(57分)
○アナリスト向け説明会資料 1月17日
○報道関係各位一斉メール 1/17(金)~1/19(日)
- 1月19日
- 1F 3号機原子炉建屋1階主蒸気隔離弁室近傍における水漏れ(続報)
- 1F 4号機モバイル塩分除去装置で警報発生
- 1F 4号機モバイル塩分除去装置で警報発生(続報) 約3.1L漏洩確認
- 1F 4号機モバイル塩分除去装置で警報発生(続報2)新たに漏洩カ所確認
○福島第一プラント 1/17(金)~1/19(日)
- 1月17日
- 福島第一原子力発電所の状況(記者会見資料)(PDF 117KB)
- 国プロ「原子炉建屋内の遠隔除染技術の開発」1号機原子炉建屋1階南側の汚染状況調査結果について(PDF 1.04MB) ★★
○指示・報告 1/17(金)~1/19(日)
- --
- --
○漏えいトラブル事故関連 監視モニタリング・分析結果 1/17(金)~1/19(日)
○H4エリア タンク高濃度汚染水300トン漏えいに関するサンプリング結果
- 1月17日
- H4エリア周辺(PDF 76.2KB) E-1 全β 10,000↓ H-3 83,000↓
- 南放水口・排水路(PDF 81.9KB)
- 1月18日
- H4エリア周辺(PDF 113KB) E-1 全β 11,000↑ H-3 74,000↓
- 南放水口・排水路(PDF 122KB)
- 1月19日
- H4エリア周辺(PDF 113KB) E-1 全β 9,500↓ H-3 62,000↓
- 南放水口・排水路(PDF 121KB)
○No.1エリア周辺 地下水汚染海洋漏えい・トレンチ・建屋調査 関連
○地下貯水層漏えい関連
○環境モニタリング・サンプリング 1/17(金)~1/19(日)
- 1月17日
- 水処理設備の放射能濃度測定結果(PDF 10.1KB)
- 福島第一港湾内、放水口付近、護岸の詳細分析結果(PDF 262KB) No.1-16 全β270万Bq/L
- タービン建屋東側における地下水および海水中の放射性物質濃度の状況等について(PDF 1.07MB) ★★
○その他 1/17(金)~1/19(日)
- 1月17日
- 避難生活等による精神的損害(要介護者等への増額)に係る賠償について ★★
○福島第二 1/17(金)~1/19(日)
○福島復興本社 1/17(金)~1/19(日)
- --
- --
○柏崎刈羽 1/17(金)~1/19(日)
- --
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http://live.nicovideo.jp/watch/lv165048256#-00:00:12
■福島第一の状況
○一杉:
1月17日定例会見を始める。よろしこ。
○尾野:
よろしこ。福島第一の状況 http://j.mp/K9a0U1 [原子炉および格納容器の状況]1~3号機まで注水安定して継続。[圧力容器下部温度][格納容器圧力と水素ガス濃度]ご覧の通りだ。
[使用済み燃料プール]1~4号機まで循環冷却システム運転中。[タービン建屋地下溜り水の処理状況 ]2号機タービン建屋、3号機タービン建屋から示したとおり移送を行なっているところだ。
[水処理設備および貯蔵設備の状況]サリー運転中だ。[その他]最初のポツ。★http://j.mp/1dAj1lA 本日、サブドレンの浄化設備工事のため、敷地地盤改良のため、コンクリートを注入する作業をしていた。
場所としてはふれあい交差点のやや 山より。始業点検のため、重機を起動したところ、作動湯の漏洩があったと言うことで、直ちにパンで受けた事があった。機会の中に残っていた作動湯は5リットルで全て回収している。
地面の上には砂の上にシミが出ていたと言うことで、底は砂を改修している。砂の回収量から、まぁ、ざっくり見積もって240cc程度であろうと言うことであった。
http://live.nicovideo.jp/watch/lv165048256#00:02:00
■国プロ「原子炉建屋内の遠隔除染技術の開発」1号機原子炉建屋1階南側の汚染状況調査結果 ★★★
2点目。原子炉建屋内の遠隔除染技術の開発ということで、1号機1階南側の汚染状況調査を行なうという先般、案内済みの内容だが、そのうち一部結果が出てきたので案内する。
「国プロ「原子炉建屋内の遠隔除染技術の開発」1号機原子炉建屋1階南側の汚染状況調査結果 http://j.mp/K9aCcd 」
ちょっと思い出しの為に恐縮だが、資料の一番後ろのページ、参考と書いてあるところを見て頂きたい。こちらは12月18日に示した資料から抜粋したものだが、建屋内の汚染調査をロボットで行なうという事で、
1号機から3号機までこういう所をこのように見て行きたいと項目を挙げており、下にスケジュールを上げている。スケジュール表の一番上。1号機1階南側というのを12月中旬に行うということ。こちらの結果が出てきたと言うことである。
戻って1ページの下の段。γカメラによる撮影、それからロボットを動かしての線量測定と言うことをしましたと言うことだ。2ページ目に線量の測定結果が示されている。
見て頂くと、例えばこの表でいうと、表1の線量測定結果で、床上150cmのと頃をざっと見て頂きたいが、赤枠で囲ってある 10、11、17、こういった所で高い値が出ている訳だが、
★★こちらの方は不活性ガスの配管。これはPCVベントに使った配管が通っている辺りだが、この辺りが高い事が分ってきた。3ページ目。γカメラでその付近の撮影を行なっているわけだが、
下の絵の所で赤い線の所で「く」の字担っているが、これが当該の配管だ。γカメラで写しても、その配管部が高い事が分るので、今回使用したγカメラはかなり使い勝手が良かった印象を持っている。
で、同じようにγカメラで周囲の確認をした結果が、4ページ、5ページに出ているが、こうしたところから線量の高い場所をピンポイントでこの部分が高いということを見極めて行くことに役立つツールになってきたと感じているところである。
