2011年6月3日金曜日

2011年 6月 1日 共同会見 水産庁が約一ヶ月ぶりに参加。過小評価を前提とした水産物検査方法は改善されておらず。

2011年 6月 1日 共同記者会見 (26回)

録画 IWJ
前半 http://www.ustream.tv/recorded/15091551
後半 http://www.ustream.tv/recorded/15091906


■会見のポイント
水産庁の担当者が共同会見に出席した。5月6日の共同会見以降となる。刺身にしたときの身の部分しか検査しない検査方法に批判が出ていたが検査方法に関する改善については何の説明もなかった。つまり、値が過小評価される検査方法は何も改善されていない。(グリーンピースに対し検査方法について、指示したとおりに行うように圧力をかけている事からも政府が過小評価しようとしている事は明らか。)

前回の5月6日の会見では 江川紹子さんがこの点について追求していたが、水産省は1時間で帰ってしまい、遅れて会見に出席した江川さんが質問する事は出来なかった。

450程度の水産物(検体)から5%程度が規準値を超えただけと大した問題ではないように説明しているが、水産物は野菜と同じ2000ベクレルというあり得ない暫定規準値となっているため、国際的な基準でみると大半が汚染されている可能性がある。

これはグリーンピースの調査結果を見ても明らかだ。低レベル放射性廃棄物を超える2000ベクレルという事故後に決めた安全規準値を超える物は出荷されていないから安心だと言われても安心出来る訳がない。

また、この会見では以前から指摘され調査に消極的だった毒性の強い ストロンチウム90 の検査について、文科省はようやく始める意向を示した。しかし、検査ポイントは地上10カ所、海洋6カ所と少ない。

週間金曜日の方も質問されていたが、0~50、50~100、100~500、500~1000、1000~1999ベクレルは全体の割合でどれだけ汚染されているか、骨、内臓、影響の受けやすい部位もしっかり調べなければ本当に信用できない。水産省の担当者はそそくさと会見場を去っていった。

消費者が国際基準に照らし合わせ、例えば 1999ベクレルの魚を摂取するかしなないかの当然の権利さえない。国が勝手な都合で決めた規準値より上か下かでしか、判断できないというのはどう考えてもおかしい。

静岡の茶葉が問題になっているが、食品と毎に全体の消費量としてはこれぐらいだろう問い事で事細かに規準値の上限が異なるが、これも国際的に見てあり得ない数値だ。野菜に関しては説明がつかないほど高い2000ベクレル。

ドラム缶に入れて保管しなければならないような放射性物質を含んでいても、食べても大丈夫というのは誰が見てもおかしい。政府が次にとろうとしている対策は、ドラム缶に入れて保管する必要がある低レベル放射性廃棄物の規準値を大幅に引き上げる事であり法律を改正する動きも出てきている。

こうなれば食品だけでなく汚染された放射性物質を含む建材やコンクリートなど日本中に放射性物質が蔓延することを意味する。

その他、気になった点は、相変わらず飯舘村など被爆した地域住民に対する詳細な内部被爆調査については消極的という点。ここ数日、繰り返し NPJ、NHK石川さんが指摘しているが、住民に対してどれだけ被爆したか数値を伝える事について消極的な姿勢は変わらず。

被爆した事実を証明する事さえ困難にしようと考えているようにしか見えない。あり得ない程高すぎる規準値にしても、将来、健康被害が出た時に自ら保身するための口実、既成事実を作ることしか頭にない原子力安全委員会の態度に憤りを覚える。


■本日の議題
  • 細野豪志事務局長  挨拶 00:01:00~
  • 海洋生物モニタリング調査 (水産省)00:05:50~
  • 環境モニタリングについて (東電・文科省)00:09:40~ / 00:11:30~
  • 環境モニタリング結果の評価 (原子力安全委員会)00:14:25~
  • 各プラントの状況 (東電)00:16:40~
  • 質疑 00:22:50~



資料 報道資料は翌日公開

【東電】
【文科省】
【保安院】(経産省)
【原子力安全委員会】
【厚生労働省】
【水産庁】

■プレス等
上記 報道資料は、原則 下記のURLで公開されます。

録画 IWJ
前半 http://www.ustream.tv/recorded/15091551


後半 http://www.ustream.tv/recorded/15091906



http://ustre.am/_11k07:JSa 00:01:00~

細野統合本部事務局長の挨拶

細野補佐官
一点目
本日、IAEA調査団からサマリーを受け取った。早速、報告書に目を通したが、一連の調査における日本政府の対応は非常に開かれた物であったと文面にある。団長から何度もこのような発言があったこと、更には作業員の献身的な活動について賞賛の言葉があった。

