2012年8月4日土曜日

東電会見 2012.8.3(金)18:00 ~ 第一部 東京エンシスより作業員1名 APD 持たずに作業、元請けエネシス調査待ち。福島第二セシウム吸着装置サリーから漏洩。水処理システム各種分析結果。温度計配線誤接続の類似事例報告で新たに7点の誤接続判明。ほか

東電会見 2012.8.3(金)18:00 ~

本日8月3日は第一部1Fプラント説明(実質2F復旧状況説明)+質疑 と 第二部は8月6日に報道機関に提供する映像の内容紹介+質疑 の2部構成。トータル1時間30分。

東京エネシスよりAPDを持たずに作業していた作業員が新たに1名いた旨の報告受けたことを報告。エネシス社員で班長と説明したり取り消したりと質疑で説明が二転三転。当然、冒頭の報告は口頭のみ再質問されればその都度説明する毎度のスタンス。

本日3日 14時7分にサリーで滲み程度の漏洩発見。箇所はB系のろ過フィルターの先にある圧力計の根本でパトロール中の作業員がハケーン。12時11分にB系を停止し当該のフィルターをバイパス、12時20分に運転を再開。

定例の水処理設備の放射能濃度測定結果報告。水処理システム セシウム134/137は入口で 10E+4 出口で10E+0~+1Bq/cm3 に低減。全βは10E+5Bq/cm3 で殆どがSr-89/90。

5月14日、16日のデジタルレコーダの接続ミスで違う場所の温度評価をしていた問題の続報。類似事例の調査と対策の報告。対象機器468台、1号機96台、2号機168台、3号機185台、4号機19台。

うち、1号機に6台、2号機に1台の7台に誤接続が判明。安全上問題ない設備なので問題なかった報告。接続箇所が狭いためミス発生評価。対策として作業しやすいよう大きめの端子台を中継する等の対策するとの事。


○プラント


○環境モニタリング・サンプリング

○福島第二
  1. 福島第二原子力発電所復旧計画の進捗状況について(平成24年7月)



■福島第一の状況

○寺澤:
本日は2部構成にさせて頂く。最初はプラント関係と質疑応答。終れば6日から予定しているDVD録画関係について補足説明を若干させて頂きたい。それでは宜しくお願いいたします。

○松本:
8月3日夕刻の会見を始める。福島第一の状況。http://j.mp/MCrp2U

[原子炉および格納容器の状況]
1~3号機までCS系、給水系つかって注水冷却中。

[圧力容器下部温度、格納容器圧力と水素ガス濃度]
記載の表の通り。本日、2号機で注水量の微調整を行なっている。CS系、給水系からの注水量を記載の通り変更。

[使用済み燃料プール]
1~4号機まで循環冷却継続実施中。

[タービン建屋地下溜り水の処理状況 ]
2,3号機から雑固体廃棄物減容処理建屋への移送は継続。本日、14時7分から1号機タービン建屋溜り水を2号機に移送を行なっている。続いて裏面。

[水処理設備および貯蔵設備の状況]
サリーを用いて高濃度汚染水処理を継続。欄外、★本日、サリーで滲みが発生したので追記している。

サリーはA系、B系、それぞれ2系列を並行運転しているが、B系のろ過フィルター、先頭にあるゴミを取るフィルターがあり、そこの圧力計の根本から滲み程度の漏洩があることを本日、パトロール中の作業員が確認している。

直径約6mm程度のステンレスの配管がねじ込み式で刺さっている所であり、そこに滲みがあるということで、12時11分にB系を停止。当該のフィルターをバイパスさせ、12時20分にB系としての運転を再開している状況。

今後、止水テープによる止水を行なっているが、本格的な修理に向けて作業を検討していきたい。10分ほどB系を停止したが、A系、B系による高濃度汚染水処理は続けている状況だ。

[その他]
昨日知らせた窒素ガス分離装置の件に関して記載している。

プラント概要については以上だ。


■水処理設備の放射能濃度測定結果

続いて★「水処理設備の放射能濃度測定結果 http://j.mp/MCrBPI」A4横の表。こちらは定例で実施している水処理設備の各処理段階での放射性物質濃度の測定結果だ。左から①~⑧になっているが、左から右に水処理が進むと理解するんだ。

そもそも処理する水は①にあるが、現在、セシウム134/137に関しては10E+4Bq/cm3程度の水を処理している段階だ。淡水化装置出口というところが⑦にある。

こちらがいわゆる原子炉に注水する水という形で保管されている水であり、セシウム134/137に関してはNDという状況になっている。淡水化装置の濃縮水⑧が淡水化装置を出て分離された濃い塩水。

こちらはセシウム134/137が10E+0~+1Bq/cm3程度ある。全βが一番下にあるが★★10E+5Bq/cm3、殆どがSr-89/90 であるが、こちらが存在している。


■1F 温度計配線の誤接続に係る類似調査★★

続いて以前連絡した温度計の誤配線に関して調査結果がまとまったので園報告をする。「1F 温度計配線の誤接続に係る類似調査 http://j.mp/MCrwvD」こちらは5月14日、16日に1号機において圧力容器の温度計に

