(56分)
○報道関係各位一斉メール 7/1(火)~7/2(水)
○福島第一プラント 7/1(火)~7/2(水)
- 6月30日
- 4号機からの燃料取り出し 「移送燃料の種類(使用済:1166体/1331体、新燃料:22体/202体)キャスクの輸送回数 54回 更新日:2014年6月30日」
- 福島第一原子力発電所の状況(記者会見資料)(PDF 123KB)
○指示・報告 7/1(火)~7/2(水)
- 6月30日
- 福島第一原子力発電所プロセス主建屋内滞留水の焼却工作建屋内への流入に関する「発電用原子炉施設故障等報告書」の提出について
- 福島第一原子力発電所 汚染水貯留設備RO濃縮水貯槽からの漏えいに関する環境影響評価について(PDF 3.01MB)
- 福島第一原子力発電所 淡水化装置処理水移送配管ストレーナ差圧指示計からの漏えいに関する「発電用原子炉施設故障等報告書」の提出について
- 福島第一原子力発電所作業者の被ばく線量の評価状況について ★★
- 福島第一原子力発電所H4エリアのタンクにおける汚染水の漏えいに関する「発電用原子炉施設故障等報告書」の提出について
- 7月1日
- 「福島第一原子力発電所特定原子力施設に係る実施計画」の変更認可申請の一部補正について
- 福島第一原子力発電所1~3号機における原子炉内温度計および原子炉格納容器内温度計の信頼性評価について(平成26年7月提出)
○漏えいトラブル事故関連 監視モニタリング・分析結果 7/1(火)~7/2(水)
○地下水バイパス 海洋放出関連
- 7月2日
- 地下水バイパス揚水井のくみ上げにおける一時貯留タンクに対する評価結果について(PDF 73.9KB)
- 地下水バイパス揚水井 分析結果(PDF 121KB) ~ No.12 揚水井 2,300Bq/L (過去最高)
- 地下水バイパス揚水井 No.12 分析結果(その2)(PDF 153KB)
- 地下水バイパス(調査孔・揚水井)、海側観測孔分析結果(採取日:6月23,24日)
○未使用 焼却工作建屋地下 高濃度汚染水誤移送トラブル関連
- 水抜き完了のため中止
○H6エリア タンク高濃度汚染水100トン漏えいに関するサンプリング結果
- 6月30日
- H6エリア周辺(PDF 96.2KB)
- 7月1日
- H6エリア周辺(PDF 96.2KB)
- 7月2日
- H6エリア周辺(PDF 96.2KB)
○H4エリア タンク高濃度汚染水300トン漏えいに関するサンプリング結果
- 6月30日
- H4エリア周辺(PDF 141KB)
- 南放水口・排水路(PDF 151KB)
- ---
○地下貯水層漏えい関連
- 6月30日
- 地下貯水槽分析結果(採取日:6月29日)
○環境モニタリング・サンプリング 7/1(火)~7/2(水)
- 6月30日
- 福島第一港湾内、放水口付近、護岸の詳細分析結果(PDF 483KB) ~地下水観測孔No.2‑8、2,3号機ウェルポイントで過去最高値更新
- 7月1日
- 海底土
○その他 7/1(火)~7/2(水)
○福島第二 7/1(火)~7/2(水)
- ---
- ---
- ---
- ---
○福島復興本社 7/1(火)~7/2(水)
- 6月30日
- 福島復興本社における賠償・除染・復興推進に関する取り組み状況(863KB)
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- ---
○柏崎刈羽 7/1(火)~7/2(水)
- 7月2日
- 不適合の公表
- ---
- ---
http://live.nicovideo.jp/watch/lv183882442#00:07:55
■福島第一の状況
○東電小林C:
定例会見を始める。
○東電小林:
福島第一の状況 http://j.mp/1r5Liqi[原子炉および格納容器の状況][圧力容器下部温度][格納容器圧力と水素ガス濃度]大きな変動見られず適切に冷却が進められている状況。
[使用済み燃料プール]冷却運転継続して実施。プールの温度等に大きな変動は見られていない。[タービン建屋地下溜り水の処理状況 ]2号機タービン建屋から3号機タービン建屋に移送を継続中。
