■廣瀬社長さま 御自ら現地入り会見 15時30分 ~ 17時16分(16分遅刻 1時間30分)
○復興本社 社長会見 説明資料
- ★★★社長さま会見配布資料(PDF 625KB)
- ソーシャル・コミュニケーション室の設置について
- 執行役の事務委嘱の一部変更
- 人事異動
- 中継(録画)
■東電会見 2013.4.10(水) 16時30分 ~ 19時34分(3時間4分)
○地下貯水層 高濃度汚染水漏えい関連
- ★★★社長さま会見配布資料(PDF 625KB)
- ★★★地下貯水槽 水位グラフ(4/10 14:00現在)(PDF 14.4KB)
- ★★★地下貯水槽水位データ(PDF 18.1KB)
○報道関係各位一斉メール
- 福島第一原子力発電所地下貯水槽からの水漏れについて(続報28)
- 福島第一原子力発電所地下貯水槽からの水漏れについて(続報29)
- 福島第一原子力発電所地下貯水槽からの水漏れについて(続報30)
- 福島第一原子力発電所地下貯水槽からの水漏れについて(続報31)
- 福島第一原子力発電所地下貯水槽からの水漏れについて(続報32)
○福島第一プラント
- 福島第一原子力発電所の状況(記者会見資料)(PDF 26.5KB)
- 福島第一原子力発電所プラント状況等のお知らせ(4月10日 午後3時現在)
- ★★★福島第一原子力発電所多核種除去設備 高性能容器(HIC)の交換風景(PDF 109KB) (画像)
- ★★★1号機原子炉建屋1階パーソナルエアロック室調査結果について ~ 4/9プレス。
○指示・報告
○環境モニタリング・サンプリング
- ★★福島第一原子力発電所 2号機原子炉建屋排気設備における空気中放射性物質の核種分析結果(PDF 75.1KB) ~ブローアウトパネル排気設備で測定最初の結果。ND。
- 福島第一原子力発電所 建屋開口部における空気中放射性物質の核種分析結果(PDF 77.2KB)
- 福島第一原子力発電所 建屋開口部等における空気中放射性物質の核種分析結果(PDF 96.2KB)
■福島第一 地下貯水層 高濃度汚染水 漏えい事故
○東電石橋:
福島第一の地下貯水層について迷惑かけていることをわびる。先程から社長さまが福島で会見を実施されておられるが、同じ資料をお配りし、その内容について説明するために、時間を繰り上げて会見の案内をさせてもらった。よろしこ。
- ★★★社長さま会見配布資料(PDF 625KB)
- ★★★地下貯水槽 水位グラフ(4/10 14:00現在)(PDF 14.4KB)
- ★★★地下貯水槽水位データ(PDF 18.1KB)
○尾野:
内容について説明する。何枚かめくると水処理関係の資料、こういったPP資料が出てくると思う。それから地下貯水層の水位のグラフ。http://j.mp/14Wku0w そのデータ http://j.mp/14Wky0o がある。
そちらから先に説明したい。先ず、最初の資料。http://j.mp/14WkNZi 今後の方針、移送計画で言うと、★★★先ず、現在、地下貯槽に入っている水については、全て移送し、空にする方向で対処を取っていくことで検討を進めてきた。
# うそこけ。昨日は使う事を前提に検討していたじゃないか。
で、ええぇぇぇ、その概要について先ず説明したい。http://j.mp/14WkNZi PP資料の1ページ目を見るんだ。先ず、No.1、No.2、No.3、No.6に汚染水が入っているが、
近々の課題としては No.1貯水層、No.2貯水層であり、合計、約7100m3がある。これについては、速やかに地下貯水層の方に移していく事が必要である。そちらに取り組みたいと考えている。
次にこの資料で見ると、No.1、No.2、こちらからはH2タンクエリアと示しているが、
こちらにあるタンクに移していくという事である。それからろ過水タンクに移していくという事で、No.1貯水層の水配送していくという事である。それから、No.2貯水層の水はH2タンクの方に移送していくという事で、
4月14日~5月初旬を目処に移送を完了したいと考えている。次にNo.3、及び No.6貯水槽に入っている水だが、G6エリアに新たにタンクを新設、追設する事を考えており、そちらを行った上で移送するという事で、
併せて1万6500トンあるが、そちらを移送する事を考えている。移送までの間は、周辺の環境確認について、さらに手厚く行って行きたいと考えている。
