2012年8月9日木曜日

東電会見 2012.8.8(水)18:00 ~ 19:30 東京エネシス 鉛カバー偽装続報、三次下請けの存在確認、書面契約行わず。エネシスAPD持たない作業員1名の続報。1号機建屋オペフロ バルーン調査報告。ほか。

東電会見 2012.8.8(水)18:00 ~ 19:30

2号機SLC配管の詰まり状況確認作業を温度変化の評価のため延期する旨の報告。作業員の安全性評価に対しては触れず。

建屋地下の高濃度汚染水の移送配管をP管に変更し、移送ルートを短くして漏洩リスクと作業被ばくを減らすため、ルートを建屋地下 1号機→2号機→3号機と玉突きに変更する旨の報告。

バルーンによる1号機オペブロ調査結果報告。ケーブルらしき物に干渉し、予定したオペブロ5階まで行けず。東電社員5名、協力企業が14名、作業時間は本日13時41分~14時15分。計画線量5mSvで最大被ばく線量は1.54mSv。5階まで行けず早く切り上げたため低く済んだ旨の報告。

鉛カバーAPD偽装、エネシス調査続報。新たに三次下請けの存在確認。二次下請けのアクセス青森から8名が三次下請け、書面請負契約を行わず。その下は不明。アクセス青森2名、三次以下8名でビルドアップ丸投げの実態判明。

つまりビルドアップは被ばくを低く見積もるよう偽装を強要して全て下請けに丸投げしていた実態が浮き彫りに。エネシスは東電立ち会いの元、実際に鉛カバーを用いた実験結果で3割の遮蔽効果を確認。

実際には鉛カバーの効果はなかったが(ビルドアップがそう言ってるし、クイックセルバッジに大きな差がないし)保守性を持って実験結果で得られた3割を積算する旨の報告。ちなみにこの5名は既に作業従事者登録抹消処分。

二次下請けとはビルドアップ社ではなく、ビルドアップ社は一次下請けとのこと。元請けは下請けに数えない東電。(;゚Д゚)イチジダトオモッテタ!!

【質疑】 朝日(APD*)>テレ朝(ビデオ会議)>読売(APD*)>日テレ(ビデオ会議)>朝日(ビデオ会議・P管化*)>NHK(P管化*・バルーン*・APD*・窒素ガス*)>おしどり(ビデオ会議・APD*・要望)>朝日(APD*)

○プラント

○環境モニタリング・サンプリング

○その他



■福島第一の状況

○松本:
8月8日の会見を始める。福島第一の状況。

[原子炉および格納容器の状況]
1~3号機までCS系、給水系からの注水継続中。

[圧力容器下部温度、格納容器圧力と水素ガス濃度]
記載の表の通り。昨日伝えている2号機の圧力容器代替温度計の設置工事に関して、候補としてるSLC系配管の詰まり状況御確認するため、本日、10MPa でポンプを用いて圧力をかける試験を伝えていたが、

現在、★★万一冷却状況が変化する場合の影響評価を きちんと行なっておく必要があるということで、本日の作業は延期した。早ければ明後日10日には作業を再開したいと思っているが、現時点では本日の作業を延期したということである。


[使用済み燃料プール]
1~4号機まで循環冷却継続実施中。使用済燃料プールの温度は記載の通り。

[タービン建屋地下溜り水の処理状況 ]
昨日2号機は9時51分、3号機は9時56分に移送を中断している。本日、移送を再会する予定だが、この点に関して移送ラインの信頼性対策工k時ということで、ポリエチレン化の範囲を拡大しているので、この点について図面で説明する。

★★「第一原子力発電所 タービン建屋滞留水移送配管のポリエチレン管化(PDF 16.3KB) http://j.mp/PEF3lj 」上半分を見るんだ。現在、2号機から赤いライン、3号機から黄色いラインで、

それぞれポンプを通じて滞留水を送り出しており、4号機のタービン建屋に設置知る弁ユニットで切り替えながら、集中廃棄物処理建屋の雑固体廃棄物減容処理建屋、若しくは、プロセス主建屋に移送先を切り替えながら移送している状況。

このラインは建屋の中にあることから、耐圧ホースで設定していたが、やはり、ここから外れる、あるいは漏洩があるということになると、高濃度汚染水が漏出するリスクがあるので、この部分に関してもポリエチレン管化するということで工事を進めてきた。

工事後が下にあるが、今回、新たに緑色の新二号機移送ラインと言う形でベージュ色をつけているが、2号機のタービン建屋の滞留水を水中ポンプで組み上げた後、ポリエチレン管化した配管で、3号機のタービン建屋に送り込む。

3号機タービン建屋は現在、黄色いラインで送り出すことになっているが、こちらも後ほど説明するが、4号機からのポンプを追設し、ここからポリエチレン管を使った弁ユニットまで輸送するということで、

★★玉突き方式になるが配管の移送ルートを変えることを考えている。本日、準備ができ次第、2号機に関しては、この2号機のポンプを使って3号機のタービン建屋に送り出すことを予定している。

3号機からは9月中旬までは3号機のポンプを使った黄色いラインで送り出すが、9月中旬にP管化が4号機側でできたら、3号機から4号機の方にタービン建屋を通じて水が流れ、4号機の方から集中廃棄物のほうに移送するほうに切り替えていきたいと考えている。3号機から4号機の件に関しては、また別途作業計画が整えば伝える。

[水処理設備および貯蔵設備の状況]
現在、キュリオンで高濃度汚染水処理を続けている。サリーに関しては昨日から10日までの予定で信頼性向上対策工事のうち、鋼管化、いわゆる金属の配管に切り替える工事を行なっている。また、本日水曜日なので後ほど水処理設備の稼働状況についての週報をお届けする。

[その他]
その他の工事状況には特に大きな変化はない。


■福島第一1号機オペレーティングフロアの状況調査結果

★それでは本日実施した作業のうち、1号機のバルーンに取り付けたカメラによる調査状況について報告する。手元にPPA4縦上下の資料を見るんだ。

資料タイトル、「福島第一1号機オペレーティングフロアの状況調査結果について http://j.mp/OQziCL」裏面表側に調査イメージ。トラックに乗せたバルーンにカメラを4台取り付けて、こちらを上空に動かすことにより、

特に5階フロアの様子をカメラで撮影しておこうということで、今回計画したものだ。なお、1枚目、★★本日、5階まで行く予定だったが4階の部分でバルーンがケーブルと思われる干渉物と干渉し、それ以上、上に上がらないことがわかったので、本日は4回までの調査ということで作業は終了している。

作業に携わった人数は東電社員5名、協力企業が14名、作業時間は本日の13時41分から14時15分という間だ。最大被ばく線量は計画線量5mSvのところ、1.54mSvだ。

裏面に実際の様子を写真で。下半分に1階のトラックに摘んである状況だが、こういった形で大物搬入口から1階のフロアに持ち込んでいる。バルーンの外観が少し色が黒くなっているが、こういった形でカメラをバルーンに取り付けて上に持ち上げている状況だ。

赤白のバルーンに黄色のガムテープでカメラを取り付けている状況だ。右上の写真が下から上に上がっているバルーンを見たところだが、すこし、ピントがあっていないが、こういった形で上空にあげている。

本日は5階フロアまで行かなかったが、4階の機器ハッチから4階のフロアを見た写真が2枚目の上半分になる。アイソレーションコンデンサ(非常用復水器)がある所であり、図面にあるが、カメラから見て左側がA号機、右側がB号機という状況。

こちらは以前、私どものほうが現場調査、現場確認した時と同じであり、アイソレーションコンデンサの周りにある保温材が建屋の爆発とともに崩れ落ちている状況だが(http://j.mp/OQBRVn)

いわゆる赤茶色胴体竿のものに関して大きな損傷は見られていない状況だ。右下の写真はバルーンから、この絵でいうと東の方向を見た様子であり、こちらも爆発の影響を受けてがれきが散乱している状況だ。

それから右下(http://j.mp/QKvNTE)の写真は、バルーンからこの絵(http://j.mp/OQziCL)で言うと東の方向を見た様子であり、こちらも爆発の影響を受けてがれきが産卵している状況だ。

なお、当所の目的の5階のフロアに関しては本日、行けてないが、どういった形で再トライするかについては、今後、検討していきたいと思っている。


■高台窒素ガス供給装置のディーゼル発電機の交換作業

続いて、作業予定でもう一件連絡がある。★8月2日に高台窒素ガス供給装置のディーゼル発電機をこれまでの車載型から本設のディーゼル発電機を交換すること、併せてバックアップという形でこのディーゼル発電機を2台化する工事を伝えており、

その際に、常用系の窒素ガス供給装置が、試運転が上手く行かなかったためにう延期していたが、こちらに関しては、常用用の窒素ガス供給装置の停止原因の特定には少し時間がかかるということで、先行して高台窒素ガス供給装置のディーゼル発電機の交換作業を先行して行うこととした。

明日、この作業を実施するが、この間、高台窒素ガス供給装置が、一時的に大気不能になっていることから、いわゆる使っている状況窒素ガス供給装置B号機だけになるので、バックアップとしてバッファタンクに取り付けているバブリング用の 窒素ガス供給装置をバックアップとして用意したいと思っている。こちらは明日実施する予定だ。


■水処理設備の貯蔵状況について(報告)