中央制御室の端子台から、メイン新重要等に引っ張っているデジタルレコーダ間で御配信があり、正しい指示をしていないことがわかったので、その後、1号機、2号機、3号機、4号機に関して類似の誤配線がないかどうか調査した事と、もう一つは誤配線が起こった原因調査を進めていたものだ。

全体としては上半分に実際の調査状況。デジタルレコーダと本設レコーダにある中央制御室の端子台間で、きちんと線が結ばれているかどうかということを1つずつ確認した。

2ページ目に調査結果をまとめている。対象機器は全部で468台あり、1号機が96台、2号機が168台、3号機が185台。4号機が19台という状況だ。

★★この内 7台で誤接続が新たに確認。1号機については6台あった。内容は表の中にある通り、PSRポンプ、原子炉再循環ポンプのシール水の圧力計が4台、原子炉圧力計が1台。ドライウェル水位計が1台という形で計6台あった。

基本的にこれらの監視計器については、現在、プラントの監視上、あまり必要としない計器であり、これまでの運用上、誤配線による影響はなかったものと思っている。2号機に関しては1台あり、★ドライウェル水位計1台に関してリフトという形で実際には配線が行われていなかったことを確認している。

# 冷温停止状態の判断に使用している温度計がじつは違う場所の温度でしたいうトンデモない問題の続報。

これら全部で7台、元々1号機の方で2台あったということで、全部で9台だった。なお、原因だが、上の半分を見て頂く通り、端子台のところから枝分かれをする形でデジタルレコーダに線を新たに繋ぎ直すことを行なっている。

従って本設の記録計と端子台、それからデジタルレコーダにつなぎこむ際には、一旦、本設の回線を外して、新たにデジタルレコーダの配線を繋ぎ直す操作を行なっているが、その際、この場所が非常に狭く、狭隘な部分であったということから、

結線間違いが行われたことと、もうひとつは作業がまとめて一本ずつ行ったというより、まとめて回線結線が行われたということで、そういったところで誤配線が行われたと考えている。再発防止対策としては既に実施済みだが、

こちらは灰色の端子台があるが、これとは別に中継端子台という新たな比較的大きめな端子台を用意し、そちらを経由し、デジタルレコーダに結び直すことと、もうひとつは作業手順書をもう一度見直し、端子を一個ずつきちんと確認していく、

というような作業手順書に直したということで対応している。本件については以上だ。福島第一の作業関係で2件連絡がある。1件目。★7月分の熱中症発生件数だが、こちらに関しては毎月、月初めに先月分の状況を示しているが、

7月分の発生件数という形では、★熱中症が都合6名で診断。この内2名は以前知らせたように、救急車で搬送されているし、もう一名はドクターヘリにていわき共立病院に搬送を行なっている。

また、★熱中症以外の体調不良では脱水症ということで診断された方は、7月分の集計では9名。こちらはその他の熱中症として診断された3名含め、5,6号機側の救急医療室、それからJビレッジの診療所で水分補給、休養等で回復されたという事である。


■作業員1名がAPD未着用で作業(東京エネシス報告)★★★

もう一件は本日、東京エネシスから、作業の際にAPDを装着しないまま作業を行った事が報告されたので、その連絡をさせて頂く。20代の男性であり、東京エネシスの社員になる。作業内容は本日の6時過ぎから11時過ぎに関して、

バッファタンクエリアのポリエチレン管敷設工事のうち、ホースの撤去作業を行なっていた4名の作業員の方の1名であり、この方が作業を終え、現場から上がってきた際にAPDがない、作業中装着しないまま作業したことがわかったものである。

なお、残り3名の作業員の被ばく線量はそれぞれγ線が0.1mSvが二人、0.12mSvが一人、β線に関しても3人ともゼロmSvだったので、この装着しなかった方も、極端に多い被ばく線量ではないと推定している。

# おお、それなら問題ないよな。

なお、引き続き東京エネシスからどういった形でAPDを装着し忘れたのか、というところについて確認していきたいと思っている。なお、APDは装着してなかったが、ガラスバッジに関しては、装着は確認されているので累積線量に関しては問題ないと思っている。

# おお、それなら何も問題ないよな。口頭説明で十分だよな。イイカゲンニシロ

以上、2件、作業員関係で連絡させて頂いた。


■福島第二発電所 復旧計画の進捗状況

もう一件資料がある。福島第二発電所の復旧計画の進捗状況だ。少し厚手の資料になる。http://j.mp/MCrFz4 こちらも毎月月初めに福島第二のプラント冷温停止に係る設備の復旧状況を取りまとめて

# 福島第一原発事故 復旧会見で 福島第二再稼働に向けた進捗状況報告。写真たっぷり、厚手の資料をご提供。

知らせているものだ。全体の進捗状況は1ページ目の棒グラフ。1号機 44%、2号機 46%、3号機 69%という状況だ。この%の間変え方については繰り返しになるが、2枚目裏面から各号きごとにこういったマトリックスで縦軸に対象設備、

