2012年10月12日金曜日

東電会見 2012.10.12(金)13:00 ~ 第一回 原​子力改革監視委員会記者会見

東電会見 2012.10.12(金)13:00 ~ 第一回 原​子力改革監視委員会記者会見

原子力改革推進委員会 以下の3部構成。会見の冒頭のみ文字にした。
反省皆無の加害者のする事ですから。まあ、生暖かい目でみてやって下さい。

09:30 ~ 第一回 原​子力改革監視委員会(頭撮りのみ。議事録は公開するそうな)
13:00 ~ 第一回 原​子力改革監視委員会 記者会見
14:36 ~ 原子力改革 特別タスクフォース会見(原​子力改革監視委員会への報告内容)

2012/10/12・13:00開始 東京電力原子力改革監視委員会 記者会見

○配付資料

東電が自社HPで公開した映像は会見冒頭のみ。自社中継しながら質疑はカット。隠蔽体質丸出し。


■第一回 原​子力改革監視委員会 記者会見



○東電石橋:
先ずはじめに本日の会見の流れについて説明する。はじめに東電取締役会長下河辺より、原子力監視委員会位置づけについて説明する。次に原子力改革監視委員会の鈴木事務局長さまより、委員の方々の紹介と委員会の概要について説明する。

その後、各委員の方々から発言を頂き、質疑応答に移りたいと思う。なお、バーバラ・ジャッジ氏は本日帰国する予定で、フライト時間の都合により、13時13分頃に堆積されるので予めご了承頂きたいと思う。

また、次の予定のある委員もいるので、会見は14時をめどに終了させて頂きたい。協力をお願いする。皆様の手元に配っている資料(http://j.mp/RokvjO)は、原子力改革特別タスクフォースが、本日、午前中に行った「第一回 原子力改革監視委員会」に報告したものだ。

この資料の内容については、会見か終了し、監視員会の委員の皆様が退席した後に、改めてタスクフォース事務局長であらせられる東京電力 原子力設備管理部長 姉川さまより、ご説明した上で、質問を受けたいと思う。

それではどうぞ、よろしこ。先ず、会長の下河辺より、原子力改革監視委員会の位置づけについて説明し、引き続き、原子力改革監視委員会の鈴木事務局長さまより、委員会のご説明を申し上げる。


○下河辺会長:
ええ、東電会長の下河辺である。本日、午前9時30分から12時、2時間30分にかけて第一回の原子力改革監視委員会を開催した。ええ、大変ご多忙の中ですな。

委員の方全員、ええ、海外からは会見に出席しているデール・クライン、そらからバーバラ・ジャッジ、お二人を海外からこ之委員會に出席いただき、全員揃って委員会を開催することができた。

ええ、当委員会の位置づけ、性格だが、これについては先月11日の記者会見で、既に説明したところだが、この委員会は東電が、世界最高水準の安全意識と、技術的能力。社会との対話能力を有する組織に生まれ変わるためにっ。

# そのまえにテレビ会議映像、全て公開しろや。順番が無茶苦茶なんだよ。世間に知られてしまった(バレた)事実、映像以外は見せない、秒刻みでの小刻み部分的映像の公開。全部は手間が掛かる時間とお金が掛かるといいながら、それ以上の手間をかけて、細切れ映像つくりに作って161、判断経緯の分からない、たったの6時間だけ公開。その作成費はどこから出てるんだよ。国費で隠蔽ですか?事実を詳らかにする気はさらさらない。隠蔽体質変わらない東電が何をしても信頼回復などありえない!馬鹿じゃないのか。事故の責任何ら果たさず、原子力村によるこれからも原子力続けよう委員会が、第三者、独立性を強調しても虚しいだけ。メディアに後押しさせるための情報提供であって、国民に対する情報提供どころか、隠蔽続ける呆れた東電。死んでも治らない。罰則法律内に等しい原子力村のために作られた法体系。犯罪者のレッテル貼れない麻薬中毒者よりたちが悪い。東電だけがしても意味が無い。全国の電力会社がして当然のことなのに。事故を防ぐために検証が必要なのは、事故を起こした東電だけじゃないよっ