めくって6ページ。今後のスケジュールだが、★南側の方で床面のコアサンプルの採取を行なうという事で、2月中旬に1号機南側でコアのサンプリングを行ない、ようはコンクリートのどれぐらいの深さまで、
放射性物質が染みこんでいるか見ていくと。ま、コアを抜いて、表面を謀ってみる。削ってみて謀ってみる、ということをすると、何ミリぐらい削るとなくなるか、という事が分るので、
今後の除染のために大いに参考になる情報だから、そうしたサンプルを取る事を考えている。もう一度一番後ろに戻って頂きたいが、スケジュールを見て頂いて、今ほど結果を説明したのが、
スケジュールの一番上の段である。その段は右の方にいくと2月下旬の所で、コアサンプルの採取がある。次の段を見ると、上部の構造物の線量測定ということで、
こちらは★来週21日から、上部の方に積算線量計を貼付けて、天井の高いところの線量を測定する作業に進んでいきたいと考えている。こちらについては以上である。
http://live.nicovideo.jp/watch/lv165048256#00:06:10
■タービン建屋東側における地下水および海水中の放射性物質濃度の状況等について ★★
それから次の資料だ。「タービン建屋東側における地下水および海水中の放射性物質濃度の状況等について http://j.mp/K9aoBV 」ということで、毎日状況については案内しているが、
1週間分の状況を整理して、過去のデータと併せて図表化した物である。毎週出しているので参考にするのだ。
# H4エリアタンク周辺、地下バイ関連は図表化しない。##
http://live.nicovideo.jp/watch/lv165048256#00:06:30
■環境モニタリング・サンプリング
その後ろ。護岸地下のサンプリング箇所等、それから H4エリア近辺の井戸の状況。http://j.mp/1dAj9kZ それから、取水路関係の状況 http://j.mp/1dAjap6
それから、サブドレン関係の状況 http://j.mp/1gOMo1H ということでデータをつけているので参考にするのだ。
★★★ちなみにいぃぃぃぃ、ええぇぇ、護岸付近の所だが、http://j.mp/K96xVz 一枚めくって2/4 ページとなっている所の一番右、No.1-16である。
★★★こちらの方、最新データで全βの値が270万Bq/Lという値が出ている。一番最後の紙の表側だが、No.1-16の過去の最高値が中程の段、右から3つ目の所に書いてる。こちらは240万Bq/Lというのが1月13日に出ており、
まっ、それをやや上回る値として270万の値が出ているので、過去最大値と言う事になる。ただし!!この辺りは以前からも言ってる通り、既に!護岸付近はガラスの処置が済んでいるしいぃぃぃ。
# そのガラス壁に機密性はないし。##
植えるポイント出くみ出している状況もあるので、外への影響は無いところである。また、No.1-16の上流側、トレンチ等があった場所だが、底ではかつて、高い値が確認されているので、
まっ、そうしたことが、ウェルポイントで吸われている関係で No.1-16辺りに寄ってきてるんだろうと見ているが、まっ、引き続き見ていく。
http://live.nicovideo.jp/watch/lv165048256#00:08:20
■水処理設備の放射能濃度測定結果
それから次の資料だ。これも毎月出している資料である。「水処理設備の放射能濃度測定結果 http://j.mp/K941P5 」ということで、水処理設備系の核場所での放射性物質濃度の測定結果を示しているが、
これも定例的なデータで、特に変わったところはないと思っている。
http://live.nicovideo.jp/watch/lv165048256#00:08:45
■宿題回答
▲(おしどり)★★★それから、おしどりさんから頂いた質問で、回答を一つ用意させてもらった。先般、2号機のサブチャンの水位の測定結果という事であったが、計画線量はどれぐらいであったのか、
★★★実績線量として確定している範囲を教えて下さいと言うことである。計画線量は4mSv/人 ということで4mSv/h であった。実績としては一番高い物で3.07mSv ということなんで、
まっ、現状、準備作業で高い線量が出ている。これが3.07ということだった。作業人数は15人と言うことである。作業は継続してるんで、全て終ったら、全体の整理が出来ると思う。私からは以上である。
# 以前は計画線量と作業員の最大被ばく線量は公表していたのに、国家プロジェクトともなると、益々、作業員の被ばく状況に関してはスルーですな。http://j.mp/1j6x405 流石、経産省、政府主導の国家プロジェクトですな。##
○一杉:
それでは質問を受ける。(10分)
■質疑
http://live.nicovideo.jp/watch/lv165048256#00:10:05
●テレ朝村田:【要約】
・1号機の汚染状況調査、γカメラの写真について。静止画だけで動画はないのか?写真の右側にサーモグラフのようなものがあるのと、写真の部分部分で黄色、緑色で着色されているところがあるが、これがこのカメラの特徴なのか?映像の解説をお願いする。
(尾野:5ページの写真で説明する。γカメラはγ線の来る方向の強さを見極め、視野のどの方向性からくるγ線が強いかを見る。本来、写真はレンズにより焦点を結ぶが、そうしたレンズのような物はないから、コリメーターという小さな穴が開いており、それを視野の色んな場所に動かして、その場所からくる線量の強さを見て、一つのマップを作る。それだけでは分らないので、そのマップと光学写真をコンピュータ上で合成し、配管等が映っている人間が見た状態の所に、人間の目で見えない放射線の強さをレイヤのように載せる、おおざっぱに言えばそういう仕組み。緑色から赤色に近いところは放射線の強さを表している。黄色や赤色で着色されている場所は、その方向から来る放射線量が強いことを示している。写真で着色されている部位が線量が高い事を示しているので、写真のどのあたり、部品の線量が高いか見極める一つの材料になる。)
動画はないん?
