2012年7月30日月曜日

東電会見 2012.7.30(月)18:30 ~ 第8回中長期ロードマップ改訂(相澤副社長)、27日に示した東電のビデオ会議映像公開方針に対する経産大臣の是正指示に質疑紛糾、ほか

東電会見 2012.7.30(月)18:30 ~

中長期対策会議でロードマップ改訂が行われたという事で相澤副社長による報告。冒頭報告30分、質疑は2時間。質疑の大半は報告とビデオ会議映像の公開方法と、冒頭、副社長から説明あった吉田所長が脳出血により重篤の件に関してが少し。

同日の午前中に株主代表訴訟の弁護団から公開とは名ばかりのビデオ会議映像について、同日の午前中に経産大臣に是正を要請。結果、指示文書が枝野大臣から出たことで東電の対応が注目されたものの無視する対応に質疑が紛糾、2時間に。

ちなみに27日に示された内容は、公開対象 3月11~15日に記録された全150時間中の30時間のみ。東電が用意した部屋とパソコンで監視つき、各社一人までで録画、録音禁止。その上、公開方法について誓約書に一筆。

報道用の映像は東電が編集、提供した10分映像のみ。(まさに情報操作)しかも公開期間は8月6日~10日のオリンピック期間限定公開。初日と二日目の申し込み見締め切りは明日31日夕方まで。

枝野指示に対しては公開期間伸ばす検討のみで27日に示した基本スタンスかわりなしの東電の態度に白紙撤回しろ、しないで質疑が紛糾2時間。実質、27日示した公開方法に反発報道なく東電異論なしメディア反応が別れる踏み絵質疑に。

このままでは既に情報は公開した事にして証拠隠滅を図る恐れも。6日公開開始は変えない何としてもオリンピック期間中の公開スタートにこだわる東電。押し問答の末、副社長が約束したのは、検討に改善しないは含まず必ず要望聞いて改善する事、

150時間中の30時間にはこだわらず要望があれば150時間から提供。取り敢えず6日視聴したいなら申し込めの延期等ほか、再検討の結果は、当所示した申し込み締切同日(本日31日)に示すという事で東電が押し切り。

一筆は直前でいいだろ等、広報のお馬鹿発言オンパレードに、たまたま出席した相澤副社長に直接に発言求め、かろうじて一部再検討に持ち込んだ感。この件は現場配布のみで事実上、会見出席記者に限定。見てるこちらも記者発言から推定するしか…

他、ALPS多核種除去装置性能報告等、まだHP資料なく確認できず…(翌日の午後過ぎてアップされますた)


○プラント

○中長期対策会議(★改訂)

○動画・写真

○経産省・保安院

○報告

○環境モニタリング・サンプリング

○その他



■中長期対策会議 ロードマップ改訂報告

○司会:
本日の流れだが、先ず最初に夕刻に開催された中長期対策会議、こちらで承認頂いた中長期ロードマップの改訂について、副社長の相澤さまより説明をさせて頂き、その後、質問を受けたいのでよろしくお願いする。

それでは先ず初めて副社長の相澤さまより中長期ロードマップの改訂の概要についてご説明させていただくのでよろしくお願いする。

○相澤副社長:
昨年の3.11以来、長い間、発電所を支えた地元の皆さま、福島県の皆さま、広く社会に大変な心配、不便を欠けていることに改めて心からお詫びする。申し訳ない。

ええ、昨年12月に冷温停止状態を達成して以来、引き続き安定的な冷却状況の維持、放射性物質の抑制に取り組むと共に中長期ロードマップの実現に向けて、燃料の取り出しや廃棄物の管理などの課題に現在取り組んでいる所だ。

そうした中、本日、午後、第二回 政府、東京電力中長期対策会議が開催された。これまでの取組実績などを踏まえた福島第一の1~4号機の廃止措置に向けた中長期ロードマップの改定内容について承認頂いた。

本日承認頂いた改定内容の主なポイントについて私から説明させていただく。資料の一番上、東電 1~4号機の廃止措置に向けた中長期ロードマップの概要版を見て頂きたい。★先ず1ポツの中長期ロードマップの位置づけにある基本原則については変更ない。

福島第一原子力発電所1~4号機の廃止措置等に向けた中長期ロードマップ進捗状況(概要版) http://j.mp/MPsNns

★2ポツの中長期安全確保の考え方については、これまでに発生した水漏れのトラブルの教訓から、中長期的な信頼性の向上のために優先的に取り組むべき自公について信頼性恒常性対策に関わる実施計画というものを策定し、専門家の意見を聞いた上で保安院さまに評価して頂いた旨を追記している。

★3ポツの中長期ロードマップについて、主要な時期的目標というのがあるが、この中身については変更ない。

★4ポツの中長期ロードマップの実現に向けた実施体制では、これまで明確になってきた課題に対応していく最善の体制を構築するため、研究拠点施設の整備を含め、研究開発推進体制の一層の強化を進めていくことを追記している。

次に主な中長期的課題の進捗状況、及び今後の予定について説明する。同じく同じ資料を見ると★①原子炉の冷却、滞留水処理、次のページになるが、原子炉の冷却、滞留水処理というのがある。

原子炉圧力容器大体温度計の設置については、2号機で承知のように温度計の故障等があり、それをうけて2012年 8月を目途に大体温度計を設置する準備を進めているところだ。1号機、3号機について、同様の対策を予防的に実施していくが、

