平成25年1月25日(金)14時00分 ~ 規正庁 定例ブリーフィング
原子力規制委員会 / 会議 / 会見 / 配信チャネル
○プレス
○議事録 / まとめ
規正庁ブリーフィング次長報告は、今後、こちらにまとめることにしますた。
会見は翌日、週末分は月曜日には速記録が公開されてるようになったので。
だいこんさんが戻られるまで、出来る時は速報として掲載します。
○保安院佐藤:
定例会見を始める。最初に次長から報告がある。
○規正庁森本:
今日、こちらから3点の報告。1点目。★★★本日の午前中、安倍総理と原子力規制委員会の委員の方々との面会が官邸であった。
これは総理の方から原子力規制委員会として、どういった取り組みをしているか聞きたいという話があったので説明に行ったというものである。
★2番め。次回の規制委員会。これは来週水曜日1月30日 10時30分から第25会を行う。議題については追って連絡。http://j.mp/Q9UEk9
★三番目。今後の検討チームの会合、会見について。本日、個のあと15時から「発電用軽水型原子炉の新安全基準に関する検討チーム 第12回会合 http://j.mp/Up4pdZ」がある。★★事業者からのヒアリングを行う予定である。
それから、★★来週月曜日、1月28日だが9時30分から日米の二国間の原子力危機管理ワークショップ、これがホテルオークラ東京で開催される。
★同じく月曜日 14時から「敦賀発電所敷地内破砕帯の調査に関する有識者会合 第2回評価会合 http://j.mp/WSmhLf」が行われる。
★来週の火曜日 1月29日。10時から「発電用軽水型原子炉施設の地震・津波に関わる新安全設計基準に関する検討チーム 第8回会合 http://j.mp/Up4L4f」#を行う。
★★13時からは原子力規制庁のブリーフィング、本日のこのようなブリーフィングを行う。いつもの14時から1時間の前倒しということである。
★14時には「緊急時モニタリングのあり方検討チーム 第三回 http://j.mp/Up5cf3」を行う。
★★★1月30日水曜日 福島原子力発電所事故調査委員会のフォローアップ有識者会合 4回目http://j.mp/Up5uCo」が行われる。場所は三田の共用会議室の1階講堂ということである。
最後の来週の要人面会については、今のところ予定はない。以上だ。
○保安院佐藤:
それでは只今から質問を受けたい。質問のある方は、元気よくっ!挙手っ!はいっ!じゃあ、天野さん!
# 元気よく!がデフォルト化…規制庁ブリーフィングでは記者は控えめに手を上げてるのかな… 前回、マイクが違う方に行ったんじゃなくって、保安院佐藤氏が名前を呼んで指名した記者の名前が間違っていて、名前を呼ばれた方にマイクが行ったみたいww
■質疑
○産経天野:
先ほどの安倍総理の面会だが、これは次長も行かれたのか?
○規正庁森本:
私は行ってない。
○産経天野:
そうすると具体的にどういう話があったのか聞いているが?
○規正庁森本:
いえ、詳しくは聞いていない。まっ、総理の方から、あぁ、9月以降のだな。ええぇ、委員会の活動について話を聞きたぁーい。ということで、全員で参られて、ええぇ、今までの取組をだな。説明したと聞いている。
# 本当に「ききたぁーい」 といっておられます。念のため。
○産経天野:
5人の委員が全員会われた?
○規正庁森本:
そうだな。
○産経天野:
何時頃?
○規正庁森本:
確か11時15分だったと思う。
○産経天野:
で、こちらには広報は頂いていないようだが。これはどういうことだ。
○規正庁森本:
その点だが、事後の報告になったということは、まあ、みなさんの取材活動に混乱を生じさせたとすれば、大変申し訳無いことだと思う。ただし!面会ということで、相手があるものでして、
★★★特にこれは、今回は、総理の日程に関わるものだということでございま、ので、ますので、差し控えた事を理解いただきたいと思う。えっと、従来通り、要人面会としては予定を公表していく方針は変わっていない。以上である。
○産経天野:
でも総理との面会を広報しない、というのは、ちょっと理由がよくわからないが。取材云々はまた別にして、こういう面会がありますというのは、事前に頂けないものなのか?