(尾野:原理的に動画まではいかないと思う。静止画撮影を繰り返す形になると思う。)
・これは経産省の補助事業になっているが、1号機内部については、写真が出るのは初めてだと思うが、他の号機でこのγカメラで撮影した映像はこれまでにあるか?
(尾野:このγカメラではなくて、既存のγカメラで2号機のオペフロを取ったことはあったと思う。その頃のγカメラと比べるとコンパクトになったり、画像の鮮明度が上がっているなど進歩がある。もう一つは、★カメラが物体までの距離を測っているので、同じ強さの物でも、遠いところからきた放射線は元は強いはず、そういう補正まで示しているのが、今回のものであり、そうした事から言えば、使い勝手もかなり進歩している。このタイプを使ったのは今回が初めて。)
http://live.nicovideo.jp/watch/lv165048256#00:15:00
●東京新聞かたやま:【要約】
・今の1号の汚染調査の関係で。今回入れたのはPCVベントに使用した不活性ガス配管に近いほど線量が高い傾向にあるという事や、ホットスポットがあったようなことが書いてあるが、これを見て総括的に分った事や、今後の課題としてこうしたことが判ってくるとよいという課題は?分った事を纏めて頂けると有り難いが。
(尾野:今回は汚染状況確認が一つの目的だが、それを超えて、今回こういう開発している物が現場で実際に使い勝手が良いかどうか、使った結果として役立つ使い方ができるか見ていく、二つの目的がある。つまり、これは技術開発の中で行なっているので、上手く技術開発できているかどうかということだ。実際の現場で使って良い情報が得られるかが一つの勝負になる。今回使ったカメラ、測定法を見ていくと、今までしてきた中からみると進歩して使い勝手が良く、いいえがとれてるなぁと一定の進歩をしているし、色々工夫してデータ処理に織り込んできたことも上手く動いているということで、いいじゃん、と思っている。もう少し他の場所でも使っていくことも考えないといけないし。例えば、以前の物は写真で言うと、明るさのコントラストがあると思うが、明るいところに併せると露出オーバーで全部白く飛んでしまうことがあるが、放射線のγカメラも線量が強すぎると真っ白になり、濃淡が分かり難くなる事はあるが、今回、開発した物は、比較的線量が高い所で使っても、しっかりと階調が取れるように工夫して作ったが、そうしたこともあり、階調がしっかり出ている事なので、ま、よかったじゃん、という事が先ず一つだ。それから、写っている写真そのものから見えてくることは、ある意味、当然出て居るであろうと思われるところで見つかっているので、状況としてより理解し易いと言うことだ。なんで、こうしたことを踏まえて今後の除染計画に役立てていくことになるが、今回のプランは、γカメラだけでなく、コンクリサンプルも採取して汚染の染み込み具合も見ていく事になるので、全体を通しての評価をした結果で、この場所の除染をするためには、どのような除染方法が一番ミートするか、という段階に進めていきたいと言うことだ。)
# 認識出来る階調、レンジが広くなったということね。##
・分った線量は予想の範囲なのか、思ったより低い値とか、その辺の評価は?
(尾野:過去高かった辺りはやはり高い。過去、低かったところは低いので大きく変わっているとは思わない。ただ、今回撮影した場所は過去の場所と全く同じ場所ではないので、一概には言えないが、今回取った場所そのものは、過去最高点の値より、やや低い結果。これは測定した場所の違いとおもっている。)
・このまえに計った1号機内の線量は何時頃か?
(尾野:いつか覚えてないが、その時は別のロボットで計っており、計り方なども地上4mなども小型の車両をつかっていた。溝のような所もサーベーしていたので、そういうところで高い値が出ていたかと思う。)
# ケーブルが引っ掛かって台車が回収不能になったアレかな。##
・国プロは国家プロジェクトのことだと思うが、これ以外に、ALPSとか 国プロと呼ばれる物が1Fであるのか?幾つか教えて欲しい。
(尾野:いろいろあるが、記憶に新しいところで言えば、船型のロボットを使ってトーラス室の中の状況を確認して1号機サブチャンから水が落ちている事を確認したことがあった。新しい開発要素があるところが採用されておる。)
他には?ALPSの開発も国のプロジェクトになるのか?
(尾野:そうなるが、いわゆる国プロと上げている物とはちょっと違うが。まっ国プロだな。www )
# 「まっ国プロだな。www」 その笑いはなに。 凍土壁は出て来ない。国が1歩前に出て金をだす!東電救済の大義名分。事故を起したのは東電なんですが、なにか? それに見合う積極的な情報提供すら国、政府からない、というのは、いったいどういう事なんでしょうな。 ##
そのほかに国プロww と言われるのに何があるのか?