それでは水処理設備の貯蔵状況について報告書を本日提出したので、その内容について説明する。福島第一における高濃度放射性物質を含む溜り水の貯蔵、及び処理の状況について第59報。http://j.mp/PEFfkx

2枚目裏面に今週の実績を記載。建屋内の高濃度汚染水の対流量。1~4号機の合計値 約8万2000m3となっている。集中廃棄物建屋側は約2万1870m3で、8/1~7(今週)までの処理量の処理量は 約6600m3だ。

# 先週1~4号機の合計値 約8万3,700m3。集中廃棄物建屋側は約2万880m3、先週の処理量は6310m3。

サリーの稼働率は78.6%。今週のハイベッセルの発生量はなく、現在、トータルで428本という状況だ。処理水貯蔵状況。濃縮受けタンクに15万8,711m3、淡水受けタンクに2万1762m3、濃縮廃液貯槽 5600m3という状況だ。

# 先週のサリーの稼働率 75.1%。先週はベッセル3追加の428本。先週の処理水貯蔵状況は、濃縮受けタンクに15万5,957m3、淡水受けタンクに2万967m3、濃縮廃液貯槽 5600m3。

来週の予定。3枚目表面。8月8日~14日の処理量という形で約7,140m3の処理を計画。欄外にある通り、現在、キュリオンの運転を再開したので、こちらの想定稼働率を45%、現在、止まっているサリーの運転稼働率を約40%で処理の見通し建てている状況だ。

続いて最終ページに今後の長期的なシミュレーション結果だ。上2つのグラフが2号機と3号機の滞留水の水位の状況だが、引き続き、ポンプの台数、移送先を切り替えながら、建屋の水位を考えながら、OP3000mm付近を出調整を続けていきたいと思っている。

一番下に濃縮塩水タンク容量と貯蔵量。こちらも順次タンクのリプレイスが進んでおり、今後の見通しで言うと8月下旬、それから9月下旬、10月下旬にそれぞれ増容量が図られる状況で、現在、貯蔵予定量を上回っている状況だ。

プラント状況に関しては以上だ。


■APD鉛カバー偽装 続報

★★★本日、東京エネシスからAPDの不適切な仕様に関する報告を東電として受けたので、その内容について連絡する。先ず1件目は7月にあったAPDに鉛のカバーを取り付けた件だが、

こちらに関しては、東京エネシスから先ず、ビルドアップ社に従事した当該作業員14名の被ばくん線量に関してAPDの指示値とクイックせるバッジを比較した結果に関しては、誤差の範囲で優位な差はなかったことを確認している。

ここで一見訂正するが、私は以前、ガラスバッジといったが、正確な名称はクイックセルバッジだ。こちらはガラスバッジが中身が計算ガラスに対して、クイックセルバッジは酸化アルミニウムだが、原理としては放射線量の集積線量に関して、まあ、比例する結果が得られるというものだ。正式にはクイックセルバッジというもので比較をした。

○松本:
それから、今回鉛を装着しているわけだが、この装着状況を実際に模擬して、再現試験を行なっているが、こちらに関しては作業当時の状況を福島第一の現場で模擬して、カバーの有り無しでどれぐらい、線量に効くかっ、てとこにあるが、

こちらはγ線の透過率が約0.709と言う状況であり、30%ほど減衰するというか、低めに指示することが実験場わかっている。従って今回、線量計の表面を鉛カバーで覆った5名に関しては、この3割減を補正し、被ばく線量を再評価している。

それから契約関係だが、東京エネシスとしては書面により二次下請けまで確認したが、★★★実際には3次下請けが存在し、2次下請けと3次下請けの間では書面での請負契約がなかったことが確認されている。

東京エネシスとしては、今後の再発防止対策ということで、放射線管理教育、コンプライアンスの徹底、不正行為の防止のための再発防止対策を講じ、また、請負契約における就労状況の確認を徹底していく事という報告が(東電に)行われている。

# 毎度の口頭説明のみ。


■8月6日発生 APD未装着作業員1名の続報(エネシス報告)

それからもう一点、APDを装着せずに作業に従事した作業員の件だが、当日の作業が当所3名で予定されていたために、残り1名が急遽追加された際に、当該の作業班長が3人分のAPDしか借用せず、まっ、APDを付け忘れた作業員は、

従来から班長が持ってきてくれるものと思い込んでいたことから、自分で借用することを忘れたとお伝えさせて頂いている。こちらに関しては、この事実関係について、ええ、まっ、こういうことであるということと、

# それは昨日聞いた。知らないでやったことは、忘れたとは言わないでしょ。管理運用に問題があるとしか思えないんですけど。

もうひとつは作業班長、それから工事担当者に関してはそれぞれTBM、始業前の作業確認の際にAPDを実際付けているかどうかという確認はしなかったという事である。現在、併せて東京エネシスからはこの再発防止対策という事で、

班長、それから工事担当者、またはエネシスの管理者によるAPD装着確認を出航前に行うとか、出航前には現場被ばく線量記録用紙を用意し、APDの借用状況等を確認するといった再発防止対策の報告があった物だ。

以上、2件の報告を本日、東電としては受けたが、私どもとしては先ず、今回実施中のアンケートの評価結果の他、保安院さま、それから厚生労働省から求められている原因の救命、再発防止対策の検討を進めていきたいと思っている。


■環境モニタリング・サンプリング

最後になるが、環境モニタリングの状況は既にHPで公表しているが、本日分の公表結果の中に以前伝えた評価が送れているサンプリング結果について分析結果が一部纏まっているので公表している。

具体的には西門の空気中のダストのストロンチウムの分析結果、これは4月6日採取分だ。 http://j.mp/Nj6L9f それから1~4号機の取水構内の海水の Sr の分析結果、4月16日採取分だ。http://j.mp/Nj74Rn

それから同じく4月16日(http://j.mp/PEFk7S)に採取した土壌のγ線、ストロンチウムの分析結果 、3月1日(http://j.mp/PEFhJc)に採取した海底土のストロンチウムの分析結果だ。

こちらに関しては3月27日に発生した福島第二の非管理区域での放射性物質漏洩に関する再発防止対策の一環として、第一原子力発電所から持ち出すものに関しては環境資料といえど、専用容器で運搬するということから、

# 高濃度汚染水を分析のために法令に定められた容器を使わず移送して、非管理区域で漏洩させた問題。INES評価はレベル1。現地の保安検査官も気付かず。報告のHPにちらっとな。というあれ。直後1Fから持ち出せず分析できなかった分のご報告。

この運用に基づく対応が出来る設備を有している分析機関と、これまで手続きを行なっていた結果、分析結果としてまとまったものである。それから沖合で採取した海水の1,4号機のサンプリング結果のうち(http://j.mp/Nj9bEL)

トリチウム、全α、全βに関してはそもそも1F構内で分析を実施しているが、コラは分析が遅れたので、今回、併せて公表している。なお、それぞれの測定結果については、過去の変動の範囲内であり、目立った上昇は認められていない。引き続き監視していきたいと思っている。

私からは以上だ。



■質疑

○テレ朝松井:
ちょっと調べてもらうことになるかもしれないので早い段階で質問させて頂いた。一昨日から始まった会議室での49時間の音声付きの公開の内容についての確認だ。その箇所について1,665箇所の音声処理をしたと。

○テレ朝松井:
これを第三者の立場で全てを見た弁護士の寺島さんは記者会見(http://j.mp/O18vV6)で加工された所は、個人名や役職名で電話番号だけですと明言した。ここまでは宜しいか?

○松本:
はい。結構だが。

○テレ朝松井:
それで、今日、渡しも3日前からずっと張り付きで映像をチェックしているが、FileNo.5 の12分18秒という箇所だが、これは3月13日 日曜日の朝6時26分頃になると思われる。簡単に説明すると炉圧を下げることに苦心しているシーンで、

1F職員の吉田所長が会話をしているシーンだ。で、1Fの職員が「SLCポンプとMUWを生かすのを優先と考えます」といった所、吉田所長は「そう優先になるとどれぐらいになるの?」と聞きます。

で、1F職員は「それは8時を目処にやっています」と答えます。6時30分ですから、1時間30分後を目処に、こういう作業を答えるんですね。そうすると吉田所長は「えっ?」と聞いて、1F職員はもう一度繰り返し、

「8時を目指してやっています」と明言します。そこで吉田所長の発言です。「8時だと ~ ピー ~ 」ここでピー音が入る。で、「遅いよ」とおわりました。で、このピー音が、つまり、個人名や役職や電話番号が入っていることだったらわかるが、

# つまり、吉田所長:「8時だと ~ ピー ~ 遅いよ」

これはなんだろうということなんだが。ここからつぎの話に行ってしまうが、会議室に入ると持ち出し禁止のだれでも見られるファイルがある。アレは基本的には東京電力が、これはよそに出さないでくれ。メモです、ということは聞いている。

★で、そこに書いてある文章があるが、それは今、この場で発言しても宜しいか?そこのフレーズなんだが。

○寺澤:
はい。結構でござる。

○テレ朝松井:
で、その当該箇所は、黒塗りの所はクロマルで消してあるのでそうかと思ってみたが、★★そこには、おそらく、消される前の言葉が印刷されていた。職員が「8時を目指してやっています」といった所、吉田所長は「8時だともうかなり溶けてるよ。遅いよ。」と発言なさっている。発言なさっているというか、

# つまり、プライバシーを配慮して公開した映像→吉田所長:「8時だと ~ ピー ~ 遅いよ」 で、調べやすいように文字起こしした内容は 吉田所長:「8時だともうかなり溶けてるよ。遅いよ。」ピー音で消したとこ消し忘れ?松本氏と寺澤氏のドキッ表上が笑えます。

○テレ朝松井:
誰でも見られる、 

○松本:
め、メモがあるっていうことですか?

