【質疑】
- NHK(2号機ベント菅調査*・ビデオ会議映像*)→
- 共同(ビデオ会議映像*)→
- 村上(タンク種類*・2F復旧計画1号機*・体調不良救急搬送ダンプ運転手)→
- 朝日(2号機ベント菅調査*)
○福島第一の状況
- 福島第一原子力発電所の状況(記者会見資料)平成25年3月6日 ~ タンクローリ油漏れ続報
- 福島第一原子力発電所の状況(記者会見資料)平成25年3月5日 ~ タンクローリ油漏れ
- ★★★福島第一原子力発電所 第2号機原子炉建屋ブローアウトパネル開口部閉止と排気設備調整運転の実施について(PDF 132KB)
- ★★★福島第一原子力発電所2号機ベント管下部周辺調査結果について(PDF 196KB)
- ★★★福島第一原子力発電所2号機ベント管下部周辺調査結果について 【動画】(2月5日プレス)
- ★★★テレビ会議録画映像の開示(第2回)(155箇所)
○報告・指示
- ★★福島第一原子力発電所における高濃度の放射性物質を含むたまり水の貯蔵及び処理の状況について(第89報) 添付資料
- ★★★当社原子力発電所で確認された燃料集合体ウォータ・ロッドの曲がりに係る福島第二原子力発電所における点検について(2月5日プレス)
○環境モニタリング・サンプリング
○福島第二プラント
○その他
■福島第一の状況
○東電石橋:
原子力定例会見を始める。よろしこ。
○尾野:
福島第一の状況 http://j.mp/WQ2mTZ 昨日 http://j.mp/WKD6i1
[原子炉および格納容器の状況]
1~3号機注水安定。
[圧力容器下部温度]
示したとおりで特記事項ない。
[格納容器圧力と水素ガス濃度]
示した通り。特記はない。
[使用済み燃料プール]
1~4号機まで循環冷却システム運転中。
[タービン建屋地下溜り水の処理状況 ]
2号機タービン建屋から3号号機タービン建屋へ移送実施中。3号機タービン建屋から高温焼却炉建屋に移送実施中。6号機タービン建屋から仮設タンクに15時まで移送実施。
[水処理設備および貯蔵設備の状況]
サリー運転中。
[その他]
下から3ポツ目。★昨日、構内道路に経由の敵禍根を当社社員が発見。これは案内済みだがタンクローリーからの滴下だと分かっている。(http://j.mp/WKD6i1)
本日までに確認できている状況について追加報告すると、下から5行目、調査の結果、タンクローリ上部のマンホール締め付けハンドルに若干の緩みを確認。
タンクローリ上部のマンホール防護枠内に雨水が溜まっており、雨水とマンホールから滲んだ軽油がタンクローリ走行中に道路上に滴下したものと推定。
ちょっと分かり難いがタンクローリ上面にマンホールがついており、そのマンホールの周り水が漏れないような壁がついており、その内側の壁に水が溜まっている状況であり、
マンホールの蓋がやや緩んでいたところに油が滲んで、水の上に油が浮かんでいる状態。これがタンクローリが走っている時に滴下しながらこぼれていることがわかった。
■高濃度の放射性物質を含むたまり水の貯蔵及び処理の状況★★
2点目。「福島第一原子力発電所における高濃度の放射性物質を含むたまり水の貯蔵及び処理の状況について(第89報) http://j.mp/XVwMPj <添付資料> http://j.mp/Wujf6c」である。
建屋滞留水状況 1号機 14,000m3[+200] 2号機 22,900m3[★+300] 3号機 22,200m3[+100] 4号機 16,800m3[-300] 合計で1~4号機貯蔵量 75,900m3。
プロセス主建屋に移送されて貯蔵されている量だが、貯蔵施設側(プロセス主建屋14,980[+100]+高温焼却炉建屋3,940[-340])合計 18,920m3。先週の処理量 5350m3。稼働率サリー63.7%。
# (先週)1号機 13,800 2号機 22,600 3号機 22,100 4号機 17,100 合計値 約75,600m3 貯蔵施設プロセス主建屋13,800+高温焼却炉建屋4,280 計 19,160m3 処理量 約6260m3。
廃スラッジ使用済みベッセル+0本(追加なし)ROを通して処理の終わった量だが、濃縮塩水受けタンク量 237,501m3[+2103]、淡水受けタンク23,030m3[+243]濃縮廃液貯蔵槽 5,509m3[変化なし]