(尾野:今、にわかに、すらすら出て来ないが。中長期ロードマップの中で、開発要素が高い、要素技術と銘打ってるのは、たいがい国プロとおもって結構。)
# 人の金だしな。すらすらでてこんわな。##
http://live.nicovideo.jp/watch/lv165048256#00:21:15
●LCM吉本おしどり:【おこし】
・1号機のサーベーについて伺いたい。以前、2ページの線量率測定欠陥所のトーラス室との配管貫通部の写真は、今回撮った物ではなく、以前、撮影した物で良いか?恐らく同じと思うが。
(尾野:個別に確認してないが層であるかも知れない。)
▼確認をお願いする。
・過去の調査は2012年7月にこの写真の部分、トーラス室との配管貫通部で、床上15cmで、5,150mSv/h が最高値だったと思うが、今回、同じ地点で線量は測定されていないと言うことか?
(尾野:ハイソウデス。)
γカメラの撮影のみで、最高値の部分は染量は買っていないということだな?
(尾野:層だな。今回撮っている場所は、2ページに示した場所で、完全には一致していない。)
わかりました。
・この分をγカメラで撮影しているが、過去、この配管と床から蒸気などが見られていた部分だが、今回の調査では蒸気などは見られたのか?
(尾野:特にそういった物が確認されているわけではない。)
わかりました。
・このずれた部分の蒸気があたっている付近から5,150mSv/h が過去確認されていたが、その数値と今回のγカメラでの染量推定などで得られた評価などあれば教えて欲しい。
(尾野:そうだな。現在、具体的に絶対値としてこの場所を比較しているか、というとそういうわけではないので、今回の分析がどこまで分析できるかはあるが、前回測定している場所は溝の中のような場所であったり、そうした場所なので、直接視野に入っているかどうか、という事もあるので、コレはこれとして確認していく事かと思っている。)
・護岸エリアについて伺いたい。No.1護岸エリアの地下水観測孔No.1は現在使用していないが、これは使用していないだけなのか、何らかの埋立て処置をしたのかどちらか?
(尾野:確認してみないと分らないが、わざわざ埋めることもしてないのではないかと思う。)
▼確認をお願いする。
・★★★本日付け東電HPに出ている「避難生活等による精神的損害
(尾野:要介護者等への増額)
に係る賠償について http://j.mp/K93vk5」というリリースについて伺いたい。これは去年5月に福島復興本社代表の石崎副社長が、避難区域要介護状態の住民の方々に精神的賠償の上乗せをすると。6月中旬を目処に準備をすると言っていたが、その件が今日出てきたという理解で良いか?
(一杉:ちょっと6月の時の発言は今確認できないが、ま、今日だな。仰るように避難生活等による精神的、要介護、者、などへの増額に係わる賠償について、発表させてもらった。ちょっと、わたし、6月の会見の内容についてはちょっと手元にない。)
わかりました。6月の会見の内容は記事にもなっているので確認を頂いて今日回答を頂ければと思う。
・★★★その回答を頂く際に要介護者の世話をする家族を含めるかどうか、検討するというようなことも言っていたが、なぜ、このように7ヶ月遅れての発表になったのか、ということと、後、細かくなるが、今回も要支援者の方々は含まれていない。どのような検討があったかも回答を頂ければと思う。宜しくお願いする。
(一杉:▼カクニン スル…)
http://live.nicovideo.jp/watch/lv165048256#00:25:40
●IWJミノシマ:【ほぼおこし】
・今日の1号機南側γカメラ撮影結果について。4ページのファンネル部分、注釈部に感度を3倍に上げてとあるが、印刷の絵でしか見てないが、γカメラ映像の右側にカラーおnスケールが出ている。図8は最大が300cpmだが、3ページの図3から図4は最大が1,000cpmになっているということなのか?
(尾野:脇の色は感度調整ができる。フィルム感度といっしょだから、それを調整しているので、その感度の指標で見てもらえればよい。)
・★★★今日の配付資料に掲載されているγカメラの映像は、恐らく特徴的なところだけを取り出して掲載していると思うが、それ以外の所も恐らく撮影、調査しているのではないかと思うが、そういった映像を公開して頂けるか?
(尾野:これは撮影として評価するために行なっているところなので。実際に評価、検討に資すると言うことで、代表的なところを出している。示したところはこれで十分な範囲を示させてもらっていると思っておる。)
# 血税投入、国家プロジェクトの結果で得られたデータで、何を国民に提供するかは、東電さまが決めさせて頂くのは当然であーる。##
御社のHP http://j.mp/Mez5to をまだチェックしていないのでわからないが、公開されている映像事態はこのパワーポイントの、
(尾野:ハイソウデス。)
解像度?
(尾野:ハイソウデス。はい。)
はぁ、そうですか…
# 何でそれを即答できるの。尾野氏はPDFに貼付けている画像の解像度とHPのこちらで http://j.mp/Mez5to 公開される画像の解像度が全く同じ物であることは把握しているのか。解像度の調整を意図的にやってることがよく分った。##
・★★★ちなみに3ページの図5と図6だが、立てに赤い線が走っているのが見えるが、これは本当に線量が高いから赤いのか、それともカラー化するときにずれてバランスが崩れたからこうなったのか、どちらか?
(尾野:言ってるのは③や④の所で赤い筋が立てに見える、と言う部分だな?)
はい。
(尾野:▼これは印刷のカラーのズレなのか、それとも実際かは、ちょっと担当に確認してみたい。)
お願いする。
・今後のスケジュールの所で1~3号機の高所の測定のところでは、先ず、積算線量計を設置して、それから線量測定、γカメラ撮影とあるが、最初に積算線量計を設置して、線量率の測定をする段取りになっているのは、どういった理由からか?
