2012年10月24日水曜日

東電会見 2012.10.24(水)17:30 ~ 1号機オペレーティングフロア バルーンによる再調査結果。3号機使用済燃料プール モバイルRO(塩分除去装置)塩酸漏洩トラブル。水処理週報。建屋開口部空気中核種分析結果ほか。

東電会見 2012.10.24(水)17:30 ~

1号機オペレーティングフロア バルーンによる再調査結果。3号機使用済燃料プール モバイルRO(塩分除去装置)塩酸漏洩トラブル。水処理週報。建屋開口部空気中核種分析結果ほか。

(ヽ'ω`) キリョク ツキタ…

【質疑】
  1. TBS(1号機オペフロ調査*)→
  2. 尾野(宿題回答)→
  3. NHK(1号機オペフロ調査*)→
  4. 村上(1号機オペフロ調査*・2号機格納容器圧力)→
  5. フジTV(1号機オペフロ調査*)→
  6. 木野(1号機建屋カバー・1号機内部調査-被ばく・1号機オペフロ調査*・1号機内部調査-水分析)→
  7. 朝日(1号機オペフロ調査*)→
  8. 電気新聞(1号機オペフロ調査*)→
  9. おしどり(1号機オペフロ調査*・傷口サーベー・1号機サブチャン窒素連続封入・20×34火災・真空ポンプ白煙・3号モバイルRO塩酸漏洩*-連絡経緯)→
  10. 共同(1号機オペフロ調査*)→
  11. 村上(1号機オペフロ調査*)→
  12. 木野(1号機オペフロ調査*-放管・地元作業員積算被ばく雇用・協力企業要員確保3600人・高線量作業被ばくリスト・1号機オペフロ調査*-被ばく内訳)→
  13. フジTV(3知事視察)→
  14. おしどり(3知事視察)→
  15. 木野(3知事視察・建屋カバー・結婚賠償打切)→
  16. 村上(3知事視察)→
  17. おしどり(3知事視察)→
  18. 共同(IAEAレビューミッション*)→
  19. ニコ(テレビ会議映像)→
  20. 木野(IAEAレビューミッション*・IAEA封印カメラ映像)

○プラント

○報告・指示

○環境モニタリング・サンプリング

○その他

○報道



■福島第一の状況

○東電石橋:
原子力定例会見をはじめる。

○尾野:
福島第一の状況

[原子炉および格納容器の状況] 1~3号機 注水状況は安定。

[圧力容器下部温度、格納容器圧力と水素ガス濃度]
圧力容器下部温度は特記事項ない。格納容器圧力と水素ガス濃度は見たとおりだ。

[使用済み燃料プール]
1~3号機まで循環冷却システム運転中。プール水温は20℃台で安定。★4号機については循環冷却システム二次系PE菅化で停止しており、41℃まで温度が上昇しているが、今朝方当該作業が終了し、転を再開している。

★プールについて明日より1号機使用済燃料プールの大体冷却設備だが、冬季の凍結防止のために凍結防止剤を入れるため、明日、明後日、一時的に運転を停止する。

[タービン建屋地下溜り水の処理状況 ]
2号機タービン建屋から3号機タービン建屋に現在移送中。3号機タービン建屋から高温焼却炉建屋に今朝方8時11分まで移送を実施。4号機タービン建屋から高温焼却炉建屋に移送中。6号機タービン建屋から仮設タンクに本日15時まで移送を実施。

[水処理設備および貯蔵設備の状況]
現在サリー運転中。本日は1F3号機使用済燃料プールの塩分除去装置モバイルROから液体漏洩があったと案内していると思う。


■1F 3号機 使用済燃料プール塩分除去装置から塩酸漏えい ★★★

10月24日本日5時21分頃、運転していないモバイルRO装置から警報が発生。現場確認した所、モバイルRO装置下部の排水受け弁、ドレンパンと言ってるが、こちらに黄色味を帯びた液体が溜まっていることを確認。

漏えい量は75L。確認時に既に漏洩は停止。液体は全てドレンパンに溜まっており外部流出はない。

確認した結果、液体は当該箇所上部にある塩酸タンクから漏れたことがわかった。塩酸タンクのドレンラインのホースが外れていたということで。ここから漏れたのであろうと考えている。ホースが外れた原因は現在確認中。

モバイルRO装置は浸透膜を使って海水、塩水を淡水と濃縮塩水に分ける装置だが、使用しているとカルシウム分が分離膜についてくるので、適宜塩酸で洗浄するための塩酸だった。本日は定例の滞留水処理状況を案内している週なので説明する。


■放射性物質を含むたまり水の貯蔵及び処理の状況

「福島第一原子力発電所における高濃度の放射性物質を含むたまり水の貯蔵及び処理の状況について(第70報)http://tinyurl.com/8r6qcfn 」定例報告だが、添付資料1が処理状況の実態だ。

1号機 14,300 2号機 23,300 3号機 23,700 4号機 18,000m3 合計で、1~4号機貯蔵量 79,300m3。貯蔵施設側(プロセス主建屋17,020+高温焼却炉建屋4,060)合計 21,080m3ある。処理実績 6,620m3。処理装置稼働率 キュリオン0%、サリー78.8% だった。

# (先週)1~4号機の合計値 約80,600m3 貯蔵施設プロセス主建屋16,670+高温焼却炉建屋3,040 計 19,710m3m3(先週)処理量 約 6,760m3。キュリオン0%、サリー80.5%

使用済みベッセル等の増減はない。濃縮塩水受けタンク量 189,292m3、淡水家タンク22,675m3、濃縮廃液貯蔵槽 5528m3 だった。裏面は今週から来週にかけての処理予想量(見通し)は裏面を参考に。向こう3ヶ月のシミュレーション。

# (先週)使用済みベッセル0本増加。濃縮受けタンク186,738m3、淡水受けタンク 22,558m3、濃縮廃液貯槽 5554m3

2号機タービン建屋水位のコントロールだが、OP3,000ミリを中心にコントロールできる見通し。3号機タービン建屋水位はOP300(3000の間違い)を軸にコントロールできる見通し。

一番下。濃縮塩水受けタンクの容量と貯蔵量は、タンク容量が赤線で書いてあるが、このうち数でコントロール出来る見通しだ。


■1F1号機 オペレーティングフロアの状況再調査結果★★★

遅れていたオペフロタンクフロアの調査状況についての資料を説明する。http://tinyurl.com/8qszqnk 本日、先般案内した通り、バルーンにカメラを付けた状態で1号機のオペフロの様子を内側から見る作業をしている。

PP資料下の段を見るんだ。http://tinyurl.com/8qszqnk バルーンの上部にカメラを取り付けてこのバルーンを吹き抜け部分を通して今回、オペフロのところまで浮き上がらせる作業を行った。

写真が出ているが、上半分の写真。バルーンの大きはさ直径2メートル、高さ5メートル。一階フロアで扱うときは横倒しにして扱ってきて左下の写真。ハッチの吹き抜け部分をしたから見上げたところだが、ここ中に起立させてく。

起立させた状態で徐々に上にあげていくということだ。下半分写真を見るんだ。http://tinyurl.com/8qszqnk 燃料プール等があるオペフロ。オペフロ平面のポンチ絵が書いてあるが、燃料プールと改定ある脇の方に黄色い丸印。これがバルーンだ。

そのバルーンの周りに四角く囲んである所。これがハッチだ。このハッチの吹き抜け部分を通じてオペブロまで上げた状態だ。バルーンから見た視野の方向が書いてあるが、北側を見ている絵が左の上の絵。

写真の中ほどにスリットが付いた窓のようなものが見えているが、これは建屋カバーに付いている部品であり、建屋カバーを内側から見たような状況になっている。その手前に鉄骨等が見えている。

これが本来の1号機建屋の部材等事だ。斜めを見ている写真があるが、こちらを見ると屋根トラスが落ちている状況がわかる。プールを見たところだが、グリーンの構造物が見えるかと思うが、このグリーンの構造物は、

燃料の取り扱いを行う燃料交換機である。先般3号機の使用済燃料プールないでここにありますな、と説明した設備だが、★★★これがオペフロの上に乗っている状況がわかった。もうちょっと見ていくと、

次のページ上半分。左側の写真 http://tinyurl.com/8qszqnk 燃料交換機が見えているが、よく見ると燃料交換機の隙間からプールの水面のようなものが見ている様子がわかる。

今の視野を少し上の方に持ち上げると燃料交換機の上に天井クレーンの一部が映ってる。青い丸をしているが、天井クレーンのトロリーが走る部分だが、この部材と思われる部材が写っていることがわかった。

また、★★★バルーンには線量計を付けていたので、各フロアの線量が書かれているが、オペフロの上の線量は高いところで50mSv/hとかなり高い線量の場所であることがある。

資料については以上だ。


■建屋開口部における空気中放射性物質の核種分析結果(環境モニタリング)

それから★手元に「福島第一原子力発電所 建屋開口部における空気中放射性物質の核種分析結果 http://tinyurl.com/9urfvy4」があると思うが、こちらは定例的ん取ってるものだが特記事項はないので説明は割愛する。

私からは以上だ。(15分)



■質疑

○東電石橋:
今説明した中で1号機オペフロ最調査結果についてだが画像を用意しておるが、まだ準備が間に合ってない。会見が終わるまでに準備できるようにする。準備ができたらその時点で案内するのでしばらく待つんだ。

○TBS立山:
TBSの立山だ。ヨロシコ。バルーン調査について。落ちているのはこの天井と梁みたいなものも落ちていると見ていいのか?

