(46分)
●廃炉・汚染水対策現地調整会議 第8回
- 議事次第(37.9KB)
- 名簿(8.57KB)
- 【資料1】汚染水に関わる現場進捗状況(4.40MB)
- 【資料2】現地調整会議で提示された課題への対応の検討状況(5.10MB)
- 【資料3】固体廃棄物保管に関する中長期計画について(297KB)
○報道関係各位一斉メール 4/7(月)~4/8(火)
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○福島第一プラント 4/7(月)~4/8(火)
- 4月7日
- 福島第一原子力発電所の状況について(日報) 【午後3時現在】
- 福島第一原子力発電所4号機からの燃料取り出しの進捗状況 ~ 移送燃料の種類(使用済:572体/1331体、新燃料:22体/202体)キャスクの輸送回数 27回 更新日:2014年4月7日
- 福島第一原子力発電所の状況(記者会見資料)(PDF 138KB)
- 4月8日
- 福島第一原子力発電所の状況について(日報) 【午後3時現在】
- 福島第一原子力発電所の状況(記者会見資料)(PDF 129KB) ~ Eエリア D12タンク水位計異常
- 地下水バイパスの準備状況について(PDF 76.5KB) ★★~ 寄生庁レク資料?
○指示・報告 4/7(月)~4/8(火)
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○漏えいトラブル事故関連 監視モニタリング・分析結果 4/7(月)~4/8(火)
○H6エリア タンク高濃度汚染水100トン漏えいに関するサンプリング結果
- 4月7日
- H6エリア周辺(PDF 37.8KB)
- 4月8日
- H6エリア周辺(PDF 37.8KB)
○H4エリア タンク高濃度汚染水300トン漏えいに関するサンプリング結果
○地下貯水層漏えい関連
- 4月7日
- 地下貯水槽分析結果(採取日:4月6日)
○環境モニタリング・サンプリング 4/7(月)~4/8(火)
- 4月8日
- 福島第一港湾内、放水口付近、護岸の詳細分析結果(PDF 745KB)
- 1号機~6号機周辺 サブドレンピット水位計測結果(2014年3月1日~3月31日) ★
- 集中廃棄物処理施設周辺 サブドレンピット水位計測結果(2014年3月1日~3月31日) ★
- 当社福島第一原子力発電所における核種分析結果の確報版について(3月1日~3月15日公表分)
○その他 4/7(月)~4/8(火)
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○福島第二 4/7(月)~4/8(火)
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○福島復興本社 4/7(月)~4/8(火)
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○柏崎刈羽 4/7(月)~4/8(火)
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http://live.nicovideo.jp/watch/lv174496141#00:00:20
■福島第一の状況
○一杉:
4月7日(月)定例記者会見を始める。尾野さまより発電所の状況申し上げる。
○尾野:
よろしこだ。福島第一の状況 http://j.mp/1oGck7n [原子炉および格納容器の状況]1~3号まで冷却については安定して継続している。
なお、★先般1号機の格納容器の温度計1台が不調になったと言うことで知らせていた。その後、連絡等しているとおもうが、センサーを引いてから信号を取り出してくるケーブルが、建屋内で雨水にかかり、
コネクタ部が浸水していたと言うことで、そちらの影響であったことが分かってきた。当該箇所を乾燥させて復旧させて確認したが、適正な値が出ていることが分かっている。
[圧力容器下部温度][格納容器圧力と水素ガス濃度][使用済み燃料プール]1~4号機まで冷却継続。[タービン建屋地下溜り水の処理状況 ]2号、3号とも移送実施注。[水処理設備および貯蔵設備の状況]サリー運転中である。
[その他]ま、種々あるが、★モニタリングポストの結果だが、こちらも先般の雨の影響で、付近の側溝がオーバーフローしており、その関係で局舎内に雨水が廻ってきたことが原因であったことが分かってきた。
その下。海側の測定結果と、雨水直後の値が上がっていたが、現状は下がっていると言うことである。こちらについては以上である。
