2012年4月22日日曜日

平成24年4月19日(木) 経産省 保安院 定例ブリーフィング~"東海ガス炉の放射性物質漏洩事故の報告"、"福島第一 1~4号機の中期的安全確保の考え方の東電報告"、"福島第二の1号炉の高経年化の保安院妥当評価"

平成24年4月19日(木) 経産省 保安院 定例ブリーフィング

定例の福島第一報告以外に、重要な報告が盛りだくさん。"東海ガス炉の放射性物質漏洩事故の報告"、"福島第一 1~4号機の中期的安全確保の考え方の東電報告"、"福島第二の1号炉の高経年化の保安院妥当評価" それぞれ担当者から説明あり。






○森山対策監:
本日の追加資料は4種類。1.福島第一の中期的安全確保の考え方に関する東電からの報告書の評価。これは施設運営計画。これまで意見聴取会を通じて評価し、本日とりまとめたので後ほど担当課長から説明する。

今後、この評価結果を受けて保安規定の見直しの段階に入る。もう一つは福島第二の1号機、高経年化技術評価。明日、三〇年目を明日迎えるので、現在の★安定停止状態を前提に高経年化評価を行い、保安規定の変更認可を行った。

後ほど担当から説明する。福島第一の関係で保安検査における保安規定違反に対する原因究明、再発防止対策の報告書が提出された。これは今年2月中旬に保安検査を行なっているが、その中で保安規定に違反する事案があったということで、

本日までに原因究明を行うようにという事で求めていたが、この報告があった。後ほどポイントだけ紹介する。手元に写真、図面だけ配布しているが、これは東海ガス炉廃止措置中だが、埋設されているダストサンプリング用の配管、

これは建屋の空気中の放射性物質を測定するための空気を採取するための配管であり、負圧になっており穴が見つかった。周辺への状況から外部への放射性物質影響はないと考えているが、今入ってきた状況を後で担当課長から説明する。

先に私から福島第一の作業状況等について説明する。昨日2号機トーラス室の調査が行われた。圧力抑制室が入っているトーラス室があるが、そこに水が確認されており、どこから水が漏れているか手がかりをつかむため、

昨日ロボットを入れてみたが昨日の結果では漏洩箇所、手がかりは必ずしも見つかっていない。ICレコーダも搭載しているので、水の漏れ漏れがあれば、何らかの音があるかもしれないので録音した音の分析を行うと言う事だ。

3号機も漏洩箇所の可能性調査ということで、3号機機器ハッチ部の漏洩の可能性調査。内視鏡を使い隙間から機器ハッチ部を見るという事だ。貫通部から格納容器からの漏洩が考えられるので、手がかりが得られないか本日実施。

トレンチ水漏れ見つかった件の一つだが、2号機取水口付近の循環水ピットに水が滞留しているのでタービン建屋ヘ移送を先週15日からやっている。昨日から移送後、コンクリートで埋設し水漏れリスク減らす作業をしている。

滞留水移送 2号機タービン建屋から高温焼却炉建屋ヘ。3号機はタービン建屋水の位調整のため移送停止中。本日11時現在のプラントパラメータ。原子炉注水状況は安定している。1号機 給水系4.8 CS系 1.7、

2号機 給水系2.6、CS系6、3号機 給水系 1.8、5.2(m3/h) 格納容器水素濃度1号機 A系0% B系 0.01%、一時的に0.1%ぐらいまで上がっていたが現在低下して元に戻っている。

2号機 A系B系とも 0.22% 3号機 A系0.22% B系 0.2% 。現在の福島第一プラント、作業状況等は以上。



○森山対策監:
今日、提出された保安規定違反に関する報告。

タイトルは「福島第一原子力発電所の保安検査における保安規定違反に対する原因究明及び再発防止対策に係る報告 http://bit.ly/HUtXrS 」 資料にあるように 2/6~24 まで保安検査を実施した。


この保安検査は安定的な冷温停止状態を維持するための循環注水冷却システムを中心に保安検査を実施したが、設備毎の点検頻度、点検内容計画を定める保全計画というものが定められていないものがあったと言う事で、

これは保安管理上、大変重要な問題。保安規定に違反するということで注意するとともに原因究明、再発防止対策の策定指示をしていた。その結果が本日出てきたということであり、これから保安院の方でこの内容は確認していく。

