(1時間30分)
○1F安定化センター・福島第一・福島第二 新所長会見 資料 7/3(水)13時30分 ~
- 福島第一安定化センター所長、福島第一原子力発電所長、福島第二原子力発電所長 記者会見」における当社配布資料について
- 福島第二原子力発電所の被災・復旧状況の概要(PDF 1.32MB)
- 福島第一原子力発電所における現在の取り組み状況について(PDF 534KB)
- 福島第一原子力発電所1~4号機の安定化・ 廃止措置等に向けた 現在の取り組み について(PDF 640KB)
○報道関係各位一斉メール 7/3(水)~ 7/4(木)
- 1F2号機CST炉注水系ラインの原子炉への注水についてのお知らせ ↓7/4(木)
- 1F 雑固体廃棄物焼却建屋の工事現場における油漏れ
- 1F 雑固体廃棄物焼却建屋の工事現場における油漏れ(続報)
- 1F2号機CST炉注水系ラインの原子炉への注水についてのお知らせ(続報)
○福島第一プラント 7/3(水)~ 7/4(木)
- 福島第一原子力発電所の状況(記者会見資料)(PDF 25.3KB)
- 1号機窒素封入試験における監視パラメータの状況について(7月3日12時時点)(PDF 109KB)
- 福島第一原子力発電所の状況(記者会見資料)(PDF 24.5KB)↓7/4(木)
- 1号機窒素封入試験における監視パラメータの状況について(7月4日12時時点)(PDF 109KB)
- 2号機CST炉注水系による原子炉への注水確認について(PDF 30.1KB) ★★★
- 福島第一原子力発電所の状況(記者会見資料)(PDF 23.4KB)
- 1号機窒素封入試験における監視パラメータの状況について(7月2日12時時点)(PDF 108KB)
- 多核種除去設備(ALPS)バッチ処理タンク2A 点検状況(PDF 668KB) (画像)★★★
- 一般焼却施設近傍における火災について (画像)★★★
○福島台にプラント 7/3(水)~ 7/4(木)
○指示・報告 7/3(水)~ 7/4(木)
○2日プレス↓
○環境モニタリング・サンプリング 7/3(水)~ 7/4(木)
- 地下貯水槽・貯水槽観測孔・地下水バイパス、海側観測孔分析結果(採取日:7月2日)
- 地下水バイパス、海側観測孔 トリチウム分析結果(採取日:6月24,25日)
- 福島第一港湾内、放水口付近、護岸の詳細分析結果 ★★★
- 海底土(乾土率測定結果:5月分)
- 福島第一港湾内、放水口付近、護岸の詳細分析結果(PDF 51.1KB)★★★ ↓7/4(木)~ 1~4号機取水口内北側海水 分析結果 トリチウム2,200Bq/L検出
- 7月2日に楢葉町(避難指示解除準備区域)で採取された放射性物質について(PDF 63.9KB)(画像) ★★★
- 地下貯水槽トリチウム分析結果(採取日:6月26日)
- 地下貯水槽・貯水槽観測孔分析結果(採取日:7月3日)
- 福島第一原子力発電所 土壌中のガンマ線核種分析結果
- 福島第一港湾内、放水口付近、護岸の詳細分析結果(PDF 56.1KB) ★★★
- 地下貯水槽・貯水槽観測孔・地下水バイパス、海側観測孔分析結果(採取日:7月1日)
- 当社福島第一原子力発電所における核種分析結果の確報版について(6月1日~6月15日公表分)
- 放射性物質の調査について(PDF 70.5KB) (画像)★★★★
○その他 7/3(水)~ 7/4(木)
- 原子力委員会主催の「原子力政策大綱(案)に対するご意見を聴く会」(平成17年8月19日福島県、および8月26日東京都にて開催)における当社の対応について ★★★★
- 当社社長の新潟県、柏崎市ならびに刈羽村への訪問について ★★★★ ~ 再稼働決定のご報告
■今泉原子力立地本部長代理さまのご挨拶と自己紹介
○東電小林B:
本日の説明者は原子力立地本部長代理の今泉さまである。本日より、尾野さまと今泉さまの何れかでにより会見を行っていく。今泉さまの肩書き、指名については手元に配っていると思うが、
もし無ければ入り口にあるので後ほど確認するんだ。先ず今泉さまより自己紹介、説明に移らせてもらうのでよろしこ。
# HPになし ##
○東電今泉:
只今紹介に預かった今泉である。本日から尾野と両名で説明させて頂く。★★★前職は第二で副所長として、震災後の復旧作業を担務していた。
この6月からこの本職で皆さんに説明させて頂く事になった。よろしくお願いしたい。なかなかこういう場所は不慣れであり、皆さんには色んな面で迷惑を掛けるかも知れないが、分かりやすい説明を出来るよう、日々努力して参りたいと思うのでよろしこ。
■福島第一の状況
早速、福島第一原子力発電所について、手元の資料に基づいて説明する。http://j.mp/1aBqfDG
[原子炉および格納容器の状況]
1~3号機注水状況は安定して注水継続。
[圧力容器下部温度][格納容器圧力と水素ガス濃度]
記載の通り。資料2枚目。
「福島第一原子力発電所1号機窒素封入試験における監視パラメータの状況について(7月3日12時時点)http://j.mp/1aBnx0Z」という資料がある。
この窒素封入だが、本日より注入量を変更している。今まで格納容器に6m3/h注入していたが、本日の10時18分からこちらをゼロにして現在は原子炉圧力容器に窒素を封入する、それのみの計と言うになっている。
これに併せて原子炉格納容器の廃棄流量を27.3m3/hから 21.4m3/hに変更している。先程紹介した参考資料に格納容器内の温度状況が示されているが、こちらも急な上昇はなく、一定の温度を保っている。
また資料1ページ戻るのだ。http://j.mp/1aBqfDG ★★4月2日から1~3号機の原子炉注水系信頼性向上対策として、復水貯蔵タンクへの炉注系等の切替えを行っていた。
実績だが1号機については7月5日10時07分から11時57分の間にこの切替えを行っている。で、同日の12時03分~15時13分の間に実炉への注入確認を実施している。
2号機についても本日、10時44分から11時38分の間で切替え操作を実施している。[使用済み燃料プール]循環冷却システムは1,2,3号機とも運転中。4号機は停止中だったが運転中に変わっている。
4号機については7月2日 9時37分、これは循環水に不凍液を添加する作業を行うためにこれを停止していたが、同日17時20分に作業が終ったことから、一旦その使用済み燃料プールの冷却を再開している。
★★★その間、使用済み燃料プールの温度は31℃から33℃へ上昇しているが、ただ、その後にプール水温が低下しないことが確認され、二次系の運転状況を確認したところ、この一次系の熱交換機で、
★★★これはB系に注水すべきところをA系に注水していたことが判明し、これを2日の11時11分にB系に切り替えている。この19時09分の時点では、このプール水温は33℃ということで、この切替え前とは変わらないという事である。
[タービン建屋地下溜り水の処理状況 ]
2号機タービン建屋から3号機タービン建屋に移送しているが、先日7月2日10時8分~移送実施注。3号機タービン建屋から、先ず一つは高温焼却炉建屋へ本日9時49分まで移送を実施。
