2012年4月3日火曜日

東電会見 2012.4.2 18:00~

■東電会見 2012.4.2 18:00~

1時間超えるとツイターではムリポ。(ヽ'ω`)




○松本:
[原子炉および格納容器の状況] 1~3号機まで給水系、CS系つかって注水冷却中。[圧力容器下部温度、格納容器圧力と水素ガス濃度]記載の表の通り。昨日3号機について原子炉注水量微調整を行った。

[使用済み燃料プール]1~4循環冷却中。4号機ストレーナー清掃の関係で冷却停止、温度上がっていたが、26℃まで温度下がってきた。2号機については本日ヒドラジンを注入。9時23分に使用済み燃料プールの塩分除去装置停止。

その上の行にあるとおり1月19日から塩分除去装置を動かしており使用済み燃料プールの塩素イオンをとっていたものである。この塩分除去装置を運転する前の塩素濃度は 1350ppmだったが、本日最終的に約130ppmに。

今後、イオン交換装置を用いて10ppm程度まで下げていく予定。2号機についていた塩分除去装置は今後、塩分除去装置は3号機につなげる予定。準備ができたら3号機の塩分除去を開始する予定。週末から来週初めに予定。

1号機に関しては元々塩分濃度が3ppmなので塩分除去装置の運転は予定してない。[タービン建屋地下溜り水の処理状況 ]2号機、3号機から集中廃棄物処理建屋への移送は継続実施中。6号機タービン建屋から屋外仮設タンクへ本日10-16時の間で行った。

[水処理設備および貯蔵設備の状況]キュリオン、サリーによる高濃度汚染水の処理を継続実施中。昨日、メールで知らせたが23時4分頃、福島県沖を信玄とするM5.9の地震が発生。書くプラントの点検を行ったが特に以上が無いことを確認。

最終的に本日もパトロールを実施したが異常はなかった。昨日の地震では6号機原子炉建屋基礎マットで水平方向40.7ガル、上下方向 19.4ガルが観測された。

基準値振動Ssで評価した際には開放基盤共鳴 基準のところで600ガル、基礎マットでも400~500ガルの地震には耐えられると考えているので、今回の地震はその10分の1位かという状況だ。

1号機原子炉建屋カバーフィルター設備による上部ダストサンプリングを本日行なっている。昨日、土曜日にメールで知らせているが、H4タンクエリアでの水の漏水があり、その後継続的なサンプリングを行なっている。

「福島第一原子力発電所H4タンクエリア 排水路下流側①および②のサンプリング結果について」http://bit.ly/HecRW8 1枚目が28日水曜日に実施した排水路の状況。裏面が、31日に土曜日に実施した排水路の状況。

3枚目が継続的に実施している南側放水口でのサンプリング結果の状況。サンプリング箇所は3枚目に地図をつけているので確認しとくんだ。本日保安院さまに報告書を2件提出したので説明させて頂く。

「福島第一原子力発電所1~3号機における原子炉内温度計および原子炉格納容器内温度計の信頼性評価について(平成24年4月提出)」http://bit.ly/Hed4c4 先月、2月24日になるが、保安院様から指示文書が出ており、

その内容については1枚目のページの裏面。"記 " の2番 http://bit.ly/HedsY5 圧力容器の温度計、格納容器の温度計に関してはここの温度計の指示値の信頼性を評価し、当院からの指示があるまでの間、

1ヶ月に1度当院に対して報告すること、という支持が出ており、一回目の提出ということになる。温度計そのものの評価は3月1日に報告をしているので2回目の評価結果になる。まとめ表という形で2枚目と3枚目の表を見るんだ。

追加接続可否検討結果 という事で、これまでデジタルレコーダに入っていなかった温度計についても抵抗値の測定など使えるかどうか判断して、追加したもの、それから引き続き故障と判断したものがある。それを下に3ページ表1-2 温度計信頼性評価結果

現時点の評価結果を数字で書いている。左から号機、監視対象は RPVが圧力容器、PCVが格納容器を示している。設置台数はそもそも何個設置されているかとうことで、その次の段が評価対象、評価結果になる。

全数の所が評価をしたもの。その内訳が関しに使用しているもの、参考としてデータを撮っているもの、故障と判断したものと分かれている。一番右が評価対象外ということでそもそも故障していると判断したものがこちらに入ってくる。

こういった所で評価結果を決めているが、3月1日に報告したものから括弧内にある通り、全般的には変動ないか、もしくは数点増えているという状況である。個別の信頼性評価検討フローについては4ページ、5ページになるが、

6ページから11ページまでが実際に前回からの評価結果と今回の評価結果で変わった所だ、赤い字で描いてある所が今回追加評価が終わったところであり、全般的に監視対象が増えている。

12ページからが格納容器、圧力容器の温度計の配置図と番号を記載させて頂いた。それから15ページからが各温度計のトレンドを示している。特徴的なのは16ページのところを見るんだ。

茶色い格納容器の温度 TE-1625H があるが、以前報告したとおり、窒素ガス注入装置が一次故障で停止した後、30分後に復旧したわけだが、その影響を受けて温度が一時的に上昇し、窒素ガス封入量を増やした結果、元に戻っている状況である。

