2012年8月20日月曜日

東電会見 2012.8.20(月)18:00 ~ APD鉛カバー被ばく偽装対策評価言及なし。東電メガネピース支給せず、内部取り込み対策は下請け企業まかせ。ほか。

東電会見 2012.8.20(月)18:00 ~

プラントトラブル報告なし。定例報告以外は宿題回答のみ。8月17日発生のRO淡水化装置漏洩続報。ステンレス割れた類似箇所は全部で87箇所。点検の結果異常なし報告。メガネピース配布は東電社員だけで差別してるの調査結果。

欲しけりゃ下請け会社で用意しろということで、そもそも差別も何も東電社員のみ。内部被曝問題になったメガネ対策は下請け任せが明らかに。16日のPD紛失者 累積線量30mSvを38.89に訂正。年度ごとに分けて要望で発覚。マジいい加減…

冒頭報告は4分で終了。同日、APD鉛カバー偽装、不正再発防止報告に対する保安院の評価結果あり。その点について冒頭、一言も説明なし。保安院から評価結果を受け取ったのは同日の午後1時30分。イジョ

【質疑】
朝日(メガネ)→朝日(APD*)→回答佐藤(APD電池・TV会議)→NHK(RO*・ALPS)→回答佐藤(賠償・TV会議・PD故障)→おしどり(夜ノ森作業員・防火管理手順書・リン酸)→朝日(高卒差別)→回答佐藤(TV会議・決定権・出入り禁止)→おしどり(TV会議)


○プラント

【メモ】APD鉛カバー被ばく偽装関連 経過メモ(時系列)



■福島第一の状況

○松本:
8月20日夕刻の会見を始める。

[原子炉および格納容器の状況]
1~3号機までCS系、給水系つかって注水冷却中。

[圧力容器下部温度、格納容器圧力と水素ガス濃度]
記載の表の通り。

[使用済み燃料プール]
1~4号機まで循環冷却継続実施中。プール水温は記載の表の通り。

[タービン建屋地下溜り水の処理状況 ]
2号機、3号機から雑固体廃棄物減容処理建屋への移送は引き続き実施中。本日は6号機タービン建屋の溜り水を屋外仮設タンクに10時~15時までの間で実施した。

[水処理設備および貯蔵設備の状況]
サリーを用いて高濃度汚染水処理を継続実施中。欄外。先週金曜日8月17日発生の淡水化装置RO3だが、そちらに漏洩があった件だが、18日に運転を再開している。

再開した系列は淡水化装置RO3のスキッド4,それから1A、1Bの系列だ、類似は箇所幾つかという質問があったが、同型のジョイントを使っているところは1Aに関しては33箇所、1Bが54ヶ所の計87箇所。

それからRO3のスキッド4に関しては25箇所だったこちらを点検して割れ等、以上がないか確認できたので、記載の通り、12時20分と13時のそれぞれ運転を再開している。

なお、この件に関しては保安院さまから口頭指示を頂いておりまして、原因の究明など早急に実施したいと思っている。

[その他]
こちらに関しては大きな変更はない。


■宿題回答~メガネピース支給 東電社員のみの件 (朝日青木記者)

先週の金曜日の会見で頂いた質問のうち、いくつか回答させていただく。★★メガネピースに関する質問があった。こちらに関しては社員のみ提供されている情報があるということだったが、こちらに関してはメガネピースは各元請け企業が作業環境上必要と判断した場合、あ、元請け企業ではなく、各社が必要だと判断した場合。

それから作業員が必要だと判断した場合に、それぞれ必要数を準備の上、各作業員に配布する事にしている。


■訂正★★★

それから、16日に発生した個人線量計をなくされた方の被ばく線量だが、こちらに関しては1点訂正がある。先日、私は30mSvと申し上げたが(http://j.mp/PLF1O0)回答する記者団さんのほうから、年度ごとに分けて欲しいという以来があった。

調査の結果、先ず昨年3月から今年の3月まで、いわゆる23年度分に関しての累積線量は、31.40mSvだ。今年の4月から8月、平成24年度分だが、こちらの累積線量は7.49mSvということで、事故後の累積線量では★38.89mSv ということである。お詫びして訂正させて頂く。

本日、私からは以上だ。



■質疑

○朝日青木:
今お応え頂いたメガネピースの件だが、装備品については、Jビレッジ、若しくは免震棟で東電の方で各社に貸し出している状況だと思うが、そのメガネピースについて、どういう方について、渡す、渡さない、という基準を各社任せにしているのはどうしてなのか?

