2013年1月31日木曜日

東電会見 2013.1.31(木) 17時30分 ~ 臨時会見:(中長期ロードマップ)福島第一原子力発電所1~4号機の廃炉措置等に向けた取り組みの進捗状況。福島労働局:適正な労働者派遣及び請負遵守指導。

東電会見 2013.1.31(木) 17時30分 ~ 臨時会見:(中長期ロードマップ)福島第一原子力発電所1~4号機の廃炉措置等に向けた取り組みの進捗状況。福島労働局:適正な労働者派遣及び請負遵守指導。


【質疑】
  1. 朝日(中長期*-ALPS-ロードマップ改定-進捗)→
  2. NHK(中長期*-ALPS-1号機PCV内部調査2回目)→
  3. 木野(中長期*-PCV内部調査全β分析-ALPS処理水-港湾内海水分析)→
  4. 朝日(中長期*-ALPS被ばく-工程表変更箇所-労働環境改善・福島労働局法令厳守*・就労アンケート改善対策)→
  5. ファクタ(中長期*-ALPS HIC年間発生数-▼保管先体数-仮保管施設)→
  6. 木野(中長期*-ALPS HIC保管場所見通し・月例被ばく評価*-被ばく作業計画)→
  7. 朝日(中長期*-▼従事者登録内訳)

○1~4号機の廃炉措置等に向けた取り組み

○福島第一プラント 1/31

○指示・報告


説明に用いているPDFが100ページを超えるため、特定ページにリンクをつけましたが、ブラウザ等、環境によってページが1ページ程度前後するようなのでご注意下さい。


■福島第一原子力発電所1~4号機の廃炉措置等に向けた取り組みの進捗状況

○東電石橋:
本日の会見を始める。福島第一の廃止措置に向けた中長期ロードマップの進捗状況について説明するため、臨時会権を開いている。よろしこ。

○尾野:
それでは説明する。手元の厚い資料。

# 前回から原子力定例会見と言わなくなった?石橋氏。

「福島第一原子力発電所1~4号機の廃炉措置等に向けた取り組みの進捗状況(2013年1月) http://j.mp/WANwgJ」中長期ロードマップの進捗状況について、いつも通り取りまとめた資料があるので、これに沿って説明する。

# 尾野氏のいうページ番号は2スライド1ページに印刷配布資料の通し番号なので、PDFのページ数とは一致しませんので。

1号機原子炉格納容器(PCV)内部調査の結果について続報(2回目)

資料の下の方にページが打ってあるのでそちらを見ながら案内したい。先ず3ページを開くんだ。3ページ上の段。★「1号機原子炉格納容器(PCV)内部調査の
結果について続報(2回目)http://j.mp/WTzx49 」いうことで、

1号機の格納容器内のカメラ、温度計を落とした調査について既に実施状況については案内しているところだが、その状況について分析や考察を加えていって、少し進捗した部分を説明したいと思う。下の段。目的及び実施事項だが、これはちょっと思い出しになるが、

1号機格納容器の貫通配管、こちらからカメラ、あるいはセンサー類だな。こういったものを入れて調査を行ったという事である。

4ページ上の段。滞留水の分析結果ということで、格納容器内の水のサンプリングを行い、当座、分析した結果について既に示しているが、

その後、確認された内容ということでトリチウム、ストロンチウム濃度について加えて測定結果が出たということで示している。これらの値から見ていくと、ペーハーや伝導率、塩素濃度等から、

# 滞留水のトリチウム濃度は1.4E+3Bq/cm3。ALPSで取れないとして放出する放射性物質総量どれだけになるのか東電の口から聞きたい。薄けりゃ薄めりゃ捨ててもいいロジック、法体系。国際的な猛烈な抗議キボンヌ。将来賠償生じて国民尻拭い。無責任極まりない政府。

腐食性は高くないことがわかってくるということ。それから、塩素濃度が19ppmということなので、これは当初、海水を直接いれてきたから、

恐らくもっと高かったであろうと考えられるが、ええ、ま、あの、★通常設備の管理目標としている100ppmよりも十分低い19なので、循環注水を繰り返してきた効果が出ていると思っている。このような水質の状況ということである。

それから、★★3ページだがグレーチングの上にボルトらしきものがあるということで、このボルトの出処はどこであろうか、ということの検討評価を行なっている。

http://j.mp/WPSHIK)写真や撮影した動画だが、これをよく分析していくと、ボルトの寸法や大きさ等から見ていって、3ページの右側の写真に書いてある。

これは定検時の画像だが、使っていないペネトレーションの端部の鉛遮蔽があるが、その鉛遮蔽のエンドシールドとカラーシールド、カラーシールドは襟だな。

配管の周りを襟巻きのように取り巻くシールドだが、こういったものがあるが、このカラーシールドの組み立てボルトの形状とよく似ていることがわかってきた。

8ページの上にカラーシールドの所の概略図面を入れているが、配管を挟みこむようにカラーシールドが両側から付いて、それを止めるボルトだ。まさにこのボルトと同じような物があったということで、この組立ボルトであろうと推定している。

# で、それがなぜ脱落したのかの推定は?

5ページ目の上の段だが、★★水の中で青みがかってみているものがあったが、これが何であろうかということだが、鉛シールドが溶けて無くなっていることは前回話したが、

これらの溶かした鉛を水の中でカメラ撮影していくと、青みがかって見てくるようなことが、チョット写真の感度の関係で、同じ色ではないが青みがかって見える所がわかると思う。

底部で観察されたものは恐らく鉛の破片ではなかろうかと考えている。それからハッチモノレール、5ページだな。上に見えてあるのは塗装編であろうと思っている。

で、6ページ目だが、霧がかかったような画像だが、これを画像処理をして様子を見ていくと、右の写真のようにボルトがグレーチングの上にあるというようなことが見えてきますた、というような評価を行なっている。

こうしたことを踏まえて、ま、あの、カラーシール部のボルトであろうということを評価しているということである。

# 正体を突き止めるのが評価のゴールじゃないし。続くんだよね。

それから、★★これはちょっとトライアル的な取り組みだが、画面に映っているものの中で、浮遊物だな。ゴミのような浮遊物の動いていく動きを見ていくことにより、

その場面での>ゴミのような浮遊物の動いていく動きを見ていくことにより、その場面での水の流れがどちらの方向に動いていることが確認できないか、ということを試みとしてやってみた。

8ページに写真に対して赤い矢印が入っているが、これは動画(http://youtu.be/LD8BNC9F9ic)で見ていった時に浮遊しているゴミの動きを何秒でどれだけ動いているか、ということを試みてみたものだ。

ま、こうした動きをこまめに見ていくことで、流況のようなことが分かればということだが、これはまだ取り組みをトライアルとして始めた段階ということであり、

実際には広い視野で見ているものでは動きは見えず、小さな視野で見ているものは局所的な動きに支配されてしまうので、

ま、もう少しかも知れないな、ということだが、こんなトライアルをしてみました、というような事が書かれている。こちらについては以上である。


多核種除去設備の運転開始に当たっての安全性評価

★「多核種除去設備の運転開始に当たっての安全性評価 http://j.mp/WTzq8E」ということを示している。こちらは従前から多核種除去設備の仕様に辺り、HICと呼ばれる容器だな。

あの、汚染を除去した後の樹脂等を貯蔵して保管施設に持っていくための容器だが、こちらの容器の取扱について、落下した件を踏まえて安全な取り扱いに付いて提案して下さいと言われていた内容を示している。

ちょっと紹介するが、11ページはこれまで説明してる通り、汚染水が増えている状況の中で、多核種除去設備ALPSのか動画遅れて行くと、結果的に全体処理が当のいていくような一般的な説明だ。

15ページの所から話をさせて頂きたいと思う。おさらいになるが、多核種除去設備というのは、汚染水を取り込んできて、こちらはセシウム等は取られているが、サリー等で取りきれない汚染物だな。

こちらを鉄共沈処理設備とか、炭酸塩共沈処理設備、あるいは樹脂の吸着塔 http://j.mp/WTASYB こういったものを使うことにより、綺麗なものにしていく設備である。

この設備を通る仮定で、11ページ。15ページ下の段にあるが、処理により汚染物質が除去されたことによりできた沈殿物。

あるいは吸着済みの樹脂、こういったものがHICと呼ばれる容器に入れられ保管されることになる。16ページの上の段、HICの絵が書いてあるが、写真を示しているが、こうした容器で保管するということになる。

このHICの取り扱いだが、先ずALPSエリア、多核種除去設備のエリアがどんな状況になっているかというと、

16ページ下の段の所に書いてあるが、入れられるHICが今、赤い四角で示しているが、ズラリと並んでいて、それぞれ処理されたものがこの赤い四角の箱のなかに入っているHICの中に入れられていくということだ。入れられたものを写真で示しているようなクレーンにより、

トレーラーの方に積み上げていくことで、絵で言うとしたの方に赤い車線でハッチがつけてあるが、http://j.mp/WTC0vc ここの所にトレーラーが入ってきて、そこに乗せて行く格好になる。

17ページ。トレーラーに載せられた上の段だが、HICのはALPSエリアから一時保管エリアの方に、大体1.5kmぐらい離れているが、トレーラー輸送していくということである。

で、下の段の方は、一時保管エリアだが、四角い箱のようなものがズラリと並んでいるが、これらが保管用のコンクリートのボックス。http://j.mp/WTChyn 

ボックスカルバートと呼んでいるものだが、ここには非常に沢山箱が並んでいるわけだが、この蓋をひとつ外すと中に2つずつHICが入れられるような構造になっている。

ま、こうした所に運んでいくということである。これらの移送に伴う取扱いというところについて宿題を頂いて、ええ、いたと。いう状況である。

それではHICの取り扱い、移送はどのように行われるかということを説明するが、18ページ HICの取り扱い作業概要と書いたところで、http://j.mp/WTEY2W

作業の概要を先ず、多核種除去設備エリア、ALPSエリアから運び出すということになるわけだが、HIC本体に対してクレーンで吊り上げていくことになる。

ただし、実際に使う場合はHICの中には放射性物質が入っており線量が高いということになるので、吊具の上の方、★釣鐘型の遮蔽体が吊具側に付いており、釣鐘型の遮蔽体の中にHICを釣り込んでいくような動きをする。

こうして釣り込んだHICをトレーラーの方に移動していって、トレーラー側の輸送用遮蔽体の中に収める、というようなことをする。で、これを収めたらトレーラーが移動していって、ええ、今度、ええ、20ページ上の段だな。

