2012年7月2日月曜日

平成24年7月2日(月) 経産省 保安院 定例ブリーフィング 16時 ~ 4号機使用済燃料プール冷却停止トラブル報告(事後)。6号機制御用空気除湿機点検後に白煙。大飯3,4号機の状況。ほか

平成24年7月2日(月) 経産省 保安院 定例ブリーフィング 16時 ~

IWJ Independent Web Journal


○報告



■福島第一の状況

○森山対策監:
それでははじめる。先ず福島第一だが3点ある。先ず、本日発生したトラブル関係だ。福島第一6号機タービン建屋で点検作業を行なっていた所、白煙の発生が確認されたので、公設消防に連絡したという事象があった。

具体的に申し上げると、本日10時7分頃、6号機のタービン建屋で制御用の圧縮空気系の空気除湿機。これは圧縮空気を使い湿土が高くなるということで、圧縮空気の中から水分を取り除く、そう言う空気除湿機というのがあるが、その点検後に電源を入れた所、制御盤から白煙が出たということである。

その後、10時17分には制御盤の電源を切って25分には白煙発生が停止していることを確認している。公設消防には10時21分に報告している。

で、状況だが、手元にも写真を配っているが、制御盤があり、この制御盤の中の状態が真ん中の写真だ。その上に変圧器がある。東電からは焦げ後問連絡を受けているが、見ていただくと変圧器の後ろや横に変色した後があるということである。

消防は浪江消防署と富岡消防署が入っているが、その変圧器のこげ後の状態がまだよく確認できないということで、火災かどうかまでは判断できていない。今後、変圧器を取り外して分解するので、その分解写真によって再度判断するというふうに聞いている。

本件は以上だ。

★★で、4号機だが土曜日にだいたい冷却システムの異常に関する警報が発生し自動停止してる。無停電電源装置UPSの故障とでておりUPS故障と推定しているが、取り敢えず、そのUPS装置をバイパスして、昨日午後3時7分にはポンプを起動して冷却を再開している。プールの温度だが、プールに付けている仮設の温度計では停止する前が33.3℃、再開時が42.9℃ということである。


★もう一件だが、使用済燃料プールの塩分除去作業を進めてきている。日、2号機使用済燃料プールの塩分除去作業が終了。塩分除去装置は逆浸透膜(RO)装置とイオン交換樹脂で行なっているが、2号機の使用済燃料プールは11ppmまで下がった。

当初は1600ppmぐらいまであったが、大分下がったということで、2号機の塩分除去は終わって、今後、3号機も今進めているが、2号機で使っているイオン交換除去装置を3号機につけて更に塩分濃度の低下を測るということである。その他、注水状況等、温度はあまり変わってないので説明は省略する。



■関電 大飯原発3,4号機の状況

○森山対策監:
次に大飯3,4号機だが、昨日、21時に原子炉を起動し、本日6時に臨界に達している。本日の作業だが、ロブツリー検査と言っているが、制御棒を動かしたり、ホウ酸濃度を変えたりして、原子炉の状態を変化させて特性を見る検査がある。

本日はその検査を行なっている。また、タービンの起動準備にこれから入っていくが、明日はタービンの回転を上昇させて振動がないかどうかということを見る。タービンの調整については、タービンバランシングという作業があり、もし、振動等があればバランスを取るための作業を取る。

もし、何も問題なければ、報道されているが4日には並列というか、発電をはじめるということになるが、タービンの調整には数日かかる場合もあるので、

# 高速回転する軸のブレを調整するのにバランサーつけて、というあれかな。

ここは最も早い場合という事で調子作業状況によっては、数日遅くなることもあり得る。大飯発電所の状況は以上だ。私からの説明は以上だ。

# UPSは電源が落ちた時の一時的な補助電源。その補助電源の故障により冷却停止に陥るという状況?



■質疑

○テレ朝松井:★★
土曜日の4号機の代替冷却システムのことについて確認したい。このUPSというものに関してだが、この冷却装置は当然予備機があったはずだが、冷却装置というのは本機があって予備機が当然用意されていたと考えて宜しいか?