○テレ朝松井:
メモが書いてあります。つまり、これは溶けたいっているわけではなくて、早く処理をしないと8時のような遅い時間になるともう溶けてしまうよという意味だと思うが、発言自体は特に問題がないと思うんですけど、問題は、これを「ピー」という音処理をしたということです。

現在の東京電力が、それも弁護腰も全て確認したと明言した上で、それはあくまでもプライバシーのことだけですと。

1665箇所、一昨日ここで寺島さんが明言なさったわけだが、このメモが違うのかもしれないので。例えば、「8時だと松井、遅いよ。」と言ってる見方もできるが、だとしても、メモに、「8時だともうかなり溶けてるよ、遅いよ。」と書いてある。ですから、ここの事実関係を伺いたい。

# これ → http://j.mp/O18vV6 法定で東電を弁護するような説明っぷりは必見。今後の法廷での東電の姿勢がかいま見え。今後、ビデオ会議に関する質問はこの場で答えるのが難しいから電話のみ受け付ける、とか言い出しそう。

○松本:
はい。わかりました… 

○テレ朝松井:
まして、かなり遅いと言っているものを消したとしたら、これは、完全なる、全ての国民に対しての、やっぱりこれは、期待を裏切ることになってしまうので。これを今直ぐ調べてもらうことは出来ないか?

# 裏切られたと思えるほどの期待が既に無いし。ま、そんなことだろうな。そんなに慌ててオリンピック期間中に期間限定で公開しようとするからそんなボロだすんだよ。というのが国民が考えてる事じゃないのかな。

○松本:
あの…ちょっと確認させて下さい。あのう、、オリジナル、を、えっと、お、まあ、先ほど、時間の指摘があったので、あの、すぐ、し、至急、確認させます。

# 呂律回ってないし。この動揺ぶり、ワロス杉

○テレ朝松井:
はい。では、その返事を待ちますので。あの、この会見内に出来ればお願いします。

○寺澤:
はいっ、えっと、まっ、ちょっと、あの、この会見の中で何分かかるかわからないが、もしアレでしたら、1階の方で、ええ、案内をしたい。ということも考えておりますので。★★そこはよろしくお願い致します。

# ここはカメラが回ってるので、後ほど1階でお願いしたいと空気読めやと寺澤氏。あまりにあからさまだったのか、即効で回答がありますた。

○朝日青木:
鉛カバーの件で聞く。実権の概要と何ミリの設定でやったのかということについて教えて頂けますかあ?

○松本:
えっと、実権の概要か。少々待つんだ。ア、コレ ミソウチャクカ … はい。えっと… 

# その手際の良い資料をなぜ出さない (´・ω・`)ダセヨ

★先ず地面から、場所はだな。えっと、昨年の12月1日の現場である1号機の北側で行なっている。地面から120cmの高さに人の体に見立ててポリタンクを用意し、そこに鉛を付けたAPDを3台と鉛を付けなかったAPDを3台設置し、

★1時間後の測定データを鉛あり、なしで比較している。で、こちらに関しては、当該の雰囲気線量が1.0mSv/hという場所。先ず鉛なしの場所のAPDの値が1時間の積算値で0.63、0.61、0.74という3つの結果が出ている。

鉛ありがこれも1時間の積算値で0.48、0.45、0.46、という形でそれぞれ割り算すると0.762、0.738、0.662 という状況だったので、透過率の平均値という形で0.707で評価した。ま、30%減程度だ。

それから説明が遅れたが、鉛カバーという形で実際に使用されたというおkとで、(厚さ)約3mmと聞いているので、厚さ約3mmの鉛カバーをつけている。

○朝日青木:
実権事態は何時行ったのか?

○松本:
えっと、実権事態は、え、ちょっと待つんだ。8月1日だ。

○朝日青木:
それを元にまた、付けた5人について再評価するということだが、この3割減で何時間やったということで計算するのか?

○松本:
イエ。当日のAPDの指示値があるので、そちらを0.707で割り戻す形になる。

○朝日青木:
クイックセルバッジとの比較が誤差の範囲だったという部分だが、クイックセルバッジは何月何日から何月何日部の分で何時だったのと、APDとこれぐらいでどれぐらいの範囲下がったという所を説明して頂けますかあ?

○松本:★★
これは以前、報告しているが、昨年10月1日から12月31日までの3ヶ月間のクックセルバッジとAPDの積算値だが、一番さが大きかったのが、ええ、あ、そうですな。先ず、全体の概況から知らせるが、今回、実際に全員で作業したのが9人いるが、

作業責任者のAPD被ばく線量が 13.31、クイックセルバッジの被ばく線量が13.7、それから順番に残り8人をいうと、作業員A APD17.24、クイックセルバッジ 17.1、作業員B APD18.91 クイックセルバッジ 17.9、

ええ、作業員C 13.90、クイックセルバッジが12.4,作業員D APD 14.53、クイックセル 13.7 だ。以上が鉛カバーを付けたものであり、鉛カバーを付けなかった4名だが、一人目が APD 8.46,クイックセル 9.2、

二人目が APD 13.51,クイックセル 14.0,三人目が APD 8.29、クイックセル 7.2、四人目 APD 10.75、クイックセル 11.9 ということで、こちらに関してはAPDの積算値が多いケースと少ないケースが、それぞればらついている状況だった。

○朝日青木:
12月いっぴのこの5人のAPDの値をそれぞれ教えて頂けるか?

○松本:
ハイ。鉛カバーを付けたもの5人だが1.18、1.34、1.33、1.21(正しくは1.23)、1.38だ。

# 資料用意の確認する、はどうなったんだよ。あくまで口頭で済ます

○松本:
付けなかった4名だが、0.93、1.69、1.41、0.33 だ。以前説明した通り、最後の 0.33 は実際に作業が終わりかけた頃に、まあ、やって来た者であり、殆ど実作業としてはやっていない人間だった。失礼した。4番目は1.23だ。

○朝日青木:
4番目?

○松本:
私は先程、1.21といったが、1.23だ。

○朝日青木:
この5人について、ま、今おっしゃった、この1.18~1.38までの数字に3割りました数字が正しいとして再評価するということで良いか?

○松本:
ハイケッコウだ。

○朝日青木:★★
実際は3次下請けが存在したことについてだが、この状態について、東電として何が行われて、これが違法なのかどうなのかという点についてはどう考えており、今後どうするか教えて頂けますかあ?

○松本:★★
ハイ。あのう、少し法律的に、あのう、違反かどうか、違法かどうかについては私どもがまずは申し上げる立場ではない。福島労働局等の判断を待ちたいとは思っている。ただ、現時点では私どもと元請け企業である東京エネシス、

それから東京ネシスと、その仕事を請け負ったビルドアップの契約状態に関しては、題なかったものと考えている。

○朝日青木:★★
法律的なもの以外の判断として、東電としてこういう書類、書面を交わしていないところの契約による人集めというのは、認めてるんですか?認めてないんですか?

# 法律からして責任が及ばないような法体系になってるし。そのようにしたんだし。核を持ち込んだ自民党政治が。

○松本:
当然、私どもとしては、書く企業に関しては、きちんと法律を順守してもらいたいということについては、これまでと同様お願いしているところだ。

○朝日青木:★★
つまり、そちらからお願いしている部分と違う部分があったということですよね?

○松本:
あのう、現時点では、あのう、ビルドアップとその下の3次下請けの間で不適切な契約があったと報告を受けている。

# 不適切な契約があろうがなかろうが、東電の知ったことじゃない。責任丸投げ。東電がすることは被曝労働者のクビを切る作業。作業従事者登録抹消。東電の意向に従わなければ、今後、東電の敷地で二度と働けなくしてやるぜ。不審者浸入の恐れない。しても一義的な責任は雇った側だ!

○朝日青木:
ごめんなさい。その三次の部分なんだが。

○松本:
ハイ。アノウ、従いまして各私どもの発電所で働く企業においては、法律を順守して欲しいということは繰り返しお願いしているところではあるが、そういう意味では、こういったことに関しては移管だとは思っている。

○朝日青木:
この遺憾だと思われたことについてだな。東電としてどう動かれるのか?あと、他の企業も同じ携帯でやっているところがかなりあるが。それについて調べたりはされないのかね?

○松本:
あの、今後、あのう、まあ、こういった契約が他にあるか、というところについては、各元請け企業を通じて、ええ、お願いしたいと思っているが、現時点では私どもが発注者として出来る範囲の指導をしていきたいと思っている。

○朝日青木:
指導というのは、対象はどこになるのか?

○松本:
基本的には元請け企業だ。

○朝日青木:
元請けに適切にやってくださいということをお願いし、

# 口だけ保安院にして、この東電あり。

○朝日青木:
で、まあ、今回は三次ですから。元請けが一時にまたお願いして、という形になっていくわけですよね。

○松本:
そうですね。基本的にはそういう関係になる。

○朝日青木:
その元請けに対して一次、二次含めてしっかりやってくれという話し、指導するのはタイミング的には何時なのか?