同じような所が19ページにも現れている。2号機分については20ページからが2号機分になるが、以前話した圧力容器の温度計が2点動作不良と判断したところのトレンドを記載した。27ページからが3号気分の評価になる。

1号機、3号機が比較的書く温度監視点としては落ちている状況だが、2号機に関しては少し、10度程度の変動があった後、安定しているという状況がいろんな点で見られている。http://bit.ly/HedsY5

こちらに関しては引き続き監視を続けていきたいと思っている。付け足しで申し上げるが、26ページを見るんだ。2号機格納容器温度計②で3月⑱18日頃から、TE-16-114N という青い線とその下の L1という茶色の線が上昇しているが、

こちらは最新のデータでは80℃から50度程度まで下がってきているので、こちらに関しては一時的な、何か端子台の付着があったのではないかとか考えている。現在故障ということで判断していないが、要監視中である。

この報告書については引き続き、毎月中旬ぐらいまでの状況を取りまとめて、月初めに保安院様に報告するという事で仕事のほうを進めてまいる。続いて、もう一件の報告書がある。

★「福島第一原子力発電所2号機原子炉格納容器内のガス濃度評価誤り等に対する原因と対策の経済産業省原子力安全・保安院への報告について」http://bit.ly/Hed0c7 こちらは既に皆様に濃度評価の誤りがあったということに関しては伝えたが、

その後、発生した誤りの原因等について、保安院さまの方から報告するように指示がございましたので、本日その報告を取りまとめて報告させて頂いたものである。半年移譲前の話なので、先ず何が起こったのか、というところであるが、

4ページに報告書がある。http://bit.ly/Hzrw0P その次に資料1という形で表になっているところがある。バイアル瓶による格納容器ガスのゲルマニウム測定結果の公表と訂正履歴ということだが、

資料1と書いてあるところの赤い字で書いてある所が、例えば9月14日に測定した1号機PCVガス1というものが、検出器番号が5番を使っていたが、9月21日に誤りがあるということで訂正したものである。今回は9月21日に訂正が発生した原因と、

11月17日に訂正が発生したものの2件の原因と再発防止対策を検討し、実施したものである。内容についてはページ戻って原因と対策という報告書になるが、基本的には誤りに関してはゲルマニウム半導体検出器の自己補正吸収係数という、

係数の設定の誤りであり、こちらの方を正しく設定するような方法に仕事の手順を直し、運用を開始しているという状況である。この訂正に併せて一件、報告報告書の訂正も併せて行ったので連絡させていただく。

資料5というカラーが付いている後ろに報告書が1件ついている。別添1になっているが、福島第一2号機の格納容器からの Xe-135 の検出についてという訂正分である。http://bit.ly/Hzrw0P

こちらは昨年11月 2号機で Xe-135 を検出したということで臨界になったのではないかということでお騒がせしたが、その時に出した報告書である。その報告書の中で今回使ってる自己補正吸収係数の誤りをそのまま使っていたので、

この報告書の提出と共に、 Xe-135 の検出の報告書も訂正させて頂いた。報告書本文は全編付いているが、正誤表が後ろ2枚に表の形で付いている。今回、 Xe-135 の測定にあたり、

1ページで言うとバイアル瓶での測定値 8.3E+2Bq/ccとなっているが、保守効率を直した結果、正しくは 9.5E+2Bq/ccだったと言うことになる。

それらを用いて倍率や格納容器内の Xe-135 の濃度を換算したので、その辺りの数字が若干変わっている。結論としては3.1E+2Bq/cc ということで、

これまで私ども私どもが考えている臨界判定値 1Bq/cc に比べると十分小さいということで報告書の結論そのものは変わらないが、今回の誤りに従って個の報告書も訂正し、改めて保安院さまに提出させて頂いた。

この報告書については以上だ。左肩に報道関係者各位ということで資料を配布している。「試料採取・測定頻度と核種分析計画について(3月30日)」http://bit.ly/Hxz4vu

記載漏れというか、もう少し丁寧に書くべきというところがあったので、青地で追加させて頂いた。2枚目意向が訂正版。例えば海水の所で言うと30km圏内の 新田川沖合1km という点が抜けていたとか、変更後のところの欄にあるが、左欄とどうだったかという所を青い字で記載させて頂いている。こちらは改めて配布させて頂いた。資料の説明は以上だ。

その他1点連絡がある。本来であれば30日の日に被ばく線量の評価結果を知らせた時に伝えるべきだったが、現在、JビレッジにおいてあるWBCセンターに置いているJAEAからお借りしている車載型WBCについては、

今後、JAEAでも地域の方々の被ばく線量評価に使いたいということで、今年度末を持ってJAEAに返却した。改めてこの場をお借りしてJAEAに御礼申し上げる。なお、JビレッジにはWBCが全部で11台まだあり、福島第二の3台、柏崎刈羽の4台を使って作業員、社員の内部被曝管理を今後も実施していきたいと考えている。本日私からは以上だ。


■質疑

○回答佐藤:
福島第一の免震棟の中の対策室に壁掛けモニタがあり、そこに現地映像が映っており、それをそのままネット配信できないか2月の月ンにそういったことを会見d寝起き既視、検討する当事になって1ヶ月開いてしまったが、検討結果は出ているか?

