2012年10月19日金曜日

東電会見 2012.10.19(金)17:30 ~ 福島第一 火災発生(20×34m)。施設運営計画の変更(伐採木一時保管槽の設置 と 多核種除去設備ALPS ホット試験に向けて)。3号機使用済燃料プール鉄骨瓦礫追加指示に対する報告、MAAP解析。魚介類月例まとめ報告。ほか

東電会見 2012.10.19(金)17:30 ~

同日午前10時59分1F1,2号機超高圧開閉所周辺で約20×34m が燃える火災。11時2分 消防署(ふたば広域消防本部)に連絡。社員の初期消火で消防到着前に沈下。消防車は5台。現場の雰囲気線量0.6mSv/h。火災原因は不明。

中期的安全確保の考え方に基づく施設運営計画の変更報告2件。井戸掘り場所確保の整地等に伴い伐採木一時保管槽の2施設覆土式に変更、3箇所の伐採木一時保管槽を新設。一槽あたり600m3の計5箇所の保管場所に。葉っぱや幹を粉砕して容量減容するとのこと。

施設運営計画の変更報告2件目はALPS(多核種除去施設)保安院の宿題(論点)7点に対する対応報告。寄生庁に引き継ぎ報告したので規制委員会から報告に許可が出れば、実際の処理水を使ったホット試験に移行する旨の報告。

3号機使用済燃料プール 鉄骨瓦礫落下事故に対する2度めの駄目だし規制委員会指示文書に対する報告。3号プール水がない場合のMAAP解析ほか。被覆管参加反応まで2日、冷却流量0%過程で1350℃。つづく

つづき 実際には空気冷却流量もあり、冷却流量10%で約700℃弱で高止まりグラフ。被覆管損傷への温度上昇まで2日の余裕あるので注水可能で問題ない旨の説明等、ほか規制委員会2度めの追加指示の報告。

会見終了間際に規制委員会から柏崎刈羽使用済燃料ウォーターロッド変形に対する指示文書受けた取った旨の報告。東電会見でこの事象についての説明はなかったが、先日報告したがと一杉。先日も会見終了間際に指示報告ボソリパターンあり。

火災情報 - 捕捉(質疑)
  • 社員で初期消火11名
  • 火災場所の雰囲気線量 0.6mSv/h
  • 写真の装備はタイベック、全面マスクに防火服
  • 消防車3台。消防車指揮車2台の併せて5台

○プラント

○中期的安全確保の考え方に基づく施設運営計画(変更)★★★

○報告・指示

○1・2号機超高圧開閉所周辺 火災★★★

○環境モニタリング・サンプリング

【質疑】
  1. ニコ(火災*)→
  2. フジTV(火災*)→
  3. 回答佐藤(テレビ会議-拡散予測図)→
  4. フジTV(線量計偽装)→
  5. 毎日(火災*)→
  6. 東京新聞(伐採木保管槽*)→
  7. 電気新聞(ALPS*・3号機鉄骨落下追加指示報告*)→
  8. 回答佐藤(ER利用状況)→
  9. 村上(火災*・2号機注水・3号機圧力・3号機プール・企業倫理相談窓口件数)→
  10. 共同(伐採木保管槽*)→
  11. 朝日(伐採木保管槽*・3号機プール瓦礫落下追加報告*)→
  12. ニコ(伐採木保管槽*・火災*)→
  13. 回答佐藤(協力企業と東電社員割合・原子力改革特別タスクフォース事務局の構成員)→
  14. 村上(プール温度上昇率の根拠・)



■福島第一の状況

○尾野:
福島第一の状況 http://j.mp/RMeWyJ から説明する。

[原子炉および格納容器の状況]
1~3号機の注水状況は安定。

[圧力容器下部温度、格納容器圧力と水素ガス濃度]
圧力容器下部温度で示したとおり特記ない。格納容器圧力と水素ガス濃度も特記ない。

[使用済み燃料プール]
1~4号機冷却装置運転中。2号機は点検のため冷却システム停止中だったが、本日16時46分に点検終了し運転が再開されている。

[タービン建屋地下溜り水の処理状況 ]
2号機タービン建屋から3号機タービン建屋へ現在移送中。3号機た~日建屋から高温焼却炉建屋に現在移送中。4号機タービン建屋から高温焼却炉建屋に現在移送中という状況。

[水処理設備および貯蔵設備の状況]サリー運転中。2つ目のポツ。★★昨日連絡したがサリーが昨日、一時的に停止しているが、ろ過フィルターの空気作動弁が停止したことにより同装置が停止し、現場確認の結果、異常がないことから装置を再起動している。

# え?サリーはトラブルで止まってたの?? 昨日の説明は逆洗のため停止説明で、それ以外サリーについて説明してないよね?? http://j.mp/RH3x01 何サラリとウソいってんの。このおっさんは。

★★確認したが運転員が提示のデータ採取のために盤操作をしようとした際に誤ってベンを閉止してしまったことがあったので、こちらについては今後気をつけたい。

[その他]
一番下、★福島第一で火災があったので、こちらについて案内したい。



■1F 1・2号機超高圧開閉所周辺(屋外)における火災

ペーパーを用意している。手元にPPに写真を貼り付けた資料。「福島第一原子力発電所1・2号機超高圧開閉所周辺(屋外)における火災について http://j.mp/RMeHnv 」上の方にマップと航空写真が映っているが、


場所は1,2号機西側の高台の上。超高圧開閉所がある場所の南西。写真で言うと赤いクモクモが書いてある場所が発生場所。そのすぐ左下にある建物が超高圧開閉所になる。その場所の様子だが下に大きな写真(http://j.mp/RMgAAs)で示している。

★★★枯れ草が燃えた。燃えた範囲は20メートル×34メートルという状況だった。写真のほぼ手前まで火災範囲と考えている。最初の福島第一の状況(http://j.mp/RMeWyJ)に戻って頂き、一番下のポチ。

火災発生時刻は10時59分。同11時12分に消防署に連絡。12時7分に消防署により沈下確認。プラントへの影響はない。モニタリングポストにも有意な変動はない。燃えたものはその場にあった刈り取った草が燃えたということだった。


■20km圏内海域における魚介類の測定結果(環境モニタリング)

次に手元に★「福島第一原子力発電所20km圏内海域における魚介類の測定結果 http://j.mp/QvTCeQ 」この書類は毎月、漁協に測定結果の説明に伺っているが、その際に使用した書類だ。

内容的にはこの場でこれまでせつめしてきた所なので、見とくんだ。


■3号機使用済燃料プール鉄骨瓦礫落下事故 追加指示に対する報告

次に★★★「福島第一原子力発電所3号機使用済燃料貯蔵プールにおける鉄骨がれきの落下に係る追加指示文書に対する原子力規制委員会への報告について http://j.mp/QvTNqm 」2枚ほどの紙。

先般から何度か説明しているが、3号機使用済燃料プールの瓦礫撤去作業中で鉄骨の滑落、プール内の滑落があったということで、その状況、あるいはその原因、対策等について、規制委員会に報告をしたところだ。

その報告を受けて、規制委員会の方から指示文書の2を頂いている。指示文書2の内容は、貴社より10月3日に福島第一原子力発電所3号機使用済み燃料プールへの鉄骨落下の報告を受け、評価を行った。

その結果、使用済燃料等の健全性確認、原因究明、及び再発防止対策等の検討が行われているものと評価されるため、瓦礫撤去作業再開については差し支えない。

しかしながら、貴社に対して再発防止対策の確実性の向上、及び使用済燃料プールの冷却水喪失時の影響評価に係る、以下の事項について対応するように支持するということで3つほど頂いている。

1点目。
瓦礫撤去にあたって東電は協力企業と連携して慎重に状況調査計画を検討した上で作業に着手すること。

2点目。
使用済燃料の状態確認においては直接確認する方法、例えば水中カメラによる確認を加えること。

3点目。
使用済燃料プールの冷却水が喪失した場合の使用済燃料プールの健全性、及び、影響評価について追加検討を行うこと。

以上について19日までに報告すること、という指示を頂いている。これを踏まえ、次のペーパー。「福島第一原子力発電所第3号機使用済燃料プールへの鉄骨落下事象に係る追加報告 http://j.mp/RMbILQ」を出している。

ちなみにその後ろに追加報告書以前に出した10月3日(http://j.mp/SDwLMI)に出した報告書も参考に配布している。追加報告書を説明する。元の報告書が出ている前提で追加確認事項なので1ポツのはじめには経緯を書いている。

2ポツが頂いている追加確認の1点目になる。調査においても協力企業と慎重に計画を立ててくれということである。2ポツの2パラに書いてあるが、2パラ目の3行目。http://j.mp/RMbILQ

当社としての状況調査計画の確認では、当社の工事所管グループが調査作業において想定しうるリスクを洗い出し、作業員災害や原子炉安全に影響を及ぼすことがないように作業計画を評価し、必要に応じ、指示要請を行うこと。

また、状況調査実施にあたり、当社の工事所管グループの管理員は遠隔操作室で作業に立会い、予め確認した状況操作計画の手順に基づき、協力会社が作業をすることを確認し、安全に作業が実施されるように必要に応じて指示要請を行うことで回答している。

3ポツ目。確認事項の2に相当するところだが、カメラの利用について述べてくれということである。第二パラグラフ体が、水中カメラによる調査はがれきの撤去作業で使用しているクローラクレーンに水中カメラ設備を取り付ける準備作業が必要であると。

また、調査開始後も使用済燃料プール内の瓦礫や水の濁りが支障となることから、状況確認に時間を要するが、鉄骨瓦礫の落下状況、及び使用済燃料の状態を直接確認できる有効な手段である。そこで構内作業員の退避要否の判断は、

# 作業進める前に先にプール水の濁りを何とかすべきなんじゃ… (´・ω・`)

鉄骨瓦礫が落下した際に確認する項目。関連データにより総合的に行うが、燃料等の健全性を直接確認する方法として、水中カメラによる方法を有効に活用していくとしている。4ポツ。

★★★これは事象の値ごろ感を見極めるために、万一、水が全部無い状態で燃料が着中陰出ている状態で燃料がどういうことになるのかを評価している。4ポツ最初の所。冷却材の漏洩に至る可能性は低い。仮に冷却材の漏洩が発生した場合はすみやかに検知可能であること。