★★★それから、仮にNo.3、No.6の移送先、G6エリアの準備が整わない前に問題が生じた場合の対策という事で、予備の対応という事で右下に書いてあるが、高濃度汚染水受けタンク、復水器H/W(ホットウェル)、こちらの容量を確認中だが、
緊急の場合は、そちらに移送することで、その準備も併せて進めて行きたいと考えている。ページ下だが、地下水移送先、No.1、No.2、No.3、等々、地下貯水槽ついては水色で示しているが、そちらからH2と書いてあるエリア、
あるいはろ過水タンクエリアと書いてある所。赤い線で結んであるが、No.1、No.2、こちらに移送して行く事を考えている。また、先程も言ったとおり、No.3とNo.6につては、G6が右の中程だが、こちらのエリアに赤いラインで示しているが、
移送していくことで考えている。このような移送を行うことで、水バランスのシミュレーションという事で、先ず、現在、地下貯蔵槽に貯蔵されている総計2万3600トンの水に対して、受け入れ先を赤い線で示しているが、
順次準備をしていき、準備が整った所から移送を行って行くと言うことで、★★★最終的には6月には地下長水槽の水を全て移送を完了する計画としている。
こちらの方のG6と書いてある追設したものだが、こうした対応を取ることにより、地下貯水層の水を移送し、しかも下の方を見て頂きたいが、そうした前提で考えた際の、
RO処理水側の水バランスのシミュレーションを示しているが、RO処理水の増加、これは右肩上がりで時間と共に上がっていくことになるわけだが、こちらに対しては受け入れ先を確保した状態で運用が出来る見通しを得た所である。
まッ、このような事をすることにより、現在、地下貯水層に入っている水のリスクを減らしていくという事。それから、併せて当然のことながら日々発生するRO処理水。これは滞留水が日々増加しているので、
そちらの処理、両方の課題を解決することで考えている。決して十分余裕があるわけではないが、タンクの増設等も、当初、予定していたものを更に前倒ししていくことも含めて、その様な形で処理が可能であることを確認したので報告させて頂く。
手元に、更にこれらの活動をしている間の、より、的確な管理のための方策という事で、幾つか説明させて頂きたい。
資料2 と肩に書いてあるところを見るんだ。http://j.mp/10SLkBF 地下水の貯槽からの汚染水拡散防止という事である。2ページと書いてある所に汚染水の拡散防止策という事でポンチ絵が描いてある。
こちらは今の移送を行うことではあるが、No.1、No.2貯水層、直ぐに移送を始めるにしても、移送完了までの間の管の漏えいを最小限にしていくことを考え、
★★★漏えい検知孔側にポンプを入れて、そこから漏えい検知孔がわに入ってきた水を汲上げて、貯水層の内部の方に戻す措置を講じる。このような処置を講じることで、ポリエチレンシートを抜けて、漏えい検知孔側、ベントナイト層の内側だな。
に、出てきた水については、元の貯水層側に戻すという事で、ベントナイト外側への漏えい影響、拡散影響を最小限にしていくことを考えている。これについては、先ずNo.1、No.2から作業を進めようと思っており、
★★★本日10日だが、No.1については、準備が整い次第、本日より行いと考えている。それから、肩に資料3と書かれている資料がある。http://j.mp/10SMk8V
こちらについては地下貯槽からの漏えいに関して、周辺モニタリングを今後しっかりやっていくことを示している。調査位置図(全体平面図)と書いているが、それが2ページ。それから調査位置図(詳細図)と書いているが、それが3ページだ。
先ず、詳細図の方から説明したい。 No.1、No.2、No.3の貯水層、これが資料の右下の方に描かれている。それからNo.6の貯水層が右上に描かれている。
青い印で示したのが新設の調査孔ということで、ボーリングを行い、22本の調査孔を作る事を行う。ここにおいて、サンプリング調査をする事により当面の間の貯水層からの漏えいというものが、こちらの方に広がっているのか、いないのか、
そういったようなことを確認するという事をしたいと考えている。それから、紫の○印で示したもの。こちらも新設の調査孔で、各プールのあるエリアから、海側のエリアを中心に8箇所のボーリングを行う事を考えている。