必要な改革を外部の視点や海外の知見といったものを活用し、監視、監督を頂くために、東電の社外取締役が過半を占めている取締役会の諮問機関として、この度設置をしたものだ。ええ、私は取締役会の議長を務めている取締役会長だが、

諮問をしたメンバーの1人ではあるが、指紋をした内容の性質に鑑み、取締役会を代表して、また、社外取締役一員の立場から、この監視委員会の委員にも参加した。本日、開かれた第一回会議の概要については、

引き続き、事務局長、各委員の方からそれぞれ報告をいただくことになる。第一回ということもあり、出席された委員の皆様から、今回委員に就任した監視委員会の果たす役割等について、それぞれの皆様が持っている問題意識の有り様について、

大変率直ななき単のない意見を冒頭話を頂いて、コレをベースに、大変な紙の充実した論議をすることができた。ええ、冒頭、取締役会長 委員である私の報告は以上の通りだ。今日は多数のプレスの方に集まり頂き、誠にありがとうございました。

○東電鈴木:
続いて、私から委員会の概要について説明させていただく。私は原子力改革監視委員会の事務局長をしている鈴木である。委員会は最初に委員の人を紹介したい。アルファベット順で紹介する。

中央がデール・クライン氏だ。アメリカの原子力規制委員会(NRC)の元委員長である。向かって左側の女性だが、バーバラ・ジャッジ氏だ。英国原子力公社名誉総裁である。もう一人、大前研一氏。ビジネスブレイクスルーの代表取締役社長だが、

# 大前じょ。しらんがな。

本日、所要でこの記者会見は失礼させていただいている。で、櫻井 正史氏。元国会事故調査委員会の委員で、元名古屋高等検察庁検事長である。それから東電から下河辺取締役会長が委員になっており、トータル5名である。

続いて委員会の概要を簡単に説明する。今回の委員会は第一回の委員会ということで、先ず、委員の互選により委員を選んだ。委員長としては中央に座っておられまする、デール・クライン氏を専任した。

それから第一回の委員会ということで、委員会を今後どのように運用していくのかという、運用要項を皆さんで議論し、決定した。

この委員会、2~3ヶ月毎に開催することで、その間の活動として分科会を設けて、委員の方々にご議論いただき、東電の原子力改革の状況を監視、監督する枠組みを定めている。実際の議論の中身については委員長から説明させて頂きたいと思う。

○デール・クライン委員長:
本日は話できることを大変に光栄に思っている。よろしこ。先ず、この委員会が独立した委員会であることを認識していただくことが重要だと思っている。

5人の委員がいるが、独立した立場で参加し、はっきりと物申す。また、忌憚のない提言をすることになっている。私もかつては規制当局にいた人間だが、原子力安全を重要視する。そして一般市民の健康と安全を守ることが第一義的に重要であることを認識している。

東電がこれから改革を進めていくことが重要なわけで、その必要が有ることを先ず認識して頂き、また、これから世界一流の企業として東電が復活するために、この改革が必要であるということだ。

# 事故直後から変わらな隠蔽体質。浮世離れした常識。まともな神経の持ち主なら解体が望ましいというさ。

私も福島第一発電所に言って、事故のあとの現状を見たわけだが、非常に深刻な事態であると理解した。ですので、こ之委員會の目標としては東電を支援することにより、このような事故が二度と起きないように事故の再発を防止するということだ。

隣に座っているバーバラ・ジャッジが飛行機に乗らないといけないので早めに退出する。なので、一言ジャッジに話して頂き、それから質問もジャッジにしていただければ退出の前に答えることができると思う。

○バーバラ・ジャッジ委員:
先ずこの委員会の委員として選んで頂いた事を大変光栄に思っている。特に女性としてこの委員会に入る事が出来たこと。女性がこうした委員会に参画することはとても重要な事だと思っている。