横軸に工事の進捗状況を示しており、この升の塗りつぶしている数でこの%を表示しており、現在、このマス目の中で青く水色になっているところが進捗したということで、%を付けている。主な作業の進捗状況については写真で説明させていただく。

5ページ裏面。1号機の海水建屋熱交換器内の電源盤、パワーセンターの1C-2があるが、こちらに関しては、海水につかったので、新たに申請して現在、据付等が終わっている状況だ。下の所になるが、同じく1号機の海水熱交換器建屋内の残留熱除去機器冷却系のC系の機能確認が終了した状況だ。

運転に際して、振動想定とか、点検等を十分行いながら機能確認を行なっている状況だ。1枚目裏面2ページになるが、今後の予定として1件連絡する。

福島第二発電所の4号機に本年度の上半期中に原子炉を開放し、炉内点検の準備をすすめることを案内しているが、その他項目にある通り、私どもとしては、大体9月10日頃を目標に、4号機の原子炉開放作業に着手したいと思っている。

これでいわゆる天井クレーン糖を使ってシールドプラグ、それから格納容器の蓋、圧力容器の蓋を開放し、炉内の中が見られるようになる状況である。それからこの資料 6枚目からオレンジ色のシートになっているが、

福島第二の中でもこれまで何度か、その他の設備復旧状況を伝えているが、本日はモニタリングポストの状況について説明する。全体の配置図は11ページ上のグラフが醜いので15ページが全体の様子がわかる。http://j.mp/MCrFz4

事務本館を中心に北側からモニタリングポストの1番、それから反時計回りに半周し、南側にモニタリングポスト7番という形で福島第二にはモニタリングポストが設置されている。昨年3月の段階では、福島第一の影響を受けて、

指示値がかなり高い状況が続いていたが、現在はそれぞれ0.5~1.3μSv/h 程度で、第二では推移している状況だ。こちらに関しては、これまでも適宜知らせているが、南側の6番、7番に関しては、

津波により検出器、それから機器を設置している建屋が浸水した関係で、昨年10月、12月に新たに設置しなおした状況である。その辺の状況が12ページ、13ページに写真で準備できている。

津波に襲われた際には、こういった瓦礫や枯れ枝等が大量に押し寄せ、十分に計れなくなったという状況だが、それぞれ復旧が終わっていることになる。

長くなったが私からは以上だ。



■質疑

○寺澤:
それでは質問をお受けしたいが、その前に昨日、七尾さんから、わもんの会の吉田所長がDVDに出る件に関して(http://j.mp/OJXHIq)当社がどうか変わるのかという件について再度確認したので報告する。

基本的には昨日申し上げた通り、吉田本人がプライベートの関係の中で判断したことなので、当社としては積極的に関わることは、いたしません。まっ、あの、報道などで伝えられることを確認する程度という事で理解頂ければと思う。

○朝日ただ:
先程のAPDの装着し忘れた事案だが、もうちょっと具体的に教えてくれないか?し忘れたのかというのがよく分らない。先程の説明だと早口だったこともあるので。もうちょっと事案がわかるように説明して欲しい。

# この手の報告は紙でありません。HPで検索してもこの手の情報が出てきません。

○松本:
ハイ。先ず、事実として確認出来ているところから連絡させて頂くが、この作業員は20代の男性だ。本日は他の作業者3名と併せ、4名で作業するということである。作業内容はバッファタンクエリアでのP管敷設工事のうち、

まあ、既に敷設してあった耐圧ホースの撤去、移動作業に従事した者だ。作業時間としては午前6時50分~午前11時12分であり、本日の計画線量は0.9mSv、APDアラーム設定値は0.8mSvである。この方はAPDを付けていなかったが、

残り3名の本日の被ばく線量は γ線が 0.1mSvが2人、0.12mSvが1人だ。β染に関しては、3名とも 0mSvという状況だ。それから、付け忘れた経緯については、こちらははっきりした経緯はわかっていない。現在、東京エネシスで調査している。

本人が免震重要塔1階に戻ってきた際にAPD返却をするわけだが、その時点で装着していない事に気がついたという事と聞いている。宜しいか?

○朝日ただ:
いわゆるAPDはそう軽い物じゃない。装着し忘れることはあり得るのか?そもそもAPDを装着し忘れた事案は、過去あるのか?東電として把握されている件数はどれぐらいあるのか?

○松本:
アノウ、確かにおっしゃるとおり、APDは作業手順上、実際に現場に行く際に、まあ、胸のポケットに収め、その上カバーオールを着て、全面マスク、ヘルメット等をかぶって現場に行くのが実際の手順なので、

その際にどういった流れで付けなかったのか、付け忘れたのかは、今、詳細に確認する必要があるという事で、現在、聞き取りを進めている段階だ。ただ、まあ、今のところは戻ってきたときに装着していないことに気がついたという事で報告があったと聞いている。

それからAPDを装着し忘れたことが過去にあるのかっ、ってな事については、私の記憶で申し訳ないが、発災以降という意味では確かあったと思う。その辺は確認させてくれ。

# 持たずに言った作業員をすばらしいとべた褒めした経産大臣。人の命を何だと思ってるんだろね。

○朝日ただ:
私の理解だと、APDを装着し忘れたという事は、労働安全衛生法に違反する可能性があると思うが、★★厚労省はそう言う事案を把握してないという事なので。実際に何件あるのか?

