昨年8/24に見つかった3号機起動用変圧器ダクトからコントロール建屋への地下水流入の止水工事が完了した旨の報告。これにより約25m3/日3、4号機タービン建屋滞留水流入が減少とのこと。(と書いてある…口頭説明してないし…orz)
11月11日に流量低下した1F5号機残留熱除去系海水ポンプCの点検結果報告。ポンプ内からビニール片や木片。海水組み上げる際のゴミ取りあみ内側に津波混入ゴミが残っていた認識、また掃除するとのこと。試運転は12月7日から。
月例の2F復旧報告。進捗率は1号機 58% 2号機80%、3号機、4号機100%。安定した冷温停止を維持するための作業で再稼働に向けた作業ではない毎度説明。他、4号機の燃料取り出したのでカメラいれた目視確認結果は異常なかった報告。
水曜日なので水処理週報。冒頭の宿題回答はフリー木野氏宛1件あり。ほか。
【質疑】
- 共同(3号機 コントロール建屋止水工事*)→
- ニコ(2F復旧*)→
- 村上(2F復旧*)→
- 東京(1F5号機海水ポンプ点検結果*)→
- 朝日(作業員アンケ結果)→
- 木野(作業員アンケ結果・温度計評価)
○プラント
- 福島第一原子力発電所の状況(記者会見資料)平成24年12月5日
- ★★福島第一原子力発電所5号機における残留熱除去系海水ポンプ(C)の点検結果について(PDF) (写真)
- ★★福島第一原子力発電所3号機 コントロール建屋止水工事完了について(PDF) (写真)
○指示・報告
○福島第二
○その他
■福島第一の状況
○東電石橋:
原子力定例会見をはじめる。
○尾野:
福島第一の状況。
[原子炉および格納容器の状況]
1~3号安定して注水継続。
[圧力容器下部温度]
示したとおりで特記事項ない。
[格納容器圧力と水素ガス濃度]
特記はない。
[使用済み燃料プール]
1~4号機まで循環冷却システム運転中。
[タービン建屋地下溜り水の処理状況 ]
3号機タービン建屋からプロセス主建屋に移送中。
[水処理設備および貯蔵設備の状況]
現在★キュリオン運転中。サリー停止中。
■高濃度の放射性物質を含むたまり水の貯蔵及び処理の状況
2点目。★「福島第一原子力発電所における高濃度の放射性物質を含むたまり水の貯蔵及び処理の状況について(第76報)http://j.mp/Vvxfvh」添付資料1左下。
建屋滞留状況 1号機 13,900m3 2号機 22,400m3 3号機 22,500m3 4号機 17,400m3 合計で 1~4号機貯蔵量 76,200m3。
貯蔵施設側(プロセス主建屋15,320+高温焼却炉建屋4,480)合計 19,800m3 である。先週の処理量 5,500m3。処理装置稼働率 キュリオン0%、サリー65.5%
サリーについては先週一時期停止していたので処理量が変わっている。
# (先週)1号機 14,200 2号機 22,900 3号機 23,600 4号機 17,600 合計値 約78,100m3 貯蔵施設プロセス主建屋15,210+高温焼却炉建屋3,150 計 18,360m3 処理量 約 4,450m3。キュリオン0%、サリー53%
使用済みベッセル発生+2本。濃縮塩水受けタンク量 205,050m3、淡水受けタンク24,675m3(減)濃縮廃液貯蔵槽 5,498m3。今週から来週の予想は添付資料2に示したお織。添付3。
# (先週)使用済みベッセル0本増加。濃縮受けタンク202,401m3、淡水受けタンク 24,936m3、濃縮廃液貯槽 5,513m3
2号機タービン建屋の水位は目標OP3,000mmを中心にコントロールできる見通し。3号機タービン建屋の水位もOP3000を軸にコントロールできる見通し。一番下。タンク容量と貯蔵量の関係は当面の見通しでは関係が取れている。
# OP300じゃなくてOP3000mmでそ。
■1F 5号機における残留熱除去系海水ポンプ(C)の点検結果
★★「福島第一原子力発電所5号機における残留熱除去系海水ポンプ(C)の点検結果について(PDF) http://j.mp/VvwLoW (写真) http://j.mp/VvwO47 」という資料。
