【質疑】
- NHK(連続ダストモニタ警報*)→
- 共同(連続ダストモニタ警報*)→
- TBS(連続ダストモニタ警報*)→
- 東京(連続ダストモニタ警報*・人事措置*)→
- 赤旗(連続ダストモニタ警報*)→
- 東洋経済(安全監視協議会*-通報連絡協定-小動物対策-バイパスと遮水壁)→
- 毎日(連続ダストモニタ警報*)→
- TBS(連続ダストモニタ警報*)→
- NHK(▼連続ダストモニタ警報*)→
- 読売(連続ダストモニタ警報*)→
- 朝日(▼連続ダストモニタ警報*)→
- NHK(水処理週報*-ALPS)
○福島第一プラント
- 福島第一原子力発電所の状況(記者会見資料)4月3日
- 福島第一原子力発電所の状況(記者会見資料)4月2日
- ★★★福島第一原子力発電所正門に設置されたダストモニタの警報発生について
- ★★★海側遮水壁設置工事の概要について(PDF 365KB)(4月2日プレス) (画像)
- (画像)港湾内への繊維状吸着材浄化装置の設置について (関連)
- 福島第一原子力発電所正門に設置されたダストモニタの警報発生について(訂正および続報)
- 福島第一原子力発電所正門に設置されたダストモニタの警報発生について(続報2)
- 福島第一原子力発電所正門に設置されたダストモニタの警報発生について(続報3)
○その他
- ★★★人事措置について (1~4号機所内電源系の停電事故対応) ~ 社長 廣瀬、副社長 相澤、常務 小森 何れも減給5%1か月
- ★★★平成25年度第1回 福島県原子力発電所の廃炉に関する安全監視協議会現地調査における配布資料(PDF 4.01MB)
- ★★★東京電力福島第一原子力発電所廃炉対策推進会議(第2回)(持ち回り開催)(433KB) (4月2日プレス)
○報告・指示
○環境モニタリング・サンプリング
○福島第二
■福島第一の状況
○東電石橋:
原子力定例会見を始める。よろしこ。本日の会見社は原子力品質安全部長の福田さまである。先ず、福島第一の状況から説明する。
○東電福田:
ええ、こんばんわ。ペヤングこと福田から説明させて頂きます。
福島第一の状況 http://j.mp/YS9Nbp
[原子炉および格納容器の状況][圧力容器下部温度]
大きな変動はない。
[格納容器圧力と水素ガス濃度]
圧力は若干触れているが大きな変動はない。水素濃度については1号機でサブチャンの方に窒素注入している関係で水素濃度が若干現れている状況だ。1~4号機まで循環冷却システム運転中。水温は記載の通り、特に大きな変動はない。
[タービン建屋地下溜り水の処理状況 ]
3号機タービン建屋から高温焼却炉建屋へ移送実施中。
[水処理設備および貯蔵設備の状況]
サリー適宜運転。淡水化装置はバランスを見て断続的な運転ということになっている。
★3月30日から多核種除去設備ALPSのホット試験ということでA系統の運転を開始しているが、これについては、本日8時44分から連続運転を開始している状況。引き続きホット試験を継続していく予定。
[その他]
★★★一番下に既に案内していると思うが、15時55分 正門に設置された連続ダストモニタで放射能「高」の警報が発生。この警報が発生したため、構内においては全面マスク着用という事で指示を出している。
正門以外の構内に設置してある連続ダストモニタの指示値には異常ない。また、モニタリングポストの指示値に有意な変化はない。現在状況を確認している最中ということである。
それから本日、福島第一の関係では核種分析の確報版をHPにアップしている。(http://j.mp/12fsgOV)特に変動はない。
福島第一の状況については以上である。
■高濃度の放射性物質を含むたまり水の貯蔵及び処理の状況★★★
「福島第一原子力発電所における高濃度の放射性物質を含むたまり水の貯蔵及び処理の状況について(第93報) http://j.mp/12furlw」について 3ページ http://j.mp/Z18uDU で説明。
今回、この週報の3ページ目については、ALPSのホット試験を開始したことにより、若干記載内容を見直している。
見て直ぐ分るのは、真ん中上ほどに多核種除去設備と、その処理水をためる貯槽が絵の中に入っている。その他、若干、表のところで記載が変わっているが、この辺りについて説明の中で触れていきたいと思う。
建屋滞留水状況 1号機 13,900m3[-100] 2号機 22,800m3[-400] 3号機 20,900m3[-100] 4号機 15,900m3[-200] 合計で1~4号機貯蔵量 73,500m3。前回から若干減り加減。
プロセス主建屋に移送されて貯蔵されている量だが、貯蔵施設側(プロセス主建屋14,990[+90]+高温焼却炉建屋 3,910[-260])合計 18,900m3。先週の処理量 5590m3。稼働率 キュリオン0% サリー66.5%。
# (先週)1号機 14,000 2号機 23,200 3号機 21,000m3 4号機 16,100 合計値 約74,300m3 貯蔵施設プロセス主建屋14,900+高温焼却炉建屋4,170 計 19,070m3 処理量 約4700m3。
★★★右側に廃棄物の発生量とある。これについては直ぐ真上に廃棄物と書いてあるが、いわゆるセシウム吸着装置からの廃棄物にプラスして、
多核種除去設備からの廃棄物 "マルA"より、というのが右に書いてあるが、これが左上の多核種除去設備の"マルA"へ、という所で、これを併せて廃棄物と称している。で、この廃棄物の発生量だが、廃スラッジについては特に変化はない。
★★★使用済みベッセルはサリー+4本で保管容量1812本に増加。ここについては多核種除去設備のホット試験を開始したという事でHICという容器をためるスペースについてもここに合算して記載する方式に変えている。
その関係で※7に注釈があるが、そこに使用済みベッセルの内訳、ということで、何が同何本か、という事が書いてある。
セシウム吸着装置(キュリオン)と第二セシウム吸着装置(サリー)、最後の行に多核種除去設備(ALPS)の保管容器という事で欄を設けている。
まだホット試験を開始したばかりなので、容器事態はゼロだし、処理カラムというALPSの最終段であるカラムについても、容器として出てきているものはゼロということで、フォーマットだけ変えている状態である。
