2012年5月18日金曜日

平成24年5月18日(金)13時~ 経産省 保安院 深野院長会見

平成24年5月18日(金)13時~ 経産省 保安院 深野院長会見

IWJ Independent Web Journal


○深野保安院長:
それでは始めさせて頂く。先ず私の方からひとつ申し上げる。保安院では4月以降も責任をもって原子力安全にあたるようにという大臣の指示にそって、引き続き取り組みを進めているところだ。

# 次の寄生先で我々の主張の根拠とする新寄生機関のルール作りをなっ!

津波や耐震バックチェックに対する意見聴取会も開催し、作業を続けている。また、ストレステストについても意見聴取会を開催して運転整備など続けているところである。保安院として最期に結論を出すに至らないものもあるかもしれないが、

出来るだけの判断材料、あるいは情報を集めておくことは必要であろう。そのように考えて進めているところだ。それから東京電力福島第一発電所の関係だが、設備、昨日、信頼性向上、これについて3月に指示を行なっている。

そして5月11日にはそれを受けて東電の方から実施計画案が私どもの方に提出されている。この中身は今仮説の配管とうとう多々あるわけだが、出来るだけこれを信頼の高いものにしてく、取替などによって対応していくと言った内容になっている。

これについては、今後、専門家などの意見聴取会により、保安意図しての評価を取りまとめていきたいと。このように考えている。私からは以上だ。




■質疑

○記者A:
今日、政府が夏の需給対策を発表されたが、火力の ~ キキトレズ ~ もっとも危険な問題になっているが、保安院としてこの辺を何か支える対策はされるのか?

○深野保安院長:
昨年も火力については、例えば定期検査の時期の弾力化とか、そういった対応を取ってきたと承知している。まあ、必要があれば今年もそう言う対応を取っていくことになろうかと思う。

○朝日小池:
先日、福井県の西川知事から、大飯再稼動にあたって特別な監視体制を求められていると思うが、今、保安院の方ではどのような検討をしているのか?

○深野保安院長:
私の方に大臣の方から、仮に起動になった場合にどういう体制を取るべきか、よく考えるように。背景には知事の指摘等々もあるわけだが、それについて検討するようにという話を頂いている。まだ、結論が出ている状況ではないということだ。

○朝日小池:
例えばサイトに保安院を常駐させる体制について、

○深野保安院長:
まだ検討中である。ちなみにサイトには普段から検査官がいる。更に追加的な対応を取るか等々、そういったことも含めて検討中という事である。

○読売新聞:
★2006年の耐震指針の改定の際に、保安院から安全委員会の方に要請がされていたということだが、それについて改めて伺えるか?

○深野保安院長:
これも、文書自体は当時音担当課長の方から、ええ、まあ、あのう、旧指針というのは、新指針が出たというのはどういうことになるのか、と言うことの確認を求めたと。そう言う性格のものであると承知している。

ただ、ちょっとその表現ぶりと言うんスカ。それが、あのう、まあ、色々と保安院の立ち位置といいますか、そういったことについて疑念を呼びかねないような、そういう状況になっておりまして、そういった点については、まあ、私どもとして、きちっと反省しないといけない。そのように考えている。

# あくまでそのような事実はない。謝罪しているのは誤解を招く文章を書いてしまったことだ。それってつまり、何も反省してないってことでしょ。いい加減になさいよ。

○読売新聞:
具体的にどういう表現が、どういう疑念を呼ぶような文章?

○深野保安院長:
はい。やはり、まあ、あのう、こういう色々と、あのう、寄生というのは、あのう、進歩していかなかきゃイカンもんだ。で、まあ、従って、その、過去のものと当然違う、より厳しいものが色々出てくることがあるわけだが、

そういった時に、過去の規制の中身という部分に、過度に取られていたんじゃないかと。そういう物の考え方だとしたら、やはりそういったことについては、あのう、まあ、反省をしなきゃいけないんじゃないかと。そのように感じている。

# 新しい指針が厳しいとは限らない。そういう意味で従来の規制をしっかりと考えなきゃいかんという意図だった。アホデスカ。寝た子を起こすなの時も、今回と同じような意味不明な答弁繰り返して、誤解を招いた部分反省だって。それ、何の反省にもなってないから。むしろ、その答弁は反省するきなんてサラサラ無い意思表示そのものでしょうが!冗談じゃないよ。事故を招いた人たちがなんで主導で未だに原発再稼動やってんの。いいかんげんにしてほしいよ。

○京都新聞ミムラ:
大飯原発再稼動で京都知事や関西広域連合は、原子力安全委員会、もしくは第三者的他立場に判断してもらいたいという声が出ているが、現在、京都や関西の対応を何か考えているか?