作業環境上の線量が高く、環境改善作業が必要となるため、2012年度中は代替温度計の挿入先の検討を進めている予定だ。また、処理水については、発生量の低減策や、除染作を講じた上、処理水等が貯留可能となるタンクの運用計画を策定していくこととしている。

発生量の低減策については2012年下期から上流の山側にて地下水を揚水し、海にバイパス放水することにより地下水レベルを下げ、

# 山側遮水壁はお金かかるので。

建屋への流入量を提言させる予定だ。また、★★現行の水処理設備では除去が困難なセシウム134/137以外の放射性物質を除去可能とする多核種除去設備を2012年上半期に導入する予定だ。

これらに加え、タンク増設のために現状のタンク配置エリア近傍での増設の可能性について現在検討を進めている所だ。★③の放射性廃棄物管理、及び敷地境界の放射線量の低減については、

2012年度末まで、発電所全体から新たに放出される放射性物質等による敷地境界線量を年間1mSv未満に低減すべく取り組んでいる。放射性物質毎に線量低減の目標値を設定し、四半期ごとに低減効果の確認を行うとともに、追加対策の要否についても検討をしていく。

★廃棄物発生保管エリア、敷地境界への放射線影響等に配慮した中長期的な計画についても2012年度末を目途に作成していく予定だ。

★⑤の使用済燃料プール空の燃料取り出し計画について、④号機原子炉建屋上部がれき撤去が7月11に完了し、7月11日に完了し、7月18、19日の2日間に使用済燃料プールないの念慮の腐蝕調査を目的に新燃料2本を取り出す作業実施した。

今後、取り出した新燃料の負傷状態を確認していく。また、2012年5月に、4号機原子炉建屋の健全性調査を行い、建屋の傾きがないこと、燃料プールを含む建屋強度に問題がないことを確認した。引き続き定期的に調査していく予定だ。

主な改定のポイントについては以上だ。こうした課題をしっかりと解決していくことで、避難している住民の一刻も早い帰還を実現し、福島県を始め国民の不安を一日も早く解消できるよう、政府、関係各位の理解、支援を頂きながら、

一層気を引き締めて、本ロードマップの実現に向けて取り組んでいく。よろしくお願いする。それから、このロードマップとは直接関係はないが、1点報告をさせて頂きたいとおもう。

★★★ええ、前福島第一発電所長の吉田昌郎だが、7月26日の木曜日夕刻、外出先で不調を訴え、緊急入院した。脳出血と診断され、緊急手術を受けた。現在、重篤な状態ながら、生命に別状なく、意識はある状態だ。

回復の時期、回復の見込みは未定であり、会社としては治療に専念していただくこと。無理のない復帰を進めていただくことを願っている次第だ。静かに治療と看護に専念したいとの家族の強い意向も私どもは伺っている。

ただ今話した以上の詳しい病状や治療方針、入院先については家族の意向を踏まえ、公表は差し控えさせて頂く。今後、知らせられることは、家族の了承を得て会社から知らせる予定だ。

家族の心情を汲み取って頂き、メディアの皆様に置かれても取材を自粛頂きたいと思う。特に自宅や病院取材は厳に控えて頂きたいと思う。よろしくお願いする。私からは以上だ。


■運営会議第8回会合資料の説明

○司会:
それでは続いて松本よりプラント状況について説明させて頂く。

○松本:
それでは中長期ロードマップに関連し、本日開催された運営会議第8回会合の厚手の資料があるので、そちらを説明させていただく。

ページの下に黒いマジックで通し番号を打っている。そちらに従って紹介させていただく。既に知らせた事については省略させて頂き、今回、はじめて出てくることを中心に伝える。

12ページを見るんだ。A4横になっているが ★「BエリアタンクからGエリアタンクのRO処理水の移送について」http://j.mp/MPtmgU ということで、現在、発電所内の各エリア内にタンクを増設しており、


RO膜での処理水を順次受け入れている状況だが、今回、Gエリアのタンクの運用が開始できるということと、このGエリアには直接移送ラインがなかったものだから、Bエリアのタンク内を一端こちらに移送し、

Bエリアのタンクに新たな水を受け入れる運用にしたいと考えている。8月上旬から9月上旬にかけてこの作業を行う。続いて15ページを見るんだ。★2号機代替温度計設置工事の進捗状況だが、http://j.mp/MPtkpz


こちらは以前話した通り、ホウ酸水注水系の健全性の角煮をした際に途中で詰まっている可能性があるということで、現在対策を検討中である。検討案については18ページ、19ページに書いているが、

このため、実際に8月上旬頃に実施しようとしていた代替温度計の設置工事が約1ヶ月程度遅れる見込みだ。また、作業等が実際に始まる段階になればお伝えできればと思う。

続いてページが飛ぶが★★25ページからが多核種除去設備ALPSの確証試験、及び設備設計の状況だ。http://j.mp/MPtoFO 確証試験については今の段階で殆ど終わっているが、スライド2の所で我々が対象としているγ核種45核種、


β5核種、αの9核種、ぞれぞれの分析結果が出てきてるが、この内、ストロンチウム90とイットリウム90に関しては検出限界をわずかに上回る程度、現在、まだ検出されている状況だ。ALPSの性能という意味では、