移送させていって、今度、一時保管施設の方に行くと、こちらのほうでHICを取り出して、ボックスカルバートの中に収めていくような手順になる。この辺の動きは絵ではちょっと分かり難いので、

動画(http://j.mp/WANGES)を用意したので、それで説明をさせて頂きたいと思う。(上映中)先ず、ALPSエリアでHICを釣り上げていくところだ。今、ここに映っているのは釣鐘型の遮蔽体だ。

HICは元々、遮蔽機能を持っている箱のなか、ALPS側の設備の箱の中に入っている。ここにHICの頭が見えている。ちょっとこの画像では分かり難いが、ここにフックがあり、このフックに釣具をかけていく作業をいましているところだ。

今、つり具の釣り部分がフックにかかろうとしているところだ。これは非常にゆっくりした動きなので、チョット早送りでご覧に入れたい。

今、ここのフックの所に吊具がかかってきた。吊具がかかると吊鐘の中にHICを吊り入れていく動きをする。

実際の動きは非常にゆっくりなので、早送りにしているが、動きがゆっくりでまどろっこしいかもしれないが、徐々にこの頭の部分が出てくるのがわかると思うので見て頂きたい。(http://j.mp/WANGES

… 

これはモックアップ試験の時の資料映像を編集したものなので、ここに人がいるが、実際にはカメラ等で監視をするということが出来る設備になっている。



すこしずつ上がってくる。



えっと、吊具の端が釣鐘状の遮蔽体の中に釣り込まれていくのがわかると思う。このあと、HIC本体がボックスの中から吊り出されて行く様子がわかる。… 白く見えているのがHICの本体部分。もう少し早く出来るか?



HICがだんだん釣り込まれていく様子がわかるかと思う。これはモックアップだから線量がないが、実際には線量があるので、こうした遮蔽体の中に釣り入れていくことにより、取り扱いを安全にしてるということである。

今、HICの側面が見えているが、大分吊り込まれてきた。

… 

底部のほうが出てきた。ここが吊り込まれて吊り上げは完了ということだ。こうして吊り上げ用の遮蔽体の中に吊り込まれていった。で、こうやって吊り上げたら、今度、吊った物をトレーラの側へ持ってくる。

こちら、HICを吊り込んだ吊鐘だ。こちらに門型のクレーンがあるが、こちら側にトレーラーが用意されている。トレーラの方に移動してくる。



ここにトレーラーの運転台があるが、ここにトレーラー側の遮蔽ボックスがある。この中に吊り入れていく。

… 

こちらがHICの入っている吊鐘状の吊具だ。

… 

トレーラの荷台の上に乗っている遮蔽ボックスの上までやってくる。…

(上映中)すいません。ちょっと早送りにはしているが、実際の動きがゆっくりなので、少し時間が掛かって恐縮だ。… 門型クレーンがこの上に近づいてきた。

… 

で、真上の方に輸送用の遮蔽体が降りてきて、輸送用の遮蔽ボックスの上にとどまる。この隙間のところをよく見ておいて頂きたいが、

吊鐘状の遮蔽容器の中に入っているHICが降りてきて、こちらの輸送用の遮蔽ボックスの中に収まる。

… 

降りてきた所がお分かり頂けるかと思う。

… 

今、HICの側面が見えているが、こうしてトレーラー側に降ろされていくわけだ。… そろそろHICの上部が現れてきて、完全に治まってくるが… 

いまのような形で収まっていく。で、収まったHICはトレーラーが陸路を走って、ええ、一次保安エリアの方に移動していくことになる。

で、一時保管エリア側での取り出し風景だが、こちらは先ほど見た一時保管エリアだ。これがトレーラーだ。非常に大きなものだということがお分かり頂けると思う。

ここに大型のクレーンがあり、このクレーンがトレーラーの方に迎えに行く形になる。… 迎えに行ったらトレーラーからHICを吊り上げてくる。

で、ここはだな。当該の場所は無人の遠隔操作になっているので、ここでは釣鐘型の遮蔽装置の遮蔽装置はいらない。

これはコントロールルームからの操作画面で見ている。吊りながらボックスカルバートの上を所定の入れる箱のところまで移動していくということで、操作画面上は上から見たところ、横から見たところ、操作に必要な視野が全て確保されるような操作台になっている。

こうしてHICが移動してきて所定のボックスカルバートの上まで来るとその中に釣り入れていくということで作業を進めていく。

長くなったが、ま、このような形で移動していくようなものである。(上映終了)

それで、ちょっと戻るが、動画(http://j.mp/WANGES)で説明した18、19、20ページあたりを説明させて頂いた。http://j.mp/W17WOP HICの取り扱いの中で、今のような移動経路の途中で、

万一、HICを取り落とした場合に、中に汚染物が入っているから、HICが損傷することにより、汚染物が外に出ることを防ぐための取り扱いを考えるという事で、落下し権をした上で、取り扱いの留意事項は明らかにしていくことでしていた。

でえ、落下試験については、21ページ以降 http://j.mp/W1a6OA に書いてあるが、既に一回説明した部分を含んでいるが、補強体を付けない状態でで落下試験をしたところ、凹みがあったということで、21ページのローマ数字Ⅰの下の段だな。

であった。で、こうしたことを踏まえローマ数字のⅡでは、側面の補強リングを付けるタイプの補強を行ったところ、通常取り扱われる高さにおいて落下させても問題ないことを確認した。

で、22ページ上 http://j.mp/W1eYmQ の段だが、更に厳しい条件で見ていくということで、吊り上げ高さを6メートルまで上げて落下試験をしたが、こちらも問題がないことを確認した。

これがローマ数字Ⅲの試験。で、その下、ローマ数字Ⅳの試験だが、更に厳しい試験条件ということで、斜めに落下させる、あるいは逆さまに落下させる、あるいは下に突起物がある所に落下させるような試験を行った。

その試験を行う際には側面だけ補強しているものでは、障害物の上に落下するタイプの落下では持たないであろうことは明白だったので、補強体ということで、コップ状の補強体の中にHICを収める補強体を作っている。

最初に作ったタイプ、補強体のA型と仮に読んでおく。これで行った場合、先ず、斜め落下だが、斜めに落としたものについては⑥の試験だが漏えいはなかった。

補強体の方も亀裂は生じていない。しかしながら逆さに落とした場合であるとか、障害物の上に落とした場合、HICは壊れたということで、補強体自身は亀裂は生じてないが、HICが壊れることがあった。

従って更に補強を加えるということを工夫することが生じたということだ。ここまで既に皆さんに説明した内容だ。

で、その後の試験だが、補強体B型ということで22ページの(ローマ数字の)Ⅴの試験を行った。http://j.mp/11aj41Z

★★こちらの補強体B型と言うのはどんなものかというと、資料で言うと34ページ下 http://j.mp/11al6Pz の右端の方に鉄骨のようなもので十字に組んである蓋が付いているが、戦車の蓋みたいなスゴイ強固な蓋をつけるような構造にしたものだ。

で、こうしたものを使って落下試験をしたところ、逆さ落下、障害物の過度部に落下させることついても、何れもHICの補強たいとも損傷がなかったことが確認されている。

ただし、戦車のドアのような蓋を付ける作業そのものが、実際には作業員の被ばくを招くようなものであるということで、

このような蓋を付けないでも対応できる方法がないか検討する必要があろうということで、更に検討を重ねたというのが23ページだ。http://j.mp/11alEVH

試験条件Ⅵというのが入れてある。★★こちらの方は補強体のC型という物を使っている。補強体C型がどういう物かというと、36ページの上の段にあるが、http://j.mp/11ajnKb HICの全体をステンレス製の容器なような物に入れているが、

上面のふたの所は補強体のふたはない代わりに上部に重点四十が角の所に充填されていると。36ページで側面図で赤い印で上部空隙に緩衝材が入っているというタイプの物だ。で、これで試験をした。23ページだ。http://j.mp/11alEVH

これをしたところ、当然、斜め落下は元々大丈夫であることは確認してあるが、垂直落下はOKだったが、障害物の上に落下する場合は、補強帯は問題なかったが、内部のHICは損傷があったことが分った。

で、こうした状況から障害物落下というような事に対する対応として、障害物落下が生じるような場所、これは取り扱いの経路の中で、

そうしたことを考えるべき場所というのが、ALPSエリアの一部であることであったので、そこに干渉物をつけるという事をした効果を確認することをしている。

こちらの方は、23ページ下の段の試験だが、どんなことをしているかというと、25ページ下の段を見るんだ。http://j.mp/Vq2zqK

障害物の角部にHICが落下する場合というのは、トレーラーの輸送用遮蔽体の角の上に落ちる場合、あるいはALPSエリアのボックスの角に落ちる場合、こういう場合だが、

底に緩衝材をつけるという条件で試験を実施した。そのところ、HICの損傷もなく、また、補強体も損傷がないことが分かった。

で、こうした落下試験を積み上げた結果、23ページ http://j.mp/Vq3irT の下に書いてあるが、垂直落下に関しては補強体のC型で十分効果があるということである。

ま、単純な斜め落下も、この補強体で十分な効果がある。対策①と書いてあるところだ。対策②のところだが、鶏舎落下、及び逆さ鶏舎落下、これ、逆さにした場合だな。

こちらに関しては流石にこういう落ち方は厳しいということで、こういう落ち方そのものがないように、取り扱う施設そのものの状態を変えましょう、という、対策②をするということにした。

それから対策③だが、障害物の角に落下することに関しては、補強体のC型と当該の場所に緩衝材を置くことで対応できることがわかった。

ええ、ま、こうした対策1~3をとることにした。対策①はもう一回おさらいになるが、24ページ上の段。http://j.mp/Vq3SWE だが、C型の補強体を用いるということ。

それから24ページ下の段だが http://j.mp/Vq3XJG 逆さ落下が生じる場合というのは、落下したHICが他のボックスの上に落ちて、それが回転するような形で斜めに落ちるというようなケースだ。

そうしたケースがないように、そうした形になりそうなところには傾斜落下を防止するための架台をつけて、斜めに落ちる状態が生じないように施設そのものに防御を設けることにした。

25ページ http://j.mp/Vq4j3g だが、そうした防御を設けないといけないような場所だが、本来、そちらに移動するような必要がない場所については、クレーンの移動を制限するような措置を講じて、

そもそもそういった領域に行かないようにするような対策を組み合わせることにした。このような対策をとることにより、転倒落下を発生段階から防止することに対策を講じている。