○松本:
個人によって状況が違うということで、メガネピースが必要な方に関しては、どうしてもここが心配で気になる方に関しては、各企業ごとに用意して欲しいということでお願いしている。

# 冒頭説明は東電が配布しているように聞こえたけど、( ゚д゚)ポカーン、

○朝日青木:
ごめんなさい。各企業ごとに用意してほしいというのは、メガネピースについては東電が出してないということなのか??各企業で用意しているということか?

○松本:
ハイソウデス。

○朝日青木:
そっ、それはどうしてなのか?他の装備品については東電の方で支給しているし、実際メガネをしている人はみんな中で曇るといっている。中で曇るということは、どうしても隙間ができて漏れているということだと思うが、それについて、そちらで用意せず、各社企業の負担で用意してくれとなっているのは、これはどうしてなのか?

○松本:
こちらに関してはさすがにタイベックとか、全面マスクはすべての方が着用するので、また、全面マスク等は繰り返し必要とすることもあり、私どもが用意し、全面マスクについては掃除等をして、

再利用しているが、メガネに関しては付ける人、付けない人、それからメガネをつけているといっても、メガネピースが必要ない人もいる。そういう意味で書く作業者、それから各社において配備をお願いしている次第だ。

○朝日青木:
費用負担について、せめて東電が持つべきじゃないのか?

○松本:
アノウ、いわゆる私どもが管理している保安対策費という形で、色々な見積をしているが、安全上、必要な経費については一括、そういった中で反映しているはずだ。

○朝日青木:
逆にメガネをつけている人、メガネを着けていない人で、どれぐらい漏れがあるかどうかという評価について、そちらでしたことはあるのか?

○松本:
アノウ、こちらは以前、厚生労働省のほうが、調査という形でした経緯があり、漏れる可能性があることは伺っている。

# 指示がなければ何もしない東電。具体的な指示をすると自主性を阻害して東電のためにならんと指示しない保安院。すっごいね。内部被曝の疑い、メガネを掛けている人だったのに、その後のいい加減な安全対策。コストのため下請け作業員の安全装備出し渋る東電。なんて素敵な企業。

ただ、私も全面マスクをつけたことがあるが、メガネのピースのナシでも渡しの場合は大丈夫だったので。そういう場合は必要な人、そうでない人、色々いるんではないかと思う。

# http://j.mp/P8UYtK ( ゚д゚)ポカーン ころころ発言変わる。。矛盾だらけ。説明に一貫性がないんだよ。いちいち。

○朝日青木:
あの、ご自身の場合は、どういう時にどういう理由で大丈夫だという判断をしたのか教えて頂けるか?

○松本:
そうだな。私は現場に、まあ、入った際に約2時間30分だったか、現場の、まあ、4号機とか見たが、その際には時に漏れたりはしていなかった。

○朝日青木:
漏れている漏れてないはどのように判断したのか?

○松本:
あのう、ここの空気を吸う所に手を当てると、吸気ができなくなる。漏れていればそのままでもできるが、

# あんた体動かして作業したんですか。まさか、それもしないで、そんないい加減な結論回答してるんでつか?それも作業員の安全に関わる問題を。よく現れている東電の姿勢。作業員の安全よりコスト。

○松本:
このフィルターのところをフィルターで手を防ぐと漏れていない場合は息苦しくなる。

○朝日青木:
それはご自身でテストしたということなのか?

○松本:
ハイソウデスし、基本的にはみなさんの全面マスクをされた際に、この面体がきちんと当たっているか、あたってないかというテストは、基本的にフィルターの所に自分で手を当ててそこを塞いだ際に、スースーするかどうか、という事で判断できる。

○朝日青木:
厚労省の方で漏れる可能性があると指摘されていると。その漏れる盛れないについて、どうして各社任せにするのか?厚労省の方でも、

○松本:
あのっ、各社任せというか、そもそも面体をきちんとつけて、そもそもゆるいw っていう場合は一番困るので、それは個人個人できちんと閉めて頂く必要があるし、ここのところがあたって痛いとか、ここのところが漏れる可能性があるという場合には、それぞれの判断で、メガネピースを用意させて頂いたということだ。

# 用意したの?してないの?どっちなの?

○朝日青木:★★
各作業員の訴えについて、声が上がっているが全然応じて貰えないということを複数人から聞いているが。それぞれ求めに応じ手渡されていないのが現状だ。実際に眼球がサーベーで引っかかって洗った事例も聞いているし、

○松本:
眼球??を洗ったデスカ? あの、面体が当たって?メガネが眼球にあたったような事例があるってことか?

○朝日青木:
サーベーで目が引っかかって、目をホースで洗ったという事例があるが。

○松本:
んっ?サーベーの際は当然、面体を外してサーベーするので。あのう、GM管を目の周りというか、顔に当てるが、それが悪かった、ってことですか?