# 結果説明する前に有り得ない断りを長々と。前回もあり得ないで指示あったにもかかわらず、あり得ないので評価せず。規制委員会から指摘されても、万が一は想定しない事故から何も学習してない反省ゼロの東電姿勢。

また、冷却水の漏えい量はライナドレンの配管で制限されるため、霊薬水を補給することにより、使用済み燃料プールの水位を維持できる事を確認している前提はではあるが、

# 前回の評価はライナ破損の漏洩も評価をしたのに全部水が無くなる場合は、漏洩経路はライナドレンの配管口径限られるからすぐ注水出来る点を強調するんですか。都合の良い説明ですな。

★★★まっ、全部無い状態でどういう燃料の温度になるかを確認した結果が、3ページである。3ページ上はマープコードを使用した時の使用条件を書いているが、解析結果は下のグラフを見るんだ。

完全に気中に出した状態で使用済燃料プール内の温度がどのように変わるかということを横軸に時間、縦軸に温度で解析をしてみた。で、一番下に書いてある赤い線、これが完全行き中に露出しているが、燃料の上に瓦礫が全く乗ってない、

# これ、JNES も解析して裏とったりしないのかな。東電にやらせっぱなしなのかな。寄生庁に注目な。

完全に単体の燃料が期中にある状態での評価だ。ちなみに今、3号機の上にある燃料は、ええ、もう既に2年半程度、炉から取り出して冷却されているので、そういう意味では発熱量がどんどん少なくなっている時期に当たる。

★★★つまり炉から取り出した後、指数関数的に崩壊熱が減少していくので、2年半たった状態は発熱量は相当に小さくなっている。したがってこの計算結果によると、燃料を完全に気中に出した状態でも200℃を割る程度のところで安定する事がわかった。で

今般、写真で水中撮影など見ると、燃料農園瓦礫が乗っているとコンクリート片の塊が乗っている状況が見えるので、それにより気中に出た燃料の上に瓦礫のコンクリ片が乗っている状態で空気の流れが阻害されている場合に、


どういう状況になるかということをパラメータサーベしたものがその他の線だが青い線だが、青、黄、緑の線。これは流路の流れが悪くなっている状態。赤い線を流量100とした時に流量が60%ぐらい減ってしまっている。20%まで減ってしまっている。

10%、まっ、ほとんど流れが1割程度まで減ってしまっている状況で計算していくと、当然流れが悪くなっている方が、到達温度が高くなっていくわけだが、通常状態よりも、10分の1まで流れが悪くなっている状態でも600℃少々超える。

700℃弱というところで並行しているということであり、燃料の被覆管に影響が与えられる状況まで温度が上がってないということがある。

黒い線は流量が殆ど無い状態を考えると、当然のことながら燃料の温度は上がっていくので、高い温度まで上がっていくことがわかるということである。

ただしこの場合でも黒い線を見ると大体800℃か900℃で急速に上がっていく状態になるまでに2日程度の時間的余裕が有ることがわかり、こうした事から4ページ(http://j.mp/RMbILQ)に書いてあるが、

かなり厳しい条件、いきなり完全に気中に出ている条件を考えても、現状、3号機にあるプール燃料に関しては冷却が進んでいることもあるので、温度の上がり方は一定の範囲に収まる。

それで、非常に考えい難いことだが、全く流路が塞がれている条件で考えても、燃料の温度上昇を抑えるに保つ時間は2日程度あるので、先般申し上げたが、注水の復旧等で対応できる程度の時間余裕がある。

4ページの一番下。なお、と書いてあるが、燃料の温度が上がってない状態であっても自ら完全に露出していれば、付近での作業、原子炉建屋での作業、線量が上がるだろうということなので、★★★周囲での線量がどの程度上がることの概略評価をしてみた。

★★★3号機については建屋周辺では数mSv/hということで小さな値ではないが、緊急作業が行えないような程度でもないと考えている。その様なことを取りまとめて、本日、回答として報告した。

# 説明が遅い上に、要領悪くて分かり難くて、間違い多くて恐縮ですが。拒み続けた3号機使用済燃料プール水がなくなった場合の評価の長ったらしい説明の大半は水が無くなっても問題ない説明。( ゚д゚)ポカーン


■中期的安全確保の考え方に基づく施設運営計画(変更)

それから、いろいろ数が沢山ああって恐縮だが、★「福島第一原子力発電所1~4号機に対する「中期的安全確保の考え方」に基づく施設運営計画に係る報告書(その2)(改訂2)の変更および(その3)(改訂)の変更ならびに補正について http://j.mp/RMaH6t 」という資料。

こりゃなにかというと、要は、施設運営計画の中で述べている計画について2点ほど変更を加えたい内容だ。で、変更の内容は大きく2点。一つは伐採木を保管する保管設備の増強をするという内容だ。2点目はアルプス多核種除去設備施設。

こちらの保安院さまから頂いていた7つの宿題について回答したので、その回答を盛り込んだ上でテストランの準備を行いたいような内容だ。本体の書類は変更箇所を織り込んだ状態で提出しているが、変更内容はPP資料を用意してるのでそちらで説明する。

◆伐採木一時保管槽の設置

★「福島第一原子力発電所第1~4号機に対する「中期的安全確保の考え方」に基づく施設運営計画に係る報告書』の変更内容について(伐採木一時保管槽の設置)(PDF 49.9KB) http://j.mp/QvTyf8 」という資料。

下半分、伐採木の一時保管槽の概要。これは覆土式の伐採木の補完槽を設けるということである。覆土式といい、コンクリートの擁壁で囲んだ周りを土砂で囲んだ四角い補完槽を作り、その中に伐採木を保管すると。

さらにその上を覆土することで、遮蔽を行うという事である。こういった施設を作るということであり、今年11月から作業を開始し、搬入作業、12月ごろから利用開始出来るようにしていきたいと考えている。

裏面をめくってどのぐらいの施設をどこに作るのか、ということだが、発電所のマップのところで、伐採木の一時保管施設だが、G,H,R,S,Tと書いてある5箇所について一時保管槽を設置しようと思っている。

GとHについては現状、路地式の保管施設があるが、こちらを覆土式の保管施設に作り変える計画である。

また、南のほう、R,S,Tの部分は新設する考え。Jと書いてある場所は既存の伐採木の一時保管エリアがあるわけだが、そちらは、伐採木の保管エリアから瓦礫等の一時保管エリアに変更することで、全体のバランスをとる事を考えている。

ちなみにこの保管槽の大きさは面積200m2。なので、14m×14m。真四角とは限らないが、それぐらいの面積。深さとして3mということで、1槽あたり6000m3 程度の伐採木を保管することが出来る。 

それぞれの地点毎にそういった施設を、その地点状況に応じて必要な数だけ設置していくことを考えている。このような内容が伐採木一時保管施設の設置だ。

◆多核種除去設備(ALPS)のホット試験開始に向けた対応

2点目。★★★「福島第一原子力発電所第1~4号機に対する「中期的安全確保の考え方」に基づく施設運営計画に係る報告書』の補正内容について(多核種除去設備のホット試験開始に向けた対応)http://j.mp/QvTDQ1」というPP資料。

承知の通り、多核種除去設備、通称ALPSだが、こちらはコールド試験という放射性物質を含まない状態の水で開会としての特性確認をしていた。で、ホット試験をはじめるに当たり、保安院さまから7つの確認事項を頂いている。

この確認事項は下半分1に示してある①~⑦ とうことだ。① コールド試験で発勁された不適合の水平展開に係ること。② 所定性能の確認がされるための機関や範囲を決めること。

③ A系の漏洩が他系統への影響。要は系統間への漏洩への影響がないようにすることと。④ 降雨、雨が振っているときには床面に水たまりが乗っている状態では、漏洩見地が出来ないため、その対策を考えなさいということ。

⑤ 漏洩を装機に検知し、必要な対応が取れるようにということで水漏れができた場合の検討。HIC というのは、処理をした場合に汚れをとったカートリッジの補完においても漏洩対策をしっかりとってくださいということ。

⑥ 漏洩があった場合の機材の準備をしておけということ。⑦ 従事者の被曝管理を適切にしなさいと。まあ、こういった内容だ。それについて一点一点、対応をこの様にしたいと述べている。

コールド試験での不適合の水平展開だが、コールド試験で見られた不適合は、根本的な昨日に影響するような不適合ではなく、計器の取り付け部からの漏洩など、そのものを確実にすれば良いというものであったので、そのような対応をとっている。

2点目。性能が確認できる期間を意識してやりなさいということだが、3ページに書いてある。二つの観点で見る必要が有ることを言っている。1点目が中程のかぎかっこの内側。除去性能を確認にするということ。

除去性能というのは対象あっクシュとなっている62核種に対して、除去装置が告示濃度を満たす性能を発揮できることを確認すること。で、この確認は1系列当たり、大体1000~2000m3 の処理をすることにより、

初期の性能を確認することが出来るということ。2点目として長期の性能が確保されても、本来、交換予定時期に至るまで、十分な性能が維持されるかという確認も、もう一つ重要になる。ということで、その下。除去性能が維持されることに確認、

ということで、★★樹脂の交換期間は最長期間が121日という事になっている。この121日の使用に耐えうることを確認する事を考えている。だいたい交換機を通る水の要領で言うと、30,000m3に相当するということである。

このような確認項目と、確認する上で必要な期間の範囲を見定めるということを行なっている。3点目として4ページに。(http://j.mp/QvTDQ1)こちらはA系、B系、C系、いずれかの系統で漏洩が起こった場合、

他の系統に漏洩が及ばないようにするということで、それぞれを分離する席について十分な対応を取らせて頂いたという内容だ。4点目。降雨等で水たまりがあった場合に、機器からの漏洩が、雨の水なのか、見分けがつかないということだったので、

これについては、仮設であるが、雨カバーを付けて対応をするということで、施設、これは元々屋外使用の設備だったので、施設地震は雨にぬれても大丈夫だが、見極めが付き難くならないように、ということで、

確認を行う系統についてはカバーを掛けるということである。先ず、A系にカバーを掛けてB系、C系も順次多いのカバーをかけることにしている。6ページ目。論点⑤に対する対応。漏洩の装機見地のために漏洩検出器を各堰の中にセットするということ。

それからカメラ及び放射線モニタによる監視を行うということで、監視ツールを強化している。それから漏洩に関する対応としては、もう一つHICと呼ばれるセシウム吸着塔の保管施設に保管する、

