2014年1月10日金曜日

東電会見 2014.1.10(金)17時30分 ~ ALPS HIC交換クレーン停止トラブル復帰(部品が届く1ヶ月半は4モーターから2モーター運転で対応)・サプレッションチェンバ水位測定ロボットの基盤技術開発、実証試験再開・3号機原子炉建屋 躯体調査 映像公開(情報公開コーナー限定)・ほか

東電会見 2014.1.10(金)17時30分 ~ ALPS HIC交換クレーン停止トラブル復帰(部品が届く1ヶ月半は4モーターから2モーター運転で対応)・サプレッションチェンバ水位測定ロボットの基盤技術開発、実証試験再開・3号機原子炉建屋 躯体調査 映像公開(情報公開コーナー限定)・ほか



1時間16分


特定原子力施設監視・評価検討会 第16回 (1月10日 18時30分~)

報道関係各位一斉メール 1/10(金)~1/14(火)

○福島第一プラント 1/10(金)~1/14(火)

○指示・報告 1/10(金)~1/14(火)
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漏えいトラブル事故関連 監視モニタリング・分析結果 1/10(金)~1/14(火)

H4エリア タンク高濃度汚染水300トン漏えいに関するサンプリング結果

No.1エリア周辺 地下水汚染海洋漏えい・トレンチ・建屋調査 関連
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地下貯水層漏えい関連

環境モニタリング・サンプリング 1/10(金)~1/14(火)

○その他 1/10(金)~1/14(火)

福島第二 1/10(金)~1/14(火)
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福島復興本社 1/10(金)~1/14(火)
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柏崎刈羽 1/10(金)~1/14(火)
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http://live.nicovideo.jp/watch/lv165048116#00:00:45

福島第一の状況




○東電小林B:
定例会見を開始する。説明者は原子力立地本部長代理であらせられる尾野さまになる。先ずプラント状況の説明からさせてもらう。

○尾野:
よろしこ。福島第一の状況 http://j.mp/1bY5bD3 から案内する。

[原子炉および格納容器の状況]1~3号機注水安定。[圧力容器下部温度][格納容器圧力と水素ガス濃度]特記はない。[使用済み燃料プール]1~4号機まで循環冷却システム運転中。

[タービン建屋地下溜り水の処理状況 ]3号タービン建屋から高温焼却炉建屋に移送を実施しているところだ。[水処理設備および貯蔵設備の状況]サリー運転中。一番下のポツ。

★★★先日、HIC交換要のクレーンが停止して、この関係で浩瀚さ行ができないと言うことで、ALPSの運転が停止していたが、本日、クレーンの運転が再開され、結果を受けてすでにC系が15時37分に運転を再開している。

引き続きA系もHIC取り替え作業を行い、運転に入っていく予定だ。こちらは以上である。



http://live.nicovideo.jp/watch/lv165048116#00:02:30

サプレッションチェンバ(S/C)内 水位測定ロボットの基盤技術の開発 実証試験の再開について ★★★


手元に「サプレッションチェンバ(S/C)内 水位測定ロボットの基盤技術の開発 実証試験の再開について http://j.mp/1dy0GQX」という資料があろうかと思う。

下半分を見ると、サブレッションチェンバーの中の水位を外側から超音波で測るという事で、サブレッションチェンバーの外側の壁に張り付いて、超音波を当てながら水位を測るというロボットを開発していた。

9月にトライアルを実施していて、その際に得られたデータなどから、更にデータの処理、測定等について改良を施し、実施したいと言うことである。一番最後のページにスケジュールが入っているが、

2号機において、明日、というか今日だな。10日から作業を再開すると言うことである。具体的にどのような事をすかだが、戻って一番表のページの下だが、写真が分かり難いが、機械の写真が写っているかと思う。

こちらの写真、測定装置がサブレッションチェンバーに張り付いている様子を映した物である。この張り付いている側に超音波センサーがついている。めくってサブレッションチェンバーを横から見た断面だが、

その丸い壁面の所をこのロボットが動いて、超音波をだしながら、中の様子を見ていくと言うことである。反射する波の特性、特徴から水面の位置を確認していくことが目的であり、

先般9月に得られたデータ等々からデータ処理の方法について改良を施して行なうということである。こちらについては以上である。



http://live.nicovideo.jp/watch/lv165048116#00:04:40

■環境モニタリング・サンプリング


次だ。水路の放射性物質濃度データ。「南放水口・排水路 http://j.mp/1lYtlDf」それから、E-1からH4エリア周辺だな。「H4エリア周辺 http://j.mp/1lYtnLk」

こちらで測定してる観測孔のデータ。それから護岸付近のデータ、「港湾内、放水口付近、護岸の詳細分析結果 http://j.mp/1gRDktE」通常のデータを付けているので見ておくのだ。

1点案内だが、護岸付近のサンプリング箇所のデータだが、裏面を見るのだ。前回公表までの各場所の最高値を参考に付けていた。見ていたら、いくつか、記述のミスタイプ等、更新エラーがあったので、

そちらを正しいデータに入れ直している。一番下に下線の引いてあるところに誤記があったので修正したという事があるので、下線が引いてあるところに注目して確認頂ければと思う。こちらは以上である。



http://live.nicovideo.jp/watch/lv165048116#00:05:50

■宿題回答


それから頂いている質問の中で回答が用意できてる物を回答したい。

▲(おしどり)先ず、おしどりさんから、12月27日の規制庁面談資料の私どもが示しているプラントパラメータを見ると、その中で水素濃度であったり、

あるいは格納容器の圧力などが変わっているが、これはどういう事か、と言う質問を頂いている。対象となっているのは2号機だ。我々の方も、格納容器内の圧力は、窒素の封入と、窒素が出てくるバランスで決まっているので、

