(2時間13分)
○地下貯水層 高濃度汚染水漏えい関連 4/26(金) ★★★
○地下貯水層 高濃度汚染水漏えい関連 4/27(土)
- 地下貯水槽分析結果(採取日:4月26日)(PDF 50.7KB)
- 地下貯水槽観測孔分析結果(採取日:4月26日[2])(PDF 42.9KB)
- 地下貯水槽観測孔分析結果(採取日:4月26日[1])(PDF 42.5KB)
- 地下貯水槽観測孔分析結果(採取日:4月27日)
○地下貯水層 高濃度汚染水漏えい関連 4/28(日)★★★
- 地下貯水槽分析結果(採取日:4月27日)
- 地下貯水槽分析結果(採取日:4月27日追加分)
- 地下貯水槽分析結果(採取日:4月27日追加分その2)
- 地下貯水槽分析結果(採取日:4月28日)
- 地下貯水槽観測孔分析結果(採取日:4月28日)
○報道関係各位一斉メール 4/26(金)
○報道関係各位一斉メール 4/27(土) 以降
- 地下貯水槽からの水漏れについて(続報101) 観測孔13箇所から全β検出
- 地下貯水槽からの水漏れについて(続報102) 再計測結果└2箇所NDで他は全β検出
- 地下貯水槽からの水漏れについて(続報103)
- 地下貯水槽からの水漏れについて(続報104) 観測孔22箇所 全てでND
- 地下貯水槽からの水漏れについて(続報105) No.1地下貯水層 全β上昇
- 地下貯水槽からの水漏れについて(続報106) 4/28(日)
- 地下貯水槽からの水漏れについて(続報107) No.1新たな漏えいはない認識
- 地下貯水槽からの水漏れについて(続報108) No.1地下貯水層 全βが低下
- 地下貯水槽からの水漏れについて(続報109)
- 地下貯水槽からの水漏れについて(続報110) 採取用ボトルの汚染が原因?
- 地下貯水槽からの水漏れについて(続報111) 4/29(月)
4/29 AM5:12頃 No.1→ろ過水タンク移送終了 - 地下貯水槽からの水漏れについて(続報112)
- 地下貯水槽からの水漏れについて(続報113)
○福島第一プラント 4/26(金)
- 福島第一原子力発電所の状況(記者会見資料)(PDF 18.7KB)
- 福島第一原子力発電所プラント状況等のお知らせ(4月26日 午後3時現在)
- 地下水バイパスの進捗状況および稼働に向けた準備について(PDF 754KB) ★★★
- 福島第一原子力発電所2号機原子炉格納容器(PCV)内部調査用ガイドパイプ回収作業状況(PDF 55.1KB) (写真) ★★★
○環境モニタリング・サンプリング 4/26(金)
○指示・報告 4/26(金)
- 福島県内の関係する自治体との通報連絡に関する協定書の締結について(その3) ★★★ ~ 未締結だった南相馬市が締結。
- 原子力施設の耐震安全性に係る新たな科学的・技術的知見の継続的な収集及び評価への反映等のための取り組みに関する原子力規制委員会への報告について ★★★
- 福島第一原子力発電所、福島第二原子力発電所および柏崎刈羽原子力発電所の防災訓練実施結果報告書の提出について ★★
○その他 4/26(金)
○廃炉措置等に向けた取り組みの進捗状況★★★ 4/26(金)
- 議事次第(56.8KB)
- 出席者名簿(8.26KB)
- 【資料1】プラントの状況(1.22MB)
- 【資料2】中長期ロードマップ進捗状況(概要版)(2.77MB)
- 【資料3】個別の計画毎の検討・実施状況(4.38MB)
- 【資料4】「信頼性向上対策に係る実施計画」の経緯と対応状況について(406KB)
- 【資料5】地下貯水槽からの汚染水漏えい及び対応状況について(1.21MB)
- 【資料6】IAEA プレスリリース仮訳(293KB)
- 【資料7】燃料デブリ取出し準備の機器・装置開発等に係る技術カタログ拡充のための技術調査結果の公表について(67.3KB)
○汚染水処理対策委員会 2013年4月26日(第1回)★★★ 4/26(金)
- 議事次第(133KB)
- 名簿(118KB)
- 【資料1】汚染水処理対策委員会の趣旨、検討の進め方(323KB)
- 【資料2】当面の対応等(4.93MB)
- 【資料3】地下水流入抑制のための抜本策(4.45MB)
- 【資料4】トリチウムの処理方法(595KB)
■1F地下貯水層 高濃度汚染水 漏えい事故 関連
○東電石橋:
原子力定例会見を始める。本日も会見者は原子力品質安全部の福田さまである。よろしこ。先ず、地下貯水槽の移送状況から説明する。
○東電福田:
先ず作業実績である。★「地下貯水槽の漏えいに関わる本日(4/26)の作業実績 http://j.mp/Y8EgnU 」漏えいの拡散防止策だが、No.1,2,3、それぞれ移送を行っている。
2ページ目。モニタリングの関係で、ボーリングの進捗、及びボーリング結果だが、貯水層周りの A-1 ~ A-19、並びにB-1~B-3は、全てボーリングが終り、モニタリングも開始している。で、実際のデータについては右下の表の通り。
全βについては何れもND.海側の観測孔については、1~4が実際のモニタリングを開始しており、全βがND。5から8については作業中だ。
▲http://j.mp/10h80ci ここについては、実際のボーリングの深さについて、以前質問があったが、地下貯水層周りについては、概ね、1分置きなんだが、一つは地下水の水位が分かる程度まで少し浅めの所で、
7メートル程度の所まで掘っていると。もう一つは、実際は難透水層という少し深いところまで掘って、それより下には水が行きにくい部分まで掘って、少し深い部分もモニタリング出来るようにという事で、2種類の掘り方をしている。