# (先週)キュリオン0%、サリー74.5%。使用済みベッセル+0本。濃縮受けタンク235,398m3[+2264]、淡水受けタンク 22,787m3[+701] 濃縮廃液貯槽 5,509m3[+16]
添付資料3。各号機の当面の見通し。2号機タービン建屋水位はOP3000mmをコントロールできる見通し。3号機タービン建屋の水位についてもOP3000mmでコントロールできる見通し。濃縮塩水タンクと貯蔵量の関係は必要量が見たせる見通し。
こちらについては以上。
■2号機ベント管下部周辺調査結果★★★
「福島第一原子力発電所2号機ベント管下部周辺調査結果について http://j.mp/WKADnI【画像】http://j.mp/WKABMG」と3月5日付けの資料と、
「福島第一原子力発電所2号機ベント管下部周辺調査結果について http://j.mp/XVxLih」3月6日の日付の資料。3月5日昨日だが、ロボットを入れて、ベント管の状況を確認している。
- ★★★福島第一原子力発電所2号機ベント管下部周辺調査結果について(PDF 196KB)
- ★★★福島第一原子力発電所2号機ベント管下部周辺調査結果について 【動画】(2月5日プレス)
下の図で言うと三角印がマップに付いているが、ここにロボットが入りベント管の根元を見ている。写真として下に示している。それからもう一本見ており、裏面上。
同じ三角印から反対側を見て、2箇所確認しているということで、2箇所確認しているが、★★★ここの範囲の中で漏えい等、水漏れ箇所はなかったことを確認している。
もう一つ3月6日の資料(http://j.mp/XVxLih)だが、こちらの資料は下半分に三角印。赤い三角印のところにロボットを移動出せ、ピンク色で塗ったベント管を見ている。
こちらも水が出ている箇所はなかった。本日だが、昨日、行った分の動画(http://j.mp/YMVyQF)が用意できているので、動画で簡単に様子を案内したい。
(動画説明 ダイジェスト)
これは4足歩行ロボットから子機を降ろそうという準備をしている所。子機がトーラスの上を降りて子機の目線でトラースの上を進んでいるところだ。ここはトーラスがこういう形で曲線になっているわけだが、
グレーチングの下に子機が潜り込んでいく。これで下の方に入って、ちょうどグレーチングの下から上を見上げる形で入っている。子機自身は今どんどん、コーナーを下の方に、斜面を下がっていく形で降りていっている。…
ここに見えているのが、こちらがトーラス。で、こちらに格納容器があるが、そこを結んでいるベント管だ。ベント管と格納容器のあるコンクリートの継ぎ目の所。今ちょうどベント管がここにある。
こちら側がトーラス。その根本のところを見ようとしている。ここがベローズの部分。ちょうどベント管の下、付け根付近が視野に入ってきた。少しピントがシャープになったかと思うが、こちらがベント管の付け根の所。
違う角度から見ているが。この付近で水が出ているかどうか。あるいは、ベローズの部分から水が出ているか着目してみている。こちらがトーラスの本体。そこにベント管がつながっている。こういう形である。
こちら側が格納容器側。ここに水面の後がわかると思う。ま、こういう形であるので、★★★昨日見た1本目からは水が出ている様子は見受けられなかった。
ちょっと、じゃ、次の… えっと… あ、これで1本か?以上だが、全体についてはHP等でも見れるように調整している。
# 2号機ベント管下部周辺調査結果について http://j.mp/WKABMG 全編1時間18分は3月13日まで期間限定の公開。
■水処理設備の放射能濃度測定結果★★
手元に月例のデータだが「水処理設備の放射能濃度測定結果 http://j.mp/XVwAiW」ということで、水処理設備の各所における放射性物質の濃度測定結果を出しているが、こちらについても特に突起ないと考えている。
■2号機原子炉建屋ブローアウトパネル開口部閉止と排気設備調整運転の実施(作業予定)★★★
もう一つ作業予定だが「福島第一原子力発電所 第2号機原子炉建屋ブローアウトパネル開口部閉止と排気設備調整運転の実施について http://j.mp/XVy5he 」という資料がある。
2号機ご存知のようにPP資料表面上を見るんだ。建屋のブローアウトパネルが開口しているという事だが、そこにブローアウトパネルを閉止する架台を付けて、そこに廃棄設備を取り付ける作業をしているところだ。
○尾野:
作業をした後の状態が右側の写真。する前が左側の写真。この設備が付くと、廃棄設備がここブローアウトパネルの所から排気を粋だし、フィルターを通してモニタリングして排気するラインが完成することになる。
裏面にポンチ絵で描いているが、原子炉建屋の上からブローアウトパネルを閉止し、そこから、排気をすってきて、フィルターを通して外に出す、と言う流れだ。
このラインが完成してきたので、試運転に入っていくという事でスケジュールを入れているが、排気施設の試運転に3月8日から入っていく予定。試運転を始めてからブローアウトを閉止し、最終的な評価をしていく段取りで進めたい。
■福島第二原子力発電所復旧計画の進捗状況
★一番最後の資料だが「福島第二原子力発電所復旧計画の進捗状況について(平成25年2月) http://j.mp/YMXmcC 【画像】 http://j.mp/YMXqZK」5ページ目。
1号機だが、1号機の進捗状況について各部分について示している。青くなっているところが終了部分であり、裏面、6ページを見ると実績として81%の進捗だ。3号機については100%の進捗になっている。
1号機だが当初予定では3月末にひと通り完了する見通しだったが、先般、1号機の残留熱除去系の海水系配管。これ、海水系配管なので、内側にサビを防止するためのゴムライニングがついているが、このゴムライニングが破損、外れていることが確認された。
ということでゴムライニングの部分を修理する必要があり、その修理の関係で、全体の終了が平成25年の上期にズレこむことで見通しの修正をしている。
こちらについては以上だ。
■宿題回答
▲http://j.mp/WunAGv
それとおぉ、今日、村上さんが来ているので、以前、頂いた質問の関係で、水を貯めるタンクにはどんなタンクがあり、設置するためにどれぐらいの面積が必要かという質問を頂いていたと思う。
代表的なタンク、横置き型のタンクで、主に高濃度滞留水を貯蔵するものに使っているが、100トン入るタンクがある。それから主に淡水受けタンクに使っている丸型のタンク。これは1100トン入るタンクだが、こういったものを使用している。
それから濃縮塩水受けタンクは、これも丸型タンクで1100トン入るタンクを主に使っているが、そうしたものを使用している。
全般にタンクとしては丸型タンクが多いが、そうしたタンクを様々用意しているということであり、全体としてタンクをどれぐらい用意しているかというと、高濃度滞留水用タンクが28個ある。
淡水受けタンクが295個ある。濃縮塩水受けタンクが396個。濃縮廃液用タンクが100個。その他、低濃度滞留水用タンクが58個。
中間受けタンク、地下貯水槽などがあるが、地下中間受けタンクが46個。地下貯槽が7個。地下貯槽は7個で55700m3ということで、地下タンクはかなり大きなものだ。
そうしたものを踏まえて、今現在、32万m3分のタンクがあるが、これがどれぐらいの面積で設置しているかというと、およそ16万6000m2の敷地で、これらのタンクが設置されているということである。私からは以上である。
■テレビ会議録画映像の開示(第2回)(155箇所) ★★★
○東電石橋:
本日はテレビ会議映像を提供させて頂いている。http://j.mp/XVxSdZ これは現在、公開している3月16日から4月11日までの録画映像の中から、報道用素材として提供の要望があったものだ。
全部で155ファイル。12時間47分になっている。当社のHPにも掲載をしている。今回の要望の中に前回に公開分、発災当初から3月15日までの機関の物についても提供の要望を頂いており、
それらについては現在、マスキング処理をやっており、概ね100ファイル6時間ぐらいになるが、現在、作業を進めている。この気管の中で特に早く欲しい要望があった12のファイルについては、今日、提供しているものの中に含ませて頂いている。
★★★リスト(http://j.mp/ZUL84O)で一番最後にある12のファイルは、3月11日から15日までの期間の物で、特に早く欲しいと要望があった物だ。残りの物は早く提供出来るように、今作業をしている。作業の目処が付いたら予め案内させて頂きたい。
それでは質問を受ける。
■質疑
○NHK横川:
2号機のベント菅調査の関係で確認したい。映像の最後のほうで水位、水の後が見えた説明があったが、あれが事故当初の一番水位があったときの物か?