適時調整などをしている。その調整の所が、ちょうどこの画面の所に映っていると言うことである。この調整をした際に格納容器圧力を下げる側で調整し、で、下げる側で調整した後、

十分、管理値の範囲の下限のほうまで下がって来たので、ま、もう少し余裕を持たせておこうと言うことで、圧力を上げる側のコントロールをしている。

で、そのコントロールに伴い、水素濃度計、真、精密な物なので、小さなガイランを拾って値が変わっている、その様な様子だったと言うことである。

▲(テレ朝松井)それから、これは、松井さんの方からB排水路の暗渠化という事で、暗渠の範囲をどのようにしているかと言うこと。それから完全に暗渠にしてしまうと、今までそこに枝間として流れ込んでいた排水口だな。

が、使えなく名手しまうとどうなのか、と言う質問を頂いていたと理解している。先ず、暗渠工事だが、B排水路の、H4手前もそうだが、こちらはふれあい交差点近傍まで含めて暗渠化することで考えている。

取り敢えず暗渠化工事を進めていく段階では、先ず、完全に暗渠にしていくと言うことで、周辺から流れ込んでくるラインも閉じられる格好になるんだが、一旦そうした状況になった後、

再度周辺からの流れ込みラインの整備を行なうという事で、作業としては順を追って行って行くと言うことである。こちらについては以上である。先ず私からは以上である。



http://live.nicovideo.jp/watch/lv165048116#00:08:35

■3号機原子炉建屋 躯体調査 映像公開(情報公開コーナー限定)★★★


○東電小林B:
事務局から1点連絡がある。昨年12月19日に実施した3号機の原子炉建屋の躯体調査について(http://j.mp/1hjLwTt / http://j.mp/1hGO6Tq )撮影した映像について

原子力情報公開コーナーにおいて閲覧できるよう、本日準備させてもらったのでお知らせする。それでは質問を受ける。(9分)

# 年末の中長期で中間報告があったあれ。http://j.mp/1c7RVyZ ダイジェストの動画紹介はHPでないのか。1号機の建屋躯体調査映像は紹介したのに。##








■質疑


http://live.nicovideo.jp/watch/lv165048116#00:09:15

●フリー藤原:【要約】


・ALPSクレーンモーターの異常の詳細について。

(尾野:4つある三相モーターの抵抗値を調べると一つのモーターの一相分がずれており、その関係で制御系が安全判断して動かなくなったことがわかった。モーターの故障と考えている。詳細な故障の中身を見て行くには、取り出して分解点検をする必要がある。)

・モーターを取り替えるのに掛かる期間は?

(尾野:★★★受注生産で1ヶ月半の納期がかかる。4つついて二つが動けば十分な駆動力があるので、その間は二つで運転だ。)

クレーンは1台で?

(尾野:HICを取り出すためのクレーンは1台だ。)

もっと複雑に壊れた場合の予備のクレーンは?

(尾野:別のクレーンを付けるのは難しい。予備品を手配できるように持っておく等、対応を考えているところ)

・HICを吊り上げているときに止ってしまった。他の危機にバトンタッチもできないと言ったトラブル、対応トラブルの資料は出ていたか?

(尾野:今回はHICを吊る前の問題だ。吊っている物を取り落とすことが重要な問題だ。このクレーンは吊っていて電源が落ちても吊り落す事がない。落下対策はしている。クレーンが通る範囲での落下配慮は十分している。今回はクレーン地震が止ることについては、直ちに安全という問題ではない。作業が止まる事は問題だが、その中でケアしていく。)



http://live.nicovideo.jp/watch/lv165048116#00:14:10

●NHK花田:【要約】


・クレーンの内、車輪一つにモーター一つがついていて、その一つが壊れていた。前か後ろかがわからないが、仮に前として、前の一つが動いていれば動かせる状態にあるという理解で良いか?

(尾野:はい。ちょっと絵を描く。門型クレーンというのは、ま、こういった大きな門のような格好をしていて、ここにレールがあり、そのレールの上を走る作りになっている。この門型クレーン全体を動かすために車輪があるわけだが、この脚の4箇所にモーターがついており、このモーターが車輪を駆動することによって前後に動く作り委なっている。このモーターは4つほどついてるが、この4つのモーターを同調させて、コントロールするため、この4つのモーターの電気状態を制御器が見ている。今回、そのうちのモーターの一つに電気的な故障が生じ、異常信号をひろい、4つのモーターをコントロールしてるコントローラーの安全機能で停止しているので4つのモーターすべてが止っている状態だ。このモーターはすぐに手配して取り替えればいいわけだが、モーター全体のパワー、能力を考えると、勿論3台でもいいんだが、2台でも十分足りるということで、これを使わないで、残り二つでこの門を動かす事にした。3つを動かすと右と左側でパワーが変わってくるので2台にした方が良かろうという考え方だ。)

# そもそも必要もないのに4つのモーターを付ける設計だった?3つだとバランスが悪いから二つでいいや。モーターのパワーを調べたら十分だったしと。なにそれ?設計思想はどうなってるん?四輪駆動が二輪駆動になって負荷掛けた状態で1ヶ月半も大丈夫なの?規制庁なにしとん。##

・1月7日以降は3系とALPSは全部止めて、その間はサリーは運転していた理解で良いか?