○朝日青木:
そうですね。メガネをしてたので、そこから漏れたんじゃないかという話だ。

○松本:
えっ?目が汚染したということだったんですか?

# どうでもいいよ。そんなこと。メガネが原因で過去にも内部取り込み問題あっただろ。目がどうだったかなんて問題じゃないんだよ。論点ずらすなよ。なんで過去にもあった問題を下請け任せで放置してんだよという話し。だって厚労省から具体的な指示ないしぃ。これが保安院の言う東電の自主性。

○朝日青木:
ええ。

○松本:★★★
それはあ、私ども、目が汚染した、ということは聞いてないが。ちょっとそういう意味では、私ども、まあ、こういう意味で作業員からそういった配布して欲しいという要望が上がってるのであれば、★必要に応じて元請け企業とは相談させて頂きたいと思っている。

○朝日青木:★★★
是非検討して下さい。

○寺澤:
ハイッ!よろしいでしょうかっ!

○朝日ただ:
今日、保安院の方からこの前、御社が発表されたAPDの鉛バッチとかの再発防止策(http://j.mp/SdBQvg)について不十分な点があるという指摘(http://j.mp/Rv8XQt)がされていると思うが、

保安院の発表を受けて、今後、どのような追加的な対応を取るのか。今、どのように認識しているのか、そのあたりを教えてほしい。

○松本:
ハイ。こちらに関しては、本日、保安院さまからの発表があったが、私どもに対しては、本日の午後1時30分頃にこういう評価だよっ、ってことを頂いております。ええー、私どもとしては、

保安院さまのほうから改善の必要があると指摘された事項に対しては、今後、至急、対応を考えていきたいと思っている。今のところ、まだ具体的にこういうことをやる、ってところまではまだ決まっていない。

# 指摘されたことに対してのみな。保安院は事業者の自主性に期待してるといってんだけど… 言われた事以外の事はしない姿勢は一貫。

○朝日ただ:
そう意味では、この中でいわゆる透明なタイベックをもっと範囲を拡大しろとか、結構具体的に指摘されていることが何点かある。これについては、保安院の指摘も踏まえて、当然、拡大するとか、保安院の指摘している事項は基本的に受け入れて早急に追加対応を取ると。そう考えればいいのか?

○松本:
ハイ。胸のところが透明なタイベックに関しては、まあ、調達の関係上、線量が高い3mSvを超える方について先行して実施するってことで現在考えているが、調達が十分に行き渡るような状況になれば、他の作業員の方にも範囲を広げていきたいとは思っている。また、その他の各指摘事項があるが、そちらに関しても対応は考えたいと思っている。

# 限定するに変わってまた先行してということに。上手く行けばコストカットと被ばく偽装黙認の両立考えたけど、流石に3mSvの根拠がわからないという保安院。計画線量 3mSv 以下なら、作業の大半はこれまで通りの従来タイベックでいいじゃん、という事にしたい東電。

○朝日ただ:
だいたい対応を考えて、具体的に発表されるというのは、どれぐらいのタイムスケジュールなのか?今週中なり、来週なり、なにかあるのか?

○松本:
イエ。特に期限を定めて何かをやるということよりも、少し、時間の掛かるもの、かからないものがあるので。その辺は少し考えさせて頂ければと思っている。

○朝日ただ:
その辺り、会見で毎日聞くのもアレだから、ある程度まとまったところで、きちっと不十分と指摘された点についてどのような対策を取るのか。特に請負関係について、どのような要請をするのか、ということをきちっと整理して出して貰えないか?

個別に一つ一つ聞いていてもアレなんで。結構重要な問題だと御社でも認識しているだろうから。

○松本:
まあ、何時、話しできるかの約束はできないが、こういった対応を取ることが決まれば知らせる。

○朝日ただ:
後、先週から聞いている各APDをなくした事例は現在も調査中ということで、その後、進展はあるのか?

○松本:★★
今、データの取りまとめを行なっている段階だ。今週中には話せると思う。

○回答佐藤:
前回の宿題の回答有り難うございます。APDについて基本的な部分を聞きたい。これは電源は電池ということでいいか?

○松本:
ハイケッコウデス。

○回答佐藤:★★★
たとえば、電源をオフにしていたり、電池が切れている間の線量はどういう形で記録されるのか?

○松本:
電池ってアレ切れったっけ?充電式でオンオフのスイッチはどこにあって個人で操作できるかどうかは確認させてくれ。

○回答佐藤:
電池切れの場合は?

○松本:
貸し出すときに設定値等を確認して貸し出すので、電池切れで貸し出すことはない。

# 現場で作業したこと無いことちょんばれだな。

○回答佐藤:
これまで途中で、使用中に故障したという報告は入っているか?

