.nicovideo.jp/watch/lv148262756#0:24:40)4号機原子炉のここがウェルだが、そこウェルの上部のところを見ている。
写真でも案内したが、天井の具材。ちょっと私のところから見難いですなっ! が、入っている事がわかる。この下が炉の真上という事になる。それからこれは、ウェルの上の部分だな。
こちらのところにシュラウドの取り替え作業の関係で置いている機材類が並んでいる様子。上などに若干コンクリート片などが乗っていることがわかる。… これは炉の底部だ。これは制御棒駆動装置の上部が見えている。
これは天井部材が落ちているところがわかる。… 補足見えているのが軽装用の配管だ。これは使用済み燃料プールの中を確認している画像だ。上から見ているが、こちらにラックの側面が見えていて、こちらが底部という事になる。
これはガラを撤去した後にそれを保管する箱を置く予定の場所の状況を核にしているところだ。こちらの方はキャスクピットの中に機材を仮置きしているわけだが、その機材の取り出しルートが十分な広さがあるかどうか、
寸法確認をしているところだ。今ほど、丸い物を通そうとしたが、引っ掛かって通らなかったことがわかる。… 同じ物を吊り上げてきて内側のラックの中が動くかどうか確認しているが、こちらは問題ない事がわかった。
従って、ここの出口のところとラインが若干ずれているので、ここのアライメントを調整する必要があると考えている。以上だ。
■当社原子力発電所の原子炉施設保安規定の変更認可について
それから幾つか事務的な連絡がある。先ず一つが、「当社原子力発電所の原子炉施設保安規定の変更認可について http://j.mp/13dE5tS」ということで、8月12日付けだが、
これは 5月31日 http://j.mp/13mYrRR に申請していた保安規定が、本日付で認可が出たという事だ。内容的に組織変更に関する条文の変更、主任技術者の体制変更に伴う条文の変更。
後、柏崎の変更だが、中身については申請のおりに説明した資料 http://j.mp/12T5qMS があるので、詳細はそちらを確認するのだ。
■"特定原子力施設に係る実施計画"の補正について
それから、もう一つだが、本日だが「"特定原子力施設に係る実施計画"の補正について http://j.mp/13dEE79」と言うのを出させてもらった。これ、縷々書いてあるがめくってみると見覚えのあるパワーポイントかと思うが、
特定原子力施設に係る実施計画については、ま、審査が継続的に進んでおり、それに応じて審査内容を反映した補正申請をして下さいという事で順次行なっている。本日、第11回目の補正を提出したという事である。
裏面上段。こちらにこれまでの審理経過等々を再掲している。下半分だが主な補正の内容だが、先ず、規制庁との面談等により、実施計画の記載内容に充実が必要と判断した事項という事で、
これまで出させてもらっていた施設運営計画の記載で、更に詳細に書いてあるような物は、新しい物に反映しましょうという事で反映している。それから★★1号機の使用済み燃料プールの運転制限温度を65℃から60℃に変更する修正をしている。
それから裏面2ポツ。至近の評価検討会、こちらの方で質問回答をしたこと反映したようなもの、と言う物がある。それから下半分3ポツだが、既存の物を提出してから、
現在までの愛段具体的な検討が進捗してアップデートした方がいいような内容、数値など確定してきた物を反映している内容だ。こちらについて本日出したので改めて審査してもらえる物と思っている。
■特定原子力施設監視・評価検討会汚染水対策検討WG ★★★★
それから地下水問題で幾つか資料が出ているのでそちらの案内をしたい。先ず一つが、本日の特定原子力施設監視・評価検討会汚染水対策検討WG 第2回の資料というパッケージ。
「特定原子力施設監視・評価検討会汚染水対策検討WG http://j.mp/15mIuuL (資料)http://j.mp/17ijUIg」
その後ろの幾つか関連資料がはいっているが、ボーリング等々の測定結果のデータが複数付けてある。
それから「福島第一原子力発電所地下水観測孔の地下水位について http://j.mp/13dGAfS」至近のデータを付けさせてもらった。内容については、一番最初の察しの方を中心に説明させて頂きたい。
先ず、8月12日付けの、ええぇぇぇ、海中放射性物質上昇問題の現状と対応という資料である。→「海側地下水及び海水中放射性物質濃度上昇問題の現状と対策 http://j.mp/13dEEnz」
この資料で、本日、今までの状況という事を説明させてもらっている。で、これまで説明している内容なども整理した上で話しているので、特にポイントになるようなところを話させてもらいたいと思う。
# はじまりますよ。東電広報。WGみてこちら見ると、本当に広報(宣伝)という印象。NHKはじめムラメディアがそのまま報じてくれるから言ったもん勝ち。##
先ず、めくってPPのページで言うと、3ページ、4ページだ。こちらの方、要は地表表面のγ線測定により、線量の高い所、特的な分布などが見つかるかどうかという事の議論があったので、
そうした測定を行なってみましたという事で、概略で行なった結果を示している。で、結論から言うと、ま、高い所、低い所、出てくるわけだが、どちらかというと、近所にあるガラの影響であったり、
あるいは表面のコンクリート処理の状況、あるいは、線量低減のための措置がしてあるか、してないか、という事の影響を受けてしまうので、こちらから見ていくのはなかなか難しかったなぁ、と言うのが実態であった。
# コリメーター測定はよほど浅いところにないと測定は難しい。土自体の遮蔽効果がある。完全に遮蔽するには薄いので周辺影響を受ける。(有識者)~ という事ですた。##
それからぁ、しばらくめくって11、12ページを見るのだ。http://j.mp/19nTQkB こちらの方は特に11ページ。上の段。こちらについては、地下水の濃度の測定結果の0-1(地下水観測孔No.0-1)のデータを
一番左端の方に付けている。No.0-1のデータが今回出てきたという事だが、見ていくと、トリチウムの濃度で、大体23,000オーダーという事なので、最も高かったところが、10万Bq/L のオーダーだからその10分の1ぐらいだ!