そちらのほうは、難透水層の深さなので、10~13mぐらいの幅で掘っている状況だ。という質問に対する答えはそういう事だ。作業実績については以上だ。
それから次の地下貯水層の水位グラフだ。★「地下貯水槽 水位グラフ(4/25 16:00現在) http://j.mp/Y8EgUL」だが、これについては、手元にあるように、現在、No.1の貯水層から移送をしている関係で、水位が下がってきている。
概ね 40% のところまで下がってきている。このNo.1 貯水槽からの移送だが、元々H2タンク、及びろ過水タンクへの移送をする話をさせてもらっており、ろ過水タンクに昨日から移送を開始したところだ。
で、1点。わたし、前回、若干間違った説明をしたかと思うが、H2タンクと ろ過水、並行して移送をスタートしたが、本日、H2タンクへの移送を一時中断している。それでろ過水タンクの移送だけに切り替えているということである。
しばらく、ろ過水タンクへの移送をして、そちらが終了した地点で、H2タンクへの移送を再開する計画で行なっているということだ。これについての理由は、ろ過水タンクは少し高い所にあるので、H2タンクへ移送する水を先にやってしまうと、
水が下がり過ぎてポンプが吸い込めなくなる事情があり、先にろ過水タンクへの移送を進めるということである。全体のスケジュールとしてはGW、5月上旬ぐらいに全体の移送が終わるスケジュールには変更はない。
3枚目の移送状況については、今の話しの繰り返しになるが、★現状、No.1の水をろ過水タンクに移送中ということ。H2タンクには今中断しているので、ろ過水タンクへの移送が終了後、再開予定という形になっている。地下貯水槽関係は以上。
■福島第一の状況
福島第一の状況だ。スイマセン シリョウガ オオインデ… http://j.mp/YYgTbw
[原子炉および格納容器の状況]
注水状況は記載の通り。
[圧力容器下部温度]
[格納容器圧力と水素ガス濃度]
記載の通り、大きな変化はない。
[使用済み燃料プール]
前回案内したとおりであり、1,2号は運転中だが、3, 4号については、電源の二重化工事をする関係があり、現在停止中になっている。
3号機については、昨日から約33時間の停止予定ということで、今計画通り進んでいるところである。4号機についても、本日、電源の二重加工時のために停止したということである。
ま、記載のところは停止時の温度が書いてあるが、既に説明したとおり、温度上昇は非常に微小なものなので、運転上制限の65℃には十分余裕がある管理ができるというものである。
[タービン建屋地下溜り水の処理状況 ]
現在、3号機タービン建屋から高温焼却炉建屋へ移送実施中。
[水処理設備および貯蔵設備の状況]
サリー運転中。特に変わっていない。
[その他]
2点ほど紹介しておく。一つは2番めのポツ。★★本日から構内の側溝区における鋼管矢板の打設作業を開始している。前回、少し地震災害、怪我の関係で、作業を止めて再開したと申していたが、実際の鋼管矢板を打設する作業の開始をしている。
# この足を骨折した下請け企業の怪我人、骨折は翌日判明ということだったけど、2日も作業停止して再発防止策とる事案なのに、同日の会見で口頭報告も日報資料にも説明記載がなかった。2Fの東電社員が指を挟んで救急搬送の怪我人発生は同日報告して日報に載せるのに。
それから、4番目のポツだが、★★★2号機原子炉格納容器内部調査で使用していたガイドパイプが格納容器の中に置いたままになっているという説明で、
このガイドパイプの引き抜き作業を実施するということを前回、説明しているが、予定撮り、24日~26日ということで、本日までで この作業が終了している。で、それについては、
■2号機原子炉格納容器(PCV)内部調査用ガイドパイプ回収作業状況 ★★★
手元の参考資料。「福島第一原子力発電所2号機原子炉格納容器(PCV)内部調査用ガイドパイプ回収作業状況 http://j.mp/YYhavk (写真)http://j.mp/YYIfOI」ということで、
写真の付いている資料を配っている。ここで実際にガイドパイプの方を引きぬいて切断した上で、内部に落として、実際の格納容器の所の蓋をする、そういう回収作業が外側のパイプの改修まで、今回、26日までに終わっている。
これについては、今後、調査用の装置について、再調査に向けて再び準備を進めていく予定にしている。これについては以上。1Fの状況については以上である。
■20km圏内海域における魚介類の測定結果
その次。魚介類の核種分析の結果について配っている。これは定例の核種分析の結果である。9枚ものであるが★★★「魚介類の核種分析結果<福島第一原子力発電所20km圏内海域> http://j.mp/Y8EhrL」
1ページ目から2ページ目の途中まで20km圏内の港湾の外のものが出ているが、★★★その中で一番大きいのが370Bq/kgということで、1ページ目のクロソイの部分だ。それから、2ページ目の最後の1行のところが1Fの港湾内のモニタリング結果だ。
そこから数字が大きくなっているので、区別がつきやすいと思うが、そこからしたが1F港湾内でとれた魚のモニタリング結果である。今回、とれた中では 3/9 ページで★★★シロメバル 21万6000Bq/kg が一番大きな数字になっている。
今回のデータが9/9までついている。で、9/9 の後ろのページに、今回の上期のモニタリング結果を集約した資料が付いている。