ポイントだけ説明すると2枚目から東電の今日の報告書があるが、5ページ目に共通要因があるので、そこに集約されていると思う。保全計画や交換部品のリスト策定の確認が不足していた。現在、東電では福島第二に安定化センターがあるが、

そこで必ずしも全体の進捗状況というものを確認するような形になっていなかったというのが最初の(1)だ。http://bit.ly/HS8qhN 6ページ(2)保安規定変更内容を現場に周知する事が不十分だったと言う事である。

(3)はスケジュールの問題。重要イベントと書かれているが、今年に入ってからも様々なトラブルが発生しており、簡単に言うと十分な時間がなかったいった事である。それから保全計画策定の必要性の認識不足という事で、非常に高線量の環境下にあるので、たしかに難しいところもあるが、

出来る所も保全計画が出来ていなかったということである。防止策としてしっかりした組織的な確認を行うこと、周知を徹底することが書かれている。こういった内容で適切かどうか、これから保安院として内容を確認していく。



○森山対策監:
それでは、次に中期的安全確保の考え方について、審査課長の方から説明する。

○保安院 山田課長:
★★「 東京電力株式会社福島第一原子力発電所第1~4号機に対する「中期的安全確保の考え方」に関する東京電力からの報告書(その2)及び(その3)」 この資料で説明する。


これは中期的安全確保の考え方を私どもから示し、東電から施設運営計画を提出するように指示をしていた物の(その2)(その3)という評価、ちょっと時間が掛かっていたが、それは最終的に今日、とりまとめましたという事だ。

公表させて頂くと共に先程、開催された原子力安全委員会(http://bit.ly/f9Ak5y)に報告をしてきた物だ。(その1)の評価から時間がたっているので、これまでの経緯を少し説明させて頂きたい。

資料六枚目の裏側を見るんだ。こちらに評価書の中に書いている確認の経過というものがある。こちらでこれまでの経緯を説明させて頂く。元々、この報告書を提出して頂くための報告聴取命令は昨年10月3日に出している。

この施設運営計画(その1)は冷温停止状態二関する物という事だったが、これについては10月11日に提出を頂き、11月12日に評価結果を公表した上で、12月16日の事故収束ロードマップ ステップ2の終了に繋がった物だった。

# 事故収束宣言に向けたスケジュールありきの右から左へのスピード審査。3号機のガス管理システムも間に合わない、温度の辻褄が合わない、事故収束に向けたデタラメの妥当評価。http://genpatsu-watch.blogspot.jp/2011/12/2011-1212.html

それ以外の部分という事で、(その2)(その3)それぞれ12月8日、12月15日、一部改訂を頂いた結果として最終的な物として3月7日に報告をされた物について、今日、最終的な報告をまとめた次第。

ここまで随時、意見聴取会を開催し評価書案の評価、審議をしてきて頂いたが、この間、2号機の温度計の不具合などがあり、これが(その2)の内容になっている格納容器の中の監視、これに影響するという事で、

途中までまとめていた評価書を東電からの報告そのものが改訂されたという事も踏まえて、私ども評価書自体も改訂してきていたという関係で、ここまで時間が掛かっていたと言う事と、その時間の間に使用済み燃料の取り差しのためのカバー、

これの検討作業が進んだという事で、これを新たに東電の方が報告書の海底として提出をしたいという事もあり、それもこの評価書の方に付け加えていく、そう言う作業を進めていた関係で、

本日、ようやく(その2)(その3)の最終的な報告という事でとりまとめたという次第だ。簡単に中身の紹介をさせて頂きたいと思う。資料3枚目の裏側から評価した内容について簡単にまとめている。http://bit.ly/HUu0nF

今回評価した内容の一つ目。原子炉格納容器ガス管理システムによる核の言う容器内の監視ということで、先程申し上げた温度計の話と格納容器ガス管理システム、これが水素濃度や放射性物質の濃度、短半減期Xeガスの検出といった機能を持っている。

http://bit.ly/I872tY その機能についての評価をしたということで、これらの設備については内部の監視として十分な機能を有しているという評価をしている所だ。その右側、放射性固体廃棄物の管理、

ということで瓦礫の管理だが、がれきの管理方法について評価している。下側にフローチャートがあるが、こういったフローチャートに従い、低線量か高線量のものかについて分別をし、管理する仕組みが整っているということ。