○松本:
あの、こちらは事実は、以前、7月に報告というか、総い辞退が確認されたので、直ちに、あの、企業連絡会を通じて、各元請け企業にはお願いしているところだ。

# 8次下請け以上あると言われる、実際に現場で働く労働者から見れば、得体のしれない神のような東電の存在。彼らの給料守るための国費投入。

それから併せて、今、アンケートをしているといったが、こういった類似の事例が本当にあるのか、無いのか、という形については今調査を進めている段階だ。

○朝日青木:
その調査結果は一ヶ月かかると前回言ってたあれですか?8月末になるんですかね?

# 本当にあるのか?ww  あのアンケートで、そのような事実はなかった結論出すのに200ペソ。

○松本:
ハイソウデス。

○朝日青木:
まとまったらこちらの会見か何かで発表してただけるのか?

○松本:
ハイ、そのつもりでいる。

○朝日青木:
で、先ほどのTBS山の話でもあったが、あの、メモの件だが、録音の。録音メモを公表というか、こちらにコピーを渡して頂けない件について、昨日もやり取りがあったと思うが、こちらとしても、今回の指摘の県のような、メモを見ないとわからない件が多々あるわけで、参考としてメモを見せていただくのであれば、参考としてコピーを頂くことも論理的には可能かと思うが。それはどうして出来ないのかということを教えて頂けないでしょうかあ?

○松本:
私どもとしては、現在用意しているメモというか、ファイルに関しては、あくまで文字起こしとはいえ、正確な部分がどこまで確認、正確な状況か、というところについては確認できている状況にないので。いわゆる閲覧用のビデオが、すなわち正である。従って、このメモに関しては、あくまで補助的な位置づけという形で考えている。

# 全部が正になってから公開すりゃいいのに、8月6日公開まで時間がないんだ。

○朝日青木:
補助的な位置づけで結構だが。そちらの位置づけはいい。こちらも補助的に使いたいので、使うためにコピーがほしいということなんです。

○松本:
あのう、私どもはこちらに関してはあくまで補助的な位置づけであるので、

# 事前に予習されてピンポイントで効率良く映像、音声を調べられたらかなわないからね。公開する気ゼロのあからさまな対応。親身、親切、素晴らしい東電。

○松本:
そういったものが一旦、公開されるということに関しては懸念を持っているので。私どもとしては閲覧用途のみという形にさせて頂きたいとおもっている。

○朝日青木:
公開ということと参考で外に出さないようにということで、補助的な意味合いで、コピーをこちらにくれるというのは、またちょっと違うと思うが。

○松本:
アノウ、アオキさんを信用していないわけでは決して無いが、私どもとしてはメモに関しては正確性に一部、十分な確認を持っていないことから、あくまで閲覧用という形で要しているものだ。従って、この、手元に、この飼料が出まわることに関しては、懸念しているので、閲覧のみにしているところだ。

○朝日青木:
つまり出まわらないでくださいといっても、報道機関の中には、出まわらしてしまう人がいるかもしれないということでしょうかねっ。つまり、私を信用していないということではなく、報道機関を信用していないということでしょうか?

○松本:
あのう、信用していないという事ではないが、一番、そういう懸念があるので、私どもと指定は、あのう、そういったことに関して、閲覧のみとさせて頂いている所だ。

○寺澤:
そろそろ青木さん、他の方の質問を待っている方もいると思うが。一旦はマイクを置いていただいて、次のところでお願いしたいが。

○朝日青木:
あと一問です! 懸念って何の懸念ですかあ?

○松本:
あの、私どもとしてはそういう不正確な情報が、あのう、私どもの、ま、なんとういか、あのう、不正確な情報が、まあ、そういった形で、ええ、まあ、いろんなところで使われるかもしれないということに関しては懸念を抱いている。

○朝日青木:
だから信用してないということじゃないんですか?

○松本:
あの、信用している、以内ではなくて、そういった懸念があるので、私どもとしてはこういった形にさせて頂いている状況だ。

○朝日青木:
懸念というのは流出するかもしれないという懸念ですよね?流出するということは、、

○松本:
流出ということもあるし、どういった使われ方をするかもわからないので、そう意味では私どもとしては閲覧のみという形にさせて頂いている次第だ。

○朝日青木:
つまり、私にしても参考用で、このまま公表しないでくださいと約束した上で、それぞれの報道機関に渡して頂ければ済むことだと思うが。つまり、信頼関係がないから、それが出来ないと仰っているようにしか聞こえないが。

○松本:
アノウ、どういった解釈をされるか、わたしにもわからんが、今の東京電力の立場としては、そういった不正確な情報かも、私どもは確認が撮れていないので、閲覧のみという形にさせて頂いている次第だ。

○寺澤:
はいっ、よろしいか。★★★それでは、テレ朝松井さんの質問について確認をさせて頂いた。ま、いわゆる、そういったピーをしてない原本を確認した。そこではだな。あのう、大変申し訳無いが、「8時だと溶けてるよ、遅いよ」といったのは吉田本人が言った言葉だ。

# 寺澤氏の一階でどうよ、はさすがに不味いと。8時だよ。といい間違えた寺澤氏。全員集合!が脳裏にあったのかな。

その発言の時にだな。いわゆる勤怠室の円卓の中で、別のものが個人の名前を溶けているよっ、と吉田がいった時に、別のものが、故人の名前を上げている。従って底の部分の所は、個人の名前た、たまたま一瞬、同時に入ってマイクで拾ってしまっているので、ピー音を冴えて頂いた。

ただ、8時だと溶けているよ、というこの文面については、非常に、全体の文脈の流れとして大切だということで、ええ、皆様の手元の、ええ、文字起こしの所には入れた、ということである。

○テレ朝松井:
今の説明だと、吉田所長がしゃべっているそのシーンで、別の方が突然、個人名を叫んだということか?

○寺澤:
マイクツカワズ 叫んだと言うよりも、色々とその勤怠の中でいろんな報告をしているので。ま、その時に、他の、班員のものがだな、ええ、話をしたものを、まあ、マイクが拾ってしまったということである。

# なぜかマイクを使わない寺澤氏。

○テレ朝松井:
あのう、私も基本的に納得したいが納得する人が少ない説明のような気がしてしょうがないが。そうだと言われたら、我々は持ち出すことも、録音、録画もできないので、それまでだが、では、メモの方には黒塗りにせず、そこはそうしたと。

○寺澤:
そういうことになる。そうだ。はい。

○テレ朝松井:
あの、

○寺澤:
たまたま!ですから!

# (´・ω・`) あなたが回答は一階でいいだろといった事実は消えない。

何度も申し上げるが、もう溶けているよ、と。いう部分とですね。吉田の発話をした部分と、ええ、底の対身分で別のものが故人の名前を言ったことが、マイクを拾ってしまったと。いうことである。で、それで、個人の名前を伏せるということを優先し、

音声をピーさせて頂いている。ただし、全体の文脈の流れとしては、溶けているということについて、非常に文脈の流れとしては大切だということで、文字起こしに方には、その言葉については入れさせて頂いているということである。

○テレ朝松井:
今回、90分以外のものに関しては、報道陣から希望を聞いて公開する可能性はあるという話だが、そうするとこの部分を公開してくださいというのは、今の理論で言うと、底に個人の名前が入っているから永久に公開されないということか?

○寺澤:
いやっ、そういうことではなくて、そこはまあ、ある意味で、現在、名前の所をピー音しているが、検討させて頂きたいと思うが。ピーンが入っているものをそのまま、逆に言うと公開する形になると思うが。

○テレ朝松井:
それでは意味が無い。やはり、私も記者として、底は東電が、我々が入り込めないというルールの中で、我々は今見るしかない状況の中で、それを結局出してくれないというのは、なにかそういった事に、他のところにもやっているのではないかと。

一箇所、一箇所疑わなければいけなくなってしまうというのが、これは冷静に逆の立場になってもらったら分かると思うが。

○寺澤:
ま、そのために第三者である弁護者に確認して頂いているということで先般、説明会に弁護士からそういったことを話していただいたということである。

○テレ朝松井:
納得できるかどうかわからないが、東京電力の回答がそうだ、ということはわかりましたので。ありがとうございます。

○読売三井:
鉛カバーの件で教えてほしい。同様の鉛カバーを作って模擬実験をして、約3割低い値を指示したということだが、先日の会見でも言っていた。先ほどのよう上げた数字もああれだが、カバーありとなしで優位な差がなく、

このセルバッジというものに対しても優位な差がなく、にも関わらず3割はかなり大きな数字だが、3割の差が実権で出たその辺の整合性はどう評価しているのか?

○松本:
★★今回の再現実権は、少なくともきちっと鉛カバーを装着させた形で線量の測定を行なっているので。これはある意味鉛カバーによる遮蔽の効き目がある状況を模擬している。実際にやった12月1日の時は本人たちの証言にもあったが、

やはり、カタカタずれるとか、実際にはきちんと装着できなかったようであり、実際にAPDの県居が小さくならなかったということで1日辺りで装着を辞めたことになる。従って、胸ポケットの中できちんとカバーできていなかったり、あるいは動いている都度、カバーが動いたりして十分遮蔽ができなかったものと考えている。

○読売三井:
12月の時の実際の現場の時は、固定することもなく、ただポケットに入れただけだったのか?

○松本:
ほぼ、なんというか、APD、タバコのサイズよりちょっと長めだが、それに自作した鉛カバーを一緒に胸ポケットに入れた状況だそうだ。従って、

○読売三井:
ゴムで止めるとか、そういうことはない?