(尾野:そだな。先ず、大括りの状況を確認した上でγカメラなどにより精密な状況確認をしていくことで考えているので、そういう段取りでヤラセてもらった。作業全般の実行のし易さのスムーズさ、見たいなと所から行なっている。)
恐らく低い所だと思うが、そちらはいきなり、線量測定、γカメラ測定になっているが。
(尾野:これは、低い側は過去に何回かロボットを入れて状況がおおよそ把握出来ているところがあるから、そこを踏まえて作業プランなどを立てているので、その意味で言うと、高い所のトライはこれまで中々、できてない部分だから、そうした状況を踏まえて行って行く事になる。)
わかりました。
・今、撮影に使われているγカメラは台数は1台で順番、順繰りに使っていくと言うことか?
(尾野:▼予備機含めて今何台あるか把握してないが、そんなに沢山作れていると言うよりは、開発しながら進めているので、そんなに沢山の台数はないとおもう。これが唯一の1台か、予備機が何台かあるのかは確認させてくれ。)
・日報で。3号機上部で湯気が見えているというのは、湯気が出ているのは問題がない事は分っているが、恐らく、監視カメラか何かで定期的にチェックしているんだと思うが、どれぐらいの間隔で?常時見て居るわけではなく、たまたま見たときに湯気があったかどうか、ということなのか?定期的、定時的に?
(尾野:1日1回定期観測をしていたのではないか。と、思う。)
はい。
(一杉:次の質問は如何か?)
http://live.nicovideo.jp/watch/lv165048256#00:31:10
●ファクタ宮嶋:【要約】
・No.1-16が徐々に上がってきている。ここ、一番高かったところは①,②号機南側の所の水ガラスだが、一番高くて打ち難いと言うことはずっと聞いている。今、冬で寒いし、夜は長いし。やっぱ作業を少し遅らせている感じなのか?それもしょうがないと思うが、考えて見ると、右側の1,2号機の南側を徐々に打っていくとNo.1-16が徐々に上がっていくことが定性的にそのようにしか僕には見えないが。No.1-16 の高い辺の水ガラスの作業はどうなっているのか?
・サブドレンの進み具合について。今回、⑧ が出てきたが、これ、中を一応掃除して、一回海水が入っているわけだから、それを汲上げるなりして、少し綺麗になった地下水になったところで水を撮るとか、この後ポンプを設置して汲上げるわけだよな。この⑨以下はまだこれからやるんだろうが、どういう進捗状況になっているのか?こっちも寒いんで、これは建屋の横だから、まだ風が吹いてないかも知れないが、こっちなんかを一生懸命やってんのかね?その辺の進捗具合を両方教えて欲しいんだけどね。
# No.1-16 の上昇が続いているのは水ガラス囲い込み進捗と連動しているためか? No.1-16辺の水ガラス工事の進捗状況は? サブドレン復旧作業の進捗と、浄化の手順は? という、1ツイートで収まる内容… orz ##
(尾野:はい。わかりますた。先ず、そうだな。No.1エリアの状況だが、指摘の通り、No.1エリア、2号機のピット脇は、かつてこちらで漏洩があった辺り。この辺りについてガラス処置は、そうだな。当該資料 http://j.mp/K9aoBV の16ページを見れば分ると思うが、その付近は右の方だが、赤いマルがかなり密に、しかも形として、少し複雑な形で入っているかと思う。この付近は、そもそも作業場の線量が高い。それからボーリングをしていくことにより、地面付近の線量がそのタイミングで上がるので、そうすると、被爆が問題になってくるから、それを避けるように、いわゆるプラットフォームのような物を作って、その上から作業をする。で。その下に遮蔽をしていく、という事を進めて行くので、他の場所での作業に比べると、進捗がどうしても遅くなってしまっていることはある。だが、順次、少しずつだが、山側に向かって伸していく努力は引き続き継続していく、ということなんで。ま、中々伸びが遅いところはあるが、引き続き、着実に進めていく場所かと思っている。それから、No.1-16の動きとこちらの伸び方が連動しているかどうかについては、これは必ずしもそうであるというのは難しいと思っている。ま、時期的に変化があるものと、このNo.1-16の値が増えている事の間に、関連性があるような物が、どれと、どれが関連があるのかは、やはり慎重に見極めて行かないといけないと思っているが、この絵で言うと、No.1-16から、ずっと下の方に寄っていったところに線表で黄色くなっている辺りに、何か、頭上、構造物のような物が見ているが、以前この辺りにあったNo.1-5という井戸があったんだが、これがぁ、非常に高い値が観測されており、しかもセシウムが出ているということで、いわゆる原水に近い物がこの辺りに示しているデータがある。でぇ、そうした井戸は、ガラス処置の作業が進んでいった結果、影響を受けて観測出来なくなっているわけだが、No.1-16は新たに掘られた井戸、という事になっている。一方、No.1-16 からずっと上の方に上がっていくと、3cmぐらい上がったところにウェルポイントがある。で、ウェルポイントで一生懸命水を吸っているから、全体としてウェルポイントに向かう方向に水が集まる流線がある格好になるので、ちょうど No.1-16辺りというのは、上のあった方のプルームが、あ、この場合で言うと下だな。下にあったプルームが寄ってきてもおかしくない場所なんで。そうした影響を受けている可能性も高いのではないかと言うことである。ま、何れにしても、状況を慎重に見ながら、随時データは公開していきたい。それからもう一つサブドレンの方だが、それぞれ線量の高い所もありながら、ま、何れにせよ復旧をさせていかないといけないと言うことで、順次作業を進めているところであり、復旧したところは浄化という事で進んでいくと言うことである。測定というのは、サンプリングが出来る様になったところから順次データを出して行っているが、これは上に沢山あるが、まだ取れてないところがあるが、取れたところからどんどん結果を示していきたいと思っておりましてえぇぇぇ、まっ、我々としては、やはりいぃ、なるべく早くサブドレンの復旧は進めていく必要があるから、こちらも着実にやっていきたいと言うことである。)