右上に実際の貯蔵量の表がある。全体が多核種除去設備の絵が増えたので、若干レイアウトが変わっているが、濃縮塩水受けタンク量 247,281m3[+3491]、淡水受けタンク23,114m3[+612]濃縮廃液貯蔵槽 5,513m3[-11] これについて、更に最後の欄が追加になっている。
# (先週)キュリオン18.6%、サリー37.4%。使用済みベッセル+8本。濃縮受けタンク 247,790m3[+2435]、淡水受けタンク 22,502m3[-384] 濃縮廃液貯槽 5,524m3[-11]
処理水貯槽 ということで、ここについては多核種除去設備の処理済み水を貯める欄として付けている。実際、ホット試験を開始しているので、ここで貯蔵量が+68m3 ということで追加になったのが今週の状況だ。
これに対して処理済み水の貯槽容量は33,100m3ということで、現状、確保されているものをここに記載している。ここに※4と書いてあるが、これまで、値か貯槽について、濃縮廃液タンクとしても使えるという事で書いていたが、
今回、処理済み水の貯槽側で、地下貯槽等をここでカウントしているので、そこの部分については、一部はタンク状況に応じて淡水や濃縮塩水を貯留することで、※4に注釈が振ってある。それから下については大きな変化はない。
塩素濃度や各サンプリング結果が書いてある。それから、この絵の中でスペー寸問題もあるが、従来、セシウム吸着装置のDFということで除染係数がここに書いてあったが、現在、もう十分、高濃度の汚染水自体のレベルが下がってきており、
実際の出口濃度としては10^2以下に抑えるということだが、十分下がっているという事で、見直しに併せて削除している。そこについては、上の表の入り口、出口で計算すればDFが計算できるので記載は省かせて頂いた。以上がこの表についての説明だ。
来週の予想だがここについてもそれぞれ下のところで処理に応じたものが載っている。真ん中の欄。セシウム吸着装置の処理量については稼働率65%で予定。それから新しく作った使用済みベッセルのところは、
多核種除去設備の容器の+1本を想定している。右上の貯蔵量は、処理水の貯槽のところがALPSのホット試験に伴い、+929m3という事で新たに追加になることを想定している。
滞留水処理のシミュレーション結果だが、上から3つは従来通りだが、一番下の濃縮塩水タンクの容量と貯蔵量というところの一番左の軸に、多核種除去設備がホット試験中という記載をしている。
これについて、今後、多核種除去設備がホット試験をしていくと、濃縮塩水自体の発生量が減ってくるので、ここのグラフの傾きは、それを想定して傾きが緩くなっているという事である。
これに併せて実際のタンク容量についても、従来、地下貯槽について順次増やす形にしていたが、当面、この3ヶ月は4月上旬に増やしたもので十分足りているということで、
グラフもそこの部分は濃縮塩水タンク側には、今のところ、カウントしていないという絵勝手の違いが出ている。
尚、細かいことだが、現状、ALPSについてはホット試験をスタートしたばかりという事で、★★1日150m3 程度の処理量で今やっているが、ゆくゆくは稼働率が上がるという事で180m3/日という形でこの辺りのグラフを想定している。水処理手法については以上である。
■第1回 福島県原子力発電所の廃炉に関する安全監視協議会現地調査(配付資料)★★★
次に分厚い資料を手元に配っている。これについては本日、福島県の原子力発電所の廃炉に関する安全監視協議会というものが現場の方で開かれている。この視察に併せ、3月18日に発生した停電事故というについて説明している。
説明の際に使用した資料については、基本的に3月28日に公表したものをベースに説明してる。これについて、手元に配ったという事である。
「平成25年度第1回 福島県原子力発電所の廃炉に関する安全監視協議会現地調査における配布資料(PDF 4.01MB) http://j.mp/12fvguP」この中で一部、今まで説明していないところがあるので、そこだけ補足したいと思う。
資料の中で、ちょっと、ページ数を言うのが難しい資料の造りなんだが、w … 申し入れに対する回答の後ろの所に、あの、ま、PP資料で1ページからスタートしてずっと、ええ、46ページまである、
# その確認が面倒な資料を毎月見せられてるんだって…
メインとなる経緯から対策等について書いてある資料がある。そこのずっと後ろのところになるが、こんな形のスケジュール表が、、ここにページが付いてないが、その前のページが46ページというところだ。http://j.mp/XXCeBv
# 中長期ロードマップ進捗で配布されるあれ。会見配布分も通し番号が降ってないらしい… (ヽ'ω`)
お分かりになったか?で、★★★ここの従来ある再発防止策としていくつか話しているものの、今後のスケジュール感ということで、このスケジュール表を追記したのが、資料として新たに加わった部分である。これが1点。
★★★もう一つはこれを2枚ほどめくって「PHS電話設備の復旧及び信頼度対策及びその他通信手段の整備状況について」http://j.mp/XXCvnU というこの資料が追加になっている。
# 1枚片面にスライド2ページ分。会見配布資料は裏表印刷のようなので、2枚めくれば4×2ページで8スライド先で換算して探してる。会見説明と違って通し番号無いので…
これはちょっと、対応の当初、PHSが繋がりにくかったとして現場の状況としてあったので、その辺の経緯について説明したものだ。簡単に説明すると、1ページ目だが、まさに震災の時の被災の状況だ。3.11の時の被災の状況だ。
左上に免震棟の通信機械室というところがあるが、ここに親交換器があり、そこから無線局舎まで繋いで、ここに子交換機があって、ここから集中ラド、3,4号、1,2号、5,6号、という形で光ファイバーの2つのルートがあるということだが、
これがループとして入っているということで、それぞれの建屋の中にも交換器があり、底に実際はPHSのアンテナが付いているということである。これは絵柄として簡単にこう描いてあるが、
実際は1~4号と5,6号は別のループになっていると言うことである。では、どういう被害があったかという事だが、先ず①。これは無線局社のところが電源を失ったと。これは震災によって電源がここに来なくなったのが1番目。
②のところだが、③,④号のところに書いてあるが、これはどこも共通だ。電源がそれぞれ無くなっているので、子交換機にバッテリがあるんだが、そのバッテリに電源が無くなっていれば、短時間のうちに機能を喪失していったという事で、