○尾野:
落ちているのは先ず天井。天井を支えているトラスという鉄骨を三角形に組んだ部材があるが、これが体育館の屋根に見られるような構造だが、そうした構造物が天井とともに落ちている様子がわかる。

例えば、写真で言うと3枚目の表の上半分に青く丸で囲った場所が使用済み燃料プールが見えている写真。その写真左半分ぐらいに写っている鉄骨は屋根を支えているトラスという鉄骨組の構造だ。

○TBS立山:
燃料交換機は結局同意状態だったのかわかったんか?

○尾野:
この写真を見る限りは燃料交換機は本来のオペフロにあり、その上に屋根や天井クレーンの一部が掛かっている絵柄に見える。

○TBS立山:
オペフロ見たのは初めてだよな?

○尾野:
初めてだ。

○TBS立山:
調査の結果、燃料取り出しに向けた調査だと思うが、見た状況をどう判断しているのか?今後これをどうするのか?

○尾野:
細かい評価と方法論はこれから。まだ、下に思った以上に空間がある事がまずひとつある。バルーンを入れてしたを見ると色々向きを見ていくと屋根がオペフロギリギリまで来ているところも勿論あるが、空間もある場所が意外と多いと思う。

★なのでこの状態からすれば上から順次とっていくプランは今後考えていけるのではないかと思っている。

○TBS立山:
順次とるというのは、この空間に何かエレベータみたいなものを入れて上から下ろしていくみたいな感じか?

○尾野:
まずは下からアクセスするのは現実的に無理だから一般的な方法としては上空からクレーンで処理していく方向性になると思うが。

ある意味トラスの構造が形を保ってるという変な言い方だが、★★ひとつの形を保った状態でオペフロの上に乗っている状況なので、それを一つ一つカットしながら上げていく作業ができるのではないかと思っている。

ただ、細かくはそれぞれの場所の特異的な状況がそれぞれあるから。しっかり見てやっていくことになると思うので。これだけで直ちにどうこう言うもんではないと思う。

○TBS立山:
ということは手がつけられないほどひどいと言うよりもなにか手がかりがありそう、そういう見立てになるのか?

○尾野:
そういう意味ではこれまでも非常に難しい状況の中でのがれきの撤去作業をやってきた。そういう意味から状況をしっかり把握していけば手段はあると考えている。

○TBS立山:
使用済燃料プールの状態に何か問題があったことは特に?

○尾野:
これだけ見るとあまりはっきり分からないが、燃料交換機が上に乗っている状態で、その上に落ちてきたトラスがある程度形を保っている状況が見えるので、

プールの中がどうなっているかは直ちに言えないが、燃料交換機が落ちている状況に比べれば対応はやりやすいのではないかとは思う。

○TBS立山:
ありがとうございました。

○東電石橋:
今、バルーン調査の準備ができたので、急いでいる方がいたら、USBで用意しているのでとるんだ。

○尾野:
頂いた質問の回答をする。

http://tinyurl.com/94nnb4b
4月4日に野鳥の森で発生したけが人ということで傷口の汚染確認はどうしていたかという事をもう一回確認してくれないかというような質問があったかと思う。再度確認したが、

先ず、4月4日のけが人については傷口周辺の表面汚染を確認するサーベイメーターで確認し、汚染がないことを確認している。

それに加え、傷口を確認するのはβ線等で見ていくので表面が分かるということだが、傷口の内側に汚染物質が入っていた場合は、β線では見難いのでγ線で確認することになる。

γ線を見るシンチレーションサーベイメーターというもので傷口のサーベーを行なっている。通常、この2つの方法で行うことになっており、二つの方法を用いて汚染がなかったことを確認したことを改めて確認した。

http://tinyurl.com/8f2abep http://tinyurl.com/8dsay4l
併せて怪我をした場合に傷口をサーベーをする、しないという場合の仕分けはどうなっているのかというような質問があった。

私どもの場合は管理区域の中で行った怪我、これは汗血してる、といううんすか?傷口が外に血が見えている状態の怪我の場合、管理区域の中、あるいは管理対象区域と今では言うが、管理対象区域の中で怪我をして血が出ている状態であれば、

傷口サーベーを行う。傷口サーベーは表面をサーベーするサーベイメーター、傷口の中に入っていた場合はγ線を見る必要があるので、シンチレーションサーベイメーターの二つの方法で確認するやり方を取っている。

管理対象区域である場合に潰えは通常の場合と同じ場所ということで、傷口サーベーを行う必要はないということだ。そういう事で頂いた質問としてはその様な仕分けで作業しているという事である。

http://tinyurl.com/9g9o83g
それから、1号機の内部調査の時に各日の被ばく線量を示して欲しいということで要望があり、それを示したが(http://tinyurl.com/8mfaveh)各日の平均線量はいくつであったか確認して欲しいと話があったので確認して案内する。

# 高線量作業の作業員被ばく状況の公開をかたくなに拒む東電。これも立派な被ばく隠し。http://tinyurl.com/8qpxou4 都合の悪い情報は絶対に紙で公表しない隠蔽企業。今回も。数字を声に出すこともしない。

~ 1分30秒 会見中断 ~

ええ、ホワイトボードに示したような値である。頂いた回答含めて以上である。

1号機容器内調査平均被ばく線量
東電社員 下請け
9日  0.38  0.96
10日 0.18  0.91
11日 0.17  0.83
12日 0.21  0.80
13日 0.28  0.95 mSv/h
最大→ http://tinyurl.com/8mfaveh


# 時間の節約、円滑が議事進行のため質問は完結に常々いいながら、毎回、要領無茶苦茶、会見ぶち壊す東電。言ってることとしていることが無茶苦茶。

○NHKみねた:(初)
▼この現場体制( http://tinyurl.com/8qszqnk)で当社社員4名、協力企業25名ということだが、この絵を見ていると1階の部分が4名で監視員が1人に見えるが、どういう形で中に入って体制としては中に入ったのは社員になるのか?それとも協力企業の作業員になるのか?

○尾野:
▼今日は速報ベースで確認しているので、作業の動き等については書くに刺させてくれ。

○NHKみねた:
そうするとなかに入るのは1回から中に入っているのか?

○尾野:
これは全て1階で作業を行なっている。1階の大物搬入口から入り、ハッチの吹き抜け部分からバルーンを上げていく作業をしている。

○フリー村上:
1号機オペフロ最調査結果について。最大被ばく線量は書いてあるが、1階の砂魚現場の雰囲気線量はどれぐらいか?

○尾野:
★★1階得作業しているエリアは6~12mSv/h。

○フリー村上:
オペフロの画像だが、爆発により上から落下したものが燃料交換機の上にガラっと落ちているという理解でいいか?

○尾野:
ガラッ、というのはどういう言葉かよくわからないがww 爆発した際にそこから見た写真もそうだが、屋根がストンとだるま落としのように落ちているイメージだ。

今回の写真を見ていて分かったが、外から見た写真の様子では、だるま落としのように落ちた屋根が少し段差を持って傾いているように見えるんだよ。

今回、その所をしたから見るとちょうどその場所に燃料クレーンや天井クレーンがあって、その上に屋根が乗っているかっこになっているので、そこに空間が生じていることが分かる。

それが見開き上半分の写真だったり、見開き下左半分の写真であったりというところだ。http://tinyurl.com/8qszqnk

○フリー村上:
つまり燃料交換機が、プールの上にレールみたいな形で配置されているが、アレが破損してプールの突っ込んでいる状況は、今のところ確認はない?

○尾野:
そうだな。まさに見開いて左下半分の3つ写真が載っているものの一番下の写真(http://j.mp/TzmTcK)は、これはまさに燃料交換機そのものがオペフロの上にあるのが見えているので、そういう状況ではないと考えられる。

○フリー村上:
なるほど。先日も伺ったことだが確認したいので改めて質問するが、プランとパラメータのところで先日、格納容器圧力というの変動については、外気と色に炉な条件によって変動するという話だったが、

やはり見ると2号機はここ数日、6KPa超になってみたり、4KPaに下がってみたりという状況がある。特にこの2号機についての亜圧力の変動がどういう要因なのか、もう少し詳しく説明頂けないか?

○尾野:
ちょっと個別の号機について詳しく整理してみているわけではないので、質問に正確に答えラエルかアレだが、先ず、原子炉角の容器の圧力は外気圧に対してやや高めに保つようにコントロールしている。

なぜかというと、格納容器の中に窒素を封入していくことにより、空気の流れを格納容器の中に封入した窒素が、格納容器から外にやや漏れてくる側に圧力勾配を作っておくことにより、外側の空気が中にはいらないことが狙いだ。

そうしたコントロールをしていくことが目的なので、大気圧より若干高いところを狙っていくと。あまり高い値で入れていってもしょうがないので、やや高いところでコントロールしている。

で、当然、大きな差ではないから封入の時の窒素の流況であったり、例えば外の大気圧の変動なので、元々が小さな値だから数字で見ると動きでもあると思っている。

○フリー村上:
わかりました。相談電話のこれまでの最新件数を弁護士事務所に設置されたが、それについて教えてくれ。

○尾野:
先日回答したが。現時点で追加はないので。ゼロだ。

○フリー村上:
ありがとうございます。

○フジTV藤原:
今日の1号機オペフロの調査について(http://tinyurl.com/8qszqnk)この監視員がポンチ絵だと3階にいることになっているが、3回部分は33.6mSv/hなんだが。そこに行って作業したということか?

○尾野:
当該の人がいる場所は大体5~13mSv/hぐらいの場所にいる。このバルーンは移動しながら計っていって、最も線量が高かった値を書いているが、人がいる場合は、影になってる場所とか、場所によって相当違うので。実際にいたのは5~13mSv/hということでこれほど高いところではない。

○フジTV藤原:
★じゃあ、この3階のところに板関心の方は雰囲気線量は結局なんmSv/hになるのか?

