作業報告 昨年12月4号機廃棄物処理建屋内 空調ダクト漏えい。水は雨水。ドレンホース設置対策終了報告。建屋開口部空気中放射性物質分析結果は特記事項ない旨の報告。
会見で指摘のあった温度上昇している2号機RPVベローシール部の温度計TE-16-114R-2 を「監視に使用可」から「参考」へ。
温度計評価は月例でまとめて行う主張して、状況説明を強く求められていた事に対する回答。離れた他の温度計と挙動が同じ事に関しては偶然だろう認識。
テレビ会議映像の視聴時間を2日前の事前予約制となる2月4日より、10時~17時まで1時間延長するとのこと。ほか。質疑中心会見。
【質疑】
- 東京(▼テレビ会議-海洋漏えい時期認識)→
- おしどり(▼2号機温度計*)→
- フリー木野(▼2号機温度計*・2号機ブローアウトパネル-閉止進捗-▼付近の空間線量-▼作業人数と被ばく管理)→
- ニコ(テレビ会議-海洋漏えい時期認識・1F/2F/安定化センター女性社員内訳・▼1F女性社員変遷)→
- 朝日(ALPS・2号機ベント管調査-東芝4足歩行ロボのその後)→
- 木野(汚染水放射性濃度・2号機ブローアウトパネル・テレビ会議4月12日以降分・テレビ会議映像-国立公文書館寄託)→
- 村上(1~3号機注水量変動・使用済み燃料プール浄化装置のその後)→
- ニコ(テレビ会議-公文書-コスト)→
- おしどり(2号機温度計*)→
- 木野(元請け以下作業員被ばく線量上限・専門性作業員確保問題・キーパーソン被ばく把握・▼機器貯蔵プール現状)
1月23日プレス
○福島第一プラント
- 福島第一原子力発電所の状況(記者会見資料) 2013年1月23日
- ★★★ 福島第一原子力発電所2号機原子炉内温度計および原子炉格納容器内温度計について(PDF 481KB) ← 抜粋(http://j.mp/ZvXdQJ)
○環境モニタリング・サンプリング
- ★福島第一原子力発電所敷地内外における降下物中の放射性物質の核種分析結
- ★福島第一原子力発電所 建屋開口部における空気中放射性物質の核種分析結果(PDF 92.0KB)
- ★福島第一原子力発電所 建屋開口部等における空気中放射性物質の核種分析結果(PDF 91.8KB)
○指示・報告
- ★★実用発電用原子炉における高経年化対策に係る事業者からの申請に係る当面の取扱いに関する原子力規制委員会からの指示文書受領について
- ★福島第一原子力発電所における高濃度の放射性物質を含むたまり水の貯蔵及び処理の状況について(第83報)
○その他
1月22日プレス
○福島第一プラント
○環境モニタリング・サンプリング
○その他
■福島第一の状況
○一杉:
定例会見を始める。よろしこ。
○尾野:
福島第一の状況 http://j.mp/Vjf6S1
[原子炉および格納容器の状況]
1~3号機注水状況安定。
[圧力容器下部温度]
示したとおりで特記事項ない。
[格納容器圧力と水素ガス濃度]
特記はない。
[使用済み燃料プール]
1~4号機まで循環冷却システム運転中。
[タービン建屋地下溜り水の処理状況 ]
2号機タービン建屋から3号機タービン建屋に10時05分まで移送実施。3号機タービン建屋からプロセス主建屋に14時15分まで移送実施。6号機タービン建屋から仮設タンクに15時まで移送を実施。
[水処理設備および貯蔵設備の状況]
キュリオン運転中。下にポツが5つほどあるが、下から2つ目。★サリーの配管部の健全性検査、非破壊検査が完了したということで、
サリーを停止し、配管部の健全性の確認試験を案内のとおりだが、RTの試験だな。こちらを実施していたが終了した。★特に以上はなかったということで、明日以降、ラインナップに復帰できる見通し。
[その他]
下から2つ目。★12月に案内していたと思うが、4号機の廃棄物処理建屋内の1階の通路の上にある空調ダクトから水が滴っているということで、調べた結果、こ
れは雨滴であるとい事がわかったが、こちらの方の処置のためのドレンホースの設置が終わったということで案内している。
■高濃度の放射性物質を含むたまり水の貯蔵及び処理の状況★★
2点目。水処理週報の83報だ。「福島第一原子力発電所における高濃度の放射性物質を含むたまり水の貯蔵及び処理の状況について(第83報) http://j.mp/VjfgbX」添付1 http://j.mp/VjfgZH
建屋滞留水状況 1号機 13,900m3 2号機 22,800m3 3号機 23,100m3 4号機 17,600m3 合計で1~4号機貯蔵量 77,400m3。
プロセス主建屋に移送されて貯蔵されている量だが、貯蔵施設側(プロセス主建屋17,490[★+3680]+高温焼却炉建屋4,140[★+900])★合計 21,630m3。先週の処理量 ★60m3。サリー停止で処理量少なくなっている。
# (先週)1号機 13,800 2号機 21,800 3号機 23,100 4号機 17,400 合計値 約76,100m3 貯蔵施設プロセス主建屋13,810+高温焼却炉建屋3,240 計 17,050m3 処理量 約 4,490m3。
稼働率サリー0.7%。廃スラッジ使用済みベッセル+0本。ROを通して処理の終わった量だが、濃縮塩水受けタンク量 221,786m3[+1025]、淡水受けタンク22,167m3[-1558]濃縮廃液貯蔵槽 5,493m3[±0]iwakamiyasumi2
# (先週)キュリオン0%、サリー58.4%。使用済みベッセル+0本。濃縮受けタンク220,761m3、淡水受けタンク 23,725m3、濃縮廃液貯槽 5,493m3
裏面。今週から来週にかけての処理予定。サリー運転再開予定なので処理量は増える見通し。添付3http://j.mp/VjfgZH 2号機、3号機タービン建屋の水位の見通し。2号機タービン建屋はOP3000mmを中心にコントロールできる見通し。
3号機タービン建屋についても同じくOP3000mmを中心にコントロール出来る見通し。グラフ一番下。★濃縮塩水タンクの容量、貯蔵量の関係だが、貯蔵量に対して濃縮塩水の量は対応関係が取れている見通し。
■1F建屋開口部等における空気中放射性物質の核種分析結果
それから、★手元に「福島第一原子力発電所 建屋開口部等における空気中放射性物質の核種分析結果 http://j.mp/VjfiRg 」定例で出しているデータだが、突起する状況はなかった。
■福島第一原子力発電所2号機 原子炉内温度計及び、原子炉格納容器内温度計について★★★
その次。「福島第一原子力発電所2号機 原子炉内温度計及び、原子炉格納容器内温度計について http://j.mp/147aqPB」という資料が1枚入っていると思う。
こちらだが、毎月出している温度計評価から抜粋して持ってきた分だが、1月7日(http://j.mp/ZvXdQJ)のページにすると4号機なので12頁だったと思うが、に、あたる部分である。
▲http://j.mp/VZtGfW
それで、先般質問頂いていた2号機の温度計で温度上昇が行われていた場所がどこで、どういう解釈であるか、ということだが、
この絵の中で示すと質問を頂いていた温度上昇をしているという温度計が、格納容器上部のほうで紫色のマルが付いているTE-16-114R-2というものである。
表で見ると第77番に相当しており、RPVベローシールエリアの温度計ということである。で、実は同じような場所に幾つか温度計があるわけだが、ベローシールの温度計は70~77番までがそれに相当する温度計になる。
で、うち、70、71、72番というものは、温度計として生きてないので、こちらと77番の動きを比べると71番から72番は今月の間安定して50度近辺の一定値を指し示している。
で、ほとんど同じ場所にある77番だけが温度が変わっているということで、この77番が監視に使用出来る、という判定にはならないだろうということで、
★★★77番は参考に落とすということで処置をしているということである。で、本日、そのような判定をしているのでお知らせしたい。
で、おしどりさんから質問があったが、他の温度計との動きで似ているように見えるが、どうだろうかという質問だったと思う。
★★で、頂いた質問の中の似た動きをしているとおっしゃった温度計というのは、原子炉下部のスカート部で26番、青いマークがされている場所だが、こちらと当該の場所はかなり離れている場所なので、