(尾野:ハイソウデス)

・今日の15時37分でALPS-C系統が動いているが、これを持って試運転は再開?

(尾野:ALPS自身は門型クレーンが動いてない状態でも再循環運転は続けているので、ALPS自体は止っていない。ただ、処理をするためにはHICの取り替えを行なう必要がある。アウトプットが出てくるための待ち状態が続いていたという理解である。)

ようは15時37分から水処理が再開されたという理解だな?

(尾野:そうでつ)

・A系はこれから動かすと言うことだが、B系は?

(尾野:B系は今待機側に入ってる。必要なメンテをした上で次の運転に入っていくので、これはその後と言う事になる。)

わかった。



http://live.nicovideo.jp/watch/lv165048116#00:18:35

●フリー政野:【要約】


・サブレッションチェンバー内のロボット実験再開について。目的に想定以上に表面状況が悪化とかいている。何を想定していて、何が悪化?水槽とは何を意味する?水位特定にいたらずとは、水位を特定する事により何を目指している試験か?再開とあるが以前やった結果は何をやったのか?

(尾野:昨年9月にこの装置を用いた測定のトライアルをしている。今、質問あったことは9月の資料を見るとわかるが、ポイントだけ簡単に紹介する。~

00:20:07 ~ポンチ絵タイム~

サブレッションチェンバーはドーナツ状のチューブ。トーラス室に水が溜まっていて、それが建屋側に廻ってきてる。元々原子炉にサブレッションチェンバーが繋がっている。サブレッションチェンバーのどれぐらいの所まで水が入っているか、非常に重要な情報で、我々は知りたい。)

サブチェンが壊れていてが入ってないことはあるか?

(尾野:それは殆どないと思っている。周囲に水がたまっているので。壊れているのであればトーラス室と同じ水位がある。ないと言うことはないと考えているが、どういう状況になっているかを把握するのことが目的。これをロボットと思うのだ。このロボットがこういう所を動いて、ロボットがここと、ここにいて超音波を出すと、ここの鉄板の内側に水があるか無いか、ようはたるを叩いたときに内側に水がある音と水のない音がするのと同じ原理で、水がないときの信号とあるときの新行はよく見ていくと違いがある。なので、そういった違いを見極めながら、ロボットを動かす事でどこに明日井伊があるのか見極めようというのが9月のプランだった。)

この写真が、

(尾野:9月奴にやったときの物だ。)

この装置がロボットか?

(尾野:そうだ。この装置は超音波の探触子なんだがキャタピラがついていて、こういう所でも逆さまでも動ける物だ。前回取ったデータを見てみると、サブレッションチェンバーの表面の塗装がはげている部分や、錆がついている部分とか、表面状態の違いとかがあり、データが綺麗に出て来ないところがあり、そうした表面の状況が悪いときでも、どういうデータ処理をしたり、どういう点に着目してデータを取ってきたら、中の様子がわかりやすくなるか、その際、得られたデータを使って検討して、その後、四号機のチャンバーでモックアップなどして、こういうデータ処理をすればもう少し状況を把握出来るかどうか、データ処理の改善を考えたので、それが実際の場面で役立つかトライしてみようという内容だ。)

わかりました。



http://live.nicovideo.jp/watch/lv165048116#00:24:25

●LCM吉本おしどり:【おこし】


・サブレッションチェンバーの水位測定ロボについて。8と番号が振ってあるところのスケジュール。第9回のWGが12月24日、第8回が11月21日とある。これは第7回と第8回の間違いではないか?確認頂けるか?その他、中長期ロードマップや、エネ庁の資料には7回、8回となっている。もしくは私が知らない間に何かあるのか?

(尾野:▼数字については確認させてくれ。)

・昨年9月の遠隔技術タスクフォースを見ると、定位型で水位の確認ができた場合は、操作型の実証試験は省略とあるが、現段階でまだ定位型のトライアルの段階か?操作型の実証試験についてまで判断する状態に至ってないと言うことなのか?

(尾野:ま、前回やって、全くという事であれば話は別だが、得られて出てきたデータを色々見ていくと、工夫をするとこれも使えるであろうというような感触が得られていたので、データ整理の方法であるとか、さらなる工夫を加えようと言うことでやってきたと言うことである。)

わかりました。まだ操作型の実証試験をするかどうかの評価は出ていないのか?

(尾野:操作型と言っているが、ま、基本原理は一緒なので、)

去年の9月は2号機で定位型、5号機でクローラ走行型の違うタイプをしているよね?

(尾野:これはクローラで動くタイプの物だ。)

あ、これは固定型ではなくクローラ操作型か?

(尾野:はい。クローラで動く物だ。)

わかりました。私が言い方を間違っていたと思う。

・昨年9月、5号機で実証実験をした操作型ではない?

(尾野:2号機の話しだ。)

そうです。昨年9月は2号機で定位型、5号機で操作型を実証試験していて、それで2号機での操作型の実証試験を省略するかどうかの評価が出ているのかどうかの質問だ。

(尾野:あ、そういう事から言うと、まだ具体的な評価まで至っていないし、それから前回まで得られている情報から、データ処理の改善をすると、色々新たに得られる物があるだろうという考えでやっているものなので、これはいい、これは悪い、というところまで確定しているようなものではない。)

まだ確定していないんだな?