で、これについては、これまで月に一回、福島県の漁業協同組合の連合会の組合長会議で状況報告を行なって来ているが、本日、この4月12日分、今月の前半部分のデータを取りまとめて報告を行ったものだ。
その際に説明した資料が今ほどの所の後ろに付いているものだ。ここについても集約したものなので、今までのものを、先ずは最初のページが12日までの採取分のデータということ。
それから、H24年度の上半期分、下半期分、という物を集約していつもの形にしている。http://j.mp/15VHDAX それから7ページに1Fの港湾内の魚類の捕獲状況を集約した速報ベースのものを付けている。
ここについても、最新のデータ、まだ精査中の物があるが、トータル1040匹採取して、モニタリングした結果の速報を載せている。で、ま、このあたりについて、本日、漁連の組合長会議で説明をしている。
で、ここについては、港湾内で継続的に高い物が採取されているという事で、港湾口における刺網の設置など進めているが、一番最後のページに対策の概略工程と場所が書いている。http://j.mp/15VIu4r
特に変更がある物ではないが、組合長会議の方で、港湾口の方をより万全にするため、刺網の二重化の設置という形の要望が前回あり、これについては、今後、実施することで回答をして準備を進めていきたいと考えている。
GW明けから港湾口の底刺網の二重化を実施するという事で考えている。★★併せて、本日、福島県の組合長会議の方で、地下貯水層の水漏れの状況とか、後ほど、資料で説明するが、地下水バイパスの関連資料の説明もしている。
このあたり、水漏れについては、しっかりして下さいという意見。★★★それから地下水バイパスについては、内容を説明して理解を頂いたという状況だと聞いている。この説明については以上だ。
■廃炉対策推進会議 事務局会議 第2回 ★★★
その次。分厚い資料の関係になる。廃炉対策推進会議の事務局会議 第2回 会議の資料一式が手元に配られていると思う。これはいつもの中長期のロードマップの進捗状況や、トピックスが幾つか入っている造りになっている。
http://j.mp/AlbqNY で、今回の4月分の進捗状況が取り纏まったので、公表させて頂く物である。中身で少し、今まで会見で説明していないもの、変化があったものを中心に説明したいと思う。先ず27ページだ。
# 説明しているページとPDFのページは一致ません。
2号機TIP案内管内障害物に対する対策と今後の進め方
「2号機TIP案内管内障害物に対する対策と今後の進め方について http://j.mp/15VNMNm」である。この件については、2号機のTIP案内管を活用してろ内調査とか、温度計設置の可否を判断するために、一度、ファイバーを入れて確認するような調査を実施している。
# 諦めた訳じゃなかったのね。
ところが、この調査の途中で、実際にファイバーが途中で引っかかってしまったという事で、案内管内面に付着物とか、TIPの牽引装置にリミットスイッチというのが付いており、そのローラーの所で引っ掛かってしまったという事があった。
これは既にお知らせ済みのことだが、これに対して、今後、更に内部調査を刷るための新たな挑戦をしていくことの内容である。2ページ目 http://j.mp/15VPu1c が、その時の経緯という事で、ちょっと見にくいが、
付着物とか、ローラーがあって実際に中に進めなかったという所である。幾つか対策を考えているんだが、結果として4ページにあるような、少し力の強い挿入機材で付着物をどかす、押し込むなり、
あと、ローラーを押し上げるような形で、ある意味では道が作れないかという事を今、検討している。実際の挿入機材が、この4ページ(スライド4)にあるように、ダミーTIP のケーブルと言って、
これは建設時に、実際に試験的に使っている物だが、こういう、溝の切られた鋼材をギアで推し進めながら前に進めていく物である。これを挿入して、強い力で押し込んでみると。
で、先端については、この下にあるようにくさび形状の物を付けて、こういう形で上手くできないかという事を検討してきた。これについては、工場で検討をしたところ、恐らくこれでうまくいきそうだ、という判断が出来たので、
5ページにあるように、次に実際にこれを現場に適用すべく、気密容器、送り装置等の制作フェーズに入っていくということである。★★現地作業については6月下旬、最短でそのあたりになろうかということで、こういう説明をしている。
地下水バイパスの進捗状況および稼働に向けた準備について★★★
続いて47ページ。「地下水バイパスの進捗状況および稼働に向けた準備について http://j.mp/15VRPcB 」ということで、これについては、既に色々な紙については案内しているとおりだ。
繰り返しの部分は省かせて頂き、1ページ目(スライド1)はコンセプトで、スライド2が施工の進捗状況で、スライド3に全体のスケジュールが書いてある。http://j.mp/15VSmLr
これについて 4月22日にA系統の試運転と水質の確認が完了したというところである。C系統についても試運転を開始しているという事で、今後、水質確認の内容について関係者への説明をしていく状況になっている。
★★★それで、実際の水質の内容だが、スライド8のところで、水質確認の概況について、ということで、A系統の揚水井の1から4の水質確認が終っている。
で、ここについて スライド9に、実際の、これは★★★当社の方で確認した結果が出ている。ここにあるように、法定値の基準濃度に比べ、極めて低い数字になっているものだ。