25ページ下の段は http://j.mp/Vq4ueG 先ほど言った角部への落下、ということである。それから、ALPSエリアではなく、一時保管エリアの方だが、26ページ 上の段 http://j.mp/Vq4SKg に書いてあるが、

吊るクレーンがそもそも大きなクレーンで二重ワイヤのクレーンであるということで、ワイヤーが一本切れても落下が起こらないというものだが、

ま、そうは言っても、逆さ落下は厳しいので、そうしたことが起こらない措置を講じるということで、トレーラーからの吊り上げのところで、逆さ落下を防止するための台を設けると。

それから下の段に書いてあるが、ボックスカルバートに入れるときに、ボックスカルバートの中にHICが既にひとつ入ってる時は起こらないが、

★★最初の一つを入れるときに中で転倒させるということを防ぐために、最初の一つを入れるときにはボックスカルバートの中にジグを入れておくような措置を講ずる事を考えている。

こうした対応をとることにより27ページの上にあるが、http://j.mp/Vq5srj 垂直落下に対する対策、斜め落下及び逆さ落下に対する対策、あるいは角部落下に対する対策、ということで安全措置が講じられるということを見ている。

で、万が一の対応ということで、それでも万万が一落下が生じてしまった場合の対応ということだが、28ページに http://j.mp/Vq5yzp そもそも取り扱いの段階で落下防止対策を行うということで、

落下発生の防止、落下時の漏洩発生の防止、万一、漏えいが発生した場合の対策を講ずるということをしており、ここでは万一漏えい、落下が生じた場合のことを28ページに書いてあるが、

先ず、そもそも落下しないような取り扱いをするわけだが、落下してしまった場合でもC型 補強体が付いているので、中でHICが破損しても外への漏えいは抑制されるような状況はある。

元々落としてもHICは壊さないようにしているわけだが、それでもHICが壊れてしまっても補強体が漏えいの抑止効果を持つ、ということである。

それから、仮に現実に外に出てしまった場合でも、回収作業が現実に行えるように段取り等を予め決めており、十分回収できる見通しを得ているということである。そのあたりのことが29ページ上の段に書いてある。http://j.mp/Vq6aoG

★★ちなみにHICは1年間運転するとどれぐらい発生するのか、というのが29ページの下の段である。http://j.mp/Vq6mUP 大体、こちら、スラリー用のHIC,吸着剤のHICということで、ほぼ1年運転した場合に発生する数を示しているが、

★★大体、ここを足していくと、800ぐらいの数が発生する事になる。この中で特に線量が高いのが、吸収剤3というものであるが、

こちらの方は年間の発生予想数が5体、ということで、全体の中の非常に小さな割合になっているということで、この最も線量が高いものでも取り扱いができることを確認している。

ま、こうしたようなことで、るる申し上げたが、落下試験の結果を踏まえて、ま、そもそも落さないような措置は十分講じているわけだが、万一落としてもHICの破損がないようなハンドリングの方法を講じるということ。

それから仮に万一起こった場合でも影響緩和措置を講じるようなことをしっかりと整理したということである。こちらについては、★★規制庁のほうに説明した上で、今、意見を聞いているところ、ということである。


地下水バイパスの実証試験結果および進捗状況について

★「地下水バイパスの実証試験結果および進捗状況について http://j.mp/Vq6WlB 」ちょっと長くなったが飛んで、これは地下水バイパスの話だが、これは既に説明していることなので、割愛する。


港湾内の海水中放射性物質濃度の状況について

それから43ページだ。★「港湾内の海水中放射性物質濃度の状況について http://j.mp/Vq75W5」という資料だが、

これは今まで説明している資料と基本的に内容は一緒であるが、ええ、ワードで書いていたものをパワーポイントの形式で整理しなおしたものだ。

内容的に進捗している部分だけ説明すると、★★港湾内の海中濃度、ま、色々計ってますよ、ということだが、44ページの下の段だな。http://j.mp/Vq7iZx

今後の対応と書いてあるが、港湾内の測定に関して、セシウム、ストロンチウムを図っているわけだが、★★ストリンチウムの測定頻度を上げていく方針を示していることと、

★★それから、ストロンチウムについての吸着処理の技術的な方法について検討していくようなことを示している。

45ページの上の段に http://j.mp/Vq7wzD 港湾内で測定してるセシウム、あるいはSrの濃度について示しているが、告示濃度、これは環境基準の告示濃度だが、

これとの比較ということで見ていくと、表のページで43ページ戻ってみるといいと思うが、http://j.mp/Vq7F66 プラント設備のすぐそばにある1~4号機の取水路、開渠だな。

★★こちらのエリア以外では告示濃度未満が達成できるところまで来ているということが示されている。それ以外は特に情報としたは新しいところはない。

# http://j.mp/Vq7UhK 低下傾向に見えない。外海と繋がっているのに。現在も一定量高濃度汚染水が漏れているとは考えない。


原子炉建屋からの追加的放出量の評価結果

跳んで50ページ。★「原子炉建屋からの追加的放出量の評価結果 http://j.mp/Vq89ct」これも毎月出しているものだが、先月公表から変わっていない。それから敷地境界における、これはグラフが書いてあるが、グラフのすぐ下だな。

敷地境界における被ばく線量の値も0.03mSv/y ということで変わっていない。ちなみに敷地境界における空気中の放射性物質濃度は1.4E-9Bq/cm3と評価している。


●原子炉建屋上部瓦礫撤去工事 3号機 / 4号機

それから★「3号機原子炉建屋上部瓦礫撤去工事 http://j.mp/WEVupm 4号機原子炉建屋上部瓦礫撤去工事 http://j.mp/Vq8zzK」 3、4号の建屋関係の工事状況について簡単な写真を付けているので参考にするんだ。


福島第一原子力発電所乾式貯蔵キャスクの健全性確認について

★「福島第一原子力発電所乾式貯蔵キャスクの健全性確認について http://j.mp/Vq93pr」という資料があるが、これはこれまで説明している内容の整理なので、割愛する。


1F共用プールにおける使用済燃料外観点検およびラック点検について

62ページ。★「福島第一原子力発電所共用プールにおける使用済燃料外観点検およびラック点検について http://j.mp/Vq978O」ということで、

1Fの共用プールにある使用済み燃料とそれを収めているラックの点検を予め行なっておいて、地震の影響がないことを確認し、キャスクへの積み込み等に備えるようなことをするということを以前申し上げていたが、その結果が出ている。

63ページ上の段に http://j.mp/Vq9nEx 燃料の結果、下の段にラックの結果が出ているが、http://j.mp/Vq9r7m いずれも地震の影響がないことを確認している。


1,2号機トーラス室調査について

66ページ。★「1,2号機トーラス室調査について http://j.mp/Vq9tw9」といことで、その経緯について今示しているが、これは昨日説明した内容と同等なので割愛する。


遠隔タスクフォース 4足歩行ロボット技術WGでの検討状況

72ページ。★「遠隔タスクフォース 4足歩行ロボット技術WGでの検討状況について http://j.mp/Vq9Bf5」ということを示しているが、

73ページから74ページの上の段まで、これまでの不具合の状況ということと、対策の方向性について示しているが、

こちらについてはそれぞれの状況の時に説明していた内容と基本的には同じ内容だ。スケジュールをちょっと見て頂きたいが、http://j.mp/Vq9OPb

こうした対策についてワーキングの中で確認し、その上で実施ということで考えているので、ま、早ければ★★作業の再開は2月末というあたりになるということである。


ガレキ・伐採木の線量低減対策進捗状況

77ページ。★「ガレキ・伐採木の線量低減対策進捗状況 http://j.mp/Vqa0hq」瓦礫、伐採木等の取り扱いの話だが、こちらについては改めて変わっているところはないので割愛する。

84ページ以降は、今ほど説明したようなことを集約ペーパーにまとめた資料なので参考にするんだ。こちらについては以上だ。

# 尾野氏が言ってる通し番号84ページ以降、というのは別ファイルで提供されていた「概要版」のことだと思うのだけど、会見同日の段階でHPにはアップされてない。

本日は、これを説明することが主眼だが、会見を開いたので、本日関係の情報を食わせて説明させていただきたいと思う。



■福島第一の状況

ちょっと時間が押しているので端的に話したい。福島第一の状況 http://j.mp/WAKZ6c だが、いつも通り、注水状況、格納容器の状況、使用済燃料プールの状況、移送状況、あるいは水処理状況とうあるが、示しているとおりであり、特に特記することはないので補足は割愛する。

# うわーすごいぉい。はしょりーぬ


■福島第一原子力発電所作業者の被ばく線量の評価状況について ★★★

それから、ええ、本日の日付で月例の作業者の被ばく線量の評価という資料を出している。「福島第一原子力発電所作業者の被ばく線量の評価状況について http://j.mp/WAKQ2T」ま、これは月に一度月例で出している資料だが、

# 厚労省の指示で渋々な。

ええ、これ、めくって数票があるが、過去、3ヶ月の外部被ばく線量等があるが、この12月の箱を見ていただきたいが、★★★10mSvを超えて20mSv以下、というかたが8名ほどいるが、何れも、ま、この方がマックスという状況であり、

平均的な増分ということで言うと、1mSv程度ということであり、全体としてサイト内の線量管理としては落ち着いた状況にあるということである。こちらは、ま、毎月示しているので参考に見ておけばと思う。

長くなって恐縮だが、私からは以上だ。


福島労働局からの「原子力発電所で実施される改修工事に当たっての適正な労働者派遣及び請負の遵守に関する要望書」への報告★★★

あっ、すいません。一つ忘れた。えっと、今日だな。あの、手元に「★★★福島労働局からの「原子力発電所で実施される改修工事に当たっての適正な労働者派遣及び請負の遵守に関する要望書」への報告について http://j.mp/WAMbXs 」

# それを忘れますか。

という資料がある。これは福島労働局の方から請負に関して、労働者派遣法や、職業安定法で、ええぇぇ、定められている、、まっ、内容について、しっかりと取り組んでいるかどうか、描く企業に周知して下さい、というようなことを、

# しっかりと取り組んでいるかどうか。犯罪を犯していないかどうか。そういう会社。途端に滑舌悪くなる尾野氏。もう、分かりやすすぎ…

ま、指示としていただいていた、ということである。これは請負関係の議論として、労働者の保護等について、しっかり取り組んで下さい、というようなことに関係する、ええぇぇ、指示である。指示に対して私どもの取組状況を回答している。

# 採算指摘されてきて、知らぬ存ぜぬ、法律守らない下請けが悪いと言い続けてきた結果がこれ。電力事業はこんな業界。ヤクザな世界。

ポイントをパワーポイントに示しているが、まっ、1点目として、★★★元請け企業への労働者派遣法や職業安定法の規定に関する周知、景初の状況ということだが、こちらについては2個めのマル。