一方、津波という危険性が過小評価されていたのではないかという指摘があった。また、原子力の規制のあり方が独立性が確保されていないのではないかという趣旨の記述がサマリーの中にある。

そうした指摘は日本政府として真摯に受け止めなければならないと考えている。報告書全体については今日、日本側に渡したのはあくまでサマリー(要約)なので、6月20日から ウイーンで開催される原子力安全に関する IAEA 閣僚級会議に先立ち、中身そのものについてはとりまとめが行われる物と承知している。

併せて日本側も IAEA の報告書を作っている最中で今週から来週にかけてが最後の作業になる。ここでも充実した報告書を作ることで IAEA と日本側の報告書が6月20日の会合でしっかりと示されることにより有意義な会議となるように最大限の努力をしていきたいと考えている。

二点目
水産物の放射線物質のモニタリングについて私から簡単に説明申し上げる。今回、示す水産物のモニタリングは3月24日以降、10の都道府県において450件を超える検査が実施されてきた。

その結果、福島原発から比較的近いエリアで試験的に採取されたコウナゴや海藻などの海産物、そして、淡水魚において一部、暫定規準値を超える放射性物質が検出されている。政府としては今後とも水産庁を含めた関係部門と連携しながら出来る限りのサンプリング、モニタリングを続けて参りたいと考えている。

本日は水産庁の方から、武井 研究指導課長に来て頂いている。これまでのモニタリングの状況について報告して頂き、皆様の質問も受けさせて頂く。是非、今日のこの機会を活用頂ければと思う。以上

# 国内の食品摂取に関しては、福島原発事故以前は規準値が存在しなかった。輸入食品に関してはチェルノブイリ事故があったため、安全規準値が存在していたが、今回、暫定として定められた安定規準値がこちら。これまでの輸入食品はおろか、通常、ドラム缶にいれて管理しなければならない1000ベクレルの2倍の2000ベクレルを摂取しても構わないとした暫定基準である事を忘れてはならない。海産物においても野菜と同じ値が適用される。ここまで規準値を引上げないと出荷できないほど、汚染が深刻な状態にあると言うことを政府は公表しない。どれだけの値が検出されているのか明らかにするべきだが、明らかにしようとしない。この矛盾を解消すべく、今度は環境廃棄物の規準値を現在の食品以上に引上げようとしている。

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http://ustre.am/_11k07:JSb 00:05:50~

海洋生物モニタリング調査 (水産庁)

水産庁 (水産庁推進本部 研究指導課長 武井)
右肩に水産庁と書かれている資料だ。先ほど説明があったように3月24日以降、関係県を中心に水産物中の放射性物質の調査を行ってきた。資料は実施状況をとりまとめた物だ。5月31日現在で457件の検査を行っている。

内訳は 無脊椎(貝類やたこ類)、海草類、加工品、淡水魚、海産ほ乳類(くじら)の検査を行っており、括弧に書いてある物が暫定規準値を超えた放射性物質が検出された物である。種別に書いてあるとおりだ。

1ページをめくると全てのバックデータだ。暫定規準値を超えた物はコウナゴ、シラス、全て原発周辺で採取された物だ。どこで採取されたかは2ページ目の地図に採取された地点が書かれている。

ここで黒い丸印がついているものが暫定規準値を超えた所だ。みてわかるように全て福島原発周辺に行って採取された物だ。現在、福島県においては漁業の創業は自主されている。また、茨城県においはコウナゴから規準値を上回る放射性物質が検出されたため、コウナゴを対象とした漁業は自粛されている。