また、2号機から高温焼却炉建屋への移送は29日9時13分まで移送を実施していた。3号機タービン建屋から高温焼却炉建屋へ移送を継続実施中。
[水処理設備および貯蔵設備の状況]サリー運転継続中。ALPSも現在ホット試験を継続。
[その他]上から二つ目。こちらも既に報告しているが、★地下水バイパスのグループ1の排水を実施した経過について追記している。なお、南放水口付近のサンプリングを実施しているが、こちらの測定結果に大きな絵の右派見られていない状況だ。
次の項目。★7月1日から9月上旬にかけて4号機および共用プールの天井クレーンの年次点検ががある。その関係で燃料取り出し作業を一時中断する予定になっている。この点検による平成26年の取り出し完了予定に変更なし。
現在、約7割の燃料取り出しが終了している状況だ。1Fの状況については以上だ。
http://live.nicovideo.jp/watch/lv183882442#00:10:50
■H4エリアNo.5タンク超高濃度汚染水300トン環境漏えい事故に伴うサンプリング資料 会見配布終了
あと一つお知らせだ。後ほど手元の資料を使って、最終報告の状況について説明したいと思うが、H4エリアのタンクの水漏れに関するサンプリング結果、
通常Eシリーズと呼んでいるデータだが、こちらの最終報告書を提出した関係で、今回の漏えいに鑑みて情報提供をした状況だが、こちらの資料は、 http://j.mp/1q8pqc6 http://j.mp/1q8pqZx
会見の場での配布は今回最後にさせてもらいたい。なお、HPについては今後も継続して掲載するので、そちらのデータを参考にすればいい。掲載場所だが、報道配付資料に今までの載せていたが、
今後については1F周辺の放射性物質核物質分析結果というところで分析を纏めているページがあるが、http://j.mp/XIo4YG そちらで掲載させてもらう事になるので、併せて連絡する。
http://live.nicovideo.jp/watch/lv183882442#00:12:00
■福島第一原子力発電所作業者の被ばく線量の評価状況について ★★★
「福島第一原子力発電所作業者の被ばく線量の評価状況について http://j.mp/1r5LlCB」これは毎月取り纏めて月末に報告しているものである。その報告を5月末までの状況と言うことで報告したので本日資料を配っている。
特に大きなトピックスはないが、手元資料をめくって右肩に添付資料と書いてあるものがあると思う。「被ばく線量の分布等について http://j.mp/1r5Q4Eb」という資料である。
こちらの表1だが、上から20以上~50mSv以下というところだが、★★★★5月に作業した従事者で外部被ばく線量の最大値ということで、20.7ミリシーベルト言うのが出ている。
こちらはトピックスと言えばトピックスだが、建屋周辺の高線量域における地下水の汲み上げ井戸等の作業に従事していた作業員で、現在は1Fで作業はしていない。ま、こういうのが1名いた事が、一つトピックスかと思う。
表2の状況。外部被ばく染量と内部被ばく線量の合算値と言うことで、★★★増減項目があるが、その中で882という数字が出てるが、これは先月とほぼ同じ状況であり、大きな変動等は見られていない。
3,4月についてもそれほど大きな変動等はない状況だ。簡単だが以上だ。
http://live.nicovideo.jp/watch/lv183882442#00:14:05
■H4エリアのタンクにおける汚染水の漏えいに関する「発電用原子炉施設故障等報告書」の提出 ★★★
それから手元に報告書の提出と言うことで3種類の資料を配っている。
一つ目が「福島第一原子力発電所H4エリアのタンクにおける汚染水の漏えいに関する「発電用原子炉施設故障等報告書」の提出について http://j.mp/1r5LiGM」という資料がある。
これが先程、データの話しをしたものになるが、こちらの報告書が取り纏まったので、こちらを提出している。そちらについてめくるとPP資料となっており、簡単に纏めている。