http://live.nicovideo.jp/watch/lv174496141#00:02:40
■廃炉・汚染水対策現地調整会議 第8回
本日だが、廃炉・汚染水対策現地調整会議 が行なわれており、その関係の資料を配付している。大部なものだが、内容の多くはこの場で説明している内容が多いので、ポイントになりそうな所を掻い摘んで説明させてもらう。
◎(3)多核種除去設備の状況報告
下に手書きでページが降っているがそれを見るのだ。先ず、22ページ(PDF40)を開けるのだ。「(3)多核種除去設備の状況報告 http://j.mp/1lFuEZM」今のトラブルの対応状況を示している。
説明内容はこれまで説明してているとおりだが、めくって29ページ上だ。今後のスケジュールだ。先ず、原因調査の関係で、クロスフローフィルターの除染を行ない、その除染がうまく行けば、調査が進んでいくと言うことで話していたが、
除染の方、うまく言ったと言うことで、分解調査の方に進んでいる状況である。一方、A系の方だが、クロスフローフィルターの7番と8番の不調と言うことだったが、こちらは取り替え作業を行った。
そうした吸着材などの取り替えもした上で、4月半ば頃に運転再開を進めて行きたいと思っている。B系については、引き続き調査を進めていきながら、汚染範囲が拾いので、内部洗浄など進めて行くプロセスである。こちらについては以上である。
http://live.nicovideo.jp/watch/lv174496141#00:04:35
◎(4)弁銘板設置状況について
それから31ページ。(PDF57 http://j.mp/1lFuYYq)名版の設置状況ということで、バルブ関係に銘板を付ける作業、現状、240台分進んでいると言うところが、31ページに書かれている。2,400台だ。失礼した。
00:05:05
◎タンク設置工事の現況について
それからその次だ。「タンク設置工事の現況について http://j.mp/1lFv6XQ」ということで、現在、サイトでタンクを設置している工事の写真等によるの説明をさせてもらっている。
これらについては、現地視察、あるいはこの場で説明させてもらっていると思うが、43ページ上の段を見るのだ。(PDF14)タンクの設置の進捗状況というのがかいてある。上から2段目。G7というところ。
これは完成品タンクを設置するところだが、完成品タンクの海上輸送へのサイトへの搬入予定が4月12日と言うことである。
海上気象等の条件により日程のズレはあると思うが、今々の予定として、5月17日に第一段の受け入れを行なう予定である。こちらは以上である。
http://live.nicovideo.jp/watch/lv174496141#00:06:15
◎タンク底板補修計画について
それから45ページ以降。(PDF18)「タンク底板補修計画について http://j.mp/1lFvrKa」ということで紹介している。フランジ型タンクだが、側面のフランジ面については、処置が色々できるわけだが、
底面については漏洩が生じてからの処置が出来ないという事で、何らかの対処策はございませんでしょうか、東電さま。という話しがあった中での方策の検討である。底面のフランジ面の所に、46ページ上の段にあるような、
半割の鞘のようなものを被せ、そしてその中に充填剤、シーリング剤を注入してシールする方法について検討している。この工法は、タンクに水が入っている状態で、タンクの天井、天板の上から行なう事が出来る方法であるので、
ま、そうした事委より、タンクの信頼性を上げていくことが可能であろうと考えている。先ずはz実地試験を行い、展開等については検討すると言うことである。
http://live.nicovideo.jp/watch/lv174496141#00:07:35
◎1号機取水口北側エリアにおける地下水シミュレーションの結果について ★★★★
48ページ(PDF24)を見るのだ。「1号機取水口北側エリアにおける地下水シミュレーションの結果について http://j.mp/1lFvLbU」ということで、1号機北側で、ええぇぇぇ、、まっ、あのぉぉぉぉぉぉぉ、
トリチウム等、高い濃度の確認が、ええぇぇぇ、護岸付近で、なされたと。これをどのように解釈していくかと言うことで、シミュレーションを行なってきたと言うことである。
