2012年7月5日木曜日

東電会見 2012.7.5(木)18:00 ~ 2号機、3号機 ロボット線量調査報告。1号機建屋 1階南エリア最高線量 2070mSv ほか。

東電会見 2012.7.5(木)18:00 ~

プラントトラブル報告なし。UPS無停電電源装置取り替え作業実施、11時58分~13時15分の間4号機使用済燃料プールの冷却が停止。プール水温に大きな変化なし。UPSに焦げた後。火災判断を消防署に仰ぐとのこと。

2号機および3号機原子炉建屋のロボット調査結果報告。2号機、3号機建屋1階のロボットによる線量マップ、ガンマカメラ撮影による撮像結果など遠隔除染に向けた報告。

1号機に関しては先日のTIP室と南エリアの調査報告。(TIP室は調査できず)最高は 2070mSv/hだった。ロボットの短い動画映像公開。窒素ガス封入停止訓練、柏崎刈羽の津波対策報告等、報告盛りだくさん。

これらの件に関して質問する記者はゼロ。記者クラブメディアは国会事故調最終報告書にプラント関連ベテラン記者にリソース割いていると思われる。

質疑は9割は国会事故調の事故最終報告書に関して。冒頭、福島第一に関して質問する記者はなし。出席している記者も初めてみる記者クラブメディア記者多し。

フリーきよの氏の「木野さんだけ東電会見出入り禁止問題」国会事故調の最終報告書問題で有耶無耶にしたたかな東電広報。今後、会見出席認める余地はないと断言。朝日新聞がこの変わらない東電体質を取り上げてくれそうな空気。(翌日の新聞記事に)

○プラント

○環境モニタリング・サンプリング

○写真・動画

○柏崎刈羽原子力発電所

○報道



■福島第一の状況

○松本:
7月5日夕刻の会見を始める。

[原子炉および格納容器の状況] 1~3号機までCS系、給水系つかって注水冷却中。

[圧力容器下部温度、格納容器圧力と水素ガス濃度]記載の表の通り。

[使用済み燃料プール]1~4号機まで循環冷却継続実施中。欄外。本日4号機について先週6月30日、1日に発生したUPS(無停電電源装置)の故障に関して故障したUPS装置の取り外しを行なっている。

11時58分~13時15分の間、停電し、4号機の循環冷却は一時的に止めていたが、プール温度は32℃という事で変化なかった。現在は循環冷却の方を再開している。

なお、取り外したUPSに関しては、今後、原因調査を進めていくが、装置本体を取り外した際に盤の中に基盤の焦げが見つかっている。従って消防に連絡し、今後、消防の評価を受けると考えている。

[タービン建屋地下溜り水の処理状況 ]2号機から雑固体廃棄物減容処理建屋への移送は継続中。6号機タービン建屋から屋外仮設タンクへの移送は10時~16時の間で実施した。欄外。4号機の原子炉建屋カバー設置工事をしている関係で、防災ピット、変圧器の絶縁油を受けるピットがあり、そこに溜まっている薄いの移送については4日13時に終了している。

[水処理設備および貯蔵設備の状況]キュリオンに関しては運用停止中。サリーを用いて高濃度汚染水処理を続けている。

[その他]上から4ツ目。3月14日から実施している港湾内の海底土の被覆工事に関しては、本日を持って5,6号機側、北側の被覆工事に関して、作業としては終了。

明日からシルトフェンスを一旦開閉し、測量というによる被覆工事がきちんと行われたかという確認を水中カメラ糖を用いて実施していく。


■原子力発電所1号機原子炉建屋1階TIP室内及び南エリアにおける環境調査の結果

続いて昨日実施した1号機の原子炉建屋一階のTIP室内、南エリアの環境調査の結果について取りまとめたので資料を見るんだ。「福島第一原子力発電所1号機原子炉建屋1階TIP室内及び南エリアにおける環境調査の結果について http://j.mp/MzReoa」続いて、★今日の資料でいうと20番の所で2070mSv/hという比較的高い線量を確認した、

機器ファンネル、排出を流すマスのことろだ。続いてこちらが21番の所になる床貫通部の所で配管と床との隙間から以前は昨年6月は湯気が出ていたが、昨年10月、昨日の点検では湯気が出ていないという状況だ。

こういったところが昨日のパックポッド、クインスでの確認が出来た状況になる。1号機の点検状況については以上だ。続いてこちらもロボットによる調査だが、★2号機、3号機で実施している建屋内遠隔除染技術の開発で、先行して建屋内の線量率をガンマカメラ糖を用いて3次元的に把握するということで、作業を進めている。


■ロボットによる2号機および3号機原子炉建屋調査結果

2号機と3号機分の原子炉建屋1階部分の作業が終わったので、本日説明させていただく。3枚ものの資料になる。「建屋内の遠隔除染技術の開発」ロボットによる2号機および3号機原子炉建屋調査結果について http://j.mp/MzRtiV という資料を見るんだ。

工程については1枚目下半分になるが、先行して1号機原子炉建屋1回から作業を進めており、2号機、3号機と順次ガンマカメラによる線量率の測定を行なってきた所だ。

なお、これに続いて粉塵、床面というに落ちている粉の分析、それからストリッパブルペイントというペイントを貼ってそれに付着する放射性物質、更に床のコンクリートのボーリングを行い、それぞれサンプルを採取して現在分析中だ。

こちらに関しては測定結果がまとまれば公表するが、本日は2号機、3号機のガンマカメラによる線量調査の状況だ。スライド3、スライド4で、2号機、3号機の建屋1階での線量率調査結果だ。

保身2号機と3号機を比べると3号機のほうが以前から申し上げた通り、線量としては高い状況が引き続き続いている。5ページ、6ページが線量率測定と併せてガンマカメラの撮像結果だ。

こういったガンマカメラの撮影を通じてホットスポット等が何処にあるかという確認と線量率の比較により構成をしていきたいと思っている。全体の考察としては2枚目裏面になるが、7ページを見るんだ。