そのため、規準値を上回る海産物が市場に出回ることはない。このあたりの数値は全て水産庁のページに公開されている。

# http://www.jfa.maff.go.jp/j/kakou/Q_A/pdf/110331_1suisan.pdf 検査は身の部分のみ。セシウム、ストロンチウムが蓄積する骨に関しては検査しない。骨を食べる場合もあるし、加工品としても使われる。内臓についても検査していない。イカの塩辛なんて内臓だ。検出結果を少なく見積もる国の姿勢は一貫している。前回の水産庁の会見は5月6日。江川さんが指摘している。その後も検査方法について他の記者から何度も指摘があったが全く改善されていない事に驚いた。
# 事故後に国が決めた原発汚水レベルの2倍、2000ベクレルが安全規準値で、この値より上か、下かで説明されて安心出来る訳がないだろう。国民は国際基準に照らしあわせ、摂取するかしないか決める権利がある。風評問題で片付けるのはやめて頂きたい。
# 30km を超える海域の海底土から高い濃度の放射性物質が検出されている。この海域では漁が行われている。グリーンピースの調査結果を見てもわかるように、殆どの魚で放射性物質が検出されている事は確実で深刻な状況を隠している事が伺える。国際的に見れば直ちに出荷停止にすべき汚染された魚を関東一圓で消費されている。野菜も同じだ。

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http://ustre.am/_11k07:JSc 00:09:40~

■環境モニタリングについて (東電・文科省)

東電

# 省略



http://ustre.am/_11k07:JSd 00:11:30~
文科省

# 大きな変化はないので前半省略。くどいようですが自然界ではあり得ない値が安定して検出されているという意味。
20km圏内の土壌のストロンチウムを分析した結果。セシウムに比べると1/4000程度の値だった。発電所から北西30km地点、並榎町と飯舘村でもセシウムに比べるとストロンチウムは低い値だった。ストロンチウムについては 20km外側に10カ所、海底土に関しては6カ所のものを分析を開始している。分析結果には3週間程度必要であり6月下旬頃に結果発表が出来ると思っている。

戦略推進を使った土壌測定に関してもストロンチウムの測定をやっていく計画もある。結果が分かり次第発表したいと考えている。

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http://ustre.am/_11k07:JSe 00:14:25~

■環境モニタリング結果の評価 (原子力安全委員会)

安全委員会
空間放射線量、空気中の放射性物質濃度、共に大きな変化はない。4の環境資料については今、文科省から報告があった発電所20km圏内での土壌データからストロンチウムの検出結果が出ている。(参考資料 14~15ページ)
数日前には東電が指揮ないで測ったストロンチウムの値があったが、それに比べると一桁、二桁低い値になっており、距離が離れている事が理由だと考えられる。ストロンチウム89は半減期50日程度。今回の事故で施設から放出された物と考えられる。

参考資料17ページ
29日に東電が採取した発電所海域、下垂中の放射性物質濃度だが赤のアンダーラインを引いているところが規準値を超える値がでている状況である。全国の放射能水準調査は特段大きな変化はない。以上

# 空間線量が低くなる 地上20m での計測結果。外部被爆のガンマ線のみの測定結果となる。地上に近づくほど線量は高くなり特に子供は大きな影響を受ける。内部被爆を考慮

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http://ustre.am/_11k07:JSi 00:16:40~

■各プラントの状況 (東電)

東電(松本)

# 省略

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http://ustre.am/_11k07:JSj 00:22:50~

■質疑

http://ustre.am/_11k07:JSj 00:22:50 ~ 細野
アエラ
内閣不信任案、政局の動きについて。海水注水中断騒動の原因となった対応。管のヒューマンキャラクター、総理の資質について。


http://ustre.am/_11k07:JSl 00:27:25 ~ 水産庁・安全委員会・細野・保安院 ★★★
http://www.ustream.tv/recorded/15091906 後半に続く
NPJ
水産庁に質問する。
茨城県ではコウナゴ以外に自粛はしていないのか?福島県の北部で淡水魚の汚染があるが、宮城県での淡水魚の汚染状況を調べているのか?宮城県の漁業の自粛状況について教えてくれ。グリーンピースでは海藻を使って海洋汚染マップが作れるという事だったが、海洋汚染マップを作る予定はあるのか?

細野にお聞きする(政府)
被爆時、緊急時に服用する寄付された薬について備蓄されているが、2時間以内に飲まないと効果がないので、どうやって福島まで薬を届けるのか?今後、この薬を福島に備蓄する予定はあるのか。

プルトニウムの体内所潜在であるDTPAの認可の状況はどうなっているのか?

ホールボディーカウンターが44台、国には他にあるかも知れないといっていたが、他に何台あるのか?稼働率も教えてくれ。ホールボディーカウンターの運営計画は?

