2012年8月7日火曜日

東電会見 2012.8.6(月)18:00 ~ 東電社員 意図的にAPD持たず。厚労省、保安院に報告せず。ビデオ会議公開直後の会見。他

東電会見 2012.8.6(月)18:00 ~

APD鉛偽装発端の金曜日のエネシス追加報告、1名が新たにAPD不携帯判明の続報。4名のうち1名APD不携帯者は、班長でエネシス社員はウソ。二次下請けで急遽増員されため、普段と違う代表者がまとめ借りしたので借りるの失念。

作業員が忘れたというより、これまでのAPD運用に問題ありの可能性。また新たに東電社員もAPD持たず報告すらしてなかった旨の報告。こちらは現場の遅刻理由に意図的にAPD受け取りに行かず。前者はプラント状況に記載あり、後者はなし。

元請けエネシスは東電の競争入札禁止措置をしたことが新たに判明。いつまでの措置かは不明。発端となったAPD鉛偽装問題、実態解明w のためのアンケート調査の続報。まだ未回収だがそのような事実無い旨の報告あり。

濃縮水移送配管から立て続けに高濃度汚染水を海洋漏洩させた東電報告に対する追加でするような指示でつか保安院の追加指示。事前に体制整えておもらしした時の対処法を事前にまとめとけという内容。

環境モニタリングの確報あり。主要三核種の速報値に変更なし。以外ではマンガン54が7月1日港湾内の海水で2号機シルトフェンス内側、5月14日福島第一南放水口付近採取の海底土から検出。質疑はAPD,ビデオ会議映像ほか


○プラント

○指示・報告

○環境モニタリング



■福島第一の状況

○松本:
8月6日の会見を始める。 福島第一の状況。

[原子炉および格納容器の状況]
1~3号機までCS系、給水系つかって注水を継続。

[圧力容器下部温度、格納容器圧力と水素ガス濃度]
記載の表の通り。

[使用済み燃料プール]
1~4号機まで循環冷却継続実施中。

[タービン建屋地下溜り水の処理状況 ]
8月3日から実施している1号機タービン建屋から2号機タービン建屋への移送は、昨日5日9時44分に一旦終了している。2号機、3号機から雑固体廃棄物減容処理建屋への移送は引き続き実施中。

[水処理設備および貯蔵設備の状況]
サリーを用いて水処理を続けている。欄外、★6月21日から実施していたキュリオンに関しては、本日までにバルブの交換作業は終了。従って明日からキュリオンを起動し、高濃度汚染水処理を再開させる予定だ。

また、★サリーに関しては8月8日 水曜日から10日の3日間にかけて、こちらも同じく信頼性向上対策ということで、耐圧ホースを一部設置しているので、そこを鋼管に変更するとか、P感に変更するような改造工事を行う予定だ。

従って8月8日から10日はサリーを一旦休止し、★キュリオンのみでの高濃度汚染水処理を行う予定だ。

■元請け東京エネシスの下請け作業員 APD未装着問題【続報】

[その他]
一番下、8月3日に発生したバッファタンクエリアでの、ポリエチレン管敷設作業のうち、★★協力企業の作業員1名がAPDを装着していなかったことが判明した件だが、本日までに判明した事柄について少し紹介する。

こちらに関しては東京エネシスと私どものほうで調査を実施しているが、経緯に関しては4名の作業員が今回、この当該作業にあたった。

もともと、この作業は3名で当日の前日までの作業計画を作っていたが、8月3日の朝に出社した際に、人員配置の都合上、もう1名追加してこの作業を行うことを決定したようだ。

その際に当該企業の班長は元々3人で作業計画を作っていたので、3名分のAPDを借用し、本人を含め、その3人にAPDを貸与している。

後からきた1名にに関しては、従来から作業班で代表者がAPDを借用してきて配ってくれることが行われたので、自分でAPDを借りることを失念し、そのまま作業に至った状況だ。

引き続き、私どもとしては★★東京エネシスを中心に今回の事象の事実確認と原因と再発防止対策を検討していきたいと思っている。


■東電社員 APD未装着 1名発覚(保安院、厚労省見報告)★★★

# 口頭報告のみ

○松本:
1点連絡がある。今回のAPDを装着せずに作業に従事したものが1名発生したが、過去どうだったかというところについて質問があったかと思うが、こちらに関しては、昨年3月11日以降、私どもの社員で1名いた。

こちらは今年1月13日だが、福島第二の安定化センターから福島第一で構内の立会いに行った際に、本来であれば免震重要棟によってAPDを借用語、現場での立ち会いを行うことが正しい手順だったが、

現場の立会時間に遅れたことがあり、そのまま免震重要棟によらずに、立ち会い作用に入った状況だ。★★被ばく線量に関しては、当日の移動経路、周辺の外部線量率から見て、被曝量は0.09mSvと評価している。

★★★こちらに関してはこれまで会見で公表してなかったし、保安院さま、厚労省にも報告していなかった。以前、この時にはガラスバッジの線量計をつけていたので問題無いだろうと判断したようだが、今回の件に鑑みると不適切な対応だと考えている。

# 判断したようだ。社員であってもまるで人事。


■5、6号機側のサブドレン組み上げ、浄化作業

続いて作業関係で1件連絡がある。これまで地下水が建屋に入ってくることを防止するため、サブドレン水の浄化作業を行なっているが、明日から5,6号機側のサブドレンに関しては、これまで順次実施していたが、残り22箇所に関しても順にピットの組み上げと、浄化作業を行なっている。

手順としては1~4号機側と同様であり、ピットの水を組み上げた後、仮設タンクに組み上げ、それを浄化してもとに戻すと。で、空にした状態で高圧洗浄を行うことで、順次、洗浄作業を実施してきたいと思っている。

福島第一に関しては以上だ。


■放射性物質を含む水の漏えい、海への流出を踏まえた追加指示

続いて保安院さまから指示文書を一件受領いたしましたので、ご連絡をさせて頂く。手元に指示文書の受領という事で1枚資料を用意しているが、

タイトルは「1F 濃縮水移送配管からの放射性物質を含む水の漏えいに係る報告に対する対応に関する指示文書の受領について http://j.mp/Mnu7YU 」ということで、こちらは先日7月30日になるが、淡水化装置、濃縮水貯槽へ移送する配管から、

放射性物質を含む水が海洋に漏洩したことに鑑み、私どもは報告書を取りまとめて保安院さまに提出したものであるが、その結果として、本日、保安院さまから追加のご指示があったものである。

2枚目表面に本日の保安院様の指示の概要を記載しているが、下半分になる。少し読むと、当該、報告内容について評価を行った結果、周辺環境への影響は限定的であったと推定されるものの、より適切な環境影響評価を行うためには、

広範囲、且つ網羅的にモニタリングを実施し、実測値を元に周辺環境への影響調査を評価すべきと考える。また、環境への影響の度合いに応じて所要の処置を講じる必要があるため、環境影響評価の結果をすみやかに取りまとめる必要があると考える、