10E-1Bq/L程度の検出限界に対し、検出限界未満であることを目標としているので、少し、ストロンチウム90とイットリウム90に関しては現在、確証試験の結果を再評価している段階だ。

27ページ下半分スライド5 http://j.mp/MPtoFO に今回の原因について検討しているが、今回の要因としては確証試験段階で処理水を作るときにリットリウム90とストロンチウム90が混入した可能性があるのではないか。

もしくは、そもそも確証試験において、ストロンチウム90やイットリウム90が取りきれてないのではないか、の2点の面から現在調査を進めているところであり、★8月中旬頃には一定の評価を出したいと思っている。

29ページになるが、ALPSの廃液、廃材についてはHIC(ヒック)という容器に入れて保管する予定だが、★前回の説明の際に質もが出た表面線量率だが、今のところ吸着剤の3番を入れる予定のHICに関しては表面線量で、

それぞれ水平方向 470mSv/h、上部方向で510mSv/h 程度になるのではないかと評価している。以前、紹介したように評価している。以前、紹介したようにコンクリートの遮蔽壁の中に1個ずつ納めていく保管方法を検討射ている所だ。

30ページ以降、32ページがALPSの設置状況の工事を示している写真集であり、現在、9月の試運転開始を目指して設備の設置工事が写真のとおりすすんでいる状況だ。

★37ページからが港湾関連工事の今後のスケジュールだ。http://j.mp/MPtT2u 現在、港湾関係では海側の遮水壁の設置工事を進め血ているのと、併せて海底土の被覆工事については作業は終了した段階だ。


その他の工事として物揚場での、、いわゆる、にえき機能を回復するために38ページ上半分、8月下旬から9月にかけてメガフロートを現在、物揚場に係留しているが、少し北側、5,6号機側の方に移動する予定だ。

併せてキャスク搬入のための船を入れる関係上、港湾内のしゅんせつ工事を実施する予定だ。こちらはスケジュールは後ろ側になるが、2023年度の第三クォーター以降で考えている。

港湾関係で最後のページになるが、海底土の被覆工事を行なっている間、海水循環型浄化装置については運用を停止していたが、41ページにあるように以前あった、水中ポンプの位置から南側に約20メートルほど位置をずらして、

この時点で海水型循環浄化装置を動かす予定だ。これまでの運用実績から見ると海に含まれるゴミとか脂分により性能が一定しないことがあったが、海底土の被覆工事が終わった後、これによる効果を評価していきたいと思っている。

★42ページになるが、毎月出している、現在、原子炉建屋からの放出放射能量の評価結果だ。http://j.mp/MPucdO 真ん中にグラフがあり、1号機、2号機、3号機のそれぞれの原子炉建屋からの放出量の内訳がある。


これまで3台分の合計値としては、★★先月公表した0.1億Bq/h程度と考えている。これによる敷地境界の被ばく線量の評価としては、年間0.2mSvということでこれまでと変わってない。真ん中のグラフを見ると分かる通り、

2号機に関してはブローアウトパネルで測定している関係上、風向き、風量の影響を大きく受けているようであり、ここについては制度の向上を図るべく、現在検討を進めている段階だ。

続いて46ページになるが、http://j.mp/MPtXiU ★こちらは労働環境改善に関わる作業員へのアンケートをこの度実施した。その概要を紹介した。46ページ上半分にアンケート概要を書いている。

福島第一で作業に従事する方、1913人の方から回答を頂き、期間は5月17日~31日までという状況だ。まあ、46ページ上半分が全体の評価結果、46ページの下半分と47ページが個別の改善要望に対する私どもの取り組みという形でまとめているが、

引き続き、安全で働きやすい職場を目指して、こういった意見に取り組んでいきたいと思っている。★ 53,54ページになるが、http://j.mp/MPuktG 以前紹介している1号機のオペレーティングフロアにバルーンを上げて


内部の状況を確認したいということで現在、検討を進めているが、以前紹介したものに関しては54ページ上半分にイメージ図。以前の絵ではバルーンが2つついていたものだったと思うが、ひとつのバルーンにカメラを4台付ける形で今回作業を考えているということで少し変更がある。

残りについては以前紹介しているが、最後に66ページから★瓦礫、伐採木の資料分析 http://j.mp/MPun8S という事で、今後、瓦礫とか伐採木を処理するために、伐採木の分析装置を勧めている。


68ページに第一回、第二回、第三回の瓦礫、伐採木のサンプリング結果を示しているが、まあ、瓦礫については手のひら大のものを今調べている所だ。

★★最大のもので、コンクリート片で2000μSv/hという表面線量率を追っている物が見つかっているということで、67ページ上半分にあるようなスケジュールで仕事を進めていきたいと思っている。運営会議の資料の説明は以上だ。(~22分)



■福島第一の状況

○松本:
プラントの状況について説明する。http://j.mp/M4ud7u

[原子炉および格納容器の状況]
引き続き原子炉への注水作業を継続。

[圧力容器下部温度、格納容器圧力と水素ガス濃度]
記載の表の通り。先週金曜日に発生した窒素ガス供給装置の1台が停止しているが、こちらは土曜日の早朝に一旦試運転を行い、問題なく起動できることを確認しているが、原因がはっきりわかっていないということで、運用としては停止したまま。従って現在、窒素ガス供給装置1台で1~3号機への窒素ガス供給を続けている状況だ。

