2013年10月18日金曜日

東電会見 2013.10.18(金)17時30分 ~ H4エリアタンク周辺 地下水モニタリング(E-1 全β40万Bq/L トリチウム79万Bq/L 過去最高検出)・台風26号接近に伴う福1Fタンクエリア毎の対応状況・淡水化装置RO-3 作業員被ばく事故 法令報告・魚介類の核種分析結果(港湾内・港湾外20km圏内)・ほか

東電会見 2013.10.18(金)17時30分 ~ H4エリアタンク周辺 地下水モニタリング(E-1 全β40万Bq/L トリチウム79万Bq/L 過去最高検出)・台風26号接近に伴う福1Fタンクエリア毎の対応状況・淡水化装置RO-3 作業員被ばく事故 法令報告・魚介類の核種分析結果(港湾内・港湾外20km圏内)・ほか



2時間15分


報道関係各位一斉メール 10/18(金)~ 10/20(日)

○福島第一プラント 10/18(金)~ 10/20(日)

○指示・報告 10/18(金)~ 10/20(日)

漏えいトラブル事故関連 監視モニタリング・分析結果 10/18(金)~ 10/20(日)

H4エリア タンク高濃度汚染水300トン漏えいに関するサンプリング結果

No.1エリア周辺 地下水汚染海洋漏えい・トレンチ・建屋調査 関連

地下貯水層漏えい関連

環境モニタリング・サンプリング 10/18(金)~ 10/20(日)

○その他 10/18(金)~ 10/20(日)

福島復興本社 10/18(金)~ 10/20(日)
  • --

柏崎刈羽 10/18(金)~ 10/20(日)



http://live.nicovideo.jp/watch/lv155600392#00:10:30

福島第一の状況




○東電小林C:
定例会見を始める。A3資料がまだ届いていない方がいるので、届き次第配る。こちらの説明に入るときに手元にあるか確認させてもらうので、説明を先にさせてもらう。ヨロシコだ。

○尾野:
それではヨロシコだ。福島第一の状況 http://j.mp/GTHvYE [原子炉および格納容器の状況]1~3号機注水安定。[圧力容器下部温度][格納容器圧力と水素ガス濃度]何れも示したとおりで特記はない。

[使用済み燃料プール]1~4号機まで循環冷却システム運転中。★なお、週明け10月21日~23日に掛けての予定だが、2号機使用済み燃料プールのメンテナンスの関係で冷却を停止する予定になっている。

[タービン建屋地下溜り水の処理状況 ]2号機タービン建屋から3号機タービン建屋に移送中。3号機タービン建屋から高温焼却炉建屋へ移送実施中。[水処理設備および貯蔵設備の状況]サリー運転中。

[その他]一番上。★★2号機取水口 シルトフェンス内側、外側でセシウム134/137の濃度が有意に上昇したことを踏まえ、測定頻度を増加していたが、ここ数日、従来の濃度に戻ってきたので、測定頻度を従来に戻し、引き続き監視を継続。

その他の2点目だ。★★本日、重機置き場から作業予定である体育館前にラフタークレーン車が移動していたところ、クレーンから油が漏れている事を確認し、その場でクレーを止めて回収している。

こちらの経路、油は回収、あるいは中和剤の撒布をして消防署に確認してもらっているところである。こちらについては以上だ。



http://live.nicovideo.jp/watch/lv155600392#00:13:55

1F汚染水処理設備(淡水化装置「RO-3」)配管からの漏えいに関する「発電用原子炉施設故障等報告書」の提出


2点目。プレス分で「福島第一原子力発電所汚染水処理設備(淡水化装置「RO-3」)配管からの漏えいに関する「発電用原子炉施設故障等報告書」の提出について http://j.mp/1c1le9C」という資料がある。

中身についてはめくると故障報告書だが、これは法令に基づいて報告書を提出するという事であり、内容自体はこれまで説明した内容なので、型に従って届けを出したというこで内容は省略する。



http://live.nicovideo.jp/watch/lv155600392#00:14:50

台風26号接近に伴う福島第一原子力発電所タンクエリア毎の対応状況(10月18日版)


それから手元に「台風26号接近に伴う福島第一原子力発電所タンクエリア毎の対応状況(10月18日版)http://j.mp/GTHyDC」という資料、これ、コピーが足りてなかったという事だが手元に届いているか?

こちらの資料は既に先般、説明させてもらった資料であるが、各エリアからの汲み上げ量、あるいは排水量が評価中だったので、そちらについて評価見積もりをした結果を加えさせてもらっている。また、サンプリングを下地感等についても加えさせてもらっている。

資料としてみておくのだ。で、回収した量は総量で、およそ2,400トンになる。それから測定をして基準値以下という事で排水をしたのもおよそ2,400トンということで、

ま、今回の他風の対応では物量としてはかなりの量の雨水の対応をしたことがわかる。見ておくのだ。



http://live.nicovideo.jp/watch/lv155600392#00:16:25

■環境モニタリング・サンプリング 


続いて各場所での放射性物質の濃度等、測定結果を付けさせてもらっているので参考にしてもらえればありがたいが、1点だけトピックス的に言うところがあるとすれば、これは一番上、タンクの周辺のボーリング場所だな。

★★★ http://j.mp/GTHrYE こちらで採取している結果、ということでE-1 というのがある。E-1で、これまでトリチウムの濃度が高かった訳だが、全βについては高い値を示していなかった。

★★★しかしながら最新の測定において、10月17日のサンプリング結果で、40万Bq/L と言う高い値が出ていることがわかった。他の場所についてはこうした高い値は出ていないという事で、E-1 については、トリチウムが高かった状態から、

★★★比較的トリチウムと比べて動きの悪い全βが出てきているという事なので、この井戸の直近の所で、濃度の高い固まりが表われているかとおもっている。詳細についてはもう少し調べる必要があると思っているが、

★★★全体としては、やはり!E-1 周りの対処について厚みを増す必要があると考えており、★E-1周辺の土壌回収だったり、★場合によってはE-1近くにウェルポイントを設けて、効果的に回収出来るのであれば回収を行なう、

といったような位置を決めることを具体的に検討したいと思っているところである。こちらについては以上である。



http://live.nicovideo.jp/watch/lv155600392#00:18:30

タービン建屋東側における地下水および海水中の放射性物質濃度の状況等について


次の資料だ。「タービン建屋東側における地下水および海水中の放射性物質濃度の状況等について http://j.mp/GTHsfb」と言う資料で、日々測定している結果を週毎にいつもまとめて出しているデータである。

こちらもいつも通りの整理なので、改めて説明はしないが見とくのだ。唯一興味深いところで言うと、地下水のトレンドが出ている11ページ、あるいは13ページ、15ページを見るのだ。先般の台風で、下の降雨量のチャートを見ればわかるが、

非常に大量の雨が降っていることがあり、地下水の水位データが大きく跳ね上がっていることがわかる。こうしたところにも大雨の影響が現れていると考えている。それで11ページを見るのだ。一番上のカーブが上がっていって、

それでピークを打っているわけだが、レが地下水位で見ると、堕胎2.5を超えて2.7メートルぐらいの所でピークを打っている。このあたりまでピークを打っていることが見て取れる。で、ガラス壁の高さは2.2というところに一つの目安があるので、

グラフ上、そこを超えていると見えるので、少し私どもとしても注意してみてみた。12ページを見るのだ。12ページにガラスの位置関係、それから各井戸の関係の図を示しているが、今ピークを打っているのはNo.1付近の所だ。

それでNo.1-8というのが、ガラスの土壌改良、こちらのすぐ直近の場所という事だ。★★こちらはデータロガーの回収が若干間に合わなかった関係で、、今トレンドグラフには出てないが、手ばかりで核にしたところ、1.4メートルである、ということが、

ええぇぇ… … カクニン… デキタ ので、ま、そうしたことからガラス遮水壁を越流している状況までは至ってなかったと見ている。ま、引き続きウェルポイントでの給水を含めて、域内のコントロールをしていきたいと思っている。こちらは以上である。



http://live.nicovideo.jp/watch/lv155600392#00:23:30

■魚介類の核種分析結果(港湾内港湾外20km圏内


それから魚介類のサンプリング結果というのがでている。手元の資料は2つの閉じられていると思うが、一つは港湾内のデータだ。港湾内の方を見るのだ。 http://j.mp/1c1iAAu 港湾内の測定結果で言うと、最も濃度が高かったのは、1ページ目の中ほど。