○松本:
ライブ配信についは現在のところ、今撮っているだけであり追加点を増やす予定はない。

○回答佐藤:
増やすではなく、切り替えるとか、今出ている映像よりも免震棟で見ている映像のほうがかなり鮮明だという…

○松本:
あ、まぁ、あの画面については、開閉所からの画面だったと思うが、

○回答佐藤:
何所??

○松本:
開閉所。からの画面だと思うが、もう少しいい場所がないかというところについては現在検討中である。

○回答佐藤:
探してはいると?

○松本:
ハイソウデス。

○回答佐藤:
わかりました。壁掛けモニタに映っている映像そのものをそのまま出すことに関しては?それのほうが早く出来るのではないかと思うが。

○松本:
壁掛けモニタに出しているあの映像は監視用カメラであるが、発電所の中で外に公開してはいけない映像等もあるのでそういった所も映る可能性がある。従って今のところ、あのカメラそのものを外に出すことは予定していない。

○回答佐藤:
以前から疑問に思っていることで確認だが、現状、相当ボロボロになっている状況で見せてはいけない、見られていけないものは具体的にあるのか?

○松本:
ふぁい。核物質防護上のフェンスとか、監視カメラとか、そういったものは映すことはできない。

○回答佐藤:
その関係だがマスメディアの方で上空で撮影したり近距離で撮っていたりするが、それに取ってはいけないものが映っていたケースは最近あるか?

○松本:
具体的な所まで確認していないが、マスメディアの現場公開や、そういう時にはこういった核物質防護上の設備に関しては映像に関して取らないようにお願いしている所だ。

○回答佐藤:
公表されたもののチェックはされているか?

○松本:
新聞等についてはひと通り見たが、特にテレビもひと通り見たが、航空写真というか、ヘリから撮っているものについては全部見ていない。

○回答佐藤:
1ヶ月ぐらい経過していると思うが、全部見ていないという理由はなにかあるのか?

○松本:
遠いところから映っているので、比較的フェンスやそういった防護設備に関してはそれなりに見えていないだろうと思っている。特別カメラの性能がどうか分らないが、ズームしてそこだけ誇張するような映像はないのではないかと思う。

○回答佐藤:
他の写真等は確認はしているが、ヘリから撮影された最近のものは全部チェックしているわけではないと?

○松本:
ハイ。後、記者が実際に撮られたものの中にどういうものがあるかについてもチェックしていない。

○回答佐藤:
扱いの差に何あるのか?

○松本:
はっきり映って位置が特定できるとか、そういったものが判断基準になる。

○回答佐藤:
チェックするかどうかの判断基準か?

○松本:
そうですし、後そういったものに対して私どもが抗議するかどうかについては、そういったものになる。

○回答佐藤:
事故後、抗議したことはあるか?

○松本:
そうだな。事故後かどうかは知らないが、事故前に発電所を何度か見学された際にそういったことを申し出たことはある。

○回答佐藤:
事故後については確認取って頂けないか?マスコミやフリーの潜入だとか色々あったが。出版社に対して、あるいはテレビ新聞に対して、これはどうなのかといったような。

○松本:
そういう意味では私が聞く限りにおいては抗議したことはない。

○NHK花田:
温度計の関係で。 http://bit.ly/HedsY5 2ページと3ページの表がちょっと細かいが、対照させてみると、3ページの方で全数とうのが、他のところは2ページで対応しているのかなと思うが、1号機のRPVだけ増えておらずセロのまま。これはプラス1というわけではないのか?

○松本:
ん??

○NHK花田:
あのう、2ページの表1-1を見ると1号のRPVで追加対象が1になっていて、これが評価対象で表1-2に加わると思うが、これがゼロのままというのは、同理解すればいいのか?

○松本:
確認するが、これはですな。1号機の追加対象1というやつは、6ページ、7ページに1号のリストがあって、ええ、この23番か42番のどちらかの話だと思うので、ちょっと確認させてくれ。

○NHK花田:
表の見方としては、今までデジタルレコーダーに繋いでいなかったのを表の1-1で評価して、それを表1-2で全数を全部+で1号以外は全部数があっているが、また、追加して監視に資料とかで、+の増減というのは、追加と元々あったのを併せての数字と理解していいのか?

○松本:
はいけっこうです。

○NHK花田:
これはデジタルレコーダに繋いで監視対象が増える状態になっていると思うが、これはなぜ今までやっていなかったのか?

○松本:
今回追加対象に加えたものが6.7,8,9,11の所に赤い字で書いているが、今回追加対象になったのはこういった赤い字で書いてあるようなところであり、以前から評価対象、次の段階で評価にしようとしていたものとか、あるいは元々は格納容器の中にもいろんな点があり、他で代替できるということで、

これまで入れてなかったもの等である。今回温度計が2号機で何点か動作不能になっていることもあったので、こういった他にも使えるものについてはデジタルレコーダーにどんどん入れていこうということで、作業を進めたものである。

○NHK花田:
単純に考えると以前からもっと精度良く測るのであれば、繋いで測っていればよかったんじゃないかと感じるが。

○松本:
当然測っていればよかったとは思うが、いわゆる保安規定というか、圧力容器温度とか、格納容器の温度等に関しては測れているところもあったので、そんなに点数だけを置く増やすことはないだろうとみていた。ただ、温度計の信頼性そのものに故障が続くということで今回、ほぼ全点はいったのかな、というような状況だ。

○NHK花田:
まだ細かく見切れていないが、2号機は底部は監視対象として結構追加されたところもあるのか?

