2011年6月10日金曜日

2011年 6月 8日 共同会見 11カ所全てのモニタリングポイントでストロンチウムが検出される

2011年 6月 8日 共同記者会見 (29回)

録画 IWJ
前半 http://www.ustream.tv/recorded/15240208
後半 アップロード抜け?
前編 音声のみ ダウンロード
ぶらさがりとまとめ 音声のみ ダウンロード
ぶら下がりの安全委員会 加藤審議官の発言に注目。


■会見のポイント
前日のIAEA 閣僚級会議の日本側の資料が公開されたが関連する質問は思った程多くなかった。原発を推進したいメディア大手としては大方満足のいく内容だったと思われる。概要は読んだが津波が強調された内容となっており釈然としない。また前日に福島第二原発の汚染水を海洋投棄する検討をしていることが明らかになった関係で、放出時期に関する質問が多かった。
プラント関係では冒頭の細野補佐官のあいさつにあるように発電所一部施設で停電が発生し停電が進行していたが会見中に復旧した。幸い大きな事態には発展しなかった。プラント関連の動きとしては建屋地下に溜まっている汚染水処理の問題。

冷却に原子炉容器に水を注入している訳だが注入した水は外に漏れだしており、格納容器由来の高濃度汚染水が毎日増え続けている状況にある。東電は建屋地下の水位の上限を引上げる許可を保安院に求め評価した結果が保安院から発表。連日続く、作業員の救急搬送で現場が苛酷である現状。高濃度汚染水の水位が上がると上で作業している作業員の安全確保や作業性に関する質問も。

汚染水を処理するアレバ社、キュリオン社のシステムが間に合うか、間に合わなかったための一時保管のためのタンクの確保状況などの質問も。高濃度汚染水が大量に海に流れた結果、深刻な海洋汚染が進行しているが、東電松の説明からは逼迫した様子はない。民放大手テレビ局、新聞社の記者は相変わらずプラント関連に対する質問が多い。つまり、東電への質問。

また11カ所全ての測定箇所全てでストロンチウムが検出されている。翌日の NHK 朝のニュースで報道されたが朝だけだった。夜は静岡のお茶からセシウムが検出されたという報道。政府はこれまで土壌調査よりも空間線量が重要とし、土壌汚染の本格的な調査結果が示されたのは5月6日に公開された航空機モニタリングのみ。

毒性の強い核種ストロンチウムの分析についての検査は現在も11カ所のみと分析地点が少ない。翌日 5月 9日の夜には静岡の新茶から国が定めた堅すぎる暫定基準値を更に上回るセシウムが生産者の自主検査により検出され、21時のNHKニュースで報道されている。

何もかも対応が遅い。土壌調査や海洋調査は頑として国際機関の調査申し入れを受けようとしない。これまでの過小評価モニタリングで国と東電の調査は完全に信用を失っており、利害関係にない第三者機関が間に入る意外にないのに。

細野補佐官は前日の IAEA 閣僚会議の報告書をもって原発関係国に報告に。取り纏めができないという理由から、共同会見は戻るまで開かれない。別に細野補佐官がいなくても、東電、文科省のモニタリング評価を原子力安全委員会が取り纏めを行う事は出来るはずだが評価資料は公開されていない。

以前、一週間に一度のモニタリングの方が情報に付加価値があり良いと原子力安全委員会の加藤審議官が発言したことがあった。まるでやる気なし。次の統合対策本部共同記者会見は、6月 16日 16:30 予定となっている。


■本日の議題
  • 細野豪志事務局長  挨拶 00:00:00~
  • 環境モニタリングについて (東電・文科省)00:01:50~ / 00:03:45~
  • 環境モニタリング結果の評価 (原子力安全委員会)00:08:35~
  • 各プラントの状況 (東電)00:12:05~
  • 福島第一原発プロセス主建屋 貯水レベルの再変更に関する評価 (保安院)00:21:35~
  • 質疑 00:24:40~



資料 報道資料は翌日公開



録画 IWJ
前半 http://www.ustream.tv/recorded/15240208


後半 アップし忘れ?