セシウム134/137合計で 69,000Bq/kg(ムラソイ)が一番大きなものだ。2番めに大きいのは、次のページの下から2ページ目。マコガレイNo.4と書いてあるもの。これが 36,000Bq/kgということで2番めに大きいものだ。

それから20km圏内の港湾外で見ていくと、 http://j.mp/1c1iB7A 3枚目の表、上から2行目。シロメバルで350Bq/kgが最大だ。2番めは2枚め表側。下から5行目。コモンカスベで171Bq/kgなので、

今回に関しては特異的に高いものは現れていない。



http://live.nicovideo.jp/watch/lv155600392#00:23:10

水処理設備の放射能濃度測定結果


次の資料だ。水処理設備の放射性物質濃度の定例の測定結果の発表だ。「水処理設備の放射能濃度測定結果 http://j.mp/1c1l2qO 」見とくのだ。



http://live.nicovideo.jp/watch/lv155600392#00:23:25

■宿題解答


こちらからの説明は以上だが、幾つかいただいていた質問について回答したい。▲地下貯水層No.7の建設時期という質問だ。竣工時期は平成25年1月14日である。

それから ▲先般の台風時の排水基準を決める際に、タンク内の濃度を考えてトリチウムを評価する上で、β各種であるストロンチウムで見ておけば十分であると確認する際に用いたデータよりもトリチウム濃度、

ストロンチウム濃度が高いデータがあるのにどういう考えかという質問を頂いている。コチラはトリチウム濃度を基準として考えていく考え方だったので、トリチウムとストロンチウムとの比の結果が大きく乖離しているものが、

結果を厳しくしていく方向なので、現状、我々が用いた代表数値を用いることで、特に支障はないと考えている。

▲それからトリチウム測定を行うのに液体シンチレーションによる検出を行うべきであるという質問だが、当社としてもトリチウム測定は液体シンチレーションカウンタを用いている。

▲それからタンクエリアの分析、計器の誤差についてどう考えているのかと言う質問があったが、現状、それぞれ計器というものは、誤差は持っているものだが、現状の測定から言うと最も確からしい最確値で我々は捉えている。

また、実施基準を決めるに当たり、裕度も取っているのでその値を用いて評価していく考え方としている。

▲それから全βを排水の時の指標としていることはどうしてか、ということだが、タンク等に入っている水はセシウムを除外しているので、全βを見ていく事で基本の考えとしているということだ。

▲それから台風対応で対応した現場対応作業者の人数規模を教えてほしい質問。作業を行った者の延べ人数は約300名。協力企業、関係者250名。当社関係者50名である。私からは以上だ。

○東電小林C:
それでは質問を受ける。(27分)






■質疑


http://live.nicovideo.jp/watch/lv155600392#00:27:20

●朝日かわだ:

【概要】

・E-1 全β40万Bq/L 計測が間違っている、別の汚染源の可能性は?

(尾野:測定間違ってないとみている。トリチウム高かった、周辺土壌除去を行なっているが、一部取れていないところがあり台風の影響泥土の中に入ってきたと考えている。別の可能性は考えていない)

先般のトリチウムに全βが追いついた?

(尾野:そうみるのが妥当)

トリチウムの分析結果は何時?

(尾野:今日中ぐらいと思う)



http://live.nicovideo.jp/watch/lv155600392#00:29:25

●ニコニコ七尾:

【概要】

・新たな台風27号が北上。26号の経験に基づき、予め留意しておくべき課題があれば。

(尾野:26号は雨も風もかなり強かった。その前に来た台風に比べてもかなり大きかった。前々回もあたふたしたが、今回も大きな台風で何とか切り抜けた面はあるが、台風の中の人ぶりや現場指示、特に今回は気温が低いこともあり、夜間現場で寒い思いをしたようだ。交代、入れ替えも工夫しないとかなり過酷になると思う。要因の体制、状況を見て現場に出る人を入れ替えたり、事前に機材当を準備しておくとか、規制当局と台風が来ることがわかっているときは段取りをよく相談し合っておくことが大事だと思う。)

・魚介類69,000ムラソイ、これまでと比較して。

(尾野:70万台があったので差ほど高くない。)



http://live.nicovideo.jp/watch/lv155600392#00:31:55

●テレ朝松井:

【概要・要約】

・排水溝のC-2ポイント、昨日1,800、一昨日1,400。この時の流量が測定されておらず、流れているものを採取したのか、溜まっているものを採取したのか程度感がわからない。流量を目測でいいので教えて欲しい。

(尾野:確認の上回答する。▼)

現時点で本社に報告無いのか?

(尾野:溜まっているところで採取したと来ているが念のため確認する。)

・確認ついでに1,400が出た16日の11時。台風が福島に一番近い近いときだと思うが、排水溝をBエリアあたりで土嚢などを積んでBエリアで止めていた?

(尾野:BとCが繋がる手前の所に土嚢を積んで、Bエリアの流れを制限していた中での対応と考える。)

C-2を午前11時と考えると当時は朝9時が雨のピークだったと思う。すると水溜まりだったような状況にはとても思えないが。そのあたりは情報は言ってないのか?

(尾野:そのあたりの時間とのタイミングの兼ね合いで不正確な回答にはなっていけないという事で確認したいと言った。)

わかった。その回答によってこの後の質問が大きくかわってくる。東電は10Bq/Lを出さないように苦労して精査している一方で、ここで1,400Bq/Lがここでジャブジャブ流れているのは本末転倒になる。厳しい上であったことはよく分る。そのあたりの現状がどうだったか是非教えて欲しい。

(尾野:質問の主旨はわかった。)

・E-1で40万出ているが水位は大きく変わったのか、今までと変わらないのか?

(尾野:個別の情報が整理出来てないので情報として確定したものとしてはまだ知らせていない。台風の影響で水位が変わって関連してパラメータの動きがあったのか、という主旨と思うので確認する。)

・平時ではなく同時に計っているはずだ。大きな値が出た時は一緒に発表するという風に発表の根本的な考え方を変えてくれないか?聞くと調べるになってしまう。平時に細かいことを聞いているわけではない。40万Bq/Lという大きな値が出た時に、当然水位の質問は出ると考えて頂きたい。

(尾野:中々意を尽くせないところはあると思うが、昨日以降、現場対応の後始末がかなり逼迫している状況の中、目の前のことをやっている中での確認になるので手が届かないこともあるが、出来るだけ尽くしたいとは思う。)

・昨日1,800が出た時にB-2、B-3 で 34,000、28,000Bq/Lとかでているが、これは流石に土嚢を積んで止めていると考えていいか?

(尾野:採取しているところは土嚢を積んで水を採取できるように。単純に流れていると浅くて汲めないのでそうした対応を通っている。)

質問の意図が伝わってない。34,000、28,000と出ている訳だから、BとCの合流地点に土嚢が以前積まれていた。ここに積まれていて溜まっているから計れたのか?そうではないのか?

(尾野:BとCの合流地点付近に土嚢を高く積んで流れを制限しているのは事実である。)

制限していて漏れていないか、土嚢の堰を超えている可能性もあると?

(尾野:通常の状態だと流れはない。)

勿論それはわかってる。今回10年に一度の台風が来た。それは超えたかも知れないと?

(尾野:今回の台風の中で、越流の可能性が決してないかという質問であれば、あったと考えるのが自然だと思っているが、その程度、状況まで明確に整理出来ているという事ではない。)

わかった。先程の1,800、1,400Bq/Lの時の流量はこの会見中に来るか?

(尾野:ちょっと難しいと思う。)

・魚介類サンプリングについて。港湾内でまた幾つか出ている。港湾内の魚は駆除していると思っているが、未だにこういう風に沢山取れるのは、敢えて検査のために残しているのか、それとも港湾内にものすごい数の魚がいて、駆除が全く追いつかず、こういう風に言う否データという意味があると取れるのか、どちらか?

(尾野:最近、不漁続きであり、段々取れなくなっている。最初に駆除を始めた頃は、網を入れるとかなり取れたが、最近は段々取れなくなっている。これは減ってきているのか、季節的な修正によるものか、そこまではアレだが、ここしばらくの間、取れる量が減ってきている傾向がある。全体としては駆除を進めている事。それから魚が住みたくなるような場所、テトラポットがあるような隠れ家があるような場所を網で囲って魚が近づけなくなるようになる措置とか、そういう事を続けてほぼ1年、今年の春ぐらいからかなり本格的にやっているが、そうしたことの効果が出てきて魚が減っているのか、取れなくなりつつあるのか、違う理由か、まだわからないが、今は不漁が続いている中での測定ということだ。)

今の話しは港湾内か?