動きとしての相関、ということでは近くのもので比べたほうがいいかと思うが。当該の26番は表で見ると赤い丸印が付いており、既に故障判定がなされているものであり、
★★★温度計としての信頼度は既に無いと判断しているので、動きが似ていると見えることが、ある意味、偶然的な要素があったものと思っている。
ちなみに配線関係で同じ端子台を通るかどうか、ということだが、温度計については格納容器から外に出る、ペネトレーションという部分で、
いったんすべて同じ端子台を通るので、全てここに出てくる温度計は、ペネトレーションの部分、格納容器から出る部分の内側だが、そこで全て同じ端子台を通ることになる。したがって端子台の関係で見ていくことも難しいということである。
私からは以上だ。
○一杉:★★★
それでは質問を受ける前に2点、連絡がある。テレビ会議映像の視聴時間の関係で1点連絡である。
本日から追加分を公開しており、既に案内にように部屋の改修の関係で2月4日から別の102号室。また、申し込みを事前にいただき、一般の受付でさせて頂くという形にしているところだが、視聴時間を午前10時から午後4時としていた。
で、先週、これはニコニコ七尾さん、おしどりさんはじめ、もう少し時間を。見る時間を延長してくれないかという要望を承った。で、我々として検討し、この2月4日の変更に合わせて、★★★視聴時間を10時~17時に1時間視聴時間を伸ばすので、併せて案内する。
それでは質問を受ける。(14分)
■質疑
○東京新聞清水:
テレビ会議の関係だが、今日、見させて頂いて、気がづいた点、聞きたいことをことがありましてえ、見ていると今回公開された分が、汚染水が海に流出するのが分かるちょっと前ぐらいの段階だと思うが、色々見ていると、
海の近くのトレンチ近くまで、もう汚染水が漏れているんじゃないか、というようなやり取りもあり、その段階で、あの時点で例えば結果的に海に流出することになったピットのひび割れなんかを埋めるとか、
そういった対応はできなかったのだろうかと疑問に思ったが。どうなのか?実際当時の状況として。
○尾野:
▼えっとおぉ、ちょっと、そこの状況のやり取りなどは確認してみないと正確な回答は難しいと思うので、確認したいとは思っているが、
ま、、あの、時点だな。まあ、、当時の状況というのは、かなり、あの、、ある意味、一杯一杯の中で対応していた、ということもあるので、ま、様々な、ええぇ、情報というのは飛び交っているのかもしれないが、
全体としてその時点、その時点で出来る限りをしている中で、しかしながらこのような迷惑を掛けるに至った展開ではなかったかなと理解している。
○東京新聞清水:
わかりました。それと汚染水が海に漏れでたのが、4月2日のピットのひび割れから漏れていたことがわかった時点で、その時点で初めて流出した、と東電はずっといっているが、
どうも、それ以前から、気づいていたかどうかは別としして、それ以前から漏れていた可能性が高いんじゃないかと思うが。その認識はなにか変わりないか?
○尾野:
えっと、そこは、あの。先ずピットの中に汚染水が入ってくるための経過というのが必要なので、そういうこところから言うと、タービン建屋の推移がある一定以上上がって、ピット側に流出していって、
ピット内に溜まるというプロセスがないとピットの先まで汚染水が行かないわけだが、全体の動きから当時評価していたものは、そう、大きな違いはないと思っている。
○東京新聞清水:
そうすると4月2日の時点ではじめて海に流出したと。
○尾野:
(コゴエ)そうですな。
○東京新聞清水:
それ以前は出ていなかったと?
○尾野:
(コゴエ)エット、そのようにぃ、ええぇぇ評価はしている。
○東京新聞清水:
そのピット意外の場所から漏れていた可能性はないわけか?
○尾野:
(コゴエ)えっとおぉ、その後ぉぉ、あのう、他の場所から漏洩しているようなものも、ええぇぇ確認されたりして、その都度、対応をとったりしている、状況もあるので、あのうぉ、ま、様々な、あのぉ、場所から、漏えいが起きた、ということが、まぁ、
経過としてはある。ある。それがどのタイミングからなのか、に関して言うと、発見されたものはその場その場の状況に応じて、この頃から、この頃であろうと、とその時点での評価をした上で、放出量等の評価などしているところだが、
まっ、あれだけ広い施設だからぁ、ええぇえぇ、ある意味、気づかない状況の中で漏えいがなかった、というようなことまで言うことは難しいとは思っているが、結果的に確認されたところについては、
その都度報告し、その都度、対応してきたという状況かと持っている。
○東京新聞清水:
そうすると4月2日以前に漏れていた可能性もあると?わかんないということは。
○尾野:
それは、厳密に言うとわからないということだが、
○東京新聞清水:
ええ、そうなんですけど、これまでは4月2日以前はないと断定している。
○尾野:
えっとおぉ、先ず、あのう、具体的にあったか、ということを具体的にあった、ということはない、と考えている。ただぁ、あのう、、
厳密な意味で他の場所の可能性はゼロですか、と聞かれると、まぁ、ゼロというふうに断言する性質のものではないと思っている。
そういう意味で申し上げたが、実際には現実問題として、具体的な漏えいが確認され、ええ…、対応していく必要が生じたのはおっしゃるとおり4月2日ということでいいかと思う。
○東京新聞清水:
うぅ、わかりました。ただ可能性としてはゼロではないと。
○尾野:
まっ、その具体的に事象としてあるなしが判定されているのはそこだということだしぃ、それ以前の状況というのはピットに水が満水になるまでの水位上昇とか、
そういうプロセスを経ているので、必要だから、あの、ある意味、それ以前に、ええ、がい然性というのは、そう大きな問題ではないと思っている。
# 屁理屈… だからそれ以前はないと主張できる東電。
ですからぁ、可能性はゼロではない、という言い方になるが、事実上、何時から、という判断を我々はしているということだ。
○東京新聞清水:
そうした中で4月2日以前は漏れていないということで、色々その他の対応に追われ、事前にピット埋める、そういった漏出防止対策は取れなかったということ?
○尾野:
そうだな。時間として、要はその時間、時間でリアルタイムで動いていっている仮定においては、まさに仰るとおりだ。
○東京新聞清水:
わかりました。ありがとうございます。
○NPJ吉本おしどり:
2号機の熱電対について、回答と図をありがとうございました。本日、RPVベローシール部と支持スカート上部の温度計の熱電対の傾向は、同じように若干下がっていて、
やはり同じ挙動をしている。なので、もう少し質問させてほしい。先ず、保安規定138条についてだが、御存知の通りLCOの条件が5つあり、温度にかするものが二つ。
圧力容器底部温度が80℃以下というのと、もうひとつ格納容器内の温度が、全体的に著しい温度上昇傾向がないこと、とあり、
これは同じ部分の熱電対がそんなに温度が変わらなかったという意味で、全体的というのに当てはまらないかもしれないが、しかしその場合の判断は、技術チームが運転保守管理マニュアルに基づき、
一時的な計器指示不良ではないと判断した場合に、このLCOを満足しているとみなさない、とあるが、今回、1月7日(http://j.mp/ZvXdQJ)にベロー汁の熱電対が監視に使用可になり、温度上昇をしてから、
これは技術チームの判断、この77番のベローシールの熱電対が参考程度に落とすという発表が遅かったように思うが、それは技術チームがこの判断を温度上昇をした段階でしていたということなのか?
○NPJ吉本おしどり:
どの段階で?本日発表ということだったので、その対応のタイミングについてお聞きしたい。
○尾野:
えっとおぉ、まだ、下部の温度で評価していくよ。ということについては、あの、おっしゃるとおりで、ええぇぇ、
下部の温度について所定の温度台を満たしていることは明らかであると。それから、今回、今、わかり易いすぐ近くの場所で示しているが、ええぇぇ、
# 会見で指摘されたから。なんて口が裂けても言えないわぁ疑惑。
○NPJ吉本おしどり:
あの、この下部の温度とともに格納容器内温度というのもLCOの条件にはいっているが、これを逸脱している可能性があったのではないか?