まあ、ある意味、汚染を吸収したカートリッジだが、それを保管する場所の漏洩対策を行うということだ。これはボックスカルバートというコンクリートの箱のなかに収めて、それに蓋をsるうということで、遮蔽性能を持ったコンクリートの箱のなかに収めるというスタイルを取っていたが、

そのコンクリの底に水濡今日の穴が開いている構造なので、こちらについてはその穴を塞ぎ、水が漏れないような構造に改造するとしている。

それから論点⑥ 漏洩があった場合の具体的な対策、資材を事前準備しておくということで、漏洩があった場合に回収に必要な装置等を予め準備するということで用意している。

放射線管理に関する論点としての⑦点目だが、多核種除去設備に関する放射線防護ということであるが、これは通常の放射線防護と同じようなことが必要になる訳だが、もう一つ想定しておくべきこととして、こちらは処理前の水にはベータ核種が含まれているので、

β線に対する対処ということで、β線用の線量計、★あるいはリングバッジと呼ばれる手につけるβ線用の測定器を用意しておくことをしている。

以上、そうしたことを織り込んだ形で、保安院さまへの報告の中に盛り込ませていただいた。で、本日、提出したところだが、これを検討いただいた上で良いということであれば、

私どもが頂いていた宿題は返せた、ということになるので、★★★ホット試験に向かって進んでいくことが出来るようになるということである。

それからあ… 以上すかね。以上だ。

○一杉:
資料多くて恐縮だ。質問がある方は手を上げるんだ。そして名前と所属をいうんだ。(33分)


■質疑

○ニコニコ七尾:
本日、超高圧開閉所付近の周辺火災について。どなたがどのような時に火災を発見したのか?

○尾野:
付近で作業していた作業員が確認して連絡している。

○ニコニコ七尾:
すいません。冒頭いったかもしれないが、発見したのは何日になるのか?

○尾野:
発見は10時59分。

○ニコニコ七尾:
沈下が12時7分ですな。

○尾野:
それで、 外野:ダイイチノ ジョウキョウニ カイテアル

○ニコニコ七尾:
すいません。失礼した。どのような燃え方をしていたか状況わからないか?

○尾野:
割ってる範囲で言うと刈り取られた草が底においてあったそうだ。その臭が燃えているということで、発見した当社社員が初期消火を行なっている状況。

○ニコニコ七尾:
刈り取られた草は山積みされていて、広がりはどれぐらいだったのか?

○尾野:
どれぐらい置いてあったかはまだ確認できてない。★★草の出元は地下水バイパスの井戸掘りを剃る話を前に案内したが、その準備のために作業をする周辺の草をかることを言ったと思う。それで刈った草で、

○尾野:
2,3日の作業分の草。その程度の草がそこに仮置きされていたということである。

○ニコニコ七尾:
なるほど。わかりました。火災原因はこの写真を見る限りだが、何か機器があるとか、火災の原因、要因となるようなものが見受けられないが、これについては?

○尾野:
現状、写真を見るとわかるとおりだ。で、草刈りを下草を置く場所だから、特に何があるというところではないようだが、発火の原因についてはまだ確認中なので、こちらでも詳細は掴んでない。

○ニコニコ七尾:
パトロール中の当社社員が発見だが、実際に燃えた時間はどれぐらい? 発見した時間が10時59分だが、その前から燃えていたわけで、かなり炎症範囲も広いが。どれぐらいの時間 燃えていたという推定はできているか?

○尾野:
発見する前はどういう状況かわからないが、59分に発見して、消化器等で初期消化をしている。その結果、11時12分には消化されている状態になったと。

その上で最終的に消防署が到着して、12時07分に消防署による沈下確認がなされているので、★★明らかに燃えていることを見てた時間は10分少々になる。

○ニコニコ七尾:
その作業もして、つまり10時59分に発見し、消火作業をして取り敢えず火がなんとなく収まったのが11時12分。最終的に消防署が沈下を確認したのは12時07分。

○尾野:
はい。

○ニコニコ七尾:
そうすると炎症範囲が広い。20m×34mだが、相当燃えていたということか?

○尾野:
状況として詳細はわかってないが。

○ニコニコ七尾:
ここに当時、人が何人ぐらい、この付近に出入りしていたか予想はつくか?通常の作業工程上の話だが。

○尾野:
この付近では通常、あまり作業がお行われる場所ではないが、エリア的にはちょうど、先ほど行った地下水バイパスのための作業を行なっている人間が作業としていることはあるので、ちょっと… 

○ニコニコ七尾:
★これ、タバコの火の不始末の可能性はあるか?

○尾野:
可能性としてもよくわからないな。場所としてはマスクをして作業している場所だ。

○ニコニコ七尾:
別にマスク取ればタバコは吸える。可能性のことを申し上げているので。持ち込める可能性はあるか?タバコは持ち込んでいけない検査など事前に出来てるわけではない?

○尾野:
仮定の話もあるが、原因もよくわからないので、そこを確認した後になるが、通常、タイベックに着替えてから入るから、わざわざタバコを持ち込むことはあまり考えられない。

○ニコニコ七尾:
怖いのは20m×34mと結構燃えている。ここまで発見できないのは考えにくい。実際そうだが、これについては重大性はどう考えているか?

○尾野:
場所柄というのもあるが、写真(http://j.mp/RMgAAs)を見てもそうだが、まあ、どこからどこまでが焦げているか、いまいちこの写真も判然としない所があるが、すぐ手前、この写真のすぐ手前あたり前まで萌えた範囲と認定しているそうだ。集中的にどんどん燃えている所と、その周辺の所をどういう境界で線を引いているかはちょっと。

# 毎度の大したことありませんよ、問題ありませんよ強調報告。3号機プールに鉄骨瓦礫が落下した時もこんな調子。いつものことだけど。

○ニコニコ七尾:
いや、これ、十分燃えている感じがするが。私が見る限りは。火災ですから。わかりました。そうすると火災発生時の写真がないというのは、やはり発見時間から10分程度なので、そう言う余裕もないということか?

○尾野:
写真を撮るより先ず連絡であったり、初期消火だったり、通常、頭がいっていた。

○ニコニコ七尾:
初期消火に当たったのは何人か?

○尾野:
初期消火に当たった人間は11人と聞いている。

○ニコニコ七尾:
わかりました。一旦。

○フジTV藤原:
火災の関連で。この写真でどのあたりの枯れ草が燃えていたのか?場所はどのあたりか?

○尾野:
すいません。この中でここからここと転戦が引ければいいが、ええ、そこまではっきりと引けてない。

そういう意味から言うとこの写真(http://j.mp/RMgAAs)に作業している人が写っているが、このあたりを軸に20~30mぐらいの範囲が火災の範囲と認定したという事だ。

○フジTV藤原:
消化された方はタイベックを付けて消化したのか?なんか消防服なのか… 

○尾野:
ちょっとこの写真では分からないが。

○フジTV藤原:
タイベックを着て消化にあたらないといけない場所か?

○尾野:
元々福島第一の屋外作業はタイベックを着て作業を行う。ですから元々タイベックで。装備はタイベック、全面マスクに防火服を上から来ている格好だ。

○フジTV藤原:
わかりました。作業中の作業員が発見ということだが、煙を見て気付いたのか、炎を見て気付いたのか?

○尾野:
最初に申し上げたが、正確に言うと、火災を発見したのはパトロール中の当社社員だ。

○フジTV藤原:
いや、火を見て気が付いたのか、煙を見て気付いたのか?近ければ日でわかるが、離れれば煙なのかと。

○尾野:
…。

○フジTV藤原:
火柱が上がっていたのか、煙が、

○尾野:
その辺のビビットの様子はアレだが。日を確認したということのようである。

○フジTV藤原:
では火を見つけた?

○尾野:
はい。

○フジTV藤原:
火災は1Fないで火災は初めてか?

○尾野:
過去に何度かあろうかと思う。屋外で草が燃えた話は過去に一件ったと思う。

○フジTV藤原:
今回2件目でいいか?

○尾野:
そうだな。このようなタイプは二件目と…

○フジTV藤原:
考えられる原因調査中となっているが、このあたりで火を扱って作業することあるのか?

# そういえば昨年、冬の乾燥した風の強い日に、枯れ草の上で火花を使う溶接か何かの作業をして、火災をおこしたお馬鹿な事があったな。あれ火災判定だっけ。

○尾野:
あまり火の気のない場所なので、そういう意味から言うと状況をもう少し確認させて頂きたい。

○フジTV藤原:
考えられる原因で言うと、近くに喫煙スペースがあるとか、そういった所ではないのか?

○尾野:
そう言うスペースではない。

○フジTV藤原:
炎症は680m2が燃えたでいいか?

○尾野:
20×34mなので、掛け算するとそうだな。おっしゃるとおりだ。

○フジTV藤原:
消防車は何台きたのか?

○尾野:
消防車が3台。消防車の指揮車が2台来てるので5台だろうか。消防車として5台来ている。

○フジTV藤原:
わかりました。写真で写っている限り、配管も見受けられる。その辺の損傷はない?

○尾野:
特にプラントへの影響ない。

○フジTV藤原:
▼わかりました。この辺の雰囲気線量はわかるか?

○尾野:
今手元にないが、1、2号機のすぐ西側の高台の上なので、まあ、雰囲気線量はそれ相応にあるところかと思う。

○フジTV藤原:
それ相応というと?

○尾野:
▼数字は確認させてくれ。

○フジTV藤原:
会見中に分かるか?

○尾野:
確認できればこの場で答えたい。

○フジTV藤原:
わかりました。取り敢えず以上。

○回答佐藤:
よろしいか。

○尾野:
はい。

○回答佐藤:
東電が10月5日にHPで公開しているテレビ会議の映像の一部分だが、3月14日18時過ぎの部分。ファイル名 本45-4(http://j.mp/QMVIFf)というファイル番号の映像で、下の段の真ん中に拡散予想図が出ている。これはいま見て頂いて分かるか?

○尾野:
下の真ん中のこと?

○回答佐藤:
はい。下の段の真ん中。映っているのが拡散予測の図だが、

○尾野:
質問は?