○尾野:
★雰囲気線量が今申し上げた5~13mSv/h。で、監視員が受けた線量はトータルで3.13mSv/h当事だった。

○フジTV藤原:
わかりました。使用済燃料プールの水面が見えたが、これ以上に詳しくは見えてないのか?この絵が一番よってる映像か?

○尾野:
比較的わかりやすい映像選んでいるが、★★明日には動画を案出来ると思うので。動画で見るともう少し様子がわかるのではないかと思う。

○フジTV藤原:
見られた範囲で使用済燃料プールの範囲の状況だが、どういったことが言えるのか?

○尾野:
現時点で底まで詳しく分析してない。特に使用済燃料プールの状況についてオペフロから燃料交換機が中に落ちているとか。天井クレーンが中に落ちているとか、そういう状況はまだ見れていないので。燃料交換機が上にあるのがわかったし、

その上に天井クレーンの一部が見えているから、オペフロにある天井に付いている大物はオペフロの上で見ているような状況だ。今のところそれぐらい。

○フジTV藤原:
今後、がれきの撤去作業とかすると思うが、今後、1号機の作業はどうなっているか?

○尾野:
今1号機の作業は具体的にはアレなんだが、まあ、先ず、今は3号機、4号機の方から順次やっており。1号機についてはカバーリングも今ひと通りできている状況だから、

ある意味、4号機、3号機の方を傾注してやっていく中で、その後順次取り掛かっていくことになると思う。

○フジTV藤原:
例えば明日とか、明々後日かわからないが、1号機はまたバルーンを飛ばして詳しく作業をするのは取り敢えずしないのか?

○尾野:
今回やったものを先ず分析するところから始まると思うので、今回のトライアルの測定という事では今回のトライで一区切りだ。

○フジTV藤原:
バルーンで初めてオペフロを見たと思うが、オペフロの瓦礫撤去にはどういう課題があるか?

○尾野:
明確にどうこういう段階ではないと思っている。他の号機で見られていたことに対して著しく状況が違うという事ではないと思っているのでこれまで積み上げてきたものを延長して色々工夫していけるのではないかと思う。

○フジTV藤原:
今後、使用済燃料プールのの状況をどのように把握していくのか?

○尾野:
そちらは少し工夫がいると思う。この状態からプールの中にアクセスするのは難しい漢字がするので絵遠隔でどのような方法が取れるかは、もう少し工夫がいる話だと思う。

○フジTV藤原:
その工夫をもう少し具体的に。

○尾野:
具体的にどうこうということは、まだ出来てないので、こういうものを見ながらどうしたら出来るか考えて行かないといけない。上に乗っているものをある程度撤去していくと、

クレーンから下ろした水中カメラ等で中を見ていくような手法が取れるようになってくるので、まずは上に乗っているものをどう撤去していくかが最初の検討課題になると思う。

○フジTV藤原:
今日はじめてオペフロの様子が見えたが今後の作業進捗につながるものでどういったものが見えたのか?

○尾野:
様子が見えたということは具体的に状況を知ることは作業を知ることの第一歩だから、それができたことは大きな一歩だと思っている。

今回撮れたデータを良く見ていって、どういうアプローチがいいのかとか、更に確認にすべきところがあるのであれば、そこをどうやって見るかという検討をここから具体的にこの場所に対してどうするかという議論ができるようになってくるので、そこはこれからの部分だと思っている。

○フジTV藤原:
明日動画が出るということだが、動画はどんな映像なのか?

○尾野:
動画をキャプチャしたのがこの写真だと思っていい。だいたい同じような様子で途中の動いている様子だ。動画で見ると視野が広くなるので状況をより把握し易くなると思う。

○フジTV藤原:
バルーンは前回失敗したの絵2回目で初めて見れたということで良いか?

○尾野:
結構だ。

○フリー木野:
1号機の今後だが、カバーを取り外してクレーン等で調査する予定は?

○尾野:
1号機のカバーは必要があれば上からアクセスできる。順次用意が出来れば必要なことはやっていくが現時点で具体的に何時何をするかは明確にしていない。

○フリー木野:
1号機カバーは当時から言われていたことだが、今になって改めて見ると非常に邪魔なものであり、何故これを付けたのかが今ひとつわからない。当時は中を見せないようにするためじゃないかという話もあったが、具体的な理由があったのか?

○尾野:
カバーが付けられることは基本的に良いことだと思っている。他の号機でまだ底まで進めていないということは一方であるが、もともと屋根が破損している状態で雨ざらし状態は良くないのでカバーを付けるのは普通に考えていいことだと思っている。

カバーに付けたことに併せ、カバー内の空気をフィルターを通して外に出す空気のコントロールがやりやすくなるので、そういう意味からカバーを付けたことは意味があると思っている。全部の号機にすぐに付けられればいいが、

作業の段取り、順を考えると3号機は初期の段階でオペフロから底に垂れ下がっている重量物、がれきの様子から考えると瓦礫撤去作業ができないことにはカバーリングがそもそも出来る状態じゃなかったし、

4号機で早く燃料を取り出していくことを考えて瓦礫撤去に併せ、上にカバーを掛けて底にクレーン等を付けて作業を行う場所を作っていくことが必要だったからそういう作業を進めているとうことなので、特に1号機にカバーをつかたのが無駄だとか、要らないとは私どもは思っていない。

○フリー木野:
今の現状の認識を聞きたい。そういやって付けた1号機が3,4号機に比べると、特に3号機と比べ進捗状況が遅れていると思うがどう考えているか?

○尾野:
進捗で言うと4号機を優先して作業を進めていたし、次いで3号機の作業をしているから、いずれにしても全部いっぺんに出来る状況でもないので、特に作業については順番がつくことは自然なことだと思っている。

○フリー木野:
当然全部いっぺんに出来ることではにと思うが、1号機より3号機を優先させているのは、上の確認が3号機はカバーがないから出来た訳だが、

4号機の瓦礫撤去も3号機の絵も瓦礫撤去ができているが、これはカバーがないからできることで、当然1号機もカバーがなければ並行して進められるのではないかと思うが。そう考えると遅れているように見えるが、そうではないということか?

○尾野:
カバーを付けたことで作業ができなくなり遅れているという因果関係ではないと考えている。

○フリー木野:
わかりました。今後、先程もクレーン等でプールの状況を確認となるとカバーがあると出来ない。

○尾野:
必要に応じて作業できると思う。

○フリー木野:
いや、カバーがあるとできないよね。3号機や4号機のように外からは。出来るのか?

○尾野:
いや、カバーそのものを作業のために必要であれば、必要な場所を開けることは出来る。

○フリー木野:
外すということか?

○尾野:
はい。カバーがあることでアクセスできず作業ができなくなるような制約は考える必要はないと思っている。

○フリー木野:
屋根は自由に取り外したりつけたり出来る状態か?

○尾野:
もともと組み立て式である。

○フリー木野:
いや、勿論組み立て式はそうだが、一部分だけ開けたり閉じたりは簡単に出来る構造になっているのか?

○尾野:
ある程度の塊単位で、ユニット構成になっているので可能だ。

○フリー木野:
ばらすということか?

○尾野:
ばらすということとちょっと違うと思うが。

○フリー木野:
先ほどの1号機格納容器の調査で併せて聞いていたが、45名 全員 10月9~13日まで協力企業が全部で45人だが、これは同一作業員だったのか?

○尾野:
▲同一作業員と考えてくれ。

○フリー木野:
★★わかりました。この協力企業の中の内訳だが、元請けと下請けの区別は分かるか?

○尾野:
★★わかりません。

○フリー木野:
確認はできないのか?

○尾野:
このデータは協力企業と当社を分けているが中の内訳までは整理していない。

○フリー木野:
わかりました。1号企画の容器調査の時に中に入っている水のサンプルだが、全アルファと全ベータは確認できたか?

○尾野:
評価等がまとまれば紹介したいと思っているが、現時点では評価が纏まった状況ではない。

○フリー木野:
いや、全アルファと全ベータは2,3日で出来ると思うのであると思うが。このデータは出して頂けないのか?

○尾野:
まとまれば紹介したいと思う。

○フリー木野:
まだ纏まっていないのか?

○尾野:
まとまっていない。

○フリー木野:
10日も経っているが。何処が調査をやっているのか?サンプリングして他のガンマのデータはセシウムとかデータは出ているのに、何故、全ベータや前アルファがそんなに遅れているのか?

○尾野:
作業の順の関係だ。

○フリー木野:
これは東電内で全部やっているのか?

○尾野:
測定を何処でやっているかちょっとあれだが、通常、私どものラボでやっている。

○フリー木野:
評価が遅れている理由がわからない。当然やっていると思うので出して頂ければと思うが。

○尾野:
ラボがやるべき業務が多いから、全体の中で順次仕事が行われているということだと思うが。まとまれば紹介できると思う。

○朝日こん:
1号機オペフロのことで確認したい。写真のところでバルーンから見たら東方向の写真。色々右下にがれきのクズの白っぽいクズの砂利のようなもの。これは何か?(http://j.mp/TzmTcK)

○尾野:
多分だな、この写真はあれだが。白く見えるようなものがこういう○×△※であるものが何か考えると、あのう、天井に使われているコンクリート片ではないかなあと思ったりする。なにか見た上で正確に確認にする必要があると思う。

○朝日こん:
東方向を見ているので同じ写真の枠なようなもの。これは鉄骨の一部か?

○尾野:
今言っているのはバルーンから東方向の写真(http://j.mp/TzmTcK)で緑色の枠のように見えているものだな?