# 山側と言っても1F周辺の汚染された土地の地下水をわざわざ汲上げて海に流す。地下水流入を少なくするとはいえ、意図的な放流は事故後初めて。分析は東電が責任を持ってさせて頂きました?
もう一方、これについて揚水井から一時貯留タンクに貯めて、そこでもう一度水質を確認した上で放出する手はずになるが、一時貯留タンクにためた水についても水質確認をしている。
これについても、★★★許容目安値のセシウム137 1Bq/L 以下である事を確認している。また、周辺海域や河川で検出された放射能濃度についても十分低い事を確認したという事だ。
★★★併せて11ページの所に同じサンプリングした水を第三者機関に送って確認してもらっている。これについても数字的には非常に低いという事で、同じような結果が出ているという事で、水質確認の結果が取り纏まった、というところである。
★★★それから、スライド15が水質確認結果だ。http://j.mp/15VW6Ne ここにあるように、実際のセシウム等、非常に低いレベルであることが確認されたという事である。で、これを受けて、スライド22だが、今後の予定。
A系統については、水質分析の完了が行われたという事で、B、C系統については引き続きやっていくという事である。このあたりについては、関係者の理解を得た上で、今後、稼働することで準備を進めていきたいと考えている。
地下水バイパスの進捗状況については以上である。
港湾内海水中放射性物質濃度低減に関する専門家による検討会
続いて67ページを見るんだ。「港湾内海水中放射性物質濃度低減に関する専門家による検討会について http://j.mp/15VYe7D」これについては、案内の通り、港湾内の放射性物質の濃度が、
特に海峡の中の所でなかなか下がってこないところがあり、これについて、新たに専門家による検討会を設置することを既に案内していたところだ。その検討会の第一回を本日開催したという事である。
# 事故後、ずっと言われてることなのに。別に専門家が見なくても、普通に考えておかしいよ。海に繋がっているのに何時までの濃度殆ど変わらない。外洋と繋がっているのに、ペラペラのシルトフェンス、それも船が通る度に頻繁に外すのに。それで港湾内海水の拡散が防げていると。
# 海底覆土効果もとっくに破綻しているし。漏えいが現在も続いているのは明らか。事故後からずっと会見で指摘されていることを、ようやく検証すると。ほんと、いい加減にして欲しい東電と政府。
で、目的の所にあるように、一部で告示濃度如何に低減しない要因について、★★★専門家の方も含め、検証を行う事を目的に設置し、5月末を目途に検証結果を取り纏めるという事である。
で、ここの検討目で要因の検討ということで、今まで色々説明してきたことだが、これについて、対策の検証、それからモニタリングの話しをさせてもらっている。で、実際、今後、モデル化等を考えて行く事になるかと思うが、
先ずは現状認識をして頂いたという事だ。★★★2ページ目に検討会のメンバーが書いてあるが、http://j.mp/11pThhG これが今回の検討会の専門家という事で選ばせてもらっている5名の専門家の方々である。
で、このメンバーによる検討会を本日スタートしたという事で、スケジュールについては、本日第一回。本日、全体の概要を説明しているが、今後、この先生方の指導を受けながら、モデル化の更に精度を上げるとか、
更に検討を進め、5月末に第二回を開かせてもらい、ここで検証をしたいと言うことである。この成果の取りまとめについては、取り纏まり次第公表するということで検討会をしているという紹介である。
# さっき、5月末に検証結果を取り纏めといいながら、次回の開催日は5月末でつか。なにそれ。
福島第一原子力発電所 作業安全確保活動の実績(H24)と計画(H25)
続いて72ページ。★★★「福島第一原子力発電所 作業安全確保活動の実績(H24)と計画(H25)http://j.mp/11K3INx」ということで、平成24年度の実績が取り纏まったので、報告をしているところである。
実際の活動結果としてはH24については、災害数が25人ということで、H23の59人に比べて約57%で減っているという事である。ここについては、その下に書いてあるように、1~6の色んな活動をしてきたというところである。
ま、災害の状況もしたに書いてあるが、ま、やはり熱中症、それから、転倒、躓きが多く発生しているのが現状である。熱中症については右側にあるように、H23年度は非常に多かったということで、
そこに書いてある1~9ということで、各種の対策を早めからスタートすることで案内しているとおりだが、その成果もあり、約70%減って、寝中小の災害数は7人という事になっている。で、H25年度においても、これらの成果も踏まえ、
更に安全確保のための対策を継続して実施していく計画にしているというところだ。尚、この裏のページの所に実際に起こった災害について、概要が一覧で纏めている。本件は以上である。
適正な労働条件確保のための元請企業の取り組みについて(調査結果)★★★
続いて74ページだ。「適正な労働条件確保のための元請企業の取り組みについて(調査結果)http://j.mp/11K6t1f」これについては適正な労働条件確保のための元請け企業の取り組みについての調査結果である。
で、これについては、以前、就労実態を把握するためのアンケートを実施しており、このアンケートで色々不適切な就労形態を防止する対策を、そのアンケートに従ってとっている。
# 前回 就労関係 3回目のアンケートは作業関係改善 → http://j.mp/XV2hYx その前の2回目アンケートは就労実態調査。違法労働、線量偽装に端を発する → http://j.mp/Qof86j
その対策について元請け企業に当社が直接出向き、しっかり管理されているかどうか、調査をする、という事を12月から3月にかけてやってきている。その結果が取り纏まったので、報告させて頂くという物である。