就労実態アンケートを行なって、その結果を12月3日に発表しているが、この際に、企業各社の方に内容を説明し、重要事項を説明させていた脱気会を設けた。

また、それとは別に一つ目のマルだが、12月20日に規定の内容について的確に実施されるように、周知徹底をさせて頂いた。

また、これらのことに関係し、直接、労働者の方から問い合わせ頂けるような窓口の設置もしたところである。その周知もさせて頂いたところである。

# 東電のいう「周知」は世間一般の常識から大きく掛け離れているので注意が必要。パワーポイントに落とし込んだ資料タイトルも、これは指導ではなく、あくまで要望であって東電に直接的な責任はない、という東電の主張。

それから3つ目のマルだが、これは窓口の関係だが、窓口をしっかり設置したということと、その周知をしているということである。

それから2ポツ目だが、啓発活動ということだが、これは2つ目の丸を見て頂きたいが、入所時の公衆の際に、偽装請負というに関する教育ということで、こうしたことが禁止されているということに関して、教育を行うこととし、今後、継続して実施していく予定だ。

これにより、新たに入所される方には基本的な事項の理解をして頂くことをするようにした。また、一つ目の丸だが、★★★既に働いている方を対象とするということで

、厚生労働省の協力を頂き、従業員と事業主を対象にし、労働条件の書面での明示や、偽装請負等に関する講習会をJビレッジで実施してく事の予定であり、★★★この段取りがだいたい整ったので、2月から3月で実施させていただきたいということである。

それから3点目として元請け企業に関する調査ということだが、これはアンケートの対応として実施すると申し上げていた内容と同じだが、

当社が元請け企業に出向いて、ええ、状況について、監査的な対応ということだが、ええぇ、改善をすべきところにちうて見せて頂く、というような作業を始めているところである。

長くなったが私からは以上である。


■福島第一原子力発電所従事者の被ばく線量の全体概況について

○東電石橋:
質疑応答に入る前に1点、資料の訂正をさせて頂く。12月3日に説明した「★★★福島第一原子力発電所従事者の被ばく線量の全体概況について http://j.mp/WALUDO 」という資料に一部誤りがあった。

8ページの発災以降の累積線量状況というところで、解除者の人数が違っていた。正しくは74人中、71人ということである。単純に集計ミスではあるが、ここで訂正させて頂く。

なお、HPの資料(http://j.mp/VxPhxu)については既に訂正している。それでは質問を承る。(55分)



■質疑

○朝日こつぼ:
HICの強度試験の件だが、これを持って規制庁に先ず説明されたのは今日付け、ということで良いか?

○尾野:
規制庁の方には24日(http://j.mp/Um5Aeg)に一回説明する機会を頂いており、で、まだ説明が完了している状況ではない。

いくつか確認なども頂いているところなので、そういったことも含めて、また、明日、説明の機会を頂いている、ということだから、ええ、頂いた確認などの回答も含めて用意しているところだ。

# 翌2月1日の評価検討会では専門家からALPSで全ての核種が取りきれるような説明に疑問の声。ちゃんとトリチウムのことを記載せよだの、海洋に放出した場合の影響評価しろだの、ダメ出しの嵐。東電会見で聞かれる疑問は専門家が論じるまでもなくおかしな話。専門家に過小評価説明通じず。

○朝日こつぼ:
じゃあ、その説明が完了するのは何時かは、まだ完全に決まってない状況か?

○尾野:
それは規制庁側で確認したい質問事項等があれば、私どもは答えていく必要があるので、ま、あの、説明させていただいた結果の進捗によるかと思う。

# 当分続くことになりますた。2月1日の評価会合冒頭で、はよOKだせよ、と断りいれて、寄生庁側から突っ込まれる始末。冒頭からオモロな展開。そのうち議事録公開。http://j.mp/Um5Aeg

○朝日こつぼ:
今回ので今出ていた宿題というのは、東電としてはそれに対する答えは出した、という状況でいいか?

○尾野:
えっと、頂いていたHICの取り扱いに対しての、訂正な取り扱いの提案に関してはさせて頂いたと思っている。

○朝日こつぼ:
後は寄生庁の判断だと思うが、コレでいいよということになれば、ALPSは動かせる、ということでいいか?

○尾野:
もちろん、いいよ、ということになれば動かせることになろうかと思う。

○朝日こつぼ:
そのいいよ、というのは、HICの勝つか方とかについて、いいよ、ということになれば、一応、今残っているハードルとしては全てクリアした、ということになるのか?

# いいよ (・∀・)

○尾野:
これまで頂いていた宿題に関してはHICの取り扱いのことだったので、そちらについての判断がいただければ、あのう、追加のことがなければ宿題は完了と思っている。

○朝日こつぼ:
わかりました。もしそうなったら、許可が出た次の日にも動かせる状況にあるのか?

○尾野:
次の日にも、というのは大げさだが、私どもとしては許可が出れば、速やかに準備をし、慎重にっ、動かしていくということを考えている。

○朝日こつぼ:
わかりました。あと一点、ロードマップのことだが昨年7月にちょっと改定とかされたと思うが、それから半年ぐらいたって、今年最初の中長期の会議だと思うが、今日は改定とか、話題にはならなかったのか?

# 東電小林B氏は先週こんなことをいっちょりました。http://j.mp/UOUqir http://j.mp/WAK8Ta http://j.mp/UOUEWH

○尾野:
大きく改定していくことについては、今回に関しては議論になっていない。ただ、廃炉に向けてより総合力を発揮して行きましょうということに関しては、あの、各方面、精力的な動きが出ているから、そういうことも踏まえた上で、私どもとして、

ええぇ、より的確な対応ができないかということの検討はして行きましょうというようなことがある、と言うことはすでに案内の通りかと思っている。

○朝日こつぼ:
すいません、この間、何回かずっとやってきて、少しこんがらがっている部分があるので整理したいが、

ロードマップで何年にこのくらいの作業を改定していくというのを前倒しできたものが、たしかあったように思うが、主なものは何となにだったか、もう一度教えて頂けるか?

○尾野:
大きく前倒しが出ているものということで言うと、4号機の燃料取り出しが比較的メジャーなものではないかと思っている。

それ以外のものは、あまり大きなものは、今パッと出てこないが、全体として苦労しながら遅れているものが多いというのが状況だが、勿論、早く進んだもの、ということで言えば、燃料取り出し関係がそれにあたるのではないかと思う。

○朝日こつぼ:
それできこうと思っていたのは、遅れているのは、というやつだが、ALPSとかだったら、これも12年以内とかだったが、遅れていることになるのか?

○尾野:
えっと、ま、全体の希望、状況から言うと、今、決してスムーズに今に至ってるとは言えないかと思っている。

○朝日こつぼ:
他に何か押している主なものはあるか?

○尾野:
そうだな。今ちょっと個別にこれというのは、思い浮かばないが。ま、あの、そうだな、全体としては、個別に大きく押しているというのは、水関係かと思っている。

○朝日こつぼ:
ありがとうございます。

○NHK横川:
今、質問にもあったやつだが、ALPSの装置の取り扱いの関係、明日、寄生庁に追加説明されると思うが(2/1 http://j.mp/Um5Aeg )基本的には、今日、示していただいた資料を宿題に答える形で提出して説明する理解でいいか?

○尾野:
えっと、先ずこれについての議論をして頂く必要があるが、前回説明した時にもう少し技術的に数値とか、細かく評価したような、ええぇぇ、説明、だな、も、してほしい、ということも言われており、そうした、ちょっと学術的なものもあるかもしれないが、

そうしたデータ等も少し整理した形で説明しようかなぁ、というふうに思っている。取り扱い全般の話よりは、もう少し個々のHICの強度評価に関するような材料の特性のようなことであったり、そういったことも含めて質問いただいているので、

そうしたものを整理した形で、ええぇ、少し質問に応えるような形の資料も少し加えて説明することになると思う。

○NHK横川:
理解した。補足して伺うと、つまり、今日提示していただいた資料は、24日に出した(http://j.mp/VkZ6yI)

24日の説明は最後見ていなかったので申し訳ないが、24日に出したものを戒めしているのか、明日出すものに向けてすべからく加えたものを、一般向けに、我々向けに出しているものか、その確認という、

○尾野:
そういう意味から言うと、これは24日に説明した資料と内容は一緒である。頂いた宿題の追加補足する資料が必要かと思っているので、それは今準備しているので、明日、(http://j.mp/WFwHBw)説明できるようにしたいと思う。

○NHK横川:
状況理解した。明日、また別の資料が出るということで、

○尾野:
そうだ。明日、委員会の方で追加資料も含めて、説明させていただくことになると思う。

○NHK横川:
理解した。その上で、この資料で24日の話を聞くのは申し訳ないが、このモックアップ試験は、HOTじゃない状態でやっている試験、ということでいいか?

○尾野:
はいそうです。吊っている画像ですな。あれはHOTじゃない状態でやっている。

○NHK横川:
わかりました。色々動画とか見せてもらってよくわかったが、この資料(http://j.mp/WTzq8E)の中でわからなかったのは、仮に、今、こけてしまったと。

吊り上げた状態で保管場所になんだが、保管場所に移動した後にフックから落ちてしまった後のリカバリーの仕方は検討されているのか?

# 翌日の評価検討会では、万が一、落下、漏えい事故があった場合の処理に対してマニュアルを整備する必要あるとか、いろいろダメ出しされておりました。その時々で考えるような回答してた東電…

○NHK横川:
つまり、中々近づけない場所になると思うが、どういうふうに、遠隔機械で操作して、うまくフックにはめるとか、その辺の検討状況はこの資料に入ってないが、そこはいかがか?

○尾野:
これは落としてしまった時に、ええぇ、転んでしまう高さだとか、そういうことがないように、例えば、ええぇ、今おっしゃってるのは、一時保管エリアのことを言ってるのかね?一時保管エリアのことを?ALPSエリアのこと?