それぞれが機能を失ってしまったと。3番目だが、PHSのアンテナが設置してあった場所により、水没したり機能を喪失したものがあると。
これも矢印が代表的に書いてあるが、それぞれ各所で地下にあったものは当然水没しているので、そういう機能を失ったものが幾つかあるという事だ。
もう一つ④と書いているが、これは光ファイバーの断線と書いている。これは5,6号機側で地崩れがあり、それで倒れた所があるんだが、あそこにちょうど地中の埋設で通っていた光ファイバーが断線してしまったという事だ。
ま、2ルートあったので片ルートが失われてしまった状況になっている。これが被災の状況であり、その裏のページでこれをどんなスケジュールでどんな復旧をしてきたかを記載しているのが2ページ目だ。
http://j.mp/13RjKL2 で、① と書いてるのが、前のページの① 無線局舎のところだが、ここの部分については非常用電源を設置するという事で当座は、電源車による電源を確保したということで、2011年3月でやっている。
その後、本設の電源が復旧しているが、2013年3月 ごく最近だが、非常用のバックアップの発電機を更に設置する形で信頼性を上げてる。
それから ②のところだが、前のぺー^時の② 各プラントの建屋の中にある子機のこの交換機の方だが。ここについても、先ずは、1~4号機の非常用の仮設の発電設備を2011年3月に持ち込みんで、
で、バッテリが完全に放電して若干劣化するという事なので 3,4号、1,2号のバッテリー交換をそれぞれ2012年1月、2月にしている。
更に集中ラドについてもバッテリー交換をしたという形で対応をしてきているという事だ。③ についてはアンテナだが、これについては復旧作業等のために、新たに必要となるエリアがある。
そういう所は式のアンテナを構築したと。で、更に既設エリアについても、作業等で必要になる所について、順次、復旧をしたという事で、ここについてはニーズに合わせて順次復旧しているという事だ。
④については、先程の5号機側の光ケーブルが①ルート断線したという事で、これを2ルート化するということで、断線箇所の復旧を2012年3月にした。こんな形で復旧してきたという事だ。
その次の3ページ目だが、その他の通信手段として幾つか確保されており、この辺りも環境整備をしてきている。現場の作業用のものである。一つは携帯電話。これは au の携帯電話だが、ここにあるように構内に基地局を構築して、
# 東電と関わりの深い au KDDI
11年3月には運開させている。で、その辺りの電源は先程と同じように電源車。それからバックアップを最近作ったという形で、あの、ほぼ構内の全域をカバーする形になっている。
2番目が移動用の無線設備の整備という事で、これは電気事業の復旧用に、ということで、総務省からチャンネルを一つ周波数を頂いて、あの、使えるような無線機の設備を設置したという事で、これま、色々手続きも含め、
2013年3月28日に全体が運開したということだ。併せてこれのバックアップ電源は先程の基地局のバックアップ電源と同時に設置したと。
# 事故後に運開。直ぐに対応出来る事バレタ…
3つ目だが、簡易無線。いわゆるトランシーバーだが、これについても免震塔の屋上にアンテナを設置する工事をしており、これもつい先日の3月28日に全体が運開したということだ。
これらは概ね、敷地内の全域をカバーできる形にはなっていると。それ以外に元々あったページング設備についての屋内の部分の復旧、新設を3月27日。それから一斉放送の設備についても、屋内は一部除くが、
3月27日に完了したという事で、順次、あの、ええ、通信手段の確保で工事をしてきていたと。ということを、説明させてもらっている。これについては、廃炉に関する安全監視協議会で配った資料という事で、追加の説明は以上である。
# 工事してきていたと。事故後10日でこれまで行ってきた通信環境が全て完了、復旧したと。あと10日あればな。PHS繋がり難いという現場の声は出なかったのに。多いな。あとちょっとで、という説明。
■福島第二原子力発電所復旧計画の進捗状況
最後に手元にもう一つ資料がある。「福島第二原子力発電所復旧計画の進捗状況について(平成25年3月)PDF http://j.mp/YS9gX6」ということで、3月版だ。これについてはちょっと変更した箇所だけ掻い摘んで説明すると、
1ページ目で、これは既に案内しているが、第二の1号機については残留熱除去機器の冷却海水系の配管内面のライニングの剥離が確認されたという事で、その補修をするために若干後期が延びている。
という事で、復旧時期を昨年兵船24年度の下期から平成25年度の上期に計画を見直していると。これはお知らせ済みのことだ。
続いて変更になっているのが18ページだ。http://j.mp/13RnHzb 福島第二における地震訓練と総合火災訓練を3月21日に実施しているので。これは消防法に基づき実施したものだが、ここについての記載が追加になっている。
それから次の19ページ。ここに緊急の高台電源設備というのがあるが、ここの燃料供給をするために高台軽油タンクという事で、地下のタンクを設置している。海抜46メートルのところに、容量200KLの軽油タンクを設置したという事で、
竣工は3月29日という事で、これが追加になっている。以上、3点が福島第二の進捗状況としては新たなところである。私の方からは本日の説明は以上である。
加えて3月18日発生した停電事故に関して、当社は本日、人事措置を行っている。配っている資料にあるとおり、社長の廣瀬さま。副社長の相澤さま。常務の小森さまに、それぞれ経営管理責任の観点から人事措置を行っております。
# 会見中にNHK関西ニュースで一方的な値上げに怒る府知事が関電八木社長に報酬開示せよと流れてた… 税金投入されてる東電が役員報酬を開示するのは当たり前。逆に報酬上げてると思う。困難な業務を遂行するための正当な対価だといって。そういうことが平気で出来る会社。
■人事措置について (1~4号機所内電源系の停電事故対応)★★★
○東電石橋:
これに関しては本日の11時30分にプレス発表しているので併せて紹介させてもらう。「人事措置について (1~4号機所内電源系の停電事故対応)http://j.mp/12fuQEJ」それでは質問を受ける。
(27分)
■質疑
○NHK横川:
警報の関係で確認したい。新しい今の段階、最新の状況と、あと、ダストの数字、警報が鳴ったということだが、実際に数字の変化にどういう変化があったのか?