こちらだが、11月11日に5号機の残留熱除去ポンプCの流量低下があったので、11月20日から分解点検を実施している。点検の結果、ポンプ内にビニール片や木片が確認されたということで、写真を見ると上2つ、ビニール片が入っている様子。
それから木片が入っているということで、ポンプの大きさからするとそう大きなものではないが、こういったものが確認されたということで清掃している。ポンプの組み付けは終わっているので、12月7日から同ポンプの試運転を行う予定。
■1F 3号機 コントロール建屋止水工事完了
★★「福島第一原子力発電所3号機 コントロール建屋止水工事完了について(PDF)http://j.mp/VvwSRq (写真) http://j.mp/VvwTVv」ということでPP資料。3号機のタービン建屋と3,4号機の超高圧開閉所、
これは3号機タービン建屋の山側にある施設だが、コレをつなぐダクトがあるが、ダクトの中に染み出してきた地下水がコントロール建屋側に漏れこんでくることがあった。
下に写真があるが、左側が施工前の状態。ダクトが通っているところから水が入ってくるパスがあるということで、ここを平地側の絵のように閉止をしたということである。
で、閉止してそのあと水漏れがないか確認を行い、水漏れが止まっていることを確認したので工事完了。以上。
■福島第二原子力発電所復旧計画の進捗状況
最後だが★「福島第二原子力発電所復旧計画の進捗状況について(平成24年11月)(PDF)http://j.mp/Vvx3we (写真)http://j.mp/Vvx5nL」いつものことだが、2枚ほどめくって、
ゲホッ 1号機の進捗表が1/2と2/2とある。2/2ページ。所定の作業に対して現在の進捗状況は58%に相当するということだ。次のページが2号機。2号機については80%の進捗。3号機、4号機は既に進捗は100%。
トピックス的なことで言うと、ゲホッ ゲホッ 17ページ。先般、4号機で燃料取り出しが終了したから、水中カメラを落として炉内の構造物を見ていくと申し上げていたが、その様子の説明が17ページにある。
プールの上、原子炉の直上だな。ウェルの上からカメラを落として確認をするということである。おおよそ見えたものを後ろに書いているが、シュラウドの一部、それから燃料が置かれる燃料支持金具の部分。それからシュラウドサポートの部分。
制御棒が入っている制御棒案内管の部分。或いは燃料集合体の一部、というような所を見ている。今回、見ている範囲の中で特段の異状はないことを確認している。
説明資料は以上だ。
■宿題回答
頂いている質問で回答を申し上げる。
▲http://j.mp/VjD75c(木野氏宛)
先般、アンケートの説明をした折にアンケート調査の中で何次請け会社であるか、ということのアンケートの区切りが1社から4社目。5社から8社目。
9社目以上、というような荒い項目立てになっているので、コレ以上細かく回答をもらっているか、というような質問を頂いている。(http://j.mp/RAOMB1 5ページ問12)で、結論から言うと、
アンケートの回答はこういう回答を選択する形になっていたので、コレ以上細かく分割する事は正確にはできない、難しいということだ。
ただしぃ、回答を書く欄に、括弧書きで何社目ですか、ということで自由記載で欠けるようになっており、全部ではないがそれを書いている方もある程度いた。
で、そこで見ていくと、そういう意味から言うと全体としては必ずしも厳密ではないと断った上で、1社目と回答している方が書いていた中の約30%。
2社目、3社目、と書いている方が2割五分、約25%。4社目と書かれていた方が15%ということで、1社目から4社目までで95%という回答になっていた。
5社目以降というのは極僅かという状況だった。元々の回答訳の中で①の1~4社目の方が、大体約90%弱だったと思うので、ちょっと数字は違うが、このぐらい、ということかと思う。頂いた質問で回答が用意できたのは以上だ。
○東電石橋:
それでは質問を受ける。
○尾野:
ゲホッ ゲホッ (13分)
■質疑
○共同たけもと:
▼3号機の止水工事の関係だが、この断面図、サイズの規模感を知りたい。この止水工事のパネル、閉じた部分はサイズとしてどれぐらいあるのか?
