同日10時55分淡水化装置(RO3)から水漏れ。漏えい量推定96L、汚染水はじゃばらハウス内にとどまり環境流出なし。漏えい箇所はドレンヘッダ部で、弁が微開状態による圧力でつなぎ込み部が抜けて漏えい。
弁微開理由は誤って触れたと推定。同日10時30分のパトロールでは異常なし。25分の間に何者かが誤って弁に触れて動いて漏洩した説明。
漏洩した水の分析結果は Cs-134 3.9E+0、Cs-137 7.1+0、マンガン54 9.8E-2Bq/cc (資料に記載なし)
1F総放出量評価に使う1~3号機の格納容器内ガスサンプリングと建屋上部のダスト分析結果。建屋上部ダスト、建屋開口部のモニタリング結果は従来と変わらず。地下高喉滞留水の核種分析結果も特段変化見られない旨の報告。
【質疑】
- ファクタ(RO水漏れ*)→
- 日経(RO水漏れ*)→
- 共同(RO水漏れ*)→
- 朝日(RO水漏れ*)→
- 共同(RO水漏れ*)→
- 東京(RO水漏れ*)→
- ファクタ(M7.4地震)→
- テレ朝(使用済み核燃料総量・六ケ所受入)→
- 朝日(偽装請負指導)→
- おしどり(M7.4地震-SGTS・藤村発言)
○プラント
○環境モニタリング・サンプリング
- 福島第一 タービン建屋地下階 溜まり水の核種分析結果
- 1F原子炉建屋上部における空気中放射性物質の核種分析結果 1号機 2号機 3号機
- 1F原子炉格納容器ガス管理システムの気体のサンプリング結果 1号機 2号機 3号機
- 福島第一原子力発電所 建屋開口部における空気中放射性物質の核種分析結果
○その他
■福島第一の状況
○東電石橋:
原子力定例会見をはじめる。
○尾野:
福島第一の状況
[原子炉および格納容器の状況]
1~3号機注水は調整しているが必要流量を安定して満たしている。
[圧力容器下部温度]
示したとおりで特記事項ない。
[格納容器圧力と水素ガス濃度]
示した通り。特記はない。
[使用済み燃料プール]
各号機とも循環冷却システム運転中。
[タービン建屋地下溜り水の処理状況 ]
2号機タービン建屋から3号機タービン建屋に移送中。3号機タービン建屋から高温焼却炉建屋に移送中。
[水処理設備および貯蔵設備の状況]
サリー運転中。
■淡水化装置RO 漏えいトラブルについて
2点目。★★★「淡水化装置ROからの漏水について http://j.mp/WYseGX 」というペーパーがある。既に案内しているが、RO装置のR03から漏えいがあったということで、
その状況の紹介だ。本日、10時55分頃発見している。RO装置のじゃばらハウス内でパトロールのため入室したところ、床面に水たまりがあったということで、10時55分RO装置を停止し、漏えい停止も確認しているということである。
漏えいの推定量は4m×8m、約3mmの厚みということで96リットルと考えているが、全て関内に留まっている。従って屋内への漏えいがない状況だった。線量の測定結果は示したとおりということで、
場所は下半分を見るんだ。漏えい箇所と書いている所。RO装置の1,2,3とあるが、この3のところだ。裏面、上がわ。このRO装置の03というものが、スキッドが並んでいるわけだが、そのスキッド03の2のスキッドの脇の所、
赤い丸印が書いてあるが、これはドレンヘッダの部分。こちらから漏洩していることを確認した。場所的にどんな場所かは下半分の建屋図面で示しているが、福島第二スキッド脇辺りから漏れており、水色で示したような所に広がっていた。
よく見てみると上半分、黄色い丸印で囲んでいるところが、★★RO装置からくるラインだが、その所にコック弁がついており、このコック弁が垂直にあるべきものだったが、赤い点線で示しているようにやや斜めになっている状況であったのが発見時の状況だった。
RO装置、圧力が高い状態で浸透膜を通す装置になっているので、コック弁がやや斜めになっているということで、わずかながらびかいな状態ということだと、下流側に圧力がかかってくる。この関係でこの下流にある、ドレンヘッダというのは、
点検等で排水をする場合にだけ使用する設備なので、通常は閉止されている。こちらに圧がかかり漏えいが起こったホースの繋ぎ目のところが外れて、そこから水が漏れたという状況だった。1ページ目上半分。
状況、原因がそのようなことなので、何らかの理由によりそちらの弁に触れてしまったということかと思う。当該弁に注意喚起を表示。関係者に周知すること。それからバルブをインシュロック等、固定処置を行うこと。