また、報告書自身は100ページほどある厚い物になっているので、HPを参考にするのだ。先ずPP資料の1ページ目だ。http://j.mp/1r5LlCr 字が小さくて読みにくくて申し訳無いが、
全体を纏めたものになる。これが、いわばポイントになる。先ず一つ目だが、先ず、どのように汚染水が拡大していったかと言うことを記載している。下の図を見るとよく分るであろう。
①と書いてある数字が上の説明文と図の中の項目があっている事になる。★先ず、①として漏えいした汚染水が、当時、開運用と言うことで弁が「開」になっていた。
それにほり北東側の堰外に流出と言うことで、これが①のルートを伝って堰の外に漏れ出ている状況だ。★その次が②ということで、堰周辺の土壌に浸透しながらドレン堤の切れ目から北東側に流れ、
B排水路がその土手付近まで到達して地中に浸透。更に一部が降水時等に土手を乗り越えて排水路に流入したと考えている。
★それから③として、堰のすぐ外側で地下に浸透した汚染水の一部は、基礎コンクリートの下の砕石層からタンクエリア下に進入し、一部はタンク直下付近まで到達していると考えている。
これはボーリングデータやそれぞれの土壌回収とか、そういう物からデータを纏めて考えている。で、その際のサンプリングコアと言うことで、
状況、それから回収した土の状況を簡単な図にして閉めさえてもらっている。で、その中で、青というか、水色というか、汚染水がどのように浸透したかというところをみると、
例えばD-2、D-1の所を見ると、D-2では全βと言うことでβがかなり高い値で検出されているが、D-1の所になると、βはほぼγと、セシウムと同じような値を示している状況だ。
こちらは★★★タンクの基礎の下で、セシウムが検出されるのは、このタンクを設置するにあたり、当時、用はフォールアウトして府立待ったようなものがあり、そういうものが封じ込められている状況だ。
そこへタンクから漏れたβ各種を福水が到達し、それが検出していると半田している。その関係からセシウム等のデータは、そこそこ出ている状況ではあるが、
β各種については数字が大部下がる状況だ。そういうところから判断すると、この水色で示した水の浸透があったであろうと推測をしているところだ。こちらは参考にするのだ。
後、PPの2ページに行ってHPの回収と言うことで評価をしている。★★★この回収については、土を回収して、ブロック単位で回収するが、そのブロックの中で回収したものの線量を測定し、
それを幾つかのグループに分け、それを平均化して、kgあたりどれぐらいの放射性物質が含まれているかという評価をして均一化をしている。こういう考え方に基づいて評価をしている。
それからPP資料3ページ、その際に補完の線として、先ず下の段。X軸になるが線量率と言うことで、mSv/h という項目と、盾の項目で、全βの放射能濃度という言う項目がある。
こちらで線量率を測定して、それを元に全βを算出するにあたり、どのような補正をしたらいいかと言う事を示しており、その際には係数として3.7×10^7というものを線量率に掛けあわわせると、
ベクレル数が出てくる線を作成している。これらにより、回収した土、土壌から、どれぐらいの放射性物質が含まれているかを算定している。それが4ページ目に示しているものであり、
全部で1~45までのブロックに分かれている。これらを掘削してそれぞれ土を回収している。で、このなかで4~8まで欠番になっているが、下の方に注釈が書いてあるが、
4~8については、1,2,3の中に纏めて回収されていると言うことで、ちょっと独立した形の回収にはなってなかった状況がある。
# この様な評価のために土壌分析調査をしているという説明は本店会見であったっけ。今になって突然新たに報告するということは、東電に取って主張すべき都合のいい結果が出たからと言うことで、そうでない場合はこの会見をすっ飛ばして寄生庁で面談報告で済ましているに違いない。##
そう意味で、1,2,3の中に評価が含まれていると考えて頂きたい。で、この様な形で評価して、最終的には右の一番下の項目。7.4E+13Bqということで、全βの回収量として、この様に算定、推定している。
5ページだ。No.5タンクの水の分析と言うことで、No.5タンクの分析と、参考として堰の内側に溜っていた回収した汚染水、こちらを分析した。この結果を示している。