(尾野:そうだ。)

港湾出口には海底から高さ上2メートル残す網を設置し、魚を出さないと聞いているが。

(尾野:そちらも含めて獲れた魚の数が減っている。)

当初の説明では魚が入ってこないように、出ていかないように網を掛けているわけだから、クローズ状態でその中で駆除しているのだから減るのが当然だと思うし、それは残念な事ではなくて良いことだと思うが。今の尾野さんが言っている意味がよく分らない。取れなくなるのは自然じゃないのか?

(尾野:あ、取れなくなることはいいことだ。)

不漁続きでと聞こえたが。そういう意味ではないと?

(尾野:はい)

じゃあ、量は激減している?

(尾野:激減という言葉が正しいかどうかわからないが、漸減していると捉えている。)

# 駆除… 駆除って言うな… 害虫じゃあるまいし… 一体、魚が何をしてん。ほんまナニサマやの人間は。エゴの固まりは地球から消えてなくなれよ。##




http://live.nicovideo.jp/watch/lv155600392#00:41:10

●NHK花田:

【概要・要約】

・E-1全β上昇の件。 汚染土回収強化、ウェルポイント新たな検討について。

(尾野:下流の適切な場所に設けて吸い上げ、回収できるものは回収。E-1近くにタンク内の水を出し入れするポンプ設備があり、その下の土壌は設備を隔離して使用を止めないと土壌撤去が出来ない場所がある。そうしたところを対応する事を考えると、水を動かす必要があり、手が付けられない場所だったが、そうした場所の土壌株の土壌を回収する段取りを進める必要があると考えている。当該のエリアから水を大きく動かす必要があったし、今も多少動かす必要が残っているので段取りを考える。)

・位置的に建屋から遠い。地下水から汲み上げ浄化していく対策を考えている理解か?

(尾野:浄化まで個別の設備でやるのは難しい。タービン建屋から浄化する一連設備があるのでそういうものに使えるようにしていくのが基本の考えと思う。)

・全β上昇の原因推定。今まであったプルームが到達したのか、ポンプなど撤去できない土壌が移った、どちらの可能性が高いとみているか?

(尾野:★撤去できてない土壌からと考えている)

根拠は?

(尾野:現状はE-1井戸1本、E-1はこれまで動きの速いトリチウムが検出されていたこと。それから近辺で H4エリアNo.5タンク漏えいで、まさに土壌にかな臨死見込みがあった都考えられる場所の直近なので蓋然性として高いだろうという考えだ。)

・地下水バイパスまでのE-1の距離は?後、ストロンチウムの土壌での移行速度は遅いと思うが、地下水バイパスまでどれぐらいの帰還で到達するかの評価があったら教えるのだ。

(尾野:地下水バイパスの直近までの距離は130メートル。★移行計算は個別にはしてないので分かりかねる。)

・排水路C-2より下流とかで、海に到達しない対策は何か今取っているのか?その他、対策に清掃意外に何かあるか?

(尾野:排水路を完全に流れないようにしていくこと。Bの掃除が終ってないので、掃除をする間はCに回す事は出来るが、全てを★糞詰まり★にすることは出来ない。BとCは合流した後1本になるから、下流側で完全閉塞をすること長時間やって今回の雨で完全閉塞できるかは難しい。)

あと対策は何か行なわれているか?

(尾野:基本として排水路を清掃しておくことが重要と思っておりこちらを進めているのが一つ。タンク側から漏えいがあって排水路に流れ込むのは避けないといけないので、タンクのパトロール、信頼性、運用管理等々を苦労しながら改善進めている所。一方、もともとフォールアウトで発電所敷地内、近隣地域もそうだが、土壌表面にフォールアウトが残っているので、そうしたものが雨の時に流入してくるのを抑えるのは難しいが、除染したり線量低減、地道な活動も領域に入る。)



http://live.nicovideo.jp/watch/lv155600392#00:50:20

●赤旗日曜版みうら:

【概要・概要】

・台風関連で。回収量が2,400トン、排出量が2,400トンと説明あった、放射性物質の総量評価はどうなっているのか?

(尾野:雨水と判断出来るものを排水しているので総量評価はしてない)

全く含まれていないわけではない?

(尾野:改めて基準値以下であることを確認しての排出総量の考え方はとってない。)

あくまで雨水だと。

(尾野:さようだ。)

・先程B-2,B-3の土嚢の高さは?

(尾野:個別の高さは正確に覚えていないが合流点付近の土嚢は水路全体をカバーする高さ1m数十センチ。写真で示した事がある。)

今回は越流は現認したわけではない?

(尾野:現認してない。)

越流の可能性はあると?

(尾野:先程も言ったがこの場で絶対ないというところではないので確認したいといったところだ。)

・作業人数300人は述べ?

(尾野:イエス。その日に入った個体名だ。1人が2回が入って2人とは勘定していない。)

・あの規模の台風で何人必要と評価しているか?

(尾野:単純に人の数の問題より、事前の準備や設備的対応がどれだけ進んでいるか、それから経験やノウハウで動きの不効率がどれだけ下げられるかもある。その意味では経験も積んだし、設備等も、たとえばホースを用意するにしても、どういったものが使いやすいか、そういったこと含めて様々な経験を積んでいる。同じものがくれば、同じ人数で対応できると考えるが、何れにしても今回の事を踏まえ、現場で安全に作業出来ることのために工夫すべき事はあると思っている。)

とはいっても台風のしょっちゅう来るわけではないし、人もしょっちゅう入れ替わる。作業員しゃ社員も1年に1階になるとかなりの人数が入れ代わりノウハウがあるような無いような気がする。堰を高くするなりいろんな対策はあると思うが、この人数で対応出来ないとなるともっと増やす事が大前提となると思うが。その点の検討は今の答え出なかったと思うが。人数を増やす事は考えないのか?

(尾野:台風対お言うに関して言えば、改めて大幅な人員増強が必要な状況かといえば、必ずしもそういう状況でないと思っている。事前の準備、段取り等の確認は大事な事だし、大きな動きをする場合には、規制当局と事前に大まかな相談が出来ていると、当日の動きでもあたふたしないので大事だと思っている。長い目で見ていくと、堰を高くする、タンクの上に降った雨がそのまま堰の中に落ちてくる水を処理するのは無駄な話。そういうものをそもそも少なくする対策を講じる必要あるし、水位計の設置を進めているが、それが付いたら監視管理もし易くなることもある。長い期間で人が入れ替わることに関しては、設備的対応もそれ泡って増えていくし、得たノウハウを組織に固定化していくことは言うとおりなのでそちらの組み合わせになる。)

・★★★台風で陥没した場所があると聞いている。この会見に2回ほど出ているが、もし説明があったら簡単に説明してくれるか?

(尾野:私は具体的にその情報は聞いてない。)

そうか。サイト内でこの台風で陥没があると聞いている。土砂崩れのようなものだったのか、それともボコッと穴が開いたのか。サイトで穴が空くことは深刻なので、そういった原因か教えてほしい。

(尾野:▼現地に確認の上後ほど解答する。)



http://live.nicovideo.jp/watch/lv155600392#00:57:05

●フリー村上:

【概要・要約】

・E-1 40万について。土壌で取りきれてないプールムの部分が浸透していったのではないかということだが、足の遅いストロンチウムがここに到達した認識でよいか?

(尾野:そうだな。水と一緒に動くトリチウムが一番足が速く、ストロンチウムは土に吸着、離脱を繰り返しながら動くので遅い。セシウムは一度付くと離れにくいので遅い。E-1の場所そのものも、漏えいした汚染の中でやっているので、おっしゃることの可能性はあるとおもう。)

・E-1と E-4の距離は?

(尾野:▼)

・ウェルポイントの改修時期は?

(尾野:具体的に何時までかは整理されていない。ものの動き、確かにそれぞれ動きはあるが、地中内の動きは遅れをとらないようにしたい。)

・地下水バイパスに移行するかは計算してないということだったが、それはなぜか?計算によってはウェルポイントの設置猶予期間がちがってくるとおもうが。

(尾野:先程の質問はストロンチウムの移行としてどれぐらいの期間かと理解した。ストロンチウムの移行拡散を考えながら評価する必要があるので、そういう評価まではしてない。我々としては地下水バイパスの井戸に影響を与えない考え方をしているので、ストロンチウムの移行速度が我々の持ち時間を決めるものではない。地下水流速等々のトリチウムの流速を念頭に対策を取っていく。できるだけ早急に検討したい。)

・E-1は35m盤?

