(55分)
●廃炉・汚染水対策現地調整会議 2014年3月12日(第7回) ★★
- 議事次第(39.4KB)
- 名簿(8.45KB)
- 【資料1】汚染水に関わる現場進捗状況(6.58MB)
- 【資料2】福島第一原子力発電所汚染水対策の対応(4.97MB)
- 【資料3】凍土式遮水壁の計画及び進捗状況について(708KB)
- 【資料4】実効線量の制限の達成に向けた規制要求について(2.21MB)
○報道関係各位一斉メール 3/12(水)~3月13日(木)
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○福島第一プラント 3/12(水)~3月13日(木)
- 3月12日
- 淡水化装置(RO-1)ジャバラハウス内における水溜まりの発見(RO-3マルチメディアフィルタ付近)に関する続報(PDF 176KB) ★
- 福島第一原子力発電所の状況(記者会見資料)(PDF 121KB)
- 福島第一原子力発電所構内B,C排水路暗渠化状況 (動画) ★
○指示・報告 3/12(水)~3月13日(木)
○漏えいトラブル事故関連 監視モニタリング・分析結果 3/12(水)~3月13日(木)
○H4エリア タンク高濃度汚染水300トン漏えいに関するサンプリング結果
○No.1エリア周辺 地下水汚染海洋漏えい・トレンチ・建屋調査 関連
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○地下貯水層漏えい関連
○環境モニタリング・サンプリング 3/12(水)~3月13日(木)
○その他 3/12(水)~3月13日(木)
- 3月12日
- 平成27年度採用計画について ★★★
- 3月13日
- 川崎火力発電所敷地内(産業廃棄物総合保管庫内)における火災の環境影響評価および再発防止対策について ★★~ 放射性物質を吸着したフィルタを保管した倉庫が燃えた火災の続報。
○福島第二 3/12(水)~3月13日(木)
○福島復興本社 3/12(水)~3月13日(木)
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○柏崎刈羽 3/12(水)~3月13日(木)
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http://live.nicovideo.jp/watch/lv171269365#00:01:15
■福島第一の状況
○東電石橋:
3月12日の原子力会見を始める。本日の会見者は原子力リッチ本部長代理であらせられる尾野さまである。よろしこ。
○尾野:
それではよろしこ。第1の状況 http://j.mp/N5zPFm [原子炉および格納容器の状況]1~3号機注水は安定。[圧力容器下部温度][格納容器圧力と水素ガス濃度]ご覧の通りだ。[使用済み燃料プール]特記はない。
[タービン建屋地下溜り水の処理状況 ]示したとおりなので見くのだ。[水処理設備および貯蔵設備の状況]キュリオン運転ちう。サリーは停止中だ。[その他]H4エリアタンク等からの水の漏洩関係と言うことで、
★B排水路の暗渠化工事を進めていることを以前から言っていたが、暗渠化工事が完了したので、動画で紹介したい。
http://live.nicovideo.jp/watch/lv171269365#00:02:30
■1F 構内B,C排水路暗渠化状況 (動画)
案内の通り、排水路だが、こちらだな。上流のふれあい交差点側から来ているということだが、「1F 構内B,C排水路暗渠化状況 (動画) http://j.mp/PsrjSV」
# そういえば、最近、大きな1F航空写真を用いて、ここだ、ここだと説明するようになった東電広報。これまでその都度、というか、必要に応じてポンチ絵を描いてたのに。事故から三年。ようやく学習する兆しが見え始めたのかと観察している今日この頃。##
ふれあい交差点付近から、暗渠化工事を進めている。元々、ここに排水路があったが、そこに蓋をして暗渠にしていると言うことだ。向こうの方がH4エリアに向かう場所だが、ずっと排水路を暗渠化した。
それからここがH4エリアだが、その前に近い場所だ。ダブルプレスト管という管だな。こちらを埋めて、その管の中を通すようにした、ということだ。H4エリア直近の場所だ。こちらはH4エリアの図面だが、その正面。
管を埋めて、このFRPの管の中を通すように変えたということだ。更に下流側からH4の方を見たところだが、ちょうどこのC排水路とB排水路の合流点のところだが、ここにも蓋をしている。
これは工事しているところの様子だが、既に完成している。こちらはB排水路を合流点から見たところだ。合流点から更に下流側の方にいくと、こちらだな。こちらはフタをする形で暗渠化している。