ただし、他の場所に比べると、例えばNo.2、No.3の周辺と比べると10倍程度という事で、このエリアがどのような状況になっているか、という事が非常に重要な着目点となる、ということである。
で、12ページのところのNo.0-1のデータを示しているが、こちらで高いデータが出てきたことが、議論としてはタービン建屋側から海に来る、要は西側から東側に来る流れの影響を受けている物なのか、
あるいは隣のNo.1エリアからの影響を受けている物なのか。そういった物を見極めて行くことが重要であるという議論になっている。
で、本日の議論の中でもそうしたことを見極めて行くために、例えば、1号機からNo.0のエリアに向けて伸びている1号機のトレンチの濃度測定とか、あるいは付近に新しい観測孔を設けることであるだとか、
こう言ったことが大事だろうという話をもらっているので、改めて検討して、この付近のモニタリングについて考えたいと思っている。ちなみにいぃ、同じような考えではあるが、
# 「No.0-1の観測結果を重く見ざるを得ない。東西方向の輸送か、南北方向の輸送なのか。このトレンチ水質変わらない話だったが、立坑Aの脇に1本掘って、この辺に疑わしいものがあるので、この辺りで1本調べること出来ないのか?(更田)」~このような事を申しておりました。##
# 東電が調査に消極的なエリア、今後も拡大。SSだからトレンチ、建屋漏洩はないのだ、と主張してきた東電。東電、政府経産省任せだと隠すための東電隠蔽計画よかよか!評価しかしない。その結果がこの有様、大臣責任逃れ発言。トレンチ、建屋、漏洩の実態解明が進みますように。パンパン ##
例えばタービン建屋のサブドレンだな。1号のタービン建屋のサブドレンが近くにあるので、こういったところからもサンプリングを行なって、水の濃度、核種組成、こう言ったような事を見極めて行くことを行ないたいと考えている。
ちなみに!12の資料の中で①と書いてあるところ。これは1号タービン建屋の近くに新たに掘る予定のボーリング観測孔だが、こちらの方もお盆過ぎぐらいには作業に入れるのではないかと思っている。
ま、こうしたことも含めた上で、もう少しこの付近の状況確認をしっかりやって、改めて規制委員会に報告したいと考えているところである。また、この12の図面においては、本日の議論の中では、非常に重要な話しとして、
No.1-8というところが、水位を測定したら、水位がOPで2800mmであったと。http://j.mp/1cmfiI8 で、直近のガラスの上端がOP2200mmであることからすると、
それを(陸側)直近の場所で60cm程上回っているということであるので、これが海に越流していることを示すものであると言う可能性が指摘されている。ま、そうしたこと、非常に重要な事であるので、
# 東電が最初に示せよ、その見解。http://j.mp/16GerLj 何あの数字だけ淡々と伝える報告。47億円ガラス遮水壁虚しく漏洩継続中でございます。漏れている事を知りながら漏れる前に食い止める説明繰り返してきた東電。##
# 全て社内の共有不足。隠蔽、情報公開の意図的な遅延は全てこれで許される。社長指示でたった2日でこれだけの資料 http://j.mp/1bEPG7Q を作ったという。これまでの東電が出す資料を見ても明らかに2日で作れるレベルじゃない。##
# あれだけの追求がありながら経営に関わるリスクを公開数日前まで知りませんでしたと平気な顔してウソ。経営リスク隠す裏で柏崎刈羽再稼働根回し。国会事故調人災指摘無視し、全てはプラントの問題、安全になったと再稼働。正気の沙汰じゃない。##
ま、我々としてもしっかり、ええぇ、対応を取っていくことが必要な訳だが、その関係で当該のエリアからの水抜きを鋭意進めているという事である。で、金曜日に案内したとおりだが、
水抜きの状況について、18ページに若干補足が書いてある。http://j.mp/16Gfn2u No.1-8の観測結果という事で、No.1-8、あるいは近辺の No.1-4、No.1-2、こういったところの測定結果から見ていくと、
ま、場所によってやや違いがあるが、ま、60cmから50cmぐらいNo.1の領域(の地下水位)が高いという事がわかる。それから、上17ページに連続測定をしている地下水位の動きというものも示してある。
で、これを見ていくと赤い(ピンクの)一番太い物がNo.1だ。それとその下に途中から線が増えているところが、No.1-4であったり、No.1-2であったりするわけだが、ま、そうしたところを見ていくと、
No.1が一番高い状況になり、その両脇、No.1-2、No.1-4がやや低い形になっていると言うことなので、側面への流れも若干勾配として存在している事も分る。なので、この領域の中、ガラスの効果により、
水の動きが一定程度制限されたという事であるが、現在、水位が上がっていって、その結果として周辺への回り込み、あるいは越流等が起こっている状況と見て取れると考えている。
めくって20ページ。http://j.mp/16Gg6Rc 汲み上げ量がポイントになるが、現状の汲み上げということでいうと、集水ピットの汲み上げにより、20ページ下だが、
大体、日量で24トン程度の集水量という事になっている。後ろに浸透流解析により、大体どれ具ライン汲み上げ量を行なうとバランスするのか、ということの再評価を行なっているが、それでいうと、大体60m3であろうと。
No.1エリアに関して。という事なので、まだ若干足りてない状況にある。ウェルポイントの設置を急いで、全体としては能力を向上していきたいと考えている。なお、集水ピット1と2というのが当初あったが、
★集水ピット2の作業を進めるよりは、ウェルポイントの作業に注力した方が、現状から言うと早かろうという事で、そちらに注力するように作業は進めている。
22ページ以降、http://j.mp/16GiyHl 新たに整理した地下流動解析の結果を示している。色々細かいことが書いてあるが、22ページにマンガが書いてあるが、拡大と書いてあるところ。
要はガラスの遮水壁をNo.1、No.2、No.3エリアを囲むように作って言ったら結果として、どの要は影響が出るか、という事を見ていく物である。で、4つのケースに付いて計算している。
ちょっとケースを説明するが、23ページを見るのだ。ケース1はガラスの遮水壁を何もしていないオリジナルの状態だ。で、ケース2は護岸のところだけの地盤改良が行なわれたケース。
ケース3が護岸おところに地盤改良が出来ているが、山側の地盤改良が出来てない。ただし、汲みあげは始めたという状態。ケース4はロの字型が完成して汲み上げもしている、ま、4つの状態を示している。
ま、ケース1は表綬ケース。24ページ。ま、これが標準ケースと思うのだ。で、25ページにケース2という事で、海側のガラスだけが出来ている状態という事で示している。
ま、このような状態で見ていう事、それぞれコンターが示してあるが水位が上がっていくという事で、これは遮水壁より上部まで水が上がっていくということも、これ、あの、解析なので、数字等については、
精度面やモデリングの限界があるが、何れ、越流していくことを示している。26ページ。従って集水ポイントを付けて集水をした状態と言うことで言うと、状態としてはバランスして安定するという事だが、
注水量としては全体で140m3、これはNo.1、No.2、No.3 エリア3箇所合わせてという事だ。ま、そういう計算だった。
最終的にロの時が完成した状態で集水していくというのが、ケース4だ。それらのケースを整理して示したのが28ページである。http://j.mp/16GlXGd
28ページを見ると書くケースの例が書いてあるが、揚水労の想定という事で、上の段に書いてあるのは護岸側のガラスが出来ていて、その状態で水を吸っている、つまり山側がない状態で水を吸っている時に、
どれだけの水の吸い上げ量が必要かという事で、一番右は指示140m3/日と書いてあるが、これが先程言ったところだ。各号機毎に割っていくと、1~2号機の部分、いわゆるNo.1エリアで 60m3/日。