○尾野:
下の写真の所に示しているが、この穴の部分を閉じた格好だが、▼具体的な数字は正確に押さえてないので確認しなければ応えられないと思うが、周辺にあるものの感じからするとそんなに大きくない感じはする。
ちょっと確認させてくれ。この止めに使っている鋼材があるが、鋼材の寸法が1辺15cm角といっているので、まあ、それからいうと… という、スケール感的にはそれぐらいだが、正確には客員させて頂きたい。
○ニコニコ七尾:
福島第二原発について。改めて確認したい。3,4号機が100%ということで、ただ共通設備の割合が50%だが、100%になった場合は、これはどのような形で動いていくのか?再稼働の観点体が。
○尾野:
これは再稼働に必要な点検が終了したということではなくて、安定冷却をする上で必要な設備の確認をしていくことでプランを立てていて、その分は終わりましたよぉ~、ということだ。
# よういうわ。再稼働の作業じゃないんだヨォ、といいながら再稼働に必要な作業。
○ニコニコ七尾:
再稼働の準備に要するためにはもう人段階ある、そういう事か?
○尾野:
実際にぃ、物を動かすレベルで見ていきましょうということであれば、ようは安定冷却に必要な設備は見ているが、運転に必要な設備では見てない。
例えば、端的に言ったらタービンの点検してますか、とか、そういう事はこの中には入ってこない。ちょっとそれは別の話。今は、安定冷却をするために必要な物を確認することが、有線だから、層いう枠で見ている。
○ニコニコ七尾:
わかりました。安定冷却に必要な物が100%になった場合は次の段階は考える?つまり、安定冷却をこの計画で当然それを目指すための報告だと思うが、その後、どういう方針か立ててはいないということか?
○尾野:
現状は先ず安定冷却に必要な所に書く号機を持って行く事に傾注しているので、まずはそれをしてくことかと思う。
○ニコニコ七尾:
そうするとその後の再稼働云々については全く検討してない?
○尾野:
それに向けての、例えば点検であるとか、投資であるとか、いまこノ段階ではしていないし。
○ニコニコ七尾:
そうすると手順のことを聞きたい。完全に再稼働に向けての動きは、当然、再稼働するしないの会社のポリシーを決めてから準備に入る?
○尾野:
まあ、あの、物の程度というのはもちろんあると思うが。今、具体的に決めてないとうことなので、具体的に決めてない部分には構造の方にも反映されてないということだ。
○フリー村上:
2Fの復旧計画について書くにしたい。この4号機の目視点検で異常がないことを確認しているということだが、それ以上の点検はあるのか?
○尾野:
今のところ目視で考えている。見れる状況になったのでまずは見てみましょうという作業なので、それをしたということだ。現時点で特にそれ以上の対応は具体的ん考えていない。
○フリー村上:
3号機だが本設かが既に終了して計画上100%ということだが、4号機の場合は使用済燃料プールを一元管理してますよね。現在、移動させて。3号機の場合はどういう形になるのか?
○尾野:
3号機はまだ。4号機はだいぶ作業が早く進んで釜の蓋を開けたとか、もろもろ早く進んでいったので、燃料をプール側に移動していることがあり、
炉側からとなっているから中身を見れますよということになっているが、基本的にはひと通りの作業が終われば、燃料プール側の方に移動していくことはあろうかと思う。現時点で特に具体的なプランになっていない。
○フリー村上:
現時点では特に移動作業とかはしてないということだな?
○尾野:
そうだな。現時点では。
○フリー村上:
最終的には移動して一元管理という方向に行くのか?
○尾野:
先ず一元管理の話から言うと、プールの中に入っていても、釜の中に入っていても燃料は冷却して管理していくことに違いはない。
同じように管理していく。ですので、どちらにあるべきかという議論は、そもそも無い、ということである。炉内の燃料をプールに出すと炉側の確認ができるとか、そういう事があるので、
最初に話が進んでいた4号機についてはある意味プラスアルファの活動になってくるが、炉側の状況が道であったかということを見ることができるから。そういった情報、知見を得るための作業を行ったということになる。
○フリー村上:
確か3号機は震災時に個々だけは冷却機能は残ってましたよね。1号、2号、4合が冷却機能が喪失し、3号だけが冷却機能が残ったかと思うが、ということは3号については炉内の点検とかは特には考えていない?