○尾野:
えっとぉ、そういう意味から言うと、格納容器内の温度計で、今ほど、分かりやすいのでぇ、当該の77番の直ぐ側の、ええぇ、3つ。ええ、あるが、これ、動きが全くないですよ、ということで話しているがぁぁ
○NPJ吉本おしどり:
その判断を温度が、77番の温度計が上昇した、熱電対が上昇した時に、技術チームが、運転保守管理マニュアルに基づいて判断したということか?
○尾野:
総合的な状況として格納容器の状態が変わっていると判断していないので、ええぇぇ、、まっ、仰るような意味で言うと、あの、格納容器内の状況は変化しているとは、我々としては捉えていないということである。
○NPJ吉本おしどり:
温度計のベローシールと支持スカートの熱電対の上昇は1月14日に始まったが、1月14日、若しくはその近い日にちの段階で技術チームが判断したということか?
何時のタイミングで77番の温度計は参考に落とされたのか?それは今日とおっしゃったが、技術チームが判断したのが今日ということか?
○尾野:
先ずは26番だな。下部、スカート部だな。スカート部の温度計については、1月に入る段階ですでに故障と判断しているから、こちらの方は判断にはもとより使用していない。
それ以外、格納容器内の温度計は77番の動きというのがあるが、全体として他の温度計の動きなどを見た上で格納容器の状態が変わっていると言うことではないっというふうにみているので、そう意味から言ったら、状態が変動しているとは捉えていないということだ。
○NPJ吉本おしどり:
質問の趣旨が伝わっていないかもしれない。保安規定138条のLCOの条件は、圧力容器底部温度とともに、もうひとつ格納容器内の温度、全体の温度もあるので、1月7日(http://j.mp/ZvXdQJ)の時点で「監視に使用可」
となっている熱電対が14日に上昇していた件は、どのタイミングで技術チームが判断していたのか、という日にちを知りたい。
○尾野:
温度計がぁ、指示が上がっているということは随時監視委しているから、承知している。その上で格納容器全体としての状態変化が起こっていると言うことではない、ということであるから、そう判断している。でぇ、
○NPJ吉本おしどり:
それはこの保安規定138条に基づいて技術チームが判断したということですね?
○尾野:
そうだな。でぇ、その
○NPJ吉本おしどり:
わかりました。ですから、その日にちを知りたい。
○尾野:
あ、そういうことですか?えっとおぉ、ちなみにだな。温度計の、ええぇ、ようは、、判定、判断ということで言うと、故障判定はそれはそれとして、
ええぇ、ルールに基づいてやっているので、ええぇ、そうした判断、動きがあった場合にどういうプロセスで故障判定するかという判定フローがありましてぇ、それに従ってぇ、本日、当該の温度計はぁ、
ええぇぇ「監視に使用可」ではない、という判断をしているということだが、
○NPJ吉本おしどり:
本日ですね?技術チームが判断したのが1月23日ということですね?
○尾野:
ぇぇ、
○NPJ吉本おしどり:
14日に温度上昇が、
○尾野:
ぇぇ、
○NPJ吉本おしどり:
14日に温度上昇が「監視に使用可」の熱電対が上昇したのを保安規定138条に基づいて判断したのが1月23日ということですね?
○尾野:
そうです。それでぇ、えっとぉ、格納容器内の動きということで言いますと、格納容器内の全体の状況で判断していくことになるわけだが、
じゃあ、どの温度計を中心に判断していくか、という事については、エットおぉ、温度計の1月7日の温度計信頼性評価の資料(http://j.mp/ZvXdQJ)8ページを見ればいいかと思うが、ええぇ、
○NPJ吉本おしどり:
はい。その時点でベローシールの77番が「監視に使用可」になっていましたので。
○尾野:
それでぇ、その中に138条との関連で、ええぇ、使用する温度計というのが、ええぇ、明記されており、当該の77番は138条との関連での対応温度計にはなってないので。あのう、そういう意味では、全体状況の判断ということと関わっていないということだ。
○NPJ吉本おしどり:
わかりました。熱電対が上昇した日にちぐらいから、空間線量モニタリングポストの1番から8番まで一貫してゆるやかな上昇傾向にあるが、これの何か、東電での評価はあるのか?東電の故障判定基準だが、
昨年2月も同じように2号機圧力容器底部が温度上昇し、その報告書を見ると、他の温度計と違った挙動を示した温度計の抵抗が30%上がっていたというのが経験則として上がっていたが、
今回77番のベローシールの熱電対を「参考」に落としたのは、他の温度計と違った挙動という条件だけだったのか?若しくは抵抗はなにか測定したのか、ということを聞きたい。
後、熱電対のシステム構成図は配線構成図や結線図など、やはり一度示して頂ければ、ありがたいと思うが。
○尾野:
先ず、
○NPJ吉本おしどり:
すいません。後、去年の2号機圧力容器底部による温度上昇の報告の件で、アニュラス部に燃料デブリがくっついている可能性がある。
若しくはベローシールに加熱用気が溜まる可能性があるなど、色々な可能性が書かれていたが、今回はそういう故障以外の可能性は想定しなかったということか?
○尾野:
今回、先ず、フローの方というのは、1月7日の資料を見ると算定フローというのが出てくるが、判定フローで熱電対の抵抗を測定することで明らかに機械的な故障を明確に言える状況になっていれば、その時点で明確に故障と判定できる。
そうなってない場合は、関連温度計等の動きを見ていって判断するという判定フローになっているので、そうした判定フローに従って判断していくという流れになっている。それが一つ。それと、もう一つ。元々今回、条件が変わってないから、
突然、ベローシール部にデブリがつくような必然性もないので、改めてそのようなことは申し上げていないが、あと、先ほど言っていたモニタリングポストとの関連のことだが、結論から言って、ないと思っている。
というのは、2号機からの格納容器からのエアは、格納容器ガス管理システムで、常時監視、管理しており、そうしたところから、ええ、特段の変動、変更がないことも承知している。
一方、モニタリングポスト側の状況は、私は、今見ていないからど言うことをいっているのか、掌握していないが、モニタリングポストは天候、降雪や降雨など外的な影響を受けて変動する傾向もあるので、
どういった条件によって変わっているかにもよるが、何れにしても2号機側の関連はないと考えている。
○NPJ吉本おしどり:
ありがとうございます。その天候の件だが、1周間や2週間でゆるやかに上昇しており、降雨の前後も含め、晴れている日も含め緩やかに上昇しているので、東電としてどのように評価しているのかお聞きしたかったのと、
後、去年の2月に圧力容器底部が温度上昇した時も、少し前に注水量を下げて、その後、温度上昇が見られた。それは熱電対の故障ということで、去年も注水量を下げたことは何ら条件に入っていなかったが、
今回も12月17日に注水流量を0.5m3/h減らし、温度上昇傾向監視中ということが出ていたので、なんとなく注水量を減らすと熱電対に急な上昇があって故障が出てくるというような似たような事例があると思うが、それに関して何か評価はあるのか?