# 労働安全衛生法に違反する可能性

○朝日ただ:★★
こう言うのは珍しくないのか、珍しいのか。重要な問題なのか。ウッカリ忘れるということは良くあるのか。それはどのような認識なのか?今の説明だとよくある事のように、とか、あまり大したことがないようにも聞こえるが。どの程度重要な事案と認識しているのか?

○松本:★★
あのう、こちらはですね。日々の被ばく線量を管理する上で、APDは必須の設備というか、道具なので、こちらに関しては重要な問題だと思っている。まあ、ガラスバッジを装着していたにせよ、

日々、どれぐらい浴びていたのか、作業中に万一高線量の作業というか、接近する場合は、警報でお知らせする機能があるので。

そう言った意味では、重要な問題とは考えている。ただ、過去にあったかっ、ってなところについては、★★私の記憶なので、少し、正式に確認して頂ければと思う。

○朝日ただ:
過去にこういう事がいっぱいあったとしたら大問題だし、過去、こういう事があった事を発表されたことはあまりないんじゃないか?私も記憶がないんだが。

○松本:★★
まあ、そう言う意味で派だな。3月の事故のある一定期間だけは、APDの数そのものが不足していて、あのう、作業現場の代表者に付けてもらい、残りは代表者で、まあ、被ばく線量を代表して記録したってことがある。ちょっと確認させてくれ。

○朝日ただ:★★
いや!そう言う事案と違って、付け忘れたかどうかという事案を厚労省から指導されていると思うが、用は付け忘れた事案が過去何件あったのか。初めての事案なのかどうか、その重大性の認識の法を教えて下さい。で、過去何件目なのか。

○朝日ただ:
後、もう一点は、これは作業員というのは、エネシスの正社員の方なのか?

○松本:★★
あのう、この方はだな。エネシスの、まっ、社員であり。あ、付け忘れた人が、社員であり、残りの3人はエネシスから下請けに出された作業員だ。

# そう言う大事なことは冒頭に報告しろよ。紙で出して記録に残せよ。

○朝日ただ:
それは、

○松本:★★
従ってこの方は職制から言うと班長にあたる方になる。

○朝日ただ:★★
その班長が付け忘れたというのが、ちょっと理解出来ないし、そもそも、これ、作業は請負会社とエネシスが混在でやってたのか?どんな作業だったのか?その4人だけでその請負作業というのは、また別の会社の作業員だという事か?

○松本:
いや、この4人が一つの班であり、この班で、まあ、ホースの撤去作業に従事していたという事だ。

○朝日ただ:★★
いや、要するに請負から混在しただけで、職業安定法違反の可能性もあると思うが。要するに請負の人と、エネシスの社員の人が混在で作業していたという理解でいいのか?

○松本:★★
アノウ、いわゆる現場監督という位置づけなのか、実際にどういう作業をしたのかについては、ちょっと確認する。

○時事松田:
APDの件で引き続き。バッファタンクのエリアという事は、当該の耐圧ホースというのは、要するに炉注に廻すはずの水?

○松本:
いわゆるP管取り替え工事が終り、現場の法に耐圧ホースが残っているので、その耐圧ホースを撤去、移動する作業になる。

○時事松田:
もともと流れていたのは炉注水に廻すはずの物?

○松本:
元々流れていた物は炉注水に廻す水だ。

○時事松田:
耐圧ホースを外したときに中は戦場と化しているのか?それとも外したままになっているのか?

○松本:
彼の、こちらは水切りが終った螺旋状等はせず、そのまま回収する。

○時事松田:
では、この0.1mSvという被ばくの原因というのは、耐圧ホースの中に付着している物が原因?

○松本:
被ばくの原因はだな。殆どが空間線量。周りにある地面や樹木に以前として付着している物からq出てくる放射線による空間線量の影響と見ている。

基本的にはRO膜をでた処理水なので、まあ、Cs-134/137 と言う形でも10E+0Bq/cm3 を下回っているので。それをなんというか、ホースそのものが非常に高い線量というわけではない。

○時事松田:
わかりました。私の記憶ではまえにマスクのフィルターを付け忘れの時に、要するに現場に出るまえに2人一組でちゃんと付いてるな、ということを事を確認することを実行するとあったが、線量計はそうなっていないのか?

○松本:
アノウ、線量計は自分で胸ポケットに入れて、カバーオールを着てしまうので、今回、ビニール型に10月から切り替えるが、それ以上、今のところやっていない。マスクのほうが、顔面を見れば、マスクの両脇にフィルターが2つぽこっと出ているので、

それが万一ないとか、そういうものであれば一目瞭然でわかるので、お互いチェックしましょう、ってことだったが、APDをきちんともっているかという確認まではしてなかったのが現実だ。

○時事松田:
わかりました。東京エネシスの下請けの会社で、ああいう案件があったばっかりで、今回、班長さんという事で、つけ忘れの原因がどうであれ、東京エネシスから何か一言なったのか?