# わかりやす… 寄生委員会の田中委員長は、安倍総理の発言を擁護するかのように、海水濃度が告示濃度限度以下に低いし、高くないのでブロックされている認識は正しい認識示すし。規制委員会の科学的な判断ってすばらしいですな。現在も高濃度汚染水が海に拡散し続けている現実。##
48ページはこれまでのデータなので割愛する。49ページ。シミュレーションの結果、ということで、ま、幾つかシミュレーションのポイントがかいてある。50ページ(PDF28)を見た方が分かりがいいであろう。
先ず、50ページ上の段だ。http://j.mp/1jU5tTg 地下シミュレーション結果(2)とかいてあるところ。こちらの方の上の段は、2号機側からの回り込みと言うことで、どのように展開するか、という事を示してある。
2号機の海側エリア、トレンチの所だが、まっ、かつて、海への漏洩があった場所だな。行為したところ。下部の投石層の中に汚染された水が入っていると想定した場合にそれらが、どのように拡散していくか、ということを示したものである。
上の段の左側が1年目。右側が3年面という所だが、赤くかいてあるところほど、汚染が高いという事である。トリチウムの拡散状況などを見ているが、こうした目で見てみると、
初期の頃はトリチウム濃度、ええぇ、当然、ええぇ、漏洩が起こっている場所では高いわけだが、トリチウムについては下流側に流れて、初期にあったところではむしろ低くなっていると言う状況で、
# 事故から昨年の7月まで、海には一切漏れていない!と主張していた会社と同じ会社とはとても思えない。しかも調査対象にすぐに分析できるトリチウムを調べてなかったという明らかな隠蔽事実。どうせ、別に調べてないだけであり、隠す意図はない。よって隠蔽ではないロジック。##
これは、あの、これまで No.1エリアと我々は呼んでいるが、で、測定されている結果と状況としては似ていると思っている。
それからあぁ、下の段に二つ書いてある1号機側からで考えたときにどのような想定が出来るかと言うことでシミュレーションしたものだ。1号機北側だが、トレンチとの接合部で、
ま、あのぉぉぉ、タービン建屋と繋がっている場所があるから、仮にそこから、高濃度の水が流れたとすると、どういう拡散をするか、問い事を示したものだ。1年目、3年目、ということで拡散状況を示しているが、
この拡散の流れの方向からすると、現在、1号機護岸付近で、比較的高い濃度が見られている観測井戸に、あまり高い値が行かない結果となっている。50ページ下の段に解析結果のまとめを示しているが、
ま、今回の解析結果だけではどうも上手く説明できないと言うことである。ええぇ、ま、およそ、良さそうに見えるところもあるわけだが、
1号の取水口北川エリアを説明するには、この評価は中々上手くあたってこないな、ということである。こちらについては以上である。
http://live.nicovideo.jp/watch/lv174496141#00:11:15
◎側溝放射線モニタの状況について
52ページ(PDF32)以降。「側溝放射線モニタの状況について http://j.mp/1jU8xPj」ということを述べている。これは何かと言うと、構内の排水路の側溝だな。
ここの出口に出来るだけ近い所で、常時、モニタが出来る様な設備を付けたいと言うことである。以前、側溝の水を吸い上げて、計るモニタを仮に設置し、上手く運用できるかどうか、ということを試運転をしてみたわけだが、
モニタの中に泥がどんどん入ってきて、結果として何を計っているか分からなくなる状況だった。ま、そうした事から、モニタに至る前に、比較的大きな水の停留する場所をつくって、
モニタ側には、フィルターなども噛ませて泥が流れ込まないようにすると言うことで、モニタ自身で泥で閉塞してしまわないようにする処置を執って、引き続き調子を見ていくことをした。
で、結論から言うと、54ページ上の段に測定結果など示しているが、概ね良い調子でデータが出ているというか、状況に応じてデータが出ている事になったわけだが、沢山雨が降った折などに、フィルターが詰まってしまって、
また結果として、値にズレが出てきてしまう状況が出てきたので、今後のことを考えると、これ、あの、値が急にずれてしまっているような場所だ。例えば、54ページ下の段(PDF38)の上のグラフなどが分かり易いが、
値が右隅の方で急速に上がっているが、フィルターを取っ替えると値がぐんと下がると言うことで、ま、こうしたところが出てきた。従って、もう少し設備を安定して運転するためには、フィルターの交換周期であったり、
メンテナンスであったり、或いは、雨水の多いときも、安定して運転できるように、もう少し見定める必要があるかな、ということで、もうしばらく試運転を継続したいと思っている。
# 連続モニタのことだけど、その対策でタイムラグは生じないのかな。##
.