○一杉:
申し訳ない。途中で割り込んで恐縮だが、おしどりさんお一人の質問が続いており、ちょっと他にも質問を希望する方がいるかもしれないので、
○NPJ吉本おしどり:
わかりました。では後からにする。
○一杉:
よろしいか。申し訳ない。ありがとうございます。それでは他の質問はいかがか? … おしどりさん、失礼した、それでは他に今のところ手が挙がらないので、続けてください。
○NPJ吉本おしどり:
回答いただけたらと思う。
○尾野:
すいません。w ちょっと間が開いたんで、あの、質問ww 失念してしまいましたが。もう一度お願いする。
# orz
○NPJ吉本おしどり:
昨年2月に2号機圧力容器底部が温度上昇した時も、少し前に注水量量を下げて、その後、熱電対の上昇がいくつか見られたということもあり、今回も12月17日に注水流量を減らして温度上昇傾向を監視中ということが出ていたので、
熱電証の故障ということかもしれないが、2号機の中水流量を減らすと熱電対の幾つかに温度上昇が見られれば、それが故障判定される、という同じような傾向なので、それに関しての評価をお願いします、ということと、
▼後、モニタリングポストの緩やかな上昇傾向だが、降雨の前後にもかかわらず、10日間ぐらいでずっと上昇傾向が同じように一律見られるということなので、あまり天候は関係ないと思われるが、そのところも答えて頂ければと思う。
○尾野:
先ず、注水との関係から言うと、注水量の変更、増も減もだが、これまである意味、あまたやっているということであるので、ええ、ま、通常行われている作業である。そうしたことと温度計との間の関係において、要は温度家の故障だな。
との間に明確な相関関係としては把握していない。それから、モニタリングポストの方の話は、私は今、物を見ないで話をしているので、確認した上で検討させて頂ければと思っている。
○NPJ吉本おしどり:
わかりました。ありがとうございます。
○尾野:
それから、今ちょっと一つ情報が入っているが、★★★規制庁から電力各社に対して指示文書が出ている。(http://j.mp/TlkX8F)
出ている内容だが、運転開始後30年を経過するプラントについて、http://j.mp/TliZoW 30年目、及びその後、10年ごとに高経年対策として、
まっ、評価を行なって、その評価を踏まえた上での保安規定認可を申請する、というようなことが、ええ、ま、これ、原子炉等規制法で定められる保安規定の中に要求されている要求事項なんだが、
これがあるわけだが、現在、規制庁において、新しい安全基準の策定作業が進められていることもあるので、至近に提出予定になっている各社プラントの当該報告については、ええ、延期をして下さい、というような内容である。
ええ、、また、改めて、あの、あれだな。安全基準が定まった後に提出するようにということで指示文書を頂いているところである。これは事務的な連絡かと思う。すいません。失礼した。
○フリー木野:
▼温度計の関係で確認。公表されている温度計の数だが、これは何を規準に数字を出しているのか?全体で監視対象でもないみたいだし、だからといって138条の関係だけでもないし、どういったあれで出しているのか?
○尾野:
そりゃちょっと確認していいか?
○フリー木野:
はい。要は先ほどのベローシールの温度も、尾野さんは他のところも含めて動いてないので大丈夫だという話をされるが、公表されている温度は動いているベローシールのNo2だけだったので、
他のはなぜ出ていないのか?それは2号機だけではなく、1号、3号含めて書くに似ただければと思うが。
○尾野:
確認させて頂ければと思う。
○フリー木野:
はい。それから以前から質問していることの確認だが、2号機のブローアウトパネルは、今、作業はどうなっている?もう閉じてしまった?
○尾野:
いやまだだ。現在作業を実施している所で、大体、年度内の予定だったと思うが。
○フリー木野:
今、どういった作業をされているのか?
○尾野:
現時点で?
○フリー木野:
はい。3月まで段階を踏んで色々やっていくと思うが、どういった作業をしていくのか?それもある意味、工程表の形で示していただけるとありがたいと思うが。
○尾野:
現在で言うと、建屋外側に鉄骨を立てて、ステージを作っているという段階だ。ステージが出来上がってきたら、その後、排気設備をつけていくような作業の順になっていく。
そうしたものが整った後で、ブローアウトパネルを閉じていく段取りだが、現在の時点では、鉄骨の建て方があらかた終わって並行する部分があるかもしれないが、
ええ、排気関係の設備の据付、調整等を行なっている段階かと理解している。また、改めて区切りの良い所で話したいと思う。
○フリー木野:
作業環境だが、鉄骨を立てている周辺の空間線量、それか鉄骨を上に上げていくと、当然ブローアウトパネルに近づいていくと思うが、その辺の空間線量はどういう状況か?
○尾野:
それはちょっと確認する。
○フリー木野:
お願いする。それから、関わっている人数の数、それから現場の作業員の方の被ばく状況は、どのように把握されているのか?
○尾野:
それについては、個々の作業ごとに日々管理をしているところだ。
○フリー木野:
あの、計画線量であるとか、当然、厚労省に、福島の労基に出していると思うが、数字はいくつぐらいになっているのか?
# 最近めっきり減った作業報告。
○尾野:
それは確認してみないとわからないっすね。
○フリー木野:
確認して頂けるか?
○尾野:
えっと、確認させて頂ければと思う。
○フリー木野:
決して低い線量の所ではないですよね。確認して頂けるか。お願いする。すいません。テレビ会議映像、時間延長ありがとうございました。
質問だが、冒頭、東京新聞さんから4月2日の漏れの件、漏えいの県で伺いたい。冒頭、尾野さんの説明で水位が変動して、水位がしてないから漏れてはいないであろう、
# ニコニコ七尾さんとおしどりさんの実績。矛盾ない、もっともらしい回答を用意するのが難しい、と判断して折れたと思われ… 東電 ご意見として承る攻略のお手本。
○ニコニコ七尾:
そういう説明だったよね。4月2日には漏えいが確認されてからの水位というのは、そうすると4月2日以前の水位とどれぐらい変動したのか?
○尾野:
水位が変動したと私が言ったのは、当該のトレンチ等に流れ込んでいくためには、タービンの床から4メートルぐらいかな。4mぐらい水がたまらないと入って行かない。
○ニコニコ七尾:
はいはい。
○尾野:
ですからあ、あのう、タービンの床に水が溜まりだして、それで、当該の水位まで、タービンの地下一階で(水位が)上昇していく、という変化がなければ、あのう、、なかなかそこまで水が回ってかないでしょうと、いう意味合いだ。
○ニコニコ七尾:
すいません。私はその映像を見ていないが、一応、認識を確認したい。以前、その前から漏れていたのではないかという問いに対して、
例えば、今後、テレビ会議映像前半を見て、いろんなやり取りの中で、こういうやり取りがあったということはあると思う。
それと事実関係はあくまでも、必ずしもイコールではないと思うが、その辺の確認はテレビ会議映像を見て、随時、尾野さんの質問の中で確認させて頂く、そういう感じで良いか?
○尾野:
えっと私でもいいし、テレビ会議の対応をされているものの方に聞いてもらっても、その内容とスピードにより、何れでも結構かと思うが。
○ニコニコ七尾:
わかりました。後、別件で先月だが、バーバラさんが、今度、女性の写真の方と懇談会を持つ、ということだったと思うが、
その100人の働いている方々が、約100人いるということで、その時に、福島第一、福島第二、後その他の場所の内訳を質問したが、その後どうなったか?
○一杉:
▲確認したので回答する。大体だな。先ず100人強と説明したと思うが、大体110人ぐらいが福島第一、福島第二、安定化センターなどで働く女性社員、ということである。
★★★内訳だが、福島第一の所属で30人ぐらい。福島第二で大体50人ぐらい。安定化センターで20人ぐらい。で、後、福島復興本社があるので、そちらが数名ぐらい。ということで、大体110名ぐらい、ということである。
○ニコニコ七尾:
わかりました。後、福島第一の30人だが、これは当然、事故直後は、事故以降は、女性の数と現在の30人というのは、どのような変化というか、ちょっとおおよそで結構だが。
# 確か、昨年4月から女性職員1F勤務の話出てた。福島に行って力になりたいから、行かせて欲しいと言ってる女性社員がいるような話をブースカの口から聞いた記憶もある。
○一杉:
ちょっとどれぐらい、実際、事故直後から、人数が変遷していたか、ということろまでは確認していない。
この方々の殆どは福島第二の方にバックオフィスがあるので、そちらの方の勤務だと聞いているが、ま、事故当初からどれぐらい居たとか、人数の変遷についてはちょっと把握していない。
○ニコニコ七尾:
また分かる範囲で調べてお願いする。
○一杉:
はい。確認して。
○朝日こん:
水処理装置のALPS運用開始の目処の件だが、今、実際に規制庁の方に許可待ちということになっていると思うが、状況的にはどのような見通しを持っているのか?