こういった処置を取ることを考えているところだ。これ2点目だ。
■明日の作業予定
それから作業案内。★先般、4足歩行ロボットを使い、2号機サブチャンの部屋だな。こちらを確認するということで案内していたが、明日から作業を実施する予定。本日モックアップしているところだが、明日以降、情報が出てきたらお知らせしたい。
■1F1~3号機 格納容器内ガス / 建屋上部ダスト / 開口部(モニタリング)
3点目★「タービン建屋地下階 溜まり水の核種分析結果 http://j.mp/UwOM1x」これは定例的に測定を行い提出しているデータだが、示したとおりで、これは3号タービン建屋地下、4号機タービン建屋地下のデータだが、従前から特に変わったところはない。
その次に★「1F原子炉格納容器ガス管理システムの気体のサンプリング結果 1号機 http://j.mp/UwOGqT 2号機 http://j.mp/UwOHeh 3号機 http://j.mp/UwOHLh 」と、
★「1F原子炉建屋上部における空気中放射性物質の核種分析結果 1号機 http://j.mp/UwOyaI 2号機 http://j.mp/UwOxUo 3号機 http://j.mp/UwODuY」ということで、期待中のダスト系のサンプリング結果を出している。
- 福島第一 タービン建屋地下階 溜まり水の核種分析結果
- 1F原子炉建屋上部における空気中放射性物質の核種分析結果 1号機 2号機 3号機
- 1F原子炉格納容器ガス管理システムの気体のサンプリング結果 1号機 2号機 3号機
- 福島第一原子力発電所 建屋開口部における空気中放射性物質の核種分析結果
こちらは従前の測定結果の中から特記すべき変化はない。私の方からは以上だ。
○東電石橋:
それでは質問を受ける。(9分)
■質疑
○ファクタ宮嶋:
1Fはなんとか、チューブのお化けみたいになっているので、いろんなところで水が漏れているが、今日の追加措置のところだが、これ、こういう水漏れの回数とか、レベル1とか2とか3とか、指標化してねぇ、
回数分析というか、そういうのは現場では同意評価になってんですかねぇ?要は危ない奴と危なくない奴がありますよねぇ。
今日なんか別にそれは悪いことなんだろうが、そういう意味で考えると水漏れアクシデントのレベルは、現場ではどういう形で評価していて、それはどれぐらいのグレードで分析して、規制庁なんかにはどういうルールで報告してんのかね。
そういうのが少しわかったら。これがどれだけ危ないものなのか、結局よくわかんないんだけど。その辺は何かしら評価できてるんですかねぇ。
○尾野:
えっと… ありがとうございます。明確なし評価ということはなかなか難しいところがあるが、確かにおっしゃるとおり、福島第一はマカロニ症候群ではないが、
そこらじゅうに配管が張っている状況にあるので、様々なレベルの水の漏えい事象(トラブル)があり、そのたびにお騒がせしているところはある。
通常、我々が緊張感を持つ漏洩等のは、放射性物質を内包している可能性があるラインからの漏洩、というのがある。
もうひとつそれが緊張感を保つ場合は、それが建屋とか、層いう守られた中にとどまるのではなく、外に影響を与えるような所に近いところである場合は、非常に緊張感を持つところだ。
今回のところで言うと、淡水化装置の出口側ということだが、サリーを通ってセシウム等は取れているわけだが、ベータ核種については、この時点で完全に取れてない状態なので、そういう意味から言うと、RO装置周りの水というのは、
我々は慎重に扱うべき水と考えており、従って機器の漏えいポテンシャルがあるところの下には受けを用意するとか、堰を作るとか、こういうことをして、勿論漏れないように様々な注意をするわけだが、
# よういうわ。昨年はベータ核種のことは触れずにきれいな水を装っていた癖に。
万一漏れた場合にでも、直ちに外部に影響が出ないように気をつけているような造りをしている。そういった意味で、今回のようなタイプのものというのは、繰り返さないように注意して行かないといけないものと思い、対処をしているところだ。
状況としては様々あるので、順次信頼性を上げる努力はしているところだが、配管のPE管化、そういったことも作業の一環であり、ある意味、しばしば騒がせている所申し訳ないが、水漏れについても重要なものは、それに応じて対策を講じていくことは順次やらせて頂いているところである。
○日経草塩:
▼これ、もれた量はBqでいうとどうなるのか?