# ながっ… ##
http://live.nicovideo.jp/watch/lv165048256#00:37:40
●時事中村:【おこし】
・★★★今の海側護岸の地下水の放射性物質濃度の関連だが、尾野さんの説明だと、No.1-16だけ高い理由がちょっとよく分らないが。例えばNo.1-17では全βはそんな高い値出はなく、ウェルポイントの数値も結構増減があり、逆にウェルポイントのNo.1-8はむしろ上昇傾向にあったりして、その一連の放射性物質濃度の推移が、その説明だけではよく分らないが。
# 高い値が出ているが、何ら影響は無いのだ、という事にするには、毎度、矛盾していてもそれでごり押し。完全ブロックペテン発言直後に、安部(倍)総理さまがわざわざ1Fにまでやってきて、私がブロックと言ったらブロックだと念押しされたであろう東電。##
(尾野:中々難しいところだが、こうしたところの動きは、我々としてよく勉強していく必要があるし、解析的にも取り組んでいけないと思っている。今言ったのは、ちょうどNo.1-16のこの絵で言うと下側、黄色になっている辺りだな。http://j.mp/1kGvPuB この辺りはかつてかなり高いピークがあったので、ウェルポイントに向かって吸っていくと動いて行くであろう。それから、まだNo.1-17やウェルポイントの値そのものに表われていないが、時間がたっていくと、そちらにプルームが寄っていくことも予想としてはされる、とおもっている。なので、動きそのものがNo.1-17などに見える程になってないと言うことだと思うが。★★★わたしが言いたかったのはぁ、個々で高い値が出ていると言うことであったとしても、ウェルポイントにより吸い上げられて処理系に廻るので、その意味でこのこと地震が外部に影響を与えていく場所で起こっている事ではないということは留意頂きたいと言う意味である。)
# 留意頂きたい! また上昇とか、海洋に漏れているとか、間違っても報道すんなよと。##
ちなみにウェルポイント出汲上げている深さはどれぐらいだったか?
(尾野:▼数メートルのピットを、、掘って、、たん、だと思うが、後で確認して答えさせてくれ。)
それより深い所の水も汚染されていて流れていることはないのか?
(尾野:全くそうではないとは言わないが、以前、汚染分布を撮ったコアの中の線量分布を示したと思うが、ああいうのを見ると、ちょうどトレンチがあった下部直下ぐらいにピークがあり、深いところに行くとどんどん少なくなる傾向があったんで、ま、層的にはソースに近かったレベルにより、当たり前だが、影響が強めに出ている!というのが、あるのでは、と、思っている。)
# そのボーリングもトレンチ直近の限られた箇所。実態を把握するための調査をする気があるとは思えない。事故後、変わらない問題、結論先延ばし東電。寄生庁 汚染水WG、いつまで沈黙続けるのか… ##
・サブドレンの関係だが、東電としてはサブドレンの水を仮に排出するとしたら、それはタンクエリアの水と同じ排水基準と同じものを適用する理解で良いか?
(尾野:サブドレンについては、浄化をすると。浄化装置を使うことも考えているから、全て浄化をしていくことになる。その後どうなるかについては、またら溜めて検討する必要がある。)
・震災前はサブドレンはどれぐらい稼働していたんだっけ?
(尾野:大体、日量850トンぐらい引いていたと思う。)
井戸の数は?
(尾野:今正確に覚えていないが、かなり沢山ある。▼数字は確認して回答する。)
東電としては、できるだけ順次稼働して行きたいと?
(尾野:個別に順次稼働するのではなく、復旧自身はしていくが、稼働は処理設備を作ってからの話しになるから、物としては建屋を囲むように使える井戸を作っていく必要があるんで。先ずそれをした上で。一つだけ地下水を引いてもしょうがないので、全体としてコントロールするように引かないといけないから、動かすのはチームが揃ってから。ただし、チームのメンバーは一つ一つ直していかないといけないので、それは今やっていると言うことだ。)
ありがとうございました。
http://live.nicovideo.jp/watch/lv165048256#00:42:40
●東電一杉:【おこし】
▲(おしどり)
先程、おしどりさんから賠償関係で質問を頂いて、確かに要介護の精神的損害の追加賠償は平成25年中旬に案内することを目指して、詳細な検討、請求処理の準備を進めてきたが、対象になる方や、対象となる期間の確認方法などに検討2時間を要したため、本日、公表させてもらったと言うことである。その他の自由についてと言うことだが、現時点で本賠償に反映されたというのは今日発表された内容だが、引き続きだな。これまでの紛争解決センターとの和解事例などもあるので、その様な物を参考に親身親切な賠償に勤めていきたいと思っている。
http://live.nicovideo.jp/watch/lv165048256#00:43:50
●LCM吉本おしどり:【おこし】
・回答ありがとうございます。では昨年の6月中旬予定だったと言うことで。これは財源も5月31日付けに原子力賠償機構に要請された支援援助額の中の物を元にした、昨年の物と全く同じ物であり、それ以降、別に特に何もなく、7ヶ月遅れた、という事言う理解で良いか?