○松本:
固着させるようなことはなかった。

○読売三井:
そうすろつ実際の現場ではぐごいたりして、十分に遮蔽が聞かず、代替していない人と同様な値になったと推定される一方で、当日のカバーありの人には、0.709を割り戻した数字を被ばく管理として扱うということなのか?

○松本:
はい。実際に当時の状況としてありとなしの人で差がなかったということであるが、実際、その時鉛カバーをつけていたのは時事なので、その効果は0.7まで行かなったにせよ、多少はあったと思っている。そういう意味では安全側に多めの評価をすることにした次第だ。

○読売三井:
すいません。で、このありの人達は従事者を解除するような話をされていたかと思うが、それはもう完了したのか?

○松本:
ハイ。完了してる。

○読売三井:★★
そうするともう、この人達は、放射線に係る業務はしないわけですか?

○松本:
少なくとも、東電では福島第一、第二、柏崎も含め、いわゆる管理区域の中での作業はできない状況になっている。

○読売三井:
はい。わかりました。

# はい。わかりました。納得してる。

○松本:★★★
まあ、そうはいっても、今後、あのう、まあ、再共育とか、所定の手続き等を踏まえて再検討することはあると思っている。

○寺澤:
よろしいか?

○日テレ:(名告らず&注意もされない)
先ほどの、テレビ会議の映像の問題だが、先ほどのような映像はピー音が入っていて、文章に文字化しているという部分は他にもあるのか?

○寺澤:
それは確認をさせて頂きたいと思います。私はこの場でわかりません。はい。

# あのうるさい寺澤氏も日テレさまには注意しない。

日テレ:そちらがそういえばそうだと信じるしか無いが。逆に非常に納得行かない部分がある。

○寺澤:
ン? ドウナノ? ソレハ。

○東電事務局:
ゴニョゴニョ

○松本:
再度確認させて下さい。

○寺澤:
少し時間は係るかと思うが、出来る範囲の中で確認させて頂きたいと思います。

○朝日杉本:
先ほどのピー音のところでもう一点確認だが、例えば弁護士の方だけではなくて、複数のメディアの方に例えばその発言と、メモが整合しているのかどうか、確認することは出来ないのか?

○寺澤:
基本的には弁護士の第三者としてみていただくことで担保していると思っている。ご意見として伺っておきたいとおもう。

○朝日杉本:
そうだな。もし可能であればそれも検討して下さい。

○寺澤:
ご意見として承る。

○朝日杉本:
ポリエチレン管化の工事だが、建屋の中で配管の配置を変えている。これは何か効果を狙ったものなのか?要するに玉突きになっているのはどうしてなのか?

○松本:
1点目はポリエチレン化をしたほうが、耐圧ホースに比べても信頼性が高い、ということで、ポリエチレン化する必要があると思っている。ただ、以前、写真で示した撮り、このホースが通っている所は、タービン建屋の松の廊下と呼んでいるところで、決して広々としたところではない。ホースが、まあ、

★この絵(http://j.mp/PEF3lj)で言うと5本、並行して走っている状況だし、他の移送用ホースもある。従って、場所が狭隘なのと、もうひとつは高濃度汚染水そのものが通っているので、★付近のエリアそのものの作業線量が非常に高い状況になっている。

従って、ポリエチレン化する際にもそういった作業時の被ばく線量も考え、まあ、2号機から3号機へのタービン建屋への移送、★それから松の廊下を通らずに4号機から弁ユニットの方に輸送させるというような玉突き方式になった次第だ。

○朝日杉本:
その玉突きで作業が滞るとか、むしろ汚染水の浄化作業に何か問題が出ることはありえないのか?

○松本:
アノウ、基本的には漏洩のリスクが減るので、特段、この作業によってリスクが増えることはないものと思っている。

○朝日杉本:
ありがとうございます。

○NHK横川:
P菅化の関係で。今の質問に追加だが、基本的に従来使っている範囲はある意味使わなくなるが、残したまま新しいラインを別の所に構築して、そちらをポリエチレンかでやる、そんなイメージになるのか?

○松本:
ハイケッコウデス。Pという文字が付いているポンプのところにだな。赤い耐圧ホースが若干残っているが、こちらはポンプを動かしたり、メンテナンスしたり、少し曲がった余裕があったほうが作業がやりやすいところをは残している。

従ってそれ以外の部分に関しては残したままで、2号機で言うとポリエチレン化とヘッダを作った上で3号機の上に新たにP菅をつける作業になった。

○NHK横川:
元々のラインはある意味地番使いやすいというか、直線距離で一番生きやすいルートをエラでいると思うが、今回、行為ランを有る意味帰ることで、例えば流すルートの長さが増えるとか、構造上、若干無理をする、そういうところはないという理解でいいか?

○松本:
構造上、いわゆるホースそのものはだな。少なくとも3号機、4号機間の辺ユニットに行くまでのラインは、タービン建屋の滞留水の中を通すことになるので、ホースそのものがなくなっている。

そういう意味で炉漏洩するリスクそのものは小さくなっていると思っている。ただ、先ほど、浅い日新聞の質問にも関連するが、今後の作業に影響するとすればだな。今後、建屋の中を、まあ、将来、水を完全に抜いて作業する時に、

順番からすると、この絵で言うと、1号、2号、3号、4号の順番でしか回らなくなるので。そういう意味では、将来、このやり方をもう一回見なおすことはあろうかと思う。

○NHK横川:
そういう意味で言うと、ライン構築は例えばの話だが、今使っているラインを将来的に提供して、そこにポリエチレンのやつをやるとか、という形で、変えることもありうると?

○松本:
それはありうると思う。ただ、今の時点では、全体に山側、地下水バイパス等で近い水を下げることを考えているが、それに合わせて建屋側の滞留水も下げたいと思っている。これは個別の建屋ごとに調査すると言うよりも、全体として下げる必要があるので、今のこの方法でいけると考えている。

○NHK横川:
わかりました。バルーンのテスト、調査の関係で確認したい。作業時間はこれによると僅か30分と短い。被ばく線量の評価も含めてだが、スタートからエンドは何を持ってこの時間としているのか?

○松本:
これはぁ、おそらく建屋の中に入ってから回収するまでの時間だと思うが、正確には確認させてくれ。

今回の目的は地上5階のオペブロを集中的に見ようと思っていたが、今回はバルーンを1階から4階までヘリウムガスでスーッと上げて、まあ、途中で引っかかったので、写真だけとって降ろしてきた状況だから、35分程度で終わった状況だ。

○NHK横川:
計画通り行っていれば、この作業時間は5階までいけていれば、もっと長くなったのが、上手く行かなかったから途中でやめちゃったという理解でいいか?

○松本:
それで結構だ。

○NHK横川:
わかりました。APDの関係だが3次下請けというのは、今回つけていた方々が、3次下請けだったということだったのか?そういうわけではなくって、なんでいきなり三次下請けの話しが出てきたのか?

# NHKもAPD無関心… orz

○松本:★★★
今回、当時、14名の方が当該の作業に関連した、まあ、人物という形で報告しているが、その際にどういった、なんというか、元請けが東京エネシスだが、その下にビルドアップが実際にこの仕事を請け負っている。

その際にこの14人の方が実際にどのような雇用関係にあるのかっ、てなところを併せて調べおり、その際にわかった次第だ。ビルドアップの実際の社員が4名で、残りの10名がビルドアップから見て下請けという形で入っていた状況だ。

○NHK横川:
位置づけ的に言うと、ビルドアップが二次下請けで、その下が三次か?

○松本:★★★
失礼した。元請け企業が東京エネシスで、一次下請けがビルドアップ社になる。

# え?! 一次下請けはビルドアップになるんじゃないの?!ということは、東電→エネシス→ビルドアップ→二次下請け→三次下請け ということ?? ( ゚д゚)ポカーン

○NHK横川:
そうすると14人のうちの4人が一時下請けであるビルドアップで、残り10人がそれ以下であり、そうすると残り10人は内訳的に2次と3次にまたわかれるのか?

○松本:★★★
ハイ。二次が2名で三次が8名いたということで、この二次と三次の間では不明役な契約手続きが行われたことが確認された。

○NHK横川:
色々調べていらっしゃると思うが、このごの調査高も項目の中で、ちゃんと書類がされていないのは三次下請け、もっと下も含めてだが、そういったものがあるかどうか、の実態は今調べている調査の中に含まれているか?

○松本:★★★
アノウ、今調べている調査はだな。いわゆるAPD見装着や鉛カバーを付けたというような線量のごまかしがあったかどうかという観点からアンケート調査を含め調べている状況だ。雇用関係の請負関係、雇用関係でどういった問題があるかについては、少し、あのう、今回の状況踏まえてもう一度検討させて頂いている所だ。

○NHK横川:
1件アレば他にも何処かにあり得る話しだと思うので調べられたほうがいいとは思うが。

# あの脅しアンケートの結果、実態はなかったで終わりにするハラ見え見え。

○NHK横川:
調べるかどうかは検討するということか?

○松本:
ハイ。いわゆる私ども発注者としてできる範囲があるので。そういったところは少し元請け企業とも相談しながら考えていきたいと思っている。

# 元請けに指示するだけ

○NHK横川:★★★
エネシスから今日上がってきた報告書は、今、口頭ベースで話していただいたが、コレを我々に提供頂くことは出来ないか?