規正庁からのお知らせの中で、可搬式のダストモニタを持っていって調べているという事だが、現段階でその後の情報があるか?
# 久しぶりの全面マスク着用警報。これまでの事例は全て埃が舞って誤動作起こしたとか、誤報ということだった。実際に放射性物質が検出されたことは一度もない。
○東電福田:★★★
連続ダストモニタの件だが、先ずは警報がどういうときになるかという事だが、設定値として5^-5Bq/cm3 を上回った場合。あるいは機器の故障とかがあった場合は警報が鳴るという事だが、そういうレベルだ。
ちなみに全面マスクの着用省略基準は2^-4Bq/cm3 より下のレベルで警報が鳴っている… あ、すいません。★★★高高の警報だという事で、今のは高警報と間違えた。高警報と高高警報と2段になっており、
高高の警報が出たという事で、1^-4Bq/cm3 の警報のようだ。それで、可搬式のモニタリングについては、まだこちらの方に情報が来ていない。その他のダストモニタについては、西門とか、免震重要との前とかは、マスクの着用基準以下である事を確認出来てる。
○NHK横川:
警報が鳴る基準は分ったが、実際にどういう数値が出たか、今のところ情報は上がってきているか?
○東電福田:
数字は今のところ、特に上がってきていない。
○NHK横川:
現段階で機器の故障なのか、実際に数値が上がったかの判断もまだついていないという事だよな。
○東電福田:
はい。調査中という状況だ。
○NHK横川:
後、周辺のポストには一応ないと言うことだが、最寄りのポストで、距離的にどれぐらい離れているか分るか?
○東電福田:
えっと、モニタリングポストの最寄りのものだな。ちょっと正確にはここでは分らないが、正門のところなので、そんなに遠くはない、筈だな。100mか、200mぐらいの範囲かなと思うが、今正確なところは手元にない。
○NHK横川:
わかりました。まだ詳しい情報がないと思うが、現段階では原因についてはどういった見立てを持っているか?
○東電福田:
原因については調査中という事で、実際に上がったのか、機器の故障なのかも含めて調査をしているという事である。
○NHK横川:
▼わかりました。取り敢えず、可搬式の持っていった結果がどうなのか、実際に警報が鳴った数字がどれぐらいだったか、分ったら会見中に教えて欲しい。あと、バックグラウンドの数字が分れば、これも合わせて教えて欲しい。
○東電福田:
承った。
○共同こくぶん:
(初)今のテント関連するが、これまで同様に連続ダストモニタで、他の場所で警報がなったケースがこれまでも有ったのかということと、仮にあったのであれば、それがどういった原因だったのか、というところも分かればお願いする。
# 東電会見 新年度で記者も入れ替わり。学習期間なので初心者おすすめ月刊。
○東電福田:
これまでも何度か同様の事象が発生している。平成23年11月28日(http://j.mp/uDLP2v)平成24年1月18日(http://j.mp/yRvYWI)5月29日(http://j.mp/KZ2OI8)11月1日(http://j.mp/YqKGuw)ということで、同様の事象が発生してる。
で、この時はフィルターを交換したあと、リセット操作をしてモニタリングを再会するということで復旧している状況だ。
○共同こくぶん:
それらについては、実際に誤作動、実際に数字が上がったのかとか、そのへんはどうか?
○東電福田:
正確なことは今記憶をしていないが、可搬式のモニタリングを持って行って、数値が上がっていないことを確認し、こういうフィルターを交換して再起動した操作をしたということで記憶している。
○共同こくぶん:
わかりました。
○名乗らず:
~ マイクナシ ~ その値はいくらだったのか?
○東電福田:
ちょっとその数字は個々では把握していない。
○TBS中道:
私も同じ件だが、全面マスクの着用はまだ続いているのか?
○東電福田:
はい。全面マスクの着用については、全面マスクの着用のないエリアを敷地内に定めており、そこ以外のところは全面マスクをやっているということで、
ちなみに正門のところとか、◆ALPSの建屋のところについては、マスク着用をしなくても良いエリアということで、定めて、モニタをしながらそういう運用をしているということだ。
# ◆ALPS建屋のところは計画中で、まだノーマスクエリアではないとのこと。会見後半で、現在ノーマスクエリアは全部で5箇所と訂正あり。
○TBS中道:
今もまだ着用はして?
○東電福田:
あ、それ以外のエリアについては全面マスクの着用と。
○TBS中道:
まだしている?
○東電福田:
もう一個は5,6号機でしたかね。3箇所ほど、マスク着用をしなくても良いエリアを設定している。
○TBS中道:
後、連続ダストモニタだが、これは全部でいくつあるのか?
○東電福田:
今回、設定したエリアで、ということか? あの、ええ、正門については、正門でまさに入退域、というか、構内に入稿する方に対する検問のあるところで作業している方なので、そこに1箇所、連続ダストモニタがあるということだ。
○TBS中道:
敷地内には全部でいくつあるのか?連続ダストモニタは敷地内に何箇所設置しているのか?
○東電福田:
ええ、すいません。ちょっとそこは今すぐ答えられない。そういう意味では、ノーマスク運用をしているエリアは、連続ダストモニタで確認しつつ、運用しているということで、
そこで今回のように警報があった場合には、マスク着用を指示するということだが、ええ、それらを含めて全体で、ということは、ここでは把握できていない。
○TBS中道:
基本的なことだが、連続ダストモニタとはどういうものか?
○東電福田:
底にある空気をどんどん引っ張ってきて、それで、フィルターにくっついたものを実際にどういうレベルになるかということを確認をしているというモニタである。
ダストと行っているものは粒子状のものがどんどん入ってくるので、それにくっついている放射性物質の密度を確認するというものだ。
○TBS中道:
わかりました。最後、放射性物質が漏れでて警報がなったと言うことではない?それもまだわからない?