[使用済み燃料プール]
[タービン建屋地下溜り水の処理状況 ]
[水処理設備および貯蔵設備の状況]

記載のとおりだ。

体調不良が2件発生しているので報告する。★★1件目は上から5つ目のポツになるが、昨日、3号機原子炉建屋の上部がれき撤去工事に従事していた協力企業の作業員2名が体調不良を訴えたので、5,6号機の救急医療室に搬送し、点滴筒の治療を受けている。

2名とも経度の意識障害と自力で歩行できないことから、急患車でJビレッジに搬送し、そこから救急車でいわき共立病院に移送している状況だ。意識は戻っており、念のため入院した状況だ。

50代と30代の男性だ。被ばく線量は50代が0.10mSv、30代が0.14mSvという状況だ。熱中症の疑いがあるのではないかと考えているが、まだ、病院から診断結果を受けてないので、後ほど紹介できればと思っている。

もう一点が、その下、★★本日13時頃の話だ。発電所構内でタンクの設置工事をしていた作業員1名が体調不良を訴え、救急医療室の方で診察を受けている。心臓の病気ではないかということで、医療機関の診察が必要と判断されていたので、

念のため、14時4分にドクターヘリを要請、福島第二原子力発電所を経由していわき共立病院へ搬送している状況だ。なお、まだ診断結果が出ていないので、紹介できるようであれば、こちらも報告出来ると思っている。

体調不良の方、2件については以上だ。

■淡水化装置から濃縮貯水槽への配管すっぽ抜け高濃度β汚染水、環境・海洋大量漏洩(最終調査報告)~ 保安院報告

手元には少し暑い報告書が1件ある。こちらはタイトルを言うと、★福島第一原子力発電所における淡水化装置濃縮水貯槽へ濃縮水を移送する配管からの放射性物質を含む水の漏えいおよびこれに伴う海洋への流出を踏まえた対応状況に関する経産省・保安院さまへの報告について http://j.mp/MO6rTd

というプレス分と、これに伴う報告書一件だ。こちらは濃縮水を移送する配管、耐圧ホースから3月26日と4月5日水が漏れた件であり、その調査結果がまとまったので報告させていただく。

保安院さまからは漏えい量の評価、それから環境への影響、原因究明と再発防止対策といった支持を受けており、本日報告させて頂いた次第だ。漏えい量の評価だが、3月26日分に関してはトータル配管からの漏えい量は120m3、その内海への漏出量は80Lと評価した。

それから4月5日分だが、配管からの漏えい量は12m3、海洋への流出量は、約0.1m3 という状況だ。何れも濃縮塩水の水であり、性状はセシウム134/137が10E+0Bq/cm3程度。

ストロンチウム-90が10E+5Bq/cm3程度含まれている水だが、いわうる線量という形では環境に影響を与えるほどの漏洩ではなかったと考えている。原因としてはホースと継手の金属の金具があり、そこの所に水の移送という運転を続けている際に、

ねじれるような力が働き、それに加え、ホースを移動する際の荷重、それからゴムのパッキンの劣化があり、金具からホースが抜け落ちたものと考えている。再発防止対策という形では、以前知らせた通り、

★耐圧ホースからポリエチレン管への取替を進めており、海洋への流出する恐れのあるところについては全て完了している状況だ。また、耐圧ホースを引き続き使う場所については、以前知らせた留め具をつけてそちらで抜け防止を行なうということ。

それからタンク類の漏洩については設置場所に席を設けることで、万一漏れてもハイスロに流れ込まないようにする事。最後になるが、一般排水路に関してはそういった水が入りこまないように暗渠化することを9月中への完成へ向けて、今、工事を進める状況だ。


■環境モニタリング・サンプリング

これに関連し、淡水化装置の漏洩に関するサンプリング結果という事で、毎日、南放水口での海水のサンプリング結果(http://j.mp/M4uKXc)を公表しているが、

本日の測定結果では、Cs-134/137、全βに関しては検出限界未満という状況だ。この資料については、★★これまで紙配布しているが、明日からはHPでの掲載に切り替えたいと思っている。最後になるが、作業関係で2件連絡する。


■竜巻発生警報による避難指示発令

★本日、福島県に関しては気象台から竜巻注意報が14時38分と15時37分に発令されている。私どもとしては事前に決めた手順に従い、15時58分に現場から堅牢な建物の中に入るように指示をしている。

尚、実際は厚さ対策のために14時から17時の間は屋内作業は実質上やっていなかったので、作業を特にこの待避のために中断したものはなかった。竜巻注意報は16時54分に解除され、17時過ぎに建物への待避の指示を解除している状況だ。

もう一点。本日、これからになるが、★重要免震塔にある非常用電源設備のガスタービン発電機を本日試運転のために運転する。これは保安規定に基づく起動対応出会いr、このため、排気ガスにより敷地内のダストが舞い上がる可能性があるという事で、

午後6時30分~午後9時の間においては全面マスクの着用を指示している。これはこれまで免震重要塔へ行くルートに関しては、全面マスクの着用を省略しているが、本日はこの時間帯に限り、全面マスクの着用を指示している状況だ。

# 突風が吹いたり、風が強い日もあるだろうに。

少し長くなったが私からは以上だ。(31分)


■質疑

○NHK花田:
吉田前所長のご容態の関係で伺いたい。先程の説明だと、今月の26日に外出先で体調不良を訴えられて、そのまま病院に運ばれて、脳溢血と診断されたのか?脳出血と診断されたのか?聞き取れなかったので確認させて欲しい。

○相澤副社長:
これは脳出血と診断されている。私は専門ではないので、脳出血と脳溢血の違いについては正確に答えられないが、脳出血と診断されている。

○NHK花田:
それは病院に搬送され、脳出血と判断され、直ぐ緊急手術をその日のうちに受けられたという理解でいいか?