No.2 エリアで 60m3/日、No.3エリアはややエリアが狭いので 20m3/日と言う勘定になる。では山側まで閉じるといくつぐらいで場ランするかというと、それぞれ20、30、10m3/日という計算結果になっている。
# そもそもの評価のベースとなっている地下水流動解析精度、信頼性に疑問を持っている更田委員と規制庁。評価は評価で実測に基づく評価をと念押しされてた東電。##
ちなみに下の段だが、海水側の改良体の透過量の想定、ということで、ガラスの改良体と言っても、南東水性であるかと言えばそうだが、全く水が染みないかと言うと、そういうわけではないので、水が染みていく量を評価してみた。
# 一体のガラスの壁が出来る様な印象与える説明しといて。結局、薬液注入毎に声別に固まって隙間はあるということでつか。そんなことだろうと思った。##
★★★その評価結果で言うと、これは幅があるが、No.1、2、3エリア全体の合計で12~35m3/日ぐらいの染み込み(海洋漏洩)があるだろう、というような評価になっている。ま、こうしたことを踏まえた上で、
# 対策しても水ガラスでは漏洩を止められない事を踏まえた上で。##
今後を考えていく必要があるというのが、今日のメッセージの第2点目である。
それから、更に後ろの方だが、データ等の評価については、これまで説明しているとおりだが、ちょっと詳しく本日説明させてもらっている内容として、51ページ http://j.mp/16GofVQ 以降である。
51ページ以降は、トレンチから本館トレンチ、こちらから水を抜いて行くにあたり、先ず、建屋との間の繋ぎ部を止水しないといくら水を抜いていっても抜けない、という事で、その止水は凍結によって行なう必要があることを以前から言っていた。
その内容について少し詳しく解説している。50ページ下を見るのだ。2号機タービンと、それから3号機タービンに繋がっているトレンチが、青い四角い印が書いてあるが、ここの場所でタービン建屋の地下と繋がっているので、
ここの部分の止水処理をしないと、いくら緑のところから水を抜いても、どんどんタービン側から供給されてくると言うことである。51ページ、52ページに概念を書いてあるが、
冷却管を通して固めていくわけだが、何もないところに冷却管を通していっても、水の流れ等に冷えた水が移動してしまうと、凍結しないことがあるので、布製パッカーという、31ページに写真を付けているが、マンガを、というか写真を付けているが、
# その31ページはスライドページじゃないでしょ… どこだよ。とおもったらスライド51… orz ##
こういった機具を使って、この中に、これをだな。あのぉ、閉止したいところに押し込んで、その中にコンクリート等の充填剤を入れていって水路を狭めると。そしてこのパッカー毎、冷凍機で冷凍していって、周囲を固めていくような方法を考えている。
# 閉塞、コンクリ→汚染水→コンクリ、と汚染水が残ったまま閉じ込めら得る可能性について危惧していた更田委員。##
53ページ以降、縷々書いているが、56、57ページに対応しないといけない接続部の断面図、断面形状を示している。それぞれの場所によって断面形状が違っているので、
そうしたところを念頭に置きながらモックアップテストをしていこうという事で考えている。53ページ以降、モックアップテストのプランについて書くケースを示しているが、そうしたことをしていくことで順次対応を取っていきたい。
これらのモックアップテストを踏まえ、本番としての当該箇所の凍結止水をしていきたいという事を示している。73ページ http://j.mp/16Gq5Ws に大変小さくて恐縮だが、
# 質疑で文字が小さすぎて読めないと質問。尾野氏も小さすぎて読めないので、答えれられないという珍事あり。##
モックアップ等も含めたおおよそのスケジュールを示している。本日、このような内容で説明させて頂いている。
■1F 地下水観測孔の地下水位について ★★★★
手元に配った資料の中の最新の地下水位のデータと言うのが入っている。「福島第一原子力発電所地下水観測孔の地下水位についてhttp://j.mp/13dGAfS」
8月10日までのデータだが、これを見ると、一番右端のところだが、全体にNo.1エリアの書く測定点、少し下がって来ている状況が見て取れる。これは集水を介した以降の状況という事ではあるが、
この期間は雨が降ってないことがあるので、他の場所もやや下がっている傾向が見ているように思う。ただ、No.1エリアの下がり方の方が少し明確化と思うので、まだこの時点で断定というところは難しいかも知れないが、
集水をしている事が何らか聞いてきているという事かも知れない。もう少し様子を見た上で見極めたいと思う。こちらについては以上だ。
# ガラス壁陸側直近のNo.1-8水位が35cm下がったのを集水ピット1の効果というのは甚だ疑問でミスリードさそってる。天候影響と見るべきだと更田委員に指摘されていた東電。##
■当社における海域モニタリング計画 ★★★
手元に「当社における海域モニタリング計画(H25年度, 改訂01)http://j.mp/13dEFIb」というのが配布されていると思う。
これは表になっているが、金曜日に、金曜日じゃないな。先週だな。→ http://j.mp/12UNiXW モニタリング計画として海域モニタリングを少し充実するということで、話したが、
その内容を定型の表の上で反映した物だ。参考にしとくのだ。
■1~3号機PCVガス管理設備(HEPAフィルタ入口側)の凝縮水のサンプリング結果(全α)について ★★★
それから最後の資料だが、「1~3号機PCVガス管理設備(HEPAフィルタ入口側)の凝縮水のサンプリング結果(全α)について http://j.mp/13dJ51B 」ということで、
これは大部以前に紹介した調査の続報だが、原子炉の格納容器内のヘパフィルタの前段のところで、色々サンプリングをして、格納容器内の雰囲気の情報についての情報を得ようという活動をしている。
1号機から3号機まで、2ページ下の絵を見て思い出して頂きたいが、ヘパフィルタというところで、色んな物を濾し取るが、その馬のところでサンプリングをして調べることをしており、その中の凝縮水だが、
α核種の分析結果が仕上がってきたという事で、裏面に紹介している。表に入ってるが、1号、2号については特に検出はなかった。3号については全αの検出があったという事で、更に分析をしていくようなことになっている。こちらについては以上だ。
■宿題回答
それからだな。頂いていた質問関係だ。▲金曜日 http://j.mp/16GsNLO に示した浸透流解析の結果 http://j.mp/19gbff4 だが、こちらについて過去、我あれから示していたかどうか、という事で質問があった。
で、確認したが、平成23年10月頃に海側遮水壁の工事、着手という事で、遮水壁を付ける事の効果を説明している資料を公表している。10月26日である。で、その中にある程度、その際に行なった評価結果を示していれているんだが、
その中の4ページに関連するデータなど出している。ただ、投じだした物は今回締めているようなことを念頭に置いた整理ではなかったので示している図表に関しては、水の流れの方向を示しているような、違う形での表記になっている。
ま、そういう意味からいうと、関連する同じ評価に基づく関連する情報という形で出しているが、当該の物そのものを示している形ではなかった。
▲それから、もう一つ。建屋内への流入量に関して、評価をしているのか、と木野さんの方から質問があったと思うが、先般示した書類もそうだが、海側に鋼管矢板の遮水壁が出来たときに、その直近付近の汲み上げあ量を確認する貯めに、
そのエリアに流入する地下水の量を求めていくことが目的であったようだ。従って、途中の建屋の流入量を計算することが目的ではなかったので、そちらは運用実績から与えた形で解析に用いていたので、
結論から言うと、それが遮水壁が出来た際に、建屋流入量がどのように変化するかという観点での整理、解析にはなってなかったという事である。私からは以上だ。
■資料訂正
○東電小林C:
それでは質問を受けたいが、1点、資料の訂正がある。当社における海域モニタリング計画の方、http://j.mp/13dEFIb 一覧表が載っているところだな。こちら1枚目くって3ページ目。
「当社における海域モニタリングに係る採取位置に関する情報H25年度、改訂01)」という表題になっている採取地点、沿岸の上から6つ目。1F敷地南沖合0.5km※5となっているところだが、
こちらの経度、北緯37度25分58秒となっているが、37度24分の間違いだ。訂正した資料は、帰り、出口に置いとくので持っていくのだ。それでは質問を受ける。(54分)
■質疑
0:54:05
●LCM吉本おしどり:【おこし】
・▼★★★ダストモニタ警報発生について伺いたい。http://j.mp/17ItFOP この時系列の表の中で汚染が発見された社員の方々が、どの時点で汚染が発見され、どのタイミングからこの免震重要塔の前でバスを待機していたのか、その時系列も知りたい。
(尾野:先ず重要免震塔の前に0時33分に重要免震塔前に設置してあるダストモニタで放射能が高い警報がでた。それと関係なく、ちょうどそのころ、退域下バスが、入退域管理施設のところで、退出準備、通るときに退出モニタで汚染がないか確認して通ることになるが、取っている方の中で10名ほどが表面汚染があるという事で止められた。この止められた方々は現場で作業をしてそこを通った人という事であれば、現場作業の中でという事も考えられるが、この10名は重要免震塔から外に帰るために通っていたという事であったので。従って重要免震塔帰りで外にいたタイミングはバス待ちをしていたタイミングだけという事になる。従って、ちょうどそのダストモニタが上がった頃に、その付近でバス待ちをしていた方に汚染があったという事なので、その付近で何ら、ダストが上がる状況があったのであろうと考えている。)
すいません。ですので、バス待ちをされていた方々は、それぞれ違うのかも知れないが、どの時間からどの時間までこの免震塔付近でバス待ちをしていたのか、と言う時系列だ。そして、その入退域管理施設で汚染が発見されたのは何時頃か、という時系列だ。
(尾野:▼それは確認させて頂きたい。その様な状況だったので重要面新島前で何か特別のことがあったのか、と言う観点で、整理を初めて見たところ、ちょうど、その暑さ対策でミスト噴霧をしていたので、その関係があるやも知れないと言う事で、先ずミストの確認をしてみたのが、今の中間状況だ。で、★★★ミストの元になってる水自身を調べてみたが、特段の汚染は核にされていないという事なので、ミストの元になった水が汚染していて、それが噴霧されたことによって表面汚染をしたか、というと、今の段階では必ずしもそうとは言いきれないなと言う状況になっており、もう少し確認する必要があると思っている。)
わかりました。時刻はまた後から出てくるという事ですね。
(尾野:改めて現在調査中なので。)
了解。このバスは何人乗っておられて、何人中、10人の汚染が発見されたのか?
(尾野:今現在、そういった細かい情報も入りきっていないので、そうしたことも当然、調査の中で確認していくので、整理が出来たところで案内したい。)
わかりました。このミストや水道などの水源は、大熊町の坂下ダムで良かったか?
(尾野:そうだ。)
★★★この資料で、構内配置図サンプリング箇所とあるが、この浄水場の水の分析結果は、左の文字情報のところに入っていないが、これ、浄水場の水もサンプリングされたのか?
(尾野:…)
この水の分析結果には左の浄水場は入っているのか?
(尾野:▼ちょっと確認してみたい)
# というわけで、配布資料に修正あり ##
わかりました。ミストの水は汚染は確認していないという事で、ミストのこの図の発生装置自体の汚染は確認されたのか?
(尾野:先ず、水の確認から入っているので、現在調査を継続中なので、全体整理が出来たところで、またしっかりと案内したい。)
▼わかりました。で、退域をされたという事で、10名の方々は内部取り込みや鼻スミア飼料などは取られたのか?
(尾野:10名の方々について状況の確認などしているところだが、★★★WBC で全員の確認をしたが、内部取り込みは確認されていないという情報が今はいっている。)
わかりました。鼻スミア飼料は取られたのか?
(尾野:▼個別具体的な所は確認させてくれ。)
わかりました。この免震重要塔付近のダストモニタは、どれぐらいのレベルで警報が鳴るのか?
(尾野:高高の設定で10^-4Bq/cm2で警報が鳴る)
わかりました。この10名の方々は、メンイン重要塔の作業という事で、何か共通する作業や、共通の部屋にいたという事はあったのか?
(尾野:これは重要免震塔から出る際に、改めてカバーウォールなど着るから、中でのこととは直接関係ないと思う。)
なるほど。わかりました。これはまた後から追加情報が出ると言うことですね?
(尾野:これは現在、調査中の中間情報を報告しているので、調査が進めばそれに応じて改めて整理して話せると思う。)
わかりました。
(尾野:★★★それから浄水場の方だが、確認しており、汚染がないという事である。)
# 生活用水が汚染か!と思って焦ったけどそうではなかったと。定期的に生活用水の検査はしてないという事なのかな。##
浄水場も分析はしたという事ですね。
(尾野:はい。)
わかりました。ありがとうございます。
・少し話が変わるが、集水ピットから移送している2号機海水配管トレンチの立坑Cが水深が深くなるにつれて塩分濃度が高くなることを聞いていたが、これは3号機の海水配管トレンチの立坑Aは、水深が深くなればなるほど塩分濃度が下がるようになっており、このような差を東電はどのように評価しているのか?
(尾野:これも今日の委員会のなかでも議論になっていたが、ま、水を置いてある状態で上下方向で濃度が変わってくる現象、ま、成層化と表現していたが、そうしたことがどのような要素で起こっているのかとか、あるいはそれがこういったところで起こり得るのか、とか、そうしたことが議論になっていたわけだが、明確に、今時点で、これこれ、こういう理由でこうなってるとか、こういうことで関係ないとか、といえる状況にないので、翌我々なりに頭の整理をする必要があると思っている。ただ、先般、議論として出てきたこととして、立坑Cに遙拝幕見あげている水を入れていくという状況だが、これを行って行く事に関しては、立坑Cとタービン建屋が連通していると言うことが大前提の条件という事になってくるが、そうしたことは確認した上で対応しているので、当座の対応としてはそれでいいのかなと思っている。ただ、更に直接タービン建て矢方に移送するための経路、ルートなども準備しているので、そうした準備等が整えば、また併せて経路等については最適化していきたいと考えている。)
▼わかりました。あと、地下水観測孔No.1-8の水位が分かり、遮水壁上部を60cm超えているという事で、このNo.1エリアの護岸付近の写真や、映像の公開をして頂けないか?
(尾野:▼ま、別途検討させて頂きたい。これまでもNo.1エリア付近の作業状況など折に触れて案内しているが、ま、どういった事が出来るか確認させてくれ。)
わかりました。護岸の海側がどのような状態になっているか。作業の様子ではなく、どのような状態で漏洩があるのか、目視できるという話しもあるので、公開して頂ければと思う。
・で、足指のリングバッチはしているか確認出来たか?
(尾野:足の方は足の指のリングバッチは特にしていない。)
全βで高い地下水の中に水溜まりの中に足を突っ込む状況があるそうだが、取り敢えず足指にはせずに指のリングバッジ?
(尾野:足には靴を履いているので、直接水に触れないような形になっている。)
いや、それは手も同じなので。
(尾野:ま、手の方はもちろんそうだが、積極的に使っていく場所として手を中心に測らせてもらっている。)
足は地下水に触れたりしないのか?
(尾野:足は靴のゴムを介しているので、その意味から言ったらた、手の守りよりも脚の守りの方がずっと厚い状況になる。)
▼今日の監視評価検討会WGでも議題として上がっていたが、No.1エリアの以前から要望している小さい配管などのスクリーン操作室、電線管路など、小さい配管や建造物など、この付近のエリアなど公開してくれないか?
