2012年7月4日水曜日

東電会見 2012.7.4(水)18:00 ~ 1号機原子炉建屋 ロボット調査速報(社員被ばく760mSv?)。20km圏内 魚介類 最高1000Bq/kg、新生東電 会長、社長訓辞は写真のみ報告で説教、他

東電会見 2012.7.4(水)18:00 ~

格納容器ガス管理システムの電源捜査で2号機、3号機格納容器内の水素濃度が計測できないトラブル。(詳細不明 質問者なし)希ガス、生ガスサンプリングも特に変化なし。土日に循環冷却停止した4号機使用済燃料プールは本日11時32℃。

4号機使用済燃料プール冷却停止の原因となったUPSの取り外し工事のため、2時間ほどプール冷却が止まるとのこと。なんでバイパスして実質使われてない状態のUPS外すのに、また4号機プール冷却が止まるのか、質問する記者おらず。

1号機原子炉建屋のロボットによる調査速報。クインス2号機トラブルのため、急遽クインス3号機を追加投入し無線でクインス2を運用。計4機のロボットを投入。予定していたTIP室内の調査はドアの開閉に失敗し出来ず、南エリアのみの調査に。

具体的な無線運用について質問する記者なし。作業時間は11時40分から15時47分、東電社員7名で計画線量6mSvに対し最高0.76Sv報告。760mSv? 単位変えてごまかすのは良くやるので不安。確認する記者なし。詳細報告は明日。

突変している3号機圧力抑制室の放射線計測器、本日、絶縁抵抗測定等を実施した結果、絶縁抵抗劣化が認められ故障と断定した旨の報告。魚介類のサンプリング結果、最高はコモンカスベの1000Bq/kg 。

保安院に施設運営計画(その2)改定、補正を提出した旨の報告。説明は資料読んどけと端折った。昨日の福島第二復報告とえらい違いでつね。新生東電ということでプラント健全アピール会見にする気満々。水処理週報、核種分析確報、ほか。

○プラント

○その他

○報告

○環境モニタリング・サンプリング

○関連




■福島第一の状況

○松本:
7月4日夕刻の会見を始める。

[原子炉および格納容器の状況] 1~3号機までCS系、給水系つかって注水冷却中。

[圧力容器下部温度、格納容器圧力と水素ガス濃度]記載の表の通り。なお、★表中、2号機と3号機の格納容器水素ガス濃度B系がバーになっている。

こちらは本日、電源切替作業があり、その関係で一時的にB系の表示が出ていない状況だ。現在は復旧しており、表示はできてる状況だ。

欄外、本日は定例の1~3号機の格納容器ガス管理システムでの希ガスモニタの値の確認をしているが、どの号機とも Xe-135 に関しては10E-3Bq/cm3レベルであり、検出限界値1E-1Bq/cm3より十分小さい状況だ。

なお、2号機については手元の方に生ガスのサンプリング結果ということで1枚資料を配布している。(http://j.mp/MIzWEH) Xe-135 は検出限界値1E-1Bq/cm3に対して検出限界未満という状況。

福島第一原子力発電所2号機原子炉格納容器ガス管理システムの気体のサンプリング結果について(PDF 11.1KB)http://j.mp/MIzWEH

[使用済み燃料プール]1~4号機まで循環冷却継続実施中。土日に循環冷却が停止した4号機だが、本日11時時点で32℃という状況だ。なお、4号機の故障したUPS(無停電電源装置)に関しては明日の午後、取り外し作業を行う予定だ。

その間、約2時間になるが、循環冷却を一時的に停止させる予定だ。なお、以前紹介した通り、一時間あたりの温度上昇率は0.5度という状況であるので、安全上は問題ないものと判断している。