○規正庁森本:
総理日程に関わるものだし、また、行政機関として言わば説明すると。説明に参った、という内容なので、ご理解いただきたいと思う。
○産経天野:
またそれは別にして、もう一点だが、昨日、衆議院の方で原子力問題特別委員会というのが設置に向けて合意されたが、これについてなにか受け止めがあれば聞かせてほしい。
# http://j.mp/Vb9ML4 国会事故調の提言。
○規正庁森本:
まあ、国会のことなので、私どもからコメントすることはない。
○産経天野:
この設置の目的としては、規制当局の監視ということが歌われているかと思うが、そうすると規制委員会の政治的独立性と、すこし、齟齬、抵触があるような気もするが、その辺についてはいかがか?
○規正庁森本:
その点についても特にコメントはないが、国会から様々な取り組みについて説明する機会は当然あると私どもは考えている。
○産経天野:
ありがとうございます。
○保安院佐藤:
他にいるか?うーん?では、山田さん。
○電気新聞 山田:
敦賀と東通の評価報告書について伺いたい。去年の9月に多いのは臍帯に関する基本方針、破砕帯調査の基本方針かな?が、でてましてえぇ、で、敦賀と東通りに似たような方針は出ていないと思うが、
これは大飯の時に出た基本方針は他の破砕帯調査に適用されると考えていいか?9月26日か、なんだかに、規制委員会でそういった基本方針が出てたんですよ。
○規正庁森本:
はい。
○電気新聞 山田:
その中では、地形学と地質学と地球部地理学かなんかを、総合的に勘案して評価すると書いてあったんですね。
○規正庁森本:
フンフンフンフン
○電気新聞 山田:
もし、その基本方針が敦賀とか、東通りに提供されるのであれば、敦賀の場合だと前回開いた評価会合で、専門家からのいろんな説明があったのを議事録をよく読み返したが、地形学的な発言がかなり多くて、あまり地質学的な発言が少なかった気がするんす。
ですから、もし、大飯の時に出された基本方針を適用するのであれば、当然評価報告書は、そういった地質学的観点も入ってんのかな、と思いまして、その辺、どういうところまで盛り込んで報告徴収は作られるのか。
○規正庁森本:
ハァハァ そうですね。基本方針というのが、今、おっしゃられたように地形、地質、あるいは活断層といったものを総合的に、と書かれていたと思うので、
そういうものを踏まえて島崎委員の方で、16人の委員、これは各学会から推進して頂いた、ということだが、選んで頂き、で、その中から各サイトごとにチームを作っている、というものだから、基本的な考え方は同じだと思う。
○保安院佐藤:
広報課長の○×△※だが。9月26日基本方針が出た後に、その後にだな。
# そんなに名前明かすのが嫌でつか。保安院ブリーフィング抜けないでつね。
10月17日の規制委員会で、あの、資料として、最初の議題で敷地内破砕帯の評価に関する有識者会合について、というペーパーが出ている。
そこで、いわゆる9月26日に了承された基本方針に基づき、具体的に大飯発電所のウンウンかんぬんと書いているが、ま、その時の飼料を見ればわかるが、
大飯以外の者についても、こうした方針に基づき行なっていく、というふうに書いているので、現地調査評価は大飯発電所での確認と同様に、関係学会から推薦を受けた候補者から選定した云々かんぬん、とあるので、基本的に考え方はいっしょだと理解している。
# 用意がいいでつね。
○電気新聞 山田:
じゃあ、やっぱ、調査報告書というのはぁ、評価介護腕で体験だけではなくてえ、それ以外のいろんな知見とか、なんかも盛り込まれて作られていく、という考えでいいんですか?
○規正庁森本:
うーんと、勿論意見を単純に組み合わせたものではなくて、ここはまさに島崎先生の采配だが、その際に出されたデータ、
あるいは前回もあったが、各委員会から提出された他の方の論文もあろうかと思うが、そういうものも総合的に判断して最終的に作られるものだと考えている。
○電気新聞 山田:
ありがとうございますぅ。
○保安院佐藤:
他にあるか?うーん?