○尾野:
今、具体的にどうこうということをプランしているわけではないが、おっしゃるとおり、3号機については炉停止は他のプラントと異なり、非常に早く出来たと。冷温停止に至るのもスピーディーにできたと。
それは冷却機能が一部生き残っていたためだが、そういう事がある。ただ、いずれにせよ、時期が来れば書くに出来る所は確認していくことになろうかと思うが、現時点で特にプランしているわけではない。
○フリー村上:
わかりました。ありがとうございます。
○尾野:
あ、それから、すいません。▲http://j.mp/11TeqSE 先程、3号機の水を止めた場所の寸法の質問があったが、幅が2.6メートル、高さ1.7メートルの所に板を張って鉄骨で支える形で目止めを行ったということだ。
○東京新聞 小野澤:
5号機の海水ポンプだが、ビニール片と木片が入っていた理由はわかっているのか?
○尾野:
これはですな。恐らく、津波が来た折に持ち込まれたものではないかなぁ、と思っている。まあ、あの、このあたりは一回、水をかぶっているし、それから水が引いていく過程で、ポンプが入っている水路の中にいろんな物が落ちるから、その中に混じっていたものではないかと思っている。
○東京新聞 小野澤:
現状で何怪物が混ざる可能性はある?
○尾野:
前回、半分ぐらい掃除が出来たが、今回も残りの場所の吸引装置等も行おうかと思っている。
○東京新聞 小野澤:
他に異常がなかったから試運転するとうことだよね?
○尾野:
はい。それで結構だと思う。
○東京新聞 小野澤:
この海水ポンプは、これまでにもこういう異物が入ることはあった?
○尾野:
時折ある。過去に流量が落ちてきたので点検したら異物が入っていたことがあり、で、その折に異物を取り除いて試運転したところ、ポンプ性能が予定通りでたということは確認している。
その際にポンプが入っているエリアの出来る範囲の清掃はしているが、まだ多少残っていたものがあるんだろうということで、もう一度掃除しようと思っている。
○東京新聞 小野澤:
構造を詳しく理解していないのであれだが、津波の時に運ばれてきたものだけと考えていいのか?今でも来ているのであれば、もうちょっと調べないとまた詰まってしまうと思うが。
○尾野:
(ポンチ絵タイム)簡単な絵で恐縮だが、ポンプ構造がどうなっているかというと、、ええ、上にモーターがあり、モーターの回りにこんな格好をした管が下に降りている。
この管の中に、、シャフトが通っていて、シャフトの先端にプロペラがついている。この写真のようなものがついている。
それで、モーターでそのシャフトを廻してプロペラを回すと、水がこういうふうに吸い込まれて、吸い込まれた水はこちら具側の配管に出てくる構造になっている。
で、どこから水を吸っているかというと、まあ、あの、水面の下までこのパイプが伸びて吸い上げていく。こういう形になっている。
それで、ここの水を吸い上げる部屋に入ってくるのが、こちらが、海の方になるわけだが、ここの間に、、ゴミ取りの網がついてるんすよ。
でぇ、このゴミ取りあみは現状もついているので、こちらからゴミが流れてきたらここで止まる。ここが津波の時には一回、水位が上がって上から落ちて入っているから、
まあ、押し波の時はそんなに汚い水が来ているとは思わないが、引き波の時は汚い地上の汚れも一緒に持ってきているから、というものがこの中に落ちていったということではないかなぁと思っている。ですのえでぇ、、まあ、あの、順次清掃していけば、こういうことの清掃は減ってくると思う。
○東京新聞 小野澤:
清掃は今までも各号機でやっているのか?