この分析結果を基にして、土壌から回収した放射性物質がどれぐらい入っているか、というものを6ページに纏めている。土壌回収としては、回収量の7.4E+3、これは先程の土壌の総回収量になる。
この中の半分がストロンチウム90と。残りがイットリウム90と仮定して、ストロンチウム90の回収率を求めている。それが下の表に纏めたものとなっており、
まっ、この場合だとNo.5タンクの一番濃い個のがどういう状況であったかと言うことを判断すると、★Sr-90で約80%回収できたであろう!と考えている。
PP7ページに全体のまとめを記載している。今話したSr-90については、全β、放射能を指標として回収した回収率を試算すると大体80%と言う状況だ。
それから次の漏えいしたSr-90の一部が回収できていないが、B排水路より東側の観測孔の地下水では全β放射能濃度の上昇がほとんど見られていない状況だ。
そういうところから大部分は、回収困難なタンクエリアのタンクエリアの基礎の下、または無線局舎の周辺等の構造物が沢山あるところに溜っているであろうと考えている。
で、こちらについては、引き続き地下水の監視を継続すると共に、ウェルポイントからの汲み上げ、それから、フェイシングによる雨水の浸透。こう言うものを抑制していきたいと。
また、汚染水拡大防止に努めていきたいと考えている。また、★★★回収できてないものだが、H4タンクエリアの基礎の下に残留している汚染土壌等については、
タンクのリプレイス時において、調査して、回収に努めていきたいと考えている。これが今回の報告書の、今まで説明したところのプラスとして、新たに纏めた部分になる。
あと、参考として色々資料をつけているが、これは既に皆さんに説明している資料を添付しているので参考にするのだ。尚、その後ろに今回出している報告書が添付されていると思うが、
こちらはその全体概要を纏めたものなので、参考にするのだ。これは添付ではなくて、先程言った電子データだ。参考にするのだ。
http://live.nicovideo.jp/watch/lv183882442#00:24:00
■プロセス主建屋内滞留水の焼却工作建屋内への流入に関する「発電用原子炉施設故障等報告書」の提出★★
それから次の報告書だ。「福島第一原子力発電所H4エリアのタンクにおける汚染水の漏えいに関する「発電用原子炉施設故障等報告書」の提出について http://j.mp/1r5LiGM」というものだ。
こちらについても本日30日に寄生委員会さまに提出させて頂いているものである。こちらの報告書については、特に新しいものが何か追加されたと言うことではなく、
過去に説明したものが取り纏まったという事で提出しているものである。主なものとしてはだな。そうだな。まず調査結果としては、既に報告しているが、
ポンプが何故動いてしまったかについては、誤って空調の電源を操作した際に過って移送ポンプのブレーカーの電源をオンにした可能性が高いという事。
これは既に皆さんに説明しているところだが、防止対策としては、例えばブレーカー内の負荷の行き先、名称を記載するとか、当面運用する計画がないものは、
仮設備として、使えないような状態。すぐには動かない状態にしておくこと。それから水位管理。チェックリスト等による操作実績をしっかり残すこと。
それから建屋内の作業環境の改善。これは照明等になるが、そういう改善をして作業しやすい状況にしていこうと。それと電源盤の施錠管理。現場監視の強化と。
こう言うところを今まで説明しているが、こう言うところを取り纏めて説明してるところだ。簡単だが報告書を参考にするのだ。
http://live.nicovideo.jp/watch/lv183882442#00:26:15
■淡水化装置処理水移送配管ストレーナ差圧指示計からの漏えいに関する「発電用原子炉施設故障等報告書」の提出 ★★
3つ目だ。こちらは「淡水化装置処理水移送配管ストレーナ差圧指示計からの漏えいに関する「発電用原子炉施設故障等報告書」の提出について http://j.mp/1r5Liqr」ということで、