○松本:
それは確認する。当然、何かにぶつかったとか、そうい場合は壊れる場合があるので。そん時にはその後、どういう措置をしたのかについては確認させてくれ。

○回答佐藤:★★
このポケット線量計を使用している最中に、故障するとか、たまたま充電が上手く言っておらず充電が切れて、線量計として機能していない事例が生じた時に、これは東電の中で公表基準に入っているということで良いか?そういう基準があれば公表するか?

○松本:
あのう、先日も同様の質問があったが、これまで紛失したことも含めて公表はしていない。従ってなくしたケース、それからおっしゃるように途中で故障したケースについては、

★基本的には同じ作業している同業者の作業員の被ばく線量で代替する措置を講じている。そういう意味では先日も答えた通り、今後、個人の線量評価上、支障があるケースについては、公表することで考えている。

○回答佐藤:
そうしたら先ず、使用中に故障したり、充電が切れたケースがこれまで何件ほどあったか、コレを確認して公表をお願いする。

○松本:
どういったデータもあるかも含めて確認させてくれ。

○回答佐藤:
よろしくお願いする。それからテレビ会議システムに関してだが、これはパソコンに記録されている操作ログはあるか?

○松本:
パソコン?テレビ会議システムなので、ログみたいなものが残っているかどうかは、ちょっと確認させてくれ。よろしくお願いする。取り敢えず以上。

○NHK花田:
淡水化装置の水漏れの関係で聞きたい。これは他に100箇所以上だって、割れがなかった状況だということだが、そうすると、これはやはり、先日も話しがあったように、原因はこのジョイント部特有の締め付けや製造工程の問題の時の問題が大きい、ようは、このジョイント部の問題の可能性が高いというような認識で良いか?

○松本:
まあ、その辺の所、まあ、早急に結論付けるのはなかなか難しいと思うが。100カ所近くあり、系統的というか、システマチックに割れが見つかっているとか、そういう状況でないことを考えると、特有の要因がある可能性があると思っている。

指摘の通り、鋳物だから、製造工程上「す」の欠陥のようなものがあり、たまたま締め付けの時の固閉というか、そういうアンバランスさとか、所定値以上に強く締めすぎた要員が重なるとこういった損傷に至ることは要員として考えられる。何れにしてもは面をよく見る必要があろうかと思っている。

○NHK花田:
わかりました。この割れがなかったというのは、目視点検で、これから当該の割れたジョイント部の結論次第では、他の部分もトルク調査とか、展開していくこともあり得る?

○松本:
ハイソウデス。基本的に原因によると思うので、例えば、なんというか鋳物にそもそも製造欠陥があった場合だと、例えば同じロット部分はどれかとか、そういった追跡調査みたいなことが可能であればやっていくことになる。

○NHK花田:
別件で。9月も近づいてきた。多核種除去装置ALPSの事で聞きたい。今の現場の工事状況は、代替どのへんまで進んでいるのか?

○松本:★★
アノウ、先ず、A、B、Cの3系列あるが、B系列とC系列についてはまだ建設の真っ最中という状況で、A系列は一番最初に試運転を予定しているが、こちらは建設の最終段階程度まで来ている。9月上旬の試運転に向けて準備を進めている段階だ。

○NHK花田:
実権の除去性能だが、そちらはどのあたりまで来ているのか?

○松本:
いわゆる実機に使うベースでの樹脂等を利用して、核種がどれぐらいDFがあるかという確認は全ての核種が終わっている。

○松本:★★
問題になっていたストロンチウムとか、イットリウムに関しても検出限界未満にできることで結論が出そうなので、そういった意味では技術的には、まっ、試運転に入れる段階には来ていると思っている。

○NHK花田:
わかりました。トリチウムは相変わらず、それはさがらない?

○松本:★★★
トリチウムはもともとこの設備では取れない。そういう意味では10E+4Bq/cm3程度のトリチウムはある。

○回答佐藤:★★
先週の金曜日に質問したことで、今の段階でわかっていればと思うが。東電に直接来ている賠償請求の損害項目ごとの件数の集計をやっているかどうか、そういった項目を立てて集計をしているかどうかの確認はできたか?

○松本:★★
ハイ。いわゆる賠償金を支払う段階で、こういう金額で支払いますという合意書を提示しているが、その内訳毎に集計していることはなかったので、佐藤さんの希望には答えられない。

○回答佐藤:★★
そうすると損害賠償の項目があるじゃないですか。帰宅の費用とか、精神的な損害といった項目とか。そういった項目ごとに集計が取れる状態になっていないということか?

○松本:
ハイソウデス。

○回答佐藤:
まったく?