(尾野:はい。ですから再開と言うことだ。)

・前回、サブチャン内のキャットウォークからの反射波を捉えたので、色々わからなかった話も出ていたが、今回、反射波を広げると言うことなのか?

(尾野:えっとだな。ま、成功は失敗の元ではないが、キャットウォークからの反射波が取れていたのはなぜかというと、キャットウォークが水の中に入っていたと。一回空中に出ていると、空中の中は超音波は上手くとばないので、水中のような密度が高いところは超音波は良く飛んでくれる。ですから、水中の中にある構造物、信号が拾えていることが見えてきた。ですからその方法は一つ使えるのではないかというのが、今回、データ処理の工夫を仕様としている部分である。で具体的にどのような事を仕様としているかというと、細かい事を言うと、非常に難しい話しになってしまうが、3ページにデータ処理の方法を幾つか書いてるということが、書いてある。前回は多重反射計測と、下部からの直接計測と言うことをやっているが、先程のたるを叩いて音が違うのをみるというのが、多重反射計測。それから、下部からの水面を見ていくというのは、

ここにセンサーを持ってきて、で、超音波を出すと。すると直接水面に反射してくるのが測れるというのが下部から見ていくということで、これは前回もやったし、今回もトライしようとしているものだ。その中で水中構造物の直接距離計測ができるだろうというのが、ちょっと新しいトライで、どういう個所が新しいかというと、以前、中にあった構造物のキャットウォークと思われる物の信号が、水中からいって跳ねかえって信号が取れて、気中から行くと帰ってこないから信号が取れない。これの信号が取れていることが分る。で、キャットウォークはどこにものがあるかは、どこでも普遍的にある物ではないので、ちょっと使い難いだろうと言うことで、例えばこの反対側の壁を的にして、それで超音波をとばして反射波を見るようなことをすると、そちらからとんでいってこちらから返ってきて、反対側の壁の信号が拾える場合と、例えばこういう所から反射すると、反対側の壁、ちょうど丸いから距離は一緒だから、返ってくることになるが、気中部分だから、十分信号が取れないだろうと言うことで、ちょうど丸いチャンバーである事を利用して180度反対側の壁を狙って超音波を当てて、これの反射を見るという事が出来るのではないか。で、勿論中には色んな構造物があるから、ちょうど180度反対側の壁を狙って超音波を当てて、それの反射を見る事が出来るのではないか。勿論中に色んな構造物があるので反対側の壁が見えない場所もあるわけだが、これも一つの検証の方法になるんじゃないかというのが、ま、前回キャットウォークからの反射が意外とよく見えたという事から、これを上手く利用しようと言う事を今回考えている。)

わかりました。

・水位がサブチャン赤道より下の場合は、直接、距離計測で水位測定とあるが、この超音波探触子というのを赤道より下の場合でしか使わないというのは、その測定による精度が関係しているのか?赤道より下の場合のみ、探触子で図る理由は?

(尾野:はい。えっとだな。今言った方法を見ていくと、5ページだが、例えばという事で、モックアップで取ってみたデータというのが出ているが、反射波の大きさをちょっと見て頂きたいが、反対側の壁から帰ってきている販社がは大きく出ている。横に見ていくと右端の方にピークがぽんとたっているが、これが180度反対側の壁からの反射波で、それから水中構造物からの反射波というのが真ん中にあるが、これがキャットウォークからとれていたものだ。ですからキャットウォークから来る物が取れるのであれば、180度反対側も取れるだろうというのがこちらの話し。ところがだな。180度も反対側の物を取ろうと言うことは、トーラスリングの赤道よりも水面が下であったらこの方法は使えないわけだ。ですからその場合は、直接仮面から測る方法で野郎ではないか、ということだ。)

ありがとうございます。

・昨年9月での5号機での実証試験を見ると目標誤差±50mm以下をクリアしている物が、この超音波探触子、このそこから諮る者だったが、これは赤道より上の場合、OP4800ぐらいの計測もできていたので、5号機での実証試験は、多重反射比較計測より、底面からの超音波探触子の方が精度が高く測れていたが、なぜ、この底面から全部、2号機は測らないのか、と言う疑問なんだが。

(尾野:はい。いろいろ、方法を試すのが今回の目的だから、前回必ずしもうまく行っていなかったが、方法を変えることにより、更に改善が期待出来るところの実証をしていくことが狙いだから、先ずそこをしていくが、そうした物が使い難い物であれば、ま、今回作業の中で何もデータを取らないと言うことよりは、下からも取っていくと言うことなので、どちらかと言えば、大きな狙いは、水中構造物を活用した測定が少しできないかと言うこと。それからもう一つは、以前は買ったたるを叩く方法だが、こちらも表面が荒れている場合でも、データ処理の工夫により、その影響をキャンセルすることができないかという一つのアイデアが出てきたので、それが実際に上手くいくかどうかみたい、という考えだ。)

この超音波探触子で底面から測定するやり方では他のトーラスが測れないと言うことか?

(尾野:いや、そういう事では決してない。5ページにモックアップの結果を示しているが、一番下、四角の中だが、対岸からの水中構造物からの測定結果と下部からの測定で、代替ほぼほぼ同じような値が出ているので、期待としては何れも期待が持てると思っている。)

・昨年5月の5号機の実証試験では、この下部からで全て測れて、尚かつ、一番誤差が少なかったという、多重反射比較計測だと64ミリの誤差で、底面部からの探触子からだと15,20mmほどの誤差だったが、なぜ、探触子で測定出来る可能性があるにもかかわらず実験をしている疑問があるんだが。

(尾野:ま、色んな方法を試して改善を試みていくことはある意味当然のことかと思っている。)

先ず探触子で全てを計る計画はないのか?