http://live.nicovideo.jp/watch/lv174496141#00:13:45
◎高温焼却炉設備建屋における止水対策の実施状況
それから、56ページ(PDF40)以降だが、「高温焼却炉設備建屋における止水対策の実施状況 http://j.mp/1jUaafZ」ということで、ま、現在、止水をしていると言うことで、前からもうし上げているところであるが、
おさらいになるが、56ページ下の段。高温焼却炉建屋に入るダクトの所で、このダクトを通じて建屋内の水が流入していることが、過去の調査で分かっている。従ってこのダクトへの地下水流入を防ぐべく、
止水材を注入し、最終的にはこのダクトを埋めていく事を検討しているわけである。先般、この工事の途中でケーブル切断をしてしまったトラブルがあったあの場所である。
で、止水材を入れていった結果、58ページ(PDF44)を見るのだ。上の段にちょっと分りにくいグラフで恐縮だが、実際に止水材を入れる前にトレンチ内で水の流れ、流入箇所が確認出来るところに流量計を入れて、
流速を計ったものである。一番右側の高い山なりになっている青い線が2月1日に計ったものである。これはトレンチの上の方から下の方に向かって段々深さ方向に変えながら計っていると言うことだ。この2月1日の線を見ると、
横軸が流速だが、比較的高い山を示している事が分かる。これをトレンチ周りの止水処理をして行くに従って、2月13日が赤い線。2月22日が三角形のところ、ということで、段々小さくなってきて、
3月19日が多部分、グラフで黄色い線なんで、ちょっと見えないと思うが、見難いが、黄色い線はほぼほぼ、0の所を這っているとということで、真、この測定では測定出来ないところまで来ていると言うことが分かった。
ま、こうしたことから、高温焼却炉建屋、HTI建屋への浸水防止対策を現状進めている段階だが、その工事の進捗に伴い、流入の程度が下がっている様子が見えて取れることを報告している。
http://live.nicovideo.jp/watch/lv174496141#00:16:05
◎1~4号機サブドレン他水処理施設設置工事について
58ページ(PDF45)以降だが「1~4号機サブドレン他水処理施設設置工事について http://j.mp/1jUccMS」これはサブドレン新設の話しである。こちらの処理設備の話しは既に説明した事なんで割愛する。
◎福島第一原子力発電所の固体廃棄物保管に関する中長期計画(案)について★★★
「福島第一原子力発電所の固体廃棄物保管に関する中長期計画(案)について http://j.mp/PQnCGi」ということで示している。こりゃ何かと言うと、発電所の中で瓦礫であったり、様々廃棄物が発生するわけだが、
この廃棄物を最終的に発電所の何処かで貯蔵できるように貯蔵設備を設ける必要があるわけだ。そうすると、それらは長い目で見たときにどれぐらい発生するのか。★★それらを分別したときに、資源化して発電所の中で使えるもの、
或いは、そのままの形で保存しないといけないもの。或いは減容処理によって量を小さくして効率よく保管出来るものと、このように分類できるだろうと。そういう目で長い目で見たときにどのようになるか示したものである。
66ページ下の段にグラフが示してあるが、①が資源化対象のもの。②が既に減容済みのものなので、コレはこれ異常値遺作なんだろうというもの。③が原油対象と言うことで、
これはまだ更に減容することが出来て、効率化の対象に出来るだろうというものである。それらの量を総計すると56万m3ということで、平成27年断面と言うことだ。
裏面。67ページ。そうしたものを今後貯蔵していく設備を作っていく必要があるが、それぞれ設備的に見ていった特に、どのくらいの量の関係になるかと言う事を示している。
67ページ上の段は、今、私が言った分類をもう少し模式的にかいたものだが、67ページ下の段(PDF4)で話す方が、分かりが良いと思うのでそちらで話す。先程言ったトータルとして56万m3というものがあるわけだが、
それを矢印に従って下がって行くと、最初は分別すると言うことで枝が出ているが、こちらは資源化できるものである。なので、資源化する側に入っていくという事で、これらが併せて9万m3、或いは18万m3の二つのグループにわかれる。
更に下の方に行くと、また枝分かれが出てくる。右側に行くのが減容済みと言うことで、15万m3ということになる。それから下に行くのが、14万m3とあるが、これが減容対象と言うことだ。
減容処理をすると、概ね半分ぐらいに減容できるのではないかと想定しているので、そうすると、減量した後。それから、減量済みのものを足すと22万m3の容量になるとということだ。