線量率そのものに関しては★2号機は全体的に概ね10~20mSv/h と考えている。1号機と同様に150cmの線量計支持の方が床面5cmのところより高い傾向がある。これは推定原因の所に書いたが、床面に付着していると言うよりも、

放射性物質が天井、それから壁等に付着している影響ではないかと見ている。★3号機だが2号機と比べ、線量率が20~100mSv/hということで比較的高い状況が続いていることと、分布があることがわかっている。

それから床面5cmのほうが、床面から150cmのところより高い傾向があり、こちらに関しては瓦礫、粉塵等の除去が2号機に比べて進んでいないということではないかと考えている。8ページになるが、

今回、採取したサンプルに関しては現在、JAEAの大洗研究開発センターの方に送っており、分析を待っている状況だ。こちらに関しては以上だ。


■1F 窒素供給設備異常時対応訓練の実施

★それから本実実施した福島第一の窒素供給装置、非常時対応訓練の実施についてという事で説明する。「福島第一原子力発電所窒素供給設備異常時対応訓練の実施について http://j.mp/MzR9ke」こちらは現在、1~3号機に対して格納容器と圧力容器に窒素ガスを連続的に供給して内部が水素ガスの可燃限界に達しないように、

窒素ガスを連続的に送り込んでいるが、万一、その装置が故障して窒素ガスが送れなくなった場合の復旧手順の訓練を本日行った次第だ。図面としてわかりにくくて申し訳ないが、通常使っている窒素供給ガス装置は赤い線と黄色い線が結んである所だ。

# 万一って1年365日に何回の万一があるのさ。

ここに通常使っている窒素ガス供給装置がある。ここから1号機、2号機、3号機の方へ配管を引っ張っており、底へ窒素ガスを供給している状況だ。本日の訓練は、この通常使っている窒素ガス供給装置が、

万一、故障してバックアップで置いてあるPSA5と書いているが、この窒素ガス供給装置を動かす訓練と、もうひとつは窒素ガス供給装置から建屋内に走っている配管が故障して、使えなくなったというケースを想定して、

この赤い線、敷設訓練対応対象ラインということで、模擬的にこの赤いラインに仮設のホースを引いてみて、このオレンジの所に訓練用接続部と胃売っているが、ここが、建屋にやいる所と考えて頂き、

まあ、このPSA5を動かす訓練とホースを臨時で敷設して、きちっと敷設できるかという訓練をした次第だ。訓練の様子については写真で1枚目裏面以降、4枚にわたって説明しているが、こういった形で本日は作業を実施した。

福島第一の状況については以上だ。


■外部電源の信頼性確保に係る開閉所等の地震対策に関する報告

皆様の手元に柏崎刈羽原子力発電所の開閉所設備の信頼性工場対策ということで、資料を配布しているが、

「原子力発電所等の外部電源の信頼性確保に係る開閉所等の地震対策に関する報告書の経済産業省原子力安全・保安院への提出について http://j.mp/NaBnKV 」

柏崎に関しては、現在、津波対策、建屋内への海水の侵入防止対策ということで、こちら、下の方に写真、図面があるが、取水口付近に高さ15mの防潮堤を建設しているし、また、建屋ごとには防潮板、重要な設備には水密かをするという対策を施しているが、

# 津波が来る前の揺れで建屋にひびが入って水の侵入はありえない。

今回、少し山側になるが、500KVの開閉所、いわゆる外部電源を発電所として受ける装置がある。ここに対しても高さ15mの津波を想定して防潮壁を作るということで本日お知らせした次第だ。8月から着工し、来年1月までに完成させる予定だ。

イメージ図は1枚目裏面にスライド2番と3番があるが、開閉所を取り囲むような形で360mの防潮壁、高さが約2mだが、こちらを設置していく。開閉所が設置してある場所が敷地高さ13mになるので、13+2メートルということで15mの津波にも耐える状況だ。

# 福島第一事故会見でしょこれ。その他のプラントはその他のプラントで別途会見開けよ。分けろよ。

なお、2ページのスライドでいうと上側が海であり、方角でいうと西側になる。こちら側と此方側が切れているが、こちらは法面になっており、この先が山になっているのでここで切れている状況だ。

柏崎の取組については以上だ。


■環境モニタリング・サンプリング

最後になるが、本日実施した南歩数い交付金のでの海水のサンプリング結果(http://j.mp/NaBnKV)になるが、本日の測定結果でもセシウム134/137、全βに関しては検出限界未満が続いている状況だ。

本日、私からは以上だ。





■質疑

○テレ朝すみだ:
今日、国会事故調が報告書を後悔し、その中で特に1号機については地震による損傷を否定出来ないと結論づけている。この受け止めはどうか?

○松本:
ふぁい。先ずは午後2時にHPに掲載されたばかりなので、報告書本文をきちんと読ませていただいた上で、私どもなりに確認させていただければと思っている。

なお、地震で壊れたかということについては、社内事故調での調査結果では私どもとしては地震で壊れたという兆候はプラントデータ、それから 運転員の操作記録を見てもそう言う事実はないと思っている。

○テレ朝すみだ:
今のところ、見解は変わらないと?

○松本:
そうだな。国会事故調の報告書本文にどういった形で記載されているかというところをよく見ていきたいと思っている。

○テレ朝すみだ:
1点細かい所だが、自身が起きた当時、直後、1号機の4階にいた協力会社の方にヒアリングをしており、揺れている最中に大量の水が落下してきたと。それで大変だということで逃げたという言うような話があり、★これはもしかしたら配管が何処か壊れたんじゃないかという指摘を事故調の方はしているが、そういった情報は把握されているか?