(尾野:あの、探触子で全てを測ると。全てをと言うのはどういう事を言っているのかわからないが、基本的にトーラスは水平に設置されているので1箇所で測ればそれで佳いと思う。つまり、全部の箇所はドーナツ状にあるが、12時の所、3時のところ、6時の所、みたいな計り方は勿論できればいいが、★★★この作業そのもののも非常に高線量下の作業だし、ロボットを吊り降ろすためのアクセスルートをつくるところから仕事が始まるから、そんなにドーナツのあちこちを測れる状況ではない。もとよりない。今の状況というのは。ですから、現状、アクセス出来る一箇所を使い、測定技術を作るのが今の狙いだからそういう事が十分できるプランを立てていくということである。)

私も高線量被ばくしてしまう作業なので、なるべく実験が少ない方が良いと思うが。探触子というきちんと測定出来る技術があるにもかかわらず、それ一回で測定をせず、なぜ、実験を繰り返しているのかという疑問だ。

(尾野:そちらは、一つだけの測定方法だけではなく、勿論見通しがある、具体的に見通しが得られる方法があるわけだから、そうしたことも、実証試験として進めていく事は、我々としては出来る範囲の中をしていると言うことである。)

・では質問を変える。探触子で測定しない理由を教えて欲しい。

(尾野:今回、わざわざ、十分できているという状況の中で、敢えて、その測定法についての検証をしていく必要はないから、開発要素があるところを今やっているということだ。よろしいか?)

(東電小林B:あの、おしどりさん。すいません。繰り返しになっているので、次の方もいるので、)

あの、まだ質問がある!後で聞く。

・で、冒頭の回答ありがとうございました。昨年12月の2号機の水素濃度と圧力のバランスを取っている回答ありがとうございました。後で資料を見直して整理する。で、回答の中で前回質問したときの回答に当てはまらない物があったので改めて伺いたいと思う。12月10日に2号機PCV圧力が11KPaになっているが、この時は窒素の封入量が増加していないにもかかわらずPCVの圧力が上昇しているので、これはバランスを取っている。排出量も変わっていない。ガス管理システムでの排出量でも、窒素封入量でバランスを取っていないにもかかわらず、10日に号機のPCV圧力がなぜ上昇しているのか、と言う質問に当てはまらないので、もう一度回答を頂ければと思う。ちなみに10日は2号機と3号機のXe-135濃度のA系の通信以上があり、一時的に0Bq/cm3 を示していた。ですので10日にガス管理システムの放射能濃度の測定の通信異常があったこと、そして10日に2号機原子炉格納容器圧力が11KPaになった事についての説明をして頂ければと思う。宜しくお願いする。

(東電小林B:それでは、一番前の、)

(尾野:尾野:ま、回答と言うことで言えば、通信異常の話しと圧力等々の動きは、特に関係が無いと思っている。)

わかりました。2号機のPCVが11KPaになった、

(尾野:11KPa云々は細かく見ていけばいろいろあるわけだが、ただ出入りの調整と言うことはしているし、そうした調整をしていくことでの細かいデータの動きだから、特に、あのぉぉ、何というか、ある意味虫眼鏡で見て居るような動きだから、個別にどうこうと言うことではないかと思っている。こうしたガスを出し入れしていくと言うことで言うと、バルブの開閉等により、注入、抽出のバランスを欠いていくとインリーク量も変わってくるので、そうした影響もあるので、トータル量自身が、そう動いていない、カウント的に見えにくいと言うことが一方である訳なので、そこまで細かいところをとやかく言っても仕方ないと思ってる。)

後からグラフで示すが、半年からの挙動から見ても少し突出して動いているので、またあらためて調べて回答して頂きたい。

(尾野:じゃ、後で細かいところは伺おうと思うが、ようはエアの出し入れのバランス調整は随時していることだし、必要な時にしていく。その中で操作量が大きめで操作している場合もあるし、小さめでしていることもある。そうした事の中での一連のことだから、特に個別にどうこう、ということではないかとおもっている。質問になりたい場所については後で伺う。)



http://live.nicovideo.jp/watch/lv165048116#00:41:25

●東京新聞清水:【ほぼおこし】


・今日、これから規制委員会で特定施設の検討会で開かれる敷地境界が話される。タンク内のX線対策がとられていなかったことが問題になるということだが。どうして対策取ってこなかったのか。どう考えているのか。

(尾野:今日、これからの議論なのでなんとも答えようのないことだ。タンク内に汚染水が入っている場合、β線は通常殆ど外に出て来ないが、β線の制動X線は透過力があるので外に出てくる。制動X線がタンク外側の被爆量などを決めると言うことは事実としてある。去年の3月頃から制動X線の評価を織り込んで私どもは出しているので、織り込み済みだ。現在、敷地境界、タンクから増える増加分を1mSv/y 以下にしようというのが、長期目標にしていたことだが、そうした物が守れなくなってきたことは、昨年3月時点では守れる見通しを示していたが、5月頃から地下貯水層の問題により、そちらに入っている物をタンクに移さないといけないと言うことで、敷地境界に近い所に急増だが、そちらに汚染水が溜められることになってきた。それから現在更にタンクを沢山作らないといけないと言うことで、タンクが作れる場所は、段々敷地境界に近い側になってきて、そのところで汚染水が溜まっていくことになるので、必然的に敷地境界の線量が上がる話しは、既に去年の5月か6月頃にしていたと思う。確かその頃の評価で、7.数mSv/y になるよといっていたが、今回8mSv/y 程度で言っているというのは、従前、5領域ぐらいで計算していた物を、敷地境界100点ぐらいの計算をして、最大箇所を出していくような細かい味方をしたので、結果として値が少し修正されている内容だ。これが経緯だ。では、線量が上がることを防ぐ手段があるかというと、根源的には汚染している水を浄化すること以外に根源的な対策ナはないと思っている。)