○回答佐藤:
▼この拡散予測の図面、マップを全て東電から公開頂けないかと思っているが。

○尾野:
これがどのタイミングで何かというと、拡散予測を私どもがした際には、その内容については当時の保安院さまにファクシミリで通報しており、

それらのデータは全て公開されていたのではないかと思っているが、個別にこれだけ見せられてどうと言われても、なんとも答えようがないが。基本的に我々が行った拡散予測は保安院に出しており、それは公開されているという理解だ。

○回答佐藤:
その東電が持っている独自のシステムで予測したものだと思うが、保安院に確かに出していて、旧保安院が情報公開としてその一部、3月13日と12日に関しては、東電から送られてきた同様の地図を公開しているが、

★★14日の部分に関しては、その様なマップが入っていない。原子力規制庁の事故対処室に聞くと、福島第一から海側の方に広がっているものは確かに見たが、陸側に広がった地図は見た記憶が無いと言っている。

だからこれが全部保安院に出ているのか不安もあるので、東電の持ち物全て公開していただけるか?

○尾野:
▼ちょっとこの写真と今の話だけでは分かりかねるところがあるので確認させて頂いて良いか?

○回答佐藤:
わからないところは具体的にどのあたりか?

○尾野:
今、指摘になっているところがどういう状況であるのかわからないので。

○回答佐藤:
どういう状況でというのはどういう趣旨で言ってるのか?

○尾野:
おっしゃっているところは、この真ん中の写真か?

○回答佐藤:
下の段の真ん中だな。

○尾野:
下の画面に映っているものが、一体どういうもので、その上でこれがどのように扱われたかということは、今この場で分からないし、それからどういう公開の形態が取られていたのかについても確認しないとわからないので、確認させてくださいということだ。

○回答佐藤:
▼わかりました。じゃあ、その東電の予測システムが計算した結果が地図になってそれぞれ残っていると思うが、それ全て公開する様お願いする。それで確認の上、回答をお願いする。

○尾野:
どういう状況か含めて確認させて頂きたいと思う。

○回答佐藤:
どういう状況かというのが私の方であまり理解できないが。取り敢えず東電のシステムが作った地図である事は、そのあたりからそれぞれやって頂けるということか?

○尾野:
すいませんがこの写真だけ見て、これがどういう性質の何であるかはわからないので、趣旨はわかるので確認させて下さい。

○回答佐藤:
わかりました。お願いする。取り敢えず以上。

○尾野:
▲先ほどの火災場所の雰囲気線量だが、0.6mSv/hだった。

○フジTV海野:
(初)線量計偽装について。現時点で鉛カバーの件以外で東電として把握している事案はあるか?

○尾野:
特に聞いてないと思う。

○フジTV海野:
じゃあ、現時点では8月末のアンケート調査の0件以外は特に把握してないか?

○尾野:
はい。

○フジTV海野:
作業員からの情報だが、自分が震災後に被ばく隠しをしたと新たな証言が複数確認できたが、率直のこの事実についてどう思われるか?

○尾野:
先ず、個別作業ををする方に関してはAPDをちゃんと適正に使って頂くことが基本原則だし、その様にお願いしている。それをどのような判断でそうされているかは知るところではない。

確実に線量管理をするために付けて頂くのが自信の管理のためにも必要だし、その様にお願いしている。今言ってることは、要は私どもとしてのファクトとして、

# 自身の健康管理な。

○尾野:
ええ、認識出来るような形でお知らせ頂いてないところもあるから。ちょっとその個別のことが、事実関係についてどういうことがどうなのか分からないが、基本的考え方としてAPDは確実に付けて頂くということで、しっかりやって頂きたいということである。

○フジTV海野:
なかなか東電に作業員自ら、私が被ばく隠ししましたというのは難しいと思うが、実態把握はかなりこんなんじゃないかと思うが如何か?

# 把握する気がそもそもないし。

○尾野:
まあ、実態把握ということもそうだが、まずは本当に自身のための測定だから。自身でしっかりやって頂くことが基本だ。

その上で「実は私は」と言ってる方がいるということなのかもしれないが、その様な行為をすることは、どなたのためにもならないことだ。是非やめて頂きたいというのが率直なところだ。

# 仕事失い路頭に迷う。その作業員の家族のためにはなるんだよ。わかっててやてるんでしょ。あなた方は。これまでも会見で、そんなことが社会問題になっている認識はないと主張してきた東電。

○フジTV海野:
抜き打ち検査とか、防護服に胸ポケットが透明なものをが導入されているが、そう言う今の対策で十分と考えられるかあ?

○尾野:
現状から言うと、そうした対策面で見える化する事によるという事だが、そうした対策を一つ一つ積み上げてきているので、それはそれとして意識喚起の面からも有効なものだろうと思っている。

○フジTV海野:
ただ下請けの作業員の方には線量オーバーするとその後の仕事が不安だと。保証して貰えないのではないかと不安がものすごう大きいが、そのあたりはどう考えているのか?

# 気持ち悪い。フジテレビがこの手の質問したことこれまでに一度でもあったかな。読売も。日経も。

○尾野:
現状で言うとできるだけ大きな意味で言うと、無駄な被ばくを提言していくことがある意味大元なわけだ。いわゆる線量の高い作業は計画的な線量管理ができることを考えること。

それから、あるいは発電所の中で、要は作業員がどうしても通る場所、どうしてもいるような大勢の方がいる場所というのは、出来るだけ除線なり、線量を下げてく工夫をするなど、そういうことが一方で大事なわけだ。

で、ある意味、全体の動き、ということで見ていくと、発災直後の発電所の空間線量の状況から言うと、現状はある意味相当な時間とともに減っていくものということで、

相当程度減っていることに加え、例えば、重要免震棟のように長期間人がいる所の線量を下げることは相当努力してやってきたともある。

# また始まった… 何の話なんだろ。被ばく偽装があっても、線量を下げることが大事だと長々くどくど説明をはじめる毎度のパターン。

全体として、ええ、ある意味無駄な被ばくを下げてくっ、てなことが進んできたと思っている。もう一つはやはり、作業についてもええ、要は厳選する、効率的にやってくことも相まってやって行かないと、ええ、線量としては一回あたりの線量は少ないが、

ええ、まあ、むやみに現場に行ってると。いう、状況である、と、ええ、線量が、増えてくと。いうこともあるので。そういうことも全体に。あの、、線量下げてく工夫というのは、大きな目でやってく、ってなことも、一方で重要だと思っている。

# 何の質疑やねんこれ。

要は、環境として出来ることをやっていくということ。それから、個々の作業の計画の中で、しっかり、あのう、工夫をしていくということ。それから、もう一つは、やはり、本人がしっかりと管理をして、するための、測定はしっかりと受けて頂くと。

# その個々の作業は、月一のちゃんぽん報告と最大被ばく線量で十分だと公表は拒む東電。そういうなら公表しろよ。

言うことで。まあ、そういうことの中で、ええ、より、意識付けがしっかり出来るようなツール機材を使っていく事、というようなこと、で、ええ、やってくことかと思う。

○フジTV海野:
本人がしっかり意識して付けることとか、まあ、また元請けに対してしっかり喚起すること以外、東電として把握しきれるというのは難しいよね?かなり。

○尾野:
えっとお… そこは、ご自身が、要は承知のうえでどうするかという所を我々が掴むというのは、難しいのは当然のことかと思う。

# それ以前に 東電→元請け→下請け→下請け→下請け→元請け→の伝言ゲームしないと作業員の個別の情報すら東電は把握できないじゃないかよ。

で、であるからこそ、計ることの重要性であったり、それから毎月測定を出しているが、ええ、特に累積 100mSvになるような、近い人が、どう数が変わっていくかとか。或いは50mSvはどれぐらいいるかとか、毎月確認している。

で、全体で見ていくと50mSv超で100mSvに近いような線量を受けている人間は、ほとんどが当社の関係者であり、主に発災初期に対応したものが多いという傾向がある。現状で言うと、ヒストグラム的に見ると、累積線量で言うと、

まあ、10~20mSvのところでピークが経っている状況だったとうことで、その、直接心配しなければいけないような高線量の累積を持っている人が、要は大半であるだとかという現状でなくても、むしろ、大半の方は、ええ、

十分と多いところで管理できてる状況に今はあるということなので、ええ、まあ、やはり全体として管理していくことがいるのかと思う。

○フジTV海野:
やはりそうすると、元請けからの線量報告が、そもそもあまり正しくない場合は、東電としてはどのような対処が逆に考えられるかあ?

○尾野:
線量の報告は、私どもはAPDによって行なっている。APDを正しく付けていただければ個人の線量把握はた正しくできるという、そうい関係だ。

○フジTV海野:
例えば東電に報告される信頼性は確保されているとお考えだよね?

○尾野:
えっと、作業が終わった後のAPDの線量の読み取りというのは、当方の管理下でやっているので、そういう意味ではそれは信頼出来る。

○フジTV海野:
例えば、免震重要棟で受け取ってから、原発の構内に入ってから構内の中に置いてきたりだとか、自分たちの事務所内においてきたりすると、それは把握の範疇から出てしまうのではないかと思うが。そのあたりはどうか?

○尾野:
そちらも、扱いということに関して言えば、実際に、その何度も申し上げている通り、線量を計るというのは、誰のためでもなくて自分のためなんでございますので。ええ、しっかり計っていただくことを、、ええ、、、きっちりと、やって頂くように、

# 自分のためなんでございますので

お願いをしているし、、それからあ、先ほど言いました、ポケットが見えるようにすることも、ある意味、しっかりやって頂いているということが、見える化する等事なので。

ええ、まあ、あのう、ちゃんとやって頂いているだろうという事だけじゃない部分も一部、ええ、まあ、見える化の中には入っているかもしれないが、基本としては、ええ、誰のためでもない、本人のために計って頂いている訳なので。そこのところをしっかり理解して頂くことかと思う。

# 指示文書が出てから渋々やってる対策なのに何言ってんだろ。まるで東電が自主的に取り組んでいるとでもいいたげ。( ゚д゚)ポカーン 理解が必要なのは東電側。自身の健康を犠牲にしてまで何故線量を偽装する必要に迫られるのか。原発労働はこういうものだとわかっていてやってるんだから。

○フジTV海野:
最後だが、本人のためにということだと、元々フクシマが地盤の企業に務めている方なんかは、原発でしか仕事をしたことがない。もうかなり超えていたりすると、他の仕事が見つからないので、それで線量が超えそうになるとやむにやまれず、

# それだけじゃないよ。丸投げブローカーのピンはねもな。

生活のために線量を低くしなければならない切迫感にかられてやる方も少なからずいるようだが。そのあたりについての考えはどうか?