○尾野:
水位が見えていたところと言うのは、多分、トーラス室の水位が事故から今日に至るまで、常に一定であったということは必ずしも保証は出来ないので、
水の後はある意味、比較的高い時期に、ええ、且つ時間亜ある程度長かったところ、というのが後として見えていると思われるわけだが、現状見えている筋は現状幾つか見えているが、
筋が見えているちょっと下の辺りに、恐らく水面と思われる絵が見えているので、まぁ、★あまり現状と極端に違っている印象は持っていない。
○NHK横川:
今回の動画の中で水面そのものは移ってない状況か?
○尾野:
例えば今日の写真などを見て頂きたいが、6日の写真、 http://j.mp/XVxLih 下の方を見ると、ええ、恐らくここが水面だろうというような絵が写っているが、動画の報も注意深く見ると恐らくここが水面だなぁ、と見えるところがある。
○NHK横川:
わかりました。今後のスケジュールを確認させて欲しい。
○尾野:
わかりました。これでだな。★★★以前、昨年のうちに行ってみることが出来た物も含めて、全部で8本あるベント菅のうち4本が確認出来た事になる。残り4本だが、来週から再度点検作業を始めたいと考えている。
○NHK横川:
ありがとうございます。動画の件だが、今回一部提供頂き、後、今のところ3月11日発生直後から1ヶ月分だと思うが、4月11日以降の方針は今のところどうなっているか?
○東電石橋:
先ずは今公開している分をご覧頂きたい。その後の公開については、色々な方の意見を聞きながら検討していきたいと思っている。
○NHK横川:
わかりました。はい。ありがとうございます。
# いろいろなかた。日テレさまと読売さま
○共同なかざわ:
動画に関してだが、内容のざっくりした内訳みたいな物は出して頂くのは難しい、ん、で、す、よね?時間は出ていると思うが、その中に何が写っているかは分るか?
○東電石橋:
えっと、動画というのはテレビ会議の映像のことをいってんのか??今回の12時間分の中身って事か?そりゃもぉ、12時間分もあるので見て頂きたいという事になるが。
○共同なかざわ:
時系列と照合してという形になるのか?
○東電石橋:
リストを一緒に渡していると思うので。HPにもリスト(http://j.mp/WuoYJ2)を掲載していると思うので、そちらと一緒に見るんだ。申し訳ない。
○共同なかざわ:
わかりました。
○フリー村上:
質問回答ありがとう。確認したいが横置きタンクと行っているのは青いタンク?
○尾野:
そうだ。
○フリー村上:
わかりました。2Fの復旧作業の状況だが、上期にずれ込むという事だが、代替どれだけずれ込む予定か?
○尾野:
今、あまり具体的に日程は出てないが、当該のライニングの修理をしようと思うと、その場所の配管を外さないといけないので、結構手間が掛かるんですよぉ。だいたい2ヶ月ぐらい掛かるかなと思っているが、詳細なところはまだこれから。
○フリー村上:
見通しとしては第一四半期ぐらいの間に決着付けるイメージか?
○尾野:
そのぐらいのイメージと思っている。
○フリー村上:★★★
3月1日の1Fでの確かダンプの運転手だったが、体調が悪くなり病院に運ばれたケースがあったが、その後の状況はどうなったか把握していたら教えて欲しい。
○尾野:★★★
前回も説明したが、本人、胸が痛いという事で病院に送ったが、その後、入院される経過になっているが、病気もあり、本人の希望もありその後の計は伺っていない。
○フリー村上:★★
▼★それに関連してだが、過去の死亡例、心疾患が目立っているように思うが、例えば、作業に従事する方の健康診断の指標とか、要は例えば血圧値とか、ある程度具体化した数値は決めているか?もし決めていたらそれを教えて頂ければと思うが。分る範囲で。
○尾野:
これは個々の企業毎に雇用の際に行うような事とかと思うので。まっ、私どもで一律こう、と言うことは無かろうと思う。
○フリー村上:
例えば元請けと東電での間で、現場作業に従事する方の検診結果に対する指標はないのか?
○尾野:
▼えっと、ちょっと確認しないと正確なところはわからないので確認したい。
○フリー村上:
わかりました。宜しくお願いする。
○尾野:
つまり、私どもと元請け間という事だな?