こちらからのサンプリングを行う事により地下貯水層のあるエリアから見て、海側の土壌をサンプリングして、状況を確認することを行う。2ページに戻って頂きたいが、
もう少し大きな目で見たときに、グリーンで示してあるが、既設の観測孔が7箇所ある。こうした所での確認も行うことにより、もう少し離れた場所での影響が出ているか、出てないかということについてもモニタリング出来る体制を整えることを考えている。
まっ、以上、漏れにくくするために検知高から吸い上げて貯水槽に戻す循環を行うこと。それから調査孔を設けて、モニタリングを継続する事で状況把握を進めつつ、地下貯水層から水を移送する事について、早急に進めていきたいという事である。
★★★加えて資料4だが、http://j.mp/10SNUrj だが、No.2貯水層のほうだが、こちらについて原因調査を進めていきたいと考えている。検知孔周辺の状況を先ず確認することが必要かと思うので。当該の場所について、上部をハブって、
直接、目視による確認が出来る様にして調査を行う事を考えている。こちらの方も準備も含め、本日からスタートしたいと考えている所である。以上、先ずは地下長水槽から全ての水を移送し、地下貯水層を空にする方針を実現するという事。
# 違っていたら笑いものですな。
ま、そのために受け入れ先を旧居ではあるが、用意して、その受け入れ先が整い次第、移送を行って行くと言うこと。こうすることにより、No.1、No.2、これはリスクの高いものだが、こちらについては、4月半ば、5月初旬までには対処していくという事。
それから、5月後半から6月にかけて、残りのNo.3、及び No.6 について処置をとっていくことを考えている。1ページ目にもどるんだ。ま、そうした作業を進めていくわけだが、併せて汚染水の浄化についても鋭意、進めて行きたいと考えている。
多核種除去設備ALPSのホット試験を現在進めている所だが、こちらの設備が稼働することにより、同じ汚染水でも浄化をすることが出来る。非常にリスクを下げる事が出来るようになる。現状、ストロンチウムが入っている汚染水だが、
ALPSを通すことにより、62核種を大幅に低減することが出来る。トリチウムが一部残ることはあるが、実質的にリスクを相当程度下げる事が出来るので、そちらについても、現在、A系のホット試験を進めている所だが、
# まだラボ上の話しであって、実際に期待通りの性能が出るかどうかは、ホット試験が終ってからでしょ。
的確に実施していき、早期に浄化の実を上げていくことが出来る様に進めて参りたいと考えている。この資料については以上である。
それから参考資料という事で、現在の地下貯水層の水位状況、昨日示したアップデート版を入れているので併せて参考にするのだ。「地下貯水槽 水位グラフ(4/10 14:00現在)http://j.mp/14Wku0w」こちらについては以上だ。
■福島第一の状況
○尾野:
それから日常の資料についてざっと説明したい。福島第一の状況 http://j.mp/10LeEtt [原子炉および格納容器の状況][圧力容器下部温度][格納容器圧力と水素ガス濃度]何れも安定で特記はない。
[使用済み燃料プール]1~4号機まで循環冷却システム運転中。特記事項はない。[タービン建屋地下溜り水の処理状況 ]2号機タービン建屋から3号機タービン建屋に移送中。また、3号機タービン建屋から高温焼却炉建屋へ移送実施中。
[水処理設備および貯蔵設備の状況]こちらはタンクの問題が今あるわけだが、日常の処理については、継続して実施している。サリー運転中。安定して処理を行っている。
■多核種除去設備 高性能容器(HIC)の交換風景★★★
それから手元に配っている資料で、その次のページだが、「福島第一原子力発電所多核種除去設備 高性能容器(HIC)の交換風景 http://j.mp/10LdMVM (画像)http://j.mp/10LeFh3 」という写真資料を配っている。
9日になるが、多核種除去設備のホット試験の中で、HICの交換をおこなった。その時の様子の風景写真という事である。多核種除去設備のホット試験については、現在、重畳にホット試験が進んでいる状況にある。
■核種分析結果★★
それから次の資料。定例の核種分析結果のデータを示した資料を3種類ほど配っていると思う。「福島第一原子力発電所 2号機原子炉建屋排気設備における空気中放射性物質の核種分析結果 http://j.mp/10LdVZg」