○相澤副社長:
はい。そう言う理解で結構だ。

○NHK花田:
先程の説明では重篤な状況ではあるが、意識があり、命に別状はないという話しだったが、これは手術は成功したという理解でいいか?

○相澤副社長:
★手術は成功したと聞いている。

○NHK花田:
わかりました。今の状態はこれも緊急入院?集中治療室に入られている状態なのか?

○相澤副社長:
その辺については解答を差し控えさせて頂きたい。

○NHK花田:
会話などは出来る様なレベルか?

○松本:
医者からは命に別状無く、意識はあると聞いているが、まあ、本人がどういった状況にあるかについては、家族の意向もあるので、あまり詳しくは申し上げられない。

○NHK花田:
吉田前所長の去年12月に食道癌で退任され、その後、病気の療養中だと理解したが、今回もその療養の仮定にあったという理解で良いか?

○松本:
はい。当時は自宅で療養中と聞いている。

○ニコニコ七尾:★★
相澤副社長に聞きたい。株主代表訴訟の原告代理人が、本日、東電のテレビ会議システムの公開を巡り、経産省に是正を要請した。(http://j.mp/ND7d5k)その前に東電に対し、大臣、経産省側から公開方法を巡り、何か注文や要請はあったのか?

○相澤副社長:
経産省のHPだったと思うが既に出ている。(http://j.mp/M4wQX8)枝野大臣から要請を頂いている。3つの点(http://j.mp/M4wShx)について頂いている。それについて、我々現在、出来るだけ要請に応えられるように検討しているところだ。

○ニコニコ七尾:
あっ、すいません。具体手金は承知していないが、その3つの要請とはどういった内容か?

○松本:★★
ハイ。本日、枝野大臣の方から3点の口答指示を受けており、1点目としては「公開対象となっている映像について、求める者はすべての映像を閲覧することが十分可能なよう、公開期間を確保すること。」

まあ、こちらは私どもが150時間分の映像を用意しているが、8月6日から10日までという5日間という事であれば、まあ、時間的に足りないという事での発言ではないかと推測している。

それから「公開の対象となる映像、公開に際しての具体的な手法(一度に視聴可能な人数等)について、報道関係者の意見も踏まえ、適切かつ柔軟に対応すること。」というのが2点目。

3点目として「別途、証拠保全申請がなされていることにも鑑み、公開期間終了後も、東京電力において録画映像を処分しないこと。」ということで、まあ、消去したり排気しないという事を口答指示としてうけている。

○ニコニコ七尾:
これについては東電側としてはいつ頃解答される予定か?

○松本:★★
こちらは何か大臣に解答をするという事よりも、実際にこういう形で進めるという形で報告できれば。皆様にお伝えできればと思っている。

# ( ゚д゚)ポカーン

○ニコニコ七尾:★★
すると明日17時で申込締切となっているが、これは17時に申込締切は一旦なしで仕切りなおしということでいいか?

○松本:
申し込みそのものは受付させていただくが、その先の、まあ、公開期間の延長とか、その後、具体的な手法に関する変更等があれば、その都度、連絡したいと思っている。

○ニコニコ七尾:
これは問題がある。申し込みでは公開方法等、あるは撮影しない等々、同意するというチェックボックスがあり、その上で申込む形になっている。

# 同意書もなしに一方的なルールを押し付けて、記者を狙い撃ちで出入り禁止にする東電。金づる東電守りたい報道は27日の東電の公開方針だんまり。

そうするといまの話と矛盾しないか?要するにこの説明と内容が違う公開方法になる可能性があるのに、現時点では今、現時点での東電の説明に対しての同意を求めているが。この点も大きく問題になっているが。これは相澤副社長はどう思われるのか?じゃあ。

○栗田:
広報の方から応えさせていただく。今の話にあった通り、検討している段階ではある。申し込みに関しては、そのまま先ず続けて頂き、公開方法に関しては、例えば時間をずらせば、具体的な解決策をまだ提示していないが。

時間を伸ばすとか。そういった手法もあろうかと思う。ですから申し込みに関してはこれまで話した通り(http://j.mp/ND7jda)進めてきただき、また、私どもとして解決策、支持に従うような内容を提示できれば、また報告させていただく。

○ニコニコ七尾:★★
これは非常に大事なことだ。今日の株主代表訴訟でも原告代理人からあったが、これはマスコミの基本的なスタンスも問われている。なので、公開方法がきちっとフィックスしてない段階で、同意を求めて同意しないと見られないというのは、

内容も公開方法もフィックスされてないのに同意しろというのは無謀じゃないのか?これは一旦、東京電力の方で大臣等の要請に対して、これこれこういう形で対応しますということで、一旦仕切りなおすべきじゃないのか?