http://www.ustream.tv/recorded/15240208 00:00:05~

細野統合本部事務局長の挨拶

細野補佐官
今日の午後、1、2号基の中央制御室の照明が停電するなど電源が一部きれるという事態が起きた。それに伴い移送ポンプや一部のモニタリングポストが現在、機能していないという状況になっている。ある程度、原因が特定された段階で復旧は見込まれているが、政府(細野)の方から東電に対し、電源の多重性、多様性について更に努力するように要請した。

昨日の IAEA にた対する報告書の教訓の所でも書かせて頂いたが、特に重要な施設についての多重性、多様性は極めて重要だ。電源についても重要な機能が止まることによって事態が再び悪化するという懸念も依然として残っている。そういったことについても、より優先順位を付けた多様性、多重性について東電に要請したのでそのことについて報告させて頂く。以上。

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http://ustre.am/_11WFO:KgG 00:01:50~

■環境モニタリングについて (東電・文科省)

東電

# 省略


http://ustre.am/_11WFO:KgH 00:03:45~
文科省
都道府県別の環境放射能水準調査の結果については大きな変化はない。なお、全国の大学等の協力による空間線量率の測定と言うことで今回から協力頂いている大学の名前も資料に掲載させて頂いた。これにより具体的な場所もより分かり易くなったのではないかと思っている。

福島原発周辺の調査と言うことで空間線量率l、積算線量、ダストサンプリング等、福島県によるモニタリング実施計画についても大きな変化はない。海域の調査についても大きな変化はない。何れにしても原子力安全委員会に評価を頂いている。

89ページには福島県で現在行われている学校等の結果ということで一昨日は3日目までのものだったが82ページにあるように6月4日までの1091校まで調査結果が出てきている。全体は10日までの予定で1752校だが、校庭利用の制限値の 3.8マイクロSv/h を超えている学校はないという状況だ。

一昨日の会見の中で質問があった件についてお答えする。5月16日付けの厚労省と文科省の連盟で出したペーパー、事務連絡に関する質問があった。この文章は厚労省と文科省の HP にも掲載されている。
この事務連絡に書かれている3番目の項目
「対象となる被災者に過度な負担とならないよう、対象地域において行われている調査・研究の状況を十分に把握した上で、重複を避け、必要以上に詳細な調査・研究が行われることのないように配慮すること。」

この文章の最後にある「配慮すること。」とはどのような意味かという質問が先日あった。この配慮の意味はあくまで被災地域において被災された方々を対象とする健康調査、研究について被災された方々の過度は負担にならないよう、地方自治体とも十分調整した上で実施するための注意喚起である。

研究者の視点だけでなく、被災者の状況を理解し、被災された方々に十分配慮した上で適切に調査研究を実施して頂く事を要請するという趣旨で出されたものである。

もう一点、放医研で内部被爆(ホールボディカウンタ)の検査を受けた住民に対し結果が知らされていないのではないかという指摘があった。放医研でホールボディーカウンターで検査を受けた住民が例外的にいてご指摘の通り、データを開示してほしいという要望があったことは事実である。

放医研に事実確認をしたところ、住民の強い要望があり特例的に検査をしたが、検査の後、医師の問診も行い、結果について問題ない旨を通知し、以上がない事を示した記録表を渡した。詳細なデータは個人情報である訳だが、今後、本人からの要求があれば開示すると研究所の方では言っていた。

# 冒頭のこの一文。

「今般の東日本大震災による被災地域において、被災者に対する様々な健康調査・研究が実施されているが、これらの健康調査・研究の中には、倫理的配慮を欠き、被災者にとって大きな負担となっているもの、自治体との調整が十分図られていないもの等が見受けられ、関係学会等からも問題提起がなされているところである。」

この段階では住民の再三にわたる内部被爆調査の要請に国の消極的な姿勢に対する不信感がストレスだった筈。甲状腺簡易サーべーの結果も住民に教えようとしなかったし、調査によるストレスが問題だったという問題認識はカモフラージュとしか思えない。つまり、責任逃れのための既成事実作り。