○NHK横川:
はい。保管エリアに近づいた後に、例えば奥の方に持って行っている最中に、ゴロンと何らかの理由でこけてしまったと。横倒しになってフックから外れてしまった時に、どうやってフックにかけ直して持ち直すのか、ということだが。

○尾野:
そういう意味から言うと、動画で見たとおりかと思うが。一時保管エリアの方は、ボックスカルバートの蓋の上、ギリギリぐらいのところを通って行くので、

そういう意味から言うと、万一落ちても斜めの地たり、逆さに落ちたり、という状況が考えにくい場所であったとおもう。

★★★で、唯一、そうなってしまいそうなところというのは、26ページの下の漫画に書いてあるが、ボックスカルバートとの蓋を撮っている入れる先だな。

入れる先の中に入れるときに失敗した場合にひっくり返ってしまう、ということだが、ボックスカルバートは二つはいるようになっているが、先に1つ分入っていたら、スペース的に転ばないので、

最初の一つを入れる時はスペーサーを入れてから入れるようにしようということで、そういうことが内容にしようということを考えている。それから、トレーラーから釣り上げる所では、移動防止のさくみたいなものを作って対応する、ということで考えている。

○尾野:
元々一時保管エリアの方は、クレーンは大型クレーンでワイヤーも二重のものなので、ま、あの、そういったことからいっても、かなり強固なものだ。

○NHK横川:
そうするとフックそのものから吊るしているそのものが落ちる、と言うことはあまり想定していないということか?

○尾野:
そうだな。

○NHK横川:
そうならないようにしているということか?今の話しを伺うと。

○尾野:
はい。そうならないようにしている。ただ、万一落っことしてしまって、ええ、こぼしちゃった場合、どうなるか、という話を28ページの下の段に書いたが、

今回、補強体を付けたことにより、中のHICがわれても外側に補強体があるので、中の物が容易の外に出ない状況だ。で、例えば、29ページにHICの中身の話が書いてあるが、

吸着剤とあるのは、これ樹脂なので、あの、粉末樹脂なんだが、そうしたものだと、仮に中のHICのが壊れても外側の補強体が亀裂等が入ってなければ、

まぁ、粉だから、そう簡単に外に出てこないという事になるしぃ、それから、まぁ、スラリーというのはドロドロした液体。

もうちょっとゆるいが、スラリー上のものであっても、ええぇ、その、補強体自身に亀裂が入らなければ、漏えいは抑制されることになるので、漏えい自信が抑制される期待はあるんだが、

ま、そうは言っても出ちゃった場合の回収手段は、予め手順は考えており、その手順で作業して、実行可能か、ということの評価はしている。

○NHK横川:
わかりました。後、移動中に、吊り上げ中に地震が起きた時の評価は、例えばクレーンとかに荷重と掛かると思うが、その辺のGのかかり方とか、

移動中、これかなり重いと思うので、トレーラーが揺れたりしたことによって転落する、いわゆるバランスが崩れて、ということもあると思うが、その評価はされてるのか?

○尾野:
クレーンそのもの地震は、釣るものに対して十分余裕のあるものを使用しているので、ま、あのう、通常考えラエル範囲で、ええぇぇ、心配することはないと思う。それからぁ、あの、トレーラーの方だが、

トレーラーの方は、要は移動する途中の周辺への被ばくを防ぐために遮蔽ボックスを積んでいるが、こうしたものはしっかりトレーラーに固定しているので、

あのう、、そういう意味では、あのう、ま、移動速度も、あのう、ゆっくり走るし、ま、あの、問題ないと考えている。

○NHK横川:
わかりました。PCVの内部調査の関係で確認させてくれ。しばらくいなかった時期もあるが、2回めの調査について今、レクしたのは、今日はじめてという認識でいいか?http://j.mp/WTzx49

○尾野:
えっとぉ、最初のほうで説明した1号機の、ですな?これは本日始めて説明させていただいた。

○NHK横川:
わかりました。映像をみた分析、青いやつが鉛、ということで説明あったが、要するにそもそもだが、2回めの調査をやったわけではなくて、前回やった奴の映像解析をした結果を説明した、という事でよろしいか?

○尾野:
はい。前回とった映像(http://youtu.be/LD8BNC9F9ic)の解析と、それから加えて、工場側で出来るような確認などを加えた結果である。

○NHK横川:
分析の中で青みがかったものは鉛じゃないか、という分析をされていて。その元と考えられるのが、エンドシールド、カラーシールドだと思うが、

これ、要するに4ページ目の所写真で言うと、どちらも括弧で鉛と書いてあるが、これそのものが今回まるごと溶けちゃってる、と考えられるということでいいか?

○尾野:
エンドシール部の鉛が、そもそもカメラをいれた時に存在していなかったから、溶けて脱落していた、と考えている。

○NHK横川:
そうするとボルトの部分だけが溶ける温度が違うので、○×△※がドロっと溶けちゃったけど、それだけが残ってて、映像に落ちて残ってたよ、というふうにみられるということだな。

○尾野:
はい。

○NHK横川:
ボルトの耐熱温度はわかったりするのか?

○尾野:
ボルトの方は通常の、ちょっと確認してないが鉄のボルトだと思うので、鉛が溶けるような温度では当然溶けないから。ボルトの部分だけが綺麗に残った、ということだと考えている。

○NHK横川:
了解だ。つまり、ボルトの損傷具合というか、溶け具合と、鉛が溶けちゃったという部分で、当時、どんぐらいの温度まで上がってたのか、みたいなそういった、何か分析とかできたりするのかな、とおもったが、そういうわけでもない?

○尾野:
えっと、温度の方は、炉側の共同解析の方で、評価など各号機しており、ま、1号機の場合は生理が溶けるような温度に上がっているということは、不思議がないような経過だったので、まっ、実際の現場の状況も含めて違和感ないと思っている。

○NHK横川:
8ページ目の溶けた可能性のある鉛の総量ということで数字が書いてあるが、4200kg、ま、結構な量だと思うが、

これ、なんというか、溶けていることは先日もわかっていたと思うが、溶けたことにより、含まれている液体への影響とか、あと、これが溶け込んでいることの意味合いは何かあるのか?

○尾野:
量等の関係から見て特に無いと思うが。ま、溶けたものは、あの、ま、付近の、金属の部分に当たれば、そこで付着、最終的には付着しているだろうし。

ま、溶けた状態であればしたの方に落ちていって、水の中に入って破片上で固まった、ということだろうから。鉛自信が下の方にあるという事とか、は、特にそのことは直接関係はないかと思っている。

それからあ、鉛のエンドシール、遮蔽材だな。そういったものの目的は、元々格納容器を貫通している太いペネトレーションの配管で、使用していない配管、予備のペネトレーションだが、これの内とそのとの間の遮蔽効果を高めておくことが目的なので、

そういう意味から言うと、ええ、エンドシールが溶けてしまった所のペネトレーションの外側というのは、ええぇぇ、元々、コンクリの遮蔽が、穴が開いてない所に比べたら、遮蔽効果が落ちていることになるわけだが、ま、あの、

通常の状態であれば、当然、あの、問題はないわけだが、ま、今回のような状況だと、外側は別の理由で、そもそも、あの、線量が上がっているので、線量が高い状態を想定したもので全て活動しているから、ある意味、あの、あまり影響がないと思っている…

# 波形で見ると面白いぐらいに綺麗にフェードアウトしてく尾野氏。最後聞こえないよ… 

○NHK横川:
取り敢えずありがとうございます。

○フリー木野:
1号機の内部調査の滞留水の分析だが、全αの濃度が今年2月末に測定器が納入予定なので、その後で分析予定と書いてある。http://j.mp/TuNjfF これはどういう意味なのか?これまではできていたと思うが。

○尾野:
えっとおぉ、全αの測定についてアルファ核種の測定だな。こちらの方、まっ、当然測定には測定器が必要だし、外部にお願いしたり、あるいは自ら、ということもあるが、

ええぇぇぇ、これは今般、私ども測定器を納入予定なので、それが入ったところで図ると考えているところである。

○フリー木野:
イヤ、そうすると今までのはどうなっていたのか?

○尾野:
それは測定器がある所にお願いして測定したりしていたということだ。

○フリー木野:
1Fか2F でずっと測定されていたと思うが。この調査をしてから、そろそろ3ヶ月になろうかと思うが。

○尾野:
元々こうした測定器を1Fに納入した後でそれを用いて図る予定だったので、こちらについては特に予定が変わっていることではないと理解している。

○フリー木野:
2Fでは今できない状態なのか?

○尾野:
えっとおぉ、全体として、様々な測定が入っているので、そうしたワークロード、優先順位、順番等があるから、そうしたことの結果として、こちらの測定については、新しい機種を納入したところで行う予定をしていた、ということである。

○フリー木野:
私が聞いているのは2Fでは出来ないんでしょうか、ということなんだが。過去はやっていたにもかかわらず、今回、3ヶ月も結果が出てないわけですよね。なぜそんなに遅れるのかなと思っていたのだが。

○尾野:
他の場所でやることは、勿論、2月納入予定の測定器じゃないもので実施する手段がないか、というとそういうことではないが、ま、先程申し上げたとおり、測定の優先順位や、ワークロード等を考え、このタイミングで計りましょうという予定で 

○フリー木野:
2Fの前アルファの測定器はかどうがいっぱいいっぱいですぐに出来ない、そういうことか?端的にお答えいただけるとありがたい。

○尾野:
予定通りの行動をしようとしているということだ。

# 端的に答えて頂けるとありがたい、とタイピングした直後に、卓上テレビから中川家の礼二が漫才で「お前っ端的に答えろやっ!!」って兄貴つっこでるぅぅぅぅぅ!(;゚▽゚)ナニ コノ グウゼン!! 

○フリー木野:
いや、2Fは使えないということか?今いっぱいで、すぐには測定できない、そうい事ですか?ということなんだが。

○尾野:
使える使えないということと関係なく、予定通りこちらでやろうと思っていたということだ。

○フリー木野:
そうすると測定に5ヶ月掛ける予定がどういう根拠でそういうことになるのか?

○尾野:
全体の評価等のスケジュールというの間隔ということか?あの、測定と、正確な測定を行うために、様々な準備や操作が必要だということだから、

簡単に持って行ってすぐに出来るとか、そういうわけでは必ずしも無いわけで、しっかりした測定をしていく事を安定して行うために設備を導入しようとしている問事だし、それらを使う予定だったということだから、そのように理解頂きたいと思う。

○フリー木野:
堂々巡りだが、新しいのを入れるのはよくわかるが、これまでやっていたことができなくなった理由を教えていただきたいのと、今回5ヶ月掛けても問題ない評価だったと思うが、

なぜ、そういう判断になったのか?その辺は説明頂けないのか?急ぐ必要がないと思っているようにも見えるが。

○尾野:
元々急ぐ必要はないと思っている。全αの測定自信は。それから、こうしたサンプルをいわゆる1F所外で測定しようとすると、放射性物質の移送作業が当然発生するから、

全体のことを考えていった時に、測定器は納入した後にやる、というプランで行ったし、そのこと自信、ええぇぇ、違和感のあることではないと思っている。

○フリー木野:
あのう、昨年の春ぐらい、3月、4月ぐらいに放射性物質の移送で2Fに持って行って、2Fで汚染があって、INESレベル1の評価があったと思うが、この事故の影響はあるのか?