・5月ぐらいの時は、今後、ALPSで水の浄化が進むので線元が下がっていくだろうと話していたと思うが、予定よりはALPSの稼働が遅れ気味で、線量も下がらず、今回、評価の見直しもあるかも知れないが、8mSv/y ということであがってしまっている。タンクの中に何かX線を防ぐような物を春とか、そういった対策を取る考えはなかったという事か?

(尾野:現実に有効な手段はないと思っている。ALPSによって汚染水を処理して、制動X線の発生も能登であるβ線を無くしていくというのが、源流対策になるので、そういった事により減らしていくことを以前から言っているが、こちらは短期間、数ヶ月でなくなると言う物ではなく、元々汚染水が発生していく中で、ALPSで処理して、ALPSによって殆どの汚染水を処理していく過程の中で順次減っていく物だから、数年オーダーのターゲットで減っていくことははじめから分かっている事かと思う。)

そうなんだが、ALPSの勝利も数年オーダーという事は分っているわけだから、タンクの構造自体で何か工夫をして、ALPSの処理がすすまでにX線が外に出てくる物を防ぐ手立ては、今のところ考えてないと?

(尾野:実際に現実的に取り得る手段で、タンクに簡単な遮蔽を付ける事で、数値そのものを下げられるかというと、現実には下がらない。なので、そうした方法があればいいが、難しい。タンクの外に厚い鉛を壁を付ければ、これは勿論下がるわけだが、そうしたことができるかは、これは中々無理だと言うことは、容易にわかると思う。それからタンクに内側に、β線だから、プラスチックのような物でも遮蔽できるから、そうした内張をすることで、タンクの金属部分で発生する制動X線を少なくすることができるのではないかという期待も定性的にはあるが、現実的にはタンクの、水の中でも制動X線は発生している。つまり、β線は水の中での否定も極めて短いから、急速に制動するわけで、その際にX線を出しているわけだ。ですからタンク表面の金属部分だけの発生量を下げても、実は全体の寄与は大きくない。それからそれを下げるために遮蔽体を付けると、その遮蔽体の中で制動X線が発生する事になるわけだから、結局、β線が時速100kmで走っている車だとすると、制動すると言うことは、ブレーキを踏んで止まる事になる。で、止るときにブレーキが熱を持って発熱するわけだが、それに相当する物が制動X線ということだ。ですから、何かで遮蔽することは制動X線が出るので、単純にこれをなくすのは難しい。★★★大元を減らしていくのが、時間が掛かるが正攻法だと思っている。)

ALPSで如何に処理していくかと。

(尾野:はい。)

わかりました。ありがとうございます。



http://live.nicovideo.jp/watch/lv165048116#00:49:15

●フリー村上:【要約】


・サブチェンの件で。今回のスケジュールだと1月、2号機で実証試験だが、今後、1号機や多号機、アクセスルート大変な話しがあったが、今後の1,3号機での計測予定は?

(尾野:具体的にない。先ずはこちらの評価をしてから。これは基礎技術の開発で、いろんな所で使えるための基礎技術開発なので、様々なところでその場所で応じた利用のしかたは考えられる)

・前回の11月の表面錆の状態が悪かったことで今回に至ったわけだが、錆は注水で冷却していく以上、今後も進行していく。今回のモックアップデータが今後も適用できるのか?

(尾野:そうした事を確認することも今回の目的の一つでもある。やってみた上で色々分析していく事になるが、今回、やろうとしているのは表面状態の影響を受けにくい方法を考える目的でやっているので。4号でうまくいきそうだと言う感触を得ているが、2号でもうまく行くか見ていこうという事。期待を持って作業を進めている。)

・ALPSのクレーンの件。ALPS中央部にあるオレンジ色の?

(尾野:そそそそそそ。はい。そうだ。)

足場か何かある大きな物か?

(尾野:おおきなものだ。)

今回2基だけ残したというのは、奥、手前側、どちら側?奥側のモーター?

(尾野:ちょっとそこまでは今、)

モーターのスペックと大型クレーンの重量は?

(尾野:それは確認済み。2台で十分な駆動トルクが出せることは確認済み。)

・★★★具体的な数値はわかるか?大型クレーンの重量と電動モーターのスペックは?

(尾野:▼確認するとわかると思う。確認の上、回答する。)



http://live.nicovideo.jp/watch/lv165048116#00:52:35

●テレ朝松井:【要約・ほぼおこし】


・B排水路の暗渠工事はC排水路との合流地点まで完了しているか?

(尾野:合流地点近くまでいっていたと思う。大部進んでいた状況だったんで。)

今日の最新データではC排水路との合流地点のB3で全β500Bq/Lという数字が出ている。この辺は乾燥していたのでサンプリング出来ないと言うことだったと思うが、最近雨が降ったのか?