○松本:
今回の件ででか?

○時事松田:
ええ。

○松本:
今、まだ事実関係を確認中なので、今のところ調査結果町という状況。

○時事松田:
2Fの4号機のことで聞きたい。これは原子炉を開放して、その後、取り出せるということになった場合の取り出しスケジュールはどんな感じになっているのか?

○松本:
アノウ、まだですな。実際にシールドプラグというコンクリートの蓋を取り外して格納容器の蓋、圧力容器の蓋を取り外して、まあ、いわゆる原子炉の中を見れるようになるまで、大体、1週間程度と見ている。

で、その後は炉内構造物であるドライヤー、気水分離器とか、蒸気乾燥機を取り出すと、炉心が見える状況になる。その後、炉心が見える状況になる。

その後は、まあ、燃料集合体が700体ちょっとあるが、順次取り出して、まあ、炉内構造物の点検に入るという状況で、おおよそ、まあ、具体的なスケジュールはそういった感じになるが、

今の時点ではいつからこの次のステップに入るところまでのスケジューリングが出来ているわけではない。今のところは原子炉解放から中が見えるまでは、大体1週間程度と見ている。

○時事松田:
今現在、炉の中にある700体は順次、隣の、

○松本:
使用済燃料プールに移す。

○時事松田:
で、使用済燃料プールの方に今現在入っているのは何体ぐらい?

○松本:
4号機か?

○時事松田:
ええ。

○松本:
チョット確認させてくれ。

○時事松田:
じゃっ、後ほど。はい。すいませんでした。

○松本:★★★
後、朝日新聞の、一個、訂正させてくれ。東京エネシスの社員といったが、4名とも、あのう、下請けの作業員だ。

○朝日ただ:
4名とも下請けの?

○松本:
ハイ。

○朝日ただ:
4名とも同じ下請け会社の人か? 

○松本:
そりゃ、ちょっとまだ確認中だ。

# あーあ。朝日新聞は呼び捨てに格下げ? 二転三転。

○朝日ただ:
え?確認? まあ、要するに、結構重要な事案なので、ちゃんとその辺り、紙で確認されるようなことは、会見終わる前に書くにして貰えないか?

つまり、請負会社が1個だったのか、複数だったのか。適正な請負だったのか。今、最初社員といって、そういう重要な情報をがコロコロ変わったら困るんですよ。会見中に。

○松本:
ハイ。モウシワケゴザイマセン。

○朝日ただ:
そこでちゃんと確認をすぐにして頂きたい。どういう請負構造だったのか。

○朝日ただ:★★★
班長はそうするといないことになる。そのエネシスの班長は現場にいなかったのか?さっき、班長が正社員だったという説明だとしたら、誰が班長でどういう指示をしてたのか? 後、根本的なことを伺いたい。

さっき、松本さんはAPDを付けたのか、確認ができてなかったとおっしゃるが、東電も原子炉等設置法とか、電気事業法とかで管理区域を徹底するという責務があると思う。それが鉛の問題があり、この問題があり、全然できていない。

# 徹底どころかL型輸送機で運ばないといけない放射性物質をポリタンクにビニール袋で管理区域外に持ち出して、管理区域外で漏洩させてINESレベル1の事象をこっそりHPに報告。側で見ている保安院すら事故を起こすまで事故直後から日常茶飯事の法令違反に気づかない。ひゃっほーい。

しかも、この前、厚労省からは昨年にいたって何度も注意を受けている。そういう危機感とか、問題意識、謝罪ということはないのか?しかも東京エネシスはこの問題に対してちゃんと会見もしてないと。東電の子会社でしょ?グループ会社でしょ?

もっと然るべき対応があるんじゃないですか?危機感もっておられます??少なくとも松本さんが公の会見で、APDをきちっと付けたか確認ができてなかったということは、東電自身が責任を認めたのと一緒じゃないですか。

どういう危機感をもってやられているのか?単なるつけ忘れで済む事案なんですか?

○松本:
アノウ… 先ず最初に申し上げるが、あのう、APDの装着に関しては被ばく線量を確認する上で非常に重要な道具、ツールであるので、

○松本:★★
ええ、こちらに関しては、あのう、私どもとしても、ええ、まあ、重大な問題だと受け止めている。それから、最初の質問に戻るが、この4人の方々の請負の体制、どういった所属企業だったのかについては、現在、調査を進めている段階であるので、

# 東電が自ら調査を進めているわけではなく、元請けに調べろよと無責任の代名詞、保安院気分で指示をだしているだけで、実質何もしていない。

あの、会見中に間に合うかどうか、チョットわからんが、至急、かんがえ、あの、対応させて頂きたいというふうには思っている。それから先ず、私どもとしては事実関係をきちんと確認した上で、私どもとしての対応を考える所存だ。

○朝日ただ:★★
事実関係の細かいのはいいんですけど。要は、鉛の問題があってもAPDをつけてないのはわかったと。これだけ続く、で、重要だと自ら仰っていることができていないわけでしょ?東電の管理の中で。東電の責任はどこにあるんすか?!