○尾野:
えっとだな。あの、先ず頂いている宿題というのは、
# ボールは東電側じゃなかったっけ?
○尾野:
落下死権の結果なども含めて、追加試験などの確認をした上で、要は確実に取り扱える条件を見定めた上で、その中で適正な取り扱いの提案をするということが、宿題になっているので、その準備を進めているところである。
で、その準備の状況を踏まえ、できるだけ早く我々の運用の考え方を示して提案して行きたいと申し上げており、ま、1月中には提案したいと思っているというふうに申し上げたところだが、今、新たな検討は進んできたところであり、
★★★明日、行われる規制庁のミーティングの中で、紹介出来れば、ということで準備を進めているというようなところである。
○朝日こん:
明日行われるということになると、いわゆる特定原子力施設の会議(http://j.mp/XzIUEU)になるのかなと思うが、具体的に示す内容としては、落下試験の状況と、落下耐性のその辺りになるとうことか?メインとしては。
○尾野:
今月も含めて、色々な落下試験をやった結果、同意条件、どういうことであればマルで、どういうことであれば、バツであるか、ということも相当わかってきているので、そういったことも踏まえた上で、バツの所に行かないようなハンドリング、
それから、この強化であれば、これで大丈夫である、ということをデータ的には大分整理できてきたので、それを踏まえて組み立てるかたちで説明をしようということで準備している。
○朝日こん:
わかりました。もう一点。★★★事故を起こした原子炉のベント管周りを調べるために4足歩行ロボットだが、今状況的にはどのようになっているのか?
○尾野:
え、そうですな。そちらについて、ま、我々としても当該場所の調査は価値もあるし、意味もあると思って、おりますがぁ、ロボットの準備と当該の場所で使うことを前提にした改善みたいなところ、あるいは訓練ですな。
# モックアップして望んでいるという話だったのに… 場当たりでやってるようにしか見えなかったけど… 足がはまってバランス崩したという話も… どんなモックアップしてるんだろ…。高専ロボコンでもやるのに。4回だったかトライして、最初以外は全て失敗。
○尾野:
こういったところについて、十分確認してから、ええ、改めて投入しようということで、準備を進めているところだ。あまり遅くならないようにしたいと思っているが、準備してから取り組みたいという事である。
○朝日こん:
わかりました。時間的には何時ぐらいを目処にまた、再起動させられる、というイメージなのか?
○尾野:
チョットまだ具体的なスケジュールまで落ちてないと思っているが、明らかになればまた案内させてくれ。
○朝日こん:
わかりました。場所は今、どちらに保管?建屋内のどちらという理解か?
○尾野:
今ちょっとどこにあるかあれだが、建屋からはもう、運び出したと思っている。
○朝日こん:
あ、そうですか。じゃあ、建屋外に出して、
○朝日こん:
そこでもう一度、仕様から確認していくというようなイメージか?
○尾野:
そうですな。
○朝日こん:
わかりました。ありがとうございます。
○フリー木野:
汚染水の放射性濃度だが、最後に測ったのが12月ぐらいに公表された数字だと思うが、この濃縮塩水タンク、今、22万トン溜まっているが、
ここの水質はトリチウムが1E+2Bq/cm3レベルでストロンチウムというか、全βが1E+1Bq/cm3レベルということで変化はないか?
○尾野:
えっとすいません。敷居の測定データを持っていないが。あの、水処理設備の各場所における測定結果(http://j.mp/Uac0vr)については、先般、データで示しているがそのとおりだ。
○フリー木野:
22万トンはトリチウムが10^2で全βが10^1ぐらいですよね?
○尾野:
すいません。今手元にないので、その数字でいいかと言われてもわからないが、この間、示した資料のとおりだ。
○フリー木野:
蒸発濃縮装置からの廃液だが、だいぶ前から測定をされていないようだが、これは測定しなくなった理由はどういったことなのか?
○尾野:
仰っているのは、添付2でいうと、ええ、
○フリー木野:
添付の2?
○尾野:
あ、失礼。濃縮廃液貯蔵庫のことをいってるのか?
○フリー木野:
濃縮廃液貯槽。はい。
○尾野:
確認させてください。
○フリー木野:
わ、か、り、ま、し、た。確認でいいか?
○尾野:
はい。
○フリー木野:
はい。
○尾野:
あぁ、ケッコウダ
○フリー木野:
数字ありますた?
○尾野:
えっと、1月11日出している(http://j.mp/Uac0vr)、、
○フリー木野:
はい。あの、すいません。数字が、あの、2乗レベルと1乗レベルでいいか?
○尾野:
測定は1月11日の資料にある、ということである。ということで、そちらを見て頂ければと思う。
○フリー木野:
あの、なんで、個の20万トンがトリチウム入り、1E+2とストロンチウム1E+1でよろしいか?
○尾野:
… ええ、仰ってるのは、個々のタンクに入っているものの全部がいくつですか、という質問か?
○フリー木野:
全部。いや、放射能濃度。
○尾野:
この20万トンが、どうかということ?
○フリー木野:
はい。
○尾野:
ええ、測定して示しているのは、1月11日に資料を出しているが、数字としてはそれを見ればと思っているが、これは、その時々の、
# 東電の口から、総量を聞きたいのでつ。
採取したサンプルの測定値を示しているわけだ。で、タンクに貯めていく時期とか、そういったタイミンが違っているから、まぁ、厳密に言うと同じ濃度。同じ量、ということではないかと思っているが。
○フリー木野:
え、わかりました、ま、いいや。
# /cm3 というスケールから総量を自分で計算しろと。もっと身近な単位に置き換えるべき。口に発することさえ嫌な東電。
○フリー木野:
あとで確認する。それと2号機の建屋の中だが、これはブローアウトパネルのあるフロアまで、ロボットが上がったことはあったけ?
○尾野:
ある。
○フリー木野:
その際いブローアウトパネル周辺の映像は撮られているか?
○尾野:
撮って公開しているかと思う。(http://j.mp/10vHMDT)
○フリー木野:
わかりました。ちょっと確認してみる。ブローアウトパネルが外れた、空いている部分もきちんと見れるように公開されているか?
# 光が差し込んで真っ白だったの覚えてる。たしかあれがそう。
○尾野:
映像は全て覚えていないが、撮ったもので公開している。
○フリー木野:
わかりました。ちょっと確認する。ありがとうございます。あとひとつだけ確認だが、4月、テレビ会議の映像だが、現在、4月6日までですよね?
○一杉:
4月11日だったと、え? えっと4月11日だな。
○フリー木野:
それ以降の分は、今後どうなるのか?
○一杉:
★現段階ではまだ未定だ。
○フリー木野:
全開、2回めに公開された時というのは、その後も引き続きやっていくという話で、★★★今、4月11日まで、ということになったと思うが、11日からその先が未定というのは、どういうことで引っかかっているのか?
○一杉:
先ず、今、公開している時間も全部で850時間近いものであるので、それを見てから。★★★それ以降については現時点でまだ未定である。
○フリー木野:
いや、ですので、私は未定の理由というのはどういった所で日掛かっているのか?
○東電小林B:
あっ、私の方で補足させていただく。あの、まあ、コスト面なども含めて、色々課題もあるのでぇ、★★★ま、そういったことも踏まえて今後検討して行きたいということである。
○フリー木野:
コスト面で公開されないということではある、という可能性はある、ということか?
○東電小林B:
それについては現時点で未定ということである。そういったことも踏まえて検討して行きたいということである。ご理解頂ければと思う。
○フリー木野:
すると今、その先がまだ決まっていないというのは、コスト面というのはかなりウエイトとしては大きいのか?
○東電小林B:
コスト面も一つ大きな課題であると認識している。
○フリー木野:
一つ確認だが、今の方法で公開されているのは御社の選択であり、お金がかかる方法で公開されている訳ですよね。例えば、以前、インタビューで下河邉会長は否定されていたが、
★★★国立公文書館に寄託なりなりすればお金もかからないし、プライバシーの処理も先方でやってくれるので、非常にいいと思うが、
それをせずに御社の方でお金のかかる方法で公開していながら、コストがかかるからと言ってその先が未定、その辺がちょっと筋としてどうかと思うが、その辺はどういうふうに検討されたのか?
○東電小林B:
あの、まだ結果を示しているわけではないので。そこは今後の検討をさせて頂きたいということなのでご理解頂ければと思う。
○フリー木野:
いや、というか、その、国立公文書館に寄託をしないという、その判断というのどういう理由で?
○東電小林B:
公文書館に帰宅する場合については、あのおぉ、持ち込み映像時代のマスキングは、持ち込む側でやってくれと、ということになっているので。そこについては、ああぁ、そういうことである。
○フリー木野:
それは公文書館の回答か?