これも本日提出している。こちらについては、今年2月6日頃だったか、淡水処理装置の移送するラインの指示計の所から水が漏れている事が確認され、調査の結果、凍結による漏水と言うことが分かった。
そちらについて取り纏めている。こちらについても過去説明している内容であり、何か大きな変更等があるわけではない。この様な凍結防止対策が必要なものに対しては、
しっかりと凍結防止対策のフローに則ってしっかり関していこうと言うことで、こちらについては、これ以外の部分について、平成26年の冬までにしっかり実施をして、
この後の凍結による系統から水漏れを防止すると言うことで報告している。こちらについても資料を参考にするのだ。簡単だが報告書については以上である。
http://live.nicovideo.jp/watch/lv183882442#00:27:45
■環境モニタリング・サンプリング
あと、手元にだな。毎日というか、日々サンプリングしているが、結果として3つほどデータを配っていると思う。この中で「福島第一港湾内、放水口付近、護岸の詳細分析結果 http://j.mp/1q8pqJc」だが、
1枚目喰って表の下の段。アスタリスクの1が付いているものが二つほどある。一つが2,3ウェルポイントの汲み上げ。それから地下水観測孔No.3-2 だ。上昇としてはそれほど大きくないが、
過去最高の数字が出ている状況だ。こちらもひきつづきじょうきょうをかんししながら、しっかり監視していきたいと考えている。いずれにせよ、今、海側遮水壁を拘置する家庭の中で、少しずつ上がっている項目かとおもう。
こちらについては、この海側遮水壁の完成を目指して管理してきたいと考えている。準備した資料は以上だ。私からの説明は以上だ。
○東電小林C:
では質問を受ける。(30分)
■質疑
http://live.nicovideo.jp/watch/lv183882442#00:29:20
●産経玉崎:【要約】
・H4エリアタンク漏洩の報告について。これまでの説明で出知恵無かった可惜進展はどの辺か?
(東電小林:PP資料に各項目で数字を記載している項目がある。これを取り纏めたのは今回初めて。綿施設目強いたところが、今までの報告からプラスの所と考えるのだ。)
# 産経記者が東電会見で質問したの何年ぶりよ… ##
.
http://live.nicovideo.jp/watch/lv183882442#00:32:30
●NHK沓掛:【要約】
・水漏れ報告書の件。改めてストロンチウムを指標として回収率を出した意図について教えるのだ。
(東電小林:濃縮塩水の中に含まれているものは、β各種がかなりの割合を占めており、その中で支配的なのがストロンチウム+その娘各種が全体を閉めており、それ以外は微少。γ核種から出ているβ。降雨所が主なもの。その中でストロインチウム90を指標に管理していれば、そこに入っているものはしっかり管理出来ると考えている。Sr-90の分析には時間が掛かるので、全βを使って傾向をつかんでいくが、全βは正確な値を掴むのが難しいので大多数を支配するストロンチウム90を確認することでβをしっかり管理するためにSr-90を指標とした。)
この分析作業は何時からしていたのか?
(東電小林:分析は土壌を回収したところからになる。どのタイミングからは中々答えにくい。手元資料の中で、、PPだけではどれぐらい火確認は難しいな。今回の水漏れが確認されて、土壌回収をしている。併せてボーリング調査をしており、こういうところから分析を始め、全体的にどの要否判断するか纏めてきている。漏えい発生から時間を掛けずに開始しているが、全体像を纏めるのに時間が掛かった。水漏れが実際にあったのが平成25年8月になるので、10ヶ月ほど前の話だが、その中で色々調査。その都度、纏まったところで話しをしており、本日、全てを取り纏めた状況だ。)
# 一体、何時から漏れていたかも明確なことは分からない。状況からの推測。タンク漏洩席の開運用、パトロールをしているふり、水位計を付けていない、ずっと問題を指摘されて来て改善しようとしなかった東電。実際に事故が起きてから、だから言ったろと怒る保安院。##
試算で80%回収できた!と言うことだが、残り20%はさっきの説明ではタンクの下に入り込んでいて、これも回収が可能と考えてんの?