○深野保安院長:
ちょっと、安全委員会のことは私からお答えすることは出来ないが、これはこれまで類似、京都を含めて私どもの考えについては、いろんなレベルで説明させて頂いている。

その中で、まあ、今回の基準というのは、これは、まあ、あのう、一つのは、ええ、あのう、昨年、後半以降、あのう、、私どものほうで、ええ、技術的知見の意見聴取会というのを開催し、その中で、ええ、事故のプロセスについて分析して、

そっから、どういう対策を取ることが必要か、そういうことを整理して、まあ、あのう、それを30の対策にまとめたわけだが、それが一つのその背景にある考え方というのが、一つの、ええ、バックボーンとして、

ええ、まあ、そういった過程で、ええ、まあ、あのう、、その検討については、あのう、原子力全然委員会にも、まあ、あのう、、、適宜報告させて頂いている。

それから、あのう、ええ、ストレステストについて、1点、先ず、緊急安全対策ということで、まあ、あのう、、昨年の事故のようなことにならないような、まあ、あのう、対策というのを、先ず、ええ、各事業者に、あのう、指示をしたが、更にそれも含めて、そういったどういう効果が出ているのか。

あるいは、ええ、まあ、十分な安全裕度があるのか、まあ、そういったことについて、ええ、まあ、あのう、、、ええ、、原子力安全委員会も入った形で、まあ、あのう、、手順を、ええ、、確認をして、それにそって、

まあ、対応してきて、ええ、あのう、少なくともその中で、一次評価ということであはあるが、あのう、まあ、昨年の、ええ、事故と同様の地震、あるいは津波の襲われた場合にも、燃料損傷に至らない、その点については確認したということである。

それについては安全委員会にも報告し、まあ、評価を致しまして、まあ一定の、あのう、まあ、ああ、あの、ええ、信頼性の向上ということについては、あのう、まあ、あのう、、ええ、、評価を頂いたと考えておりまして、そういったことも含めて、あのう、ゴニョゴニョ 説明してきたところだ。

# 頼むから日本語を喋れよ。安全委員会には(安全上問題はないという)評価を頂いていると考えている、でいいでしょ。

○京都新聞ミムラ:
地元の方は納得されていると思います?

○深野保安院長:
あのう、ちょっとそれは、まあ、あのう、、むしろ、あのう、わたくしの方からことでもないと思うので、何れにしても、まあ、そう言う説明の結果を踏まえて、最終的には、あのう、大臣のレベルで判断される。そのように考えている。

# 判断は経産大臣がすべきだ。事故を招いた当事者、経産省・保安院。この期に及んで反省どころか原発推進しか頭にない。なりふり構わずやりたい放題の経産省・保安院。

○新潟日報 前田:
地震・津波の対策を取れば大丈夫というような事に対して、与党の方からも大臣の安全神話なんじゃないかと。それさえやれば大丈夫ということ無いんじゃないかという声が上がっているが、それはご存知か?

○深野保安院長:
はい。まあ、そう言う考え方が、あのう、今回の判断基準を踏まえているということは、大臣の方からも話をしているところだが、あのう、要は、まあ、昨年と同じような、同程度の地震、津波に襲われても大丈夫ということを確認はするわけだが、

ただそこで、あのう、まあ、あのう、もう安全対策は止まってしまってはいけないということで、更に、あのう、まあ、信頼性を、ええ確保していくために、あのう、基準3に盛り込まれていることを継続的にちゃんと、とっていただくと。

# で、また放置される。これまでと同じように保安院はいうだけ。欠陥だらけの法整備もされない状況で、むしろ、その前に決めてしまおうとすら思える保安院。4月の新規成長発足の駆け込み審査に異例のスピードで電力事業者に許可を出しまくる保安院を見れば、口では違う違うといっても、そうとしか思えない。4月になればご破算。誰も責任取らず、自分たちで次の規制機関の基礎がため。解散すれが事故責任はご破算。やりたい放題。もう無茶苦茶。

これは、何れは!あのう、新しい寄生システムがスタートした場合には、技術上の要求になるわけだから、それを前倒ししてやってきたということだが、ええ、まあ、そういったことで、まあ、、今のここにとどまる事なく、更に進んでいく、それが安全神話から決別じゃないかと。まあ、そういうことで、あのう、、まあ、整理しているところだ。

# ( ゚д゚)ポカーン

○新潟日報 前田:
確認だが、大飯原発、評価、まあ、あのう、第三的な安全のチェックとですね。改めて、 ~ キキトレズ ~ ということはもうしないんですか?