○朝日こん:
はい。

○尾野:
これは燃料交換機だ。

○朝日こん:
これが燃料交換機… 

○尾野:
(ポンチ絵タイム)燃料交換機というのは… ここにプールがあるからプールを跨ぐようにブリッジの様なものがある。このブリッジの上にトロリーという物が乗っており、 

これがこちらに動いたり、こちらに動いたり、プールの上を動く。このブリッジ上のものがこちらに動いたり、あちらに動いたりすることでプールのいろんな場所にある燃料を掴みにいける構造をしている。

東方向を見ているということで、グリーンの枠の様に見えているのは(http://j.mp/TzmTcK)ここの部分を真横から見ているかっこになっている。

○朝日こん:
わかりました。そうすると先にプールの水面は個々の東方向の写真では見えない?

○尾野:
東方向の写真で、ちょっと、多分、バルーンの視野角を上の方に上げた状態で見たいのが、次のページの上の写真だ。2012102411759 横から見ている枠のようなものが、ちょっと写りが悪いが。その枠の隙間から下の方に水面が見ていると。

○朝日こん:
水面が見えているといっても水のようなものは見えてないように思うが。これは水面か?

○尾野:
ちょっとゆらぎが見えて光っているところが水面だ。

○朝日こん:
ゆらぎ?

○尾野:
えっとお、ちょうどですなあ。この漫画で言うと、えっとおお、一枚目の裏面でさっき行った東方向から見ている写真(http://j.mp/TzmTcK)というのは、床面にようやくバルーンが、床面すれすれに見ているので、ちょうどこういう感じで見ている。

その次の水中が見えている写真(http://j.mp/RWDUsq)というのは、少しバルーンをちょっと上げてこういう感じで見ている。

○朝日こん:
あぁあ… 

○尾野:
なので、液面が枠の先の抜けている側に見えている。

○朝日こん:
なんか白っぽく見ているところではない?

○尾野:
白っぽく見えているところが水面と思われる。

○朝日こん:
あ、水面ですか?

○尾野:
要は光が反射して見ている。

○朝日こん:
いわゆるなん添加したの方にも。上の方は関係ない?

# 動画で見ないとわからないよ。そっちは見てるからいいだろうけど。無駄に質疑長引かせて何が楽しいんだろ、この人たち。聞く方も聞くほう。こんな説明と動画スナップで記事なんて書けんでしょうに。会見遅らせて速報で出す事案かな…明日動画が公開されるのに。広報の段取りが理解できない…orz

○尾野:
上の方は違っていて上の方は外の明かりが見えているが、その明かりが水面で反射している様子が見えている。下の方に。

○朝日こん:
わかりました。天井クレーンの一部というところ(http://j.mp/RWEupY)だが、この上の天井クレーンというのは瓦礫撤去に使うための燃料クレーン?

○尾野:
ではなくて、もともと設備についていて、どんなものかというと、(ポンチ絵タイム2)原子炉建屋を横から見たと思うと、最上階、これがオペフロだが、最上階のオペフロの上の方に…こういうなんというか、梁のようなものが乗っていてその上に… 

やっぱりこれと同じように建物全体を跨ぐようにリムが乗っている。で、ここに… やっぱりトロリーのようなものが乗っている。

こっから… こう、釣り下ろせるようなものがあり、これが横に動くこと。それからこのクレーンのガーターの上で… こう、動く、、と、いうことで、建屋の中の、ようは、何処の場所にも… ええ、、拾いにいける。

○尾野:
で、クレーンの一部といってるのは、こ之部品の部分とと思われる。

○朝日こん:
わかりました。基本的なことだが、1号機と3号機においてオペフロがれきが共に産卵している訳だが、1号機が先にカバーを付けられた理由というのはど言うことか?

○尾野:
1号機はプールの発熱量も小さかったことが一つあり、要は燃料を取り出す優先順位を考えると4号機プールの燃料をどうするかが普通に考えて一番優先順位が高かったというのが常識的なところだ。

その意味で1号機と3号機の状況と比べると3号機の発災直後の状況は、あのままの状態でがれき撤去しないで、カバーリング工事をするというのは、そもそも不可能なぐらいがれきの状態が危険であった。

その危険を除去するために3号機の瓦礫撤去は非常に優先度の高い業務になっていた。一方、1号機はがれきが発生しているし、オペフロで爆発が起こっているが爆発がおこった後の状態として、

ようは天井全体がだるま落としのように下に落ちているかっこになっていたので、ある意味周辺に危険な状態でがれきがぶら下がっているとか、そういう状態ではなかったので、そもそもカバーリング工事はやりやすい状態にあった。

従って危険除去、状態の改善に取り組んでいくことを考えたら、1号機にカバーリングをしていって、それで3号機の危険除去をしつつ、4号機燃料取り出しを優先して、色々検討していくというのが自然の流れであったと思う。

○朝日こん:
今回、バルーンは2回目で成功したが、1回目で上手く行かなった理由と今回うまく行った理由は?

○尾野:
今回うまく言った理由は1回目に色々しッパしたことのフィードバックを掛けたということだが、単純に言って1回目はバルーンということで、多分、普通にバルーンを考えると丸いものを考えるから、

必要な大きさの丸いバルーンを使って上げていくと、まあ、元々のハッチの大きさから言ったら十分ながるわけだが、現場はがれきとかいろんな物があるので、十分なスペースが取れないような邪魔ものがあったので、それ異状バルーンが挙げられなかった。

そういう状況を踏まえ、今回、通れる大きさのバルーンを用意したし、バルーンの操作やカメラを付ける場所に関しても工夫をしたということである。細かいことだが、現在、上手く行かなかったものを今回反映したということだ。

○朝日こん:
バルーンの中身の気体は何?

○尾野:
ヘリウムだと思う。御

○朝日こん:
バルーンはビニール製か?

○尾野:
バルーンの素材か?

○朝日こん:
外側の素材だ。

○尾野:
ちょっと待つんだ。塩化ビニールだ。

○朝日こん:
わかりました。ありがとうございます。

○電気新聞もり:
1号機オペフロの線量を計るのは初めてか?

○尾野:
オペフロは今回はじめてかと思う。

○電気新聞もり:
線量評価はあるか?

○尾野:
特に評価ということはないが、37.1mSv/hというのは、高いですな。

○電気新聞もり:
3号機の損傷状況と比べてどういう違いがあるのか纏めて教えてくれるか?

○尾野:
3号機の損傷状況の違いは、この写真から言えるわけではないが、大分違うと思っている。一番違う理由は何かというと、1号機オペフロと2号機オペフロは構造がちょっと違っている。

2号機以降のオペフロは原子炉建屋を建て上げていき、オペフロの方も鉄筋コンクリートを打って作っていく造りになっている。1号機のオペフロに掛かっている部分は、

オペブロまでは鉄筋コンクリートを打ち上げて作っていく造りになっているが、底から上は鉄骨を組んでそこにパネルを張って作っていく、そういう構造になっている。なので、オペフロ自身の構造は若干異なっている。

3号機の場合、爆発が起こったあと、要は太い鉄筋が入っているコンクリートの柱が建屋の外にぶら下がるように、鉄筋でぶら下がるように沢山ある状態になっていた。アレは鉄筋コンクリート造で作っている柱が爆発の勢いで破損したために起こっている状態だ。

ですから、ある意味非常に重量のある鉄筋コンクリートの構造物が壁の外側にぶら去っている状態がたた見られた。これはこのままでは非常に危険な状態だったので、早く処理をしないと行けない状況だった。

一方、1号機については鉄骨造であったので、同じ爆発をしたあとでも、ある意味壊れ方があっさりしているw というか、あのう、そういう違いがある。ww

○電気新聞もり:
1号機と3号機の爆発規模の違いを示すデータとかは、

○尾野:
それは必ずしもよく言えないが。3号機の爆発、1号機の爆発、どちらがどれだけ大きかったかは、即答できる内容ではないと思っている。

○NPJ吉本おしどり:
このオペブロの線量率、測定結果についてだが(http://j.mp/VpQEZe)この線量率の結果の買い方が、OP4240のところで37.1mSv/hだが、他は全部「最高」とついており、

これは各階でずっと測定しっぱなしで上下で線量変化の水位を観察してその最高値ということか?それとも各層でポイントごとに計って、その幅の中の最高値ということか?

○尾野:
途中で止めては刈ったかどうかは分からないが、徐々に上昇させていくので、その中での最高値ということで記録しているものと考えている。

○NPJ吉本おしどり:
するとこれは各階の上下の変化の中での最高値ということか?

○尾野:
はい。

○NPJ吉本おしどり:
わかりました。最高値が2階の線量で150.5mSv/hだが、個々の最高値について位置的に原子炉の下部に当たると思うが、燃料が溶けていたのではないかとか、東電の何か推定評価はあるか?この150.5mSv/hについて。

○尾野:
現状でまだ分析はしていないので、こういったデータはそれぞれ今後の評価の中で取り扱っていきたいと思う。

○NPJ吉本おしどり:
この各階での線量の大きな差についての評価は特にしていないということですね?

○尾野:
そうだな。現時点でこうだという所は本日速報だし。まだそこまで行ってない。

○NPJ吉本おしどり:
では作業時間が※55分ということだが、3階の監視員は3階になん分滞在したのか?

○尾野:
個別の細かいデータは持ち合わせていない。

# ※作業時間(正)1時間40分(誤)55分

○NPJ吉本おしどり:
教えて頂ければ幸いだ。作業時間※55分ということだが、1階のこの場所に55分滞在したということで良いか?

○尾野:
★えっとお、、その場所に55分と言うよりは、この作業として55分だったとういことと、作業を行うものも必要に応じて交代しながら作業しているということだと思うので。一人の人間が連続して※55分入るのかというイメージとは必ずしも一致しないと思っている。

○NPJ吉本おしどり:
わかりました。3階の監視員は交代をしたのか?

# 小林氏、黒田氏 フォロー無し。お飾りさん

○尾野:
そのあたりのところが、今渡しが確認したいといった趣旨だ。

○NPJ吉本おしどり:
わかりました。野鳥の森の件について回答有り難うございます。裂傷を伴わない、出血を伴わない場合も表面サーベイメーターで測定はするので、裂傷を伴う出血があった場合はシンチレーションでγ線を計るというのが、追加的か傷口サーベーということでよろしいか?