○松本:
底部に貸しては殆ど無いと思う。2号機は8ページになるが、http://bit.ly/HedsY5 6番、7番、8番、9番についてはベッセルのフランジ部であり、圧力容器から見ると少し上のところになる。ノズル関係とか、ボトムヘッドの上部とか、スカートジョイントというところはこれまでも使っていたが、

今回、1ヶ月の間に故障と判断したものだ。26番、27番といったサポートスカートトップは圧力容器本体ではなく 支えるスカートのほうになるので、これから評価しようと思っていたものだ。

○NHK花田:
2号機のTIPとかジェットポンプの調査とか、この間、運営会議の方で資料が出ていたと思うが、TIPの炉の改修ですか?あちらにある配管調査とかのスケジュールは今どのようになっているか?

○松本:
配管調査そのものは先週終わっている。こちらに関しては現在寸法等の測定が終わっているので、実際に考えている施工方法が取れるかという所を現在検討中だ。3月1日に話ししたとおり、4月中旬頃には候補点とどういった工事が可能かという所を取り纏めて、先ずは保安院様の方に報告する予定だ。

○NHK花田:
優先順位とか前回からの変更はなく、その時に優先順位も一緒にという形か?

○松本:
そうですな。今ん所現場調査をしたのはジェットポンプのB系ラック、SLSの計装ラックがあるが、あとTIP室に貸してはまだ具体的な調査は終わっていないので、その3箇所が今のところ候補点になる。

○NHK花田:
TIPが一番になっているというわけではない?

○松本:
はい。

○NHK花田:
別件だが4月上旬に増設タンクの運用開始があったと思うが、今、4万トンという理解でいいか?何時から運用開始する予定か?

○松本:
先週の水曜日の週報の際に少し、状況については話しさせていただいているし、増設4万トンについては、4万トンそのものは善良受け入れには使わない。以前話している角型のタンクが信頼性が低いということで、丸型の1,000tタンクに置き換える作業がある。その関係で角型タンクを一旦、今回作るタンクの方に動かすので、

大体4万トンの中の1~2割はそちらの受け入れに使う予定。増設4万トンの運用については、第一基分として来週頃に使用可能にするということで現在作業を進めている。

○NHK花田:
1期分はどれぐらいの量と考えればいいのか?

○松本:
データを確認する。

○松本:
1期分が4月の来週になる。次の段階が5月上旬、3期目として 5月中旬から下旬にかけて運用を開始する。当初、4月頃までにと考えていたが、地下水の流入量がこのところの天候のため減っており、増設というか、滞留水、処理水の貯まるスピードも減っているので、そういったスケジュールの見直しを行なっている。

○読売船越:
温度計の信頼性評価について。表の見方がちょっと良くわからない。1点確認。前回報告というのは何時?

○松本:
3月1日に報告書を出しており、公表は2日に午前中になったと思う。

○読売船越:
その時も同じように、使用、参考使用、評価対象外、という形で別けた?

○松本:
はいそうです。表の作りは3ページ目に表1-2で温度計の信頼性評価結果の表の作りと同じだ。3月1日の報告書と比べて増減だどうだったのかというのはカッコ書きさせて頂いた。

○読売船越:
そうすると3月1日の時に評価対象外というのは、故障もあるが未接続のも全部ひっくるめてい入れていたと?

○松本:
はいそうです。

○読売船越:
そうすると、今後、月1回調べるということだが、

○読売船越:
今後調べるものは故障したものではない、例えば2号機のRPVだったら監視使用の19と参考使用7の26を今後調べるということか?

○松本:
はい。今後の監視点としてはこの26が監視対象という形で監視していく。

○読売船越:
故障のものを今調べると、2号機のRPVだったら故障が10だから、これは評価対象外に組み込まれることなんか?

○松本:
ん? 故障は故障という形で評価しており、デジタルレコーダにも一部入っているものがある。

○松本:
前回2号機の圧力容器底部のH3とかで指示が上がって故障と判断したが、ソも不引き続きデジタルレコーダとしてはつなげてあり温度としては見えている状況だ。

○読売船越:
評価対象外に入っているのは全く使えないという意味か?

○松本:
そうだ。事故以前から壊れていたものとか、そもそも線が来ていないものになる。

○読売船越:
故障というのは数字は出ているが、挙動から考えて明らかにおかしいだろうという意味で故障ということ?