○尾野:★★★
えっとお、線量の管理だとか、上限だとかは、私どもがようは100mSvになったらどうであるとか、我々が決めていることではないくて、これは法律の中で然りと管理しないといけない定めだ。これについて、その… ある意味とやかく言う立場にはない!と思っている。

○フジTV海野:
作業員のその後のがん検診、50mSv以上の方に広げたり、

# だから原発事故で、あなたの言う、その法律の枠で収まらないない状況に追い詰めたのは誰なんだよ。あんたら本当に事故をおこした自覚があるのか??どこまでも無責任企業。作業員をモノ扱いで数える社内用語が会見でも度々散見。厚生は不可能。解体すべき。

○フジTV海野:
現健診の通知なども50みり以上の方に出すなど、そういうふうにその後の経過も見守って行きたいということですよね?

○尾野:
私どもが出来る範囲のことは十分にしているところだが、何度も申し上げるが、現場に行って自分の意志で、というような、

ええ、と、いうことというのは、是非やめていただきたいし、あのう、、しっかりと図っていく事は、管理の基本なので、その様にお願いしているところだ。

# もうグダグダ

○フジTV海野:
そうすると労働者の作業員確保の請け負い、下請けの構造そのものの見直しについては、特に東電として踏み込む余地はないのか?

○尾野:★★★
それはもう、私どもが同行するようなことではないと思っている。

○フジTV海野:
変わり様がないということか?

○尾野:★★★
ええ、あのう… なんというんすかねえ。ようは、それぞれの専門技能であったり、それぞれのええ、、、要は役割的な会社が沢山あるし。

そうしたものが、ある意味力を合わせてその仕事をしていくという系統であれば、原子力発電所ん限らず、日本のあらゆる場所で行われていることだ。ある意味日本のシステムを東電が変えていくというような、その様な立場にないと思っている。

# 会社が個人のことまで考えてられるかよ。会社単位で物事動いていくんだよと。どこが原発労働と同じなんだよ。日本のあらゆる仕事は被曝して生命を脅かすのかよ。この人、自分が何をしゃべっているのかわかっているのか…。

○フジTV海野:
わかりました。ありがとうございます。

# 被曝多重下請け労働の実態は、日本の会社に共通する問題らしい。改善するためには、日本のシステムを変えていく必要があるそうだ。東電の公式見解ということで。誰かがその仕組み、法律を作ったんだろうね。

○毎日久野:
▼火災の件だが、燃えた場所は一番近い1号機ですか?どれぐらいの距離があるのか?それから提供いただいた写真(http://j.mp/RMgAAs)だが、これは何をしている所かもう少し教えて頂けるか?

○尾野:
えっとお、まずは1点目の話し。…。写真 http://j.mp/RMeHnv の上の方にタービン建屋が映っている。写真の上辺に細長い写真が二つ写っている。これがタービン建屋だが、長手方向が大体100メートルぐらいのイメージだ。

ですので、一番近い所、1号機と2号機を見ると直線距離にすると100mぐらいの目測かと思う。下の写真だが、これは火災が沈下、燃えている最終中の写真ではない。

これは消えたあとの写真なので、ええ、まあ、その後の様子を見ているところかと思うが、具体的に何をしているところかというのは、把握していない。

○毎日久野:
人が写っていると思うが、何をしているのかわかるか?

○尾野:
そうですなぁ… ちょっと何をしているかは分からないが、あのう、消化後に中で何か確認をしたり、様子を見ているかと思うが。具体的に何をしているか、よくわからん。です。

○毎日久野:
消火作業じゃないんですよね?白いものが出ているように見えるが。

○尾野:
消化が確認されて日が消えたのは11時12分だ。その後、自衛消防隊が、要はダメ押しの放水をしているんすよ。ですので、色々な作業をしていると思うが、この写真そのものが何をしているところなのかというところは、申し訳ないが私は承知していない。

○毎日久野:
▼確認をお願いできたらと思う。

○毎日久野:
今日、火災があった場所は普段は人の往来は割とあるのか?

○尾野:
普段 人が往来するような場所ではない。関連する作業があれば、勿論行くし。現在、サブドレンのバイパスのための井戸を掘るとか、こういった関連作業が付近であるので、

そういった関係者は、ええ、業務で行くが、特に場所的に袋小路になっているような場所だから、他の作業に行くためにここに人が通るという場所ではない。

○毎日久野:
確認だが、直線距離で100メートルぐらいといったのは、1号機のタービン建屋からの距離か?

○尾野:
ええ、私が言ったのは、原子炉建屋が、四角い建屋が二つ見えているよな。で、ここまでの赤いクモクモ(http://j.mp/RMeHnv)の目測がだいたいタービン建屋の横辺、1プラント分の横辺と一緒ぐらいなので、まあ、大体100mぐらいじゃないかということだ。

○毎日久野:
あと、社員の肩11名で初期消火に当たったという説明でよろしいか?

○尾野:
えっと… はい。

○毎日久野:
その時に使ったのは消化器?

○尾野:
消化器だ。

○毎日久野:
消化器だけか?

○尾野:
消化器と聞いている。

○毎日久野:
消防は特に消火活動はしなかったということでいいか?

○尾野:
消防が来てからのことについては分からないが、消えた後に来ているから、ええ、そうですなぁ、沈下確認をしているので、状況を確認したと思う。

○毎日久野:
▼消防の名前は?

○尾野:
何々消防署とか、そういうことか?えっと… ちょっと確認させてもらっていいすか?

○東京新聞 小野澤:
伐採木の保管槽について。これを作る理由や背景は何かあるのか?

○尾野:
伐採木の保管槽というのは、これ、覆土式にすることの最大のメリットは、上に泥の層が載るかっこになるので、線量が低減できるということだ。

ですので付近の線量、或いは構内、こっからγ線が出てけば、ええ、全体にスカイシャインで線量に寄与してくるので。ええ、覆土式にすることによって線量が下げられる。

結果として敷地境界で年間の線量目標を定めているから、そういうところに近づいていくために役に立つ。それが最大のメリットだ。

○東京新聞 小野澤:
敷地境界の線量提言を目的にしているということなのか?

○尾野:
えっと… 元々、大本の目的から言ったら、ええ、伐採木の、あの、保管場所が必要だから、そりゃ、保管することが大本の目的だが、それをこのタイプのものにするというのは、敷地境界の線量提言に大きく寄与するので、このタイプが良かろうということだ。

○東京新聞 小野澤:
最近伐採木が増えてきたという背景があるのか?

○尾野:
特に現時点で伐採木が特別増えている状況ではない。

○東京新聞 小野澤:
わかりました。

○電気新聞もり:
ALPS(多核種除去設備)の件だが、ホット私見は試運転と考えていいのか?

○尾野:
そう考えて頂いて結構だ。

○電気新聞もり:
121日間、運転をするのか?

○尾野:
121日間という言い方がどうかアレだが、あの、吸着するための吸着剤樹脂が目的物によって色いろあるわけだが、その中で、その性能確認の中で121日間の性能保証が出ているかどうか確認する必要があるので、少なくとも121日間は必要だろうという意味だ。

○電気新聞もり:
その試運転や私見であっても、稼働する、処理する水の水量とか、制約はないのか?

○尾野:
本来のスペックの流量で処理することが実稼働の試験だから、必要だと思っており、そういうふうに使う。水を流す事による、要は密閉性のこととか、

バルブの動きとか、コントロールとか、そういうことについてはコールド試験で既に確認してあるので、機械的な確認は澄んでいる状態で、残りは吸着剤の性能を確認していくところが、

○尾野:
これはもう、ホットと呼ばれる本来の水を使ってやる試験でないと出来ないから。それを行うということだ。

○電気新聞もり:
すいません。3号機の燃料の冷却材が損失した場合の評価だが、最悪の場合でも 800~900℃ぐらいで温度が高止まりするということは、被覆管が破損せずに放射性物質が出てこないということなのか?


○尾野:
えっとお、手元の資料3ページ(http://j.mp/RMbILQ)のことを言ってると思うが、相当程度閉塞している状態でも700℃程度、当事なので、被覆管金属は損傷しないことになる。それぐらいの熱には十分耐えるということだ。

で、一歩言う黒い線で示したのは完全閉塞で全く冷却ができない場合は、当然じわじわ上がっていくので、いずれ壊れるということだが、あのう… 示した通り、相当程度のええ、流れがない状態でも冷却がなされている状態だということだ。

○電気新聞もり:
以前、スラリーとかかけると仰ってたのは、放射性物質が出ないための対策ですよね?そういうことは必要ないのか?

○尾野:
このぐらいでコントロールできている状態であれば、スラリーをかけるところまでは行かないでしょうと思っている。また、黒い線で上がっていくものも、なり方が遅いので、こういう状態に至る前に対処が可能だと考えている。

○回答佐藤:
2週間前のした質問回収。今週15日の記者会見で労働基準監督署からの指導件数について、福島第一と福島第二でいくつだったかお答えいただいたが、2001年から最新までの基本的な動きを知りたい。2001年までさかのぼって調べて頂けないか?

○尾野:
こちらのほうは、現状確認中なので、そののちにお答えさせて頂きたい。

○回答佐藤:
了解した。これ、東京電力全体での指導件数を先ず出して頂き、そのうち原発関係でどうだったか、内訳が分かる形でよろしくお願いする。

○尾野:
どこまでデータが取り揃えられるかとか、そのためのどれぐらいのことが出来るかということもあるので、対応方法についてはこちらで検討させてくれ。

○回答佐藤:
わかりました。引き続きよろしくお願いする。5,6号機側のERの受診者の所属企業に関するイメージというか、印象について看護師に答えていただいたということで、特に何処の所属なのか気にしているわけではないとお答えあったが、

これまでの報道の中で下請けの作業員の人が具合悪くなっても医務室に行くなと。会社からそう言われていると。

そういうような報道であったり、会社に迷惑がかかるから医務室に行けないと、そういう声も報道されているが、東電として医務室に掛かっている人の所属が東電とそれ以外でどれぐらい偏りがあるのか、不安になったりしないのか?

○尾野:
特にその様なことは考えていない。

○回答佐藤:
それはなぜか?報道が事実であるとすると、下請けの人が、受信すべき人が受信できてないという状況になるじゃないですか。

○尾野:
受信すべき人が受信できてない状況が一体どういうことで起こるのかわからないが。

○回答佐藤:
それが今申し上げたように、会社に迷惑がかかるから会社から止められていると。

○尾野:
それはどの会社が止めているのか?