○尾野:
先ず管理対象区域だったり、あるいは管理区域から出る場合は、必ず表面サーベーをするので、傷があろうがなかろうが出る人は必ずサーベーをされることになる。

で、怪我をしている場合は、当然出血のある場合は表面の汚染確認に加え、シンチレーションカウンターでの確認をすることになる。

○NPJ吉本おしどり:
わかりました。出血を伴わない場合も構内から出る場合も、頭の先から爪先まで1分程度の表面サーベイメーターをする回答を以前頂いたが、その追加的に出血部分だけ、特に追加して表面サーベイメーターで計測することはあるのか?

○尾野:
ある。

○NPJ吉本おしどり:
わかりました。では、その追加的表面サーベイメーターの計測とシンチレーションでγ線を見るというのが追加的な傷口モニタリングですね?わかりました。

○尾野:
傷口から血が出ている場合の扱いだ。

○NPJ吉本おしどり:
1号機の圧力抑制室に窒素を注入した件で。クリプトンと水素濃度が上下した件だが、このKr-85の生成ルートはウラン235の核反応で出てくるものと考えていいか?

○尾野:
はい。

○NPJ吉本おしどり:
わかりました。では、そのウラン235の現在の核分裂反応の増倍係数はどの程度と東電は考えているのか?

○尾野:
現在未臨海であると考えているので、未臨海は増倍率というのは、1以下ということになる。いわゆる増倍率が1未満のいくつであるかを評価するのは、今の時点では難しいと考えている。

○NPJ吉本おしどり:
わかりました。どの程度の未臨海かということを知りたかったのだが。では増倍係数という数字ではなく、どの程度だと今評価しているのか?限りなく1に近いのか? それともそういう事はないのか?

○尾野:
そういう意味から言うと、数字で申し上げることは非常に難しいが、現状の状況から言うと臨海から相当遠いだろうと考えていいと思う。

○NPJ吉本おしどり:
わかりました。排出されるクリプトンは大気中に出るのか?

○尾野:
排出されるクリプトンは、もともと生成から言うと、現状出来ているものではなくて、燃料が運転されている時に生成されていたものだ。

クリプトンは半減期が非常に長い物質なので、炉が運転状態の時に生成されていたものが長くとどまる。で、素な滋養に核分裂で出る放射性希ガスの中でも半減期が短い性質のものもあり、要はガス管理システムそのものを見ているわけだが、

○NPJ吉本おしどり:
半減期の短い希ガスというのは、確認されていないということなので、つまりこれは、半減期が短いものは炉が停止したあとのどんどん自然に崩壊してなくなっていくので、現状クリプトンが見られれているのは、そういう意味から言うと、

○尾野:
以前に運転されていた時の生成物であることをdちょっと念頭に置いてくれ。その上でクリプトンが今回窒素で排出されていた場合というのは、出てきたKr-85は、まず格納容器の中にはいった後、格納容器ガス管理システムを通じて、線量等を確認しながら、外部不排出されていく形になる。

○NPJ吉本おしどり:
わかりました。Kr-85の反撃は7年だが、どの程度排出されるのか計画されているのか?希ガスの濃度の解析でどれぐらいというコントロールはされるのか?

○尾野:
★★これは一ヶ月ぐらい掛けてじわじわと排出して以降ということなので、そういう意味から言うと、非常に徐々に排出、痴漢作業をおなうことになると思う。

○NPJ吉本おしどり:
一ヶ月間掛けてKr-85を含むKr-85排出するということですね?

○尾野:
そうですな。

○NPJ吉本おしどり:
▼で、Kr-85の濃度と退席がどの程度大気中に排出されるか計画量はあるのか?

○尾野:
これ、計画量というのは、

○NPJ吉本おしどり:
予測量で。

○尾野:
予測量で言うと、これはもともと最終的にはサプレッションチェンバーの中に滞留している文が窒素に置換されて出てくるのことになるので、その分ということになる。

で、サプレッションチェンバーの基礎部に存在しているであろう水素であったり、クリプトンであったりは、おおよそこれぐらいの濃度であるということは、作業をはじめる間に確認しているので、それを整理するとだいたい分かると思うが。今手元では持ち合わせていない。

○NPJ吉本おしどり:
いずれ回答頂けるか?そのおおよその量を。

○尾野:
▼確認させて頂く。

○NPJ吉本おしどり:
ありがとうございます。19日に火災が自然発火して、火災があった件だが、どなたが消防署に何分後に通報したか?通報班長なのか、誰なのか?発見して誰がなん分後に消防署に連絡したのか教えて頂きたい。

○尾野:
19日というと、

○NPJ吉本おしどり:
すいません。日にち間違えましたかね。野草が。幅広く燃えた件です。

# 19日ですが。

○尾野:
先ず自然発火かどうかは調査をしてみないとまだわからない。原因についてはまだ調査中でご理解いただきたい。

連絡については当社のパトロールを行なっていた写真が10時59分に確認し、それで消防に通報が出来ているのが、11時2分だから、その様なことであった。ということだと思う。

○NPJ吉本おしどり:
どなたが通報したのか知りたい。復旧班長か?

○尾野:
手元の資料ではわからないので、それは確認する必要がある。

○NPJ吉本おしどり:
わかりました。よろしくお願いします。ベッセル真空ポンプが燃えた原因もまだか?8月13日と10月2日だが。

○尾野:
燃えてはおらず白煙が出て、それで消防署に見ていただいたが火災ではない確認を受けているが、原因の整理等については鋭意質得るところであるので、まとまれば説明したいと思う。

○NPJ吉本おしどり:
▼黄色の油(塩酸)の漏洩確認があった件だが、寄生庁に6時4分(?※ ~ キキトレズ ~ )に第一報を東電が入れて、以前だと報道にも事故関係の緊急メールと同時に保安院いいって、

# ※寄生庁の報道お知らせメール確認できず

▼その後、保安院から同じように報道に一斉にメールが来るということだったが、今回は寄生庁にしか連絡をしていなかったということか?警報がなった事例とか全てだ。

お知らせの流れがどうだったかは少し私から説明してないのでアレだが。黄色油といったが、これ油ではなく塩酸ということだった。連絡段取りがどうだったかは私は承知していない。

以前は、警報がなった事例とか報道と保安院に同時に通知が送られる運用だった。今回、寄生庁にだけ言っていた理由を知りたかったが。

○尾野:
それは私は把握していない。

○NPJ吉本おしどり:
確認して回答頂けるか?

○尾野:
▼確認はできると思う。

○NPJ吉本おしどり:
わかりました。よろしくお願いする。広報の方もご存じないか?

○東電石橋:
わからないので確認させてくれ。

○共同いけがみ:
1号機オペフロの件だが、聞き逃したが、時間が55分というのは平均作業時間という意味か?12時48分から11時7分だと1時間30分以上という感じがするが、55分は何の時間か?

○尾野:
すいません。私、55分と申し上げたかもしれないが、言い間違いだ。資料1ページ目に作業時間は11時7分から12時48分だから。

○共同いけがみ:
まあ、1時間40分ぐらいということだな。

○尾野:
はい。

○共同いけがみ:
▼上方向を撮影するカメラ画像は種痘することができなかったというのは、通信装置が上手く機能しなかった、そういういう理由か?

○尾野:
ちょっと確認するが、たしか上方向のカメラは状況撮影用という目的よりは、要は操作用の、層重要を意識していたと思うので、確認させてくれ。

○共同いけがみ:
別にこの画像がなかったからといって別に調査に支障が出る、そういう性質のものではないということか?

○尾野:
そうですな。

○共同いけがみ:
後その下にバルーンによる調査が成功したので飛翔体による調査を実施しなかったとある。もしバルーンの調査が不成功に終わったら飛翔体による調査というのはどういうものを検討していたのか?

○尾野:
中長期の復旧計画の中でバルーン調査に合わせてこんな方法も考えているというのを載せている。(http://j.mp/Th5t2C)

これはHPに資料公開しているので後ほど見ていただきたいが、飛翔体と言っているのはこちらバルーンが上手く行かなった場合ということで、飛翔体、小型のファンがついてる小型のヘリコプターのような小さいもので、

吹き抜け部分を上空に上がらせて撮影する方法を、こういう機材があったので検討しているということだ。ただし、飛翔体はああいう場所で飛ばすことで考えると大差なものにしかならないし、小さなものだとペイロードが小さいとか、

ペイロードが小さいと当然飛行時間も短いと制約が多いので、実際に飛行可能な時間は2機種あったが、6分だったり15分だったりということなので、実際にバルーンが上手く行けば、そちらでやるということだ。

○共同いけがみ:
大きい二枚の写真が乗っている天井クレーンの一部という写真(http://j.mp/RWEupY)だが、前のページ(http://tinyurl.com/8qszqnk)の方角からするとやや南東にカメラが向いている時の写真という感じなのか?燃料交換機の端っこが写っているような気がチョットするが。

○尾野:
その通りだ。

○共同いけがみ:
ちょっと南東側?

○尾野:
この緑のラインの視野を少し上に向けたぐらいの感じだ。

○共同いけがみ:
あっ、これ、上に向けているのか?これ東寄りはちょっと南に向いているような感じ?