# この会見で再三指摘されても、多重下請け労働問題について関与しようとしてこなかった東電。法律を守らないほうが悪いのであって当社に責任ない主張を繰り返してきた東電。行政指導がなければ決して調査は行わないし、自主的に改善に努めているかのような報告は聞いていて本当に腹が立つ。自ら調査改善に積極関与する気ゼロ。事前にいつ行くから資料準備しとけという元請け限定調査。法令違反事例は見つからず、良い例あったので今後もより良くしていく隠蔽、改ざん常習犯自ら行う調査報告。罰則ないに等しい法体系、不透明な被ばく雇用関係、今も昔も変わらない。
スライド2。調査対象だが、福島第一で現在、安全推進連絡会に登録されている企業、31社のうち、現在、作業を継続している企業26社を選び、その中から線量管理しシステムの方で、任意に元請け各社5名を抽出している。
その5名の中から普通に、実際の労働条件を確認するために、元請け企業が提出を求めている書類等々について、2名以上の確認をしたということである。
★★★スライド3 http://j.mp/11K9y1w 調査の結果。調査期間、元請け企業の名前が26社。調査体制はこんな形になっている。実際に調査した作業員の人数は58名ということで、体制上の関係はそこのグラフにあるとおりで、
二次下請けまでの方が比較的多いという事である。4ページの所で雇用企業の確認。ここについては元請け企業の所で、雇用企業の確認をするために、名簿や雇用保険の関係書類とか、雇用関係の書類の提出をさせているという事で、
具体的にどういう書類で元請け業者が確認しているか、というところを調査している。その結果、右のグラフが分かり易いかと思うが、★★★26社は全て、何らかの方法で確認していると。で、雇用関係の書類については全社。
これは11月に労働基準局の方から指導があったという事で、★★★その後から始めたという企業もあっが、全社やっているという事だ。http://j.mp/11KaHpE
この中で雇用関係の書類ということで、公的な書類を使っているのが11社ということである。ここについては、全社、やるべき事はやっているが、良好事例として、
ま、一部の元請け企業では行政機関の書類を持って確認している事をやっているという事である。
★★★改善の余地については、雇用企業の確認、書類によって少し、確実性の相違があるという事で、これについては少し改善を考えて行きたいというものである。
続いてスライド6。http://j.mp/ZAcccC 請負体系の確認というところだが、これは請負体系の確認だ。これは元請け企業の方で、施工体系図とか、工事体制表というのを作成しているが、これらを作るときに確認した書類、という事である。
★★★で、各社何れかの書類という事で、下請けの通知関係の書類、あるいは契約関係の書類を用いて確認しているところだ。そういう意味では、下請け企業からの報告を求めて確認する行為がやられている事は、同様に確認されている。
やはり、良好事例として一部の元請け企業においては、請負体系の確認に契約関係の資料を入手している事例が見られている。で、ま、こういう意味で確認する書類について、記載内容の確実な物でやっている部分 "も" あるという事で、
# "も"
こういう良好事例があり、それぞれの会社で若干の記載内容の確実性にまだ相違があるというところは改善の余地があるポイントかなと考えている。
# 良好事例がないかを調査することが目的なのか。一部で良好事例が見られたと誇らしげに。何の報告なのこれ。問題点と改善点の説明よりも良好事例紹介が報告のウエイトを締める。
# 犯罪きっかけ労基署指導で始めた、毎度の当事者の当事者による当事者のための調査結果。良好であった。今後もしっかりやっていく報告。被爆原発労働問題。今に始まった話しじゃない。原発事故対応で明るみに出ても積極関与しない、原発推進 見て見ぬふりをしてきた政府。
スライド8http://j.mp/ZAfcG0 で労働条件の明示書類の確認と言うところだ。これについては、幾つかの書類で確認をして、★★★先ず26社、全社が確認しているのは、契約関係の書類を直接確認するという事で、
雇用計画書とか、労働条件通知書等々で直接記載内容の家訓をしているという事だ。それ以外にも作業員から聞き取りをやっているところが2社とか、雇用関係の書類とは別の書類で確認しているところ。
それから、宣誓とか周知ということで、周知という所でやっているものが5社という形。こんな形でやっており、今回の調査対象の作業員の方では、雇用器牛からの労働条件の通知書等、労働条件が明示されているという事を確認している。
で、この中で良好事例としては、労働条件の通知書に作業員の署名欄を設けて、ちゃんと合意をしていることを確認している事例も見られている。ま、あの、開演の余地があるところは、同じく確認の継続性に差が生じているという事なので、
このあたりは今後の取り組みで、また考えていくと思っている。その次のページで、ま、この調査結果おとり纏めていると、★★★今回の58名、各社代表という事で、それぞれ労働条件を確認したが、不適切な事例は認められないという事だ。
それから、ま、当社から12月に(元請け企業に対して)要請しているが、その要請に基づいて、しっかり労働条件の確認をしていると言うことが、★★★我々の目で確認出来たという事だ。
# ( ゚д゚)ポカーン
それから改善事項の所にもあったが、書類の記載内容の確実性とか、労働条件の明示状況の継続性の所で、各社により少し違いが見られているので、このあたりは良好事例を踏まえ、
より有効な取り組みという物を実施してもらうように要請していきたいと思っている。何れにしても、当社として元請け企業の取り組み状況を定期的に確認しつつ、労働者の保護、就労環境向上に努めていきたいと考えている。本件は以上である。
# 東電→(今回の調査結果)←元請け(東電さまが宿題確認に来るので書類纏める)→1次→2次→3次→4次→5次→6次→7次→8次→9次→10次下請け労働者を、これからも東電は保護に勤めていくと。まるでやる気のない対策を胸はって報告。知らん人聞いたら、なんか頑張ってるっぽい報告。
使用済燃料の保管状況(H25.4.20時点)