それから線量を下げる管理方法として右側にあるが、覆土式の一時保管施設というものが検討されているといったことの確認をして、がれき管理のためのいろんな対策の検討が進んでいることを確認したということだ。

http://bit.ly/I872tY 次のページに、ちょっと言及させて頂いたが、使用済燃料プールからの燃料取り出しという事で、燃料取扱設備、それから燃料取り出し用のカバーについての設計について評価をしたということだ。

今回については4号機が一番最初に検討が進んでいるということで、4号機については、燃料取り出し用カバーの高度耐震性についての評価も提出されており、それについての評価をしたということだ。

ただ、他の部分については詳細な設計が進んでいないので、基本的に方針だけを確認し、今後、詳細設計が提出されたところで改めて評価をするということで、今回の評価はそこまでということにしていく、というものだ。

その次の点が使用済燃料共用プールであり、これは4号機、3号機の使用済燃料、1,2号機もその後続けてだが、これを運び出すときにいわゆる使用済燃料共用プールに持っていく計画になっているので、

個の使用済燃料プールについてしかるべく速やかに、今の状態から事故発生前の状態に復帰をしていく方針が立てられているということについての確認をしているということである。

その他、次のページ以降は放射線の監視、管理の関係の取り組みについて確認をたということであり、こちらについてはこういうやり方をしますという方針、やり方についての報告を受けているので、

これについては今後きちんと実施がされていくということ、更に改善をして取り組んでいただくということを今後確認をしていく、きちんと出来ていることについて角煮をしていくという形での評価としている。

http://bit.ly/I872tY 一番最後のところだが、(9)こちらは放射線の現状評価ということで、追加的に放出されている放射性物質と事故後に発生した瓦礫等の放射性廃棄物による敷地周辺の被ばく線量、これが現在評価されているのは11mSv/y ということであり、

これについて24年度内に1mSv/y 未満にしていく方針を示している、と言うことについての確認をしたということであり、今後、これがきちんと着実に実施、実現出来ていくかどうかについて確認していきたいということで評価をまとめているということである。

簡単ではあるが、内容は以上だ。



○森山対策監:
次は福島第二の高経年化の評価だ。

○保安院検査課 石垣:
これは30年経過した時に行う高経年化技術評価のものだ。今回の2Fの一号炉が丁度30年を経過するという事で、今回技術的な評価を行ったというものだ。


リリース紙の枠の中 (http://bit.ly/HXB44i)5行目ぐらいから「なお」と書いてあるが、通常の高経年化技術評価だが、安全上重要な設備すべてを対象にして、かつ、運転開始から60年時点までと言うことを想定して経年劣化がどのように劣化が進展していくか行う。

これが一般的なものだが、今回、福島第二の一号炉だが、冷温鄭州ということだ。従って今の今の状態、安定的に停止状態、これを維持するために必要な設備について、停止中にも進行する劣化が何かについて着目した評価を実施たというのが特徴だ。

アスタリスクで安定停止を維持するために必要な設備と書いてあるが、3つ例示している冷温停止の維持に、まあ、冷やすための設備、2つ目がモニタリングや空調ということで、保安上の最低限度のルールを守らないといけないために必要な設備、それから所内のボイラーとか、

発電所の維持、運用をしていくために必要不可欠な設備、こういったものを対象にした評価をしたということだ。それから評価をこういう前提で行ったものだから、今後、停止状態に変更が生ずる場合と言う事については改めて評価し直す、という()の整理をしているというものだ。

特徴的なことを2,3紹介させて頂きたいと思う。下のページ、右肩に別添と書いてある審査結果についてという所のページを見てほしい。(http://bit.ly/J0bEUL)この真ん中辺りに審査の方針というのが書いてある。

今回の審査の特徴をまとめているところである。今申し上げたように冷温停止状態を維持しているということなので、具体的な審査は2ページ ① から書いてあるが、ここが特徴的なことかなぁ、というところである。

自身直前まで、と言うことについての劣化の評価はきちんと行われているか、これは普通と同じだが、地震前までの状態をきちんと評価をするとうことと、② は原子炉を安定的な停止状態を維持するために必要な設備というものをきちんと抽出しているかということ。

③ 三番目として、そう言う設備にたいして、炉が呈している期間においても劣化が進行するものがある。配管減肉であるとか、腐蝕とかこうったものがあるが、こういったものを漏れなく適切に抽出しているか。それに対して技術評価が適切に行われている価値おうのが4番だ。