[タービン建屋地下溜り水の処理状況 ]2号機は雑固体廃棄物減容処理建屋への移送を継続実施中。3号機については本日、9時50分までの移送で一旦中止している。

[水処理設備および貯蔵設備の状況]引き続きキュリオンに関しては運用停止中。サリーによる高濃度汚染水処理を実施中だ。

アレバ除染装置は運用を停止中。本日水曜日なので、定例の水処理設備の稼働状況について、保安院さまに報告を行なっている。後ほど報告書の内容について説明する。

# 水面から約 60cm上の位置で20mSv/h以上であることを確認と表記。環境が変化した事に関しての説明はまたスルー

[その他]★★その他工事は一番下に関しては、昨日、資料で説明した2号機廃棄物地下貯蔵建屋でのサンプリングの結果について書いている。

作業に関して2つほど連絡がある。


■【速報】1号機原子炉建屋調査

★ひとつは昨日連絡したクインス2号機とパックポッド2台を使って1号機原子炉建屋1階の南エリア、それからTIP(移動式炉内計測装置)室の環境計測だが、その状況について速報ベースでお知らせする。

作業時間は11時40分から15時47分だった。作業体制だが、昨日は6名といったが当社社員7名で作業を実施。★最大被ばく線量は計画線量 6mSv に対し 0.76Sv だ。

作業状況だがこちらは若干計画と違った状況になっている。★先ず、1点目はクインス2号機に関しては通信用ケーブルが途中で断線したのでクインス3号機を急遽投入し、無線での2号機の運用をしている。

従ってクインスが2台、パックポッド2台ということで計4台のロボットを今回使用している。それからTIP質の環境調査だが、パックポッドによる扉への鍵の差し込みは成功したが、

その状態でノブを回して扉を開けることが出来なかったので、★本日の調査ではTIP室内の調査はできていない。南エリアの線量測定、温度測定等が終わった状況だ。南エリアの線量測定の状況に関しては昨日紹介した床貫通部の上の所で5000mSv/h以上という値を示している。

こちらに関しては前回、4700mSv/hだったが、若干、測定点が違うということで変動しているのではないかと考えている。また、当外部の床貫通部では10月に観察して同様に蒸気の発生等は見られていない。

また、南エリアの通路上、建屋の爆発の影響を受けているが、以前確認した様子と大きな違いはないという状況だ。本日撮った動画、それから写真、線量マップ等については明日の会見で公表できるように準備を進めていきたい。


■3号機圧力抑制室 放射線モニタ指示値異状(続報)

もう一点は★6月21日、先々週になるが、3号機の格納容器雰囲気放射線モニタの4つの検出器のうち、圧力抑制室を計っている検出器1つの指示値が急上昇したことを伝えているが、

そちらに関しては本日までに電気回路の中の絶縁抵抗測定等を実施した結果、やはりこの検出器に関しては明らかに絶縁抵抗劣化が認められるということで、検出器の不良と判断している。

作業結果については以上。


■水処理設備稼働状況・実績(週報)
続いて水処理設備の稼働状況について説明する。資料タイトル 「福島第一原子力発電所における高濃度の放射性物質を含むたまり水の貯蔵及び処理の状況について(第54報) http://j.mp/MIAg6B 」2枚目裏面に今週の実績を記載。


高濃度滞留水の貯蔵量1~4号機で合計8万600m3。貯蔵量 プロセス主建屋、高温焼却炉建屋の滞留水合計 1万8710m3。今週の処理量は 6440m3。稼働率 サリー78.5%

# (先週)高濃度滞留水の貯蔵量1~4号機で合計8万1000m3、高温焼却炉建屋の滞留水は 1万7600m3、先週の処理量は7580m3。稼働率 キュリオン 11.8%、サリー78.5%

使用済みベッセル2本発生、トータル425本。処理水の貯蔵状況だが、濃縮塩水タンクが14万8757m3、淡水けタンクが1万8226m3、濃縮廃液貯槽は5507m3という状況。原子炉注水は3780m3/hで、全量水処理設備で処理した水を使用。

# (先週)使用済みベッセル4本発生、トータル423本。処理水の貯蔵状況だが、濃縮塩水タンクが14万7712m3、淡水けタンクが1万7622m3、濃縮廃液貯槽は5518m3という状況。原子炉注水は3780m3/hで、全量水処理設備で処理した水を使用

ろ過水からの補給は受けていない。来週の予定。サリー単独運転75%の処理ということで 6300m3/hを処理する予定で計画。

今後の予定。2号機、3号機の建屋水位に関しては引き続き移送先、ポンプの台数を調整しながら OP3mでコントロールして行く予定。★濃縮塩水タンクの容量と貯蔵量。今回は9月末までの見通しを示している。