(尾野:イエス)

道路が傾斜して建屋周りに繋がっている。以前、浸透流解析でも傾斜していたと思うが、地下水が海側に言ったら流速早まる認識か?

(尾野:浸透流解析を見ないで話しているので一概に言えないが、傾斜は場所により急激に変わっているという事ではないので、一概に近づけば早くなる整理ではない。3次元モデルで解析して流線をもとめているので、そうした結果を踏まえて検討材料になると思っている。)

・地下貯水層の浮き上がり、ブロック置く対策の発表があったが、今現在は地下貯水層の対策は?

(尾野:全部出来たかは記憶はないが、順次砂利層を増やして浮き上がりにくいバランスにすることは継続的にしている)

その後、地下水による浮き上がりはあったか?

(尾野:▼確認する。砂利を積みながら厚みを増すやり方が確実でそうしている)

・表面が均一でない砂利、上下でシートの脆弱性が高まるんじゃないかと以前東電今泉さんにいったが、砂利以外のものを検討というはなしだったがどうなったか。

(尾野:中央からなるとのように外側に向かって空気を抜く形で敷いていく概念でウエイトを増している。)

・台風対策、夜間、寒さが厳しい説明あったが、防護服の上に雨具のみ?

(尾野:防寒着を着て汚れてると廃棄物ばかり増えるので人の入れ替え、適切なフィードバックがいるのかなと。一つの重要な経験だったと思う。▲E-1とE-4の距離はおよそ40m)



http://live.nicovideo.jp/watch/lv155600392#01:07:05

●共同篠原:

【概要・要約】

・26号の関係で。表の読み方を確認したい。回収量が2400ということで、ノッチタンクへの全部の相違総量が1600?2400のうちの1600をノッチタンクにという理解でいいか?

(尾野:いえす。)

・ノッチタンクの容量は4,000は、4,000分の1,600か?それと他に色々入っているのか?

(尾野:4000トンの容量のあるノッチタンクに移送したものの見積もりが1600。)

4000から1600を引いいた分が、今のノッチタンクの空き容量か?

(尾野:そうなる。ノッチタンクの4000トンに入ったものは受け入れ容量を増やす必要があるので、順次、2号のタービン建屋に排水して、通常の浄化処理のラインに乗せていくことを考えている。時間が絶っていくと受け入れ容量が増えていく。4,000 ー 1,600という単純な算数ではない。)

2号機タービン建屋の移送は始まっていると?

(尾野:それは始まっている。)

のこりの800はどこに?

(尾野:これは周辺に配置した個別のノッチタンク。Gエリア内でのタンクの受け入れ余力のあるところに受け入れた分や、地下貯水層No.7に受け入れたものがある。)

・地下貯水層No.7を今回使ったが、こんごはどうするのか?動かすのか?

(尾野:緊急の場合にこうした設備絶つ変えたことは結果として非常に大きかったと思っている。現在入っている水は排水を進めている所だ。一回水を抜いていくことを考えているが、こんごこうしたものを雨水対応等々でどうするかは検討するところかと思う。)

# 緊急措置的に地下貯水槽No.7の使用を決めたという話と、その前日に規制庁にWGで 地下貯水槽周辺のモニタリングをやめたいという申し出の話しは何かリンクするのかな。モニタリングしている地下貯水層とは違うけど関係はないのかな。結局、WGでは言えなかったらしいけど… ##

・1F発電所状況の紙の2ページ目。10月18日15時30分頃、No.7移送開始とある。溜まっている200をノッチタンクに移送は終った?

(尾野:そうだ。まだ移送中と思う。地下貯水層は平たく広い。最後に残る残水体積が多く、小型のポンプで残り分を吸いきる作業が余分に掛かるので時間が掛かるので。)

・地下貯水層は今後も台風来たら緊急時に使う予定は?

(尾野:具体的に決めてない。どうする火考える必要のある設備と考えている。)

いったんは使用しないことになっているが、規制委との申請はどう考えているか?

(尾野:具体的な議論までいってない。非常に助かったのは確かなので、次にどう生かすかは研究課題だろうという意味で言った。)



http://live.nicovideo.jp/watch/lv155600392#01:12:50

●時事中村:

【要約・おこし】

・今回の台風対応評価について。東電は満足行くものと考えているか?

(尾野:難しい質問だ。前回もそうだがエラーが続いた。現地は、たいっ!へんっ!なっ! 緊張感の中で今回の台風を迎えている。その中で必死に頑張り!様々なオプション的要素はあったが、所定の範囲の中、事態を収めることが出来た。そういう意味出よかったと思っている。全てそうだが、こうした中でも反省すべき点、次に生かす点はあるので、自己評価として満点だったというのは適当ではない。)

# 不透明な丸投げ発注と現場作業と東電の指揮命令系統がどうなってんのか、事故後、国費投入されて以降もさっぱり見えない。民間企業が事故前と同様に利益最優先でやりたい放題の現実。エラーが続いてから一貫して、現地!現地!現地! を強調する東電。計画立てて指示出しているのはあんたらだろと言う話し。##

・幾つか課題があったと思うが。その中で特に堰の水を排水する際に一旦タンクに移してから排水する手順が、それでは間に合わないと言うことで、直接堰の水を計って排出したことがあったと思うが、そもそも、堰の水が溢れそうになった時になぜ排水をする飛鳥があるのか?質問の意図は溢れるという事は勿論あると思うが、それを意図的に全て排水することと、また、堰の水を出来る範囲でタンクに移して想定してから排水するのは違うと思うが。溢れるというか、堰外に出る量が違ってくると思うが。

(尾野:質問はわかる。わかるが、今の基本的な考えとして、堰の中に溜まった水は、基本として雨水である!で、その雨水の中に万万が一!タンクからの漏えいがあり、実は非常に汚染しているが、見た見雨水と違いないというものを堰から排水してはならない。一方、殆ど多雨が貯まったものだ。雨が溜まった雨水ものを排水するのは基本だ。その見極めが出来ないうちに堰からあふれ出ることは避けないといけないという事がゴールだと思っている。なので、その見極め手段として、一旦、隣接のノッチタンクに汲み上げ、そこの場で計る事は、汲み上げたものが良く混じっている状態を計るという事でより望ましいことがある。そうした事を上げていたが、今回のように10年人に一度の非常に強い雨が降る中、堰の水位上昇とノッチタンクへの送り込み、そちらで計っている状況の中、確認が出来ないうちに溢れてしまうことになればよろしくない。確認して対応していく事に、まあ、なったという事だ。)

ww あの、もちろんそうだと思うが、タンクに移してからの方が良いという事でそういう手順が定められていたと思うが。

(尾野:これはおっしゃるとおりで、机上で考えればそれがよいということはそのとおりだ。ただ、実際の襲ってきた台風の強さとの兼ね合いの中で、その手段が現実に間に合わない状況の中で何を選択するか、と言う状況のなかで何を選択するかという事であれば、堰の4隅を計り、出来るだけローカルの影響を受けない状態で計って判断していくことは、現場対応と指定は選択としては、それしかなかったろうと思っている。)

自然に溢れてしまうことと、堰の弁を解放して東電として堰内の水を排水することの間に違いがあるんじゃないか、という事で質問しているんだが。

(尾野:ああ、わかった。つまり、言ってる事は計り方の話しというものと、もう一つ、堰から溢れさせるオペレーションであれば、溢れた分だけ外に出て、堰の中には堰の容量分残るが、バルブを開けて出すと堰の中にある分も併せてでることになるので、出る量としてはトータルとしてバルブを開けるほうが多くなるのではないか、という質問か?それはいうとおりだ。排水基準を満たしたものは何れ、堰から全て出していくことになる。そのタイミングで出すか、台風が来てないときに落ち着いて出すか、という出し方の違いであり、堰内にいったん入った水は未来永劫、綺麗でも汚くても貯め続ける考えではないので、そこは最終的に同じだと思っている。)

# あくまで雨水という認識なんだから、東電にとっては堰内に残すという行為そのものに意味が無いし。どのタイミングで雨水と確認されて、どのタイミングでどういったアクションをおこすのか、という話し。##

最初の議論に戻るが、測定するのは溢れてしまう部分があったとしても一旦、堰からタンクに移して、測定してそれで排水する手順を極力守るようにする運用がいいのではないかという質問なんだが。

(尾野:それについては全く異論はなく、我々もそうしようとしているが、今回の場合で言えば、現実にタンクに移送してから計っていくようなやり方が雨の状況でとても間に合わないと言うのが現地判断だったので。その中にも勿論様々な改善点や反省点が入っているのではないか、という事については否定しないが、今回の説明になれば今のようなことになる)