(東電小林:PPにまとめ一覧つけている。最後の項目だが、基礎の下に入ってしまったもの、無線局舎の周囲、下に留まっていると考えている。★★★タンクリプレイスのタイミングを見て調査、回収をしていきたいと考えている。無線局舎は難しい状況だが、タンクの下にかなりのものが入っているだろうと言うことで、こちらを分析すると、無線局舎側にどれぐらい入っているか見えていると思っている。そこから次のステップの対策が検討されると思っている。)
ということは排水口等を通って海に流れたものはそんなにないと言うことなのか?
(東電小林:そうだな。最大で20%流れたという考え方はあるが、その中基礎の下に入っている量は現段階でハッキリわかっていない。今後の回収で見えてくると思うが、乗り越えて排水口に入っていることも考えている。が、海洋調査をする中で影響が見られていない。流れたものは影響を及ぼしていないことは確認が取れている。今後の作業の進捗で、そういう評価も出来る可能性はあると思うが、幾つかは今の段階では言えない状況だ。)
海に行ってないというのは海洋調査で大きな影響が出ていないという根拠があるだけで、今のところ、タンクの基礎部の土壌を回収してみないと、残り20%がどこに行ったかわからないと?
(東電小林:海へ行っていないということではなく、土円転堤を乗り越え、側溝壁面を測定するとβが若干あるので少なからず側溝入っている。それは側溝を通じて海へ出て行くわけだが、沢山出たか!と言えば、海に影響を及ぼす流出はなかった。残り20%の回収を試みないと正確に分からない状況だ。少なからずは出ていると思うが、海に影響は与えていない判断だ。)
最終報告と言ったが、残りの20%の調査は今後もしていくのか?
(東電小林:今後は今の段階で計画が明確にあるわけではない。タンクリプレイスが計画されており、そこで確認して、何か事実が分かれば情報提供したい。)
http://live.nicovideo.jp/watch/lv183882442#00:38:20
●読売のより:【要約】
・タンク報告について。PP資料1ページの流出状況纏め。8ページにタンクの調査概要、流出経路に1~3があるが、1番がこれに該当すると考えて良いか?バルブから堰外の流出。
(東電小林:水の流れはタンクから出たものが、★堰内に溜って、バルブを当時開運用にしていたので、そこを通じて堰の外側に出てしまったということだ。先ず一つ目の経路としてはタンクの、
# いや、堰をバルブを開けてたんだから、堰に水が溜まるわけがないでしょうが。単に垂れ流してただけの話でしょうが。なにいってんの。開運用でなければ雨と区別が付かないから開運用なのだ!といいながら、閉運用にしても何時までも堰内に水を溜める東電。いってる事とやってることが無茶苦茶。##
ええぇ、、大体1と考えて良いと思う。それからこの1を通って、はっきり分からないが、土堰堤が少し盛り上がっており、底を超えて更に側溝に入っていく流れになる。で、この工事は2のルートとして基礎に何か隙間棟があり、底から直接地面に染みこんでいることも考えられており、そういうルートを一つ想定している。その関係で調査例と言うことで井戸を掘って中を調査したが、高い物がは確認出来なかったので、No.5のタンクを買いたいし、低板の下を確認したところ、直接、水が染みた状況が確認出来なかった状況だ。どんなメカニズムがあるのか、ということで、今回のこの1ページ目のルートが考えられ、漏れ出たものが基礎の下にある砕石層という水を通しやすい層を経由して下の方に流れ込んでいった流れが一つ高いであろうと。 なぜ、そういう評価をしたかだが、掘った井戸、ボーリングを掘ってデータを見ると一部、達しているところと一部達していないところがある。そうすると、この様な形で水色お様な水の流れを測定できるよねっ!という形で推定させてもらった。この参考資料は当時こういう考え方だったが、今回色々調査を進めた結果、最終的にこの様なメカニズムを推定したと言うことだ。)
この経路公表は今回が初めてか?