○松本:★★
そういったデータはそれぞれの型ごとにあるが、そういった集計そのものの作業をやっていないことと、もうひとつは以前までだと、そういった帰宅の費用とか、そういった費用項目ごとに積み上げてやっているケースもあるし、

最近だと手続きの簡素化も含めて包括請求という形で、全体としていくらという請求の仕方も併用しているので。そういう意味では全数としてはわからない状況になっている。

○回答佐藤:
東京電力との話し合いが進む段階で内容を整理していく必要があるかと思うが、その段階で項目分けしていくとか、そういった流れになるのか?

○松本:
イエ、以前請求書の見本を配ったと思うが、最初に配ったような請求書の仕分けだと、項目ごとにいくらというような請求書の使用になっている。

○回答佐藤:
で、簡易型の方で出した時も東電と話し合っていく中で、そういった元々の古い方の様式に合わせた仕分けでしょうかね。それを請求者と一緒に勧めていくといった流れなのか?何らかの段階で、

○松本:
項目としては若干差があるが、まっ、包括請求という手続きの簡素化を目的にしているので。それなりの問い合わせというか、させて頂くが、請求級の項目ごとが以前と全く同じ事をやっているというわけではない。

○回答佐藤:
そうすると将来的にも項目ごとの統計もとりえない状況にあるということでいいか?データそのものを作っていないということで。

○松本:
ハイソウデス。

○寺澤:
はいっ!よろしいでしょうかっ?

○回答佐藤:
ごめんなさい。これはお願いだが、情報公開の要望だが、東京電力が社内で使っている賠償の請求を受けた時、おそらく、社員がパソコンの画面で打ち込んでいくと思うが。

その撃ちこむ様式というか、皆さん同じフォーマットに打ち込んでいくと思うので、そのフォーマットを何も書いてやつでいいので、見せて頂けないか?

# 社内資料でつ。それは全うな民間の会社の言えることです。

○松本:
少なくと社内資料に関しては、私ども今のところ原則非公開で考えているので、そういった面についてはご容赦頂ければと思う。

○回答佐藤:
これは本当に取っていないということで良いか?統計として処理できる状態にまるでなっていないということで?

○松本:
アノウ、人力を掛けて帳票をめくるなり、エクセルに打ち込んで計算させるなり、ということは可能だと思うが。まっ、そういった出来るケースもあるし、包括請求という形で、あのう、提示している方々に関しては、そういった仕分けそのものをやっていない。

○松本:
集計そのものは出来ない状況だ。

○回答佐藤:
今後、改良して、統計的な処理を出来るようにしていくとか、そういった考えはあるのか?

○松本:
アノウ、包括請求という形をしているのは、手続きの簡素化を進めて早く賠償金を皆様に届ける事を目的にしているので、これに対してまたいくらです、いくらです、と分解していくことは、逆行するのではないかと思う。

○寺澤:
ハイッ!よろしいでしょかっ、

○回答佐藤:
回収がもう一つ。ポケット線量計の配備の個数に関して、どれだけ故障して、どれだけ新しく在庫から出してくるかという、数がわかっていれば教えてほしい。

○松本:
まだ調査中だ。

○回答佐藤:
了解しました。ありがとうございます。

○NPJ吉本おしどり:
去年の3月の事故直後に夜ノ森線などの作業にあたった方々で、エネシスと関電工の方が人材を派遣しているが、その際にどこの下請けを使ったか教えて頂けないか?ちなみにそこにビルドアップ社が入っているかどうかも回答お願いする。

★★南明興産株式会社(http://j.mp/PyUFed)が去年の7月に東電フュエル株式会社(http://j.mp/PyUUG1)に改名しているが、去年の3月、1Fに消防車などを南明興産から運転された緊急時作業にあたった南明の方々が、全員、東電フュエル株式会社にそのまま移行されているかどうか教えてほしい。

タービン制御油のリン酸エステルの購入会社として、株式会社テプコーユ(http://j.mp/PyVFyT)またはテプスター(http://j.mp/PyVNOP)南明興産(http://j.mp/PyUFed)そのどれかから購入していたのかも教えてほしい。後、質問の回収だが、防火管理手順書の確認はしていただけたか?公表をお願いする。

# http://www.tepstar.co.jp + http://www.tepco-u.co.jp/ +  http://www.tgn.or.jp = http://j.mp/OsKQx4

○松本:
先ず、夜の森線の復旧にあたった作業員の方がどの企業に属しているかについては、直接の契約がないので、今の段階では分かりかねる。また、どういった企業を使うか、については元請け企業にお任せしているので、私どもとしては把握してない。それから南明興産に消防車の運転等に関して委託を題していたが、

その方々が全員、その、ええっと、フュエルの方に移項したかどうかについては、★話しできるかどうかも含めて確認する。それからリン酸エステルを含むタービン制御湯をどこから購入しているかについては、確認してみないとわからないので、

今の段階ではちょっとわからない。それから防火管理マニュアルだが、これは社内のマニュアルなので公表する予定はない。

# = まるなげ 過ぎる無責任企業。一義的責任は元請けにあると豪語する松本氏。

○NPJ吉本おしどり:
わかりました。女川や東通りなど、原子力発電所は公開されているが、東京電力は公開しないという考え方で?