近くに連続もんたリング設備。これは以前設置して、泥を吸い込んでセンサーが詰まった事があったので、それを少し改良して、それがうまく行っているかどうか、試運転中だ。
こちらは暗渠化が終わる先だな。出口近くのところで水がこのように流れていく形になっている。
http://live.nicovideo.jp/watch/lv171269365#00:04:45
■淡水化装置(RO-1)ジャバラハウス内における水溜まりの発見(RO-3マルチメディアフィルタ付近)に関する続報
次のパワポ資料だ。「淡水化装置(RO-1)ジャバラハウス内における水溜まりの発見(RO-3マルチメディアフィルタ付近)に関する続報 http://j.mp/N5BI53」
ということで、先日案内したものの続報である。昨日説明したと降り、水たまりが見つかった近辺には、RO3のフィルター設備があったわけだが、そのフィルター設備が3つほどあるが、スライド2。
マルチメディアフィルタが、No1~3まであるんだが、それぞれについて確認を本日までに行った。加圧した状態で確認をしたが、コのいずれからも漏洩は見つからなかった、ということだ。
そうしたことから、付近の施設からの漏えいが考えにくい状況だった。一方だな。水たまりの水というのが、そこそこ汚染土があったということで、きれいな水を、その堰の別の場所に撒いてみてサンプリングするとどれぐらい汚れるか、
ということを確かめてみた。これが上の段だ。3月9日の溜り水と3月11日のサンプリング水だが、こノサンプリング水というのが、きれいな水を床の上に会えて撒いて、回収するとどうなるか、ということを見たものだが、
3月9日の水たまりの水よりも、値としては低いんだが、かなり汚れることがわかり、これは、3月9日の分も漏えい箇所がないということと、それから、きれいな水をこの堰に撒いて回収するとかなり汚れることから、
これは系統から漏洩した物ではなく、★★★何らか回り込んできた水がこの場所で汚れを拾った物であろうと見ている。これは状況証拠に過ぎないんだが、上の方を見上げると、
ちょうど水溜まりがあった上の所で、凍結防止シート末端の余剰部を巻いているところがあるということであり、結露などが個々に寄ってきたことも考えられると思っている。
現状だが、個々までの現状確認であり、結果として当該施設からの漏洩でなかったことは確認出来た。ただし、その水の出所が何処か、ということが必ずしも明確でないところもあるが、
周辺の状況証拠等を見ていくと、結露等々の水がここに落ちて、それが汚れた物と現在は推定している。こちらについては以上である。
http://live.nicovideo.jp/watch/lv171269365#00:07:50
■高濃度の放射性物質を含むたまり水の貯蔵及び処理の状況について
「福島第一原子力発電所における高濃度の放射性物質を含むたまり水の貯蔵及び処理の状況について(第141報) http://j.mp/N5zRx2 <添付資料> http://j.mp/N5zTF3」
それから、水処理週報の141報である。めくって3枚目。添付資料の1である。http://j.mp/1cSWLyG
1号機 13,700m3[+100] 2号機 22,200m3[+700] 3号機 21,100m3[+0] 4号機 15,500m3[-600] 1~4号機貯蔵量合計 72,500m3
# (先週)1号機 13,600m3[-100] 2号機 21,500m3[-400] 3号機 21,100m3[+0] 4号機 16,100m3[+400] 1~4号機貯蔵量合計 72,300m3 ##
移送先であるプロセス主建屋に移送されて貯蔵されている量、貯蔵施設側(プロセス主建屋 16,050[+620]+高温焼却炉建屋 2,200[-440])合計 18,250m3。先週の処理量 5,540m3。
# (先週)貯蔵施設側(プロセス主建屋 15,430[+120]+高温焼却炉建屋 2,640[-280])合計 18,070m3。先週の処理量 5,590m3 ##
稼働率 キュリオン5.7% サリー 60.2%。廃スラッジ +0 使用済みベッセル +10本(820本)
# (先週)稼働率 キュリオン0% サリー 66.5%。廃スラッジ +0 使用済みベッセル +14本(810本) ##
濃縮塩水受けタンク量 341,169m3[-309]淡水受けタンク 25,241m3[-722]濃縮廃液貯蔵槽 9,201m3[+0] ALPS処理水貯槽 62,792m3 [★+3,531]
# (先週)濃縮塩水受けタンク量 341,478m3[+1,452]淡水受けタンク 25,963m3[-245]濃縮廃液貯蔵槽 9,201m3[+0] ALPS処理水貯槽 59,261m3 [★+3,272] ##
(説明なし)廃液供給タンク 716[-4]SPT(B)1,868m3[+591]