(尾野:▼この話は何回か聞いているが、何れにしてもどのような愛横臥できるか検討しているところだ。改めて回答させてくれ。)
まだ確認中という事か?公開するかどうかを。
(尾野:はい)
わかりました。ありがとうございます。
# これらの枝トレンチには水が溜まったら困るので、通常、ドレン孔(水抜き穴)が空いてるそうな。##
1:05:45
●NHK花田:【要約】
・ダストモニタ警報の件。水の分析結果がNDだった。ミストが汚染原因の可能性は消去か?
(尾野:そこまで判断するにはもう少し検討が必要。水の大元が汚染していれば起こり得るが、大元が問題なかった。ミスト装置を動かす段階で当該箇所から汚染を見ずと一緒に乗せる可能性はまだ確認が終ってない。状況から言ってまだ無関係というには調べる必要あると思っている。)
今までの情報、顔や頭部、上半身、上から何かが振ってきた汚染形態が考えられる、更に外に出ている期間が限られる、汚染源となる状況に他に何が考えられるか?
(尾野:顕著な物が見られないので、ミスト装置が怪しいと思って調査に入っているが、現段階で大元の水が汚染していたわけではなかった。そういう状況なので当該者の動きも含め、違う要素あり得るか、あるいはミスト装置そのものでもう少しわかるところがないか確認しようと思ってる。)
装置の出口側に何らかの汚染があったり?
(尾野:可能性として考えられる)
WBC、内部被爆船員なかった理解でいいな。
(尾野:よい)
今後の調査はどういうことを?
(尾野:10人の動きを確認。どこにどれぐらい居たか、全員で何人いて、そのうちの10人、共通することはないかとか、そういった聞き取りが必要だろうし、ミスト装置の出口側で汚れが残留していないかも気になる。あるいは全く違う要素で気付いてない特別な事がなかったか、念押しで確認する必要あるし、その様なことを確認する。)
・ヘパフィルターのサンプリング結果。3号で全αが検出された意味は?
(尾野:意味と言うよりそもそもこの評価自体が格納容器自体の成分分析を詳細にして今後の知見を増やしてこう、と始めた作業の一環だ。意味というより、計ったらこのような物が出たというのが今の段階だ。そういった事があることがわかってくると、逆にヘパフィルターの出口側等でこうしたα核種などが、えぇぇぇぇぇ、カウントされるんだろうか、とかぁ、そういったようなことも、えぇぇぇぇぇ、確認しておいた方がよかろう、と考えるので、そうした確認なども別途していくんかなぁ、と思っている。)
これは格納容器から全αが測定されたのは初めてか?
(尾野:★★★こういった測定やこれまであまりやってないので、値が出た事自身は初めてかと思っている)
格納容器まで溶け落ちた燃料の推察に繋がるという事ではない?
(尾野:そうだな。そこまで明確にかどうかわからないが、格納容器内に存在している核種を見ていくのは、燃料の状態を何らか反映しているということではあると思うので、そうしたことを考えていく材料になろうかと思うが、この情報を一つもって何か言える所までと言うことではないと思っている)
値的にNDの値が1.0×10^-2 だが、それから見るとあまり大差ない値が多い印象がある。数字の大小はどう捉えているか?
(尾野:数字の大小で言うと、要約検出できるぎりぎりぐらいのところなので、値的には大きな物ではないと考えている。)
・2号機PCV内部調査の関係で聞きたい。見ている限りCRD鋼管レールにとってペデスタル開口部付近まで行くことに成功したことはわかるが、それ以外に新しい情報、何か見えた物は?
(尾野:そうだな、真、今回の目標はペデスタルの中まで見ていくことが目標ではなかったので、このCRD交換レールの滑り台を滑りながら、ペデスタルの入口近くまで無事にいけるかどうかを確認するのが大きな目的だった。ちょうどこのペデスタルの入口近くのところに構造部材があり、そのまま普通に下ろしていくと底にぶつかり、そこから先に入らない事になる。丁度その辺りまでいけた状況かと思っている。今回見えたことがなにか新しい情報をもたらすわけではないが、今回の目的はここをう誤解していくということで、そのへんの状況見ながら底まで滑らせていく、あるいは、そう動いていけることを確認することにより、将来X6ペネからもう少し充実した機器を使いペデスタルの中にカメラを入れていくトライをしていこうとしており、それをやるための前段調査の位置づけだ。そのことから言って特別なにか新しいことがわかったわけではないが、思っていた場所まで、今回のものが到達できたことには意味があると思っている。)
前回の話あとペデスタル入り口の前に障害物があり、底からひっていけないと。これは予想通りだった。
(尾野:はい!)
で、前は首振り、ではなく固定型のカメラを先端につけてやる形だったが、今回もそのようにやっているのdえ、ほとんど映像が一定方向しか見えてないということか?
(尾野:えっとだな。確か、多少首が振れるカメラを使っていたのではないかと思うが、そのあたりの画像データは整理中なので、週明けにも案内できると思うが、ただ、見えている視野でPCVの中、ペデスタルの中、まで、見えるかというと底までは届かない装置であるということだ。)
一応確認だが、燃料が見えたり、デブリに繋がるものも今回見えてないということか?
(尾野:そこにトライしていくのはX6から改めて作成していく設備で狙っていくことになるとおもう)
1:14:45
●読売船越:【要約】
・ダストモニタ警報について。ミスト発生装置の稼働時間は?
(尾野:ミスト装置か同条件は30℃以上、湿度95%以上で稼働。2分間ミストを発生し、3分停止する完結自動運転になっているので、当日、何処からどこで動いていたかわからないと思う。)
この人たち以外に浴びた、通過した人がいる可能性は?
(尾野:当日免震重要棟から乗った人は他にもいると思うし、ミスト装置が動いたタイミングが合った可能性は否定出来ない。いずれにせよ体表面汚染があれば、退出モニタでブロックが掛かる。その方がこの10名だったということで、みなさん同じタイミングだったので、何らかのある集団に影響ああったということかと思う。▲ちなみに鼻スミアについてだが、マスクしている状態であり、放射性物質の付着はなかった、顔等だな。という状況だったので鼻スミアまでは実施していない。で、WBCで内部取り込み無いことを確認している。という状況である。ということであった。)
# 人の質疑中に突然、別質疑の回答を挟む尾野氏… 終わってからにしてよ… ##
ダムから水を引っ張ってきて浄水場に持ってきて、浄水場は1Fの敷地内なのか?
(尾野:敷地境界ぎりぎりのところにあるが、これは発電所用の設備で生活用水などを供給しているものだ)
東電が浄水場で浄水し、免震重要棟などに水を引っ張っているという理解か?
(尾野:はい)
その引張る経路がぶつ切れで分からないが、地下の配管とか、そういうものが通っているのか?
(尾野:水道管のようなものを通しているかと思うが、具体的にはちょっと今図面ではわからない)
▼どういう経路でやっているかもしわかればお願いする。するとこれはプラントに使う水とは経路が全く違うわけだな?