○松本:
ハイ。私どもとしても把握しているが、先ず、一点目は4階フロアに関しては、アイソレーションコンデンサの現場確認を行った際に、そういった配管類の本体も含めて IC 本体とか配管も含めてそういった損傷が見られてなかったということと、

これまでも福島第二、それから柏崎刈羽で大きな地震があった際にスロッシングということで、燃料プールの水が揺れることによりあふれる事象がある。それが、プールに接続している換気系のダクトを通じて下のフロアに落ちたことは、経験上、知っているので、そういったことではないかというふうに推定はしている。

○テレ朝すみだ:
そのヒアリングをした協力会社の社員が2名解いたが、東京電力の方ではその二人にヒアリングをおこなっていなかったと。

で、事故調としてはそう言った方にも当前、ヒアリングを東京電力としてはしてもしかるべきなのに、なぜ、おこなっていないのかというような疑問を提起しているが。内部にいた方に話を聞けていないという自体があるのか?

○松本:
勿論、あの、当時事故対応にあたった全ての人間に対してヒアリングはできていないと思う。ただ、今回当該の部分に関して、4階フロアでの点検結果とか、まあ、これまで私どもが治験としてもっているスロッシング等からみて、

何か配管が破断して水が落ちているというような説明だったと思うが、IC が怖ててるんだとすれば、蒸気が噴出するはずなので、そういったところから若干違うんではないかと思っている。ただ、指摘の当該の協力企業の作業員が、

# 聞き取りで得られる証言よりも「そうなるはずなので」の推論を報告書の結論とする東電。

○松本:
私どもがヒアリングしたかどうかについては確認させてくれ。

○テレ朝すみだ:
そうすると全員にはヒアリングできていないということか?

○松本:
ハイ。事故当時、作業、社員で事故対応にあたったもの全てに対してヒアリングしているわけではない。

# 裏を返せば全てにヒアリング剃る必要はない。

○テレ朝すみだ:
あの、細かい話で申し訳ないが、1号機は当時運転中だったので、その建屋内にいなかったのは十数名しかいなかったと聞いているが、十数名ですらヒアリングできていない。

というのは、1年以上たって、それはちょっと東電としても事故調査をしているわけで、それはちょっと杜撰ではないかと思うが。

○松本:
あのう、どう言う判断基準でヒアリングを進めていたかについては、事故調査の調査チームに確認してみるが、私どもが実際、実施している事故の原因究明、それから事故の対応がどうだったかというところについて、まあ、社内事故調として事故報告書をまとめるに当たり、必要な物のヒアリングは出来たとは思っている。

○テレ朝すみだ:
わかりました。

○NHK後藤:
今の事故調の関係だが、今回の報告書では規制機関である保安院に対してもそうだが、事業者としての資格に疑問を持つというような指摘を中でもされているが、報告書全体の厳しい指摘については、改めて事故を起こした当事者としてどのように受け止めているか?

○松本:
まだ私自身もダイジェスト版と概要版しか見ていないので、きちんと報告書の中身、どういった事実関係に基づいて、そういった判断をしているのか見てみたいと思っている。

今のところ、まだ、きちんと読めてないので、そういったところを確認した上で回答させて頂く。

○NHK後藤:
読めていないというのはある程度概要版の中でも、そう言う文言で指摘の部分がある程度把握できる部分があったのかなあと思うが。松本さんが読んだ中で、ここの指摘に例えば疑問を持たれたりとか、ここの部分については厳しい指摘だなあと思われた部分がありましたら教えてください。

○松本:
あのう、従ってこういう報告書に関しては、かくかくしかじか、という事実、あるいは確認が出来たのでこういうような、まあ、意見、あるいは、その、私的と見てあると思うので、この裏側のところを報告書本文のほうできちんと読まさせていただいた上で、判断したいとは思っている。

○NHK後藤:
今行った判断したいというのは、中身を精査した上で、例えば自分たちと違うものがあるというものがあれば、それはまた、国会事故調にもなにか伝えるという場も儲けたいということか?

○松本:
そうだな。事実関係の把握で私どもの認識と国会事故調の認識が異なるケースがこういったことになるのではないかと思うが、そういったところは、少し報告書本文をよく読んでみた上で判断したいと思う。

○寺澤:
宜しいでしょうか。

○松本:
質問にあったどういった形で今後説明、意見を言ってくかについては、まだ未定だ。

○読売 大山:
★国会事故調の調査だが、この調査の中で1号機の非常用電源A系について、津波到達前に壊れていたんじゃないかという指摘がある。というのも理由としては作業員に聞き取ったところ、大体、津波到達直前ぐらい、15時35分か36分ぐらいに、

非常用発電機が停止したという証言が得られて、実際に津波の自国というのが、第二波が到達するのが15時37分だと思うんですけど、それが沖合1.5kmで計測した時の時間ということで、底から後に(津波が)来ているので、

津波が実際建屋に来る前に1号機のDG(非常用ディーゼル発電機)が壊れてたのではないか、という指摘だが、その件についてはどのように考えているか?

○松本:
あのう、津波が到達した時刻とディーゼル発電機が停止した時間関係については、私どもとしては報告書の、、106ページのところでですね。

アラームタイパーの出力から見た事象の進展ということで、津波の第一波を観測したのが15時27分、津波の第二波を観測したのが15時35分。その後、ディーゼル発電機が停止。

まあ、受電遮断機がトリップした時刻。それから全交流電源喪失ということで、非常用母線が電圧喪失になった時刻を確認はしている。こちらに関しては、いわゆるプラントで記録されている時刻と時刻補正、要は時計がずれている場合があるので、

そういったことを踏まえて調査を進めてきたが、1号機に関しては当直長の引き継ぎ日誌から1Bが止まったことは確認しているが、1Aに関してはほぼ同時というものから、少し時間が前後したところの証言が確かにある。

# 時刻補正??都合悪いと、時刻を5分ぐらい補正?かってにかえるん?根拠は?

○松本:
ただ、津波より前だったというところまでの話はなかったときいている。

○読売 大山:
多分時計とかのズレもあると思うが。そういった物を補正しても東電さまとしては津波の後に1号機A系のDGが停止した、そう言う流れになっているということで良いか?