「福島第一原子力発電所 建屋開口部等における空気中放射性物質の核種分析結果 http://j.mp/10LezWD 」
それから、同じく「福島第一原子力発電所 建屋開口部における空気中放射性物質の核種分析結果 http://j.mp/10Le2UF 」
ということで3種類ほど資料を配っているが、その中で1点だけ言うと、2号機原子炉建屋設備における核種分析結果だが、http://j.mp/10LdVZg これは、2号機のブローアウトパネルの部分に排気設備を付けて、
排気設備側で測定した最初の結果と言うことになる。排気設備なので、フィルターがあるので、フィルターの入り口、出口で測定しているが、何れのNDだった。その他二つの資料については特記事項はない。
■1号機原子炉建屋1階パーソナルエアロック室調査結果★★★
それから 「1号機原子炉建屋1階パーソナルエアロック室調査結果について http://j.mp/XBAYZU」(9日プレス)というPP資料を配った。こちらは1号機の原子炉建屋内調査を進めていく、格納容器内調査を進めて行くにあたり、
格納容器に隣接している小部屋の中の様子を確認し、今後の作業を行いやすい状況があるかどうかという事を見るという事で、ま、ロボットを入れて状況確認を行ったというものだが、最初に行ったパーソナルエアロック室に関しては、
特段、特記事項はなかった状況だ。こちらは参考までに見とくんだ。私の方からは以上である。
○東電石橋:
それでは質問を受ける。(28分)
# 2100mSv/h 計測
■高濃度の放射性物質を含むたまり水の貯蔵及び処理の状況(週報)★★★
○尾野:
「福島第一原子力発電所における高濃度の放射性物質を含むたまり水の貯蔵及び処理の状況について(第94報) http://j.mp/16Mj9rN <添付資料> http://j.mp/16Mjdrl」を配っている。
# この水処理週報は質疑中に報告。余裕ぶっこいたグラフが大変なことに… orz
添付資料1で当面の処理状況、今週の高レベル滞留水の処理状況という事で数値を示している。左下に各号機に滞留している量が示されている。
建屋滞留水状況 1号機 14,300m3[+400] 2号機 23,100m3[+300] 3号機 21,100m3[+200] 4号機 15,800m3[-100] 合計で1~4号機貯蔵量 74,300m3。
プロセス主建屋に移送されて貯蔵されている量だが、貯蔵施設側(プロセス主建屋15,100[+110]+高温焼却炉建屋 3,880[-30])合計 18,980m3。先週の処理量 5700m3。稼働率 キュリオン0% サリー67.9%。
# (先週)1号機 13,900 2号機 22,800 3号機 20,900m3 4号機 15,900 合計値 約73,500m3 貯蔵施設プロセス主建屋14,990+高温焼却炉建屋3,910 計 18,900m3 処理量 約5590m3。
濃縮塩水受けタンク量 247,688m3[+2407]、淡水受けタンク23,489m3[+375]濃縮廃液貯蔵槽 5,524m3[+11] ALPS処理量 571m3 来週処理量。日々発生している現状日常通り行われている。
# (先週)キュリオン0%、サリー66.5%。使用済みベッセル+4本。濃縮受けタンク 247,281m3[+3491]、淡水受けタンク 23,114m3[+612] 濃縮廃液貯槽 5,513m3[-11]
添付資料3。当面のシミュレーション。こちらは今後の水の移送を見越した上での処理。一番上の欄。これが2号機のタービン建屋の水位だが、目標としてるOP3000mm絡まりでコントロール出来る見通し。
3号機タービン建屋の推移も示しているが、こちらについてもOP3000mm絡まりで調整出来ると考えている。★★★裏面。水処理のタンク容量とRO濃縮水のバランスについては、一番下に先頭に示していたが、こちらは先程、勢津目下水バランスのRO処理水側、
それから地下貯水層は別の管理になるので、二つのグラフに分けて締めさせてもらった。何れにしても向こう3ヶ月間、RO処理水の受け入れが可能という見通しが出ているという事である。ええぇ、追加の説明だった。
■質疑
連日2~6時間会見。対応無理なので統合会見の時に使った手で。東電の危機ではなく国民に対する驚異。人事のような連日のテレビ報道。NHK は北朝鮮報道、原発文言外しているし…