これらについて改めて廃棄物の保管施設が必要になってくるわけだが、現状この22万m3に対して、既設、或いは既に計画のある保管施設が、6万m3あるので、2027年断面までに、
更に!新設計画を立てておく必要がある保管施設が16万m3分であることになる。これは大まかなグランドデザインと言う事になるが、そうした事を考えながら、ま、68ページにあるが、必要な施設を造っていくと言う事を示している。
こちらは以上である。今日の現地対策会議の主な話しというのは以上である。
http://live.nicovideo.jp/watch/lv174496141#00:20:10
■環境モニタリング・サンプリング
それからいつもの通り、サンプリングデータ等を付けているので参考にしておくのだ。
■宿題回答
後、頂いた宿題関係であるが、▲(おしどり)線量実績について質問を頂いた。おしどりさんからだったと思う。非常用ガス分離装置の本格点検の青旗作業での被ばく量は、人に着目したときにいくつか、ということである。
この作業だが、個人最大の累積量で言うと、γ線で、1.26mSv、β線で 0 であった。もう一つ質問を頂いているが、それについては現在確認中だ。私からは以上である。
○一杉:
先ず説明資料に関する質問から受ける。(22分)
■質疑
http://live.nicovideo.jp/watch/lv174496141#00:21:30
●フリー木野:
【概要】
・廃炉・汚染水対策現地調整会議 - 汲み上げたサブドレン水の扱いについて。捨てるのか、ためるのか。サブドレン水の扱いついて漁連に説明しているのか。タンク増設計画でどのように想定しているのか。
【ほぼおこし】
・今日の資料62ページのサブドレンについて。設計処理量で1日1200トン×2系統とある。これはサブドレンを動かした場合に汲み上げ量の最大という想定か?
(尾野:そうだな。汲み上げ量をカバーできる範囲で容量を決めていると思う。)
そうすると先週発表していた、宅の建設シミュレーションだが、このサブドレンの量を、仮に1日1000トンとしても、稼働してから11ヶ月間、陸側遮水壁が出来るまでの11ヶ月間でトータル30万トン以上になるが。すると汚染水の総貯水量が80万トンを超えることになり、計画がなり立たないと思うが。その辺はどう考えているのか?
(尾野:サブドレンで汲み上げている水が、そのまま、これを汲み上げなかった場合に、自動的に保有水量になるかと言えば、そういう事ではないか、とおもっている。)
はい?
(尾野:だから、今、サブドレンの汲み上げ量を単純に日数倍して保有水量だという、試算、そういう指摘だとおもうが、それは必ずしもなり立ってないかと思う。)
サブドレンに関しては、半年前に、御社の会見の中で、汲み上げた後はタンクにためることは考えていない説明があった。線実の子の計画を規制庁に説明していると思うが、規制庁には、サブドレンから汲み上げた水は、排出する事を前提にしているという説明を御社からしている。これは要するにためないで、そのまま浄化した阿智は海に排出するということだと思うが。その認識で良いか?
(尾野:我々は、サブドレインで汲み上げた水についてどのような措置2をするかは検討中だ。まだ決めてないのが正しい表現カトオモウ…)
決めてないのは結構だが、ためるとすると80万とを超える。ためなければ今の容量の中で収まるが、漁連にはどのように説明しているのか?
(尾野:金曜日に様々なケースを示して、シミュレーションを見てもらっていると思うが、その中のケース3がそれに相当するケースだと金曜日も説明したと思ってるが。)
いや、金曜日のケース3はサブドレンから汲み上げない場合だよな
(尾野:汲み上げない場合だ。)
いや、汲み上げない場合というのは、海側遮水壁を作らないことになると思うが。そういう事なのか?
(尾野:ケース3をよく見れば分かると思うが、ケース3は海泡のドレンを補完するケースだから、遮水壁の内側に水を汲み上げて、保管するタイプのケースだから、ケース3がそれに当ると言うことで佳いと思うが。)
するとケース1の場合は、単純にサブドレンから汲み上げた水を保管するとすると、プラス30万トンというのが、2015年9月までに発生するが、これはどう勝利するかはまだ決めてないと?
(尾野:そうだ。)
その決めてないことに関しては漁連に説明しているのか?
(尾野:決まってないことについては公になっていると認識している、私も金曜日になってませんよと言ってると思うが。)
ただ、半年前に御社は、会見でためることは考えてない説明をしていて、規制庁には排出する事を前提に、このシミュレーションを作っている説明をされているが、そういう説明は漁連にはしてないのか?