○松本:
そういうことです。

○松本:
先ほどのNHKの1号機の温度計の+1の追加対象だが、6ページに42番が追加対象ということで今回評価対象外から監視使用可になったものだ。逆にこの上の23番のところは、以前報告した 69G-1であり、そもそも故障していたが、

○松本:
G-2を表示していたということで誤ったものだ。従って+1-1になったので表1-2の状況はゼロということになる。失礼した。http://bit.ly/HedsY5

# もったいないから同じの表示させてましたというあれ。

○フリー木野:
先週の2F汚染について。9つの項目に×がついていて出来なかったものもあったという話があった。(http://t.co/2W7YwM9H)ポリタンクを入れている量の2倍の吸収剤で養生するものもは、周りのバックグラウンドと関係なく、ただの方法なので出来たと思うが、こういったものまでやっていな語った理由はど言うことになるのか?

○松本:
ん?ポリタンクの2倍の吸収剤??

○フリー木野:
要するに輸送容器に吸収剤を巻くというのもやっていなかったと思うが、この辺はなぜ?先週金曜日に質問が出ていいたが回答なかったようなので確認したい。

○松本:
えっと、第5条の6号のイですか? こちらに関しては当時、先日までだが、いわゆるサンプリング水を2Fに運ぶという事でポリタンクに入れて蓋を閉めてビニール袋で養生し輸送していたことになる。技術上の基準としては2倍の量の核燃料物質の量を吸収できる吸収剤、または二重の密封できる装置というところだが、こちらはできていなかった。特に 1Fから2Fの中の警戒区域の輸送であることから、

○松本:
特にそこまでする必要がないであろうという事で勝手に判断してやったものだ。

○フリー木野:
以前も伺ったが、ずっとそういう状況でやっていて量が少ない場合に関しても同じようにクーラーボックスでという話があったが、あまりその辺は気を使っていなかったということになるのか?

○松本:
ハイ。先週も話したが少なくとも輸送物の表面汚染密度、車両の表面汚染密度といったものはバックグラウンドの関係でそもそも守れない状況だったので、

○松本:
そういう意味で全部で9項目について適合していないと私どもは考えているが、そういった状況での輸送であった。

○フリー木野:
保安院の方で週末に作業員の汚染があり、2日間報告がなかったという話があった。具体的に説明頂けるか?

○松本:
いわゆる全面マスクが外れた件か? 土曜日に伝えているが。こちらは3月29日 午前11時頃、5,6号機の北側タンクエリアでタービン建屋のパトロールとタンクのレベル確認をしていた社員1名の防塵マスクが一時的に外れる事象が発生している。

当日、身体サーベーで汚染はなかったが、マスクが外れたということで31日になったが念のため口の周りをサーベーして汚染がない事を確認している。更に内部取り込みがあったかなかったか、JビレッジでWBCを受けて内部被爆の有無を確認した結果、内部取り込みはなかった。放射線管理手帳の記録レベル未満だった。外れた人間は20代の男性1名。なぜ、外れたかについては、当時この作業は社員2名で行っており、この2名の中で諍いというか、公論となった結果、そのマスクが外れた状況だ。

○松本:
怪我等はなかったが、2日間にわたってこういう状況になったという事で差異徹底したいと思っている。

○フリー木野:
すると当日報告がなかったのは、喧嘩ですかね?いわゆる。

○松本:
喧嘩というか、小競り合いと聞いているが、そう言った状況だったので、報告がされなかった物と推定している。

○フリー木野:
わかりました。ありがとうございます。

○フリー南:
今日配られた資料 ガス濃度に関する件。http://bit.ly/Hzrw0P 2リットルのマリネリを追加した際に設定を誤ってガスバイアルの設定を合致してしまったという事になっているが、ゲルマニウム半導体の測定器の5番、6番もどちらも同じ間違えをしたという事で良いか?

○松本:
上からいくと4枚目の所に資料1という事でゲルマニウム測定結果の公表、及び訂正履歴という事になるが、先ず、二つある。9月14日にサンプリングした1号機のサンプリングの1~3番は検出器 No5 を使っている。こちらは9月21日に訂正したが、マリネリの容器の自己遮蔽補正係数がきちんと設定されていないために正しく測定出来なかったというケースだ。

その際に5番の検出器を使っていた物であるが、その後、6番、11月17日に訂正した分については今回、9月21日に訂正した際に No5のゲルマニウム検出器の基礎データを修正し、6番の方を忘れたという同じ事象ではあったが、再発防止対策が徹底されなかったという事案だ。

○フリー南:
確認だが、その後の資料4のページだが、黄色で書かれている、2Lマリネリの形状追加が出来なく、2-4で形状追加は出来たが、材質等が保存されていないということで、この歳に間違えてガスバイアルの方を上書きしてしまっているという、手順としてはそういう事か?

○松本:
ハイソウデス。タグ

○フリー南:
これは5番、6番どちらもガスバイアルの所上書きしてしまったという事か?

○松本:
ソウデス。

○フリー南:
不自然であるというような事は思われなかったのか?