○東電小林B:
そういうことである。
○フリー木野:
ああ、わかりました。
○フリー村上:
注水量の事についてだが、1号機、2号機、3号機と、低下と変動ということだが、ちょうど1週間ぐらいまえですか、注水ポンプの定例の切り替えで変動したことがありましたよね。今回の変動や低下の原因というのは、なにかわかったことあるか?
○尾野:
特に原因を追求する程の大きな変動ではないと思っている。日常的なコントロールのうちにある。
○フリー村上:
▼あと、昨年、3号機の鉄骨を拾い上げるときに使用済燃料プールの中にフィルターを設置したことがあった。要は水を浄化するために。
で、確かあの時に12月いっぱい、フィルターは一応運用しておく予定だと回答いただいたが、現段階でフィルターの運用は終わったことは間違いないのか?その辺確認を。その辺は確認した方がいいかもしれない。
▼あと、併せてフィルターを運用した結果、透明度がなんか定量的な数字としてどれぐらい変わったというデータがあれば、示して頂ければと思うが。確認の際に。
○尾野:
併せて確認させてくれ。
○フリー村上:
よろしくお願いする。
○ニコニコ七尾:
★★★先ほどの木野さんの質問に対しての回答の中で、公文書館の話だが、つまり、東電としては一旦問い合わせてみた、ということだな?要するにそういう要望が、そこは、公表されてもいいと思うが。要望があって、その可能性を探るために先方に確認した所、そういう回答があったと、
○東電小林B:
そういうことだ。
○ニコニコ七尾:
ですよね。で、コストの話。当初、栗田さんからも話があり、実はその後、会見で私の方で下河邉さんの方にコストの問題が言われたけど、
ということに関しては、その時点では、下河邉会長は、コスト云々の話ではない、という話はあった。ただ、現実問題として、コストの問題はあると思う。
我々の方としては、様々、主張は違うと思うが、お願いは少なくても2011年11月16日の収束宣言、あるいは、その後でも色々再臨界の話もあった。
そこまで公開すべきだという話はしているが、それは置いておいて、例えば、今後もコスト計算というのは大体はしているのか?
つまり、長期間の公開というのは、実は以前、途中までは栗田さんの方ではしていたんだが、その後、コスト計算というのはしているのか?公開にあたって。
○東電小林B:
あのう、実績は、この間、私の方からも11月の公開の前に問い合わせがあり、この場(http://j.mp/TxK2u6 / http://j.mp/11Ry5F3 / http://j.mp/11RygQI)で質問があって、
★★★答えているとおりであり、実績について言えば、ええぇぇ、今回の1ヶ月の映像公開に、初回の映像公開に600万円。それからぁ、2回目ぇぇ、3月16日~4月11日までの映像。これに3000万円のコストが掛かっていると。いう、ことである。
# 初回の隠蔽に600万円。2回めの隠蔽に3000万円。で、今回は?出元は?勿論、経営者のポケットマネーだろうな。まさかとは思うけど社員の人件費でコスト算出してるんじゃあるまいな。
まずはその実績があると1ヶ月でだいたいそれぐらいの公開(隠蔽)には費用がかかると。考えて頂ければと、いうふうに思っている。
○ニコニコ七尾:
あの、わかりました。公的資金も荒れしている関係で様々あると思うが、つまり、要望がやっぱりないと、なかなか単純に動けない。そういう理解で良いか?要するに今後のことについて。
○東電小林B:
そういうことですな。
○ニコニコ七尾:
わかりました。
○NPJ吉本おしどり:
先ほど質問が一つ回収できていなかった。熱電対のシステム構成図、回線系統図、ルート図、結線図など、補償導線の関係も知りたい。工事が医者が持っていると思うので、宜しければそれは公開して頂きたいが。
○尾野:
すいません。★★★先程、回答し忘れたが、確認したが、そうしたデータについて申し訳ないが出せないということだったので、ご理解いただきたい。
○NPJ吉本おしどり:
その理由を。
○尾野:
知的再財産、ノウハウであったり。
# 東電から発表される重要なプラント状況の信ぴょう性を裏付ける情報は提供されない。事故同年は特に多かった知財理由の回答拒否。知的財産、核防護、プライバシー。東電回答拒否の三種の神器。事故時手順書黒塗り。東電対応は決して忘れてはいけない。自ら地に貶めた信頼。
○NPJ吉本おしどり:
知的財産?
○尾野:
はい。ということになるので。
○NPJ吉本おしどり:
それは熱電対を工事した会社の知的財産ということか?
○尾野:
(コゴエ)そうです。設計の。
○NPJ吉本おしどり:
わかりました。ちなみのその会社名は?
○尾野:
それぞれプラントメーカということになるが、知的財産だしいぃ、また詳細な、ええぇぇ、技術情報、とういことなので、
○NPJ吉本おしどり:
わかりました。2号機なので日立か?
○尾野:
(コゴエ)えっと… 東芝、ですな…
○NPJ吉本おしどり:
熱電対を工事したところは東芝関係の下請けということか?
○尾野:
設計情報ということで言うと、プラントメーカが、ゴニョゴニョ
○NPJ吉本おしどり:
東芝ですか?
○尾野:
はい。
○NPJ吉本おしどり:
東芝が熱電対などの配線系統図が知的財産なので公開できないということですね?
○尾野:
どういう場所にどのように設置し、どういう系統を通っているか、あるいは、そういうことも含めてプラント設計社のノウハウが含まれるので、ええぇ、公開ということにはそぐわないということなので、ご理解いただきたいと思う。
○NPJ吉本おしどり:
わかりました。離れた所の熱電対が同じ挙動で上昇したり、下がったりしているので、どのような同じノイズを受けているのか、端子台の温度がどうなっているのか、などを知りたいな、と思ったが。それは公開できないということですね?
○尾野:
えっと、端子台の状況については以前から話しているが。ま、2号機で熱電対の数が多い理由がどういうことかということで、質問をしばしば頂くのと同じ内容かと思うが。
格納容器の中の状況が厳密に確認できない状況なので、明確に判断することができない。つまり分からないとうのが今の状況。
ではなぜ2号機だけが、ということで考えていった時に、熱電対から信号を取り出してくる過程においては、ある端子台を通ることがあるから、その場所だけが、その場所に局所的な場所があれば、影響というのは、号機毎に変わってくるでしょうということはあり得ますね、
という可能性の議論としてはそういったことがあるというレベルのところであり、実際には格納容器の中の状況が明確に調べられるという所に行かないと、この話はなかなか難しい、ということだ。
○NPJ吉本おしどり:
わかりました。熱電対の配線図がわからない、教えてくれないのであれば、熱電対と補償導線の接続部やジャンクションボックスの温度など、細かな情報なども知りたいが、そういうことは教えて頂けるのか?それも知的財産になるのか?
○尾野:
えっと、ジャンクションボックスの温度というのは、そういう意味では個別の温度はわからないので、この場所がどれだけの温度になったか、と分解して調べることは出来ない。
○NPJ吉本おしどり:
わかりました。結線図など公開できないというのは、東芝の回答ということでよろしいか?東電の回答か?東芝に聞いた所の回答か?
○尾野:
先ず、そうしたものは基本、知的財産として出せないということなので、直接投資あに問い合わせていないが、問い合わせても同じ答えだ。
○NPJ吉本おしどり:
東芝に問い合わせたことではないということだな?
○尾野:
問い合わせた上での回答ではないが、設計情報を公開することは原則できないので。契約上。ですから見せることは出来ないと申し上げている。
○NPJ吉本おしどり:
わかりました。この熱電対が入っている場所というのは、事故前から同じ数、同じ場所に入っているのか?
○尾野:
えっと、事故前と事故で熱電対の場所は移動していない。
○NPJ吉本おしどり:
移動していない?
○尾野:
はい。
○NPJ吉本おしどり:
動いているプラントと同じ位置、同じ場所に熱電対が入っているということですね?