(尾野:そうだ。これはどちらかと言うと生活用の水なので、洗面所で使ったり、いわゆる普通の生活用水だ。プラントに使う水は本来ろ過水から持ってきて、必要な処理をしてプラントで使うということなので、それとはちょっと性質が違う。)
10人の属性を教えてほしい。これは社員ではなく、全員協力作業員なのか?
(尾野:★★★この10名は社員と聞いている。)
▼全員男性社員か?
(尾野:▼確認しないとわからない)
▼年齢が何歳代かで構わないのでわかるか?
(尾野:▼確認する。)
★★★水の分析結果でNDがある。例えばガンマで10Bq/Lということは cm3 に直すと 10^-2Bq/cm3で、ダストサンプリングより大きい数字でNDをしていて、これ比べてもあまり意味が無いのかなと思ったが、それはどうなのか?
(尾野:▼…。うーん… ちょっと確認したいが、ま、それぞれ現場でできる中での測定をしていると思うが、この大小関係の意味合いについては確認させてくれ。)
私も10人の方の時系列、バスを待っていた時間、検出された時間を知りたいので、それも早くお願いする。
(尾野:バスに乗っていた時間だが、バスのろうとしていた方が、載ったバスは12時35分発のバスということだった。で、通常、バスに乗る方は5分ぐらい前から免震棟の前で待っているということなので、それぐらいには皆さんいたのではないか、ということである。)
★★★すると12時33分後に警報発生ということは、まさに警報がなっている中で出発した、ということになるのか?
(尾野:そういうことかとおもう。時間帯には丁度ラップしていると思う。それで入退域管理棟のところブロックがかかるが、それが12時40分頃ということなので、丁度警報がなあったのが33分とすると、その直前ぐらいにバス停近辺人ラビダして、35分のバスに乗って5分後ぐらいにゲートモニタで引っ掛かっているという勘定だ。)
★★★するとどういうルールか知らないが、警報が発生しているその場にいる人たちが、そのまま、ああそうですかといって、乘って帰ろうとしているのが中々違和感があるが。それいいのか?
(尾野:警報が発生して、それを確認している役は2番めの状況と、それからバスに乗って普通に移動していくことが、ま、必ずしも、あの、その場の中で、すぐにストップがかかる状況だったのかというと必ずしもそうでなかったと思う。)
# それを確認している役は2番めの状況??? 何を喋っているのかわからないけど、確認もせず、この場で否定しておく。##
問題ないのか?
(尾野:ま、あのぉぉぉ、状況や、、、パターンによるかと思うが。待っ、今回の場合で言うと当然のことだが、ゲートモニタでブロックをかけているので、知らなうちに外に出るのは有り得ない、造りになっている。)
わかった。さっきの水の分析結果とサンプリングの比較だけお願いする。
1:22:00
●朝日小池:【要約】
・ダストモニタの件。先程から元になっている水に汚染がないと言っているが、元の水はどこの水か?
(尾野:当該のミスト装置には生活用水を使用、その水を霧吹き上に撒いて周辺温度を下げるものだ。その生活用水は、この図の浄水場というところで受け入れており、底から核発電所の核施設に水道管で配られる。ミスト発生装置の汚れの原因が生活用水の汚れからスタートすると、他のところにも汚染が及ぶおそれがあるので、先ず元の水を確認したいというのは当然の発想だ。)
元の水は浄水場の水ということか?
(尾野:はい、はい。)
ミスト発生装置から出た霧状の水自体を調べてはいないのか?
(尾野:既に飛び散っているのでそれそのものを見るのは若干難しい。)
# 若干難しいというか不可能じゃ… ミストで飛び散った水を一体どうやって回収するんだろ ##
一回出してみるとか。
(尾野:あ、それは勿論ww えへ、あの、ww やりようは ww あろうかと思うが、その辺りについてはよく調査して結果を踏まえ説明する部分かと思っている。)
社員最大10Bq/cm2になっているが、cpmでは出てこない?
(尾野:cpmでは出てこないと思う。計り方や基準が違うので直接比較できないと思う。)
拭き取り等を行い、汚染レベルが社内運用管理値である4Bq/cm2 を確認にしたことから退出したとあるが、この4Bq/cm2というのはどういう管理値になるのか?
(尾野:管理区域から外部に出るときの表面汚染の管理基準という考え方なんだが、管理区域内は表面汚染は40Bq/cm2以上になるところは管理しないといけないということ。その40に相当するところを線引として法律上決まっている。4Bq/cm2はその10分の1で、運用基準として考えている。)
では、これは法律基準から、10分の1を社内規程にしていると。
(尾野:十分余裕を持ったところを運用管理値にしている。はい。そうだ。)
# オノデン発言かぶせるのやめてくれ… (TдT) ##
ということは社内規程に比べると2.5倍の表面汚染があったと?
(尾野:そうだ。だからそこでブロックがかかっている。)
内部取り込みというのは、内部被曝はないといってしまって良いのか?
(尾野:直接そのような言い方がいいかどうかわからんが、内部取り込みは吸い込んだり、飲み込んだり、そういうことにより体の内部に放射性物質を取り込んだ状態のことを言う。体の中に取り込んだ放射性物質の被ばくを内部被曝と族に言っている。ざっくりといえばおっしゃるところでいいと思うが、今回の状況は内部に取り込んでいれば、その状態がWBCでわかるので。内部取り込みは確認されてないという、つまりファクトのことを言っている。)
この10名は確実にミストを浴びているのか?
(尾野:それはもう少し状況確認する必要あると思っている。本人のいた場所がどうとか。)
例えば免震重要棟を出るときは必ず、このミスト発生装置の下を通らないと出られない?あるいはバスを持っていると、必ずそこに霧状のミストがかかってしまうことがあるのか?
(尾野:調査中なので確認した結果を踏まえて説明するのが適切である。当然、そういう疑問は湧くよな。)
ええ。で、先ほど尾野さんもミスト装置が怪しいのではないかと仰ったので、おそらく、この10人はおそらく、ミストをかぶっているのであろうと見て調べていると?
(尾野:ま、そうだな。そういう予見は持っているが、それだけで動いてしまうと、なにか違う要素を見落とすかもしれないから、調査自身は、あの、「白い心」でやって、ええぇ、纏まったところで案内したいとおもう。)
# 「白い心で」なんで、おなじことを海洋漏えいの指摘の時に出来ないのか、全く理解に苦しむ… 東電のシナリオありきの調査、評価に「白い心」って… ( ゚д゚)ポカーン ##
わかった。
1:28:00
●日本放送はたなか:【要約】
・ミスト発生装置について、免震重要とだけで使われているのか、ところどころの敷地内で使われているか?
(尾野:▼確認する。重要免震前はバス待ちで長時間 人がいる場所なので、そうしたことで設置したものと思う。他の場所での運用については確認の上回答する。)
原因がハッキリするまでこの装置は止めていく?
(尾野:当該のものは確認していく必要ある。大変暑い状況もあるので早く確認する)
空調対策をしていると思うが、敷地内熱中症対策への影響は?
(尾野:屋外で広く影響することはないと思うが。なんの影響もないと言うことでもないと思う。)
敷地内の気温は?
(尾野:手元にないが、日によって熱い。東京と違って海の温度が低く、海からの風が吹くと風が冷たく気温が低いこともある。ここと状況は違うが、当然暑い日もある。)
1:30:10
●フリー村上:【要約】
・ダストモニタの件。10名がバス待ち待機中にミスト発生装置が作動していたかどうか本人に確認してないのか?ミストが発生する形で動いていたか?