で、プロセス主建屋の方には本日10時22分から移送を始め現在実施中。6号機タービン建屋から仮設タンクへの移送は、本日10時から15時の間に移送を実施している。
[水処理設備および貯蔵設備の状況]
サリー運転中。キュリオンも併せて平行運転をしている。以上、福島第一の状況だ。
■1F港湾 海側地下水観測孔 高濃度トリチウム検出関連
資料を3枚目来ると福島第一の港湾内放水口付近の護岸詳細分析結果を示している。「福島第一港湾内、放水口付近、護岸の詳細分析結果 http://j.mp/1aBlpXd」
先ず1枚目。7月2日に採取した6号機の取水口前の海水だが、セシウム134は検出限界以下。セシウム137は2.6Bq/L 。前βについては20Bq/L。トリチウムは分析中。
もう一枚めくると先日の測定結果、分析結果も配っている。★★★「福島第一港湾内、放水口付近、護岸の詳細分析結果 http://j.mp/19SKRrL」No.1-1の観測孔において、全βで4300Bq/L という数字が出ている。
ただ、次のページをめくると、福島第一の1,2号機の海水、表層、下層、左から3番目と2番目だが、こちらは全βがほぼ200から300の値ということだ。
▲http://j.mp/1664Lb3 ここで1点先日、指摘のあった、7月2日の1ページ目にその他のガンマ各首都いう事で、Mn-54とルテニウム106の記載のところで質問があった。
実際にこのMn-54、ルテニウムについては、測定値が出たところに想定値を記載していた。その他はバー(ハイフン)を記載していたが、これは実際に他のところでも、こういった測定値が出れば、個々に記載すべき数字であったが、
実際には、ここはNDなので、バーよりもNDの方が正しいので、今後、NDという記載にさせて頂きたいと思っている。以上が海水関係の測定である。
■高濃度の放射性物質を含むたまり水の貯蔵及び処理の状況★★★
今度は定例報告。「福島第一原子力発電所における高濃度の放射性物質を含むたまり水の貯蔵及び処理の状況について(第106報) http://j.mp/1aBnCll <添付資料> http://j.mp/1aBnItl」を見るのだ。
いつも通りめくって添付1処理フローが描いてある。http://j.mp/166661O 左下の表。各施設に貯蔵されている貯蔵量(高濃度汚染水)だが、
1号機 14,100m3[+200] 2号機 23,100m3[★+1,900] 3号機 21,100m3[★-1,300] 4号機 16,300m3[-600] 1~4号機貯蔵量合計 74,600m3。
これがプロセス主建屋に移送されて貯蔵されている量、貯蔵施設側(プロセス主建屋13,130[★-3,030]+高温焼却炉建屋 4,450[★+1,970])合計 17,580m3。先週の処理量 5,760m3。
稼働率 キュリオン0% サリー68.6%。廃スラッジ +0 使用済みベッセル★ +5本増えている。(540本)
# (先週)1号機 13,900m3 2号機 21,200m3 3号機 22,400m3 4号機 16,900m3 1~4号機貯蔵量合計 74,400m3 貯蔵施設プロセス主建屋16,160+高温焼却炉建屋2,480 計18,640m3 処理量 約5,760m3。(先週)廃スラッジ+0 使用済みベッセル+2本(535本)##
濃縮塩水受けタンク量 259,975m3[+1,071]、淡水受けタンク28,876m3[+575]濃縮廃液貯蔵槽 9,222m3[±0] 処理水貯槽 14,742m3 [★+1,593]
# (先週)キュリオン0%、サリー68.6%。濃縮受けタンク 258,904m3[★+886]、淡水受けタンク28,301m3[-941]濃縮廃液貯蔵槽 9,222m3[+5] 処理水貯槽 13,149m3 [★+1,878]##
廃液供給タンク 1,033m3[-21]SPT(B)843m3[-51]
# (先週)廃液供給タンク 1,054m3 SPT(B)894m3 ##
1枚めくって次の週の想定だ。添付資料3は滞留水のシミュレーション結果が示されているが、OP3,000ぐらいのところで増減している状況。
一番下側の濃縮塩水タンクだが、実際の処理量に対して容量は十分余裕のある見通しだ。以上が、水処理の状況だ。
■福島第一原子力発電所一般焼却施設近傍における火災について ★★★
次の資料だ。「福島第一原子力発電所一般焼却施設近傍における火災について http://j.mp/19SIZ25」という資料を見るんだ。こちらは先日公表しているが、福島第一において、発火事象を確認している。
# 発火事象。火災でいいよ。タイトルにあるでしょ。発火事象の発生について。##
手元の資料、福島第一の地図。それと現場の状況だ。この一般焼却施設については下側の四角囲いに書いてあるが、http://j.mp/14sehHJ 汚染のない生活ゴミのみを償却対象に設置されている物だ。
ちょうど2号機の西側にあるが、そこに一般焼却設備があり、発火場所については、この倉庫を挟んだ北側の場所になる。右側下に写真 http://j.mp/14sezOF がある。
これは自衛消防隊が水をかけているところだが、このような仮置きされた段ボール類の発火を確認している状況だ。現在はこれは鎮火しており、消防の確認も済んでいる。現在、この発火原因を調査している。
# http://j.mp/14sf37o この火災原因も消防が調べてるを繰り返すだけで原因は公表されていない。というか、電気系統の火災以外は原因を示した記憶が一つもないんだけど。そういうのを隠さず、真剣に調べてから安心安全を語れや。##
■多核種除去設備(ALPS)バッチ処理タンク2A 点検状況 ★★★
続いて次の資料だ。「福島第一原子力発電所多核種除去設備(ALPS)バッチ処理タンク2A 点検状況 http://j.mp/19SKBsR」について説明する。まっ、ALPSのこの点検だが、
このバッチ処理タンクの下の方で実際に赤い液体が点々と落ちていた事象を踏まえ、このタンクの点検を行っていた。この2Aタンクについては、除染を終え、作業員が中に入り、中の詳細点検を実施している。
ちょうどこの写真(http://j.mp/14sfuPi)にあるが、点検した部所はタンクの下のロート部の溶接線の部分であり、こちらで穴の空いているような部分を削っていって、どういう状況でこの欠陥があるかという事を確認している。
2ページ目の資料だが、ここは町道地面の下の、1ページあるタンクの下の方の①-2と書いてある個々の溶接線の部分だ。
段階的に切削し、一部所室する欠陥があるが、徐々に大きく開口されていく袋状の欠陥を確認している。3ページ、4ページにも同じような写真を示しているが、これを同じように削っていくと徐々に穴が大きくなるような状況が確認できている。
# 元々そこに空洞があったという欠陥。その裏側に貫通した穴がないのに、それでも工場出荷以降に出来た欠陥だ!(原発プラントメーカー東芝が作る物は絶対だ!)と主張する東電。最近、東電が何をしゃべってるのか理解出来ない事が多い。##
ま、あの、現在、この状況を踏まえ、こういった★欠陥が発生★した原因について、調査を行なっているところだ。