という評価を頂いて、記 の下にあるように、海洋への漏洩事象発生時における漏えい水の濃度、及び漏えい量に応じてモニタリング地点、モニタリング頻度、分析対象各種を定めた環境評価影響手順を予め作成しておくこと、という指示を頂いており、こちらを本年、8月27日まで報告することという事である。

# それ、先に出すべき、事前に指導すべき問題だよね。

こちらのご指示に従いまして、至急、この対策を報告したいと考えている。指示文書に関しては以上だ。


■環境モニタリング・サンプリング

それから環境モニタリングの状況についてHPで公表しているが、本日は7月1日~15日の湾のサンプリング結果の確報版を公表している。(http://j.mp/MnuaUH)

主要三核種以外で見つかったものがないかという件だが、先ず、主要三核種については速報版との値に関して変更はない。値としては同じ値で確認されている。★★主要三核種以外で検出されている核種は2つある。

ひとつは港湾内の海水で2号機シルトフェンス内側の7月1日にサンプリングしたものの中からマンガン54、福島第一南放水口付近で5月14日にサンプリングした海底土から同じくマンガン54が検出されている状況だ。放射能濃度は十分小さい状況であり、これまで検出された値からも同等レベルと見ている。


■宿題報告

先ほど1時30分から公開映像に関する説明と質疑があったが、その際にテレビ朝日から当社の副社長 武藤さまがどのような移動をしたのか、という質問があったが、その点について回答する。

当日、3月11日には地震発生直後に本店2階にある緊急時対策本部の方に詰めている。その後、原子力防災に関する事象になったということで、午後3時30分頃に福島第二原子力発電所、及びオフサイトセンターの方に移動を行なっている。

14日 午後3時頃まではオフサイトセンターで指揮を撮っている状況であり、その後、本店に移動し、14日午後6時30分以降は本店で指揮をとっている状況だ。途中、3月12日の早朝には福島第一にて管前総理が来所した際の対応を行なっている状況だ。

本日、私からは以上だ。(約13分)



■質疑

○テレ朝かみむら:
最後に言って頂いた、今日、動画が公開されたということだが、これに関してどういう意図で今回公開されたのかということと、後、全部で150時間ほどある中で、1時間30分を選択して出した、選択した基準はどう選んで出したのか?

○松本:
ハイ。こちらに関してはこれまで私どもとしては、テレビ会議の映像に関しては社内資料の一つであるということから、原則非公開という形にさせてもらっている。

事故調査において、このテレビ会議の資料のほか、関係者のヒアリング結果とか、残されている記録、データ類を併せて事故の検証をしてきたつもりだ。 

また、テレビ会議映像そのものに関しては国会事故調、政府事故調が、見るということであれば、私どもとしては何ら拒否するつもりもなく見て頂いたと考えている。

ただ、その後、そういうことで説明していたいが、6月28日に新しく下河辺、廣瀬さまが会長、社長の会見をさせて頂いた際に、二人がそれぞれ自分で確認して、公開の可否判断をするといった通り、皆さんの要望、枝野大臣の発言もあり、私どもとしては、こういった形にはなったが公開する判断にさせて頂いた次第だ。

特に今回、後半の質問だが、先ずは昨年3月15日24時で一つ区切りを設けているが、個々に関してはこれまでの各事故調の議論、それから私どもの社内事故調でもおおよそ、それから閲覧用、皆さまに見て頂く資料と報道公開用素材という形で1時間ほどにまとめたもの2つ用意させていただいたが、

# 期限があるわけでもないのに8月6日の公開にこだわった理由はなんでつか?時間がない、時間がないと言いながら、編集する時間が無いのでと公開範囲を限定する理由はなんでつか?

こちらに関してはシーンごとに建屋の爆発があった所とか、海水注入で以前、中断した所、それから退避関連では全面撤退か一部退避か、というところの比較的これまで私どもが完治して話題になっている所を 9ピックアップして9つの場面という形で提供させて頂いた次第だ。

○寺澤:
よろしいでしょうか?

○松本:
宜しいでしょうか?

○テレ朝かみむら:
選択の中での話だが、音声のあるものと無いもの、後、1~9というリストの中で、尺がそれぞれ長い物、管元総理が来たときは37分30秒であるとか、3号機SR便の開閉に関しては10分30秒だとか、

尺の長さの違いがある中で、東電の主張というか、その辺がチョット入っているのかなあ、という、うがった見方かも知れないが、あったりするが、その辺に関しては?

# 恣意的な部分映像ばかり流す報道がなにいってんだろね。

○松本:
アノウ、特にこの場面では、私どもが皆さまに意図的に何かを伝えたいとか、意図的に何かを隠すというか、公表を控えたというところはない。菅総理の場面はもともと、菅総理が来てから我々に指示、発言がひとしきりあったので、

その部分に関しては、音声がないものの、何かカットをするということではなく、作った次第だ。その場面だけがひとつのものとしてというか、映像としては塊になる。

その他の特に退避の関連とか、そういったところは、このとこだけを中心に話していたところは、殆どこの場面であり、様々なプラント状況報告とか、途中、あのう、高橋がみた6本目の資料とか、消防士が来るのか、消防車を派遣するのかというところで、

やり取りがあったかと思うが、いわゆる退避関連ではないところもあったので、そういう身では少しそのへんをカットしている。

# その判断は、こっちがするもの。物事には流れがあるんだから勝手に切るなよ。

ただ、話のつながりとして、まあ、連続したほうがいいだろうと思っている、例えば2号機ののがし安全弁か、格納容器弁とかっ!という班目委員長からの吉田所長への電話の後、本店というか、サイト本店の、まあ、議論、それから最終的にベントに時間がかかるっ!

ってなことで、まっ、SR便の減圧操作を少しやるとということを決めたようなシーンに関しては、ええ、まあ、そこのところはそのまま使っている状況だ。

# そうそう。政府介入を強く示すところはたっぷり見せたいよね。という全体通しての内容だった。状況理解できるのは介入、殆どそこだけ。穿った見方もしれないがって…誰が見ても恣意的な情報公開。

従って何か糸を持って切ったと言うよりも、他の、今回の提供したテーマとは違う部分がその部分にあるということで、今回は用意させて頂いた。

○朝日ただ:★★
先ほどのAPDの関係で何点か教えてほしい。過去にもう一件、付けずに作業したのがあったというのが今年の1月13日の社員の事例といったが、もう少し詳しく、これはどういう事例だったのか?