○尾野:
えっとだな。今。ベクレルについては、測定中かと思うので、濃度測定の結果を踏まえ、リッターで掛けていくことになるかと思う。現時点ではまだ出て、イナイデスカ? … ちょっと確認させてくれ。
○共同おおた:
便の部分が何らかの理由で弁に触れて動いてしまったということだが、どういう原因が考えられるのか?周りにものがあったり、人が通ったり、ということがあったということか?
それと漏れていなかったのが最後に確認されたのが何時で、いつ頃から漏れて、これぐらいの量が出ていたのかについて。現時点でわかっていることをお願いする。
○尾野:
えっと、厳密にモノを言うのは難しいと思っているが、配管があり、配管に対して、ま、こういうふうに弁を閉じた状態でコックがついていると。
(ポンチ絵)で、コックをこういうふうにすると弁体が動いて結果として弁体が開いて通路が徐々にできてくると。航すると完全に開く、こういう構造のものである。本来、まっ杉下を向いているべきものが、水が漏れている際に、ややこちらにかしいでいたと。
# コックの位置関係で漏えいが発生するような、ハリボテ装置
ということが確認出来ているとういう事である。理由は様々あり得ることといえば、あるんだが、ええ、元々あまり人が通る場所、行く場所ではないから、わざわざ行くというのは、大体パトロールということになるので、
そういう物で行った折に触れてしまった可能性が考えられるというこである。で、★★★金曜日に地震があって、あの折に様々な現場確認をしているが、その際には漏えいがなかったことも確認されているので、それ以降ということである。
★★★それから本日の10時30分頃パトロールにも行っており、この時も漏えいはななかったと。ということが確認されているので、まっ、そういう事からいうと、それ以降、という、ことだが、具体的にどのタイミングという所は抑えていない。
# 10時30分頃パトロール異常なし。10時55分、パトロールでハケーン すんげー不自然
▲えっと、★★★それから先ほど質問のあったBq数だが分析の結果、Cs-134 が3.9E+0Bq/cc、Cs-137が 7.1+0Bq/cc、マンガン54が9.8E-2Bq/ccという事である。ただし、これはγ線源のソースをカウントしているが、
当該の場所はβ線源のある場所なので、β線源の測定はすぐには出来ないので、そちらをカウントすれば、さらに、もう少し大きな値になると考えている。Cs-137の両自信は然程高くはない値だ。
○共同おおた:
その10時30分にパトロールをして以降、もう一度パトロールをする間になにか触ってしまった、触れてしまった可能性が高いと?
○尾野:
それ以降か、その際なのか、そこはちょっとわからない。★★★いずれにせよ、情報としてはっきりしているのは、10時30分に行った折にはなかったと言うことだ。
# 10時30分のパトロールでなくて、10時55分のパトロールで発見、同じ時刻に運転停止作業。で、コックが動いていた。よくわからん。パトーロルしたのは同一人物?
○朝日ただ:
今の漏えいに関して確認。弁がどれぐらい動いていたかというと、そう大きく動いてなくて、たかだか10度、20度ぐらいですかね?このずれていたということだが、このぐらいで水漏れがするようなことになっちゃうのか?
○尾野:
えっとおぉ、45度ぐらい動いていたとうことだった。で(ポンチ絵タイム)当該の場所だが、RO装置を点検するために中の水を抜くときに使うラインだが、本来、ここで止まっているわけだが、水抜くときにこちらを使うと、
こちら側に降りてきて、こちらがわから水を抜く、こういう構造をしている。普段、運転しているときは水を抜く必要はないから、ここは閉じられているかっこになっている。勿論、ここも閉じている。で、この状態で開くと、
ここが僅かに圧が通るようになる。で、RO装置は処理をするため圧力を掛けているので、ひかくてき圧力が高い。ですので、この高い圧力が行為風にかかって来るので、このつなぎのところから水が漏れた格好になったということだ。
○朝日ただ:
そうするとこの45度の何らかの原因で少し開放側にいってから、水が漏れるまでそんなに多分時間はかかってないと思うが、
○尾野:
ちょっとそこは、想像ではアレだが、あの、圧力がかかっていって、圧がこもったところで漏れが始まっているから、まあ、あまり、あの、なんとういうんすかね。そう長時間掛かっているか、というと、そういう事はない可能性もある。
○朝日ただ:
つまり、よくわからないのが、この写真を見たりする限り、人が頻繁に通ったりするようなところではないと思う。
見ている感じで。この弁の位置を見ても人が接触しないかと言われるとアレだが、接触によるミスなんかで備弁になるのか、どのぐらいの力で回るのかよくわからないが、何らかの原因で開いたとおっしゃるが、
あまり人も通らないだろうし、点検でこれをいじることはあまりないだろうから。何故、こんなことが起きたのか、というあたりがちょっと良くわからないが、何らかのと申し上げたのは、積極的にここを触る作業はこの間にはない。
○尾野:
実際に触るのであれば、ちゃんと開けるとか、締めるとか、こういうことでしかるべき位置にするし、それからぁ、当然、ゲホッゲホッ 点検保守のために水を抜くためのラインだから、運転中に操作する必要もないから、
中途半端な状態になっていたというのは、意図せずそれに触れたものであろうと。つまり、人がとおった時にぶつかったとか、何かが触れただとか、
そういう事ではなかろうかと考えるが、あの、そのような具体的なものがまだないので、何らかの、と申し上げた。それで不用意に動かないようにロックしましょうということだ。
# 10時30分から10時55分の間に、誰かが意図せず触ったと。
○朝日ただ:
例えばこの10時30分のパトロール後にここは人が通ったのが何人かいるとか、ある主推測できることはあるのか?