私自身も英国の原子力後者の会長という事で、2010年まで仕事をしていたので、安全や安全文化には大変な関心を持っている。イギリスでそうした原子力施設での仕事をしたわけだが、こうして日本でも原子力安全という事路で監視活動が出来る事をうれしく思っている。

これは日本だけではない。どの国もそうだと思うが、社会の様々なグループの中で最も原子力に反発しているグループというのは、女性だ。特に女性の中でも中流以上の階級の女性達というのは、非常に原子力に反発する気持ちが強い人が多いと思うが、

# 意訳「これは日本だけではない。どこの国もそうだと思うが、社会の様々なグループの中で最も浮世離れした利権を主張するグループは "核" を扱う電力会社だ。特に中流階級以上の自分は選ばれたと特別な人間だと自負する電力社員、政治屋ほど利権に執着する人が多いと思うが…」

そう言った中で、女性の視点から原子力安全文化について目を向けることが出来る事は非常に貴重な立場ではないかと思っている。また、東京電力の改革が行われていく中で、社会の全ての人たちにとって、ある基準を満たしている状況に東電がなっていくことが重要だと思っている。

なので、この原子力の安全文化に取り組む事により、東電が世界一流のセーフティーカルチャーを持った企業になり、そして復活するということを願っている。

# 復活する=原発推進 行き場の内閣のゴミ。将来にツケを背負わせ荒稼ぎ。今、自分たちが良ければそれで良し。電気を湯水のように使えと電気依存社会を作ってきた原子力ムラ。たたき壊したいロジック。関与した人間は全て責任取らせたい。無責任が許される法体系。

東電がこの委員会の委員を選任するに辺り、非常に前向きであったことを感じている。やはり、これだけの原子力分野の専門家であったり、原子力に対する懸念を非常に持っている人間も委員として入っていること。

# 自分で言っているよ。懸念を持っている委員が入っていると。あんたらの懸念は、日本の原子力事業存続の危機でしょうが。正直に言えよ。東電が世界一の企業になるべきと、そこまで言うのなら、我々が原子力事業存続の危機を救いに地球の裏から馳せ参じましたと。どっちらけだよ。デール・クラインの紹介ビデオなんて目も当てられない。

特に市民、国民の安全について懸念を持っている人間達が、この委員になっていることで、我々としても非常に批判的な目を向けて、常に疑問を持つ態度で、この委員会での活動に望んでいきたいとおもっている。それにより、これからの安全、安全文化がより良いものになっていくようにしていきたいと思っている。

# 何も知らないんだな。この人。東電が未だに情報公開を拒んでいる現実を。国会事故調の報告書なんて目も通してないんだろうな。誰か質問攻めにして化けの皮剥いでくれないかな。



■質疑

○東電鈴木:
今のジャッジの質問に対して何か質問等があれば宜しくお願いする。

○朝日こつぼ:
ジャッジさんに伺いたいのは2点ある。1点目。日本と英国の原子力に対する安全文化の違いのようなもので、何か感じる事があれば教えて欲しい。2点目は委員としての挨拶を先程される際に、原子力は安全であり得る認識を持っているとおっしゃった。

ただ、英国では非常に地震が少ないのに比べ、日本では大きな地震が度々起きているし、活断層も無数に走っている。こういう状況を考えても、日本は原子力は安全であるとお考えなのか。もし、お考えであれば、日本でどうして原子力が安全だといえるのか。その理由を教えて欲しい。

# 何も考えていません。でおK。

○バーバラ・ジャッジ委員:
最初の質問は日英の艶然文化の違いがあるか、ということだな?