(尾野:▼これは確認してみないとわからないな。)
ミスト発生装置は何時からの場所で運用を始めた?
(尾野:▼確認する)
前年から使っていてこの時期からそうちをだしたのか、運用状況を。
(尾野:わかった)
このミスト発生装置に水を供給するのはどこかの水道の蛇口から水を供給?
(尾野:▼細かい供給状況まで把握していない。原子力使用の特別のものというより一般的な品物。水道等から水を供給している程度のものと思う。▲それから10名のかた、年代や性別がわかればということだが、全員男性。50代2名、40代3名、30代2名、20代3名。)
1:32:45
●東京新聞 志村:【要約】
・ミストの件。浄水場の能力は?何を除去するとか。塵を沈殿させるだけなのか、色々除去する力があるのか?
(尾野:▼確認する)
浄水場自体は事故前からある?
(尾野:そうだ)
つまり普段から使っている生活用水ラインだよね。
(尾野:ハイソウデス)
それを事故後も使っていて、ミスト装置は事故ご新たに付けたもの?その前からある?
(尾野:ミスト装置自身は先程も質問があったが確認するといった。夏場で熱くなってきたから設置したものと思う。)
事故の前ではなく事故の後に?
(尾野:はい。)
夏場とは今年か?
(尾野:はい)
ことしから?
(尾野:それが去年の夏使用していたかまでは確認してないが。)
免震重要棟とミスト発生装置の位置関係が簡単に書いてあるが、もう少し詳しく図示してくれないか?バス待ちがこの辺りで、ミスト装置がこの辺りにあり、同並んでいて、というのは。
(尾野:そうだな。この絵だとわかりにくいな。重要免震棟出口直近のところの駐車場がバスの待ち場になっている。そのバスを待っている方々のため、近辺にミスト装置があるということかと思う。この写真の場所などを見ていくと、ちょうど重要免震棟を出てバス待ちをしているあたりの付近の写真だと思うので、丁度バスが着いて乗り込む近く、その周りという状況かと思うが。)
この図で見ると免震重要棟と四角く囲ってある左側が出口?
(尾野:そうだ)
で、その前にミスト装置が列で並んでいる?ズラッと囲むようにある?
(尾野:▼そこまではわからないので確認する。重要免震棟自身、四角で書いてあるが、ここを出ると ウネウネした廊下を通って行くが、出ると丁度北側の面の所から、丁度外側に出てきて、その近辺にバスが来る場所がある。底から乗り込んでくる格好になっているので、この図の配置だけではどれぐらい近接しているかよくわからないと思うので。確認する)
送迎用バスが到着した時間はわかるか?要するに35分発だが、その前ぐらいから待機していたのか?質問の意図としてはミスト装置が怪しいが、わからないわけで、バスが何らか巻き上げた可能性もあるわけだよね。33分ぐらいの時にバスが到着し、バスにものすごくついていた場合に、それが巻き上げられて検出された可能性もあるよね。
(尾野:等などを考えて、バスがそもそも、長い間底に止まっていたバスなのか、ちょうどやってきたバスなのか、そういうことか?)
そうだ。
(尾野:▼確認させてもらっていいか?)
はい。で、ダストモニタで検出された核種は?どんな核種があったのか?
(尾野:▼それはわかるとおもう。これはセシウム類を見ていると思うが、詳細を確認させてくれ。)
マスクの着用がそもそもここで運用しなくて良くなった、マスク着用エリア出なくなったのはいつからか?
(尾野:そうだな。… 全面マスクを省略したのは平成23年11月8日から運用。)
平成23年11月にダストモニタが10^-4Bq/cm3を下回ったから?
(尾野:それを下回ったからではなく、それ以前から随時測定しており、十分下がってきたので、そこになったら警報を発して、マスク着用を支持するとか、そういう用意が整ったので、通常の全面マスクは除外エリアにしている。それから除外エリアにしているが、バスから降車しない視察、見学の場合は完全にマスク無しということだが、反面マスクをこの場合はしていたということだ。)
すると完全にマスクをしないようになったのは?今サージカルマスクだよね?
(尾野:反面なので、サージカルマスクはもうちょっといいマスクかと思うが。)
じゃあ、この作業員も全く丸腰ではなく、何もしてなかったわけではない?
# 人の質疑機は基本、聞かない… orz ##
(尾野:ではない)
▼するとこの10^-4Bq/cm3になったのが、何時ぶりか?どれぐらいぶりにこれぐらい検出したのか?
(尾野:つまり、このああ大河であのが資金で過去何時頃かと?)
そうだ。
(尾野:▼これはちょっと確認しないといけないが。)
その確認はすぐできそうか?
(尾野:データの加工側への確認になるので。すぐ出来るかどうかわからない。)
・4号機プール内部調査の件。先ほど映像を紹介してくれたが、前の調査だと大分濁っていた木がするが。見た感じ改善されているのか、更に濁っているのか初見を。
(尾野:特に変わった印象を持っていない。)
悪化もしてないし改善もしてないと?
(尾野:はい)
今、塩分除去はしてないよね。4号機は。
(尾野:いや、4号のプールも大分塩分の除去は、)
いや、今、除去中かという質問。
(尾野:除去はひと通り終わって、モバイルの塩分除去装置は外してある。)
外した時期は?
(尾野:何時か忘れたが、4号機は早くから手を付けていたと思う。)
塩分濃度が十分下がったから?
(尾野:はい)
どれぐらいか基準あるのか?
(尾野:具体的にこれ以下出ないと云々ということはないが、確か、何ppmを基準にしていたか捻出しているが、確か… 今、捻出したが、ある一定まで下がれば、もう除去は、つまり除去装置がそんなにたくさんあるわけではないので、除去がある程度まで進むとその装置を隣のプラントに持って行ったりしたので、そこそこ下がったところで替えていたかと思う。)
# モリリンが引っかかった http://j.mp/1cx6sHr ##
何れにしても1~4号機まで同じ基準で、このppm以下になったら取り外すと。
(尾野:そうだ)
で、今、その数値は別に上がっていない?
(尾野:特に上がる理由もないと思っている。)
あの映像の状態で視界が何mぐらい先まで見える?
(尾野:あの映像の状態ではそんなに遠くまで見れてないと思っている)
数メートル?
(尾野:はい。割と近いところしか見えてない。透明度が高く遠くまで見れる状態ではないと認識している。)
何メートルまで視界があるか、実際に測っているわけではない?
(尾野:測っているわけではない。)
1:42:45
●NHK鈴木:
1:55:50
●フリー木野:
2:19:20
●赤旗日曜版みうら:
2:34:10
●東電小林C:【要約】
資料訂正 ダストモニタ警報発生の件、マスク着用指示解除時刻に記載ミス。水分析に浄水場でしたことを追記
2:35:10
●東電尾野:【要約】
▲バスの待ち時間は正確にわからない。通常、発車時刻の1分から2分前に来て、人が来たら出発。直前、1分か2分ぐらいに到着していたと推定される。
2:35:55
●テレ朝村田:【ほぼおこし】
・広報にお願いがある。原子力と関係ないので会見の後で教えて欲しいが、今、都内に雷が落ちていて、世田谷、武蔵野で停電が起きているので会見が終ればくわしく教えて欲しい。
・今日の汚染水対策WGで細かい議論はなかったが規制庁の方から汲み出し計画について1問だけあった。秋田、岩手で集中豪雨が起きていて、今回の汚染水が海洋二流スつする様な、雨の様子と相間関係があるようだという事だったが、秋田や岩手の集中豪雨のような物が福島で起きたら、対策できる程度を超えているかも知れないが、今こうした隣県で起きている集中号について、この汚染水くみ上げ計画に与える影響は何らかのことを考えているのか?