# そこがわからない。タンクに移送している間は、堰から溢れることはない前提だからタンクに溜めた水を計れと。タンクに移す途中に堰内の水が溢れるならポンプ性能、測定結果が出るまでに溢れる状況なら小型タンクの容量不足、いったいどこに問題があったのか明確に示せよ。##

【寄生庁指示】
堰 → 小型ノッチタンク{計測基準値以下}→ 堰外
堰 → 小型ノッチタンク{基準値オーバー}→ 4,000トンノッチタンク or エリア内タンク

【東電 主張】{当初から会見で主張しているようにしか見えない}
堰{計測基準値以下}→ 堰外
堰{基準値オーバー}→ 4,000トンノッチタンク or エリア内タンク

# 理由は間に合わない。何が。ポンプが堰側のノッチタンクに満タンに溜めて採取して分析結果が出るまでに堰が溢れてしまう程の大雨。ポンプの性能が高ければ間に合うのか、そもそも堰の容量が足りないので間に合わないのか。計算で求められることが示されてないからよく分らない。##

# ポンプ増強で事足りる反省点なのか。以前から東電は堰からの放出はあり得ると会見で再三説明している。その説明ぶりが、自分にはまるでそうしたいかのように聞こえてならない。堰に溜めて計って排出。極力これまでの堰開運用と変わらない運用したい意思表示に思えてならない。##

質問しているのは基本的な東電の考え方を聞きたい。今回のように緊急措置として堰内に水を排水することが可能になるのであれば、それこそ地下水バイパスの水なんかも緊急措置として排水する事が可能になるんじゃないのか?

(尾野:地下水バイパスは時間判断のスピード感が全くスケール感の違うものと思っている。台風対応であれば、言ってみれば時間オーダーよりも今回のように10分オーダーでどんどん状況が厳しくなってくる類の話なので、色んな測定をしたりというのは、早いものでも1時間弱ぐらいはかかるから、そうした時間の間合いの中で、かなり速い判断、速い動きが必要なものだ。一方、地下水バイパスはじっくり組んで、じっくりくり判断して、という事が出来るものだ。状況は違うと考えている。)

# 長期にわたり観測し続けるものだと結論を意図的に先送りし、いよいよになれば、そんなこといっても事態が事態なんだから仕方ないだろ、と開き直るのが一貫した東電のやり口。この人達の時間軸はあってないようなもの。東電会見常連記者はみんなわかってる。##

# 1分刻みで起こることでも台風シーズンという事は分ってるんだから1年前から準備は出来る。寄生庁でもこれまでの経験でこの堰の容量で十分と説明しながら、その1ヶ月後には想定を超えて溢水。なにそれと汚染水WGで批判される東電。120m3あると報告した堰も実は20m3しかなかった。##

# つまり、どういう状況になれば(雨量があれば)どういう状態に陥る、ということを真剣に考える気は一切ない。計算で示せるものを示そうとしていないのは明白なんだから。とにかくこうしたい!の結論あり気で動いてるようにしか見えない。##

# で、何か起きれば言い訳に終始。この会社がシビアアクシデント{過酷事故}に対応出来ると思いますか。不可能ですよ。出来て当たり前の後始末も出来ないのに、柏崎おろか、原発を扱わせるなんてもってのほか。東電から事故対応を切り離し原発発電に専念させよ!と暴論吐くイギリスのおばさん。##

最終的には全部タンクに保管せざるを得ない水だよね。地下水バイパスも、建屋等に入って汚染されてしまえばそうだろうし、タンクの需給も逼迫していることになれば、地下水バイパス自体がどれだけの効果があるのかわからないが。どう考えるかの話しだと思うが。★★★どう緊急措置に位置付けるかによるのではないかと思うが。

# 全く同感。そういうロジックで全てを進めたい東電。いよいよになれば暴露。で、緊急だから仕方あるまい。そのための毎度の結論先送りに隠蔽行為。自ら調査しながら、何と我々がデータを採取していたことが発見された!と平気でほざく会社。東電の存在そのものが最大のリスク… ##

(尾野:少なくとも今回やっている台風と言ったような自然現象だな。しかもそれは非常に変化速度の速い自然現象に対照していくことと、それから地下水バイパスのようなものを、プランを計画的にどのように進めていくか、あるいはどのように理解を得て頂いていくか!という事とは、ちょっと性質の違う問題と我々は理解している。)

# その理解を得るために、あんな偏った資料を漁連に提供して説明しているのか、あなた方は。それは世間では理解を得たという事にはなりませんよ。世間では、騙した、欺いた、という行為になるんですが。東電ではそれを理解を得るための行為、ということになるんだろうけど。##

・★★★最後に先日の規制委員会の汚染水対策WGで、東電は今後、タンクに関して、更に大型化を図っていくようなことを言っていたと思うが、タンク直方かをされると、逆に漏れたときのリスクは大きくなると思うが、場所が逼迫していて敷地内に置けないから、タンクの高さを大きくして容量を確保しようという事なのか?

(尾野:はい。これはだな。どういうタンクを作るかという事と、どれぐらいの容量が必要なのか、ということと、どれぐらいの期間で必要なのか、こういったようなことも関係で決まってくると思っている。ただ、これまで私どもがタンクを作ってきた中では、汚染水がどんどん増えていく中で、これの受け入れ場所が足りなくなると、こりゃもう、状態の悪さは説明するまでもない大変悪い状態になるから、何としてもタンクの受け入れ容量は、追いつかれてはならない、確保し続けなければならない中で対応してきたという事だ。そうしたことがある意味、タンクの信頼性、時間を掛けてじっくり作れば良いものが出来るのではないか、と言うのに比べたときのとの信頼性において差になっているのではないか、と言われればその通りかと思う。

# そうか?いくら構造上しっかりした大きなタンクが作れたとしても地盤が耐えられるの?大きくすればいいというか、物理的に設置不可能な可能性もあるよね。タンクそのものの設計だけを論じて大きさ、容量だけで考えてていいの?? ##

だから、これから作る物というのは、やはり今、検討しているところだが、フランジ型タンクをリプレイスし、より信頼度の高い物に変えていくと。そういう基本的な流れの中でタンクの設計をしていくという事だが、リプレイスをするためには、それだけの容量だな。ま、大きさ、ま、一個一個が大きい小さいではなくトータルとしての置き差が必要になってくる訳なので、トータルとしての大きな物を作ることの中で例えば1,000トンタンクを作るのと、申し越し大きいタンクを作ること、と言うようなことを比べたときにどちらがメリットがあるかは、優れてエンジリアニングの問題だ。最適なものを選ぶ中で考えることかと思っている。そういう事の中で、大きなタンクも選択肢に入ってくることかと思う。)



http://live.nicovideo.jp/watch/lv155600392#01:25:25

●東電小林C:

【おこし】

質問を受ける前にE-1のトリチウムが出ている資料を配る。「H4エリアのタンクにおける水漏れに関するサンプリング結果{H4エリア周辺}http://j.mp/GTHrYE」10月17日採取分、全βでも40万のところの、トリチウムの結果がまだ出てないので、そちらの結果が出ているので資料を配らさせてもらう。値は79万、っすかね。値が出ている。

(尾野:手元に資料を配付していると思うが、H4エリア周辺でのE-1でトリチウムの結果が出ている。79万Bq/L ということだ。先般のデータは、40台だったか?ちょっと数字を失念したが、それに対してかなり大きくなっていると見て取れる。… なので、これは全βが上がっている、トリチウムが上がっている事、何れも相間している、という事かと思う。)

# 1日 40(62)円のお小遣いが79万円になりました。大きくなったように見て取れます。3倍に増加しても、やや増加していると報告できる、自分には理解出来ない感覚の持ち主の尾野氏。##

では、質問を続けたい。



http://live.nicovideo.jp/watch/lv155600392#01:27:25

●朝日ただ:

【要約・おこし】

・前回の会見でも聞いたが、会計検査員の指摘の所で、東電の個人への賠償支払いで9件、533万円の重複支払い事例があったと。これは検査員の抽出調査だと思うので、全体としてはもっと多い件数があると思う。今東電として重複などの過払いというか、支払いをミスして返金を求めているケースは何件ほどあるのか?