○松本:
と考えている。

○読売 大山:
アイソレーションコンデンサ(IC)は、津波到達前に一時、手動で止めた件があったと思うが、その理由について、いわゆる1時間あたり55℃の温度低下を避けるため、そういった理由だったかと思うが、

今回の国会事故調の調査では、配管が破断していないかどうかを確認するために、一度アイソレーションコンデンサを隔離して、しっかりその後、圧力容器の圧力が上がるかどうかを確認したとあるが、ちょっとアイソレーションコンデンサを

手動で止めた理由がやや異なるかと思うが。実際にそういった証言をされている方は、捜査にあたっている、多分、中央制御室にいた方だと思うが、そういった証言はあるのか?

○松本:
ハイ。こちらに関しては私どもの報告書の別紙2で時系列を記載しているところがあるが、そこでも一部、そういった証言というか、私どもの認識が書いてある所がある。で、、、、、、、運転員がだがな。

いわゆる破談があるかどうかということを確認しているのは、いわゆる運転員としてたり前の行動であり、まあ、別紙2(http://j.mp/M6DL6r)の2~3ページの所で、ICの運転操作の所がある。

これまで申し上げた通り、津波が来る前のプラントの状態としては、地震加速度大と揺れの大きいことを検知し、プラントは自動停止している。その後、外部電源、送電線の方の故障があり、外部電源が喪失した後、ディーゼル発電機が自動起動して、

所内の電源は確保されている状態だ。従って運転員としては、スクラム後の対応をきちんとやっていくということで、まあ、55℃/h という運転上の制限があるので、それを維持しつつ、冷温停止に持って行こうとしていた。

従って、今回、IC が自動起動した際に、温度変化率55℃/h を超えていると判断したので、まあ、一旦停止して圧力が上昇することを確認したと。従って一旦停止して、圧力上昇が上がってくることが確認できるということは、

何処か他に破断箇所、漏洩箇所があってスースー漏れていることではないと確認したという状況なので、その辺りの捉え方が、私どもと(国会)事故調の方で違うのではないかと推定している。

○読売 大山:
つまり止めた後に漏洩ない、判断とかないことを確認したということだが、この実際の調査のやり取りを見ると、止める前に破断が無いかどうか確認をしたいので、IC を止めるというような、どうもやり取りがあったようだが。

○松本:
ちょっと、やり取りそのものについては概要版のところでしか私も読んでないが、私どもの認識としては55℃/h という制限値を守るということと、まあ、それと付随して隔離状態というか、ええ、他に漏洩がない、原子炉がちゃんと隔離されていることを確認できたということだ。

○読売 大山:
つまり、両方の55℃/h を守るためということと、後、破談がないことを確認するため、という2つの理由があったという、そう言う認識で良いか?

○松本:
まあ、し、しいて、ま、まあ、申し上げると、結果的には、そういうことになる。

○読売 大山:
アイソレーションコンデンサのフェールセーフの機構についてだが、実際、フェールセイフという説明がされているが、実際の所はどうなのか?

○読売 大山:
交流電源と直流電源で動くかと思うが、実際に交流電源が喪失すると、実際に直流で信号が来ても、実際に交流ん電源がないと弁が動かないというとこでフェールセーフになっていないという指摘もあるが。認識は?

# 昨年、耳にたこができるほど聞いたせつめい。長くなるよぉ

○松本:
いわゆる格納容器の内側隔離弁は指摘の通り、交流電源で動くし、格納容器外側隔離弁は直流電源だ。それを司っている制御信号に関しては、何れも直流になる。制御信号が無くなる事態は、

アイソレーションコンデンサとしての機能が喪失するということだから、あの、3月11日以前の安全の考え方でいうと、要は機能を失う以上は、弁としては閉めるべきだと。原子炉はきちんと隔離すべきだ、蒸気が格納容器から出て行かないように、

きちっと隔離するのが、安全上の考え方だったので、制御信号を失った際には、内側弁、外側弁に対して閉めよ、という信号を出す、従ってその時点では、まだ、弁自身に電源があるかないかということではなくて、制御信号がない、

要は制御ができない状態になったということで、まあ、閉めるという捜査になっている。従って今回は駆動電源も、制御信号もいっぺんに失った状態だから、まあ、弁は、おそらくどっちが先に出たかによるが、

制御信号のほうが先に出たとすれば、閉めかかりの中で止まっただろうし、駆動電源のほうが先に失われているのであれば動かない状況で止まったと思う。

○読売 大山:
交流電源より先に直流電源がなくなる事態はあるのか?★報告書見ると交流電源が生きていると直流電源の方に充電されるので、交流電源より先に直流電源だけが失われる状態はありえないとあったが。

○松本:
ハイ。当時の私どもの設計思想という意味では、全交流電源喪失、いわゆる外部電源も、非常用ディーゼル発電機の電源も無くなることは想定していたが、いわゆる直流電源、バッテリーから駆動される電源に関しては、こういった制御電源とか、原子炉隔離時冷却系といった直流電源で動くものに関しては、

まあ、設計上は8時間、1号機でいうと10時間程度持つと。で、その期間に交流電源を復旧させて、充電を再会することで交直流を使えるようになるというのが、以前の考え方だった。従って、今回のように直流電源と交流電源、両方が同時に無くなることに関しては考えていなかったということになる。

○読売 大山:
まあ、直流が先になくなるということは想定でないということか。

○松本:
そうだな。交流電源と直流電源の信頼性を比較すると、直流電源のほうが生き残ると見ていた。

○読売 大山:
今回、報告書の中で、例えばテレビ会議に出ている人のやり取りが、結構表になって記されており、例えば、海水注入をめぐるやり取りとか、後、水素を逃す方法の議論のやり取りだが、ある程度テレビ鍵の内容が示されたということで、コレを受けて、東電さまとしてテレビ会議をですね。何か公表する考えとか、あるか?