# (先週)廃液供給タンク 720[-48]SPT(B)1,277m3[-675] ##
添付3。向こう3ヶ月の見通しを示しているが、タービン建屋地下の状況、2号、3号、上から1段目と2段目だが、OP3,000絡まりで調整出来る見通しだ。一番下。濃縮園数ヶタンクの容量と貯蔵量の関係だが、
ALPSの運転等が増えてきているところがあるので、全体としてフラットに薄い状況だ。こちらについては以上だ。
http://live.nicovideo.jp/watch/lv171269365#00:09:35
■廃炉・汚染水対策現地調整会議 2014年3月12日(第7回)
本日だが、汚染水は色多彩策の現地調整会議が開かれている。その資料を手元に一s聞く張らさせてもらった。真、様々な場でこれまで説明している内容などを整理して説明しているところもあるので、
ま、大半は既に案内済みだと思っているが、特にポイントになりそうなところを紹介したいかと思う。下にページが売ってある。手書きのページではなしたい。
◎汚染水に関わる現場進捗状況
先ず3ページを開くのだ。「汚染水に関わる現場進捗状況 http://j.mp/N5AeHY」ということで、2枚めくると、各1,2号機間の4m盤、3,4号機間の4m盤等々で、
ま、どこに井戸を掘って計っているのか、ということがある。その中で、6ページ(PDF1)下の段だ。1,2号機間の井戸の掘っている場所を示しているが、右下の方にあるNo.1-6や1-13、ま、この辺りが高い値が出ているが、
どうなんだろう、という質問がいろいろあったと思っている。当該場所10ページ(PDF)を見るのだ。当該の井戸を掘ったときのコアの線量分布の測定を行なった。15ページにそのデータを示している。
15ページ上の段(PDF15)だが、左側がNo.1-6のボーリングコアの線量分布。で、右側がNo.1-13のボーリングコアの分布である。
No.1-6の方を見ると、大体 -3mちょっと上ぐらいから、5メートルぐらいの所でピークが出ていて、その下は出ていない。その上はコンクリート等でボーリングコアがない場所なので、測定した場所としては、この範囲と言う事になるが、
ちょうど3~4m程度の所にピークが経っている。で、一方、No.1-13のほうのボーリングコアだが、2メートルぐらいの所に若干ピークが現れ始め、4mのところで大きくピークが出ているが、
この間でボーリングコアのない場所があるが、ま、全体として見てみると2~4mぐらいの所でピークが立っている状況化と思っている。そうしたところから付近のトレンチ等の構造物等の、ま、砕石物の関連というのが、
高さ的には整合するであろうと考えている。ま、以前から言ってきたが、過去の漏洩した物という物が、この付近のトレンチ等々の、この下にある砕石分にある、というところが表われているのではないかと思っている。
こちらについては、新しいところは以上である。
http://live.nicovideo.jp/watch/lv171269365#00:12:55
◎汚染水タンク水位警報に関する改善策について
それからめくって57ページ(PDF1)までとぶ。「汚染水タンク水位警報に関する改善策について http://j.mp/N5AcQb」ということで、これはH6タンクでの漏洩に鑑みて、
水位計の警報設定等について充実を図りますと説明していた。その状況について簡単に整理して説明した物である。内容的にはこれまで説明しているところと変わりないが、
57ページの囲みの所に考え方を示しているので、それを紹介したいと思う。四角の中、1点目だ。既に水位高レベルを超えているタンクには更に移送しないということ。
2点目として水位高レベルの未満のタンクについては水位高を超えて移送しない!ということを確実にする。ということが基本原則とし、それをタンクの警報設定の中においても実現していくことを述べている。内容的には以上である。
# この普通に考えてしてはいけない事をしないことが今後の対策って。水位高の警報無視(無向に)して運用していた東電。当たり前の事をすることが対策。知らない人が話聞いたら一体何を喋ってるのか理解できない。タンク余裕あると振る舞いながら、信じられない東電の1F汚染水管理の実態。##
# いつもやらかしてから明るみになる東電の杜撰な管理、1F運用。全ては厳しい現場環境、すなわち下請け作業員、現場側の問題とし、自分たちの責任は一切棚に上げて、良く言って聞かせる(教育)、環境改善至らず、努力すると問題の本質ごまかす謝罪。血税投入されてなお国民を舐めまくり。##
めくって、5~8ページついては、これまで取ったデータ等々から、水位計の警報設定を行なう場合に絶対知的なレベル設定で、漏洩検知をするのが良いのか、変動を捉えて検知をするのがよりリジットか、
という事を少し検討した概要が示されている。結論から言うと、絶対値的な値を付けてセットするよりは、変動を捕まえてヒットする方式の方が良かろうと考えている事を示している。こちらは以上だ。