(尾野:それぞれの場所に、我々の情報は常に説明していると思うが。今私どもが示している計画の中で、サブドレンの扱いは決まってないことを述べている。それから先程も言ったとおり、じゃ、その場合一体どうなるのか、サブドレンを汲み上げなかったらどういう事になるのかは、ケース3にあたると言うことで先週も言ったとおりだ。その範囲で検討頂ければと思う。)
ケース1とケース2の場合でサブドレンを汲み上げなかった場合は想定されているか?
(尾野:ケース1とケース2の場合というのは、汲み上げある場合だから、汲み上げない場合はケース3だ。)
いや、ケース3は地下水やその他の者は全部含めてのものだよな。
(尾野:あ、個別のその条件だけ外したらどうなるか、とうことか?)
そうだ。
(尾野:そりゃ今手とにないかと思っている。評価としては入って無かったと思う。前回示したのはケースが4つあり、そのケースで言うと、サブドレンを汲み上げるケースはケース1、2,4である。汲み上げないケースはケース3だ。なので、汲み上げないケースに最も近いものはケースの3だと言うことだ。)
…。よくわからんが、ケース1とケース2はサブドレンを汲み上げる事になっている。汲み上げた水を海に放出しないのであれば、単純にプラス30万トン。これだけでも80万トン超えてしまう場合は、その場合はどうなのか、ということなんだが、それはまだ想定されていないと言うことでいいのか?
(尾野:この扱いが決まってないものはシミュレーションの中でカウントしてないと言うことだ。)
ワカリマシタ
http://live.nicovideo.jp/watch/lv174496141#00:28:05
●朝日かわはら:
【要約】{初}
・廃炉・汚染水対策現地調整会議 - 個体廃棄物の保管に関する中長期計画について
・分別減容、減る根拠とその技術は確立されているのか。
(尾野:技術的に確立されている)
・資源化とは何を指すのか?
(尾野:金属など、工事素材として使える可能性を持っているので、外に出さずに中でリサイクル出来る可能性のあるもの)
・新規に保管施設が必要な物量とは、サイト内でして、その場所の選定を今からするという事か?
(尾野:そうだ。長い目で見て整理したのがこの資料だ。)
http://live.nicovideo.jp/watch/lv174496141#00:30:00
●共同前田:
【概要】
・廃炉・汚染水対策現地調整会議 - ALPSについて
・廃炉・汚染水対策現地調整会議 - タンク海上輸送について
【要約】
・廃炉・汚染水対策現地調整会議 - ALPSについて
洗浄がうまく行ったというのは、取り替える前のフィルターのことか?
(尾野:B系で不調になったフィルターを調べるために除染をしている)
トラブルがあったときは取り替えた後だったと思うが。不調だったのは、
(尾野:取り替えた前のものだ。それを調べる。)
除染が済んで今後、分解していくということだが、今設置してある分は特に問題ないと言うことか?
(尾野:現状、それぞれの出口側で状況を見ており、濁り水が出てくる場所が分かっている。そこでB系のNo.3を先ず見てる。A系はNo.7と 8 だが、これは既に取り外してあり、新品の問題のないものに置き換えることでA系は早期に復帰。調査は並行して進めたい。)
A系は4月中旬にも運転再開と言うことだが、B系がまだ目処が立っていないようだが、これは、原因がA系と比べて複雑だからか?
(尾野:そうではない。A系はB系のトラブルがあった後に警戒している中で、クロスフローフィルターの下流側に濁り水が出てきたごく初期の段階で確認して、A系を止めて対処に入っているから、濁った、用はカルシウムを含んだスラリー成分があまり出ていないうちに対処できたので、処置が早く出来るという事だ。)
B系は原因云々と言うより、ある程度出てしまったから、
(尾野:その分の後始末をいけない対象範囲が広くなるので、その分時間が掛かる。)
わかりました。
・タンクから海上から輸送される、4月17日と5月17日という資料があったと思うが、これは何トン分とあるが、タンクにすると何基分が最初に到着する?