○尾野:
えっと、当該の場所で過去に一回やっている。ただ、その時も作業が出来る範囲が限られているので、その後、しばらく様子は良かったが、またこういうことあったので、また掃除をする。
○朝日ただ:
アンケートの件(http://j.mp/RAOMB1 / http://j.mp/Qof86j)で数字の確認だが、1社目が30%、2~3社目が25%、4社目15% ということだが、5社目以降の数字がわかっていれば、ざっと言ってもらえないか?5,6,一番多いのが。
○尾野:
えっと…ですなぁ。一番多いのは5社目…、殆ど5社目ですな。あと、パラパラなんだが。5社目で5%ぐらいだと思う。
○朝日ただ:
なるほど。一番多い自由回答では何社目という回答が多かったのか?
○尾野:
一番多い自由回答は1社目だ。
○朝日ただ:
じゃなくて、すいません。数で。例えば9社目とか、8社目とか、11社目とか、少なくとも9社目まであると思うが。
○尾野:
あ、そういう意味か。
○朝日ただ:
はい。
○尾野:
えっと、ちょっとあれだが。今手元に持ってないが。
○朝日ただ:
またあとでもいいが、要は言ってる意図としては、東電の認識も加えて聞きたいが、請負構造が多重化するのは決して好ましくないと思うが、東電として1社で終わらず4社目、5社目、
★★★多いのだと9社はあると思うが、そういう多重請負構造になっていること自身をどう思われているか?先ずその認識を教えて頂きたい。
○尾野:
先ず、あの、、ある意味、現状の建設業の形態の中で、ある程度、ええ、請負構造があるというのは、ええぇ、まあ、あの、現実として認めざるをえないと思っている。
で。★★★多重請負であることが、すなわち悪とは思っていないが。実際の業務の方に支障なく的確にできるということであれば、それはそれで問題は無いということになる。
ただぁ、当然のことながら以前なら申し上げているとおりだが、(コゴエ)関係法令であるとか。そういったようなことというのが、的確に守られるということは、改めて言うまでもなく大事な事と思っている… ゴニョゴニョ
まっ、そういうことだ。あの、それで良いか?人数と直接関係ないかと思うが、
○朝日ただ:
もし、あとで個別でもいいが、一番置いいのは何次請負だったかわかれば、後日でもいいが。例えば自由回答で12請負になっています、みたいなものがあれば。
○尾野:
あっ、そう、アレですな。一番深かったのが何、
○朝日ただ:
深かったものが。
○尾野:
あっ、そういう意味ですか。えっとおぉ、自由う回答で一番深い回答をされているのは、★★★10社目と答えた方が1名いたが、5社目以降は、もう殆ど無いという感じだ…
○朝日ただ:★★★
ここは確認していただきたいが、私の知る限りどんなゼネコンでも普通は三次下請けまでとか、四次下請けまでとか、内規を設けているものが大半だと思う。そのあたり、元請け各社にちゃんと発注元として、何次請負まで自主ルールでやっているのか。
というのをちゃんと調べた上で、実際に、そういう社内ルールが各元請けにある、それが守られていないのであれば、監査的対応をする中でちゃんと是正を促していく必要があると思う。それは尾野さんは専門ではないから知らないかもしれないが、
○朝日ただ:
普通、建設業でも三次、四次下請け行こうというのは、普通はありえません。請負の概念から言うと、ちゃんと自社で独立して業務をやらないといけないわけで、それだけ日本の法律は厳しい。請負とか派遣の区別は。
★★★請負が多重化してるなんてことは普通はありえないことだと思うんです。それは各ゼネコンさんなり、プラントメーカーに何次受けまで認めているんですか、というのは聞いたことはないのか?