http://live.nicovideo.jp/watch/lv171269365#00:14:50
◎タンクリプレース計画・設置工程について
64ページ(PDF19)だ。http://j.mp/1cT6uVE こちらはタンクリプレイスの計画、設置の工程についてという資料を付けさせてもらった。前回の廃炉汚染水対策現地調整会議において、ま、タンクの増設についてのおおよその全体像を説明したわけだが、
その中で、タンクリプレイスの部分についてより具体的に説明できるところがあれば、ということでご要望を頂いていた物である。従ってそうしたところを中心に書かせてもらった。
★★★65ページ下の段に線表が書いてある。タンクのリプレイスと書いてある下半分の所だ。こちらを(経産省さまに)お示している。ちょうど当月3月から次年度の3月までの範囲を見通した際にだが、
リプレイするタンクと言うことで視野に入ってきて実行される個のがこの表にあるDエリアのノッチタンク。それからH1のブルータンク。H1のフランジタンク、H2のブルータンク。H2のフランジタンク。H4のフランジタンク、
というところが、対象となってくると言うことである。で、Dエリアのノッチタンクというのは、何かと言うと、四角い構成音は小型タンクであり、これは地面の面積を非常に沢山使う割には量として殆ど入らないタンクだから、
こうしたタンクは、早くリプレイスして、大きな鋼製タンクに置き換えることで、タンクの容量確保の迅速化を図るという意味でも、早期にリプレイスを行ない体場所と言うことで、最初の方にリプレイス対象として入ってくる。
これについては残水の抜き取り作業など、3月いっぱいで行なって、タンクの取り外しや地盤改良の工事などを大体7月までにしていくと。で、基礎工事が出来たところからタンクを組み立てていく、ということで、
リプレイスタンク自身は6月ぐらいから設置され初めて、一通りのリプレイスが終るのが11月頃ですよと。ま、こんな様な線表で示している。で、そうした動きというのをポンチ絵で示した物が、67ページ(PDF23)以降になる。
例えば今の絵で言うと、◆61ページ上の段(PDF24)だが、オレンジで書いてあるDエリアのノッチタンクというところ。ここは、3月から5月からの間で、ここを残水をとって撤去していくよと言うこと。
そして、6,7月には、そこには新しいタンクを作り始めていくよ、という事を示している。それから同じく67ページ上の段を見ると、H1のフランジタンクだな。それからH1のブルータンク。
ブルータンクというのは、タンクローリーの形をしたタンクだ。こちらも容量的には敷地面積に対してはあまり沢山入らないので、早急に対処したいと思っている所だが、ま、こうしたところの水処理を進めていって、
# 規制委からは、昨年から地面を直接這うホースからの水漏れ漏洩を指摘されているけど抜本的な対策はなく放置状態。最近なんか示さしてたけど。漏洩認識よりも設置面積にしては、溜める容積が低い事が第一の問題の東電。##
3月、5月、6月、4月、と処理をすすめていって、次のページで行くと、68ページの上だが、そちらの方については、改めて別のタンクを起き始めていくということで、考えている。
ま、このような線表を65ページの下にいぃぃ、各エリアごとに書かせてもらっている。ま、こうしたことを進めることによって、69ページにぃぃ、ええぇ、タンクの、設置進捗率と言うことで、示させてもらったが、
ええぇ、あ、すいません。失礼した。ま、そうした事を進めることにより、それぞれ、ええぇ、Dエリア、H1エリア、H2エリア、H4エリアのリプレイスが進んでいくと言うことである。
で、69ページ上だが、こちらの方は新設タンクが、何時頃、どれぐらい出来ていくかと言うことの見込みを最新の状況で書かせてもらっている。こちらは以上である。
http://live.nicovideo.jp/watch/lv171269365#00:19:50
◎リプレースするタンクの保管方針について
それから70ページ(PDF30)以降だが、http://j.mp/1fTP6Wy リプレイスすると言うことであると、ま、既存でついている物を廃棄することになるわけだ。何処かには行きほぞが必要になってくるわけであり、70ページの下にいぃ、角型タンク。
ま、これ、Jエリアにある物。写真が示してあるが、ブルータンクといっている横型タンク。フランジタンクと言われる縦型の構成フランジタンク。ま、こうした物があるわけだが、
それぞれの形態に応じて、保管場所を決めていく事が必要だ、ということである。で、例えば、72ページの上など見ていくと、フランジ型タンクの場合は、ま、分解して、このように鋼板を並べて、積み上げていく形で、
保管していく事を考えているということである。こちらの方は以上である。