○尾野:
こちら燃料プールの東を向いているわけで、これで個々に燃料交換機が見えているわけだ。で、燃料交換機が見えているところより、視野がちょっと上ぐらいの写真がこれだ。

○共同いけがみ:
視野が上なのか?はーん。なるほど。使用済燃料プール水面(http://j.mp/RWDUsq)の上を向けば天井クレーンの恥部の写真というわけでは無さそうだよね。

○尾野:
ちょっと上むいて少し視野をずらしたぐらい。そのぐらいの感じだ。

○共同いけがみ:
わかりました。えっと、以上だ。

# 動画を見れば分かる話なのに、スナップをカメラがどう動いてどっちから見てるか、質疑の大半を説明で無駄に浪費する会見。頭おかしいんじゃないの。スナップショットをわざわざ切り出してペーパー作るなら動画公開できるでしょ。映像編集、加工してるんだろうか。これは動画と一緒に出すべき資料。

○フリー村上:
先ほどのオペフロ調査のことで、社員4人協力企業25人、必ずしもずっといたわけではなく、交代でという説明があったが、具体的に何班体制とか、そういう形で作業は組まれていたのか?

○尾野:
先程、類似の質問があり、確認させて頂ければと思っている。

○フリー村上:
★ちなみに最大の3.81mSvの被ばくをされた方は1階にいた方か?それとも3階にいた方か?

○尾野:
1階で作業していた方だ。

○フリー村上:
3階の監視員だが、通常だと建屋に入ると上に上がっていくエレベーター等がもともとあったわけだよね。この場合、3階にはどのように上がっているのか?

○尾野:
3階に上がるためにはエレベータ以外に階段もあるので階段で上がったものと思われる。

○フリー村上:
先程のを見ると、ここまで吹き抜けのところだが、2階のところが150mSvとかなり高い。★★そういう意味で階段を通っても、2階部分というのは、他も比較的高いと推定されるが、それを徒歩で3階まで上がっていったということなのか?

○尾野:
今ここで出ている線量は吹き抜け部分の、

○フリー村上:
一番最高値ということだよね?

○尾野:
そういう事だ。原子炉建屋もかなりも平面的な大きな建物なので、場所により染料等は当然異なってくるので、全てに対して2階がこの線量ではないという事ではない。

で、実際に階段を通って行くということだが、まあ、その階段が150ミリシーベルトという値であったということでは必ずしもないとおもう。

○フリー村上:
ちなみに2階に階段で上がっていく場合、周辺の雰囲気線量のデータはあるか?その階段とかの。

# この報告の仕方では 150mSv/h 以上あるという事も必ずしも言えないと思うが。深刻な問題に関しては推測で物言えないと回答拒否する癖に、楽観側の推定は確認しないでも平気で主張する。常に過小評価姿勢丸出し東電。

○尾野:
…。そうですな。今個別には持ってないが。原子炉建屋の中ってのは、部屋ごとにコンクリートの壁で区切られているので、部屋が違えば全然状況が違ってくることはある。

それから階段を上がって上の階の状況を確認しに行く状況は、必要に応じて行なっていたことがあるので、その意味から言うと、1号機建屋に人が入ること自身は、別に今回が初めてとうことではない。かつて4階まで人が入って確認したことがあるので。

○フリー村上:
ちなみに2階部分でバルーンを動かした時の最低値はどれぐらいなのか?

○尾野:
細かい値は今手元にないので。この範囲がどれぐらいというのはわからない。記録をどう取っているかにもよると思う。

○フリー村上:
わかりました。バルーンの上に防護シートを半分欠けているが、この防護シートはがれきに想定される防護なのか、それとも汚染に対する防護なのか?位置づけはどうなのか?

○尾野:
これはだな。例えばがれきで鉄筋などが破断して鋭い面が出ていたりして、バルーンを傷つけたりすることがないようにという意図だ。

○フリー村上:
わかりました。ありがとうございました。

○フリー木野:
★先ほどの1号機調査で3.81mSvの最大の被ばくの人だが、この方は放管か? もう一つ確認だが、監視員の方が3階に挙るときに単独で上がったのか?それとも放射線管理者が付いていったのか?

○尾野:
細かい状況についてはまだ把握していない。確認をしなければわからない。

○フリー木野:
★可能性として単独で上がっていく作業はやっているのか?

○尾野:
ケースによってはあり得ると思う。

○フリー木野:
わかりました。どういうケース?

○尾野:
…。

○フリー木野:
ケースによってはというのは例えばどういうケースだ放管とがつかないで建屋の中を単独で上がっていく、そういう方法になるのか?

○尾野:
事前調査も具体的に行われているし、その中での行為だと思うので、特にあってもおかしくないと思っている。

○フリー木野:
そうすると今回は事前調査はされていたのか?

○尾野:
当然前回、バルーンが上がりきらなかったのを含めて、作業はこれまで何回かトライをしているから。そういう意味では状況を把握した上で仕事をしている。

○フリー木野:
▼わかりました。前回の1号機の内部調査と同じ要望だが、平均被ばく線量を出して頂けないか?併せて先程もそうだが、以前からもあったが、こういう数字が多いものをホワイトボードに書かないで紙で出していただきたいが。お願いできるか?

# ブースカはもっと複雑な表を口頭で説明してますた。( ゚д゚)

▼別件だが、中長期対策のロードマップの資料で、作業員の地元の雇用率が70%と書いてあったと思うが、地元というのは福島県ということでいいか?

○尾野:
たしか福島県だったと思う。

○フリー木野:
この70%のこの方々は雇用会社は何処になるのか?元請けなのか下請けなのか。どういう状況で雇用されているのか、内訳は調べているか?

○尾野:
分かるかどうかは確認してみないとわからない。

○フリー木野:★★
お願いする。線量の上限が御社の説明だと、上限は100mSvに行かないように管理という話をしているが、下請けや協力会社の中には100ではなくて、40~60~70ぐらいで管理されているので、既に働けない方が大量に出ているわけですよね。こういう方々に対して雇用対策は東電としてなにか考えているのか?

○尾野:
えっとお… この話はよく出るが、要は年間50mSvをきっちり守っていくということは勿論当然だが、今現在の発電所の状況は年間50mSvを多くの人が、守り切れないという状況にはないと理解しているので。

原子力発電所、あるいはこういった施設というのは東電だけではなく、柏崎にもあるし、福島第二もあるし、様々なところで作業する方もいる。企業の中での勤務先、あるいは派遣先、派遣先というのは工事先だな。

様々あるので、ええ、まあ、おっしゃるようなことが一概に言えるかどうか、ということではないかなあ、というふうには思っている。

○フリー木野:★★★
あの、年間50ではなくて5年100mSvを守るためには、平均で言えば年間20mSvで管理する必要が有ることを考えると、簡単な状況ではないと思うが。あまり深刻には考えていないのか?20mSv/y は容易に守れるという認識か?

○尾野:★★★
少なくとも通常の原子力発電所で定期検査を行う場合は、一般的に殆どの人の線量は20mSvに対しても極めて低異彩値なので。特に…20mSvを超えたこと…と、いうことで、すなわち、ええ、発電所で働けないという事がイコールではないと思っている。

○フリー木野:
特別な雇用対策は今のところ検討課題になっていないということで良いか?

○尾野:
特別な雇用対策が何を言っているのか分からないが、適正に線量管理をしていくことを私どもをしていくということだ。

○フリー木野:
いや、要するに現状でそれぞれの個別企業の年間の上限をオーバーしている人が大量に出ている状況で、そういった方々に対する福島、あるいは他での雇用対策は東電として考えていることはないということだよね?

○尾野:★★
当社ができることには限界があると思っている。

○フリー木野:
わかりました。後、同じ中長期対策会議の中で11月の協力企業の要員3600人が確保できたという一文がある。その後、12月1月、あるいは半年先の見通しはどうか?

○尾野:
特に示していないということかと思う。

○フリー木野:
検討もされていないということか?

○尾野:
検討というのが機械物のように数値で予測するのがどれほど出来るとかわからないが、特にしていない。

○フリー木野:
わかりました、先日、高線量被ばくの作業リストについて集約してないという話があったと思うが、それはそれで間違いないか?

○尾野:
はい。

○フリー木野:
一方で8月13日に保安院にAPDの不正使用の報告書を出された時に、▼平均5mSv以上の作業であるとか、計画線量3mSv以上のリストが出ているが、こういったもので結構なので、きちんと、3mSvい所の作業は高線量作業と思うので、現状でこれがどういう状況になっているのか、毎月出していただくことはできないのか?

○尾野:
今は考えていない。(即答)その報告は特別にそのために、ええ、人を掛けて整理をしたものだ。

○フリー木野:
特別にというのはわかるが、毎日計画線量3mSv以上の作業は労基署に報告を出しているわけで、その結果どういう被曝量になったかというのは、 保安院の資料を見るとわかるが、ひとりひとりの文の数字が全部出ている。

これを月報のような形で出していただけるとこう線量の作業にどういったものがあり、どういう被曝量かというのがわかりやすいと思うので、これをぜひ出して頂ければと思うが。

# 「そんなもの一般に公開したら、多重下請け丸投げブローカー(協力企業)が、学生アルバイトの現地調達とか、難しくなるだろうがっ。」とでも考えている東電。

○尾野:
ご意見として承る。現状その様なことは考えていない。

○フリー木野:
出せないということなのか?出さないということなのか?

○尾野:
改めて集計作業をすることの必要性を現時点で感じていない。

○フリー木野:
あの、これ、そうするとこの時だけやっただけで、通常はこういうものはやってない?

○尾野:
ハイソウデス。(即答)

○フリー木野:
一方で去年、1年ぐらい前だと思うが、当時の統合対策室の会議の中で、高線量作業の洗い出しをしてリストを出しているが、その時々でこういったことをやっているのであれば、それを出して頂きたい。お願いできないか?

○尾野:
▼▼まあ、お願いがあったということは承った。

# 回答に応じる気ゼロ

○フリー木野:
出さないのであれば、御社が必要ないというのは、御社の考え方だが、透明性を確保するためにはそういったものも必要だと思うので、是非そのことの検討御お願いしたいが。

○尾野:
ご意見として承る。

# ご意見として承る = 回答拒否  被ばくの実態は出すなと上から重々釘刺されてるらしい。

○フリー木野:
確認だが、出せないのではなく出さないということだな?