ホールボディカウンターによる調査で住民の内部被爆が明らかになる恐れている。細野はSPEEDI の情報公開は実施しているところが行う事が原則と説明している。つまり、文科省事態にも住民の大量被爆に対する責任がある。

検査を受けた個人が数値の開示を要求しているのに個人情報だからと拒否する。大丈夫と言うだけ。前回、この質問をしたのは NPJ 吉本おしどりさんだが、今回の質疑でも追求されているので要確認。

NHK石川さんが指摘していたが、作業せず福島に立ち寄っただけの作業員がホールボディーカウンターによる検査で大量に内部被爆している事が明らかになっている。住民が大量被爆している事は恐らく間違い。ヨウ素131は半減期が8日と短く、測定が出来なくなるまで時間稼ぎをしているようにしか見えない。


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http://ustre.am/_11WFO:KgJ 00:08:35~

■環境モニタリング結果の評価 (原子力安全委員会)

安全委員会
6月6日、7日に文科省から提供された情報に基づく評価結果だ。空間線量の関係では、参考資料6ページ、発電所から20km圏内での空間線量の測定結果が出ている。ここのところ、一週間毎に何回か発表されているが、傾向としては北西方向で高い値が出ており、そいういった傾向は変わっていない。

4の環境資料の関係だが、参考資料18~19ページの表でいろんな核種が横に並んでいるが、その他検出された核種という欄があり、ストロンチウムの値が書き込まれているポイントが18ページで8ポイント、28ページの表で3ポイントあり、合計11カ所の陸上における土壌中のストロンチウムの分析結果が出ている。

これを見るとストロンチウムの89と90について分析されているが、半減期の短いストロンチウム89が出ていると言うことで発電所から出たものだと考えられる。また、11カ所の値だが、特に北西方向で空間線量が高いポイントの近くで採取された土壌サンプルからはストロンチウムも高い値で検出されている。

参考資料 33~34ページは発電所沖合での東電による海水中の放射性物質の分析結果であるが、6月4日、5日に採取された海水の分析結果である。4日に採取されたもので赤いアンダーラインで示された箇所が基準値を超えているポイントである。都道府県の全国調査については特段大きな変化はない。以上。

# 翌日の 6月 9日 、NHK の朝のニュースで、毒性の強いストロンチウムの特性や計測した全てのポイントで検出された事が報道された。ただし、朝だけ。NHKを始め、民放各局は土壌汚染、海洋汚染の実態については依然報じようとしない。国が定めた国際基準を超える暫定基準値を超える食品が見つかった時だけ報道する。国が暫定的に定めた基準値については決して言及することはなく、最近では暫定を省略、昔から存在しているかのように「国の安全基準値」を超えたなどと報道している。

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http://ustre.am/_11WFO:KgK 00:12:05~

■各プラントの状況 (東電)

東電(松本)

# 省略

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http://ustre.am/_11WFO:KgL 00:21:35~

■福島第一原発プロセス主建屋 貯水レベルの再変更に関する評価 (保安院)

保安院(西山審議官)
# 省略

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http://ustre.am/_11Na6:K92 00:24:40~

■質疑

http://ustre.am/_11WFO:KgN 00:24:40 ~ 東電
ニコニコ七尾
福島第二原発タービン建屋に溜まった汚染水を海への放出検討について。


http://ustre.am/_11WFO:KgQ 00:27:50 ~ 東電・保安院
共同通信 服部
サブレッションプールの汚染水濃度、核種分析の結果が東電、保安院発表と異なっている点について。


http://ustre.am/_11WFO:KgS 00:30:30 ~ 東電
読売新聞 今津
地下1Fの汚染水保管推移の上限を引上げる件について作業員の作業への影響は?


http://ustre.am/_11WFO:KgT 00:31:50 ~ 東電・細野
NHK山崎
配電盤の場所について。(停電を引き起こした要因)故障の現段階での理由で考えられることは?今後、同様の理由で故障が考えられる箇所は?配電盤の強化を指示したと冒頭説明したが具体的にどのような指示を出したのか?