特徴のもう一つは ⑤ で書いてあるが、自身であるとか津波の影響、津波のカイスをかぶったことにより塩分が残っていたりすると、腐蝕が異様に進行したり、応力腐食割れという「割れ」が発生するということについての評価がなされているか、

ということが特徴。⑥番、⑦番は通常だが、そういった評価の結果、きちんとした保守管理方針、メンテナンスの方針が抽出されているかどうかについて。ここらが特徴的なことかと思う。具体的なメニューを少し紹介する。9ページ、右肩に「別紙4」と書いてあるページがある。(http://bit.ly/J0bEUL

これは今申し上げた技術評価の結果、これから福島第一の1号炉で劣化に茶区もしてこういう特別なメンテナンスをしていただくこと、と言う事である。最終的にはこれを保安規定に記載して頂くということになる。特徴的なのか、9ページ一番下の4番を見ると、

これは津波で浸水したものだが、タンクなど、と下に設備が書いてあるが、韓流型の応力主食割れ、通常の応力腐食割れ、ステンレスにひび割れが発生するというものがあるが、塩水の塩分の影響があると貫流型という特殊なヒビが入る恐れがあるということなので、こういった水をかぶった部分については、今後、点検を確実にやって頂く、と言うことがメニューに挙げられているというものである。

もう一つだけ特徴をお知らせすると、10ページ目の一番下だが(http://bit.ly/J0bEUL)10番に震災影響を確認するためのコンクリートに対する温度影響評価というのがある。これは震災で冷温停止に至るまでの間に、サブレッションチェンバーの温度が設計温度を超えたことがあったので、

サブレッションチェンバーで圧力容器を支えているコンクリートにも水が入っているおそれがある。この熱の影響により強度が低下する恐れがあるので、今回の評価の中、あるいは過去の論文から影響はないだろうということではあるが、念のため、今後も詳細な温度の影響評価をしていくというものである。

こういう所が普通とちょっと違う特徴的なことかなぁ、と思う。こういったものを全部で12項目ばかり、長期方針、管理方針として抽出したというものである。リリース紙の2枚目、2番として審査結果が書いてある。立入検査などをして、ええ、津波をかぶった電気設備の現状を確認してまいりますが、高異っ立入検査とか、JNESの確認結果を紹介しながらですね。

意見聴取会を5回にわたり審査を行なってきたということである。審査の結果、今回抽出して頂いた12項目の管理方針は、審査基準に合致するということであるので、最終的にはそれを記載するかっこの、保安規定の変更認可という形で、今回、本日付で認可を行ったものだ。

この項目が、今後のマスタープラン的な意味合いなので、具体的には、何時の時期にこういった点検を行うと言うことについてはですね。事業者様から保全計画というかっこで届出がなされてくるということで御座いますんで、その事前の確認、あるいは事故の確認というところで、

きちんと実施されているかどうかという所を確認していきたいと思っているところでございます。ちょっと普通の高経年化技術評価と違うようなかっこになるが、福島第二の1号炉について、本日、丁度認可をしましたということでございますので、ご紹介をさせて頂きました。以上でございます。



○森山対策監:
それでは最期に東海ガス炉のトラブルの件を紹介致します。説明致します。

○保安院 放射性廃棄物規制課 塩崎:
今、廃止中の東海発電所について報告させて頂く。手元に出すとサンプラー配管点検状況という紙を配っているので見て頂きたい。ちょうど1ヶ月前になると思うが、

# 3/20 21時頃に緊急会見開いて中継あった

3月19日に東海発電所の放射性廃液の処理設備において、ちょうど上の方の図(http://bit.ly/I3lc1n)だが、灰色で書かれている中の「上澄み液タンク入れ」という所に廃液を入れていたところ、その一部が流出をしたと。まあ、漏洩をしたという事があった。

その結果、同じ灰色の図の下の方にバルブチャンバー室というのがあるが、そこで廃液が見つかったという事象があった。その事象の報告を受けて、当院の方から原因究明、再発防止対策等の指示を出して、原電の方においては、その指示を受け、その原因調査を進めていたという物である。

特に4月12日からだが、この灰色の脇の方に紫色のハッチングをしたところがあると思うが、ここがちょうど上澄み液のタンクからバルブチャンバー室の方に、連絡は如何というのが、施設の外を通り、埋設は如何になっているが、底を通って流れ込んでいた可能性が高いと言うことで、