■放射性物質の調査について ★★★★
続いて次の資料。「放射性物質の調査について http://j.mp/13ojNwR (画像)http://j.mp/12GVHr2」という資料である。この放射性物質だが、環境省の災害がれき処理業務等の作業中に発見されたものだ。
環境省から私どもが依頼を受け、放射性物質の調査の調査を実施するためにこの当該の物質を第一に持ち込んでいる。
概要に書いているが、★★★環境省がこれを発見したのは 6月20日で、これを踏まえ、実際にはこの当該物質は後で話すが、高線量の放射能に汚染された物質であることから、
福島第一の事故に起因して発生した物質である可能性があるということで、★★★当社に6月21日に分析依頼が来ている。
で、★★★当社は7月1日に調査を開始するために、この物質を福島第一に持ち込んだ。採取された物質だが、これは環境省から聞いた情報だが、発掘場所は★★★福島県双葉郡楢葉町の出川河口付近の瓦ということだ。
発掘した経緯だが、線量測定を行なっているところで、高線量地点が確認されたことから、詳細にその場所の測定をした結果、この物質を採取したということだ。
測定の結果、放射線量率だが、★★★表面で γ線 106μSv/h、βγ線で 3400μSv/h。表面密度 10万cpm以上。大きさは、長さ3cm、幅1.5cm、厚さ 0.5cmの 破片状ということで、
こちらに写真 http://j.mp/14sgZgr に示されているようなものだ。この物質については、福島第一に搬入するに辺り、この下の写真 http://j.mp/14sh3wv の様な保管容器を用いて搬入している。
★★★それと、同じくこの付近で発見された高線量の物質がもうひとつあったが、これについては本日、第一に持ち込んで、この物質と一緒に調査をこれから進めていくという状況である。提供する情報がたくさんあり恐縮だが、次だ。
6月20日 環境省当該物質発見
6月21日 東電に分析依頼
7月1日 調査開始のため1Fに搬入
7月2日 プレス発表
7月3日 一緒に見つかったもう一つの瓦礫1Fに搬入(本日)
# 中長期のフェーズに入り提供する情報が少なくなってきたので会見を減らすといったのは東電。結局減らしても、日頃から会見の中身はトラブル対応ばかりだから、会見時間30分~1時間が、1時間~2時間に伸びただけ。##
■当社原子力発電所における燃料集合体ウォータ・ロッドの曲がりに係る調査結果に関する原子力規制委員会への報告について(最終報告) ★★★★
「当社原子力発電所における燃料集合体ウォータ・ロッドの曲がりに係る調査結果に関する原子力規制委員会への報告について(最終報告) http://j.mp/19SPfXM」という資料を見るのだ。
このウォータロッドに曲がる調査だが、プレスにも書かれているが、平成24年10月16日の定期検査中に柏崎刈羽原子力発電所の5号機において、燃料集合体のチャンネルボックス上部で欠損がある他電力からの状況踏まえ調査してきたが、
# 柏崎刈羽で燃料損傷の可能性を認識しながら運転し続けたトンデモ事案。しかも、最終報告と同日に、こんな会見開いてる。http://j.mp/14shSW4 1時間前に急きょ決まったかのごとく緊急会見開いて、質疑では時間かけて議論してきたので反対なかったと平気で発言する廣瀬。
その際に外観点検をしている中で、使用済み燃料を集合体の2体でウォータロッド一部曲があることを確認し、その後、調査をずっと続けていたものだ。5月31日 http://j.mp/13mYrRR には中間報告として、
# 他電力からの状況踏まえ調査してきた、ってぬけぬけと。東電柏崎刈羽発端の他電力へ水平展開でしょうがっ!##
5月31日までに終わった点検結果、それと、添えを踏まえた今後の改善点、あ、失礼した。いろいろな原子力安全に関わる影響評価。それと今後の改善点について報告しているが、
今回、5月31日以降に点検が残っていたものがあるので、その点検した結果を反映し、もう一度、最終報告として出し直させてもらっている。
# 自主的に出したようないいぶりですな。法令指示に対する報告だよな。何プレスと同時に柏崎刈羽再稼働に向けた審査会見ひらいとん。地元了解といい、プロセスがデタラメ。ねじれ解消とプロセス無視した経済結果が焦点選挙で原発利権勝算確信。http://j.mp/WaWb5Q ##
# これ、絶対にあってはならないことに対する報告ですから。あまりに日常茶飯事過ぎて、これが普通になってる。で、発表する側がたいしたことない、日常業務のようないいぶりで問題を問題で内科のように報告する… 1F事故のインパクトを利用して事故前の失態を隠しているようにしか見えない。##
プレスの後、3枚目だ。こちらが最終報告の概要版である。http://j.mp/13mYZY3 変更箇所だが、このしたの方の表になるが、燃料集合体の外観点検対数、並びに右側の表、チェンネルボックス、
CBというのはチャンネルボックスの略だが、その装着履歴に着目した燃料集合体の外観点検結果に結果が反映されている。中間報告からどう変わったかという点だ。ちょっと待つんだ…
変わった点だが、先ず左側の表だ。柏崎刈羽原子力発電所の1号機、これの使用済み燃料の点検数が変わっている。これが、前回の中間報告では38体という報告をしているが、これが今回50体に増えている。
それと柏崎刈羽原子力発電所3号機だが、前回報告時は点検数は0だったが、44体に変わっている。それと柏崎刈羽4号機だが、前回報告時は0だが、32体に変わっている。すいません。
それと3号機だが、継続使用予定燃料点検数も0だったが、21体。4号機も0から32体に変わっている。それと5号機は前回の中間報告では、使用済み燃料の点検数が68だったが、85体。
6号機については、この使用済み燃料の点検数が6体から32体に変わっている。合計が中間報告では214体から345体。これは使用済み燃料だが、この使用予定の燃料については、205体から258体に変更している。
それとチャンネルボックスの外観点検の結果だが、水中で見なおし前の外観点検数が63体から71体に変更。見直し後が53体から83体。気中での見直し前が 37体から89体。見直し後が150体から244体に変わっている。
で、★★★異状の確認だが、追加点検したものからは、ウォータロッドの曲がりは確認されておらず、中間報告で報告した異常26体はそのままである。
その他、3ページ目にある影響評価、それと今後の改善点は、こちらは、前回中間報告で報告した内容と変わりはない。
影響評価についてはウォータロッドが曲がったこと、曲がることにより水の流れが悪くなる可能性があるということで、それを加味した炉心安全解析への影響、炉心特性への影響、こちらの評価も変わっていない。
それと今後の改善点についても、実際の燃料を変更するに辺り、作業する現場の人間も入ってレビューしていくという点。
それと、不具合、異常があった場合でも、透過光を使うような詳細点検を併せて実施する、この2点についても変わっていない。この資料については以上である。
■福島第二原子力発電所空冷式ガスタービン発電機車(No.1)における小動物の侵入による充電器盤の故障について★★★