つまり我々の記者の立場からすると、その説明はわかるが、これだけ汚染水、レベルが低くても盛れるみたいなのは、よくわからないが人が接触して弁がちょっと動いただけでも、これだけ96L漏れるみたいなのが、
未だにそのレベルの事故言うか、トラブルがいっぱいあるというのは、どうなっとるんじゃろか、ということになるので、ちゃんとこの人がぶつかって、じゃあ、この日との不注意でしたとはっきり分かるようなことにならないと、
いつまた、同じようなこともわからないと思う。ロックを掛けるといってもこの種の弁は多分、無数にあると思う。今も福島には。そのあたり、例えば犯人を誰か分かるために防犯カメラを見て確認するとか、
協力企業が誰が通ったのか、ちゃんと原因を徹底的に考えたほうがいいと思うが。そのあたり原因究明はどうなるのか。
○尾野:
えっとお。まあ、一つの考えとして承るが、まっ、あのう、こういった場所、あのう、通る人間、限られていることも確かだしぃ、それからパトロールに行った折に、
その側に言っていることは、その折に間違って触れてしまった可能性も含めて、様々ある。なのでぇ、アノ、そういう意味から言うと、この間に誰かが具体的に動いて触っているような所を通った人がいるかどうか、
# 日本語でおねがい。
ということは確認をすることがわかれば、それはそれで一つの、越したことはないが、状況からいうとすべきことというのは類似のもの、確かにこの設備の中にも類似のものはあるが、そうしたところに関して、ま、こうしたことがある度で対応しているということで、
ま、あの、ある意味、隔靴掻痒の思いをされているところはあろうかと思うが、一つ一つ対処していく、まあ、固定化するようなことも含めてだが、
まあ、いっこいっこだが、まあ、こういうこともあるのか、ということに対して対処していくとも、こりゃまたひとつのやり方なので。ま、そうしたことを積み上げていくことかと思う。
○朝日ただ:
▼ロックするのは全部で何箇所なのか?こういう危険性があってきちっと針金なりでロックするわけですよね。多分。
# トラブルが起きてから対処するのがこりゃまたひとつのやり方でつか。前回の漏えいも人が触ったんだろうという理由にして原因特定できてないよね。今回も同じ。同様の事例が連発、未然に防ぐ実績が…
○尾野:
そうだな。インシュロックなど考えているが。当該設備の中にも同じ様なものは、類似箇所は多々などあるので、▼箇所数については別途確認させてくれ。
○朝日ただ:
いわゆる全部で何箇所動かないようにしました、みたいなのがわかれば後日でいいのできちっと教えて頂ければと思う。
○尾野:
はい。
○共同おおた:
(名乗らず)今の漏えいの関係で図だと(http://j.mp/WYseGX)漏えい検知器というのがあるが、これはなにか反応したのか?
○尾野:
えっとお、漏えい検知が反応するほと沢山の漏えいがある前に発見したので、ええ、検知器は絵で見て分かる通り、そこまで広がる前に発見している。
# つまり、96Lは検知器で漏洩するトラブルには該当しないと。
○東京新聞かたやま:
これ、触れたぐらいで動いてしまうような弁なのか?★★★こういう漏えいに関してはどのレベル以上を記者発表しているのか?どういう基準で?