○朝日こつぼ:
そうです。

○バーバラ・ジャッジ委員:
イギリスに関してだが、安全文化は非常に強いものを持っていると思う。で、今回のこの委員会の目的は、先ず、日本において、セーフティーカルチャーの状況がどうだったのかという事を先ず把握し、

その上で、世界で最も高い基準の安全文化を持つために、どのように改革すればいいのか考えると言うことだと思う。

# 国会事故調報告書。読んでません。先に原発ありきの議論です。原発絶対ありきの議論。誰にも手が出せない核の利権。競争原理、進歩のない核セキュリティ安全性。利権固着者のなせるワザ。どこの国も同じ。

二つ目の質問は日本でも地質学的な色々なことがあるにもかかわらず、安全化といえるかと言うことだったと思うが、私はどんな国であったとしても適切に運転されていれば、原子力は安全であり得ると思っている。

# ほお。どんな場所でも適切に運転されていればオッケーですか。

それは勿論立地のこともあるし、また、どのようなリスクを考えることにも夜と思う。また、リスクに対して何らかの緊急の問題があった時にどのように対応するか、その計画が策定されているかどうか、と言うところにもよると思う。

ですが原子力安全というのは様々な側面があるが、それらに対して適切な対処が出来れば、安全であると。安全を確保することは出来ると思っている。

# 思っているって…断言できないのか…( ゚д゚)ポカーン そんな複雑怪奇な適切な対処が必要なものは、いらないんだよ!!しかも、将来に問題、管理のツケをさき送り。ムラは誰1人原発事故の責任を取っていない。一義的に電力事業者の責任にして、国民騙して推進してきた国、核利権で潤う他の事業者、メディア、原子力ムラは事故直後から原発を擁護してきた。

リスクをどのように評価するか。その評価結果に応じてどのような対策、アクションを取るか、という事にかかっていると思う。

# だから、そんな対策が必要な、そんな物騒なものいらないんだって! 何が独立した委員会だよ。東電、電力事業者がやったら原発ありきの議論にしかならない。まあ、同じムラのメディアに素材を提供する事が第一の目的なんだろうけど。全然難しい問題じゃないんだよ。価値観を変えて産業を塗り変えるんだよ!彼等が阻止したいのは利益の移動。変わる事の出来ない無能な人間の主張。自分なら、自分の仕事がそのような問題抱えていれば絶対にやめる。そんな、倫理観のない仕事、とても続ける気になれない。そういう考えの違いが、余計に彼等の主張を生理的に受け付けないものにしている現実。

○東電石橋:
他にバーバラ・ジャッジ氏に質問がある方がいればお願いする。

○福島民友新聞かんの:★★★
私は福島原発被災地の地元の新聞社です。バーバラさんに伺いたい。適切なことが原子力が安全だというのであれば、なぜ、福島第1原発事故が起きたのでしょうか?

○バーバラ・ジャッジ委員:
まさに底の所がこの委員会の目的だと思っている。本当に実際に何が起きたのか、という事を洗い出すという事。そして、これが再発、絶対にしないようにどのような手続きとか、ポリシー、方針を打ち出せばよいのか考える。それがこの委員会の目的だ。

# テレビ会議映像公開してから言え。未だに事故対応を隠し続ける東電に呼ばれて、実際に何が起きたのかとか、抜かしてるんじゃないよ。どん引きだよ。はっきり言って。東電に絶対再発防止とかいっても他が起こすかもしれんでしょ?未だに続く隠蔽対応、原発事故防ぐというなら解体して他の事業者を検証すべきでしょ。

○福島民友新聞かんの:
ありがとうございました。

○東電石橋:
他にバーバラ・ジャッジ氏に質問ある方はいるか?

○NHK鈴木:
イギリスでも、過去、セラフィールドの事故や、セーフティーカルチャーを向上させなければならないタイミングが過去にあり、その度にセーフティーカルチャーを向上させるための、幾つかポリシーを決めて取り組んで来たと思うが、

過去、イギリスのセーフティーカルチャーを向上させるために定めたポリシー、それが今回の東電のセーフティーカルチャーのポリシーの参考になると思うが、もし、そういう物があれば是非、教えて欲しい。

○バーバラ・ジャッジ委員:
具体的な事例はここで挙げることはしないが、おっしゃるとおりだ。イギリスではセラフィールド、また、ウインスケールなどで事故が発生している。

そこで目が覚めて、この安全文化、今まで我々がやっていたやり方を変えなくてはならない、手順を変えなくてはならないという事に目覚めたという事で、けいぞくてきなセーフティーカルチャー向上のために、引き続き努力してきたという事だ。