私からの説明。最後になる。「福島第二原子力発電所空冷式ガスタービン発電機車(No.1)における小動物の侵入による充電器盤の故障についてhttp://j.mp/1aBq776 (画像)http://j.mp/12GVCn6」
こちらは福島の浜通りの方で行われた所長会見で、福島第二の設楽所長さまより、簡単なお話しをさせて頂いたが、その件である。
で、この写真 だが、先ず左側にある写真で、http://j.mp/18xy5O4 これが空冷式のガスタービン発電機車である。福島第二はこのガスタービン発電機車が2セットあり、この自称が発生したのはNo.1のほうである。
丁度、このガスタービン発電機車は、手前側に大きく写っている側、これが発電機車である。で、今回故障が発生した充電基盤というのは、見えづらいが、発電機車の後ろにある制御車で発生したものである。
丁度後ろの制御車の扉を開けると、右側のような装置が搭載されている。こちらの制御車は全貌にあるガスタービン発電機車を制御するための車であり、こちらの充電基盤内の基盤、これは、左側の斜め左に写真があるが、
こちらにネズミによりこの不具合が発生した状況だ。実際に当時はガスタービン発電機車を指導する時にスイッチを入れたが、その際に充電器故障という警報が鳴り、それでこの確認をしたところ、
こういった状況 http://j.mp/1a17MRI であったということだ。拡大写真は大変気持ち悪い写真だが、http://j.mp/1a18e2n こういった形でネズミが顔を突っ込んだような状況だったが、丁度右側にある写真。
# タイベックも着てない気の毒なネズミさん。気持ち悪い。##
この車の中に、したは車の床面だが、床面からケーブルが貫通している部分があり、ここに3~4cmぐらいの小さな穴があり、こういった所からネズミが侵入してきて、今回の事象が発生したのではないかと推定している。
現在はこのケーブル貫通部を http://j.mp/1a18i25 このようなパテで処置して穴を塞いでいる状況だ。私からの説明は以上だ。
■原子力委員会主催の「原子力政策大綱(案)に対するご意見を聴く会」(平成17年8月19日福島県、および8月26日東京都にて開催)における当社の対応について ★★★★
○東電小林B:
わたしから1点報告。手元の、「原子力委員会主催の「原子力政策大綱(案)に対するご意見を聴く会」における当社の対応について http://j.mp/12cTyTT」という資料を見るのだ。
平成17年に開催された原子力政策大綱案に対する意見を聞く会、主催原子力委員会において、他の電力会社が社員等に参加を呼びかけ、社員が発言事実があった事を踏まえて、
原子力委員会から依頼に基づいて、同様事例がないか実施してきた。その結果について、本日、同委員会に報告している。
調査の結果、平成17年に福島県内で開催された意見を聞く会で、当社が参加の呼びかけを行い、また、当社社員、協力企業社員、及び、地域の方が参加していたこと。
また、参加者の一部に当社から発現を依頼していたことを確認した。ただしっ!! 発言の内容を依頼した事実は確認されていない。
# 何が、ただしっ!! だよ… ( ゚д゚)ポカーン ##
また、★★★同年に東京都内で開催された意見を聞く会においては、参加の呼びかけの事実は確認されなかった。なお!いずれの意見を聞く会においても、原子力委員会からの参加呼びかけや発言依頼は確認されていない。
# 東京都内では参加を呼びかけるまでもない。呼びかけても口頭だし記録に残らない。##
詳細な調査結果については、下段以降に記載している。★★★福島県内については、合計43名が当社の呼びかけにより参加していたこと。また、発言については合計11名が発言していたことを確認している。
発言内容を依頼した事実は確認されたことも補足している。ええぇぇぇ、まっ、中段になるが、当社としては意見を聞く会の参加を呼びかけた事、発言を依頼していたことは、本会合の開催主旨に対し、
配慮の欠けた対応であったと真摯に反省している。関係する方々始め、広く社会に詫びる。ええ、いじょうで、
# 毎度毎度、会社は関与していない。個人の判断でしたことだ。何一つやましい点はないと開き直るその姿勢。誤解を招くような行為は反省だ。それ全く反省してないから。開き直りだから。どの口が抜かす柏崎刈羽再稼働。##
■ 作業報告 ~1F港湾 海側地下水観測孔 高濃度トリチウム検出関連
○東電今泉:
すみません。説明から漏れた点がある。観測孔の工事状況を話したい。今、観測孔のNo.1-2、1-3、1-4。こちらについては、実際に掘削作業に着手しているが、
No.1-2については、現在、観測井戸の掘削が終り、データ採取が可能になるよう準備をしている。No.1-3だが、こちらは7月2日に着手しており、現在準備中。No.1-4については、現在掘削中という状況だ。
○東電小林B:
はい。それでは質問に移る。(37分)
■質疑
0:36:30
●NHK岡本:【要約】{ナノラズ}
本部長代理が変わったという事だが尾野さんはどうなったんだ?
(東電今泉:尾野も同じ本部長代理として居る。これから私と尾野の2人で説明する事になると思う。)
聞き逃したが、今泉さんは2Fの副所長してたと?
(東電今泉:そうである)
楢葉町で見つかった高線量物質はコンクリ、瓦礫の破片か何かか?
(東電今泉:★★★実際に堅さはコンクリートのような堅い物ではない。どういうものかは分析してみないとわからない。コンクリ片でないことは確認。)
放射性物質に土が纏まり付いている?
(東電今泉:どういう状況か私が言える状況ではないが、土だけではない。ふわふわしたようなソフトの感触の物である。)
結果はいつ頃?
(東電今泉:この分析は鋭意分析する事で準備。言い訳になるカモ知れないが、今、海側の分析をかなり精力的にやっている。その中でこの試料分析をしていかないといけない状況。表面汚染密度が高く、線量等量率も高いので他の測定器の影響を配慮していかないといけないので、調査の実施時期を検討中。)
3月12日に1号機が爆発した時、白いふわふわした物が舞っている情報が当時あったが、そういった情報に絡む物であれば、そういった物が他に沢山産卵していると思うが、そういった収集や調査を刷る予定あるか?
(東電今泉:発災後、どれだけの物が飛び散ったか調査はしている。半径500mでは幾つか見つかっているが、それ以遠の構内の物では見つかっていない状況。線量が高く汚染密度が高く、1F事故由来の可能性高いと思っているが、先ず分析して性状を先ず確認したい。)
1Fからどれぐらい離れた場所で見つかった?
(東電今泉:福島第一から南側に15km下ったところの海岸。)
1F港湾内、護岸、トリチウム検出について。マンガンとルテニウム検出されたNo.1-1観測孔、他はND。検出限界は?No.1-1だけが高い値で出ているのか、検出限界ぎりぎりで検出されているのか知りたい。
(東電今泉:▼検出限界値の値は手元にないので確認する。)
No.1とNo.1-1は前β等の変動がずっと見られる。低くなるという事はつまり流れている事だよな。どこに流れていると東電としては考えているのか?