http://live.nicovideo.jp/watch/lv171269365#00:20:45
◎港湾内付替排水路工事について
めくって75ページ(PDF40)だ。http://j.mp/1fTPvbD 「港湾内付替排水路工事について」といことで、これは現在、C排水路、最終的に流末は港湾外に出ているが、それを港湾内に入れていくことの作業工程が現状個々まで来ていることを示している。
内容的には特に変わっていないが、76ページ下の工程がアップデートされている。77ページ以降は、これは、★★★ちょっと見せ方は違うが、これまで説明した内容なので割愛する。
83ページ以降は、官庁さまさまの資料なんで、割愛する。こちらは以上だ。
http://live.nicovideo.jp/watch/lv171269365#00:21:35
■環境モニタリング・サンプリング
それから手元にいつものサンプリング結果だな。海側、護岸付近、排水路のサンプリング結果を示しているので参考としておくのだ。
それから一つだが、カラーで書いてあるH4エリアタンクにおける水漏れに関するサンプリング結果について、ということで、3月12日 という資料が二つあると思う。http://j.mp/1foMbPN / http://j.mp/1fTQ2Kw
カラーで配っている物と白黒で配っているものだ。白黒 http://j.mp/1foMbPN で配っている物は見慣れていると思う。いつも配らせてもらっているものだ。
で、先程、動画でも示したが、D排水路、それから、C排水路の下流側。こちらの方の暗渠化が完成したので、ようは、トンネルの中に入ってしまった部分だな。そちらは新たにサンプリングされることはないので、
そうした場所を省いた形で新しいフォーマットで示すと、このカラーで示したような形になる http://j.mp/1fTQ2Kw ということである。今後はこの形で出させてもらうのでヨロシコだ。私からは以上だ。
○東電石橋:
それでは質問を受ける。質問のある方は挙手をお願いする。(23分)
■質疑
http://live.nicovideo.jp/watch/lv171269365#00:23:25
●フリー政野:
【要約】・72ページのタンクの保管方針について。解体をして重ねていくというこの場所はどこになるのか?
(尾野:今後沢山置くことになるので、最終的な場所は検討中。良い場所を決めておきたい。)
今日以外の質問は後でがよいか?
(尾野:はい。よろしこ。)
http://live.nicovideo.jp/watch/lv171269365#00:24:20
●IWJミノシマ:【要約】
・C排水路の出口部分、港湾内付け替え計画で、出口部分がずっと検討中になっている。決まらない理由があるのか、特にすぐに決める必要がないのか、どういうことか?
(尾野:現状、工事を進めていく段階で決まってない状態でも進められるところを進めている。最終的にどこまで伸すかは、内側、外側に入れる場合で特性があるので、そこを説明して進めたい。その作業がまだ残っていると言うことだ。)
いつまで目処に?工程表にある?
(尾野:そうだな。今、具体的にどこまではない。最終的に仕上げるまでに決める必要がある。)
# 最終的に仕上げるまでには決める必要がある。(・ω・ )ナニソレ ##
.
http://live.nicovideo.jp/watch/lv171269365#00:25:55
●NHKふじのき:【要約】{初}
・福島の方でタンク堰の2重化工事の官僚時期が2ヶ月近くずれ込んだ発表と、排水路の出口を港湾内に付け替える工事完了もずれ込んだ。それぞれ詳細を理由を含めて説明するのだ。(尾野:飛ばしながらの説明なので説明がとんでしまった。当初予定より後ろ倒しになったアップデート スケジュールを本日も示したところだ。工事を始めるに辺り、工程を考えていくが、通常なら半年や1年と十分検討してから工事がスタートするが、今回のは早急に工事を始める必要性が高いという事で進めている。初期に考えた工程で収められるか考えながら進める状況だった。堰は運用しているので、周辺配管が込み入ってついているので、配管がある状態のまま作業をすることになったので、当初思っていたよりも慎重作業が必要になり、全体の工期が延びている。後工程を考えると後期がずれる事は好ましくないので、今回は、このような形で改訂しているが、工期を守る形で作業を進めていきたいと思っている。)
排水路の工事についての理由は?土地改良?
(尾野:排水路は実際に通す場所を良く見極めないといけない。35m盤から海岸まで斜面を通していくなど、作業的に難しい場所もあり、海岸付近は埋立てた場所なので、そうしたところの土地改良だとか、そうした事が全体として見込み以上だったと言うことだ。)
5月ということだが、両方ともあくまで暫定的な者と考えた方が良いのか?