○松本:
そういった所がですな。少し、2ページ、3ページにわたって解説している。最初に5番の所で今回の誤って測定出来ていない事の最初の状況だが、2Lのマリネリビーカー以外でガスバイアル瓶があるという事で今回設定している。その際、下線が引いてあるが、2Lのマリネリビーカー以外の基礎データに変更がない事を確認しないまま、

○松本:
バイアル瓶の材質番号だけがまだ変更されていて、そのまま残っている状況のチェックが効かなかった状況だ。その後、チェックするタイミングが何カ所があるが、そこの段階で上手くいってなかったのが、9月21日の訂正、そもそも間違えてた原因。

その後、3ページ中断(2)、5番でそういう事があったので6番に対してはどうなんかという事で、1Fの保安班の方から6番についての自己吸収補正係数の変更があるというところからやっている物とお思い込みがあり、そのまま後回しになって出来ていない状況だ。

従って、そもそも発生としては5番、6番に対して同じような状況をしていたが、最初に21日に見つかった5番、それから併せて6番も直さないといけないとわかっていながら出来てなかったという状況だ。

○フリー南:
繰り返しで申し訳ないが、設定を間違えた事とそれを発見するのが送れたと言う事、それは分るが、間違え方が5番、6番で全く一緒というのは、そういう事があるのか問う事をお聞きしているんだが。

○松本:
ですから、5番、6番をえっと、同じ時期に自己吸収補正係数の設定を間違えて運用を開始したところ、5番に早く気がついて6番の誤りの直しが遅れた状況だと思うが。

○フリー南:
この作業は全部読んでないが、2Lのマリネリを追加する作業をした時の失敗という事ですよね?

○松本:
ハイソウデス。

○フリー南:
その時に2Lのマリネリの設定をする時になぜかガスバイアル瓶の設定を5番、6番で間違えてそちらを書いてしまったと。

○松本:
ハイソウデス。

○フリー南:
それは2Lのマリネリの設定をした時にそういう事をしてしまったという事は確認済みなのか?

○松本:
ハイ。まあ、こちらの方は少し可能性が高いと言う事だが、こうだろうという事で推定している。

○ニコニコ七尾:
先週の金曜日、テレビ会議システムについて回答頂きありがとう。ERCのものは3月下旬に保安院物に切り替えられたと。官邸の方だが、現在東電の物だが、何時から切り替わるのか?

○松本:
4月上旬に工事する予定。

○ニコニコ七尾:
このシステムは観点や保安院からも福島第一へ話しかけられるようになっているのか?

○松本:
テレビ会議システムなので話は出来る。

○ニコニコ七尾:
東電、福島第一、官邸、保安院、4つが繋がっていると。

○松本:
ハイ。

○ニコニコ七尾:
例えば仮にに官邸と保安員もお互い離す事が出来ると?

○松本:
官邸から保安院さまを呼び出せば、出来ると思う。

○ニコニコ七尾:
わかりました。以上です。

○回答佐藤:
東電生きている賠償の事に似関して。東電に来ている分で死亡を原因として賠償している件数というのはカウントされているか?集計値あるか?

○松本:
死亡を原因としているという賠償というのはどういう意味か?

○回答佐藤:
★避難先であったり、避難中でも良いが、元作業員は別として人が原発事故に間レして死亡した、その賠償をしろと言った請求というのは0ではないだろうと思っているが、具体的な件数というのは東電の方で集計は撮れる状態にあるのか?とっているか?

○松本:
どういった答え方が出来るかも含めて、少なくとも今手元にデータがないので検討を確認させて欲しい。細かな事だが、現在の福島第一の施設、設備全体で一日当たりで使っている電気の量はどれぐらいあるのか?そうですなぁ。なかなか測定してみないとわからないが、どういった記録があるかに夜が、普通のプラント以下だとは思うが。

○回答佐藤:
それの原価は一般の電気料金に関わってくるか?

○松本:
原価デスカ?

○回答佐藤:
福島第一で使っている消費している電気料金というのは東電自社内で清算している事になるんですかね?

○松本:
私どもが自社で電気代を払うと言うことは無いと思うが。第三者が介在しているとかは別だが。いわゆる福島第一でかかっている復旧費用については、費用の中に入ってきている。

○回答佐藤:
復旧に使っている電気代というか燃料費があるじゃないスカ。

○松本:
現在原子力発電所が全部止まっているので、火力なり水力なりの発電原価には入ると思う。

○回答佐藤:
それは巡り巡って一般の消費者にかかってくると言う事で良いか?

○松本:
ハイ。多分そうだと思います。

○朝日こん:
濃縮廃液の水漏れの件。http://bit.ly/H9PZtQ http://bit.ly/HecRW8 資料を確認すると、結局海に1~4号機側の放水口付近側にいくと前βで10E-2レベルまで下さがり、

○朝日こん:
陸上部分だと10E+2Bq/cm3、4乗ぐらいの違いがある。海に入っているから薄まっている考えでいいのか?

○松本:
ハイ。基本的に海に入っている分と排水路を流れていく雨水等があるので、それで拡散する2つがあると思うが。

○松本:
基本的に海の方の寄与が大きいのではないかと思っている。排水路も継続的に撮っているが、まだ最新のデータはないが、30日、31日の状況から見ると、まだ10E+2Bq/cm3の全βが検出されているので、以前 漏れた80L分が残水として一部存在しているのではないかと思う。

○朝日こん:
残水として残っているということは、出続けているということとは又別か?