○松本:
★先ず、テレビ会議のやり取りがどうだとかについては、一度報告書本体を確認させてくれ。それからテレビ会議の映像を今後、公表するかどうかについては、会長と社長さまが会見で申し上げた通り、今のところ、まだ未定だが、一旦自分で見て判断するということである。

○読売 大山:
例えば調査報告書の中に書かれている内容の部分、該当部分だけでも公開するようなことはないのか?

○松本:
今のところ、部分的に切り取って出す(公表する)という議論はしていない。

○読売 大山:
わかりました。ありがとうございます。

○テレ朝おおいかわ:
国会事故調の報告書の話だが、改めてダイジェスト版、要約版を読んだ限りで良いので、感想をお願いします。

○松本:
まあ、あのう、先程も申し上げたとおりだな。あのう、根拠となっている本体の方のところを、やはりよく読んでだな。

どういう事実関係を把握したので、こういった指摘や意見になっているのか、という所を見た上で、考えいていきたいとは思っている。あのう、非常に厳しい指摘と伺って、見えるので、ええ、私どものどういったところに問題があったのかについては、

# 大変厳しいとな。自分たちの事故報告書は、自分たちに一切の落ち度なかった。過去にしてきた対策も完璧。政府に事故対応邪魔されたことによって被害が拡大したのだという結論。政府事故調の東電前面撤退食い止めを国会事故調が否定したもんだから、調子こいたらこの有様。

○松本:
事実関係を確認したいと思う。

○テレ朝おおいかわ:
具体的にどの辺の指摘のことを言っているのか?

○松本:
そう言う意味では、あのう、まあ、提言、それから指摘、全て根拠があっての話しだと思うので、そういった所を一通り確認した上で話ししたい。

○テレ朝おおいかわ:
あの、この指摘に関して納得行かないとかですな。印象というか、全体の印象というのは如何だったか?

○松本:
あのう、全体の印象という意味では、私どもにとって、非常に厳しい印象、内容と感じるが、それの根拠になったものがあると思うので、少しその辺を確認したいと思う。

# そら、あんな無責任極まりない国民を馬鹿にしているとしか思えないような自己事故最終報告書まとめたら、どんな報告書も厳しかろうもん。言いたくないけど。頭おかしいんじゃないのか。

○寺澤:
宜しいか?

○テレ朝おおいかわ:
具体的にどの辺の指摘はあるか?

○松本:
イエ。今のところ、特に無いが、とにかく、あの、全文というか、全体を確認したいと思っている。

○テレ朝おおいかわ:
東電でも報告書を出したが、基本的に調査の内容は底まで変わらないと思うが。同じような調査なのに、ええ、例えば地震の損傷についてなど見解が反対になるのはどうしてだと考えているか?

○松本:
あのう、その辺はやはり、先ず国会事故調の報告書が何を捉えて、そう判断したのか、ってなところは、報告書本体に書かれていると思うので、そこは先ず確認させていただければと思う。ただ、私どもの報告書でいうと、

これまで既に公表済みのプラントパラメータを記録したチャートとか、計算機の記録、あるいは運転日誌、それから実際に対応した運転員、補修員の、まあ、話から聞くと、少なくとも津波が来る前での間、何か、プラントで冷却喪失自己があったというようなことは、あの、確認できていない。

○寺澤:
宜しいか?

○テレ朝おおいかわ:
水が1号機で出たという話があるが、これは東電の報告書には載っているか?

○松本:
いません(超即答)

○テレ朝おおいかわ:
そらなぜだ?

○松本:
あのう、いわゆる事故の、まあ、直接、まあ何か、今回の事故の進展に、事故の、ええ、原因とか、あるいは事故の進展に影響があったというよりも、私どもとしては、ええ、地震に揺すられた際のスロッシングという現象で、

# 関係ないとしてもあった事実は書いて記録に残すだろ。普通。何のための報告書なんだよ。一切私達に落ち度はありませんをアピール、将来の認識証明するための既成事実を残すための裁判用報告書だから、そんなもの必要ありません。といったのが実態。

○松本:
燃料プールの水がだな。ダクトを伝わって下にこぼれたものと考えた次第だ。

○テレ朝おおいかわ:
つまり、事故本体と関係がないという認識か??

○松本:
ハイソウデス。要は何か、アイソレーションコンデンサの機能が発揮してなかったんではないかという、疑問が提起されたが、その際に何か、アイソレーションコンデンサに配管は段があり、

十分、蒸気が通ってなかったんじゃないかという話もあったが、私どもが今、原子炉建屋4階、3階という形で、アイソレーションコンデンサ周りを見た限りにおいては、配管も、熱交換器も、本体も健全だったし、何か、弁が壊れているという状況も見られていない。

従って、アイソレーションコンデンサがなにか事故の際に地震で壊れていて、機能が発揮できていないということはなかったと思っている。

○寺澤:
はい!宜しいですか!

○テレ朝おおいかわ:
すいません、もう一点。★東電は保安院などの規制当局に対し、情報の優位性を武器に電事連などを通じて、規制の先送りなどに向けて強く圧力をかけてきたと。規制当局と当然の関係において、

○テレ朝おおいかわ:
帰省する立場とされる立場の逆転関係が起きていたと。こういう指摘もあるが、この指摘についての見解は如何か?

○松本:
あのう、その点についても、少し報告書本文のほうで、どういった事実関係があったからこういう指摘をされてんのか?については、よく確認した上で話させてもらえればと思う。

○朝日ウエジ:
事故調の関係で一つ教えてくれ。本日、国会の事故調が出て、ええ、これから本分読み込んで判断されるという事だが、昨日、下河辺会長らが第二原発を訪れた際に、既に浪江の馬場町長から事実が違う事があるという事で、

(http://j.mp/LWr09o)個別の対応を検討しないといけないのかなと認識していると。内容の修正を考えているのかな、と受け取れることをおっしゃったが、今後、国会の事故調の本文を読み込んでいって、

例えば東電の事故調の報告書(http://j.mp/LZvvWp)を修正、個々を直すという考えはあるのか?