(尾野:言い難いが、それを守るようにしたい。既に1回伸してるんで。ただ、安全やできあがりの品質が確保されないと意味がないので、それはしっかり守り、そこを目指していく)
1回、延期をしたとうのは排水路だけか?タンクの堰についてもか?
(尾野:今している多くの工事は初期スケジュールを守りきれなかったものもあるので、初めてか、と言われても答えしかねる)
http://live.nicovideo.jp/watch/lv171269365#00:30:45
●共同おおた:【要約】
・タンクリプレイス計画について。65ページの表の読み方が分からない。リプレイス自体は年度内で、何基が撤去されて、何基が置き換わることになるのか?
(尾野:何基が撤去されるかという言い方は、撤去される物により違うので言い難い。例えばDエリアは小さな箱形タンクが沢山あり、それがのけられ、そこに大型の鋼製タンクが置かれることになる。赤いバーの下に数字が書いてあるが、これが大型の鋼製タンクに置き換わる数のイメージだ。一応、1000トンタンク相当で数を書いてある。)
これはDエリアの6月だと、8基相当が新たに作られると。で、翌月も更に8基作られるという読み方か?
(尾野:そうだ)
それでいくと、H1から下の部分については?赤い線の所に書いてある 27.6とか、18.0とか、これが新しく増える数?
(尾野:そうだ。青いところが、新しく作るには古いタンクを撤去して、始末して、古い基礎を取り除くなどの準備をしてから新しいタンクが出来るので、青い線を引いてあるところから既にリプレイス作業は始まっているが、始まればその瞬間に新しいタンクが出来るわけではない。現場の新しいタンクを詰める準備が整うと、新しいタンクが出てくるので、ちょっと遅れて新しいタンクが出てくる。で、新しいタンクが出てくる部分のバーチャートを分かり易く赤で示した、という絵柄だ。)
後で足してみようとは思うが、年度内にこの黒い太字の部分が置き換わって増えると?
(尾野:そうだ。置き換わる先だ。で、置き換わる前は小さな箱形タンクだったり、タンクローリーの荷台に乗っているような横型の、これも100トンだったり、小さな物だが、そうした物が置き換わるから、同じ面積でも、おける容量は増えていくので、単純に要用が同じだけ変わっているわけではないと。)
全体でリプレイスが必要とされているタンクのどれぐらいが終ることになるのか?
(尾野:これで見ていくと、96ページに線表で示している。横軸に年度がかいてあるが、下の方を見ると2015年3月22日が横軸にある。)
な、何ページ?
(尾野:69ページだ。)
あ、69ページか。はい。
# 96ぺージっていったでしょ。尾野氏は数字の読み間違いが本当に多いでつ。##
(尾野:横軸を見ていくと2015年3月22日というところ。その直ぐ上に緑の線が引いてあるかと思うが、3月末ぐらいの所で、緑の線が0のところにあたっている。こノ緑の線が何かというと、RO濃縮水なんだな。なので、要はフランジ型タンクに入っているRO濃縮水を始末していくことで言うと、新しく作ったタンクにALPS水を入れていき、新しいタンクにリプレイスして、新しいタンクにALPS水を入れていく、ということをしていけば、皮算用的な所はあるが、ま、こんな絵柄になる。で、この瞬間にフランジ型タンクが全く残ってないか、と言えばそうではない。フランジ型タンクの中にRO濃縮水が溜まっている状況は、相当程度解消できるということなんで、ある意味ここまで進むと、次の手を打っていく上で少し余裕が出る、ということだと思う。)
具体的に何基中、何基という数字は難しい?
(尾野:その言い方をもしも、したいのであればぁ、毎月出している中長期ロードマップ資料の中に、各エリアの中にタンクが何基あるか、エリア毎の一覧表になっており、そちらを見て、処置するエリアを見ると、そのタンクが、この新しいタンクに置き換わるとということで、数字の関係はわかると思う。で、タンクのタイプも書いてあるので、フランジタンクとなっていたり、溶接タンクとなっていたり、タンクのタイプも書いてあるから、その辞典で残っているフランジタンクも数としては分かるんじゃないかと思う。)
リプレイスしていく上で、前提となっているALPSの処理能力は?どれだけ処理能力がアレば、このような入替がしていけるとなっているのか?