全部が全部発表しているのか、それともどういう基準でされてるのか?淡水化装置周りで最近漏えいがあったかなかったか教えてほしい。
○尾野:
先ず、コック弁だが、腕が長いので動かすストロークはそんなに大きくなく動かせるようなものである。
通常、我々の方としては、こういった、あのう、放射性物質を内包している、ええ、ものの、ええ、漏洩等があった場合には、ええ、ま、その機器付の受けの中に元々漏えいを受けるための受けがあり、
その中に収まっている場合は機器の性能の範囲の中で担保できていると考えて整理していることもあるが、本設備のようにある意味、建屋付の堰に入っていて、しかも、放射性物質を内包しているようなRO装置というような、
★★★比較的、重要な設備の場合については、ほとんどすべて案内している状況かと思っている。ええぇ、あとなんでしたっけww
○東京新聞かたやま:
淡水化装置周りで最近漏えいが起きていることがあったかなかったか。
○尾野:
えっとお、何回かあったようで、例えば10月5日の参考配布資料の中に1F6号機の浄化系設備の配管からの漏えいということで、(PDF http://j.mp/Sx3nND 画像 http://j.mp/Sx3iJO)注入であるとか、
そういったものにつかっている、まぁ、比較的綺麗な水だったが、コチラに漏えいが屋外であったことは案内している。参考に頂ければと思う。
○東京新聞かたやま:
発表していないものの中で淡水化周りであったか、なかったということだったんだが。
○尾野:
得には具体的なものは思いつかない。
○東京新聞かたやま:
機器付けの漏えい受けの中に収まっている場合というのは、機械の外に出たと?どう捉えれば。外に出た時は発表いただける?
# それは本店には全て情報が入ってきている上での、思いつかないという発言でつか?
○尾野:
機械の受けパンの中で水を受けてドレン処理できるように元々備えられているようなものもある。そういうところで収まっている場合は微小なものということである。
○ファクタ宮嶋:
金曜日の夕方、地震があったわけだがそれで土曜日、日曜日と。月曜日にこの程度の漏えいだったら無事だったのかな、というのが本音なんだがね。
結局、M7.3 で結局あまり揺れなかったということだと思うが、結局みんな避難してね。まあ、その時に工事をしていた人が5時過ぎにいたのかどうかわからないが、物が落ちたり、井戸だとか、そういうところの変化があったりとか、
漏えいのみならず、いろんなことが起こっていたんじゃないかと私は思うんですけど、それは別にアクシデントというほどのものじゃなかったのかもしれないけどね。あるいは、作業員の方の避難の仕方でも夜で暗かったわけだが、
# 結局、月曜日に金曜日発生の地震の対応状況、時系列の説明は、東電自らからありませんでしたな。よくわかりますな。東電の世間に対する反省、教訓の姿勢が。┐(´д`)┌
どうだったのかですね。やっぱり国民的に心配しているのは、あそこで大きな地震がおこったら、ほんとに大丈夫なのか、ということなんですよね。そう考えると土日に点検してみて、何かどこかで物が落ちたりですね。
なにか厄介なことは何もなかったんですかね?その辺が一番知りたいしね。それがもしも、分かるのであれば、本当はこういう大きな地震があったら、現場の所長さんとか、そういう人たちがちゃんと説明していただくのがね。
# NHKの津波警報で国民が当時のことを思い出している中、東電本店が当時の隠蔽対応のまずさを思い出さない素晴らしさ。教訓なし反省ゼロを自ら証明、自覚なし。┐(´д`)┌
私は一番いいと思う、そういう時期だと思うんですけど。結局、あれだけ地震があっても、福島第一というのは、人が傷ついた入りしないでしょうけど、殆ど何も被害はなかったと考えていいんですかね。
○尾野:
えっとおぉ、そういう意味では、本日、一番最初のそのことを申し上げるのがよろしかったのかなぁと思いましたので、失礼した。ええ、先ず、あの、地震直後の状況としてはここで案内(http://j.mp/VymzGc)させていただいたが、
# もうおそいよ… 手遅れ。地震の宿題の回答もないけど外で回答してるのかな。
ええぇその後の確認状況ということで言うと、地震そのもの、あるいは津波も影響があるようなものは来なかったので、結果として、発電所の状況としては、パトロールの状況から特別、変わったところはなかったということである。
でぇ、えっと、唯一、先般案内したが、貴殿にも申し上げたが、福島第一の、ええ、1号機、でっ、運転員が、ええ、SGTSを起動するということで、建屋の空気差圧の動きが不安定になったということでSGTSを動かしているが、
その後、SGTSを通常の空調に切り替える作業を週末の間に行っており、それで通常の喚起系の切り替えも、元通りで来て今安定して運転しているという状態である。従って設備的、機器的に何か故障や損傷が生じている状況とは今は考えていない。
★★★SGTSの切り替え操作を行うに至った経緯、必要については、別途、もう少し確認してみて次に活かすべきものがないということは検討中だが、設備、機器的にはそれ以外に特に目立ったところはなかった。
それからぁ、おっしゃるとおり、当日は夕方5時以降だったので、現場の方で作業されている方も、殆ど、当日の作業を終えて事務所に戻られているような時間帯であったので、そういう意味では幸いということもあるが、特に大きな混乱もなく対応が出来たということである。
○テレ朝ますや:
(初)▼漏えいと関係ないことだが、基本的な質問。東電管内の原発の使用済み核燃料の保管容量と現状、今どれぐらいあるかということを知りたいがよろしいか?