○尾野:
聞いたことがあるかないかは、私は今、承知していないが、まあ、いずれにせよ、今般のことを元請けとコミュニケーションを蜜にしながら、状況を改善していくための議論を進めていこうということで、これからはじめるところだから。まあ、そういう中でよく相談していきたいと思う。
○朝日ただ:
そうやってごまかせる話じゃないんで。半分が偽装請負の可能性があるといってんですから。僕がちゃんとお願いしたいのは、★★★元請けに、じゃあ、何次請負まで認めてるんですかというのは、発注者としてちゃんと聞いて下さい。
聞いたら向こうは答えますから。僕が質問しても答えます。普通は三次下請けまでです。三次下請けまでなら、何で四次下請け、5時下請けがあるというのは、それはもう偽装請負を認めざるを得ない。
今、四次下請けまでが大半だったから、五次下請け以降は少ないからいいという論理じゃないんでですね。普通は四次請負が15%という数が、各発注元として、じゃあ元請けが四次請けまで認めてるんですかということをちゃんと聞かないと、
何時まで経っても元受けがいいと言っているからいいんですか?という話から抜け切れないと思う。ちゃんと今回の改善の中で、各元請けなりゼネコンが、何次請負まで認めているか、ちゃんと聞いて下さい。
# 40年以上、多重下請被曝労働で成り立ってる原発ビジネスやっといて、それを知らないというのがすごいな。とにかく人出が集まればいいんだな。知ってるけど。
そもそも本質的には、東電の方からあまり請負が多重化したらダメですよと言うのをちゃんと聞いて、例えば二次までにしてくださいとか、促すのが普通だが、そういうのを一切やってないのか?
○尾野:
えっと、、ま、あの、ご意見、よくわかりました。
○朝日ただ:
ww
○尾野:
繰り返しになるが、これからの対応の中で伺っていきたいということだ。
○朝日ただ:
▼ちゃんとゼネコンを監査的対応の中で何次請負まで許しているのか、27社にちゃんと聞いて下さい。聞けばわかることですから。
それは元請け、発注元として責任がありますから、そんなのもしないんだったら、偽装対策を何をしているんだと言われても仕方ないと思う。
# 対策も何も偽装請負を黙認。
○フリー木野:
今の何次受けの%ではなく、数字がもしあるのであれば教えていただけないか?
○尾野:
先程、たださんから質問があった折に、
○フリー木野:
1社目が30%というのは、これいくつ回答があったのか?
○尾野:
ですからタダさんから質問があった折に、今、手元にないから、それがわかれば確認してと。パーセンテージについて話したとおりだが。
○フリー木野:
わかりました。ちなみに回答を書いた人は全体で何人いたのか?
○尾野:
それがわかれば、ww
○フリー木野:
わかんないすね。www わかりました。一昨日頂いた温度計の関係で(http://j.mp/R0aIW4)2号機の温度計だが、一昨日も質問がでて、一つ減ったんじゃないかという質問に対し、
一つ追設で新設したので問題無い話があった。これは一つ減ってますよね。以前、私が伺った時に新設のものがひとつ出来る前に、最後の残りがひとつになった時点で、監視対象が一つだが、参考用で一つあり、その参考用はまだまだ、
取り敢えず数字が取れているので、複数あって問題無い話をされていた、その監視対象ではない参考用のほうが、今回、故障になって明確にダメに成ったわけだが、ということはやはりひとつ減ったわけで、
○尾野:
あっ、そのとおりだ。
○フリー木野:
ですよね。それに対して問題が全く無いと一昨日回答されていたと思ったが。特に減っても、
○尾野:
一昨日説明したのは炉心下部のほう、原子炉の下部を見ているもののうち、参考で使っていたものが故障判定になりましたということで、
ええ、一つそれが減っていることは明確に資料の中にも書いてあるし、私も申し上げている。でぇ、えっと、監視ということに関して言えば、元々監視用に使っているものも残っているし、追設したものもあるから、監視にもししょうがないですよという、何れも事実を申し上げている。
○フリー木野:
あの、要するに今監視対象になっているのは、ここに出ているのが一つで、新設が一つで、残り2つだが。これはこの2個でしばらく十分、そういう考えか?今の答えだと。
○尾野:
いや、当面2個で十分と思っている。
○フリー木野:
追設の予定はない?
○尾野:
いまんとこない。
○フリー木野:
2号機の温度計がどんどんどん減って、他の1号、3号は10個、20個、監視対象があるわけだが、底部が一つになっている原因はわかったか?
○尾野:
原因はよくわからないが、2号機だけ、これだと明確に特定する状況ではないが、ええ、何れにしても現状一つ元々あったものが、ええ、使えていると。
それから、新しいもの。これは炉内の環境にさらされてないものを改めて一つ入れているから、そういう意味では ゲホッゲホッゲホッ 監視に対しては信頼性を確保できている状況にあると思っている。
○フリー木野:
ちょっとわかんないが、2号機だけ次々に減っていった原因が分からないにもかかわらず、残り1つ、勿論新設の晒されていないものが1つあるが、元々の季節のものが残り1つになり、問題ない根拠がどの辺にあるのか?