○森山対策監:
えっと… ポンプフクスウアリマシタッケ はい。

○テレ朝松井:
そうすると、本機に異状があったわけですから、当然予備機が動くはずなんですが、予備機も動かなかったということで宜しいか?

○森山対策監:
あの、このUPSは監視をしているものでして、これは、あの、一つなので。これが故障したということで止まったとうことである。

○テレ朝松井:
はい。勿論それは分かるんですが。ポンプというものは予備機があったんですよね。つまり冷却装置というものは、そのUPSも本来だったら独立でもうひとつつけておくべきものではないんですか?

○森山対策監:
そこは考え方だと思うが、まあ、そう言う考え方もあろうかと思う。まあ、UPSについては、まあ、監視用ですので。監視事態は、元々、あの、通常は使わないで

万一電源が落ちた場合に関しデータを継続して取るためにUPSがついているわけですが、まあ、それはそう言う考え方もあると思うが、全体としては仮設として作っていたこともありですね。この監視用は1台であります。

このUPSの故障、ということで、そう言う判断をした上でバイパスをして取り敢えず復旧しているという状況だ。やはり、あの、原因を確認した上で、ある程度、その、復旧ということではないかと思う。

○テレ朝松井:
あの、理論は勿論わかるが、現実として予備機が動かせなかったというのは、言ってみれば、まだ共通のものを持っていたとういうことになってしまうので、これはイデオロギーとしてはですね。

○森山対策監:(´・ω・`)
ハイ。

○テレ朝松井:★★★
非常用ディーゼルを2つ並べて地下に置いていたのと同じ考えになるのではないかと思うのですが。要するに予備機が予備機としての意味をなしていないというふうに、それも事故後に作られたそうであるにも関わらず、そう言う考え方で置いていた、

# わかりやす

○テレ朝松井:
というのは、どうなのか?

○森山対策監:
そこは全体として信頼性向上ということをやっておりますのでっ!当然、今回の経験を踏まえて、ええ、これは不適合管理という中でもありますし、更に信頼性をあげていく観点からも、それは、あの、十分検討する必要はあると思います。

○テレ朝松井:
保安院としてはそういう事があったらこういう事があることは、当然認識をしていたのか?

○森山対策監:
あの… 一義的にですね? それはあの、なんと言いますか、システムが停止をすると。ということは、ありえる、と、考えて、おります。おりますが、あの、プールについては比較的、時間的な余裕もあるので、まあ、底をどの程度多重化するかということ、多重化は大事だと思っているが。そこは、あの、この、に、限らずですね。

# さらなる安全を積み重ねと耳にたこができるほど、安全委員会の押し売りを繰り返す保安院ですが、それをおこたり、あろうことが、まだ時間的に余裕あるし、一義的責任は保安院にないし、とか、もう

多重化を、ど、どういうふうに、あ、あの、より重層化してくかということは検討は必要であろうと思います。何れにしても、あの、仮設を積み重ねてきておりますので。底は多重化も含めて、より充実させるべく、検討すべきだと思います。

# 4号機使用済燃料プールがこの扱い。

○テレ朝松井:
この後、東電の会見でも当然聞こうと思っているが、勿論、温度には3日~4日の余裕があることもわかっていて聞いてるんですが。

○森山対策監:
はい…

○テレ朝松井:
本来、こういう事故が起きたからこそ、やらないといけないことであり、そしてUPSを2台をつくる事が期間的にそんなに問題があったと思われないし、金銭的にそんなに高いものではないと思うが。そして一番注目されている4号機の燃料の冷却装置に関してだが、

それを監督官庁としての保安院が分かっていながらスルーしていたのか、それとも今回、こういうことになって驚いたのか。

結果的にはまだ10℃の温度上昇で終わったし、機械も変えれて済んだはいいが、もともと壊れたときは変えればいいかということで、この程度にしてあったということか?

○森山対策監:
そこはですな。なんといいますか、保全計画といいますが、全体として必ずしもまだ十分ではない。

壊れた場合に取り替えるという、これも計画的にそうであればいいんですけど、今まだ、全体としての保全計画があまりよくなかったということで、先日、保安検査でもって指摘をして、今作り直している状況である。

予め準備しておく場合と、それから壊れた際に取り替えるというような保全、いろんな種類がある。底はハッキリしないといけないと思う。

○テレ朝松井:
この子とに関しては東電からどんどんリアルタイムに保安院に報告があり、そして保安院はそれに対して対応していたということで良いか?