○尾野:
現状、私どもが通常行なっている集約の中で報告、説明していることはあるが、要望を頂いて特別な形で、本来おこなっていない業務の中で集約することを求められても、ええ、約束はしかねる。

# 集約する内容は私どもが決める。要望あっても約束しかねる。業務改善命令等、行政指導を受けない限りはしない。

○フリー木野:
今日のバルーン作業もおそらく労基署に作業計画を出していると思うので、その中には当然、作業員が何分ぐらい中に入ってどれぐらいで交代してということが書かれていると思うので、それも示して頂けないか?

▼作業状況が先程も1時間40分という期間は作業員は全員いたわけではないと思うので。何班体制になっているのかということもそこには書いてあると思うので。そのへんをお願いできないか?

○尾野:
先程もどなたか他の方からも質問があったが、作業の状況についてもう少し様子がわかるような説明を頂きたいということだったので、それは確認したいと申し上げたところだ。

○フリー木野:
▼労基署に出した書類を整理して我々に見せていただくことはできないのか?

○尾野:
今のところ考えていない。

○フリー木野:
それはできないのか?考えてないのはわかるが、できないのか出来るのか。その可否を伺っている。

○尾野:★★
どうですかね。

○フリー木野:
いや、当ですかじゃなくって… w 出来るかできないか。

○尾野:
それは確認してみないとわからないが、

○フリー木野:
確認頂けるか?お願いする。

# どうですかね ( ゚д゚)ポカーン まるでひと事。だって自分は配布している資料に書いてあること以外は聞かされてないし。確認してみないとわからないのじゃなくて、私が判断できる権限を超えていると。

○フジTV藤原:
今日、都知事が急遽1F視察したと思うが(http://j.mp/SwA4GO)経緯と都知事が見たいということで急遽決まったのか?わかっていれば教えてほしい。

○東電石橋:
本日の午後、東京知事、茨城知事、群馬知事が福島第一を視察している。どなたがは承知していないが、希望があり、私どもで案内したのは事実だ。

○フジTV藤原:★★★
都の予定表でもともと1F視察は入っていない。昨日の夜12時過ぎにちょっと連絡があって、知事が急遽向かうという視察が入った。そのへんは東電が見て欲しいとか、そういう事があったのか?

○東電石橋:
先方の要望でこちらとしては案内したということだ。

○フジTV藤原:
視察した部分というのは、先般、僕、メディア向けに公開されたコースと一緒か?

# ぼくに公開してくれたコースと一緒か? 

○東電石橋:
細かいコースまで承知していないが、ほぼ同じだと思う。

○フジTV藤原:
僕らが見た以外で何処か見た所は特に無いか?

○東電石橋:
今、渡しはルートの細かいところまで把握していない。

○フジTV藤原:
わかった。じゃあ結構だ。

○東電石橋:
今質問のあった都知事、県知事の視察についてだが、その際の写真、私どもで撮影をし、現地で取材に来たマスコミの皆様に提供した写真がある。

それと同じ写真を、今日、今用意してある。既に当社のHPにもアップしているが、USBで用意しているので希望の方はダウンロードしてくれ。

# 会見始まる前には既にHPにあった。http://j.mp/THz8OM 会見での報告、写真配布説明は、この質問があるまで東電側からの説明はなし。

○尾野:★★★
私から追加だ。原子力発電所の安全性を高めていくことで海外の知見や専門知識の上で見ていくことが非常に重要であるということで取り組んでいるところだが、

国際原子力機関IAEAの専門家チームのレビューを受けるということで準備を進めていたが、IAEA側のほうから、柏崎について専門家レビューチームの派遣をすることについて合意する連絡が来たということであるので、そのことを案内しておく。

具体的な準備については来年1月にIAEA側と準備会合を開催するということ。その上で3月を目途に現地レビューを行う大筋の段取りで今後準備を進めていく話ということである。併せて伝えておく。

○NPJ吉本おしどり:
3知事が視察されたことについて追加の質問だが、24日の未明に視察が決まったということで、東電がその要望を受けたのが未明ということなのか、それとも許可が出た、決まったのが24日未明ということなのか?どちらか?

○東電石橋:
未明というのは、おそらくという京都からマスゴミの皆様に案内した時間かと思うが。

○NPJ吉本おしどり:
24日未明に急遽視察が決まったと書かれている。もともと関東知事会として別のルートの視察があったが急遽変更したということで、東電に3知事から視察の要望が来たのが何時か、それが決定されたのが何時か、そのタイムスケジュールを教えてほしい。

○東電石橋:
要望頂いたのは昨日だ。

○NPJ吉本おしどり:
23日の何時頃か?

○東電石橋:
最初に受けたのが何時かということまでは、確認はできてない。

○NPJ吉本おしどり:
わかりました。で、すぐに視察の許可が降りたということか?その24日未明に視察が決まったというのは、プレスの発表がということか?さっき仰ったが。

○東電石橋:
東京都の方で報道に案内をしたと聞いている。

○NPJ吉本おしどり:
わかりました。では23日に要望があり、その許可が降りたのはどれぐらいの時間か?

○東電石橋:
許可等のは?

○NPJ吉本おしどり:
東電が3知事に福島第一原発構内の視察を受けるとうのは、すぐに決まったのか?23日に要望があった時点で。

○東電石橋:
要望があったので要望に応じて案内することを決定したということだ。

○NPJ吉本おしどり:★★★
23日に要望を受けてすぐに視察をすぐに受けたということだな?

○東電石橋:
はい。

# 棚ボタ筆頭株主東京都。しかも要望主は原発推進最右翼 石原慎太郎。

○NPJ吉本おしどり:
これは3知事から視察の要望があってそれを受けたということだが、どの程度の公人まで視察の要望が受ければ受けるのか?なにかその基準はあるのか?

例えば報道は度々視察をさせて欲しいと言っているが、東電のスケジュールがあるので日にちを決めて人数を制限してということだが、どの程度の立場の人間だとこのように自由に申し込んで、自由に視察をさせて頂けるのか?

○東電石橋:
視察の、なんというか、基準は国の方とも相談しながら決めていることだ。

○NPJ吉本おしどり:
相談しながら?特に国会議員や市議会議員はどの程度の自治体の首長は全部ケースバイケースで相談するということか?

○東電石橋:
そうだ。

○NPJ吉本おしどり:
わかりました。では今回、関東の県知事ということだが、九州地方や中国地方、北海道などの知事が視察したいという要望があった場合は、それもまた相談してということか?

○東電石橋:
そうですな。国と相談しながら決めていくかと思う。

○NPJ吉本おしどり:
わかりました。この23日に要望があった時点で東電は国と相談して決めたということか?

○東電石橋:
はい。

○NPJ吉本おしどり:
即答されたと仰ったが。

○東電石橋:
即答って、

○NPJ吉本おしどり:
足と言うというか、その時点で要望を受けたと。県知事から東電に要望が行き、東電が国に相談してそれで回答したということか?

○東電石橋:
はい。

○NPJ吉本おしどり:★★★
▼その国というのはどちらになるのか?

○東電石橋:
どちらというのは?

○NPJ吉本おしどり:
内閣府なのか、経産省なのか、寄生庁なのか。

○東電石橋:
▼それは窓口になっている部所に確認する。

○NPJ吉本おしどり:
よろしくお願いします。

○フリー木野:
今の都知事、県知事の視察の確認だが。通所、発電所の視察、我々の報道もそうだが、1週間程度前にきちんと申し込んで、

名前等、人定の確認をしてやる手順日が必要だということで、いつも1週間程度までに人間を確定させてくれとという要望を受けているが、こんk内の都知事の23日に要望があってすぐ入れたというのは、どのような運用でそういう視察を受け入れたのか?

○フリー木野:
通常は1週間ぐらいまでにきちんとやりなさいという説明をされていたが、前日でも可能ということか?

○東電石橋:
ケースバイケースで判断させていただいている。

○フリー木野:
そうすると東電の判断で1週間前に人間を決めなければいけないのか、前日でもいいというのは、これはあくまでも東電の判断で可能だと。そういうことか?

○東電石橋:
視察頂くことについては国と相談しながら決めているので。

○フリー木野:
わかりました。確認だが、先程の1号機カバーの件だが、尾野さんの説明だと今、1号機のカバーは1号機が先にできるので先にしたという事だったが、そうすると2,3,4も今後カバーをするとそういう、

# そうそう。現場は準備等で大変なんだよといいながら、深夜に決まって翌日視察。w で、更に翌日には石原都知事、知事辞任会見。w

○尾野:
4号機はもうカバーの準備をしている。

○フリー木野:
2,3にも全部カバーする予定?

○尾野:
そうだ。

○フリー木野:
それあの、

○尾野:
ごめんなさい。2はあれですよ。建物があるからカバーリングの必要はないが、4号や3号も同じようにカバーを付ける。

○フリー木野:
いや、4号機のカバーはカバーではなくて、燃料取り出しのものを取り付けるものを含めたきちんとした形状のものではないと思うが、1号機みたいなああいうカバーを付けるということか?

○尾野:
個別のカバーをどう作っていくかは燃料取り出しの作業の段取りや、プラントの状況によって変わってくるから、同じ形式、同じ形とは限らないが、必要な部分はカバーをしていくことになる。

○フリー木野:
わかりました。賠償で先週に質問が出ていたので再確認だが、報道で結婚での賠償打ち切りがあったことに対して、東電ではそれは理由ではなく、個別の判断ということだったが、

個別の判断の中に状況避難ではないという状況が確認できれば、賠償を撃ち切ることがあると思うが、避難でない場合の状況を確認するための基準みたいなものあるのか?