報告していなかったということだが、改めて報告したのかどうかも含めて、もう少し詳しく教えてほしい。

○松本:
こちらに関しては本年の1月13日。見装着だったのは東電社員だ。こちらに関しては福島第二にこの者がおり、当日の仕事としては福島第一の構内に言って現場管理というか、試験の立ち会いをするという仕事だった。

その際に11時に立ち会いの時刻ということだったが、20分ほど遅れたことがあり、立ち会い場所が免震重要等の脇の低線量エリアであることから、

# その東電社員を待っている間、下請け企業は現場で待たされて、無用な被ばくを共用されているのね。東電に。

ガラスバッジは携帯していたので、APDを付けなくても問題無いだろうという、後から思えば安易な判断で当日の作業を行なっている。従って本来であれば免震重要棟に先ず行っている。従って本来であれば、

# 後から思えばって、後にも先に安易な判断というより労働安全衛生法違反に抵触するとか、そういう認識ないの?コノヒトタチ ( ゚д゚)ポカーン

免震重要棟に不味いって、そこでAPDを借用した後、現場に行くべきであったと考えている。その後だがトータルこの者は立会い等を都合、3箇所で行なっており、全体として85分間の作業であった。その85分間の被ばく線量は0.09mSvである。

こちらに関しては、当日のうちに今回のことを把握し、★★本人の移動経路を元に外部線量の評価を行った状況だ。こちらに関しては公表に関しては先ほど申し上げた通り、当人がガラスバッジを持っていて評価が終わっているということと、

ええ、まっ、こちらに関しては、その後だなあ。こういった事例があったということを私ども社員のほか、協力企業の作業員との会合というか、連絡会があり、こういったこともあったので注意喚起をしたということもあったので、公表、それから保安院さま、厚労省への報告はおこなっていないという事例であった。

# なるほど。それは連絡しないのは仕方ないよな。

○朝日ただ:
改めて報告はしたのか?

○松本:★★
ハイ。本日、サクジツ? あ、本日、行なっている。

○朝日ただ:
これは本来、東電としてはガラスバッジさえつけていればいいのか、APDは必要だったのか、その辺りはどう考えているのか?

○松本:
あのう、正確にだな。★★どういった解釈ができるのかについては、ちょっと今、保安班を中心に確認させているが、いわゆる福島第一の現場がだな。

# ルールを破っても体裁とれた解釈が出来ればそれでよし。いい仕事してますな。

いわゆる全体が低線量という確認ができてないというか、場所によっては線量の非常に高いところもありうるということであるので、こういった警報機付きのAPDが装着していなかったことに関しては不適切な事例だと思う。

○朝日ただ:★★
この前、APDを請負の人がつけ忘れた事例もあるが、社員の人でも、そうあまい判断をしてしまう。その時、協力会社にもちゃんとしてくれと呼びかけたけど、スグまた再発してるわけですよね。その当たりどのように取られているか?

○松本:
あのう、まずひとつはだな。少しずつだが、被ばく線量というか、空間線量が下がった状況もある。発災当所に比べるとそういったなんというか、注意力というか、緊張感が少し少なくなってるんではないかと思う。

従ってきちんとこういったところを再度徹底するという事と、金曜日(http://j.mp/O17AEe)の件もあり、今、APDの何というか、貸し出しと方法について、少し問題がなかったかどうかというプロセスの検討をさせている所だ。

# させているところだ。元請けにな。

○朝日ただ:
この前の金曜日(http://j.mp/O17AEe)の作業員の確認しをしたい。この人達は4人とも同じ請負会社の人たちか?

○松本:
違う。もともと、先ほど申し上げた3名、当時、当日の作業を計画したのが同じ会社の3名で計画していたが、

当日、人手がいるということで追加で一人、まっ、作業に従事するよう指示している。で、その者はもともとの3人とは違う会社のものだ。

○朝日ただ:
すると、本来請負ですから、きちっと別れてあまり混在していてもいけないし、

○朝日ただ:
そもそも独りでというのは考えにくいと思うが、請負体制そのものが不適切だったと常識的には思うが、どの様は判断をされているか?

○松本:
あのう、結局、元々いた3人、★★新しく来た1名に関しては東京エネシスから見て二次の企業になる。従って、それぞれどういう契約関係になっているかは、今、もう一度丁寧に確認しているところだ。

○朝日ただ:
クドイが、東電としては今のところ、そういう偽装請負とか、違法な状態にあったという判断はしてないのか?今、調査中ということか?

# 今、もう一度、丁寧に確認しているところだ。エネシスがな。

○松本:
ハイ。いま調査中という判断だ。はっ、判断というか!いま、そういう状況だ。

○朝日ただ:
最後に、今、東電でAPDをつけていない事例が横行してるんじゃないかという指摘が幾つかされている。それについて今、装着方法を色々考えると言っているが、

# はっ、思わずボロ出して慌てて言い直すブースカ氏。わかりやすぅ。エネシスが調査しているんじゃないの?という判断だ。まさに丸投げ。

現場で本当につけていない事例が、過去、この1件とこの前、金曜日発表した1件だけなのか。その辺り、ちゃんと実態調査するなり、東電としてきちんと調べたりする考えはないか?

○松本:★★★
ハイ。きちんと調べるという意味では、現在、APDを不正に操作したことがあるかという観点からアンケート調査を今行なっている所だ。ま、8月6日現在で約400件程度の回答を今得ているところだが、

今のところ、何か不正をしたというような直接的な記載は、まあ、★★一部しか、まだ見ていないが、なかったと聞いている。

従って今後、寄せられる部分とか、既に提出されている400件に関してきちんと確認し、そういった類似事例があるかないか、あったとしたらどういった事だったのか、ということを調査したいと思っている。

# 不正に関わったものは作業従事者資格の登録を抹消したと釘を差した上でアンケートやらせてるんだし。いじめしたことあるか?ちなみにこのアンケート実施のきっかけになった奴は退学にしたけどな。で、アンケートは途中集計でも答えはわかってるので事実なかった報告。 ほんと恥ずかしい大人…

○時事松田:
APDの件で。この社員の年代は?

○松本:
年代、チョット確認させてくれ。

○時事松田:
男性か?

○松本:
そら男で間違いない。

○時事松田:
20分超えた(遅刻した)のは全く個人的な原因か?それとも社業の理由だったのか?

# その間、現場で作業員が待たされる事になって、余計な被ばくを強いたんじゃないのか?とは聞いてくれないのな。どういう意識で作業してるのか。あらゆる面で優遇されている東電社員。

○松本:
そこまでは確認できてない。元々11時のところで予定が組まれていたところに対して、第二から出発しているので、まあ、自分の仕事で遅れたのか、だとおもうが。具体的にどういう事をやっていて遅れたかは未確認だ。

○時事松田:
これはどんな試験の立ち会いか?

○松本:
えっと、これはだな。3つあり、あのう、計装品の点検結果、無線通信局舎でのばん?の試験結果、というような、まあ、いわゆる企業が工事なり、作業をして、その最終的な、なんというか、試験の結果を現物で確認する作業だ。

○時事松田:
わかりました。3人と1人の件だが、さっき東京エネシスから見て二次の企業になるということは、東京エネシスとこの3人と1人の間に1社挟まっているということか?