85ページ。「使用済燃料の保管状況(H25.4.20時点) http://j.mp/ZAnHRy 」次のトピックだが、これは今後、定例になる書類であるが、使用済み燃料について、
燃料のキャスク仮保管設備の方に保管が始まったという状況なので、今後はどこにどれだけの燃料が保管されているかという事を明確に分るようにするための、こういうフォーマットで、今後、報告をするという事にした。
ここについては、キャスクの仮保管設備に4基キャスクを移動しているので、ここが増えていると言うことで、こんな形でお知らせしていくという事である。
2号機 原子炉建屋オペレーティングフロアのガンマカメラによる調査結果について(解析結果報告)
続いて83ページ。「2号機 原子炉建屋オペレーティングフロアのガンマカメラによる調査結果について(解析結果報告)http://j.mp/Y8Hzvi」2号機原子炉建屋のオペフロ最上階だが、
ここについてγカメラによる調査結果が取りまとまっている。これを報告するというものである。これは一度調査したが、機器の故障でうまくいかなかったということで、再度、2月21日に再調査して結果が纏まったということで、報告している。
これについては、JAEAの開発したγカメラ、γ-eyeII というものを使用して、ブローアウトパネルの開口部から測定したという物だ。次のスライド2。これがブローアウトパネルの開口部から中を覗いて、γカメラで測定した状況だ。
この各セルで7回測定して平均値を取るという事で、色づけがしてあるが、ここにそれぞれのセルにどれぐらいの放射線が来ていることを測定値として色づけマップにしているということだ。
これに基づいて、実際の、これ、少し高いところから床に向かって20度ほど下に向けて撮っているので、床について汚染密度に換算するという形で表面汚染密度の分布測定をしている。
その関係がスライド5 http://j.mp/ZApTbM のような形でブローアウトパネルの外側に置いたカメラから、少し、遠くはセル自体が長くなってしまうが、この距離を換算して、
実際の汚染密度に表した物が、スライド5,6に 2方向のものである。で、3方向を撮ったが、もう1方向は障害物があり、こういう評価が出来なかったので、この二つの方向をスライド7 http://j.mp/ZAqREJ のように重ね合わせ、
実際のオペフロの表面密度の分布に表してみたという事で、ここについては、ロボットのクインスでオペフロまで行って、方々の線量を計ってきているが、汚染密度としてみたときに、
やはりオペフロの原子炉上にある原子炉ウェル直上部分が、汚染が大きいという所が同じように確認出来たという事である。ま、この結果を踏まえ、今後の除染や作業の計画に資することで使っていきたいと考えている。本件は以上である。
【資料4】「信頼性向上対策に係る実施計画」の経緯と対応状況
次に132ページだ。「"信頼性向上対策に係る実施計画"の経緯と対応状況http://j.mp/Y8FH5v」これは福島第一原子力発電所の信頼性向上に向けた取り組みという事である。
で、これについては、案内の通り、信頼性向上対策に関わる実施計画ということで、保安員時代に指示文書に基づき、計画書を昨年3月に指示を頂き、5月に出している。さらに7月にその改訂を行ったということだが、
かなりこの進捗をしてきたという事で、それぞれの対策の進捗状況を取り纏めて確認させて頂いたというものである。そういう意味では、既に会見の中でも進捗状況について説明しているが、それを集大成した物、ということで、
説明は割愛させて頂くが、それぞれ、主な物の進捗状況が9ページまで書いてある。後ろに一覧表もあるので、それも参照するんだ。それから136ページの所に「その2」http://j.mp/ZAtp5Y として、
これは最近設置した福島第一の信頼度向上緊急対策本部の活動状況ということで、これについても報告している。で、137ページのところ、http://j.mp/ZAtJRZ 体制のところで、これも案内の通りだが、
一つ、情報コミュニケーションチームは以前は仮称だったが、これが正式なチームとして体制が定まったという事である。で、ここについて、それぞれの全体の活動方針と、
それぞれのチームの活動方針、活動状況を現時点で取り纏めた物を報告させて頂いたという所である。で、何れのチームも、今、現場の方のウォークダウンとか、そういう事を計画して進めている所という事で、今の中間報告的な状況である。
141ページの方は、4月17日 http://j.mp/ZAuDxU 現在で、一度、社長の会見で説明した、特に電気設備の対策部分が、少し補足で付いている。この廃炉対策推進会議の事務局会議の資料としては、トピックスとしては以上である。
原子炉建屋からの追加的放出量の評価結果
1点、先程飛ばしてしまったんだが、64ページ。★★★「原子炉建屋からの追加的放出量の評価結果 http://j.mp/Y8Idsy」ということで、これは定例でしている物だが、
案内の通り、3月11日に2号機の原子炉建屋にあるブローアウトパネルに、閉止を打ったという事で、それ以降の評価結果がどうなったか新たに出ている。これについては、2号機について放出量が4月のものが0.007億Bq/h ということで、
これで1号機から3号機を合計すると0.012億Bq/h という事になる。で、実際にこれは丸めて0.1億Bq/h という形にしているが、あの、かなり2号機が下がった形になっている。
このあたりの65ページ http://j.mp/ZAyJ9n に、実際のサンプリングの概要を書いているが、2号機については、ブローアウトパネルの所に廃棄設備のシステムを入れたという事。それとPCVガス管理システムが入っている、ということで、