○松本:
そういう意味では少し出続けていると思っている。評価上は 80Lが全部海に出たとうことで今評価しているが、一部はまだ排水路の中に残留していて、それが排水路の水を回収しているが、まだ少し回収しきれない文があるのではないかと思う。

○朝日こん:
★排水路事態で急激に薄まるという事はあまり起きておらず、且つ、装置からは出ていないという理解でいいか?

○松本:
装置からの点検は既に終わっており、タンク類、周辺ホース類等の漏洩が無いことは確認した。いわゆるできていなかった写真でみた手前側の席の方も完成しているので、排水路の方へ漏れて行っているということはないと思う。回収しきれなかった残水が依然として染み込んでいる分とか少し雨が振ることによって流れていく可能性があると思っている。

○朝日こん:
そうなると結局海への流れも止まっていると考えると、海の部分はこれ以上のレベルになることはなく、これ以下で推移していくと?

○松本:
そう思っている。当然、海のところも今後、継続的に監視ししていくが、上流側の放出源が止まっているので、海は後は拡散すると思っている。

○朝日こん:
わかりました。

○フリー木野:
★今の漏洩で確認だが、漏れている量が80L の評価は変わらないのか?

○松本:
ハイ。カワラナイ。

○フリー木野:
今でも残水として残っているのもあわせても再計算はされないのか?以前 80Lの話で拡散等が考慮されていない話があったが、

○松本:
★拡散等というのはどう申し上げたが記憶にないが、漏洩量という形で評価した際には、先ず全体として120m3(トン)漏洩したとみている。基本的ンは以前写真で見たとおり、H4下流側の方に傾いていてH5、今回漏れたほうが傾きとしては上の方になる。

★従ってホースが外れて水が漏れたとしたら大部分が下流側のH4へ抜けてたのではないかと思っている。H4側には堰があり(http://bit.ly/GSrOPV)道路の脇の所に溜まっていたのが確認されている。

○松本:
★( http://bit.ly/GVTDqU )上流側だが H6エリアは3×1m程度の水溜まりがあったという事と、高さ的には高いということで、基本的には配管が外れた際の配管に残る残水、直径×配管に溜まっている長さの分が、★上流側に抜けたのではないか、ということで大体80L程度ではないかと見ている。

12月に漏れた際に150L漏れて、780Bq/Lだったが、今回の老絵ではその3分の1以下の全ベータの値だったので、海の濃度からみても、大体150に対して80Lであれば、

○松本:
★それほど外れていないとは思っている。

○フリー木野:
海の濃度だが、実際に漏れてから測るまでの時間でどれぐらい拡散するとかわからないと、あまりその辺は評価の比較ができないように思うが。★単純のその濃度だけを得らべて比較できるのかなと。

○松本:
そうだな。その辺は少し検討させるが、今回漏洩した際は比較的、漏洩が午前5時だから、8時過ぎにはサンプリングが出てきている。で、12月の際は漏洩が発生してからサンプリングまでもっと時間がかかっているので、逆に言うと12月のほうがもっと濃かったのではないかと思っている。従ってそう言う身では3分の1程度といったが、

○松本:
12月の所と比べるとすると、もうちょっと値としては低くていもいいのかなという感じはするが、その辺は報告書の提出を求められているので、少しなかで検討したいと思う。

○フリー木野:
先週発表された作業員の被ばく線量だが、これは事故からちょうど1年経過したこともあり、このバンドごとに10~20、20~50、50~100、100~150、それ以上みたいな、それぞれの被曝量の作業員の方々が、主にどういった作業をされていたのか具体的にまとめる計画はないのか?

○フリー木野:
以前から話があったが、多分、特定の作業で高線量の被ばくをする可能性が、汚染水周りだとあると思うんで、その辺を含めてどういった方が、どういった作業内容だと、どういう被ばくをするのか、状況をつかむのは大事だと思うが。やる予定ないか?

○松本:
今のところやる予定ない。逆にそれぞれの作業ごとに被ばく線量管理をおこなっており、水処理関係、建屋のがれき撤去関係では、ほぼ被ばく線量、空間線量からの推定は可能な状況になってきている。

(http://bit.ly/HDgmUa)従って30日に公表したが、1月2月の段階ではほとんどの方が10mSv以下の被ばく線量になっている。従って事故当初、10を超えて100とか150といったところは、ある意味事故直後の高線量下の事故復旧作業に当たらずを得なかったものと考えている。従って今後はこういった10mSv以下で大半の作業はコントロールできると思っている。

○フリー木野:
もちろん10mSv以下でコントロールできればいいと思うが、通常の発電所とは状況が違うから仕方ないと思うが、通常は平均、1年間で1mSv と比べると多い。どういった作業でどういう被ばく状況になるのか整理するというのは不要なのか?先ほど空間線量から予測できるという話があったが、

それはあくまでもその時の状況が大事だが、その時にならないとその先の計画も立たないことになると思うので、その辺はあまり詳細に必要性は考えてない?