且つ、規制も非常に強化されて、強い規制当局がある。そういった所で今、イギリスでは最善を尽くしてやっているところだ。

この福島第一のこの事故も、まさに同じような目覚ましコールだったと思う。なので、東電も日本政府もイギリスの対応と同じように、この事故を踏まえて、より高いレベルの安全文化を達成するにはどうしたら良いかということを考えることになると思う。

# とても目が覚めたと思えない規制委員会人事。保安院、誰1人責任取らず横滑り。経産省出戻りOKザル規制法。ムラの権限強化は、目覚めたんじゃなくてさしあたり、睡眠薬投与にドーピング。日本の現状を知らずに無責任こいてんじゃないよ。

そのひとつの取組の一環として、今回のこの委員会の設置があったと思う。これにより、更にこの安全文化を向上させる。そして、世界一流の安全文化をもっと企業になり、その意識の現れではないかと思う。

○NHK鈴木:
イギリスで当時、セーフティーカルチャー向上のために皆さんが大事にしたキーワードが幾つかあれば、是非教えて下さい。

○バーバラ・ジャッジ委員:
これまでにそういった問題が起きたかどうかにかかわらず、少しでもその可能性があるリスクであれば、そのリスクに対してどのように対応すればよいかという手順を予め考えておくことだと思う。

ですから本当に確率としては非常に小さいと思われたとしても、それに対する対応策をきちんと考えて、準備しておく、ということだ。

○東電石橋:
バーバラ・ジャッジ氏への質問は異状で良いか?では、最後1人だけお願いする。

○朝日こつぼ:★★★
度々すいません。先程からジャッジさんはウェイクアップコールという言葉をよく使われているが、寝てたのは誰なのか?国民ですか?東電か?

# また、朝日こつぼ記者。誰も手をあげてないんだな。最近頑張っている朝日。

○バーバラ・ジャッジ委員:
委員会も始まったばかりなので、これについてはコメントは差し控えさせて頂きたいとおもう。

# 委員会始まったばかりだから…。仮にもイギリスでそれなりの立場にいた方が、日本の福島の現状を知らないのか。最低限、それぐらいは自分の考えを述べられるぐらい福島原発事故について勉強してきて欲しかったがな。というか、して然りと思うけどな。国会事故調、世界に情報発信してるのに残念ですな。「委員会が始まったばかり」というチンケな言い訳が通用すると思うなよ。自分の中でジャッジメントでますたな。委員に気概なんてどこにもない。「日本の安全を守りに来た」のではなく、「日本の原子力事業存続の危機」を回避するために馳せ参じた、というところ。朝日こつぼ記者、いい仕事しましたな。短いけど必要十分な指摘。確信つく良い質問。

○東電石橋:
すいませんが、バーバラ・ジャッジ委員はここで退席させていただく。

○東電鈴木:
それじゃあ、引き続き、クラインから説明があればお願いする。

○デール・クライン委員長:
それでは積極的な質問があれば受けたい。私どもとしては東電の安全文化を日本の製造業の品質の高さをカルチャーのように高いものにしていきたいという気概を持っている。w

○東電鈴木:
もし、櫻井委員から発言があればお願いしたいが。

○櫻井委員:
あの、先ほど、午前中も申し上げたように、私は国会に設けられた福島事故調査委員会の委員をしており、様々な観点から今回の福島事故の懸賞をさせて頂いた。この懸賞は終点ではなく、次へのステップの、視点であろうという認識でおり、

東電が原子力改革について、タスクフォースを作ってやるということで、それについて国会の事故調だけではなく、色々なところから指摘された色々な問題、あるいは評価というものについて東電にしっかり取り組んで頂けると言う事を外から見せて頂き、また、必要なアドバイス、あるいはその他の事柄に対応するために委員とさせて頂いた。

本日は第一回ということで、あの、5人の委員でそれぞれ意見交換をして、これからの進め方など検討したが、先程から紹介のあった、国会事故調も独立しての事故調査委員会だったが、この委員会も独立して、東電からも独立した、しっかりした委員会としてやっていきたいと考えている。以上です。