原子力安全委員会の加藤にお聞きする
昨日(5/31)の会見で飯舘村の小児甲状腺簡易サーべーの規準値(測定結果)がお母様方に知らせていなかったと確認して頂いてありがとう。

ここのお子様方の検査結果の数値をお母様方にお伝えする計画はその後どうなったか?災害対策本部に聞いてくれと言うのはわかっているが、調べて頂いた原子力安全委員会の加藤にお聞きする。

フランスの自主放射能研究会のクリラットという団体があるが、福島災害他作本部にヨウ素剤を各家庭に配布する予定があるかどうか聞かれた。予防的な配布はしない、それは国と相談して決めることと言っていたが?

水産庁
グリーンピースの調査で茨城県の海藻は調査しているが、海藻については規準値以下と言うことだ。茨城県で唯一の規準値以上はコウナゴだ。

NPJ
データでは南東から52kmの地点で

水産庁
それは茨城ではない。沖合に流れている流れ藻というものだ。人間が食べる海藻ではないし茨城沖という事でもない。なので茨城で規準値以上の数値が出ている物はコウナゴだけだ。宮城県ではコウナゴを自粛しており今はシーズンも終わっているので漁は行われていない。

# 国が事故後に決めた規準値がこれ。廃棄物汚水レベルの2倍。2000ベクレルを超えたのはコウナゴだけだと言うことだ。国際環境保護団体が一般的な安全基準に照らし合わせ、即時、出荷を停止するように政府に進言したが、政府は2000ベクレルを超えないから問題はないとしている。骨に沈着するストロンチウム90の検査も行わず、茨城県沖で取れた海産物が出荷されているという事実。コウナゴが駄目ならおきあみや桜エビもだめだろう。捕食関係にある魚も多く、現在の検査方法では汚染は深刻と考えるべき。

宮城県の淡水魚についてはまだ調査は行われていない。今後、必要に応じて行われるのかと考えている。

# つまり、必要がないと考えていればしないと。
宮城県の漁業については沖合以外は5月いっぱい禁漁していた。

# 沖合は漁を続けていたと言うこと。
地図の裏表を見ると宮城県の所に白い○があるが、沖合の部分については実際に試験的に創業し、沖合は基準値以下であることを確認してから漁業は始まっている。

沿岸の漁業については5月25日、資料の後ろ 429~433番が宮城県になるが、沿岸でサンプリングを行い基準値以下であることを確認し、6月以降、沿岸漁業を再開する予定となっている。本日は低気圧の影響で漁には出ていない。
宮城県沿岸は安全性が確認されたので漁を再開する。

NPJ
福島の淡水魚調査では茨城県の県境まで汚染が確認されている。県境付近の淡水魚の汚染状況が気になる。

水産庁
そこはまだ検査されていない。今後行う。グリーンピースが言っている海洋汚染マップがどのようなものか具体的なイメージはないが、海水、海底土、水産生物、それぞれについてこのような形で積み重ねている。消費者が口にする物からやっていこうという事でこのような形になっている。

NPJ
南東で汚染された物は口にする物ではなく、沿岸ではないと言うことだが、沖合で取れた物が汚染されていないという可能性はないと思うが。

水産庁
沖合でとれた海藻を食べると言うことは実はない。沖合の魚についても漁業を行う物についてはきちっとサンプリングしている。この中にも沖合の魚のデータも入っている。

NPJ
茨城県は沿岸が多い用に思うが

水産庁
そうですね。まだ沿岸における漁業は行われていない。実際に漁業が行われるときに調査をして安全性を確認してから創業する事をやっている。実際に漁業が行われる時に調査が行われると言うことになる。

安全委員会
お子様の甲状腺のサーべーの結果をお母様方が知りたいという質問だが、現地の対策本部の担当者に伝えたので現地の対策本部の判断と言うことになる。むしろ、現地で希望を持たれている方から問い合わせてもらえばいいと思っている。

NPJ
全員が検査結果を教えてくれと要望しているんだが。3月31日から2ヶ月間、これまで教えて頂けないと言うことだったが、原子力安全委員会の加藤さんのお力で調べて頂いたので何とかならないかと考えいているんだが

安全委員会
安全委員会としては技術的な安全を助言する立場にあるが、個人、一人一人にお伝えするのは本部の仕事だ。

# 現地に聞けと責任逃れ。技術的な安全を助言する組織とよくいえたな。国際的にあり得ない程高過ぎる食品の安全規準値や福島の子供 20mSv/年を決めているのは、全て班目をトップとするあんたら原子力安全委員会だろうが。
NPJ
調べるだけ調べて個人に数値を教えないというのは?