○回答佐藤:
それは報道の中では出ていないが、私も作業員に直接取材しているわけではないから。こういった方法があるということでお聞きしている。

○尾野:
私どもの方としては具合が悪ければ医務室に言って頂いて、休憩して頂くとか、適切な処置をとっていただくことが必要だと思っているし、それを妨げるような事がないのは当然のことだと思っている。

それからERの方も前回申し上げたように実施方の方は何処の企業であるか関心を持って対応している訳では毛頭ないので。

# 東電が考えている現状どおりになっていない状況がアチラコチラで見られるから、その保険を打たないのかというと絶対打たない。多重下請け被ばく労働に関しては行政指導がなければ何もしない。これに限った話じゃないけど。

聞いてみたところでも特に意識してないということで数が分からん、ということだ。それから私どもの各企業への現場の安全に関わる周知の機械は色々あるが、そういう場を通じてもERが必要があればどんどん使って下さいと。

遠慮しないで使って頂いていいということについては申し上げている。会社に迷惑がかかるなどと考えて気にする必要は毛頭ないと思っている。

# 東電側に現場作業員が気にしているという自覚があるのかな。いつから下請けに対し絵tそういう説明しているんだろう。

○回答佐藤:
勿論、それは望ましいが、それがなければいいが、実際には行動ではそういう声が出ている。そうしたら、ER利用者の所属企業を東電がそれ以外で統計取ってみれば分かるじゃないか。東電が7割、8割いるのであれば作業員比率から考えて下請け作業員が何らかの原因で利用できてないのではないかと推測が立つではないか。

# 作業員が急死したにも関わらず、AEDの使い方に対しても説明書見てするのが普通だと思うがと平気で言う会社だし。言うだけ無駄でも要求することで東電の姿勢をあぶり出すことが何よりも大事。

○回答佐藤:
そういう事に頭まわらないのか?

○尾野:
特にそういう事が効果的かというと、必ずしもその様に思っていない。

○回答佐藤:
効果的かとはどういうことか?何を今、気にされて効果的かと仰ったか?

○尾野:
えっと、言っておられるのは現場作業員が、ええ、要は必要があった場合にERに行く事と促すことに関して、どのような利用率であるかということを調べることにどのような意味があるか、私にはよくわからないと申し上げている。

○回答佐藤:
いや、促すのではなくて、ERに行けないという状況が生じているのかどうかを確認したいとは思わないのですかと。確認せずに不安には思わないのですか?作業員とかの安全や健康の話じゃないですか。

それでこういった報道があり、実際にERの受診者所属内訳も調査していないということは実態がわかっていないというわけじゃないか。それは不安にならないのか?東電として。

○尾野:
★★★特に不安ではない。

○回答佐藤:
本当ですか?なんで?そこは何故不安にならないのか?

○尾野:
えっとお、そこは現場の状況からしてえ、私どもの方は、企業であろうがうちの人間であろうが、必要な人間がERに行って受けていただくことは妨げるものは一切無いような状況で運営している。その様な状況だから、

どなたでも必要な場合は使っていただきたいということで、明確にアナウンスをしているので、その意味で保健室に言った場合に、ERに言った場合に、ええ、それが企業の者であるからということで、なにか遠慮しないといけないとか、そんなことは一切ないということなので、そういう意味では適正に処理されていると考えている。

○回答佐藤:
今おっしゃったことで、ERに来たら平等に対応するのは当然のことなので、ここでは問題にしていない。

ERにかかる、行こうとする前の段階で下請けの会社が会社内で独自に止めていた場合もあるじゃないか。

この報道のように。東電としてはいつでも来て下さい、遠慮なく来て下さい、と言えば当然だが、下請けの会社内でそういうプレッシャーがあれば、いけないケースもあるじゃないか。

作業員がもし、東電の圧力ではなくて下請けの中での圧力で診療にかからないというのであれば、福島第一で働いている作業員の健康に関わりますよね。

# 丸投げ下請け会社:東電さまさまだ。逆らったら速攻で作業従事者登録を抹消されるからな。くれぐれも迷惑かかからないようにしろ。東電さまが運営する医療施設謎なんてもってのほかだ。わかったな。お前らからピンハネする我々の利益に関わる問題だ。アルバイトの分際でERに行くんじゃないぞ。

○尾野:
現実にその様な実態があるとは私は知らないが、我々としては企業に対してもERに受信することを何ら妨げるものではない。それから現場の作業安全や健康だとか、ということで問題がおこれが、それは結局は作業、本人のためにならないし、

作業のためにもならないし、当然我々としても困ったことだから、しっかりと受信してくださいということは、かねてから申し上げているところだし、随時言ってるところだ。なので決して遠慮する必要はないと。

# かねてから申し上げてるんデスカ。東電さまに遠慮する多重下請け作業員。東電はこれまでの被曝労働者に対する東電の一方的な主従関係を十分理解している訳ですな。

○回答佐藤:
わざとそれはぐらかして答えているのか?下請けや協力企業、作業員に対して遠慮なく受信してくださいと言えば済む話ではないと思う。これ、健康の話ですから。その場で死亡するケースもあるじゃないか。実際に死者が何名か出ているし。

# 日立GEニュークリアエナジー 4次下請け作業員心肺停止 死亡 http://j.mp/NKhmcP ~以下隠す
10時43分 5,6号機のER先生に連絡
10時45分 免震重要棟からER先生をお迎えに伺う
10時56分 ERを出発
11時00分 厚生棟に到着

# 東電の最初の言い分は http://j.mp/TIpig6 AEDの使い方知らない、説明書を見ながらするのは普通だ。多重下請け作業員が作業中に死亡しても、最初に出る姿勢、説明は我々に責任無い姿勢。作業員身元把握するにも数日要す東電。これは毎度のこと。


東京電力がいくらER使ってくれといっても、報道されているように下請け会社の中でのプレッシャーで受信したくても出来ない、あるいは、会社から行くなと。そう言われているケースがもしあれば、作業員の生命に関わるじゃないか。

# 「大丈夫…」といって亡くなった、この4次下請けの作業員の方も、その様な遠慮があったのではと考えるとやるせない。調べたくてもプライバシーを理由に一切取り合わない東電。作業員死亡に関しては全く報道されない。被ばくとの関連よりも東電の対応に問題があるのに。

そこは本当に不安にならないのか?もし、本当にそういったケースが、状況が生じているのか、受信している人の所属企業を調べれば一発で済む話じゃないか。それ本当にわかって頂けてないのか?

○尾野:
えっとお、所属企業を調べるとそれが分かるということが私にはよく理解できないが。あのう、いずれにせよだな。しっかり受診して頂いて結構だということを我々は企業にアナウンスしているし。その様なことを理解していただくことかと思う。

ER側に着ている人の分布を調べると、何処かでそういったようなことが行われていることがあるのか無いのか、分かるという話は、私はよく理解できない。

○回答佐藤:
東電の人とそれ以外の下請けの比率は明らかに違うじゃないか。そこで働いている総数で言えば。

○尾野:
それとどういう関係があるのか?

○回答佐藤:
それで受信している人が明らかに東電の社員に偏りがあるのであれば、東電の社員ばかりが受信している状況ああるのであれば、下請けの人が受信できてない推測も成り立つじゃないか。

そうしたら何が起きているのか、原因究明のために手立てが施せるじゃないか。それは結局、そこで働いている人たちの生命だったり、健康を守るのにつながるじゃないか。

東電は、尾野さんのおっしゃり用だと、単に、東電は「いつでも来てくださいとウェルカムですと下請けに言ってます。だから私達はそれ以上やりません。」と言っているように聞こえるが。そういう事でいいんですよね?今おっしゃってるのは。

○尾野:
まあ、既に答えていることだが、繰り返しになるが、ERの扱いは決して不公平な、不平等なものではないとご理解頂いてるから、

○回答佐藤:
それは勿論わかってますよ。

○尾野:
で、その上で、その様な運用をしているし、

# 不平等、不公平でないそのERは、一方的に作業従事者登録が抹消でできる不平等な雇用形態の上に成り立っているのだと考えて良い。それをわかっていて物事を万事進める、欠陥法律を盾に正当性主張する。それが今の原子力事業を支える被ばく労働の実態という解釈でおK。

○尾野:
むしろ、ええ、体調が悪ければERに来てくださいということは、積極的に私どもは申し上げているところなので、我々としてはその様に考えているということだ。

○回答佐藤:
それでいいという考えなんですね。

○尾野:
ですからしっかりと周知させていただいてるということで、対応しているということだ。

○回答佐藤:
それでいいという考えなんだな?

○尾野:
現状、その様に考えている。

○回答佐藤:
わかりました。また聞きます。よろしくお願いする。

○フリー村上:
先ほどの火災の件で。先ほどの尾野さんの説明だと火災現場から一番近いところで作業をしていたのは、地下水バイパスの作業員だという話だったよね。

○尾野:
ええ、付近の作業はそれが一番近いだろうと。

○フリー村上:
それがどれぐらい出火場所から離れているか?先ほど出火現場と建屋との距離をざっと目算していたが。

○尾野:
そういう意味から言うと、このクモクモ(http://j.mp/RMeHnv)が描いてある建屋がある三角形のラインがあるよな。高台になっている所。このうえでの作業だから、そんなには離れてない範囲での作業と思う。

○フリー村上:
▼ちなみに地下水バイパスの作業は人数がどれぐらいで計画線量はどれぐらいになっているか?

○尾野:
手元にないから

○フリー村上:
▼確認をお願いする。先ほどの説明で1F構内では過去に一回枯れ草が燃えたことがあるという説明があった。これは、だいたい何時の時期で1Fの構内でどの位置で、原因はその後判明したのかどうか。参考程度に教えて頂けるか?

○尾野:
えっとだな。平成24年3月21日に溶接作業、5,6号機の方で溶接作業を行なっていた所、付近の芝生に火の粉が飛んで芝生が燃えた事象がある。

# あれ今年だったのね。 http://j.mp/PgOf6t 「福島第一原子力発電所5・6号機 No.3軽油タンク周り(屋外)において 平成24年3月21日に発生した火災の原因と対策について」http://j.mp/HjHeZb

○フリー村上:
細かいことで恐縮だが、プラントパラメータのことについてだが、2号機の注水状況で、月初めから見ると炉心スプレイ系が大体1割ぐらい流量が落ちているよね。多分、月初めがそのポイントで5.1ぐらいの流量で、今が4.5だよね。2号機の炉心スプレイ系の流量が役割1割ぐらい落ちている原因は?