(尾野:4月17日予定分は、量として4200トン分。6基分に相当する。)
http://live.nicovideo.jp/watch/lv174496141#00:33:50
●IWJミノシマ:
【概要】
・廃炉・汚染水対策現地調整会議 - 1号機取水口北側エリアの地下水シミュレーション結果
【要約】
1号機取水口北側エリアの地下水シミュレーション結果について。50ページの結果。汚染源特定に至ってない一文がある。今回、シミュレーションで想定していた場所から漏洩してないであろうとという結果が得られたと思うが。この目的は、漏洩源の特定しようということだと思うが、今後、このシュミレーションは、漏洩源をかえてまたやるか?
(尾野:中々シミュレーションだけで追いかけるのは限界があるなと言うのが今回の感想だ。引き続き、現地の実測データの収集は勤めているところだ、そうしたところを見ながら状況把握していきたいとは思っている。現地は海側遮水壁が出来上がってくるとか、条件がどんどん変わってきているので、少し、ここのこれがという風に、ま、明確に見つけていくことは難しい状況かも知れない。ただ、そうこうするうちに結局処置が出来てしまうほうが早いかも知れない。)
わかりました。
# それを狙ってのことでしょうが。遮水壁が出来るまで、それで押し通そうとした東電。##
# 取水口付近が何時までの濃度が下がらない現状をシルトフェンスで閉じ込められているとか、訳の分からない根拠で漏洩は完全に漏洩は止っていることを主張し続け、ちょっと調べればわかる事を、現状把握してこなかった東電。黙認した国。政府。ゆるすまじ。##
.
http://live.nicovideo.jp/watch/lv174496141#00:35:30
●ファクタ宮嶋:
【概要】
・廃炉・汚染水対策現地調整会議 - 個体廃棄物貯蔵庫で扱う廃棄物のスケール感。
・廃炉・汚染水対策現地調整会議 - 汚染水低減対策の一つ、フェイシング工事の現状と発注!状況について。
・この会見のあり方について。下河辺会長が辞める際に会見しなかったことについて。須藤会長1ヶ月に1回、本店で会見してくれや。
【要約】
・廃炉・汚染水対策現地調整会議 - 個体廃棄物貯蔵庫に入る廃棄物のスケール感はどれぐらいか。
(尾野:そこまで整理してない。)
覆土式は下北の低レベルほどのイメージか?
(尾野:いえす。)
固体庫の方は線量が高いから違うものになる?
(尾野:そうだな。)
国内にイメージはない?
(尾野:個体廃棄物貯蔵庫は発電所内にある。その様なイメージになるるともう。)
・タンクシュミレーションについて。多重の汚染水低減対策にあるフェイシング。これは地下水位すぐに影響しないが、何れはそれが聞くという話しだったが。急いでやろうという話しになったと思うが。今のところまだ決まってないのか。どういう状況なのか?
(尾野:国の汚染水対策委員会などに、こうするとこれだけ聞くという形で出している。順次計画的に進めて行きたいという事で話している。このシミュレーションの中でフェイシングそのものは明示的にかいてないが、海側についてもそうだが、★出来るところから順次フェイシング工事を始めており、一部出来上がっているところもある。サイト全体ではかなり時間が掛かる。短期間のシミュレーションだから、この中ではこのクレジットは取らずに評価している。)
その部分はもしかしたら上澄みになっているから、入れてないと。有利になる判断でやっていると。
(尾野:はい。)
・フェイシング工事は、区分けで部分的に発注始めたと聞いたが。既に発注始めたところはあるのか?
(尾野:海側エリアの4m盤は効果が直接出てくるから、そうしたところから順次はじめている。)
今日の会見以外のことは後のほうがいいか?