○尾野:
ちょっと今データを持ち合わせてないから、別途確認してお知らせでよろしいか?
○テレ朝ますや:
お願いいたします。
○尾野:
はい。
○テレ朝ますや:
▼その時にもう一点。再処理が今、議論になっているが、その六ヶ所村で受け入れられなかった場合に、もし、運び出せなくなった場合に通常運転した場合に保管容量どれぐらいでいっぱいになるか、少し聞きたいと思っている。
○尾野:
▼わかりました。併せて。はい。
○朝日ただ:
労働関係で何点か確認させてほしい。偽装請負の関係で国の方から一部指導が出ていると思うが、東電の方は要請ということだが、受けいお会社、元請けを通じて、東電として、こういう偽装請負で指導された例が出たと認識するのは初めてなのかどうか。
また、東電は要請ということを受けているが、それとは別に東電として層いうどのように対応していくのか、そのあたりを整理して教えてもらえればと思う。
○尾野:
えっとぉ、おしゃってるのは12月7日に出ているものか?まあ、こちらのほうはAPDの鉛カバーに端を発して確認した所、鉛カバーの問題だけでなく、偽装の問題もあったということで、ええ、関係官庁が、ま、あのう、動いているという話かと思う。
そういう意味では、私どもが、ちょっと、★★★過去、全てどうかと言われると難しいが、私の承知している限りにおいては、偽装請負ということで私どもが指導、この場合だと要請だな。指導要請を頂いたということは今回が初めてではないかと思っている。
本件については偽装請負ということは、法令違反であるから、それはあってはならないことなので。私ども、あの、元請け企業各社に、ええ、法令遵守ということで、行為事は偽装請負だからやってはならないということを周知して下さい、
という、要請文を頂いた所なので、そのことは要請の通り、対応したいと思っている。それからぁ、もう一方として先般、発電所の状況について労働架橋に関するアンケート等(http://j.mp/Qof86j / http://j.mp/RAOMB1) をやったところで、
発電所の中で改善すべき状況というにはあるだろうということで認識している所なので、そういうところについては先般来申し上げているとおりだが、元請け各社に監査的な形で私どもも入らせていただいて、
今後の改善についてあるいは、ええ、良い取り組みがあれば他へ伝えるということを含めて対応を取って行きたいと思っている。
○朝日ただ:
あの、この鉛カバーの問題に絡む偽装請負でも、当初、松本さんは、いわゆる二次請負以下の企業が存在するというのは、その後の調査でもわからなかったというふうにしていたし、何でこういう問題があった時に東電としてはちゃんと事実関係を詰めて、
そういう違法性があるのかどうか、というのを元請けを通じて調べられないのか?というのは、別に違法行為だからということだが、別に今回のは氷山の一角と言うよりもいっぱい河野があるなかのが、たまたま指導されたということだけで、その後もいっぱい、
偽装請負の可能性のある事例はずっと頻繁発しているし、これからも是正の深刻があるから、どんどん出てくると思う。で、今後、きちっとしますといっても、色々我々が疑問で、この案件についてきちっと調べてください、というものがあったら、
それはちゃんと元請けに適正な働き方なんですか、どういう指揮命令してました、というのをきちっと調べるような体制、東電の方として監査的に立ち入るということであれば、過去の層いう疑わしい事例とか、
ちゃんと確認すべき事例についてもきちんと疑問点があった場合、調べる体制をとっていただけないか?