○森山対策監:
えっと、これに対してといいますのは?今回のトラブル?

○テレ朝松井:
そうですね。土曜日の朝の段階で止まった時点で、どれぐらいの段階で連絡があり、

○テレ朝松井:
そして予備機が動かなかったことに対する指導ですね。

○森山対策監:
予備機が動かなかったことに対する指導は、ちょっと現場で何処までやっているかわからないが、少なくとも、現場の検査官はすぐに行って状況を確認して、元々漏洩がなかったかということが一番の懸念だったものだから、そう言う漏えい問題を中心に確認してきている。

○テレ朝松井:
じゃあ、今回、2台目が動かなかったことは想定済みということでいいな?

○森山対策監:
想定済みという、ちょっと、言い方が、か、か、必ずしも、あの、その通りでないと思いますけど。あの。先ず、あのう、今回の問題で、ええ、その、プールの冷却装置そのものにですね。問題がないかと。すなわち漏洩がないかということをですね。

というところを中心に確認をして、で、UPSの問題であろうというところまでいって、まあ、それは取り替えるということになったが、その多重化のところまで具体的に必ずしも指導している状況ではないと思います。

★現場で何処まで対応しているかまでは、正確なところまでは把握してないが。あの、今はそういう状況だ。

○テレ朝松井:
すいません。じゃあ、最終的に確認だが、今回のことで、東電に対して予備機が動かなかったことに対する指導はしないということですか?

○森山対策監:
いまはしておりません。

○テレ朝松井:
今もしてないし、これからもしないと。

○森山対策監:
いや、それは先程も申し上げたように、信頼性をどう向上していくか、という際の考え方によると思う。あの、予め予備機を、UPSのを取り替えるというのもひとつの考え方でしょうし、多重化するときの考え方でしょうし、問題はそういった保全計画というものがっ、

# ちなみに森山対策監がしきりに訴えている保全計画というのは、保安院が東電に支持して出させたもので、その内容にああしろ、こうしろと保安院が関与している訳ではありません。つまり一義的に東電が悪いんだと。それを審査して太鼓判押して事故収束根拠にしているのは、他でもないこのカス組織。

必ずしも、今、十分に、できていなかったと言うことが、問題でありまして!それはまさに、今、あの、作りつつあると。いう状況でございますので。いま、あの、すぐに予備機をおけとか、ですね。そう言う指導は、いましておりませんけども、、

当然、あの、今回の、一つ一つ、こういうことを、ですね。あの、課題、として、しっかり受け止めて、改善して行かなければいけないと思っております。

○テレ朝松井:★★
ちょっと長くなって申し訳ないが、ループが完成して1年近くになるわけですから、保全計画を今更、そんな事言うのはおかしいんじゃないですか?

○森山対策監:
あのう、先ず、作ったということと、それはその、どのようにですね? あの、中長期的に保全をしていくかということ。これは、プールに限りませんけども。

全体として、その保全計画そのものが、必ずしも十分ではないと。いうのが、あの、保安検査の結果でして。ええ、それは、あのう、指導して、支持しております。併せまして信頼性向上ということで、今、専門家の意見も聞きながら。

まあ、これも早くやらないといけないんですけど。やっておりまして。それはあの、これにかぎらず課題だと思っておりますので。しっかり潰していきたいと思ってますし。2回目の保安検査でも実施状況を確認していきたいと思っております。

○テレ朝松井:
最後に確認だが、東京電力は早ければ今週中にUPSを交換すると言ってるんですが、早ければという言葉がないということは、仮に1週間以上こうなると温度上昇はどうなるんでしょうか?65度を超えてしまうんじゃないでしょうか?