○松本:
ハイ。ケッコウだ。

○時事松田:
わかりました。1時30分からの別件だが、

○松本:
それから後、★★社員の方は20代の男だ。

○時事松田:
わかりました。2Fで録画されたほうが録音がずっとされていないということだが、★それは、要するに録音しないことを5日間にわたってずっと選択し続けた理由は、そもそも機械の装置の問題として録音ができない状態にあったのか、それともあえて録音をしないことを選択し続けた理由が何かあったのか?

○松本:
こちらはだな。先ず、本店の方も第二の方も同じだが、この会議に関しては基本的にはテレビ会議、情報共有が目的であり、★★録画、録音するかどうか、という社内的取組はなかった。

従って福島第二にしろ、本店にしろ、まあ、当時の担当者がたまたま選択をして録画のスイッチ、録音のスイッチを押した状況だ。従って本店の場合は先日伝えたように12日23時ごろからスタートして、一旦15日の0時ごろにHDがいっぱいになって、

途切れている。その後、16日午前3時30分頃から、再開しているが、その間に関しては音声も画像も揃っている状態で、録画、録音もされている。一方、福島第二の方は見て頂いた通り、11日18時27分頃からスタートし、

その時には音声の設定をしないまま、録画だけをしていたという状況だ。ここは録画せよとか、音もちゃんとつけて録音せよっ!ってなことではなくて、単に画面の選択が6分割の画面が出ていたのはそれでスタートさせた状況で、あえて何か録音するっ、っていう音声の選択をしなかった状況だ。

その後、第二の方は、断続的に録音したり、録画したり、というところがブツブツ切れながらあるが、基本的にはそれ以降は本店の方でダブりの映像があるということになる。

○時事松田:
今、断続的とおっしゃったのは3月16日からあとについて?

○松本:
ソウデス。3月11日 18時27分から、3月17日11時22分頃までは、福島第二で音声のナシの映像が残っていて、★★この区間が東電、本店の菅総理が来た時の映像が欠けている所を ★★第二の方の映像でカバーした状況になる。

○時事松田:
ここでつまり、3月11日から今おっしゃった3月17日までというのは、、3月11日の時に1回操作しただけで、そのあとは誰も手を触れてないということか?

○松本:
★★アノウ、ハードディスクの関係で、多少、映像が途切れてと言うか、操作していた箇所があるが、設定そのものは変えていない。

○時事松田:
あ…え、なるほど。じゃあ、要するに選択しようと思えば選択できるチャンスはあったが、

# 録画されていることは、それぞれ現場の人は知っていたのだろうか。今録画していますという断りがあったのか。東電よりの法解釈に法律だと言われても納得できない。

○時事松田:
引き続き音声を録音しない設定のままずっとやってる感じか?

○松本:
そうですね。ハイ。

○時事松田:
わかりました。SR便の話だが、結果としてあの時の判断としては、どういう判断が一番正しかったということに今なってんのか?技術的な。

○松本:
アノウ、そちらは非常に難しいと思う。当時、私どもとしては映像にあったとおりだな。格納容器の中の圧力抑制室の温度が130℃を超えている状況だったから。で、且つ、SR弁で主上記が流れ込んできたとしても十分に凝縮できないだろうと。

一方、水が入ってきて圧力抑制室の水位が上がってくれば、ウエットルベントの覧を閉塞させる可能性があるってことで、まあ、核の容器ベントの方を先行させるべきと判断している。ただ、班目委員長のサデスションがあったとおり、

SR弁を開放して、水を注入すれば、多少なりとも緩和したのではないかということもあるが、あのう、こちらはどちらが良かったと言うよりも、実査をベストを尽くしていたが、SR弁を空けるにしろ、格納容器弁とラインを構成するにしろ、

非常に難しい状況だったといえる。この時点で、今からどっちが良かった、ってなところについては判断難しいと思う。

○時事松田:
結局、どっちもすんなり行く状態じゃなかったとそういう?

○松本:
ハイ。それはその通りだ。

○時事松田:
わかりました。

○読売船越:
APDの話だが、立ち会い試験は無線通信の私見ということで良いか?

○松本:
無線通信機と3箇所の私見に行っており、、あ、2箇所の私見に行っており、ええ、無線通信局の試験と、ン? あ、あ、失礼した。3箇所だ。

3箇所に試験に行っており、ひとつは、計装品の予備品倉庫で予備品の受入検査。もう一箇所が1、2号機の開閉所での、こちらは試験関係はチョット分からないが、これは多分、電源の接続関係だと思う。

それから無線局者に言っているが、こちらは無線関係のいわゆる通信設備を、その当時増設していたので、その検査だと思う。

○読売船越:
これは2Fの人だという話だが、2Fの人も1Fに入ってよく検査されるのか?

○松本:
あの、現在、第一に関しては2つの組織があり、ひとつは福島第一原子力発電所の中に常駐していて、プラント監視とか、パトロール、メンテナンスをしたり、あとはサンプリングをしている部隊がいる。

○松本:
もう一つは福島第二に設置している安定化センターに、まあ、所属というか、机があって、ええ、まあ、水処理関係の増設工事とか、或いは、原子炉建屋内を点検するといったような、工事に関しては福島第二から、えっと、福島第一にいってだな。まあ、作業するという、まあ、2つの舞台がある。

○読売船越:
子之人はガラスバッジを持っていたということだが、これは個人で持っていたということなのか?

○松本:
あっ、そうです。個人個人にガラスバッジが貸与されている。

○読売船越:
APDを持っていないと作業してはいけないことになっている?そもそも基準とか、あれがわからない。

○松本:
そもそもガスバッジとAPDを装着することになっている。

○読売船越:
2つもっていないといけないうちの1つしか持ってなかったと。そういう理解か?

○松本:
はいそうです。

○読売船越:
APDの貸し出し、ガラスバッジは個人でずっと管理していて、APDがそのまま免震重要棟に作業のたびに返したり、借りたりということか?

○松本:
はいそうです。APDはその日その日の作業に応じて、例えばけいさく線量が1ミリシーベルトであれば、例えば0.8mSvあたりに警報設定をしておいて、過剰な被ばくをしないというような、操作をするし、まあ、作業現場から戻ってきた際には、そのAPDを読み取って、当日の被ばく線量は幾つでしたっ、ってことが、社員、並びに、作業員に伝える役目がある。

○読売船越:
そうすると、子之人はこのまま帰っても何もわからなかったと思うが。なんでこれは発覚したのか?

○松本:
コチラはぁですねえい。チョット確認するが。つけてなかったというふうに本人がいった。のかどうか、確認させてくれ。

○読売船越:
わかりました。APDの貸し出しが今免震重要棟で返したりして、今現在、作業している誰が何をもってというのが、例えばそういうのがデジタルでわかったりしないんですよね?