○尾野:
えっとおぉ、まぁ、ひとつのやり方ということで意見としては承りたいとは思うが、まあ、監査的に私どもが入っていくということだが、
ある意味ぃ、発注者という立場であるが、ええぇ、まぁ、警察権限を持つような立場でないのは当然のことだしぃ、それから、発注者と受注者というのは、契約上、全く上下という事ではないので。
# 元請けに対してはそうかもしれなくても、その下は明らかに上下関係でしょうが。
まっ、私どもが受注者との間で結んでいる契約上の了解の中で行う行為として、ええ、ま、通常は監査というところを、然程、発動させていくということはないわけだが。
今回、この様な調査結果(http://j.mp/RAOMB1)を含めて、しっかりやっていくために、お互いに監査的な仕事に入らせてくださいということで、入っていくということなので、まっ、その中で角煮をしつつ、対応を取って行きたいと思うが、ある意味、逆に個別の案件について、
あまり捜査的なアプローチは難しいとは思っているがぁ、いずれにしても、ええぇ、今後に向けての実行成らしめる、という事が目標であるので。まっ、努力しながらい入って行きたいと思っている。
# 全然イメージが見えない。これまでの口頭で指示から責任果たした気分から、会社訪問してどないしてん、こないしてん、というやり取りを子会社とやって、東電としては責任果たしたつもりになるということでつか。
○朝日ただ:
あの、尾野さんの説明で、尾野さんは専門じゃないから、そういう捜査的なのは難しいと一般論で厳しいと言われるのはわかるが、ちゃんと部門が調べるとすぐ分かることは色いろあると思う。
先般、僕が指摘したが、先日、足の上に重いものを落として骨折した事案がありましたよね。あの時の作業というのは、請負会社の違うところが、二人持っているのと一人持っているのと、作業しているわけですよ。
それって同じ作業を請負害者が混在して働いていれば、もう、指揮命令が違うところから受けているということで、偽装請負の問題(疑い)が非常に濃い。間違いなく偽装受けいおだと思う。
僕が公の会見で、あの件については偽装請負で法令違反があるというふうに公の場で発言しているですから、それをちゃんと元請けに調べさせたり、東電としても調べないとだめだと思う。
それが例えば、この間の事故のいわゆる労働災害が起きている事案について、あるいは偽装請負だったでしょ。常識に考えると、あれが適正な請負だったとは僕は思えませんという質問を受けたら、それは何ら調べないのか。
# あんだけ言ったのに、行政指導されないとなにもしないのかよ。結局こうなっただろうが。と。
○尾野:
ちょっと質問に答えてなかったのかもしれない。申し訳ない。えっとぉ、
○朝日ただ:
あの件はだから、、
○尾野:
あの件の話か? あの件の話に関して、後日どういう原因だったかとい説明をした中で、当初予定していなかった作業を予定外作業、計画外で行ったと。そこに大きな問題があることを申し上げたと思う。
で、そのあたりのことをさらに聞いてみると、元々、ええ、その3人というのは、業務の関係は全くないものであったが、底を動かすときに近くにいる人達が手伝う形でよってきて、行ったということだったそうだ。
従って、元から、ようは雇用関係の中の指揮命令でもなければ、ええ、近所にいる人がさっとよって手伝った中で一人が怪我してしまった、全く以てして予定外の作業をその場でやってしまった、
しかも、それは契約関係が、そもそも損座敷いてないようなじょう居雨の中で行われたということなので、まあ、ちょっと偽装というのとは少し声質が違う。ある意味予定外作業をその場の人達がやってしまったという意味で、ええ、大変よろしくないと思っている。
個々の事情というのは、様々あろうかと思うので、ええ、外形的な状況だけ見的mていくのは難しいということは難しいということはご理解いただきたいと思う。
○朝日ただ:
わかりました。その状況であれば偽装請負と言うよりも、労働安全製法違反が該当するので、別に偽装請負でないからいいという事じゃなくて、指揮命令のないものを集めてきた人をちょっと手伝えということで労災事故があれば、それは偽装請負よりも労働暗線衛生法違反になるので重大な問題だと思う。
そういうのを言うのであれば、今年の夏、職員の方、作業員の方が病気で亡くなられた事案でも、偽装請負じゃないからと会見で言って、私も記事に書いているが、じゃあ、ああいう公の場で朝日新聞として、これは偽装請負でしょと、と提示したり、
会見で聞いてもその後どうですか、という調査が行われたり、報告があった記憶は全然ないんで、一軒一軒全部調べろとは言わないが、
ちゃんとそういう疑問点があった場合は、ちゃんと元請けに確認したり、その説明でおかしいところがあれば、東電がきちっと調べる体制をとって頂きたいと思う。
○尾野:
一般論として元請け企業とよく連携をとって、ええ、再発を図っていく事は必要なことと思うので、それはそれとして理解したいと思う。まっ、何れにしても個別のことというよりは、今回、元請けの方に監査的に入らさせて頂きたいと思っている。
えっと、すいません。今日配ったRO装置の漏えい箇所の絵だが、一部絵に誤りがあるようなので、説明に影響しない場所だが、正しい絵を後で渡したいと思う。(http://j.mp/WYseGX)
○NPJ吉本おしどり:★★★
▼既出でしたら申し訳ないが、2F1号機建屋が負圧になった原因は評価は出たか?