(東電小林:そうだな。図面にしてこう言う流れがあっただろうと言う事を示したのは初めてである。ただ、★★今までも側溝に流れるルートや漏えい量は情報提供している。基礎に浸透していったというのを示したのは今回初めて。この絵を見えると、これが全体の水が漏れ出たときのシミュレーションとして想定して、1枚に纏めたのが今回初めて。)
残り20%の件で、先程、タンクをリプレイスの話し。タンクのリプレイスの具体的計画、見通しを。
(東電小林:タンクのリプレイス計画は中長期ロードマップでタンクのリプレイス、タンクの一覧を示している。全体工程等はその都度はナシをしている。H4のリプレイス自体の詳細スケジュールは決まってないようだ。先ずは滞留水を除去した水、ALPS水を溜める溶接タンクを造っている状況で、その状況の中、リプレイスタイミングを見計らっている段階なので、スケジュールは決まっていない。リプレイス計画が見えてきたらタンク計画をリビジョンアップしながら情報提供していきたい。)
http://live.nicovideo.jp/watch/lv183882442#00:44:05
●IWJミノシマ:【要約】
・H4エリアタンク漏洩について。これ、最終報告と言うことは、東電として漏えい経路、汚染が拡散していった状況、回収量はこれで確定。ハッキリ分ったという事か?
(東電小林:あくまで情況証拠から推定したものだ。推定としてPP1ページを想定。その中で回収した土壌状況の分析結果なんで。まっ最終報告として当社がまとめて寄生庁さまに説明させてもらった状況だ。問題点等があれば今後改訂は葉あるかも知れないが、これが最終報告として提出した。)
回収量が80%試算とあるが、全βの80%で計算しているが、他の各種を全部含めて80%回収したという実か?全βだけ回収できて後は分らないという事か?
(東電小林:2ページを見ると回収したものの試算結果を示している。今回、タンク内の水を分析して支配的なのは全βになる。線量としてセシウムなんかもあるが、数字としては{建屋地下の超高濃度}汚染水に比べれば、かなり下がった状態だ。あとはトリチウムが少しあるが、こちらは水と同じ性質をもっており、地下に浸透した状況ではないか。どこまで回収したら全部取れるかは難しい。全体のかなりの割合を占めている全βとSr-90を回収する事で全体がしっかり!把握出来るであろう。セシウムはフォールアウトのものがかなり含まれていることと、今回出たものは比較的低い線量である。土壌については留まりやすい性質を持っている。こういうところが、ストロンチウムを管理することでしっかり回収できていると考えている。その他各種については、量としては非常に!少ない量だ。量としては少ない!量だ。そこからストロンチウムの大多数を管理しておけば、全体の割合としてしっかり管理出来ていると考えている。なので、回収率80%は、今回のストロンチウムで算定した値だが、全体としてはこれ程度、またはこれ以上!回収できているとの判断だ。)
# ほとんど回収できましたと。もう地下水バイパスには影響は出ないので、捨て続けても安心だと言うことでつか。漏えい事故を起した当事者が、現場検証して大丈夫報告。それもあの、情報隠蔽、改竄の常習犯。地下水バイパスNo.12で値上昇継続の不安打ち消す考え。##
回収できなかった部分に含まれていなかったトリチウムが揚水井No.12から検出されている考えか?
(東電小林:これは中々考え方としては難しい。タンクエリアはここだけではなく何カ所から濃縮塩水が漏れた経緯がある。どこの水が達しているかは明確に分からないが、可能性の一つとしてあるとおもう。)
セシウムフォールアウトあるという話しだが、1ページのグラフで土壌放射能濃度でセシウムが10^4Bq/L 、これがフォールアウトの影響の量だと言うことだな?