○深野保安院長:
それは昨年7月に、あのう、、まあ、ストレステストの枠組みが3大臣で決められて、その中で、あのプロセスについては原子力安全委員会の確認を受けた形で、そう言う方法で持って私どもが行なって、結果についても原子力安全委員会のほうで評価をして頂く。

まあ、そういうフレームワークが決まっており、まあ、その中で対応を進めさせて頂いている。ということである。

# 何がフレームワークが決まっているだよ。そのように方向付けたのは経産省官僚、あなた方だろうが。いつも手口は一緒。予め自分たちでルールを決め、そのように決まっているからそうしているだけだと主張を繰り返す。シナリオ通りに行かなくても、意味不明な理由をこじつけ平気でルールを変更するし、今の新寄生庁発足に向けたルール作りも、これまでやってきたことを見れば懐疑的な目で見ざるを得ないんだよ。国民は。

○新潟日報 前田:
~ キキトレズ ~ なのか?

○深野保安院長:
それは私どもとしては、あのう、昨年の3大臣の合意、それから今回の、あのう、まあ、総理も入れた4閣僚で決めた、ええ判断基準といいますか、それにそって、あのう、まあ、すすめるというのが私どもの ゴニョゴニョ

# ゴニョゴニョ。語尾をゴニョゴニョ。深野のクセ。酔っぱらい。

○毎日岡田:
先ほど、大飯原発の関係で、福井知事が特別な監視体制を求めている件だが、大臣からは起動することになった場合に、どういう対策を取るべきか、考えるようにと言われたといったが、具体的に起動の際なのか、それとも起動のあとの話まで含んでいるのか、もう少し詳しく聞かせてほしい。

○深野保安院長:
まだ、あのう、具体的なさいほく?について、あのう、お諮りをしたわけではないんで、あのう、ちょっと、まだ、あのう、確定的なことは申し上げる段階にないが、ただ何れにしても、あのう、ええ、そういうプロセス全体をきちんと見ていくと。言うことは私どもに求められてるんじゃないかと。そう言う理解をしている。

○毎日岡田:
活断層の連動や敷地内の断層の活動性の評価が行われているが、それも含めて耐震性の再評価が終わらないと、ストレステストの審査をやっている所も、保安院としての判断はできないという認識で良いか?

○深野保安院長:
あのう、そりゃ、まあ、何回かこれまでも質問を頂いており、私度の理解としては、基本的にはストレステストのプロセスはストレステストのプロセスで、当初、あのう、まあ、この施設が、あのう、ええ、まあ、設計をされた時の想定を先ずベースにして、そっから、どのくらい余裕があるかということを見ると。

で、一方、バックチェックはバックチェックで、並行して終わっていないものについてはすすめる。そう言う理解ではあるが、仮にバックチェックの結果、想定しなければいけない地震の強さが大きくなると。

あるいは津波が大幅に、ええ、高くなるといったことになった場合は、当然、その、安全上の余裕をその分、ええ、使ってしまうことになるので評価は非常に厳しくなるという事になりますんで、評価は非常に厳しくなるんで、結果は当然のことながら影響を及ぼすと。そういうふうに理解して進めているところだ。

○毎日岡田:
つまり基準値振動の想定津波高さが大幅に引き上げられる場合は、判断を見送るというか、もう少し精査を続けるということに、

○深野保安院長:
あのう、まあ、あのう、いずれにしても仮に地震の強さが強くなれば、津波の高さは高くなれば、その分だけ、安全上の余裕は減少すると。それをベースに評価しなければならない、というりかいだ。

○毎日岡田:
幅がどれぐらいのクライテリアにするのか、というのは、何処で線引きするのか?