(東電今泉:申し訳ないが、測定を始めた時期が最近でデータ蓄積が少ない。★★★まだまだデータを蓄積した上で私どもで検討して判断していかないといけないこと。現時点では数字が出たことだけのお知らせだ。今後、こういったデータを蓄積しながら質問あった点を含めて評価していきたい。)
# ズルズル結論先延ばし。http://j.mp/15twxR6 http://j.mp/12FnFYv 7月に整理終えると言ってたけど、No.1観測孔で見つかる前の話だし。この東電招いた専門家はコメント出してないのかな。 ##
測定誤差はどれぐらいと考えているか?No.1-1で前βが4300Bq/L でているが。測定誤差はどれぐらいの範囲であるのか?
(東電今泉:▼確認する。)
No.1-2、1-3、1-4、それぞれ掘削中、或は掘削終ったということだが、データが出てくるのはいつ頃の見込みか?
(東電今泉:今、No.1-2については、観測孔の中の水を澄まして、それで採取する状況まで来ている。近々、サンプリングが出来るのではないかと見ている。No.1-3は現在準備中。今、どれぐらいで採取するかの見通しは今は示せる状況にない。No.1-4についても現在掘削中。掘削が終了次第、サンプリングを行う準備をしている。No.1-2については、サンプリングする時期についてその様な状況。)
明日にも出てくる可能性あるという事か?
(東電今泉:今週ぐらいにはサンプリング出来るのではないかと思う。)
わかった。
(東電小林B:発言前に社名と名前をいうのだ。)
0:43:40
●朝日木村-B:【要約】
2Fの小動物発覚の経緯を詳しく。空冷式発電機車は何時配備されたものか?
(東電今泉:これは2セット目であり、二つ揃ったのが昨年9月27日。1台目配備が昨年の6月25日。2台目が9月27日。)
最後に使ったのは何時か?
(東電今泉:月次で点検を行っている。この時が最後ともう。至近は6月12日に定例試験を行っていると思う。)
今回見つかったのは、その定例試験をしたから?
(東電今泉:その後になる。)
なので、これは何時、ネズミは見つかったのか?どういう経緯で見つかったのかを聞きたい。
(東電今泉:はい。… お待たせした。)
いえいえ。
(東電今泉:この損傷を発見した時点は、一応、運転確認を実施していた。これが、今日、本日だ。本日、この運転確認を実施しており、その時に制御電源を投入したが、その時に充電器故障が発生している。あ、2日だ、昨日だ。申し訳ない。)
何時頃か?
(東電今泉:午前9時20分頃にこの故障警報が発生している。)
で、中を開けたらネズミが居たと言う状況?
(東電今泉:そゆこと)
ケーブルのところから入り込んできたと?
(東電今泉:そうっす。)
このガスタービン発電機車は何のために使う物?
(東電今泉:全交流電源喪失が発生したときのために用意。それ以外にも2F、柏崎もそうだが、電源車を用意している。このガスタービン発電機車もそれに加え2セット用意している。)
配備しないと不味い、配備しなきゃ駄目だという事で配備したのだな?
(東電今泉:緊急安全対策として、この電源車とガスタービン発電機車を用意した。)
なぜ、昨日のうちに発表しなかった?
(東電今泉:…。お待たせした。申し訳ない。)
いえいえ。
# お待たせした。いえいえ。2回目。w ##
(東電今泉:★★★まっ、この件はだな。私どもの社内の公表基準に照らすと区分外。不適合事象に変わりないが、公表区分のその他事象に該当する判断を発電所内でしている。不適合自省としては我々は認識しているので、不適合管理委員会にかかって、翌日HPに掲載する事になっているが、この小動物は皆さん心配してるので、1日遅れたが、本日公開させてもらった経緯だ。)
即座に出す物ではなく、定期的に出す物で良いという判断だったという事だな?
(東電今泉:はい。実際にこのガスタービン発電機車のこの事象だが、ガスタービン発電機車の起動に辺り、実は制御車はガスタービン発電機車を動かすときに最初に起動させるときに、先ず電気を置くって起動させる、当該部所はその様な場所。実際には発電機車を起動させようとしたときに、この発電機車がこの事象で起動できなかったわけではない。実際に派バッテリーから電気を置くって起動させるので、総意発電機の方への影響ない事を核にしていたので、昨日への影響は無いだろうという判断を当時していた。)
# そん時起動できても、その後も問題なく起動できる状況にあったという事なんだろうか。##
ネズミが入っていても別に変わらなかったという事だな?
(東電今泉:いえ、それは私どもとしては、やはり、この事象について不適合事象であることに変わりないので、実際にこういったネズミが入ってこういった事象が起こることは当然防がないといけない事象だと思っている。)
第二原発でSBOが発生したときは、そのネズミいても使える状態だったと言う理解で良いか?
(東電今泉:はい。実際には起動の時に電源を送る場所なので。起動してしまえば、後は自分の電気で発電することが出来る。そういった事での支障はないと我々は考えている。)
0:51:20
●全国市民記者クラブ藤原:【要約】
瓦礫処理中に発見された物質について。先程、半径500mで幾つかそういう物質が見つかったと思うが、これまで何ヶ員ぐらい見つかったか把握しているか?
(東電今泉:これは構内の調査であり、大体、その調査においては5コぐらいの瓦礫が発見されている。半径500mという意味だ。)
# 1F敷地内に飛び散った瓦礫を探すのに建屋中心に、放射状に移動して探す事やってた。##
その5コの物体はどのように処理されたのか?
(東電今泉:構内で保管されている。)
今回見つかった茶色い柔らかい物体に分析にどれぐらい掛かるか?
(東電今泉:分析方法がいろいろあるが、現時点でどれぐらい掛かるか明確に答えられない。なるべく速やかに行いたい)
わかりました。
0:53:05
●フリー木野:【要約】
今の瓦礫の件。これは東電に搬入されたのは何時?
(東電今泉:一つ目の最初に発見された物は7月1日。その後、もう一つ発見されているが、それが本日。)
7月1日は環境省から東電に手渡されたのが7月1日?
(東電今泉:環境省から受け取っているのは6月21日。)
21日から発表まで10日以上掛かっている理由は?
(東電今泉:福島第一由来の可能性高いとは思っているが、★★★持ち込んだ後、どういうふうに発電所で扱うか検討していて、結果として7月1日持ち込みになってしまった。)
★★★それまでどこに?
(東電今泉:除染推進室という部所で保管していた。)
除染推進室はどこにある?
(東電今泉:復興本社内にあり、場所は福島市内だ。)
こういった高線量の物は、通常管理区域から持ち出す物ではない思うが、これを一旦、福島市に持ちだした手順に問題なかったのか?