○尾野:
これは元々作業流量を満たすように十分な量を入れているということなので、基本、必要な流量を満たせればよろしいと思っている。で、必要流量は時期によって変わってくる。そりゃなぜかというと、基本機には発熱の大元は燃料だから、

燃料は時間が量に従い、崩壊熱が下がってくるので、そういったようなことが必要な量を減らしていくことになる。それから気温が下がると入れる水が冷たくなってくるから、その分、冷却能力が上がってくることがあるので、量に関しては時期等によって変動はありうるものだ。

○フリー村上:
あと、2号機の原子炉圧力容器の圧力が、月初めで見ると現時点で半分ぐらいになっているよね。月初めは約8.96KPaぐらいあったよね。それで今、大体4を切るぐらい。この現象はどのように説明できるのか?

○尾野:
これはいずれにせよ小さいレベルの値なので、外の圧力、ようは大気の圧力の影響を受けたりもするし。それから様々な作業の関係で、要は窒素の封入システムをコントロールしたりということもあるから。

○尾野:
これ自身はなんというンスかね。これぐらいの範囲で変動していること自身、特に大きな影響があるとは思っていない。

○フリー村上:
あとですね。3号機の使用済み燃料プールだが、これが大体、やっぱり、ざっとこの月のはじめから見ると温度的には5.8、スポット的に見ると6℃弱ぐらい下がっているよな。

これは先ほど来、要は使用済燃料の崩壊熱がある程度指数関数的に循環冷却で落ちていくことを考えた時に、多分、既存の平常時動かしているときに、

だいたい燃料棒がこれぐらいあるときに循環水系が回っていればだいたい基準値としてこのぐらいの崩壊熱で、こういうような速度で温度が落ちていくというデータは、多分基本的にあると思うが、

それから見ていわゆる3号機の今の現状の使用済燃料プールの温度の落ち方というのはどう評価しているのか教えいて頂きたいが。

○尾野:
先ず1,2,3,4いずれもそうだが、十分冷えているということなので、この、まあ、ようは大気温度程度から60度程度の範囲で十分コントロールされて来ている状態だから、まあ、この温度自体について特に違和感があるものではない。

それで、プール温度というのは結局循環冷却システムで冷却しているが、冷却の効率と言うんですかね。

が、いいであるとか、よくなるとか、そういう事によっても影響を受けるし、これは外気温の影響は、元々、今、外気に直接触れるような状態だから。外気温が下がってくれば、ええ、天候等の関係もあるが、ええ、暖まりやすくない。ええ、温まりにくい、

冷えやすい、ということもあるし。それから循環冷却システムを最終的には、あの、気温が低い状態のほうが、最終的に熱を捨てやすくなるから、冷却効率が上がる、そういう事もあるので、全体としてみてこの時期、温度が変わってくること自身、特に大きな違和感はないと思う。

○フリー村上:
今の話だが、大体3号機がここ20日ぐらいで5.8℃ぐらい落ちている、大体、ようは、温度の下がり方といわゆるこれまで言われている瓦礫の使用済燃料プールに入った瓦礫による、

多分冷却流量との、あの、ようは若干の阻害とか、そういった所のところの要員から考えて今回の今の下がり方は特に以上とか見られないという認識なのか?

○尾野:
特に異状な動きではないと思っている。

○フリー村上:
あと細かいことだが、▼既に他の方が質問したかもしれないが、先月9月12日に弁護士の相談電話を解説したよね。で、それの件は現状まで相談は何件ぐらいあったのかデータはあるか?

○尾野:
今現在、何時の時点か忘れたが、至近というか、尋ねがあって確認した時点ではゼロだった。

○フリー村上:
直近のデータを調べることは出来るか?

○尾野:
そりゃ確認してみれば分かると。

○フリー村上:
▼じゃあお願いする。

# おいおい。それいつの話だよ。http://j.mp/PgQnLs http://j.mp/PgQoiq 1ヶ月以上前の話をゼロだったって回答して済まそうとするなよ。

○共同わかむら:
伐採木のことで基本的なことを教えてほしい。これまで現状ある保管場所とどのように違うのか?これは全部で5箇所作るということなので、単純に補完要領としては5箇所×600m3でいいのか?あと細かいことだが、▼保管槽のコンクリートの壁の厚さは?

減容して埋めるということだが、この現用途は具体的にどういうことなのか?それから、この伐採木はどういう作業の過程で発生したものなのか?火災発生リスクの対象とあるが、そのためにわざわざ刈り取ったものなのか。或いは作業の過程で出たものか、それもあわせて教えてほしい。

○尾野:
ちょっと沢山同時に質問いただいたので起きれなかったら改めて言ってくれ。先ず、▼覆土式のシステムだが擁壁の壁は手元の数字がないので確認させて頂ければと思う。

それから容量で言うと、一槽あたりということだが、一槽あたり600m3ということになる。ただし、5地点ほどあるが、その1点の一箇所当たり何槽おけるかという事があるので、ええ、それは場所の土地の状況によって槽の数が一槽あたり増やしていけるので、

必要な範囲で増やしていこうと思っている。現時点で行くという所まで決めてない。それから、じゃあ元々の積み方はどういう事だったんですかという事だが、これは地上に積む形で積んであるという事なので、

ある意味特段の設備的なものではなくてそのエリア医に置いてあるという置き方だ。★★で、減容するのはどういう事ですかという事だが、伐採木の枝や葉が主体だ。

で、枝や葉をそのまま入れて言うと空気が増えてしまうので、★★これを細かく裁断した状態で入れることにより、稠密にこの槽の中に入れていくという事である。

で、しからば幹はどうするかという事だが、幹に関しては切った状態で従来から置いてあるが、地上に並べて積み上げる形で置いておく。

じゃあ、元々こうした伐採をする目的は何でしょうかという事だが、事故当時に放出された放射性物質が樹木の葉についている状態は環境汚染量を高めている状態だ。

ですので、線量低減の観点からも森林の一部を伐採する必要があるし、それから事故収束のために様々な設備を作る必要があって、元々あった樹木を切る必要がある場合もある。

こうして切った樹木のうち、葉に、特に汚染が沢山、面積的に大きいので付いているから、こうしたものを減容保管する方法として、こうしたものがいいだろうという事である。後、どんな質問でしたっけ?

○共同かわむら:
以上です。ありがとうございます。

○朝日こつぼ:
今の保管槽の件で。葉っぱとか、枝だとか、気が何本分ぐらい入る計算はあるのか?

○尾野:
ええっ、ちょっとぉお… 

○朝日こつぼ:
幹はいれないんだよね?

○尾野:
ええ。

○朝日こつぼ:
ハァンハァン 

○尾野:
なんとも。

○朝日こつぼ:
わかりました。あと敷地内の木をある程度切っていれてという計画で言うと、保管槽いくつ分ぐらいを作ろうかという見通しみたいなものはあるか?

○尾野:
現状で言うと、今ある場所の広さから言って今年度いっぱいの分ぐらいは、これで対応できるだろうと思っている。で、そっから先の話はまた様子を見て、設置の場所であるとか、一箇所を広くするとか、そういう事があるのでそういう事の見通しで、今の数は出している。

○朝日こつぼ:
今年度いっぱいでどれぐらいか分かるか?

○尾野:
すいません。ちょっと… 

○朝日こつぼ:
数字としてはまだない?

○尾野:
数字としては。

○朝日こつぼ:
わかりました。あと、地中に埋めて保管することによる線量低減の効果はどれぐらい見積もられているのか、もしあれば教えてほしい。

○尾野:
今 具体的に数字を持ち合わせてないが、先般(http://j.mp/Q1t724)敷地境界で1mSv/y ということで見た時に各施設からの寄与がどれぐらいの内訳になるかということを示したことがあろうかと思う。

# http://j.mp/Q1t724 これの「表1 線量低減対策等による工程及び線量評価結果」に計画示されてる。

それでこうした施設を作ることにより、ここから出てくるものがある程度下げられるということで目指している。ということで、今数字はないが、これまで示した資料の中でも数字はあろうかと思う。

ええ、北エリアの敷地部分の境界のところが今こういった伐採木から来ている線量寄与が一番大きい場所だが、現状で行くと 0.58mSv/y のものが 0.03mSv/y に提言すると見込んでいる。

○朝日こつぼ:
これは全部とった場合ということか?

○尾野:
はい。

○朝日こつぼ:
今回は今年度中に全部取ると考えていいのか?

○尾野:
全部取るというのは?

○朝日こつぼ:
木を。

○尾野:
木は残っている木はもちろんある。全部取るわけではない。★木を伐採するのはそれはそれで許可もいるし、むやみにとるものでもない。

# 許可いるんだ。

○朝日こつぼ:
つまり、0.03に下がる場合というのは、どれぐらい取った場合ということなのか、わかったら教えてほしい。

○尾野:
現状の保管状態から変更していくということ。

○朝日こつぼ:
わかりました。あと1点。例の寄生員会への報告の件で、水がなくなった時の想定を今回新たに追加で報告されているが、これは、細かいことで恐縮だが、プールから水がなくなった状況を想定しているのか、プールが完全に壊れてしまって水がなくなった状況を想定しているのか?