# 無謀というか、横暴というか、開いた口がふさがらない… ( ゚д゚)ポカーン

○ニコニコ七尾:
17時締め切りというのは、一旦、ばらしたほうがいいんじゃないのか?

○栗田:
いや、この形で先ず進めさせて頂き、私どもで何が出来るか提示させて頂きたいと思う。解決としての、先程話したような時間や、全てが見れるようなと言う部分では、なるべく確認出来る時間を延ばすとか、そう言った事もあろうかと思う。そこはなるべく早く解答できるようにとは思っている。

○ニコニコ七尾:
これは17時締め切りは一旦延ばして頂きたいと思う。これはお願いだ。

# 白紙撤回して当然。

○朝日木村:
先程の方も言っていたが、チェックボックスがあることは認識されているよね?

○栗田:
はい… 

○朝日木村:
何を同意しろというチェックボックスなのか?

○栗田:
あの、まあ、記載の通りであり、IC、あの、幾つか、何点か、上げているものがある。気補的には個人情報というか、個人の責任追及に至ることがないような形で私どもが公開しているわけだが、そこに準じた対応するように同意頂くということで、処理を作らせて頂いている。

○朝日木村:
いや!今問題になっているのは、枝野大臣が指示をしたのはこういう公開のあり方がおかしいのではないのですか、ということで大臣支持が来たと理解しているが。

それにもかかわらず、このチェックボックスに印を入れてくれと。申し込んでくれと。いうことをこのまま進めるという事は、大臣の指示を東電は無視をする。ということですか?
○栗田:
決してそういう事ではない。先程から副社長さまからも話させて頂いている、お指示頂いた事を、あのう、内容に沿って、あのう、検討できるようにと思って進めているので。出来るだけ早い段階で、あのう、その、結果、に関してのお知らせをするようにと思っている。

○朝日木村:
早い段階じゃなくて、もう既に明日ですね。締め切りが迫っているわけです。こういう条件をチェックさせといて、それが問題と言う指摘があるのに何を検討するんですか?これを撤廃して下さい。

# 副社長の前で頑張る栗田。副社長にお指示頂いたって… この人達の倫理観ってどうなってんだろ。

○栗田:
それではですね。ええ、こういう形は如何でしょう。先ずは同意というところは、少なくとも私どもとしては、どんだけの数の方が来るか、という事の認識が出来ない状況だ。

ですから、ここは一回、取り外して、申し込み頂けない状況になれば、私どもとしても公開の準備がなかなか出来る様な状況ではないので。

★★先ずは同意頂くというところのチェックに関しては一旦、外して頂いて、先ず、どれだけが要望するか、と言うところで申し込み頂けないか?

そして、直前でもう一回入って頂く際には、この同意事項に関して説明し、同意を頂いた上で、★★それを同意頂いた上で入って頂けるような、そういう事にしたいと思っている。

# こう言うのはどうでしょう、って新しい提案するのかと思いきや、別の解釈の仕方を提案する東電広報 栗田… 同意書は入る時にしようぜと。この人、一体、自分が何を喋ってるのかわかってるのかな…

それは、公開方法、時間をどういった形をやるかということも示した上で、そこを報道頂くような。そう言った事にしたいと思う。それで如何か?

# ここまであからさまだと、もう笑うしか。東電の意向を汲んだ報道をしろと。おまえ達記者クラブは同じムラの仲間だろと。大手メディアがどう動くか注目ナ。こんな分かり易い踏み絵はそうそうないよ。

○朝日木村:
問題はそう言った同維事項を東電が勝手に決めて、これでどうだと我々に迫っているわけですよ。だから名ばかり公開だと言われるんです。

それが問題だという事が監督官庁のトップである枝野大臣から大臣支持という形で、3項目にわたり指示が出たわけですよね。それをきちんと先ずは皆さんの方で受け止めて改善すべきじゃないんですか?

○栗田:
繰り返しになるが、私どもとしては頂いた指示に対する対応という事は進めさせて頂きたいと思う。

一方で、やはり6日という日にちに向けて準備させて頂いている所がある。皆さんがどれだけ来る、どういった形でくるかは把握させて頂きたいと思うので。先ず、参加の希望に関しては、それはそれで取らせて頂く。

# 日程に拘る東電広報。なんとしてもオリンピック期間中に限定したい。DVDに焼いて配ったら済む話し。何の取り締まりも出来ない安全のためではなくムラの責任逃れのための法体系。実際に人身事故が起きても機能しない法体系からして欠陥。ろくな罰則なしに次も原発推進人事、規制のトップに。

また、実際の公開にあたっては、最終的にもう一回、この同意にチェックはその時点でもう一回確認させて頂くことにさせて抱ければと思っている。

○朝日木村:
何を同意時校にするかという事は、我々ときちんと協議するのか?

