平成25年1月22日(火)14時00分 ~ 規正庁 定例ブリーフィング
原子力規制委員会 / 会議 / 会見 / 配信チャネル
○プレス
○議事録 / まとめ
規正庁ブリーフィング次長報告は、今後、こちらにまとめることにしますた。
会見は翌日、週末分は月曜日には速記録が公開されてるようになったので。
だいこんさんが戻られるまで、出来る時は速報として掲載します。
○保安院佐藤:
はじめに次長から報告がある。
○規正庁森本:
今日はこちらから2点の報告。★明日23日10時30分から第24回原子力規制委員会が行われる。http://j.mp/WSltpD 議題は4つである。
議題 1 高経年化対策制度の取扱いについて議題 2 東京電力福島第一原子力発電所の施設運営計画の変更に関する評価について 議題 3 平成24年度第3四半期における専決処理について
議題 4 大飯発電所敷地内破砕帯の調査に関する有識者会合について(現状報告)ということである。高経年化取り扱いというのは、今、現行制度で勧められているバックチェックの運用、取り扱いについて委員会で議論頂くものだ。
2番めの施設運営計画の評価というのが、今、現在、炉規制法に基づく実施計画が承認されるまでは従来の施設運計画に基づいていろんな安全評価というのをするわけだが、これについて幾つか原子力発電所で乾式キャスクの関係であるとか、
あるいは瓦礫処理の関係でその安全性の評価をするというものである。3番目の専決処理は、これは委員会で、軽微なものは専決処理に降りているが、それについて四半期ごとに委員会に報告するということなので、
これまでの平成24年度第三四半期における専決処理においてまとめて報告するものである。4番目の大飯発電所の有識者会合についてだが、先般行われた有識者回轟音結果について報告するものである。
2番目。今後の有識者会合、会見について報告する。★今日、この後、17時から「発電用軽水型原子炉施設の地震・津波に関わる新安全設計基準に関する検討チーム 第七回会合 http://j.mp/WSlSIE」がある。
★明日、23日水曜日だが、規制委員会が終わり14時から田中委員長の定例記者会見がある。
★明後日、木曜日24日 10時~「原子力災害事前対策等に関する検討チーム第七回 http://j.mp/WSlZ76」と「緊急被ばく医療に関する検討チーム第五回 http://j.mp/WSm1f3」の合同検討チームが開催される。
★24日14時から「第二回 特定原子力施設監視・評価検討会 http://j.mp/WSm9eB」が開催される。
★14時から定例の規制庁ブリーフィングがある。★15時から「発電用軽水型原子炉の新安全基準に関する検討チーム 第12回会合 http://j.mp/WSmeyN」を予定している。
★★★それから来週の月曜日1月28日14時から「敦賀発電所敷地内破砕帯の調査に関する有識者会合 第2回評価会合 http://j.mp/WSmhLf」が行われる予定だ。最後に今週の要人面会については特に現在のところ予定がない。以上だ。
○保安院佐藤:
それでは只今から質問を受けたい。質問のある方は、元気よく手を上げて所属と名前を言ってからっ!!質問をお願いする。それでは質問のある方っハイッ十亀さんっ!
■質疑
○北海道新聞 十亀:
あの、こちらです、すいません。へっへっへ。明日の手入れ会合の、少し紹介のあった議題1の高経年化制度、バックチェックの運用をもう少し詳しく教えてほしい。
○規正庁森本:
はい。先ず、バックチェックは運用で行われているものだが、今、現在はそういう段階だが、そのバックチェックの申請期限というのがある。
これはガイドラインで決まっているものだが、これについて、申請期限をどうするかと。後ろに倒すか、とか議論た頂くものだ。
基本的な考え方は、これからバックフィットというのが行われるので、それを踏まえて今後対応していくことになると。
チェックについては出して頂いて、参考にすることはあるが、期限を区切って出せというものでもないだろう、ということで相談頂くものである。
○北海道新聞 十亀:
基本的にはバックフィットに移行するので、そちらに任せていく方向性になるのか?
○規正庁森本:
おっしゃるとおりだ。
○北海道新聞 十亀:
それに関連するが、40年廃炉の関係と、20年1回に限り延長できるみたいな話が、まあ、着せ委員会が発足が、改めてそれについて検討する話があったと思うが、これは何時やるのか?