基本的にはこの二つの出口で、流量と汚染密度で出しているが、一部ブローアウトパネルの所から漏えいがあることを評価して、その部分についても足し併せて、より保守的な評価にしている。本件は追加させてもらった。
# 保守的評価であればいいという話しじゃないし。保守的評価主張する癖に地下貯水層の高濃度汚染水が環境に漏れた評価はベントナイト外で検出された薄まった値と総量を掛けて報告する東電。保守的報告と過小報告する場合の違いは、既に世間に広く知られてしまっているか、いないかの違い。それだけ
廃炉対策会議の事務局会議の資料説明は以上である。
■汚染水処理対策委員会 2013年4月26日(第1回)
★★★続いて、今回、資料が多くて恐縮だが、本日、汚染水処理対策委員会の第一回が午前中に開かれている。「汚染水処理対策委員会 2013年4月26日(第1回) http://j.mp/AlbqNY」
これについて簡単に説明したい。案内の通りで、廃炉対策推進対策会議の元に、汚染水処理対策委員会ということで設置された物である。その資料を一式配っている。
この中で、当社からは、 先ずは5ページ http://j.mp/ZAE2Wc の所で、取り組みの状況という事で、いつもの進捗状況について、一連の説明をしている。それから、中身は既に説明した内容なので省略するが、
汚染水のタンクによる貯水ならびに多核種除去設備の状況
11ページ のところで、「汚染水のタンクによる貯水ならびに多核種除去設備の状況 http://j.mp/ZAE2Wc 」という事で、水バランスとか、タンクの増設計画とか、一連の資料の説明をしている。
それから、多核種除去設備のホット試験について、その状況についても説明しているという資料がその次にある。
地下貯水槽からの汚染水漏えい及び対応状況について
それから、25ページ。資料2-3 「地下貯水槽からの汚染水漏えい及び対応状況について http://j.mp/ZAEJPe」ということで、これについても既に説明した内容を集約して、その経緯や現状の対策、対応の状況を取り纏めて報告している。
【資料3】地下水流入抑制のための抜本策(4.45MB) ★★★
それがずっとあり、途中に規正庁の資料を挟んで、★★★47ページに「地下水流入抑制のための対応方策 http://j.mp/Y8Geo9 」ということで、今まで色々検討してきたことを、やはり取り纏めてある。
これについても現状の分析とか、それぞれ地下水の流れ、サブドレンピットの流れとか、流入経路等が整理されている。50ページの所で止水の方策という事で、今まで検討してきたこと、こんな種類があるという事で一覧で示している。
貫通部を止水するというような物。それから地下水バイパスの活用、サブドレンの活用、それから、なかなか難しいという事だが、考えられる方策として建屋間のギャップを止水するとか、
★★★ええ… あの… 陸側の遮水壁とか、ええ、建屋の地下部にコンクリートを充填するということで、考えられる止水方策を全てリストアップし、一応、一連の説明をしているということだ。
# 「日テレ:遮水壁とか東電がこれまでやろうとしてきたこととは違う提案がゼネコンから出ているが…」 しらんかったわ。東電が山側遮水壁工事を率先してやろうとしていたなんて。傍から見ていて分からないとでも思ってんだろうか。会見は既成事実作る場所。
この内容については繰り返しになるし、まだまだこれから検討に資するためのアイデアも含めて書いているというところだ。このあたりの状況を一連の説明をしている。
大手ゼネコンさまによる汚染水対策のご提案 ★★★
その後ろ、73ページ以降は、ゼネコンさまの方から、この水問題に対して、幾つか提案がなされている。特に生身については、説明しないが、
大成さま http://j.mp/ZAJYi8 鹿島さま http://j.mp/ZAKegV 清水建設さま http://j.mp/17ngll3 ということで提案がなされているところである。
【資料4】トリチウムの処理方法 ★★★
99ページ。資料4-1 「トリチウムの処理方法 http://j.mp/Y8GfZ7」ということで、トリチウムの状況について整理し、当社から報告をしている。トリチウム関連の色んな調査をしているという事を示している。
2ページに除去技術として、こんな物を調査しているというところ。ま、それぞれについてどんな技術か、ということを一応紹介したという事で、なかなか直ぐに実用化するのは難しい部分があるが、こういう所を紹介したという事で、
専門家の意見も聞きながら今後検討していくという所である。汚染水処理対策委員会については、その様な形で本日開かれており、経産省からは赤羽副大臣さまが参加されまして、冒頭のご挨拶があったという事である。
で、その中でもあったが、5月中に第一弾の対策を決めて、6月改訂予定のロードマップに反映するところが、この汚染水対策委員会の当面のターゲットである紹介があり、次回が5月中旬で、第三回が5月下旬で、、
ま、今回は、どちらかというと、福島第一の汚染水関連の状況について、委員の先生方も含めて共有したという事で次回以降、これに対してどう進めていくか、具体的に審議されていくのではないかと考えている。
汚染水処理委員会の関連は以上である。
■福島県内の関係する自治体との通報連絡に関する協定書の締結について(その3) ★★★
続いて当社からのプレス関係が3つほどある。それについて紹介する。一つ目。★★★「福島県内の関係する自治体との通報連絡に関する協定書の締結について(その3) http://j.mp/Y8DfMr 」
これについては、案内の通り、これまで福島県の立ち会いの元、いわき市、県内の6市町村、近隣以外だが、この通報連絡協定を締結、あるいは改訂をしてきたわけだが、昨日、福島県の立ち会いの下、南相馬市と同様の通報連絡協定を締結し、
本日から施工という運びになった。当社としても引き続き、国や地元自治体に対して、状況の丁寧な説明ということと、地域に対してきめ細かく分かり易い情報発信で説明に努めていきたいと考えている。そのような協定の締結という事の紹介だ。