(東電今泉:私どもはこれを受け取り、あのぉ、ええぇぇ、保管するに辺り、放射線量を十分下げる容器と、それをしまう場所をきちんとカギ管理して保管していた。)
# 保管方法に問題があったか無かったじゃなくて、被管理区域に持ち出すことについて聞いてるの。管理区域から管理区域の移動中の被管理区域で数滴こぼすだけでINES評価1食らうのに… 意味わかんね… ##
いや、容器に入れれば、こういった物をどこでも保管して良いという事ではないと思うが。その辺の認識は?要するに高線量の物は、通常は管理区域から持ち出す際にも保管する場所も通常は管理区域内で設備のある場所だと思うが。
それを通常のオフィスに置いてあったと思うが、問題ないのか?
(東電今泉:容器を入れた表面線量率が国の基準以下まで落として、そこからはそのままでカギで管理できる、持ち出しできない措置をしており、色んな人間が誰かが持ち出してしまうような管理はしていなかった)
手順に問題はなかったという事か?
(東電今泉:ま、そういう管理をしていたという事だ。)
# 法令上の手続きに則った対応なのかと聞かれてるの。わかるでしょ。##
東電としては、もん、あの、いや、あの、問題があったか無かったかの認識を聞いている。無かったという認識で良いか?
(東電今泉:カギ管理で持ち出せない管理をして適切に保管していたと思う…)
この性状分析に時間かかる話し。手が掛かるのは理解出来るが、であれば第三者機関に依頼する措置は考えないのか?
(東電今泉:おっしゃるとおり、社外での分析も併せて検討しているところ。)
社外に依頼するのに時間掛けずに期限決めて検討できると思うが。如何か?
(東電今泉:私も社外でどれぐらい測定に時間が掛かるかは承知していないので回答出来ない。)
すると今後の扱いは未定か?
(東電今泉:社外に持ち出すかどうか、について現在検討しているところ)
# 社外に物体の正体が知れても問題ないかどうか、一体それは何なのかという特定を社内で進めているところだから、社外に出せるかどうかは、そこがハッキリしてからだ。##
う、ちょと、わかりました。ALPSのタンクのピンホール、原因はまだだと思うが、穴が空いたのは元々の施工不良から始まった穴?
(東電今泉:実際に工場から持ち出す際に、そういった欠陥ない事は確認している。実際の欠陥を見ている中で、隙間腐蝕というメカニズムでこの欠陥が発生した事も一つの原因として捉えている。★★★工場であった欠陥と言うより。持ち込んだ中で発生した欠陥になると思う。)
# 鋳造であのように中に空洞が出来ることがあるけど、例えば、水道とか水回りの鋳物製品は欠陥扱いになるよね。この空洞は欠陥じゃないの? 原発プラントメーカ東芝には落ち度無いと。持ち込む前の欠陥が、持ち込んで運転によって穴出来て漏えい表面化したということじゃないのかよ… ##
隙間腐蝕とはどういうものか?
(東電今泉:金属と金属で隙間があることで、そこに鉄錆や色んな物がタンクに入れた液体の残渣、我々はスケールといってるが、そういった物で腐蝕環境が生じて、その金属と金属の間で腐蝕が進んでいくという欠陥、、という事だと思う。)
# アルミや銅とか違う種類の金属部品が水回りに混じっていると腐蝕が発生するけど、空いた穴に別の金属粉等が入り込んで腐蝕が進むということなのかな。とすれば、その空洞があること自体が欠陥じゃないの? 水冷ヘッドに穴開けてPCぶっ壊したことあるお。##
、
そうすると同じ事が他のタンクで起きることも考えられるという事か?
(東電今泉:2Aに人が入って確認出来ている。隙間腐蝕と言ったが、それも一つのメカニズムだろうと思うが、2Aタンクで人が入って調査して出てきたデータで原因特定を今後していこうと思っている。)
うう、わかった。他のところで同じ事が発生した場合は事前にわかるのではなく、漏えいがあってから?
(東電今泉:この2Aの調査の結果で水平展開必要となれば、順次、他のタンクについて点検することも考えていく。)
わかった。
1:01:00
●読売前村:【要約】
ガスタービン発電機車の件。元々緊急安全対策で配備しろと言われて配備したのは合計2台?
(東電今泉:実際に何台かという指示は、緊急安全対策は当時の経産省保安院から全電源交流消失に辺り、バックアップ電源を用意しなさいというご指示に基づく物。2台用意しろと言う指示は無かったが、2Fは冷温停止維持する中で、どれぐらいの容量の発電機車が必要か検討して、2台あれば、SBOが起きても冷却ポンプを回せるのに2台で足りるだろうと判断して2台に。)
2Fの二つのうち1つでネズミが?
(東電今泉:はい。緊急安全対策で用意した電源はこのガスタービン発電機車以外に電源車も用意している。バックアップ電源は電源車は11台構内に設置されている。それとこのガスタービン発電機車の2セットが配備されている)
SBO時の電源供給する装置は合計13台?
(東電今泉:そうだ。)
4月の時点でネズミが入り電源が落ちたのがあったが、それをうけて1Fは小動物対策をやっていたが、2Fではやってなかったのか?
(東電今泉:1F事象を踏まえ、外部に電源供給するための仮設の電源盤は速やかに対策を行っている。今回のはカスタービン発電機車と制御車のワンパッケージ品であり、この点検から漏れていた。)
# パッケージ品ということは、ガスタービン発電機車の欠陥なので、範疇になかったと。##
パッケージ品だと点検対象から外れるという意味は?
(東電今泉:穴があったケーブルは、一旦、制御車から外に出て、同じ制御車にこのケーブルが引き込まれている。1Fと違って、外部に電源送るケーブルではないので、その意味で前回の対策から漏れていたことになる。)
前回の対策は外部と装置を繋ぐ物については点検対象だが、仮に隙間があっても同じワンパッケージの中で、パッケージ内の別のところに線を引くのは対象外になっている?
(東電今泉:その点は申し訳ないと思っている。こうしたケーブルの引き回し箇所に気がつかなかったのは申し訳ない。今回、出すタービン発電機車の物について至急応急対策を行った。)
# 廣瀬社長が現場視察する北朝鮮の指導者みたいな映像見せて、もう安心パフォーマンスしてたけど。http://j.mp/14QQWS4 設備リスク全然つぶせない。柏崎再稼働しか頭にない経営者。##
ネズミはどこから入った?先程の説明だとPP資料ケーブル貫通部をパテで処置、ケーブル貫通部から入ったと思うが、これ自体は外と繋がってない?
(東電今泉:この写真を見ると下に見える灰色の輝いている部分が制御車の床。ここを白いパテで今は塞いでいるが、以前はプラスチック製のケーブルを支えるような物であり、真ん中にパテで上から塗りつぶしたところがある。ケーブルのまたの間。ここに3~4cmぐらいの隙間がり、こちらから進入したと推定している。)
そこのまたの綱日目の3~4cmの穴は外と繋がっている?
(東電今泉:繋がっている。)
ネズミが頭を突っ込んでいる基盤部分には電流流れてる?