○松本:
あっのう、、やはり、報告書をきちんと読まさせて頂いた上で、あのう、判断したいと思っている。あのう、、国会事故調の報告書の指摘が、やはり私どもとしても、なるほどっ!ということであれば、当然、今後、私どもの報告書を直すか、あるいは、新たな形で報告書を示すかは、あのう、手法はいろいろあろうかと思うが。

# 直すも直さないも事実かけよ。ふぁくつべーすでやれよ。人の顔色みて事実報告の内容を書き換えるなよ。何訂正取り繕うことばかり考えてるんだよ。そう言う広報の姿勢が東電の信用を貶めているといい加減気がつけよっ!新生東電の旧態依然の広報。事もあろうに国民代表記者を排除して…

○松本:
やはり、きちんと読み込ませて頂いた上で判断したいと思う。

○朝日ウエジ:
場合によっては直す事もありうると言う事で良いか?まったくの不磨の大典ではないと思うが。

○松本:
それは勿論、今回の報告書を公表させて頂いた際にも申し上げた通り、新しい事実関係が判明した際には、あのう、きちんと報告書、何らかの過怠で示したいとは思っている。

○毎日久野:
先程も質問があった所だ、保安院との逆転関係が起き、寄生という教訓は電気事業者の虜になっていた。その結果、原子力安全についての関心、監督機能が崩壊していたと見ることができるという指摘があるが。東電にとって保安院は、あのう、どういう機関だと見ていたのか教えて欲しい。

○松本:
あのう、勿論、あのう、規制をされる、うう、まあ、あのう、何と言いますか、く、く、国側の、規制当局という形で、認識しておりますが。

# あんたらが言いますか。メディアが東電をどう見ているのか聞きたいよ。MBSは同日、廣瀬社長を深夜のニュース番組にご招待。東電に頑張ってもらって、今までのように広告費チョウダイね。とは言ってないけど、まさにそんなのり。メディアに広告出せてもらってと廣瀬。

何か、あのう、まあ、そういう意味では、どういった事実関係を捉えて、ええ、そう言う指摘をされたのか、については、ちょっと良く確認したいと思っている。

○毎日久野:
もう一点だが、全電源喪失状況を作り出してしまったことで、ことがですね。

# そうそう。経産省天下りをな。どんだけ親族が東電に務めているか、明らかにしない東電。

○毎日久野:
シビアアクシデントが全然ない状態が、そういった状況を創りだした原因だという指摘だが、シビアアクシデント対策がなかったという指摘に対してどう考えているか教えて欲しい。

○松本:
ハイ。あのう、こちらに関しては社内の事故調査の中でも少し話しているが、結果的に今回の、いわゆる津波のより、全交流、それから直流電源が喪失する事態に対して、我々の備えが十分でなかったのは事実だ。

ただ、それが、あのう、当然、そのう、前の段階のシビアアクシデント対策という意味では、それなりに私ども準備を進めてきており、例えば交流電源でいうと、1号機の交流電源が全部ダメになった際には、

○松本:
2号機からバックアップ電源を受けれるようにするとか、あるいは格納容器の中の除熱機能がなくなった際にはベント弁、要するに格納容器ベントをする事で設備的な対策も講じてきたところである。で、まあ、今回はそういった対策にもかかわらず、

まあ、直流電源が無くなるという事で、まあ、こういった対策が非常に難しくなったのは事実だ。従って、どこまでのシビアアクシデント対策ができていたのかについては議論があると思うが、私どもは、私どもなりに、それなりの3.11以前の対策は実施してきたつもりだ。

○毎日久野:
できる限りのシビアアクシデント、

○松本:
してきたつもりだ。

○毎日久野:
はい。

# ようは国(保安院)が言うところのシビアアクシデント対策はちゃんとやってきたし、津波で直流電源さえダメにならなければ、ということしきりに繰り返す東電広報。まあ、シビアアクシデントは議論はあるかもしれんがなという一貫した反省ゼロ、公的資金1兆円、株式半分国民企業がこの姿勢。

○フリーきよの:★★
2点ある。先ず一点目だが、テレビ会議システムの映像の県だが、松本さんは先日、ご自身でその映像を見る見内の判断を迷っているということをおっしゃっていたと思うが。その後、何か決心などついたか?

○松本:
イエ。特に私自身がなにかまだ考えているところではあるが、あのう、まあ、少し、あのう、これは、あのう、どういうふうに説明していいか、なかなか難しいが、テレビ鍵地震に関しては、私は、あのう、事故当時、柏崎に移りましたので、

# 何その日本語。あるのかよ。

柏崎の緊急時対策本部でテレビ会議の中で、どういう議論がされているかについては知っている。また、4月からは補填の方に移動になったので、特に4月以降のテレビ会議の内容についても知ってるつもりだ。従って、改めてテレビ会議の映像に関して、

確認するとすれば、どういった状況かであるか、ということを再確認する、というような意図になろうかと思うが。少しまだその点では、自分自身が考えている段階だ。

○フリーきよの:★★★
わかりました。次の質問だが、先ず、フリーの木野さんがこの会見の出入り禁止を広報の方から言い渡されたそうだが、出入り禁止になった理由を教えて欲しい。

○寺澤:
はい。

○松本:
エ、ア、ソッチガイウ?