(一杉:★★★先程説明した6月中旬に案内する予定だったが、最終的に今日発表になったという事だ。)
わかりました。財源も特に変わってないと言うことだな。
(一杉:…、ちょっと、財源についてはアレだが、何れにせよ、6月に案内しようと考えていたものが、本日の発表になったということである。)
わかりました。その7ヶ月遅れた理由が先程説明したものということだな?
(一杉:さようである。)
わかりました。確認頂き ありがとうございます。
・護岸エリアについて聞きたい。12月中旬から、このエリアの薬注をしている青丸、赤丸の表に、12月半ばからだったと思うが、マスキングエリアの地盤改良実施要否については、今後検討となっており、それ以降、殆ど薬注が進んでいない。12月27日から3本しか薬注が進んでないが、これはここの護岸エリアの地下水を閉じ込める計画だったのが変わったという事なのか?
(尾野:えっとだな。12月中旬に、このハッチをするときに説明したと思うが。)
多分無かったと思うが。
(尾野:あの、させてもらった。)
そうですか。
(尾野:その際に言った事は、このエリア、ちょうど今このエリアを閉じてしまった場合、例えば、このエリアが汚染している大元の汚染源が更に上流の方のトレンチから更に溢れていると言うことであった場合、その汚れは他にまわしてしまうことになるので、ようは、この辺りの状況が良く把握されて、もっと大きく囲まないといけないかとか、そこを見極めることをした上で、閉じた方が安全であろうという判断をしたので、上を閉じるのはちょっと待つと。で、コの字型に受け止めていれば、先ず、このエリアに関しては、当座の処置ができるので、上を閉じてしまうのは少し見極めがいるだろう、と言った内容を12月半ば頃に話しをしていたかと思う。)
# 閉じてしまうという計画を発表したとき、閉じてしまったら建屋からの直接漏洩など、その枠外から漏洩があったらどうするつもりだ、根拠なく東電の希望的な観測で計画立てることを批判したのを覚えてるけど、結局そうなる。泣きたいわ… ##
では、12月以降、3本しか薬注は進んでいないが、一旦、これはこのまま置いて、様子を見るという検討になっていると?
(尾野:ハイ。いまのところはそういうことになる。)
わかりました。ありがとうございます。
・★★★で、このグラフを見ると地下水観測孔 No.1-8 は汲上げているウェルポイントより海側なんだが、ここでトリチウムが上昇している事について、何らかの評価があれば教えて頂きたいが。
(尾野:そうだな。この辺り全体の評価は、もう少し我々も勉強していきたいと思ってるんで。良く色んなデータ、トレンドを見ながら、あの、どうしたことが起こっているのかとか、何を注意すべきかは、少し整理していきたいと思っている。)
わかりました。
・★★★地下水観測孔No.0-2と No.1-8、No.0-2もトリチウムが上昇している。同じく、11月16日頃から両方とも上昇しているが、その評価についてもまだと?
(尾野:おなじだ。まだだ。)
・先程、IWJの方も質問しておられたが、3号機の湯気の確認についてだ。過去、ずっと私もチェックしているが、毎朝7時頃にチェックしていて、今日は8時台だったので、今日は珍しいなと思っていたんだが、それ以外の時刻に湯気が発生している場合はどう観測しているのか?実際に去年の7月などの資料を見ると、朝ではなく午後に湯気が発生していたので。その場合の観測はどうなっているのか教えて欲しい。
(尾野:先ず、毎日提示に観測すると言うことで、確か朝だったと思うが、正確な時間が何時だったか、ということと、その日により、ケースによっては時間がずれる事はあると思うが、それがどうであるか、細かいところまでは今正確に把握していないが、定時に観測するのが一つのベースである。それにより、状況を確認して、本日はある、ない、ということを報告している。それから当該エリアで作業をしている場合は、その作業により、現場近くの状況を見てるから、その中で確認されれば、それに応じて随時ありました、という事は情報として加えているので、違いのあるところがある。)
作業がある場合のみ観察はできてるという回答か?
(尾野:作業がある場合は作業のための観察をしていて、その中で観測をされることもあるので、そうした場合はそれも加えているということだ。)
わかりました。では、作業が内場合は、湯気が発生していても確認されていないと言うことか?
(尾野:その場合は定時観測で行なっている。)
その提示以外で、作業が無く発生した場合は?
(尾野:それは、観測は分らないという事になる。つまり、毎日1回定時観測をしていると言うことだ。)
わかりました。
・毎朝7時台の観測で、湯気をカメラで確認とあり、次の日、大抵は確認出来ない事を確認となっているが、確認された場合、何時に確認されなくなったというのも特に観測してないのか?