○松本:
アノウ、エネシスからは、東京エネシス自身のノウハウが入っている資料なので、非公開にして欲しいと要望を受けている。

# もう無茶苦茶。口頭で説明する内容を紙にしない理由が東京ネシスのノウハウ。もう意味不明。しかもエネシスからの要望だと。( ゚д゚)ポカーン 多重下請け隠れ蓑に被曝労働の実態、

○松本:★★★
今の時点で私どもから公表、公開する予定はない。

○NHK横川:
これは国に報告するたぐいのものでしたっけ?

○松本:★★
アノウ、私どもとしては、アノウ、保安院さまからと、厚労省からそれぞれ指示文書を頂いておりまして、あのう、、保安院さまには来週の13日に今回の類似事例とか、再発防止対策を求められている。

それから、厚労省は7月31日時点で再発防止対策ということで、旨が透明なタイベックを今後用意するということで報告しているが、

# 不透明な多重下請けの実態には一切触れようとしない東電。長年の不透明な被曝労働の実態を知りつつ全く追求もしないNHK。

★★実際に被ばく線量が高い方々で、そういったガラスバッジとAPDの値に差があるかない、大きい人があって、あった場合には、その理由を合理的に説明できるかっ、てなところの報告を8月31日までに求められている。そちらの報告はキチンさせて頂ければと思う。

# 報告するのはそちらだけな。調査とはあくまで実際の被ばくがどうだったのか。問題の本質には一切触れようとしないあからさまな対応。知りつつ放置してきたのは政府、国も同じ。

○NHK横川:★★
その報告の際にエネシスの報告は添付というか、加える形になるか?

○松本:
基本的には私どもが報告書を書くので、私どもとしての報告書になる。エネシスの報告書をまるまる添付されることはない。

○NHK横川:
わかりました。色々と多くてすみません。最後に。冒頭説明の窒素ガスのご説明だが、早くて難しくてイマイチ意味がわからなかったが。これはどういった話しだったか、もう一回、説明してもらえるか?

○松本:
ちょっとこれ、システムが少し複雑なので、チョット書きますけども、今、主に現在発電所で使っている窒素ガス供給装置は、これ以外にも小型のものが何台かあるが、これ以外4セットある。(http://j.mp/NmOxUb)

常用Aと乗用Bがあり、こちらは今まで並行運転させて、万一どれかが止まっても1号、2号、3合への窒素ガス供給を途切れさせない形で今まで運用していたが、現在は、A号機のインバータの故障があり、こちらは今、動いていない状況だ。

従って今、常用Bが連続運転していて、高台に設置している予備機がバックアップに存在している状況だ。こちらの高台の予備機は… 専用のディーゼル発電機で動いており、いわゆる電源が、万一発電所が停電しても、

このディーゼル発電機が電源として予備を回して窒素ガスを途切れさせないシステムになっているが、こちらは油漏れがあったので、その対応で今、トラックに乗せている車載型になっている。

これが非常に大きくて、現場の邪魔になっているので、本設のものに戻したいと考えている。戻すのと併せてDGをもう一台追加して、ま、1台が油漏れして使えなくなったとしてももう一台のDGで電源が供給できるような、

バックアップの電源のバックアップが出来るような工事を今計画している。で、明日はこのDGの交換作業、車載型からこういうDGの交換と、圧追設で工事をするので、一時的に高台の窒素ガス供給装置がバックアップできない状況が何時間か発生する。

そうすると常用Bだけで窒素ガスは供給しているが、万一、これが途切れちゃうと、そのバックアップがない時間帯にこれが故障して途切れると、窒素ガスがなくなるので、バッファタンクの撹拌用窒素ガス供給装置がある。

# 窒素ガス供給が止まれば水素爆発のリスクが高まるので、装置のバックアップがあることが保安規定の運転上の制約になっているけど、そのバックアップの窒素ガス供給装置の電源がひとつしかなく、それが油漏れして運転上の制限から逸脱、今頃、脆弱性の対応してるわけ。

これはバッファタンクに水が溜まっているが、窒素ガスでバブリングすることで、中の酸素を除去しているが、その攪拌用の、まあ、窒素ガス供給装置をこちらにつないでだな。並行運転させることで、

万一これが止まったとしても窒素ガス供給を途切れさせないように、明日は一時的にこういう運用をする、ということを明日やる、ということだ。ちょっとあの、w システムそのもがチョット複雑なのと、やることチョット複雑だったので、w 失礼した。

○NHK横川:
大変良くわかりました。ありがとうございました。

○寺澤:
宜しいですか?

○NHK横川:
はい。長々とすみません。

○NPJ吉本おしどり:
テレ朝松井さんに関連して、名前と電話番号などのプライバシー以外のピー音について少し聞きたい。本店の4本目の動画で、本店から広報班に「タフ到達と15条通報の時間がよれている」と。

「タフ到達が4時15分、15条が5時10分だとかまえが必要」とおっしゃって、広報班が受けて、「15条プレスは 6時10分予定」と言っている。それを受けて吉田所長が「それだと少しおかしい。5時10分に。5時10分に」と言っている。

で、本店8本目の動画の冒頭あたりで、広報班がプレスに報告する前の確認を、ということで、かなりの間発表されているが、この肝心の時刻に関してピー音が入っており聞き取れない。時間のみのすごく短いピー音なので。

広報班の方がずっと説明されているので、他の方の言葉や、他の方の音声など入っていないが、これも突然、名前など叫ばれたのか?後、もう一つ。本店の6本目の動画の最後のほうで、1号炉の燃料プールがむき出しになり、

チョット湯気が出ているという、緊迫した状況になり、本店の7本目の動画の冒頭で、吉田所長とオフサイトセンターと本店のほうで、どうやって冷却するか、氷を突っ込むか、などの話し合いが長くされている。

そこで、吉田所長が「おっしゃるとおりだと思う。共用プールも含めて ~ピー音~ 」オフサイトセンターが「まだ湯気がたってないのであれば ~ピー音~ 2号、3号に入っていけるのであれば、手で氷をぶち込む事を考えて行かなければ」

と、発言されている。この3箇所のピー音は、前後の文脈から、そして周りの音声からも考えて、名前やプライバシーなどの情報ではないが。これもプライバシーということなのか?確認して頂ければと思う。

それでAPDに関してだが、

○寺澤:
すみません! 今のところだが、先ほどのテレビ朝日の松井さんのように、ピー音はしているが、文字起こしに文字はある、そういうことを言ってるんでしょうか?それとは違うんですね?

○NPJ吉本おしどり:
はじめの時刻の方は、書き起こしには時間が入っているが、聞き取りでは底の部分だけピンポイントで入っている。だから同じ状況ですね。

○寺澤:
多分同じ状況だと思う。

# 確認してから答えようや。多分同じだで終わるつもり。

○NPJ吉本おしどり:
2箇所目は氷をぶち込むか、水をどうするか、の中に度々ピー音が入る。周りの音声など入っていないので、これもプライバシーや何かが入っているのかどうか。

○寺澤:
おそらく人の名前か何かと思うが。それは8本目か?

○NPJ吉本おしどり:
7本目だ。

○寺澤:
7本目か?

○NPJ吉本おしどり:
はい。

○寺澤:
では、4本目と7本目ということか?

○NPJ吉本おしどり:
7本目と8本目だ。その広報班の方が、プレス発表の前に連絡をしているのが、8本目の割と冒頭のあたり。

○松本:
何れにしても、その三箇所についてはチョット確認させて頂く。

○NPJ吉本おしどり:
よろしくお願いする。APDに関してだが、エネシスの深刻、クイックセルバッジとAPDは誤差がなかったということだが、東京電力の模擬実験では、

○松本:
あの、誤差がなかったではなく、誤差の範囲内だ。

○NPJ吉本おしどり:
東電の模擬実験での3割程度低下されるというのは誤差の範囲内か?

○松本:
違う。こちらはきっちりAPDに鉛カバーを取り付けて、3セット、あるもの無いものを準備し、オナジ空間線量率のところにおいて、同時に計ったら、3割程度の差がでたという状況だ。

○NPJ吉本おしどり:
わかりました。エネシスの深刻では誤差の範囲無いということで、それはどのように評価しているのか?東京電力の模擬実験とかなり結果が違うが。

○松本:
先程も言った通り、昨年の12月1日~31日までのAPDの積算値とクイックセルバッジの積算値については、大きものと少ないものが色々遭ったが、3割もの差がある状況でなかったことと、当時同じ作業に携わった5人と3人を比べてもそれほど、あの、大きな差がなかったと考えている。

○NPJ吉本おしどり:
ん?すいません。もう一度お願いします。ごめんなさい。

# (TдT)

○松本:
先ず、10月1日~12月31日までの積算値という形でのAPDの足し算の値とクイックセルバッジの積算線量においても、あのう、特に、まっ、大小、どちらが大きい、小さいはあったが、差はなかった事と、

もう一つは12月1日時点に関しても、鉛カバーを付けた5名と鉛カバーを付けずに働いた3名に関しては、差がなかったと見ている。

○NPJ吉本おしどり:
わかりました。ありがとうございます。では、そのエネシスの誤差の範囲内という報告は妥当だと?

○松本:
ハイ。私どもは妥当だと思っているし、当時、1日で鉛カバーを付けることを止めたということも、まっ、その人の話では、ええ、鉛カバーを付けた効果がなかったので、1日で止めたと、まあ、証言しているので。まあ、妥当ではないかと思っている。

# ルールを破ったものが自己申告で

○NPJ吉本おしどり:
わかりました。東電の模擬実験で使用した鉛カバーと、エネシス深刻での鉛カバーの計上などは、同等のものか?