(尾野:経験を超えるような集中号が来たらどうなるか、と言うようなことから言うと、集中豪雨ではないが、雨が降れば地下水は増える。地下水が増えれば、水位が上がる。水位が上がれば漏出量を増える関係にあるので、上がった水位を処理するために汲み上げがこれからより強力に始まっていくが、汲み上げ能力と超えたらどうなるか、という事から言えば、能力を家手閉まった物はいかんともし難い。程度の問題があるが、なってくると思う。しからば、雨に対する対抗力を増していくためにはどうしたらいいか、だが、一つは集水能力を上げていくことかと思うが、これは今ウェルポイントを考えている。今のピット方式より強力になっていくが、そうはいっても能力的限界は何処かにあることになる。雨の影響を少なくするためには上流側、流入側にガラス措置や、フェイシングという地上側のアスファルト処理により、当該エリアに雨が染みこまないようにしていくとか、排水路などもちゃんと整備しておき、雨がこのエリアに流れ込んでこないようにするというある意味地道な事をする必要があると思っている。こう言ったことを全部やっていくとなると結構な期間が掛かるが、そうしたことを用意していくこと以外に、緩和する方策はないとおもっている。方策を用いて緩和していくことだが、これも来る物との強さ関係のバランスがあるから、何処かで限界値はあると思うが、フェイシングや排水路を整備していくと、相当程度、能力に対する余裕は生まれてくると思う。そういった方策しか現実には存在しないと思っている。)
・きょうのWGで話題になった件。観測孔でのデータを増やしたおかげで、核種毎のデータのバラツキが起きている。特にβ線核種のデータが最大値が出ているところで、直近は検出限界未満になっているところがあり、β核種の動きに注意するよう、規制庁から意見があったと思う。これは汚染源と見られる場所が複数ある事を示しているのか?
(尾野:これ自身はまだ何とも言えないとおもっている。例えば、支配的影響を与えている汚染源が複数あるのか、あるいは1箇所なのか、1箇所なんだが違う経路に現れているのか、これは現時点で見極めがついてないと思っている。でえぇ、例えばNo.1エリアもそうだが、以前ん、そこが元じゃないかと思ったあたりは、端的に言ってセシウムの値が、近くの井戸で高く出ている、全β、トリチウムは高い!高い!高い!とうセットになっている。でえぇ、一方、離れたところでは、トリチウムはそれなりに出ていても、セシウムはオーダー的に小さいし、βはその間ぐらい、つまり、移動のし易さに応じた濃度の開きが見て取れる。それからNo.1でいうと、トレンチのクランクの近くだが、ここでまた、高い値が見て取れているが、それも軸方向のコア分析などの軸の解析を見ていると、ある特定のところにピークに、シャープに、立っていて、それは電線菅トレンチ直下のぉ、ちょうど砕石層があるあたりにエレベーションにピークが出ていてぇ、そうするとぉぉ、じゃあ、その近くで、別の漏洩源があって、それが砕石層から見えていると、いうふうにも考える事が出来るし、大元に最初に2年前の漏洩があった時点で、トレンチ内の水位は3.8メートルぐらいまで上がっているが、そこまで上がればそこから回り込んできた砕石層に廻った物はかなり広がり得る。その砕石層を回り込んできた物が、見えているのかも、知れない!と言うようなこともあるから。何がいいたいかというと、今見ている情報だけではぁ、ええぇぇぇ、大元が一つでそれが二つの場所で顔を出しているのか、全く別々にいぃぃ、独立にぃ、その二つの場所があるのか、という事で現段階で見分けるところまでいってない、といことだ。)
# その説明が他からの影響は無いとする根拠にならないのに、当初、以前漏洩した箇所の残水だ、そこ塞げば問題解決印象、根拠もなく幕引き広報繰り返していた東電。結局、規制庁の介入で調査範囲を広げざるを得ない結果に。東電広報をそのまま垂れ流すNHK。21時台で海洋漏洩長い間取り上げず。##
# とにかく一つ、二つの、部分的な問題であり、小規模な対策で漏洩防止が可能であることを広報として印象づけたい。その姿勢が今後も事故を繰り返すことを宣言していると同義なのに。しかも、漏洩問題は半年漏洩示すデータを掴んでいながら社内の連絡不足でその部所しか知りませんでしたと。##
# 一体、東電救済にいくらお金をつぎ込んでいるのか。これからも東電を民間会社として存続させ、莫大な国費つぎ込むことを考えている自民党幹部、経産省の親族の多くが勤める東電。暴動が起きないのか不思議でならない。##
・今日の会見の中で、尾野さんが説明された資料の中で、28ページの地下水流動解析の結果が、今日のメッセージの一つだと尾野さんは言った。これはつまり、海側地盤改良体の透過量の想定という事が言われており、1日あたり、12~35m3は透過してしまうよ、という、これは、マルチライザー工法の遮水壁が完成して、更に汲みあげをしても、さらにこれだけ、海に出るよ、というメッセージでいいな?
(尾野:これはその様に理解してもらって結構である。)
これ、規制庁は何も言わなかったよね?
(尾野:全ての場面を見ていたわけではないが、これは難透水性であることは変わりないが、完全遮水というものではないから、評価をすると、あれだけの面積だとこれぐらい、、というようなぁ、、ということで示させてもらった。)
わかりました。ありがとうございます。
# なんでそれを今更示すのか… まるで溶けて隙間なく一体になるんだと印象を植え付ける説明を繰り返ししてきて、会見場でデモまでやって。結局ボーリングごとに個々に固まるので接着するものではなかった。ずっと疑問だったけどやっぱりそういうことだった。##
# そのうえ、上部を乗り越えることを想定しながら、まるで防ぎきれるような誤解を与えるような説明を繰り返してきた東電。NHKが東電の言うことをそのまま報道してくれるから図に乗る東電。##
2:45:45
●読売前村:
2:49:35
●東電尾野:【おこし】
★★★電離健康診断の関係で、協力企業において電離健康診断の期限が切れた人が1名、1Fで作業していた連絡を受けた。元請け企業に対し労働基準監督署から是正勧告が出たことをこの場でお知らせしたい。ちなみに当該の方は既に従事者登録が解除されており、現在は1Fで勤務していないとうことだ。尚、再発防止、放射線業務従事者に対する定期的な電離検診は、そもそも事業者が行なうべき物だが、当社としても各事業者の協力の元で再発防止の周知徹底をしていきたいと思っている。そのようなことであった。
# 元請けってどこ? 東電子会社?##
2:51:20
●東京新聞 志村:
2:54:15
●LCM吉本おしどり:
2:59:15
●フリー木野:
~ 終了 20時1分(3時間1分)