○松本:
あの、女川東通の防火管理マニュアルがどういうものかについて、私は知らないのでちょっと確認する。

○NPJ吉本おしどり:
わかりました。では、その夜ノ森線の作業など、緊急時作業でエネシスがビルドアップ社を使っていたかどうかについても、調べて答えて頂けないか?

○松本:
お答えできるかどうかも含めて確認する。

○NPJ吉本おしどり:
わかりました。よろしくお願いします。答えられないというのは、何ですか?プライバシーとか?

○松本:
直接私どもは、エネシスとか、関電工とは契約があるが、エネシス、関電工がどういった会社と企業と契約しているかについてはお任せしているので。エネシスが公表すれば別だが。私どもから公表することに関しては、一旦確認させてくれ。

○NPJ吉本おしどり:
わかりました。では公表できない場合は、エネシスや関電工が回答しないで欲しいといった場合ですね?

○松本:
まあ、そういうことになる。そういう面もあるし、何か、なんというか、鉛のカバーをつけたという前回のケース、7月のケースがあるが、何か社会的な大きな問題になっているということでなければ、少し難しいと思う。

# 社会的に大きな問題になってからでないと、なにもしないことを明言する素晴らしい親会社、東電。なんてすばらしいんだ。ブラック企業のお手本ですな。こんな会社を国費で救う事も我慢ならないのに、実質国営化後も変わらずやりたい放題。( ゚д゚)ポカーン

○NPJ吉本おしどり:
ありがとうございます。

○寺澤:
はい。よろしいでしょうか?

○NPJ吉本おしどり:
オイル会社の方の確認もよろしくお願いする。

○寺澤:
どうもすみません… 

○朝日青木:
もしかしたら今まで毎日の会見の中で出てるかもしれないが、高線量を浴びた方についてだが、3.11以降は、東電の社員が主に高線量を浴びて作業をされていると伺っているし、実際に聞いているが、

○朝日青木:★★★
実際に聞いていくと、大卒で本店作業で採られた方ではなくて、殆ど高卒の方ばかりなんだが、高卒の現地採用の方が、高線量を浴びた東電社員の中の何割を閉めるかというような、そういう押さえ方はされているか?

○松本:
イエ、社員の、まあ、学歴によって、ええ、何か集計していることはない。

○朝日青木:
それは、そちらではそういう集計をするつもりないということですよね?

○松本:
ハイ。少なくとも私どもが高卒の社員と大学卒の社員を なにかそういった線量の面で差別的な扱いをしているってことはない。

○朝日青木:
実際に現地採用の方が、普段であれば、殆ど移動がなく、福島の方は福島第一、福島第二にずっといるという中で、作業をされていて、今回、実際に現場に行かれた方も、高線量を浴びた方もその現地作業員の方が多かったが、それについては偶然ということなのか?

○松本:
アノウ、偶然というか、元々発電所の福島第一にしろ、福島第二にしろ、そこで勤務することを前提に採用させていただいている方々もいるし、あのう、まあ、そういった方々でも各所を転々とされる方もいる。

また、大学卒だからといって、転々とするだけではなく、福島第一に長くいるものもいる。そういう意味では、あのう、いわゆる本人の希望や、適材適所の観点で移動は行なっている。

繰り返しになるが、大学卒だから、あるいは高校卒だからという理由で、線量の高いところに何か行かせるとか、何か行かせないという差別的な扱いはしていない。

○朝日青木:★★
本人も高線量を浴びて移動を希望しても全然叶えられなくてという相談も受けているが。本人の希望により移動しているという認識でよろしいか?

# 線量の高いトコロを選んでいるわけではない。そんな事知ってるよ。職場でしょ。

○松本:
アノウ、移動にあたっては本人の希望のほか、適材適所とかあ、そういった面も勘案しながら移動している。それから、以前話題になった100mSvに近いものに関しては、

順次、技術伝承とか、代わりの人間が用意できれば、被ばくのない、あ、被ばくのないといえば語弊があるが、被ばく線量の低い福島第二とか、本店等に移動している状況、あ、順次移動している。

○朝日青木:
それによって人事上の不利益を被ることがないように配慮しているという理解で良いか?

○松本:
人事上の不利益とはどういう意味か?