(東電小林C:過払い件数については集約していないのが現状だ。基本的には間違いがあった都度、是正する形を取っているので、間違いを前提絵をした調査をしているわけではないので、現行、件数の集約は行なっていない。回答出来る数字は今持ち合わせていないが、その都度対応して、重複については変換頂く対応している。)

理解としては検査員の指摘は9件 533万円分だが、それ以外にもどれぐらいあるかわからないが、実際にあって、でもその都度対応している?そのあたりを説明してくれないか?返還を求めていると言うというと総数がわかる気がするが。

(東電小林C:実績としてカウントしてないところもある。返還を求めたところが過去何件あって、ということではなく、ま、検査員の方でこういった件数を調べて出てきたものはそうだが、遡ってどれだけあったか、今現行、ひっくり返してどれぐらいあるかの件数、集約はしてない。)

適正に支払うという事で、支払いミスが過小なのも良くないが、2重払いも良くないと思うが、実際それがどの程度か、全くイメージできるものもないのか?多発しているわけでもないんだろうが。

(東電小林C:膨大な数というより、そんなに数が多いものではない認識だが、何かひっくり返して調べているわけではない。現状、数については集約してないのが現状である。)

・その他の検査員の指摘の所で、本来、競争入札でコールセンターとか対応すべきとか、指摘項目があると思うが、一々聞いていてもあれなんで。こう言うのは会計検査院から指摘があると、東電の考え方、それへの対応ということで、ある程度HPに掲載したり、対応状況みたいなものを纏めて出すつもりはないのか?ここで一つずつ聞いていくのも時間の無駄だとおもうので。

(東電小林C:原稿その様な予定は今のところ無い認識だ。意見があればそういった事も踏まえて今後の対応については検討したいと思うが、現行、そういった形での事は今のところは検討してない。)

・じゃあ、集約して1,2点 重要かと思うところを。この入札方法を競争入札してコスト削減しなさいよというのは改善する予定無いのか?

(東電小林C:この賠償業務自体が緊急な、当初、ええ、早急に!しかも大規模に!業務体制を短期間で拘置する必要があったので、一部の業務については、迅速な対応が可能であったところに随意契約による発注を行なった。尚かつ今現行、行なっている業務も、業務の習熟等を考えると、取引先の変更は難しい面もある。しかしながら品質維持や向上を前提とした使用の見直し、業務量の適切な把握で可能な限りの費用削減は努力したいと考えている。その中で、契約を見直すことありき!!ではなくだな。現行の品質核をすることも!こりゃまた重要なことである。そういった事を踏まえながら検討していきたい。)

# ムラでお金を回す回す。ムラの契約は絶対。原発事故対応=公共事業、血税で潤うムラ。 うっひょうーい 。国費で廃炉技術を確立し、それを元手に海外で起きるであろう原発事故、血税を元手に得た廃炉ノウハウ、技術で、将来の廃炉ビジネスでぼろもうけ。ひゃっほー  ##

・除染費用の支払いの考え方も示せないのか?

(尾野:除染費用の支払い額は、当事者間とのやり取りなので、当社から支払い額の回答は控えさせてもらう。)

額ではなく、今後、余っている、支払えて内分を払っていく方針についても示せないのか?

(東電小林C:ま、その、質問が、その、)

つまり、法律では支払いを務めることが法律に明記されている。

(尾野:合意できたものは支払っている事実はある。合意できた部分はすみやかに支払いたいと考えているが、額やボリュームは回答を控えさせてもらう。)

納得出来ないが。検査員の指摘項目が多い。個別で会見で聞くのもアレなのでHPに出して欲しい。

(尾野:意見として承る)



http://live.nicovideo.jp/watch/lv155600392#01:34:10

●共同こくぶん:

【概要】

・今のE-1トリチウム。全βが40万に上がり、比較的速度が遅いストロンチウムが追いついたとあるが、トリチウムも雨で流れてきた見方?

(尾野:それの元がどこにあったかはタンクエリアから土壌に染みこんだものが有力と思っているが。)

・今日もこの場所はサンプリングしている?

(尾野:日々やっている)

結果は遅い時間に?

(尾野:そうだな。いつもルーチンで出ているのでその流れ出だしている。トリチウムは2日ぐらい。)

・18日の全βは今晩中?

(尾野:わからん)

・台風26号の雨水排水。外に排出した2,400トンだが、排出基準下回っている事を確認したという事だが、環境影響は?

(尾野:全くない。元々雨が降れば付近にあるフォールアウトが動くわけだからそれと同じオーダーなので、全く影響ない。)

・排水溝のサンプリング、今回のタンク直近で2万、3万と出ているの泡狩るが、他が1,000数百得ている。どういったものがどうなって?

(尾野:発電所構内はフォールアウトで様々な、事故当時汚染されている。構内だけではなく近隣地域も含めて。大量に雨が降って表土が流れれば、そうした動きは自ずとあると考える。天候状況等々の影響を受けて、表土の動きがあれば、変動、変化があることはあり得るべしっ!と思っている。実験室ではないし、サンプリングする条件当によってバラツキ出るのは仕方ない。)

・排水口の流れる方向を変えて港湾内に流れるようにする対策は既に出ている?

(尾野:そういうアイデアも出ている。どこをどう繋げるか。綺麗な雨水が港湾内に入ることで積極的に押し出すことになるし、汚い場合は港湾内で一旦受け止めるのはいいこともあるし、よく検討)



http://live.nicovideo.jp/watch/lv155600392#01:40:15

●東電尾野:

【おこし】

先ほどいくつか質問頂いたこと解答が用意出来たことを回答したい。
▲今の79万のはなしだが、それ以前で高かったのは32万Bq/Lっすね。ま、そういったところからの上がりということだ。

▲それから10月17日に 排水口 B3,B2で 28,000、34,000Bq/L が検出されているが、この時の現場の状況は流れている状況だったのか、流れている状況だったのか、ということだが、溜まっている状況だったということだ。

▲それから合流点付近だな。C-2以下になるが、こちらの台風の際の状況であると、これは◆越流していた。流れている状況だったということだ。

# ◆越流したというと「土嚢が積んである」と誤解されるので「越流」は撤回。ここに堰はないと後に修正。##

▲C-2の場所自身は堰構造になってないということだ。は堰構造になっていない。保続的だが以上だ。



http://live.nicovideo.jp/watch/lv155600392#01:41:30

●読売はまなか:

【概要・要約】

・E-1 40万Bq/L は撤去してない残っている土壌の影響でいいか?

(尾野:それが高いと思っている。)

・その土壌はポンプ設備があるところということだが場所は?

(尾野:赤丸に重なる部分に水を出し入れする設備がある。)

どれぐらいの量か?

(尾野:エリア的な広さは明確に言えないが、現場の目の子で言えば10m四方。◆それぐらいの感覚でポンプ設備や切替弁など集中して入っている場所。これは私が現場で見ている感覚なので正確ではないがイメージとしてそれぐらいの広さ。)

その土壌を捕っていくと?

(尾野:取る事が必要だろうという事で検討している。それには水を出し入れする設備が一定期間使えなくなるので、タイミングは考える必要ある。)

・次の台風が間近に迫っている。それに対するE-1エリアの対策は?

(尾野:設備的なもので間に合うものもあれば間に合わないものがあるが、土壌除去やウェルポイントが間に合うかは明言するのは難しい。)

長期的な対策?

(尾野:長期とは考えてない。次来る台風に間に合うか、というアジェント的な動きよりは考えてやるべきことがあると思っている。)

その対策はなにか考えているか?

(尾野:機材の準備やつぎに向け4000トンタンクの受け入れ能力を{2号機タービン建屋地下に移送して}回復させておくとか、段取り的にできることだと思っている。)

・40万Bq/L の数値と近くのB-1、B-2の採取地点で出ている3万2,000とかの関連はあるか?

(尾野:直接関連があるとは、まだいえない。)

排水溝に流れ込んでいるとは?

(尾野:とは考えていない。E-3~5の排水口の反対側にそって井戸をほっているが、こちらで影響は出ていない。)

・B-2、B-3は他のエリアに溜まっていた放射性物質が流れてきたイメージ?

(尾野:どんどん流れている状況ではない。台風の時は違うが。ある種溜り水を見ているようなところがある。一概には言えない。)

・E-1の今後の見通し、今後、これぐらいのものがでると見ているか?

(尾野:予想は難しいが、もともとタンク内に入っていた水は二桁ぐらい大きな量だ。それが漏れて付近の土壌に染み込んでいる。それが雨水で動いて井戸に表れることはあり得るべしっ!とおもっており、今後、動きが大きくなるか、小さくなるか予想するのは難しいが、ある一定レベルのものがでてもおかしくない。あり得る。)

それに対する緊急対応は?為す術なしか?