http://ustre.am/_11WFO:KgU 00:38:00 ~ 東電
読売新聞 今津
読売新聞 今津記者の地下貯留水を上げる件に関する確認回答


http://ustre.am/_11WFO:KgV 00:39:35 ~ 保安院・文科省・細野
月刊ファクター
大量の瓦礫がハワイに流れ着いている。汚染された瓦礫が海外に流れ着くというリスクをどのように考えているか?各国とこのような議論はこれまでにあったか?政府としてどのような対応が出来ると考えているか?政府として相手国政府に対しどういう姿勢で臨むのか?他。CSC条約に入っていないが。外遊での心づもりについて。


http://ustre.am/_11WFO:KgW 00:45:30 ~ 文科省・東電
フリー木野
学校の 20mSv/y を決めた経緯について。社会的なコストを試算したのか?ICRP を直ぐに引き合いに出すが、ICRPでは住民と相談して決めるとなっている。(報道であったかもしれないが、コスト計算したことは承知していない)他、作業員の環境、他。


http://ustre.am/_11WFO:KgX 00:57:05 ~ 東電
朝日新聞
検証委員会が今月中に福島第一原発の現地調査を開始すると言うことだがスケジュールや内容について教えてほしい。吉田所長の会見を開く場を少しでいいから作ってくれないか?汚染水の内訳について汚染水は雨が降って増える事を含めて試算しているか?他


http://ustre.am/_11WFO:KgZ 01:01:15 ~ 東電
読売新聞 三井
2号基へのたまり水追加移送のスケジュールについて。タービン建屋のたまり水の状況について。地下たまり水の水位について。汚染水処理機が期待通りに動作しなかった場合の対策はあるのか?


http://ustre.am/_11WFO:Kh0 01:06:10 ~ 東電・細野
朝日新聞 つぼや
タービン建屋のたまり水の状況について。貯水範囲の変更の意図は?


http://ustre.am/_11WFO:Kh1 01:10:05 ~ 東電・文科省
NPJ おしどり
3月13日の午前9時以前の未公表データを公表して頂き礼を言う。公表すべきかどうかを判断せずに随時公表すべきだと思うが、この不明確な判断基準について教えてほしい。9時以前の 午前8時台に MP4 の値が急上昇している。にも関わらず9時以降の開示となったか疑問が残る。
午前8時台の MP4 の値が急上昇したときのデータの取り扱いが「データ取り扱い不明確」となっており、値が上昇している途中で扱いが「広報分離受診」というものに切り替わっている。その経緯について教えてほしい。5月16日付けの質問、本人の請求があればデータを開示するという回答、ありがとうございます。
5月30日、飯舘村の人が放医研にホールボディカウンタによる内部被爆の受診を受けに行った際に、自分たちのスペクトルピークグラフについて教えてほしいと20分間交渉したが教えてくれなかった。この本人の請求があればデータを開示するように文科省の指示は行き届いているのか?福島県の方が自分たちの内部被曝量の知りたいと動いているときにこの文書「必要以上に詳細な調査、研究が行われることがないように配慮すること」という文章は現状に即していないのではないか?福島県立医科大のホールボディカウンタを積んだ検診車が学外へ出たが、それはどこに向かっているのか?住民の健康調査に向かっているのか?それとも作業員か?ツイッターで頂いた質問だが東電のHPからキャスク保管庫、鑑識使用済み燃料保管庫のページへ急にアクセス出来なくなった理由について教えてほしい。


http://ustre.am/_11WFO:Kh2 01:23:00 ~ 東電・細野
NY Times 鈴木
海水注入が続いた続かないの件について。所長レベルの権限について。地震以降権限はどうなったか。災害対策マニュアルは1992年以降、更新されていない理由について。このマニュアルに権限は記載されているか、今後、災害対策マニュアルは公開してもらえるのか?