○東電石橋:
それは… それぞれの方の事情をよく聞いて判断していると。避難を余儀なくされている状態かどうかということを判断しているということだ。

○フリー木野:
基準は特に設けておらず、取り敢えずその人の状況を見てやるとうことであれば、例えば避難している先から福島に戻った人というのは、もう避難をしていない、そういう事になる考え方なのか?

○東電石橋:
避難を与儀されている状況ではないと判断した場合は、精神的損害の賠償を終了することになる。

○フリー木野:
明確な基準はないということか?

○東電石橋:
勿論国のほうで指針が決められているのでそれにそって行なっている。

○フリー木野:
そのへんは国の指針ではなく、東電の運用だと思うが。東電としては明確な基準はないということか?

○東電石橋:
勿論国の指針に基づいて私どもで判断をしている。

○フリー木野:
国の指針だけで判断しているのではないと思うが。東電としての判断はあるわけだよね?

○東電石橋:
ですから、国の指針を基に私どもで判断しているということだ。

○フリー木野:
国の指針は最低の基準であり、それにプラスα、要するにアレは最低限守りなさいということで、あれを広く運用するのは、東電に求められていると思うが。

そうすると先日報道された事例の理由はどういうことかは、何が基準で打ち切りをされた、決めたというのは、説明頂いてたっけ?

○東電石橋:
個別のケースについて説明することはできないのでご理解いただきたい。

○フリー木野:
わかりました。

○フリー村上:
先ほどの3知事の視察の件だが、視察者は書く知事の随行者も含めてということだと思うが、人数は分かるか?

○東電石橋:
3知事と他にもいて10名程度だと思う。詳しいことは自治体に聞いてくれ。誰とかいうことはだな。

○フリー村上:
▼先程、マコさんから質問があったが、国の何処の機関と調整したのかということの書く飲ンは時間がかかるか?なるべく早く知りたいと思うが。

○東電石橋:
確認次第回答する。

○フリー村上:
よろしくお願いする。

○NPJ吉本おしどり:
▼先ほどの質問と少しかぶるが、木野さんの質問に3知事の視察を国と相談して決めるという回答で東電石橋さん本人が広報として視察に関して国とおっしゃる場合、詳しい何処の何という部所確認をして頂きたいが、

どのような機関を国としてイメージしているのか聞きたい。内閣府なのか、規制庁なのか。経産省なのか。

○東電石橋:
▼そこも含めて確認させてくれ。

○NPJ吉本おしどり:
それを知事から急に視察の要望があって国と相談して回答するとおっしゃる場合、特にイメージもなく国と言ってるのか?

先程も国の指針がという回答が言葉で多かったので。どういうイメージをされているのかと思ったが。把握されているわけでもなく国と仰っているのか?

○東電石橋:
▼具体的に国の何処と調整しているかについては確認して答える。

# なんにも聞かされてない人を広報に据えてお持ち帰りのワンクッションを置いて、公表するかしないかを裏で決める国費投入新生東電の新生広報。素晴らしい。会見前にどんだけブラックな打ち合わせしてるんでそね。この人たちは。

○NPJ吉本おしどり:
はい。特に現時点でイメージ無く国という言葉を使っているということですね?

○東電石橋:
あの… 具体的に何処かは私は今承知していないので。確認して答える。

○NPJ吉本おしどり:
▼わかりました。23日に要望があり、どれぐらいの時間の後に要望の許可を受け入れたのか、そのタイムラグ、時間も教えて頂ければと思う。最終的に東電のどこの部署、誰が県知事の視察を受け入れることを判断したのも含めよろしくお願いする。

# ここ、東電本店だよね。

○共同いけがみ:
★★さっきおっしゃっていたIAEAのレビューミッションだが、この連絡があったのは今日ということでいいか?

○尾野:
連絡があったのは、えっと、18日だったと思う。ちょっと待つんだ。… ちょっと確認しないとわからないが数日前に連絡があったということだそうだ。

○共同いけがみ:
▼で、今日公表したということか?何か今日まで公表できなかった理由は?

○尾野:
特に無い。

○共同いけがみ:
目的とミッションの規模がわかっていれば。★★目的はわかるが、目的と規模等、説明頂けるか?

# 最近、重要なことは会見終了間際に口頭で済ましてやり過ごす事が多い東電広報

○尾野:
今聞いている範囲では10名程度の専門家を派遣するというような話だった。詳細は年明け1月の準備会強盗で詰められていくものだと思う。▲日付は18日で確認できた。

○共同いけがみ:
東電の希望としては同意者があるのか?この受け入れる、IAEAを受け入れるという。

○尾野:
まあ、我々としては国際的な知見を持った専門家に我々のしている活動についてレビューをして頂いて、更によい提案など頂ければそういう事を取り組んでいくということだから、我々が取り組んでいる今回の安全対策というについてみていただくのが目的だ。

○ニコニコ七尾:
今後のテレビ会議映像の公開に際して、尾野さんが写り込んでいた場合にマスキング処理等をどうするかという質問をしたが、その回答をお願いする。

○東電石橋:
▲えっとですねえ。テレビ会議の映像の公開について、マスキングをするかどうか、

○ニコニコ七尾:
尾野さんに関してですよ。

○東電石橋:
▲ええ。については、事故報告書に名前が記載されているか、ということで判断をしている。従って事故報告書に名前が出ているものについてはマスキングの対象から除外することで作業を既に進めている。

一人ひとり、この人は動するか、マスキングするかしないかという判断を吸うことは、非常に煩雑な作業になってしまうので、そういう基準でマスキング処理を既に進めている。そういう意味では尾野もマスキングの対象とさせて頂く予定で進めている。

○ニコニコ七尾:
尾野さんもマスキングされるのか?ちょっと今説明がわからなかった。事故処理の報告書に?

○東電石橋:
当社の事故調査報告書に名前が記載されている者。

○ニコニコ七尾:
その記載があればマスキングはしない、そういう意味ですね?ただ、社内事故報告書の様々な説明とか、作成に尾野さんは携わってましたよね。

○尾野:
関係している。

○ニコニコ七尾:
その関係者でもマスキングするのか?で今、こうやって説明されていて、尾野さんのことは皆さんよくご存知だと思うが、それでもマスキングをする理由は何か?

○東電石橋:
ですから、

○ニコニコ七尾:

○尾野:
さんは特別でいいんじゃないのか?

○東電石橋:
まあ、言ってることは、

○ニコニコ七尾:
なぜかというと、顔が知れてるとかそういう単純なことではなくて、こうやって説明いただいているので、我々としてはテレビ会議映像を何故見るかというと、様々な情報を知りたいということが大きくある。

それでまさに尾野さんは説明を頂いているので、そういう事であればマスキングをしなければ、この状況がどうだったのか質問できるので、そういう事をお願いというか、確認をしているんだが。それでもしないということか?

○東電石橋:
事故調査の報告書に名前が着さされているものはマスキングの対象にさせて頂く。

○ニコニコ七尾:
尾野さんは除外でもいいんじゃないのか?特別。

○東電石橋:
ですから、確かに尾野さまはこうやって会見に出ていおりますので。除外してもいいんじゃないかという趣旨はよくわかるが、ひとりひとり沢山、映像の中に膨大な数の社員が出ているので、

ひとりひとりどうするかということを判断するか、ということは非常に煩雑な作業になるし、そういう事で公開が遅れることにも成りかねないないので。そこは事故調査の報告書に名前が記載されているかどうかで対象とするか否かを判断している。

# 事故調査報告書に書かれているかで判断すると、如何にももっともらしげに説明しているけど、それは東電が自らに何の落ち度はないと結論づけた自分たちで作った事故調査報告書。そこに名前があるかないかって… アホデスカ。何を出すかはすべて東電が決める。

○ニコニコ七尾:
▼なんとなく一瞬わかったような気がしたが、要するにそうなると逆に質問だが、公開できる人数はどれぐらいか?公開できる方の顔のマスキングしない人。

○東電石橋:
今なん人とはっきりした数字は持ち合わせていない。

○ニコニコ七尾:
後日教えて頂けるか?

○東電石橋:
▼わかりました。

○ニコニコ七尾:
逆に考えれば簡単だと思うので。作業に支障をきたさないと思うので。そこをちょっと伺いたい。お願いする。

○フリー木野:
IAEAレビューミッションの確認だが、これは過去に何回ぐらい当て、今回何回目という数字はあるか?

○尾野:
柏崎に関しては、過去に一回レビューを受けていて、そのレビューを踏まえてフォローアップミッションというような レビューを受けていることがあるので、そういう意味から言うと、ええ2回来ている。

それからあれだな。1Fについては、今回地震以降、IAEAの調査団が来ているので、何回というのもアレだが、複数回過去に行われている。

○フリー木野:
柏崎は過去、いつ頃か分かればでいいが。

○尾野:
2004年に来ているのがある。その後、確かもう一回着ていたと思う。

○フリー木野:
2004年のきっかけは前のトシのトラブル隠し関係で?

○尾野:
IAEAはいろいろな各国の発電所に専門のチームを編成し、要は国際的な視野、視点から発電所の運営についてアドバイスをするプログラムがあり、そういうものがなんというか、年何回か、いろんな国を選んでいく。そういったもので来ていただいたことがあるという事である。

○フリー木野:
後確認だが、以前にも質問して分からないとう回答だった気がするが、福島第一のIAEAの付けた封印されているカメラは、状況がどうなっていてIAEAが映像を回収したのかどうかは、東電では確認しているか?

○尾野:
IAEAの封印、保障措置目的のカメラについて私どもから申し上げるところはない。

○フリー木野:
わかりました。

○東電石橋:
質問はいいか?これで会見を終了する。



~ 終了 19時45分(15分遅れの2時間)

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