安全委員会
あのぉ、あのぉ、そこは現地の対策本部には行って直接やって頂きたい。そこは原子力安全委員会の仕事ではないと言うことだ。

NPJ
そうですか?安全委員会の方で先に資料を発表していたんだが。

安全委員会
あのぉ、それは全体的な話しであってスクリーニングレベルそのものも発表していなかったのであって、それでは分かり難いという事でスクリーニングレベルは発表したが、個々のお子様の事はプライバシーに関わる事なので原子力安全委員会としてはそこまで踏み込んでいないと言うことだ。

# 情報隠蔽体質。人命に関わろうが自分たちが責任を逃れるためなら知ったことではないという原子力安全委員会の姿勢には憤りを覚える。
NPJ
お母様方が懸念されているのは、あまりにも早い検査時間だったのでそれぞれのデータが残っていないという事なので、原子力安全委員会、加藤さんの方で確認頂けないか。

安全委員会
残っている。

細野
ラディオガルダーゼ(ヨウ素剤)7万カプセル寄付があり、そのうち半分が防衛省、放医研ということになっている。どのような経緯でこの二つの機関に分配されたのか正確な情報を把握していない。

おそらく、当時、防衛省は危険な作業に従事していた、放医研は被爆専門機関でもあるため、そのような経緯があったのではないかと想像している。

音声なしで不明

今どこにどれだけヨウ素剤が配布されているか情報は持ち合わせていないので改めて確認してみたいと思う。

NPJ
各家庭に配布する計画はあるのか?

保安院
私の知る範囲では、ヨウ素剤は飲み方に注意が必要なので、あらかじめ配布することはない。実際に必要なときに配布するという事になる。

NPJ
緊急性が重要なので、これは配布しておいて飲み方を周知する事がポピュラーだと思うが。

保安院
ポピュラーでも医学的に正しいでしょうか?記憶が定かではないが、指示があるまで飲まないでくれと言っても万が一、飲んでしまう可能性もある。そこは緊急の時に直ぐに配れるという事になっていると思う。

NPJ
事故が起きてから配って、指示があるまで飲まないということか。事故が発生し大量被爆してから飲まないといけないという状況になってからでは、2時間を超える家庭もも出てくるので、事前配布しておくという方法を見たが。

保安院
今、自治体がやっていることはある程度考えてやっていると思うので、今の考え方はどうなのかチェックしてみるが、そういう事があることを分かった上で自治体は判断していると思う。



http://ustre.am/_11k5Q:JSn 00:00:55 ~ 細野
KBS(韓国)
再臨界の可能性は?放出した放射能総量はどれだけか?


http://ustre.am/_11k5Q:JSp 00:02:45 ~ 東電・保安院・細野
日本テレビ
IAEA から提出された報告書の概要と政府はそれをどのように受け止めたか? IAEA調査団は明日まで滞在するがIAEAのスケジュールについて教えてくれ。


http://ustre.am/_11k5Q:JSr 00:04:40 ~ 細野
回答する記者団
回答する記者団:水産庁は福島原発の沖合は調査しないのか?汚水の調査について。水産庁は海産物だけか?IAEAは初期の事故対応についてどのような評価をしたか。IAEA組織に関する指摘について。他、2Ch の代弁質問。


http://ustre.am/_11k5Q:JSs 00:20:20 ~ 水産庁・細野 ★★
NHK 石川
水産庁は福島原発の沖合は調査しないのか?汚水の調査について。水産庁は海産物だけか?IAEAは初期の事故対応についてどのような評価をしたか。IAEAは初期の事故対応、住民避難告知についてどどのように評価をしたか?規制と推進が同じ組織にある原子力安全保安院、組織に関する指摘について。新たな廃棄物処理施設を作る事は対策に今後の対策に含まれるか?