# どうせ街は放射性物質で汚いんだし、、で、法令手続き踏まず日常的に管理区域外に放射性物質持ちだし、こぼして発覚、INES評価レベル1を頂いて、会見で報告もせずに、こっそりHPに記載、というあれですな。その上、保安検査官いるのに気付かない。法令は破るためにある by 東電

# でも、元請け以下、下請けには、偉そうに法令守るの当然だという東電。社会通年というか、世間の常識、モラルが通用しない。社員ともども自覚もない。地域独占、殿様商売の電力はどこも同じ。核の利権、原子力ムラ、共通するのは競争ない星の下にいる人々。

○尾野:
いや、特にそれだけ、と言うことではないと思う。

○フリー木野:
わかりました。別件だが、http://j.mp/WTzq8E 多核種除去設備の稼働のところにある11ページの下の段のRO濃縮水の貯蔵量の変化だが、稼働しないと右上がりに上がっていって、ALPSを動かすと右肩下がりに下がっていくグラフはわかるが、

ALPSを動かした後に、ALPSで処理した水がやはり出てくるわけで、そうすると、それは右上がりで上がっていくこのラインのまま上がっていく、と理解できるが、そういうことでよろしいか?

○尾野:
えっとぉ、所内に存在する水の総量ということであればおっしゃるとおりだ。

○フリー木野:
今までも何度か出ていたと思うが、その地下水のバイパスの設備であるとか、遮水壁の工事をされていると思うが、そういったものを動かした場合、どれぐらいの形で変化していくか、というシミュレーションはやっていないのか?

○尾野:
こちらの方は今、明らかに分かっている、要は所与の条件で、こういう傾向を持っている、という傾向を示すために示しているものだが、

おっしゃるとおり、地下水バイパス工事などが出来る事になると、右肩上がりに上がっていく増加の線が、その分、少し緩やかになるような傾向を持ってくることになるわけだ。

ただ、現実にいつからスタートできる、どれだけ大きく、そうしたこと等も不確定性があるから、今、この図の中では現状の状況が継続していった場合にどのような効果や影響が現れるか、ということを端的に説明するようにしているということである。

○フリー木野:
今後、地下水バイパスとか動かした際のシミュレーションはされる予定はあるのか?要するにこのグラフで見ると40万トンのタンク総量の予定をされていると思うが。2014年になる前にいっぱいになるわけですよね。

★★★その後のことを示すのが、この中長期マップであって、だから2021年という数字まで出ていると思うが、その辺の計画みたいなものはないのか?

○尾野:
えっとおぉ、ま、実際に地下水バイパスを稼働させることによって、現実の効果がどれぐらいあったのか、評価できてくると先の見通しの中にしっかりと期待値として入れ込んでいけるかなぁ、と思っているが、何れ、そういう評価はすることになろうかと思う。

# 翌日の評価検討会でALPSの処理水の不透明さについて指摘されてた東電。(´・ω・`)

○フリー木野:
わかりました。地元の漁協の方も知りたいと思っていると思うので、早いほうが我々も少し安心できるが。それからだな。先ほどの港湾内の濃度のチェック、43~47ページにあるが、http://j.mp/Vq75W5

この中の47ページ http://j.mp/WnFuJ3 のところでスクリーンポンプ室の海水中濃度を11月30日と12月6日にポンプのところで採取されているようだが、これはその時に発表していただいてましたっけ?

○尾野:
えっとおぉ、随時、これ、ちょっと資料の見てくれが変わったので、初めてご覧になっているかのように思っているのかもしれないが、

中長期の際に順次、その月に出た成果については織り込んでアップデートしていたので、その時点で確定していた情報であれば入っていたはずだ。

○フリー木野:
この採取した前後ではなく、月末の中長期ロードマップの中に入っている可能性ということか?

○尾野:
情報が確定していれば、入っている。

○フリー木野:
わ か り ま し た。これの中では隣の46ページと47ページの下段もそうだが、Cs-134の濃度は出ているが、Cs-137の濃度は計ってないのか?

○尾野:
Cs-137を中心に見ているが。45ページなどを見ていただければわかると思うが、Cs-134、Cs-137、ええ、

○フリー木野:
45ページにあるが、スクリーンポンプ室の濃度であるとか、これはCs-134は? 

○尾野:
… 上の段のことを言ってるんだな?Cs-137は測定、Cs-134はどうしたんですか、という話だな?http://j.mp/WnFuJ3

○フリー木野:
そうです。

○尾野:
チョット確認がいるかもしれないが、一応、個々の目的というのが、スクリーンポンプ室の中と海中側の濃度差がどういうことか、ということを分析しようということで作業を行ったのが目的である。

そういうことから言うと、より半減期の長いCs-137の報を確認しているということで、いたので、ま、そういう意図があって必要な確認ということなので、Cs-137の方で示しているのではないかと考えている。

○フリー木野:
▼スクリーンポンプ室の採取は、昨年の11月30日が事故後初めてか?直後はやっていたが。その前は?確認して頂けるか?

○尾野:
そうだな。あの、確認してみましょう。仰っているのはスクリーンポンプ室の測定というのは、この時が初めてですかと?

○フリー木野:
もし、過去のものが測定されているのであれば、変化がわかると思うので、数値として出していただければと思うのと、Cs-134だが、今、Cs-137で、シルトフェンスの内外の濃度差の差を見る話があったが、

○フリー木野:
Cs-134で内側を継続的に事故後から見ていけば、ある程度、半減期を考えると漏えいがあるかどうかも確認できなくもないのかなとちょっとおもうので。

○尾野:
ま、あの、過去の測定ということで、これ以外測定が、

○フリー木野:
そもそもあるかどうか。

○尾野:
あるかどうかという所もあるし、▼確認させていただければと思う。

○フリー木野:
お願いする。はい。

○朝日さとう:
中長期ロードマップだが、先ず、多核種除去設備の運転というのは、協力企業にやらせるのか?それとも自前でするのか決まっているか?

○尾野:
これは協力企業も含めてお願いしているので、ええぇ、委託、あ、協力企業にやって頂く。

○朝日さとう:
もう発注済みか?

○尾野:
えっと、契約的な話か?これ、操作や運転ができるような準備は、私どもは既に整っている。

○朝日さとう:
契約済み?

○尾野:
契約も含めて。

○朝日さとう:
あ、そうですか。

○尾野:
はい。

○朝日さとう:
ロードマップ資料28ページの下の段に、50人ぐらいが吸着材の回収に必要となる人数だと書いてあるが、http://j.mp/WnH2ms これはそうすると主に、契約先の作業員が50人ぐらい被曝するであろう、そういう意味合いか?

○尾野:
えっと、被ばくをするであろう、というのもちょっとあれだが、発電所の中の作業だから、あの環境の中の作業ということで、ま、そうした意味では、あの、線量管理が必要な作業、という意味ではそのとおりだ。

○朝日さとう:★★★
▼一人あたりの平均被ばく線量1mSv/日とあるが、最大とどれぐらいになるか?

○尾野:
今、チョット手元にないが、

○朝日さとう:
あとで分かったら教えてほしい。▼同じ資料の53ページに工程変更というのが赤い文字で2箇所出てくるが、http://j.mp/WnHKjr これは変更前はどういう状態だったのか、よくわからないので、細かいのでもしわかったらあとで教えてほしい。広報の方でよろしいので。

○尾野:
▼わかりました。

○朝日さとう:
それから54ページにいろんな労働関係の改善をやっていくというのが書いてあり、http://j.mp/WnIaGB 別の今日出ている参考資料にも出ているが、就労実態アンケート、この間発表されたやつですね。

あれの中で1日作業が終わって変えるときに、スクリーニングを車に乗って汚染を調べてもらうためにすごく待ち時間が長くて1時間経っちゃうと。http://j.mp/WnIN2S

それを何とかしてもらえないだろうか、という声が大変多かったように聞いている。その間も被曝してしまうのではないか、という不安もあるとか。

そこら辺も早速盛り込まれるのかなと思っていが、どこかに入っているのか、引き続き検討中なのか、特に無いのか、如何か?

○尾野:
えっとだな。先ず、前のアンケートを実施した期間も関係してくるが、ちょうどアンケートの回答をお願いするような期間の頃に、あのあたりの運用について改善を試みて、状況が結構変わったりしているところもある。

# 自分に都合よくむりくり解釈するのが得意な東電。電力事業者。

ただ、あの、そうした効果が出る前の答えも相当程度多かったのではないのかなぁと言うことを一つ思っている。それからあ、後、いずれにせよ、車の出入りというのはそこでしている限りはスクリーニングというのは、

これは必要な作業、プロセスになってくるので、これはあの、出入りがあるという条件と、ある程度の規模の人が動いていくことを掛け合わせると、どうしてもある意味やむをえない状況が出てくる。

で、こうしたことを解決していこうと言うことで考えていくと、あの、福島第一の施設の出入りそのものというのが変わってこないと中々難しかろうと思っている。

そういう意味では福島第一発電所への出入り管理というのが、出入り管理する建屋を発電所の入り口の所に建設する工事を進めており、それが竣工が6月頃の予定ということである。

こういうことができてくると、車は外においておいた状態で、そこからなかに入ることが出来る人が多くなってくるので、ええぇ、全体として、あの、出入り管理の流れというのが変わってくるのではないかなと考えている。

ま、ちょっと、短時間でできるもの、それから少し設備的な対応を取らないといけないというものもあるので。ま、そうしたことをそれぞれ進めているところだ。

○朝日さとう:
わかりました。同じアンケートでちょっとびっくりしたんだが、http://j.mp/WnJYzf 作業員の方々が、下着を、使い捨てじゃなくて、下着というか、本人所有の下着ではなくて、

1Fに入って作業するためにこれを着なさいと渡される下着が使い回しであると。クリーニングするんでしょうけど、どうも汚れていて不快である、

そういった声も結構多かったと聞いている。経緯削減で努力されていると思うが、ちょっとあんまりだなぁ、とその話を聞いたんだが、そこら辺はこの改善の中に入ってくるのか?