# かなり余裕がある。保守的だ。安全だ。でも、余裕がなくなっても想定内だから安全なのだ。計算上を下回らない限り安全なのだ、という結論を出しかねない、原子力村、利益相反学者による意見聴取会。利益相反の事実関係の調査すらしない保安院。当然だわな。自分たちの調査すらしないんだから。自浄能力ゼロなんだから。とっくに信用は地に落ちてないんだよ。あんたら。

○深野保安院長:
それについてはそれぞれ個別に見ていくしか、あのう、ええ、無いんじゃないかと考えておりまして。例えば今回のケースで言えば、あのう、、まあ、津波について申し上げると、やはり+9.5メートルで11mを超えるような津波が来るというところまで、あのう、まあ、安全上余裕がある評価をしたということだ。

出、その結果、昨年と同程度の津波が来たとしても、まあ、あのう、燃料損傷といった事態にならない。そういうことを確認した訳だが、その中で、例えば、ええ、あのう、若狭の地域に、あのう、検証津波というのが、ええ、あったんじゃないかと。

まあ、そういったことが古文書などに、そう言う記載がございましたんで、例えば堆積物の追加調査とか。まあ、その古文書意外の古文書等島になにか残されていないかとか、言うことについては確認いたしまして、

# 古文書とか、なにかもう、スバラシイ科学的な安全根拠だのう。

まあ、その結果、少なくとも今の地点でそういうこと想定させるようなものはないと。で、加えて、あのう、 ~ キキトレズ ~ ですんで、あの地区には、今回の東日本大震災で起きた津波が発生したような、ああいうプレート境界といった実質の構造はございませんので。まあ、少なくとも今の評価で、問題ないんじゃないかと。そういう結論を出しているところでございます。

○西日本新聞 吉田:
二次ストレステストの進捗状況を教えて下さい。

○深野保安院長:
まだ二次評価については、今時点で出てきておりません。ただ、二次評価について、やはりIAEAの指摘もあるし、それからまあ、原子力安全委員会からの指摘もある。

こういったものについて、きちんと正面から取り組んで、ええ、行かなきゃいけない、そういうことで、あのう、先般、日付けは忘れましたが、至近のストレステストの意見聴取会で、そういった点を踏まえて二次評価において、どういう点を確認しないといけないか、と言うことについて、改めてご議論頂きました。

# 安全委員会の指摘が出るまでは IAEAから了解が得られたと認識しているような発言を繰り返した経産省・保安院。IAEAの問題指摘を大きく取り扱わなった記者クラブメディア。ここに来て自らIAEA視察時のストレステスト不備の指摘を自ら発言するようになった。

★★次の意見聴取会においても、引き続き、その件については議論頂いて、その結果はきちんと反映させた形で、二次評価を進めていきたいと考えています。

○西日本新聞 吉田:
昨年末までにする筈ものだったもの(ストレステスト二次評価)が、今の時点になってもまだ、これから基準を決めるというような現状ですが、安全規制機関としてそんな怠慢で ~ キキトレズ ~

# 自らが主張したシナリオ(一次、二次)が実現できないとなるや、ルールを平気で変える経産省・保安院。(安全対策先送り)ちなみに保安院が主張するストレステストは安全委員会のお墨付きだ!と繰り返し主張する保安院。安全委員会は2011年内に二次ストレステストが行われる事を前提に了承。いわば意図的に騙した経産省と騙された形になった安全委員会。どこまでもカス。汚い言葉は使いたくないけど経産省と保安院(官僚)と政治家を的確に表現できる言葉がない。

○深野保安院長:
あのう、二次評価の基準そのものについては、あのう、まあ、基本的な骨格は決まっているという理解でございます。ただ、あのう、ええ、IAEA、原子力安全委員会から更に、その後、いろんなご指摘ありましたんで、

それをきちんと反映させて、それに答えていかなきゃならんと。まあ、そういうことで取り組みを進めているところでございます。で、それからストレス全体、まあ、今、二次というお話もございます一事も含めて、

あのう、まあ、ちょっと、あのう、大変、ええ、まあ、あのう、全体の進行が遅れてしまっておりまして、まあ、これについては、ええ、きちんと、あのう、していかなきゃいけない、そのように考えております。

○西日本新聞 吉田:
★ストレステストだが、柏崎刈羽のストレステストは記載ミスが大量にあった段階で、東電の管理体制について保安院さんの方でチェックすることになったと思うが、その辺の進捗状況というのは?