9月末に貯蔵タンクとして2万1000m3分が追加される。従って9月末時点での貯蔵量は22万8000m3になる予定。こちらに関しては以前紹介した角型タンクのリプレイス作業を実施しているが、このうちの最終分がこの時期に運用可能になるという状況だ。

なお、こちらに関しては以前、3万m3 増設予定だったが、詳細設計の進捗により、丸型タンクの増設スペースがあったので、1万2000m3程増やして、トータル4万2000程リプレイスにより増設する。水処理設備の稼働状況については以上だ。


■魚介類のサンプリング

★本日は魚介類のサンプリング結果が出ているので連絡。6月11日に実施した木戸川2km沖の刺し網と6月18日に実施した福島第二敷地沖合10km付近での底引き網の漁だ。(http://j.mp/MIA2w6)

最大線量は1枚目の資料上から2つ目、コモンカスベで Cs-134 が 400Bq/kg、Cs-137が 600Bq/kg 合計値で1000Bq/kgが最大値。

業界類写真を一番後ろについているが、以前と違う点はチダイがこれまでのサンプリングでは見られなかった魚種で、今回はじめて。


■施設運営計画(その2)(改訂2)の変更

★続いて保安院さまに報告書一見提出したので連絡する。紙一枚で申し訳ないが、皆さまには電子データで施設運営計画の(その2)の改定の2について報告する。


本日1~4号機に対する中長期的暗線確保の考え方に基づく、施設運営計画にかかる報告書(その2)改定2の変更、並びに補正ということで、これまで提出していた改定2の報告書だが、今回、変更して保安院さまに提出した。主な変更点は4つ。

★1つ目(http://j.mp/LOUpH0)はドラム缶の仮置き場に関する期限を明記したということで、今回、ドラム缶の仮置き期間を3年間という形で施設運営計画上、記載している。また、仮置き後は、今後検討する恒久的な設備に移動することにした。

★2点目(http://j.mp/LOUrP7)は4号機に対して現在、原子炉建屋のカバー設置工事を実施中だが、そのカバー内にローカル空調機を設置し、作業環境の改善を図るのが2点目。

★3点目(http://j.mp/LOUytQ)は共用プールの現状設備状況について記載している。また、

★4点目(http://j.mp/LOUx9t)として共用プールに設置している使用済燃料の約4割をキャスクに詰めて構内に保管するが、その仮のキャスク保管設備についての記載を充実して記載した点である。

皆さまには報告書本文について電子データの方で配布させて頂いているので、その点をご確認するんだ。


■環境モニタリング・サンプリング

通所のサンプリングだが、南放水口での海水サンプリング結果(http://j.mp/MIA1bC)が出ているので紹介させて頂く。本日の結果に関してもセシウム134/137、全βは検出限界未満という状況だ。

手元にもう一つ写真が1枚入っているが、こちらは本日、現場公開した福島第二における現場公開の写真と、その後、社長と会長が福島第一の方に言った際の訓示の様子の写真を配っている。なお、動画については明日の午前中を目途に準備した上で、

HPに掲載したいと思っている。それから最後になるが、環境モニタリング状況としては既にHPに公表しているが、本日の公表分の中で海水のサンプリング(http://j.mp/LOVcYi)について、

★Sr-89/90の測定結果、少し時間がかかったが、3月12日分の測定結果が出ているので、それを公表させて頂いた。もう一点は6月1日~15日までの核種分析の確報版も本日公表している。(http://j.mp/LOV5fs)

こちらに関しては主要三核種の速報版の値と確報の値に訂正はない。その他のガンマ核種に関しても有意な変動は認められてないが、6月13日と14日に採取した2号機シルトフェンスの内側でマンガン54、

6月5日にサンプリングした2号機原子炉建屋のブローアウトパネルでのダストサンプリングで、銀110が検出されている状況だ。

今回の一覧表から宮城県沖の解すサンプリング結果については、文科省とのモニタリング方法を合わせるということで、表からは削除しているので確認の程をよろしくお願いする。

最後になるが、明日、1Fの中では窒素ガス供給装置が止まった際の復旧訓練を明日の午後行うということで、状況がわかればこちらも連絡したいと思う。

本日、私からは以上だ。



■質疑

○朝日杉本:
以前、ビデオ公開のところで高橋フェローの全員撤退と受け取ったような質問があった件についてだが、その後調査については如何か?