○松本:
アノウ、厚さという意味では、3ミリの暑さを模擬できていると思っている。模擬実験を実施したのはエネシスであり、私どもは一緒に立会いを行なっている。

○NPJ吉本おしどり:
わかりました。ええ、では、模擬実験の値と実測値に差があるが、まあ、これは特にこの差については、評価は、如何なのか?

○松本:
アノウ、あるいみさがあるのが当たり前であり、当然、鉛でAPDを遮蔽しているので。遮蔽したほうが値が3割ほど低い値になったということは、ほぼ予想通りと考えている。

○NPJ吉本おしどり:
すいません。エネシスでは鉛カバーを使った方と使わなかった方は誤差の範囲で差がなかったという深刻をされてるですよね?

○松本:
ハイソウデス。

○NPJ吉本おしどり:
しかし、模擬実験では3割程度の低減があった。その差についてだ。

○松本:
ハイ。先ほど申し上げた通り、模擬実験はAPDに描く自治に鉛カバーを取り付けて、その状態を固定した形でずっと1時間晒して試験をしているので、ある意味、APDは完全に鉛カバーで遮蔽した状態で1時間ほど継続した状態が維持されている。

一方。実際に取り付けた方は、鉛カバーを胸ポケットにAPDを一緒に入れたということになってるので、作業、作業の間で鉛カバーがずれたこともあるだろうし、きちんと、線量計の幹部にあたっていないこともあるかもしれない。

そういった形で、あの、思った通り線量が下がらなかったということになっているし、一緒に働いていた鉛カバーを付けたものと付けないものの差を見ても、その効果はなかったと思っている。

○NPJ吉本おしどり:
わかりました。鉛カバーは同じ模擬実験だったが、実際の使用状況が悪かったという認識か?

○松本:
そうですな。実際に線量を下げることを意図して、例えば質問のあったゴムバンドできっちり巻きつけるとか、もう動かないようにするということまでやってしまえば、同等の効果はあったかもしれないが、そこまではなかった状況だと思う。

○NPJ吉本おしどり:
わかりました。オペブロのカメラについてだが、4点カメラを設置してとおっしゃっていたと思うが、この2と4の図を見ると、カメラが両方、3つずつしか描かれていないが(http://j.mp/OQziCL)、真上と横からということで、横に3つ、真上に1点、計4代ということでいいか?

○松本:
ソウデス。

○NPJ吉本おしどり:
一昨日、中性子に関して、テレビ会議の映像で中性子が風向きで変化があるが、出たり出なかったりしているのは事実、ということに関しての松本さんの回答が、ウランやプルトニウムなどのアルファ核種が、

たまたまモニタリングポストを横切った時に計測されたとおっしゃっていたが、これはウランやプルトニウムなどのアルファ核種が風の影響を受けて、アルファ核種が出たり出なかったり、という、ことで良いか?

○松本:
ハイ。アルファ核種は今回の炉心損傷に伴い、大気中に一部放出されている。それがまあ、地面に降り積もっていることが確認されているが、そういったところから出てくる中性子線が、たまたま中性子線モニタのところで計測したんではないかと推定している。

○NPJ吉本おしどり:
わかりました。風の影響を受けたのアルファ核種ということで。ありがとうございます。

○松本:
風の影響というのは、いわゆる放出された放射能は、基本的に風の影響を受けて拡散しているので、まっ、すべての核種は影響を受けているが、比較的思い核種は発電所の中にとどまったと思っている。

○NPJ吉本おしどり:
わかりました。ありがとうございます。あと、要望だが、テレビ会議の映像は16時までしか閲覧できないが、定例会見は18時からなので、17時まで、若しくは18時までの時間の絵院長を希望したいが如何か?

○寺澤:
はいっ。そちらは16時でお願いをしたいと思う。

○NPJ吉本おしどり:
すみません。それはどういった理由で?日にちが限られておりますので、

○寺澤:
大変申し訳無いが、ええ、色々とあ、あのう、なんてんでしょうか。我々の職員、あるいは色々な管理の点からも16時とさせて頂きたい。ハイっ!それでは他に質問は?

○NPJ吉本おしどり:
すいません。17時までにして頂けないか?

# 東電さまに対して頭が高いわ。

○寺澤:
16時!でご願いしたいと思う。ハイっ!どうぞ。

# 強制終了。一考の余地すら無い。国費投入。ナニサマダ ( ゚д゚)ポカーン 

○朝日青木:
先ほど別の方も質もしていたことだが、鉛カバーを付けた5人について、それぞれ、さっき14人の所属を教えていただいたが、5人の所属の仕分けについて教えて頂けますかあ?

○松本:
えっと、現在、確認されているのが、ビルドアップ社が4名。

○松本:
それから二次下請けで★★アクセス青森、という所に所属してる方が2名、アクセス青森経由、それ以外が8名いると聞いてる。

○朝日青木:★★★
そのなかで鉛を付けた5人についての所属をそれぞれ教えてほしい。

○松本:★★★
こちらに関しては確認させてくれ。度の人が鉛を付けたのかっ、てなとこについては確認する。また、会社名を公表することで本人の特定につながるかもしれないので、その辺も確認★させた上で公表させていただく。

# 完全なブラックボックス。プライバシーを理由に非公開。プライバシー、核防護、社内資料、なんでもあり。便利ですな。

○朝日青木:
会社名と言うよりは、5人の所属がそれぞれ何処かわかればいいが。

○松本:
ですから、その5人の方の会社名を公表すると、特定される危険性があるので、その辺は考慮した上で検討させてくれ。

# 特定される危険性 = 労働実態を暴露される危険性 > 核物質防護 対テロ対策 もうありえね。いつまで放置するのか。法令違反、犯罪日常茶飯事のブラック企業の社員の生活を国費で救う事に何の疑問も持たない日本人。救われない被害者。被曝労働者。考える情報すら与えられない日本人。哀れ。

○朝日青木:
特定されるというのは本人が?

○松本:
そうだ。

○朝日青木:
先ほど、今の質問の答の中で、鉛を付けた5人と、他の作業の3にン出さがなかったということを言った。この作業をしていたのは9人と咲保説明があったが、5人と3人で比較されているのは、この3人とはどういうことか?

○松本:
先ほども言ったように、残りの1名は鉛カバーをつけていないが、0.33mSvという被ばく線量で、これはなぜかと問い合わせた所、実際にはこの後から作業現場に来た方で、実際、殆ど作業しなかった状況なので、この0.33mSvの方(下請け作業員)と、付けた方(下請け作業員)と付けなかった方(下請け作業員)を比較するのは不適当だと判断している。

○朝日青木:
この5人と3人について作業場所が違っていたという話がある。そちらの認識としては同じ場所で作業していたと認識されているんでしょうかあ?

○松本:
ハイ。何処まで同じかというところはあるが、1号機原子炉建屋の北側での作業になる。

○朝日青木:
距離的にアドレぐらい離れているという認識で、3人の方の雰囲気浅慮についてはどれぐらいという形なんでしょう。ね。

○松本:
ほぼ同じ場所なので、特段、空間線量率に大きな差がある場所ではないと思うが。

○朝日青木:★★★
要するにこれは動機の部分に関わってくるんですけど。高線量の所をやる班が鉛を付けたと。それ以外の所は付けなかったということになっているが。つまり、

○松本:
ハイ、そういうふうに同期としては考えられるが、先ほど申し上げた12月1日の被ばく線量を見てもだな。鉛をつけている方、いない方も、ま、つけてない方が 0.93~1.69mSv、鉛をつけている方が 1.18~1.38mSv 程度なので、特段、何か極端な差があるとは考えていないが。

○朝日青木:
鉛を付けなかったから下がらなかったんじゃないんですかあ?

○松本:
いや、鉛を付けた方の5名と、鉛を付けなくて作業に従事した3人の方は0.93~1.69なので。それが極端に差があるとは思っていない。

# だから、高い場所で鉛を付けたから同じ程度に抑えられたんじゃないかという話。あくまで同じ場所なので全く同じ線量だという松本氏の主張。配管に近い方や、立つ場所によっても線量は違うと考えるほうが自然。同じ場所=全く同じ空間線量という無理やり想定の上説明する松本氏。こんなのばっかり。

○朝日青木:
鉛を付けたから本来の線量が下がったという認識なんじゃないのか?

○松本:
ハイ。線量が下がっているので、あのう、と思うが。当時の認識としては、あのう、あまり効果がなかたった、ってのが本人から証言になっている。

# そりゃ、被ばく偽装を前提にやったんだから、責任逃れのためにやったけど意味なかった説明するだろ。なんでそれを鵜呑みにするのか。

○朝日青木:
効果があったかなかったは実際にはわからないですよね。

○松本:
ソウデス。

○朝日青木:
だから、高線量の所だから鉛を付けたと言っているのに、その人達と、他の高線量じゃないところで作業をしている人とあまり差がなかったということは、鉛の効果が出てたんじゃないかなあと思うんですけど。

○松本:★★★
質問の趣旨がよくわからないが、この9人は、実際には8人だが、ほぼ同じ場所で作業しているので、極端に空間線量率が、この方が高いので、残りの3人が低い所で、という事ではないと思う。

# 質問の趣旨がよくわからないとすっとぼけ。噛んだところで趣旨に気がついた分かりやすいブースカ。

○朝日青木:
この2箇所、2つの班のそれぞれの空間線量について、先ほど、5人の部分は伺ったが、この3人が行ったところの空か線量の報告は受けてますかあ?