○森山対策監:
既にうごいておりますので。UPSをバイパスしてですね。ポイントはUPSの問題が、という一応、そう言う認識に至ったので、底はバイパスすれば、まあ、取り敢えず冷却は出来るということで、バイパスして今動いております。

# 瞬低対策でUPS入れてるのに、UPSバイパス、つまりすっ飛ばして直接電源引きましたって、、脆弱性がひとつ増えることになるんじゃないの。それ。その場凌ぎ。

○テレ朝松井:
つまり、温度管理はしないけれど、取り敢えず冷やしているからいいと。

○森山対策監:
温度は管理しております。温度は、勿論、UPS、が、あの、止まっている時もですね。あの、プールの中にある温度計で見ておりますし、温度そのものは監視しておりますので。そこはあの、先ほど申し上げたように運転再開する際の温度が42.9℃という所は書くにできておりますから。温度は関しできております。

○テレ朝松井:
何が監視できてないんですか?そうると。

○保安院 松岡:
UPSに無停電電源装置ということで、計器類が瞬時電圧低下とか、旬亭の時に計測不能にならないようにつけていると言うことで、現状は無停電電源装置ではなくて、直接電源につないでひと通りの計器、そのまま使うような状態になっている。

現状、旬亭があったりということになると、契機に異常が出るということがあるが、現状は使っていると。瞬停に対応できるように、UPSも交換して早めに入れていくということだ。

# 瞬低はポンプには影響なかったのね。計測器が停止するとポンプ全て停止するという脆弱なのね。とどのつまり、極めて重要な4号機使用済燃料プールの冷却装置が、結局、もろ2系統されてない状況で放置されていたことに。保全計画??

○テレ朝松井:
つまり移譲があったときはバイパスするという事のはじめから方策があるから、それでいいという考え方でいいということですね。

○森山対策監:
あの、それはあの、

○保安院 松岡:
UPS自体に本来はそのようなバイパス機能はあって、おっしゃるとおり…

○森山対策監:
今回ですね。UPSバイパスという表示がでているが、それはUPSがバイパスとして機能したかというと、機能しておりません。従って今のバイパス機能も本来あるといったが、UPSそのもののバイパス機能も働いていない。

そのような故障で貼ったのではないかなと思います。従って、あの、瞬停といいますか、UPSがひとつ故障した場合に、更にバックアップのUPSが必要かどうかは、先ほど行ったように検討の余地はあると思うが。今はUPSを使わずに監視をしている状況である。

○テレ朝松井:
はいわかりました。有難うございました。

# 電源はUPS経由して供給してるけどUPSから計器類に電気が供給されなかったので、バックアップ全てが動かない状態に。UPSを取り外したら動いた。原因はUPSだった事が判明したという話し。

○産経大谷:
4号機の関係で追加で。UPSが壊れた原因は何か?

○森山対策監:
まだわかっていない。

○産経大谷:
保安院としてはA系とB系を同じUPSについないでたのは知っていたのか?

○森山対策監:
そこは確認していると思う。現場で何処まで書くにしていたかは分からないが。事前にという意味で。まだ底まで確認できていない。

○産経大谷:
でも、ホア人さんの施設運営計画は装置を設置するときに設計図を毎回チェックして大丈夫だよとと了承されてますよね。

# 普通そうおもうよね。

○森山対策監:
全体は見ておりますし、現場でもですね。現場でも確認しながらシステムを組んでおりますので。ある程度把握していたと思いますけど。具体的に何処までかというところまで、今、もっておりません。

○産経大谷:
じゃあ、見落としていた可能性もあるのか?実は、同じGPSにつなぎこんででいたということを。

○森山対策監:
それはUPSそのものがですね。バックアップですから。本来の電源が落ちた場合に監視を継続するためにUPSがあるので。

# 瞬低による故障防止の為でソ。

○保安院 内藤:
UPSが一つということは当初の設計から認識してる。ただ、そこの部分についてUPSが壊れるということは、元の電源が落ちたらUPSが2系統であろうがポンプは動かないので。ポンプ電源は2台がわかれているが、UPSのところについては、

# つまり、UPSが電気バイパスしなくなった故障によって、同じUPSから計器類を電源を引いていた欠陥が明らかになったということに?

一次系ということでひとつの電源であるという確認をしたうえで、そこは電源が落ちていなければ、そもそも電源が落ちたらポンプが動かない形になるので。その時には配線を引っ張ってきてつなぐといういう考え方の設計になっている。

○産経大谷:
後、保全計画の見なおしだが、UPSが壊れた時の対策は、何か計画異なったのか?それともUPSが壊れることはそもそも想定していなかったのか?