(尾野:細かいところまで覚えてないが、ALPSの処理能力で言えば69ページをみるのだ。ま、9月の所から青い線で、ALPS処理水が増えていく様子の角度が急になっている。この辺りから、増設ALPSが働き始める想定での線表になっている。)
すると、今あるALPSがしっかり、
(尾野:働いて、で、新しいALPSが、この辺りから戦列に入ってくる、という条件でのシュミレーションだ。)
わかった。
http://live.nicovideo.jp/watch/lv171269365#00:37:50
●テレ朝松井:【要約】
・今の69ページのグラフ。ALPSの青いラインが2015年3月22日からほぼフラットのようになっている。これはどうしてこのようになっているか改めてお願いする。
(尾野:これ自信は、この線表の作り方での意味でしかない、か、と思っている。元々あったROの処理がこの辺で済みました、と言うことで、この辺からフラットになっているということだが、実際には日々発生していく処置が残るから、その分の処理はこの後も継続すると思っている。)
するとフラットになるというのは…
(尾野:このグリーンの処理がここで終りました、という意味だ。)
この日付を目標に届いて完成、ということではない?
(尾野:ある日突然、凍土壁が出来上がり、すると、全く吸い上げがいらなくなるのか、という訳でもないから、これは表を作る上での、ある意味、方便的な部分がある。)
わかった。
・ROジャバラハウスの汚染漏れ、今日の新しい資料について。3月11日に4箇所で普通の非汚染水を撒いてサンプリング下と言うことだが、データが一つになっている。4箇所で撒いて、それを集めたのか?
(尾野:ハイソウデス)
何故集めたのか?その4箇所毎に計った方が良かったと思うが。何故集めてしまったのか?集めてしまうと場所が特定出来なくなると思ったが。
(尾野:そういう意見をもらうと、なるほどそうか、というところはあるが、実際問題としてここに集めて計っているので、データとしては一つである。)
わかりました。すると、これは全βで80万Bq/L。セシウム134でも390Bq/Lという値が出てきている。これはこのRO装置の性能上、これぐらい汚れてしまう物なのか、或いは、何らか過去に漏れた物があり、その影響など、その辺はどうか?
(尾野:RO装置の方だが、過去に何度か漏洩トラブルを起して、堰内をかなり汚した実態がある。狭い場所で除染も難しいこともあり、ある程度汚れている部分かと思っている。で、RO濃縮装置を通った後は、濃縮側と淡水側に分離されていくわけだが、RO装置の供給側の水でいえば、系統から持って来ている水だから、ま、相当程度汚染が残っているので、ま、そうした事が表われていると思っている。)
・このRO建屋内は、作業員の方が毎日大量に入っている場所か、それともなにかあったときに入っていくのか?
(尾野:定期的なパトロールで入っていく場所で、作業があれば入っていく場所だ。多分、被ばくに対するケアが心配という質問だと思うが、γ線源であるセシウムは、サリーやキュリオンで、まっ、1000分の1から1万の1に落ちた状態でやっていくが、ストロンチウム系は残った状態でRO装置にやってきている。で、RO装置で分離され、塩と淡水に分けるわけだが、ストロンチウムは塩水側に多くいく性質があるわけだが、個々にやってきた水は、セシウム137が減ってはいるが、ある程度残っていて、それでストロンチウムが多いβリッチの水である傾向がある。従って漏洩トラブルなど起して、堰内に水が溜まって、ま、拭き取りなどはするにしても、乾燥した状態で言えば、βリッチの雰囲気になっていく傾向がある。なので、ここに入っていく作業の中で、β線を遮る事を考えると、β線に対するケアをした状態で作業を行っていくことがメインになる。)
・暗渠のBとC排水路は完成と言う事で良いか?
(尾野:暗渠としての性能は完成している。後始末の工事、暗渠が終った後の埋め戻しの作業が一部残っている。暗渠は完成して通水が出来る状態になっているので完成と受け取ってもらって結構だ。)
質問の主旨は、以前も聞いているんだが、全部を配管にしてしまうと、どこからも入って来ない。つまり、あの水は何の水なのか、という事になる。枝管のようなものも全部完成したのかという質問だだ。
(尾野:枝感はこれから工事を続ける事になる。)
つまり、枝管はまだついてないと?
(尾野:ハイソウデス)
で、枝管は例えば、H4エリアの何処か、地面の中に浸けて、そして雨水が溜まったような物が、暗渠になっているB排水路に流れていくという、プランだったと思うが。
(尾野:それはこれからの作業になる。排水路の本体が出来上がった。周辺雨水を処置していくことは当然必要になってくるが、それにあたっては、先ずH4エリア近辺であれば、土壌が汚れているので土壌の上にフェイシングして、土壌が雨水に混じらない状態にしていって、その上で枝管を付けるプロセスが必要なんで、それは今後も続く)
じゃあ。B排水路に関しては、ふれあい交差点から、今、B、Cの合流の所までは、基本的にまだ枝管がないと考えれば、殆ど水は流れてないと言うことか?