# 冒頭調査の結果新たに分かったと報告しながら、どうして判明したかはわからない東電広報。会見発言で耳を疑う事が度々…

○松本:
オンラインというか、実際に、いわゆる貸し出しは、今、作業印象のバーコードに対してAPDを配布しているので。

# 前回の会見全く見てない orz NHKとダブりまくり。

それの1対1がつくが、いわゆる、ううう、、持ってない人っ!に関してはそういったチェックは、あの、出来ないことになる。従ってあのう、今回の、剣を受けてだな。敷地と、ま、APDの貸し出しと返却に関する、ええ、まあ、プロセスにも台があると思っている。

○読売船越:
具体的な改善案はまだ決まってないと思うが、具体的にどうするのか、システムはなにか考えてるのか?

○松本:
今のところまだ検討中だ。まあ、最終的にはだな。以前も伝えた福島第一の正門の脇にだな。現在、入退域管理エリアというのを作る工事を進めている。

そこにきちんと来くると、これまでの原子力発電所のAPDの受け渡しとほぼ同程度の管理ができるので。まっ。それまでのつなぎの間、どうするかということを検討している。

○読売船越:
わかりました。発覚の経緯だけお願いする。

○フリー上出:
一連のこういう装着忘れというか、その前には鉛の問題があったが、具体的にこれに対する措置というのはどうされているのか?それぞれの会社なり、人なり。そしてその辺の東電としてのこの事態というか事故というか、

行為に対して重さというのはどの程度に受け止めているのか?本人に何か処分みたいなことはされるようなことなのか?それはしないのかとか。★★具体的に今までも下請けに対してどのような措置をとったのか。その辺は大事だと思うので教えてほしい。

○松本:
先ず、まだ、あの、今回、さく、先週の金曜日に確認されたAPD見装着に関しては、まだ事実関係を掴んでいる状況だが、ペナルティーとか、処分とか、対応についてはまだ未定というか、あの、

まだ、決まっていない。それから、以前あった鉛のカバーを付けてしまった件だが、こちらに関しては、先ず、当該の作業員と、まあ、一緒に作業していた方々に関しては、現在、従事者の登録を解除しており、

現在、福島第一、福島第二、柏崎では、まっ、東京電力では働けない、いわゆる、管理区域では働けない状況になっている。

それから元請け企業、直接、我々はビルドアップとは契約関係にないが、元請け企業の東京エネシスさんに関しては、あのう、ちょっと、時期は確認するが、現在、指名競争入札の発注停止を行なっているところだ。

# 無茶苦茶だよ。事態を重く受け止めた東電は厳正に処分したと釘を差した上でアンケート。鬼畜の所業。労働弱者を脅して意向に沿わなければ首を切る。えげつなさすぎ。被曝労働者の実態。責任丸投げ貴重な元請けには甘い対応。追求遅いよ。

○フリー上出:
追加で。結構、下請けに対してはそれなり似た王を撮っているということだが、ペナルティーに関しては装着忘れに関しては。

これは一般論で、どの程度の重さと言われる、社内的な今までの判断とか。松本さん自身、一般論として言える部分としてあるか?評価。

○松本:
あのう、先ずは事実関係をきちんと把握した上で判断する必要があろうかと思うが、あのう、まあ、特に、私どもとしては、なんというか、意図的だったのか、たまたまだったのか。

あるいは我々の貸し出しのプロセスにそもそも、あのう、そういった問題があったのかというところをよく確認した上で、その辺はよく考慮、考えたいと思っている。

先ほどの質問に1つ答えてなかったが、当然、APD、まあ、ガラスバッジも含めてだが、こういった被ばく線量を管理するツールがきちんと装着できていなかった。或いは不正が行われた事に関しては、当社としても重大な問題と考えており、

# 被曝労働の問題は、あくまで福島第一の事故対応だけの問題であり、一義的な責任は元請け企業に。東電は一切関与していない。同じ主張繰り返す東電。関与するのは作業従者登録抹消で被ばく個人に対して切り捨てる事だけ。スゴイ労働者収集システムだな。これ以上事を荒立てない事しか頭にない。

○松本:
元請け企業等を通じて、皆さんに、まっ、… 周知徹底をお願いするとか、今は、アンケートを通じて、まあ、現場の実態把握をしているところである。

○寺澤:
宜しいでしょうか?

# 作業従事者登録取り消し、二度と東電で働けななくするぞと前置きした上で、元請け企業にアンケート調査させて実態把握。実態把握する気なんてサラサラ無い。無茶苦茶だ。なんで現場の記者は黙ってるの?

○ニコニコ七尾:
15日の菅総理の音声がないことについて、システム上で録音をされていなくても、本店のほうで、例えばだが、ICレコーダなどで、録音データはないのか?

○松本:
あの、現在のところ、そういったものは発見されていない。

○ニコニコ七尾:★★
というのは、国会事故調査では、音声のない15日の菅総理の冬至の発言が記されている。これは東電からの提供ということを野村委員は明言されていたが、これはどういった経緯で提供されているのか?

○松本:
これは、だな、国会事故調がどういった事を調査したかは私どもが答えることは出来ないが、あのう、いわゆる録音しているデータは持っていないが、社内で何人かが当時、参加していた者が取ったようなメモはある。

○ニコニコ七尾:
それは複数枚か?

○松本:
複数あると聞いている。

○ニコニコ七尾:
なるほど。ではそれを国会事故調に提供された。そういうことになりますね。

○松本:
提供されたかは答えられないが、私どもは見せて欲しいというものに関しては全て見せている。

○ニコニコ七尾:
わかりました。先ほどの時事松田さんの追加で確認だが、2Fは15日以降も音声は全て録音していないということで良いか?

○松本:
してる箇所もあったり、してない箇所もあったりする。

○ニコニコ七尾:
わかりました。それは操作した人によってなんか違う感じ?

○松本:
まあ、誰がやったかというところまでは特定していないが、先ほどの会見でも言った通り、音声も全体の音声を録音するのか、第二だけを選択するのか、

といったような選択もできるので、そういったところは明確に何をする、というところのルールメイキングはなかった。

○ニコニコ七尾:★★
わかりました。今回用意して頂いた報道用の解像度が著しく悪い。これはマスターはDVDで良いか?

# 会議システムの姿が全く見えない。元々録音機能なんてついない、後付けのようなことをいったり、どこどどこを録画で出来るかシステマチックに録画できるようなシステムを示唆したり。不信感が高くなるばかり。

○松本:
ハイ。

○ニコニコ七尾:
このDVDの解像度、あるいはビットレートに併せて再配布して頂きたいが。★★これはどういう仕様でマスターは録画しているのか?特にビットレートと解像度に関してだが。

個々の説明書にある定例会見時の動画配布と同レベルとということで、これはわざわざ併せていただいたような印象を受けるが。

○松本:★★
あの、画質はだな。元データのままだ。

○ニコニコ七尾:
まま?