○松本:
高橋の方に再度確認したが、発言そのものについては自分としては全員と発言しているが、残ったもの、必要な人間を残した以外の全員という意図で発言したということだった。

○朝日杉本:
そう言う発言をした経緯については、どういう認識であったのか、その前後のやり取り含めて公開する予定はないのか?

○松本:
テレビ会議映像そのものについては、今のところ、まだ公開する予定はない。

○朝日杉本:
その調査結果について高橋さんの調査結果も含めて公開する予定はないか?

○松本:
現在、そういった質問を受けたので、本人に確認してお答えした次第だ。

# そういった質問を受けたのでって、正確には、記者クラブメディアから受けたので、ということ。

○ファクタ宮嶋:
事故発災後、東電会長さんが免震重要塔、1F,2Fのオンサイト、中にはいったというのは、今回はじめてなんですかねえ?勝俣さんは言ってないんですよねえ?

○松本:
えっと、勝俣は、えっと、所員激励の時はしたと思うが回数等については確認させてくれ。それから下河辺と廣瀬さまに関しては、社長、会長になってからは初めてだが、下河辺会長については、以前、(賠償)機構の視察という意味では訪れたことはある。

○ファクタ宮嶋:
わかりました。勝俣さんは現地のいわゆる仮の役場とか、そういうところに入ってなかったんですよねえ?

○松本:
えっと、勝俣が地元自治体を回ったことは、多分、なかったと私も思います。

○ファクタ宮嶋:
わかりました。それでね。ここに写真(http://j.mp/MIA5Ic)があるが、その免震重要との位置で、まあ、これ、新聞社の方は多分取材にってるのかもしれないが、私ども行ってないが、この時に会長さんが挨拶した挨拶文というのがあるならば、配って頂けるのでしょうか?

要は明日のビデオがどういう形で出てくるかわからないが、やはり、新しい会長さんがアレしたわけですから。どういう挨拶されたのかですね。これと同時に配っていただくほうがいいと思うんですけど。

写真だけでマイク持たれてもですね。(http://j.mp/MTX13H)一体何を言ったのかわからない。明日、ビデオでHPと言ったが、普通はこういうのは挨拶文と一緒に公開していただくの普通じゃないでしょうか?

○松本:
あのう、元々現行があったわけではないので。今回、モニお越しをするかどうかについては確認させてくれ。

○ファクタ宮嶋:
すると、明日のHPはどういう形になるかしらないが、その挨拶している姿を全て音声の入った形で公開していただけるということなのかあ?

○松本:
はい。音声付きで公開する予定です。ただ、まあ、若干私共がやっているので、少し、聞き取りにくいケースもあろうかと思うが、音声付きです。

○ファクタ宮嶋:
いわゆる現行がなくてなまでしゃべっておられるとしたらですね。なおさら、その言葉そのものを起こしてですね。

やっぱこの場に出していただくというのが、私なんかの感覚だと普通のマスコミの感覚なんですけど。やはり結構歴史的な意味があるんじゃないかと思うんですよね。発災後、ずっと考えて、その、現地についてはですね。

この方々はちゃんと現地の仮の役場も全部行ってるけれど、会見でも言ったが、勝俣さんが福島で本当に行っているという話は株主として聞いてないんですよね。殆ど。だからやっぱり、新しい東電になったわけですから。

行為挨拶というのは、やはり仰ったことを早くですね。しっかりした形で報じていただくというのは当然のことだと思うんですけど。そういうのは広報さんはどういう感覚なんですかねえ?