○松本:
えっと、チョット待ってくれ。チョット確認させてくれ。

○寺澤:
宜しいか?

# 毎度、わかりやすい寺澤氏の質疑強制終了。まずくなると質疑を強制終了させるのが彼の特技です。素晴らしいですね。国費投入、新生東電。国民をおちょくっているとしか思えない ( ゚д゚)ポカーン

○朝日青木:
えっ!? いやっ!まだまだあるですけど。w 

○寺澤:
どれぐらい、何問ぐらいありますかっ!電話での問い合わせで済むようなら、それでお願いしたいと思うんですが。

# 強制終了、後は電話での問い合わせにしろと寺澤。すごいな。もう、やりたい放題。ネットで中継されていること完全に忘れてる。とうか、自分たちでもネット中継してるのに。よほどアクセス数が無いんだな。東電の会見ライブ配信。

○朝日青木:
会見場で聞きたい。

○松本:
どうぞ。

○寺澤:
どうぞ… 

○朝日青木:
あの、アンケートの原文、送ったものというのは、公開、まだ記入してないですよ。それって貰えないのか?

○松本:
以前、公表している。(http://j.mp/O3ksfm)

○朝日青木:
あっそうですか。すいません。その中で、さきほどどなたか質問されていたが、二次と三次のことについて、今後、しらべるんですか?ということについて、元請けと調査できる検討するようにといっていたと思うが。

○朝日青木:
実際にアンケート、調べる内容的には、二次と三次の間の部分も調べるということですよね?

○松本:
アノウ、アンケートはあくまでAPDの不正な使用等があるかないかをアンケートとして求めているものだ。

請負契約が適切だったかどうかを調べるアンケートではない。まあ、APDの装着にしろ、請負契約で提示されている労働条件等が違うということがあれば、Jビレッジ等に表示している私どもの相談窓口の方に連絡してほしいことを伝えさせて頂いている。

○朝日青木:
あの、契約が適切かどうかについては、まだ調べてないということか?

○松本:
ハイソウデス。

○朝日青木:
で、今後、調べるかどうかについては?

○松本:
アノウ、先程も申し上げたが検討させていただく。

○朝日青木:
検討する段階か?

# 調べるも何も知らぬ存ぜぬで通すつもり。朝日以外はだんまり。読売、産経に関しては記事にもしない。

○松本:
ハイ。これはだな。発注者として何処まで出来るかっ、っていう問題があるので。そちらを先ず確認させて頂いた上、どういった調査ができるかっ、てなことになろうとかと思う。

○朝日青木:
発注者責任として頼んだ相手方が、当然下の方も含めて法令遵守するかどうか、というのは、大事な問題じゃないんですか?

○松本:
ハイ。発注者が責任を取るか取るか取らないか、ということよりも、そもそも仕事をする上で格企業が法令を守らなきゃいけないというのは、ある意味アタリマエのことだ。発注者から言われなくてもやるべき事だとおもっている。

ただ、今回のような事案出会ったので、私どもとしては発注者として、どういう事が出来るかっ、ということを踏まえながら、元請け企業と相談させていきたいと思っている。

# 相談させていきたい。させていきたい。あくまでやる気なし。丸投げ。

○朝日青木:
まあ、これから相談してからやるということですね?やるかどうか検討するという、ジュライの答えのままですね。今回、二次と三次の間に書類の契約がなかったとおっしゃったが、何について問題に思っているのか教えて頂きたい。

つまり、書類が交わされていなかったことなのか、それとも違法派遣なのか、それとも偽装請負なのか。どういう事で今回のことを受け止めているのか伺いたいが。

○松本:
ハイ。東京エネシスからの報告によると、いわゆる建設業法上の問題があると聞いている。

# 東京エネシスからの報告によると。知らぬ存ぜぬ通す東電。悪びれる様子もない。エネシスはそう言ってるがとひょうひょうと。B5bも真っ青の8重多層下請け防御。被曝労働者、誰が死のうが東電、電力会社に一切責任が及ばない仕組み。

○朝日青木:
今申し上げた具体的に言うどれに当てはまるということで、どういう理由で建設法上の問題があると報告を受けているのか?

○松本:
ハイ。少なくともですねえ。建設法上はいわゆる契約締結ということが書面で行うことになっているので、そういったことが出来てなかったことに関しては、問題があるのではないかと聞いている。

○朝日青木:
あの、雇用形態云々ではなくて、その形式的な書面で行ってなかったということについてのみ報告を受けてますかあ?

# 聞いている。まるで人事 ( ゚д゚)ポカーン

○松本:
少なくともそこに問題があると聞いており、ええ、そこからどういった請負契約に問題があるかについては、もっかい確認させてくれ。

○朝日青木:
今の段階ではエネシスから書面で行ってなかったということだけしか、報告がないという受け止め方であってるか?

○松本:
今のところ、明確な法令上の問題があるのはその点だ。

○朝日青木:
雇用形態については、何も減給がないというところか?

○松本:
チョット確認させてくれ。

○朝日青木:
わかりました。先ほど、アンケートの中で、今回の従業者を解除したとおっしゃったが、解除は何に続けで開所したのかね?

○松本:
日付けはチョット確認する。前回、申し上げた際に手続き中という状況だったので、解除手続きが完了したかどうかは確認させてくれ。

○朝日青木:
先ほど完了したと言いましたよね?

○松本:
何時の地点で完了したか確認する。

# 前回、申し上げたよな。アンケート実施と報告した時に。

○朝日青木:
了解です。では最後1問。ガラスバッジとAPDの比較について報告を受けるような話をしていたおともうが、それぞれの会社に対してということ?スカね?エネシスだけじゃなくて。

○松本:
福島第一で働いていた作業員で被ばく線量が高い方について調査する。

# 調査する。不適切な扱いを行った奴は作業従事者の登録を抹消すると釘さした上でな。素晴らしい結果。既に400の回答。そのような事実はなかった松本の中間報告。

○朝日青木:
つまり、3.11後の部分で言うことか?

○松本:
範囲はだな、チョット厚労省の指示文書があるので。そちらを確認してみる。

○朝日青木:
この場では頂けないのか?

○松本:
ちょっとまつんだ。

○寺澤:
全体に確認するということだよな。多分、今日の会見ではまだ間に合わないと思うが。

○朝日青木:
手元に文書があるんじゃないのか?

○松本:
シジ ブンショ モッテタ (http://j.mp/NtezrX)あったあった。

# 会見での報告は避けたい東電。中継が終わったら後でな。

範囲は昨年11月から今年の6月までで、月あたり5mSvを超える作業を行なっていた労働者、若しくは作業ごとの計画線量と比較して、実際の被ばくが著しく低いケースを対象として調査するように指示を受けている。

○朝日青木:
ガラスバッジとAPDは元々比較していないという会社も多いと思うが。そういうところには、じゃあ、今から3.11以降の作業者のブンゼンを洗い出して、著しく低いケースがないのかどうかを調べてもらうことなのか?

○松本:
ハイソウデス。3.11以降ではなくて、昨年の11月から今年の6月までの突き当りの5mSv/y を超える作業を行なっていた作業員、若しくは、今年の6月分の作業届けで、計画線量に対して被ばく線量が著しく低いケースの二通りのパターで調べることになる。

○朝日青木:
去年の11月から?

○松本:
ハイソウデス。

○朝日青木:
そういう指示文書が来たということですね?

○松本:
ハイソウデス。

# 東電会見で報告されるケースでは、計画線量を大幅に超えた記憶はない。多分、超えたことも一度もないんじゃないかな。偽装されてるかもしれないのに、数値を指定して5mSv 以上とか、という指示も意味がわからない。国も目をつぶってきたんだし、やり過ごしたいのは原発事業者と同じ。メディアの力が必要。

○寺澤:
明日の作業予定2点。1点目、4号機使用済燃料プールの無停電電源装置、UPSの故障について、仮設のハウスの設置が出来たので、UPSの取り替え作業の準備が整ったことから、8月9日 8時~10時の予定で冷却を停止し、取り換えを実施する予定だ。

冷却停止時の温度上昇率は0.4~0.5℃/h と評価しており、プール温度の観点から問題無いと思っている。

滞留水、今日、ポリエチレン化の敷設の件を報告しているが、2号機のタービン建屋地下から集中廃棄物処理施設への 移送のポリエチレン化の敷設工事が終了している。

本日の18時10分から2号機のタービンビルから3号機のタービン建屋地下への移送を実施している。18時16分、現場を確認したところ問題ない。

○松本:
読売新聞さまからご質問の、あ、NHKだった。失礼した。バルブの作業時間だが、13時41分はバルーンを上げ始めた時刻だ。それから14時15分はおろし終わって回収した時刻になる。従事者解除の質問があったが、7月27日付で従事者は解除されている。

場所だが、1号機北側の旧事務本館の免震重要棟に上がるところの坂、法面になっている所であり、ここの所に9名がほぼ混じった形で作業しているので、特段、何か高線量のエリアが極端にある場所ではなかったと報告を受けている。

# 報告を受けていうだけ。保安院よりたちが悪い。

○寺澤:
以上で会見を終了する。ありがとございましたっ!



~ 終了 19時 32分

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