○読売高田:
ちょっと、昨日ぐらいから報道ベースで出ているが、柏崎刈羽の活断層問題が、ちょっと報道で出ているが、保安院時代から積み残しになっている破砕帯の調査対象の6原発以外の留保となっているサイトだな。
柏崎刈羽と浜岡と、あと、原子力施設で6箇所は調査対象とするとなっているわけだが、あとは、あの、高浜の取り扱いというのは決まってないと思うが、これらについて現時点で決まっていることがあれば教えてほしい。
○規正庁森本:
一言で言えば決まっているものはない。例えば柏崎刈羽については東電は自主的に調査されたと思うので、ま、あの、何時とか、どういうふうにとか、決まってないが、今後はそういった調査結果もデータとしては重要視させて頂き、
その調査の必要性も含めて対応する、ということかと思う。ただし承知の通り、新しい規準を検討しているので、それとの関係はあろうかと考えている。
○読売高田:
調査の必要性も含めて対応するのは規制委員会か?それとも規制庁か?
○規正庁森本:
あっ、最終的には勿論、規制委員会になろうかと思う。
○読売高田:
そうすると2月末に柏崎は計画上は報告というか、結果を遅らせることになっているが、その取扱は規制委員会で考えるということか?
○規正庁森本:
あの、2月末までに予定で調査結果が出されるというのは、私どもは承知している。したがって一般論、別に柏崎刈羽に限らず、柏崎刈羽、高浜6箇所、更に大間、というものについて、今後、どういう形で調査をするのかと。
○規正庁森本:
例えば、現地調査をするのかどうか、その必要性も含めて、今後検討していくことと考えているが、予定はまだ決まっていない。
○読売高田:
あとひとつ。JNESとの統合の話だが、今、現況においてどのような進捗なのか教えてほしい。
○規正庁森本:
一言で言えば、検討はまだ進んでいない。ただ、法律で、設置法の敷設で、あ、設置法の中で検討課題となっているのは承知しているので、今後、鋭意検討していく必要はあるが、
基本的には、今、内閣官房に置かれた原子力規制組織と改革推進室というところで、検討を内々にしていると聞いている。
○読売高田:
ありがとうございます。
○保安院佐藤:
ほかにあるか?うーん?
○時事中村:
来週の敦賀会合の件だが、以前、次長は1号機に関しても評価文章に含まれるんじゃないかという見通しを示されていたが、これは今も変わらない、という見通しでいいか?
○規正庁森本:
ちょっと、私ども、その敦賀破砕帯の、その調査の、今度は評価の取りまとめ案を審議して頂く、ということなので、ちょっとそこの詳細までは承知していない。ただ、この間申し上げたのは、いわゆる評価会合のスコープ、
というのがですな。一応、敦賀の敷地内破砕帯の全体をカバーしているので、あの、え、ま、あの、その、1号機、2号機、と言うことではないにはしても、言及があるのではないかと考えているが、承知はしていない。
○時事中村:
基本的に専門家検討会のチームで取りまとめられた文章の中身にのみ、着せ委員会でも議論されることになるのか?
○規正庁森本:
えっと、えっとだな。評価会合で検討されたものというのは、敦賀の敷地内の破砕帯についての、ま、あるか、ないか、ということ。
あるいは活動性があるかどうか、という評価だと思う。で、それを踏まえて規制委員会として判断するので、そこは、あの、その、なんというんですか。全く書かれていないものに対して検討することはないと考えている。
○時事中村:
ありがとうございまーす。
○毎日岡田:
安倍総理との面会の件だが、これ、9月からの取組についてということだが、やり取りとしては相手方、総理からどいうう話があったとか、もう少し分かる範囲で教えて頂きたい。
○規正庁森本:
えっと、私はそこに出ていないので、やり取りについては承知して、おりません。ええぇ、ただ、あの、ま、全体として委員長から発足以来、これまで行った活動を説明したと聞いている。
○毎日岡田:
基本的なことで恐縮だが、総理で呼ばれた場合は、行かなければいけないとか、なんかルールとかあるんでしたっけ?
○規正庁森本:
行政組織なので、その取組状況を説明することはあっていいんだろうとは思う。
# 本日、午前中に予定されていた有識者会合が延期に。http://j.mp/Up2JRE 説明することはあってもいいが、予定が組まれている事が変更される事があってもいい認識でつか。安倍氏が要望すれば。
○毎日岡田:
これは急に決まったことのなのか?