■質疑 13:11 ~ 14:36

○東電石橋:
それでは質問を受けたい。係員のものがマイクを持つので、所属と名前を言ってから質問をお願いする。できるだけ多くの方から質問いただきたいので、質疑は簡潔にお願いする。それでは質問のある方は挙手をお願いする。

約45分








■原子力改革 特別タスクフォース(報告) 14:36~

○東電石橋:
この後、引き続き、配った資料について原子力改革特別改革事務局長 姉川さまより説明し、質問を受ける。


それでは、これより原子力改革特別タスクフォースから、本日午前中に行われた第一回原子力改革監視委員会に報告した資料、手元に配っている資料について説明する。よろしこ。

左 東電 姉川 尚史 右 東電 ブースカ(原発再開に向けて本腰茶番)

○東電姉川:
手元の資料(http://j.mp/RokvjO)原子力改革の進め方。これに沿って改革タスクフォースの事務局長を務めている姉川が説明させて頂くのでよろしこ。

先ず、1ページ目に改革プラン策定の進め方、大枠組が書いてある。左側のブロック、右側のブロック、それぞれ意味していることは、福島事故をうけて対策。これについて社外から色々な提言を頂いているが、

それを踏まえて対策を進めている部分も、ある。それに対して、タスクフォースとしては、改めて事故を振り返り、これで十分であんのか、どうか、そういう確認もする。ただ、これだけだと、事故が、先程の議論でも、

だいぶ、あの、取り上げられていたが、事故が起こってから対策をすると言うだけのことに留まってしまい、事故が起こる前にきちんとした対策を取らなければいけないという反省に立って、二度とこれを起こさないためには、原子力改革が不可欠だと思って、この右のブロックについて、どのような展開をするか、という事も大きなミッションと心得ている。

# 事故を起こした東電は当たり前だけど、他の電力事業者はどうなってるのと言う話し。事故を起こす前に同様の組織がいるでしょう。単に津波の問題。電源用意して安全主張。原発再稼働。反省、教訓まるでない。次の事故は確定したようなもの。利権争奪政治闘争に明け暮れる自民、公明、民主で脱原発はあり得ない。ドイツが脱原発できるのに…。血税使った手持ちの原発動かすための委員会。どこまで国民を小馬鹿にすれば気が済むのか。

原子力改革については、3つ、ここで挙げているが、基本的にこの経営体質改革。これに取り組むという事と、安全設計の思想、これを根底から改めるという事。そして、事故を起こした責任のある事業者として、福島事故の教訓を世界に発信し、世界に共有して行く、という、この3つのポイントがあると思っている。

3ページは今申し上げたことが箇条書きで書いてあり、4ページには基本方針として3つ取り上げている。1番目はこの改革タスクフォースの目標という事になるが、世界最高水準の安全認識と。それを達成できる技術的能力。それから社会との対話能力。

# 対話能力。その前に毎日のご意見として承る会見を何とかしろ。

そういう事を有する組織として生まれ変わる。これを原子力改革と位置付け、この改革を実施するためには、トップマネジメント。原子力トップ真名地面と空の改革が必要だと考えている。

いかなる制限も設けずに、これに取り組んでいくという事だ。で、5,6ページ目には、改革についての4つの視点をまとめている。4つの視点というと、1点目は経営層からの改革という事。2点目はその組織の改革ということ。

3点目は業務プロセスの改革。そして4点目が規制当局、立地地域、社会との関係の改革。これに当っているのは、社外からの提言、核種事故調からの提言もあるが、自分たち、タスクフォース自身も改めて事故を振り返り、根本原因を整理した結果だ。

どのようなふり帰りを行っているか、まだ完全に終了したわけではないが、今までにどういう取り組みをしたことを7ページに書いている。基本的にこの事故は、事故が起こった以前の備えという所に、これが出来ていなかったところに根本原因があったと捉えている。