○東電福田:
はい。そういう意味ではエリアとしては、そういうものが漏れたりするエイリアではないので。★★ただ、我々が注意しているのは、事故の影響で、一応、放射性物質が拡散しているので、それが地面に落ちていることは想定しうるので、
# それを人がたまたま吸い込むことも想定。
それがなんらかの状態で舞い上がることが無いかどうか確認をしているということで、新たなものが出てくるという意味ではない。
○TBS中道:
わかりました。ありがとうございます。
○東京新聞 桐山:
2点なる。確認だが、全面マスクの着用規準と、先ほどの警報の規準をもう一度聞きたいのと、後、これまで何度か同様の事象があったと何日間か、おっしゃったが、それをもう一度お願いする。
# (ヽ'ω`)
○東電福田:
はい。それでは。マスク着用の省略する規準については2^-4Bq/cm3である。今回、発報した放射能濃度 高高の警報値は 1^-4Bq/cm3である。で、過去の同様の事象があったところだが、
平成23年11月28日(http://j.mp/uDLP2v)平成24年1月18日(http://j.mp/yRvYWI)5月29日(http://j.mp/KZ2OI8)11月1日(http://j.mp/YqKGuw)この4回。
○東京新聞 桐山:
ありがとうございます。もう一点だが、人事措置について伺いたい。http://j.mp/12fuQEJ 2点ある。先ず、関係者4名に対しても厳重注意の措置を行うことをしたとあるが、
関係者4名とはどういう人で、どういう肩書きか? あと、よく企業は不祥事があると、減給何%とみたいなことはよく出ると思うが、結局、何%でても規模が全くわからない。分母がどれぐらいか教えていただきたいが。
○一杉:
今の件については、私、広報の一杉だが、答える。今回の3月18日の所内電源事故については皆さんに心配をかけてる。こちらについては改めて詫びたい。こちら(http://j.mp/12fuQEJ)にあるように、本日だな。
# 東電対応(体質)に対する心配と不安と怒り。東電にとっては「事故が起きたことに対して心配かけた。すまんな。もう起こさないようにするから。」でしかない。こちらに書いてあるとおり、で、内容は口頭で言わない減給5%カット1ヶ月。
経営管理責任の観点から、人事措置を、こちらの表の通りさせてもらっている。関係者4名については、常務執行役と、後、店所長とか、本店部長級の管理職の併せて4名に出している。後、具体的な額についての回答は差し控えさせてもらう。
○東京新聞 桐山:
今の4名の名前は?
○一杉:★★★
広報に関わったもの、というよりは、発電所の設備に関わるものだが、常務執行役の村松さま。広報部長の矢野さま。あと、福島第一の所長である高橋さま。後、本店の原子力立地本部というところで、福島第一の対策を担当している山下さま、の4名である。
○東京新聞 桐山:
電車の音で聞こえにくかったのでもう一度。その4人。
# (TдT)
○一杉:
常務執行役の村松さま。
○東京新聞 桐山:
はい。
○一杉:
広報部長の矢野さま。あと、福島第一の所長である高橋さま。あと、原子力立地本部で福島第一の対策を担当している山下さま。以上の合計4名だ。
○東京新聞 桐山:
下の名前は言えないのか?
○一杉:
村松さまが、衛(まもる)矢野さまは、伸一郎(しんいちろう)所長の高橋さまは、剛(たけし)。山下は和彦(かずひこ)である。
# (・∀・) 晒す 常務執行役 村松 衛 / 広報部長 矢野 衛 / 福島第一所長 高橋 剛 / 原子力立地本部 山下 和彦
○東京新聞 桐山:
その村松と矢野は広報の問題で連絡遅れて処分された?
○一杉:
広報担当ということで、今回の措置になっている。
○東京新聞 桐山:
他の方は、ま、低廉自体?
○一杉:
サヨウダ
○赤旗かんだ:
さっきの正門のダストモニタの警報の件だが、過去4回、警報が出たことがあるが、可搬式のモニタで計って、フィルターを交換すると正常値に戻ったということか?
○東電福田:
はい。可搬で計って正常に戻って運用できているということだ。
○赤旗かんだ:
過去4回についてはそうだったということだな。
○東電福田:
はい。
○赤旗かんだ:★★★
▼それでさっき仰ったので、放射能 高高の警報と仰ったか? 資料には高だけ書いてあるが、これは高高の誤りということか?
○東電石橋:
▼ちょっと今、それ確認しているので、ちょと待つんだ。
○赤旗かんだ:
あ、そうですか。わかりました。
○東電福田:
あの、ええと、放射能高の中で、高と高高と2弾になっている。放射能が高いという意味で。それの高高まで行っているということだ。先ほどの数字は高高の数字だ。
○赤旗かんだ:
過去の警報では、それは高高というのは出たことはあるのか?
○東電福田:
そこは今、確認はできていない。
○赤旗かんだ:
はい。以上です。
# 高とか高高とか、あまり聞いた記憶無い
○東電石橋:
▲今の質問に関連してマスコミに出したメールですな。16時30分過ぎに出したメールも、放射能「高」の警報が発生したと案内しているが誤りであり、「高高」が正しいということだ。これから訂正メールを出す準備を今している。訂正をこれからさせてもらう。
○赤旗かんだ:
じゃぁ「高」の場合は全面マスクの指示が出るのか?それとも高高だから出たのか?
○東電福田:
えっと…エエェェ ン コウ デモダスンカ? はい。あの、そういう意味では高と高高があるが、そういう意味ではダストモニタが異常だということなので、ちゃんと計れていないという可能性があるので、その場合は、全面マスク着用の指示をだすということである。
○赤旗かんだ:
高高だと、
○東電福田:
高でも高高でも、いずれにせよ出すと。それは今、レベルいってるが、機器の故障でも警報が出るので。そう意味では故障しているということは計れていないということなので、その時点で念のため、先ずはマスク着用にして、そこから可搬式のもので計りに行く、そんな運用をしているという事だ。
# 壊れれているだろうから念のため。じゃなくて実際にそうだった場合の運用はどういう決まりになってるんだろ…
○赤旗かんだ:
じゃあ、警報が出た時点で、原因が何か分らないが、安全である、低い、という確認が出来ない以上、マスクは着用するという理解でいいか?