# 会見報道よりも解像度は著しく低い。松本氏のいうDVDというのは単に録画媒体であって、DVDの解像度という意味では言ってないんじゃないか。騙された。ワンセグに毛が生えたような解像度。それ6分割してるので多くが顔すら判別できない。当所の東電主張と矛盾。( ゚д゚)

○松本:
ハイ。で、テレビ会議システムからAVシステムを通じてハードディスクレコーダに、まっ、2段階入っているので、その時に解像度が、というか、画質が劣化している状況だ。私どもの映像機器の画質はだな。

○松本:
★★横が640で縦が480に最終的に変換されて録画されているので、これより綺麗な映像は残っていない。

○ニコニコ七尾:
配布していただいたのがベストの解像度?

○松本:
ベストというか、そのままだ。

○ニコニコ七尾:
わかりました。今、一回のところで記者の皆さんが、映像の発言録、こういう分厚いやつを一生懸命丸写しされている、まあ、写されているわけだが、この発言録を提供して頂きたい。如何か?

# NTSC解像度 orz アナログスキャコン? ハードディスクにレコーディングしてるのに?(・ω・ )ナニソレ。

○松本:
ドウスルゥ? ダイジョウブ?

○寺澤:★★
大変申し訳無いが、ええ、あちらは現場で見てもらうためにおいているものだ。よろしくお願いする。

○ニコニコ七尾:
すいません。もう一度その理由について公式にお応え頂きたい。どうしてダメなのか?発言録がだめなのは。

○寺澤:
ちょっと確認させて頂きたいと思うが、基本的にコチラは、今回の公開にあたって非常に時間の制約な中でやっており、正式なものでやったものではない。また、何れにしても映像を見て頂く保管のために用意したということなので。

# そんな不正確なもの出すなよ。時間の制約って、あんたらが勝手に何が何でも8月6日に公開するって時間に制約作ったんでしょ。オリンピックに広島原爆で報道枠少ないの狙ってのことだろうけど。見え透いた情報隠蔽、いい加減にしてほしい。

今申し上げたように効率よく視聴頂くために、他のために用意したものなのでよろしくお願いしたい。

○ニコニコ七尾:
これは新聞社等から提供してくれという要請はないのか?あると思うが。

○寺澤:
今のところは私の所にそのような要請は来てない。

○松本:
ま、あるかもしれんが、あのう、先ほど寺澤が言った通り、今回の資料公開に先立つ形で準備したものなので。制度の面で少し私どもとしては不安がある。従って、そういう意味では確認いただいて、映像を正という形で皆さまが判断して欲しいということだ。

# 精度に問題があるとは事前に説明してないんだよね。質問が出るぐらいだから。東電 ( ゚д゚)ポカーン おいらのツイートみたいなもんかな。映像見ろやと。会見見ろやと。内容は歪めてないけど、長くなるので言葉尻は変えてる。

○ニコニコ七尾:
プライバシーの問題ではないわけだな?そこは個人の名前についてはピー音でそれについては書いてないから。制度の問題で提供できないと。

○寺澤:
そうだ。

○フリー伊藤:
冒頭の武藤さんの移動の件だが、ヘリコプターに乗っている間は、本店からも連絡撮れないのか?

○松本:
おそらくヘリに乗っている間の携帯電話は使えなかったと思う。

○フリー伊藤:
電池とか、何の原因で使えなかったのか?

○松本:
確認するが、ひとつは計器に携帯電話が悪影響を与えるのではないかという問題と、ヘリまで電波が届くのかという問題もあると思うが。基本的にはヘリの中に録っている、通話をしたことはなかったろうと思う。確認させてくれ。

○NPJ吉本おしどり:
★先週の資料(http://j.mp/MPtXiU)になるが、労働環境の改善要望事項が、アンケートされて表になっていた件だが、そこに午後にも水を配布してほしいや、ペットボトルを配布してほしい、自動販売機を設定してほしいなど、

水に関する要望がかなりあったが、東京電力の回答として、Jビレッジで朝の9時までに水を配布している。その他は免震棟、構内各所にウォーターサーバーを設置している。

あとは元請けに、ということで、一旦構内に入ってからの午後の水の補給状況を知りたい。具体的に構内各所にウォーターサーバーは何台設置されているのか?

○松本:
えっと、私どもの免震重要棟と、後、協力企業と私どもで作った作業員の休憩所は、冷蔵庫と水が用意してある。

○NPJ吉本おしどり:
その冷蔵庫にペットボトルに水が入っている形なのか?

○松本:
ハイソウデス。

○NPJ吉本おしどり:
わかりました。冷蔵庫は何台あるのか?

○松本:
例ぞ言うこの台数は確認させてくれ。

○NPJ吉本おしどり:
わかりました。それは自由の飲み放題というか、飲める状態?

○松本:
ハイソウデス。

○NPJ吉本おしどり:
わかりました。では、午後にも水を配布して欲しいという要望はどこから来たのか?これは飲み放題であるにもかかわらず、

○松本:
どこから来たかは分からないが、アンケートの結果としてそういうアンケート結果になっているので。場合によっては冷蔵庫が空になっていたというケースもあるのかもしれない。

○NPJ吉本おしどり:
作業員の方に何人かにヒアリングしたんですけど、水の補給が遅かったことがあったそうだが、朝、9時までのJビレッジの水の配布とともに、午後にも水の配布はやはり難しいものなのか?熱中症対策として。

○松本:
あの、現在、1時~4時の間は、作業は基本的にやっていないので。まあ、それ以降の時間帯なろうかと思うが、少し、補給に関しては検討させて頂ければと思う。また、朝、出発する際にも、午後分という形で持って頂けることは可能だと思う。

○NPJ吉本おしどり:
わかりました。ありがとうございます。シルトフェンスの内側や海底土からマンガン54が検出された件で、マンガン54の生成ルートとして鉄54に中性子があたって発生するというルートでいいか?

○松本:
ハイ。基本的には結構だ。

○NPJ吉本おしどり:
わかりました。では、その生成されたのは原子炉の中と考えられているのか?

○松本:
ハイソウデス。

○NPJ吉本おしどり:
外には中性子は出てきていないと?

○松本:
ハイ。原子炉水の中に配管に腐食した鉄が錆、あるいはもう少し細かい粒子でだな。原子炉の中に持ち込まれて、そこで中性子を吸収してマンガン54に核変換したものと思っている。それが基本的にはろ水だから、配管の中に閉じ込められているが、

いわゆる作業用に水を抜いたり、廃棄物処理設備の方には一部あるので。そういったところが、今回、タービン建屋が冠水した際に、まっ、そこの升から流出したのではないかと考えている。

○NPJ吉本おしどり:
わかりました。配管ルートということで。本日、テレビ会議の映像をくまなく見ていると、時々モニタリング情報の共有として出てくるが、その中の、今確認できたのは一つだけだが、中性子に関する情報もあり、

極微量だが、風向きでだいぶ変化があるが、でたりでなかったりしているのが事実と聞き取れた。これは3月13日のものだった。中性子は外で環境中で観測されたのか?