# なので、これが出来たらもう事故は起きないというロジックで。

そこで、その3つの項目を出して、これもよく当社に問いかけがある項目だが、それについて自ら問いただしてみて、根本原因を導き出そうとしている。1点目は事前の津波評価の時になぜ、必要な対策を取れなかったのか。実際にとれたのではないか。

どうすれば良かったのか。2点目はいわゆる過酷事故、シビアアクシデント対策は、世界的に充実度を増していったが、当社においては、2002年以降、これの安全性の積み重ねという事が、明らかにスローダウンしていたように感じている。

# 他の電力事業者はスローダウンしてなかったのかというはなし。たまたま東電に起きた事故。地震、津波があればどこの原発でも起こり得たという認識を日本人はもっと持つべき。東電を教訓に他の電力事業者に目を向けるべきだけど、関電があれでは答えは火を見るより明らか。マジ原発イラネ。

それはなぜなのか。で、3点目は、これもある面、良く指摘を受けるが、事故時にもっと上手に影響を緩和できたのではないかと。これについては、予めこういう事故に対する対処の仕方について、流石にもう少し準備をきちんとしておかなければ、現地の対応が如何に全力を尽くしたと行っても難しい面がある。

これについても、やはり問題は事前の備えにあると思い、組織の設計、訓練、資機材の配備、そういった物について、大いに問題があったと思っている。この3つについて、根本原因解析ということに取り組んでいる。

今の3つでどのようなところが引き出されているかというのをそれぞれについて説明する。9ページ目。これはだな。事前の津波の評価の問題点だが、3つ、大きな項目を出している。★★★1点目は土木学会の評価手法という事に過度に依存しすぎており、

# ちがうだろ。地震学会に依存していた事が問題ではなく、原発営業のマイナス要因は全て骨抜きに。保安院ともども犯罪じみた行為の繰り返しの歴史。本当に反省しているのか。この人達は。この期に及んで問題点のすり替えを公然としているよ。開いた口がふさがらない… ( ゚д゚)ポカーン

最終的に、これも有名なところであるが、2008年の試し計算の時にも最終的には自らの判断に頼らず、土木学会の評価手法に再委託という状況になっている。もう少し、根本的に自分で自立した、その、対応を出来るように、ええ、シなければいけなかったという、大きな反省がここにある。

# 有名な話しは、全て不本意ながらバレたもの。自己申告で明らかにしたものは何一つない。ばれたら有名になる話しばかり。そもそも有名ってなんだよ… 「原子力扱う企業にあるまじきトンデモ不祥事」でしょうが。テレビ会議も知られてないところは絶対に開示しない。プライバシークリアにしても内容出さない隠蔽体質。現状の反省もなしに、論点すり替え反省語る東電に反省は皆無。サル以下の反省姿勢。

2つ目は津波、自然災害について、それなりに痕跡、記録等で調べていたが、基本的にこういう痕跡調査、記録の分析、そういう物には限界があるということを認識して置かなければいけないが、ついつい、そういうことが失念されたような形になって、

痕跡ない、記録ない、イコール津波が着ていないという甘い判断をしていたということが2点目の問題。3点目は海外で津波ではないが、溢水現象が起きた時には、かなり深刻な事態になるという予兆もあったが、

それについて的確、迅速にそういう知見からの対策強化、というものがとられていない。そういうところが根本原因。で、それに一つづつ、その背景を掘り下げて、解決に向けた鍵というものを整理しているのが、次のページだ。

同じようにして、2つ目は、過酷事故対策だ。ま、津波にかぎらず一般的に過酷事故対策というものをさらに強化していれば、どのような原因であったとしても、影響がもう少し緩和できたのではないかという反省がある。

で、2002年でそれが止まっていると。で、その止まった原因として、既設炉が運転停止の訴訟が起こるのではないかとか、過酷事故対策をすることが立地地域の方に不安を広げるのではないかと。