http://ustre.am/_11WFO:Kh4 01:28:40 ~ 東電
東京新聞 横山
現在発生している停電について。電源の多重化を測るために高圧電源版をつなぐと言ったことが行われたはずだが、今回の停電との関係は?下流の電源が故障したと言うことか?電源の多重化はどのような場合役に立つのか?汚染水浄化装置がうまく稼働しない場合に備えてタンクなどいろんな事を準備されているという事だが、どこが瀬戸際か分からない。全体としてどの程度、汚染水の保管場所に余裕があるのか?国内でも研究をしているところがあるが、アレバやキュリオン以外の技術を使って浄化装置は検討しないのか?つまり、保管場所の容量を増やす以外の対策として国内研究の浄化装置など他の浄化手段での検討はされていないのか?


http://ustre.am/_11WFO:Kh6 01:33:40 ~ 東電
毎日新聞 中西
現在発生している停電に関して。津波の水をかぶった配電盤という説明だったがその影響による故障なのか?第二原発の汚染水に関してトータルの放射性物質の量が30億ベクレルという話しが保安院からあったが東電も同じ認識か?放出限界未満なのか?放出限界以上であればどの程度まで放射能レベルを減らして放出したいと考えているのか?


http://ustre.am/_11WFO:Kh8 01:36:45 ~ 東電
日本テレビ 小林
現在発生している停電に関して。計器類が見えなくなっているという話しだが、照明が消えて暗くなって計器が見えないのか、それとも計器類そのものが動いていないのか?計器が見えない事がどの程度、深刻な問題なのか?他に計器を確認する手段があるのか?窒素を供給する装置の圧力が高まっているという話しだが、電気が止まるのと圧力が上がるのとどのように関係しているのか?


http://ustre.am/_11WFO:Kha 01:39:25 ~ 東電・細野
NHK 横川
確認出来ない計器類の内訳は?目処として何時までに復旧させたいと考えているか?復旧に時間がかかる場合のリスクについて。冒頭、細野補佐官の輸送ポンプが機能していないというのは?この電源故障により燃料プールの水の循環に影響はないのか?非常時に直ぐに切り替える必要があるが具体的にどのような方法で多重化を考えているか?またいつまで多重化を実現するか。細野補佐官が海外出張にでられるという事で共同会見が開けない問題について。


http://ustre.am/_11WFO:Khb 01:49:25 ~ 東電
共同通信 ふかや
本日の電気系統のトラブルについて。先ほどのパワーセンター2Cの復旧を持って全面復旧したという認識でいいか?パワーセンター2Cには異常なかったと言うことだが原因としては上流側にあるのかどうか現在、分かったいる事について教えてほしい。プラントパラメータが表示出来なくなったという事だが、毎日配っている数値全てが分からなくなったと言うことか?福島第二原発の汚染水について。保安規定で定める放出総量の範囲内といっていたが、放出について検討を始めたのは何時なのか?検討を始めた地点で放射性物質、核種の濃度は保安院が定める濃度より上だったのか下だったのか教えてほしい。


http://ustre.am/_11WFO:Khd 01:55:05 ~ 細野・東電
NHK 石川
昨日の IAEA 閣僚会議報告書について。基本設計上の考慮について日本の全てに原発に当てはまるが原発の再起動を考えるときにこの報告書を考慮するのか?SPEEDI 未公開は現場の判断だったのか?官邸からの指示だったのか?今後は全て公開すると言うことだが、データはそのまま公開されても住民は分かり難い。政府の側として住民の生命と安全を守るためにどこがどのように分かり易く公開するのか?ホールボディーカウンタについて。ベラルーシを取材していたときに持ち運び可能なホールボディカウンタがあった。そのようなものが今現在、日本にあるのか?輸入して利用する事を検討しないか?福島に立ち寄って作業をしなかった作業員でホールボディカウンタによる内部被爆が 1万CPMを超えた作業員は何人か?


http://ustre.am/_11WFO:Khe 02:07:00 ~ 細野・東電
NHK 原田
1、2号基の停電からの復旧について。福島第二原発の海水について(音声途絶えて不明)