○尾野:
今、具体的に確認中なので。そちらはまた確認が出来たところで説明したいと思う。
○NPJ吉本おしどり:
わかりました。ありがとうございます。同じく、金曜日に地震(http://j.mp/VymzGc)があった件で、9月に3号機に使用済燃料プールの周辺の様子などが公開されたが、
そのように1Fの確か6号機で水平で26ガル程度の揺れだったと思うが、瓦礫などの影響があったのかどうか。朱墨燃料プールにかぎらず、1~4号機までで、水平で26ガル程度の揺れで、どのような物の移動があったのか、などは確認されるのか?
○尾野:
ゲホッゲホッ えっと、大きな変化はないことは確認しているが、それから26ガルというのは、揺れとしては大きなものではないので、まっ、小さな動くが全くなかったかというと、そりゃ分からないが、ええ、まっ、現実の問題として事務所内の棚の上にあるものが、
動いて落ちるということもなかったし、ええ、まぁ、現実にはあまり揺れそのものを心配するような状況ではなかったと認識している。
○NPJ吉本おしどり:
わかりました。何か大きい地震があった後で、26ガルがあまり気にする程度ではないということだが、その前後の差の動画や写真での確認というのはされるのか?それぞれの建屋内、各階内で。
○尾野:
えっと、個別に動画や写真というものが、先ず前後で比較し得るような形で必ずしも持っていないので、そういう意味では、そういう形での確認はしてない。
ただ、通常のパトロールであったり、そうしたやり方を取りながら、要は安全機能をもたせている、この場合で言うと冷温停止を維持している、冷却を維持しているという機能をもたせている設備等に影響がないかどうか、ということは個別に確認していく、と言うことはしている。
○NPJ吉本おしどり:★★★
別件だが、藤村官房長官が今朝の定例会見で、12月15日から17日に福島の郡山で行われるIAEAの国際会議での意義について説明されたが、
その意義の一つとして原発事故が収束したことを世界に発信するとおっしゃっていたが、東京電力として福島第一原発事故は、もう収束はしたという考え方なのか?
○尾野:
えっと、ちょっとどういう定義で仰ってるのか、私自身がわからないが、発電所が要は初期の状態に比べて安定して冷温停止状態を維持できる状態になっているという事は、一つは言えると。ただし、今の状態が、これから、ようは、現場を復旧して、よりなんというんすかね。
# 藤村官房長官が福島第一の何を知っているか甚だ疑問。石原も。というか、ほとんどの政治屋は会見で垂れ流されている現状すら知らない。1F現場訪問すれば現状は知り尽くしていると国民にアピール出来ると思ってる。それで納得、哀れな国民。
ようは処置を進めていく状況が必要ない、完全に物事が終わってしまった状態にあるんですか、といったら、まあ、そういう状態ではないのは明らかななので。要はこれ異状大きくなっていく事を止めるところまでは達成しているけど、
悪くなったものを元に戻して、元の状態、安心できる状態にしていく仕事は山のように残っているので、まぁ、そういう状態であるという認識だ。まぁ、その中ですぐさまひどい、これより悪い状態になっていく状態に今ありますか、というと、
そこはぁ~、相当程度、安全な状況まで持ってきたと。いうふうに、言っていいと思う、考えているが、じゃあ、それが、もう何もすることがないと言い味の収束か、
というとそうではないので、あの、ちょっと言葉の定義、意味の使い方によるかと思うが、我々としては、まだまだやるべきことはやって行かないといけない思っている。
○NPJ吉本おしどり:
わかりました。ありがとうございます。
○東電石橋:
他に質問のある方は?
先程、淡水化装置の構成、及び漏えい箇所という資料に訂正があると申し上げたが、今訂正が出来たので訂正資料を資料代においてあるので、帰る際に差し替えてかってもらいたいと思う。それでは終了。
~ 18時21分(51分)