(尾野:そうだ。一番下流側で止めているからそこで溜まった。)

この500という値は?

(尾野:値としては一定の大きさと思うが。過去ここで観測されていた数千オーダーに比べるとまだ小さい。お掃除効果が出ていて、それを洗い流してきて、今、ここに500溜まっているので、ある意味、上流側のふれあい交差点でも高い値が出ていたので、実力なりの値が出ていると思う。)

わかった。

・先程、B排水路の暗渠工事が終った後、枝管のようなもの、と言う話があった。例としてどういうところから引っぱってくるか幾つか例を教えてくれるか?

(尾野:具体的に手元に持ってないが、完全に暗渠にすると付近に降った雨の排水先が無くなるから、周辺のフェイシング工事と同時に、除染などしたところから側溝の形で引き込みラインを作って行く必要があるので順次作っていく。浜通地区は冬期は降雨量が少ないので、降雨量が多くなる前にある一定の整備をしていきたい考えだ。)

わかった。

・ALPSで一番ホット試験が進んでるのは C と考えて良いか?AとBがそれぞれトラブルを起し、Cが新規で始り、そしてAとBがまた追いついてきているわけだが。

(尾野:その質問は答えにくい。A,B,C系があるが、ホット試験の結果は、BやCで関係ないかというと、A系で経験した事をB,Cに展開していくし、BやCで分った事も展開している。それから性能が出ているかは、アウトプットとして出てきた水の分析をA,B,Cとも見た上で、十分出ているところ、更に良くするためにプロセスやパラメータ改善をしたり進めているところだ。プロセスやパラメータ改善は、ホットラボのような所でカラムを使い、この方法を使うと更にオーダーが下げられる、という事を見ているわけなので、1系統ごとのホット試験では必ずしも内ので、どのホット試験が進んでいるかは若干答えにくい。以前から、一番寿命の長いメディアで120日相当といっていたかとおもう。なので、注水量が一番多くなるのは、A,B,Cどれが多くなるかは運転の経緯、経過によって変わってくるとおもうが、なんらか、最も注水量が多くなった物で、最も取り替え頻度が少ないメディアの性能寿命がある程度見えてくると、施設の全体として能力が見えてくる。長くなったが、どれが一番進んでいるかはやや答えにくいと言うことだ。)

・質問を変える。現時点で ALPSのホット試験の終了は何月を予定しており、尚かつ現時点でホット試験期間の何割ぐらい着ているのか?

(尾野:▼答えにくい質問だ。どういった答えができるか確認させてもらう。)

ということは目標無くやってるのか?

(尾野:あの、目標なくという言い方は難しいが、目標は、ホット試験で見ていくと、性能最終確認するところまで見たいと思っている。ホット試験の目的は性能確認と性能が出るようにパラメータ調整が目的の一つ。それから初期トラブルを潰し込んでいく目的が一つ。初期トラブルのつぶし込みは、これまで細かいトラブル、中ぐらいの物、色々経験してきて、大仏節込みができてきたし、それぞれ対応が出来てきたと思っている。まだやっていく中で出てくる物があるかも知れないが、ある程度枯れてくる状態が必要だし、そこに向かっているのではないかと思っている。もう一つ、性能確認で言うと、アウトプットで得られた処理水の分析を行ない、幾つかの各種を、)

あの、仰っていることはわかるが、あと1年3ヶ月後にALPS全部を通し終える計画だよね。たしか。

(尾野:そうだ。)

それなのにまだ、ALPSのホット試験をいつに最初の方の、これから第2、第3のALPSを作る予定だが、第1のALPSのホット試験をいつまで終える青写真がないと言うことか?

(尾野:結論から言うと、十分性能が確認出来たところで判断する事になるので、その時点で我々として判断していくことになる。ただ、ホット試験で処理していても、あるいはそれを本格運転と読んでも、処理する事により、現状得られる水が非常の浄化していると言うことは、)

それは勿論認識しているが、トラブルがあったとしても、今は試験中だから、といういいかたはわかるが、じゃあ、いつ正規に動くかは、とても重要な目標だと思う。目標を掲げてそれに辿り着かない。これはしかたないと思うが、目標が今言え無い理由がわからない。元々4ヶ月という話しがあったと思うし、確か9月から動き始めた。4足す9は13で1月だよね。この辺りはどうなのかという質問だ。

(尾野:そういうことからいうと、最終的にどのような判断をするか、という事はあるが、最も取り替え頻度が長くなるメディアの寿命性の確認をすると言うことは、そのメディアに120日相当、あるいはそれが見通せるぐらいの通水量が通ることが必要になるから、どの系統でも良いが、どれかの系統で、通水量がある一定量だな。通るという所を持って見極めて行くことになるから、ま、現状、初期トラブル等によって止っている期間などがあったから、ある意味、厳密に言うと、時間と言うよりも、量という所で関わってくると言うことである。ですので、)

質問に答えて頂いていない。例えば今年度中に流行ると。例えば3月末までにとか。そういう目標がないのか?