後半録画なし。MP3ダウンロードしてから再生して下さい。

http://bit.ly/kVQSis 02:10:00 ~ 細野・東電
不明
(前半音声なしで不明)炉心冷却に使うにしても雨水の流入は想定していないということなので何れは水はあふれる。近い将来海洋への放出を考える必要が出てくるが、いつ頃までにどのようなルールに則って海に放出する事を決める必要があるのか?どのような手続きが必要で結論はいつ頃出されるのか?一号基の停電について。以前、窒素の封入に使うコンプレッサーが2回壊れたという話しがあったが、今回は 2c のパワーセンターの断絶という理解でいいか?危機的ではないと言うことだが、炉心、プールへの注水に関しては別系統だと理解しているが、冷却に関しては多重化は出来ているのか?5号基の修理について。プールは2系統にしたという事だが、2系統にすることによってプールと原子炉は同時に冷やせるようになったのか?それとも一系統ずつ使うのか?IAEA閣僚会報告書の炉心の状況分析についてコアメルトという表現について発言に慎重だった東電は、今どのように考えているか?


http://bit.ly/kVQSis 02:19:45 ~ 細野・文科省・安全委員会
NHK 山崎
IAEA 閣僚会議報告書について。28の教訓があるが脆弱性については前から言われてきたことばかりだ。変えてこれなかった現職業界の仕組み、文化のあり方を変えない限りは28ある内のどれも教訓は対処療法でしかない。本当の意味で改善出来るのかと思う。28だけが教訓だと日本が世界に説明するのはおかしい。他にもある事を言わなければ事故調含めて再発防止は出来ないのではないか?唯一指摘があるのは28番目にある安全文化そこだけだ。保安院の独立させる事が重要だと私も考えるが、本当にそれだけで見て見ぬふりの安全神話、原子力行政が保安院の独立だけで解決すると本当にお考えか?陸上でストロンチウムの件について。11カ所の調査結果が今日出たという認識でいいか?


http://bit.ly/kVQSis 02:30:45 ~ 東電・保安院
フリー木野
福島第二原発のタンクにためている汚染水だが、3月の下旬に基準を超えいている事を認識しているという説明があった。その後に仮設のタンクで処理する事を考慮していなかったのか?(ためられる)貯められるのに海への放出を議論する必要があるのか?アレバ汚染水処理システムの代替が他にあれば調査をするという事だが、現状ではアレバの水処理システム以外に代替システムを作る計画はないという認識でいいか?東電の方からホールボディカウンタの調査は数ヶ月かかるという話しがあったが、柏崎の方で3753件、保安院の方で報告調書と言う形で指示する事は可能ではないか?アレバ水処理システム構築に数ヶ月かかるところを突貫工事で行っていることについて安定運転に対する問題は?


http://bit.ly/kVQSis 02:45:10 ~ 文科省・安全委員会
NHK 山崎
先ほどの回答。4月27日に検出された核種 ストロンチウム、田村市にもストロンチウム、71番、ストロンチウム検出結果の説明がある。調べた箇所で全てストロンチウムが検出された。採取した植物にもストロンチウムが検出されていた。


http://bit.ly/kVQSis 02:54:40 ~ 文科省・安全委員会
フリー木野
20mSv/年 に関して。住民と基準値を決める上で相談する事は検討しないのか?学校に一つの線量計を増やす計画はないのか?他。55校を選んだ根拠は?


http://bit.ly/kVQSis 02:59:30 ~ 文科省・安全委員会
NPJ おしどり
飯舘村で高濃度汚染地域があり住民の健康汚染の問題だが、以前から質問しているが、いつも有識者と相談して回答するという返事だが、有識者とはどういったメンバーなのか?いつ頃、回答してもらえるのか?安全委員会の加藤に聞きたい。土壌の浮遊係数についてだが、先週の土曜日に京都大学の今中教授が飯舘村で土壌調査を行いそのあたりのことを調べていらした。参考にしてはいかがか?


http://bit.ly/kVQSis 02:37:00 ~ 東電
東電
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