○尾野:(コゴエ)
ま、そうしたところも含めてできるだけ、しっかりとしていくということだと思うが、チョット言葉の問題かもしれないが、

# 下着等装備品の洗濯をきちんと実施して欲しい → 東電:本年8月より、下着、帽子の洗濯処理を開始し、破損、汚れ等の目視確認や汚染確認も併せて行っておりますが、極力汚れや破損のないものをお使いいただけるように対応してまいりますので、ご理解ご協力をお願いしたします。(゚Д゚)マジカヨ

# 本年8月より、下着、帽子の洗濯処理を開始 ~ それまでは洗濯処理しないで使い回し。(ヾノ・∀・`)ナイナイ 作業員が亡くなって状況わからなくても平気な顔してるんだし。人権ぐらい屁でもないよね、と思ってしまう… 一体、誰の尻拭いしてるんだよという話。

現場に入る際、それに着替えて入っていくことになるが、ある意味、ボトムは本人のものを当然使っているわけだが、その上に股引のようなものを履く。

シャツは支給されたな歌謡のシャツを使う。で、そうしたものを使って、更に上に防護衣等を着ていく、ということになるわけだが、こうした着替えというのは作業員も企業もそうだが、私どもの社員も全て同じである。

で、管理区域の中で使ったそうした下着、下着というか、衣類だな。管理区域から出る際には全て脱いで、クリーニングをして、ええぇぇ、ストックに戻る、という流れで動いており、

コレを利用することに関しては、すべての人が同じ、というような扱いである。で、あの、勿論クリーニングしているが、破損、あるいは汚染等があるものについては、

(コゴエ)ま、それを跳ねていくことはもちろんしているわけだが、十分行き届かなくて不快な思いをさせたという面が、場合によってはあって、申し訳なかったのかもしれないが、いずれにせよ、やはりしっかりやって行きたい部分かと思っている。

○朝日さとう:
わかりました。それから福島労働局関連の資料に(http://j.mp/WAMbXs)電子掲示板という言葉が何箇所か出てくるが、これはどこにあってどんな人が見れるものなのか?

○尾野:
え、電子掲示板か?電子掲示板は、ええぇ、ちょっと待つんだ。えっとだな。電子掲示板は重要免震棟にある。それから、ええぇぇ、通常、作業員、及び、私どももそうだが、出入りする経路に目立つ形で、掲示板なので、設置してあり、そちらの方で見れるようにしている。

○朝日さとう:
とういうことは、現に1Fで働いている人だけが見るものだと思うが、相談窓口も含めてだが、今、いろんな対策が取られつつあり、問題が見えにくいというか、無いというか、それは当然といえば当然で、それは引き続きやればいいと思うが、

過去にいろんな問題が噴出してきて、どうなっていたのかよくわからないという時期があって、その時に働いていた人達向けに、こうした周知活動がどうもされていないように見受けられるが。そこら辺はどうお考えか?

○尾野:
えっとおぉ、まぁ、窓口等を作って、ええぇぇぇぇ、そちらの方に問い合わせをされたい方、ということを、ま、あの、ケアしていく、という話かと思っているが、一義的には現在仕事をしている方の、要は今の状態を改善していくことが一つ重要なので、

ええぇぇぇ、現在、の、状態を改善していくという意味で、意見や、あるいは、ええぇぇ、心配事などを頂くというのが、まずひとつである。それから、もうひとつとして、ええぇぇ、ま、これまで働いていて、

それで、ええぇぇ、今現在は発電所にいないことの方の中にも、ええぇぇ、意見があったり、あるいは、ええぇぇ、そうした方の話から改善につながる、ってなことも、ええぇえ、あろうかとおもうので、窓口としてはそうした方の話も受け入れる、

# 本当に分かりやすい尾野氏。正直者。

というような、ええぇぇ、意図を持っている。でぇ、あのぉ、お知らせする、ということに関して言えばぁ、掲示板だけではなくて、各企業を通じて、周知活動などもしているが、あのぉ、もう少し工夫ができないか、ということについても考えておりましてぇ、

ま、あのぉぉ…… こうした窓口の設置について、ええぇぇ、★★★ダイレクトメールのような形でお知らせする方法がないか、ということも検討準備を進めているところである。

# 過ぎた過去のことはいいじゃないか。一貫した東電の姿勢。弁護士設置した相談窓口はどうなってんだろか。現場離れた人は知る術なく、向こうから問い合わせるのが筋と主張してきた東電。東電側から積極的に事故直後の作業者アクションは決して起こさない。恩を仇で返す、こういう会社。

○朝日さとう:
わかりました。後、偽装請負が、もし、発覚した場合は契約を解除しますよ、とか、一定の期間、指名を停止しますよ、とか、そういったペナルティの強化というか、それはこれを機に取り入れられたんでしたっけ?特にやってないんでしたっけ?

○尾野:★★★
ええ、現在、特にペナルティの強化という事はしていない。

○朝日さとう:★★★
この福島労働局関係の資料(http://j.mp/WAMbXs)に書いてあるあるようなことは、これまでの東電の説明は、

雇用の関係は各協力企業がそれぞれの責任でやるべき事であって、云々、という説明をずっとしてきたわけで、今回、労働局から要請があったというのが直接のきっかけだと思うが、あの、なぜ、東電としてはここまでやらないといけないのか、

○朝日さとう:
に、ついて、どういうふうに考えているか?

○尾野:
先ず、雇用の関係という事で言えば、一義的に雇用を行っている企業と、雇用されている雇用者、被雇用者の契約の問題だから、私どもとしてはその中に割って入っていくことではないという事は、

# これだけの事故を起こしてもなお、実質の尻ぬぐいさせてもなお、人権無視した従来通りの多重下請け被ばく労働の正当性を主張する東電。ブースカは多重下請け労働という問題が存在することすら知らない、何その問題と抜かしておりましたがな。

(コゴエ)基本的にはおっしゃる通りかと思う。で、ただしぃ、あのう、今、発電所の中で仕事をして頂いている中で、ま、あのぉ、労働環境という事に関して見ると、必ずしもいい環境でないことは明らかであるから、ええぇ、我々として環境に対して改善出来ること、

(コゴエ)あるいは、企業側でしっかりと、ええぇぇ、しっかりとして頂く、という事はもとより、望ましい事だ。そうしたことの取り組む、ということである。それからぁ、ここの企業が本来雇用者としてしっかりしなければいけない法令遵守等々だが、

# そうしたことに取り組むって、、行政指導が入らないと決して動かない東電。東電に限った話しじゃない。原子力ムラはみな同じ。

(コゴエ)そうしたことをしっかりやって頂きたいという事については、以前から申し上げているとおり、元請け企業にしっかりとお願いしているところはお知らせしているとおりだ。

○朝日さとう:
あの、労働環境の改善が、福島第一原子力発電所の安全の向上にも資するんだということはお考えか?

○尾野:
チョット直接的な議論ということとは違うかと思うが。あのう、現場の仕事というのをスムーズに進めていくことの一つかと思っている。

○朝日さとう:
わかりました。

○東電石橋:
他に質問はいかがか?

○ファクタ宮嶋:
▼基本的なことで恐縮だが15万トン年間処理すると結局HICは年間何本ぐらい出てくるというのは想定あるんですよね。そんで、結局今のボックスカルバートという貯蔵場所のこれ、既に何本分の用意があるのか?

いわゆる水を処理してくと最大、も、多分、それは公表されてるんでしょうけど、ちょっと分らないんで。それからこういう放射性廃棄物の場合、よく分らない、一時仮保管施設という言葉があるが、恐らく法律上、そういう規定があると思うが。

経年劣化の問題もあるから。そうすると20年経つと、これはどういう形で、まだ出口が見えてないのかもしれないが、どういう事になるのか?

○尾野:
すいません。今、具体的に用意されているかというと、手元に数字は持っていないので、

○ファクタ宮嶋:
確認の上、解答させて頂きたいと思っているが、大体、29ページの下の段(http://j.mp/Vq6mUP)に示しているが、ええぇぇ、ALPSが2系統100%稼働した場合に発生する1年間あたりのHIC量はこの表の真中の列、

○尾野:
ちゃんと足していないが、800ぐらいの数、ということである。で、ボックスカルバートの方は、当面、この発生するものを収容するのに必要な量だけ用意しているが、勿論、必要があれば増設していくことになる。

で、先ほど、非常に遠い将来と仰った、ということだが、こちらについては、今後検討ということになってくるが、何れにしてもHICに貯蔵することにより、大量の汚染水を綺麗にしていく、ということ。

それから汚れたものは非常にコンパクトな形で管理が、要は、大きなタンクに、

# またラップ音 尾野氏ビビる(((((((( ;゚Д゚)))))))) 19時13分頃(1時間43分あたり)シリーズ化しよう。w

安全に、ええぇぇ、管理できるわけはなので、ま、そうした事をしていく、というのは、今の必要にあってるかと思う。

○ファクタ宮嶋:
年間800本、ってことは1000数百トンの水を大体1本にまとめてる、ということになるんですね。

○尾野:
そうですな。

○ファクタ宮嶋:
それでこれ、こうやって動かしていくうちにどんどん良くなっていくとか、そういうことなのか?もう性能的なものは20年間で何本になるのか、すごい数になると思うが、先のことはわからないということ。なんでしょうなぁ。



○尾野:
そうですな。ま、ALPSの基本的な性能から、ま、これぐらいと考えているが、もちろん今の時点でどうこう言うことではないが、

あの、実際に、ええ、運転等をしていくともう少し少なくて済むとか、もう少し多いとか、いうことはあるかもしれないが、その辺りは、ちょっと今の時点ではなんとも申し上げようがない。

○東電石橋:
他に質問ある方はいるか?まだ質問してない方はよろしいか?では最後。木野さんどうぞ。

○フリー木野:
今のボックスカルバートの関連だが、これも確認頂ければと思うが、今現状ある本数で、どれぐらいのスペースを取っているのか?面積ですね。

それがベースになって掛け算すれば20年でこのぐらいのスペースととれると思うが、その辺の見通しというのがどうなっているか分かればと思うが、確認ただけるか?

○尾野:★★
えっとぉ、今、HICを最終、あれだな。移動させる先の一時保管施設だが、こちらの施設面積は6000m2だ。

それから、今、数字が来たが、36基のHICを貯蔵できる箱が今ある、ということである。で、勿論必要があれば増設できる、こういうところである。

○フリー木野:
そうすると単純計算で11年で700、これ、1ヶ月で6000m2 使っていく、そういう事か?

○尾野:
いやちがう。ほぼ1年。

○フリー木野:
1年ですね。それ、10年で6万m2、20年で12万m2なのか?これは見通し、場所は立っているのか?