(東電小林:全てがどうかというのは難しいが、各ボーリングデータを見るとD-1、D-2も大体同じ。C-2についてもだいたい10^4ぐらいで示されている。汚染がないような場所でボーリングすると10^3とかそれぐらい。少し低い所を示している。こう言うところから考えると、元々地表面はかなり汚染されていて、そこに今回タンクの基礎を造ったことが見て取れる。その中で、今回、βを含んだ濃縮塩水が漏れ出ているところから判断し、各グラフの中のマルのプロットのを見て、全体的にこれが上がっているところが漏えいしたものが達していると判断を示している。今回のセシウムについては大体均一にあるので、フォールアウト影響が大きいと判断している。)
http://live.nicovideo.jp/watch/lv183882442#00:50:20
●共同こくぶん:【要約】
・H4タンクの話し。PP6ページの回収率試算結果で、先程からストロンチウムが大多数でそこが8割と説明しているが、ストロンチウムの右側に参考で全β放射能の回収率6割の数字が出ているが、全β全体で見れば回収率は6割だが、所に回収率6割とあるが、その中でストロンチウムに限って試算すれば、8割は回収できたと同時に成り立つ理解で良いか?
(東電小林:ここは参考値として記載している。ストロンチウムは詳細な分析をしており、しっかりとした数字が出ている。それから全βの分析は一般的に傾向管理と言うことで、概算分析結果と言う状況になるので、必ずしもこの数字が正しいかと言えば、かなりばらつきが大きい。参考ではあるが、今回測定した全βの中から、同じように算定すると、60%という数字が出ている。そのような形で参考とさせてもらっている。ただ、β内には含まれるストロンチウムの割合は非常に高く、そこから算定すると大体Sr-89/90でこれぐらい回収できていると言うことは、全βに対してもほぼ同等の値は回収できている。あくまでも3算定上からは60%のものが出ているという状況だ。)
# 安心は過大に、危険は過小に、がモットーの東電の調査で言うことですから。寄生庁は東電の本日の報告を机上で評価。##
計算としてストロンチウム8割が寄り確度が高い?
(東電小林:そうだ。データとして信頼度が買い物と考えるのだ。)
要するに全β全体としてもそれぐらいになっていると?
(東電小林:そうれぐらいになっている。)
・今、回収した土は構内で保管しているのか?
(東電小林:そうだな。回収したものは線量に応じてになるが、構内の保管エリアに保管している。)
土の状態そのまま?
(東電小林:そうだな。土を専用のバックに入れてバラバラにならないようにしっかり保管している。)
・まだ回収できてない部分で、無線局の下などは、どれぐらい行っているかは、これらだと思うが、そこに行ってしまうと回収は難しい?
(東電小林:そうだな。建物下や構築物の下はそれを一旦外してから土を取る必要がある。無線局舎は現在も使われている設備なのでそれを取り除くのは難しいと考えている。何れにせよ基礎の下のものを取っていくことになるが、無線局舎の下に沢山あるとなれば、外に出さない手立てが必要で、その段階でそこでまた検討されると考えている。)
http://live.nicovideo.jp/watch/lv183882442#00:54:20
●東電小林C:【おこし】
それでは本日の会見を終了させてもらう。私の方から今後の会見の件について案内させてもらう。先般来、案内している7月{4月}から廃炉カンパニーが発足し、会見回数を7月から、週2回、月曜日と木曜日にということで、先輩来案内している。来月、あすから7月と言うことで、次回会見は木曜日に現地から会見を行う予定になっている。
こちらと本店、フクシマ会場をテレビ会議で繋いで、現地から質疑応答をさせてもらう形にさせてもらう。その案内をさせてもらった。それでは本日の会見を終了する。
~ 終了 18時26分(56分)