(尾野:ふれあい交差点より上流の森林部、こちらに降った雨水等々が集まって入っていると考えるのだ。)
わかりました。
http://live.nicovideo.jp/watch/lv171269365#00:45:15
●読売うえむら:【要約】
・更田委員が提案した地下貯水層の活用は、今日の現地調整会議で議題になったのか? 今のところの可能性については?
(尾野:特にそういった議論があったとは聞いていない。今後鋸とは、規制委の委員会の中で、そうした事も視野に入れて考えて見てはどうか、と言う話だったと思う。一方、経産大臣 茂木さまからは、設備的な改善をしないで使用することは難しさがあるだろうという話しを頂いている。我々としては、何らかの改善措置がとれるのか、を考えた上で、どうしていくか示す事が必要になると思うので、検討しているところだ。現状道であるかの見通しまでは立っていない。)
当面は貯水層内の対策、強化策を検討していくと?
(尾野:そうした事を検討していく必要があるし、すぐにどうこうと、今言える状況にない。)
わかりました。
http://live.nicovideo.jp/watch/lv171269365#00:47:15
●フリー政野:【要約】
・★★★3年経過したので前から聞きたい事を聞きたい。3.11直後に Jビレッジから1Fに行く間に、津波で犠牲になられた方のご遺体が、長いこと放置されていたことをそこで働いていた、1FとJビレッジを往復していた方から聞いている。そういったご遺体は何体ぐらいあったのか、ご家族にご遺体をお渡しすることが出来たのか伺いたい。
(尾野:大変痛ましいことかと思っている。もちろん津波があるわけだ。我々の発電所がそれに起因して放射性物質を出す大きな事故になったんで、そうでなければすぐに救援に行く事が出来た場所に立入りが制限される状況になった、そのことを言っているんだと思うが、人の情としては大変な苦しみや痛みがあったと思うが、そのことに関しては何とも言いようがないことかと思う。その上で、その状況の中で、そこをどう処置するか、どれぐらいの方がいたのか、我々として把握しきれる内容ではない。関係当局に聞いてもらいたい。)
関係当局でご遺体を持って行かれたと?
(尾野:我々の業務のタイミングで出来るか、していたかといえばそうではない。事故対応に専念していたこともある。この質問に我々から答える事は難しいことだと理解して頂きたい。)
中に働いている方に伺ったが、未だにマスコミに話してはいけないと未だに言われていると言うことだが、東電からそういった指示を出しているのか?
(尾野:そうは思ってないが。)
間に入っている会社が、東電と関係なくそうした箝口令が敷かれているのか?
(尾野:業務上知り得たことに対して、節度を持って対処することは、私もそうだが、皆さんも会社にいても同じかとおもうが。)
# 皆さんの会社と、莫大な国費が投入され、我々の血税、国費で存続している会社と同じにすんなっ! 別に揚げ足撮る積はないけど、言葉の節々に自覚がない。国民に対するお礼の言葉の無ければ感謝の言葉もない。モラルハザードという概念すら存在しない会社の社員。##
・タンクの下が、8ブロックに分かれていたと言うことだが、そのことを昨年夏、H4北エリアの北だが、この件は当時分かっていたのに発表が無く、数ヶ月後に、実は敷地の地盤は8ブロックでコンクリートが分かれていたことを明らかにしたのか?
(尾野:質問の意味がわからない。)
要は、H4エリアで汚染水漏れがあったときに、プール一杯分の高濃度汚染水が漏れたときに、その汚水がどこに漏れたのかが問題になっており、
(尾野:わかった。広い基礎を作るときにコンクリートの内継ぎ部は存在する訳だが、タンクを作る際に、コンクリートの内継ぎ部は、その上にタンクを乗せる造りにはしていない。H4エリアも一つのプレートに当該タンクが載っていて、周辺に漏れが広がって、実は相当漏れており、タンクの基礎盤を抜けて下に落ちている可能性も含めて調査はしている。ただし、その時点において一つのプレートの上に乗っていることなんで、継ぎ目のことは経路としてどこを通っていったのか、ということの経路としては、対象として上がってきてなかった、と言うことだ。)
つまり、言う必要がないと判断したと言うことか?
(尾野:あの… 調査検討の議論の中で、勿論様々な事があるわけだが、当該場所に関係した所を中心に調べていくので、そうした流れでやったと言うことだ。)
(東電石橋:質問は以上でよいか?では、会見はこれで終了する。)
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