(尾野:ハイ。提示観測で1日1回がベースだ。)
わかりました。ありがとうございます。
http://live.nicovideo.jp/watch/lv165048256#00:50:25
●JapanTIMESながた:【おこし】
・昨日、廣瀬社長が新潟県 泉田知事に会った際に、泉田知事からメルトダウン発表が遅れた経緯について廣瀬社長が問われ、そこで国との情報調整をしないといけなかったと。泉田知事は国から圧力がかかっていたような旨の説明だったが、この辺りの経緯は以前から公表していたか?それとも具体的にどういったやり取りが国とあったのか、もう一回説明頂きたい。
(一杉:詳細については手元に今ないが、これは、あのぉぉぉぉぉぉぉ… まっ、これは、あのぉぉぉぉぉ、えぇぇぇぇ、今まで、広報についてだな。これまで、事故直後のものについて、こういった経緯で遅れがあった、ということは報告させてもらっている。)
東電がメルトダウンの解析を発表したのが5月24日とか、2,3号機についてはその辺りだったと思うが、メルトダウンの可能性があると認識していたのは何時頃からか?これは事故当初から把握されていたのか?
(尾野:尾野:えっとおおぉぉ、すいません。その辺りの整理、反省、今後に向けて、こういう事に気をつけよう、という事については、先ず一つとしては、一昨年、あ、もうだいぶ、その前になるな。事故調の報告書の中で、大きな概要を書かせてもらって、その後、更に詳細な調査を行なった結果が、タスクフォースのぉ、報告の中で紹介されて、この会見の中でも説明していたかと思う。そちらに詳しいことが入っているので、先ず見て頂ければと思う。)
# 事故の隠蔽、過小見せかけを画策した東電、政府、経産省保安院。当事者の反省の言葉で済まされる問題じゃないし、東電が自らの反省の弁で終らせられる問題ではない。異様すぎるわ。東電は地震、津波の被害者であり何ら東電に落ち度はなかったと主張する東電の事故報告書は読むべきではない。##
わかりました。ありがとうございます。
http://live.nicovideo.jp/watch/lv165048256#00:52:40
●テレ朝松井:【おこし】
・一昨日のトリチウムタスクフォース(http://j.mp/1gVk8uu / http://j.mp/1gVhCEq)
で、東電側から出された東電の資料 http://j.mp/1gVkWPT の中で、福島第一のタンク内のトリチウム総量が800テラBqということで、2011年9月からグラフまで発表されたが、これは今回初めて発表されたと見て良いか?
(尾野:個別のデータは随時出しているので、それらのデータから、濃度と量で積算するとこうなるという示し方であったかとおもうので、個別のパーツ、パーツについては、随時報告されているような濃度から評価している。)
# 何がトリチウムタスクフォースだよ。海に捨てる為の根回し、正当性を主張するための足場固め。東電救済、政府、経産省が1歩前に出る。規制委委員会 田中委員長から前向き発言も頂いているし。リスクを下げタンクにため続ける更田委員の当初認識が… ##
通常の発表の中で積算のトリチウム水の量の発表がいつもの定時の発表の中に入っていたか?
(尾野:積算のトリチウム量では入ってないが、滞留水の量では入っているし、それから滞留水に含まれるとリチウム濃度については、核場所での分析結果などに示しているので、ま、そうした物を加えていった二次資料、ということになる。)
そうすると2011年9月の時の濃度と、今の濃度はまた違うので、という、そういうものを全部公表してきた、ということだな。
(尾野:ハイ。)
わかりました。それの確認がちょっとできてなかったので。グラフとして出したのは初めてと?
(尾野:ああいう風に分かり易くデータ整理をしたのは、初めてではないかと思うが、何れにせよ、今日の資料の中でも、月に一度、この場所でこういう場所でこういう濃度だ、というのがはいっており、トリチウムの濃度なども示している。)
# 特定監視でALPSのトリチウム除去について明記せよと再三指摘されても、記載を拒んだ東電なのに。現状を分かり易く伝える気なんて微塵もネェよ。これまでの対応を見ているとよくわかるよ。そもそもトリチウムはガン無視し続け、メジャーになったのは昨年の話し。園田政務官除いて。##
# ALPS処理水、地元へのトリチウム説明を拒み続け、何とか無かった事でやり過ごそうとしてきた東電。みえみえだっつうの。##
ベクレル数で出したのは、でも初めてだよな。というのは、去年9月に私は同じ質問をしているが、その時に答えはなかった。
(尾野:あそうすか。すいません。)
原子力学会でその時、500という試算が出たので、それで宜しいか?と聞いたときには答えがなかったので。
(尾野:ソウデスカ)
それで今回800と。ま、オーダーがあっているから別にいいが、その辺の経緯を聞きたかったんだが。
(尾野:わかりました。その時の経緯地震は分からないが、個別のパーツパーツのデータとしては、汚染水の量、滞留水はこれだけある、ということは水処理週報で、週ごとに示しているし、トリチウムの測定については、少なくと月に1回、汚染水の中のトリチウムの濃度はこの程度であると、)
ただ拘るが、タンクが1000個もあり、全部濃度が違うわけだよな。
(尾野:ハイ)
そうするとやはりそれでは計算できないと思うが。
(尾野:それぞれの間に発生しているものを、その時の処理の濃度で。つまり、例えば、今、今日示しているデータなどを見てもらうと、水処理設備の各部の放射性物質濃度と言うことだから、現在処理している水の、つまり、現在滞留している、インカムだな。その中に入っているとリチウム濃度はこれぐらいだ、という事は月ごとに出している。それからあぁ、月ごとに増えている滞留水の量も勿論分るから、あのぉぉ、そういうのも併せて、評価していけば、ああしたものが作れると言うことである。途中途中でそういう整理をして示してなかったというのはあるかと思うが、個別のパーツは示してもらっていたかと思う。)
わかりました。けっこうだ。
(一杉:それでは次の質問は? よろしいか。それでは本日の会見は以上とさせてもらう。)
~ 終了 18時27分(57分)