○朝日こつぼ:
とちらか?つまり前者だと水がなくなっただけでまた水は入れることが出来る状況だという意味でお聞きしている。

○尾野:
えっとお、これは、あの、頂いている指示の内容をもう一回読み上げると、ちょっと待つんだ。使用済燃料プールの水が送水した場合における使用済燃料の健全性、及び影響評価についての追加検討ということである。

元々、これ、追加検討ということだが、元々の報告書で、要は水が抜けるような、ようは、まあ、非常に○×△※な状態で水が抜けても 冠水維持はできますよということで報告して、そのこと自身は否定されておらないわけだが。

まっ、ない状態を考えたら、どういうことになるかということの試算をしてくれというお願いなので、そういう条件で試算をしたということだ。

# 正しくは冠水維持ができるので、水がなくなった場合の評価は一回目の指示では敢えてしなかったんでしょ。で、また指示されたってことでしょ。指示文書もおかしいよ。実際に追加指示文書を作ってるのは他でもない保安院。寄生委員にお諮りしてるけどさ。

# 地震による何らかの要因でライナー破損して水が抜けた、スラリー突っ込んだという事を想定しての評価じゃなくてただ水が消えたらどうなるか評価。規制委員会がどう咀嚼してわかりやすく示してくれるか注目な。

○朝日こつぼ:
取り敢えず利用は分からないが、水が一回空っぽになってしまったらどういうことが起きるのかという事ですよね。

○尾野:
そういう事だ。

○朝日こつぼ:
だから今回、こういう時にこういうふうにして対応しますとか、なにか近くに水を入れたりするようなものが待機しているので、という表現がたしかあったと思うが、

○尾野:
それはだな。影響を考えてくださいということもあったので、アレなんだが。ちょっと水がなくなるというのは、冷えが悪くなるということだけでなくて、遮蔽が悪くなるということだから、周辺線量がああがるということだ。

ですので、水がない状態の影響を考えた時に周辺が対応活動ができないような線量になるかどうかということを確認しておく意味もあるので、

これは試算だが、勿論高くはなるが、対応活動ができないほどの高さには、この場合ンはなりませんということを示したものだ。

○朝日こつぼ:
わかりました。つまり、今回、水が空っぽになったらどうするかという状況なので、この電動ポンプとか、消防車とかでもう一回水を入れることは出来るという想定ですね?

○尾野:
出来る程度の環境条件ですという事を 

○朝日こつぼ:
あ、環境条件だけでなくて、プールもそういう状況だという事だな?

○尾野:
そうです。

○朝日こつぼ:
わかりました。

# 「事故」ではなくあくまで「事象」 http://j.mp/RMbILQ 

○ニコニコ七尾:
▼伐採木に関してだが、覆土する土だが、土は何処から持ってくる土なのか?

○尾野:
ふーん… 

○ニコニコ七尾:
結局、線量低減のためということがあるので、土も重要な要素だと思うが。

○尾野:
ちょっと土の持って行きどころが何処かは確認してないが、おそらく構内の土であろうと思う。

○ニコニコ七尾:
構内の土を掘り返した土を使用する、そう言ういう意味?少しでも線量を提言しないといけない時に放射性物質で汚染された土をそのまま被せることは考えにくいが。

○尾野:
えっとお… 

○ニコニコ七尾:
ちょっとそれ、後で確認してくれるか?

○尾野:
確認させてもらうが、構内の土であっても効果はあると思う。

○ニコニコ七尾:
確認して下さい。

○尾野:
出処ということですな?

○ニコニコ七尾:
そうです。先ほど、冒頭説明あったら申し訳ないが、この火災についてだが、下段の写真(http://j.mp/RMgAAs)の撮影時間は何時か?

○尾野:
お昼ごろということだが、時間は確認していない。

# ご丁寧にExif情報は削除しております。

○ニコニコ七尾:
▼それと今回の火災の範囲の大きさ、広さ、面積だが、これまで過去の例と比較してどれぐらいの規模か?

○尾野:
20×34mは大きいと思う。

○ニコニコ七尾:
いや、ww それはわかるが。▼過去最大か?3.11後、あるいは冷温停止状態宣言後でもいいが。

○尾野:
前回の時はもっと小さかったが、これが多いんじゃないかと思う。

○ニコニコ七尾:
いやいや、なので、正確に知りたい。

○尾野:
あっ、そういうことですか。

○尾野:
そういう意味で言うと、確認させてくれ。他に聞いていない。前回の面積からするとこちらが大きいから、今回のが一番大きいというのは、あの、この、

○ニコニコ七尾:
これまでで一番大きいですよね?おそらく。火災範囲は。

○尾野:
正確にということであれば確認させてくれ。

○ニコニコ七尾:
先ほど毎日新聞の方から質門があった時に者写真が何をしてるかわからないというお答えがあったが。http://j.mp/RdRbNY

○尾野:
▲確認しなければわからないといって、確認結果が手元に来ているので説明させてくれ。これは消化したあとに再び燃え上がることがないようにダメ押しで散水している所の写真ということだった。

▲質問(http://j.mp/RdRf05)いただいた消防署の名前だが、ふたば広域消防本部というところだそう。

○ニコニコ七尾:
火災原因は最終的に火災だから消防署の方で確定することになるよね?

○尾野:
そうです。

○ニコニコ七尾:
その確定した結果は後日分かれば教えてほしい。

○尾野:
確定した結果は先ほどお伝えした。

○ニコニコ七尾:
原因ですよ。

○尾野:
原因ですか?

○ニコニコ七尾:
原因の話だ。

○尾野:
原因が発覚したあと説明する。

○回答佐藤:
細かな数字確認2点。最近の作業員の人数で東電社員とそれ以外の人数がそれぞれどれぐらいになっているか。原子力改革特別タスクフォースの事務局の構成員に対してだが、以前、東電姉川さんの説明の中で、常勤が約10名。

兼任が約20名とおっしゃっていたと思うが、それでいいのかどうか確認させてほしい。

○尾野:
姉川がそう答えていたのであればそれでいいと思う。

○回答佐藤:
▼福島第一で働いている人のそれ以外の人数はどうなっているか?最近。

# 確認する気ゼロ

○尾野:
▼これは確認させてもらわないといけないと思う。

○回答佐藤:
では確認の上よろしくお願いする。▼で、東電姉川さんがおっしゃっていた件だが、兼任の約20名がどういった職務の人たちなのか。これを教えてくれるか?

常勤10名は中堅若手クラスという事でHPに公表されているが、兼任の法について記載がないのでお聞き出来ればと思う。

○尾野:
▼これはタスクフォースの方に確認してみたいと思う。

○回答佐藤:
わかりました。以上です。

○フリー村上:
使用済燃料プールの件で2号機は今停止中で、当初、15日に停止した時に停止によって使用済燃料プールの水の温度は大体水の温度は0.22℃ぐらい上がるような、確か、元々の数字の提示があったかと思うが、

それから見ると実際にはこのプールの水の温度の上昇は、その計算よりは低い形になっているよね。で、元々の0.22℃という、ようは、使用済燃料プールの温度上昇の推測値は、どういう資産を元に出しているのか教えてほしい。

○尾野:
先ずおっしゃるとおりであり、2号機の停止前の温度は1号機が22.5℃、3号機は21.5℃だが、3号機はその近辺の温度であるということだ。停止しているので、その分だけ温度が上がり、35.6℃というのが、今提示している状況だ。

この温度上昇の評価というのは、崩壊熱の、要は使用済燃料プールに入っている燃料の履歴、仕様履歴ですな。それから取り出してからの冷却時間の長さも踏まえて、要は一体あたりの発熱量。その、履歴が同じ燃料は同じなわけだが、

発熱量がどれぐらいになるかということを、ええ、計算して、中に入っている総量で行くと全体でこのぐらいと。で、これが発熱した分が、その分、外に冷却で出ないで、プールの水が吸収していくというような前提で評価している。

ですので実際には外気に取られていく分もあるし、壁を伝って外に出ていく文もあるので、そういう意味では全部がそこに貯まる評価で、やや保守的に、高めに考えることになる。それから元々で使っている崩壊熱の… フィッティングカーブについても、

まあ、あの、若干の保守性を持っているので。そうしたこともあるから。こうした評価はやや熱を出し側で評価している格好になるので、指摘のような温度の上がり方が想定より小さいことはある。

○フリー村上:
細かいことだが、実測値と最初の計画値から計算すると、多分1時間あたりの実際の温度と元々の推定温度、上昇率で比較すると3割強ぐらいのごさがある感じがするが。0.22℃という最初の計算だが、それよりは0.08度ぐらい低いので。

実際に計算すれば。そうすると約4割近い誤差が基準に対してあることになると思うが。これって結構数字としてごさが大きいと思うが。

○尾野:
えっとお、こうした評価の目的というのは、止めている期間で温度が上昇する所を足し込んだ時に、要は… 管理の目標をはるかに超えるような温度になってしまわないかどうか、

超えないような、超えない中でちゃんと、この作業が、この期間で終われば、超えない状況であるかどうかを事前に書くにしておくことが目的なので。

そういう意味から言うとやや高めになるようなぐらいの計算をしておかないと。ええ、要は大丈夫と思っていたら思いの外上がってしまったら困るので。ええ… そういう意味では精密にベストフィットな計算をしてクッ、てな狙いよりも、

# 呆れるぐらいの説明下手…

やや保守的な計算をして、まあ、あの、大目に見ても十分大丈夫ですね、ということを確認しているということだから。あの、計算の目的によると思う。

○フリー村上:
細かいことだが3号機のオペフロの瓦礫の撤去、今回、鉄骨落下によって規制委員会への報告もしたが、再会の見込み、時期は何もめどが立ってない認識で良いか?

○尾野:
昨日申し上げたとおりであり、準備がしっかり出来れば再開していいということは既に規制委員会から言われている。

それからあ、すでに本日からだが、これも昨日言ったが、3号機プールのオペフロの瓦礫撤去作業は、プールから離れた所で作業しているが、本日から再開している。

○フリー村上:
わかりました。

○一杉:
最後の3点ほど連絡して終了したい。1件目。原子力規制委員会から指示文書受領。これは10月17日に知らせているが、柏崎の5号機の使用済燃料集合体2体でウォータロッドの部分に一部曲がりがあることを確認したということでお知らせしているが、

# お知らせしているって、単にHPにこっそり資料載せただけ。福島第二、柏崎刈羽、原発再開に向けた説明は会見で報告するのに、重要なトラブルについては一切、この会見で報告しない東電。http://j.mp/XBV1n9 わかりやすい隠蔽体質。

http://j.mp/TaYOc2 あの、本日だな。原子力規制委員会より調査計画の策定や原因究明といった指示文書を受領しているので、この発表分(http://j.mp/XBVVzX)を出口に用意している。

あと1点、試料の停止。福島第一の状況(http://j.mp/RMeWyJ)の資料を配っているが、後ろの部分の4.水処理設備及び貯蔵設備の除う許うの枠の下にだな。平成24年10月18日16時頃、福島第二セシウム吸着装置の濾過フィルタ、まっ、停止とある。

16時頃というのが誤りであり、正しくは15時53分だ。こちらも訂正したものを出口においてある。最後に作業状況の連絡だ。滞留水移送関連。

6号機についてタービン建屋から仮設タンクへの移送という状況だが、本日は特に移送はない。明日も移送の予定ない。以前、不具合のあった移送ポンプの交換作業を本日実施している。以上で終了する。



~ 終了 19時29分(1時間59分)

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