○尾野:
先ず、事故前と事故語で当該場所にアクセスしてルート変更することは出来ないから、そこは状態は保存されている。勿論、事故で破損していることの影響は、事故前と事故後で答えはあるが。
○NPJ吉本おしどり:
わかりました。割と熱電対の以上のなんというか、割と今、多数決のような形で数が多い方がが正しい評価にもなっているので、同じ動きをしている、こっちが正しいだろうという熱電対の評価は、特に抵抗を調べたりしているのか?
○尾野:
抵抗なども調べているが、抵抗でわかるというものは、明らかに壊れている状況であるので、それで明確に壊れているものであれば、すぐに判定できるし、そうでなければ動きを含めた判定ということになる。でぇ、えっと、ま、そういうことだな。
○NPJ吉本おしどり:
わかりました。40℃のものが、200℃を示すというような計器不良は、抵抗値の、昨年度の報告書から見ても抵抗の関係でもないように思うが、それは何らか、他の故障という判断か?
○尾野:
具体的な故障モードというのが、どういうものであるか、ということは、あの、厳密には、原物、ものを見ないとわかんない、ということだ。
○NPJ吉本おしどり:
わかりました。
○尾野:
ただし、明らかに実挙動と違う状況なので、そのように判定している。
○NPJ吉本おしどり:
その場合の実挙動はなんというか、割りと多数決のような形で、同じような動きをしている物が多ければということだな?
○尾野:
多数決というのも、ある意味変な言い方だが、似たような環境のものを判断していくということもあるし、それから格納容器中の全体の動きを見ていくこともできるし、
それからぁ、格納容器からの、要はガス管理システムなどで取られているデータなども含めて、直接関連するパラメータ、直接関連しないが、お互いに関連が有り得るパラメータ、というのも広く見ていくことになるわけで、
ま、今回の場合はすぐ近くに同じような環境にある熱電数が多数、多数というのは、多数といっても3つあり、それらが全く同じような動きをして安定してる中で、
当該のものだけ、大きく全く違う挙動をしているということで、それだけ違う理由というのは、まあ、考えがたいということだ。
でぇ、他の格納容器の温度計の動きを見ても特に変動したものは一切ないという状況だから、当該のもののエラーであると考えていいと思っている。
○NPJ吉本おしどり:
わかりました。そのベロー知るというのは、円周上ではなく一箇所という考え方か?
○尾野:
えっと、円周上だ。
○NPJ吉本おしどり:
円周上ですよね。
○尾野:
エレベーションとしては、
○NPJ吉本おしどり:
そうですよね。キャップのなんというか外側、シール部、という考え方かなと思ったが、
○尾野:
そうです。
○NPJ吉本おしどり:
では、同じような挙動をしているというのは、円周に対して、例えば90度ずつの場所においてあるということか?
○尾野:
えっと、ま、粗いうふうにイメージしてもらって大体良いかと思っているが。あの、格納容器内の温度を計っているものだから、格納容器上部の温度を代表的に見ている温度計ということになるので、ほぼ同じような環境を見ているといっていいと思う。
○NPJ吉本おしどり:
知内にその絵因州の直径はどれぐらいになるのか?
○尾野:
直径は、
○NPJ吉本おしどり:
その温度計はどれぐらいずつ離れているか知りたい。
○尾野:
そうだな。圧力容器があり、遮蔽があって、ということだから、ま、ちょっと、号機によって違っているのであれだが、5、6メートルぐらいの円筒の周りにあると思っている。
○NPJ吉本おしどり:
直径5,6メートルの円筒の周りに?
○尾野:
はい。
○NPJ吉本おしどり:
それに4箇所付いてある?
○尾野:
4箇所。で、その周りをいわゆる格納容器の部屋が覆っている格好になっているから、行ってみれば同じ部屋の温度を計っているようなものだ。
○NPJ吉本おしどり:
このベローシールの指示スカートの方向は一緒なのか?同じ円周の。
○尾野:
これはちょっと見ないとわからないが。ただ、スカート部は圧力容器の下部のすぐ下の部分だし、それからぁ、べローシール部というのは、
格納容器の最上部だから、これはもう、距離的には相当離れているようなものなので、そことそこが同じような動きをしていると。
しかもそれが実挙動である、ということであれば、多分、温度計全体が同じような動きをしなければいけないわけだが、そういう目で見ると、今ほどはべローシール部近くで説明したが、
他の温度計全て見ても、そういった動きはしていないから、先ほどの多数決という言い方で言えば、増々、一個だけおかしいと言うような状況だ。
○NPJ吉本おしどり:
わかりました。ありがとうございます。
○フリー木野:
以前から伺っていたが、元請け各社の作業員の方の被ばく上限、運用はどういう数字になっているかわかったか?
○尾野:
元請け各社の被ばく上限ということでは、現状、特に確認していないが。ええぇ、まあ、何れにしても5年で100mSv、それからぁ、年間50mSvということが法律で定められているので、各社とも、それを満たすように運用していると理解しているところだ。
○フリー木野:
あの、御社の方で作業員の方の不足するとか、人数が足りているという数字は、そうすると何を根拠にされているのか?
要するに元請け各社により、元々、運用は法律の上限ではやっていないし、併せて、例えば5年100mSvで考えると、会社によっては20mSvに見たない所で運用されている所もあるわけだよね。
そういったところはどのように把握しているのか?以前は把握していたと思うが。そういうことを把握せずに、なぜ、作業員の方が足りるとか言えるのか、ちょっとわからないが。
○尾野:
まっ、現状の評価というような事で言うと、作業員の必要な規模というのが、作業、仕事だな。仕事の量に対して作業に必要な人数をおおよそ、ええ、至近の先まで見た上で、ええぇ、作業規模に対して、ええぇ、現状もそうだが、
調達できる見通しがある、ええぇ、要因規模というのが見合っているか、という目で見ている、ということであるので、あのう、まっ、そういう意味から言うと、ええぇぇ、短期的な今の、ええぇえ、要員確保の「がいそう」というような考え方と思っている。
# がいそう?
○フリー木野:
あ、ごめんなさい。要員確保の何で見てると?
○尾野:
ええぇぇ、各社の方で、要員確保の見通し等を、ええぇぇ、伺った上で、必要な要因を満たしうるかどうか、ということ言うことを、あのう、がいそうで見ているという状況なので。
# がいそう? 概数? http://j.mp/Ypzf9W 外挿でした。(∀`*ゞ)テヘッ
○フリー木野:
がいそう?
○尾野:
がいそう
○フリー木野:
がいそう
○尾野:
ですからあ、厳密な理論があってどうの、問うこととは違うと思うが、現実問題として当面の間の確保ということを見通していくという意味では、実際的な見方をしていると思っている。
○フリー木野:
各社の聞き取りで足りているかどうかを確認するのは結構だと思うが、その各社の被ばく状況、運用がどうなっているかは、そうすると今、全く把握されていないのか?
○尾野:
えっとおぉ、各社の管理云々と言うよりも、毎月示している通りであるが、発電所で現実に働いている方の(被ばく)線量の増加状況という事を見ていくと、
現時点での発電所において、ええぇぇ、継続的に業務が行えるように、ええぇぇ、が、著しく困難になるような、そんな状況ではない事については、
ええぇぇ、先般、示したが、http://j.mp/ZGrCNj 月々見ているようなデータからも言える事かと思っている。これは全体的な状況という目で見たときのことだから、総枠としての人員確保、という事に関して、
# http://j.mp/ZGrCNj 自主的にやってるように聞こえるけど、厚労省指示で渋々出している、わっかりにくい月例報告書。命令がないと自主的には絶対表に出さないテーマ。作業員被ばく。
○尾野:
線量そのものがダイレクトに問題になっている状況では、現在はない、と言うふうに理解している。
○フリー木野:
後一点。▼これも以前から確認をお願いしていたが、要するに1年前の時点で職位によって専門性のある人の被ばく量が増える可能性があり、
▼そのことを懸念している事を、統合対策室の会議でも御社の方からも発言されているわけで、それを確認するといった後に、何も報告がない。それ以降どうなったのか?それは全体が足りるとか、云々という話しではなく、
▼特定の専門性のある人間が少なくなると、それが廻らなくなる可能性があるので、そういう懸念を示していたと思うが、それはその後どうなったのか?
○尾野:
ちなみにそれはいつ頃の話しか?