(尾野:E-1の値が上がることは悪いことではない。高いエリアが出ていることを避けたいのが考えである。E-1に留まってくれているのであれば、そこを囲い込み除去する手段が取れる。このE-1を具体的に処置する対策としてウェルポイント、土壌除去の組み合わせを考えて対処したい。)

囲い込みはなしというのは遮水壁を作る?

(尾野:今渡しが言ったのはE-1の部分の土砂を取り、水を汲み上げ、汚染されたものを除去する意味で言ったのだ)

・C-2で越流していたといったが、結果として基準値以上のものが海に流れている現状。現場ではそれよりも薄いものを排出している作業を続けていた。結果としてこういったものが海に出ている事に対してどうかんがえいるか?

(尾野:こりゃなかなか難しいところだな。海側のサンプリングで具体的な影響が見て取れる状況ではない。程度感で言えば、濃度のカウントだが、物量で言えば大きなものではなかったのであろう!と考えている。

# 高濃度に大量に垂れ流しても、漏えい箇所より200メートル先の海に影響が見られない。だから問題ない。海水に大きな影響ないから漏えいないと根拠なく主張してきた東電。ろくな調査指示もせず黙認し、スケジュールありきで中長期進めてきた政府、経産省。完全ブロックとまで言い出す始末… ##

# 「海側のサンプリングで具体的な影響が見て取れる状況ではない」だから何が言いたいの。従来通り漏れていないというのか。相手は海。私意的でご都合主義的にモニタリングポイントを選んで採取した海水に、濃度変化が見られないから問題ない説明を繰り返すのはいい加減やめろ。##

ただ、発電所内で堰の水の移送をやっていることと、こちらの濃度で言えば、なんつうんすかね。少ないものの対処、みかけだな。手間取っているうちに、手をかけている所に別のところで{高濃度}ということだから、全てに水も漏らさぬ!と全部がカバーできてないよな!といわれるのであれば、それは中々そこまで出来てないというしかないと思うが。いずれにせよ、本来的には!最終的には!!だな。ダンクの中にあるような極めて高濃度のものをどうやって安全に管理していくか、というのが現実に聞いてくることだ。先般あったようにタンクの水が300トン溢れることを絶無にしていく必要がある。リスクが高い所にきく対策を取っていくというふうにいぃぃぃ、ええぇぇぇぇぇ、効果的な対策を取っていく!ということの必要性に関しては同感である!」

# まるでもう投入する人的資源はないようないいぶりですな。なぜ1Fの人員を減らした。柏崎から人をまわさないのか。やるべき事やれよ。ちゃんと責任を果たせよ。ねじれ解消した途端、これまで事故は収束、現場は安定主張、否定し続けた海洋漏えいを認め、血税せびる方針に180度の方針転換。##

# 事故収束にあたっている方は今までと現場は変わらないという。まんまと騙され負け戦の衆院解散総選挙。昨年12月、参院も自民圧勝確信し、これで事故以前の元の鞘に戻ると安堵の顔を浮かべる東電経営陣。http://j.mp/XJoFHq 事故おこした反省ゼロの自民党、東電。##

# 我が社には自民党大幹部の娘さんがおられる。経産省官僚、経済界とパイプの太い自民党が政権第一党の兆しが見えてからは、トラブル公表姿勢に転じ、これまで30分、長くても1時間だった会見が毎回3時間、4時間が当たり前の会見に。##

# まるで 3.11直後の統合会見、緊急事態を宣言すべき政府が、事故収束、コントロール、ブロック。もう開いた口が塞がらない… そんなこといっても、もう一民間会社では対応無理なんだもーん! と自民党政権に甘えて血税ねだる方針に転換したカス会社。##

# 東電は民間にしないと発電、賠償できず混乱する、東電に変わる電力供給害者を準備できないと呆れた極論で国民をだます安倍。東電に安部と間違われ激怒する自民党のレベルの低さ。一票格差、政治離れ、大いに結構結構 自民党。##

ある種やむをえないという思いもあるのか?

# なんでやねん。人回せよ。東電社員を。柏崎刈羽再稼働よりも、1Fは何よりも最優先させるべきことでしょ。それすら出来てない、事故の責任すら全力で果たそうとせず血税せびるなよ。明らかに順番がおかしいでしょ。何が現場の優先順位だよ。国民を馬鹿にしているとしか思えないんですけど。##

# 規制庁も規制庁で新規制適合審査が再優先。次長いわく、1F大事だけど法令の新規制適合審査も大事。1Fにたった10名。表面では東電に厳しいこと言っているようで、裏では柏崎刈羽の審査を迅速に進める準備を着々と。台風対応も直前に決まる規制庁対応。今後は保安院と呼ばせてもらうよ?##

(尾野:ま、もちろんできる限りのことをしていくということだが、できる限りのことをしていく中では、やはりリスクが高いもの、危険なものから手をつけていく考え方は基本として選択し、あるいは優先順位を考える基本になってくるので、そのことは大事なことだと思っている。)



http://live.nicovideo.jp/watch/lv155600392#01:52:20

●東電尾野:

【おこし】

▲ちょっと言葉の使い方が適切ではなかったかもしれない。C-2のところ、流れがあった,
越流だといったが、C-2には堰がないので、越流ということばは適切ではない。流れがあると訂正させてもらう。

# 高濃度汚染水が水道の蛇口を開いて鉛筆一本分の太さの漏えいを「滴下」と表現し、ただの水が鉛筆の芯1本分で「漏えい」と表現、大型の鉄骨瓦礫をつかみそこね、3号機プールに落下させたことを「水没」と表現することが適切なのか。わざとやってるのがはっきりわかりますな。##

▲あとE-1 の北のところだが、これ、ポンプとその関連配管といったが、ポンプ自体はその場所から離れているようだ。その関連の配管類と思うのだ。現場の状況としては私が先ほど言ったとおりだ。



http://live.nicovideo.jp/watch/lv155600392#01:53:35

●テレ朝村田:

【要約・おこし】

4点質問まとめてしたい。その前に御礼を一つ。今日配って頂いた資料の中にタンクエリアの細かい図を頂いている。これは大変、テレビで放送する際に重宝させていただくので、ありがとうございました。

・▼C-2 堰がないという事だが、今、排水溝の中に土嚢が複数あるのであれば教えて欲しい。というのは、朝の福島の会見で、★★★台風通過後、溜り水は全て土嚢の所で止っているのを確認出来ており、清掃除去に取りかかる予定と言っていて、私は複数、土嚢があって、その所々で止っていると思っていたので、間違っているといけないので教えて欲しい。

(尾野:堰と土嚢の位置関係は確認する。▼)

・E-1は今回、過去最高の値が出た事で、当分は忘れずにいられると思うが、このH4エリア周辺でモニタリングしている各値で、今後、別のところで高い値が出た時に、過去の値に比べて高いのかどうか、特に深夜のリリースを頂いた時はすぐにわからない。護岸付近のものは一番末尾に過去の値が一覧表に載っているが、もし余力があるようであれば、こちらもいずれ揃えて頂けいると大変助かる。

・★★★T-2 の南放水口付近のサンプリング場所だが、これまでも最近では B南エリアで58万Bq/Lの水の一部が側溝を通じて、排水路を通じて海に出た時も、この T-2 ではあまり上昇が確認できなかった。環境影響に有意な変化はない判断になっている。ただ、このT-2は排水口の出口より距離がある。ここにいくと、相当高濃度のものが出たとしても影響はないという結果しか出ないと思っている。もちろん海に出るとすぐに拡散するわけだから、こちらのほうが現実的で、出口そのもので取る必要がどこまであるかは、私ははっきり言えないが、T-2以外にある程度の濃度のものが排水口を通って行ったら海に到達したとまで言えるポイントをサンプリングする用意があるのかどうか。それが3点目。

# 以前より複数の記者から再三指摘のある問題だけど、排水路と海に面した直近の場所では、決してサンプリングをしたがらない東電。会見を見ている国民の目には一体どう写ってるんでしょうな。漏れたけど海に影響なかった、安心安心。という国民誤解を意図した報告をしたいからに他ならない。##

・中間決算の発表時期が迫っているが、例年のスケジュールから25日か30日ではないかと思うが。わかれば教えてほしい。

(東電小林C:現時点で中間決算の発表日は決定していない。決まれば改めて連絡する。)