○東電福田:
そういう理解でいいかと思う。
○赤旗かんだ:
わかりました。ありがとうございます。
○東電石橋:
16時30分過ぎにマスコミに案内した一斉メールにおいても、放射能高の警報ということで記載が誤っているので、こちらについては、訂正して、もう一度メールを出す準備を今している。
それから今配っている福島第一の状況の資料(http://j.mp/YS9Nbp)も、裏面の[その他]のところで、放射能「高」の警報が発生と記載している。こちらも誤りなので、直ちに修正させて頂く。申し訳ない。
○東洋経済岡田:★★★
安全対策協議会における資料配付で、通報連絡の公表に時間を要したことに対する対応、対策という事で、通報連絡については、まだ南相馬市とは協定を結んでないという事と、浪江町はまだ旧協定のままかと思う。
それぞれの自治体の方が結んでいない理由として、要するに今の協定で書かれているような通信手段では問題だとか、そういう意識を持っているようだが、今回のこの対策では、その辺のことは改善する考えはあるのか?
特段、何か自治体とのやり取りについては、書かれているかどうかわからないが、どういうお考えか?東電が用意している協定の締結はいいのだろうが、それ以上求められても、それは協定としては無理だということなのか、
○東電福田:
もう少しちょっとどういう考えか教えて頂きたい。
○一杉:
通報に係わる事なので、私が。ま、あの、確かに南相馬市とはまだ、安全協定で結ばれていないが、ま、あの、引き続きだな。
訪問とか、電話連絡とか、そういった物を用いて、丁寧な説明はしていきたいと考えている。で、設備的な話しについては、ちょっと回答する内容は持っていない。
○東洋経済岡田:
そうすると今回みたいに13時間掛かったという事は、今後はやらないということでいいか?
○一杉:
出来るだけ早く情報を提供したいという事で考えている。
○東洋経済岡田:
協定を結ぶとか、何かその辺のアクションなど加速する考えはあるか?
# これだけ地震が続いているのに、もう大事故は起こらないとのんびりした対応ですな。事故から何も学んでない…
○一杉:
あのぉぉ、協定に関しては福島県が調整すると言うことである。ま、あのぉ、そういった手続きに従って我々も粛々と進めていきたいと考えている。
○東洋経済岡田:
同じ資料(http://j.mp/12fvguP)で2点目だが、この同じ資料だが、小動物対策というスケジュールが書かれているフローチャートが、(http://j.mp/XXCeBv)
所内電源系の停電工事に関わる再発防止策という事で、小動物対策を8月まで掛けて順次行って行くと言うことだが、具体的に高圧電源盤、低圧電源盤、分電盤でどういう対策をするのか教えて欲しいのと、
あと、今回は他分野外にいたネズミが中に入ってきたという事だが、この前の話しは、なんか、重要免震塔にもネズミが居たという話しを言っていた気がするが、
現状、どの程度、そういうネズミが捕獲された例があるのか、発見されたのか、そういう事を教えて欲しい。後、ネズミ以外の動物で、何かリスクとして考えの動物があるのか?これが二つ目だ。
# ネズミ以外には多重下請け労働者とおもてるにちげえねえ東電。特に東電に話しを通さないで訴え起こすのはけしからん。
○東電福田:
先ず、小動物に対する対策だが、同じ資料の24ページに例が書いてあるが、基本的にはそこにあるように、アクセス出来そうなところについて閉止処理をするとか、ねずみ取りを設置するとか、こういう形で考えているということだ。
○東洋経済岡田:
今までは やって来られたのか?それともこれからやるのか?
○東電福田:
そういう意味では、今回の事故のあった所についてもシートで覆う形で流行っていたが、それだけでは完全ではなかったという事で、今回の事象に鑑みて、やってない所があるということも確認しながら、追加できっちりしていくということである…
○東洋経済岡田:
全く今までやっていないという事ではなくて?
○東電福田:
はい。あの、そういう意味では、建物とか、それなりには考えてはあるんだが、やはり抜けがあった事もあるので、今後、調査をして必要のある海溝部の養生をしていくという事だ。
○東洋経済岡田:
重要免震塔にも何かネズミがあったような話しは、この間の記者会見で確か、尾野さんが仰っていたような記憶があるが、小動物の生息状況というのは何か情報はあるか?
○東電福田:
免震重要塔は人が住んでいるし、ある意味では食事等、エサがあるという事なので、ネズミが居る情報というのはある。何匹か捕まえているという話しもある。それ以外の情報は、特に小動物は今のところ聞いていない。
# http://togetter.com/li/474749
○東洋経済岡田:
じゃあ、ネズミ以外の動物についても、特段、何かリスクとしてあるという事は如何か?
○東電福田:
そういう意味では、小動物の観点で言うと、電源盤だとかに入る、という、ま、小さいものが入るんだと思うが、これについては、併せて追加対策、小動物対策をやっていくという事である。
# 悪意を持って操作したのではないかと疑われる事案が過去にも。一番怖いのは悪意を持った人間。潜入取材可能なテロし放題の1F。4号機燃料プール支柱の下で爆弾テロ。
○東洋経済岡田:
もうひとつ。この福島県への説明資料で、一番後ろの海側遮水壁の設置工事の概要という事で、この辺は本日開始とか、色々と動きがあるようなので、この辺の今の工事の状況とか、
今後の計画とか、これによって、例えば地下水の海への漏出対策としてどの程度の効果が認められるのか、とか、その前のバイパス関係とか、基本的な事も含めて説明頂けるか?