○フリー村上:
そうです。宜しくお願いする。
○朝日こん:
ベント菅の調査のことで確認したい。ベント菅調査で今4本あって取り敢えず水漏れ等は見つかっていないという事だが、現状として水漏れがあるとすれば、
今、写真で示したベローズカバーとか、この写真の辺りになるのか、今半分が終って残り半分で漏れている可能性についてどのように考えているか教えて欲しい。
○尾野:
先ずどういうところから漏れているか、若干おさらいにあるが、3月6日に資料(http://j.mp/XVxLih)を見ながら聞いて頂きたい。
3月6日の資料の下半分、右上側に漫画が描いてあり、ベント菅に対して印が付けてある場所があろうかと思う。それで①、②、③と書いてあるが、、
ちょっと雑駁な絵で恐縮だが、こちらに格納容器がある。で、いずれにせよ水がこのへんまで溜まっているわけだから、
溜まっている水はもともと原子炉の中に注水し続けている訳なので、原子炉の中から書くよう容器の中に出てきて、
格納容器の中からトーラス室に来ている流れでないと、バランスとしておかしいので、ま、どこからから来ているのだろうということになる。
このページで①と書いてあるのは、どこでもいいが、格納容器の何処かから水が漏れている状況であれば、こういう所から、隙間から出てきますよね。
ということで、ベント配管が出ている隙間の部分を見る、スリーブの部分を見ると、ここに水が溜まってくるとこっから出てくるよね、というのが見れるだろうというのが着目点の一つだ。
それからこういう出方の場合は、内側の何処かであれば、こっから出てくるのがひとつの見方。もう一つの見方が、ここにベローズという部品が付いているが、ここは構造の大きく編曲している部分なので、
こういったようなところで漏れがあれば、こういう所から漏れが出ているのが見えるだろうというのが、③と書いてあるところだ。
それからちょっと分かり難いが、②と書いてあるのは、ここのところに水抜きの穴がついており、これはベント管のすぐ下のところに、水抜き穴が開口しているが、この水抜き穴のところから出てないか、という見方。
これが②としているところだ。以上、着目ポイントは③点ほどあるが、そういったところに着目しながらビデオを見ている。
○朝日こん:
となると、ちょっとイメージだが、何処かから漏れているとすると、3点のどこからかは、今回見つかってない、やってない所から漏れているというのが可能性として高いということか?
○尾野:
ま、残りを見ていったところで、他の4本から何処かから漏れが見つかれが、そこがもれてんであろうとわかるしぃ、何れでもないような場合は、ええぇぇ、トーラスの何処かの可能性とか、
もう少し一つ一つで見る上では見難いぐらい分散しているのか、とか、いくつか検討しないといけないかもしれないが、見た状況を踏まえて検討するということだ。
今、一箇所一箇所見ていったところで4箇所、顕著な漏れがないことは見えているので。ま、残り4つを見た上で、総合的に次の判断をしていくことになると思う。
○朝日こん:
今、細かいところの可能性があるということだが、今見た4本で、その細かいというレベルでもないということなのか?
○尾野:
そうだな。今もともと入れているのが、炉内に時間5トンぐらい入れている。それでバランスしているということは、それなりの出があるということだから、見ていけばわかると思うが、最終的には8つ見た上で判断していくことになると思う。
○朝日こん:
わかりました。今回の4足歩行ロボットの動きだが、タスクフォース作って一度ひっくり返って検討されていたと思うが、動きとしては改善された、問題点はほぼない状況で動けているのか?
○尾野:
昨日、今日の作業から言うと順調に進んでいるということなので、プログラムの改造であったり、機構の一部、動きが悪かった所など、変えたりもしているので、そういったこともしているが、
やはり大きいのは、この間に相当、作動訓練、操作訓練も相当やることも出来たし、全体があいまって今のところ順調に進んでいるが、いずれにしても難しい現場での作業であることに変わりないので、ま、引き続き慎重にやって行きたいと思う。
○朝日こん:
今回、子機などにも空間線量なども計る線量計はついてないんだよね?
○尾野:
はい。
○朝日こん:
つけて宣言から絞り込んでいくとか、ガンマカメラとかも開発されていることもあるので、そういうものを子機に繋げながら、そういう検討はあるのか?
# いざというときは子機を切り離せる構造
○尾野:
今回、視覚的に探していくようなものだから、このロボットではこういうことかと思うが、ロボット開発については、いろんな切り口、視点で、検討、研究が進んでいるので、そうした中でいいものがあれば、取り入れられていくことかと思う。
○朝日こん:
わかりました。ありがとうございます。
○東電石橋:
他にないか? それでは本日の会見はこれで終了する。
~ 終了 18時5分(35分)