# 管理も何も丸投げ。

○松本:★★
アノウ、私どもが、あのう、どういった責任が、根拠に○☓△※にあるかついても、再度、きちんと確認した上で答えさせて頂く。

# おやおや。一義的な責任は下請けにある(東電に責任はない)と、この会見で明言してましたがな。http://j.mp/MUwYhR

○朝日ただ:★★
できたら細かいこと以前に、こういう事案が続いていることも含めてちゃんとコメントを出して下さい。

東電として今、要するに東電としてちゃんと作業員が請負かどうか、APDをつけてない人が作業していたというのはわかってるわけじゃないですか。それは請負会社の一社員が悪かったっちゅう話しじゃ無いと思うんですよ。

ちゃんと徹底が出来てなかったと。しかも再発防止をやらなきゃいけないような、鉛の問題で取り組んでるさなかにこういう問題だから。それはどのように感想をお持ちか?それは個別の確認云々以前に、松本さんとしてちゃんと言葉があるんじゃないんですか?

○松本:
従いまして先ほど申し上げた通り、私どもとしても、あの、被ばく線量を測定する重要なツールなので、こういったことがきちんと出来てなかったことについては重大な問題とは思っている。

ただし、事実関係がまだきちんと把握できてないので、なぜ、こういったことになったのかっ、ってなところについて、把握した上で会社として考えたいと思っている。

# 鉛カバーで違反した作業員は作業従事者取り消し処分した事を伝えた上で、下請けに脅しをかけた上で、現在、違反したかどうかアンケート調査中。東電のいう事実関係がはっきりするとは、さしあたりこのアンケート結果。┐(´д`)┌

○朝日ただ:
役所には何時報告されたのか?

○松本:
国への報告については、チョット確認するが、少なくとも現地の保安検査官さまの方にはお伝えしているはずですので。ちょっと保安院さまとか、厚労省に何時、連絡したかについては確認する。

# 他のメディアの食いつきの鈍さ。特に読売さま、産経さま。40年来続く社会問題知らんぷり。

○ニコニコ七尾:★★
誤接続について。説明によると現在、あまりこの部分を活用していないので、運用に問題ないとの趣旨の説明だったと思うが。それでいうと、今回、こういった新たな調査を借りに行わなければ、この部分に関してだの話だが、中々半永久的にわからなかった可能性がある、そういう理解でいいか?

○松本:
ハイ。まあ、それはその通りだ。今回は1号機の圧力容器の温度計のうち、まあ、5月14日に逃し安全弁、それから5月16日にもう一箇所で見つかったということに鑑みて、

全体の調査をしたことになるので、まあ、今回新たに見つかった1号機の6台と2号機の1台に関しては、まあ、あまりこの活用するデータではないが、こういった調査が行わなければ、まあ、そのままになっていた状況ではある。

○ニコニコ七尾:★★
わかりました。そうするとこうした設備設計ミスの懸念が、全体に広がっていくわけだが、そうしたリスクは現状としてカバーできているのかどうか、考えを聞かせてほしい。

○松本:
ハイ。今回の調査で少なくとも現在、1号機から4号機において、あのう、現場から免震重要棟にデジタルレコーダという形で引っ張ってきて、あのう、データが正しく接続されているかという点検は終わったものと思っている。

# 東電だけの問題かね… 

○松本:
また、その他の遠隔の監視カメラ等を引っ張っているケースもあるが、これはその都度、確認をしているので、実際に見ているものが、実は別のものだった、ということはないと思う。

○ニコニコ七尾:
なるほど。わかりました。つまり、通常の監視とか、データ確認しているところは、誤作動等を確認できると。そういうことだと思う。で、それ以外のところで、定期検診というか、どういったタイミング、間隔、範囲でされているのか確認したい。

○松本:
ハイ。この1から4号機の新しく作ったこういったデジタルレコーダの監視設備とか、水処理設備に関しては、現在、保全計画という形で、保全の仕組みとか、点検の周期を決めているので、チョット物毎に点検の周期とか、そういったものは決めている。

# 柏崎刈羽で安全上、重要な設備が点検周期を守っておらず、あまりもの数の多さに規定違反の報告書提出期限守れないので1ヶ月伸ばしてくれやと保安院さまに期限先延ばししたばかりの東電。http://j.mp/MUzeps 通常設備でもこれ…

○松本:
従って、大体、私の今までの経験で言うと、大体1年程度で低研修気になる、ってのが普通だ。

○ニコニコ七尾:
わかりました。大方の大きいリスクについてはカバーできている。そういうことで良いか?

○松本:
ハイ。で、圧力容器の温度関係とか、現在、皆さまに日々見ていただいている圧力とか、温度のパラメータに関しては、まあ、まちがいない、ってことは確認済みだ。

○ニコニコ七尾:
ありがとうございます。

○NHK横川:
APDの件だが、通常の原発だとちゃんとつけているとゲートがあって、結構厳しい管理をしていると思うが、現状は、全くそういう、つまり、ちゃんと取り出してここにやってゲートを通らないと次に行けないというような、

あの、そういう形になっていると思うが。現状、1Fの中では、つまり、つけてないと、例えば出られないとか、そういった管理体制には全くなってないとうことなのか?