○東電福田:
最後のところについている福島県への説明資料で海側遮水壁の工事のことだな。これについては、今まで先行削孔といって穴を掘る作業をしていた。
# 海への漏出対策効果が見込まれるも何も、海には一切漏出してませんと根拠もナシに主張してるんだから、効果なんて何も見込まれない。何で計画前倒しして遮水壁工事を進めたの。言ってる事としてることが…
で、それに対して、今度、その穴の部分に鋼管矢板を撃つところを準じ始めるということで、昨日、鋼管矢板の打設が始まったということである。ここにスケジュールが書いてあるが、まだスタートしたばかりであり、
順次、各場所をここに書いてあるスケジュールに従って打っていくということで、最終的に打ち終わるのが、平成26年4月末予定で考えているということである。これについては、いわゆる地下水が山側からずっと海に流れてきている状況なので、
これについて今のところ、地下水を計って放射性物質が漏れこれ混んでいるところは確認されていないが、最終的に海に行かないように、念のため、こういう遮水壁を打つ作業をしているということである。
それから地下水バイパスについての質問もあったかと思うが、地下水バイパスについては、どちらかと言うと、今、汚染水が増えているというのが、地下水が建屋に漏れこんできて、それが中で汚染水となって、
それを処理することから、汚染水が増えている状況になっているので、これは地下水の水位が建屋の水位よりも高いということで漏れこんでいくことになるので、そのあたりの水位を少しでも下げて、
漏れ込み量を下げていくということで、地下水の上流側で綺麗な地下水の状態で、先ず、バイパスをして地下水の水を下げることを計画しているものだ。
○東洋経済岡田:
基本的には計画でも海側だけ遮水壁をやるということで、山側は遮水壁はコストの問題もあってやらないということは変わらないということで良いか?
○東電福田:
現段階では海側遮水壁は最終的に海が出て行くものを防いでいるものであり、山側は先程もあったが、バイパス等、いろいろそういうことで地下水の水位を下げることで今は検討しているということである。
○毎日 西川:
今、原子力規制庁から可搬ポストの測定結果が検出限界以下だったということで、ダストモニタの機器の故障ではないかという連絡が来たが、
○東電福田:
あ、はい。質問が途切れたら言おうと思っていたところだが、今、確認の結果が来ている。可搬式の結果によると検出限界未満だったということだ。
検出限界については 5.4E-6Bq/cm3ということだ。ちなみに併せてバックグラウンドはどれぐらいだ、という質問があったが、BGは検出限界未満ということで、同じ 5.4E-6Bq/cm3 ということだ。
○名乗らず:
~ マイクナシ キキトレズ ~
○東電福田:
そういう可能性が高いと考えているが、そこについては、継続して調査している所だと思う。その後の情報はまだ来ていない。
それと併せて、ちょっと先程、わたし、ノーマスク化のエリアが3箇所程度といったが、ちょっと確認した所、現在、5箇所になっている。(http://j.mp/11QuN1S)
正門と西門。それから企業センターの厚生棟の駐車場、免震重要塔の周り。それから5,6号機のサービス建屋という所だ。更にこの4月から、 ん?
○東電石橋:
ゴニョゴニョ
○東電福田:
あ、ん?場所をもう一度言った方がいいか?はい。
5箇所と言っているのが、今回問題になっている正門。これが1箇所。それから、西門。ここが2箇所目。で。3箇所目が企業センターの厚生棟の駐車場の部分。それから免震重要塔の周り。最後に5,6号機のサービス建屋の周り。この5箇所だ。
# 言ってる事、同じじゃないか… orz
それから先程、ALPSの建設のところとか言ったが、これはまだ始まってないかと思うが、4月から順次、それを広げていく計画があり、ちょっと先走って、そこまで説明してしまった。現状が5箇所という事である。
○TBS中道:
(名乗らず)警報の件だが、検出限界未満という事は、要するに故障という判断になったという事で良いか?
○東電福田:
そこまで故障というのか、少なくとも実際にレベルが上がったわけではないということで、機器に何らかの故障なり、異状があったと言うことかと思う。
先程も言ったように今までもフィルターを取り替えて元に戻っているという事で、フィルターのつまりや、そういう物もあると思うが、何れにせよ実際の数字が上がったものでは無いであろうという事である。
○TBS中道:
今後、その機器は別のものに変える予定か?
○東電福田:
そこまで情報はないが、従来のようにフィルタのつまり程度で交換して、復帰にするという事であれば、それで復帰するかも知れないし、
機器自体の何処かに異状があるのであれば、機器の交換という事になるかも知れないが、そこまでの情報は今のところ来ていない。
○TBS中道:
ありがとうございます。
○NHK横川:
可搬式で持って行っているのは、そこの雰囲気のダストを計る可搬式のものを持って行っている、問うことで良かったよな?
○東電福田:
そうだ。
○NHK横川:★★★
つまり、可搬式で持っていった結果として、今は問題がないかも知れないが、警報が鳴ったときに、そこの周辺の空間線量が何かしらの理由でダストが舞い上がり、吸い込んで上がったことを否定するのと違うのではないかと思うが、
例えば、今後、フィルター部分の濾紙を取ってきて、そこを分析して、実際にそこに何らかの線量を上げるようなものが含まれているかどうか、分析等をすることになると思うが、その辺りは如何か?
○東電福田:
ええ、ちょっとどういう調査をするかという情報まで今来ていないが、そういう意味では、これは平均的なものを計るという事なので、本当にぽんとピークが立つ、そういうものが問題だというものではないので。そういう意味で可搬式で計ることで、先ずは、そういうレベルにあってと考える事が通常かなと思う。
# なんかもう、話聞いてたら、ノーマスクエリアでもマスクしたくなる現状。
○NHK横川:★★★
わかりました。つまり、分析しているダストが瞬間的に何か、例えば車が通ったときに道路の埃を舞い上げて、そこに含まれている何かをダストが吸い込んだ、その一時的何かによってぴゅーんと上がる、そういった類のものではないという事なのか?
○東電福田:
ま、正門であり、そこは除染をして周りを綺麗にした状態で下がっているので、そういう可能性は、、かなり低いとは、思っているので、そういう意味で可搬式サーベーで先ず確認してという事だ。
○NHK横川:
▼わっかりました。了解。そうするとそういう情報が上がってきたという事で、今はマスクの付けは解除になったと思うが、そこの状況と、後、結果としてどれぐらいの人が、全面マスクの対象になったのか?わからなかったらいい。
○東電福田:
▼はい。ちょっとそこは確認させてくれ。今、情報はない。
○NHK横川:
ダストもにたが上がった瞬間、その時がどうだったか分らないが、現状としては可搬式持っていって大丈夫だからという状況だな。わかりました。ありがとうございます。
○読売前村:
モニタリングの関係で教えて欲しい。平成23年から平成24年に掛けて合計4回警報が鳴ったという話しは、全部正門でいいか?