(東電今泉:そんなに高圧電流は流れていないと思うが、これを見ると特に焦げた後はなかった)
今回の奴でネズミが焦げて感電して死んだという事ではない?
(東電今泉:どういう状態であったかわかってない)
すると今回のネズミが進入したことで基盤に接触したことで、充電器故障警報ランプが付いたとは言えない?
(東電今泉:今思っているのは、このネズミがここに頭を突っ込んでいる形になっているが、この状態で何らかの不具合が発生して警報が発生したと思っている。1Fのようにネズミが真っ黒けになる状況ではなかったが、これが不具合の発生原因だと思っている。)
ネズミは死んでる?
(東電今泉:死んでる。)
1F港湾内の護岸の地下水分析結果。NHKから質問出ていたが、マンガン、、ルテニウムが検出されるのは初めてか?
(東電今泉:何時か覚えてないが、以前にもルテニウムとマンガンが検出された事はある)
マンガンとルテニウムが検出されるのはどういう状況と考えられる?通常の汚染水に入っているものか?
(東電今泉:はいっていると思う)
それが0.92とか、7.8のレベルで検出されたとしても問題視すべき話にならない?
(東電今泉:今言えるのは、この測定結果の中でマンガン、ルテニウムが検出されている事実だ。)
放射性物質の調査について、教えて欲しい。今回の発表は7月1日に環境省から依頼のあった瓦礫を1Fの発電所に搬入し、これから検査をしますよという発表?
(東電今泉:結構である)
今回、新たな検査結果で何か出たわけではない?
(東電今泉:はい。ない。実際に確認しているのは、線量当量率、汚染密度、この数値だけが確認されている状態。)
数値だけ確認したというのは、その下に書いてある線量等量率の表の値は、環境省が計った時の情報として寄せられた数字?
(東電今泉:そうだ)
それを再度東電が計ったと?
(東電今泉:これからその物質の核種の同定とか、線量強度とか分析していくことになると思う。)
1:11:35
●テレ朝村田:【要約】
3つ聞く。ひとつは火災について。発火原因は調査中であると言ったが、調査は自衛消防隊がしているのか、どちらかの消防署が調査しているのか?自然原因、人為的な物も考えられる。担当部から発表されるのか?
# 1Fで広範囲焼いた大規模火災あったけど、あの火災原因も有耶無耶になっている。 ##
(東電今泉:通報連絡した後、消防署が現地に来て現地確認している。消防署で火災にたいする見解出される物と思っている。消防署の中の判断のため、我々も色んな協力していくことになると思う)
消防署はどちらか?消防本部か?
(東電今泉:◆富岡消防署に連絡)
# ◆通報したのは富岡消防で来たのは双葉消防署と後ほど修正あり ##
ガスタービン車について。これは6月7日にマスコミ向けに見学会があったときに東電今泉氏、ご自身が2Fの対策の要として発表していたと記憶している。
(東電今泉:はい。)
ややお粗末のような基がするが、対策のシンボルで不適合事案。発表したくない気持ちあったのか?
# ガスタービン発電機車の起動の様子を動画でこの会見でも紹介してた。探したけど、既に削除された後。##
(東電今泉:先程ちょっと説明したが、ガスタービン発電機車自身の機能への影響は無い。不具合、不適合事象が起きると社内の不適合委員会に必ず上がる。そこにあがると翌日にHPにあがるのでお知らせする形になると思う。当時、この事象に辺り、公表するのはやめようというネガティブ感情は、なかったんじゃないかと思っている。機能に影響しないという事から不適合管理委員会に掛ける判断はしている。1Fのネズミ事象もあるので。地元不安あるので、今回、遅れたが公表に至った。)
# もうみなさん、あれは事象ではなくて、事故に発言改めてるんですけど。流石にあれだけ国民注目集めて、大規模停電を事象とはいえないよね。一応、自覚はあるんだよね。自ら事象を改め事故と発表したんだから。で、またなんで事象とかぬかしてけつかんの。##
★★★電気料金の値上げについて。受けれてくれない使用者もいるようだ。一部報道に出ているが、千葉県の娯楽施設が値上げを受け入れずに、契約も切れた後に使っていたとして東電で電気を止めた事例が報じられている。これについて詳しく教えて欲しい。この7月の時期で、なんらか、そうした使用者との間で合意が得られていないことについて、電気を止める事が何例ぐらいあったのか?
(東電小林B:私から回答させてもらう。基本的に電気を止める事は個別相対の話になるので詳細の回答は差し控えさせて頂く。千葉県の事は私が確認していない。★★★何れにせよ個別の件になるので回答は差し控える。)
★★★全体で何件かも発表しないのか?
(東電小林B:★★★特段、それを集計して伝える事はしてないので、今まで数字を公表することはしていない。)
(東電今泉:先程、富岡消防と言ったが、今のルールでこういった火災が起こると富岡消防署に通報する。実際に福島第一で発生したので、実際に現場に到着したのは双葉消防署だ。)
1:18:25
●時事中村:【おこし】
★★★原子力委員会主催の原子力政策大綱に対する意見を聞く会 http://j.mp/12cTyTT の件で、これ、福島県で実施したヒアリングの関係で、東電から社員への発言を依頼したことは確認したが、発言内容を依頼した事実は確認されなかったということだが、なんでもいいから自由に発言してくれということで、社員の動員をかけたことになるのか?
(東電小林B:あのぉぉぉ、基本的にはぁぁぁあ、あのぉお、どういった経緯でぇぇと、いうようなぁあ、あのぉ エビデンスといういうかぁあ、そういったものがなかったのでぇえ、ええぇ、発言のないよおぉぉ、に、ついてぇ、発言を共用したということまでは認められなかったということでありまして、ヒアリングの中からでは発言した方へのヒアリングなどでも、ま、そういったことはなく、要は自分の意見を言ってくれ、という事だったとは思っている。)
# なんかムカツク、スローモーション喋り… 「発言を強要したことまでは」から急に普通になるぅぅ (;゚Д゚) 「ということだったと思っている」 ってあんたの初見聞いてないわ!反省なしに柏崎動かして、また事故を起こす気だよ。この人たち。国策責任とらんでいいし競争ない殿様商売 ##
# 自分たちが動員して、自分たちで自分たちにヒアリングしてそういうことなかったって、東電理論が社会に通ったら警察いらんわ… 東電の、東電による、東電のための調査報告。毎回毎回おちょくってんのか。ヽ(`Д´)ノプンプン ##
そ、そうすると ww 東電さんとしては ww 趣旨としてどういう趣旨で動員をかけられたのか?
(東電小林B:まあぁ!あのぉぉ、同期いぃぃ,というか、我々えぇぇ、ええぇ、動機の部分とか、そういうことになると思うんだが、まあぁぁ、公聴会においてえぇぇ、様々なあぁぁ、意見を、おぉぉ。まっ、でてえぇぇ、ええぇぇぇぇ、いろんな議論があぁ、とり交わされるべきっと、、そんな背景があったのかなあぁっと。いうふうには思っておりますけど。)
# もうどついていいですか。 http://j.mp/12GOvLt ##
様々な意見というには、要するに別に反対の意見であれ、賛成の意見であれ、なんでもいいから、とにかく社員や協力企業の方に伝えてほしい、そういうことだったということか?