○規正庁森本:
そうですな。今日というわけではないが、昨日、一昨日ぐらいか。話があったというものである。
○毎日岡田:
官邸から?
○規正庁森本:
はい。
○産経蕎麦谷:
この間、あの、ええ、専門家会議で出た事前対策、防災指針の、あの、なんとかぁ、の、関係だが、ええぇ、ヨウ素剤の部分がかなり具体的な部分の殆どが、
可及的速やかに検討、という表記で、多分そのままああいう形で委員会の方んも出るんだろうと思っているが、その可及的速やかに、というその辺のスケジュール感をちょっと教えてほしい。
○規正庁森本:
ヨウ素剤の事前配布、あるいは実際にそれを摂取する際のルールというんすかね。これを今、いわゆる関係省庁、具体的には厚生労働省と調整している。
現在、調整できている範囲で、今回の改定の中に盛り込みたいと思っているが、残ったさらに詳細な部分については、遅くとも3月中には全て確認して自治体にきちっと示したいと考えている。
○産経蕎麦谷:
じゃあ、今あるやつよりももうちょっと具体的になって指針は出来るということか?
○規正庁森本:
最終的にはそのとおりだ。
○産経蕎麦谷:
あっ、あ、じゃなくて、今度の委員会に出す奴は。
○規正庁森本:
今あるというのは?
○産経蕎麦谷:
今の、こないだの、なに案になっていたか忘れたが、たたき台みたいな奴がでましたよね。http://j.mp/VbcvE9 あれだと結構配布方法だとか、具体的な部分については可及的速やかにとなっていたので、
そのまま行くのか、それとも次、委員会で示す部分で、来週示す部分でももうちょっと具体的になってから示すのか?
○規正庁森本:
そこは恐らくその形になろうかと思う。今現在示されている内容になると思う。
○産経蕎麦谷:
内容になって、で、3月までのやつがもうちょっと具体的になっていくということだな?
○規正庁森本:
おっしゃるとおりだ。
○産経蕎麦谷:
わかりました。ありがとうございます。
○NHKすがや:
前回の大飯の破砕帯会合の時に、事務方から、寄生庁としてもデータを纏めたいという事で説明があったが、少し具体的に寄生庁としてどういった取り組みをするのか、ということと、それは大飯だけに限ったことなのか、
それとも今、調査をやっているようなほかのものにも、そういった寄生庁としての整理というものを行うのかどうか教えてほしい。
○規正庁森本:
な、なるほど。ちょっと詳細は私は承知していないが、
○規正庁森本:
勿論、大飯に限らず必要があれば他のサイトにおいてもやることは論理的には有り得るべしだと思う。要は事業者の調査、そのデータで足りるかどうかと。
あるいはそれと、スピード感をもってやるときにどういうほうがいいか、という事で決まっていくと思う。適宜柔軟に対応するという趣旨である。
○保安院佐藤:
ちょっと補足すると、あの、あれだ。あの場でやったのは、ボーリングコアの、沢山とったものだな。サンプルをなんか分析するにあたってだな。
ま、いわゆる外のコンサル、という所に外注しようか、というようなことを担当課としては考えているようである。はい。
○NHKすがや:
それは、コアは勿論事業者が持っているわけで、そのサンプルを借り受けて、外部機関に出して、調査なり、分析なりしてもらう、というイメージで良いか?
○保安院佐藤:
あの、はい。借りるのかどうか、どういう形か詳細は知らないが、要するにデータを入手して、それを分析していくことを今後やっていくと聞いている。はい。
○NHKすがや:
ちょっと細かいところであれだが、それは大飯は、今、意見が割れているからやるということなのか、なぜ、大飯からやるんだろうかということを。
○規正庁森本:
なるほど。割れてるからと言うよりも、まさに島崎委員がスピード感をもってやる上で、必要だという場合に、そういう対応もあるという、ま、事務局として柔軟に対応していくことの一環である。
○保安院佐藤:
それも補足すると今週の委員会(http://j.mp/WPWTHi)で島崎委員が報告されたと思うが、あの中で課題は2つあり、一つにボーリングコアというか、あれを調査して行きましょうと、確か飼料にも書いてあったと思うが、
その一環ということだと思うので、そういう意味では、今回の多いののことでやるということかと思う。
他にあるか?無ければ以上で会見は終わりたい。(22分)