○松本:
ハイ。これは事故当時のモニタリング結果を公表した際に、中性子が検出されたところも併せて伝えているが、

これはどちらかと言うと、ウランとか、プルトニウムといったアルファ核種が粒に飛散して、そこから出てきている中性子が、たまたま検出器の傍を通った際に検出したものではないかと考えている。

○NPJ吉本おしどり:
わかりました。では、外に出てきている中性子がマンガン54を生成していることは考えられないのか?

○松本:
そうだな。絶対ないとは言い切れないが、中性子束の密度から考えて、マンガン54が検出できるほど、

○NPJ吉本おしどり:
高濃度の中性子束にはなっていないと思う。また、いわゆる重たい核種なので、地面等に沈着した後、そこで、鉄にたまたまあたって、マンガン54になったとしてもそこから海まで流出するにはかなりの経路が必要になろうかと思う。わかりました。マンガン54の半減期は350日程度だったと思うが、それが、

○松本:
310日だ。

○NPJ吉本おしどり:
ありがとうございます。今の段階で計測されているというのは、去年の事故当時に出てきたマンガン54がまだ検出されている、という考え方でいいのか?

○松本:
ハイ。新たな流出と言うよりも昨年の事故当時に濃度的にも濃かった状況だから、そちらで雨水に紛れ込んで一緒に出来たか、あるいは、2号機、3号機の取水路から高濃度汚染水の形で出たケースがあるので、そちらのどちらかではないかと思う。

○NPJ吉本おしどり:
2号機、3号機の汚染水か雨水のどちらか。はい。わかりました。マンガン54の代替の総量は?い銭ただ板放出核種の表が今手元にないので。そこにマンガン54の核種も大体のBq数が載っていたか?すまない。あとで確認すればいいんだが。

○松本:
えっと、マンガン54などは腐食生成物になるので直接放出量の評価の中に載ってなかったと思う。いわゆる核生成物という形では、総量を評価するが、

腐食生成物は、元々炉内にある一定程度存在して管理されている状況下だったから、総量そのものは事故の前の状況がどうだったかはおさせていない。

○NPJ吉本おしどり:
わかりました。マンガン54がどれだけでて来たかというのは、東京電力として特に評価は今のところされていないということで良いか?わかりました。ありがとうございます。

○朝日ただ:
APDの関係で確認だが、APDを社員が新たに付けなかったことがわかったことに、何らかの社内処分、管理体制を含め、社内的な処分は検討するのか?それとも社内的なものはもう検討していないのか?

○松本:
今のところ、11月13日の件に関してはまだ検討していない。今回の8月3日に関しては、先ずはどういった状況だったのかっ、ってな所を確認中だ。

○朝日ただ:
11月じゃなくて1月ですね。

○松本:
あ、1月13日の件については検討していない。

○朝日ただ:
その辺りの認識を問いたいが、要するに労働安全性の概念からすると、労働者がつけるんじゃなくて、付けさせる義務は会社側、東電にあって、元請けにあるわけです。それを付けさせなければ、そこでさっき認められたようにプロセスのミスがあれば、

★これは当然、法令違反ということになり、刑事罰もあるような法律違反になるわけです。で、そういう法令違反がある、可能性のあるような事案に対して、それは処分を検討しません。で、それは今後考えます。そういう危機意識でいいのか?

○朝日ただ:
常識的にチョット考えが甘いような気がするが。

○松本:
ハイ。当然ですねえ。あのう、いわゆる1月13日の県で言えば、当日のうちに上司から厳重注意の指導、注意は受けているが、何か人事措置条、減給とか、そういったところまでは及んでない状況だ。

結局、今回の件でいうと、ガラスバッジで線量が把握できていることもあり、どういったルールに対する再発防止対策が必要かというところについてよく検討したいと思っている。

○朝日ただ:
労働者の関係で請負の会社について元請けの方から指名停止というか、★★そういう状況になったあと、いわゆる原発内で作業ができない、登録解除にしたという話だが、要は、そういう不正を会社の役員が指示して、それに従った人たちが、ある主雇用を奪われたり、職がなくなったりするというのは、

本来の、本末転倒のような気もするわけです。で、東電の方としても請負会社が悪い事したから、その請負会社を指名停止しますよ。作業から排除しますよ、だけでは問題解決しないと思うんで。

そういう労働者の人達もイヤイヤ鉛カバーを付けさせられたと思うが、雇用の確保とか、切り捨てにならないような考え方はなんらかは持っていないか?

# 問題解決も何も責任が大元に及ばないようにやってるんだから。都合が悪くなれば切るだけの話。どこの企業も。アウトソーシングなどと非正規雇用の訳の分からない目先の企業優先の社会構造作ってきた結果がこれ。被ばくデフォルトの原発労働はもっと立ちが悪い。

○松本:
あのう、中々非常に難しい問題だが、先ずは法令を巡視して欲しいということに関しては、私どもを始め、元請け企業にはきちんと実行して欲しいと思っている。

今回のケースでも、まあ、つけるように指示をしたが、それを拒否して帰った形の方々も3名ほどいる。そういった意味では法令を守る意識もあるのではないかと思っている。

# 法令を守る意識と言うよりも、自分の命を守る意識でしょう。この人達の物事の判断基準というのはよくわかりますね。

○松本:
ただ、まあ、何れにしても、あのう、組織的に法令を守らないという事に関しては、私どもとしては、こういった事に関しては重大な問題だと認識しているので、きちんと対応したいと思っている。

# 環境アセス、原子炉等規制法、労働安全衛生法、その他諸々法令違反のオンパレード、その上、加害者意識さえゼロの東電がなんかいってる。一部、国から例外措置を受けているので法令違反ではないとか、平気でいいそう。自分に甘く、他人に厳しいが企業理念。

ただ、質問にあった通り、問題の根っこがだな。被ばく線量が限界になると働けなくなる、ってなことに関しては、できるだけ全体の線量を下げるべく、★元請け企業等を通じて線量管理をきちんとやって行きたいと思っている。

○寺澤:
宜しいか?