○寺澤:
ハイッ

# なんだこれ。それ、オレのセリフ、いやオレのセリフ。見たいなやり取りは。

○寺澤:
ええぇ 株主総会において、皆さまにお願いしている約束を守って頂けなかったので今後の私どもの会見に入館をお断りさせて頂いたところである。

○フリーきよの:
その約束、ルールというのはライブ中継をしたということだと思うが。

○寺澤:
はい。その通りだ。

# 原子力村の記者クラブが録音してテレビで報道しているのはOKでフリーランスがやれば排除。1兆円の国費投入、従来以上に我が物顔で情報隠蔽、国会事故調 最終報告に合わせて本性むき出し東電広報。見て見ぬふり記者クラブ記者。

○フリーきよの:
そのルールは東京電力と取材する側と、また、株主などで協議の上で決めたルールなのか?

○寺澤:
はい。株主総会の海上での録音、録画については禁止させて頂いている。その旨については会場内での看板、そして渡しているリブレットにも記載している。

また、株主総会海上での録画、録音についてはこの会見の中でも木野さんから質問頂いて、ええ、その辺は、あのう、出来ないとという事をと何度も説明している。

# 大手メディアが録画、録音して報道している事に言及しない。個人のネットアカウントを監視して記者個人のプライベートを監視する東電が証拠映像非公開で口にする東電社員のプライバシ。あの途切れ途切れの僅かなネット中継がテレビニュースと比べどれだけの影響を与えたのか説明して頂きたい。

○フリーきよの:★★
そのルールは何処が決めたのか?

○寺澤:
当社として決めている。

○フリーきよの:
ルールというのは基本的に関係者の話し合い、協議などによって決められるものだと思うが、この場合、東京電力が一方的にルールを決めたことになると思うが。

○フリーきよの:★★
その正当性が何処にあるのか教えて欲しい。

○寺澤:
株主総会は株主の方とのいろいろな議論の場なので、当社として決めさせて頂いた所だ。

○フリーきよの:
あの、前にも言ったが国費が投入されており、下部も所得しており、実質国有化になった。東京電力は国民のものだ。なので国民全員が株主ということで膨張する権利があると思うが。その辺はどう考えているか?

○寺澤:
一つのご意見として承りたいと思う。

○フリーきよの:
意見ではなくてこれは事実だ。意見ではないでしょう。

# 異見ではあるが意見ではない。東電広報対応マニュアル 「回答拒否したい時は意見として承るといっておけ」毎度のことなので。

○寺澤:
意見として承りたいと思う!

○フリーきよの:
実際に株主相違の場でも、株主の方からこの場でNHKやニコニコ生放送で中継をしないのか、という同義があったと思うが。その時、勝俣会長がその必要性がないから中継はしないんだと答えたと思う。今までの説明とちょっと違うと思うが。如何か?

○松本:
同義という意味であれば、その場で決済されたのではないかと思うが。

○フリーきよの:
いえ。決を採らずに。

○松本:
ア、ソウデスカ…

○フリーきよの:
決を採らずに会長の判断で。

# ア、ソウデスカ

○寺澤:
それはその場での会長の、勝俣さまの判断だろうと思う。

○フリーきよの:
ということは、工法はそれを一切関知していないと。会長が発言したことは広報しないということか?その説明も。

○寺澤:
説明とはどういう意味で説明を申し上げれば良いのか、ちょっと良くわからないが。基本的には株主総会の議事進行の中で議長であられる勝俣さまが判断されたということだと思っている。

○フリーきよの:
その株主、その要望が入ってしまえば無視されたということになるが。それは正しい擬似の進行の仕方なのかということだ。

○寺澤:
ま、ひとつの意見として承りたいと思う。

○フリーきよの:
ちなみに木野さんは映像は一切映していない。音声のみだった。音声も不明瞭だったが。その音声で個人の誰が特定できるプライバシーの問題でもないと思う。如何か?

○寺澤:
基本的には株主の皆さまに自由勝手に議論頂くということである。従ってプライバシー等の問題もあるので、

○寺澤:
録画配信などは一切お断り申し上げている所だ。

○フリーきよの:
録画してないんですよ。

○寺澤:
音声を!ライブ配信というのはお断りさせ頂いている。

○フリーきよの:
なので、特定できないとプライバシー問題は発生しないよね。何処の誰が入ったのかというはわからない。そういう公開方法というのは。

○寺澤:
確かにわからないかもしれないが、こちらとしては株主総会で録画、録音、そしてライブ配信などはお断り申し上げている。

# じゃあ記者クラブメディアも会見出入り禁止にしろよ。なんでこんな民主主義のルールを無視した東電の一方的なルール、暴挙をここにいる記者は黙って見過ごしてるのか。そこにジャーナリズムはあるのか?!なんでジャーナリストでもない一国民にそんな事言わせるのさ。

○フリーきよの:
それが一方的だと申し上げている。どうして東京電力がそれを一方的に決めて一方的に押し付けるのか。その権限があるとお考えになっているか?

○寺澤:
ええ、株主総会についての運営に関しては当社として私どもの裁量で運営できるものだと思っている。

○フリーきよの:
平行線になると思うので止めるが、何時も会見などで親身親切な対応をしてくとおっしゃっているが。現状、この対応を答えで何時も行っている親身親切ということと整合性が取れていると思うか?

○松本:
アノウ、物事によりそれぞれ判断する基準があるので。そういう意味では私どもとしては★★適切に対応させていただいていると思っている。

○フリーきよの:
基準があるんですか?