# いただきました。立地地域に不安を与えてしまう、立地地域をお思うあまりの東電苦渋の判断、対応であったとでも言いたげ。立地地域の方を出汁に。ええ度胸してますな。( ゚д゚)ポカーン

まあ、若干筋違いの、あの… 懸念を強く持ったために、もっと素直にこういう過酷事故対策ができなかったというのが大きな反省点だ。で、4点目に書いてあるのが、B5bと呼ばれる米国テロの対策だが、この情報を知り得なかったというようなことも申し上げているとは思うが、

# ハンセイゼロ。この期に及んで罪を軽く見せることが頭から離れない。東電タスクフォース、落ち度認めると好意的な報道。あり得ない。全てが原発再開のための複線。メディアに提供する素材、イベントにすぎない。

基本的にテロという行為は目の当たりにしているのだから、ええ、誰に教えて貰うわけでもなく、自らの力でその対策を考えるべきであったと思っているし、また、それを対策している発電所、訪問する機会もあったわけだから。

# 多重下請け労働環境。東電、一切関与しない。多重下請け作業員のクビを切る行為は迅速に出来る東電。作業員の身元、作業状況は元請けに問い合わせないと分らない。その元請けも丸投げ常態化のなか、迅速に把握できると思えない。いつも確認に数日かかる。テロし放題の状況でよく言えるな。なんとかしようや。多重下請け被ばく労働、認めようや。改善しようや。その様な認識ないと堂々と会見で発言するブースカ氏がタスクフォースメンバー。( ゚д゚)ポカーン

もう少し感度が良ければ、外の世界で度言う安全強化策が進んでいるかについて、感じ取れて対策に繋がったのではないかと考えている。そう言った点を整理して背後要因、それから解決への鍵を12ページに書かれてある。

13ページ目は事故時の対応の振り返りだ。これは1号機の非常用復水器。3号機のHPCI高圧注水系の停止などの情報。こういった炉心損傷にまさに繋がるという逼迫した重要情報が共有されてないと。発電所内で共有されてないと。

ま、こういう事について、ええ、深い反省が、ありまして、ええ、これについて改善しなければいけないと。で、更にはそう言う情報が共有されない一方、判断を妨げるような雑多な情報が責任者に集中し、迅速な判断を阻害していた。そういう事もある。

2点目にあるのは、そう言う事故対応に必要な技術者。絶対数。能力が不足していたと。それから4点目に書いてあるのは、今回、福島第一では6基。福島第二も同時に対応していたので、全10基の事故対応を同時に行なっていたわけだが、

# うち、一つでも格納容器が爆発、破壊されれば連鎖的に全てが。日本が大半の国土を失うリスク。それでも原発やるんだという、それも行き場のない核のゴミ。もう、まともな神経の持ち主とは思えない。

こういう複数号機が、長期間事故対応を迫られると。そういうことの備えが全くなされていなかったということで、まあ、これについても反省すべきところだと思っている。それらから引き出される、その、どうしてそれで良しとしたかという背後要因、今後の解決に向けた鍵が14ページに書かれている。

で、15,16ページには、その背後要因から出てくる解決の鍵について最初にもう再下駄4点。経営層からの改革、組織改革、業務プロセス改革、ええぇ~ 立地地域、社会との関係の改革。この4つに分類して、我々が今時点でなすべき事、という項目を整理している。

★★★内容についてはここで一つ一つ説明しないが、ここに書かれているようなことを現時点で重要なアクションプランだと思っている。

17ページ目には一番最初に申し上げた、既に取られている福島第一の事故を受けた対策、それについて振り返りをして、ええ、きちんと対応が取れているかどうか、このタスクフォースでも見ますと。

その時、各種事故調査の提言は、全て網羅するという肩地で対処していきたいと考えている。以上、説明したようなことを要約してまとめ、18ページに書いている。

まっ、その後は参考資料として、緊急組織のこれからのあり方として参考にしようと思っているインシデント・コマンドシステム、及び、福島事故の対策から導き出されて、着手中の柏崎の安全対策を参考として載せてあるので参照しとけ。

私からの説明は以上だ。



■質疑

○東電石橋:
これから質問を承る。マイクが来たら所属と名前を言ってから質問をお願いする。質問のある方は挙手をお願いする。


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