http://ustre.am/_11k5Q:JSu 00:30:40 ~ 東電・細野
ニコニコ
福島第一原発に投入されているロボットの作業内容について。福島原発暴発阻止行動隊について。


http://ustre.am/_11k5Q:JSv 00:34:45 ~ 保安院・細野
東京新聞
保安院の独立性と透明性について。今回、保安院が役割を果たせたか?意志決定遅れの指摘に関する認識について


http://ustre.am/_11k5Q:JSw 00:39:35 ~ 細野・東電
聞き取れず
保安院と安全委員の組織改編について。放射能物質の総量。(公表するのは空気中のみ。海中放出、たまり水は含めない。)たまり水の地下水の漏水可能性。たまり水の商社性物質の総量に含めるべきだ。トレンチ閉塞作業で環境漏洩は防げるのか?グリーンピースのレポートでは津波が2万トンのたまり水となっているが。地下のたまり水は10の17乗オーダー


http://ustre.am/_11k5Q:JSA 00:52:45 ~ 細野
フリー伊藤
IAEA のサマリーと一緒に事前の質問状の項目を乗せてて頂けないか?世界の人がどんなことを知りたくてどんな情報が役に立つのかが分かるのは日本人にとっても意味がある。


http://ustre.am/_11k5Q:JSC 00:54:15 ~ 東電
NHK 高橋
IAEA 報告書、指摘に関してどう受け止めて今後、どうするのか。汚染水の処理についての対策はどう考えるか。


http://ustre.am/_11k5Q:JSE 01:00:55 ~ 東電
東京新聞 小川
新しい水の移送先の容量は?


http://ustre.am/_11k5Q:JSF 01:01:40 ~ 東電
読売新聞
建屋地下1階を貯水場所として使う場合の全体容量について。


http://ustre.am/_11k5Q:JSG 01:03:25 ~ 東電
読売新聞
先ほど不信任案提出された。この点について東電はどう考えるのか?


http://ustre.am/_11k5Q:JSH 01:04:30 ~ 東電・安全院会・保安院 ★★★
江川紹子
事故の原因として津波が強調されているが、地震のダメージは?東電はどう考えているのか?


http://ustre.am/_11k5Q:JSI 01:15:30 ~ 保安院
この記者毎回小声
3月12日の真水を入れる、海水を入れる段階での議論について。権限について。消化系、給水系は電源があり1号機から真水注水が始まったと認識しているが、3号機の比率はどうだったのか?


http://ustre.am/_11k5Q:JSJ 01:21:10 ~ 東電
NHK 森山
2号機燃料プールの冷却がはじまったが最新の実績は?3号機の雑個体廃棄物移送先の水位は?水漏れの可能性等。福島第一安定化センターの具体的な業務内容について。


http://ustre.am/_11k5Q:JSK 01:26:40 ~ 東電
NHK 国吉
IAEA に対する たまり水処理の報告提出についてもうしたのか?水の移送計画等。


http://ustre.am/_11k5Q:JSM 01:28:00 ~ 東電 ★★★
週間金曜日
福島原発の全ての作業員の数と内訳について。水産物の放射性物質について。428件中 27件に規準値を超える放射性物質が検出という事だが、これは5%程度の割合だ。規準値を超えない放射性物質が検出された海産物の割合はどの程度なのか?暫定規準値に対し ヨウ素6倍、セシウム28倍超えている。海洋汚染が海流により広がる可能性についてどう考えるか?広範囲に調査するのか?


http://ustre.am/_11k5Q:JSN 01:32:25 ~ 東電・保安院・安全委員会 ★★★
NHK 石川
原子力施設のホールボディーカウンターで規準値を超える作業員が続出している件について。柏崎から1Fによった作業員は何人か?1500CPM、10000CPMを超えるというのはどういう状況なのか?福島第一に応援にいったのは何人か?そうではなくて福島の実家に帰られた作業員は何人か?これは住民の内部被爆の状況を調査する上で極めて重要なデータとなり得る。どこの町にどれだけ滞在したか追跡調査を行うべきではないのか?安全委員会の考えは?


http://ustre.am/_11k5Q:JSO 01:42:40 ~ 東電
共同通信
今日午前中ででた海水浄化装置の電源板の不具合でケーブル交換という話しだが、今日中に終わるのか?福島第一安定化センターについて。仕事と組織の明確化と説明していたが具体的にどういう事か?


http://ustre.am/_11k5Q:JSP 01:46:15 ~ 安全委員会
週間金曜日
先ほどの安全委員会の10000CPMに対する答弁の質問。放射能スクリーニングを 6000CPMから 10000CPM に引上げた理由は?


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