○松本:
基準というか、考え方があろうかと思う。特に先ほど、寺澤が先ほど申し上げた株主総会の件は、事前の会見場での質問とか、株主総会の入口、それからリーフレット等で既に録音、録画等に関しては遠慮いただきたい旨を伝えているので。その件に関しては何か私どもで問題があったとは思っていない。

# 録画、テレビで流した記者クラブメディア全てを出入り禁止にしろよ。説明に整合性とれてないでしょ。1兆円国費が投入されていつまで旧態依然の広報続けるのか。駆け込みで排除したつもりだろうけど、出入り禁止判断は株主総会後の新生東電でしょうが。

○フリーきよの:
私が申し上げていることが、言い方が悪いのかもしれないが、伝わらない。一方的な東京電力が決めたルールなので、国民がみんな従う義務があるのかということだ。もういいです。

# 質問に関する事実関係だけを淡々と説明して回答せずに煙に巻く毎度のブースカ話法。それで黙ってくれるのは記者クラブメディアのみ。

新生東電になったわけだが、本当に変わる気があるのか?この株主総会の件に関しても、他のいろいろなことに関わってくるが、どうも、根本に隠蔽体質というのがあって、どうしてもそれが改善され用がないみたい。

新しい会長と新しい社長になって新生東電ということを仕切りに言っているわけだから、広報としてもこれからどういう気持ちでやっていくのか、改めてお聞かせ欲しい。

○松本:
ハイ。私がこの会見を担当させて頂いているが、プラント、発電所で起こったこと、それから問題になっていることについては、迅速、的確にお伝えさせていただければと思っている。また、その他、まあ、会社に関係する事案であれば、私が答えられないものについては、

# 再稼働につながる1F以外の復旧関連説明は丁寧にこの会見で。のくせ、1F状況説明端折るわ、1F以外のけが人発生は会見で報告しない。文字起こしが東電の片棒担がされているようで腹がたって仕方がない!

○松本:
後ほど、担当の者に聞いてきちんと答えさせて頂きたいと思っている。

○フリーきよの:
最後にする。今後、木野さんが出入り禁止になった解除を検討する考えがあるかどうか。お願いする。

○寺澤:
解除する余地はないと思っている!

# 「余地はない」でした。「つもりない」、って呟いたと思うけど、それよりヒデェ…

○フリーきよの:
わかりました。ありがとうございました。

○テレ朝おおいかわ:
国会事故調の話に戻るが、今回の国会事故調は牽制史上初めて、政府からも、そして事業者からも独立した調査委員会ということで、非常に重いものだと思っているが、改めて東電としての国会事故調、そしてこの報告書の位置づけをどう考えているか?

○松本:
質問にあった通り、この国会事故調に関しては、いわゆる法律で設置され、まあ、ああ、その報告書が、まあ、本日提出された、公表されたと認識している。従って私どももこの報告書の中身については、きちんとよく読んで 

我々の足りない所、不十分な所が在るのであれば、きちんと対応させて頂きたいと思っている。ただ、事実関係でやはり認識が異なるという所に関しては、先ほどのアイソレーションコンデンサのところの話があるが、

そういったところについては少し、まあ、説明する機会が持てるってんであれば、そういったところでも改めて説明することはあろうかと思う。

○テレ朝おおいかわ:
あのう、報告書は東電へのメッセージという意味合いが非常に大きいと思うが、今、まあ、読み込まれるという話があったが、しっかりと分析して頂きたいと思うが。どういう体制でこの報告書を東電としては読み込まれるというか、分析される予定か?

○松本:
ハイ。この報告書もそうだが、まもなく政府の事故調の報告書も、あのう、最終報告書も、あのう、出ると伺っている。まあ、あのう、今回、私どもの社内事故調査を担当した、社内で報告書をまとめたところがある。

そのところで引き続きこういった国会事故調、政府事故調の、まあ、報告書の中身の、まあ、読み込み、分析、評価等については、する予定だが、あのう、その先、何というか、あのう、まあ、私ども地震の報告書をどうフォローアップしていくか含めて、

7月中にはきちんとした体制、あるいは、どういった私ども組織にミッションとして与えるかについては、少し検討している所だ。

○寺澤:
宜しいか?

○テレ朝おおいかわ:
それは東電の事故調でやるという意味か?まとめたところというのは、

○松本:
あっ、東京電力の事故調査チームというのが以前としているので。そこのところで、まあ、あのう、今回の国会事故調の報告、あるいは今後出てくる政府事故調報告については分析評価していきたいと思う。

○テレ朝おおいかわ:
オブザーバーの方もいたと思うが、そのかたも含めてか?

○松本:
★いわゆる第三者の検証委員会については、既に解散しているので、第三者の分析を受けるかどうかは、また新たに組織するのか、あるいはどういった形で意見を伺うかについてはまだ未定だ。

○朝日ウエジ:
テレビあ、あっ、朝日新聞のウエジだ。今の質疑で1点だけ。7月中に何をされるのか?これは。

# 自分の会社言い間違えるかね。テレ朝と言いかけて朝日新聞と

○松本:
私どもの社内事故調の報告書を先月の6月20日に公表したが、まあ、だしっぱなし、というわけではない。まあ、新たな事実関係が判明した際の、あのう、まあ、報告、公表とか、あるいは、

この報告書自身で私どもは今後取り組むと申し上げた箇所があるので、そういったところを社内、自分たち地震でどういうふうにキチンとフォローアップ出来ているかについてはきちんと組織、あるいは体制として考えていきたいと思った次第である。

# あまりに報告書の内容が責任逃れに終始しすぎていて完全に信用を失った東電。だれも事故を起こした加害者のまとめる報告書を信用する人は、日本中何処を探してもいない。「自ら貶めている、もう、死なないと治らないんだな。この人達は」という結論が東電報告書により証明。

○朝日ウエジ:
組織体制として考えたことを、今月中に。またこの会見やしかるべき場で、また、会見(報告書)のフォローアップはこうなっているということを報告されるという理解でいいか?

○松本:
そうだな。きちんとしたものが出来上がれば、こういった体制で今後進めていきたいという事は説明したいと思う。

○寺澤:
はい!質問がないようなので(ソッコウ ハンダン)明日の予定を言って会見を終了する。明日だが、港湾内海底土被覆工事関連だが、本日、すべてのエリアで被覆作業を終了している。5,6号機側の取水路前面エリアでの被覆作業を終了している。

従って、明日、測量等により被覆状況を確認する際にシルトフェンス開閉を 明日12時から13時にかけて実施する予定だ。以上で夕刻の会見を終了する。



~ 終了 19時

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