○深野保安院長:
★柏崎刈羽については、ええ、確か200箇所を超える、あのう、まあ、あのう、記載ミスがあったという事で、やはり、あのう、品質保証体制がどうだったかについてきちんと見ないといけないということでございます。

ただちょっと、今指摘を頂いたように、ストレステスト全体の進捗状況が遅れておりまして、まだ、あのう柏崎刈羽についても私達の方で具体的に品質保証体制がきちんとできているかということについて確認する段階に至っていないという状況でございます。

○読売高田:
今の2つの質問に関連する質問だが、深野委員長は一事も含め、ストレステストは全体の進行が遅れているという認識だったが、これは何が理由で遅れていると?

# 原発事故直後に実施した緊急安全対策で十分だ。ストレステストはそれを証明するため、国民に納得してもらうための位置づけなので、別にストレステストが終わってないからといって、原発の安全が確保されていないということではない!というのが政府の主張。事故直後に行った緊急安全対策によって(3.11同等の地震、津波が襲った場合の)原発の安全性は確保されているのだと主張する政府。国民が納得すると本気で思っていた政府。安全委員会から協力が得られないと踏むや4大臣が安全確認を強調。ここに来て経済の問題に。救いようのない無能ぶり。

○深野保安院長:
あのう、まあ、これは非常に難しいですが、やはり、最初に、全くこれまで、あのう、経験をしなかった未知の、あのう、ええ、ストレステストと言うにまあ、かったわけでございまして、

# かったわけ?

その時に先ず、このぐらいの、あのう、ことも出来るんじゃないかと。まあ、考えていたことに比べて、やはり、相当、あのう、ええ、まあ、あのう、作業が ゴニョゴニョ してしまったということが、基本的にはあるともっている。

で、あのう、まあ、その中で、あのう、まあ、やはり、あのう、これも私共の見通しが甘かったといえば、多分、あのう、そういうことになろうかと思いますが、やはり、相当、あのう、ええ、まあ、ある意味では、あのう、意見聴取会でも、あのう、まあ、ええ、いろんな角度からご意見頂きまして、

ええ、まあ、それ自体は寧ろ、非常に、あのう、ありがたいとうことで私ども思っておりますけれども、ええ、それから、まあ、あのう、IAEAの、あのう、評価もございましたし、ええ、まあ、あのう、そういった物全体の作業が私どもが当初見込んでいたものよりも、やはり、大分、あのう、かかってしまったということはあるんじゃないかと思います。

それから、あのう、ストレステスト作業そのものが、あのう、まあ、これは、あのう、相当程度、いろんな計算、解析に基づいて、あのう、まあ、やるわけでございまして、

# なんでそんなものを年内と言うんだ。いくら原発の技術的知見、能力を持っていないからといっても有り得ないという話。最初からこうなる事は分かっていたということ。それはつまり、最初からこのような結論ありきで物事を進めていた事を証明することに他ならない。政府が国民に説明する原発安全の根拠は、事故要因の一つであるこの連中が説明した事が根拠になっていることをもっとメディアは報じるべき。

まあ、あのう、こういった作業を実際にやれる、まあ、そういう、あのう、まあ、あのう、ええ、余力といいますか、あのう、ええ、能力といいますか、そういったことを、こりゃあ、まあ、最終的にあのう、例えば、あのう、ええ、プラントメーカーとそういうところの関係者が、相当、作業をされていると思いますけど、

# そのプラントメーカーから多額の寄付、援助を受けている村の専門家を技術知見のない保安院が招いて行うストレステスト意見聴取会。利益相反調査はサラサラ行う気のない保安院。アンケートによる自主申告制。実質、委員が利益相反じゃない、と言えば利益相反ではない状況に疑問持たない経産省・保安院。反対派2名入れたから幅広い意見を平等に聞いていると主張する枝野大臣。反対派ってなんだよ。賛成とか反対とか言う問題じゃないのに。

そういう、あのう、まあ、あのう、作業能力にも、まあ、やはり、あのう制約があって、ええ、まあ、全体として非常に時間がかかっているといいますか、そういうことではないかと思います。

○読売高田:
ちょっと整理させてもらいたいが、事業者側の評価に時間がかかっているのかというそのあたりの保安院側の審査に、

○深野保安院長:
両方あると思う。両方だと思う。私どもの方も、あのう、まあ、あのう、かなり、あのう、ええ、意見聴取会なんかでも、あのう、ええ、議論するためには、相当な回数を開催しないといけない、そういったことについて私どもの見通しが、少し甘かったかもしれないと思っている。

○読売高田:
当初の見込みより甘かったとおっしゃるが、見込んでいたならどれぐらいのスケジュール感を?