○朝日青木:
例えば線量が低いところに移動することにより、例えば、これ一時的だよとか、本人の居住が長期的に保証されないというか、通常の移動パターンじゃないスパンで居させられるとか、そういう自体は生じていないという認識なのか?

○松本:
アノウ、なかなか難しい回答だと思うが、やはり100mSvを超えて被曝するわけには行かないので、そういう意味では少なくとも、例えば福島にずっと住みたいが、仕事上、柏崎に行ってくれだとか、

あるいは本店、東京に行ってくれというようなことは、本人の希望に寄らず、そういった移動になることはある。ただ、だからといって何か処遇面で差別的になるということはない。

○朝日青木:
わかりました…

○回答佐藤:
テレビ会議について2点聞きたい。テレビ会議の今の試聴に関してだが、ちょうど視聴期間が真ん中辺りになったので、これまで色々要望が記者の側から出ているかと思うので、その要望を踏まえて後半の視聴期間をもっと効率的にこちらが視聴できるように改善する、そういったような考えはあるか?

○寺澤:
特に無い!

○回答佐藤:
まったくなし?

○寺澤:
はい。

○回答佐藤:
要望は色々出ているよね?

○寺澤:
特にそういった、あなたがおっしゃる要望等はどういうことか?

○回答佐藤:
私だけではなく、記者の側から色々出ているのではないかと。★

○松本:
まだ、今のところ、

○寺澤:
あんまり聞いてませんけどねっ

○NPJ吉本おしどり:
私しょっちゅうしてます!

○松本:
あのう、なにか要望、の、あのう、会見というか、閲覧の方法を見直す予定は今のところ無い。

# 寺澤氏との質疑に松本氏とおしどりさんが乱入。要望を聞いてまたかんがえようねっ、ということで8/6は押し切ったのに、要望あっても変更する気はないということに。( ゚д゚) ワカッテタケドネ 嘘つきは東電の始まり。

○回答佐藤:
これ、要望を伝えることでタイミング的にこれから後半だということで、時間もそれほど残ってないじゃないですか。だから効率よく視聴しようとする記者に対して、これまで時間のある段階であれば、最初の公開だし、そのやり方でよかったのかもしれないが、半分過ぎたので、要望があればそれを入れて、全体の要望を交えて改善して、

○寺澤:
基本的にスキームは変えません!!

○回答佐藤:
ええ、

○寺澤:
他の質問をどうぞっ!!

○回答佐藤:
わかりました… テレビ会議の視聴に関して別の質問だ。

# 平気で約束破る東電。発言中に発言を遮る寺澤氏。まずくなると質疑を強制終了させる寺澤氏。講義すると自分の判断で出入り禁止にする寺澤氏。素晴らしい国費投入、東電会見の司会。放置する経営陣も経営陣。被害者救済しても経済効果ないし、金回らないし票も巡ってこないし東電救済優先政府。

○回答佐藤:
報道機関の所属の記者であれば、今はどなたでも見ることが出来る状態でいいか?

○寺澤:
結構である。

○回答佐藤:
そうすると私が事業者として開業届を出しているが、これは私が雇った記者であれば入れるということでいいか?

○寺澤:
よろしんじゃないか?回答さんは複数いるんじゃないんですかっ!記者が。

○回答佐藤:
そうです。だからそれで入れるということでいいんですよね。

○寺澤:
どうぞっ。

# ナンデそんな喧嘩腰やねん じゃあ、臨時で木野さんを

○回答佐藤:
わかりました。ありがとうございます。★★現在の情報を出して欲しいという記者からの要望に対して、検討して回答されたりしているが、この検討するメンバー、特に権限のあるメンバーというのが、いつから今の職にあるのかどうか。これは名簿でいつからいるか一覧で作って頂けないか?

○松本:
アノウ、まあ、?の案件に対して判断するものがいるので、私ども会社としての発表ということになっている、

○回答佐藤:
だいたい何人、要望がそれぞれあるだろうから、これは出せる、これは出せないという決定をするのって、そんなに多くない人間で決定しているのではないかと思うが。

○松本:
そうですな。まあ、案件によるが、数人から十数人の間ではないか。

○回答佐藤:★★
その数人から十数人が、何時から情報公開に関わっているかというのを表に出して頂けないか。というのも、経営陣が変わり、株主の構成も変わっているし、情報公開を優先して情報公開をするという方向で決定を下していく人が、

そのメンバーの中に居ないのではないかという感じがあり、一度、何時からその2世代前の体制からずっとやっている方で占められているのかどうか、このあたりを確認させて頂きたいと思うので、作って頂けないか?