# なぜ南相馬市だけが遅れたのか理由は不明。相手のあることなので言えないという回答だった。
■1F、2F、および柏崎刈羽原子力発電所の防災訓練実施結果報告書の提出
もう一つ報告マターがある。★★「福島第一原子力発電所、福島第二原子力発電所および柏崎刈羽原子力発電所の防災訓練実施結果報告書の提出について http://j.mp/Y8Eqvn」というものである。
これは平成、えっと、、はい。これはだな。いわゆる防災計画に基づいて、防災訓練を実施しているわけだが、この度、平成24年度、9月から3月の間だが、原子力防災訓練の実施結果の報告書を
本日、原子力規制委員会に提出したのでお知らせするものである。で、この報告書については、平成24年6月27日に改正され、9月12日施工された、原子力災害対策支援措置法に基づいて、
訓練結果の報告、及び、要旨の公表が求められているので、これに従って報告、公表する物である。実際の報告書については、添付に付いているとおりだ。各発電所で実施した訓練の結果報告という事で、
このような形で提出したという事だ。これについても今後も継続的に訓練を実施し、対応能力の強化を図っていきたいと考えているところだ。本件は以上である。
■原子力施設の耐震安全性に係る新たな科学的・技術的知見の継続的な収集及び評価への反映等のための取り組みに関する原子力規制委員会への報告 ★★★
もう一つ報告案件がある。「原子力施設の耐震安全性に係る新たな科学的・技術的知見の継続的な収集及び評価への反映等のための取り組みに関する原子力規制委員会への報告について http://j.mp/Y8DaIz」というものである。
これの位置づけだ、これは平成21年に、経産省・保安院さまから指示文書をもらっており、耐震安全性に関わる新たな科学的、技術的知見の収集をすることの、取り組みをしてきたが、これについて、本日、平成24年度の取り組み状況について、今回は保安院から(名前が)変わった原子力規制委員会に報告したという物である。こ
れについては、取り組み内容については、平成24年度に報告とか、発表が行われた耐震安全性に関連する国の機関の報告とか、学会、協会などの色んな大会なんかで報告されたりとか、論文が出たりとか、
後は、雑誌刊行物、海外情報等等から、耐震安全性評価に関する情報を含んで、更にその内容が再評価に繋がる可能性がある情報について、整理したという事である。
★★★この結果、各発電所に固有な情報として、津波に対する安全性評価への反映が必要な情報が5件あった。このような新知見について、今後の安全性評価について反映させていくと共に、このような新知見の取り込みも継続していきたいと思う。
その津波に対する個別、固有情報と行っているのは、各県の津波評価が新たにでているので、そういう評価について、我々としてもその知見を活用して、実際の発電所に、安全姿勢評価に適用して、変化があるかどうか確認したいという事である。
その関連で、柏崎刈羽で3件。東通は建設中だが2件、関連する自治体からの津波評価の結果が出てきたというところである。本件については以上である。
# 津波評価は今より低くても構わない。なので安全対策不要、というのも新知見。新知見が安全側に働くとは限らない。安全対策必要ない理由こそが電力側の新知見。何としても新知見を。関電、原電見てたらよく分る。
■宿題回答
少し長くなったが、これまで頂いていた質問について、幾つか答えておきたい。
▲一つは明日から始まるGW期間中の作業はどうなっているか、という話しがあった。これについて1Fについては、3号機建屋上部の瓦礫撤去工事や、4号機のカバーリング工事。
海側遮水壁の設置工事。それからG3やH8エリアのタンク設置工事というもの。こういう急いでいる工事は継続する工事としている。
また、それ以外にも、情事発電所の中には人間がおり、運転監視、パトロール、サンプリング等については、継続して行っている。そういう形で全面的な休みではなく、かなりの作業はしているところである。
で、福島第二については、工事については中止をするが、設備監視パトロール、定例試験は継続して行うという事である。概ね、作業員の要因としては、今平日3000人程度出ている福島第一で1800人ぐらいの協力企業と100人前後の東電社員、そんな感じの作業体制になろうかと思う。
▲後、質問のあった3号機瓦礫撤去の関連で、オペフロ海側の撤去は何時頃から始めるのか、ということで、前回話したように、瓦礫の落下防止養生に第一段階まで完了しているが、
その後、第二段階の本養生が終ったら着手するという事である。今考えているのは概ね5月中には着手できるのではないかということである。
▲それから2号機の使用済み燃料プールの冷却系でネズミの死骸が発見された件で、屋外の変圧器について、点検の頻度はどういう物かという事で、これについては、ウォークダウンとかで、
今、パトロールで調査をしており、扉を開けたのは初めてであるが、★★★こういう電気品については、3年に一回簡易点検。6年に一回に本格点検という形で点検をしている。それ以外はパトロールで見る状況だ。
# 通常の施設と同じような感覚でいる東電。
▲それから多重化についても質問があったが、上流側の高圧系について多重化しているが、この低圧電源についてはどうなのか、ということで、これについても現在、2住家について検討しているところだ。
▲それから長くなって恐縮だが、もう一つ質問としてあったIAEAがレビューで来た時に、地下貯水層からの漏えいについての拡散の解析条件とか、そういう物については説明したのか、という話しがあった。
その時はしていないのではないか、という話しを一部でしているが、その後、後日、別の所でそういう拡散解析の条件や結果について説明を実施している情報が入ったので訂正して伝えておく。
エット… コンダケカナ… ヨロシスカネ?
はい。私からの説明は以上である。
○東電石橋:
それでは質問を受ける。(1時間9分)
■質疑
~ 終了 19時43分(2時間13分)