○深野保安院長:
ですから、ひとつのポイントというのが、二次評価というのも年内というのを、あのう、ひとつの目処にしていたわけだが、あのう、まあ、そこも含めて全体が大幅に遅れてしまったわけでございまして、

まあ、やはり、そういった意味で、あのう、ええ、当初の、あのう、スケジュール感に、まあ、甘さがあったということは、あのう、ええ、反省しなければいけない、そのように考えている。

# 反省は口で言うだけ。で具体的には何もしない。電力事業者に指示文書出すんだから、自分たちにも指示文書出せよ。自浄能力を示す事はしないのか。

○読売高田:
作業自体は一次なんだが、一次のスケジュール感はどういう感じだったのか?

○深野保安院長:
一次は、まあ、これは定期検査が終わった後、運転再開までにという事が当初、昨年4月の時の、あのう、まあ、物の考え方だったわけでございまして。これは、かなり、ええ、まあ、そのプラントによってズレるわけでございます。

従って、あのう、まあ、中々いつまでか、と言う事で線を引けるものではないと思っておりますけれども、まあ、何れにしても、まあ、あのう、現実の問題として、ええ、まあ、最初の大飯のプロセスでもかなり時間がかかっているわけでございまして、

まあ、私どもとしては、やはり、あのう、まあ、当初、まあ、具体的に何ヶ月と想定していたわけではございませんけれども、まあ、全体として、あのう、ええ、イメージしていたものであって、やはり相当、時間が立ってしまったんじゃないかと。そのように感じている。

○記者B:
関連だがストレステストが欧州で行われているものを参考にスケジュールを見ていたかもしれないが、もうちょっと二次を含めたものを短い時間出てきていたと思うが、出来ない理由はどの辺にあると考えているか?

○深野保安院長:
まあ、やはり、あのう、特定検の問題もあると思うし、実際に作業が出来る音は、ええ、まあ、やはりプラントメーカーに相当やって頂かないと作業できないわけであり、まあ、そういった、あのう、まあ、人材といいますか、能力も、あのう、ええ、制約があったんじゃないかと。そう感じております。

○記者B:
最初に特定検の問題と言うのは、定検のどういう問題?

○深野保安院長:
あっ、定検というか、要するにあのう、ええ、まあ、あのう、基本的には、やはり、こういう相当、大掛かりな、あのう、解析作業といいますから、そういうことをやるわけでありまして、、ええ、まあ、そういった人材の制約があると。

それから先ほど申し上げたが、もうひとつは私どものプロセスも、まあ、当初、ええ、イメージしていたものよりは、相当、まあ、時間がかかっていると。ただ、これは議論を尽くしてやっていかにゃいかん訳ですから。

まあ、あのう、ストレステスト自体が問題があったとは思っていないが、あのう、まあ、結果的に、あのう、そういうことで、双方の理由で時間がかかってしまったと。そういうことではないかと思います。

○記者B:
規制庁ができたらストレステストがどうなったかは、 ~ キキトレズ ~ それを見越して、二次テストをどうなるかわからないので、各電力会社が出さない、というようなことはありえるのか?

○深野保安院長:
それは、まあ、無いと思う。で、むしろ私ども、勿論、あのう、私どもがやった作業結果というのを、新寄生庁がどう使うか、というのは、私どもが何とも言えないんで、でございますけれども、

# その新寄生庁に人材がそのまま移行するのにね。なんともいないよね。

あのう、ストレステストで集めている情報というのは、安全余裕を見ると言う事で、まあ、これ一つの重要な情報だと思っておりますので、まあ、そういった物については、やはりできるだけ整理をして億必要があると。

これが円滑に寄生庁に引き継いでいく上でも、あのう、大事なことだと。そういうふうに感じております。

# 寄生庁が原発稼働の判断に使う重要なルールだ。今のうちに決めてしまえ!!というのが実態。他にすることあると思うんだけど。

じゃあ、どうもありがとうございました。

#月にたった一度の非常に内容の濃い、充実した深野会見。流石、保安院長だけのことはあるのな。ありがたや、ありがたや。


~ 終了 13時27分 (27分)

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