実際にここを掘削をして、その配管に腐食等の我がないかどうか、と言ったような検査をするために、確認をするために掘削を開始したという事である。さらに、掘削をするにあたって、ちょうどここの黄色い、隣の「使用済み燃料冷却池側」と書いてあるが、

そこが使用済み燃料プールの関係の建屋になっており、そこと、この放射線は液の建屋をミス部は移管がある。丁度ここで言うと赤いラインでハッチングされている部分だが、そこがちょうどトレンチにあっており、両施設を結ぶ所に配管が流れているという状況になっている。

その断面が、この資料の真ん中の部分、トレンチ断面図と書かれているところだが、右側を見て頂きたいが、2台になって、合計5本の配管が通っている。今回、先ほど説明した紫の部分を掘削するにあたって、丁度トレンチ部分が鑑賞するということで、

先ず、トレンチ部分を支障をきたさないように、どかす作業をするために、トレンチ部分を開いた所、丁度、このトレンチの断面にある所の真ん中の赤い所、「当該配管」とか枯れているが、ダストサンプラーは如何の小日舞に、穴が開いてたという状況が見つかったという報告である。

その穴の状況だが、一番下の写真の左側に約7mmの穴とという形で、腐蝕した形で開いている状況だ。この出すとサンプラー配管とはどういうものかは、もう一枚配っている紙に説明しているが、()これはどういう物かというと、

例えば真ん中に先ほど説明した「使用済み燃料冷池建屋」、それから放射性廃棄物建屋、それからサービス建屋、サイトバンカー建屋というところがあるが、実際、ここで色んな改定作業が行われているが、そこで出てくる粉じん等の中に放射性物質が含まれているかどうか確認する放射線管理設備の一環であり、

下の写真にあるように、あ壁の所に炉心がついており、それを上の方の図の原子炉建屋、いっちばん左の端にあるが、真空ポンプで引いて、それでそこのダストにん放射性物質があるかどうか、というのを確認をする設備だ。その配管の一分に、まあ、穴があったということで、

ちょうど、ここの真ん中に発生箇所と書いてあるが、ここで穴があったということである。通常、真空ポンプで引いているので、負圧が維持されているということで、実際に先ほど、冒頭、森山対策監からも話があったとおり、ええ、実際には負圧が維持されていて、

外に対して放射瀬能の影響はないし、放射能濃度測定をしても検出限界以下であったという報告を受けている状況である。これが全体である。ただ、あの、今回のですね。事象においてもう一つあったのは、実際、この作業が開始されて穴が見つかったのは4月14日であったということであるが、

実際に原電の請負会社がやっていたが、その原電の請負会社の方から実際に原電の社員が、その状況が履きできるまでに5日ほど、実際に原電社員が確認したのは4月18日ということで、かなり遅れが出ていると。そう行ったような状況も報告を受けている。

で、こうした状況受けて、当院としては院長名で原電で本日付で指示を出すと言うことを考えている。具体的には3月19日からの調査の中で、先ず、漏洩があったと。その時にも配管に穴があったと言うことが一つ報告されているということ。

そういう中で、また今回、別の部分ではあるが、配管に穴が見つかったと。そうった状況御踏まえて、廃止措置中の期間中ではあるが、強要している設備について、総点検を実施して頂きまして、きちんと共用に値する維持機能、それから性能がちゃんと維持されているのかどうか、と、きちんと確認をして頂くということで、先ず、指示を出したいということだ。

もう一点、大きな点としては、先ほどあったように社内体制において情報共有がかなり遅れているという点を踏まえ、きちんと社内のなかの、まあ、委託先も含めた形でだが、情報伝達体制、それから対応体制、初動体制についてきちんと見なおしするように、という旨を出したいということで、考えているということである。簡単ではあるが、以上だ。

○森山対策監:
説明は以上だが、最期に一つお知らせがある。明日、深野保安院長の記者会見を予定している。明日4月20日(金)15時から、経産省の本館10階の記者会見室で、月に一回程度行なっているが、深野保安院長の記者会見を予定しているのでよろしくお願いする。保安院からの説明は以上だ。ちょっと多岐にわたったが、質問等があればお願いする。

16:00~16:36


■質疑

作成中。









~ 終了 17時15分 (1時間15分)

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