○尾野:
えっとぉ、これはもぉ、必要な場所だから、あの、順次建てていくことは出来る。

○フリー木野:
今、発電所の敷地は36万m2ぐらいでしたっけ?

○尾野:
すいません。ちょっと今、、

○フリー木野:★★★
あとですね。今日頂いた被ばく線量の分布の数でちょっと確認出来ればと思うが、http://j.mp/WAKQ2T http://j.mp/VydHlc

一番最初の被ばく線量の10月に協力企業の方が、5mSv以上の被曝をしている人が10月が140人で11月が133人で、12月が178人。全体の被曝量は均してしまうとそんなに変わらないが、

これ、12月の被ばく量が5mSv以上の方が前月に比べると30~40人ぐらい増えている原因はどのように把握されているか?どういった作業でこういう増え方をしたのか?

○尾野:
5mSv以上の方か?

○フリー木野:
協力企業だが。

○尾野:
特に今、手元では確認してないが、月々の… 

○フリー木野:
いや、月々の平均被曝量は、そんなに協力企業の方は変わらないんだが。

○尾野:
ま、でも、全体の中のバラつきということで考えて、特に、急激に増えていることでもないかとは思っているが。

○フリー木野:
あの、全体の中のバラつきとはいえ、10月と12月で協力企業の方、4655と4633、要するに全体の数字が変わらなくて、5mSv以上の方が20人。

これ、要するに高線量で被曝される方というのは、みんながみんな、というわけではなく、特定の作業に集中すると思うが。このへんはどのように把握しているのか?

○尾野:★★★
えっと、先ず、これ自信(http://j.mp/VydHlc)は全体の傾向を把握であるからぁ、ええぇぇ、全体傾向として、先ず、5~10mSvというところも、特に高いと言うことではないしぃ、ええぇ、ま、全体の中でこういう数字になったことかと思っている。

# 決して個別の、作業ごとの被ばく状況を明らかにしない東電。事故後、一貫した姿勢。

○フリー木野:★★★
あの、今、5~10mSvは特に高い数字ではないとおっしゃったが、年間上限20でやってる方にしてみると、この1ヶ月で5~10mSvは高いと思わない、というのは私には全く理解が出来ない。

それは東電としては5~10mSv、月に10mSvぐらいであれば、特に問題ない、そういう認識が今でもあるということなのか?

# いいのです。仕事ないこのご時世、スペアはいくらでもあるし、仕事欲しけりゃ偽装でもなんでもうまくやれよと思ってるから。自らそういう状況に追い込んどいて、法令守らない下請けが悪いと主張してきた東電。これからもその姿勢にかわりなし。日本が世界に誇るブラック企業。

# 日本人は事故を起こしたからブラック企業の大賞受賞した、とか勘違いしてるんじゃなかろか。国費投入で生きてる会社が、未だに事故以前からの著しく不平等且つ人権無視した就労システムを堅持する。これがないと成り立たない原発。国費投入している時点で日本人も東電の片棒担いでるも同じ。共犯。

○尾野:
えっとおぉ、こちらの方は、年間通じて全体として法定の管理の中にしっかりと収めていくことは、ええぇぇ、出来れば、よろしいと。いうことであるし、ので、ま、そうした、ええぇぇぇ、管理がぁ、全体的な状況として、あのう、

# 東電のいう法定とは上限50mSv/yのこと。これは高いので多くの協力企業は20mSv/yで事故以前はずっとやってきたのに。東電が事故収束にあたって強要しているという事実。仕事を続けるためには偽装せざるを得ない状況に追い込まれる労働弱者。一貫して知らぬ存ぜぬ通す東電。

# 普通はそこまで行かないだろうということで上限20mSv/yでこれまでやってきたのに、事故が起きた途端、東電に法令理由に上限50mSv/y を強要される。これまで20にも届かなかったのに事故収束では確実に50に届く作業を強要。怖いよね。東電に相手の気持ち考えるロジックはない。

○尾野:
難しくなっているというようなことではないと思っている。で、個別の作業や個別の話に関して言えば、ええぇぇ、それぞれ、作業の中で、ええぇぇぇ、管理されてく、べき内容、と、いうことである。

○フリー木野:
年間で法定管理に納めれば良くて、管理が難しくなっているのではない、という話があったが、そうすると個別の作業で高線量の被ばくをする作業がどういったようなもので、何人ぐらいで、という全体の工数も把握されてると思うが、それは説明頂けないのか?

○尾野:
えっとおぉぉ、従前から話しをしているが、あの、特別な、トピックス的な工事だな。こう言ったような、ええぇぇ、まぁ、先程のPCVの内部調査みたいな、も、そうだが、ああした、ええぇぇ、作業というのは、ええぇぇ、

敢えて、線量の高い建屋の中の作業だったりするからぁ、ええぇぇ、高いと言うようなことはある。ただぁ、あのう、何度も申し上げているが、こちらで見せているのは、所内全体の、ええぇ、傾向、ということでぇ、ええぇぇ、見ていった時に、ええぇ、

線量増加、というのが、ええぇぇぇ、ある意味、今、示しているような、ええぇぇぇ、全体的な傾向の中に収まっていると、いうことを説明している書類である。

# 耳にタコ出来るほど聞いた。それは知ってる。それじゃわからないという話し。何でそう、ひたむきに実像を隠そう、隠そうとするのか… 

○フリー木野:
全体の傾向の中で収まっている話しは以前にも伺っているが、要するに聞きたいのは、さっきおっしゃったように、高い線量の作業はこれからどういったものがって、どれぐらいの工数が必要で、どれぐらいに人工が必要で、

# ALPS HIC の貯蔵管理にしても 1mSv/日 という試算出してるし… この先、どういう問題が出てくるか分っているのに。事故収束労働問題にしてもALPS処理水にしても、将来の不味い見通しは世間の目から遠ざけるのが東電広報の重要なミッションとしか思えない。

どれぐらいの被曝量になるかというのをどのように把握されているのか、というのを何度も伺っているんだが。

そういうのはない、という話だったが、ないというのに、先ほどそういうのは管理できると言ったり、言ってることがよくわからないんだが。あるのか無いのか、そのへん明確にして頂けないか?

# 今ある問題すら先送り。ツケ先送り。先送り大好き原子力ムラの面々。今、自分たちが生きてる間、儲かっていい思い出来ればそれでよし。競争のない核の利権。群がる政治屋。目先経済無視する無責任人主張 vs. 先の見えた将来の問題無視する無責任主張

○尾野:
えっとおぉ、今後の先々のことということで言えばぁ、個別の工事などが、具体的に決まってくれば、それに応じた線量計画というのが立ってくる、

○フリー木野:★★★
今見えてる範囲でどういった工事があって、というのは一度まとめて頂けないか?例えば半年先、1年先で。

○尾野:
ええ、そういう意味でぇ、

○フリー木野:
それ、予算立てて計画されていますよね。

# 東電が出す被曝に関する情報は厚労省に指示されて渋々出してる月例のこれだけ。http://j.mp/WAKQ2T 自らは絶対出さない。絶対記録に残しません。http://j.mp/WITPzi

○尾野:
整理していくというのはぁ、なかなか難しい面がありましてぇ、現実の議論というのは、環境の悪いところの作業は、環境を改善するために線量提言対策であったり、あるいは除線のロボット工事みたいなことの検討だとか、こういうことをさせて頂いているところだ。

○フリー木野:
いや、そういったことをするのは当然であり、それのベースになる数字としてどういう工数が必要なのか、当然把握されていると思うが。それはないのか?やはり。工数把握されてない、ということで良いか?

○尾野:
厳密な意味でぇ、、あのぉ、現場の工数というのは事前に評価するのは難しいことだとは思っているが。相当先のことを踏まえてですよ。

○フリー木野:
相当先ではなくて、見えている範囲で結構なんだが。それも中々工数は把握できないということか?

○尾野:
えっと、今現在行なっている作業や、至近の作業に関して、どれぐらいの要因が必要かということに関しては、請負の企業側で人の手配等をする関係でしているが、

まっ、そうした中では、あのう、作業に必要な人は当面確保できる見通しは得ていると。そういう形では確認はしている。

# 東電が確認した訳じゃなくて、丸投げしている元受けが、そう言ってるからそうなんだろうということで。

○フリー木野:
見通しがあるのであれば、その数十数と、作業の内容を説明頂けないか?

○尾野:
えっとおぉ、仰っているような整理はなかなか難しいんではないかなあ、と 

# なかなか難しい。そんなこと公表しちゃったら求人に人が集まらなくなってしまうからな。なんのリスク説明もない求人。多重下請け労働弱者がなんかやったら、法律守らないほうが悪いと言い放ち、東電様は作業従事者登録抹消するだけのお気楽商売。

○フリー木野:
いや、今、見通しがあるとおっしゃいましたよね。内容を把握されてないということか?見通しがあるという報告を元請けからもらっているだけで、内容は御社で把握されていない、そういうことか?

○尾野:★★★
個別の作業における線量管理や、その具体的な方法、つまりひとつの作業をするときに大勢の人で、ええぇ、短時間ずつ分けていくのか、あるいは、ええ、それをもっと大勢の人でさらに小さくしていくのか、といった、

こういったことは請け負った企業側で計画を建てていくことなので、あの、何度も歯がゆい答えで申し訳ないが、あのう、仰るような整理というのを簡単に示してくれと言われても、あの、難しいということだ。

○フリー木野:
わかりました。ありがとうございます。

# ほらね。丸投げ。答える気がないというか、東電は知らないだけ。被ばく状況を確認するにも回答にものすごく時間がかかるのも、元請けに指示出して、元請けが下請けに指示出して、それがいくつも繰り返される伝言ゲームやってるからなんだろうな。事故を契機に新たな法的枠組みが必要。

○朝日さとう:
▼中長期ロードマップの資料85ページのまとめた所の右側のページに9~11月の3ヶ月において、1ヶ月の間に1日でも従事者登録の状態にあった人数は約8000人であり、実績人数は6000人という数字が載っているが、

▼この8000人は東電社員と協力企業の作業員合計のようだが、その内訳と、実績が約6000とあるが、これは延べなのか、実人員数なのか。それから東電社員と協力企業の作業員の内訳、後でいいので教えてほしい。

○尾野:
後ほどでいいか?じゃあ確認の上。

○東電石橋:
それでは本日の会見はこれで終了。明日は予定通り定例の会見を開催する。



~ 終了 19時26分(1時間56分)

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