○規正庁森本:
まさに安全基準検討の一環なんだが、今はいわゆるシビアアクシデントに力を注いで、言わばそれに手がいっぱいという状況なので、ある程度それにめどが付いた段階で始めることになる。いずれにせよ、施工は同じである。
○北海道新聞 十亀:
ある程度めどが付いてから、というのは1月末に骨子案がまとまるのを目処とするのか、若しくは案がまとまる4月以降、それはどっちか?
○規正庁森本:
そこはこれから集めて頂く状態だ。
○北海道新聞 十亀:
いずれにせよ、明日の高経年化対策のバックチェックの話とは別の話?
○規正庁森本:
はい。全く別だ。
○北海道新聞 十亀:
わかりました。
○読売船越:
来週月曜日のつるが評価会合はどういったこと話しあうのか?これ、事業者くるのか?
○規正庁森本:
現在、28日の進め方については島崎委員と相談しているところなので、事業者に来てもらうかは今は決まってない。
ここでの議論の中心は、今、評価の取りまとめを島崎委員中心に取りまとめてもらっているが、それは議論していただくというのが中心のテーマだ。
○読売船越:
すると評価文章みたいなたたき台みたいなものがあり、それを議論していくイメージ?
○規正庁森本:
おっしゃるとおりだ。
○読売船越:
良ければそれがその場でまとまるというところまで?
○規正庁森本:
そこもまさに議論次第ということだと思う。
○読売船越:
仮の話だが、規制委員会にあげると?
○規正庁森本:
となるとおもう。
○読売船越:
わかった。
○産経天野:
今の敦賀の件だが、評価会合ということで新たな資料やデータが出る可能性はあるのか?
○規正庁森本:
私が聞いているのは、今まとめている評価の取りまとめについて議論して頂く、ということで聞いている。そうすると前回の結論が覆る可能性はない、ということか?
○規正庁森本:
そこは議論の中でしていただくことになるのではないかと思う。
○産経天野:
わかった。別の件だが、昨日事前対策の検討チームで避難基準が大幅合意された。これから関係自治体が地域防災計画を策定していくと思うが、この辺の地域防災計画はかなり遅れていると聞いているが、寄生庁でそういう進捗状況は把握というか、情報は取れているのか?
○規正庁森本:
体系的に把握している状態に今無いが、地方公共団体、県とはコミュニケーションして、こちらの検討状況を伝えて、例えば今、おっしゃったEALやOILといった情報も伝えるようにして、検討に資するようにしている状態だ。
いずれにせよ、こちらの作業が進まないと自治体でも作業が進まない状況なので、★★今、今月末を目途に対策指針の改定をまとめようとしているが、それを踏まえて、また自治体に説明することにしたい。
○産経天野:
計画策定にあたっての寄生庁のサポートは、具体的に金銭面や人的の面でどういったものがあるのか?
○規正庁森本:
これは言わばこういうふうに整理されており、規制委員会は主として指針を作り、指針のマニュアルを作って、技術面、知識の面からサポートする。
それから自治体に対して内容を説明することをサポートする。同様に、自治体が計画を作るに辺り、例えばコストがかかるとか、あるいは広域な調整が必要だ、県事の調整が必要である、ということについては、これは内閣の方の原子力防災会議の元の事務局だな。
○規正庁森本:
実際には原子力防災化が併任しているし、そのヘッドは黒木審議官であるが、そこが資金的な面、そういう広域調整の汗をかく面でサポートしている。そういう形になっている。
○産経天野:
すいません。確か災害対策特措法だと思うが、3月18日までという期限があったと思うが、これを超えた場合はどうなるのか?
超えないようにお願いしたいと考えている。超えたからといって何かペナルティーがあるものではないが、超えないよう作業をお願いしたいと考えている。
○共同さがや:
明日の委員会、大飯原発の評価会合についての報告が題目として上がっているが、大飯の調査に関しては、この間の議論を見ても結論が出ていない経過をたどっていると思うが、明日の委員会ではどのようなことが報告されるのか?
これまで途中経過のものであれば、議題に上がらず田中委員長が最後に付け加えてという形であるとか、島崎委員が途中経過を報告する形だった訳だが、今回、議題上がっているというのはどういうことか?