○松本:
質問の趣旨がよくわからないが、個人個人の被ばく線量の管理については、日々の管理、作業の方が携わる空間線量や作業に従事する期間により、制限を受けるので、それに対して線量計画が出てくる。その計画に従って実施をしていればなにか支障があることはなかろうと思っている。

たまたま、何か高線量エリアに入らなければならないという作業がもし生じたとすれば、それはそれなりに線量計画、被ばく低減対策を講じた上で実施することになる。

○フリー木野:
(http://bit.ly/HwNtuB)先週、供給計画が発表されたが、確認だが、1Fの1~4号機をこの供給計画で廃止に明記されている。これはどういう理由からか?

○松本:
廃止にすることは昨年もう決定しているので、3月30日の段階で電気事業法に基づく届出を行ったものだ。

○フリー木野:
すると1Fの5,6号機と2Fの1,4号機というのは、まだ未定?

○松本:
ハイ未定だ。

○フリー木野:
未定の場合と廃止を決定した場合は、試算としての扱いは変わるのか?

○松本:
多分変わると思うが、いわゆる会計上の資産と、電気事業法上どう扱うか、料金にどう反映させていくかは確認しないとわからない。

○フリー木野:
確認頂けるか?

○松本:
ふぁい。

○フリー木野:
1F5,6号機と2Fの判断を何時までにするか、これも未定か?

○松本:
ハイ未定。

○フリー木野:
それまでは基本的に定期検査中の原発と同じ扱いになるのか?

○松本:
定検中というか、事故停止中という扱いになると思うし、5,6号機については事故前から低検停止中だったので、その状態が続いていることになる。

○回答佐藤:
3月下旬の120トン汚染水漏れ出した件について。報道等によれば14万Bq/cm3という事で、これを120トンということなので、単純に計算して16兆8000億Bq、総量としてはそいうことで良いか?

○松本:
ちょっとどういう計算をしたのか、わからないが、

○回答佐藤:
14万×、

○松本:
14万というのは?

○回答佐藤:
14万Bq/cm3 という。

○松本:
ああ、全ベータとしては1.4E+5だし、120m3だと120E+6なので、掛け算するとそういう事になろうかと思う。

○回答佐藤:
BETA核種のみで16兆8000億といことで良い?

○松本:
計算があっているとしたらそれで良い。

○ニコニコ七尾:
テレビ会議システムに関して、官邸やERCとのコミュニケーションに関する利用状況について教えて頂きたい。例えばお互いテレビ会議システムを通じて定期的に何か開示をされているとか、広瀬内閣参与と何かコミュニケーションをとられているのか、利用状況についてはどうか?

○松本:
私どもが使っているのは、発電所で何かあった場合、トラブルとかけが人が発生した場合にいち早く情報共有を進めるために、このテレビ会議を使っている。その他だと全体会議の所で使っているが、

○松本:
個別具体的に呼びかけるような目的では、あまり使ってなかったと思う。

○ニコニコ七尾:
例えば不定期で行われる原災本部の会議の時には繋げたりするのか?

○松本:
政府の原災会議と私どもの会議システムは繋げていない。

○ニコニコ七尾:
わかりますた。

○ニコニコ七尾:
活用していなければ、何も4月上旬に国がわざわざ設備を導入する必要もないかと思い、今回、武黒フェローが事故当初、情報が入って来なかったといっている。緊急時にこのテレビ会議システムが、官邸とERCとつながっていることで、

○ニコニコ七尾:
3.11の時のような情報が行き届かない事は、今回つながっているということでないという理解でよろしいか?

○松本:
現時点では繋がっているので何があれば官邸、ERCでも情報法をすぐ共有することは可能だと思う。

○フリー木野:
★先週の発表で顧問の食が無くなった、廃止されたという話があった。確認だがそう言う理解でいいか?

○松本:
ハイケッコウ。

○寺澤:
はい結構だ。

○フリー木野:
フェローの職は廃止されたのか?されてないのか?武黒が退職されただけか?

○寺澤:
★フェローは廃止していない。

○フリー木野:
そのまま残っている?

○寺澤:
フェローは残っている。

○フリー木野:
今、フェローは何人いるか?後ほどで結構なのでお願いする。フェローはそのまま残し顧問だけ廃止した理由は?

○松本:
まあ、必要性を考えて、顧問は経営層へのアドバイスということだが、今の時代、といいますか、当社の置かれている状況から考えると廃止すべきと判断したものだ。フェローにしては技術的アドバイスを求めるということで、引き続きそのかたが持っている知見とか、経験を役に立てたいと思っている。

○フリー木野:
武黒フェローの願いにより解職とあるが理由は発表されているか?(http://bit.ly/H2UyWR)

○松本:
本人の希望だ。

○寺澤:
格納容器ガス管理システム、明日、2号機でPCVガスサンプリング、ガスバイアル瓶による未臨界の確認と粒子チャコールフィルターによる環境影響評価を実施する。環境影響評価は原子炉建屋上部も行う予定。明日、3号機はプロセス主建屋への移送を停止し、雑固体廃棄物減容処理建屋へ移送。フェローの人数だが4名だ。

○松本:
NHKの質問にあった増設タンクだが、4月中旬に1万m3使えるようになるが、処理水の受け入れとしては2,000m3だけだ。8,000m3は増設タンクの改装工事のための空きスペースとして利用する。5月中旬頃に8,000、中旬から下旬かけて16,000の予定だ。


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