# あくまで東電の用意した部屋に出向いてもらう形式に拘る東電。

○栗田:
協議というか、私どもとしては繰り返しになるが、映像に関して映像公開に関して守って頂きたいという事項は、これまでも示したとおりだ。これから検討させて頂く内容で、その部分がどうなるかは、まだ示す事は出来ないが、

基本的には、私どもが提示している映像こい迂回に辺り、最終的に、個人の、まあ、責任に及ぶようなそう言う報道をしないで頂きたいという部分とか。それから個人が特定出来ないような、ええ、まあ、形で私やっているので。

そこの個人の特定するような報道は控えて頂きたい。それから、それにあたり録音、録画は控えて頂きたい。書いてある通りのことだが、、

○朝日木村:
じゃあ何も変わってないじゃないですかあ。

○栗田:
そうさせて頂きたいと思っている。

○朝日木村:
じゃあ、それは何も変わってないじゃないですか。

○栗田:
いえ、あのう、私どもとしては、 

○朝日木村:
時期をずらすだけであり、

○栗田:
あのう、話しの中でですな。

○朝日木村:
ええ。

○栗田:
全ての時間、なるべく多くの時間が見れるような、そう言う形を取るだとか、そう言った事の指摘もあるので。そこで出来るだけの対応をさせて頂きたいと思っている。

○朝日木村:
先程言われたように、個人の特定、録画、録音も駄目、何が変わっているのか?

○栗田:
ですから、そこは今、これから検討し、大臣の事情を踏まえた対応を進めたいと言っているので、

○朝日木村:
どのように検討するんですか?!

○栗田:
そこは決まりましたら速やかに報告させて頂きたい。

○朝日木村:
8月6日は動かさないんですね?

○栗田:
えっと、出来れば私どもとしては計画したものをさせて頂きたいと思っている。

○朝日木村:
公開期間の撤廃をして下さい!

○栗田:
そこは改めて、この場ではなくて改めて報告、

# 報道時間、紙面限られるテレビ、新聞。とにかくオリンピックが終る8月12日までに終らせる腹のあからさまな東電広報。ネットに流出させてなるものか。報道する映像はこちらで編集して用意する。これでいいじゃないかと、これまでの馴れ合い報道の舞台裏をネットで垂れ流す新生東電。

○朝日木村:
駄目です!!だって明日が締め切りなんでしょ?!

○栗田:
申し訳ない。繰り返しになるので。

○朝日木村:
副社長!

○栗田:
申し訳ない。宜しくお願いする。

○朝日木村:
きちんと対応して下さい!だから名ばかり公開だと言われるんですよ!

○相澤副社長:
はい。えっとですね。私どもは今回のビデオの映像について隠すとかそういう事ではなくて、ビデオを出すことにより、そこに出てくる人間が、一部だけの切り取りとか。

あるいは特定されて個人的な攻撃を受けるという可能性を出来るだけ少なくするように、こういったお願いをしている。大臣からの指示にある通り、出来るだけ見れるようにさせて頂きたいと思っているので、

ええ、そこのところは、また、あのう、鋭意、皆さんの希望に添うように検討させて頂きたい。明日の締め切りについては、これは8月6日と8月7日付いてのものだので、ええ、これ以降のことについては、また、別途という事になるんだろうと。

ちょっと、我々検討するが。で、別途となったとしても、視聴における留意事項のこの何点か書いているポツが6点あるが。ここについては基本的に留意頂きたい事項として、引き続きお願いしていきたいと考えている。

# 報道機関に向けた資料ということでHPでは公開する気はない東電。東京エネシス、被ばく偽装調査の件に関しても口頭説明のみで、HPに載せると言いながら未だにアップしていない。本当にいい加減にして欲しい東電のあからさまな隠蔽広報の繰り返し。

何れにしてもそんなことであり、今日、指示を頂き、この場で云々というのはなかなか厳しい。★★明日まで少し待って頂きたいと思う。明日の締め切りというのは8月6日、7日についての件だと理解頂ければよいと思う。

# だから白紙撤回すべきなのに、なぜか強行しようとする東電。

○朝日木村:
ですからこういう条件の、少なくとも公開期間、各社1人しか閲覧できないとか、これは無謀だと思いませんか?副社長! 150時間分をですね!

○相澤副社長:★★
おっしゃるとおりですね。だから、今回そう言う指示も頂いたし、我々もそれに対して出来るだけ多くの時間を見て頂けるようにするように改善したいと思う。

# 自分ルールを一方的に押しつける東電。同意もなしに一方的に決めたルールに反した、ジャーナリストにあるまじき行為と避難し、都合の悪い質問する特定記者を狙い撃ちで出入り禁止。これが国費投入された加害者企業のする事でつか。見て見ぬふり放置する政府、自民。東電国費で救う理由明白。

○朝日木村:
その改善はどのようにやるんですか!それは東電が一方的に決めてですね。こういう場でまた議論するという事ですか?

○相澤副社長:
それは、皆さんの意向も十分に聞いて、それで、大臣からの指示だから、それに沿うように、ええと、検討して示せると思う。今の、今日の今日というのは、ちょっと勘弁してくれ。明日返事する。宜しくお願いする。

○朝日木村:
明日が締め切りなのに明日返事するというのは納得出来ません! 締め切りを延ばして下さい!

○相澤副社長:
明日の締め切りは8月6日と7日の件なので。それ以外については、また、別の締め切りという事で示せると思うので宜しくお願いする。理解頂きたい。

# とにかく大々的に報道されるであろう公開スタート日は、オリンピック期間は絶対、そこだけは譲れない隠蔽体質丸出し東電。

○朝日木村:
私は広報に尋ねたときは、パソコンの台数が足りないので、各社1人にして下さいと。いう要望でしたよ。これは変わらないのか?