○東電福田:
必ずしも正門だけと限らない。どこでという情報ついてはここにはついてないので。
○読売前村:
1F原発敷地内にある、連続ダストモニタリングのどれかが、という意味でいいか?
○東電福田:
あ、そういう意味だ。私が記憶している中でも免震重要塔のところで発報したケースもあるので、色んな所が混ざっていると思う。
○読売前村:
何れもその異常値を感知して警報がなったので、装置のフィルターの一部を交換することで対処したということでいいか?
○東電福田:
はい。そういう意味では同様の警報がでて、レベルが低いということで、フィルタ交換で復旧したということである。
○読売前村:
過去の4階も高高レベルの放射線量ということだったのか?今回は特別高いというわけではない?
○東電福田:
あの、そういう意味ではバックグラウンド以下、検出限界以下だったので、実際に高かったかどうかと言うよりは、何らかの異常を検知したと思うが、過去が「高」か「高高」かだった、という情報はここにはないので、放射能高の警報が出たということかと思う。
○読売前村:
例えば、重要施設の中で、水が漏れていそうだとか、他に原因を伺わせるような事象は、報告として何も上がってきてないということでいいか?
○東電福田:
はい。今回、ノーマスクをやっているエリア自体が、屋外の非常にそういう設備とは離れた場所で常時人がいる、作業しているところなので、そういうところ、特に正門なんかは案内の通りで、人が出入りするところなので、そういう可能性は低い場所と考えている。
○朝日木村-B:
(初)ダストモニタリングの関係だが、これは高さはどれぐらいのところを計ってるのか?
○東電福田:
どの位置をということか?正確なあれはないが、だいたい人の高さぐらいのところに。
○朝日木村-B:
高さ1mぐらい?
○東電福田:
はい。
○朝日木村-B:
で、可搬型も同じ辺りを計っている?
○東電福田:
可搬型がどういうものを持っていったか確認できてないが、もう少し小さいものかもしれない。据え置き型は結構大きいので。それも運べないわけじゃないが、可搬式はどういう程度のものかは、今確認はできていない。
○朝日木村-B:
▼あと、構内に何台あるのか、というのは私が聞き漏らしたのかどうか、分からないが、構内に同じような機器は何台あるのか?それが2年で今回で5回目の誤作動とする機器の信頼性についてどう考えるのか?通常こんなものなのか?
○東電福田:
あの、そ、そういう意味では、あの、連続で計っているし、屋外においてあるので、そういう意味ではそういう異常を検知するのは時々あるということかと思う。
特に信頼性の低い機器というわけではないと考えている。▼台数については今、3箇所と聞いている。ちょっと確認させてくれ。
○東電石橋:
すいません。ちょっと確認してから答える。
○NHK横川:
処理水の関係で聞きたい。http://j.mp/Z18uDU 添付資料のグラフ1の所で、このALPSが動いたことにより、右上のところの処理水貯槽、68m3が新しくできた所だと思うが、
この処理水貯槽は、基本的にはALPSを通った後の物だから、基本的には、ほぼ綺麗なった水を新規に貯蔵して行っている場所だという認識で良かったか?
○東電福田:
その通り。処理した後の水である。
○NHK横川:
最後のグラフだが、先程の説明の際、ALPSが動いたことにより、右肩上がりが緩やかになったと説明していたのは、これは一番下の濃縮塩水タンク容量と貯蔵量のところで良かったか?
○東電福田:
はい。一番下のグラフである。
○NHK横川:
4月2日からのグラフになっちゃってるので、以前がどれぐらいの傾きで、ALPSが動いたことによりどれぐらい下がったかが分らないが、ちなみにだが、これ、結構傾きは変わっているのか?
○東電福田:
ちなみに先週の週報(http://j.mp/ZpvueY)で行くと、スタートの位置が若干ずれるが、一番右の6月24日の時点で、28万をちょっと超えたぐらいの場所まで行くという想定だったので、そのぐらいの傾きの違いだと理解するんだ。
○NHK横川:
理解した。じゃあ、結構傾きは緩やかになっていると言うことになるんだな。
○東電福田:
そうだな。今、150m3/d とか、今後すこし増やしていくと思うが、その処理した分だけが、濃縮塩水はへっていくということなので、増える濃縮塩水の割外が少なくなるという事で、傾きが減っていくという事だ。
○NHK横川:
わかりました。そうすると嫌な言い方になるかもしれないが、これは基本的にALPSのホット試験がうまくいく前提でやっていると思うが、当然トラブルが起きるわけであり、
しかもホット試験は確か4ヶ月間、起きるわけであり、継続的にやるという事だと思うが、これはシミュレーションとしてALPSが何らかの理由で止まって調べないといけないか、
そういう想定になるとしたときに、そうすると発生量が従来のものに戻ると思うが、そういった場合の想定と、その場合のタンク容量は準備されているのか?
○東電福田:
そう意味では、先週の週報なんかが、あの、まさに地下貯槽を、ええ、ALPSが動かなければ、濃縮塩水を入れることに使うという形で、容量が増えた形にしているので、そこは地下貯槽等をどっちに使うかという事は、トータルの量はあるので、そのバランスで考えていくという事である。
○NHK横川:
理解した。じゃあ、この先の、今は赤いグラフはここで止めているが、そうなった状況になれば、用意しているものを、用途を変えて割ります、ということだな?
○東電福田:
そうだな。その辺りは状況に応じて運用していくという事だ。
# 似たやり取りを過去に何度か…
○NHK横川:
理解、分りました。ありがとうございます。
○東電石橋:
答えられなかった分については、後で確認して答える。これを持って会見を終了する。
○東電福田:
アリガトウゴザイマシタ…
~ 終了 18時44分(1時間14分)