(尾野:残り3つについては私から。▼堰とどの様の位置関係については、話が細かいところがあるので、確認してから回答したい。2点目だが確かに深夜とうとう連絡する中でできるだけ分かりやすくということかと思う。要望として承りたい。★★★T-2 だが、この位置は現実的に近いところで、人が行ってサンプリングしてくる訳だから、海岸縁で安全に確実に取れる場所から選択するという事何で、T-2は放水口から300メートルぐらいだったと思うが、放水路の出口から見ると大体100メートルの位置関係かと思う。ま、それが近いか、遠いか、の議論はあると思うが、実際に海への影響を見るのであれば、その、当該のピンポイントの場所で見ていくというのがいいのか!ということもおっしゃるとおりある。ま、そうしたことで近いところの中で、且つ取れるところでT-2の場所を選ばさせてもらっている。モニタリング箇所であれば、その一箇所ではなく、発電所の港湾内、港湾がい含めて、複数の箇所を取っている。その中で全体的な判断をしていくことがよい。

# 2011年は海水をサンプリングするロボット、ボートがあったと思うけど、あれどうなったん?ナンデ活用しないの?影響はなかったというよりも、海に到達している明確な証拠を出したくないだけでしょ。どちらかがじゃなくて両方必要。どうしてどちらか一つという考えになるの。##

それから排水路の中で C-2 以外の場所で何か考えているか、という事だが、ま、排水路の途中で、今サンプリングして測っている形になっているが、何処か連蔵してモニタリング出来る場所があれば寄り良いという事で、そういう設備を設置することで検討している。これはC排水路で放水口に行く途中で適切な場所を選びたい。以上だ。)



http://live.nicovideo.jp/watch/lv155600392#02:00:25

●フリー村上:

【概要・要約】

・H4エリアの観測孔について。E-5 でトリチウム2,000Bq/L 超えで推移しているが、周辺で見るとE-2,3,4と比べてて高くなっているが、どのように解釈しているか?

(尾野:現時点で明確な解釈はない。場所により高い、低い派現実にある。E-1の高い影響がE-5にでているかという質問があったが、より近い E-3 と E-4 と比べての議論から考えると E-5 が先に高くなるのもこりゃまたおかしな話しだ。現時点で明確にこうだということを言える事はないが、E-1 の直接要素と現段階では言い切れないとおもう。)

# 何でおかしい話しなのかわからん。そんなに地下構造は均一なの?人工物じゃあるまいし。##

E-8がやや高くなっている。斜めに地下水の移動があるのではないかと推察できるがどうか?

(尾野:現段階でそこまで判断できることでもないと思っている。測定は継続している。しかも状況について、更にE-6,E-7,E-8 等々の観測も今後、充実してくるから、そうしたことを踏まえてみていくと思う。)

# 都合の悪い解釈、推測は絶対に示さない。都合のいい解釈はいくらでも示すのに。つくづく分かりやすい姿勢。毎度のことだけど。##

・台風来たら地下貯水層に雨水は溜まるのか?

(尾野:表面にじゃり。その下は止水シートでカバー。雨が降って中に水が溜まる構造ではない。)

・魚類の駆除でテトラポッドある説明があった。港湾地図で言うとどの辺にテトラポッドを設置しているのか?

(尾野:堤防の筐体を守るため堤防に沿って波消しブロック、テトラが付いている。ハの字の縁には基本ずっとテトラがあると思って結構。テトラの魚が好む住み家になるので、長い漁網を使ってテトラと港湾を遮断して、魚が隙間から出入りしにくくする定置型の網を設置したりしている。出入り口の所で刺網を付けて随時魚を捕っている。カゴ漁で罠を仕掛けて魚を捕っている。)

駆除を考えたときに波の高さ考慮しないといけないと思うが、テトラを一時的に部分的に住み家になりやすいテトラを外して駆除する考えはない?

(尾野:数kmの総延長、テトラ一つも重いので現実感はない。)



http://live.nicovideo.jp/watch/lv155600392#02:05:40

●朝日かわだ:

【概要】

・E-140万Bq/L 評価。足の速いトリチウムが来た事を同考えているか?

(尾野:台風により大雨直後。台風により生じた地下水側の動きの影響があるのかもしれない。E-1井戸に周辺の水が押し込まれるなり、流れ込むなりの動きがあったのかも知れないし。元々E-1周辺にあったものが入ってきた。)

・E-2が上がってないという事は地下水の流れは北東方向に流れていると見ていいか?

(尾野:ここでそれだけのことを言うのは難しい。基本の流れが西から東だ。立地的にはその場所、その場所の条件によって影響受けていると思うが、この段階で言える材料はない。)

・シルトフェンス、観測頻度元に戻すとあったが、結局、水ガラスの圧力で圧力がかかって濃度が上がった結論か?

(尾野:その時のタイミングはちょうど以前漏れた直近の場所の水ガラスを打ったタイミングだった。その後状態として頭打ちになり既に下がってきている。作業継続する毎にどんどん出て行っているという事でもなかった。かなりバイチャンスというか、その場所の状況と偶然性があったと思っている。可能性として水ガラスを打った、その際、以前漏えいがあった直近、で、たまたま残留したものがあり押し出された可能性が非常に高い。その状況が普遍的に起こる状況してそこにあるのであれば、すぐに状態が落ち着くという事ではないと思うが。その状況もローカリティーのある話しだったとみている。)

# ローカルな話し。なるほど。便利な言葉ですな。結局関連はわからない、原因は不明という事でそ。##



http://live.nicovideo.jp/watch/lv155600392#02:09:45

●東京新聞清水:

【要約】

・台風対応について。回収量と排水量が2,400ずつ。4,000トンのノッチタンクに移したのが1,600トンということだったが、回収した分が、あまり考えられないと思うが、回収分が全て汚染されていたとしたら、ちょうどノッチタンクもぎりぎりになってしまった。今回、これだけの雨が降り、これだけの量だという事だったが、かなりの量だったという事だったが、ノッチタンク4,000トンということでいいのか、万が一の事態を考えてギリギリの事態になってしまい兼ねないのでもう少し増やす事を検討しているのか、どう考えているのか?

(尾野:そうだな。ノッチタンクという事で言えば、4,000トンの所を増やすのは簡単ではない。先程も言ったがタービン建屋側の経路を上手く使っていくのが一つ。それと各堰の側に置いてある小型のノッチタンク。場所に依存するがそこを増やしておく事も一つあるだろう。やはり源流対策が大事だ。そもそも雨が降ったときに全部が堰内に落ちてこないように減らす。屋根を掛けられればいいが、現実問題、屋根を簡単に掛けられるという事ではない。タンクに雨樋を付けて雨水が出来るだけ溜まらないようにするとか、堰そのものをよく掃除し、樹脂等で塗装することで汚染が付きにくい、ついても汚れが残りにくくする、ということで雨水に汚れが付いてしまうことを防ぐとか、様々な対策を重層的に組み合わせる必要があるととおもっている。単に受け入れタンクの容量だけを増やすのが答えではないと思っている。勿論量としては必要だが、そのこととはっせいそのものを減らしていく。それと対応のスキル、段取りを良く磨く、全てが必要だろうと思う。)

# いくら塗装したって、豆に掃除しないと、何れは、更に水に放射性物質が移りやすい状態だから、結局は雨水に移行する、という事になるんだろうな。このコンクリの堰も事故後に作られたものなんだし。##

その中で地価貯水槽の活用も検討の中に入ってくる?

(尾野:さっきもちょっといったが、今回使用したが、そういった事も研究課題になり得ると思っている。今すぐどうするか言える物ではないが、やはり、状況の中で使えるカードの中での研究、検討課題になると思う。)

・確認だが、近くの小型のノッチタンクにサンプリングで移すのは、基本的に低いだろうと想定されるものを移す?

(尾野:そうだな)

その測定結果が高ければまた移すが、その後はまた除染をして再利用するのか?

(尾野:程度による。今現在、かなり厳しい基準で排水基準を定めている。それをここの成分毎に値を決めて、一つの成分でもそれを決めたら出さないと定めているので、言ってみれば発電所のそこら辺の水たまりの水でも、場合によれば抵触してしまう基準を定めているので、つまり、ノッチタンクで測定して出せない事が、直ちに除染しなければならないような、タンク内が汚染されたとは必ずしも意味しない場合もある。状況踏まえて適切な対応を取る事になる。)

# というか、どんだけ1Fは汚染された状況なのか、というはなし。これが普通なんて思わされたら負け。##

・ノッチタンクとタービン建屋の移送ラインはまだ出来てない?

(尾野:出来ている。既に移送も行なっている。)

(東電小林C:では会見を終了する。)





~ 終了 19時45分(2時間 15分)

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