○規正庁森本:
基本的には現状報告ということではあるが、特に大飯については北側の調査について一つの調査が一区切りというか、ということで、
ま、最終的に意見がまとまらなかったが、そういう意味で委員会に報告する必要があるだろうということで、議題に上がっている、というものだ。
○共同さがや:
これまでの評価会合で一部のメンバーから委員というか、調査団メンバーの差し替えであるとか、そういったことも提案というか、意見というか、そういう話もされたが、http://j.mp/101BX0I
○共同さがや:
そういうことについて明日議論されることはないのか?
○規正庁森本:
それはないと思う。基本的にはその有識者会合でこの間、なされたことを委員会で報告する、というものである。
○共同さがや:
★★昨日、北海道原発の泊原発3号機に関して、北電が従来のストレステストの一時評価の結果を取りまとめたという形で、現地、こちらにも発表しているが、規制委員会の方には特に報告なり提出なりしていないようだ。これの取り扱いに関してはどのように考えているか?
○規正庁森本:
泊原発の地質調査結果については報告書の受理をしている。そして規制委員会としては、今後、新しい基準に基づいてバックフィットが行われるということなので、
○規正庁森本:
その際の参考、活用させていただきたいと考えている。
○共同さがや:
その断層の連動の話は提出されていると思うが、もう一方のストレステストの関係ですね。そちらの方は多分提出ではないと伺っているが、
田中委員長もそれはやらないが、独自にやってもらうことには構わないというような、奨励するような発言も過去にあった。
他の電力会社にたいしても同じような自主的な取組を今後求めていくのか、今後、参考程度に留めるのか、そのへんの扱いがよくわからないが。
○規正庁森本:
先ず、基本的にはストレステストを各電気事業者に規制委員会として求めるということはないというのが委員会のスタンスだと思う。
ただし、ストレステストで得られたデータはある意味貴重なので、それは活用させて頂く。そういう意味で、事業者が調査をする、ストレステストをすることについて、ま、参考にするというのがポジションなので、そこは各電力会社共通だ。
○共同通信 竹岡:
明日の委員会の議題3の施設運営計画のことをもう少し詳しく説明ヨロシコ。
○規正庁森本:
施設運営計画は原災法に基づいて施設の管理が東電で行われいてると。それについて規制委員会がその原災法に基づいて安全性の評価をする形になっている。
そういうものだが、その中でいろんな作業がある。具体的に言うと、乾式客すの仮保管施設の設備変更とか、あるいは既設の乾式貯蔵キャスクの健全性の確認とか、
瓦礫一時保管エリアの追加とか、そういう、言わば安全をさらに高めるための、いろんな作業があるが、安全性の観点から規制委員会が評価するものである。個別のものが沢山あるが、今回は3件そういうものがあるということだ。
○毎日岡田:
今後のスケジュールのところで、制度整備検討チームが25日に予定されていると思うが、http://j.mp/141mBxa ここではどういったことをされるのか?
○規正庁森本:
これは第一回目の会合がだいぶ前にあり、そこでいろんな制度上の論点、検討課題というのが整理された。具体的に言うと、
ひとつの例だが、今現在、設置許可申請書の中で、図面が添付書類という扱いになっている。添付書類だと申請書類ではないので、それについては参考程度の扱いなんだが、
これを本文記載事項、つまり、許認可の申請書本体と整理することになるが、例えばそういうことがひとつの論点になっている。
他にも型式認定とか、いくつか課題があるが、それについて第一回目で検討課題とされましたと。今まで事務的にこの検討課題は詰めていたので、これをこの制度検討チームにあげて議論して頂く、というのが予定である。
○毎日岡田:
新安全基準、設計基準とかシビアアクシデントとか、地震・津波の基準の適用の仕方だが、
○毎日岡田:
そういったことについては議題に上がらないのか?
○規正庁森本:
この制度検討チームでは議題に上がらない。それは今やっている検討チームで、安全基準の中身を検討してもらっているが、それが終わってからというか、その目処がついてからということになろうかと思う。
○電気新聞 山田:
破砕帯調査で残る3つの発電所の調査日程が具体的に決まったら教えてほしい。
○規正庁森本:
何回も聞かれているようで申し訳ないが、まだ具体的に決まってない。
○電気新聞 山田:
ありがとうございますぅ。
○保安院佐藤:
以上で会見終わる。(22分)