(東電小林B:あのっ、そうだというふうに考えております。まっ、活発な議論が、その場で展開されたり、される、されてほしい、そんな背景が、あったのかなぁ、と思っておりますけどもぉ。)
# 恥ずかしくないのかな。この人。何ら問題なかったと。思わず噴出す共同記者。これからも繰り返すと。##
これ、福島でこういうことをされたということだが、なぜ、東京ではされなかったのか?
(東電小林B:まっ、それもぉ、そこまでのおぉ、なぜ、福島でやって、東京でやらなかったかというと、そこは、ちょっとわからなかった、です。)
★★★東京でも社員の方が3名参加されたということだが、この3名は自主的に参加された認識で良いのか?
(東電小林B:★★★この3名は、業務のおぉ、おおぉぉ、まっ、膨張して情報収集をするために、まさに、あの、この原子力政策大綱というか、その政策部門に、企画部門に、関わっていた人間だというふうな、そんなふうな認識だ。)
動員ということではないが、社の仕事として参加されたという認識で良いか?
(東電小林B:社の仕事であり、情報収集であり、それは、個人の意志でということかと思っている。動員と言うことではないと認識している。)
会社からの命令ではないが、自主的に言ったということか?
(東電小林B:ええぇ、会社からの命令ではない!ということだ。)
わかりました。ありがとうございます。
# 個人の意志であり、組織的な関与はない。じゃあその社員を処分しろよ。国会事故調査妨害も個人の勘違いで幕引き東電。玉井の国会招致どうなってん… ##
1:22:05
●フリー木野:【要約】
タービン建屋周辺のサブドレンの放射能濃度はずっと発表しているが、今の水位がどれぐらいかわかるか?
(東電今泉:▼今、確認出来ないので確認する。)
今、発表している放射能濃度を測定している場所を含めて水位は全部計っているよね?
(東電今泉:私もそこまで確認出来てない。)
確認お願いする。
(東電今泉:はい。)
以前も伺っていたが、産総研とホンダが開発した高所作業者の動画の公開の件はどうなった?
(東電今泉:今、調整しており、質問受けて今日回答できないが、その調整が終われば回答させて頂きたい。)
# 調整って言いたい何を ガ━━(;゚Д゚)━━ン!! ##
★★★あの、調整というのはどのような?
(東電今泉:調整というか、ええぇぇ、実際に、あのぉぉぉ、この、動画の好評にあたって、ええぇぇぇぇぇ、あのおぉぉぉ、ど云々形で公表するかっ、等、含めまして、今、まだホンダと産総研と協議をしているところだ。)
★★★ちょっとよくわからない。協議は何について協議をしているのか?ホンダの広報の見解としては、アームの先につけたカメラの動画を公開するのは問題無い話だったが。そうすると協議というのは何に対して競技しているのかよくわからないが。
(東電今泉:あのぉぉ、私共もぉ、ホンダと産総研との確認で、公開方法について、えっとおぉぉぉぉ、まっ、あのぉ、★★★問題ないことは、あのぉぉ、聞いているが、ええ、実際にまぁ、その画面の中でも、企業、ノウハウに関わるような部分が、ええぇぇぇ、やはり、ある可能性もあるので、そういった意味で、ええ、そのどういった形で公表、提供していくか、そういったところを間競技しているところだ。)
# 問題ないと言ってるんでしょ。産総研とホンダの企業ノウハウに関わる可能性があるかもしれないので、東電がホンダと産総研に気を利かせて、東電が非公開にしてあげたということなのか。http://j.mp/12GQW0A ##
画面の中でのノウハウというのは、アームの先につけたカメラの中にホンダなり産総研ありのノウハウが写っている可能性があるということなのか?写っているのは原子炉の中だと思うが。
(東電今泉:★★★えっと、すいません。詳しいところは私も承知していない。今、そういう競技をしているところ、ということだ。)
# 逃げた… ##
これ、まだ時間がかかるのか?
(東電今泉:時期についても私は今、何時までというところは言えない。)
確認をお願いする。
(東電今泉:▼はい。確認させて下さい。)
それから先日も伺っていたが、福島の深川のキャベツ農家さんに対するご遺族への対応の件だが、お詫びとおくやみをされたのが、当初は自宅に伺ってと説明し、その数日後には弁護士会館という話だったが。これはどちらでされたのか?
(東電小林B:はい。確認させてもらった。弁護士会館で開催された会議の場でお詫びさせてもらったと。おくやみを言ったと聞いている。)
わかりました。そうするとこの弁護士会感でのお詫びというのは、遺族からの和解を含めた要求を受けれての謝罪ということになるのか?
(東電小林B:会社に遺族に対し、発電所の事故により大変な迷惑と心配かけた事を改めて詫びると共に、亡くなった方にお悔やみ申し上げたと聞いている。)
いや、遺族の代理人からの要求は、きちんと公式の文書で謝罪をという話だった。そのへんはまだ受け入れていないということか?
(東電小林B:我々としては、あのぉぉ、これまでに、、ま、会社として、大変な迷惑と心配をかけていることについてっ、改めてお詫びしているということである。)
すると御社の認識としては、謝罪はそれで一応した、という認識になるのか?要望に対する対応はそれで済んでいるという認識なのか?
(東電小林B:あの、会社として改めてお詫びの意を伝えたいとは考えているが、詳細については回答を差し控えさせて貰いたいと思っている。)
え、あの、ごめんなさい、詳細とはどのような?
(東電小林B:これ以上の話については回答を差し控えたいということだ。はいっ、質問は他にいいか?)
(東電今泉:あっ、すいません、その前にちょっと一点。あ、いいっすか? 先程、ええぇ、この、えっと、▲護岸の分析結果で、マンガン、ルテニウムの検出限界が幾つかという質問を受けたと思う。7月一臂採取分としてNo.1、No.2ともMn-54が0.3Bq/L。ルテニウムが3Bq/L だ。併せて誤差の質問を受けたが、ちょっと今日、これは誤差の回答は出来ない、出ないので、また宿題として確認させて頂きたい。)
1:28:55
●読売前村:【要約】
ネズミの件。外部と送電が張っていない、穴だけ空いている場所についても方針を変えてやってくという事で良いか?
(東電今泉:今回の事象受けてこういった箇所が他にあるか調査をして、必要ならば今後対策を行っていくことを考えている。)
1F、2Fも両方?
(東電今泉:そうだ)
故障示す警報がと言う話しは、ランプが付いた?警報が鳴った?
(東電今泉:▼確認する。多分、警報窓が開いているので、そういった所で充電器故障が出たと思っているが、ちょっと確認させてくれ。)
(東電小林B:以上で会見を終了する。)
~ 終了 19時00分(1時間30分)