(一杉:お願いする。他に質問は如何か? じゃぁ、ファクタ宮嶋さんどうぞ。他にいないので。)
・この間、記者会見のやり方が変わるということで、わたしゃ、現地から発信してもらうことはいいことだし、そこで増田さん含めた責任者が週1回応じるのは3年間見て大きな前進だと思っている。ただ、残念だったのは下河辺会長がやめたが、最後まで会見してもらえなかった。やっぱり回数が3回が2回になることは東電さまの判断だと覆っているが、節目節目で必要なことは責任持って、だな。下河邊さん辞めてからやってもというのもな。わたしゃ腑に落ちないがナ。この間、須藤さんは、おしどりさんもいってたが、數土会長さんは、みんなに色んな話をするんだと言ってたんだから、月に一回ぐらいは会長が東電本店で話しするとか。福島でもえらい人が出てきて会見するなら、東京でもやっぱり、責任ある会長とか、こんど、責任ある人で、女性で国井という人も来るよな。やっぱ進化して頂きたい。回数ではなく実質ナ。緊急的な事故があれば、人身とか、どんどん会見すればいいが、この会見のマンネリズムじゃなくてな。やっぱこっちの東京でも、責任のある方に、特に須藤さんには月に1回ぐらい出てきて頂きたい。中身の充実をお願いしたい。
(一杉:貴重な意見として、これからも賜っていきたい。)
# ゴイケンは承るものである。未来永劫、承るだけ。みらいえいごうな。##
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http://live.nicovideo.jp/watch/lv174496141#00:41:20
●LCM吉本おしどり:【おこし】
(尾野:具体的な評価はしてないが、E-1エリアはH4エリアで漏洩があったタンクの直近である。このエリアは元々値が高くなっていた状況だし、雨が沢山フタタ後は、値が不連続に変わることも、過去に何度か経験していたことかと思う。そうした影響があるかも知れないが、個別具体的な評価は固まっていない。)
わかりました。このように雨で10倍程度上がったことはそうそう無いことと、★★★あと雨で観測値が上がる場合、トリチウムも同じように上がるが、今回の雨では、トリチウムが2日が17,000Bq/L。4日が14,000Bq/L。全βが10倍近く上がっているにもかかわらず、トリチウムが低減している。本当に雨の影響だけなのか。どう評価しているか聞きたい。目が降ると確かに値は上がるが、トリチウムと全βとも、両方共に上昇する。今回、全βだけ10倍上がった事はどのように評価しているのか?
# 過去にE-1において全βの値が10倍以上、上昇する事は過去に何度かあった。今年2月15日~16日かけては20倍以上急上昇してる。ただ、おしどりさんの言われるとおり、何れも全βが上昇するときは、必ずトリチウムも上昇している。今回の全βの上昇は違和感がある。##
(尾野:先程も言ったとおりだ。)
何の溜めに計っているのか?特に上昇しても特に評価しない?
(尾野:1回1回のデータの上がり下がりを見ているよりは、長い目で見たときにどういう動きをしているか。この場所の概略の状況はどうであるか、という事を見ているトレンドだから、)
質問を変える。先の度、尾野さんが説明した、雨により全βが上がり、トリチウムが下がる現象は過去を見ても初めてだ。なので、雨だけで説明はつかないと思うが、全く評価しないのか?
(尾野:今後、全く評価しないと言うことをいってるわけではない。今この評価についてはどうかと言うことだから、現状、こうした評価はしていないと言ったのと、それからあ!通常の見方で言うと、一個一個のデータの動きで一喜一憂的に見ていくもんではないと思っているという一般論としての答えだ。)
わかりました。特に日々評価をしないと言うことで。
# 現状まだ評価してませんって、一体何時から同じ事を質問されて、同じ回答を繰り返してんのさ。地下水バイパス直近の地下水汚染。この話題には触れたと単に不機嫌になる子供スポークスマン。地下水バイパス、分析結果を誤魔化して海に捨てるの目に見えてる。##
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http://live.nicovideo.jp/watch/lv174496141#00:44:55
●フリー木野:【おこし】
・護岸地下水、海のものを含めてストロンチウム90の評価結果は、次は何時頃になるのか?
(尾野:そうだな。Sr-90の測定は色々遅れている分をキャッチアップすべく進めているところだが、確か以前話した時に、3月末で次のデータが出せるという事を言ってたこともあったんではないか、と思っているが、その後、さまざまなラボ側の数え落とし問題とか、ラボ内の調査とか、サンプルのサルベージとか発生しているので、全体として遅れている。ただ、もう、そう遅れずに次の紹介は出来るんじゃないかと思っているところだ。)
4月ぐらいには?
(尾野:そうだな。)
わかりました。
# この大問題、未だに規制委員会で1度も議論が無いんですが。中村委員は一体なにをしとん。事故直後の分析データの補正について、あれだけご熱心だったのに、こんな常識では考えられないミスを見過ごした規制庁は再稼働に向けた審査で大忙し。ひゃっほー!! ##
(一杉:以上で本日の会見は終了する。)
~ 終了 18時16分(46分)