○保安院 内藤:
UPS自体が壊れることは設計上も考慮されており、一応、今回警報が出たが、UPSが壊れた場合は自動的にバイパスするという形のUPSをつけている。今回の場合は、そこのバイパスも一緒に行かなかった形になっているので。まあ、じゃあ、手動でバイパスやったが、

# それはUPS内部のバイパス機能であって、それが壊れたからUPSの故障ではないんだという説明??

○保安院 内藤:
主導バイパスした後については、バイパスできてるので、そのまま動かす選択しがなかったわけじゃないが、自動で動かなかったとうことなので、そのまま動かしてもまたトラブルを起こす可能性があるので、手動バイパスをしてそのまま起動という手段を取らなかったと聞いている。

○産経大谷:
わかりました。今回、4号機のプールだが、他の1~3号機の原子炉冷却、並びにプール冷却で同じようなことが起こりうるのか?同じような構造になっている所あるのか?

# 結果論をあたかも自薦から想定済みのような問題ない説明に終始する保安院というか、東電説明そのまま垂れ流す

○保安院 内藤:
設計上同じ形になっている。UPSの故障が同じような形で起これば、同じような形で起こる可能性はある。

○産経大谷:
わかりました。ありがとうございます。

○NHK岡田:
今の関連だが、結局、保安院としてはどういう対応をして、もしくはどういう指導をしていくのか、端的に教えて欲しい。

○森山対策監:
あの、先ず、あの、当然UPSの交換ということがある。今、内藤の方からも説明したが、もともとUPSそのものが本来の電源が落ちた場合のバックアップということであるし、今後はより信頼性を高めていく観点から保全計画の中で見直すべき所があるかどうか、ということは検討課題だと考えている。

○NHK岡田:
なんかしどうしたり、そういったことは今のところ無いということか?

○森山対策監:
直接的にないが。当然こういったことが起こっているので。これは不適合管理の中に入りますし、先程も言いましたけども、本来働くべきバイパスが自動で働かなかったということもあるので、底はよく検討しないといけない問題だろうと思う。

○NHK岡田:
わかりやした!

○森山対策監:
補足すると基本的にいろんな事象が怒りますけど、大事なことは不適合管理といいますか、それが回っているか、というところを見ていくというのが、非常に大事なことであろうと考えています。

# だめだこりゃ。

○東京新聞 大村:
6号機の白煙の関係だが、これはなぜ、圧縮空気除湿機の電源を入れた、ど云々作業をしていてこういう電源をいれることになったのか?

○森山対策監:
これは圧縮機の点検を行った後に電源を入れたら白煙が出たということなので、因果関係までわからない。しかも作業が終わった後に電源を復旧した所、白煙が出たというところまでしか、今わかっていない。

○東京新聞 大村:
そもそもこの機会を動かすというのは、何か総合的にいろんなことを点検していた一環?なんすか?

○森山対策監:
そうです。圧縮、そうですね。空気冷却装置ですね。

○東京新聞 大村:
空気の冷却装置の点検をしていたと。

○森山対策監:
はい。

○東京新聞 大村:
今、消防は舵なのかどうか判断してない状態と?

○森山対策監:
まだしておりません。焦げ後とか、その辺をもう少し詳しく確認する必要があるということで、分解した写真を見た上で判断するということである。

○東京新聞 大村:
その制御盤が動かないことにより、本当に6号機が動いていたとしたらどういうことが考えられるようなものか?

○森山対策監:
今は予備の冷却器、空気除湿機はあるので、今は動いている状況にある。空気冷却そのものに問題ない状況だ。別の制御盤、別の予備機で今、空気冷却をしている状況である。

○東京新聞 大村:
状況からすると写真だけだが、漏電の可能性が高いと見えるが、そいう風衣は現状では、

○森山対策監:
まだそこまでははっきり言えない。写真から絶縁油か何かがですな。加熱した結果、燃えているようにも思えるが、そこはまだわからない。

○東京新聞 大村:
わかりました。

○森山対策監:
他にないか?なければこれで終わる。



終了 ~ 16時27分

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