○松本:
そうだな。物理的にだな。何かゲートとか、そういったものがあって、あの、チェックが終わってる、出来てるという状況ではない。まあ、NHKさんはご存知かもしれないが、通常の発電所だと、あの、まあ、APDを… もってだな。それと、作業員証、それから、まあ、事前の通過ゲートというところがあるので。

そこで初期設定というか、線量を計って実際に管理区域に入るプロセスを踏むので、持ってないと物理的に入れないケースがあるが、今のところ、福島第一の免震重要棟は、貸し出し方式になっているので、

ええ、まあ、作業員の方が我々がお願いしている委託先のところで、まあ、貸し出し上というのがある。そっから受け取って、まあ、つけていく、というところだ。従って、まだ事実関係としてわからないのが、なぜそういったところで、ええ、

借り忘れたというか、つけ忘れたのか、というところをチョット確認する必要があると思っている。

○NHK横川:
過去におそらくいろんな設備計画の時に説明があったと思うが、そうすると貸し出しを受けるとき、ずっと過去のこの1年余りの間、ずっと総言う管理になっているということだよな?裏を返すと。ある程度、整えて以降は。

○松本:
ハイ。ある程度、システマチックにはなっているが、いわゆる通常の発電所のレベルから考えると、そこまでには至っていない状況だ。

まあ、以前は、貸し出しの時に手書きだったが、今は逆に作業印象という南東以下、バーコードリーダーが設置されているので、誰が、まあ、何時借りていったかってことは、分かるようにはなっている。

○NHK横川:
念の為の確認だが、貸し出しをする時に当然、数字がゼロになっているという設定は確認できていると思うが、その、居間のシステムで言うと、返ってきた人は自分がこうでしたよというのは、まあ、貸し出す所にもって返ってきて 計って調べる、計測してやるという。

○松本:
ソウデス。返ってくるとAPDの読み取り装置に入れると、あの、レシートのような形で、えっと、まあ、その日の作業の被ばく線量を打ち出して、本人に手渡す運用をしている。そのAPDそのものがないと、そういった作業に入れないとうことにはなる。

○NHK横川:
後、いわゆる通常の原発のあるような管理的な仕方、つまり、無いと次のステップに行けないとか、ないと現場作業に行けないとか、そういったシステムが現状出てきてない理由としては、例えばどういったことが考えられるのか?

○松本:
まあ、大きな原因としてはもともと免震重要棟でこういった今回の事故以前だと、そういった昨日はいわゆる管理区域に入る手前のサービス建屋と言うところで全て行なっているので。まあ、それぐらいのゲートモニターとか、充電器とか、設定機とか、一連の設備として用意しているが、今回、免震重要棟の1階で、あのう、

まあ、★今回の事故を受けて急遽、そうった貸し出しとか、受け渡しの管理をしなきゃいけないということで、新たにそこでやらないといけないということが要因としては大きいと思う。

○NHK横川:
今の説明だと借り出すときにもっているIDカードで管理が出来ているという御ことであれば、出ている数と作業員の数で、ある程度、数との整合性は取れると思うが。今の説明だと、仮に出るときに借り忘れたのであれば、

出ていった人間と、化して歩かずというのが合わないということに、どこかのタイミングで気づきうるのかと思うが、それはそういう形にはなっていないのか?

○松本:
まあ、人数はだな。いわゆる出入口のところでカウンターがあるわけではないので。直接、今、なん人が管理区域に出ているかと言うところを把握するのは物理的に難しい。自動的にやるのは難しいと思う。

どういった借受をしてこの4人が、借り出してから、借り出すときにどういった事をやっていたのかっ、てなところは、まだはっきりわからないので。この辺のところは、少し、確認した上で考えたいと思う。

○NHK横川:
逆の聞き方をすると、現場の管理の仕方だと、借りずに出てしまうことは出来るという形になるのか?

○松本:
通路上は、借り受けてから出るような、いわゆる一方通行のルート設定になっているので、意図的にすり抜けようと思ったら出来るかもしれないが、そういったことは、なかなか難しいのかなと思うし、まあ、返ってきた時に当然、APDのチェックをするので、

# 意図的にでないとすり抜けられない、つまり、意図的に線量計を持たずに行った可能性も。その人の積算線量が気になるのな。

そこで、まあ、あるいい分かるんじゃないのっ、ということは私自身は思うが、先ほどの朝日新聞の質問にもあった通り、そもそも、どういったことがこの4人の中で行われた、貸し出しのところからだな、現場に行って戻ってくるまでに、