○フリー木野:
2011年秋口ぐらいだが。
○尾野:
ちょっと確認させてくれ。
○フリー木野:
これ、私が伺ったのは11月か12月だと思う。もう1ヶ月ぐらい経っているので、出来れば確認お願いできるか?
○尾野:
2011年秋頃にどういう場でそういう話しを私どもがしているのか?
○フリー木野:
下の2回でやっている会議の中だが。特別作業チームが幾つかありましたよね。汚染水の対策であるとか、作業員改革であるとか、プラント関係の特別対策チームがあったと思うが。ワーキンググループの中です。
○尾野:
そうですか。ちょっと背景を確認させて頂きたいと思う。
○フリー木野:
もうだいぶ前に確認しているので、確認をして頂きたいが。して頂けるか?
○尾野:
先ず、どういうシチュエーションでどういう話しをしているのか、と言うところを確認の上、答えたい。
○フリー木野:★★★
もう一つ言うと、先日、2号機の格納容器の内部調査をした際の下請けの企業、協力企業の方が45人参加して、5日間、同じ人が45人というお答えがあったが、そう考えると専門性のある人間が限られているわけですよね?
にも関わらず、全体の被ばく量が少ないから人数が足りているというのは、全く整合性がとれていないので、その辺の把握の状況がどうなっているか、確認頂けないか?どのように把握されているのか?
○尾野:
えっと、今ですな。あの、全体で月々にデータを示して、被ばく状況を示しているが、あのう、、発電所の中で被爆量が多いグループを見ても、ええぇぇ、ようは、今後、5年間、というか、5年で100mSv という目で見ていったときに、
ええぇぇ、要は、線量の関係で対応が困難になってしまうような、ならざるを得ない、というような集団というのは、実は、決して多くない、と言うような状況である。でっ、そうしたことも含めた上で、結果として、あの、平均値を見ていった時に、
ええぇぇ、殆どの方が、ええぇぇぇ、継続的に、業務を行っていく上で支障がない線量になる状況なので。まあ、2011年の秋口の頃の現場の状況と今の状況というのは、たぶんに違って、私どもが受けている印象が違うのかも知れないが、
ええぇぇ、線量というものを見ていく事は勿論大事だが、これだけがクリティカルになって、絵えぇぇ、業務が廻らなくなってしまうようなことを、ええぇぇ、非常に心配しなければいけない、と言う状況に、今現在の発電所は、ええぇぇ、
状況というのは、だいぶそういう状況とは違っているという事である。ですので、イメージがちょっとあってないのかも知れないが、おっしゃっていることが2011年の秋口の話であれば、初年度の状況のことを言っているのだろうから、
それは、事故発災直後の、ええぇぇ、非常に線量の大きかった、時の状況を引きずった中での話しかと思うので。少し状況が違っているんじゃないのかなぁ、というふうなぁ、感覚は持っている。
○フリー木野:
今お話になった発電所の中で被爆量が多いグループというのは、具体的にどう言うグループか?
○尾野:
毎月示している資料(http://j.mp/ZGrCNj)の中で非常に線量の大きい少数の人数がいる。でぇ、これらの方々は殆どが発災直後に被爆をした方々であり、ええぇ、そうした方々については、現在、既に職場の業務配慮 等で、配置を工夫をして、
○フリー木野:
あぁっ、ごめんなさい、結構です。要するに被爆量が多いというのは初期被ばくが多かったと言う意味か?
○尾野:
そうだ。
○フリー木野:
そうすると今現在、継続中の作業の中で被爆量の多いグループというのは、特に、そういうグループがあるかどうかは把握されてないという事か?
# 以前は作業報告のある毎に被ばく線量は口頭で報告してたけど、最近は最大の被ばく線量さえ記者から質問があるまで説明しなくなった東電。決して、プラント安定したので高線量作業が減ったが全てじゃない。http://j.mp/10T7CHH http://j.mp/10T7F6D
○尾野:
えっとぉ、作業とか、トピックス的な業務で、あるということはあるが、あのう、、それを平均的に全体、今、現在、どう進んでいるのか、というのが、毎月示している線量変動の集計値なのでぇ、まあ、そうしたものを見ていくと、あの、そんなに、
○フリー木野:
イヤイヤイヤイヤイヤイヤ 要するに私が知りたいのは、その平均的にどう進んでいるのかではなく、今おっしゃったトピックスで見ている、トピックスの集団というのは、特定の集団なのかどうか、そういうことなんだが。
○尾野:
えっとおぉ、まぁ、
○フリー木野:
そういう集団があるのかどうか。
○尾野:
仰ってるのは、あの、あれですな。まぁ、キーパーソンとして重要な人の、ええぇぇ、確保見通しということで心配は無いのか、ということでぇ、仰っているかと思うのでぇ、
★★★まあぁ、あのう、そういうことに関しては、まあ、我々としても大事なことだからぁ、確認していく必要はあろうかと思うが、現時点で直ちに、あの、クリティカルな状況にあるという風には理解していないしいぃ、、ええぇ、ということだ。
ただ、長期的な、非常に長期的な技術の継承であったり、ええぇぇ、伝承ということで考えていく場合には、勿論、あのう、そうしたことの重要性はあるということは、勿論否定するものではない。
○フリー木野:
今、キーパーソンで重要な人の見通しを確認していく必要あるという話があったが、過去には確認はされたのか?これまでの1年半、2年近く経つが。
○尾野:
えっと、我々としては特にしてないと思うが。あの、現時点で特に支障はきたしていない。
# キーパーソンも東電社員限定で話しているのか。元請け下請け任せ。多重下請けキーパーソンは状況把握する気もない。仕事欲しけりゃ、線量厳しくなっても線量偽装うまくやるんじゃねぇの。程度にしか考えていない。
○フリー木野:
わかりました。あと1点。これは確認頂ければと思うが、機器プールの状況は今どのようになっているのか?写真とか示して頂いたことあったっけ?機器貯蔵プール。ウェルではなくて。
○尾野:
ちょっと確認してみないとわからない。どういう関心か?
○フリー木野:
★★★4号機は定検中で聞き貯蔵プールの中にシュラウドなど、原子炉の中から抜いた線量の高い、結構重量のあるものを全部入れてますよね。
元々2年も聞き貯蔵プールの中にそういったものを入れるような設計、仕様というか、考え方になってなかったと思うが。プールの中はどういう状況なのか?
○尾野:
ごめんなさい。何年も入れる状況ではない、設計でない、といのは、
○フリー木野:
元々、機器貯蔵プールの中は、要するにシュラウドとかぬいて、2年とか、3年とか、この先、何時取り出すかわからないが、ずっと長く色んな物を入れておくものなのか?
○尾野:
えっとお、停止して点検している際に置く場所として作っているので、あのう、
○フリー木野:
停止して点検している間だけですよね。
○尾野:
ですから停止期間が長くなれば、ずっと置いておくことも含めて何ら支障はないと思っているが。
○フリー木野:
過去2年とか、3年とか、入れっぱなしだったことはあるのか?そうすると。
○尾野:
ある一定の重量の機器をそこにおいて、保管することに必要な設計にしているが、それが1日はもつが2日は持たないとか、1ヶ月ならいいけど、2ヶ月は持たない、そんなものではもともとないが。
○フリー木野:
そうすると1ヶ月は大丈夫だけど、2年、3年、4年置いておいて置いても大丈夫?
○尾野:
何ら変わらないと思うが。
○フリー木野:
今の状況を確認頂けるか?
○尾野:
状況というのはどういう意味か?
○フリー木野:
要するに使用済燃料プールとか、ウェルの方は写真で示してもらったことがあったと思うが、機器貯蔵プールを見た覚えがなかった気がしたので。
○尾野:
ま、ちょっとわかりませんけどぉ、あの、状況がどうか、ということであれば対応させて頂ければと思う。
○フリー木野:
お願いする。
○一杉:
最後に1点連絡。先程、口頭で原子力規制委員会の指示文書受領問うことで説明したが、プレス発表資料(http://j.mp/TlkX8F)ということで出口に用意したので、帰りにもってかえるんだ。
以上で本日の会見を終了する。
~ 終了 18時56分(1時間26分)