○松本:
アノウ、まあ、私が最終的に会見で発表しているので、私のところで会社としての見解を申し上げている所だ。ブー まあ、御存知の通り、現在、委員会設置会社になっているので、こういった会社の仕事の仕組みみたいなのは、執行役回、それに対する監督役ということで、取締役会が監督をしているので。

○松本:
ブー まあ、6月27日以降、新しい体制で、まっ、新しい体制で取り組まさせて頂いている。

○回答佐藤:★★
そのなかで情報国階を担当している役員とか、役員の下で直接的に指示をしている人とかいると思うが。その人達はいつから情報公開のところにいるのか?清水社長の時代からずっとやっているのか、今の体制になって新しい、

○寺澤:
完結にお願いします!

# その新しい体制で取り組んでいる結果、悪化してるんですが。都合の悪い記者を狙い撃ちで排除するし。若手がどうこうって、あれどうなったの。

○回答佐藤:
新しい方を入れているのかどうか。このあたりを知りたいので。一覧表を作って頂けないか?

○松本:
アノウ、私どもとしては会社として取り組まさせて頂いている。特に広報に携わっている人間の名簿を作る予定はない。

○回答佐藤:★★★
そうしたら、広報に携わった人間を一新して情報公開を積極的にやっていくんだという人たちで再構成して貰えないか?

# 強烈な要望。ハイワカリマシタ っていったら飛び上がるけど。

○松本:
ご意見として承る。

○回答佐藤:
よろしく、おね、、もう一つ要望! これは毎回させて頂く。木野さんの出入り禁止の解除、よろしくお願いする。

○松本:
今のところ見直す予定はない。

○寺澤:
ハイッ!それではっ、

○松本:
ヒトリ イマスヨ

○寺澤:
はい。どうぞ。完結にお願いする。

○NPJ吉本おしどり:
完結にする。テレビ会議について、要望を受けていないとおっしゃっていたので、改めて。3,4回ほど記者会見場で要望しているが、3月15日以降のテレビ会議の映像、

# 大手記者クラブメディア以外の要望は、要望のうちに入らないそうですよ。おくさん。まあ知ってるけど。日テレに対するあからさまな対応の違い。日テレさまのご提案は即決。どうでも良い撮影会の提案。広報 栗田氏の腰の低さ。ワロタ。http://j.mp/TPDcyS

○NPJ吉本おしどり:
21日や22日の海洋に汚染水を登記した時などのテレビ会議の映像公開もどうぞよろしくお願いする。それで10時~16時ということだが、もう少しの時間の延長と、9月7日までの公開だが、それ以降も原子力情報センターなどで、

まあ、いま、視聴者が減っているので、パソコンの台数を減らして半永久的な公開をどうぞよろしこ お願いします、という要望とともに、ここからが質問なんだが、先ほど、松本さんと寺澤さんが、要望を受けていないとおっしゃっていた。この私の度重なる要望はカウントされていなかったのか?

○寺澤:
私はですね!回答する記者団さんが、要望というのは、先週の彼の質問の中にあったように、ええ、そのなんというか、コピーをさせて欲しいとか、スキャナーの話を言っていたので、その、なんと言うか、コピーをさせて欲しいとか、スキャナーの話を言っていたので、そういう意味での部分を私は要望と受け取っていた。大変申し訳ございませんっ!

○NPJ吉本おしどり:
わかりました。で、そのコピーをさせて欲しいという要望を会見場ではしていなかったが、発言記録などは貸し出してもらったり、コピーさせて貰えないかという要望は、下の階でも私はしていたので、どうぞよろしくお願いする。

○寺澤:
基本的にはお貸しする訳にはいかない。皆さんが、あちらの試聴室の方でご覧になっていただくなりっ!あるいはっ、パソコンで文字を起こしていただくなりっ!お願いしたいと思いますっ!

○NPJ吉本おしどり:
わかりました。その回答は存じているが、その要望も私もしていたので、それがカウントされていなかったのかなと思って、

○寺澤:
大変申し訳ございませんっ。お一方の細かいところまで私は把握しているわけではございませんっ。

# これっぽっちも申し訳ないと思ってないだろうという話し方。子供かよ… そんな人数いないし、せめて会見で出た要望はメモしとこうよ。最初から答える気がないからメモ取る必要ない事ぐらいわかってるけどさ。

○NPJ吉本おしどり:
わかりました。では、要望、3月15日以降の映像公開も含めて銅像よろしく検討をお願いする。それでは明日の作業予定を申し上げて本日の会見を終了する。滞留水移送関係は2号機タービン建屋から高温焼却炉建屋への移送を停止する予定だ。

○寺澤:
以上だ。本日の夕刻の会見を終了させて頂く。



~ 終了 19時41分 (1分フライングで42分)

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