○尾野:
問題無いと申し上げているのは、監視に現状問題無いということを申し上げている。
○フリー木野:
すると元々ついていた物が、最後一つ壊れて追設のもの一つだけになっても問題無いとそういうことか?
○尾野:
関し上は問題ない。
○フリー木野:
あの、普通、問題無いというのは、複数の物があってた銃声があって問題無いといえると思うが。
# 炉内に変化が起きても、比較対象がない温度計一つの状態でも問題無いと。何故2号機だけがという原因も特定できてないのに。素敵でつね。
○フリー木野:
何故、残り1つで、
○尾野:
今残り2個だ。
○フリー木野:
いや、ですから、追設と既設のもので2個あるが、
○尾野:
だから、二個あればいいんじゃないんすか。
○フリー木野:
でも既設のもの、他のもの壊れた原因わかんないわけですよね。
# だから二個あるじゃないかっ、って… これまでの経緯から言って、その一つが壊れるのは時間の問題でしょうが。なにいってんだろこの人。
○フリー木野:
そうすると、この残り一つがいつ壊れるかわからない状況だよね?
○尾野:
これは、あの…
○フリー木野:
それはわかってるのか?
○尾野:
もともとぉ、あのう、まぁ、おっしゃるような二つなければいけないということを言っておられるが、ええぇぇ、監視が、ゲホッゲホッ 出来るかどうか、ということがポイントだから、
監視を行うという意味から言ったら一つで十分監視ができる体系だから、一つ出会っても問題無いと。監視は継続できるということだ。でぇ、
# あれだけ神経質だった冷温停止状態(自分ルール)も1年経てばどこ吹く風。結論ありきのステップ2終了から1年。冷温停止状態はもういいんです。
ええぇ、且つ現状2個あるということ言うことであるし、そのにこのうちの一つは新たに新設したもので、あるから、ゲホッゲホッ 従前から資料しているものに比べて、ようは、氏素性ということの状況は明らかだから、
信頼度は、ええ、改めて付けたことにより高まっていると私どもは考えている。従って現状、監視において不安な状況は解消されていると思っているが、ええ、そういう事だ。
○フリー木野:
確認だが、最後に残るのが新設、後から付けた一つになっても問題無いという認識で良いか?
○尾野:
えっとぉ、最後の一つが仮にそういう状況でぇ、ゲホッゲホッ 新設の一つになっていたとしても、その親切の一つというものが、機能している状況であれば、監視ということに関しては、ええ、支障はないと考えている。
でぇ、その一つが、ええぇ、全て使えない状況になった場合は、LCOということになるので、まあ、周辺全体の状況等も含めて評価をしなければいけない。
或いは、ええぇぇ、新たに、、故障したものを取り替えるという作業は発生してくるということになるから、まっ!現状、あの、そのようなことが必要だという状況はない。
○フリー木野:
そうすると今の話だと、最後、その温度計が無くなってLCOになってから評価して、また温度計を追設するかどうかを検討する、今はそういう手順になっているということか?
○尾野:
(コゴエ)現状、既に新しい温度計を追設することの方法が2号機は確立しているから、あの、そういう意味では、改めて方法論ついて、ええぇ、一から検討しないといけない状況ではないのでぇ。対応としては、あの、勝算のある対応だと思っている…
○フリー木野:
ん?確認というのは、以前付けた方法とまた同じ方法でもうひとつ付ける、そういう事か?
○尾野:
そういう事も可能。
○フリー木野:
同じ場所に複数付けられる場所があるのか?
○尾野:
いや、今あるものを抜けば良い。
○フリー木野:
あぁ、そういうこと。
○尾野:
差し替えるということ。
○フリー木野:
それはすぐに出来るということか?
○尾野:
層いう方法もある。
○フリー木野:
確立しているということだな。
○尾野:
もう既にいれたとこだから。
○フリー木野:
はい。
○東電石橋:
他に如何か?それでは本日の会見はこれで終了。
~ 終了 18時12分(42分)