# 松本氏の話を聞いてたら、特定の事象について原因がどうなのか、そればっかり。この手の本質的な問題は限定的に、限定的に、というあからさまな意図を感じてイライラする。

どういった事になっていたのか、というところは、チョットわからない。チョット、この辺はなんとも言えない。調査結果を取りまとめたいと思う。

○NHK横川:
わかりました。別件で。温度計の関係だが、この7台があまり監視上影響がない理由は、なんでこれは関係ないというか、なんで、必要ないというか、影響がないということの説明を教えてほしいが。

○松本:
先ずだな、スライド2 http://j.mp/MCrwvD だが、PLR 再循環ポンプのシール水圧力だが、これはもう PLRポンプそのものは、事故後止まっているので、この圧力に関しては推定としてはゼロ。大気圧とほぼ一緒という状況であるので、

まあ、動いていない限り、この圧力計に関しては、あまり測定しても意味が無い状況だ。それから原子力圧力計1台だが、圧力そのものは現在、格納容器の圧力とほぼイコールなので、他の計器で代替できることと、

すこし、あの、青い字で書いたが、そもそも、圧力計そのものが壊れているということで、計っても意味が無いものだ。それから1号機のドライウェル水位計と2号機のドライウェル水位計は、

こちらはアクシデントマネジメント対策でつけた格納容器の床面から10mぐらいの所に設置している水位計であり、今のところ、ここまで水が冠水されていない、ということがわかっているので、こちらに関しても監視上、今の段階では必要ないだろうと判断した次第だ。

○NHK横川:
そうすると最後の2つのドライウェルについては、今後、水位が上がっていった場合には、当然活用する形にはなっていて、その時に仮にこのままだと、リフトさえやっていると、要するにくっついてはなれない、

○松本:
あのう、接続されてないという理解だ。はい。従って質問にあった通り、配管、配線は接続しなおしているので、実際に格納容器の中を今後、何年火後に乾燥させる事になると、まあ、20mぐらい冠水すると、このスイッチが入るということになる。

○NHK横川:
あと、えっと、ニコニコで説明があり、追加で質問したいが、今回のきっかけで他のデジタルレコーダについて調べた結果、誤接続があったということだが、他にも趣旨、いろんな計器類や計測類があると思うが、計装類というのは。

そういったものが、ああいった混乱の中で取り敢えずつながないといけないといけないでやったものが沢山あると思うが、そういったものが現状、こういったデジタルデータ以外の部分で違った形で接続されている可能性とか、そういったものはないものか?若しくは調べる必要性はどうなのか?

○松本:
そうですなあ。デジタルレコーダを経由して免震重要棟に引っ張ってきているものは、今回、あの、まあ、確認が出来たとは思っている。

他のもので引っ張ってきているものは、先ほど言ったウェブカメラのようなものや、カメラの監視をして免震重要棟で映像として見ているものもあるが、こちらはその都度配線とか、映っているものを確認している。

後何があるかというと、特にそれ外のものだと、実際に現場に行って確認する計器とか、そういったものが殆どであるので、今の段階で何かこの類似のなんというか、トラブルというか、

○松本:
ものが他にある可能性としては極めて小さいとは思っている。ただし、以前もあったように放射性物質の濃度の測定ミスとか、そういったものはできるだけならないようにダブルチェックをする形で現在まで至っている状況だ。

○NHK横川:
中央制御室だと、後ろに端子台がたくさんあって、色々つないだりするところで出来ると思うが、現状、例えば、当時の緊急対応の中で、ああいうむりくりつないでいる状況ままになっているものとか、そういったものは基本的になくて、ちゃんと接続も通常モードに直してやってきているということなのか?

○松本:
まあ、あのう、中央制御室関係は基本的には機能として果たしていない状況だ。プラントに関しては、来のデジレコが中心だ。

後、水処理設備とか新しく作った設備は、その都度、機能確認等をやっているので、それほど、今まで使っていて問題なければ、あのう、パラメータとしてはちゃんと記録、表示が出来ていると思う。以前、水処理設備のところで、あのう、

穴の設定回路が間違えていたというところもあったが、それもまあ、今回、これまで運用している中で修正されてきたと思っている。

○NHK横川:
わかりましたっ。はい。ありがとうございます。

○朝日高橋:
6日の映像配信 

○寺澤:
すいません!それは後ほどの二部で説明した時に質問を受けたいと思うのでよろしくお願いする。

○朝日高橋:
二部とは何時からか?

○松本:
このプラントの説明が終われば、

○寺澤:
すぐにやりたいとおもうので。明日の作業予定は特段特記事項はない。

○松本:
明日の作業、土日の作業ではないが、★6日、7日から新しく作業が1件あるので連絡するが、以前、2号機の圧力容器温度計の代替温度計を設置する工事で、SLC ホウ酸水注水系配管が、試しに水を張ってみたら詰まっているのではないかということで、

まあ、その後、どう調査するかということで検討していたが、月曜日と火曜日にかけて、すこし、水を再度、抜いたり入れたりして詰まっている状況がどうなるか、確認したいということで、月、火、でそういった作業を行う。前もって連絡しておく。以上だ。

○寺澤:
以上で技術的なプラント状況の説明は終了させて頂く。




~ 第一部 終了 18時51分 第二部に続く =>

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