○栗田:
今、パソコンの台数に関しては出来るだけ用意させて頂くようには進めている。現状で金曜日の時点で知らせたのは約40台といったところであり、後、どれだけの方が来るかわからないので、先ずは各社一人一台と言うよりも、各社1台と言う形で、それを順番に見て頂く方策で、金曜日の地点では話している。

一人だけとは言ってない。それでも厳しい状況だとは思うが。順番に見て頂く形に出来ないかという事で、金曜日に話しをさせて頂いている。

○朝日木村:
少なくとも各社一人は見直しをして欲しい。各社一人は無理です。

○栗田:
言ってるのは1台に訂正してくれという事か?

○朝日木村:
各社一人40人ですか?

○栗田:
一度に入って頂ける方は、1人1人という事で行っているが、

○朝日木村:
そうでしたよね。

○栗田:
順繰りに一台のパソコンを1人の方がずっと張り付いてみて下さい、それ以外は駄目だという事を申し上げているのではなくて、

○朝日木村:
箱として1人というのはなかなか難しいですよ。複数で検証しないと。何が問題なのか見えないじゃないですか!

○栗田:
あのう、指摘、あのう、うけているが、ちょっと今、用意できるパソコンがどこまで出来るのか、という、後スペースもある。それから、繰り返しになるが、来場する人数もかなり、あの、左右するかと思う。前回話したのは40台用意して、

# DVD焼いて配布すれば済む話しなのに、なんでパソコンの台数とスペースの問題で公開出来ない話になるの。わけわかめ。

○栗田:
そんなに多くの方が来ない状況であれば、それを順番に使って頂く事も可能じゃないかと思っているし。繰り返しだが、パソコンがまた増やせるようであれば、その分を皆さんで分けて頂ければと思っている。

# たった数日で全部見ろ。殺到するの当たり前。書き起こしすら出来ない。

○朝日木村:
副社長!スペースもない。台数もない。用意できない。それなのに8月6日、7日の実施はしますと。明日申し込みして下さいと。無茶じゃないですかこれ?

○相澤副社長:
あのう… だから、8月6日と7日はこのまま生かせて頂きたいって事で、それ以降、出来るだけ多くの時間を見て頂くように、色々と出来る事を検討して対応させて頂きたい。

我々、隠すつもり無い。物理的な制限がどうしても加わってくる。如何にそれをどのように解決していくか検討させて頂きたい。是非ご理解下さい。

# パソコンの台数とスペースには限りがあるんだという主張。

○朝日木村:
それは初日からやって下さい。

○相澤副社長:
いやいや、あのう、

○朝日木村:
それを呑むことは出来ません!

○相澤副社長:
ともかく、明日、返事をさせて頂きたい。今日は、何とも、どこまで出来るかという事を、少しチェック、検討に時間を頂きたい。宜しくお願いする。間違いなくいえることは、見て頂くべきもの、あるいは、★★見たい要望があるものは出来るだけ見て抱けるように、我々させて頂きたい。これは間違いないことである。これは約束する。

○朝日木村:
録音も認めないんでしょ。先程の広報の人もいっていたが。

○栗田:
その場で録音頂く事は出来ない。その場でご覧頂く形で、今回、皆さんにご覧頂く事になる。

○朝日木村:
どうしてそういう制限を付けるですか?事故の検証ですよ。我々に、国民に知らせる責務があるし。東電から与えられたパソコン1台を使ってみても、どこが問題なのかという事をきちんと検証できるんですか?それは無理ですよお。

○栗田:
私どもとしては先程申し上げたとおり、各個人、社員であるが、各個人が特定されることにより、その責任追及とか、攻められることにより本人のみならず、まあ、周りの、周囲の方への影響も出るという事を心配している状況だ。そう言う中で、私どもは閲覧等今回の形を提示させて頂いている状況だ。

○朝日木村:★★
それは我々が報道するときに、例えばこの人はね、顔を出したら不味いだろうと、我々側の判断で、そう言う対応をすることはあります。事件、事故の時もそうです。警察が実名を発表しても、報道機関の責任においてこの人は実名で行く、

この人は匿名で行くという判断は報道機関の責任でやっています。だけど、その材料がなければですね。その判断すらも出来ません。それを事故を起こした東京電力が勝手に判断して、勝手にこの人は個人の特定は出来ませんとかですね。

という事を言われても困ります。きちんと公開期間の撤廃と、各社1人という、限られた人数の制限をすることなく、しかも、何度も検証できる。そう言う形で大臣支持もあるような形に則って実施して頂きたい。初日から!初日からじゃないと、これ、インチキじゃないですかあ!

○栗田:
ちょっと、対応を今、検討させて頂いている。ですから、その場で何が出来るかは、また示したいと思う。繰り返しになるが、

やはり、私どもとしては、ええ、個人、特定出来ないような形で、そのまま、映像がそのままお渡しすることは、色々検討する中でも、そこまで行かないなと考えている。宜しくお願いする。

# その場で示す。オリンピック期間に拘る東電。

○司会:
他の質問の方もいるので、次に行かせて頂く。

~ 52分経過 朝日木村記者14分 2時間30分会見。こんな調子でビデオ会議映像公開 このまま行く、いやだめだの押問答がこのあと朝日木村記者とフリーランス中心に1時間40分続きまふ。モウ ムリホ 本日の副社長目当てで出席している普段見かけない大手メディア記者の「取り敢えず付き合って反論してるように見せとく感」に注目。

http://www.ustream.tv/recorded/24353357

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