(尾野:今年度中という目標の建て方よりは、性能確認ができた時点という目標の立て方をしていたので。すれ違いになっているが、何月、何日をきして、と言う目標の立て方ではない。)

# できるようになるまでやるのが目標だ。定めてない。というんです。さっきから会話になってない… orz 世間ではそれは目標を決めてないという。ハッキリ言ってALPSは開発中。本番で満足な性能がでるまで、更に性能を上げられないか、常に開発中。 ##

じゃあ、終るときは東電側から判断して、今日が終りましたとある日突然発表になるのか?今後は。

(尾野:ま、基本そういう形になると思う。勿論、十分進んできたことは、国等に報告していくから、大部進んできた、後この確認ができれば、という事は勿論有りえるが、基本として、我々として十分な確認ができたので、ここからホット試験だということを言う事になると思う。)

わかった。

・★★★一昨日発表になった下部透水層でストロンチウムの値、今までの中で一番大きな値が出てきた。この見解は?

(尾野:現在調査を進めているところ。そうした値が出てきている事が上から混じったのか、本当のそこにあるのか見極めるため、そっとした状態でサンプリングする。そのサンプリングの史下端ついても、下、中、上、井戸の場所により特徴的な水をとって調べようと言うことをやっているところだ。サンプリングは今週やっていると思うが、そうした事を踏まえて状況把握して、我々なりの考えを纏めたい。)

最新が12月18日のデータで、その後、今日までサンプリングがあったかどうかも公表されていない。今の話しだと、年明けに1回あったという事だな?年内はこれで終わりだと確か、

(尾野:はい。年内は18日で終わりで、年明けで今週、現場の状況が整ったところで、今まではしたからずっと組む形だったが、井戸の中の高さ方向、エレベーションを幾つか決めて取るという工夫した取り方をしようとしている。上手くサンプリング準備が整ったところで今週、その作業をすることを考えている。)

それはH25J⑦ にやっていくと言うことだな?他の穴は?

(尾野:先ずは確認すべきデータが出ていたところでやる。)

接触はいけないと思うが、検討中だ、検討中だと、ずっと何度もやって2ヶ月、3ヶ月たってから、実は、というのが過去に何回か東電はあったわけだから、やはりそういうのを測ったらどんどん出して欲しいと言い続けているわけだが、今日の段階で1月のデータが出てきていないということは、ここ2,3日の間はやってない?

(尾野:現時点でデータは出ていない。)

わかった。結構だ。



http://live.nicovideo.jp/watch/lv165048116#01:12:05

●LCM吉本おしどり:【おこし】


・★★★サブチャンの水位測定ロボについて。2号機実証試験の準備作業、実証試験、片付け作業のそれぞれに掛かる人員の人数と、計画、被ばく線量を教えて欲しい。準備作業については、9日にで終了しているので、もし出ていれば、作業被ばく線量と人員人数を教えて頂きたい。

(尾野:▼確認して、後日、回答出来る部分について回答したいとおもう。)

宜しくお願いする。

(東電小林B:はい。それでは他良いか?政野さん。ぶら下がりで良いか?)

★★★聞きたい質問かも知れないので、公開の場でお願いする。

(東電小林B:じゃあ、政野さんどうぞ。)



http://live.nicovideo.jp/watch/lv165048116#01:12:55

●フリー政野:【おこし】


・★★★1月1日の東京新聞一面に出ていた記事についてだ。200億円をオランダに蓄財していた事実。これについて、今後の対策について聞かせて欲しい。

(東電小林B:対策というのはどういうことか?)

国の予算から昨年夏に汚染漏れしたときに緊急対策費として、国の予算からほぼ同額の200億円が費やされている一方で、東電は200億円を海外に蓄財していた報道だ。これは、常識的に考えてあり得ない。合法であってもあり得ない。道義的にあり得ない事だと思うが。そう考えるのであれば、海外に蓄財している物は国内に吸い上げてきちんと東電の今後の対策に当てて、国費から余計なお金を出さない事が考えられるが、そういった意味での対策と言うことで伺った。

# 倫理的に許されんわ。正月早々東京新聞が報じたニュース。この人達は血税が投入されている自覚なんて微塵もないことは会見見れば明らかだけど、自ら証明してる。価格つり上げ談合といい。この期に及んでも国民を侮辱してる。自民党安倍政権で国が国がと益々横柄に。東電は解体以外にない!##

(東電小林B:…。えぇぇぇぇぇぇぇぇっ、まぁ!我々の、そのぉぉぉ… うぅ、そうですな。えっとぉぉぉぉぉぉぉ… 海外投資子会社の内部留保を、今後、どのように活用して行くかについては、当社全体の投資計画の中で、そこは引き続き検討していきたいと思っているので、ええぇぇぇぇ、よろしこ、お願いする。)

あの、例えばこの記事で明らかになっているのは、オランダに子会社があって、更にその先でタックスヘブンの国、英国の会社と共にその状態を作っていると言うことなんだが、★★★そういったメカニズムを明らかにすると言うことも説明責任を果たす上で重要だと思うが。その辺については如何か?

# 国費投入で存続している国営企業 東電。の筈が… 我々は民間会社である!と民間会社として当たり前の行為だと、国費投入後も開き直り続けてきた東電。自民党政権になった途端、おおっぴらに国費せびる方針に転換した経営陣。##

(東電小林B:…。えぇぇっと、、ですな。詳細、ちょっと私も答えられないので、後ほど、もしあれだったら、個別に回答させて頂くが。)

後日でもけっこうだ。

(東電小林B:▼はい。よろしこお願いする。)

お願いする。

(東電小林B:はい。それでは他はよいか?それでは本日の会見は以上をもって終了する。)

# そういう質問は、公開の場では困る。後ほど頼む。世間の目があるからナ。##









~ 終了 18時46分(1時間16分)

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