○一杉:
はい。まあ、あの、できるだけHPの方にはですね。音声付きで載せたいということで、明日午前中ということで申し訳ないと思っております。文字の方については確認させてください。

まあ、あの、ちょっと、出来るか出来ないかも含めてちょっと確認させて頂きたいと思います。

○ファクタ宮嶋:
要するにね。ずっと地元を歩くと分かるんですけど。今でなんで、東電の会長、社長が来ないんだということがずっと言われ続けている訳ですよね。

まあ、なられて、広瀬さんも立派だと思いますよ。全部回っているわけですよね。そしたら、ヤッパリ東京ででもですね。そう言う姿はもっとちゃんとね。伝えて頂いていいんじゃないんですかねえ?要するにこれだけ待たされてね。

報道なんて出来ませんよお。何言ったかわかんないじゃないですか。だからその辺がねえ。だから、ぼくは思うんですけど。本当に東京電力さんというのは新しい体制になって、それをねえ。

ヤッパリ新しく変わるんだということをやろうとしているのかどうか、疑問なんですよねえ。そう思いま専科あ!広報の感覚として! そういうところをねえ、考えて頂かないと。なんか私は、この頃のこの記者会見が理解できなんですよお!

# 会見に出席する一記者のツイートを監視している東電広報。情報公開に関する一方的に自分たちで決めたルールを無視したから一方的に出入り禁止。なぜ一記者の行動を短時間で知り得たのか、新生の対応と情報公開の姿勢は厳しく追求、断罪されるべき! 何も変わってない。

ビデオの問題もそうなんですけどねい。新しくなったんですから。最低限ですね。会長が頑張って行っているわけですから。皆さんサポートしたらいいんじゃないんですかあ?もう少し。どうですかあ!

○一杉:
まぁ、動画の方もですね。できるだけ早くHPの方に掲載したいということですが、午前中になってしまうということで、大変申し訳無いと思いますが、できるだけ今後もですね。できるだけ早く情報を出していけるように努力したいと思います。

○NHK後藤:
今日の1号機の原子炉建屋の調査だが、TIP室に入れなかったということだが、想定していた、予定していた調査範囲に対して、今日、割合としてどれぐらいの調査が出来たのかということと、

昨日、他にも1000mSv/hを超える高い地点もあったということだが、範囲としてそういうところも、まあ、全体として明日纏まると思うが、全体として他にも高い傾向があったのかという点と、

若干測定点が違うということだが、やはりある程度近い場所ということでは、全量は高かったと。まあ、付着しているという指摘も昨日されていたが、その辺の見解を改めて聞かせて欲しい。

○松本:
いわゆる調査範囲に対するパーセンテージという意味では、なかなか面積比で比べているわけではないので、一概にも申し上げにくいが、本日の計画では元々南エリア、南の通路の所から二重扉の入口の所、

それからTIP室という2つのところを環境測定しようということで、行っているが、TIP室に関しては先ほど行ったように鍵をさしたものの、ノブを回せなかったということでできていない。

従って出来た範囲という意味では南エリアのところの環境測定ということになる。それから、線量に関してはあまり変化がなかったということであり、昨日、配布したこの地図(http://j.mp/MFvVkn)でいうと

この南東コーナーにある貫通孔、これは地下一階とつながっているところであり、昨年はここから蒸気が漏れていた所だ。従って、この付近で計ると前回、4700mSv/h だったが、場所が若干違うこともあり、今回、5000mSv/hということで、

正確に測れていないという状況だ。まあ、付近としては非常に高い線量だったということは確認されている。また、その他、このエリアは1000mSv/hを超えている所が、あの、周り、付近にあるが、

これはその際、持ち込まれた放射性物質が、以前、このエリアに付着していると見ている。従って線量マップの比較をきちんとしなければいけないが、おおよそ、環境というか、状況として大きく変化していないと考えている。

○一杉:
使用済燃料プールの霊薬関連。★4号機、本日原子炉建屋上部のがれき撤去作業をしているが、スキマーサージタンクの水位計の軽装配管が瓦礫に埋まっていると。で、そのがれき撤去作業に干渉するということから、仮設の水位計を設置している。

この作業期間中、仮設の水位計で監視することとしている。なお、仮設の水位計の設定に関して本日、スキマーサージタンクのブローを実施している。これは計器の校正を実施するにあたり水位を下げる必要があると言うことで仮設計をつけている状況だ。

滞留水移送関連。6号機において明日、10時から16時に移送する予定がある。作業環境は以上だ。以上で本日の会見を終了する。



~ 終了 18時30分

東電サイトを検索

政府・東電 統合会見議事録から検索

規制庁・経産省・文科省から検索