# 元請け企業を通じて。あくまで自ら積極的に管理する気はないの無い東電。これまでどおり。一義的責任は元請けにある(http://j.mp/MUwYhR) APD偽装拒んだ作業員も中にはいたんだから、法令違反の認識ない個人が悪いという認識を遠まわしに。

○時事松田:
しつこくて申し訳ないが、2Fの録音をしない、操作をした人はだれがやったか特定できないということだが、この期、特定するつもりがあるのか?もし、特定しようとして特定できるものなのか?今日も保安院から指示を受けた件だが、

今回、直近のやつで少ない人で0.15mSvとか、一方で去年の4月はドバドバかなり大量に出て、相当に事象によって開きがあるわけだな。ここでこういう漏えい量に応じた濃度、という手順を予めと言っている。相当に幅の拾いものになると思うが。

そうなると結局、かなり大雑把な、ザクッとしたものしか出来ないんじゃないかという素人考えではそう思うが。どこらへんまで具体的な手順を作るつもりなのか、それをお願いする。

# http://j.mp/MruK9C の4ポツ。今後の対応。報告出てから出す指示ですかという内容。素人考えというか、会見見ている国民は皆素人。保安院見てると素人も玄人もないと思うけど。

○松本:
先ず1点目の質問(誰がビデオ録画したか)だが、調査をした人間に関しては、まっ、ある程度特定というか、どういった者が担当しているかはわかるので。ある程度特定はできるかと思うが、今のところ、現在、私どもが把握しているのは、

★★当然、ルール等が明記されていなかったので、当時としてはそのボタンを押しただけ、というふうに聞いている。従って、これ以上、当人を何か、追求するといいますか、あのう、なんというか、調べるというかw という要諦は今のところない。

2番めの質問だが、今回、報告した内容は0.15Lとか、80L程度で、昨年12月に漏出させた文に比べると非常に小さかったので、いわゆる環境への影響は殆ど無かったと判断させて頂いている。

やはり、こういった流出があると、きちんと手順等、予め何をやるかという所を決めてないと、その都度、あのう、なんというか、あのう、時間がかかってしまうこともあるので。例えば流出した際には、まあ、当然流出量の評価と漏洩ルート、

それから一般排水口に流れでたかどうかの最大のポイントになる。で、流出ルートの中に一般排水路を経由して、海に行った可能性があるということであれば、じゃあ、予め、どことどことどこをサンプリングして、どの核種を支給図らないといけないのか、

というようなところを、予め段取りを作っておく必要があろうかと思っている。いわゆるセシウム等であると、比較的測定は用意だが、前ベータになると時間もかかるので、そういった段取りを付けておくというところと、

はかる、うう、場所っ、それから体制っ、ええ、要は誰が行って取ってくるんだっ、という所を併せて考えておく必要があると思っている。

ようは自体が起こってから考えるのではなくて、予めそういった環境へ流出する懸念がある場合には、こういうサンプリングと評価をしましょうということを、まあ、作っておいたほうが、スムーズに…、きちんとした情報をお伝えできるのではないか、とは思っている。

○時事松田:
あの… わかりました。結局その、誰が、どうサンプリングするか、対応する組織を予め作っておくということが一つポイントになるわけだな?

# 事故収束宣言から3回も海洋漏洩。至極当然の対応をこれまで行き当たりばったりでやってますと暴露する松本氏。こういう時はいつも思いつきで喋ってる。前面海水SrはHP公開のみになったし。そういうことじゃなくて、保安院の指示内容に無理があるのではないかという話し。

○松本:
そうだな。組織と方法になる。

○時事松田:
わかりました。ちなみに2Fの人は、録音しなかった人が悪いかということではなくて、それは判断の問題として別途問題としてあるわけで。

取り敢えずは何を考えたのか、という、ですね。なぜ押さなかったのか、というのを、なんというか、そこまで気が回らなかったのか、何が真相だったのかということを明らかにしておく意味があるんじゃないかと思うが。

○松本:
あのう、私どもが確認しているのは、音声の選択ボタンが会った所を選択しなかったために映像だけの録画になったということであり、

# なぜ音声が記録されていなかったのか? 答え:録音ボタンを押さなかったから。 何から何まで不透明、情報公開する気はサラサラ無い。小学生でも答えられるがな。意味不明な問答集作れそう。

まあ、底を徹底的にというか、調べることに関しては、特にその必要性のところまでは今のところ考えていない。

○時事松田:
機械としては録音しようとすれば録音できる状態にあったのか?

○松本:
ハイソウデス。

○時事松田:
わかりました。

○フリー上出:
今のテレビ会議の画像についてだが、この問題がが1週間ぐらい新聞で取り上げられて、私が知っている所では朝日新聞の社説と毎日新聞の記事の中で、桂敬一というメディア学者の方が言ってることは、

これは国民全体に関する一つの公共財として捕らえたほうがいいという考え方がある。先ほどの七尾さんの質問にあったような、録音を起こしたりするのは大変な作業かも知れないが、そういう視点で考えると、

やはり、報道の人たちに最大限の便宜をはかるということも、それは濃く味人に還元されると考えれば、そういうこともあると思うが。公共財であるという認識はあるか?というのが1点。

もう一点は、そういう考えだと取り調べの可視化ではないが、常に、ああいう会議は今後公開されてしまうという、社内的な、今回、こういう公開をしたことになる、何かリアクションみたいなものはあるのか?

そして、そのとのものについても、いわゆるこのフクシマ事故の原因究明に必要な分だけ公開する立場なのか?ある意味でそいうった公開された透明度の高い、今、国の新注入が行われたあと、

更に透明度を高くしなければならないという立場から、今後も対応して頂けるのか。その辺、どこまで今後の公開が可能なのかという事を含めて、公共財なのかという認識とともに教えてほしい。

○松本:
今回の私どもの社内の資料映像の位置づけだが、公共財かどうかについては、中々いろんな判断、意見があろうかと思うので。私どもとしてはなにか特定の認識があるわけではない。少なくとも社内資料の一部であり、そのなかで今後、

事故の検証の際に、一つとしてヒアリング、あるいは、紙の記録とか、そういったものと併せて検証されるべきものの一つだと思っている。従って今後も事故の、まっ、状況等にテレビ鍵を活用することは、今後もありうると思うが、

その際に昼間の話、弁護士から話があった通り、★★今回のケースは少なくとも、その場にいた人間たちに録画がされている、録音されていることは、全く伝わらない、伝えないまま、そういった操作が行われているので、

その辺は非常に後悔という意味では問題の足かせになったんだろうと思うので、今後、そういった事故の記録をする際において、どういった対応の仕方があるのか、については検討の余地があろうかと思っている。

# 公開を前提に撮影されたものではないとは、現場に今、録画していることを告げていないという意味なのか。というか言ったっけ?そんなこと。

それから今後の立場だが、こちらに関しては今回、下河辺新会長、それから廣瀬新社長さまが、ご自身で映像を見てですね。今回、まっ、世間の皆さまの反応塔を踏まえると、公開する判断をしたものであり、

# 8月6日10分公開、5日視聴の決定にどこまで廣瀬が関わっているのかの。

少なくとも私どもは皆さまからの残り9場面以外のところに関しても、あっ、現在公開した9場面に関しても 意見を聞きながら、少し検討させて頂ければと思っている所存だ。

○寺澤:
よろしいか?明日の作業予定。2号機のガスサンプリングシステムにより、ブローアウトパネルにおいて、ガスサンプリングを実施する予定だ。環境放出量評価に繋げたいと思っている。滞留水の移送関係、2号機は明日移送を停止する予定。

○松本:
あと、おしどりさんから質問があった給水所だが、構内に設置している15箇所の給水所で全て給水可能なものになっている。以上だ。

○寺澤:
以上で本日の夕刻の会見を終了する。




~ 終了 19時9分

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